JPWO2019038860A1 - レーザ加工方法およびレーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工方法およびレーザ加工装置 Download PDF

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    • B23K26/402Removing material taking account of the properties of the material involved involving non-metallic material, e.g. isolators

Abstract

レーザ加工方法は、積層体であるワーク(9)に第1のレーザビームを照射して第1の穴を形成する第1の工程を含む。積層体であるワーク(9)は、表面に金属層である銅箔(11)を有しかつ樹脂層(13)を含む。レーザ加工方法は、積層体であるワーク(9)に第2のレーザビームを照射して第2の穴を形成する第2の工程を含む。第2の穴は、第1の穴を包含する領域に形成される。第2の穴の径は、第1の穴の径より拡張されている。

Description

本発明は、レーザビームの照射により被加工物を加工するレーザ加工方法およびレーザ加工装置に関する。
樹脂層と金属層とを積層させた積層体における穴の形成に、レーザビームの照射による穴あけ加工が適用されることがある。被加工物である積層体にレーザビームを照射して、積層体の上層である金属層と、金属層の下の樹脂層とを貫く穴が形成される。上層と下層との金属層の間に樹脂層が設けられている積層体では、上層の金属層からの穴あけ加工により、下層の金属層を露出させる穴が形成される。上層と下層との金属層の間の樹脂層の中に内層である金属層が設けられている積層体では、上層の金属層からの穴あけ加工により、内層の金属層を露出させる穴が形成される。
特許文献1には、金属層である銅箔と樹脂層との積層体の穴あけ加工における樹脂層からの銅箔の剥離を低減するために、パルスのピークパワーが10kW未満であり、かつ紫外光であるパルスレーザビームを照射する技術が提案されている。
特開2002−35976号公報
樹脂層からの金属層の剥離は、金属層のうちレーザビームが照射されている部分が飛散するより前に金属層の下の樹脂層が気化し膨張することで、金属層が下から押し上げられることによって生じる。特許文献1の技術のようにレーザビームのパワーおよび波長が設定されている場合においても、樹脂層の膨張による金属層の剥離は生じることがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、金属層と樹脂層とを含む積層体の加工における金属層の剥離を低減可能とするレーザ加工方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるレーザ加工方法は、表面に金属層を有しかつ樹脂層を含む積層体に第1のレーザビームを照射して第1の穴を形成する第1の工程と、積層体に第2のレーザビームを照射して、第1の穴を包含する領域に第1の穴の径より拡張された径の第2の穴を形成する第2の工程と、を含む。
本発明にかかるレーザ加工方法は、金属層と樹脂層とを含む積層体の加工における金属層の剥離を低減できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかるレーザ加工装置の構成を示す図 図1に示すレーザ加工装置による加工前のワークの上面図 図1に示すレーザ加工装置による加工前のワークの断面図 図1に示すレーザ加工装置による加工後のワークの上面図 図1に示すレーザ加工装置による加工後のワークの断面図 図1に示すマスクによるレーザビームの径の調節について説明する図 実施の形態にかかるレーザ加工方法について説明する図 実施の形態にかかるレーザ加工方法について説明する図 実施の形態にかかるレーザ加工方法について説明する図 実施の形態にかかるレーザ加工方法について説明する図 実施の形態にかかるレーザ加工方法について説明する図 実施の形態にかかるレーザ加工方法について説明する図 実施の形態の比較例において形成された穴の平面図 実施の形態にかかるレーザ加工方法より形成された穴の平面図 実施の形態にかかるレーザ加工方法の手順を示すフローチャート 図1に示す制御器のハードウェア構成の例を示すブロック図 実施の形態の変形例にかかるレーザ加工装置によるレーザビームの径の調節について説明する図 実施の形態にかかるレーザ加工方法により形成される第1の穴および第2の穴の径と、穴の加工による銅箔の剥離の発生確率との関係の例を示す図 図7から図12に示す第1のレーザビームと第2のレーザビームとのエネルギー密度について説明する図
