JPWO2019026996A1 - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

情報処理装置(2000)は、代行者の登録のリクエストを受信する。このリクエストには、少なくとも、受け取り対象の受け取りを代行する代行者の顔画像が含まれる。情報処理装置(2000)は、このリクエストに示される代行者の顔画像を用いて、代行者の登録を行う。また、情報処理装置(2000)は、受け取り対象に対応づけられている受け取り権限者に対して、代行者の登録に関する通知を行う。受け取り権限者の特定は、受け取り対象と、その受け取り対象の受け取り権限者とを対応づけて記憶している受け取り権限者情報記憶部を用いて行われる。

Description

本発明は人や物の受け取りを支援する技術に関する。
保育施設に預けていた子供や予約した商品などのように、人や荷物などの受け取りを行うことがある。このような人や物の受け取りを支援するシステムを開示する先行技術文献として、例えば特許文献1がある。特許文献1は、子供を預かる託児所で利用される託児システムを開示している。託児所に子供が預けられる際、託児システムは、子供と親が撮影された画像を使って、子供の顔の特徴と親の顔の特徴とを対応づけて登録する。そして、子供が引き取られる際、託児システムは、子供と親が撮影された画像を使って、登録済みの組み合わせであるかどうかを判定する。
特開平11−175633号公報
預けていた物や予約していた物(以下、受け取り対象)の受け取りは、その受け取り対象を預けたり予約したりした人が行うとは限らない。すなわち、受け取り対象の受け取りを代行する人(以下、代行者)によって行われることもある。例えば、母親が子供を保育施設に預けた場合に、母親の代わりに祖母がその子供を迎えに行くことが考えられる。特許文献1の技術は、このような代行者による受け取りを考慮していない。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的の一つは、代行者による受け取り対象の受け取りを支援する技術を提供することである。
本発明の情報処理装置は、(1)受け取り対象の受け取りを代行する代行者の顔画像を含むリクエストを受信し、前記受け取り対象に対応づけて前記代行者の登録を行う登録手段と、(2)前記受け取り対象とその受け取り対象の受け取り権限者とを対応づけて記憶している受け取り権限者情報記憶手段を用いて、前記代行者に対応づける前記受け取り対象と対応づけられている前記受け取り権限者を特定し、その受け取り権限者に対し、前記代行者の登録に関する通知を送信する通知手段と、を有する。
本発明の制御方法は、コンピュータによって実行される。当該制御方法は、(1)受け取り対象の受け取りを代行する代行者の顔画像を含むリクエストを受信し、前記受け取り対象に対応づけて前記代行者の登録を行う登録ステップと、(2)前記受け取り対象とその受け取り対象の受け取り権限者とを対応づけて記憶している受け取り権限者情報記憶手段を用いて、前記代行者に対応づける前記受け取り対象と対応づけられている前記受け取り権限者を特定し、その受け取り権限者に対し、前記代行者の登録に関する通知を送信する通知ステップと、を有する。
本発明のプログラムは、本発明の制御方法が有する各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、代行者による受け取り対象の受け取りを支援する技術が提供される。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
実施形態1の情報処理装置の動作の概要を説明するための図である。 実施形態1の情報処理装置の構成を例示する図である。 情報処理装置を実現するための計算機を例示する図である。 代行者情報の構造をテーブル形式で例示する図である。 携帯端末のディスプレイ装置に表示された登録完了通知を例示する図である。 通知部によって登録完了通知が送信されるケースにおいて情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 受け取り権限者の端末のディスプレイ装置に表示される登録問い合わせ通知を例示する図である。 代行者の登録の前に通知が送信されるケースについて、情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 受け取り権限者情報の構造をテーブル形式で例示する図である。 実施形態2の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示する第1のフローチャートである。 実施形態2の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示する第2のフローチャートである。 実施形態3の情報処理装置の機能構成を例示するブロック図である。 実施形態4の情報処理装置の機能構成を例示するブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、特に説明する場合を除き、各ブロック図において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
[実施形態1]
<概要>
図1は、実施形態1の情報処理装置2000の動作の概要を説明するための図である。以下で説明する情報処理装置2000の動作は、情報処理装置2000の理解を容易にするための例示であり、情報処理装置2000の動作は以下の例に限定されるわけではない。情報処理装置2000の動作の詳細やバリエーションについては後述する。
情報処理装置2000は、受け取り対象の受け取りを代行する代行者の登録に利用される装置である。「受け取り対象」は、人、動物、又は荷物などの任意の物体である。「受け取り」という行為には、物体を受け取る様々な行為が含まれる。例えば、受け取りには、預けられている人や荷物などを受け取る行為や、予約していた商品などを受け取る行為などが含まれる。
預けられている人や荷物を受け取る行為には、例えば、保育施設に預けられていた子供を受け取ること、介護施設に預けられていた老人を受け取ること、ペットホテルに預けられていたペットを受け取ること、修理に出されていた機器などを受け取ること、クリーニングに出されていた衣服等を受け取ること、宅配便の荷物をコンビニエンスストアなどの店舗で受け取ること、郵便物を郵便局の窓口などで受け取ることなどが含まれる。予約していた商品などを受け取る行為には、例えば、購入済みで商品が店舗に届くのを待っていた商品をその店舗で受け取ることや、購入の予約をしていた商品を店舗で購入して受け取ることなどが含まれる。
情報処理装置2000は、代行者の登録のリクエストを受信する。このリクエストには、少なくとも、受け取り対象の受け取りを代行する代行者の顔画像が含まれる。情報処理装置2000は、このリクエストに示される代行者の顔画像を用いて、代行者の登録を行う。
