JP2002230300A - 証券取引システム - Google Patents

証券取引システム

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JP2002230300A
JP2002230300A JP2001026701A JP2001026701A JP2002230300A JP 2002230300 A JP2002230300 A JP 2002230300A JP 2001026701 A JP2001026701 A JP 2001026701A JP 2001026701 A JP2001026701 A JP 2001026701A JP 2002230300 A JP2002230300 A JP 2002230300A
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Takashi Sakurai
貴志 櫻井
Toshika Yokoyama
利香 横山
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 個人投資家等の顧客が海外の証券取引市場に
おいて取引を行う際に生じる種々の障壁(言語、為替、
時差による障壁等)を解消し、自由、安全、且つ容易に
取引活動を行うことを可能とするシステムの提供。 【解決手段】 証券市場サーバから証券市場会員用のリ
アルタイム情報を通信回線を介し連続して取得する市場
会員用情報取得手段と、前記取得された会員用情報を顧
客提供用情報にリアルタイムで加工する情報加工手段
と、前記取得された市場会員用情報と前記加工された顧
客提供用情報をリアルタイムでデータベースに記録する
情報記録手段と、前記顧客提供用情報をリアルタイムで
顧客端末に送信し、前記市場会員用情報とは異なる言語
で構成される画面に表示させる情報送信表示手段と、顧
客端末からの入力内容に基づき証券市場サーバと通信回
線を介して証券の電子取引を行う電子証券取引手段と、
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人投資家等の顧
客がインターネット等の通信回線網を介して証券会社の
サーバ等にログインし、電子証券取引市場に公開された
証券を電子的に取引する証券取引システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在、我国の個人投資家の多くは国内外
の証券会社等を介して証券取引を行っている。この場合
において、我国の証券取引市場は、最近まで取引手数料
等が法律で決められていた等の背景もあり、個人投資家
にとっては未だ閉鎖的である。
【0003】すなわち、我国市場においては証券情報の
開示について未だ開示レベルが低く、個人投資家は証券
取引に有用な情報や必要な情報を迅速に入手することが
困難である。
【0004】例えば、株取引の気配情報(市場内部の詳
細取引状況、いわゆる板情報)について、米国市場にお
いては個人投資家がインターネット等によりネット店頭
株式市場(NASDAQ)等の最新かつリアルタイムの
情報に容易にアクセスできるのに対し、我国市場におい
ては個人投資家が利用している証券会社に電話をかけ、
過去の情報を遅れて入手している状況にある。
【0005】また、我国の株式市場においては、単位株
等の閉鎖的な制度が残っており、個人投資家等は最低取
引株数に達しないと取引を行うことができないこととな
っている。これに対し米国証券取引市場等においては、
かかる制約はなく、個人投資家等は一株から自由に取引
活動を行うことが可能である。
【0006】したがって、我国市場においては、資本力
に劣る個人投資家が、米国等の場合に比べて実質的に著
しい取引活動の制約を受けている。
【0007】一方、近年においては、インターネット等
の情報産業の発達により証券取引の国際化や高速化、ホ
ーダレス化が促進され、外国における電子証券取引市場
の開設等により我国の個人投資家であっても国際的な証
券取引市場において自由に取引活動を行うことが可能な
環境が整備されつつある。
【0008】すなわち、我国の個人投資家もインターネ
ットを使用して米国の証券会社等が提供する米国電子証
券取引市場用のオンラインサービスを利用することによ
り、米国市場で活発に証券取引活動をすることが可能と
なってきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、我国の
個人投資家が上述の米国の証券会社等が提供する米国電
子証券取引市場用のオンラインサービス等を利用する場
合には、実質的に種々の障壁が存在し、容易、安全かつ
簡単に証券取引活動を行い得る状況には至っていないの
が実状である。
【0010】すなわち、我国の個人投資家が米国の証券
会社等が提供する米国電子証券取引市場用等のオンライ
ンサービスを直接利用する場合には、言語の違いによる
障壁や、為替変動による障壁や、取引時間の差異(時
差)による障壁等が存在する。
【0011】具体的には、海外の証券会社等が提供する
当該国の電子証券取引市場用のオンラインサービスは原
則として当該国の言語でのサービスであり、我国の個人
投資家が自己の端末に表示される、日本語でない当該国
の言語で表現された情報を即座に理解することは困難で
あった。特に、これらの電子証券市場の情報提供は、リ
アルタイム情報であり、時々刻々変化する外国語の情報
に対応することは極めて困難であり、また、証券取引と
いう行為の重大性からも個人投資家をして取引を躊躇す
る場合が多かった。
【0012】また、海外の証券会社等が提供する当該国
の電子証券取引市場用のオンラインサービス等で提供さ
れる情報は、当該国の通貨で表示されており、当該国の
通貨と我国の通貨の為替変動等による影響等は考慮され
ていないものであった。このため、我国の個人投資家等
は前記サービスで提供された株価等の情報について、別
途自分で為替変動情報を入手して、この為替変動の影響
等を勘案して前記サービスで提供された情報を見直し、
取引の判断を行う必要があった。したがって、取引の意
志決定における判断処理が複雑化してしまっていた。特
に、前記サービスでの取引中に我国通貨と当該国の通貨
の為替が変動した場合には、大きな損失が生ずるリスク
があった。すなわち我国の一般投資家は、為替変動と株
価変動の両方を常に同時にモニターする必要があった。
【0013】さらに、外国の電子証券取引市場において
は当該国での営業時間を基準として取引がなされてお
り、当該国での営業時間を過ぎた場合は取引活動が停止
され、当該国での翌営業日の営業時間になるまでは取引
活動が中止されることとなる。したがって、その間(当
該国の営業時間外)に大きな株価変動や為替変動が起こ
った場合には、我国の個人投資家は中断中の取引につい
て、なすすべが無く、大きな損失を被るリスクが存在し
た。
【0014】したがって、海外の証券会社等が提供する
当該国の電子証券取引市場用のオンラインサービスの利
用では、我国の個人投資家等とって取引の容易性、安全
性等が充分に確保されているとは言い難いのが現状であ
る。
【0015】また、我国の証券会社等も、近年の情報技
