JPWO2019058541A1 - 容器収納構造 - Google Patents

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Abstract

車両の前後方向に移動可能なスライドドアの内装部材に形成された容器収納構造は、上方に開口した収納空間を形成する底壁部及び周壁部を含む。前記周壁部は、前記前後方向で前側の壁部の少なくとも上部を形成し、かつ、前記前後方向で前側に変位可能な変位壁部を含む。

Description

本発明は車両用ドアに設けられる容器収納構造に関する。
車両用ドアの内装部材として、ドリンクホルダ等の容器収納部を形成したドアトリムが知られている。容器収納部にはボトルタイプの容器の下部が収納され、容器の上部は露出している(例えば特許文献1)。
特開2005−335480号公報
スライドドアは車両の前後方向に開閉する。スライドドアに設けられた容器収納部は、スライドドアと共に車両の前後方向に移動する。シートに載置されている荷物がシートからはみ出す程の幅を有する場合、スライドドアを開放する際に容器収納部に収納されている容器と荷物とが干渉する場合がある。この干渉により、場合によっては内装部材に過負荷が作用して内装部材に損傷を与える。
本発明の目的は、スライドドアの開放時に、容器を介して内装部材に過負荷が作用することを防止できる容器収納構造を提供することにある。
本発明によれば、
車両の前後方向に移動可能なスライドドアの内装部材に形成された容器収納構造であって、
上方に開口した収納空間を形成する底壁部及び周壁部を備え、
前記周壁部は、前記前後方向で前側の壁部の少なくとも上部を形成し、かつ、前記前後方向で前側に変位可能な変位壁部を含む、
ことを特徴とする容器収納構造が提供される。
本発明によれば、スライドドアの開放時に、容器を介して内装部材に過負荷が作用することを防止できる容器収納構造を提供することができる。
本発明が適用可能な車両の例を示す外観図。 図1の車両のスライドドアの内側を示す図。 本発明の一実施形態に係る容器収納構造の斜視図。 図3の容器収納構造の分解斜視図。 壁部部材の斜視図、正面図及び背面図。 図3のI-I線断面図。 図6のII-II線断面図、及び、そのIII-III線断面図。 図3の容器収納構造の動作説明図。 他の構造例の説明図。
<第一実施形態>
図1は、本発明が適用可能な車両1を示す外観図である。車両1は例えば5ドアのハッチバックの乗用車であり、図1はその前側及び右側部分が図示されている。スライドドア2は右側のリアドアを構成している。スライドドア2は前後方向に移動可能に設けられ、車両1の右後部の乗降口を開閉する。図示していないが左側のリアドアもスライドドアとして構成することができる。各図において矢印Xは車両1の前後方向を示し、Fは前側、Bは後側を示す。矢印Yは車両1の車幅方向(左右方向)を示し、Lは左側、Rは右側を示す。矢印Zは上下方向を示す。
図2は車両1の車室を示しており、スライドドア2を車内側から見た図である。車両1の車室には、一列目のシート3と二列目のシート4とが設けられている。X方向で見ると、閉時のスライドドア2はシート3の後部付近からシート4の後部付近に渡ってピラー間に配置されている。スライドドア2は図2の位置からX方向で後側にスライドすることで、シート4の右方の乗降口を開放する。
スライドドア2は、その上部に窓部2aを有し、その下部のドア本体にはドアトリムである内装部材20が設けられている。内装部材20は車室の内装を構成する装飾部材である。内装部材20には車内側に膨出するようにして容器収容構造22が形成されている。容器収容構造22にはスイッチ21aを支持するスイッチパネル21が隣接して設けられている。スイッチ21aは窓部2aの窓ガラスを開閉するパワーウィンドウを操作するスイッチである。
図2の例では容器収納構造22にボトル形式の容器10が収納されている。容器10はその下部が容器収納構造22に支持され、その上部が露出している。容器10はシート4の僅かに前方に位置しており、シート4に着座する乗員が手に取りやすい位置に収納されている。
図3は容器収納構造22の斜視図、図4はその分解斜視図である。なお、いずれの図においてもスイッチ21aは取り外された状態を示している。