ここで、代行者の登録を行うためには、その代行者が受け取りを代行する受け取り対象を特定する必要がある。受け取り対象の特定は、リクエストに含まれる情報を利用して行われる。例えばリクエストが、代行者の顔画像に加え、受け取り対象の識別情報を含むようにする。この場合、リクエストに含まれる受け取り対象の識別情報と、リクエストに含まれる代行者の顔画像とを用いて、代行者の登録が行われる。なお、受け取り対象を特定するその他の方法については後述する。
また、情報処理装置2000は、受け取り対象に対応づけられている受け取り権限者に対して、代行者の登録に関する通知を行う。受け取り権限者とは、代行者の登録が行われるよりも前から、受け取り対象を受け取る権限を持つ人である。受け取り権限者は、例えば、受け取り対象の人やペットなどを施設等に預けた人、受け取り対象の機器などを修理に出した人、受け取り対象の衣類等をクリーニングに出した人、受け取り対象の宅配便や郵便物の名宛て人、受け取り対象の商品の予約をした人などである。代行者は、受け取り権限者以外の者であって、受け取り対象の受け取りを許可される人であると言える。
受け取り権限者へ送信される通知は、例えば、受け取り権限者に対し、受け取り対象に対応づけて代行者が登録されたことを知らせる通知である。その他にも例えば、受け取り権限者へ送信される通知は、代行者の登録を許可するかどうかを受け取り権限者に問い合わせるための通知である。後者の場合、受け取り権限者からの返答が、代行者の登録を許可する旨を示している場合に、代行者の登録が行われる。
<作用・効果>
本実施形態の情報処理装置2000によれば、受け取り対象の受け取りの代行者の顔画像を用いて、代行者の登録が行われる。これにより、或る人物が受け取り対象の受け取りに来た場合、その受け取り対象の識別情報に対応づけられている代行者の顔画像を利用することで、その人物が代行者であるか否かを把握・確認することができる。よって、代行者でない人に受け取り対象を受け渡してしまうなどといった問題が発生することを防ぐことができる。
さらに、代行者の登録に関する通知が受け取り権限者に送信されるため、代行者の登録を受け取り権限者が把握することができる。こうすることで、受け取り権限者が受け取り対象を受け取ってほしくない人によって、受け取りの代行が行われてしまうことを防ぐことができる。
以下、本実施形態の情報処理装置2000についてさらに詳細に説明する。
<情報処理装置2000の機能構成の例>
図2は、実施形態1の情報処理装置2000の構成を例示する図である。図2において、情報処理装置2000は、登録部2020及び通知部2040を有する。登録部2020は、代行者の顔画像を含むリクエストを受信する。さらに登録部2020は、受け取り対象の識別情報に対応づけて、受信したリクエストに含まれる顔画像で特定される代行者を登録する。通知部2040は、受け取り対象の受け取り権限者に対し、その受け取り対象の代行者の登録に関する通知を行う。
なお、通知部2040は、受け取り権限者の識別情報を、受け取り権限者情報記憶部10から取得する。受け取り権限者情報記憶部10は、受け取り権限者の識別情報と、受け取り対象の識別情報とを対応づけた情報(以下、受け取り権限者情報)を記憶している。受け取り権限者情報記憶部は、情報処理装置2000の内部と外部のどちらに設けられていてもよい。
<情報処理装置2000のハードウエア構成>
情報処理装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、情報処理装置2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図3は、情報処理装置2000を実現するための計算機1000を例示する図である。計算機1000は任意の計算機である。例えば計算機1000は、Personal Computer(PC)、サーバマシン、タブレット端末、又はスマートフォンなどである。計算機1000は、情報処理装置2000を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。プロセッサ1040は、CPU(Central Processing Unit)や GPU(Graphics Processing Unit)などの種々のプロセッサである。メモリ1060は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス1080は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。ただし、ストレージデバイス1080は、RAM など、主記憶装置を構成するハードウエアと同様のハードウエアで構成されてもよい。
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。ネットワークインタフェース1120は、計算機1000を通信網に接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えば LAN(Local Area Network)や WAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース1120が通信網に接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
ストレージデバイス1080は、情報処理装置2000の各機能構成部を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールをメモリ1060に読み出して実行することで、各プログラムモジュールに対応する機能を実現する。また、受け取り権限者情報記憶部10が情報処理装置2000の内部に設けられる場合、例えば受け取り権限者情報記憶部10は、ストレージデバイス1080を用いて実現される。
なお、計算機1000は、複数の計算機を利用して実現されてもよい。例えば登録部2020及び通知部2040は、それぞれ異なる計算機で実現することができる。この場合、各計算機のストレージデバイスに記憶されるプログラムモジュールは、その計算機で実現される機能構成部に対応するプログラムモジュールだけでもよい。
<リクエストの受信>
登録部2020は、代行者の顔画像を含むリクエストを受信する。代行者の顔画像は、代行者の顔を表す画像領域を含む画像データである。
リクエストは、情報処理装置2000以外の任意の装置から送信される。例えばリクエストは、代行者が所有する端末(PC や携帯端末など)から送信される。ただし、リクエストは必ずしも代行者が所有する端末から送信される必要はない。
情報処理装置2000に対してリクエストを送信する方法は様々である。例えば代行者は、代行者の端末のウェブブラウザから所定のウェブサイトにアクセスし、そのウェブサイトにおいてリクエストの送信に必要な情報(代行者の顔画像など)を入力することで、リクエストの送信を行う。その他にも例えば、代行者の端末に、情報処理装置2000へリクエストを送信するための専用アプリケーションを予めインストールしておく。代行者は、この専用アプリケーションを用いて、リクエストの送信に必要な情報を入力することで、リクエストの送信を行う。なお、ウェブサイトや専用アプリケーションを利用して所定の情報を含むリクエストを送信する技術、及びそのようにして送信されたリクエストを受信する技術には、既存の技術を利用することができる。