以下に、本発明の実施の形態にかかるレーザ加工方法およびレーザ加工装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかるレーザ加工装置1の構成を示す図である。レーザ加工装置1は、レーザビームの照射により、被加工物であるワーク9への穴あけ加工を行う。ワーク9は、表面に金属層を有しかつ樹脂層を含む積層体の板である。
図1において、X軸とY軸とは、水平方向に平行、かつ互いに垂直な2軸とする。Z軸は、鉛直方向に平行、かつX軸とY軸とに垂直な軸とする。ワーク9は、ステージ8にて、X軸とY軸とに平行な面に載置される。なお、Z軸方向のうち、図中矢印で示す方向をプラスZ方向、矢印で示した方向とは逆の方向をマイナスZ方向と称することがある。プラスZ方向は、鉛直上方向である。マイナスZ方向は、鉛直下方向である。
レーザ加工装置1は、パルスレーザ発振によりレーザビームLを出力するレーザ発振器2と、レーザビームLを平行化するコリメータレンズ3と、レーザビームLを透過させる透過領域を有し、透過領域の周囲にてレーザビームLを遮蔽するマスク4とを備える。
実施の形態において、レーザ発振器2は、赤外光を出力するCOレーザである。レーザ発振器2から発振されるレーザビームLの波長は、10.6μmとする。レーザ発振器2は、10.6μm以外の波長の赤外光を出力する赤外線(Infrared,IR)レーザ、あるいは紫外光を出力する紫外線(UltraViolet,UV)レーザであっても良い。レーザ発振器2は、発振されるレーザビームLのエネルギーを変化させることにより、ワーク9に照射するレーザビームLのエネルギーを調節する。マスク4では、コリメータレンズ3で平行化されたレーザビームLの断面が整形される。
また、レーザ加工装置1は、レーザビームLを偏向させるガルバノスキャナ5,6と、レーザビームLを収束する集光光学系であるfθレンズ7とを備える。ガルバノスキャナ5は、レーザビームLを反射する反射面の回転により、ワーク9上におけるレーザビームLの入射位置をX軸方向において変化させる。ガルバノスキャナ6は、レーザビームLを反射する反射面の回転により、ワーク9上におけるレーザビームLの入射位置をY軸方向において変化させる。レーザ加工装置1は、ガルバノスキャナ5,6により、X軸方向とY軸方向とにおいてレーザビームLを変位させる。
fθレンズ7は、fθレンズ7の焦点距離fにガルバノスキャナ5,6の偏向角θを掛け合せたfθの位置にて、レーザビームLを収束させる。また、fθレンズ7は、マスク4にて整形されたレーザビームLの像をワーク9へ転写する転写光学系でもある。なお、転写光学系は、fθレンズ7以外のレンズであっても良く、複数のレンズを備えていても良い。ガルバノスキャナ5,6とfθレンズ7とは、加工ヘッドに設けられていても良い。図1では、加工ヘッドの図示を省略している。
レーザ加工装置1は、ガルバノスキャナ5,6のうちの一方のみを備えるものであっても良い。また、レーザ加工装置1は、ガルバノスキャナ5,6以外の構成部品を用いて、レーザビームLを変位させても良い。レーザビームLの変位には、ガルバノスキャナ5,6に代えて、音響光学効果を利用して光を偏向させる音響光学偏向器(Acousto-Optic Deflector,AOD)、あるいは電気光学効果を利用して光を偏向させる電気光学偏向器(Electro-Optic Deflector,EOD)が用いられても良い。
制御器10は、レーザ加工装置1の全体を制御する。制御器10は、レーザ発振器2のレーザ発振と、マスク4の動作と、ガルバノスキャナ5,6の駆動とを制御する。
ステージ8は、X軸方向とY軸方向との一方、あるいはX軸方向とY軸方向との双方へ移動可能であっても良い。また、加工ヘッドは、X軸方向とY軸方向との一方、あるいはX軸方向とY軸方向との双方へ移動可能であっても良い。レーザ加工装置1は、制御器10によるガルバノスキャナ5,6の駆動の制御とともに、ステージ8と加工ヘッドとの一方あるいは双方の移動を制御することにより、ワーク9におけるレーザビームLの入射位置を変化させても良い。
