JP5274048B2 - 売買注文発注プログラム及び売買注文の発注方法 - Google Patents

売買注文発注プログラム及び売買注文の発注方法 Download PDF

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本発明は、金融商品の売買注文を投資者の操作するコンピュータからネットワークを介して証券会社システムに発注するための売買注文発注プログラム及び売買注文の発注方法に関するものである。
近年、特に個人投資家の間では、PC(パーソナルコンピュータ)等を用いて株式等の売買注文をインターネット経由で発注するネット証券の利用が一般的になっている。ネット証券では、様々な情報提供ツールも提供されるようになっており、ネット証券のユーザは株価チャートや気配情報などの時価情報をリアルタイムで確認することが可能になっている。
ネット証券で株式等の売買注文を発注する際には、注文する株式等の銘柄、取引市場、売買の別、注文数量、成行と指値の別、指値に指定する価格などの注文条件を指定することが必要になる。ところが、これらの注文条件の入力操作に手間を要すると、証券会社に発注するタイミングが遅れ、その間に株価が変動して約定が困難となってしまうという課題が生じやすい。そこでこのような課題に対して、株価チャートや気配情報を表示した板画面の一部をクリックすることによって、指値に指定する価格を自動設定する発明が開示されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2004−287819号公報 特開2005−63409号公報 特開2007−172161号公報
特許文献1〜3に開示された発明によると、板画面上の一部をクリックすることで指値に指定する価格が自動設定され、価格の入力操作にかかる手間が軽減されるとともに、注文者は指定する価格を視覚的に把握することが可能になる。特に、特許文献3の発明では、注文数量が典型的なパターン(単元株、注文可能な最大株数等)に該当する場合には、ワンクリックで注文数量も設定できることとなっている(特許文献3の図2参照)。
しかしながら、特許文献1〜3に開示された発明では、板画面の一部をクリックした後には、指定した注文条件が板画面上とは異なるエリアに表示されることになるため、発注しようとしている注文に指定された条件を視覚的に把握することができない。そのため、誤操作により板画面上の注文者が意図せぬ位置をクリックしてしまったとしても、入力ミスが看過されてそのまま誤発注されてしまうおそれがある。
また、特許文献1〜2に開示された発明では、注文条件のうち注文数量については別途入力を要することとなっており、売買注文を発注する前に、注文者には板画面の一部をクリックする操作と注文数量を入力する操作の少なくとも2つの操作が要求されることになる。特許文献3に開示された発明でも、ワンクリックで注文数量が設定できる場合があるものの、板画面の一部をクリックする操作と注文数量を選択する操作の少なくとも2つの操作が要求されることに相違はない。発注のタイミングを逃さないようにするためには、この工程を1つの操作で行えることが好ましい。
本発明は、このような課題に対応するためになされたものであり、指定した注文条件の視覚的な把握を可能にすることで入力操作のミスによる誤発注を防止し、かつ注文条件の入力操作にかかる負担を軽減した、金融商品の売買注文を投資者の操作するコンピュータからネットワークを介して証券会社システムに発注するための売買注文発注プログラム及び売買注文の発注方法を提供することを目的とするものである。
このような課題を解決するために、本発明にかかる売買注文発注プログラムは、金融商品の売買注文を投資者の操作するコンピュータからネットワークを介して証券会社システムに発注するための売買注文発注プログラムであって、前記コンピュータに、金融商品の一の銘柄にかかる気配情報を受信するステップと、前記気配情報から、呼値単位に並べられた価格を表示する価格表示セルの各々のセルの両側に各々の価格における売板と買板の枚数を表示する板表示セルを設定し、かつ前記価格表示セルの各々のセルの両側に、前記売板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする売注文の注文数量を入力するための注文入力セルを、前記買板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする買注文の注文数量を入力するための注文入力セルを設定した板画面を生成して、前記コンピュータのディスプレイに出力する出力ステップと、前記板画面における一の注文入力セルに、注文数量が入力されたことを検出する検出ステップと、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記注文入力セルと同じ列にある価格表示セルの価格から特定される指値、前記注文入力セルに入力された注文数量、が少なくとも条件に指定された注文データを生成する生成ステップと、前記生成ステップで生成した注文データを前記証券会社システムに送信する送信ステップと、に実行させることを特徴とする売買注文発注プログラムである。
本発明によると、気配情報を表示する板に並べて注文数量を入力するための注文入力セルを設定し、ここに注文数量が入力されると、売買の別、指値に指定する価格、注文数量を自動指定した注文データが作成されるため、注文条件の入力操作が簡素化されて操作負担が軽減し、かつ板画面上に注文数量も含めた注文条件を視覚的に把握することができるため、入力操作のミスを防止するのに効果的である。
また、本発明は、前記板画面には、成行を示す価格表示セルが設定され、かつ前記成行を示す価格表示セルの両側に設定される注文入力セルには売買の別と成行注文であることが関連付けられていて、前記検出ステップにおいて、前記成行を示す価格表示セルの両側に設定されたいずれかの注文入力セルに注文数量が入力されたことが検出された場合には、前記生成ステップでは、前記注文入力セルと関連付けられた売買の別、成行注文であること、前記注文入力セルに入力された注文数量、が少なくとも条件に指定された注文データを生成することを特徴とすることもできる。