<代行者の登録>
登録部2020は、受信したリクエストに基づいて、代行者の登録を行う。具体的には、登録部2020は、受信したリクエストに含まれる代行者の顔画像を、受け取り対象の識別情報に対応づけて登録する。
ここで、或る受け取り対象に対応づけて代行者を登録することは、その受け取り対象と代行者とを対応づけた情報を記憶部に記憶させることを意味する。以下、この記憶部を代行者情報記憶部と呼び、代行者情報記憶部に記憶される上記情報を代行者情報と呼ぶ。代行者の登録は、その代行者について代行者情報を生成して代行者情報記憶部に記憶させることで実現される。なお、代行者情報記憶部は、情報処理装置2000の内部と外部のどちらに設けられてもよい。
図4は、代行者情報の構造をテーブル形式で例示する図である。図4のテーブルをテーブル200と呼ぶ。テーブル200は、受け取り対象202及び代行者204という2つの列を有する。受け取り対象202は、受け取り対象の識別情報を示す。代行者204は、代行者の顔画像を示す。
受け取り対象の識別情報は、受け取り対象を特定できる任意の情報である。受け取り対象が人である場合、受け取り対象の識別情報は、例えば、識別番号、氏名、生年月日、若しくはメールアドレス、又はこれらの組み合わせである。受け取り対象が動物である場合、受け取り対象の識別情報は、例えば、識別番号、氏名、若しくは生年月日、又はこれらの組み合わせなどである。受け取り対象が物である場合、受け取り対象の識別情報は、例えば、識別番号、商品名、若しくは型式番号、又はこれらの組み合わせなどである。
なお、登録部2020が受信するリクエストには、代行者の顔画像に加え、代行者に関する種々の情報(名前、住所、及び連絡先など)が含まれることが好適である。この場合、登録部2020は、代行者の顔画像に加え、代行者に関する種々の情報を代行者情報に含めてもよい。
代行者情報は、受信したリクエストに含まれている情報そのものであってもよいし、受信したリクエストを利用して生成されるものであってもよい。後者のケースは、例えば、リクエストに含まれる代行者の画像データが、代行者の顔だけでなく、代行者の身体全体を含んでいたり、代行者以外の背景を多く含んでいたりするケースである。この場合、例えば登録部2020は、受信した画像データから、代行者の顔を表す画像領域のみ、又は代行者の顔及びその周辺の背景を表す画像領域のみを抽出することで、代行者の顔画像を得る。そして登録部2020は、その顔画像を、受け取り対象の識別情報と対応づけることで、代行者情報を生成する。
<代行者の登録に関する通知>
通知部2040は、受け取り対象の代行者の登録に関する通知を、その受け取り対象の受け取り権限者に送信する。前述したように、受け取り権限者へ送信される通知は、例えば、(1)受け取り権限者に対し、受け取り対象に対応づけて代行者が登録されたことを知らせる通知(以下、登録完了通知)や、(2)代行者の登録を許可するかどうかを受け取り権限者に問い合わせる通知(以下、登録問い合わせ通知)などである。以下、上記(1)と(2)の例について、詳細に説明する。
<<登録完了通知>>
登録完了通知には、例えば、受け取り対象に関する情報(例えば受け取り対象の識別情報)、及び登録された代行者に関する情報(例えば代行者の顔画像)などが含まれる。登録完了通知は、例えば、受け取り権限者の端末(PC や携帯端末など)のディスプレイ装置などに表示される。
図5は、携帯端末のディスプレイ装置に表示された登録完了通知を例示する図である。画面20は、登録完了通知の内容を示す画面である。画面20には、受け取り対象の識別番号及び名前、並びに代行者の顔画像及び名前が含まれている。
図6は、通知部2040によって登録完了通知が送信されるケースにおいて情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。登録部2020は、リクエストを受信する(S102)。登録部2020は、受信したリクエストに基づいて代行者の登録を行う(S104)。通知部2040は、受け取り権限者へ登録完了通知を送信する(S106)。
<<登録問い合わせ通知>>
登録問い合わせ通知には、例えば、登録完了通知と同様に、受け取り対象に関する情報及び登録された代行者に関する情報が含まれる。さらに、登録問い合わせ通知には、代行者の登録を許可するか否かの返答の要求が含まれる。
登録問い合わせ通知は、受け取り権限者の端末(PC や携帯端末など)によって受信され、その端末のディスプレイ装置に表示される。図7は、受け取り権限者の端末のディスプレイ装置に表示される登録問い合わせ通知を例示する図である。画面30は、登録問い合わせ通知の内容を示す画面である。
画面30には、受け取り対象の識別番号及び名前、並びに代行者の顔画像及び名前が示されている。さらに画面30には、ボタン32及びボタン34が含まれている。ボタン32は、受け取り権限者が代行者の登録を許可する場合に選択するボタンである。一方、ボタン34は、受け取り権限者が代行者の登録を許可しない場合に選択するボタンである。
ボタン32又はボタン34が選択されると、情報処理装置2000に対し、代行者の登録を許可するか否かを示す情報(以下、承認情報)が送信される。前述の例においてボタン32が選択された場合、承認情報は、代行者の登録を許可する旨を示す。一方、ボタン34が選択された場合、承認情報は、代行者の登録を許可しない旨を示す。
なお、ボタン32を省略し、一定時間ボタン34が選択されない場合には、承認情報が代行者の登録を許可する旨を示すようにしてもよい。こうすることで、代行者が受け取りにふさわしい人物である蓋然性が高いことが想定される利用環境において、許可ボタンを押す手間を省くことができる。逆に、ボタン34を省略し、一定時間ボタン32が選択されない場合には、承認情報が代行者の登録を許可しない旨を示すようにしてもよい。こうすることで、明示的に許可の操作が行われた場合以外には代行者の登録を許可しないようにして安全性を向上させ、なおかつ不許可のボタンを押す手間を省くことができる。
登録部2020は、承認情報を受信する。承認情報が、代行者の登録を許可する旨を示す場合、登録部2020は、代行者の登録を行う。一方、承認情報が、代行者の登録を許可しない旨を示す場合、登録部2020は、代行者の登録を行わない。
承認情報が情報処理装置2000に送信されるようにする仕組みは、上述したボタンを利用する仕組みに限定されない。例えば、代行者の登録を許可する旨の承認情報を情報処理装置2000に対して送信する URL(Unified Resource Locator)と、代行者の登録を許可しない旨の承認情報を情報処理装置2000に対して送信する URL とを含むメールとして、登録問い合わせ通知を実現する方法がある。このメールを受信した受け取り権限者は、上記いずれかの URL を選択することで、承認情報の送信を行う。