術の進歩や取引の自由化政策、取引のボーダレス化等に
より、積極的に世界取引市場に参入する必要が生じてき
た。また、これと同時に国内外の個人投資家に対する顧
客サービスを充実させて、自由競争環境下において優位
することが必要となってきた。すなわち、国際市場への
進出と同時に国内においても新規参入が見込まれる外国
証券会社等に対峙しうる顧客サービスシステムを有さな
いと、金融証券分野の世界的大競争時代(メガコンペテ
ィション)において企業として存続できない状況となっ
てきた。
【0016】しかして、本発明による証券取引システム
は、かかる状況に鑑みて開発されたものであり、我国の
個人投資家等が国際的な証券取引市場において取引を行
う場合の種々の障壁(言語の違いによる障壁や、為替変
動による障壁や、時差による障壁等)を解消し、我国の
個人投資家等にとって自由、安全、且つ容易に国際的な
証券取引活動を行うことが可能となるシステムを提供す
ること目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による証券取引シ
ステムは、図1に示されるよう構成されており、証券市
場サーバ2から証券市場会員用のリアルタイム情報を通
信回線4を介し連続して取得する市場会員用情報得手段
6と、前記取得された市場会員用情報を顧客提供用情報
にリアルタイムで加工する情報加工手段8と、前記取得
された市場会員用情報と前記加工された顧客提供用情報
とをリアルタイムでデータベース10に記録する情報記
録手段12と、通信回線4を介して接続された顧客端末
14からの指示に従い、前記顧客提供用情報をリアルタ
イムで顧客端末14に送信し、前記市場会員用情報とは
異なる言語で構成される画面に表示させる情報送信表示
手段16と、前記画面が表示された顧客端末14からの
入力内容に基づき証券市場サーバ2と通信回線4を介し
て証券の電子取引を行う電子証券取引手段18と、を有
する、ことを特徴とし、または、前記の場合において、
為替市場サーバ20から為替変動リアルタイム情報を通
信回線4を介し連続して取得する為替情報取得手段22
と、前記取得された為替情報を前記加工された顧客提供
用情報に付加する為替情報付加手段26と、を有し、前
記電子証券取引手段18は、顧客端末14からの為替変
動に関する入力指示および為替情報取得手段22により
取得された為替情報に基づいて証券市場サーバ2と通信
回線4を介して証券の電子取引を行う、ことを特徴と
し、または、前記の各場合において、為替市場サーバ2
0から為替変動リアルタイム情報を通信回線4を介し連
続して取得する為替情報取得手段22を有し、前記情報
加工手段8は、為替情報取得手段22で取得された為替
情報により市場会員用情報取得手段6で取得された証券
市場リアルタイム情報に含まれる各証券の価格情報を該
情報で用いられる通貨とは異なる通貨での価格情報にリ
アルタイムで連続して変換し、該変換された価格情報を
顧客提供用情報にリアルタイムで付加する為替変換手段
26を有する、ことを特徴とし、または、前記の各場合
において、前記情報加工手段8は、通信回線網4を介し
て接続された顧客端末14からの指示に従って、前記市
場会員用情報含まれる取引情報につき銘柄別及び売買情
報別に各取引者の売買別指し値価格についての指定期間
累積出来高を集計し取引相場情報として顧客提供用情報
に付加する機能を有し、前記情報送信表示手段16は、
取引相場情報が付加された顧客提供用情報をリアルタイ
ムで顧客端末14に送信し、該顧客端末14に送信され
た取引相場情報を、X軸が指し値価格を売買別に昇順ま
たは降順に示し、Y軸が各取引者毎の売買別指し値価格
毎の出来高を示し、Z軸が前記X軸において同じ指し値
価格に存在する複数の取引者を指し値価格を出した時間
順に示す、グラフにより画面表示させる機能を有する、
ことを特徴とし、または、前記の各場合において、前記
電子証券取引手段18は、前記顧客端末14から入力指
示された設定により、予め定められた時間内に該顧客が
保有する証券を売却完了する売却完了手段28を有す
る、ことを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明の証券取引システムは、「通信回線4を
介して接続された顧客端末14からの指示に従い、前記
顧客提供用情報をリアルタイムで顧客端末14に送信
し、前記市場会員用情報とは異なる言語で構成される画
面に表示させる情報送信表示手段16」を有する。した
がって、国内の個人投資家等の顧客は、自己の端末にお
いて外国証券市場の電子的なリアルタイム詳細情報を自
国の言語でリアルタイムに取得することが可能となる。
よって、海外市場での証券取引における言語の違いによ
る障壁が解消されることになる また、本発明のシステムでは、「為替市場サーバ20か
ら為替変動リアルタイム情報を通信回線4を介し連続し
て取得する為替情報取得手段22と、前記取得された為
替情報を前記加工された顧客提供用情報に付加する為替
情報付加手段26と」を付加し、「電子証券取引手段1
8は、顧客端末14からの為替変動に関する入力指示お
よび為替情報取得手段22により取得された為替情報に
基づいて証券市場サーバ2と通信回線4を介して証券の
電子取引を行う」ように構成することも可能である。こ
れにより個人投資家等の顧客は、証券情報と共に為替変
動情報をリアルタイムで入手することが可能となる。ま
た、前記の顧客は、電子取引依頼の設定条件に為替変動
時の処理(トリガー機能)を予め含ませて指示すること
が可能となり、外国証券市場での取引における為替変動
のリスクを有効に回避することが可能となる。
【0019】さらに、本発明のシステムでは、「情報加
工手段6は、為替情報取得手段22で取得された為替情
報により市場会員用情報取得手段で取得された証券市場
リアルタイム情報に含まれる各証券価格情報を該情報で
用いられる通過とは異なる通過での価格情報にリアルタ
イムで連続して変換し、該変換された価格情報を顧客提
供養生法にリアルタイムで付加する為替変換手段26を
有する」ように構成することも可能である。これによ
り、個人投資家等の顧客は、為替変動が反映された証券
の変動状況(価格変動等の状況)を直接的にリアルタイ
ムで数字やグラフにより確認し、自分にとっての総合的
な投資環境等の状況を即座に把握することが可能とな
る。
【0020】したがって、本発明の構成に為替情報取得
手段22、為替情報付加手段24、為替変換手段26等
を付加することで、海外市場での証券取引における為替
変動による障壁を解消することが可能となる。
【0021】そして、本発明のシステムでは、「情報加
工手段8は、通信回線網4を介して接続された顧客端末
14からの指示に従って、前記市場会員用情報に含まれ
る取引情報につき銘柄及び売買情報別に各取引者の売買
指し値価格についての指定期間累積出来高を集計し取引
相場情報として顧客提供用情報に付加する機能を有し、
前記情報送信表示手段16は、取引相場情報が付加され
た顧客提供用情報をリアルタイムで顧客端末14に送信
し、該顧客端末14に送信された取引相場情報をX軸が
指し値価格を売買別に昇順または降順に示し、Y軸が各