容器収納構造22は、上方に開口した収納空間Sを形成する底壁部22T、周壁部22F、22L、22R及び22Bを備える。底壁部22Tは収容空間Sの底部を形成する。周壁部22F、22L、22R及び22Bは収納空間Sを囲むように連続的に形成されている。周壁部22Fは収容空間Sの前側の壁部を形成する。周壁部22Fのことを前壁部22Fと呼ぶ場合がある。周壁部22L、22RはY方向に離間しており、収容空間Sの左右の壁部を形成する。周壁部22Lのことを左側壁部22L、周壁部22Rのことを右側壁部22Rと呼ぶ場合がある。周壁部22Bは収容空間Sの後側の壁部を形成する。周壁部22Bのことを後壁部22Bと呼ぶ場合がある。
容器収納構造22は、内装部材20の本体をなす本体部材200、壁部部材220及び221、及び、凸部部材222により構成されている。スイッチパネル21は、下向きに開口したカップ状の部材210により形成される。本体部材200は、部材210が取り付けられて塞がれる開口部201を有し、更に、開口部201の前側には、開口部201と連続した開口部202が形成されている。開口部202には壁部部材220及び221が取り付けられ、開口部202はこれらの部材によって塞がれる。
壁部部材220は、底壁部22T、右側壁部22R及び後壁部22Bを形成する。凸部部材222は壁部部材220に取り付けられ、壁部部材220と共に後壁部22Bを形成する。本体部材220は、前壁部22Fの下部(固定壁部FW)と、左側壁部22Lとを形成する壁部部材としても機能する。
壁部部材221は前壁部22Fの内壁全体を形成するとともに、前壁部22Fの上部全体を形成する変位壁部DWを含む。本実施形態の場合、変位壁部DWは前壁部22Fの上部のみを形成するが、前壁部22F全体を形成してもよい。壁部部材221は可撓性を有する材料で形成されており、変位壁部DWは壁部部材221の部材変形により前側に変位可能に構成されている。図5〜7を参照して壁部部材221の構成を中心に容器収納構造22について更に説明する。図5は壁部部材221の斜視図、正面図及び背面図である。図6は図3のI-I線断面図であり、図7は図6のII-II線断面図及びそのIII-III線断面図である。
壁部部材221は、部分的に曲折された、全体として板状の部材であり、上側の変位壁部DWと下側の下部221aとを含む。下部221aは固定壁部FWにおいて本体部材200の内側に位置し、壁部部材221は、下部221aが本体部材200とX方向に重なるようにしてその下端部が壁部部材220に係合している。
変位壁部DWと下部221aとの境界BLは固定壁部FWの上縁の位置においてY方向に延びている。図6に示すように、境界BLにおいて壁部部材221はZ方向で見るとクランク状に屈曲されており、境界BLの水平部分が固定壁部FWの上縁に着座するように配置されている。これにより変位壁部DWと固定壁部FWとは、それらの外壁面がZ方向で実質的に段差の無い連続面を形成しており、意匠性を向上している。
変位壁部DWの上部にはX方向で後側へ水平に突出する凸部P1が形成されている。本実施形態の場合、凸部P1は変位壁部DWの上縁部に形成されている。凸部P1に対向するようにして、凸部部材222にはX方向で前側に水平に突出する凸部P2が形成されている。収納空間Sに収納される容器10は、そのサイズにもよるが、ペットボトル等の定型的なサイズの容器であれば、凸部P1と凸部P2とに挟まれるようにして保持される。これにより、車両1の走行時の振動に対して、容器10を収容空間Sによりしっかりと収納することができる。
変位壁部DWの左右の側縁には、Y方向に突出した耳状の係合片E1、E2が形成されている。係合片E1は右側縁から外側(右側)に突出し、係合片E2は左側縁から外側(左側)に突出している。壁部部材220には係合片E1が挿入される係合溝220aが形成されている。本実施形態の場合、係合溝220aは壁部部材220を貫通する穴として形成されている。本体部材200には係合片E2が挿入される係合溝200aが形成されている。本実施形態の場合、係合溝200aは本体部材200の、左側壁部22Lの形成部分内面において凹んだ凹部として形成されている。
本実施形態の場合、変位壁部DWの取付部位は係合片E1、E2の二か所であり、変位壁部DWの左右の側縁の各一部分のみが他の部材(壁部部材220、本体部材200)に支持されている。また、その取付方法も係合溝220a、200aに対する係合片E1、E2の挿入である。したがって、変位壁部DWの上部は比較的容易に分離自在に固定されている。一方、変位壁部DWの下部は境界BLにおいて壁部部材221の下部221aと連続しており、上部と比較すると強固に固定されている。