図8は、代行者の登録の前に通知が送信されるケースについて、情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。まず、登録部2020がリクエストを受信する(S202)。次に、通知部2040が、受け取り対象に対応づけられている受け取り権限者に対して、登録問い合わせ通知を送信する(S204)。登録部2020は、承認情報を受信する(S206)。登録部2020は、承認情報が、代行者の登録を許可する旨を示しているか否かを判定する(S208)。承認情報が、代行者の登録を許可する旨を示している場合(S208:YES)、登録部2020は、代行者の登録を行う(S210)。一方、承認情報が、代行者の登録を許可する旨を示していない場合(S208:NO)、登録部2020は、代行者の登録を行わない。
<受け取り権限者を特定する方法>
通知部2040が受け取り権限者へ通知を送信するためには、受け取り対象に対応する受け取り権限者を特定する必要がある。通知部2040は、前述した受け取り権限者情報を利用して、受け取り権限者の特定を行う。
図9は、受け取り権限者情報の構造をテーブル形式で例示する図である。図9のテーブルをテーブル300と呼ぶ。テーブル300は、受け取り対象302と受け取り権限者304という2つの列を有する。受け取り対象302は、受け取り対象の識別情報を示す。受け取り対象の識別情報については、前述した通りである。受け取り権限者304は、受け取り権限者の識別情報と、受け取り権限者に通知を送信する際の宛先情報(メールアドレス、又は PUSH 配信に利用される端末情報など)を示す。ただし、受け取り権限者304は、受け取り権限者の識別情報として宛先情報を示してもよい(すなわち、宛先情報が識別情報として利用されてもよい)。
[実施形態2]
実施形態2の情報処理装置2000の機能構成は、実施形態1の情報処理装置2000と同様に、例えば図2で表される。以下で説明する点を除き、実施形態2の情報処理装置2000は、実施形態1の情報処理装置2000と同様の機能を有する。
本実施形態において、登録部2020が受信するリクエストは、代行者の顔画像と、受け取り権限者の顔画像とが含まれる画像データを含む。以下、この画像データをリクエスト画像と呼ぶ。例えばリクエスト画像は、受け取り権限者と代行者を一緒にカメラで撮像することで生成された画像データである。また、本実施形態の受け取り権限者情報には、受け取り権限者の顔画像が含まれている。
本実施形態の登録部2020は、リクエスト画像を利用して、代行者の顔画像を得る。そのために登録部2020は、リクエスト画像に含まれる各顔画像と、受け取り権限者情報に含まれる各受け取り権限者の顔画像とを照合する。こうすることで、登録部2020は、リクエスト画像に含まれる顔画像の中から、受け取り権限者の顔画像を特定する。なお、取得した画像データに含まれる顔画像と、予め登録されている人物の顔画像とを照合する技術には、既存の技術を利用することができる。登録部2020は、リクエスト画像に含まれる顔画像のうち、特定された受け取り権限者の顔画像以外の顔画像を、代行者の顔画像として扱う。
本実施形態において、受け取り対象の識別情報は、リクエストに含まれていなくてもよいし、リクエストに含まれていてもよい。リクエストに受け取り対象の識別情報が含まれない場合、登録部2020は、受け取り権限者情報記憶部10から、リクエスト画像から得られた受け取り権限者の顔画像と対応づけられている受け取り対象の識別情報を取得する。そして、登録部2020は、取得した受け取り対象の識別情報に代行者の顔画像を対応づけることで、代行者の登録を行う。このようにリクエストに受け取り対象の識別情報を含めないことで、リクエストのデータサイズを小さくすることができる。
リクエストに受け取り対象の識別情報が含まれる場合、登録部2020は、リクエストに含まれる受け取り対象の識別情報に代行者の顔画像を対応づけることで、代行者の登録を行う。この場合、登録部2020は、受け取り対象の識別情報を利用して、リクエスト画像に含まれる顔画像の中から、受け取り権限者の顔画像を特定してもよい。具体的には、登録部2020は、受け取り権限者情報記憶部10から、リクエストに含まれる受け取り対象の識別情報に対応づけられている、受け取り権限者の顔画像を取得する。そして登録部2020は、このようにして取得した受け取り権限者の顔画像と、リクエスト画像に含まれる各顔画像とを照合することで、リクエスト画像に含まれる顔画像の中から、受け取り権限者の顔画像を特定する。
このようにリクエストに受け取り対象の識別情報を含めることにより、受け取り権限者情報記憶部10から取得する受け取り権限者の顔画像を1つに絞ることができ、リクエストに含まれる受け取り権限者の顔画像と1対1で照合することができるため、照合精度が向上する。また、照合に要する時間を短くすることができる。
図10は、実施形態2の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示する第1のフローチャートである。図10のフローチャートは、実施形態2の通知部2040によって登録完了通知が送信されるケースにおける処理の流れを示す。図10のS102からS106はそれぞれ、図6のS102からS106に相当する。
リクエストを受信した後、登録部2020は、リクエスト画像に含まれる顔画像の中から、受け取り権限者の顔画像を特定する(S302)。登録部2020は、リクエスト画像に含まれる顔画像のうち、受け取り権限者の顔画像以外の顔画像を、代行者の顔画像として特定する(S304)。登録部2020は、S304で特定した代行者の顔画像と、受け取り対象の識別情報とを対応づけることで、代行者の登録を行う(S104)。
図11は、実施形態2の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示する第2のフローチャートである。図11のフローチャートは、実施形態2の通知部2040によって登録問い合わせ通知が送信されるケースにおける処理の流れを示す。図11のS30202からS210はそれぞれ、図8のS202からS210に相当する。また、図11のS302及びS304はそれぞれ、図10のS302及びS304に相当する。
ここで、リクエスト画像の中に、受け取り権限者として登録されている人物の顔画像が複数含まれることがありうる。例えば、或る受け取り対象Aの代行者が、他の受け取り対象Bの受け取り権限者として既に登録されているケースなどである。この場合、登録部2020は、リクエスト画像に含まれる顔画像のうち、いずれの顔画像が代行者の顔画像であるのかを特定する必要がある。そこで例えば、登録部2020は、リクエストの送信元の端末に対し、代行者の顔画像を選択させるための通知を送信する。代行者は、代行者の顔画像を選択することで、この通知に対して応答する。
また、受け取り権限者として登録されている人物以外の顔画像が複数含まれている場合(すなわち、代行者の候補が複数含まれている場合)には、上記と同様に、代行者の顔画像を選択させるための通知を送信してもよい。すなわち、代行者の候補の中から、どの人物を代行者として登録するのかを選択させる。こうすることで、受け取り権限者と代行者以外が含まれる画像もリクエスト画像として利用できるようになるため、システムの利便性が向上する。
