JP2004310781A - グラフィカル・ユーザ・インタフェース提供システム、そのための方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの個別的な要求に応じて情報の提供をネットワークを介して行うためのシステム、そのための方法および該方法を実行させるためのコンピュータ可読なプログラムを提供する。
【解決手段】本発明のサーバ3は、端末手段2の要求に応答して、ネットワーク1を介して端末手段2に対して所定の情報および所定の情報に対する重み付け表現を表示させるプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを表示させる手段と、端末手段2によりプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを介して入力された重み付け表現を受信し、サーバ3が保持する関連づけテーブルを参照して重み付け係数を取得して、取得された重み付け係数を所定の情報から得られる点数と共に加重平均して総合得点とし、提供情報をランク付けする。ランク付けした提供情報は、ランク付けおよび対応する総合得点共に端末手段へと送信され、ユーザ入力とインタラクティブに表示される。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明のサーバ3は、端末手段2の要求に応答して、ネットワーク1を介して端末手段2に対して所定の情報および所定の情報に対する重み付け表現を表示させるプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを表示させる手段と、端末手段2によりプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを介して入力された重み付け表現を受信し、サーバ3が保持する関連づけテーブルを参照して重み付け係数を取得して、取得された重み付け係数を所定の情報から得られる点数と共に加重平均して総合得点とし、提供情報をランク付けする。ランク付けした提供情報は、ランク付けおよび対応する総合得点共に端末手段へと送信され、ユーザ入力とインタラクティブに表示される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ユーザの個別的な要求に応じて情報の提供をネットワークを介して行うためのシステム、そのための方法および該方法を実行させるためのコンピュータ実行可能なプログラムに関する。
従来、各種の情報を得ようとする者は、情報サービス機関に電話で問い合わせたり、インターネットを利用したり、また本や雑誌を利用するなどして必要な情報を収集している。例えば、株や保険を購入しようとする者は、証券会社や保険会社などに依頼し、購入しようとする者が指定する商品や、証券会社や保険会社などが推薦する商品の購入を行っている。また、車や家電製品といった商品、病院や学校などのサービスや、香水、食べ物といった嗜好品についても上述したように、インターネットや雑誌などを利用して情報を収集し、物品の購入を行ったり、サービスを利用したりしている。
ここで、具体的に従来の情報の提供として、株式取引を行うために情報を得る場合について考察する。株式取引において、株式を購入しようとする者は、証券会社などに依頼し、購入しようとする者が指定する銘柄や、証券会社の推薦する銘柄の購入を行っている。しかしながら、株や保険といった商品はきわめて種類が多く、購入を行うための判断を行うことがきわめて困難になっている。またその判断を行うためには多大な時間および労力が必要とされる。さらに、上述した判断を行うための資料も専門的なものであり、かつ価格的にも高く、株を購入しようとする個人投資家にとって、一般にいえばけっして容易に投資を行うことができる環境にあるとはいえない。
同様に保険、車、家電製品といった商品、病院や学校、各種嗜好品などについてもその種類が多く、通常保険、車、家電、病院などにそれほど関連しない通常の個人についてみれば、情報を必要とする個人はこれらを選択し、購入や利用を行うための判断を行うことが情報量の飛躍的な増大に伴って難しくなっている。また、インターネットを使用して情報を検索する場合、キーワードを入力することでユーザにとって必要な情報を特定していくことができるが、キーワードから特定した情報が多い場合、その判断を行うために多大な時間と労力が必要とされることになる。加えて要求した情報に該当する情報がないといった無駄が発生する場合もある。さらに、その判断を行うための情報についてみても、株や保険といったものについては、上述したように専門的であり価格的にも高いものであるため、購入しようとする者にとって容易に購入できるものではない。
一方、病院や学校を選択する場合についても、資料などからでは各病院や学校などの医療内容あるいは授業内容の相違について判断することが困難であり、利用しようとする者にとって容易に選択できる環境にあるとは言えないものとなっている。
加えて、香水、化粧品といった嗜好品については、その香水を使用している個人は、次の銘柄を選択し購入しようとする場合には、まず、現在使用している香水の近いものから順次各自の嗜好の移り変わりに応じて銘柄を選択することが多い。このような場合にはまず、当該個人に対して情報を得たいパラメータを効率よく提示し、選択を促すようにされていることが好ましい。このため、これまで効率よく、かつ情報の提供を受けたものの満足度も高い情報の提供を行うことが必要とされていた。
本発明によれば、株といった銘柄の比較検討、保険、車、家電、病院、学校、香水、食品、化粧品といった嗜好品の選択判断のための時間を短縮することを可能とすることにより、それぞれの情報に対応する種々の要因を考慮して、購入しようとする者が個々の状況に応じ個別にカスタマイズされた情報を得ることを可能とする、情報提供システム、情報提供方法および該情報提供方法を実行させるためのプログラムが記録された記憶媒体を提供することができる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明は、株といった銘柄の比較検討を自動的に行うことを可能とすることにより、判断のための時間を短縮することを可能とし、株といった銘柄を選択するための種々の要因を考慮して、購入しようとする者、特に個人投資家が個々の状況に応じ個別にカスタマイズされた株価情報を得ることを可能とする、情報提供システム、情報提供方法、および該方法を実行させるためのコンピュータ可読な記録媒体を提供することを目的とする。さらに、本発明は、個人投資家と機関投資家の情報格差を是正し、効率的で公平な資本市場の形成に貢献することを目的とする。
また、本発明は、所定の情報と、重要視する所定の情報に対して入力された重み付けとに基づいて、自動的に会社、店舗、病院、学校または店舗内の商品やサービスなどの比較検討を行うことを容易に可能とすることにより、判断のための時間を短縮することを可能とし、また比較検討された会社、店舗、病院、学校などの位置を表示する地図や店内の商品などの位置、香水、食品といった嗜好品の銘柄などの情報を提供するための情報提供システム、情報提供方法および該方法を実行させるためのコンピュータ実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明によれば、ネットワークに接続され、かつ提供情報と、前記提供情報に対応して格納され、かつ数値化された所定の情報を記憶したデータベースが接続されたサーバと、前記サーバに前記ネットワークを介して接続され、前記サーバに対して所定の情報に対する重み付け表現を送信して重み付け表現に基づきランク付けされた提供情報の要求を行う端末手段とを含む情報提供システムにおいて使用されるグラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供するグラフィカル・ユーザ・インタフェース・システムであって、
前記サーバは、前記端末手段の要求に応答して、前記端末手段に対して前記所定の情報および前記所定の情報に対する重み付け表現を表示させるプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを表示させる手段と、
前記端末手段により前記プルダウン・ウィンドウまたは入力バーを介して入力された重み付け表現を受信し、前記サーバが保持する関連づけテーブルを参照して重み付け係数を取得して、取得された重み付け係数を前記数値化された所定の情報から得られる点数と共に加重平均して総合得点とする手段と、
前記総合得点に基づいて前記提供情報をソーティングしてランク付けする手段と、
該ランク付けした提供情報を、前記端末手段へと送信して前記重み付け表現に対してインタラクティブに提供情報を変更表示させる手段と、を含む、
グラフィカル・ユーザ・インタフェース・システムが提供される。
前記サーバは、前記端末手段の要求に応答して、前記端末手段に対して前記所定の情報および前記所定の情報に対する重み付け表現を表示させるプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを表示させる手段と、
前記端末手段により前記プルダウン・ウィンドウまたは入力バーを介して入力された重み付け表現を受信し、前記サーバが保持する関連づけテーブルを参照して重み付け係数を取得して、取得された重み付け係数を前記数値化された所定の情報から得られる点数と共に加重平均して総合得点とする手段と、
前記総合得点に基づいて前記提供情報をソーティングしてランク付けする手段と、
該ランク付けした提供情報を、前記端末手段へと送信して前記重み付け表現に対してインタラクティブに提供情報を変更表示させる手段と、を含む、
グラフィカル・ユーザ・インタフェース・システムが提供される。
前記所定の情報は、倒産確率、株価の妥当性を判断するための理論値、騰落率、ROE、EPS、PER、PBRを含み、前記提供情報は、投資情報である。
また、本発明によれば、ネットワークに接続され、かつ提供情報と、前記提供情報に対応して格納され、かつ数値化された所定の情報を記憶したデータベースが接続されたサーバと、前記サーバに対してランク付けされた提供情報の要求を行う端末手段とを含む情報提供を実行するべく、前記サーバに対してグラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供させるための方法であって、前記方法は、前記サーバに対して、
前記端末手段から情報の要求を受信するステップと、
前記端末手段の要求に応答して、前記端末手段に対して前記所定の情報および前記所定の情報に対する重み付け表現を表示させるプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを表示させるステップと、