この発明によると、成行注文についても、指値注文と同様に板画面上の注文入力セルへの入力のみによって、注文データを自動生成することが可能になる。
さらに、本発明は、前記板画面には、発注する注文の売買の別、注文数量、指値に指定する価格が少なくとも表示される注文確認部と、注文を発注するための発注ボタンが設けられていて、前記コンピュータに、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別を前記注文確認部に表示される発注する注文の売買の別に、前記注文入力セルと同じ列にある価格表示セルの価格から特定される指値を前記注文確認部に表示される発注する注文の指値に指定する価格に、前記注文入力セルに入力された注文数量を前記注文確認部に表示される発注する注文の注文数量に、それぞれ出力するステップを実行させ、前記送信ステップでは、前記発注ボタンが押下されたことをトリガとして前記注文データを送信することを特徴としてもよい。
この発明によると、板画面上に視覚的に表示された注文条件を、同じ画面上で文字情報としても確認した上で発注操作が行われるよう構成されるため、二重の確認が可能となって誤発注の防止に効果的である。
さらに、本発明は、前記コンピュータに、前記検出ステップで注文数量の入力が検出されると経過時間をカウントするステップを実行させ、前記送信ステップでは、前記経過時間が所定の時間に到達したことをトリガとして前記注文データを送信することを特徴としてもよい。
この発明によると、板画面上で注文条件が視覚的に確認できる状態になると、直ちに注文が発注されるよう構成されるため、速やかな発注操作に効果的である。
さらに、本発明は、前記コンピュータに、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルと関連付けられた売買の別を発注する注文の売買の別に、前記注文入力セルと関連付けられた価格を発注する注文の指値に指定する価格に、前記注文入力セルに入力された注文数量を発注する注文の注文数量に少なくとも指定した発注する注文の確認内容と、注文を発注するための発注ボタンが少なくとも表示された注文確認画面を生成して、前記コンピュータのディスプレイに出力するステップを実行させ、前記送信ステップでは、前記発注ボタンが押下されたことをトリガとして前記注文データを送信することを特徴としてもよい。
この発明によると、板画面上に視覚的に表示された注文条件を、注文確認画面において文字情報としても確認した上で発注操作が行われるよう構成されるため、二重の確認が可能となって誤発注の防止に効果的である。
さらに、本発明は、前記コンピュータに、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルから入力された注文数量のデータが他の注文入力セルに移動されたことを検出するステップと、前記生成ステップで生成した注文データを、前記他の注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記他の注文入力セルと同じ列にある価格表示セルの価格から特定される指値が少なくとも条件に指定された注文データに訂正する訂正ステップと、を実行させ、前記送信ステップでは、訂正ステップで訂正された注文データを送信することを特徴としてもよい。
この発明によると、板画面上のドラッグ&ドロップの操作によって、注文条件の訂正を簡単な操作で行うことが可能になる。
さらに、本発明は、前記コンピュータに、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルと異なる他の注文入力セルに、注文数量が入力されたことを検出すると、
前記生成ステップで生成した注文データを、前記他の注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記他の注文入力セルと同じ列にある価格表示セルの価格から特定される指値、前記他の注文入力セルに入力された注文数量が少なくとも条件に指定された注文データに訂正する訂正ステップと、を実行させ、前記送信ステップでは、訂正ステップで訂正された注文データを送信することを特徴としてもよい。
この発明よると、板画面上の他の注文入力セルへの再入力によって、注文条件の訂正を簡単な操作で行うことが可能になる。
また、本発明は、本発明にかかる売買注文発注プログラムによって実行される売買注文の発注方法として特定することもできる。
つまり、本発明にかかる売買注文の発注方法は、金融商品の売買注文を投資者の操作するコンピュータからネットワークを介して証券会社システムに発注する売買注文の発注方法であって、前記コンピュータが、金融商品の一の銘柄にかかる気配情報を受信するステップと、前記コンピュータが、前記気配情報から、呼値単位に並べられた価格を表示する価格表示セルの各々のセルの両側に各々の価格における売板と買板の枚数を表示する板表示セルを設定し、かつ前記価格表示セルの各々のセルの両側に、前記売板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする売注文の注文数量を入力するための注文入力セルを、前記買板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする買注文の注文数量を入力するための注文入力セルを設定した板画面を生成して、前記コンピュータのディスプレイに出力する出力ステップと、前記コンピュータが、前記板画面における一の注文入力セルに、注文数量が入力されたことを検出する検出ステップと、前記コンピュータが、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記注文入力セルと同じ列にある価格表示セルの価格から特定される指値、前記注文入力セルに入力された注文数量、が少なくとも条件に指定された注文データを生成する生成ステップと、前記コンピュータが、前記生成ステップで生成した注文データを前記証券会社システムに送信する送信ステップと、を有することを特徴とする売買注文の発注方法である。