また、リクエスト画像の中に複数の顔画像が含まれているものの、その中から受け取り権限者として登録されている顔画像を1つも特定できないこともありうる。例えば、代行者が誤ったリクエスト画像を送信した場合や、リクエスト画像が不鮮明なため、リクエスト画像に含まれる受け取り権限者の顔画像を特定できなかった場合などである。この場合、登録部2020は、代行者の顔画像を特定することができない。そこで、例えば登録部2020は、リクエストの送信元の端末に対し、代行者の顔画像を特定できなかった旨の通知を送信する。
リクエスト画像には、受け取り権限者の顔画像と代行者の顔画像に加え、受け取り対象の顔画像がさらに含まれなければならないようにしてもよい。この場合、受け取り権限者情報には、受け取り対象の顔画像も含めておく。このケースにおける受け取り対象は、例えば人や動物(ペット)である。例えば受け取り対象が子供、受け取り権限者がその子供の母親、代行者がその子供の祖母であるといったケースが考えられる。このようなケースでは、これら3人が一緒に写っている写真の画像データを、リクエスト画像とすることができる。
登録部2020は、リクエスト画像に含まれる受け取り権限者の顔画像を特定した後、受け取り権限者情報においてその受け取り権限者の顔画像と対応づけられている受け取り対象の顔画像と、リクエスト画像に含まれる各顔画像との照合を行う。こうすることで、登録部2020は、受け取り権限者情報において対応づけられている受け取り権限者の顔画像と受け取り対象の顔画像の双方がリクエスト画像に含まれるか否かを判定する。受け取り権限者の顔画像と受け取り対象の顔画像の双方がリクエスト画像に含まれている場合、登録部2020は、代行者の登録を行う。一方、受け取り権限者の顔画像に対応する受け取り対象の顔画像がリクエスト画像に含まれない場合、登録部2020は、代行者の登録を行わない。
<作用・効果>
本実施形態の情報処理装置2000によれば、受け取り権限者の顔と代行者の顔とが共に含まれる画像データをリクエストに含めて送信することにより、その画像データを利用して、受け取り対象の特定と、代行者の顔画像の取得とが実現できる。よって、代行者の登録を行いたい代行者は、自分が受け取り権限者と共に写っている写真の画像データを送信するという簡易な方法で、代行者の登録のリクエストをすることができる。これにより、代行者登録の手間が軽減される。
<実施形態1と実施形態2の組み合わせについて>
情報処理装置2000は、リクエスト画像に含まれる顔画像の数を特定し、その特定結果に応じて、実施形態1の情報処理装置2000が行う処理と、実施形態2の情報処理装置2000が行う処理のいずれを行うかを判断してもよい。この場合、リクエスト画像に含まれる顔画像の数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
具体的には、登録部2020が次のように動作する。まず、登録部2020は、リクエスト画像に含まれる顔画像の数をカウントする。リクエスト画像に含まれる顔画像の数が1つである場合、登録部2020は、実施形態1の登録部2020と同様の処理を行う。一方、リクエスト画像に含まれる顔画像の数が複数である場合、登録部2020は、実施形態2の登録部2020と同様の処理を行う。
[実施形態3]
図12は、実施形態3の情報処理装置2000の機能構成を例示するブロック図である。以下で説明する点を除き、実施形態3の情報処理装置2000は、実施形態2の情報処理装置2000と同様の機能を有する。
実施形態3の情報処理装置2000は、登録部2020が受信したリクエストに含まれるリクエスト画像について、真正な画像であるか否かを判定する第1判定部2060を有する。登録部2020は、リクエスト画像が真正な画像でない場合、前記代行者の登録を行わない。一方、登録部2020は、リクエスト画像が真正な画像である場合、代行者の登録を行う。ただし、登録部2020が受け取り権限者から承認情報を受信する場合、登録部2020は、リクエスト画像が真正な画像であり、なおかつ承認情報が代行者の登録を許可する旨を示す場合に、代行者の登録を行う。
リクエスト画像が真正なものであるか否かを第1判定部2060が判定する方法は様々である。例えば第1判定部2060は、リクエスト画像がカメラによって生成された画像であるか否かを判定する。そして、リクエスト画像がカメラによって生成された画像である場合、第1判定部2060は、リクエスト画像が真正であると判定する。一方、リクエスト画像がカメラによって生成された画像でない場合、第1判定部2060は、リクエスト画像が真正でないと判定する。言い換えれば、リクエスト画像が、画像処理ソフトなどを用いて生成された画像データである場合、リクエスト画像は真正でないと判定される。なお、或る画像データが、カメラによって生成されたものなのか、それとも画像処理層となどを利用して生成されたものなのかを判別する技術には、既存の技術を利用することができる。
その他にも例えば、第1判定部2060は、リクエスト画像が2つ以上の異なる画像を合成して生成されたものであるか否かを判定する。第1判定部2060は、リクエスト画像が2つ以上の異なる画像を合成して生成されたものでない場合、リクエスト画像が真正であると判定する。一方、リクエスト画像が2つ以上の異なる画像を合成して生成されたものである場合、第1判定部2060は、リクエスト画像が真正でないと判定する。なお、或る画像データが、2つ以上の画像データを合成したものであるか否かを判定する技術には、既存の技術を利用することができる。
<作用・効果>
本実施形態の情報処理装置2000によれば、リクエスト画像が真正な画像であるか否かが判定され、その判定結果に応じて代行者の登録が行われる。こうすることで、真正でないリクエスト画像(例えば、別々に撮影された代行者と受け取り権限者の写真を合成して生成されたリクエスト画像)を用いて代行者の登録が行われることによって、受け取り対象の代行者として認められていない人が代行者として登録されてしまうといったことを防ぐことができる。よって、情報処理装置2000が提供するサービスがより安全なものとなる。
[実施形態4]
図13は、実施形態4の情報処理装置2000の機能構成を例示するブロック図である。以下で説明する点を除き、実施形態4の情報処理装置2000は、実施形態1から3のいずれかの情報処理装置2000と同様の機能を有する。
実施形態4の情報処理装置2000は、受け取り対象の受け取りをしようとしている人物が、その受け取り対象について登録された代行者であるか否かを判定する機能を有する。そのために、実施形態4の情報処理装置2000は第2判定部2080を有する。第2判定部2080は、カメラによって生成された撮像画像を取得し、その撮像画像に含まれる人物が受け取り対象の代行者として登録されているか否かを判定する。
第2判定部2080が取得する撮像画像を生成するカメラは、受け取り対象を受け取る代行者が撮像範囲に含まれるように設置される。例えばこのカメラは、受け取り対象の受け渡しが行われる場所の付近(例えばその場所の上部にある天井など)に設置される。受け取り対象の受け渡しが行われる場所は、例えば、保育施設などの施設の窓口や、コンビニエンスストアなどの店舗のカウンタなどである。