前記端末手段により前記プルダウン・ウィンドウまたは入力バーを介して入力された重み付け表現を受信し、前記サーバが保持する関連づけテーブルを参照して重み付け係数を取得して、取得された重み付け係数を前記数値化された所定の情報から得られる点数と共に加重平均して総合得点とするステップと、
前記総合得点に基づいて前記提供情報をソーティングしてランク付けするステップと、
前記ランク付けされた提供情報を、前記サーバから、前記端末手段へと送信してインタラクティブに提供情報を変更表示させるステップとを実行させる、グラフィカル・ユーザ・インタフェース提供方法が提供される。
前記端末手段から情報の要求を受信するステップと、
前記端末手段の要求に応答して、前記端末手段に対して前記所定の情報および前記所定の情報に対する重み付け表現を表示させるプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを表示させるステップと、
前記端末手段により前記プルダウン・ウィンドウまたは入力バーを介して入力された重み付け表現を受信し、前記サーバが保持する関連づけテーブルを参照して重み付け係数を取得して、取得された重み付け係数を前記数値化された所定の情報から得られる点数と共に加重平均して総合得点とするステップと、
前記総合得点に基づいて前記提供情報をソーティングしてランク付けするステップと、
前記ランク付けされた提供情報を、前記サーバから、前記端末手段へと送信してインタラクティブに提供情報を変更表示させるステップとを実行させる、グラフィカル・ユーザ・インタフェース提供方法が提供される。
前記所定の情報は、倒産確率、株価の妥当性を判断するための理論値、騰落率、ROE、EPS、PER、PBRを含み、前記提供情報は、投資情報である。
さらに、本発明によれば、ネットワークに接続され、かつ提供情報と、前記提供情報に対応して格納され、かつ数値化された所定の情報を記憶したデータベースが接続されたサーバと、前記サーバに対してランク付けされた提供情報の要求を行う端末手段とを含む情報提供方法を実行するべく、前記サーバに対してグラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供させるためのコンピュータ実行可能なプログラムであって、前記プログラムは、前記サーバに対して、
前記端末手段から情報の要求を受信するステップと、
前記端末手段の要求に応答して、前記端末手段に対して前記所定の情報および前記所定の情報に対する重み付け表現を表示させるプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを表示させるステップと、
前記端末手段により前記プルダウン・ウィンドウまたは入力バーを介して入力された重み付け表現を受信し、前記サーバが保持する関連づけテーブルを参照して重み付け係数を取得して、取得された重み付け係数を前記数値化された所定の情報から得られる点数と共に加重平均して総合得点とするステップと、
前記総合得点に基づいて前記提供情報をソーティングしてランク付けするステップと、
前記ランク付けされた提供情報を、前記サーバから、前記端末手段へと送信してインタラクティブに提供情報を変更表示させるステップとを実行させる、プログラムが提供される。
前記端末手段から情報の要求を受信するステップと、
前記端末手段の要求に応答して、前記端末手段に対して前記所定の情報および前記所定の情報に対する重み付け表現を表示させるプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを表示させるステップと、
前記端末手段により前記プルダウン・ウィンドウまたは入力バーを介して入力された重み付け表現を受信し、前記サーバが保持する関連づけテーブルを参照して重み付け係数を取得して、取得された重み付け係数を前記数値化された所定の情報から得られる点数と共に加重平均して総合得点とするステップと、
前記総合得点に基づいて前記提供情報をソーティングしてランク付けするステップと、
前記ランク付けされた提供情報を、前記サーバから、前記端末手段へと送信してインタラクティブに提供情報を変更表示させるステップとを実行させる、プログラムが提供される。
本発明では、前記所定の情報は、倒産確率、株価の妥当性を判断するための理論値、騰落率、ROE、EPS、PER、PBRを含み、前記提供情報は、投資情報である。
また、本発明のシステムでは、前記データベースが、ランク付けされた所定の情報に対応して記憶された配置または地図情報を格納しており、前記ランク付けされた所定の情報に対応する配置または地図情報を検索し、前記ランク付けされた所定の情報と共に前記検索された配置または地図情報を前記端末手段に表示させる手段を含むことができる。
以下本発明を、図面をもってする実施例の記載に基づいて詳細に説明するが、本発明は図面に示された実施例に限定されるものではない。
図1は、本発明の情報提供システムの概略を示した図である。本発明の情報提供システムは、ネットワーク1を通して接続された複数の端末手段2と、端末手段2からネットワーク1を介して送信される要求を受信し、情報をランク付けして提供するためのサーバ3とから構成されている。
端末手段2は、例えば、例えば株式情報に関連する情報の場合には、株式を購入しようとする者、すなわちユーザの自宅、証券会社、保険会社、銀行などに配置されていて、ネットワーク1を介してサーバ3にアクセスできるようにされている。この端末手段2は、情報の提供を要求するための信号を、適切なブラウザ・ソフトウエアを介してサーバ3へと送信する。また、この端末手段2は、投資を行うために必要な情報を、ユーザが入力する所定の情報に対して適用される重み付けをサーバ3へと送信するようにされている。
本発明におけるネットワーク1は、いわゆるインターネットを挙げることができるが、これ以外にも光通信、LAN/WANといった適切な通信プロトコルを用いる通信により遠隔的に情報を送受信することができるものであれば、いかなるネットワークでも用いることができる。この通信に用いることができる通信プロトコルとしては、例えばTCP/IPといった通信プロトコルを用いることができるが、これに限定されるわけではない。
このようにして送信された投資情報に対する要求は、サーバ3に受信され、サーバ3は、サーバ3内の記憶手段4に記憶された所定の情報および重み付けを用いて、株式銘柄のランク付けを行う。記憶手段4には、株式銘柄に関連して財務情報といった株式銘柄のランク付けを行うために必要とされる財務データ、株式データ、企業データといった各種の生データが記憶されている。本発明においては、上述した生データから後述するROEといったランク付けを行うために直接用いるデータを生成して、記憶手段4に記憶されたデータベースに保持させている。
また、本発明において会社、店舗、病院、学校といった情報を提供する場合には、サーバ3は、所定の情報および重み付けを用いて、サーバ3内の記憶手段4に記憶された会社、店舗、病院、学校といった項目についてのランク付けを行う。このランク付けは、本発明においては情報の要求を行う者、すなわちユーザが重み付けを入力することができ、重み付けされた所定の情報を重視してランク付けすることが可能となっている。所定の情報と重み付けとから得られる会社、店舗、病院、学校といった項目についてのランク付けは、要求を行った端末手段2へと送信され、ユーザがそのランク付けに基づいて選択できるようになっている。また、ランク付けされた会社、店舗、病院、学校といった項目を選択することによって、その会社、店舗、病院、学校までの地図といった位置に関連する情報や電話番号などが表示されるようになっている。
上述したランク付けは、種々の方法により行うことができるが、本発明においてはユーザが重み付けを入力することにより、投資情報を得る場合には投資可能な資金量、市場の種類、業種、保有株数といった状況に合わせてカスタマイズすることが可能とされている。所定の情報と重み付けとから得られる企業のランク付けは、要求を行った端末手段2へと送信されて、端末手段2の表示画面へと表示され投資情報の要求を行った者がそのランク付けに基づいて購入銘柄を決定できるようにさせている。
図2は、本発明において用いられる端末手段2を詳細に示した図である。本発明において用いることができる端末手段2は、コンピュータおよびセルラ電話の両方、またはコンピュータまたはセルラ電話を含んで構成される。図2には、パーソナルコンピュータ、またはワークステーションから構成される端末手段2を示しているが、本発明においては、モバイル・コンピュータを端末手段として使用することもできる。図2に示したパーソナル・コンピュータ、ワークステーションとしては、PENTIUM(登録商標):インテル社といったCPU、またはこれと互換性のあるCPUを搭載することが可能で、WINDOWS(登録商標):マイクロソフト・コーポレーション、WINDOWS(登録商標)NT:マイクロソフト・コーポレーション、OS/2(登録商標):インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション、AIX(登録商標):インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション、ユニックス、リナックスといったオペレイティング・システムを動作させることが可能なパーソナル・コンピュータ、ワークステーションを挙げることができるが、これらのものに限定されるわけではない。
また、本発明においては、サーバ3についても上述した端末手段2と同様のパーソナル・コンピュータ、ワークステーション、または汎用大型コンピュータを用いることができる。端末手段2は、適切なブラウザ・ソフトウエアがインストールされており、サーバ3と、いわゆるインターネットといったネットワーク1を介して通信できるようにされている。
以下本発明を、情報を提供するために使用する特定の実施の形態をもって説明する。
<投資情報提供システムおよび投資情報提供方法>
図3は、本発明の情報提供方法を用いて投資情報の提供を行う場合のフローチャートである。本発明の情報提供方法において投資情報を提供するプロセスは、ステップS1から開始し、ステップS2において、適切なブラウザ・ソフトウエアを介して端末手段2のディスプレイ・スクリーン上に、本発明の投資情報提供方法の開始を端末手段に示すためのトップページを表示させる。このトップページには、例えば「株魔人」といった名称を付することができる。ついで、ステップS3へと進んで、株式評価の項目を表示する。ついで、ステップS4へと進んで端末手段2は、株式評価を行うための項目ごとの重み付けを入力する。ステップS4において入力された重み付けは、端末手段2から、サーバ3へと送信され、この重み付けを受信したサーバ3は、所定の情報およびこの重み付けを用いて、ステップS5において株式銘柄のレイティング、すなわちランク付け(重み付け)を行う。