また、本発明にかかる売買注文の発注方法は、前記板画面には、成行を示す価格表示セルが設定され、かつ前記成行を示す価格表示セルの両側に設定される注文入力セルには売買の別と成行注文であることが関連付けられていて、前記検出ステップにおいて、前記成行を示す価格表示セルの両側に設定されたいずれかの注文入力セルに注文数量が入力されたことが検出された場合には、前記生成ステップにおいて、前記コンピュータは、前記注文入力セルと関連付けられた売買の別、成行注文であること、前記注文入力セルに入力された注文数量、が少なくとも条件に指定された注文データを生成することを特徴とすることもできる。
さらに、本発明にかかる売買注文の発注方法は、前記板画面には、発注する注文の売買の別、注文数量、指値に指定する価格が少なくとも表示される注文確認部と、注文を発注するための発注ボタンが設けられていて、前記コンピュータが、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別を前記注文確認部に表示される発注する注文の売買の別に、前記注文入力セルと同じ列にある価格表示セルの価格から特定される指値を前記注文確認部に表示される発注する注文の指値に指定する価格に、前記注文入力セルに入力された注文数量を前記注文確認部に表示される発注する注文の注文数量に、それぞれ出力するステップを有していて、前記送信ステップにおいて、前記コンピュータは、前記発注ボタンが押下されたことをトリガとして前記注文データを送信することを特徴としてもよい。
さらに、本発明にかかる売買注文の発注方法は、前記コンピュータが、前記検出ステップで注文数量の入力が検出されると経過時間をカウントするステップを有していて、前記送信ステップにおいて、前記コンピュータは、前記経過時間が所定の時間に到達したことをトリガとして前記注文データを送信することを特徴としてもよい。
さらに、本発明にかかる売買注文の発注方法は、前記コンピュータが、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルと関連付けられた売買の別を発注する注文の売買の別に、前記注文入力セルと関連付けられた価格を発注する注文の指値に指定する価格に、前記注文入力セルに入力された注文数量を発注する注文の注文数量に少なくとも指定した発注する注文の確認内容と、注文を発注するための発注ボタンが少なくとも表示された注文確認画面を生成して、前記コンピュータのディスプレイに出力するステップを有していて、前記送信ステップにおいて、前記コンピュータは、前記発注ボタンが押下されたことをトリガとして前記注文データを送信することを特徴としてもよい。
さらに、本発明にかかる売買注文の発注方法は、前記コンピュータが、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルから入力された注文数量のデータが他の注文入力セルに移動されたことを検出するステップと、前記コンピュータが、前記生成ステップで生成した注文データを、前記他の注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記他の注文入力セルと同じ列にある価格表示セルの価格から特定される指値が少なくとも条件に指定された注文データに訂正する訂正ステップと、を有していて、前記送信ステップにおいて、前記コンピュータは、訂正ステップで訂正された注文データを送信することを特徴としてもよい。
さらに、本発明にかかる売買注文の発注方法は、前記コンピュータが、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルと異なる他の注文入力セルに、注文数量が入力されたことを検出すると、前記コンピュータが、前記生成ステップで生成した注文データを、前記他の注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記他の注文入力セルと同じ列にある価格表示セルの価格から特定される指値、前記他の注文入力セルに入力された注文数量が少なくとも条件に指定された注文データに訂正する訂正ステップと、を有していて、前記送信ステップにおいて、前記コンピュータは、訂正ステップで訂正された注文データを送信することを特徴としてもよい。
本発明によって、投資者は、簡易な入力操作によって注文データを生成することができるとともに、指定した注文数量も含めた注文条件を板画面上で視覚的に把握した上で発注することが可能になるので、入力操作の負担軽減と入力ミス等の誤操作の防止が同時に実現される。これによって、スピーディーかつ安全な投資環境が提供される。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下の説明は本発明の実施形態の一例を示すものであって、本発明に必要なシステム構成等は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。また、以下においては株式の売買注文を対象とする例について説明するが、本発明の対象となる金融商品は株式に限定されるものではなく、先物、外貨、オプションなどその他の金融商品も対象にすることができる。
図1は、本発明にかかる売買注文発注プログラムを実施するためのシステム構成を示すブロック図である。図2は、本発明にかかる売買注文発注プログラムを実施する顧客端末の構成を示すブロック図である。図3は、本発明にかかる売買注文発注プログラムによってディスプレイに出力される画面に設けられる注文入力セルの位置づけを示す図である。図4は、本発明にかかる売買注文発注プログラムによってディスプレイに出力される注文入力前の画面の一例を示す図である。図5は、本発明にかかる売買注文発注プログラムによってディスプレイに出力される注文入力後の画面の一例を示す図である。図6は、本発明にかかる売買注文発注プログラムによって生成される注文データの一例を示す図である。図7は、本発明にかかる売買注文発注プログラムによってディスプレイに出力される注文確認画面の一例を示す図である。図8は、本発明にかかる売買注文発注プログラムによって板画面を表示する処理フローを示すフローチャートである。図9は、本発明にかかる売買注文発注プログラムによって注文データを自動生成して発注処理を行う処理フローを示すフローチャートである。図10は、本発明にかかる売買注文発注プログラムによって注文データを自動訂正する第1の実施形態の処理フローを示す第フローチャートである。図11は、本発明にかかる売買注文発注プログラムによって注文データを自動訂正する第2の実施形態の処理フローを示すフローチャートである。
