JP2001092898A - 投資情報提供システムおよび投資情報提供方法 - Google Patents

投資情報提供システムおよび投資情報提供方法

Info

Publication number
JP2001092898A
JP2001092898A JP2000192484A JP2000192484A JP2001092898A JP 2001092898 A JP2001092898 A JP 2001092898A JP 2000192484 A JP2000192484 A JP 2000192484A JP 2000192484 A JP2000192484 A JP 2000192484A JP 2001092898 A JP2001092898 A JP 2001092898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
investment information
server
investment
information
client
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000192484A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yamaguchi
哲生 山口
Takehiro Kimura
武弘 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IQU KK
Original Assignee
IQU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IQU KK filed Critical IQU KK
Priority to JP2000192484A priority Critical patent/JP2001092898A/ja
Publication of JP2001092898A publication Critical patent/JP2001092898A/ja
Priority to KR1020027002655A priority patent/KR100871234B1/ko
Priority to AU74594/01A priority patent/AU7459401A/en
Priority to US10/069,106 priority patent/US20030028455A1/en
Priority to JP2002506503A priority patent/JP3561267B2/ja
Priority to EP01941188A priority patent/EP1296260A4/en
Priority to PCT/JP2001/005373 priority patent/WO2002001442A1/ja
Priority to JP2004133146A priority patent/JP2004310781A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 投資情報の提供をネットワークを介して行う
ためのシステムおよび投資情報の提供をネットワークを
介して行うための方法を提供する。 【解決手段】 本発明の投資情報提供システムは、ネッ
トワーク1に接続されたサーバ3と、サーバ3に対して
ネットワーク1を介して投資情報の要求を行うクライア
ント2とを含み、サーバ3は、クライアント2の要求に
より、数値化された所定の情報と、クライアント2によ
り入力された重み付けとを用いてランク付けされた投資
情報をクライアントへと送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投資情報の提供を
ネットワークを介して行うためのシステムおよび投資情
報の提供をネットワークを介して行うための方法を提供
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、株式取引において、株式を購入し
ようとする者は、証券会社などに依頼し、購入しようと
する者が指定する銘柄や、証券会社の推薦する銘柄の購
入を行っている。しかしながら、現在では、株や保険と
いった商品はきわめて種類が多く、購入を行うための判
断を行うことがきわめて困難になっている。またその判
断を行うためには多大な時間および労力が必要とされ
る。さらに、上述した判断を行うための資料も専門的な
ものであり、かつ価格的にも高く、株を購入しようとす
る個人投資家にとって、一般にいえばけっして容易に等
しを行うことができる環境にあるとはいえない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、本発明は、株といった銘
柄の比較検討を自動的に行うことを可能とすることによ
り、判断のための時間を短縮することを可能とし、株と
いった銘柄を選択するための種々の要因を考慮して、購
入しようとする者、特に個人投資家が個々の状況に応じ
個別にカスタマイズされた株価情報を得ることを可能と
する、投資情報提供システムおよび投資情報提供方法を
