JP2007278772A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007278772A
JP2007278772A JP2006103482A JP2006103482A JP2007278772A JP 2007278772 A JP2007278772 A JP 2007278772A JP 2006103482 A JP2006103482 A JP 2006103482A JP 2006103482 A JP2006103482 A JP 2006103482A JP 2007278772 A JP2007278772 A JP 2007278772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processor
angle measurement
antenna
signal
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006103482A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4802031B2 (ja
Inventor
Shinichi Takeya
晋一 竹谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006103482A priority Critical patent/JP4802031B2/ja
Publication of JP2007278772A publication Critical patent/JP2007278772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4802031B2 publication Critical patent/JP4802031B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】複数の周波数を用いることなく、マルチパス環境下における受信信号のレベル低下を防止し、目標高度を高精度で測定できるレーダ装置を提供する。
【解決手段】全開口で送信した送信波に対する反射波を受信してΣビームおよびΔビームを生成するアンテナ2と、アンテナからのΣビームおよびΔビームを合成することによりアンテナの開口面を高さ方向に変えた複数のビームを生成するビーム合成器41と、ビーム合成器で生成された複数のビームの中から最大レベルを有するビームを基準ビームとして選択する最大値選択処理器42と、最大値選択処理器から出力される基準ビームに基づき測角を行って目標高度を出力する測角処理器46とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチパス環境下で目標高度の測定または仰角測定を実施するレーダ装置に関する。
従来のレーダ装置は、マルチパス環境下においては、目標からの直接波の他にマルチパス波を受信する。その結果、直接波とマルチパス波がベクトル合成されて受信信号のレベルが低下し、モノパルス測角の精度が極端に低減する場合があるという問題がある。
このような問題を解消するために、複数の周波数を用いることにより直接波とマルチパス波の位相関係を変えて観測し、その中で基準ビーム(Σビーム)のレベルの最も高い周波数の信号を用いる周波数ホッピング手法が知られている(例えば、特許文献1、非特許文献1、非特許文献2参照)。また、送信パルスを周波数分で分割したサブパルスを使用するサブパルス方式も知られている。
特開2004−226188号公報 E.BOSSE ,"Model-Based Multifrequency Array Signal Processing for Low-Angle Tracking ",IEEE Trans. AES. Vol.31,No.1, pp.194-210, Jan.(1995) 稲葉、"マルチパス環境でのΣΔアンテナにおける低高度レーダ目標の高度推定法"、電子情報通信学会論文誌B,vol.J87-B,No.3,pp.446-456(2004)
上述した複数の周波数を用いる周波数ホッピング手法においては、離隔した周波数を複数用いる必要があり、また、複数の周波数で送受信するための観測時間が必要になるという制約がある。また、送信パルスを周波数分で分割したサブパルス方式では、システム利得が低下するという問題がある。