<投資情報提供システムおよび投資情報提供方法>
図3は、本発明の情報提供方法を用いて投資情報の提供を行う場合のフローチャートである。本発明の情報提供方法において投資情報を提供するプロセスは、ステップS1から開始し、ステップS2において、適切なブラウザ・ソフトウエアを介して端末手段2のディスプレイ・スクリーン上に、本発明の投資情報提供方法の開始を端末手段に示すためのトップページを表示させる。このトップページには、例えば「株魔人」といった名称を付することができる。ついで、ステップS3へと進んで、株式評価の項目を表示する。ついで、ステップS4へと進んで端末手段2は、株式評価を行うための項目ごとの重み付けを入力する。ステップS4において入力された重み付けは、端末手段2から、サーバ3へと送信され、この重み付けを受信したサーバ3は、所定の情報およびこの重み付けを用いて、ステップS5において株式銘柄のレイティング、すなわちランク付け(重み付け)を行う。
この際に用いることができる所定の情報としては、種々の情報を挙げることができ、例えば、倒産確率、理論値との解離度合い、ROE、騰落率、マーケットシェア、EPS、PER、PBRを挙げることができる。これらの所定の情報は、複数組み合わせて用いられ、提供される投資情報の信頼性を向上させることができるようにされている。上述した所定の情報の組み合わせについては特に制限はなく、2〜8種類を適宜選択して用いることができる。また本発明においては、上述した情報以外にも、これまで知られているいかなる情報を組み合わせて用いることができる。この場合には、組み合わせる情報の種類は、8種類に制限されるものではない。
上述した各情報は、例えばサーバ3に、例えば「ロイターブルームバーグ」(商標)といったデータベースから入手できる企業データの他、財務データ、株価データを記憶させておくことができる。しかしながら、本発明においては、上述した企業データ、財務データ、株価データなどについては、手入力など、いかなる別の方法により作成または入手することができる。
投資情報をランク付けするために使用する上述した各所定の情報は、具体的には下記式により算出され、数値化することができる。
(1)倒産確率
上式中、各変数は、以下のように定義される。
EDF = 企業の倒産確率
N(z) = 標準正規分布の累積密度関数、
BT = 満期日の負債の簿価
A0 = 現在の資産価値
μA = 資産の期待成長率
σA = 資産のボラティリティ
T = 負債の満期
BT = 貸借対照表の負債項目
A0 = B0 + E0
= B0 + (S0・N0)
= 現在の負債の簿価+(現在の株価・発行済株式数)
μA = XE・μE + (1 − XE)・μB
= XE・μE(負債の成長率μBは0であると仮定)
= 自己資本比率・株式の投資収益率の過去90営業日の平均
σA = XE 2・σE 2 + (1 − XE)2・σB 2 + 2・XE・(1 − XE)・σE・σB・ρEB
= XE 2・σE 2(負債のボラティリティσBは0であると仮定)
= (自己資本比率)2・(株式の投資収益率の過去90営業日の標準偏差)2
= 1と仮定
また、上式式中、N(z)は、下記式で示される。
また、株式の投資収益率(ui)および株式のボラティリティは、それぞれ下記式で与えられる。
(1)倒産確率
上式中、各変数は、以下のように定義される。
EDF = 企業の倒産確率
N(z) = 標準正規分布の累積密度関数、
BT = 満期日の負債の簿価
A0 = 現在の資産価値
μA = 資産の期待成長率
σA = 資産のボラティリティ
T = 負債の満期
BT = 貸借対照表の負債項目
A0 = B0 + E0
= B0 + (S0・N0)
= 現在の負債の簿価+(現在の株価・発行済株式数)
μA = XE・μE + (1 − XE)・μB
= XE・μE(負債の成長率μBは0であると仮定)
= 自己資本比率・株式の投資収益率の過去90営業日の平均
σA = XE 2・σE 2 + (1 − XE)2・σB 2 + 2・XE・(1 − XE)・σE・σB・ρEB
= XE 2・σE 2(負債のボラティリティσBは0であると仮定)
= (自己資本比率)2・(株式の投資収益率の過去90営業日の標準偏差)2
= 1と仮定
また、上式式中、N(z)は、下記式で示される。
また、株式の投資収益率(ui)および株式のボラティリティは、それぞれ下記式で与えられる。
株式の投資収益率 = ln (今日の株価/昨日の株価) ×250
また、上述した所定の情報のうち、株式の理論価格は、下記式により求められる。
上式中、
g = ROE*(1−D/E(今期の配当/今期の税引き後利益))
r = 株式の要求期待収益率
= リスクフリーレート+当該株式のベータ*(マーケットの収益
率―リスクフリーレート)
である。また、上述した騰落率は、下記式により求めることができる。
1日騰落率 = ln(今日の株価/1日前の株価) ×100
1週間騰落率 = ln(今日の株価/1週間前の株価) ×100
1ヶ月騰落率 = ln(今日の株価/1ヶ月前の株価) ×100
また、ROEは、具体的には、下記式により、求めることができる。
また、上述した所定の情報のうち、株式の理論価格は、下記式により求められる。
上式中、
g = ROE*(1−D/E(今期の配当/今期の税引き後利益))
r = 株式の要求期待収益率
= リスクフリーレート+当該株式のベータ*(マーケットの収益
率―リスクフリーレート)
である。また、上述した騰落率は、下記式により求めることができる。
1日騰落率 = ln(今日の株価/1日前の株価) ×100
1週間騰落率 = ln(今日の株価/1週間前の株価) ×100
1ヶ月騰落率 = ln(今日の株価/1ヶ月前の株価) ×100
また、ROEは、具体的には、下記式により、求めることができる。
ROE = 純利益/株主資本
上述した情報のうち、株価収益率(PER)は、下記式により得ることができる。
上述した情報のうち、株価収益率(PER)は、下記式により得ることができる。
株価収益率 = 株価/一株当たり利益
= 株価/(純利益/発行済株式数)
上述した情報のうち、PERは、下記式により表される。
PBR(株価純資産倍率)= 株価÷1株あたり株主資本
1株あたり株主資本 = 株主資本÷発行済み株式数
PBR = Price Book−value Ratio
上述した情報のうち、EPSは、下記式により表される。
= 株価/(純利益/発行済株式数)
上述した情報のうち、PERは、下記式により表される。
PBR(株価純資産倍率)= 株価÷1株あたり株主資本
1株あたり株主資本 = 株主資本÷発行済み株式数
PBR = Price Book−value Ratio
上述した情報のうち、EPSは、下記式により表される。
EPS(1株あたり利益) = 税引き利益÷発行済み株式数
EPS = Earnings Per Share
上述した各式から算出された所定の情報は、サーバ3に含まれるデータベースへと保持され、この所定の情報から得られた数値データを使用して各株式銘柄ごとに標準偏差を算出する。ついで、標準偏差を用いて上位例えば5%までを10、下位5%を1といったように各情報毎にレイティングを与える。
EPS = Earnings Per Share
上述した各式から算出された所定の情報は、サーバ3に含まれるデータベースへと保持され、この所定の情報から得られた数値データを使用して各株式銘柄ごとに標準偏差を算出する。ついで、標準偏差を用いて上位例えば5%までを10、下位5%を1といったように各情報毎にレイティングを与える。
図4には、本発明の記憶手段4に記憶されたデータベースに保持される株式銘柄ごとに記憶される所定の情報に対応するデータのデータ構造を示す。本発明においては記憶手段4に記憶されたデータベースには、株式銘柄、市場の種類、企業データ、財務データ、株価データといった生データが記憶されている。この生データを使用して、本発明においては上述した各式を適用し、所定の情報を算出し、その標準偏差を算出し、例えば偏差値といった値により相対的なレイティングを行う。
図5には、上述したデータに基づいて算出された所定の情報を示す。図5に示すように、本発明においては各株式銘柄に対応させて倒産確率、株価の妥当性の理論値、騰落率、ROEといった算出されたデータが記憶されている。本発明の投資情報提供方法は、その後、ステップS6において、上述のようにして得られたレイティングと、端末手段2から入力される重み付けとを用い、例えば加重平均を算出することにより、最終的なランク付けを行う。また、上述したレイティングには、標準偏差から算出される偏差値を直接用いることができる。この偏差値を求める場合には、平均値が偏差値50となるように設定し、平均値からの差と、標準偏差とから、上位に対しては50より大きく、また、下位に対しては50より小さくなるように設定するいかなる方法でも用いることができる。さらには、特に正規分布を仮定することなく、他の分布を用いることができる。
このため、最終的にユーザに提示される株式銘柄のランク付けは、ユーザの重要視した所定の情報に基づいて順位ランク付けが変更され、必ずしも所定情報から算出されるランキングとはならないし、さらにはユーザごとに、特に上位ランキングが相違する。このため、ユーザの条件に適合する最も適切な株式銘柄が必ず上位にランキングされることになる。
また、最終的なランク付けには、加重平均以外のいかなる方法を用いることもできる。また、重み付けは、重み付けの総和が1となるように規格化して用いることもできるし、特に規格化せずに用いることもできる。
この後、本発明の投資情報提供方法は、ステップS7においてランク付けに応じて銘柄の順序を並び替え、その銘柄をステップS8において、端末手段2へと表示させる。ユーザは、そのディスプレイ・スクリーンに表示された銘柄から、ステップS9において注目する企業の表示されたフィールドをクリックし、ステップS10において企業毎の情報を出力させて必要な投資情報を得、本発明の投資情報提供方法は終了する。ここで、ステップS8においては例えば1位から3000位までの企業を表示させるものとしているが、特に本発明では1位から3000位までの順位に限られるものではなく、端末手段2の能力に応じてこの数は増減させることができる。
また、図3に示した本発明の情報提供システムにおいては、サーバ3へのアクセスは、特にユーザIDといったパブリック・キーや、パスワードといったシークレット・キーアクセス制限を設けずに広く一般ユーザがサーバ3へのアクセスを行うことができる構成とされている。しかしながら、本発明においてはサーバ3へのユーザのアクセス時に登録を要求し、登録データに対応したユーザIDやパスワードを付与することによりユーザのアクセスを制限することもできる。この場合には、情報の提供に応じてユーザに課金を行うこともできる。