提供することを目的とする。さらに、本発明は、個人投
資家と機関投資家の情報格差を是正し、効率的で公平な
資本市場の形成に貢献することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、本
発明の投資情報提供システムおよび投資情報提供方法を
提供することにより達成される。
【0005】すなわち、本発明の請求項1の発明によれ
ば、ネットワークに接続されたサーバと、前記サーバに
対して前記ネットワークを介して投資情報の要求を行う
クライアントとを含み、前記サーバは、前記クライアン
トの要求により、数値化された所定の情報と、前記クラ
イアントにより入力された重み付けとを用いてランク付
けされた投資情報を前記クライアントへと送信する、投
資情報提供システムが提供される。
【0006】本発明の請求項2の発明によれば、前記所
定の情報は、倒産確率、株価の妥当性を判断するための
理論値、騰落率、ROE、EPS、PER、PBRを含
む、投資情報提供システムが提供される。
【0007】本発明の請求項3の発明によれば、前記倒
産確率と、前記理論値と、前記騰落率と、前記ROE
と、EPSと、PERと、PBRとを、それぞれ数値化
するための手段と、該数値化された前記所定の情報と前
記重み付けとを用いて前記投資情報をランク付けするた
めの手段とを含む、投資情報提供システムが提供され
る。
【0008】本発明の請求項4の発明によれば、前記数
値化するための手段は、前記所定情報の標準偏差を算出
する、投資情報提供システムが提供される。
【0009】本発明の請求項5の発明によれば、前記ラ
ンク付けする手段は、前記所定情報について得られた標
準偏差と前記重み付けとを用いる加重平均により投資情
報のランク付けを行う、投資情報提供システムが提供さ
れる。
【0010】本発明の請求項6の発明によれば、前記数
値化するための手段は、前記標準偏差から得られる偏差
値を算出する投資情報提供システムが提供される。
【0011】本発明の請求項7の発明によれば、ネット
ワークに接続されたサーバと、前記サーバに対して前記
ネットワークを介して投資情報の要求を行うクライアン
トとを含む投資情報提供方法であって、前記サーバに対
して、投資情報を要求するステップと、前記サーバに対
して、重み付けを送信するステップと、前記サーバ内に
おいて、所定の情報を数値化するステップと、前記数値
化された所定情報と前記重み付けとを用いてランク付け
を行うステップと、前記ランク付けされた投資情報を前
記サーバから、前記クライアントへと送信するステップ
とを含む、投資情報提供方法が提供される。
【0012】本発明の請求項8の発明によれば、前記所
定の情報は、倒産確率、株価の妥当性を判断するための
理論値、騰落率、ROE、EPS、PER、PBRを含
む、投資情報提供方法が提供される。
【0013】本発明の請求項9の発明によれば、前記数
値化するステップは、前記所定情報の標準偏差を算出す
る、投資情報提供方法が提供される。
【0014】本発明の請求項10の発明によれば、前記
ランク付けするステップは、前記所定情報について得ら
れた標準偏差と前記重み付けとを用いる加重平均により
投資情報のランク付けを行う、投資情報提供方法が提供
される。
【0015】本発明の請求項11の発明によれば、前記
数値化するステップは、前記標準偏差から得られる偏差
値を算出する、投資情報提供方法が提供される
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図面をもってする
実施例の記載に基づいて詳細に説明するが、本発明は図
面に示された実施例に限定されるものではない。
【0017】図1は、本発明の投資情報提供システムの
概略を示した図である。本発明の投資情報提供システム
は、ネットワーク1を通して接続された複数のクライア
ント2と、クライアント2からネットワーク1を介して
送信される要求を受信し、投資情報をランク付けして提
供するためのサーバ3とから構成されている。
【0018】クライアント2は、例えば、株式を購入し
ようとする者、すなわちユーザの自宅、証券会社、保険
会社、銀行などに配置されていて、ネットワーク1を介
してサーバ3にアクセスできるようにされている。この
クライアント2は、投資を行うためのに必要な情報の提
供を要求するための信号を、適切なブラウザ・ソフトウ
エアを介してサーバ3へと送信する。また、このクライ
アント2は、投資を行うために必要な情報を、ユーザが
入力する所定の情報に対して適用される重み付けをサー
バ3へと送信するようにされている。
【0019】本発明におけるネットワーク1は、いわゆ
るインターネットを挙げることができるが、これ以外に
も光通信、LAN/WANといった適切な通信プロトコ
ルを用いる通信により遠隔的に情報を送受信することが
できるものであれば、いかなるネットワークでも用いる
ことができる。この通信に用いることができる通信プロ
トコルとしては、例えばTCP/IPといった通信プロ
トコルを用いることができるが、これに限定されるわけ
ではない。
【0020】このようにして送信された投資情報は、サ
ーバ3に受信され、サーバ3は、所定の情報および重み
付けを用いて、サーバ3内の記憶手段4に記憶された株