本発明は、このような従来の装置が有する問題を解決するためになされたものであり、その課題は、複数の周波数を用いることなく、マルチパス環境下における受信信号のレベル低下を防止し、目標高度を高精度で測定できるレーダ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、全開口で送信した送信波に対する反射波を受信してΣビームおよびΔビームを生成するアンテナと、アンテナからのΣビームおよびΔビームを合成することによりアンテナの開口面を高さ方向に変えた複数のビームを生成するビーム合成器と、ビーム合成器で生成された複数のビームの中から最大レベルを有するビームを基準ビームとして選択する最大値選択処理器と、最大値選択処理器から出力される基準ビームに基づき測角を行って目標高度を出力する測角処理器とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、距離毎の目標高度をマルチパスモデルの測角の誤差電圧に対応させて記憶した探索用テーブルを備え、測角処理器は、最大値選択処理器から出力される基準ビームに対する他のビームの比率で表される誤差電圧と探索用テーブルに格納されている誤差電圧とを比較することにより目標高度を出力することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、測角処理器は、前回の観測において得られた目標高度を中心とする所定の範囲内で探索用テーブルを検索して目標高度を出力することを特徴とする。
本発明によれば、複数の周波数を用いることなく、マルチパス環境下であっても、受信信号のレベル低下を防止して、高速かつ高精度に目標高度を求めることができる。すなわち、請求項1記載の発明によれば、送信時は、アンテナ全開口を使用することによりシステム利得の低減を防止し、受信時は、ΣビームとΔビームを用いて、アンテナ開口面を高さ方向に変えた複数のビームを形成し、マルチパス環境下で直接波とマルチパス波との位相関係が異なる複数のビームの中で、最もレベルの高い入力を基準ビームとして選択し、この選択した基準ビームを用いて測角(例えば、位相モノパルス測角またはスクイント測角)を行って目標高度を出力するので、測角精度が向上し、高精度の目標高度を求めることができる。
また、請求項2記載の発明によれば、送信時は、アンテナ全開口を使用することによりシステム利得の低減を防止し、受信時は、ΣビームとΔビームを用いて、アンテナ開口面を高さ方向に変えた複数のビームを形成し、マルチパス環境下で直接波とマルチパス波との位相関係が異なる複数のビームの中で、最もレベルの高いビームを基準ビームとして選択し、この選択した基準ビームに対する他のビームの比率で表される誤差電圧と探索用テーブルに格納されている誤差電圧とを比較することにより目標高度を出力するので、マルチパス環境下でも高速かつ高精度で目標高度を求めることができる。
また、請求項3記載の発明によれば、送信時は、アンテナ全開口を使用することによりシステム利得の低減を防止し、受信時は、ΣビームとΔビームを用いて、アンテナ開口面を高さ方向に変えた複数のビームを形成し、マルチパス環境下で直接波とマルチパス波との位相関係が異なる複数のビームの中で、最もレベルの高いビームを基準ビームとして選択し、この選択した基準ビームに対する他のビームの比率で表される誤差電圧と探索用テーブルに格納されている誤差電圧のうち、前回観測された目標高度を中心に所定の範囲の中の誤差電圧と比較することにより目標高度を出力するので、マルチパス環境下でも、所望の目標に対して、高速にかつアンビギュイティが小さく高精度で目標高度を求めることができる。
以下、本発明の実施の形態の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、送信器1、アンテナ2、第1受信器31、第2受信器32、第3受信器33および信号処理器4から構成されている。
送信器1は、内部で生成したパルス信号をアンテナ2に送る。アンテナ2は、n個(nは2以上の整数)のアンテナ素子21、n個の送受信モジュール22および給電回路23から構成されている。n個のアンテナ素子21の各々の構成は同じであるので、以下では、1つのアンテナ素子について「アンテナ素子21」として説明する。同様に、n個の送受信モジュール22の各々の構成は同じであるので、以下では、1つの送受信モジュールについて「送受信モジュール22」として説明する。
アンテナ素子21は、送受信モジュール22から送られてくる高周波信号を空中に向けて送信するとともに、空中からの信号、つまり目標からの反射波を受信し、送受信モジュール22に送る。
送受信モジュール22は、図2に示すように、サーキュレータ221、送信側増幅器222a、送信側移相器223a、受信側増幅器222bおよび受信側移相器223bから構成されている。サーキュレータ221は、送信側増幅器222aから送られてくる高周波送信信号をアンテナ素子21に送るか、アンテナ素子21から送られてくる高周波受信信号を受信側増幅器222bに送るかを切り替える。