図6は、本発明の投資情報提供システムにより、ネットワーク1を通して端末手段2のディスプレイ・スクリーン上において適切なブラウザ・ソフトウエアにより表示される表示画面を示した図である。図6に示した表示画面は、倒産確率、理論値との解離、ROE、騰落率、マーケットシェア、EPS、PER、PBRなどに対する重み付けの入力を入力する画面である。
図6に示される重み付け入力画面においては、ユーザはそれぞれが重要視する情報の重み付けを入力する。例えば、ユーザが倒産確率を重要視する場合であって、ユーザが倒産確率についての重み付けを設定する場合には、(1)倒産確率と表示されたフィールド6をスタイラス、マウスといった適切なポインティング手段を用いてクリックするか、またはそのフィールドにポインティング手段を位置合わせすると、重み付けを示す表示がディスプレイ上に表示される。このとき購入を希望する者が、例えば「重視する」を選択すると、それに対応する数字が重み付けとして決定されることになる。
図7は、フィールド6を例えばマウスによりクリックすることにより表示される重み付け表現が表示された画面表示を示した図である。ユーザが重み付け入力画面においてこの表示は「非常に重視する」、「重視する」、「どちらでもない」「あまり重視しない」、「まったく重視しない」といった表現が用いられているが、この表現は本発明においては必ずしも必要ではなく、いかなる表現を使用することができるし、いかなる数の重み付け表現を使用することもできる。
図8には、「重視する」、「非常に重視する」、「どちらでもない」「あまり重視しない」、「まったく重視しない」といった重み付けの表現と、重み付け係数とを対応させるため、サーバ3に記憶された関連づけテーブルを示す。この関連付けテーブルには、「非常に重視する」には5、「重視する」には4、「どちらでもない」には3、「あまり重視しない」には2、「まったく重視しない」0といった重み付け係数が使用されていて、それぞれの偏差値に対して加重され、偏差値に対する加重平均が算出されるようにされている。
このために用いられる重み付けの数値は、図8に示した値に限られず、いかなる値でも用いることができるが、バランスよくランク付けを行うためには、各情報について与えられる重み付けの数値の総和が1となるように選択することもできる。また、上述したように「重視する」といった表示ではなく、実際に数字を入力することにより重み付けの数値を決定することも可能である。上述した選択をそれぞれの情報について行った後、重み付けの情報は、端末手段2からサーバ3へと送信され、サーバ3上で、ランク付けが行われることになる。
図9は、本発明の投資情報提供方法によりランク付けされた銘柄を表示した画面表示である。図9に示されるように、本発明の投資情報提供方法は、ランク付けされた銘柄を、そのコード、銘柄が登録されている市場、銘柄の名称、ランク付けの結果であるランク付けされた順位、および得点、および関連情報と共に表示を行っているのが示されている。株式の購入を希望する者は、図9に示された企業が表示された関連情報フィールド7をクリックなどすることにより、さらに詳細な情報を得ることができるようにされている。
図10は、本発明の投資情報提供システムが提供することができるポートフォリオ・サポート機能を示したフローチャートである。このポートフォリオ・サポート機能は、ステップS15から開始し、ステップS16において端末手段2のディスプレイ・スクリーン上に、例えば「株魔人」と名前が付けられたトップページを表示させる。ついで、ステップS17へと進み、端末手段2から入力を行う顧客のポートフォリオ構成銘柄の入力を要求する。さらに、ステップS18においてポートフォリオ構成銘柄の例えば過去90営業日の時価総額の変化率の推移から、株価平均値、すなわちリターンと、標準偏差、すなわち、その時点におけるリスクを算出し、端末手段2のディスプレイ・スクリーン上に顧客のポートフォリオ構成銘柄の時価総額、リスク、および平均値を表示させる。過去の営業日は、30日、60日、90日、120日、180日、250日から顧客が選択できるものとするが、本発明においては別のいかなる営業日であっても用いることができる。
ついで、ポートフォリオ・サポート機能は、ステップS19へと進んで、顧客のポートフォリオにおける時価総額の変化率と株価の変化率の間の相関係数を全銘柄について算出する。この後、ステップS20において、顧客による追加購入株式の購入予算額の入力を要求する。
ついで、ポートフォリオ・サポート機能は、ステップS21へと進んで、追加購入の後のポートフォリオについて、標準偏差と平均値とから算出し、すべての銘柄について所定の銘柄を購入した場合のリターンとリスクとを端末手段2のディスプレイ・スクリーン上にグラフィカルに表示を行う。
この際に用いられる計算式は、適宜選択して用いることができるが、本発明においては、例えば、下記式を用いることができる。
(上式中、Rpは、新ポートフォリオのリターン、W1は、新ポートフォリオにおける旧ポートフォリオに対する金額の割合、R1は、旧ポートフォリオのリターン、W2は、新ポートフォリオにおける追加株式予算額の割合、R2は、追加株式のリターン、σpは、新ポートフォリオのリスク、σ1は、旧ポートフォリオのリスク、σ2は、追加株式のリスク、ρ12は、旧ポートフォリオと追加株式の株価収益率の相関係数を示す。)
さらに、ポートフォリオ・サポート機能は、ステップS22へと進んで端末手段2のディスプレイ・スクリーン上にポイントとして銘柄を表示させる。ついで、ステップS23へと進み、ユーザは、リスクおよびリターンを考慮してポイントをクリックすることにより、ユーザの希望するリスクとリターンとを与える銘柄を表示させ、追加購入する銘柄を決定し、ステップS24で、ポートフォリオ・サポート機能を終了する。
(上式中、Rpは、新ポートフォリオのリターン、W1は、新ポートフォリオにおける旧ポートフォリオに対する金額の割合、R1は、旧ポートフォリオのリターン、W2は、新ポートフォリオにおける追加株式予算額の割合、R2は、追加株式のリターン、σpは、新ポートフォリオのリスク、σ1は、旧ポートフォリオのリスク、σ2は、追加株式のリスク、ρ12は、旧ポートフォリオと追加株式の株価収益率の相関係数を示す。)
さらに、ポートフォリオ・サポート機能は、ステップS22へと進んで端末手段2のディスプレイ・スクリーン上にポイントとして銘柄を表示させる。ついで、ステップS23へと進み、ユーザは、リスクおよびリターンを考慮してポイントをクリックすることにより、ユーザの希望するリスクとリターンとを与える銘柄を表示させ、追加購入する銘柄を決定し、ステップS24で、ポートフォリオ・サポート機能を終了する。
本発明の上述したポートフォリオ・サポート機能を用いることにより、購入を希望する者は、容易にリスクとリターンとが最適な追加購入銘柄を選定することが可能となる。
<ランク付け情報と共に位置情報を提供するための情報提供システムおよび情報提供方法>
図11は、本発明の情報提供システムの第2の実施の形態を示した図である。図11に示す実施の形態においては、ネットワーク1を通して接続された複数の端末手段2と、端末手段2からネットワーク1を介して送信される要求を受信し、要求に対する情報をランク付けして提供するためのサーバ3とから構成されている。また、サーバ3でランク付けするために必要とされる情報は、サーバ3内に記憶された記憶手段4から得ることができるようになっている。
<ランク付け情報と共に位置情報を提供するための情報提供システムおよび情報提供方法>
図11は、本発明の情報提供システムの第2の実施の形態を示した図である。図11に示す実施の形態においては、ネットワーク1を通して接続された複数の端末手段2と、端末手段2からネットワーク1を介して送信される要求を受信し、要求に対する情報をランク付けして提供するためのサーバ3とから構成されている。また、サーバ3でランク付けするために必要とされる情報は、サーバ3内に記憶された記憶手段4から得ることができるようになっている。
サーバ3の記憶手段4には、ランク付けするために必要とされる所定情報8以外に、さらに会社、店舗、病院、学校などの位置や、パチンコ店などにおいて希望する台がどの位置に配置されているかを示した要求された情報に関連する位置情報9が記憶されている。この位置情報9は、会社、病院、店舗、学校などの場合には地図として記憶されており、パチンコ店、ゲームセンタのような遊技場においては台や機種の配置図とされている。
端末手段2は、図11に示された実施の形態においては、例えば情報の要求を行う者、すなわちユーザの自宅、会社、学校などに配置されていて、ネットワーク1を介してサーバ3にアクセスできるようになっている。この端末手段2は、ユーザが必要としている情報を要求するための信号を、適切なブラウザ・ソフトウェアを介してサーバ3へと送信する。また、端末手段2は、必要な情報をユーザが選択する所定の情報に対して重み付けをサーバ3へと送信するようにされている。さらに、図11に示した実施の形態においては、端末手段2として、例えばモバイル・コンピュータ、セルラ電話といった携帯端末を使用することができる。
本発明におけるネットワーク1は、図1で示した第1の実施の形態と同様にインターネットを挙げることができるが、これ以外にも光通信、LAN/WANといった適切な通信プロトコルを用いることにより遠隔的に情報を送受信することができるものであれば、いかなるネットワークでも用いることができる。この通信に用いることができる通信プロトコルとしては、例えばTCP/IPといった通信プロトコルを用いることができるが、これに限定されるものではない。
このようにして送信された情報は、サーバ3に受信され、サーバ3は、所定の情報および重み付けを用いて、サーバ3内の記憶手段4に記憶された会社、店舗、病院、学校といった項目についてのランク付けを行う。このランク付けは、種々の方法により行うことができるが、本発明においては情報の要求を行う者、すなわちユーザが重み付けを入力することができ、重み付けされた所定の情報を重視してランク付けすることが可能となっている。所定の情報と重み付けとから得られる会社、店舗、病院、学校といった項目についてのランク付けは、要求を行った端末手段2へと送信され、ユーザがそのランク付けに基づいて選択できるようになっている。また、ランク付けされた会社、店舗、病院、学校といった項目を選択することによって、その会社、店舗、病院、学校までの地図といった位置に関連する情報や電話番号などが表示されるようになっている。