式銘柄のランク付けを行う。このランク付けは、種々の
方法により行うことができるが、本発明においてはユー
ザが重み付けを入力することができ、また、投資可能な
資金量、市場の種類、業種、保有株数といった状況に合
わせてカスタマイズすることを可能とする。所定の情報
と重み付けとから得られる企業のランク付けは、要求を
行ったクライアント2へと送信され、投資情報の要求を
行った者がそのランク付けに基づいて購入銘柄を決定で
きるようにさせている。
【0021】図2は、本発明において用いられるクライ
アント2を詳細に示した図である。本発明において用い
ることができるクライアント2は、コンピュータを含ん
で構成される。図2に示したクライアント2は、パーソ
ナルコンピュータ、またはワークステーションから構成
することが可能であり、このパーソナルコンピュータ、
ワークステーションとしては、PENTIUM(商標:
インテル社)といったCPU、またはこれと互換性のあ
るCPUを搭載することが可能で、WINDOWS(商
標:マイクロソフト・コーポレーション)、WINDO
WS NT(商標:マイクロソフト・コーポレーショ
ン)、OS/2(商標:インターナショナル・ビジネス
・マシーンズ・コーポレイション)、AIX(商標:イ
ンターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイ
ション)、ユニックス、リナックスといったオペレーテ
ィング・システムを動作させることが可能なパーソナル
コンピュータ、ワークステーションを挙げることができ
るが、これらのものに限定されるわけではない。
【0022】また、本発明においては、サーバ3につい
ても上述したクライアント2と同様のパーソナルコンピ
ュータ、ワークステーション、または汎用大型コンピュ
ータを用いることができる。クライアント2は、適切な
ブラウザ・ソフトウエアがインストールされており、サ
ーバ3と、いわゆるインターネットといったネットワー
ク1を介して通信できるようにされている。
【0023】図3は、本発明の投資情報提供方法を示す
フローチャートである。本発明の投資情報提供方法は、
ステップ301から開始し、ステップ302において、
適切なブラウザ・ソフトウエアを介してクライアント2
のディスプレイ・スクリーン上に、本発明の投資情報提
供方法の開始をクライアントに示すためのトップページ
を表示させる。このトップページには、例えば「株魔
人」といった名称を付することができる。ついで、ステ
ップ303へと進んで、株式評価の項目を表示する。つ
いで、ステップ304へと進んでクライアント2は、株
式評価を行うための項目ごとの重み付けを入力する。ス
テップ304において入力された重み付けは、クライア
ント2から、サーバ3へと送信され、この重み付けを受
信したサーバ3は、所定の情報およびこの重み付けを用
いて、ステップ305において株式のレイティング、す
なわちランク付け(重み付け)を行う。
【0024】この際に用いることができる所定の情報と
しては、種々の情報を挙げることができ、例えば、倒産
確率、理論値との解離度合い、ROE、騰落率、マーケ
ットシェア、EPS、PER、PBRを挙げることがで
きる。これらの所定の情報は、複数組み合わせて用いら
れ、提供される投資情報の信頼性を向上させることがで
きるようにされている。上述した所定の情報の組み合わ
せについては特に制限はなく、2〜8種類を適宜選択し
て用いることができる。また本発明においては、上述し
た情報以外にも、これまで知られているいかなる情報を
組み合わせて用いることができる。この場合には、組み
合わせる情報の種類は、8種類に制限されるものではな
い。
【0025】上述した各情報は、具体的には下記式によ
り算出することができる。 (1)倒産確率
【0026】
【数1】
【0027】上式中、各変数は、以下のように定義され
る。 また、上式(1)中、N(z)は、下記式(2)で示さ
れる。
【0028】
【数2】 また、株式の投資収益率(ui)および株式のボラティリテ
ィは、それぞれ下記式で与えられる。
【0029】
【数3】
【0030】
【数4】 また、上述した所定の情報のうち、株式の理論価格は、
下記式により求められる。
【0031】
【数5】
【0032】上式中、 である。また、上述した騰落率は、下記式により求める
ことができる。
【0033】
【数6】
【0034】また、ROEは、具体的には、下記式によ
り、求めることができる。
【0035】
【数7】 上述した情報のうち、株価収益率(PER)は、下記式
により得ることができる。
【0036】
【数8】
【0037】上述した情報のうち、PBRは、下記式に
より表される。
【数9】
【0038】上述した情報のうち、EPSは、下記式に
より表される。
【数10】
【0039】本発明の株式のランク付けは、具体的に
は、サーバ3内に記憶されたデータベースにおいて、株
式銘柄に対応する企業データ、財務データ、株価データ
から上述した式に基づいて各情報の数値を算出し、各株
式銘柄毎の標準偏差を算出する。ついで、標準偏差を用
いて上位例えば5%までを10、下位5%を1といった
ように各情報毎にレイティングを与える。