次に、係る構成からなる容器収納構造22の作用について説明する。図2に示すようにシート4には荷物11が載置される場合がある。荷物11がY方向に長いものであったり、積載態様が外側に偏っていると、スライドドア2を開放するときに容器10と荷物11とが干渉する場合がある。この干渉により、内装部材20に過負荷が作用して内装部材20に損傷を与える場合がある。
本実施形態の場合、変位壁部DWが前側に変位し、内装部材20に過負荷が作用することを防止することができる。具体的には図6の状態で容器10の前方向に負荷が作用すると、図8に示すように変位壁部DWが前側へ傾倒する。図8は、スライドドア2が矢印DBで示すように後方に移動中である状態で、容器10と荷物11とが干渉し、容器10に負荷Fが作用した場合が想定されている。壁部部材221は境界BLよりも下部は固定壁部FWの存在によりその前側の変位が規制される。境界BLよりも上部の変位壁部DWは、係合片E1、E2が係合溝220a、200aから抜け出て壁部部材220及び本体部材200から分離し、境界BLを中心として前側に回動するようにして傾倒する。これにより、負荷Fを内装部材20へ伝達する容器10が前側に傾き、或いは、収納空間Sから脱落する。この結果、内装部材20に過負荷が作用することが防止される。
負荷Fが作用しない状況になれば、係合片E1、E2を係合溝220a、200aに差し込んで変位壁部DWを元の状態に復元することができ、容器収納構造22を容器10の収納に再び用いることができる。仮に、変位壁部DWが元の形態に戻らず、前側に傾倒したままであったり、壁部部材221が内装部材20から外れてしまったとしても、前壁部22Fとして固定壁部FWが残存する。このため、収納空間Sの深さが浅くなるものの、容器収納構造22を引き続き容器10の収納に用いることができる。
壁部部材221の部材変形による変位壁部DWの変位を促進する点で、壁部部材221は、本体部材200や壁部部材220よりも可撓性が高い材料(換言すれば軟らかい材料)で構成されることが好ましい。例えば、本体部材200や壁部部材220をポリプロピレンで構成し、壁部部材221をオレフィン系エラストマーで構成することができる。
なお、本実施形態の場合、通常時において、容器10が凸部P1と凸部P2との間に挟まれる状態においては、その反作用として凸部P1、つまり、変位壁部DWには前側への負荷が若干作用する。しかし、図6に示すように、凸部P2の高さ方向の位置は凸部P1の高さ方向の位置よりも低い位置にあり、容器10には容器10を後傾させる習性が与えられる。このため、変位壁部DWに作用する前側への負荷をより小さくすることができ、変位壁部DWが不必要に前側に変位しないようにすることができる。
また、本実施形態では右側のスライドドア2について説明したが左側のスライドドアにも本発明は適用可能である。
<第二実施形態>
第一実施形態では、壁部部材221の部材変形により、変位壁部DWを変位させたが、変位壁部DWを可動部材で構成し、その可動により変位させる構成であってもよい。図9のEX1はその一例を示す。この例は変位壁部DWが、Y方向に延びる軸AXを有し、上述した壁部部材220や本体部材200に形成される軸受200bに回動自在に支持された可動部材として構成されている。軸AXには巻バネSPが設けられている。巻バネSPは変位壁部DWに、同図で時計回りに回動習性を与えるように配置されている。ストッパSTは、変位壁部DWの回動を規制する。変位壁部DWに前方向の負荷が作用すると、同図の右側に示すように変位壁部DWが前側へ回動し、負荷を逃がすことができる。負荷が作用しなくなると、巻バネSPの弾性力で元の位置に変位壁部DWが復帰する。
変位壁部DWの回動方向は左右方向でもよい。図9のEX2はその一例を示す。同図の例では軸AXがZ方向に延び、軸受200bは右側壁部22Rに形成されている。左側壁部22Lは変位壁部DWの回動範囲を規制するストッパとしても機能する。変位壁部DWに前方向の負荷が作用すると、同図の右側に示すように変位壁部DWが同図で時計回りに回動し、負荷を逃がすことができる。負荷が作用しなくなると、巻バネSPの弾性力で元の位置に変位壁部DWが復帰する。
変位壁部DWの更に別の例として、ゴムなどの伸縮する材料で変位壁部DWを構成してもよい。図9のEX3はその一例を示す。同図の例で変位部材DWはゴムで構成されており、その左端部は左側壁部22Lに、右端部は右側壁部22Rにそれぞれ固定されている。変位壁部DWに前方向の負荷が作用すると、同図の右側に示すように変位壁部DWがU字型に前方向に伸び、負荷を逃がすことができる。負荷が作用しなくなると、その弾性力で元の形態に復帰する。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は以下の構造を少なくとも開示する。