図12は、本発明の情報提供システムの第3の実施の形態を示した図である。図12に示す実施の形態においては、端末手段2とコンピュータ・システム5とがインターネットといったネットワークを介さずに直接接続されており、ユーザは、端末手段2の設置された店舗、遊技場施設などにおいて端末手段2を操作することができるように構成されている。図13に示された実施の形態においては、端末手段2から送信される要求は、店舗または遊技場施設などに設置されたコンピュータ・システム5により受信される。コンピュータ・システム5は、要求された情報を、ユーザが入力した重み付けを使用してランク付けして再び端末手段2へと送信して端末手段2の表示画面へと表示させ、情報を提供できるようになっている。また、コンピュータ・システム5でランク付けするために必要とされる情報は、コンピュータ・システム5内に記憶された記憶手段4から得ることができるようになっている。
図12に示した特定の実施の形態においては、コンピュータ・システム5内の記憶手段4には、パチンコ店、ゲームセンタなどにおいて希望する台や機種が店内のどの位置に配置されているかを示した要求された情報に関連する位置情報9が記憶されている。また、この位置情報は、パチンコ店やゲームセンタといった遊技場において、パチンコ台、ゲーム機種といった配置図とされている。
また、端末手段2としては、操作が容易なタッチパネル式パーソナル・コンピュータを挙げることができるが、その他上述したパーソナル・コンピュータなどユーザからの情報の提供を要求するための信号およびユーザの入力する重み付けをコンピュータ・システム5へ送信し、かつランク付けされた情報を受信できるものであればいかなる手段でも用いることができる。
図12に示す端末手段2から送信された情報の要求は、コンピュータ・システム5に送信され、コンピュータ・システム5は、所定情報8および重み付けを用いて、コンピュータ・システム5内の記憶手段4に記憶された台や機種などのランク付けを行う。このランク付けは、図1に示した実施の形態と同様に、ユーザが重み付けを入力することができ、ランク付けされた台や機種などを選択することによって、店内の台や機種の位置や場所の情報が表示されるようになっている。本発明においては、パチンコ店やゲームセンタばかりではなく、例えば図書館やレンタルビデオ店であれば、本やビデオといったものを選択することができるようにされていても良い。
図13は、本発明の情報提供システムの第2の実施の形態で用いられる端末手段2を詳細に示した図である。図13に示す実施の形態において用いることができる端末手段2としては、上述したようにパーソナル・コンピュータ、タッチパネル式パーソナル・コンピュータなどを挙げることができるが、図13に示した実施の形態では、タッチパネル式モニターのみを端末手段2として配置しており、端末手段2で表示される指示に従い、モニター画面にタッチして選択された情報がコンピュータ・システム5へと送信されるようになっている。
また、パーソナル・コンピュータを端末手段2として用いる場合、上述したCPU、オペレイティング・システムを動作させることが可能なパーソナル・コンピュータを用いることができる。
また、図13に示した実施の形態においては、図13に示すコンピュータ・システム5からタッチパネル式モニターへ質問形式で指示を表示させ、ユーザがその指示に対して指で項目をタッチして選択し、重み付けを入力して再びコンピュータ・システム5へと送信する。送信された情報および重み付けを加味してランク付けを行い、タッチパネル式モニターに適切な位置情報とともに表示するようになっている。
図14は、本発明の情報の提供方法の第2の実施の形態を示すフローチャートである。図14に示す情報の提供方法は、ステップS25から開始し、ステップS26において適切なブラウザ・ソフトウェアを介して端末手段2のディスプレイ・スクリーン上に、本発明の情報の提供方法の開始をユーザに示すためのトップページを表示させる。ついで、ステップS27へと進みカテゴリを選択する。カテゴリとしては、株、映画、ビデオ、家、出会い、カルチャーセンタ、コンビニエンスストア、プロバイダ、投資信託、クレジットカード、携帯電話、医者、証券会社、銀行、電話、医薬品、車、家電、衣服、バッグ、靴、時計、宝石、学校、就職、レジャー、本、レストラン、旅行、保険、航空、子育て、単車、文房具、食料品、パチンコ、ゲームセンタ、スポーツセンタ、チケット販売といった項目が含まれていて、これらのカテゴリから選択が行われるようにされている。このカテゴリは、選択させる方法以外に入力させる方法を用いることも可能である。また、ステップS26からステップS27へ進む場合、パスワード、ユーザIDによる認証ステップを用いてユーザを特定し、情報提供に対応する課金を行うことができるようにされていても良い。
次にステップS28へと進み、ユーザは選択したカテゴリについて所定の情報を選択する。ついでステップS29へと進み、端末手段2は情報に対しての評価を行うために選択した情報について重み付けを入力する。また、ステップS28で選択された所定の情報は、端末手段2からサーバ3へ送信され、この所定の情報を受信したサーバ3は、ステップS30においてレイティングを行う。さらに、ステップS29において入力された重み付けは、所定の情報と同様に端末手段2からサーバ3へと送信され、この重み付けを受信したサーバ3は、ステップS30の所定の情報のレイティングおよびこの重み付けを用いて、ステップS31においてランク付けを行う。
この際に用いることができる所定の情報としては、種々の情報を挙げることができ、例えば、単価、値引き後の価格、その店舗の売上高、その店舗までの距離、人気などを挙げることができる。また、所定の情報は、選択したカテゴリによって異なった情報を表示させることができる。また、これらの算出方法については今まで知られているいかなる算出方法を用いても良い。さらに、これらの所定の情報は、複数組み合わせて用いられ、組み合わせについては特に制限はなく、適宜選択して用いることができる。また、本発明においては、上述した情報以外にも、これまで知られているいかなる情報を組み合わせて用いることができる。
本発明の選択したカテゴリについての会社、店舗といった項目のランク付けは、具体的には、サーバ3内の記憶手段4により記憶されたデータベースを使用して、所定の情報に対応する数値を算出し、所定の情報ごとの標準偏差を算出する。例えば、単価、価格、売上高、距離といったものに関しては数値化することが可能であるが、数値化することができない人気といったものに関しては、これまでに売上げた商品数で数値化することができる。また、ユーザ投票を行い、その投票数を数値化したものを用いても良い。さらに、これら所定の情報については上記した項目だけに限られるものではない。また、総得点を10点として標準偏差を用いて上位例えば5%までを10、下位5%を1といったように所定の情報ごとにレイティングを与えることができる。
図15には、図11に示す実施の形態で用いられる記憶手段4に記憶されたデータベースのデータ構造を、ツリー形式に示す。図15に示す記憶手段4に記憶されたデータベースには、会社、店舗、会社または店の売上データ、各商品の価格データ、各商品の人気データ、会社または店舗の位置を示す地図、電話番号といったデータが記憶されている。図15に示すデータ構造では、記憶階層101に車、家、株、保険といったカテゴリが記憶されており、各カテゴリの中には、例えばカテゴリとして車を選択した場合、ユーザが選択するための価格、デザイン、燃費といった所定の情報が記憶階層102に収納されている。また、所定の情報の中には、A車、B車といった車種がディレクトリ103に収納されていて、記憶階層104にその車種を販売しているA店、B店といった販売店が記憶されており、さらに記憶階層105に所定の情報で価格を選択した場合においては価格、売上げた商品数に対しては売上数量といった数値データが記憶されている。データ構造は図15に示すデータ構造以外に各データを整理して記憶できるのであればいかなるデータ構造であっても良い。
本発明においては、上述したデータを使用して所定の情報を数値化する。ユーザが選択した所定の情報に対して記憶手段4から各会社、店舗に対する所定の情報を数値として抽出する。所定の情報は、カテゴリに応じて記憶手段4から抽出しても良いし、サーバ3に算出式を記憶させておいて、記憶させた算出式を用いて数値化させることもできる。また、これらのデータを使用して本発明においては各情報の偏差値を算出する。このようにして算出された偏差値に対して、ユーザの入力した重み付けを加重して、偏差値に対して重み付けを行う。重み付けされたランク付けは、ユーザが重要視する所定の情報により変更され、必ずしも所定の情報から算出されるランク付けとはならない。このため、ユーザの条件に適合するもっとも適切な情報が必ず上位にランク付けされることになる。
本発明の情報の提供方法は、その後ステップS31において、このように得られたレイティングと、端末手段2からユーザにより入力された重み付けとを用い、加重平均を算出することによって最終的なランク付けを行うことができる。例えば、ある店における所定の情報に対するレイティングをF1、F2、F3、F4…とし、重み付けをa1、a2、a3、a4…とすると加重平均xiは、下記式(1)により算出される。
本発明においては、上記式(1)によりA店、B店、C店、D店などの加重平均を式(1)を用いて算出し、加重平均の大小により並べ替えを行い、各店がランク付けされる。また、上述したレイティングは、特に簡単な数値でなくても良いし、標準偏差から算出される偏差値を直接用いても良い。この偏差値を求める場合には、平均値が偏差値50となるように設定し、平均値からの差と標準偏差とから上位に対しては50より大きく、また下位に対しては50より小さくなるように設定する方法としても良い。以上のような正規分布を用いなくとも、他の分布によりランク付けできるのであればいかなる分布から算出しても良い。
本発明においては、上記式(1)によりA店、B店、C店、D店などの加重平均を式(1)を用いて算出し、加重平均の大小により並べ替えを行い、各店がランク付けされる。また、上述したレイティングは、特に簡単な数値でなくても良いし、標準偏差から算出される偏差値を直接用いても良い。この偏差値を求める場合には、平均値が偏差値50となるように設定し、平均値からの差と標準偏差とから上位に対しては50より大きく、また下位に対しては50より小さくなるように設定する方法としても良い。以上のような正規分布を用いなくとも、他の分布によりランク付けできるのであればいかなる分布から算出しても良い。