取引者毎の売買別指し値価格毎の出来高を示し、Z軸が
前記X軸において同じ指し値価格に存在する複数の取引
者を指し値価格を出した時間順に示す、グラフにより画
面表示させる機能を有する」ように構成することも可能
である。これにより、国内の個人投資家等の顧客は、取
引市場の相場の状況を、数字データや二次元のグラフで
はなく立体的な図により、視覚的に一目瞭然にして把握
することが可能となる。
【0022】その上、本発明のシステムでは、「前記電
子証券取引手段18は、前記顧客端末14から入力指示
された設定により、予め定められた時間に該顧客が保有
する証券を売却完了する売却完了手段28を有する」よ
うに構成することも可能である。これにより、個人投資
家等の顧客は海外市場の取引終了時刻前に保有証券の売
却完了を予め設定しておくことが可能となり、営業外時
間における株価変動のリスクを回避することが可能とな
る。よって、海外市場での証券取引における取引時間
(時差)による障壁が解消されることになる。なお、本
発明のシステムは複数の電子証券取引市場(証券市場サ
ーバ2)との接続が可能であり、複数の取引市場と接続
されている場合には顧客が取引を行いたい取引市場(証
券市場サーバ2)を自己の端末14において選択し得る
構成とすることが可能である。また、取引市場内におい
て同一の証券(銘柄)を複数の取引者が扱っていた場合
には、顧客が取引相手の取引者を端末自己の14におい
て選択し得る構成となっている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図等に基づいて本発明に係
る証券取引システムの一実施例について説明する。ここ
で、図2には本実施例の構成についての概要が、図3に
は本実施例における処理の流れがそれぞれ説明されてい
る。なお、図3において、単に「サーバ」と記載された
ものはホスト・サーバ38を、単に「端末」と記載され
たものは顧客端末14を、それぞれ示している。また、
以下に説明する本発明システムの各手段は、サーバや端
末などのコンピュータ・ハードウェアと各ハードウェア
にインストールされるコンピュータ・ソフトウェア(ア
プリケーション・プログラム)との協働し動作により実
現されるものである。
【0024】先ず、図2に示されるように、インターネ
ット等の通信回線網30(携帯電話回線や人工衛星回線
等の無線回線網を含む。以下同様。)には電子証券取引
市場網32が接続されており、該電子証券取引市場網3
2では、各種各国の電子証券取引市場サーバ(米国NA
SDAQやECN等のサーバ)34や仲介システムサー
バ(SelectNet等のサーバ)36が接続されて
いる。
【0025】また、通信回線網30には、為替市場サー
バ(東京証券取引所等のサーバ)20や、本発明に係る
システムの主要な構成が存在するホスト・サーバ(証券
会社等のサーバ)38や、個人投資家等の本発明のシス
テムを利用する顧客の端末14が接続されている。ここ
で顧客とは、ホスト・サーバ38の運用者たる証券会社
等の顧客または将来的に顧客になり得る一般投資家等を
意図する。なお、ホスト・サーバ38を運用するのは、
営業用店舗等を有さないインターネット専門の組織であ
っても良いし、既存の証券会社や金融機関等であっても
良い。また、顧客端末14は、インターネット接続可能
なパソコン等であれば良い。
【0026】そして、ホスト・サーバ38の運用者は証
券会社等であり、は電子証券取引市場や仲介システムの
会員(メンバー)となっている。よって、ホスト・サー
バ38の運用者は前記の電子証券取引市場等から市場会
員用情報(取引市場会員専用の特定情報)を取得するこ
とが可能である。市場会員用情報は、その市場で取引き
される銘柄、銘柄のコード、出来高、高値、安値、前日
比、注文市場、注文状況、注文価格、注文数量、注文者
等の取引相場情報(気配情報)、等が含まれる情報であ
り、例えば電子証券取引市場としては米国NASDAQ
等が、その市場会員用情報としてはNASDAQのレベ
ル2情報(市場内部の取引詳細情報)等が該当する。
【0027】本実施例においては、ホスト・サーバ38
の市場会員用情報取得手段66が電子証券取引市場サー
バ34や仲介システムサーバ36から市場会員用情報を
通信回線網30を介してオンラインでリアルタイムで継
続的に取得している(図3のステップ100)。すなわ
ち、本実施例のシステムでは、ホスト・サーバ38が複
数の電子証券取引市場34、34や仲介システムサーバ
36(証券市場サーバ2)と接続可能であり、顧客は取
引を行いたい電子証券取引市場34、34や仲介システ
ムサーバ36(証券市場サーバ2)を自己の端末14に
おいて選択することが可能である。また、取引市場サー
バ34や仲介システムサーバ36において同一の証券
(銘柄)を複数の取引者が扱っていた場合には、顧客が
取引相手の取引者を端末自己の14において選択し得る
構成となっている。
【0028】また、同時にホスト・サーバ38は、為替
情報取得手段62により為替市場サーバ20からドル円
レート等の為替情報を通信回線網30を介してオンライ
ンでリアルタイムで継続的に取得している。
【0029】市場会員用情報を取得したホスト・サーバ
38は、取得した市場会員用情報を、提供情報データベ
ース74に情報記録手段68によりリアルタイムで記録
している(図3のステップ102)。
【0030】また、為替情報を取得したホスト・サーバ
38は、市場会員用情報のデータベース74への記録に
伴い、前記市場会員用情報と同時期に取得した為替情報
を為替情報付加手段64により前記記録された市場会員
用情報の記録レコードに追加して提供情報データベース
74にリアルタイムで記録している。
【0031】そして、ホスト・サーバ38は、顧客に提
供する情報の付加価値を高めるために必要に応じて前記
取得した市場会員用情報を情報加工手段70により加工
し、提供情報として情報記録手段68により提供情報デ
ータベース74に記録・保存する(図3のステップ10
4)。
【0032】すなわち、情報加工手段70では、顧客端
末14にインストールされたソフトウェアの表示情報作
成手段50が前記市場会員用情報とは異なる言語、様式
で前記市場会員用情報をリアルタイムで表示可能な様に
前記ソフトウェアの画面設計に対応付けて、市場会員用
情報データのファイル編成処理が行われる。また、情報
加工手段70では、為替情報付加手段64により付加さ
れた為替情報により、市場会員用情報の内で証券価格等
の通貨に関する情報が換算処理される。さらに、情報加
工手段70では、顧客端末14からの顧客の要求(提供
情報要求手段42及び要求情報検索手段80を介して送
信された情報)に応じて、各種の一覧表表示用やチャー
ト表示用のデータを生成するため、市場会員用情報デー
タの分析計算処理が行われる。
【0033】本実施例においては、米国電子証券取引市
場NASDAQの英語によるNASDAQ会員用データ
の情報をNASDAQのサーバからリアルタイムで連続
的に取得し、前記データの各項目等(項目名等)を日本
語に変換してホスト・サーバのデータベース74に連続
的に記録・保存している。また、後述する顧客端末14