図1及び図2のブロック図を用いて、本発明にかかる売買注文発注プログラムを実施するためのシステム構成について説明する。図1は、本発明にかかる売買注文発注プログラムを実行する顧客端末10のハードウエアの構成と、本発明にかかる売買注文発注プログラムによって注文を発注する証券会社システム20の構成を示している。図2は、顧客端末10において実行されるプログラムと、証券会社システム20の関係を示している。
図1及び図2において、本発明にかかる売買注文発注プログラム18は、株式等の金融商品の売買注文を発注する投資者が顧客端末10において注文条件の入力操作を行う際に実行されるプログラムである。顧客端末10に入力された注文条件から生成された注文データは、証券会社システム20への売買注文(売買委託注文)として送信され、指定された注文条件に従って証券会社システム20から取引所システム30に売買注文が発注される。
証券会社システム20には、情報系システムの一部として、最新の株価等の時価情報を管理する時価情報管理サーバ21、株式の各々の銘柄についての呼値(売買注文において指定可能な株価の単位)や値幅制限(当日の売買において受付可能な上限価格と下限価格)等が記録された銘柄マスタ22が含まれている。また、発注系及び勘定系システムの一部として、顧客端末10からの売買注文の受付や取引所システム30への売買注文の発注、顧客資産管理等にかかるアプリケーションプログラムを実行するアプリケーションサーバ23と、顧客の預かり資産を管理する顧客データベース24、受け付けた売買注文の約定状況を管理する注文データベース25が含まれている。顧客から受け付けた売買注文は、アプリケーションサーバ23から市場システム30に発注される。
顧客端末10には、投資者である顧客が操作するインターネットに接続可能なパーソナルコンピュータ等が用いられ、CPU11、RAM12、ROM13、HDD14、入力装置15及び出力装置16を少なくとも含んで構成されている。HDD14には、インターネットに接続してWebサーバから情報を取得するためのWebブラウザ17が記憶されている。
顧客端末10を証券会社システム20に接続して売買注文等の取引を行なうためには、ROM13に記憶された入力制御や出力制御などのハードウエア制御のための基本的な各種プログラムを起動し、RAM12をWebブラウザ17や証券会社システム20から受信した売買注文発注プログラム18のワークエリアとして機能させながら、CPU11で演算処理を実行する。顧客は出力装置16(ディスプレイ)に表示される株価情報等を確認しながら、入力装置15(キーボードやマウス)より注文条件を入力して売買注文の発注操作を行う。入力された売買注文に関するデータは、インターネット経由で証券会社システム20に送信される。
顧客が顧客端末10から証券会社システム20に株式の売買注文を発注する場合、HDD14よりWebブラウザ17を読み出して起動し、証券会社のURLを指定してインターネット経由で証券会社システム20にアクセスする。顧客が証券会社の口座番号とパスワードを入力すると、これらのデータが証券会社システム20に送信されて、アプリケーションサーバ23で受け付けられる。
アプリケーションサーバ23では、当該顧客の口座番号とパスワードを顧客データベース24で照合し、これらが登録された情報と一致して本人認証が行われると、当該顧客の資産残高等のデータを顧客データベース24から読み出し、アプリケーションサーバ23で顧客毎に専用のトップページを作成して、顧客端末10に送信する。以上の処理によって顧客が証券会社システム20にログインした状態となり、売買注文の発注やリアルタイムの株価情報の取得等が可能になる。
株価情報の取得は、次のように行われる。時価情報管理サーバ21は、株価の四本値、気配情報等の時価データを証券取引所や情報提供事業者の商用データベースから取得し、インターネット経由で顧客端末10に配信する。顧客端末10に表示させるための時価データには、株価チャートや気配情報を示す板画面等を描画するためのデータを含むことができる。尚、時価情報管理サーバ21は、外部の商用データベースから取得した最新の時価データ等を中継するものであってもよいし、取得した時価データを時価情報管理サーバ21に格納して管理するものであってもよい。
併せて、銘柄マスタ22には、株式の各々の銘柄の呼値や値幅制限等の該銘柄の売買に関連する基礎情報について、同じく最新データを証券取引所や情報提供事業者の商用データベースから取得して格納している。銘柄マスタに格納するデータは、通常は営業日単位で更新される。銘柄マスタ22に格納された各々の銘柄の基礎情報は、株価の時価データとともに時価情報管理サーバ21より顧客端末10に送信される。時価データの送信は、顧客端末10からの要求に応じてプル型で取得されるものであってもよいし、証券会社システム20側から所定の間隔をおいてプッシュ型で配信するものであってもよい。
時価情報管理サーバ21より送信された時価データは、顧客端末10において出力装置16に表示されるが、本発明において用いられる出力画面は売買注文発注プログラム18によって生成される。売買注文発注プログラム18は、顧客が顧客端末10から証券会社システム20にログインした後に、アプリケーションサーバ23に情報ツールの利用等の所定のリクエストを送信すると、アプリケーションサーバ23から顧客端末10にダウンロードされてRAM12に一時記憶されるものであって、アクティブXやプラグインによって実現される。
