JPWO2018216170A1 - 変位計測装置 - Google Patents

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Abstract

変位計測装置は、計測点に設置されて送信アンテナ2,3から電波を送信する電波発信機1と、固定点に設置されて電波発信機1からの電波を受信して受信信号を出力する複数の受信アンテナ4と、複数の受信アンテナ4の受信信号に基づいて各送信アンテナ2,3の測位値を求める測位演算部11と、電波の反射源となる障害物に起因する測位値の誤差を低減するために送信アンテナ2,3の測位値を補正する補正処理を行って補正後の測位値を測位結果として出力する測位結果補正部12とを備えている。

Description

この発明は、変位計測装置に関し、特に、地滑りの恐れのある斜面または構造物の変位または振動等を計測するための変位計測装置に関する。
斜面または構造物の変位等を計測する手段として、従来、測定点に電波発信機を設置して、その電波を固定点に設置した複数の受信アンテナで受信することで、測定点と各受信アンテナとの位相差の時間変化に基づいて、電波発信機の位置の変位を計測する装置がある(例えば、特許文献1参照)。
この種の従来の変位計測装置においては、電波発信機および各受信アンテナの周囲に電波の反射源がない理想的な環境が想定されている。もし、電波発信機もしくは各受信アンテナの周囲に反射源が存在する場合(以下、マルチパス環境と呼ぶ)、受信アンテナに複数波が到来し、複数波の合成で位相が真値から回転することで計測変位に誤差が生じてしまう。
特開2001−272448号公報
上記のように、従来の変位計測装置では、電波発信機もしくは各受信アンテナの周囲に反射源が存在する場合に計測変位に誤差が生じてしまうという課題があった。反射源としては、例えば草木等の植生、地面、建物及びポール等の構造物などが考えられる。
この課題の解決策として、植生であれば除去を行うことが考えられるが、年単位の長期的な変位計測を行う場合、除去費用が膨大になるという問題がある。
その他の解決策として、電波発信機もしくは受信アンテナに指向性を持たせる方法が考えられるが、複数の電波発信機を用いて斜面を広範囲に計測する場合は、指向性の制御が困難という問題に加えて、装置規模が大きくなる等の問題がある。
この発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、マルチパス環境における計測値の誤差を低減することが可能な変位計測装置を得ることを目的とする。
この発明は、計測点に設置され、1以上の送信アンテナから電波を送信する電波発信機と、固定点に設置され、前記電波発信機からの前記電波を受信して、受信信号を出力する複数の受信アンテナと、前記複数の受信アンテナの前記受信信号に基づいて各前記送信アンテナの測位値を求める測位部と、前記電波の反射源となる障害物に起因する前記測位値の誤差を低減するために前記送信アンテナの前記測位値を補正する補正処理を行って、補正後の前記測位値を測位結果として出力する測位結果補正部とを備えた変位計測装置である。
この発明に係る変位計測装置は、複数の受信アンテナの受信信号に基づいて各送信アンテナの測位値を求め、電波の反射源となる障害物に起因する測位値の誤差を低減するために送信アンテナの測位値を補正する補正処理を行って、補正後の測位値を測位結果として出力するようにしたので、電波の反射源となる障害物が存在するマルチパス環境における計測値の誤差を低減することができる。
この発明の実施の形態1に係る変位計測装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る変位計測装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る変位計測装置に設けられた測位結果補正部の概要を説明するための図である。 この発明の実施の形態1に係る変位計測装置の処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る変位計測装置によるシミュレーション結果を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る変位計測装置によるシミュレーション諸元を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る変位計測装置における素子配置を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る変位計測装置の処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る変位計測装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態に係る変位計測装置について、図面に基づいて説明する。