第2判定部2080が行う処理は、例えば次の通りである。第2判定部2080は、取得した撮像画像から顔画像を抽出する。第2判定部2080は、抽出した顔画像と、代行者情報に示されている各代行者の顔画像とを照合する。なお、予め登録されている顔画像と、撮像画像に含まれる顔画像とを照合する技術には、既存の技術を利用することができる。
代行者情報に示されている代行者の顔画像の中に、取得した撮像画像に含まれる顔画像と類似するものがある場合、第2判定部2080は、撮像画像に含まれる人物が代行者として登録されていると判定する。一方、代行者情報に示されている代行者の顔画像の中に、取得した撮像画像に含まれる顔画像と類似する代行者の顔画像がない場合、第2判定部2080は、撮像画像に含まれる人物が代行者として登録されていないと判定する。
ここで、第2判定部2080が取得した撮像画像に含まれる人物が代行者として登録されている場合、第2判定部2080は、その代行者に対応づけて登録されている受け取り対象の情報(識別情報や名称など)を出力装置に出力させること好適である。例えばこの情報は、受け取り対象を代行者に受け渡す人物(以下、係員)が閲覧するディスプレイ装置に表示されるようにしておく。係員は、店舗等を訪れた代行者から、受け取りに来た受け取り対象の情報(識別情報など)を得る。例えば代行者は、係員に対し、口頭で、受け取り対象の識別情報や名前などを伝える。係員は、第2判定部2080によってディスプレイ装置に表示された受け取り対象の情報が、代行者から得た情報と一致するか否かを確認する。係員は、これらが一致する場合に、受け取り対象を代行者に受け渡す。一方、係員は、これらが一致しない場合、受け取り対象を代行者に受け渡さないようにする。
受け取り対象の情報は、入力装置を用いて情報処理装置2000に対して入力されてもよい。この場合、例えば第2判定部2080は、入力された受け取り対象の情報と、代行者情報から得た受け取り対象の情報とが一致するか否かを判定し、その判定結果を出力する。係員は、出力された判定結果が、代行者によって入力された受け取り対象の情報と代行者情報から得た受け取り対象の情報とが一致することを示している場合、受け取り対象を代行者へ受け渡す。一方、出力された判定結果が、これらが一致しないことを示している場合、係員は、受け取り対象を代行者へ受け渡さない。
なお、入力装置を用いて受け取り対象の識別情報が入力される場合、第2判定部2080は、代行者情報記憶部から、入力された識別情報と対応づけて登録されている代行者の顔画像を取得し、取得した顔画像と、カメラによって生成された撮像画像に含まれる顔画像とを照合するようにしてもよい。そして第2判定部2080は、この照合の結果を(これらの顔画像が一致するか否かを)、出力装置に出力させる。この方法によれば、撮像画像に含まれる顔画像を、代行者情報記憶部に記憶されている全ての代行者の顔画像と総当たり的に照合する必要がないため、第2判定部2080が判定処理に要する時間が短くなる。
また、入力装置を用いて受け取り対象の識別情報が入力される場合、情報処理装置2000は、代行者情報記憶部から、入力された識別情報と対応づけて登録されている代行者の顔画像を取得して、出力装置に出力させるようにしてもよい。この場合、例えば係員が、出力された代行者の顔画像と、受け取り対象を受け取りに来た人物の顔とを目視で比較する。受け取り対象を受け取りに来た人物の顔が代行者の顔画像と一致すると判断した場合、係員は、受け取り対象の受け渡しを行う。なおこのケースでは、情報処理装置2000は、第2判定部2080を有さなくてもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
1. 受け取り対象の受け取りを代行する代行者の顔画像を含むリクエストを受信し、前記受け取り対象に対応づけて前記代行者の登録を行う登録手段と、
前記受け取り対象とその受け取り対象の受け取り権限者とを対応づけて記憶している受け取り権限者情報記憶手段を用いて、前記代行者に対応づける前記受け取り対象と対応づけられている前記受け取り権限者を特定し、その受け取り権限者に対し、前記代行者の登録に関する通知を送信する通知手段と、
を有する情報処理装置。
2. 前記通知は、前記代行者の顔画像を含む、1.に記載の情報処理装置。
3. 前記登録手段は、前記受け取り権限者から前記代行者の登録の許否を示す承認情報を受信し、前記承認情報が前記代行者の登録を許可することを示している場合に、前記代行者の登録を行う、1.又は2.に記載の情報処理装置。
4. 前記受け取り権限者情報記憶手段には、前記受け取り権限者の顔画像が記憶されており、
前記リクエストは、二人以上の人物の顔画像が含まれるリクエスト画像を含み、
前記登録手段は、
前記リクエスト画像に含まれる顔画像の中から、前記受け取り権限者情報記憶手段に記憶されている前記受け取り権限者の顔画像を特定し、
前記受け取り権限者情報記憶手段において前記特定された受け取り権限者の顔画像に対応づけられている前記受け取り対象を特定し、
前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像以外の顔画像を、前記代行者の顔画像として、前記特定された受け取り対象に対応づけて登録する、1.乃至3.いずれか一つに記載の情報処理装置。
5. 前記受け取り権限者情報記憶手段には、前記受け取り権限者の顔画像と、前記受け取り対象の識別情報とが対応づけて記憶されており、
前記リクエストは、二人以上の人物の顔画像が含まれるリクエスト画像と、前記受け取り対象の識別情報とを含み、
前記登録手段は、
前記受け取り権限者情報記憶手段から、前記リクエストに含まれる前記受け取り対象の識別情報と対応づけられている前記受け取り権限者の顔画像を取得し、
前記取得した受け取り権限者の顔画像を用いて、前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像を特定し、
前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像以外の顔画像を、前記代行者の顔画像として、前記リクエストに含まれる前記受け取り対象の識別情報に対応づけて登録する、1.乃至3.いずれか一項に記載の情報処理装置。
6. 前記登録手段は、前記リクエスト画像に、前記特定された受け取り対象の顔画像がさらに含まれるか否かを判定し、前記特定された受け取り対象の顔画像が前記リクエスト画像に含まれる場合に、前記代行者の登録を行う、4.又は5.に記載の情報処理装置。
7. 前記リクエスト画像が真正な画像であるか否かを判定する判定手段を有し、
前記登録手段は、前記リクエスト画像が真正な画像でない場合、前記代行者の登録を行わない、4.乃至6.に記載の情報処理装置。
8. 前記判定手段は、前記リクエスト画像がカメラによって生成された画像でない場合に、前記リクエスト画像が真正なものでないと判定する、7.に記載の情報処理装置。
9. 前記判定手段は、前記リクエスト画像が2つ以上の異なる画像を合成して生成されたものである場合に、前記リクエスト画像が真正なものでないと判定する、7.又は8.に記載の情報処理装置。