売買注文発注プログラム18には、図2に示したように、板画面生成モジュール181、注文データ生成モジュール182、注文データ訂正モジュール183、発注処理モジュール184のモジュールが含まれている。これらのモジュールは、RAM12をワークエリアとしてCPU11において演算処理が行われることによって、板画面生成、発注処理等のそれぞれの機能を実現する。以下に、各々のモジュールによる処理フローについて、具体例を用いながら説明する。
図8のフローチャートは、売買注文発注プログラム18の板画面生成モジュール181によって、板画面を生成してディスプレイに表示する処理フローを示している。顧客は情報ツールの操作画面に表示された銘柄の検索結果一覧や株価ボード等から一の銘柄と取引市場の選択を受け付けると(S01)、選択された銘柄の銘柄コードと取引市場コードを指定して、時価情報管理サーバ21に気配情報の送信リクエストを送信する(S02)。
証券会社システム20の時価情報管理サーバ21から、選択された銘柄の気配情報を受信すると(S03)、呼値単位に並べられた価格を表示するセル(価格表示セル)を設定し、その両側に各々の価格における売板と買板の枚数(注文数量)を表示するセル(板表示セル)を展開して、板画面を生成する(S04)。ここまでは通常の板画面を生成する手順と同様であるが、本発明ではさらに、売・買それぞれに表示された板表示セルの横に、顧客が注文数量を入力するための注文入力セルが設定される(S05)。
図3は、ディスプレイに出力される画面に設けられる注文入力セルの位置づけを示した図であるが、中央の列には呼値単位に並べられた価格表示セルが設定され、その両側には各々の価格における売板と買板の枚数が表示された板表示セルが設定されている。さらにその両側に売買別、各々の価格毎に注文入力セルが設定されるが、価格表示セルと板表示セルが時価情報管理サーバ21から取得した気配情報を出力するためのセルであるのに対して、注文入力セルは顧客が入力装置15を操作することによって入力した注文数量を受け付けることができるセルとなっている。
それぞれの注文入力セルには、図3に示したように、セルが配置されている位置に従って、売買の別と価格表示セルに表示された価格が関連付けられている。例えば、153000円の価格表示セルと同じ行の左にある注文入力セルであれば、「売、153000円」と関連付けられていることになる。最上部には「成行」の価格表示セルが設けられ、その両側には「売、成行」、「買、成行」とそれぞれ関連付けられた注文入力セルが設定され、成行注文を発注する際に用いられる。尚、注文入力セルは売・買それぞれについて価格表示セルの両側にあればよく、板表示セルの内側に設定されるものであってもよい。
このようにして、通常の板画面の両側に注文入力セルが設定されると、これに売買表示部、注文入力部等を加えた発注用の板画面が生成されて、出力装置16に表示される(S06)。
図4は、出力装置16に出力された、注文入力前の発注用の板画面40の一例を示したものである。注文入力セル(売)41は、顧客が売り注文を発注したい場合に、指値に指定したい価格(成行注文の場合は成行)の価格表示セルの横に注文数量を入力するためのセルである。注文入力セル(買)42は、顧客が買い注文を発注したい場合に、指値に指定したい価格(成行注文の場合は成行)の価格表示セルの横に注文数量を入力するためのセルである。
スクロールボタン43は、呼値毎に価格を表示すると価格の範囲が広く画面に収まらなくなることがあるため、画面をスクロールするために設けられたボタンである。三角のボタンは上下にスクロールするためのものであり、丸のボタンは現値に戻すためのボタンである。
取引種類表示部44には、注文を行ないたい取引の種類(現物取引、信用取引の新規注文等)が表示されるが、この部分の表示は気配情報の表示を選択する際に発注する取引種類が指定されれば、画面を表示する際に指定された取引に該当する部分を明示することとすればよいし、気配情報を表示した後に発注する取引種類を指定したい場合には、画面上のボタンを選択すると選択された部分が着色、点滅等によって明示されることとすればよい。
売買表示部45には、発注する注文の売買の別が表示されるが、デフォルトでは売買のボタンはいずれも同じ状態となっていて、売・買のいずれかの注文入力セルに注文数量が入力された時点で、入力された売・買のいずれかに対応するボタンが、着色、点滅等によって明示される。従って、顧客は売買表示部45の状態によって、発注しようとしている注文に売・買のどちらを指定したかを確認することができる。
注文入力部46には、発注する注文に指定する注文条件が表示されており、顧客は入力装置15を操作して、ここに表示されるセルにプルダウンや入力操作を行うことによって注文条件を指定することができる。ここでは、有効期限、受渡方法、預り区分、口座区分に関する条件はプルダウンメニューから選択することとなっており、それぞれ標準的な条件がデフォルトに設定されている。数量については単元株がデフォルトに設定され(デフォルトはブランクでもよい)、ボタン操作によって単元株毎に増減させたり、直接入力したりすることができるが、注文入力セルに注文数量が入力された際には入力された注文数量が自動設定される。成行か指値かの条件についてはデフォルトはブランクに設定されており(いずれか一方をデフォルトに設定してもよい)、注文入力セルに注文数量が入力された際に成行のセルへの入力か否かで自動設定される。価格についてはデフォルトはブランクに設定されており(現値をデフォルトに設定してもよい)、注文入力セルに注文数量が入力された際に対応する価格が自動設定される。
発注用の板画面40を用いた売買注文の発注は、次のように行われる。図9のフローチャートは、売買注文発注プログラム18の注文データ生成モジュール182によって、注文データを自動生成して発注処理を行う処理フローを示している。
発注用の板画面40において、注文入力セル(売)41、又は注文入力セル(買)42に注文数量が入力されたことが検出されると(S07)、入力が検出されたセルが売り側か買い側か(入力が検出されたセルが売・買のいずれと関連付けられているか)を確認し(S08)、売り側である場合には売買表示部45に「売」の表示を(S09)、買い側である場合には売買表示部45に「買」の表示を行う(S10)。これらの表示は、例えば、売・買いずれかの表示部分を着色や点滅させることとすればよい。