次に、レーザ加工装置1によるワーク9の加工について説明する。図2は、図1に示すレーザ加工装置1による加工前のワーク9の上面図である。図3は、図1に示すレーザ加工装置1による加工前のワーク9の断面図である。図4は、図1に示すレーザ加工装置1による加工後のワーク9の上面図である。図5は、図1に示すレーザ加工装置1による加工後のワーク9の断面図である。ここでは、図2から図5に示すワーク9は、図1に示すステージ8に載置されているものとする。図2と図4には、プラスZ方向側におけるワーク9の上面を示している。図3と図5には、X軸とZ軸とに平行な断面を示している。
積層体の板であるワーク9は、積層体の上層である銅箔11と、積層体の下層である銅箔12と、金属層である2つの銅箔11,12の間に設けられた樹脂層13とを備える。樹脂層13と銅箔11,12とは、銅箔11,12のうち樹脂層13側の面に形成された凹凸を樹脂層13へめり込ませることにより、互いに接合されている。この他、樹脂層13と銅箔11,12とは、接着剤により互いに接合されていても良い。図2から図5では、銅箔11,12の凹凸および接着剤の図示を省略している。
レーザ加工装置1は、ワーク9のうち銅箔11が形成されている側の表面にレーザビームLを照射する。レーザ加工装置1は、図5に示すように、銅箔11と樹脂層13とを貫くとともに銅箔12を底面とする穴14をワーク9に形成する。図4に示す上面図において、穴14は円形をなしている。レーザ加工装置1は、下層の銅箔12を露出させる穴あけ加工を行う。
レーザ加工装置1による穴あけ加工の対象とされる積層体は、上層と下層との間の樹脂層の中に設けられた内層である金属層を含むものであっても良い。レーザ加工装置1は、下層である金属層を露出させる穴あけ加工のほか、内層である金属層を露出させる穴あけ加工を行っても良い。内層である金属層は、X軸方向及びY軸方向において部分的に設けられたものであっても良い。
図6は、図1に示すマスク4によるレーザビームLの径の調節について説明する図である。マスク4には、第1の透過領域15と、第1の透過領域15より大きい第2の透過領域16とが設けられ、透過領域以外の領域が遮光領域とされている。
マスク4は、第1の透過領域15の中心位置をレーザビームLの中心Cに一致させた状態と、第2の透過領域16の中心位置をレーザビームLの中心Cに一致させた状態とに変化する。マスク4の移動あるいは回転により、レーザビームLの光路上に配置される第1の透過領域15と第2の透過領域16との入れ換えが行われる。制御器10は、マスク4の移動あるいは回転を制御する。
第1のレーザビームL1は、第1の透過領域15を透過してfθレンズ7を通過したレーザビームLである。fθレンズ7は、マスク4の第1の透過領域15の像をワーク9に転写する。第2のレーザビームL2は、第2の透過領域16を透過してfθレンズ7を通過したレーザビームLである。fθレンズ7は、マスク4の第2の透過領域16の像をワーク9に転写する。図1に示すレーザ発振器2とマスク4と転写光学系であるfθレンズ7とは、ワーク9へ進行させる第1のレーザビームL1と第2のレーザビームL2とを出射するレーザビーム出射部の機能を果たす。第2のレーザビームL2のビーム断面は、第1のレーザビームL1のビーム断面より拡大されている。ワーク9上における第2のレーザビームL2の径である第2のビーム径DB2は、ワーク9上における第1のレーザビームL1の径である第1のビーム径DB1より大きく、DB1<DB2の関係が成り立つ。
実施の形態にかかるレーザ加工方法では、第2のレーザビームL2の照射により所望の径の穴を形成するより前に、第1のレーザビームL1の照射により、所望の径より小さい径の穴を形成する。
次に、図7から図12を参照して、実施の形態にかかるレーザ加工方法について説明する。実施の形態にかかるレーザ加工方法は、第1のレーザビームL1の照射により第1の穴を形成する第1の工程と、第1の穴を包含する領域への第2のレーザビームL2の照射により第2の穴を形成する第2の工程とを含む。
図7から図12は、実施の形態にかかるレーザ加工方法について説明する図である。図7から図12には、ワーク9のうちX軸とZ軸とに平行な断面を示している。