当該変位計測装置においては、計測対象に対して電波発信源を取り付け、電波発信源からの電波を受信アンテナで受信することで電波発信源の位置を計測して、計測値の時間的な変化に基づいて計測対象の変位を検出する。以下では、電波発信源の位置を計測することを「測位」と呼び、計測により得られた計測値を「測位値」と呼ぶこととする。このとき、電波を送受信する送信アンテナまたは受信アンテナの周囲に、電波の反射源となる障害物が存在するマルチパス環境下においては、当該障害物に起因する測位値の誤差が発生する。そのため、下記の各実施の形態においては、測位により得られた測位値に対して、当該誤差を低減するための補正処理を行って、補正後の測位値を測位結果として出力する。なお、電波の反射源となる障害物の例としては、草木等の植生、地面、建物及びポール等の構造物などがある。以下、各実施の形態について、詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る変位計測装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、計測対象に対して複数の計測点を設定し、それらの計測点に、それぞれ、電波発信機1を設置する。計測対象としては、例えば、斜面、構造物などが挙げられる。電波発信機1は、2本以上の送信アンテナを含み、そのうちの1本が基準送信アンテナ2であり、他が非基準送信アンテナ3である。図1においては、図の簡略化のために、非基準送信アンテナ3を1つだけ図示しているが、非基準送信アンテナ3は2つ以上であってもよい。電波発信機1の送信アンテナ2,3から送信される電波は、電波受信機30で受信される。電波受信機30は、固定点に設置された複数の受信アンテナ4と、各受信アンテナ4の受信信号を伝送する伝送用ケーブル5と、受信信号を増幅する低雑音増幅器6(LNA)と、受信信号に対して周波数変換を行う周波数変換器7(D/C)と、アナログ信号である受信信号をデジタル信号に変換するA/D変換器8と、デジタル信号間の位相差を算出する位相差算出部9と、各位相差を送信アンテナ2,3ごとに弁別する送信アンテナ弁別部10と、弁別された位相差から各送信アンテナ2,3の測位を行う測位演算部11と、測位結果の補正を行う測位結果補正部12とから構成される。
なお、ここで、伝送用ケーブル5、低雑音増幅器6、周波数変換器7、A/D変換器8、送信アンテナ弁別部10は、それぞれ、各受信アンテナ4ごとに、1つずつ設けられている。すなわち、図1の例においては、4個の受信アンテナ4が設けられているため、伝送用ケーブル5、低雑音増幅器6、周波数変換器7、A/D変換器8、送信アンテナ弁別部10もそれぞれ4個ずつ設けられている。一方、測位演算部11は、電波発信機1の各送信アンテナ2,3ごとに設けられている。図1の例では、電波発信機1には、2本の送信アンテナが設けられているため、測位演算部11も2個設けられている。但し、受信アンテナ4および送信アンテナ2,3の個数は、図1の例に限定されるものではなく、それぞれ、1以上の任意の個数であってよい。
また、図1において、低雑音増幅器6、周波数変換器7、A/D変換器8、送信アンテナ弁別部10は、必ずしも、すべて設ける必要はなく、必要に応じて設けるようにしてもよい。特に、送信アンテナ弁別部10は、電波発信機1に設けられている送信アンテナの個数が1個の場合には、不要である。
また、位相差算出部9と測位演算部11とは、受信アンテナ4の受信信号に基づいて送信アンテナ2,3のそれぞれの測位値を求める測位部を構成している。
図2に、実施の形態1に係る変位計測装置のハードウェア構成図を示す。但し、図2においては、変位計測装置の各構成要素のうち、位相差算出部9、送信アンテナ弁別部10、測位演算部11、および、測位結果補正部12を構成するハードウェアについてのみ図示している。他の構成要素1〜8については、専用の処理回路により構成すればよい。A/D変換器8から出力されたデータは、A/D変換後データ入力インターフェース18に入力され、その後、当該データに対して、位相差算出部9から測位結果補正部12までの各処理が施される。位相差算出部9から測位結果補正部12までの各処理は、CPU14が、メモリ15に格納されているプログラムを実行することにより実現される。測位結果補正部12から出力される測位結果は、補助記憶装置16に蓄積され、必要に応じて表示装置17に表示される。