にインストールされるソフトウェアにおいては、このホ
スト・サーバに記録されたデータを日本語による図表等
で表示する様に、前記データベース74の項目名に関連
付けられた日本語による画面が作成され(図6参照)、
該画面用のデータとして、前記ホスト・サーバ38に記
録された各データが送信されることとなる。なお、本実
施例ではホスト・サーバ38の段階で会員データを日本
語化しているが、ホスト・サーバ38の段階では英語の
ままのデータを維持して、顧客端末14にデータを送信
し、顧客端末14の段階で元データの英語によるデータ
項目名等を日本語に置き換えて画面表示させる構成とす
ることも可能である。
【0034】また、本実施例においてはホスト・サーバ
38内の情報加工手段70において、為替変換手段72
により取得されたNASDAQ市場会員用情報に含まれ
る外国(米国)証券の価格情報(ドル建て)が、該市場
会員用情報と同時期に取得された為替情報(ドル円レー
ト)により、国内通過の価格(時価:円建て)に逐次変
換されて、該変換されたデータが顧客提供用情報の一部
として元の市場会員用情報等のデータに加えて情報記録
手段68によりデータベース74に逐次記録される。従
って最終的に顧客は為替変動が加味された証券価格の変
動をも、確認することが可能となる。
【0035】さらに、本実施例のデータベース74で
は、上述の如くNASDAQ市場会員用情報と共に同時
期に取得したドル円レート等の為替情報が記録されてい
るが、この為替情報(為替変動状況)は電子取引実行手
段90内の為替確認手段91によってモニターされてお
り、この為替情報の変動状況に基づいて電子取引実行手
段90が電子証券取引市場NASDAQのサーバとイン
ターネット30を介して証券の電子取引を行うこととな
る。この詳細については後述する。
【0036】次に、本実施例における処理および情報の
流れについて、説明する。
【0037】個人投資家等の顧客は、自己の端末14か
ら市販のインターネット・ホームページ閲覧用のブラウ
ザソフト等を使用してホスト・サーバ38の顧客受付手
段(証券会社のホームページ等)95にインターネット
等の通信回線網30を介してアクセスする(図3のステ
ップ106)。
【0038】ホスト・サーバ38の顧客受付手段95に
アクセスした顧客は、顧客受付手段95により端末14
の画面に表示された口座開設欄をマウスのクリック等で
選択し、口座開設用の画面にアクセスして自己の氏名、
住所、職業、電子メールアドレス、銀行口座、等を入力
し、該画面の指示に従って入力内容を確認後、入力情報
を送信する(図3のステップ108)。
【0039】送信された顧客の情報はホスト・サーバ3
8内の入力入金確認手段96により受信される。入力入
金確認手段96は図示しない外部の金融機関等に通信回
線網30等を利用して接触し、入力内容や顧客の金融機
関口座状況や入金状況等、必要な情報を確認して、問題
がなければ該顧客の入力内容を該顧客のデータとして顧
客データベース84に登録し、顧客用の口座を開設する
(図3のステップ110)。
【0040】口座が開設されると、ホスト・サーバ38
は接続機能送信手段97により顧客端末14に、当該顧
客用のログインID情報とパスワード情報を通信回線網
30を介して送信する(図3のステップ112)。
【0041】これと並行して、顧客受付手段95にアク
セスした前記顧客は、顧客受付手段95により端末14
の画面に表示された「接続用ソフトウェアのダウンロー
ド」欄をマウスのクリック等で選択し、接続用ソフトウ
ェアをホスト・サーバ38から自己の端末14に通信回
線を介してダウンロードする(図3のステップ11
4)。
【0042】そして、接続用ソフトウェアを自己の端末
14にダウンロードした顧客は、前記ソフトウェアに含
まれるインストール用のプログラムを実行し、実行形式
のプログラムを自己の端末のハードディスク等にインス
トールする(図3のステップ116)。
【0043】なお、接続用ソフトウェアは、以下説明す
る認証情報送信手段等40〜60の機能が反映されたコ
ンピュータ・プログラムであり、このソフトウェアが顧
客端末14にインストールされることで前記各機能が実
現される。また、該ソフトウェアの特徴の一つは、該ソ
フトウェアにより顧客端末14のCRT画面上に表示さ
れる表示画面(ウインドウ)において、画面操作用のコ
マンドのみならず表示される図表の項目やコメント等の
文章部分が原則として全て日本語表記(日本語環境)で
表示されることにある。
【0044】接続用ソフトウェアのインストールが終了
すると、顧客は端末14の画面上に現れたアイコンをマ
ウスでクリックすること等により、前記ソフトウェアを
起動する。なお、既に自己の端末14に接続用ソフトウ
ェアをインストールしている顧客は、この段階から作業
を行う。
【0045】接続用ソフトウェアが起動されると、先
ず、認証情報送信手段40のモジュールが起動され、I
D、パスワード等の顧客認証情報の入力を求める指示が
顧客端末14の画面上に表示され、顧客は該画面上でホ
スト・サーバから送信されたID、パスワード等の顧客
認証情報を入力し、画面上に表示された確認ボタンを選
択する。これにより、入力された顧客認証情報が認証情
報送信手段40により顧客端末14から通信回線網30
を介してホスト・サーバ38に送信され(図3のステッ
プ118)、該サーバ38内の顧客認証手段76により
顧客認証情報の確認が行われる。そして、顧客認証手段
76は送信された顧客認証情報と顧客データベース84
とを照合して、認証情報が正当なものか否かを確認す
る。認証情報が正当なものであることが確認されると、
サーバ38はこれに続く顧客端末14からのアクセスを
受け付ける。すなわち、顧客は顧客端末14からホスト
・サーバ38にログインした状態になり、以下説明する
各種情報(データ)の交換が可能な状態となる(図3の
ステップ120)。
【0046】サーバ38にログインした顧客は、自己の
端末14の画面上に表示される選択メニューにより、画
面表示させたい証券取引に関する情報(要求情報)を該
端末14のマウスによるクリック等で選択する。かかる
操作により提供情報要求手段42のモジュールが起動
し、顧客が表示を要求する画面を作成するのに必要な情
報が要求情報として提供情報要求手段42により通信回
線網30を介してサーバ38に送信され、サーバ38の
要求情報受信手段78により受信される(図3のステッ
プ122)。
【0047】要求情報を受信手段78により受信したサ
ーバ38は、要求情報検索手段80により提供情報デー
タベース74から要求情報に該当する提供情報を検索す
る(図3のステップ124)。
【0048】顧客の要求情報のデータとしては、例えば
米国NASDAQのレベル2情報(いわゆる板情報:株
式市場内部の取引詳細情報であり、例えば銘柄、銘柄の
コード、出来高、高値、安値、前日比、注文市場、注文
状況、注文価格、注文数量、注文者等の取引相場情報
(気配情報)等)の生データや、上述の為替情報付加手
段64により記録された為替情報のデータ、情報加工手
段72により加工・生成された為替変換後の海外証券価
格情報のデータ、等がある。