また、重み付けは、上述したように重み付けの総和が1となるように規格化して用いることもできる。この後、本発明の情報の提供方法は、ステップS32におけるランク付けに応じて商品やサービスなどの情報の順番を並べ替え、ステップS33においてそのランキングを端末手段2へと表示させる。ユーザは、その端末手段2のディスプレイ・スクリーンに表示された会社や店舗の情報から、ステップS34において気になる会社や店舗の情報が表示されたフィールドをクリックまたはタッチするなどして選択すると、ステップS35において必要な情報とともに地図も表示させるようになっている。ユーザが必要な情報を入手するとステップS36において本発明の情報の提供方法は終了する。
これら地図などの情報は、端末手段2とは別に設けられ、端末手段2と接続されたプリンタなどによって印刷できるようになっていても良い。図14に示すフローチャートでは、ランキングは、1位から5位まで表示させるようになっているが、ユーザに表示させる順位を選択させて1位から50位などいかなる表示としても良い。また、サーバ3に記憶されている会社、店舗、またその他のデータについては、記憶手段4に記憶させておく以外にいかなるデータベースを用いることも可能である。
図16は、図14に示した本発明の情報提供方法に対して上述したパスワードまたはユーザIDによる認証ステップを設けた場合のフローチャートを示す。図7に示したフローチャートにおいては、図14に示したフローチャートのステップS26とステップS27との間にステップS37としてパスワードまたはユーザIDによる認証ステップが設けられている。図16に示す本発明の情報提供方法では、図14に示す情報の提供方法と同様にステップS25から開始し、ステップS26において適切なブラウザ・ソフトウェアを介して端末手段2のディスプレイ・スクリーン上に、本発明の情報の提供方法の開始をユーザに示すためのトップページを表示させる。次いで、ステップS37へと進み、ユーザはパスワードまたはユーザIDを入力する。入力されたパスワードまたはユーザIDが認証されると「YES」が選択されて図5に示すフローチャートと同様にステップS27、S28へと進むようにされている。
しかしながら、認証されない場合やパスワードまたはユーザIDを持っていない場合、「NO」が選択されてステップS38へと進む。ステップS38において、パスワードまたはユーザIDを入手する場合には、「YES」を選択してステップS39へと進み、ステップS39で所定の手続きを行うことによりパスワードまたはユーザIDを入手することができるようになっている。また、パスワードまたはユーザIDを入手後、再びステップS37へと進み、入手したパスワードまたはユーザIDを入力して認証されることにより「YES」が選択されてステップS27、S28へと進むことができる。
また、図16においては、ステップS37でパスワードまたはユーザIDをすでに持っているのに、ステップS37において認証されなかった場合や、パスワードまたはユーザIDを入手しない場合、ステップS38で「NO」を選択することにより本発明の情報の提供方法を終了することができるようになっている。本発明の情報の提供方法においては、パスワードまたはユーザIDを保有しているのにステップS37において認証されない場合、再びステップS26に戻ってパスワードまたはユーザIDを再入力させるようにされていても良い。
図17は、本発明の情報の提供方法のさらに別の実施の形態を示すフローチャートである。図17に示す情報の提供方法は、ステップS41から開始し、ステップS42において適切なソフトウェアを介して端末手段2のディスプレイ・スクリーン上に、開始をユーザに示すためのトップページを表示させる。ついで、ステップS43へと進み所定の情報を選択する。
次にステップS44へと進み、端末手段2は、情報に対しての評価を行うために所定の情報ごとの重み付けを入力する。ステップS44において入力された重み付けは、端末手段2からコンピュータ・システム5へと送信され、この重み付けを受信したコンピュータ・システム5は、所定の情報およびこの重み付けを用いて、ステップS45においてランク付けを行う。
この際に用いることができる所定の情報としては、種々の情報を挙げることができるが、例えば書籍店において本を選ぶ際、価格、人気、おもしろさ、難易度を挙げることができる。これらの所定の情報は、図14に示す第1の実施の形態と同様に複数組み合わせて用いられ、また組み合わせについては特に制限はなく、適宜選択して用いることができる。また、上述した情報以外にも、これまで知られているいかなる情報を組み合わせて用いることができる。さらに、所定の情報はユーザに選択させる方法でも良いが、ユーザに入力させる方法を用いても良い。
本発明の選択したカテゴリについての商品、サービスといった項目のランク付けは、具体的には、コンピュータ・システム5内の記憶手段4のデータベースを使用して、所定の情報に対応する数値を算出し、所定の情報ごとの標準偏差を算出する。例えば、数値化できない人気、おもしろさ、難易度などにおいては、上述したようにこれまでに売上げた商品数、ユーザ投票による投票数などを用いて数値化することができる。ついで、標準偏差を用いて上位例えば5%までを10、下位5%を1といったように所定の情報ごとにレイティングを与えることができる。
図18には、図12に示す実施の形態で用いる記憶手段4に記憶されたデータベースのデータ構造を示す。図18に示す記憶手段4に記憶されたデータベースには、書籍店に置かれている書籍名、価格データ、人気データ、店内に配置されている位置情報といったデータが記憶されている。図19に示すデータ構造では、例えば記憶階層201に小説、専門書、参考書、雑誌といったジャンルが記憶されており、ジャンルの中には、例えば小説を選択した場合、恋愛、推理、歴史といったジャンルが記憶階層202に収納されている。また、そのジャンルの中にA、Bといった小説が記憶階層203に収納されていて、また小説の店内の位置情報も記憶されており、さらに記憶階層204にその小説の売上数、人気投票結果、おもしろさなどといった数値データが記憶されている。ここで記憶されるおもしろさといった数値化が困難なものに関しては、上述したようなユーザ投票による投票数などによって数値化することができる。データ構造は図18に示すデータ構造以外に各データを整理して記憶できるのであればいかなるデータ構造であっても良い。
図18に示した実施の形態においては、図16に示した実施の形態と同様に、上述したデータを使用して情報を数値化する。ユーザが選択した所定の情報は、記憶手段4から数値として抽出される。本発明においては、記憶手段4に算出式を記憶させておいて所定の情報に対する数値を算出させる方法を用いても良い。また、これらのデータを使用して所定の情報に対する偏差値を算出する。このようにして算出された偏差値に対して、ユーザの入力した重み付けを加重して、偏差値に対して重み付けを行う。この実施の形態においても重み付けされた偏差値は、ユーザが重要視する所定の情報によりランク付けが変更され、必ずしも所定の情報から算出されるランキングとはならない。このため、ユーザの条件に適合するもっとも適切な情報が必ず上位にランキングされることになる。
図17に示す情報の提供方法では、その後ステップS46において、上述した方法により得られたレイティングと、端末手段2から入力された重み付けとを用い、加重平均を算出することによって最終的なランク付けを行うことができる。この偏差値を求める場合には、平均値が偏差値50となるように設定し、平均値からの差と標準偏差とから上位に対しては50より大きく、また下位に対しては50より小さくなるように設定する方法としても良い。以上のような正規分布を用いなくとも、他の分布によりランク付けできるのであればいかなる分布から算出しても良い。
さらに、重み付けは、重み付けの総和が1となるように規格化して用いることもできる。この後、図17に示す情報の提供方法は、ステップS47におけるランク付けに応じて商品などの項目の順番を並べ替え、ステップS48においてそのランキングを端末手段2へと表示させる。ユーザは、その端末手段2のディスプレイ・スクリーンに表示された情報から、ステップS49においてその情報が表示されたフィールドをクリックまたはタッチするなどして選択すると、ステップS50において必要な情報とともに位置情報も表示させるようになっている。この後、本発明においては、適切な情報をユーザに提供して、ステップS51において本発明の情報の提供方法は終了する。
上述した位置情報は、端末手段2とは別に設けられ、端末手段2と接続されたプリンタなどによって印刷できるようになっていても良い。また、本発明のランキングは、1位から5位まで表示させても良いし、ユーザにより表示させる順位を選択して1位から50位などいかなる表示としても良い。また、コンピュータ・システム5内の記憶手段4に記憶されている商品、その他のデータにはいかなるデータベースを用いていても良い。
以下図19〜図22においてユーザによる端末手段2の操作方法を説明するが、本発明においては、以下の操作方法に限られるわけではない。図19には、本発明の情報提供システムの端末手段2の操作方法について示した図である。図19に示す端末手段2は、図12に示す本発明の情報提供システムに使用され、パチンコ屋の入口などに配置されるタッチパネル式のモニタとして構成されている。この端末手段2は図示しないコンピュータ・システムと接続されていてパチンコ台などの情報が得られるようになっている。また、図19においては端末手段2のディスプレイ・スクリーン10には、選択画面が表示されている。図19に示すように、ユーザが要求する情報は、端末手段2のディスプレイ・スクリーン10に表示される指示に従い、指でディスプレイ・スクリーン10をタッチすることによりユーザが選択して、要求する情報のランク付けを行うことができるようになっている。
図20は、図19で示した端末手段2のディスプレイ・スクリーンに表示される操作画面を示した図である。図20に示した画面では、ユーザの要求する情報が質問形式で選択できるようになっており、選択すると次の画面が表示されるようになっている。図20に示す実施の形態においては、ユーザの遊技時間に応じて5つの選択肢が表示されている。図20に示すように選択肢の数は5のほか、5以上あるいは5以下の選択数であっても良いし、またユーザに時間を入力させる方法を用いても良い。また、入力ミスや時間変更する場合には、表示画面下の「はじめに戻る」というフィールドをタッチして選択することにより、トップページに戻ることができるようになっている。
図21は、ユーザの選択した情報によりスロットマシーン機種をランク付けした画面を示した図である。図21では、図20に示した操作画面をタッチして選択し、最終的に得られたランキングが示されている。図21の実施の形態においては、5位までのランキングとともに機種名が示されるようになっている。しかしながら、本発明では、図21に示した以上の機種の順位を設けても良い。また、時間変更など選択し直す場合には、「はじめに戻る」というフィールドをタッチして選択することによってトップページの戻ることができるようになっている。