10. 撮像画像を取得し、前記取得した撮像画像に含まれる人物が受け取り対象の受け取りの代行者として登録されているか否かを判定する第2判定手段を有する、1.乃至9.いずれか一つに記載の情報処理装置。
11. 前記取得した撮像画像に含まれる人物が受け取り対象の受け取りの代行者として登録されている場合、前記第2判定手段は、その代行者と対応づけられている前記受け取り対象に関する情報を出力装置に出力させる、10.に記載の情報処理装置。
12. コンピュータによって実行される制御方法であって、
受け取り対象の受け取りを代行する代行者の顔画像を含むリクエストを受信し、前記受け取り対象に対応づけて前記代行者の登録を行う登録ステップと、
前記受け取り対象とその受け取り対象の受け取り権限者とを対応づけて記憶している受け取り権限者情報記憶手段を用いて、前記代行者に対応づける前記受け取り対象と対応づけられている前記受け取り権限者を特定し、その受け取り権限者に対し、前記代行者の登録に関する通知を送信する通知ステップと、
を有する制御方法。
13. 前記通知は、前記代行者の顔画像を含む、12.に記載の制御方法。
14. 前記登録ステップにおいて、前記受け取り権限者から前記代行者の登録の許否を示す承認情報を受信し、前記承認情報が前記代行者の登録を許可することを示している場合に、前記代行者の登録を行う、12.又は13.に記載の制御方法。
15. 前記受け取り権限者情報記憶手段には、前記受け取り権限者の顔画像が記憶されており、
前記リクエストは、二人以上の人物の顔画像が含まれるリクエスト画像を含み、
前記登録ステップにおいて、
前記リクエスト画像に含まれる顔画像の中から、前記受け取り権限者情報記憶手段に記憶されている前記受け取り権限者の顔画像を特定し、
前記受け取り権限者情報記憶手段において前記特定された受け取り権限者の顔画像に対応づけられている前記受け取り対象を特定し、
前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像以外の顔画像を、前記代行者の顔画像として、前記特定された受け取り対象に対応づけて登録する、12.乃至14.いずれか一つに記載の制御方法。
16. 前記受け取り権限者情報記憶手段には、前記受け取り権限者の顔画像と、前記受け取り対象の識別情報とが対応づけて記憶されており、
前記リクエストは、二人以上の人物の顔画像が含まれるリクエスト画像と、前記受け取り対象の識別情報とを含み、
前記登録ステップにおいて、
前記受け取り権限者情報記憶手段から、前記リクエストに含まれる前記受け取り対象の識別情報と対応づけられている前記受け取り権限者の顔画像を取得し、
前記取得した受け取り権限者の顔画像を用いて、前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像を特定し、
前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像以外の顔画像を、前記代行者の顔画像として、前記リクエストに含まれる前記受け取り対象の識別情報に対応づけて登録する、12.乃至14.いずれか一項に記載の情報処理装置。
17. 前記登録ステップにおいて、前記リクエスト画像に、前記特定された受け取り対象の顔画像がさらに含まれるか否かを判定し、前記特定された受け取り対象の顔画像が前記リクエスト画像に含まれる場合に、前記代行者の登録を行う、15.又は16.に記載の制御方法。
18. 前記リクエスト画像が真正な画像であるか否かを判定する判定ステップを有し、
前記登録ステップにおいて、前記リクエスト画像が真正な画像でない場合、前記代行者の登録を行わない、15.乃至17.に記載の制御方法。
19. 前記判定ステップにおいて、前記リクエスト画像がカメラによって生成された画像でない場合に、前記リクエスト画像が真正なものでないと判定する、18.に記載の制御方法。
20. 前記判定ステップにおいて、前記リクエスト画像が2つ以上の異なる画像を合成して生成されたものである場合に、前記リクエスト画像が真正なものでないと判定する、18.又は19.に記載の制御方法。
21. 撮像画像を取得し、前記取得した撮像画像に含まれる人物が受け取り対象の受け取りの代行者として登録されているか否かを判定する第2判定ステップを有する、12.乃至20.いずれか一つに記載の制御方法。
22. 前記取得した撮像画像に含まれる人物が受け取り対象の受け取りの代行者として登録されている場合、前記第2判定ステップにおいて、その代行者と対応づけられている前記受け取り対象に関する情報を出力装置に出力させる、21.に記載の制御方法。
23. 12.乃至22.いずれか一つに記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
この出願は、2017年8月4日に出願された日本出願特願2017−151377号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (23)

  1. 受け取り対象の受け取りを代行する代行者の顔画像を含むリクエストを受信し、前記受け取り対象に対応づけて前記代行者の登録を行う登録手段と、
    前記受け取り対象とその受け取り対象の受け取り権限者とを対応づけて記憶している受け取り権限者情報記憶手段を用いて、前記代行者に対応づける前記受け取り対象と対応づけられている前記受け取り権限者を特定し、その受け取り権限者に対し、前記代行者の登録に関する通知を送信する通知手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記通知は、前記代行者の顔画像を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記登録手段は、前記受け取り権限者から前記代行者の登録の許否を示す承認情報を受信し、前記承認情報が前記代行者の登録を許可することを示している場合に、前記代行者の登録を行う、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受け取り権限者情報記憶手段には、前記受け取り権限者の顔画像が記憶されており、
    前記リクエストは、二人以上の人物の顔画像が含まれるリクエスト画像を含み、
    前記登録手段は、
    前記リクエスト画像に含まれる顔画像の中から、前記受け取り権限者情報記憶手段に記憶されている前記受け取り権限者の顔画像を特定し、
    前記受け取り権限者情報記憶手段において前記特定された受け取り権限者の顔画像に対応づけられている前記受け取り対象を特定し、
    前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像以外の顔画像を、前記代行者の顔画像として、前記特定された受け取り対象に対応づけて登録する、請求項1乃至3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記受け取り権限者情報記憶手段には、前記受け取り権限者の顔画像と、前記受け取り対象の識別情報とが対応づけて記憶されており、