【0049】また、例えば米国NASDAQのレベル2
等の情報につき、顧客が取引期間や、取引市場、表示形
態などについて詳細な条件(表示内容)を入力して情報
提供を要求してきた場合等は、データベース74に記録
された既存情報が情報加工手段70により集計処理等さ
れて、顧客提供用のデータが即座に生成される(前述の
図3ステップ104参照)。
【0050】サーバ38の提供情報送信手段82は、要
求情報検索手段80により検索・生成された顧客提供用
のデータを、通信回線網30を介して顧客端末14にリ
アルタイムで連続送信する。(図3のステップ12
6)。
【0051】そして、提供情報送信手段82から送信さ
れた顧客提供用のデータは、端末14の提供情報受信手
段44によりリアルタイムで連続受信される(図3のス
テップ128)。
【0052】また、受信された顧客提供用のデータは前
述の要求情報と共に提供情報記録手段46により表示情
報データベース60にリアルタイムで連続的に保存され
る。
【0053】顧客は表示情報データベース60に保存さ
れている顧客提供用のデータについて端末14の画面に
表示させる態様(表示するチャートの種類等)を表示条
件入力手段48により入力して指定する(図3のステッ
プ130)。
【0054】なお、顧客は予め表示させる画面につきデ
フォルト状態(規定状態)を記憶させておくことも可能
である。
【0055】表示条件入力手段48により表示条件が入
力されると、表示情報作成手段50により表示情報デー
タベース60のデータを用いて端末14のCRT上に表
示する画面が作成される。(図3のステップ132)。
【0056】具体的には、図6に示されるような日本語
表示の画面(日本語により操作項目や図表の項目欄や入
力欄や各表示データ内容が説明されている画面)が作成
される。
【0057】この場合、顧客がサーバ38にログオンし
ている状態(オンライン状態)のときは常にサーバ38
からリアルタイムで連続的に送信される顧客提供用のデ
ータが表示情報データベース60において取得され、表
示情報作成手段50は常に最新の顧客提供用データが画
面表示されるように連続的に表示内容を更新して画面を
作成する。一方、顧客がサーバ38にログオンしていな
い状態(オフライン状態)のときは、表示情報作成手段
50は表示情報データベース60に残っている最新のデ
ータにより画面を作成する。
【0058】また、表示情報作成手段50では、表示条
件入力手段48の入力指示に基づき、図6右欄部に示さ
れる取引気配情報(板情報)の表示画面や、図6の左欄
に示される各種の図表(取引データの推移等を表現する
図表等:日足チャート、取引管理図、ドット図、バーチ
ャート、高低チャート等)等を作成する。
【0059】更に、本実施例において、表示情報作成手
段50は、端末14の画面に表示する図表の一つとして
図7に示すような取引相場情報グラフを作成する。該グ
ラフは電子証券取引市場34の取引者や各市場34、3
6等から出された証券取引情報について、その態様を視
覚的に把握しやすい形で表示するものであり、例えば株
式売買の場合は株の注文数や株価について、市場や取引
者毎に集計・分析して3次元の立体図で表現することを
特徴とする。
【0060】すなわち、図7に示される取引相場情報グ
ラフでは、電子証券取引市場34や取引仲介システム3
6における取引者、または市場から出される各証券の注
文数、取引量、及び注文価格等の情報につき、一定期間
内に各取引者や各取引市場から出された個別銘柄につい
て、指し値を売り(売り気配)と買い(買い気配)に分
類し、指し値価格を売りと買いでそれぞれ昇順または降
順にX軸に表し、各取引者毎の指し値の注文数量をY軸
に表し、X軸において同じ価格に存在する複数の取引者
や取引市場を名前やコードの昇順または降順または期間
内に売買情報を出した時間順にZ軸(奥行き方向))に
表して、3次元的に表現する。したがって、顧客はこの
グラフを使うことにより、売買注文の双方の動きを一見
して把握できるため、商品の値動きの予測を容易に行う
ことが可能となる。よって、個人投資家等の顧客は投資
効率を上げることができ、本システムの運用者たる証券
会社等も充実した顧客サービスにより、業界における企
業競争力を高めることが可能となる。なお、この取引相
場情報グラフにおいても、前述の他の図表と同様に、顧
客がサーバ38にログオンしている時(オンライン時)
には表示情報作成手段50により常に最新のデータが連
続的にリアルタイムで画面上に日本語表示で表示され
る。すなわち該グラフ画面内の表示データの内容が逐次
自動的に更新される。
【0061】なお、図7に示される取引相場情報グラフ
を表示する場合において、表示情報作成手段50は、表
示情報データベース60に保存された取引相場データの
うちの最新のリアルタイムデータのみを用いて現時点で
電子証券取引市場34等の取引相場に出されている注文
状況のみをグラフ上に表示する機能と、表示情報データ
ベース60に保存された取引相場データのうちの最新の
リアルタイムデータと過去の蓄積データとの双方のデー
タを用いて一定の指定期間内の累積状況(取引状況や累
積注文数量)をグラフ上に表示する機能の双方を有す
る。よって個人投資家等の顧客は、自己が希望する何れ
かの表現形式を表示条件入力手段48により選択して指
定することが可能となる。
【0062】更に、図7に示される取引相場情報グラフ
では、顧客からの前記入力指示により、特定の取引者や
市場から出された注文について、他の取引者や市場から
出る注文とは異なった色や形状で、グラフ上に表現する
ことが可能である(図7の「R1」部参照)。これによ
り顧客は、取引相場に影響を与える特定の取引者や市場
から出る注文を、数量的かつ視覚的に即座に理解するこ
とが可能になり、取引相場に影響を与える売買注文数の
動きを容易に把握することができる。よって個人投資家
等の顧客は更に投資効率を上げることが可能となる。本
システムの運用者たる証券会社等も更に企業競争力を高
めることが可能となる。
【0063】そして、表示情報作成手段50により作成
された画面、すなわち、上述の電子証券取引市場のリア
ルタイム市場会員用情報等を日本語で表示した画面は、
ホスト情報表示手段52により顧客端末14のCRT上
に表示される(図3のステップ134)。
【0064】これにより、顧客端末14にログインした
顧客は、自己の要求に応じた形態で、海外(外国語圏)
の電子取引市場で取引きされている銘柄の銘柄コード、
出来高、高値、安値、前日比、注文市場、注文状況、注
文価格、注文数量、注文者等の取引相場情報(気配情
報)、及びこれらの情報を分析した相場分析情報、等を
リアルタイムで取得することが可能となり、後述のホス
ト情報表示手段52等により、該取得した情報を日本語
で自己の端末14の画面上に逐次表示させることが可能
となる。この場合、前記顧客は取得情報につき、表示条
件等を指定したチャート等を用い、相場で起こる証券の
価格変化、取引数量の変化等を様々な形態で自己の端末
14の画面上に逐次(リアルタイムで且つ且つ継続的
に)表現することも可能となる。
【0065】ホスト情報表示手段52により表示される