次に、実施の形態1に係る変位計測装置の動作について説明する。計測点に設置された複数の電波発信機1は、計測時に、各送信アンテナ2,3から電波を送信する。ここで、各電波発信機1は、斜面の地滑りまたは構造物の変位・振動等で、当初の設置位置からの変位が予想される。電波受信機30は、それらの電波発信機1から送信された電波を、複数の受信アンテナ4で受信する。受信アンテナ4で受信された受信信号は、伝送用ケーブル5を通過して、低雑音増幅器6に入力される。当該受信信号は、低雑音増幅器6で増幅され、周波数変換器7で中間周波数に変換される。さらに、当該受信信号は、A/D変換器8で、デジタル信号に変換される。ここで、伝送用ケーブル5での電力減衰が大きい場合は、受信アンテナ4に低雑音増幅器を追加してもよい。A/D変換器8から出力されたデジタル信号は、位相差算出部9に入力される。位相差算出部9は、受信アンテナ4間の位相差を計算する。ここで、位相差算出部9は、例えば、特許文献1等に記載の従来手法を用いて処理を行う。すなわち、位相差算出部9は、複数の電波発信機1の送信アンテナのなかの2つのアンテナに係る少なくとも3つの異なる組み合わせについて、それぞれの組み合わせに係る2つの送信アンテナ間での受信信号の位相差を算出する。すなわち、受信アンテナがa,b,c,dの4つであったとすると、2つの受信アンテナの組み合わせとして、(a,b)、(a,c)、(a,d)、(b,c)、(b,d)、(c,d)の6組のうちの少なくとも3組を生成し、それらの組み合わせごとに、デジタル信号間の位相差を算出する。位相差算出部9で算出された位相差は、送信アンテナ弁別部10により、送信アンテナ2,3毎に弁別される。ここで、各送信アンテナ2,3から送信する信号としては、例えば、時分割、周波数分割、符号分割等、送信アンテナ2,3毎に弁別可能となるような信号が用いられる。従って、送信アンテナ弁別部10は、受信信号の種別に応じて、受信時刻別、周波数別、または、符号別に、受信信号を弁別することで、位相差算出部9から出力された位相差を送信アンテナ2,3ごとに弁別することができる。
2つの測位演算部11には、送信アンテナ2,3に対応する位相差がそれぞれ入力される。すなわち、2つの測位演算部11のうちの一方の測位演算部11には、送信アンテナ2に対応する位相差が入力され、他方の測位演算部11には、送信アンテナ3に対応する位相差が入力される。各測位演算部11は、位相差に基づいて、各送信アンテナ2,3の測位を行う。ここで、測位演算部11は、例えば、特許文献1等に記載の従来手法を用いて処理を行う。すなわち、測位演算部11は、送信アンテナ弁別部10で弁別された位相差を用いて、送信アンテナ2,3ごとに、2つの送信アンテナに係る少なくとも3つの異なる組み合わせについての位相差からそれぞれ導かれる少なくとも3つの等位相差面の交点を求めて、当該電波を送信した送信アンテナ2,3の位置の推定値を算出し、測位値として出力する。測位結果補正部12は、各送信アンテナ2,3の測位値を補正し、補正後の測位値を測位結果として出力する。そうして測位結果補正部12から出力される測位結果を時系列で並べることによって、電波発信機1の位置の変位が計測できるので、計測対象の変位の有無が検出できる。
以下、測位結果補正部12の動作の詳細について述べる。実施の形態1においては、測位結果補正部12は、電波発信機1の変位を、電波発信機1内の送信アンテナ2,3を切り替えることで模擬し、それによって得られる測位値を用いて、マルチパス環境において生じる測位値の誤差を補正するための補正係数を算出する。そうして、測位結果補正部12は、測位演算部11による測位値に対して、当該補正係数を乗算することで、当該測位値の補正を行う。
図3に、測位結果補正部12の動作原理の概要を示す。図3において、電波発信機19は、図1に示した電波発信機1である。図3においては、電波発信機19が、電波発信機22の位置まで変位したと仮定する。簡単のため、電波発信機19は、2本の送信アンテナ20,21を持つと仮定している。ここでは、送信アンテナ20は、図1に示す基準送信アンテナ2に相当し、送信アンテナ21は、図1に示す非基準送信アンテナ3に相当する。電波発信機19の変位により、基準送信アンテナ20は基準送信アンテナ23の位置に変位し、送信アンテナ21は送信アンテナ24の位置に変位する。