図22は、ユーザにより選択した機種と、その機種のパチンコ店内の配置されている位置を示した図である。図22に示したランク付けされた機種のうち、気になる機種のフィールドをタッチして選択すると、図22に示す画面が端末手段2のディスプレイ・スクリーンの画面上に表示されるようになっている。例えば、図22に示す表示画面は、図21にランク付けされた「祭り」というフィールドをタッチして選択した選択した画面である。図22に示す画面においては、「祭り」という台の画像と、その台が配置されている店内の位置とが表示されるようになっている。また、「祭り」という台の画像および位置を示す図上部に表示されたコメント欄にその日の当たり台の番号などの状況を表示させることも可能である。
図23および図24は、図11に示した本発明の情報提供システムを用いてネットワーク1を通して端末手段2により操作を行う場合の表示画面を示した図である。以下図23および図24に示す画面は、画面表示を例示するものであって、本発明においては、これらに表示されている構成に限られるわけではない。
図23は、カテゴリとして病院を選択した場合に示される表示画面を示した図である。図23(a)は、トップページからカテゴリとして病院を選択した画面を示す。図23(a)に示す画面には、所定の情報として、距離、設備、規模、知名度、専門性、ベッド数、アフターケア、待ち時間が表示されている。ユーザは、マウスまたはプッシュボタン、スクロールボタンなどを使用して、ポインタを距離、設備といった所定の情報へ移動させ、いわゆるクリックすることによって情報を選択できるようになっている。所定の情報については、上記に限られることはなく、その他駐車場、診療時間といった項目を追加して表示されていても良い。
また、図23(a)では、選ばれた所定の情報は、画面右側に表示され、重要度の欄にユーザが数値を入力して重み付けできるようになっている。重み付けに用いる数値はいかなる数値であっても良いが、1〜10までの数値で入力するのが好ましい。所定の情報を選択し、重要度を入力したら、画面右下に表示される「次へ」をクリックすることによって次の画像へと展開することができるようになっている。また、カテゴリを変更する場合、画面下に表示される「トップページへ戻る」をクリックすることによってトップページから操作することができるようになっている。
図23(b)は、図23(a)に示す画面で「次へ」をクリックした場合に表示される画面を示す図である。図23(b)に示す画面においては、希望する医療の種類が表示されていて、内科、外科、耳鼻科といった診察科目を選択できるようになっている。また、図23(b)においては、1画面に5つの選択表示を用いているが、脳外科、皮膚科などについては、画面右下に表示されている「次の診察科目へ」を選択することによって、またそれ以外の診察科目についても表示あるいは選択できるようになっている。さらに、カテゴリを変更、所定の情報の追加や削除、または重要度の数値変更などある場合には、画面下に表示される「トップページに戻る」をクリックすることによってトップページから操作できるようになっている。また、前ページに戻る場合には、「トップページへ戻る」の右側に表示されている「前ページに戻る」をクリックすることにより前ページから操作可能なようにされている。
図23(c)は、図23(b)で「1.内科」をクリックした場合に表示される画面を示す。図23(c)では、選択した所定の情報と重要度による重み付けの入力から病院のランク付けが行われた結果が示されている。図23(c)においては、1位から5位までの表示となっているが、1位から5位までの表示に限られるわけではない。また、図23(c)では、カテゴリの変更、所定の情報の追加や削除、重要度の数値変更、種類の変更などある場合に「トップページに戻る」をクリックすることによってトップページから操作を行えるようになっている。さらに、「前ページに戻る」をクリックすることによって前ページから操作可能なようにもされている。
図23(d)は、図23(c)でランク付けされた病院のうち、ユーザが選択した病院をクリックした場合に表示される画面を示す。図23(d)においては、ユーザが選択した病院の位置を示す地図と、ホームページを表示させることができるようになっている。また、図23(d)に示すように端末手段2の表示画面では、地図が表示され、画面右上の「○○内科ホームページ」をクリックしてホームページへアクセスすることによって、受診時間、医師の経歴、病院内の設備、電話番号といった情報を入手できるようになっている。
ホームページへのアクセス方法としては、各病院で作成しているホームページへとネットワークを利用してアクセスする方法を用いることができる。また、ホームページを開設していない病院の場合には、図23(d)に示すように「電話番号」、「ファックス番号」、あるいは図示していない「住所」といった情報を地図とともに表示させても良い。情報入手が終了したら画面下の「前ページに戻る」をクリックして次の内科情報を得ることができる。すべての情報入手が終了またはカテゴリを変更する場合、「トップページへ戻る」をクリックしてトップページから操作することができる。
図24は、カテゴリとしてレストランを選択した場合の実施の形態を示した図である。図24(a)は、トップページからカテゴリとしてレストランを選択した場合に表示される画面を示す。図24(a)に示す画面には、所定の情報として、距離、店舗数、待ち時間、価格、メニュー数、衛生面、テーブル数、駐車台数が表示されている。ユーザは、マウスまたはプッシュボタン、スクロールボタンなどを使用してポインタを距離、設備といった所定の情報へ移動させ、クリックして情報を選択することができるようになっている。また、所定の情報には、上記項目に限られるわけではなく、いかなる情報でも必要に応じて用いることができる。
また、選ばれた所定の情報は、画面右側に表示されていて、ユーザは、表示された所定の情報をクリックなどすることで重要度を指定することができるようにされている。図24に示す実施の形態においては、選択した所定の情報の中でユーザにとって重要な情報を選択し、重み付けの数値に関しては例えば重要でない情報については1、重要なものについては2などの重み付けがコンピュータ・システム5またはサーバ3に予め記憶されている。重要度においては、予め記憶されるほか、別に示す画面で入力できるようにされていても良い。また、重み付けに用いる数値はいかなる数値であっても良いが、1〜10までの数値で入力するのが好ましい。所定の情報を選択し、重要度を入力したら、画面右下に表示される「次へ」をクリックすることによって次の画像へと展開することができるようになっている。また、カテゴリを変更する場合、画面下に表示される「トップページへ戻る」をクリックすることによってトップページから操作することができるようになっている。
図24(b)は、図24(a)に示す画面で「次へ」をクリックした場合に表示される画面を示す。図24(b)に示す画面においては、種類が表示されていて、和食、洋食、中華料理といったメニュー項目を選択できるようになっている。また、図24(b)においては、1画面に5つの選択表示を用いているが、インド料理、ブラジル料理などについては、画面右下に表示されている「次のメニュー項目へ」を選択することによって、またそれ以外のメニュー項目についても表示あるいは選択できるようになっている。さらに、カテゴリを変更、所定の情報の追加や削除、または重要度の数値変更などある場合には、画面下に表示される「トップページに戻る」をクリックすることによってトップページから操作できるようになっている。また、前ページに戻る場合には、「トップページへ戻る」の右側に表示されている「前ページに戻る」をクリックすることにより前ページから操作可能なようにされている。
図24(c)は、図24(b)で「2.洋食」をクリックして選択した場合に表示される画面を示す。図24(c)では、選択した所定の情報と重要度の選択による重み付けからランク付けが行われたレストランの情報を表示した結果が示されている。図24(c)では5位までの表示であるが、1〜5位までの表示に限られるわけではない。また、図24(c)では、カテゴリの変更、所定の情報の追加や削除、重要度の数値変更、種類の変更などある場合に「トップページに戻る」をクリックすることによってトップページから操作を行えるようになっている。さらに、「前ページに戻る」をクリックすることによって前ページから操作可能なようにもされている。
図24(d)は、図24(c)でランク付けされたレストランのうち、ユーザが選択したレストランをクリックした場合に表示される画面を示す。図24(d)においては、ユーザが選択したレストランの位置を示す地図と、ホームページを表示させることができるようになっている。また、図24(d)に示すように端末手段2の表示画面では、レストランの位置を示す地図が表示され、画面右上の「洋食○○ホームページ」をクリックしてホームページへアクセスすることによって、開店時間、人気メニュー、本日のおすすめといった情報を入手できるようになっている。各店のホームページへとアクセスする方法としては、ネットワークを利用してアクセスする方法を用いることができる。また、ホームページを開設していない店については、地図とともに図24(d)にも示すように「電話番号」、「住所」、「人気メニュー」といった情報を表示させることができる。情報入手が終了したら画面下の「前ページに戻る」をクリックして次の洋食店情報を得ることができる。すべての情報入手が終了またはカテゴリを変更する場合、「トップページへ戻る」をクリックしてトップページから操作することができる。
図25は、本発明の情報提供システムにおいて使用することができる情報表示画面を示した図である。図25に示した画面表示は、図1〜図10に示した株式情報提供システムにおいて表示される画面を示した図である。サーバ3またはコンピュータ・システム5によりランク付けされた情報は、上述したように表、位置情報を示した地図、配置図として示すことも可能であるが、図25に示すように、最高得点、すなわちランク付けが1位のものを中心に配置し、それぞれの得点差を画面上の中心からの距離として表示するようにして表示することもできる。図25に示された画面表示は、サーバ3から端末手段2へとネットワーク1を介して送信することもできるし、コンピュータ・システム5から端末手段2へとネットワークを介さずに表示させるためにも使用することができる。