図7および図8に示す工程では、ワーク9のうち銅箔11側の上面に、第1のビーム径DB1の第1のレーザビームL1を照射する。第1のレーザビームL1の照射により銅箔11が昇温する。銅箔11には、昇温によって溶融状態となった部分31が生じる。また、銅箔11から伝わる熱を受けて、樹脂層13が昇温する。銅箔11の溶融状態となった部分31の下には、樹脂層13の溶融状態となった部分32が生じる。
樹脂の沸点が銅の沸点より低いことから、図8に示すように、溶融状態となった銅が飛散するより前に、樹脂の蒸気33が樹脂層13に発生する。そして、図9に示すように、ワーク9の外へ蒸気33が放出されるとともに、溶融状態となった銅が飛散して、第1の穴17が形成される。
このように、レーザ加工装置1は、図7から図9までの第1の工程により、銅箔11を貫いて樹脂層13まで掘り下げられた第1の穴17をワーク9に形成する。レーザ加工装置1は、第1の工程により、所望の穴径より小さい径DA1の第1の穴17を形成する。
次に、図10および図11に示す工程では、ワーク9の上面のうち第1の穴17を包含する領域に、第2のビーム径DB2の第2のレーザビームL2を照射する。第1のレーザビームL1が照射された領域を含む領域に、第1のレーザビームL1よりビーム断面が拡大された第2のレーザビームL2を入射させる。銅箔11のうち第1の穴17の周囲には、第2のレーザビームL2の照射によって溶融状態となった部分31が生じる。また、樹脂層13のうち第1の穴17の周囲には、第1の穴17への第2のレーザビームL2の照射によって溶融状態となった部分32が生じる。そして、図12に示すように、第1の穴17からワーク9の外へ蒸気33が放出されるとともに、溶融状態となった銅が飛散して、第2の穴18が形成される。
このようにして、レーザ加工装置1は、図10から図12までの第2の工程により、ワーク9に第2のレーザビームL2を照射して、第1の穴17を包含する領域に第2の穴18を形成する。第2の穴18の径DA2は、第1の穴17の径DA1より拡張されており、DA1<DA2の関係が成り立つ。レーザ加工装置1は、第2の工程により、所望の穴径である径DA2の第2の穴18を形成する。
さらに、レーザ加工装置1は、第2の工程の後の追加工程により、樹脂層13の加工閾値より高く、かつ銅箔11,12の加工閾値より低いパワーのレーザビームLを、第2の穴18に照射する。加工閾値は、被加工物の加工に要するパワーの閾値である。レーザビームLの照射により、レーザ加工装置1は、第2の穴18に続けて、銅箔12に到達するまで樹脂層13を掘り下げる加工を施して、図4および図5に示す穴14を形成する。これにより、レーザ加工装置1は、所望とする径DA2の穴14をワーク9に形成する。
積層体の穴あけ加工では、銅箔11へレーザビームLを照射したときに、蒸気33の発生により樹脂層13が急激に膨張することにより、溶融状態の銅の飛散に要する力より強い力が生じることがある。この場合に、溶融状態となった銅のみならず、銅箔11のうち溶融状態となった銅の周囲の部分までも押し上げられることがある。また、銅の溶融が不十分なうちに樹脂層13が急激に膨張する場合もあり得る。樹脂層13の急激な膨張による衝撃を銅箔11が受けることによって、樹脂層13から銅箔11が剥離することがある。銅箔11の剥離は、樹脂層13と銅箔11との接合が弱い場合に生じ易くなる。銅箔11に形成された凹凸を樹脂層13へめり込ませることにより樹脂層13へ銅箔11が接合されている場合は、銅箔11が薄いほど凹凸の高低差が小さくなるため、銅箔11と樹脂層13との接合が弱くなり易い。
実施の形態では、第2の工程より前に、第1の工程にて第1の穴17を形成しておくことで、第2の工程にて発生した蒸気33は、第1の穴17へ放出される。蒸気33は、第1の穴17を通ってワーク9の外へ放出される。第1の穴17へ蒸気33を放出させることで、樹脂層13の膨張によって銅箔11が受ける衝撃を和らげることができる。これにより、第2の穴18を形成する際における銅箔11の剥離を低減できる。レーザ加工装置1は、図4および図5に示す穴14の形成のための穴あけ加工による銅箔11の剥離を低減できる。
なお、実施の形態の第1の工程において第1の穴17が形成された段階では、第1の穴17の周囲に、樹脂層13からの銅箔11の剥離が生じていても良い。第1の穴17の形成後の第2の工程では、第1の穴17の周囲における銅箔11の剥離が生じた部分を除去することができる。このため、第2の穴18が形成された段階では、銅箔11の剥離が生じた部分の残存を少なくすることができる。第1の工程により形成される第1の穴17は、樹脂層13に到達したものに限られない。第1の工程では、銅箔11を貫く前に第1の穴17の加工を止めても良い。この場合も、第1の穴17を形成しておくことで、第2の穴18を形成する際に銅箔11が受ける衝撃を和らげることができ、銅箔11の剥離を低減できる。