このとき、送信アンテナ23,24の測位値に誤差が発生していなければ、送信アンテナ23,24の測位値の差分は、送信アンテナ23,24の実配置の位置の差分と一致する。しかしながら、誤差が発生している場合には、測位値の差分と実配置の位置の差分とは一致しない。従って、それらの差分を比較することで、測位値の差分を実配置の位置の差分に一致させるための補正係数を求めることができる。こうして求めた補正係数を、測位値に乗算することで、測位値の真値を求めることができる。
そのため、測位結果補正部12では、まず、基準送信アンテナ23の測位値と送信アンテナ24の測位値との差分と、それらの送信アンテナ23,24の実配置の位置の差分とに基づいて、測位値の誤差を補正するための補正係数を算出する(ステップ(1))。送信アンテナ23,24の実配置の位置の情報は、設計値または実測値として得られるので、測位結果補正部12に予め記憶されておく。次に、ステップ(1)で算出した補正係数を、基準送信アンテナ23の測位値に乗算すれば、基準送信アンテナ23の測位値を補正することができる(ステップ(2))。
さらに詳細に説明する。いま、L本の送信アンテナを備える第m番目(m=0,1,・・・,M−1)の電波発信機1を考える。L本の各送信アンテナの電波発信機1内の相対位置を既知とした時、時刻n(n=0,1,・・・,N−1)におけるl番目の送信アンテナの実位置ベクトル(実配置)pm,lは、下式(1)で表される。
Figure 2018216170
また、測位演算部11によって得られる時刻nにおけるl番目の送信アンテナの測位位置ベクトル(測位値)pm,lハットは、下式(2)で表される。
Figure 2018216170
ここで、電波発信機1もしくは各受信アンテナ4の周囲に電波の反射源となる障害物が存在すると、位相差算出部9において正しい位相差が求まらないことがある。その時、測位位置ベクトルpm,lハットに誤差が生じる。
以下、測位結果補正部12における上記誤差の低減を行う方法を説明する。l=0番目の送信アンテナを基準送信アンテナとし、各送信アンテナの相対位置を考える。l=1,2,・・・,L−1番目の送信アンテナと基準送信アンテナとの実相対位置ベクトルdm,lは、下式(3)で表される。
Figure 2018216170
ここで、実相対位置ベクトルdm,lは、時変動しないため、(n)を省略している。また、測位相対位置ベクトルdm,lハットについても同様に考えると、下式(4)が得られる。
Figure 2018216170
この時、実相対位置ベクトルdm,lと測位相対位置ベクトルdm,lハットとが線形変換で対応付けられると仮定する。実相対位置ベクトルdm,lを、測位相対位置ベクトルdm,lハットに射影する行列(以下、方向余弦行列と呼ぶ)をAmとすると、下式(5)のような関係が得られる。
Figure 2018216170
式(5)の各ベクトルdm,lハット(n),dm,lを並べて考えると、下式(6)が得られる。
Figure 2018216170
ここで、Dmm Tがフルランクの時、方向余弦行列Amは、次式(7)のように推定できる。
Figure 2018216170
よって、Amが可逆の時、式(5)の関係から、下式(8)に示すように、測位演算部11によって得られた測位相対位置ベクトルdm,lハットを用いて、実相対位置ベクトルdm,lを求めることができる。
Figure 2018216170
すなわち、式(8)で示されるように、測位演算部11によって得られる測位値に、補正係数としてのAm -1を乗算することで、測位演算部11によって得られる測位値を補正することができる。
ここで、測位相対位置ベクトルdm,lハットを、基準送信アンテナの時刻nにおける測位値と時刻n−1における測位値との相対位置に置き換えても、前記の仮定から同様の議論が成り立つ。つまり、下式(9)が成り立つ。
Figure 2018216170
以上より、補正後の基準送信アンテナの測位値をpmチルダ(n)とすると、下式(10)が得られる。下式(10)では、基準送信アンテナの時刻nと時刻n−1とにおける測位値の差分に対してAm -1を乗算することで、当該測位値の差分を補正し、補正後の測位値の差分を、時刻n−1における補正後の基準送信アンテナの測位値pmチルダ(n−1)に加算することで、時刻nにおける補正後の基準送信アンテナの測位値pmチルダ(n)を求めている。