次に、入力が検出されたセルに「成行」が関連付けられている場合には(S11)、デフォルトではブランクとなっている注文入力部46の条件欄に「成行」と表示させる(S12)。入力が検出されたセルに、「成行」ではなくいずれかの価格が関連付けられている場合には(S11)、注文入力部46の条件欄に「指値」と表示させるとともに(S13)、価格欄には入力が検出されたセルに関連付けられた価格(入力が検出されたセルと同じ行の価格表示セルに表示された価格)を表示させる(S14)。続いて、デフォルトでは単元株が表示されている注文入力部46の数量欄に、入力が検出されたセルに入力された注文数量を表示させる(S15)。
図5は、出力装置16に出力された、注文入力後の発注用の板画面40の一例を示したものであるが、「買」側の「148000」円の注文入力セルに注文数量「3」が入力されたことを検出して、売買表示部45には「買」と表示され、注文入力部46では数量欄が「3」に変更、条件欄を「指値」に設定、価格欄に「148000」円が自動入力されている。この例のように、顧客は注文入力セルに注文数量を入力するという一の入力操作のみで売買の別、指値の価格、注文数量に関する注文条件を設定できるとともに、板画面の売板又は買板の横に注文数量が表示されるので、注文条件を視覚的に把握することが可能になる。
以上に加えて、入力が検出されたセルと関連付けられた売買の別、成行注文と指値注文の別、指値に指定する価格、入力が検出されたセルに入力された注文数量から、証券会社システム20に売買注文を発注するための注文データを生成して、RAM12にセットする(S16)。注文データには、対象となる株式の証券コードと取引市場が指定されるが、これらは気配情報を表示する際に選択された情報等から自動設定することが可能である。また、有効期限、受渡方法等も指定されるが、これらの条件には注文入力部46で選択されたものが設定される。
図6は、図5の例に示したように注文数量が入力された場合に生成される注文データの一例を示したものであるが、証券コードと市場は気配情報を表示した際の情報から、執行条件と注文数量は注文入力セルへの注文数量の入力から、その他の条件は注文入力部46のプルダウンメニューの選択から、それぞれ自動設定されている。
注文データがセットされた後の処理は、売買注文発注プログラム18の発注処理モジュール184によって実行される。注文データがセットされた後に、顧客が入力装置15を操作して発注ボタン47が押下されたことが検出されると(S17)、証券会社システム20のアプリケーションサーバ23にRAM12にセットされた注文データを送信して(S18)、売買注文を発注する。
発注した売買注文が証券会社システム23で受け付けられ、アプリケーションサーバ23から受付通知を受信すると(S19)、発注処理を終了する。所定の時間が経過しても受付通知を受領しない場合には、エラー処理となる(S20)。また、注文データがセットされた後、所定の時間が経過しても発注ボタン47が押下されたことが検出されない場合には(S21)、注文データはリセットされ(S22)、再び注文数量の入力待ちの状態となる。
尚、売買注文発注プログラム18の発注処理モジュール184によって実行される発注処理は、上記のパターンに限定されるものではない。例えば、板画面40には発注ボタン47を設けることなく、注文入力セルへの注文数量の入力が検出されると、所定の時間(迅速な発注のためには、例えば1秒といった短い時間にすることが好ましい)の経過をもって直ちに発注処理を行うこととしてもよい。又は、発注ボタン47に代えて注文確認のための「次へ」等のボタンを設け、該ボタンを押下した後に、指定された注文条件に従って、図7の例に示したような注文確認画面を出力装置16に出力して、ここでパスワードの入力と注文ボタンの押下を確認した後に発注処理を行うこととしてもよい。
図10のフローチャートは、売買注文発注プログラム18の注文データ訂正モジュール183によって、注文データを自動訂正する第1の実施形態の処理フローを示している。注文数量が入力された後の状態(S16の後)において、入力された注文数量が板画面40上でのドラッグ&ドロップの操作によって他の注文入力セルに移動されたことが検出されると(S23)、売買の別が同じ列とは異なる注文入力セルへ移動された場合には(S24)、売買表示部45の売・買の表示を反転させる(S25)。
次に、移動後のセルに「成行」が関連付けられている場合には(S26)、注文入力部46の条件欄に「成行」と表示させる(S27)。移動後のセルに、「成行」ではなくいずれかの価格が関連付けられている場合には(S26)、注文入力部46の条件欄に「指値」と表示させるとともに(S28)、価格欄には移動後のセルに関連付けられた価格(移動後のセルと同じ行の価格表示セルに表示された価格)を表示させる(S29)。尚、指値の価格の変更である場合には、S28では条件の指値はそのまま保持され、S29で価格のみが変更される。
以上に加えて、移動後のセルと関連付けられた売買の別、成行注文と指値注文の別、指値に指定する価格、移動後のセルに入力された注文数量から、先に生成された注文データを訂正して、RAM12にセットする(S30)。以降、セットされた注文データを発注する処理は、図9のフローチャート(S17〜S22)と同様である。
図10のフローチャートでは、入力された注文数量を板画面40上でドラッグ&ドロップする訂正方法について説明したが、入力された注文数量を他のセルに移動する方法は、ドラッグ&ドロップに限定されるものではない。例えば、一のセルに注文数量が入力された状態で他のセルがクリックされた場合には、クリックされた他のセルに注文数量が移動されたものとして同様の処理を行うこととしてもよい。この場合、S23では他の注文入力セルのクリックが検出されたことをもって、入力された注文数量が他の注文入力セルに移動された移動されたものと判断して、S24以降の処理を実行する。