【0040】本発明の投資情報提供方法は、その後、ス
テップ306において、このようにして得られたレイテ
ィングと、クライアント2が入力した重み付けとを用
い、例えば加重平均を算出することにより、最終的なラ
ンク付けを行うことができる。また、上述したレイティ
ングは、特に簡単な数字でなくともよく、標準偏差から
算出される偏差値を直接用いることができる。この偏差
値を求める場合には、平均値が偏差値50となるように
設定し、平均値からの差と、標準偏差とから、上位に対
しては50より大きく、また、下位に対しては50より
小さくなるように設定するいかなる方法でも用いること
ができる。さらには、特に正規分布を仮定することな
く、他の分布を用いることができる。
【0041】また、最終的なランク付けを行う場合に
は、加重平均以外のいかなる方法を用いることもでき
る。また、重み付けは、重み付けの総和が1となるよう
に規格化して用いることもできるし、特に規格化せずに
用いることもできる。
【0042】この後、本発明の投資情報提供方法は、ス
テップ307においてランク付けに応じて銘柄の順序を
並び替え、その銘柄をステップ308において、クライ
アント2へと表示させる。ユーザは、そのディスプレイ
・スクリーンに表示された銘柄から、ステップ309に
おいて注目する企業の表示されたフィールドをクリック
し、ステップ310において企業毎の情報を出力させて
必要な投資情報を得、本発明の投資情報提供方法は終了
する。ここで、ステップ308においては例えば1位か
ら3000位までの企業を表示させるものとしている
が、特に本発明では1位から3000位までの順位に限
られるものではなく、クライアント2の能力に応じてこ
の数は増減させることができる。
【0043】サーバ3に記憶されている各銘柄の企業デ
ータは、例えば「ロイターブルームバーグ」(商標)と
いったデータベースから入手できる企業データの他、財
務データ、株価データなどを挙げることができる。しか
しながら、本発明においては、上述した企業データ、財
務データ、株価データなどについては、手入力など、い
かなる別の方法により得ることもできる。
【0044】図4には、本発明の投資情報提供システム
により、ネットワーク1を通してクライアント2のディ
スプレイ・スクリーン上において適切なブラウザ・ソフ
トウエアにより表示される表示画面を示した図である。
図4に示した表示画面においては、倒産確率、理論値と
の解離、ROE、騰落率、マーケットシェア、EPS、
PER、PBRなどに対する重み付けの入力が行われて
いる。
【0045】図4に示されるように例えば、倒産確率に
ついての重み付けを設定する場合には、(1)倒産確率
と表示されたフィールド6をスタイラス、マウスといっ
た適切なポインティング手段を用いてクリックするか、
またはそのフィールドにポインティング手段を位置合わ
せすると、重み付けを示す表示がディスプレイ上に表示
される。このとき購入を希望する者が、例えば「重視す
る」を選択すると、それに対応する数字が重み付けとし
て決定されることになる。
【0046】このために用いられる重み付けの数値は、
いかなる値でも用いることができるが、バランスよくラ
ンク付けを行うためには、各情報について与えられる重
み付けの数値の総和が1となるように選択することが好
ましい。また、上述したように「重視する」といった表
示ではなく、実際に数字を入力することにより重み付け
の数値を決定することも可能である。上述した選択をそ
れぞれの情報について行った後、重み付けの情報は、ク
ライアント2からサーバ3へと送信され、サーバ3上
で、ランク付けが行われることになる。
【0047】図5は、本発明の投資情報提供システムに
よりランク付けされた銘柄を表示した画面表示である。
図5に示されるように、本発明の投資情報提供システム
は、ランク付けされた銘柄を、そのコード、銘柄が登録
されている市場、銘柄の名称、ランク付けの結果である
総合順位、および得点、および関連情報と共に表示を行
っているのが示されている。株式の購入を希望する者
は、図5に示された企業が表示されたフィールドをクリ
ックなどすることにより、さらに詳細な情報を得ること
ができるようにされている。
【0048】図6は、本発明の投資情報提供システムが
提供することができるポートフォリオ・サポート機能を
示したフローチャートである。このポートフォリオ・サ
ポート機能は、ステップ601から開始し、ステップ6
02においてクライアント2のディスプレイ・スクリー
ン上に、例えば「株魔人」と名前が付けられたトップペ
ージを表示させる。ついで、ステップ603へと進み、
クライアント2から入力を行う顧客のポートフォリオ構
成銘柄の入力を要求する。さらに、ステップ604にお
いてポートフォリオ構成銘柄の例えば過去90営業日の
時価総額の変化率の推移から、株価平均値、すなわちリ
ターンと、標準偏差、すなわち、その時点におけるリス
クを算出し、クライアント2のディスプレイ・スクリー
ン上に顧客のポートフォリオ構成銘柄の時価総額、リス
ク、および平均値を表示させる。過去の営業日は30日、
60日、90日、120日、180日、250日から顧客が選択でき
るものとするが、本発明においては別のいかなる営業日