Figure 2018216170
このように、実施の形態1による補正処理を用いることで、基準送信アンテナの測位値を補正することができ、送信アンテナの本数LがL=2の時は最大1次元の補正、L=3の時は最大2次元の補正、L≧4の時は最大3次元の補正が可能となる。
図4は、第m番目の電波発信機1の測位演算処理および補正処理の処理フローを表している。図4において、Txmは、第m番目の電波発信機1を示し、Txm,lは、電波発信機Txmのl番目(l=0,1,・・・,L−1)の送信アンテナを示す。また、図4の破線で囲んだ各ステップST003〜ST004は、基準送信アンテナTxm,0以外の各送信アンテナTxm,l(l=1,2,・・・,L−1)における測位演算処理を表しており、ステップ数はL−1である。
図4において、ステップST001では、基準送信アンテナTxm,0から受信した電波を用いて、例えば特許文献1等に記載の従来手法により、基準送信アンテナTxm,0の測位位置ベクトルpm,0ハットを求める。ステップST002では、方向余弦行列Amの更新の必要性の有無を判断する。更新の有無の判断基準としては、バッテリ容量またはトラフィックの混雑具合などがある。ステップST002で、更新が不要と判断された場合には、そのまま、ステップST0006に進む。一方、ステップST002で、更新が必要と判断された場合には、ステップST003に進む。ステップST003からステップST004までの各ステップでは、基準送信アンテナ以外の各送信アンテナTxm,l(l=1,2,・・・,L−1)の電波を用いて、上記従来手法により、各送信アンテナTxm,l(l=1,2,・・・,L−1)の測位位置ベクトルpm,lハットを求める。ステップST005では、式(7)を用いて、方向余弦行列Amの更新を行う。ステップST006では、式(10)を用いて、測位値pm,0ハット(n)の補正を行って、補正後の測位値pmチルダ(n)を求める。
次に、実施の形態1の効果を示す。図5は、実施の形態1に係わる変位計測装置の効果を示す計算機シミュレーション結果である。図5においては、1次元の変位計測を実施した結果を示す。ここで、1次元の変位計測を実施する場合は、方向余弦行列Amはスカラーで表される。主な計算条件を図6の表に示し、送信アンテナと受信アンテナとの位置関係を図7に示す。図7において、送信アンテナをTxi、受信アンテナをRxjとする。ただし、i,jは、0以上の整数である。シミュレーションでは、i=0,1とし、j=0,1,・・・,6として、送信アンテナを2個もつ電波発信機1のそれぞれから電波を発信し、7つの受信アンテナには直接波と反射波の合成波が到来する状況を仮定した。図5においては、測位結果補正部12で補正を行った測位値を*で示し、基準送信アンテナのみで測位を行った従来方式の測位値を△で示し、電波発信機の実際の動き(真値)を破線で示した。図5に示されるように、従来方式の測位値は、測定時刻0〜0.5および1〜1.5の範囲では、真値に近い値となっているが、測定時刻0.5〜1の範囲では、従来方式の測位値と真値との間に大幅な測位誤差が発生している。一方、実施の形態1における測位結果補正部12の測位値と真値とは常にほぼ一致しており、測位誤差は発生していない。これらの結果から分かるように、実施の形態1に係る変位計測装置においては、測位結果補正部12における補正を行うことで、従来方式で生じる測位誤差を低減できていることがわかる。
なお、上記の説明では、式(7)に示すように、2以上の送信アンテナを使用して方向余弦行列Amの推定を行ったが、その場合に限らず、送信アンテナ自身を移動させ、移動前と移動後の各位置での測位を行っても同様の目的を達成することができる。その場合には、送信アンテナの位置を変位させて方向余弦行列Amの推定を行うため、電波発信機1に2以上の送信アンテナを設ける必要はなく、送信アンテナの個数は1つでもよい。但し、予め指定された移動距離だけ模擬的に送信アンテナを移動させるために、送信アンテナを移動させるための駆動部を、変位計測装置が備える必要がある。なお、駆動部は、送信アンテナだけを移動させてもよいが、電波発信機本体を移動させることで送信アンテナを移動させるようにしてもよい。測位演算部11は、駆動部による送信アンテナの移動前の測位値と、駆動部による送信アンテナの移動後の測位値とを求める。測位結果補正部12は、測位演算部11から送信アンテナの移動前の測位値と移動後の測位値とが入力される。測位結果補正部12は、送信アンテナの移動前の測位値と移動後の測位値との差分と、駆動部による送信アンテナの移動距離を示す実差分とに基づいて、送信アンテナの移動前の測位値と移動後の測位値との差分を、実差分に変換する行列を予め算出しておく。そうして、測位結果補正部12は、測位演算部11によって求められる送信アンテナの測位値に対して、当該行列を乗算することで、送信アンテナの測位値を補正することができる。