図11のフローチャートは、売買注文発注プログラム18の注文データ訂正モジュール183によって、注文データを自動訂正する第2の実施形態の処理フローを示している。注文数量が入力された後の状態(S16の後)において、最初に注文数量が入力された注文入力セルとは異なる他の注文入力セルに注文数量が入力されたことが検出されると(S31)、売買の別が同じ列とは異なる注文入力セルへの再入力である場合には(S32)、売買表示部45の売・買の表示を反転させる(S33)。
次に、再入力が検出されたセルに「成行」が関連付けられている場合には(S34)、注文入力部46の条件欄に「成行」と表示させる(S35)。再入力が検出されたセルに、「成行」ではなくいずれかの価格が関連付けられている場合には(S34)、注文入力部46の条件欄に「指値」と表示させるとともに(S36)、価格欄には再入力が検出されたセルに関連付けられた価格(再入力が検出されたセルと同じ行の価格表示セルに表示された価格)を表示させる(S37)。尚、指値の価格の変更である場合には、S36では条件の指値はそのまま保持され、S37で価格のみが変更される。続いて、注文入力部46の数量欄に、再入力が検出されたセルに入力された注文数量を表示させる(S38)。
以上に加えて、再入力が検出されたセルと関連付けられた売買の別、成行注文と指値注文の別、指値に指定する価格、再入力が検出された注文数量から、先に生成された注文データを訂正して、RAM12にセットする(S39)。以降、セットされた注文データを発注する処理は、図9のフローチャート(S17〜S22)と同様である。
本発明にかかる売買注文発注プログラムを実施するためのシステム構成を示すブロック図である。 本発明にかかる売買注文発注プログラムを実施する顧客端末の構成を示すブロック図である。 本発明にかかる売買注文発注プログラムによってディスプレイに出力される画面に設けられる注文入力セルの位置づけを示す図である。 本発明にかかる売買注文発注プログラムによってディスプレイに出力される注文入力前の画面の一例を示す図である。 本発明にかかる売買注文発注プログラムによってディスプレイに出力される注文入力後の画面の一例を示す図である。 本発明にかかる売買注文発注プログラムによって生成される注文データの一例を示す図である。 本発明にかかる売買注文発注プログラムによってディスプレイに出力される注文確認画面の一例を示す図である。 本発明にかかる売買注文発注プログラムによって板画面を表示する処理フローを示すフローチャートである。 本発明にかかる売買注文発注プログラムによって注文データを自動生成して発注処理を行う処理フローを示すフローチャートである。 本発明にかかる売買注文発注プログラムによって注文データを自動訂正する第1の実施形態の処理フローを示す第フローチャートである。 本発明にかかる売買注文発注プログラムによって注文データを自動訂正する第2の実施形態の処理フローを示すフローチャートである。
符号の説明
10 顧客端末
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 HDD
15 入力装置
16 出力装置
17 Webブラウザ
18 売買注文発注プログラム
181 板画面生成モジュール
182 注文データ生成モジュール
183 注文データ訂正モジュール
184 発注処理モジュール
20 証券会社システム
21 時価情報管理サーバ
22 銘柄マスタ
23 アプリケーションサーバ
24 顧客データベース
25 注文データベース
30 取引所システム
40 板画面
41 注文入力セル(売)
42 注文入力セル(買)
43 スクロールボタン
44 取引種類表示部
45 売買表示部
46 注文入力部
47 発注ボタン

Claims (4)

  1. 金融商品の売買注文を投資者の操作するコンピュータからネットワークを介して証券会社システムに発注するための売買注文発注プログラムであって、前記コンピュータに、
    金融商品の一の銘柄にかかる気配情報を受信するステップと、
    前記気配情報から、呼値単位に並べられた価格を表示する価格表示セルの各々のセルの両側に、各々の価格における売板と買板の枚数を表示する板表示セルを設定し、かつ前記価格表示セルの各々のセルの両側に、前記売板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする売注文の注文数量を入力するための注文入力セルを、前記買板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする買注文の注文数量を入力するための注文入力セルを設定した板画面を生成して、前記コンピュータのディスプレイに出力する出力ステップと、
    前記板画面における一の注文入力セルに、注文数量が入力されたことを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで注文数量の入力が検出されると経過時間をカウントするカウントステップと、
    前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記注文入力セルと同じにある価格表示セルの価格から特定される指値、前記注文入力セルに入力された注文数量、が少なくとも条件に指定された注文データを生成する生成ステップと、
    前記カウントステップでカウントする経過時間が所定の時間に到達したことをトリガとして、前記生成ステップで生成した注文データを前記証券会社システムに送信する送信ステップと、
    実行させることを特徴とする売買注文発注プログラム。
  2. 金融商品の売買注文を投資者の操作するコンピュータからネットワークを介して証券会社システムに発注するための売買注文発注プログラムであって、前記コンピュータに、
    金融商品の一の銘柄にかかる気配情報を受信するステップと、