送信側増幅器222aは、送信側移相器223aから送られてくる高周波送信信号を増幅し、サーキュレータ221に送る。送信側移相器223aは、給電回路23から送られてくる送信信号の位相を調整して高周波送信信号に変換し、送信側増幅器222aに送る。
受信側増幅器222bは、サーキュレータ221から送られてくる高周波受信信号を増幅し、受信側移相器223bに送る。受信側移相器223bは、受信側増幅器222bから送られてくる高周波受信信号の位相を調整して中間周波信号に変換し、受信信号として給電回路23に送る。
給電回路23は、いずれも図示は省略するが、送信分配器とモノパルス比較器を含む受信合成器とから構成されている。送信分配器は、送信器1から送られてくるパルス信号を電力分配してn個の送受信モジュール22に送る。また、受信合成器は、n個の送受信モジュール22から送られてくる受信信号を合成してΣビーム信号(以下、単に「Σビーム」と呼ぶ)、ΔELビーム(以下、単に「ΔELビーム」と呼ぶ)およびΔAZビーム(以下、単に「ΔAZビーム」と呼ぶ)を生成する。この給電回路23で生成されたΣビームは第1受信器31に送られ、ΔELビームは第2受信器32に送られ、ΔAZビームは第3受信器33に送られる。
第1受信器31は、アンテナ2の給電回路23から送られてくるΣビームを周波数変換し、さらにデジタル信号に変換して信号処理器4に送る。第2受信器32は、アンテナ2の給電回路23から送られてくるΔELビームを周波数変換し、さらにデジタル信号に変換して信号処理器4に送る。第3受信器33は、アンテナ2の給電回路23から送られてくるΔAZビームを周波数変換し、さらにデジタル信号に変換して信号処理器4に送る。
信号処理器4は、ビーム合成器41、最大値選択処理器42、目標検出処理器43、測距処理器44、AZ測角処理器45およびEL測角処理器46から構成されている。
ビーム合成器41は、第1受信器31から送られてくるΣビームおよび第2受信器32から送られてくるΔELビームから、開口分割信号としてのXuビームおよびXdビーム(詳細は後述する)を生成する。このビーム合成器41は、生成したXuビームおよびXdビームと、受信器31から受け取ったΣビームを、最大値選択処理器42に送る。
最大値選択処理器42は、ビーム合成器41から送られてくるΣビーム、XuビームおよびXdビームの中から最大値を有する信号を選択し、基準ビームΣrを表す信号として目標検出処理器43、AZ測角処理器45およびEL測角処理器46に送る。
目標検出処理器43は、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrの信号を所定のスレッショルドレベルと比較することにより目標を検出する。この目標検出処理器43で検出された目標は、目標信号として測距処理器44に送られる。
測距処理器44は、目標検出処理器43から送られてくる目標信号に基づき目標までの距離を算出する。この測距処理器44で算出された距離は、距離信号としてAZ測角処理器45およびEL測角処理器46に送られる。
AZ測角処理器45は、測距処理器44から送られてくる距離信号、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号、および、受信器33から送られてくるΔAZビームに基づきアジマス方向の角度、つまりAZ測角値を算出する。このAZ測角処理器45で算出されたAZ測角値はEL測角処理器46に送られる。
EL測角処理器46は、AZ測角処理器45から送られてくるAZ測角値、測距処理器44から送られてくる距離信号、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号、および、第2受信器32から送られてくるΔELビームに基づきエレベーション方向の角度、つまりEL測角値を算出し、さらに、この算出したEL測角値に基づき目標高度を算出し、目標情報として外部に送る。
次に、上記のように構成される本発明の実施例1に係るレーダ装置の動作を説明する。送信器1から出力された信号は、アンテナ2の給電回路23で分配され、送信信号としてn個の送受信モジュール22に入力される。n個の送受信モジュール22の各々の内部においては、入力された送信信号は、送信側移相器223aで位相制御された後に送信側増幅器222aで増幅され、サーキュレータ221を経由してアンテナ素子21に送られ、空中に放射される。
また、目標からの反射信号は、n個のアンテナ素子21で受信されてn個の送受信モジュール22にそれぞれ送られる。n個の送受信モジュール22の各々の内部においては、アンテナ素子21からの信号は、サーキュレータ221を介して受信器側増幅器222bに入力され、この受信器側増幅器222bで増幅された後に受信側移相器223bで位相制御され、給電回路23に送られる。