画面には、取引情報入力手段54(入力受付用プログラ
ムモジュール)が関連付けられており、顧客が自己の端
末14のCRT上に表示された画面において、自己が行
いたい取引についての入力・選択を行うと、その入力・
選択値が取引情報として取引情報入力手段54により取
得される(図3のステップ136)。
【0066】すなわち、顧客は図6の右欄部に示される
画面(ウィンドウ)において、その上部に示される「銘
柄シンボル」欄や、「発注禁止」欄や、「注文株式数」
欄や、「注文株価」欄や、「注文市場」欄や、「空売り
ボタン」欄や、において、欄部の選択や空欄部の入力
(任意の値を選択または入力する)を、端末14のマウ
スの操作やキーボードの操作で行い、これにより選択、
入力された情報が、(顧客)取引情報として取引情報入
力手段54により取得される。
【0067】ここで、図6に示される取引用の画面は上
述のように日本語表示の画面であるので、個人投資家等
の顧客は海外電子証券市場34等で英語環境下で取引さ
れる外国証券等について、前記画面により日本語環境下
で取引を行うことが可能となる。しかもこの場合、前述
の情報加工手段70の為替変換手段等により我国通貨に
換算された状態での証券価格の変動状況等を表示情報作
成手段52等により自己の端末14上に日本語で表示さ
せ、これらの付加価値情報をモニター(確認)しながら
が取引を行うことが可能となる。さらに本実施例では、
顧客は図6に示される「注文市場」欄において、複数の
外国証券取引市場や証券取引仲介システムや取引相手の
中から取引を行う市場や相手を選択できる。よって顧客
は取引を行いたい証券(銘柄)について、該証券が扱わ
れている複数の取引市場(電子証券取引市場34、34
や仲介システムサーバ36)の中から自分が取引を行う
市場を自由に選択できる。また、取引を行う市場内で顧
客が取引を行いたいと考える証券(銘柄)が複数の取引
者により扱われていた場合には、顧客は複数の取引者の
中から自分が取引を行う取引者を自由に選択できる。さ
らに、顧客は「発注禁止ボタン」により、一旦入力した
注文情報を即座に取り消すことも可能である。
【0068】なお、この取引情報入力手段54において
は、サーバ38が電子証券取引市場34において顧客指
示により電子証券取引を行うときの条件を予め設定する
ことが出来る。すなわち顧客は、後述する為替確認手段
91や売却完了手段92が機能するための設定条件(例
えば、電子取引実行手段90に取引を実行させるトリガ
ーとなる為替変動率の入力や、売却完了手段が顧客の保
有株式を売却する時間の入力等)を取引情報入力手段5
4において入力設定することが可能である。
【0069】そして、取引情報入力手段54により取得
された顧客の取引情報(取引依頼情報)は取引情報送信
手段56により通信回線網30を介して顧客端末14か
らサーバ38に送信される(図3のステップ138)。
【0070】かかる送信処理により、端末14の顧客
は、サーバ38の運用者たる証券会社等に対して証券取
引の依頼を行うことになる。
【0071】取引情報送信手段56から送信された顧客
の取引情報はサーバ38の顧客取引受付手段86により
受信され(図3のステップ140)、該受信された顧客
の取引情報は顧客取引記録手段88により顧客データベ
ース84に、該データベース84に既に保存されている
該顧客の顧客情報に関連付けられて(受信後即座に)保
存される(図3のステップ142)。
【0072】したがって、サーバ38の運用者たる証券
会社等は、顧客データベース84に記録・蓄積された顧
客データより、自己の顧客について各顧客の取引状況を
把握することが可能となる。
【0073】そして、サーバ38の電子取引実行手段9
0は、前記顧客データベース84に記録された取引情報
(顧客の取引依頼情報)に基づいて電子証券取引市場サ
ーバ34との間で通信回線網30を介して証券取引を電
子的に行う(図3のステップ144)。
【0074】すなわち、前述の顧客端末14の表示条件
入力手段50において顧客が入力設定した取引条件によ
り電子証券取引が行われる(前記、図3ステップ136
の説明参照)。
【0075】ここで、特に顧客からの指示がない場合
(取引情報に取引時間や取引のトリガーとなる為替変動
率等の指定が含まれていない場合)には、顧客取引受付
手段86が顧客端末14から取引情報を受信すると即座
に(顧客取引記録手段88により顧客情報がデータベー
ス84に記録され次第)電子取引実行手段90は電子証
券取引市場サーバ38との間で電子証券取引を始める。
この場合において、電子証券取引市場サーバ34の営業
時間外に顧客端末から取引情報を受信した場合は、電子
証券取引市場サーバ34が営業を再開したときに該サー
バ34との間での電子証券取引を開始する。
【0076】なお、電子取引実行手段90は、顧客から
の取引情報に含まれる顧客の指示に従って、為替の変動
により取引を行う機能(為替リスクヘッジ機能)を有す
る。
【0077】すなわち、電子取引実行手段90では、為
替確認手段91により提供情報データベース74に記録
された最新の為替情報(為替情報取得手段62等により
リアルタイムに取得・更新される為替市場サーバ20の
最新為替情報)を常にモニターすることが可能であり、
この為替情報により顧客指定証券の為替変動率を計算
し、該変動率が一定の値(顧客の設定値)になったとき
に、電子証券取引を行うようにすることも可能である。
【0078】これは、個人投資家等の顧客が、外国(通
貨が異なる国)の証券取引市場で取引を行う際には、自
国通貨(例えば日本円等)ではない通貨(例えば米ドル
等)での取引を行うこととなり常に為替変動の影響を受
けるため、顧客がこの通貨間の為替のリスクを回避でき
るようにしたものであり、顧客の取引情報に為替確認手
段に関する顧客の入力指示が含まれている場合には、サ
ーバ38の電子取引実行手段90が該サーバの顧客デー
タベース84に記録されている前記顧客の入力指示をリ
アルタイムでモニターしている。また、電子取引実行手
段90は、これと同時に提供情報データベースに記録・
更新されている為替情報と市場会員用情報をリアルタイ
ムでモニターしている。
【0079】そして、図4に示すように、顧客が設定し
た基準証券価格(図4においては「120円」が設定さ
れている)に対する為替の変動率(図4の「為替の動
き」を示す折れ線)を瞬時に算出し、該算出された変動
率が顧客が予め設定した値に達したとき(図4において
「売買」と指示された時点)に証券の電子取引を行う。
【0080】また、この場合、顧客は取り引きする証券
のボリューム(数量・価格)を指示することも可能であ
る。すなわち電子取引実行手段90は顧客情報に含まれ
る顧客入力指示の内容により、顧客が指定した該顧客の
投資資金の内の一定の割合について、顧客の自国通貨
(例えば日本円等)と外貨(例えば米ドル等)の為替値
動きと反対の値動きをする証券(金融商品)が前記変動
率の計算結果から検知された場合には、顧客の取引情報
に含まれる指示により、即座に顧客にこの検知情報を通
知する処理を行い、または、即座かつ自動的に検出され
た証券についての取引を実行し、または、前記の検知情