であっても用いることができる。
【0049】ついで、ポートフォリオ・サポート機能
は、ステップ605へと進んで、顧客のポートフォリオ
における時価総額の変化率と株価の変化率の間の相関係
数を全銘柄について算出する。この後、ステップ606
において、顧客による追加購入株式の購入予算額の入力
を要求する。
【0050】ついで、ポートフォリオ・サポート機能
は、ステップ607へと進んで、追加購入の後のポート
フォリオについて、標準偏差と平均値とから算出し、す
べての銘柄について所定の銘柄を購入した場合のリター
ンとリスクとをクライアント2のディスプレイ・スクリ
ーン上にグラフィカルに表示を行う。
【0051】この際に用いられる計算式は、適宜選択し
て用いることができるが、本発明においては、例えば、
下記式を用いることができる。
【0052】
【数11】 (上式中、Rは、新ポートフォリオのリターン、W
は、新ポートフォリオにおける旧ポートフォリオに対す
る金額の割合、Rは、旧ポートフォリオのリターン、
は、新ポートフォリオにおける追加株式予算額の割
合、Rは、追加株式のリターン、σは、新ポートフ
ォリオのリスク、σは、旧ポートフォリオのリスク、
σは、追加株式のリスク、ρ12は、旧ポートフォリ
オと追加株式の株価収益率の相関係数を示す。)
【0053】さらに、ポートフォリオ・サポート機能
は、ステップ608へと進んでクライアント2のディス
プレイ・スクリーン上にポイントとして銘柄を表示させ
る。ついで、ステップ609へと進み、ユーザは、リス
クおよびリターンを考慮してポイントをクリックするこ
とにより、ユーザの希望するリスクとリターンとを与え
る銘柄を表示させ、追加購入する銘柄を決定し、ステッ
プ610で、ポートフォリオ・サポート機能を終了す
る。
【0054】本発明の上述したポートフォリオ・サポー
ト機能を用いることにより、購入を希望する者は、容易
にリスクとリターンとが最適な追加購入銘柄を選定する
ことが可能となる。
【0055】これまで、本発明を図面に示した実施の形
態に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施例に限
定されるものではない。
【0056】また、本発明の投資情報提供方法を実行す
るためのソースコードは、種々の言語により記述するこ
とができ、具体的には例えば、オブジェクト指向のC言
語といった言語を用いて記述することができる。このソ
ースコードは、フロッピーディスク、光ディスク、光磁
気ディスク、ハードディスク、CD−ROMといったコ
ンピュータ可読な記録媒体に記憶させることができる。
また、上述したソースコードは、ネットワークを介して
提供される伝送可能な伝送媒体として提供することもで
きる。
【0057】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、株とい
った銘柄の比較検討を自動的に行うことを可能とし、判
断のための時間を短縮することを可能とすることによ
り、株といった銘柄を選択するための種々の要因を考慮
して、購入しようとする者が特に個人投資家が個々の状
況に応じ個別にカスタマイズされた株価情報を得ること
を可能とする、投資情報提供システムおよび投資情報提
供方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の投資情報提供システムを示した概略
図。
【図2】本発明に用いるクライアントを示した図。
【図3】本発明の投資情報提供方法のフローチャート。
【図4】本発明の投資情報提供システムにより表示され
る重み付け入力画面表示を示した図。
【図5】本発明の投資情報提供システムによりランク付
けされた銘柄を表示する画面表示。
【図6】ポートフォリオサポート機能のフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…ネットワーク 2…クライアント 3…サーバ 4…記憶手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたサーバと、前
    記サーバに対して前記ネットワークを介して投資情報の
    要求を行うクライアントとを含み、 前記サーバは、前記クライアントの要求により、数値化
    された所定の情報と、前記クライアントにより入力され
    た重み付けとを用いてランク付けされた投資情報を前記
    クライアントへと送信する、投資情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記所定の情報は、倒産確率、株価の妥
    当性を判断するための理論値、騰落率、ROE、EP
    S、PER、PBRを含む、請求項1に記載の投資情報
    提供システム。
  3. 【請求項3】 前記倒産確率と、前記理論値と、前記騰
    落率と、前記ROEと、前記EPSと、前記PERと、
    前記PBRとを、それぞれ数値化するための手段と、 該数値化された前記所定の情報と前記重み付けとを用い
    て前記投資情報をランク付けするための手段とを含む、