    前記リクエストは、二人以上の人物の顔画像が含まれるリクエスト画像と、前記受け取り対象の識別情報とを含み、
    前記登録手段は、
    前記受け取り権限者情報記憶手段から、前記リクエストに含まれる前記受け取り対象の識別情報と対応づけられている前記受け取り権限者の顔画像を取得し、
    前記取得した受け取り権限者の顔画像を用いて、前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像を特定し、
    前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像以外の顔画像を、前記代行者の顔画像として、前記リクエストに含まれる前記受け取り対象の識別情報に対応づけて登録する、請求項1乃至3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記登録手段は、前記リクエスト画像に、前記特定された受け取り対象の顔画像がさらに含まれるか否かを判定し、前記特定された受け取り対象の顔画像が前記リクエスト画像に含まれる場合に、前記代行者の登録を行う、請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記リクエスト画像が真正な画像であるか否かを判定する判定手段を有し、
    前記登録手段は、前記リクエスト画像が真正な画像でない場合、前記代行者の登録を行わない、請求項4乃至6に記載の情報処理装置。
  8. 前記判定手段は、前記リクエスト画像がカメラによって生成された画像でない場合に、前記リクエスト画像が真正なものでないと判定する、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記判定手段は、前記リクエスト画像が2つ以上の異なる画像を合成して生成されたものである場合に、前記リクエスト画像が真正なものでないと判定する、請求項7又は8に記載の情報処理装置。
  10. 撮像画像を取得し、前記取得した撮像画像に含まれる人物が受け取り対象の受け取りの代行者として登録されているか否かを判定する第2判定手段を有する、請求項1乃至9いずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記取得した撮像画像に含まれる人物が受け取り対象の受け取りの代行者として登録されている場合、前記第2判定手段は、その代行者と対応づけられている前記受け取り対象に関する情報を出力装置に出力させる、請求項10に記載の情報処理装置。
  12. コンピュータによって実行される制御方法であって、
    受け取り対象の受け取りを代行する代行者の顔画像を含むリクエストを受信し、前記受け取り対象に対応づけて前記代行者の登録を行う登録ステップと、
    前記受け取り対象とその受け取り対象の受け取り権限者とを対応づけて記憶している受け取り権限者情報記憶手段を用いて、前記代行者に対応づける前記受け取り対象と対応づけられている前記受け取り権限者を特定し、その受け取り権限者に対し、前記代行者の登録に関する通知を送信する通知ステップと、
    を有する制御方法。
  13. 前記通知は、前記代行者の顔画像を含む、請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記登録ステップにおいて、前記受け取り権限者から前記代行者の登録の許否を示す承認情報を受信し、前記承認情報が前記代行者の登録を許可することを示している場合に、前記代行者の登録を行う、請求項12又は13に記載の制御方法。
  15. 前記受け取り権限者情報記憶手段には、前記受け取り権限者の顔画像が記憶されており、
    前記リクエストは、二人以上の人物の顔画像が含まれるリクエスト画像を含み、
    前記登録ステップにおいて、
    前記リクエスト画像に含まれる顔画像の中から、前記受け取り権限者情報記憶手段に記憶されている前記受け取り権限者の顔画像を特定し、
    前記受け取り権限者情報記憶手段において前記特定された受け取り権限者の顔画像に対応づけられている前記受け取り対象を特定し、
    前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像以外の顔画像を、前記代行者の顔画像として、前記特定された受け取り対象に対応づけて登録する、請求項12乃至14いずれか一項に記載の制御方法。
  16. 前記受け取り権限者情報記憶手段には、前記受け取り権限者の顔画像と、前記受け取り対象の識別情報とが対応づけて記憶されており、
    前記リクエストは、二人以上の人物の顔画像が含まれるリクエスト画像と、前記受け取り対象の識別情報とを含み、
    前記登録ステップにおいて、
    前記受け取り権限者情報記憶手段から、前記リクエストに含まれる前記受け取り対象の識別情報と対応づけられている前記受け取り権限者の顔画像を取得し、
    前記取得した受け取り権限者の顔画像を用いて、前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像を特定し、
    前記リクエスト画像に含まれる前記受け取り権限者の顔画像以外の顔画像を、前記代行者の顔画像として、前記リクエストに含まれる前記受け取り対象の識別情報に対応づけて登録する、請求項12乃至14いずれか一項に記載の情報処理装置。
  17. 前記登録ステップにおいて、前記リクエスト画像に、前記特定された受け取り対象の顔画像がさらに含まれるか否かを判定し、前記特定された受け取り対象の顔画像が前記リクエスト画像に含まれる場合に、前記代行者の登録を行う、請求項15又は16に記載の制御方法。
  18. 前記リクエスト画像が真正な画像であるか否かを判定する判定ステップを有し、
    前記登録ステップにおいて、前記リクエスト画像が真正な画像でない場合、前記代行者の登録を行わない、請求項15乃至17に記載の制御方法。
  19. 前記判定ステップにおいて、前記リクエスト画像がカメラによって生成された画像でない場合に、前記リクエスト画像が真正なものでないと判定する、請求項18に記載の制御方法。
  20. 前記判定ステップにおいて、前記リクエスト画像が2つ以上の異なる画像を合成して生成されたものである場合に、前記リクエスト画像が真正なものでないと判定する、請求項18又は19に記載の制御方法。
  21. 撮像画像を取得し、前記取得した撮像画像に含まれる人物が受け取り対象の受け取りの代行者として登録されているか否かを判定する第2判定ステップを有する、請求項12乃至20いずれか一項に記載の制御方法。
  22. 前記取得した撮像画像に含まれる人物が受け取り対象の受け取りの代行者として登録されている場合、前記第2判定ステップにおいて、その代行者と対応づけられている前記受け取り対象に関する情報を出力装置に出力させる、請求項21に記載の制御方法。
  23. 請求項12乃至22いずれか一項に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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