図25の画面表示は、表示の左側にランキングを示したチャートが示されており、表示の右側に重み付け表示を入力バーをマウスといったポインタ手段により移動させて入力する画面が配置されている。ユーザは、左側の重み付け表示を入力する部分において、所望するパラメータの入力を行い、図3〜図9において説明したプロセスを使用して所望するランク付けが行われた情報の提示を、図25の画面表示として受け取る。図25の左側に示されたランク付け表示は、ランキングが1位の株式銘柄が中心に配置され、得点差が中心からの距離として配置されている。また、周方向は、倒産確率、理論値との解離、ROE、騰落率、マーケットシェア、EPS、PER、PBRといったパラメータのうち、それぞれの株式銘柄が有する最も高い得点のパラメータに沿って配置されている。
例えば、パラメータとして倒産確率、理論値との解離、ROE、騰落率、マーケットシェア、EPS、PER、PBRの8つの値を用いる場合には、周方向を360/8等分し、それぞれのパラメータを示す軸として用いることができる。それぞれのランキングに対応する最高得点からの差は、中心から最も遠い表示位置までの距離までの間で規格化され、上述した軸上において得点差に応じた中心からの距離として表示される。図26には、上述した画面表示に使用されるデータ構成を示す。図26に示すように、図25に示す画面表示を行うために使用されるデータは、各株式銘柄の順位と、その株式銘柄の最高得点を有するパラメータと、ランク付け1位の株式銘柄との加重平均された標準偏差値における得点差が対応付けられている。画面表示を行う際には、株式銘柄において最高得点を有するパラメータに対応する座標上に得点差に関連した中心からの距離にポイントが表示されることになる。図25においては、図26において最高得点を有する株式銘柄Aが中心に示されている。また、図26に示された株式銘柄の順位は、ユーザの選択した重み付けによるランキングとインタラクティブにリンクされていて、ユーザが重み付けを、図25のバーを操作して変更すると、それに対応してそれぞれの順位が変化する構成とされている。なお、本発明において株式銘柄、または商品名を図25のように表示させる場合には、株式銘柄や商品名を50温順にソートし、株式銘柄または商品名の数で360°を除算した角度とし、各銘柄、商品名などを右周りまたは左回りに周方向に配置させることもできる。
図27には、図25に示した表示画面においてユーザが異なった重み付けを入力することにより、順位が変動された場合のデータ構造と、それに対応したランキングの変化を示す。図27(a)に示すように、ユーザが入力した重み付けにより最高得点を有する株式銘柄は、株式銘柄Mに変更され、それまで最高得点を有していた株式銘柄Aは、順位が3位に変化している。この変化は、図27(b)に示すように、画面表示上で変更され、株式銘柄Mが中心とされ、株式銘柄Aは、得点差に応じて中心から離れた座標軸上の位置にポイントされる。図27(b)には、それぞれの銘柄の移動が矢線で示されている。
また、図25に示した画面表示では、株式銘柄に対応したポイントをクリックすることにより、当該株式銘柄の関連情報を参照することが可能とされていてユーザの判断を助ける構成とされていてもよい。
上述した画面表示は、特に特定の位置情報が付随することのない情報をランク付けする際に、ユーザの判断を容易とするために使用することができ、株式情報以外にも、本発明において説明した各種の情報を表示するために適用することができる。
これまで、本発明を図面に示した実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
また、本発明の情報提供方法を実行するためのプログラムは、種々の言語により記述することができ、具体的には例えば、オブジェクト指向のC言語といった言語を用いて記述することができる。このソースコードは、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ハードディスク、CD−ROMといったコンピュータ可読な記録媒体に記憶させることができる。また、上述したソースコードは、ネットワークを介して提供される伝送可能な伝送媒体として提供することもできる。
1…ネットワーク
2…端末手段
3…サーバ
4…記憶手段(データベース)
5…コンピュータ・システム
6…倒産確率フィールド
7…関連情報フィールド
8…所定情報
9…位置情報
10…ディスプレイ・スクリーン
2…端末手段
3…サーバ
4…記憶手段(データベース)
5…コンピュータ・システム
6…倒産確率フィールド
7…関連情報フィールド
8…所定情報
9…位置情報
10…ディスプレイ・スクリーン
Claims (7)
- ネットワークに接続され、かつ提供情報と、前記提供情報に対応して格納され、かつ数値化された所定の情報を記憶したデータベースが接続されたサーバと、前記サーバに前記ネットワークを介して接続され、前記サーバに対して所定の情報に対する重み付け表現を送信して重み付け表現に基づきランク付けされた提供情報の要求を行う端末手段とを含む情報提供システムにおいて使用される、グラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供するグラフィカル・ユーザ・インタフェース・システムであって、
前記サーバは、前記端末手段の要求に応答して、前記端末手段に対して前記所定の情報および前記所定の情報に対する重み付け表現を表示させるプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを表示させる手段と、
前記端末手段により前記プルダウン・ウィンドウまたは入力バーを介して入力された重み付け表現を受信し、前記サーバが保持する関連づけテーブルを参照して重み付け係数を取得して、取得された重み付け係数を前記数値化された所定の情報から得られる点数と共に加重平均して総合得点とする手段と、
前記総合得点に基づいて前記提供情報をソーティングしてランク付けする手段と、
該ランク付けした提供情報を、前記端末手段へと送信して前記重み付け表現に対してインタラクティブに提供情報のランク付けを変更表示させる手段と、を含む、
グラフィカル・ユーザ・インタフェース・システム。 - 前記所定の情報は、倒産確率、株価の妥当性を判断するための理論値、騰落率、ROE、EPS、PER、PBRを含み、前記提供情報は、投資情報である、請求項1に記載のシステム。
- ネットワークに接続され、かつ提供情報と、前記提供情報に対応して格納され、かつ数値化された所定の情報を記憶したデータベースが接続されたサーバと、前記サーバに対してランク付けされた提供情報の要求を行う端末手段とを含む情報提供を実行するべく、前記サーバに対してグラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供させるための方法であって、前記方法は、前記サーバに対して、
前記端末手段から情報の要求を受信するステップと、
前記端末手段の要求に応答して、前記端末手段に対して前記所定の情報および前記所定の情報に対する重み付け表現を表示させるプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを表示させるステップと、
前記端末手段により前記プルダウン・ウィンドウまたは入力バーを介して入力された重み付け表現を受信し、前記サーバが保持する関連づけテーブルを参照して重み付け係数を取得して、取得された重み付け係数を前記数値化された所定の情報から得られる点数と共に加重平均して総合得点とするステップと、
前記総合得点に基づいて前記提供情報をソーティングしてランク付けするステップと、
前記ランク付けされた提供情報を、前記サーバから、前記端末手段へと送信してインタラクティブに提供情報のランク付けを変更表示させるステップとを実行させる、グラフィカル・ユーザ・インタフェース提供方法。 - 前記所定の情報は、倒産確率、株価の妥当性を判断するための理論値、騰落率、ROE、EPS、PER、PBRを含み、前記提供情報は、投資情報である、請求項3に記載の方法。
- ネットワークに接続され、かつ提供情報と、前記提供情報に対応して格納され、かつ数値化された所定の情報を記憶したデータベースが接続されたサーバと、前記サーバに対してランク付けされた提供情報の要求を行う端末手段とを含む情報提供方法を実行するべく、前記サーバに対してグラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供させるためのコンピュータ実行可能なプログラムであって、前記プログラムは、前記サーバに対して、
前記端末手段から情報の要求を受信するステップと、
前記端末手段の要求に応答して、前記端末手段に対して前記所定の情報および前記所定の情報に対する重み付け表現を表示させるプルダウン・ウィンドウまたは入力バーを表示させるステップと、
前記端末手段により前記プルダウン・ウィンドウまたは入力バーを介して入力された重み付け表現を受信し、前記サーバが保持する関連づけテーブルを参照して重み付け係数を取得して、取得された重み付け係数を前記数値化された所定の情報から得られる点数と共に加重平均して総合得点とするステップと、
前記総合得点に基づいて前記提供情報をソーティングしてランク付けするステップと、
前記ランク付けされた提供情報を、前記サーバから、前記端末手段へと送信してインタラクティブに提供情報のランク付けを変更表示させるステップとを実行させる、プログラム。 - 前記所定の情報は、倒産確率、株価の妥当性を判断するための理論値、騰落率、ROE、EPS、PER、PBRを含み、前記提供情報は、投資情報である、請求項5に記載のプログラム。
- さらに前記データベースが、ランク付けされた所定の情報に対応して記憶された配置または地図情報を格納しており、前記ランク付けされた所定の情報に対応する配置または地図情報を検索し、前記ランク付けされた所定の情報と共に前記検索された配置または地図情報を前記端末手段に表示させる手段を含む、請求項1に記載のシステム。
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JPWO2019064567A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2020-04-02 | 富士通株式会社 | ポートフォリオ提示プログラム、ポートフォリオ提示方法およびポートフォリオ提示装置 |
-
2004
- 2004-04-28 JP JP2004133146A patent/JP2004310781A/ja active Pending
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JPWO2019064567A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2020-04-02 | 富士通株式会社 | ポートフォリオ提示プログラム、ポートフォリオ提示方法およびポートフォリオ提示装置 |
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