    請求項2に記載の投資情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記数値化するための手段は、前記所定
    情報の標準偏差を算出する、請求項3に記載の投資情報
    提供システム。
  5. 【請求項5】 前記ランク付けする手段は、前記所定情
    報について得られた標準偏差と前記重み付けとを用いる
    加重平均により投資情報のランク付けを行う、請求項3
    または4に記載の投資情報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記数値化するための手段は、前記標準
    偏差から得られる偏差値を算出する、請求項3〜請求項
    5のいずれか1項に記載の投資情報提供システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続されたサーバと、前
    記サーバに対して前記ネットワークを介して投資情報の
    要求を行うクライアントとを含む投資情報提供方法であ
    って、 前記サーバに対して、投資情報を要求するステップと、 前記サーバに対して、重み付けを送信するステップと、 前記サーバ内において、所定の情報を数値化するステッ
    プと、 前記数値化された所定情報と前記重み付けとを用いてラ
    ンク付けを行うステップと、 前記ランク付けされた投資情報を前記サーバから、前記
    クライアントへと送信するステップとを含む、投資情報
    提供方法。
  8. 【請求項8】 前記所定の情報は、倒産確率、株価の妥
    当性を判断するための理論値、騰落率、ROE、EP
    S、PER、PBRを含む、請求項7に記載の投資情報
    提供方法。
  9. 【請求項9】 前記数値化するステップは、前記所定情
    報の標準偏差を算出する、請求項7または8に記載の投
    資情報提供方法。
  10. 【請求項10】 前記ランク付けするステップは、前記
    所定情報について得られた標準偏差と前記重み付けとを
    用いる加重平均により投資情報のランク付けを行う、請
    求項7〜9のいずれか1項に記載の投資情報提供方法。
  11. 【請求項11】 前記数値化するステップは、前記標準
    偏差から得られる偏差値を算出する、請求項9〜10の
    いずれか1項に記載の投資情報提供方法。
JP2000192484A 2000-06-27 2000-06-27 投資情報提供システムおよび投資情報提供方法 Pending JP2001092898A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000192484A JP2001092898A (ja) 2000-06-27 2000-06-27 投資情報提供システムおよび投資情報提供方法
KR1020027002655A KR100871234B1 (ko) 2000-06-27 2001-06-22 정보 제공 시스템, 정보 제공 방법 및 컴퓨터 판독가능한 기록 매체
AU74594/01A AU7459401A (en) 2000-06-27 2001-06-22 Information supply system
US10/069,106 US20030028455A1 (en) 2000-06-27 2001-06-22 Information supply system
JP2002506503A JP3561267B2 (ja) 2000-06-27 2001-06-22 情報提供システム、情報提供方法および記憶媒体
EP01941188A EP1296260A4 (en) 2000-06-27 2001-06-22 SYSTEM FOR PROVIDING INFORMATION
PCT/JP2001/005373 WO2002001442A1 (fr) 2000-06-27 2001-06-22 Systeme pour fournir des informations
JP2004133146A JP2004310781A (ja) 2000-06-27 2004-04-28 グラフィカル・ユーザ・インタフェース提供システム、そのための方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000192484A JP2001092898A (ja) 2000-06-27 2000-06-27 投資情報提供システムおよび投資情報提供方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001092898A true JP2001092898A (ja) 2001-04-06

Family

ID=18691609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000192484A Pending JP2001092898A (ja) 2000-06-27 2000-06-27 投資情報提供システムおよび投資情報提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001092898A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003256507A (ja) * 2002-03-06 2003-09-12 Tetsushi Nakamura 旅行評価システム