    前記気配情報から、呼値単位に並べられた価格を表示する価格表示セルの各々のセルの両側に、各々の価格における売板と買板の枚数を表示する板表示セルを設定し、かつ前記価格表示セルの各々のセルの両側に、前記売板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする売注文の注文数量を入力するための注文入力セルを、前記買板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする買注文の注文数量を入力するための注文入力セルを設定した板画面を生成して、前記コンピュータのディスプレイに出力する出力ステップと、
    前記板画面における一の注文入力セルに、注文数量が入力されたことを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記注文入力セルと同じにある価格表示セルの価格から特定される指値、前記注文入力セルに入力された注文数量、が少なくとも条件に指定された注文データを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップで生成した注文データを前記証券会社システムに送信する送信ステップと、実行させ
    前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルと異なる他の注文入力セルに注文数量が入力されたことを検出すると、
    前記生成ステップで生成した注文データを、前記他の注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記他の注文入力セルと同じ行にある価格表示セルの価格から特定される指値、前記他の注文入力セルに入力された注文数量が少なくとも条件に指定された注文データに訂正する訂正ステップを実行させ、
    前記送信ステップでは、前記訂正ステップで訂正された注文データを送信すること
    を特徴とする売買注文発注プログラム。
  3. 金融商品の売買注文を投資者の操作するコンピュータからネットワークを介して証券会社システムに発注する売買注文の発注方法であって、
    前記コンピュータが、金融商品の一の銘柄にかかる気配情報を受信するステップと、
    前記コンピュータが、前記気配情報から、呼値単位に並べられた価格を表示する価格表示セルの各々のセルの両側に、各々の価格における売板と買板の枚数を表示する板表示セルを設定し、かつ前記価格表示セルの各々のセルの両側に、前記売板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする売注文の注文数量を入力するための注文入力セルを、前記買板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする買注文の注文数量を入力するための注文入力セルを設定した板画面を生成して、前記コンピュータのディスプレイに出力する出力ステップと、
    前記コンピュータが、前記板画面における一の注文入力セルに、注文数量が入力されたことを検出する検出ステップと、
    前記コンピュータが、前記検出ステップで注文数量の入力が検出されると経過時間をカウントするカウントステップと、
    前記コンピュータが、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記注文入力セルと同じにある価格表示セルの価格から特定される指値、前記注文入力セルに入力された注文数量、が少なくとも条件に指定された注文データを生成する生成ステップと、
    前記コンピュータが、前記カウントステップでカウントする経過時間が所定の時間に到達したことをトリガとして、前記生成ステップで生成した注文データを前記証券会社システムに送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする売買注文の発注方法。
  4. 金融商品の売買注文を投資者の操作するコンピュータからネットワークを介して証券会社システムに発注する売買注文の発注方法であって、
    前記コンピュータが、金融商品の一の銘柄にかかる気配情報を受信するステップと、
    前記コンピュータが、前記気配情報から、呼値単位に並べられた価格を表示する価格表示セルの各々のセルの両側に、各々の価格における売板と買板の枚数を表示する板表示セルを設定し、かつ前記価格表示セルの各々のセルの両側に、前記売板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする売注文の注文数量を入力するための注文入力セルを、前記買板の枚数を表示する板表示セルの設定された側には各々の価格を指値とする買注文の注文数量を入力するための注文入力セルを設定した板画面を生成して、前記コンピュータのディスプレイに出力する出力ステップと、
    前記コンピュータが、前記板画面における一の注文入力セルに、注文数量が入力されたことを検出する検出ステップと、
    前記コンピュータが、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記注文入力セルと同じにある価格表示セルの価格から特定される指値、前記注文入力セルに入力された注文数量、が少なくとも条件に指定された注文データを生成する生成ステップと、
    前記コンピュータが、前記生成ステップで生成した注文データを前記証券会社システムに送信する送信ステップと、を有していて、
    前記コンピュータが、前記検出ステップで注文数量の入力が検出された注文入力セルと異なる他の注文入力セルに注文数量が入力されたことを検出すると、
    前記コンピュータが、前記生成ステップで生成した注文データを、前記他の注文入力セルから特定される売注文又は買注文の別、前記他の注文入力セルと同じ行にある価格表示セルの価格から特定される指値、前記他の注文入力セルに入力された注文数量が少なくとも条件に指定された注文データに訂正する訂正ステップを有し、
    前記送信ステップにおいて、前記コンピュータは、前記訂正ステップで訂正された注文データを送信すること
    特徴とする売買注文の発注方法。
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