図13は、実施の形態の比較例において形成された穴34の平面図である。図14は、実施の形態にかかるレーザ加工方法より形成された穴14の平面図である。図13と図14において、理想的な穴の形状を破線で示している。
図13に示す比較例において形成された穴34は、ワーク9のうち銅箔11への1回のレーザビームLの照射によって形成されたものとする。穴34の周囲には、樹脂層13の急激な膨張によって銅箔11の剥離が生じている。穴34の形状と、理想的な穴の形状とを比較すると、銅箔11の剥離によって削り取られた部分が不規則に生じている。
一方、図14に示す実施の形態において形成された穴14は、理想的な穴の形状に近い円形をなしている。比較例の場合と比べると、穴14の周囲における銅箔11の剥離が低減されている。このように、実施の形態のレーザ加工方法によると、銅箔11の剥離が低減され、理想的な形状の穴14を得ることができる。
図15は、実施の形態にかかるレーザ加工方法の手順を示すフローチャートである。レーザ加工装置1は、レーザビーム出射部であるレーザ発振器2とマスク4とを制御器10が制御することにより、ステップS1およびステップS2の処理を行う。
レーザ加工装置1は、マスク4の位置状態を、図6に示すようにレーザビームLの中心Cに第1の透過領域15の中心位置が一致する状態として、レーザ発振器2からレーザビームLを発振させる。これにより、ステップS1において、レーザ加工装置1は、ワーク9に第1のレーザビームL1を照射して、銅箔11を貫いて樹脂層13まで掘り下げられた第1の穴17を形成する。
次に、レーザ加工装置1は、マスク4の位置状態を、図6に示すようにレーザビームLの中心Cに第2の透過領域16の中心位置が一致する状態として、レーザ発振器2からレーザビームLを発振させる。これにより、ステップS2において、レーザ加工装置1は、ワーク9のうち第1の穴17を包含する領域に第2のレーザビームL2を照射して、銅箔11と樹脂層13とに、第1の穴17より拡張された第2の穴18を形成する。
さらに、レーザ加工装置1は、第2の穴18の形成の後の追加工程により、銅箔12に到達するまで樹脂層13を掘り下げる加工を適宜施すことで、図4および図5に示す穴14を形成する。これにより、レーザ加工装置1は、図15に示す手順を終了する。
制御器10による制御機能は、ハードウェア構成を使用して実現される。図16は、図1に示す制御器10のハードウェア構成の例を示すブロック図である。ハードウェア構成の1つの例は、マイクロコントローラである。制御器10の機能は、マイクロコントローラにて解析および実行されるプログラム上で実行される。なお、制御器10の機能の一部は、ワイヤードロジックによるハードウェア上で実行しても良い。
制御器10は、各種処理を実行するプロセッサ41と、各種処理のためのプログラムが格納されるメモリ42とを備える。プロセッサ41とメモリ42とは、バス43を介して互いに接続されている。プロセッサ41は、ロードされたプログラムを展開して、レーザ加工装置1の制御のための各種処理を実行する。プロセッサ41により実行される処理には、レーザ発振器2を動作させるための処理と、マスク4を動作させるための処理とが含まれる。
レーザ加工装置1は、マスク4を動作させることにより、レーザビームLの径を調節するものに限られない。レーザ加工装置1は、集光光学系であるfθレンズ7を移動させることにより、レーザビームLの径を調節するものであっても良い。
図17は、実施の形態の変形例にかかるレーザ加工装置1によるレーザビームLの径の調節について説明する図である。変形例にかかるレーザ加工装置1は、fθレンズ7の光軸AXに平行な方向において、fθレンズ7を移動させる移動機構を備える。図17では、移動機構の図示を省略している。制御器10は、移動機構の駆動を制御する。なお、変形例において、集光光学系は、fθレンズ7以外のレンズであっても良い。集光光学系は、複数のレンズを備えていても良い。移動機構は、集光光学系の1つあるいは複数のレンズを移動させるものであっても良い。変形例において、図1に示すレーザ発振器2と集光光学系であるfθレンズ7とは、ワーク9へ進行させる第1のレーザビームL1と第2のレーザビームL2とを出射するレーザビーム出射部の機能を果たす。