報の通知と取引実行の双方を行う。これにより、顧客は
自己で証券情報や為替情報をモニターしなくても、自己
の設定した為替状態や証券価格状態等の条件が満たされ
た場合に、瞬時かつ自動的に証券取引を行うことが可能
となる。よって、顧客は、自国と電子証券取引市場が属
する国との時差によるリスクや急激に変化する為替変動
による損失のリスクの発生を最小限に抑えることが可能
となり、顧客たる個人投資家は安全かつ効率的に投資を
行うことが可能となる。
【0081】ここで、為替変動に基づいて顧客は電子取
引実行手段が証券取引を実行する際に、取引実行のトリ
ガーとなる変動率について、図5に示すように証券買取
りの場合と証券売却の場合とで、それぞれ別の変動率を
指定する(取引条件入力手段54において設定入力す
る)ことも可能である。
【0082】さらに、変動率については、上述のように
リアルタイムで取得された最新の為替情報により常に変
動率を算出して更新することも可能であるが、この場合
にはトリガーとして設定された値の付近で変動率が推移
すると、徒に電子取引の回数が増加することが考えられ
る。
【0083】したがって、変動率を為替情報の瞬間値に
より求めるのではなく、為替変動の移動平均値を算出
し、これを変動率として用いることも可能である。すな
わち、変動率を計算するための(現時点に至るまでの)
期間を指定し、常にその期間の為替の単純平均値を算出
して、計算し、これを変動率とすることも可能である。
また、この他、変動率の算出方法としては、最近(現時
点に近い時点)の数値にウェート(重み付け)を置く加
重移動平均法や、最近の数値にウェートを置きつつ期間
内の全データを対象とする指数平滑移動平均法を用いる
ことも可能である。
【0084】また、電子取引実行手段90は、顧客端末
14の取引情報入力手段54により顧客から入力指示さ
れた設定により、予め定められた時間に該顧客が保有す
る証券を売却完了する売却完了手段92を有する。すな
わち、売却完了手段92は、顧客たる個人投資家等の保
有証券(保有株式等)を電子証券取引市場34の翌営業
日まで持ち越すことで発生する価格変動のリスクを解消
するために、サーバ38の顧客データベース84に記録
されている各顧客の取引情報(各々の顧客の取引依頼お
よび取引条件の設定に関する情報)および後述の取引結
果記録手段93により記録される前記顧客の取引結果デ
ータを常にモニターし、各顧客が取引情報において保有
証券売却完了の時間設定を行っていた場合であって、該
顧客の取引結果データより前記設定時間になった時まで
に設定されていた保有証券が未だ売却されていない場合
には、その時点で通信回線網30を介して電子証券取引
市場34に対して前記顧客の保有証券を売却する注文を
自動的に発行して電子証券取引を実行する。したがっ
て、顧客は自己端末14からの設定により、外国電子証
券取引市場で扱われている証券の取引を行う場合であっ
ても、前記市場が属する国と自国との時差等にかかわら
ず、前記市場のの取引当日中(営業時間中)に自己の保
有証券を自動的に売却完了させることが可能となり、前
記市場の営業終了時間から営業再開時間(後翌営業日)
まで保有証券を持ち越すことで発生する価格変動のリス
クを回避することが可能となる。しかも、この保有証券
の売却完了設定は自己端末14の取引情報入力手段によ
り、随時、日本語で行うことが可能である。さらにこの
場合、顧客は保有証券を売却する際の個別商品の注文価
格について、指し値、成り行き等の様々な注文方法を任
意に設定することが可能である。
【0085】電子取引実行手段90と電子証券取引市場
サーバ38との間の電子証券取引が完了すると、サーバ
38の取引結果報告手段93は、前記証券取引の結果を
顧客データベース84に記録する(図3のステップ14
6)。
【0086】ここで、各電子証券取引は顧客データベー
ス38に記録された各顧客の取引情報に基づいて行われ
ており、取引の結果データは前記取引情報においてその
取引を依頼した顧客の取引情報のデータに関連付けて取
引結果のデータが記録される。すなわち顧客データベー
ス38に記録されている顧客名やその識別番号などをキ
ーとして、取引を依頼した顧客のデータが検索され、該
検索されたデータ(レコード)に取引結果のデータが付
加されるような形態で取引結果データが前記データベー
ス38に記録される。
【0087】そして、各顧客が依頼した取引についての
取引結果が取引結果記録手段93によりデータベース8
4に記録されると、該顧客が依頼した証券取引の処理が
終了したことを報告する情報が、取引結果報告手段94
によりサーバ38から該取引を依頼した顧客の端末14
に通信回線網30を介して送信される(図3のステップ
148)。
【0088】続いて、顧客端末14では結果受信表示手
段58により、前記サーバ38の取引結果報告手段94
により送信された取引結果報告の情報が受信され、該情
報が顧客端末14のCRT画面上に表示される。(図3
のステップ150)。
【0089】これにより、個人投資家等の顧客は自己の
端末14からサーバ38にログインしているときは電子
取引実行手段が取引を実行した後直ぐに、ログオフして
いるときはログインした直後に、本実施例のシステムに
より自己がサーバ38を運営する証券会社等に依頼した
取引の結果を取得することが可能になる。この場合にあ
っては、電子証券取引市場サーバ34の営業時間内に取
引条件として即時取引の実行を設定入力しているとき
は、刻一刻変化する外国の市場動向を日本語で把握しつ
つ、自己が最良と思うタイミング、条件で希望する証券
取引を日本語環境で行うことが可能となる。
【0090】さらに、本実施例のシステムにおいて、顧
客データベース84に登録されている顧客は、サーバ3
8の顧客サポート手段98により多様な顧客サービスを
受けることが可能となる(図3のステップ152)。
【0091】すなわち、顧客は自己の端末14から認証
情報送信手段40によりサーバ38にログインし、提供
情報要求手段42により顧客サポート手段98が提供す
るサポート画面にアクセスしたときに、顧客サポート手
段98は、予め用意された日本語のサポートメッセージ
(FAQ)をトラブル状況等にあわせて顧客に段階的に
開示させることや、伝言板やチャットで顧客が日本語で
入力した質問事項を取得して同時または後程サーバ38
を運用する証券会社のスタッフ等のオペレータに前記質
問に対する回答を日本語で入力させて送信することが可
能である。
【0092】さらに、顧客サポート手段98を電子メー
ルや携帯電話やテレビ電話に対応させて構成することも
可能である。すなわち、顧客サポート手段98に電子メ
ールや携帯端末やテレビ電話からのアクセスを受け付け
る機能と、アクセス元の顧客が各アクセス機器から入力
したIDとパスワードについて顧客データベース84と
照合して認証する機能と、を設け、顧客のアクセスが認
証された場合は前記の伝言板やチャットの場合と同様に
(テレビ電話の場合はオペレータの画像と共に)顧客の
質問にリアルタイムまたは時後的に回答するように構成
することも可能である。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明の証券取引シ