給電回路23は、n個の送受信モジュール22からの受信信号を合成してΣビーム、ΔELビームおよびΔAZビームを生成する。図3は、Σビーム、ΔAZビームおよびΔELビームの形成原理を示す図である。図3に示すように、アンテナの開口を4分割した信号を、X11、X12、X21およびX22とすると、モノパルス信号は次式で表すことができる。
Figure 2007278772
ここで、
Σ ; 和信号
ΔAZ ; AZ面差信号
ΔEL ; EL面差信号
給電回路23は、以上のようにして生成したΣビームを第1受信機31に、ΔELビームを第2受信機32に、ΔAZビームを第3受信器33にそれぞれ送る。第1受信器31〜第3受信器33は、アンテナ2の給電回路23から送られてくるΣビーム、ΔAZビームおよびΔELビームをそれぞれ周波数変換し、さらにデジタル信号に変換して信号処理器4に送る。
開口分割信号としてのXlビーム、Xrビーム、XuビームおよびXdビームは、上記(1)式より、次式によって算出することができる。
Figure 2007278772
これらXlビーム、Xrビーム、XuビームおよびXdビームの中で、マルチパスに対してアンテナ開口面の高さを変えることにより、直接波とマルチパス波の位相関係を変えるには、Σビーム、XuビームおよびXdビームの中から選定するのが有効である。そこで、信号処理器4内のビーム合成器41は、第1受信器31から送られてくるΣビームと第2受信器32から送られてくるΔELビームとに基づき、XuビームおよびXdビームを生成し、Σビームとともに最大値選択処理器42に送る。
最大値選択処理器42は、ビーム合成器41から受け取ったΣビーム、XuビームおよびXdビームの中から、次式により、レベルが最も高い信号を選定して、基準ビームΣrを表す信号とする。
Figure 2007278772
ここで、
max[ ] ;絶対値が最大になる複素数の値
この最大値選択処理器42で選択された基準ビームΣrを表す信号は、目標検出処理器43、AZ測角処理器45およびEL測角処理器46に送られる。
目標検出処理器43は、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号を所定のスレッショルドレベルと比較することにより目標を検出し、目標信号として測距処理器44に送る。測距処理器44は、目標検出処理器43から送られてくる目標信号に基づき目標までの距離を算出し、距離信号としてAZ測角処理器45およびEL測角処理器46に送る。
AZ測角処理器45は、測距処理器44から送られてくる距離信号、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号、および、受信器33から送られてくるΔAZビームに基づきAZ測角値を算出し、EL測角処理器46に送る。
EL測角処理器46は、AZ測角処理器45から送られてくるAZ測角値、測距処理器44から送られてくる距離信号、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号、および、第2受信器32から送られてくるΔELビームに基づきEL測角値を算出し、さらに、この算出したEL測角値に基づき目標高度を算出し、目標情報として外部に送る。
ここで、AZ測角処理器45において行われるAZ測角処理およびEL測角処理器46において行われるEL測角処理を説明する。図4は、マルチパス環境をモデル化した図である。マルチパス環境としては、目標までの距離が比較的短いモデルを考えることとし、簡単のために、反射面として平面大地を考える。反射面を平面大地とすると、図4に示すように、アンテナ2とマルチパスの反射点までの水平距離Ra、アンテナ2と目標との間の直接波の距離Rd、およびアンテナと目標との間のマルチパス波の距離Rm(=Rm1+Rm2)は、次式で定式化される。
Figure 2007278772
ここで、
Rd ; アンテナと目標との間の直接波の距離
Rm ; アンテナと目標との間のマルチパス波の距離(=Rm1+Rm2)
Ra ; アンテナとマルチパスの反射点までの水平距離
R ; アンテナと目標の水平距離
ht ; 目標高度
ha ; アンテナ高度
θd ; アンテナ法線方向からの直接波の到来角度
θm ; アンテナ法線方向からのマルチパスの到来角度
次に、一般論として、位相モノパルス測角について、AZ測角およびEL測角の両者に共通な簡易な方式として、アンテナ2がリニアアレイの場合について説明する。