1.車両(例えば1)の前後方向に移動可能なスライドドア(例えば2)の内装部材(例えば20)に形成された容器収納構造(例えば22)であって、
上方に開口した収納空間(例えばS)を形成する底壁部(例えば22T)及び周壁部(例えば22F,22L,22R,22B)を備え、
前記周壁部は、前記前後方向で前側の壁部(例えば22F)の少なくとも上部を形成し、かつ、前記前後方向で前側に変位可能な変位壁部(例えばDW)を含む、
ことを特徴とする容器収納構造。
この実施形態によれば、前記変位壁部に前方向の負荷が作用すると前記変位壁部が前側に変位する。このため、前記スライドドアの開放時に、前記容器を介して前記内装部材に過負荷が作用することを防止できる。
2.前記変位壁部の上部は、前記周壁部の他の部分から分離自在に固定され(例えばE1,E2,220a,200a)、
前記変位壁部の下部は、前記上部よりも強固に固定されている(例えば221a)、
ことを特徴とする容器収納構造。
この実施形態によれば、前記変位壁部が前傾により変位することを促進できる。
3.前記変位壁部の上部には、前記前後方向で後側へ突出する第一の凸部(例えばP1)が形成され、
前記周壁部のうち、前記前後方向で後側の壁部には、前記前後方向で前側へ突出する第二の凸部(例えばP2)が形成されている、
ことを特徴とする容器収納構造。
この実施形態によれば、走行中、前記容器を前記収納空間内に、よりしっかりと保持できる。
4.前記周壁部を形成する壁部部材は、第一の壁部部材(例えば200,220)と、前記第一の壁部材よりも可撓性が高い第二の壁部部材(例えば201)と、を含み、
前記第二の壁部部材は、前記変位壁部を含み、
前記変位壁部は、前記前後方向で前側に、前記第二の壁部部材の変形によって変位する、
ことを特徴とする容器収納構造。
この実施形態によれば、前記第二の壁部部材の弾性変形又は塑性変形を利用して前記変位壁部を変形し易くすることで、前記内装部材に過負荷が作用することを防止できる。
5.前記変位壁部は、前記前後方向で前側に傾倒可能である、
ことを特徴とする容器収納構造。
この実施形態によれば、前記容器を前側に傾けて負荷を逃がすことができる。
6.前記変位壁部は、前記前後方向で前側に回動自在な可動部材(例えばEX1,EX2)により形成される、
ことを特徴とする容器収納構造。
この実施形態によれば、前記可動部材の回動により、前記内装部材に過負荷が作用することを防止できる。
7.前記前後方向で、前記収納空間の前側の内壁を形成する可撓性部材(例えば221)を含み、
前記周壁部は、車幅方向に離間した左右の側壁部(例えば22L,22R)を含み、
前記可撓性部材の上部は、前記変位壁部を形成し、
前記可撓性部材の下部(例えば221a)は、前記前後方向で前側に変位不能に固定され、
前記変位壁部の左右の側縁には、それぞれ前記車幅方向に突出する係合片(例えばE1,E2)が形成され、
前記左右の側壁部には、それぞれ、前記係合片が挿入される係合溝(例えば200a,220a)が形成されている、
ことを特徴とする容器収納構造。
この実施形態によれば、比較的簡単な構成で前記変位壁部の固定を円滑に解除することができ、前側に変位させることができる。
8.前記第二の凸部の高さ方向の位置は、前記第一の凸部の高さ方向の位置よりも低い位置である、
ことを特徴とする容器収納構造。
この実施形態によれば、前記容器に後傾させる習性を与えることができ、前記変位壁部が不必要に前側に変位することを防止できる。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
スライドドア2は、その上部に窓部2aを有し、その下部のドア本体にはドアトリムである内装部材20が設けられている。内装部材20は車室の内装を構成する装飾部材である。内装部材20には車内側に膨出するようにして容器収納構造22が形成されている。容器収納構造22にはスイッチ21aを支持するスイッチパネル21が隣接して設けられている。スイッチ21aは窓部2aの窓ガラスを開閉するパワーウィンドウを操作するスイッチである。