JP2009245368A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nikko Financial Intelligence Inc 投資ファンドのレーティングを行う方法、システム及びコンピュータプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003256507A (ja) * 2002-03-06 2003-09-12 Tetsushi Nakamura 旅行評価システム
JP2009245368A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nikko Financial Intelligence Inc 投資ファンドのレーティングを行う方法、システム及びコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220114667A1 (en) Systems and methods for bid/offer liquidity spread trading
US8019672B2 (en) Dynamic price improvement
US6421653B1 (en) Systems, methods and computer program products for electronic trading of financial instruments
US7428505B1 (en) Method and system for harvesting feedback and comments regarding multiple items from users of a network-based transaction facility
US8082200B2 (en) Information trading system and method
JP2003108757A (ja) 有価証券選択支援方法及び有価証券選択支援プログラム
US20050038732A1 (en) Systems and methods for bid/offer liquidity spread trading
US10673987B2 (en) Methods and systems for harvesting comments regarding users on a network-based facility
US7146335B2 (en) Online trading system having ally-initiated trading
US20020091628A1 (en) Credit granting system and credit applying method using the system
US20030061058A1 (en) Method and system for evaluating a potential business transaction using electronic codification of jurisdictional regulations, rules and laws
JP3823009B2 (ja) 電子信用サービス方法及び装置
US7403920B2 (en) Information mediating apparatus and method and storage medium storing information mediating program therein
JP2002230300A (ja) 証券取引システム
US20140108215A1 (en) System and methods for trading
KR20170014397A (ko) 오픈 api용 리얼타임 자동주식거래방법 및 이를 실행시키기 위한 컴퓨터프로그램
JP2001092898A (ja) 投資情報提供システムおよび投資情報提供方法
KR100396336B1 (ko) 온라인 주식거래 주문 시스템 및 그 방법
US20030078872A1 (en) Dealing method enabling a deal clinching ratio
JP2002215907A (ja) 不確定情報を販売する方法、システム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002245252A (ja) 取引銘柄決定支援方法及びシステム
WO2001055930A2 (en) System for access to and exchange of market data
JP2001306813A (ja) 金融商品における利益額提供方法
JP2005157719A (ja) 有価証券の取引を支援するシステム及び方法
JP2004310781A (ja) グラフィカル・ユーザ・インタフェース提供システム、そのための方法およびプログラム