なお、位相モノパルス(位相比較モノパルス)測角方式については、例えば『電子情報通信学会、改訂レーダ技術、pp.262−264(1996)』に説明されている。位相モノパルス測角の場合の受信信号は、ΣビームbσとΔビームbδに分けて、次式で表される。
Figure 2007278772
ここで、
Wσn ; Σビームbmσのn番目の素子の複素ウェイト
Wδn ; Δビームbmδのn番目の素子の複素ウェイト
Aσn ; Σビームの振幅ウェイト
Aδn ; Δビームの振幅ウェイト
θb ; ビーム走査角
bσ ; Σビーム
bδ ; Δビーム
en ; n番目の素子パターン(n=1〜N)
dn ; n番目の素子の基準位置からの距離(n=1〜N)
ρ ; 反射係数(振幅)
φ ; 反射係数(位相)
j ; 虚数単位
k ; 波数(2π/λ)
λ ; 波長
図5は、位相モノパルス測角時のビーム形成の様子を示す図である。このビームを用いて、測角するには、次式により求められる誤差電圧εと、あらかじめ取得しておいた基準誤差電圧のテーブルとを比較することにより、角度を算出すればよい。
Figure 2007278772
ここで、
Re[ ] ; 実部
* ; 複素共役
以上は、位相モノパルス測角の場合の一般的な測角手法であるが、本発明の実施例1に係るレーダ装置では、(5)式に示すΣビームbσの代わりに、(3)式によって求められた基準ビームΣrが用いられる。したがって、Σビーム、XuビームおよびXdビームを位相モノパルス測角用のΣビームbσとして、あらかじめ取得し、(6)式にしたがって誤差電圧を求めてテーブルに格納しておく。これにより、マルチパス環境下おいて、直接波とマルチパス波の干渉によるレベル低下が小さいビームにより測角することができる。
次に、スクイント測角の場合について説明する。なお、スクイント(振幅比較モノパルス)測角方式については、例えば『電子情報通信学会、改訂レーダ技術、pp.260−262(1996)』に説明されている。スクイント測角用の下方ビームblおよび上方ビームbuは、次式で表現できる。
Figure 2007278772
ここで、
Wln ; bmaxlのn番目の素子の複素ウェイト
Wun ; bmaxuのn番目の素子の複素ウェイト
An ; 振幅ウェイト
θsq ; bmaxlとbmaxuのスクイント角
θb ; ビーム走査角
bl ; Σビーム
bu ; Δビーム
図6は、スクイント測角時のビーム形成の様子を示す図である。このビームを用いて、測角するには、次式により求められる誤差電圧Esqと、あらかじめ取得しておいた基準誤差電圧のテーブルとを比較することにより、角度を算出すればよい。
Figure 2007278772
ここで、
Re[ ] ; 実部
* ; 複素共役
以上は、スクイント測角の場合の一般的な測角手法であるが、本発明の実施例1に係るレーダ装置では、(7)式に示す下方ビームblの代わりに、(3)式によって求められた基準ビームΣrが用いられる。したがって、Σビーム、XuビームおよびXdビームをスクイント測角用の下方ビームblとして、あらかじめ取得し、(8)式を用いて誤差電圧を求めてテーブルに格納しておく。これにより、マルチパス環境下おいて、直接波とマルチパス波の干渉によるレベル低下が小さいビームにより測角することができる。
次に、上述した実施例1に係るレーダ装置の動作を、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。図7に示すフローチャートは、位相モノパルス測角の場合とスクイント測角の場合とで共通に使用される。
まず、ビームデータ取得が行われる(ステップS11)。すなわち、図示しないレーダ制御器からの指示に応じて、送信器1は信号を発生してアンテナ2に送る。アンテナ2は、送信器からの信号に応じた送信波を空中に送信するとともに、目標で反射された反射波からΣビーム、ΔELビームおよびΔAZビームを生成し、第1受信器31〜第3受信器33をそれぞれ介して信号処理器4に送る。
次いで、ビーム合成が行われる(ステップS12)。すなわち、ビーム合成器41は、第1受信器31から送られてくるΣビームおよび第2受信器32から送られてくるΔELビームからXuビームおよびXdビームを生成し、第1受信器31から受け取ったΣビームとともに最大値選択処理器42に送る。
次いで、ビーム最大値抽出が行われる(ステップS13)。すなわち、最大値選択処理器42は、ビーム合成器41から送られてくるΣビーム、XuビームおよびXdビームの中から最大値を有する信号を選択し、基準ビームΣrを表す信号として目標検出処理器43に送る。目標検出処理器43は、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号を所定のスレッショルドレベルと比較することにより目標を検出し、目標信号として測距処理器44に送る。