また、方向余弦行列Amの推定精度を向上するために、Dmハット(n)は、ある時間間隔で平均化した値を用いてもよい。平均後のDmハット(n)を、Dmバー(n)とすると、下式(11)で表される。
Figure 2018216170
ただし、Tは自然数である。式(11)は、時刻(n−T−1)から時刻nまでのT回分の測位を行う時間間隔で、測位値を抽出して、それらの測位値を平均化している。このように、ある時間間隔で平均化した測位値を用いて方向余弦行列Amを求めることで、方向余弦行列Amの推定精度をより向上させることができる。なお、ここで、平均化処理として、調和平均、相乗平均等を用いても良い。
以上のように、実施の形態1によれば、変位計測装置が、計測点に設置され、1以上の送信アンテナ2,3から電波を送信する電波発信機1と、固定点に設置され、電波発信機1からの電波を受信して、受信信号を出力する複数の受信アンテナ4と、それらの受信アンテナ4の受信信号に基づいて各送信アンテナ2,3の測位値を求める測位部9,11と、電波の反射源となる障害物に起因する測位値の誤差を低減するために送信アンテナ2,3の測位値を補正する補正処理を行って、補正後の測位値を測位結果として出力する測位結果補正部12とを備えている。これにより、反射源となる障害物が存在するマルチパス環境においても、測位値の誤差を低減することができ、計測対象の計測点の測位を精度よく行うことができる。その結果、当該計測点の測位値の時間的な変化に基づいて、斜面または構造物などの計測対象に変位が発生しているか否かを確実に検証することができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る変位計測装置について説明する。実施の形態2に係る変位計測装置の構成は、図1と同じであるため、ここでは、図1を参照することとし、説明は省略する。
以下、実施の形態2に係る変位計測装置の動作の詳細を説明する。実施の形態1では、測位結果補正部12が、方向余弦行列Amを用いて補正処理を行っていたが、実施の形態2では、測位結果補正部12が、補正処理として、電波発信機1における各送信アンテナの測位値の平均値を求め、当該平均値を補正後の測位結果として出力する。他の構成および動作については、実施の形態1と同じであるため、ここでは、その説明を省略する。
実施の形態1で述べた通り、l番目の送信アンテナの実位置ベクトルおよび測位位置ベクトルは、それぞれ、式(1),(2)に示されるように、pm,l(n),pm,lハット(n)で表される。このとき、実施の形態2における補正後の基準送信アンテナの測位値pmチルダ(n)は、下式(12)で表される。
Figure 2018216170
ここで、単純に、pm,lハット(n)の平均値を求めると、各送信アンテナの実配置に応じた誤差が発生する。そのため、式(12)においては、各送信アンテナの測位値を基準送信アンテナ位置にフィッティングした後に、平均化を行っている。ここで、平均化処理として、調和平均、相乗平均等を用いても良い。
図8は、実施の形態2における、第m番目の電波発信機1の測位演算処理および補正処理の処理フローを表している。図8において、Txmは、第m番目の電波発信機1を示し、Txm,lは、電波発信機Txmのl番目(l=0,1,・・・,L−1)の送信アンテナを示す。また、図8の破線で囲んだ各ステップST102〜ST103は、基準送信アンテナTxm,0以外の各送信アンテナTxm,l(l=1,2,・・・,L−1)における測位演算処理を表しており、ステップ数はL−1である。
図8において、ステップST101では、図4のステップST001と同様に、基準送信アンテナTxm,0から受信した電波を用いて、例えば特許文献1等に記載の従来手法により、基準送信アンテナTxm,0の測位位置ベクトルpm,0ハットを求める。ステップST102からST103までの各ステップでは、図4のステップST003からST004までの各ステップと同様に、基準送信アンテナ以外の各送信アンテナTxm,l(l=1,2,・・・,L−1)の電波を用いて、上記従来手法により、各送信アンテナTxm,l(l=1,2,・・・,L−1)の測位位置ベクトルpm,lハットを求める。ステップST104では、式(12)を用いて、各送信アンテナTxm,l(l=0,1,・・・,L−1)の測位位置ベクトルpm,lハットの平均化を行って、平均化で求めた平均値を、補正後の測位値pmチルダ(n)として出力する。