fθレンズ7は、移動機構により、ワーク9から第1の距離H1の位置と、ワーク9から第2の距離H2の位置とに移動する。これにより、fθレンズ7は、第1のレーザビームL1と第2のレーザビームL2とを出射する。第1のレーザビームL1は、ワーク9から第1の距離H1の位置にあるfθレンズ7を透過したレーザビームLである。第2のレーザビームL2は、ワーク9から第2の距離H2の位置にあるfθレンズ7を透過したレーザビームLである。図1に示すレーザ発振器2とfθレンズ7とは、ワーク9へ進行させる第1のレーザビームL1と第2のレーザビームL2とを出射するレーザビーム出射部の機能を果たす。
図17に示す例では、第2の距離H2は、第1の距離H1より短く、H1>H2の関係が成り立つ。ワーク9上における第2のレーザビームL2の径である第2のビーム径DB2は、ワーク9上における第1のレーザビームL1の径である第1のビーム径DB1より大きく、DB1<DB2の関係が成り立つ。fθレンズ7から第1の距離H1の位置がレーザビームLの集光位置である場合において、ワーク9から第1の距離H1の位置から、ワーク9から第2の距離H2の位置へfθレンズ7を移動させたとする。ワーク9の位置は、レーザビームLの集光位置よりfθレンズ7側の位置となる。レーザビームLは、集光位置に比べてワーク9にて拡散する。このため、第2のビーム径DB2は、第1のビーム径DB1より大きくなる。なお、集光位置は、fθレンズ7に平行光を入射させた場合に、fθレンズ7を透過した光が一点に集光する焦点位置と一致することもある。
第2の距離H2は、第1の距離H1より長くても良く、H1<H2の関係が成り立つこととしても良い。ワーク9から第1の距離H1の位置から、ワーク9から第2の距離H2の位置へfθレンズ7を移動させることで、ワーク9の位置は、レーザビームLの集光位置よりfθレンズ7側とは反対側の位置となる。この場合も、第2のビーム径DB2は、第1のビーム径DB1より大きく、DB1<DB2の関係が成り立つ。
変形例にかかるレーザ加工装置1は、fθレンズ7を移動させるものに代えて、光軸AXに平行な方向であるZ軸方向においてステージ8を移動させるものであっても良い。制御器10は、Z軸方向におけるステージ8の移動を制御する。マイナスZ方向へステージ8を移動させることで、ワーク9はfθレンズ7から遠ざけられる。プラスZ方向へステージ8を移動させることで、ワーク9はfθレンズ7へ近づけられる。レーザ加工装置1は、ステージ8を移動させることで、レーザビームLの径を調節することができる。変形例にかかるレーザ加工装置1は、マスク4によるレーザビームLの整形を省略しても良い。
次に、実施の形態による加工結果の例について説明する。図18は、実施の形態にかかるレーザ加工方法により形成される第1の穴17および第2の穴18の径DA1,DA2と、穴14の加工による銅箔11の剥離の発生確率との関係の例を示す図である。ここでは、厚さ12μmの銅箔11と、厚さ50μmの樹脂層13と、厚さ12μmの銅箔12とを備えるワーク9の穴あけ加工の場合を例とする。
図18では、第1の穴17の径DA1を10μmから90μmまでの範囲において10μmごとに変化させるとともに、第2の穴18の径DA2を一定の100μmとした場合における銅箔11の剥離の発生を観察した結果を示している。また、第1の穴17の径DA1を100μmとして、第2の穴18の形成を省略して穴14を加工した場合における銅箔11の剥離の発生確率を併せて示している。径DA1を100μmとした場合とは、上述の比較例による加工の場合を表している。
径DA1を100μmとした比較例の場合には、図18に示す関係における最高値である83%の確率で銅箔11の剥離が発生している。また、第1の穴17の径DA1が90μmであるときと、80μmであるときには、第1の穴17の形成による銅箔11の剥離が第2の穴18の形成後においても残存する可能性が高いことから、比較的高い43%、80%の確率で銅箔11の剥離が発生している。
図18に示す関係によると、第1の穴17の径DA1が10μmから70μmである場合に、銅箔11の剥離の発生確率が2%以下に抑えられている。かかる関係から、レーザ加工装置1は、第1の穴17の径DA1を、第2の穴18の径DA2の70%以下とすることで、ワーク9への穴14の形成による銅箔11の剥離の発生を低減できることがわかる。ワーク9上における第1のレーザビームL1の径である第1のビーム径DB1は、ワーク9上における第2のレーザビームL2の径である第2のビーム径DB2の70%以下とする。