次いで、測距が行われる(ステップS14)。すなわち、測距処理器44は、目標検出処理器43から送られてくる目標信号に基づき目標までの距離を算出し、距離信号としてAZ測角処理器45およびEL測角処理器46に送る。
次いで、AZ測角が行われる(ステップS15)。すなわち、AZ測角処理器45は、測距処理器44から送られてくる距離信号、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号、および、受信器33から送られてくるΔAZビームに基づきAZ測角値を算出し、EL測角処理器46に送る。
次いで、EL測角が行われる(ステップS16)。すなわち、EL測角処理器46は、AZ測角処理器45から送られてくるAZ測角値、測距処理器44から送られてくる距離信号、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号、および、第2受信器32から送られてくるΔELビームに基づきEL測角値を算出し、さらに、この算出したEL測角値に基づき目標高度を算出し、目標情報として外部に送る。
次いで、データ取得が終了したかどうかが調べられる(ステップS17)。このステップS17において、データ取得が終了していないことが判断されると、ステップS11に戻り、次の観測が行われる。一方、データ取得が終了したことが判断されると、処理は終了する。
以上説明した実施例1に係るレーダ装置では、測角時の基準ビームとして、(3)式により選定された基準ビームΣrを用いるように構成したが、目標検出時に基準ビームΣrを用いれば検出性能が向上するので、目標検出後の測角時には、テーブルを削減するために、Σビームを常に用いるように変形することができる。
図8は、この実施例1の変形例に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。この変形例に係るレーダ装置は、上述した実施例1に係るレーダ装置に第4受信器34が追加されて構成されている。以下では、実施例1に係るレーダ装置と相違する部分を中心に説明する。
アンテナ2の給電回路23は、Σビーム、ΔELビームおよびΔAZビームの他にΣuビームを生成し、第4受信器34に送る。第4受信器34は、アンテナ2の給電回路23から送られてくるΣuビームを周波数変換し、さらにデジタル信号に変換して信号処理器4内のEL測角処理器46に送る。
EL測角処理器46は、AZ測角処理器45から送られてくるAZ測角値、測距処理器44から送られてくる距離信号、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号、および、第4受信器34から送られてくるΣEuビームに基づきEL測角値を算出し、さらに、この算出したEL測角値に基づき目標高度を算出し、目標情報として外部に送る。
本発明の実施例2に係るレーダ装置は、測角方式として測角曲線による探索法を用いるものである。図9は、本発明の実施例2に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、実施例1に係るレーダ装置の信号処理器4aに、テーブル作成用パラメータ制御器47および探索用テーブル保存器48が追加されるとともに、EL測角処理器46がEL測角処理器49に変更されて構成されている。以下では、実施例1に係るレーダ装置と相違する部分を中心に説明する。
テーブル作成用パラメータ制御器47は、測距制御器44から送られてくる距離信号で示される目標までの距離毎に、目標高度を算出するためのパラメータを作成する。このテーブル作成用パラメータ制御器47で作成されたパラメータは、探索用テーブル保存器48に送られる。
探索用テーブル保存器48は、テーブル作成用パラメータ制御器47から送られてきたパラメータを含む探索用テーブルを記憶する。この探索用テーブル保存器48に保存されている探索用テーブルの内容は、EL測角処理器46によって読み出される。
EL測角処理器49は、測距処理器44から送られてくる距離信号、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号、および、第2受信器32から送られてくるΔELビームに基づき誤差電圧を算出するとともに、算出した誤差電圧と、探索用テーブル保存器47に格納されている探索用テーブルの誤差電圧とを比較して目標高度を算出する。
次に、上記のように構成される本発明の実施例2に係るレーダ装置の動作を説明する。測角曲線による探索法においては、位相モノパルス測角の場合もスクイント測角の場合も、誤差電圧の観測値と、目標高度を探索するための誤差電圧とを比較して、最も近い値となる目標高度をパラメータ推定して、目標仰角が算出される。