ステムによれば、個人投資家等の顧客は自己の端末で外
国証券市場の取引詳細情報を自国言語でリアルタイムに
取得することが可能となるので、海外市場での証券取引
における言語の違いによる障壁が解消されることにな
る。
【0094】また、本発明の証券取引システムによれ
ば、顧客は証券情報と共に為替変動情報をリアルタイム
で入手でき、しかも、該顧客は、電子取引の条件に為替
変動時の処理を予め含ませることができるので、外国市
場取引における為替変動のリスクを有効に回避すること
が可能となる。
【0095】さらに、本発明の証券取引システムによれ
ば、顧客は為替変動が反映された証券の変動状況をリア
ルタイムで数字や視覚的なグラフにより確認し、自己の
投資環境の総合的な状況を即座に把握することができる
ので、外国市場取引における為替変動によるリスクを更
に低減させることが可能となる。
【0096】また、本発明の証券取引システムによれ
ば、顧客は複雑な取引市場の相場状況を、3次元の立体
図により視覚的に一目瞭然にして理解することが可能と
なる。
【0097】そして、本発明の証券取引システムによれ
ば、顧客は外国市場の取引終了時刻前に保有証券の売却
完了を予め設定しておくことができ、営業外時間におけ
る株価変動のリスクを回避することが可能となり、外国
市場での取引における時差による障壁を解消することが
可能となる。
【0098】よって、本発明により、個人投資家等の顧
客が国際的な証券取引市場において取引を行う場合の種
々の障壁(言語の違いによる障壁や、為替変動による障
壁や、時差による障壁等)が解消され、前記顧客は自由
に、安全に、且つ容易に国際的な証券取引活動を行うこ
とが可能となる。
【0099】また、本発明の証券取引システムを運営・
提供する証券会社等にとっても、少ない営業コストによ
り充実した顧客サービスを実現でき、サービスの差別化
によりメガ・コンペティションの環境下、同業他社に優
位することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による証券取引システムの原理説明図
である。
【図2】 本発明による実施例の説明図(その1)であ
る。
【図3】 本発明による実施例の説明図(その2)であ
る。
【図4】 本発明による実施例の説明図(その3)であ
る。
【図5】 本発明による実施例の説明図(その4)であ
る。
【図6】 本発明による実施例の説明図(その5)であ
る。
【図7】 本発明による実施例の説明図(その6)であ
る。
【符号の説明】
2 証券市場サーバ 4 通信回線 6 市場会員用情報取得手段 8 情報加工手段 10 データベース 12 情報記録手段 14 顧客端末 16 情報送信表示手段 18 電子証券取引手段 20 為替市場サーバ 22 為替情報取得手段 24 為替情報付加手段 26 為替変換手段 28 売却完了手段 30 通信回線網 32 電子証券取引市場網 34 電子証券取引市場サーバ 36 仲介システムサーバ 38 ホスト・サーバ 60 表示情報データベース 78 提供情報データベース 84 顧客データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 302 G06F 17/60 302A 318 318G

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 証券市場サーバから証券市場会員用のリ
    アルタイム情報を通信回線を介し連続して取得する市場
    会員用情報取得手段と、 前記取得された会員用情報を顧客提供用情報にリアルタ
    イムで加工する情報加工手段と、 前記取得された市場会員用情報と前記加工された顧客提
    供用情報とをリアルタイムでデータベースに記録する情
    報記録手段と、 通信回線を介して接続された顧客端末からの指示に従
    い、前記顧客提供用情報をリアルタイムで顧客端末に送
    信し、前記市場会員用情報とは異なる言語で構成される
    画面に表示させる情報送信表示手段と、 前記画面が表示された顧客端末からの入力内容に基づき
    証券市場サーバと通信回線を介して証券の電子取引を行
    う電子証券取引手段と、 を有する、ことを特徴とする証券取引システム。
  2. 【請求項2】 為替市場サーバから為替変動リアルタイ
    ム情報を通信回線を介し連続して取得する為替情報取得
    手段と、 前記取得された為替情報を前記加工された顧客提供用情
    報に付加する為替情報付加手段と、 を有し、 前記電子証券取引手段は、顧客端末からの為替変動に関
    する入力指示および為替情報取得手段により取得された
    為替情報に基づいて証券市場サーバと通信回線を介して
    証券の電子取引を行う、 ことを特徴とする請求項1記載の証券取引システム。
  3. 【請求項3】 為替市場サーバから為替変動リアルタイ
    ム情報を通信回線を介し連続して取得する為替情報取得
    手段を有し、 前記情報加工手段は、 為替情報取得手段で取得された為替情報により市場会員
    用情報取得手段で取得された証券市場リアルタイム情報
    に含まれる各証券の価格情報を該情報で用いられる通貨
    とは異なる通貨での価格情報にリアルタイムで連続して
    変換し、該変換された価格情報を顧客提供用情報にリア
    ルタイムで付加する為替変換手段を有する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の証券取
    引システム。
  4. 【請求項4】 前記情報加工手段は、通信回線網を介し
    て接続された顧客端末からの指示に従って、前記市場会
    員用情報含まれる取引情報につき銘柄別及び売買情報別
    に各取引者の売買別指し値価格についての指定期間累積
    出来高を集計し取引相場情報として顧客提供用情報に付
    加する機能を有し、 前記情報送信表示手段は、取引相場情報が付加された顧
    客提供用情報をリアルタイムで顧客端末に送信し、該顧
    客端末に送信された取引相場情報を、X軸が指し値価格
    を売買別に昇順または降順に示し、Y軸が各取引者毎の
    売買別指し値価格毎の出来高を示し、Z軸が前記X軸に
    おいて同じ指し値価格に存在する複数の取引者を指し値
    価格を出した時間順に示す、グラフにより画面表示させ
    る機能を有する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項
    3記載の証券取引システム。
  5. 【請求項5】 前記電子証券取引手段は、前記顧客端末
    から入力指示された設定により、予め定められた時間内
    に該顧客が保有する証券を売却完了する売却完了設定手
    段を有する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項
    3または請求項4記載の証券取引システム。
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