レーザ加工装置1は、DA1≦0.7×DA2の関係が成り立つように径DA1と径DA2とが設定されることで、ワーク9の加工における銅箔11の剥離を低減することができる。なお、レーザ加工装置1は、第1の穴17の径DA1と第2の穴18の径DA2には、DA1≦0.7×DA2を満足する任意の値を設定することができる。
図19は、図7から図12に示す第1のレーザビームL1と第2のレーザビームL2とのエネルギー密度について説明する図である。図19において「穴径」は、第1のレーザビームL1の照射により形成される第1の穴17の径DA1と、第2のレーザビームL2の照射により形成される第2の穴18の径DA2とを示す。「エネルギー」は、ワーク9の加工点に到達する第1のレーザビームL1のエネルギーと、第2のレーザビームL2のエネルギーとを示す。「エネルギー密度」は、第1の穴17の単位面積当たりの第1のレーザビームL1のエネルギーと、第2の穴18の単位面積当たりの第2のレーザビームL2のエネルギーとを示す。
実施の形態では、ワーク9に照射する第1のレーザビームL1のエネルギー密度と、ワーク9に照射する第2のレーザビームL2のエネルギー密度とが、径DA1,DA2に関わらず同じとする。制御器10は、ワーク9に照射する第1のレーザビームL1のエネルギー密度と、ワーク9に照射する第2のレーザビームL2のエネルギー密度とが一定となるように、レーザ発振器2から発振されるレーザビームLのエネルギーを制御する。これにより、レーザ加工装置1は、第1の工程と第2の工程とで、一定の加工速度での穴あけ加工を実施可能とする。
実施の形態によると、レーザ加工装置1は、第1の工程において、ワーク9に第1のレーザビームL1を照射して第1の穴17を形成する。その後、レーザ加工装置1は、第2の工程において、第2のレーザビームL2を照射して、第1の穴17を包含する領域に第1の穴17の径より拡張された径の第2の穴18を形成する。レーザ加工装置1は、第2の工程にて膨張した樹脂を第1の穴17から放出させることで、第2の工程による銅箔11の剥離を低減することができる。これにより、金属層と樹脂層とを含む積層体の加工における金属層の剥離を低減できるという効果を奏する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 レーザ加工装置、2 レーザ発振器、3 コリメータレンズ、4 マスク、5,6 ガルバノスキャナ、7 fθレンズ、8 ステージ、9 ワーク、10 制御器、11,12 銅箔、13 樹脂層、14,34 穴、15 第1の透過領域、16 第2の透過領域、17 第1の穴、18 第2の穴、31,32 部分、33 蒸気、41 プロセッサ、42 メモリ、43 バス、AX 光軸、C 中心、L レーザビーム、L1 第1のレーザビーム、L2 第2のレーザビーム。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるレーザ加工方法は、表面に金属層を有しかつ樹脂層を含む積層体の表面に第1のレーザビームを照射して第1の穴を形成する第1の工程と、表面のうち第1の穴を包含し、第1の穴よりも大きい領域に第2のレーザビームを照射して、第1の穴の径より拡張された径の第2の穴を金属層に形成する第2の工程と、を含む。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるレーザ加工方法は、表面に金属層を有しかつ樹脂層を含む積層体の表面に第1のレーザビームを照射して、金属層を貫いて樹脂層まで掘り下げられた第1の穴を形成する第1の工程と、表面のうち第1の穴を包含し、第1の穴よりも大きい領域に第2のレーザビームを照射して、第1の穴の径より拡張された径の第2の穴を金属層と樹脂層とに形成する第2の工程と、を含む。

Claims (11)

  1. 表面に金属層を有しかつ樹脂層を含む積層体に第1のレーザビームを照射して第1の穴を形成する第1の工程と、
    前記積層体に第2のレーザビームを照射して、前記第1の穴を包含する領域に前記第1の穴の径より拡張された径の第2の穴を形成する第2の工程と、
    を含むことを特徴とするレーザ加工方法。