位相モノパルス測角の場合は、探索用のΣビームとΔビームに分けて、次式となる。
Figure 2007278772
ここで、
bsrcσ ; 探索用のΣビーム
bsrcδ ; 探索用のΔビーム
探索用のΣビームbsrcσとしては、(3)式のΣビーム、XuビームおよびXdビームの分だけ用意される。この(9)式を用いて、誤差電圧Esrcは、
Figure 2007278772
ここで、
Re[ ] ; 実数部
* ; 複素共役
となる。テーブル作成用パラメータ制御器47は、反射係数ρ、反射位相φおよび誤差電圧Esrcを、各距離毎に演算し、図10に示すように、パラメータとして探索用テーブル保存器47の探索用テーブルに保存する。この際、角度精度Δθが与えられた場合に、距離R毎の高度ステップ幅Δhを削減するために、次式を用いてΔhを決めることもできる。
Figure 2007278772
ここで、
Δh ; 探索用のテーブルの高度ステップ幅
R ; 探索用テーブルの距離
Δθ ; 許容角度精度
観測値の誤差電圧をEとして、探索法によると、次式によりパラメータ推定を行えば、目標高度ht、反射係数の振幅ρおよび位相φを算出できる。
Figure 2007278772
ここで、
E ; 誤差電圧
Esrc ; 探索に用いる誤差電圧
δe ; 差の許容値
目標高度htより、次式を用いれば、目標の仰角θdを求めることができる。
Figure 2007278772
ここで、
R ; 目標の水平距離
探索の際には、あらかじめ誤差電圧のテーブルを、テーブル作成用パラメータ制御器47により作成し、探索用テーブル保存器48に保存してあるので、観測した誤差電圧Eに最も近い目標高度を抽出する処理を高速化できる。
また、スクイント測角の場合は、探索用に用いる上方ビームと下方ビームに分けて、次式となる。
Figure 2007278772
ここで、
bsrcl ; 探索用のΣビーム
bsrcu ; 探索用のΔビーム
探索用のΣビームbsrclとしては、(3)式のΣビーム、XuビームおよびXdビームの分だけ用意される。この(14)式を用いて、誤差電圧Esrcは、
Figure 2007278772
ここで、
Re[ ] ; 実数部
* ; 複素共役
となる。観測値の誤差電圧をEとして、次式によりパラメータ推定を行えば、目標高度ht、反射係数の振幅ρおよび位相φを算出できる。
Figure 2007278772
目標高度htより、(13)式を用いれば、目標の仰角θdを求めることができる。
次に、上述した実施例2に係るレーダ装置の動作を、図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。図10に示すフローチャートは、位相モノパルス測角の場合とスクイント測角の場合の共通に使用される。
まず、探索用テーブル演算が行われる(ステップS21)。すなわち、テーブル作成用パラメータ制御器47は、測距制御器44から送られてくる距離信号で示される目標までの距離毎に、目標高度を算出するためのパラメータを作成し、探索用テーブル保存器48の探索用テーブルに保存する。
次いで、ビームデータ取得が行われる(ステップS22)。すなわち、図示しないレーダ制御器からの指示に応じて、送信器1は信号を発生してアンテナ2に送る。アンテナ2は、送信器からの信号に応じた送信波を空中に送信するとともに、目標で反射された反射波からΣビーム、ΔELビーム、ΔAZビームおよびΣuビームを生成し、第1受信器31〜第3受信器33をそれぞれ介して信号処理器4aに送る。
次いで、ビーム合成が行われる(ステップS23)。すなわち、ビーム合成器41は、受信器31から送られてくるΣビームおよび受信器32から送られてくるΔELビームから開口分割信号であるXuビームおよびXdビームを生成し、受信器31から受け取ったΣビームとともに最大値選択処理器42に送る。
次いで、ビーム最大値抽出が行われる(ステップS24)。すなわち、最大値選択処理器42は、ビーム合成器41から送られてくるΣビーム、XuビームおよびXdビームの中から最大値を有する信号を選択し、基準ビームΣrを表す信号として目標検出処理器43に送る。目標検出処理器43は、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号を所定のスレッショルドレベルと比較することにより目標を検出し、目標信号として測距処理器44に送る。
次いで、測距が行われる(ステップS25)。すなわち、測距処理器44は、目標検出処理器43から送られてくる目標信号に基づき目標までの距離を算出し、距離信号としてAZ測角処理器45およびEL測角処理器46に送る。