容器収納構造22は、上方に開口した収納空間Sを形成する底壁部22T、周壁部22F、22L、22R及び22Bを備える。底壁部22Tは収納空間Sの底部を形成する。周壁部22F、22L、22R及び22Bは収納空間Sを囲むように連続的に形成されている。周壁部22Fは収納空間Sの前側の壁部を形成する。周壁部22Fのことを前壁部22Fと呼ぶ場合がある。周壁部22L、22RはY方向に離間しており、収納空間Sの左右の壁部を形成する。周壁部22Lのことを左側壁部22L、周壁部22Rのことを右側壁部22Rと呼ぶ場合がある。周壁部22Bは収納空間Sの後側の壁部を形成する。周壁部22Bのことを後壁部22Bと呼ぶ場合がある。
壁部部材220は、底壁部22T、右側壁部22R及び後壁部22Bを形成する。凸部部材222は壁部部材220に取り付けられ、壁部部材220と共に後壁部22Bを形成する。本体部材200は、前壁部22Fの下部(固定壁部FW)と、左側壁部22Lとを形成する壁部部材としても機能する。
変位壁部DWの上部にはX方向で後側へ水平に突出する凸部P1が形成されている。本実施形態の場合、凸部P1は変位壁部DWの上縁部に形成されている。凸部P1に対向するようにして、凸部部材222にはX方向で前側に水平に突出する凸部P2が形成されている。収納空間Sに収納される容器10は、そのサイズにもよるが、ペットボトル等の定型的なサイズの容器であれば、凸部P1と凸部P2とに挟まれるようにして保持される。これにより、車両1の走行時の振動に対して、容器10を収納空間Sによりしっかりと収納することができる。
4.前記周壁部を形成する壁部部材は、第一の壁部部材(例えば200,220)と、前記第一の壁部材よりも可撓性が高い第二の壁部部材(例えば201)と、を含み、
前記第二の壁部部材は、前記変位壁部を含み、
前記変位壁部は、前記前後方向で前側に、前記第二の壁部部材の変形によって変位する、
ことを特徴とする容器収納構造。

Claims (8)

  1. 車両の前後方向に移動可能なスライドドアの内装部材に形成された容器収納構造であって、
    上方に開口した収納空間を形成する底壁部及び周壁部を備え、
    前記周壁部は、前記前後方向で前側の壁部の少なくとも上部を形成し、かつ、前記前後方向で前側に変位可能な変位壁部を含む、
    ことを特徴とする容器収納構造。
  2. 請求項1に記載の容器収納構造であって、
    前記変位壁部の上部は、前記周壁部の他の部分から分離自在に固定され、
    前記変位壁部の下部は、前記上部よりも強固に固定されている、
    ことを特徴とする容器収納構造。
  3. 請求項1に記載の容器収納構造であって、
    前記変位壁部の上部には、前記前後方向で後側へ突出する第一の凸部が形成され、
    前記周壁部のうち、前記前後方向で後側の壁部には、前記前後方向で前側へ突出する第二の凸部が形成されている、
    ことを特徴とする容器収納構造。
  4. 請求項1に記載の容器収納構造であって、
    前記周壁部を形成する壁部部材は、第一の壁部部材と、前記第一の壁部部材よりも可撓性が高い第二の壁部部材と、を含み、
    前記第二の壁部部材は、前記変位壁部を含み、
    前記変位壁部は、前記前後方向で前側に、前記第二の壁部部材の変形によって変位する、
    ことを特徴とする容器収納構造。
  5. 請求項1に記載の容器収納構造であって、
    前記変位壁部は、前記前後方向で前側に傾倒可能である、
    ことを特徴とする容器収納構造。
  6. 請求項1に記載の容器収納構造であって、
    前記変位壁部は、前記前後方向で前側に回動自在な可動部材により形成される、
    ことを特徴とする容器収納構造。
  7. 請求項1に記載の容器収納構造であって、
    前記前後方向で、前記収納空間の前側の内壁を形成する可撓性部材を含み、
    前記周壁部は、車幅方向に離間した左右の側壁部を含み、
    前記可撓性部材の上部は、前記変位壁部を形成し、
    前記可撓性部材の下部は、前記前後方向で前側に変位不能に固定され、
    前記変位壁部の左右の側縁には、それぞれ前記車幅方向に突出する係合片が形成され、
    前記左右の側壁部には、それぞれ、前記係合片が挿入される係合溝が形成されている、
    ことを特徴とする容器収納構造。
  8. 請求項3に記載の容器収納構造であって、
    前記第二の凸部の高さ方向の位置は、前記第一の凸部の高さ方向の位置よりも低い位置である、
    ことを特徴とする容器収納構造。
JP2019542942A 2017-09-25 2017-09-25 容器収納構造 Active JP6841923B2 (ja)

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