  2. 前記第1の穴の径は、前記第2の穴の径の70%以下であることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工方法。
  3. 表面に金属層を有しかつ樹脂層を含む積層体に第1のレーザビームを照射して第1の穴を形成する第1の工程と、
    前記第1のレーザビームよりビーム断面が拡大された第2のレーザビームを、前記第1の穴を包含する領域に照射して、前記積層体に第2の穴を形成する第2の工程と、
    を含むことを特徴とするレーザ加工方法。
  4. 前記積層体における前記第1のレーザビームのビーム径は、前記積層体における前記第2のレーザビームのビーム径の70%以下であることを特徴とする請求項3に記載のレーザ加工方法。
  5. 前記積層体に照射する前記第1のレーザビームのエネルギー密度と、前記積層体に照射する前記第2のレーザビームのエネルギー密度とが同じであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のレーザ加工方法。
  6. 前記第1のレーザビームは、マスクに形成された第1の透過領域の像を前記積層体に転写する転写光学系を通過したレーザビームであって、
    前記第2のレーザビームは、マスクに形成され前記第1の透過領域より大きい第2の透過領域の像を前記積層体に転写する転写光学系を通過したレーザビームであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のレーザ加工方法。
  7. 前記第1のレーザビームは、前記積層体から第1の距離の位置にある集光光学系を透過したレーザビームであって、
    前記第2のレーザビームは、前記積層体から前記第1の距離とは異なる第2の距離の位置にある前記集光光学系を透過したレーザビームであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のレーザ加工方法。
  8. 表面に金属層を有しかつ樹脂層を含む積層体へ進行させるレーザビームを出射するレーザビーム出射部と、
    前記レーザビーム出射部の制御により、第1の穴の形成のための前記レーザビームである第1のレーザビームを前記積層体へ入射させ、かつ、前記第1の穴を包含する領域に前記第1の穴の径より拡張された径の第2の穴を形成するための前記レーザビームである第2のレーザビームを前記積層体へ入射させる制御器と、
    を備えることを特徴とするレーザ加工装置。
  9. 表面に金属層を有しかつ樹脂層を含む積層体へ進行させるレーザビームを出射するレーザビーム出射部と、
    前記レーザビーム出射部の制御により、第1のビーム径の前記レーザビームである第1のレーザビームを前記積層体へ入射させ、かつ、前記第1のレーザビームが照射された領域を含む領域に第1のビーム径より大きい第2のビーム径の前記レーザビームである第2のレーザビームを入射させる制御器と、
    を備えることを特徴とするレーザ加工装置。
  10. 前記レーザビーム出射部は、
    レーザ発振によりレーザビームを出力するレーザ発振器と、
    前記レーザビームを透過可能な第1の透過領域と、前記レーザビームを透過可能であり前記第1の透過領域より大きい第2の透過領域とを有するマスクと、
    前記マスクにて整形された前記レーザビームの像を前記積層体に転写する転写光学系と、
    を備え、
    前記第1のレーザビームは、前記第1の透過領域を透過して前記転写光学系を通過した前記レーザビームであって、
    前記第2のレーザビームは、前記第2の透過領域を透過して前記転写光学系を通過した前記レーザビームであることを特徴とする請求項8または9に記載のレーザ加工装置。
  11. 前記レーザビーム出射部は、
    レーザ発振によりレーザビームを出力するレーザ発振器と、
    前記レーザビームを収束する集光光学系と、
    を備え、
    前記第1のレーザビームは、前記積層体から第1の距離の位置にある集光光学系を透過した前記レーザビームであって、
    前記第2のレーザビームは、前記第1の距離とは異なる第2の距離の位置へ移動させた前記集光光学系を透過したレーザビームであることを特徴とする請求項8または9に記載のレーザ加工装置。
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