以上のように、実施の形態2の方法を用いても、測位値の補正を行うことができ、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、実施の形態1では、式(7)で求めた方向余弦行列Amの特性によっては、式(10)の補正結果の誤差が増大する可能性があるが、実施の形態2では、測位値を平均化するため、誤差の増大が抑えられるという利点がある。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る変位計測装置について説明する。実施の形態3に係る変位計測装置の構成は、図1と同じであるため、ここでは、図1を参照することとし、説明は省略する。
以下、実施の形態3に係る変位計測装置の動作の詳細を説明する。実施の形態3では、電波発信機1における各送信アンテナの測位値の中から、信頼できる測位値を選択し、補正後の測位値として出力する。測位値の選択は、最も平均SNR(Signal to Noise Ratio)が高い送信アンテナからの信号に対応する測位値を出力することで行う。l番目の送信アンテナからr番目(r=0,1,・・・,R−1)の受信アンテナに到来する信号電力をPl,rとし、r番目の受信アンテナの雑音電力をNrとすると、l番目の送信アンテナからr番目の受信アンテナに到来する信号のSNR ηl,rは、下式(13)で表わされる。
Figure 2018216170
また、最も平均SNRが高い送信アンテナ番号をlmaxとすると、lmaxは、下式(14)で表される。
Figure 2018216170
得られたlmaxを用いて、補正後の測位値pmチルダ(n)は、下式(15)で表わされる。
Figure 2018216170
以上のように、実施の形態3の方法を用いても、測位値の補正を行うことができる。
図9は、実施の形態3における、第m番目の電波発信機1の測位演算処理および補正処理の処理フローを表している。図9において、Txmは、第m番目の電波発信機1を示し、Txm,lは、電波発信機Txmのl番目(l=0,1,・・・,L−1)の送信アンテナを示す。また、図9の破線で囲んだ各ステップST202〜ST203は、基準送信アンテナTxm,0以外の各送信アンテナTxm,l(l=1,2,・・・,L−1)における測位演算処理を表しており、ステップ数はL−1である。
図9において、ステップST201では、図4のステップST001と同様に、基準送信アンテナTxm,0から受信した電波を用いて、例えば特許文献1等に記載の従来手法により、基準送信アンテナTxm,0の測位位置ベクトルpm,0ハットを求める。ステップST202からST203までの各ステップでは、図4のステップST003からST004までの各ステップと同様に、基準送信アンテナ以外の各送信アンテナTxm,l(l=1,2,・・・,L−1)の電波を用いて、上記従来手法により、各送信アンテナTxm,l(l=1,2,・・・,L−1)の測位位置ベクトルpm,lハットを求める。ステップST204では、式(14)を用いて、送信アンテナ番号lmaxの算出を行う。ステップST205では、式(15)を用いて、補正後の測位値pmチルダ(n)を算出する。
なお、上記の説明では、SNRを用いて、信頼できる測位値の選択を行ったが、その場合に限定されない。例えば、信頼できる測位値として、前回の測位値からのずれが最も小さい送信アンテナに対応する測位値を選択してもよく、その場合においても、同様の効果を得ることができる。前回の補正後の測位値を、pmチルダ(n−1)とすると、lmaxは、下式(16)で表わされる。
Figure 2018216170
ただし、||・||は、フロベニウスノルムを表す。
以上のように、実施の形態3の方法を用いても、測位値の補正を行うことができ、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、実施の形態3では、SNRが低い測位値、または、ずれが大きい測位値を使用しないため、それらの誤差の影響を受けない利点がある。
1 電波発信機、2 基準送信アンテナ、3 非基準送信アンテナ、4 受信アンテナ、5 伝送用ケーブル、6 低雑音増幅器(LNA)、7 周波数変換器(D/C)、8 A/D変換器、9 位相差算出部、10 送信アンテナ弁別部、11 測位演算部、12 測位結果補正部。

Claims (9)

  1. 計測点に設置され、1以上の送信アンテナから電波を送信する電波発信機と、
    固定点に設置され、前記電波発信機からの前記電波を受信して、受信信号を出力する複数の受信アンテナと、
    前記複数の受信アンテナの前記受信信号に基づいて各前記送信アンテナの測位値を求める測位部と、
    前記電波の反射源となる障害物に起因する前記測位値の誤差を低減するために前記送信アンテナの前記測位値を補正する補正処理を行って、補正後の前記測位値を測位結果として出力する測位結果補正部と
    を備えた変位計測装置。
  2. 前記電波発信機の前記送信アンテナは、1つの基準送信アンテナと、1以上の非基準送信アンテナとを含み、
    前記測位部は、前記基準送信アンテナの測位値と各前記非基準送信アンテナの測位値とを求め、
    前記測位結果補正部は、
    前記測位部から前記基準送信アンテナの測位値と各前記非基準送信アンテナの測位値とが入力され、それらの測位値の差分に基づいて、前記測位部によって求められる前記送信アンテナの前記測位値を補正して、補正後の前記送信アンテナの前記測位値を前記測位結果として出力する、
    請求項1に記載の変位計測装置。
  3. 前記測位結果補正部は、
    前記測位部から入力される前記基準送信アンテナの前記測位値と各前記非基準送信アンテナの前記測位値との差分と、前記基準送信アンテナと各前記非基準送信アンテナとの実配置の位置の差分とに基づいて、前記基準送信アンテナの前記測位値と各前記非基準送信アンテナの前記測位値との前記差分を、前記実配置の位置の差分に変換する行列を算出し、
    前記測位部によって求められる前記送信アンテナの前記測位値に前記行列を乗算することで、前記送信アンテナの前記測位値を補正して、補正後の前記送信アンテナの前記測位値を前記測位結果として出力する、
    請求項2に記載の変位計測装置。
  4. 予め指定された移動距離だけ前記送信アンテナを模擬的に移動させる駆動部をさらに備え、
    前記測位部は、前記送信アンテナの移動前の測位値と、前記駆動部による前記送信アンテナの移動後の測位値とを求め、
    前記測位結果補正部は、
    前記測位部から前記送信アンテナの前記移動前の測位値と前記移動後の測位値とがそれぞれ入力され、それらの測位値の差分に基づいて前記測位部によって求められる前記送信アンテナの前記測位値を補正して、補正後の前記送信アンテナの前記測位値を前記測位結果として出力する、
    請求項1に記載の変位計測装置。
  5. 前記測位結果補正部は、
    前記測位部から入力される前記送信アンテナの前記移動前の測位値と前記移動後の測位値との差分と、前記駆動部による前記送信アンテナの前記移動距離を示す実差分とに基づいて、前記送信アンテナの前記移動前の測位値と前記移動後の測位値との前記差分を前記実差分に変換する行列を算出し、
    前記測位部によって求められる前記送信アンテナの前記測位値に前記行列を乗算することで、前記送信アンテナの前記測位値を補正して、補正後の前記送信アンテナの前記測位値を前記測位結果として出力する、
    請求項4に記載の変位計測装置。
  6. 前記測位結果補正部は、前記行列の算出に用いる前記測位値として、前記測位部によって求められた測位値のうち、予め設定された時間間隔で平均化された測位値を用いる、
    請求項3または5に記載の変位計測装置。
  7. 前記測位結果補正部は、前記測位部によって求められた各前記送信アンテナの前記測位値を平均化して、平均化した前記測位値を前記測位結果として出力する、
    請求項1に記載の変位計測装置。
  8. 前記測位結果補正部は、前記測位部によって求められた各前記送信アンテナの前記測位値のうち、SNRが最も高い測位値を選択して、選択した前記測位値を前記測位結果として出力する、
    請求項1に記載の変位計測装置。
  9. 前記測位結果補正部は、前記測位部によって求められた各前記送信アンテナの前記測位値のうち、前回の測位値からのずれが最も小さい測位値を選択して、選択した前記測位値を前記測位結果として出力する、
    請求項1に記載の変位計測装置。
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