次いで、AZ測角が行われる(ステップS26)。すなわち、AZ測角処理器45は、測距処理器44から送られてくる距離信号、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号、および、受信器33から送られてくるΔAZビームに基づきAZ測角値を算出し、EL測角処理器46に送る。
次いで、誤差電圧演算が行われる(ステップS27)。すなわち、EL測角処理器46は、測距処理器44から送られてくる距離信号、最大値選択処理器42から送られてくる基準ビームΣrを表す信号、および、第2受信器32から送られてくるΔELビームに基づき誤差電圧を算出する。
次いで、誤差電圧と探索用テーブルとの比較が行われる(ステップS28)。すなわち、EL測角処理器46は、ステップS27で算出した誤差電圧と、探索用テーブル保存器47に格納されている探索用テーブルの誤差電圧とを比較する。
次いで、許容値以下であるかどうかが調べられる(ステップS29)。ここで、許容値以下でないことが判断されると、シーケンスはステップS28に戻り、次の高度に対する比較が行われる。一方、許容値以下であることが判断されると、次いで、データ取得が終了したかどうかが調べられる(ステップS30)。このステップS30において、終了していないことが判断されると、ステップS22に戻り、次の観測が行われる。一方、データ取得が終了したことが判断されると、処理は終了する。
以上説明した実施例2に係るレーダ装置では、探索法適用時の基準ビームとして、基準ビームΣrを用いる場合について説明したが、目標検出後の測角時には、探索用テーブルを削減するために、Σビームを常に用いるように構成することができる。
また、反射係数、反射位相については、あらかじめ事前情報があれば、探索範囲を限定するように構成することができ、探索用テーブルの容量の低減と探索処理の高速化が可能になる。
本発明の実施例3に係るレーダ装置は、実施例2に係るレーダ装置において、探索する範囲を限定するようにしたものである。限定方法としては、前回の観測で求められた目標高度htを中心に、所定の範囲内(ht±ΔH)で、探索して目標高度を求める。これにより、誤差電圧の探索用テーブルに類似の値がある場合であっても、より真値に近い誤差電圧用いて、目標高度htを抽出することができる。
本発明は、正確な高度を検出する追尾レーダの測角などに利用可能である。
本発明の実施例1に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置のアンテナで使用される送受信モジュールの詳細な構成を示す図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置で使用されるモノパルスビーム形成の原理を示す図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置が使用されるマルチパス環境をモデル化した図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置における位相モノパルス測角時のビーム形成の様子を示す図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置におけるスクイント測角時のビーム形成の様子を示す図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1の変形例に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係るレーダ装置で使用される探索用テーブルの例を示す図である。 本発明の実施例2に係るレーダ装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 送信器
2 アンテナ
3 受信器
4,4a,4b 信号処理器
21 アンテナ素子
22 送受信モジュール
23 給電回路
41 ビーム形成器
42 最大値選定処理器
43 目標検出処理器
44 測距処理器
45 AZ測角処理器
46 EL測角処理器
47 テーブル作成用パラメータ制御器
48 探索用テーブル保存器
49 EL測角処理器

Claims (3)

  1. 全開口で送信した送信波に対する反射波を受信してΣビームおよびΔビームを生成するアンテナと、
    前記アンテナからのΣビームおよびΔビームを合成することにより前記アンテナの開口面を高さ方向に変えた複数のビームを生成するビーム合成器と、
    前記ビーム合成器で生成された複数のビームの中から最大レベルを有するビームを基準ビームとして選択する最大値選択処理器と、
    前記最大値選択処理器から出力される基準ビームに基づき測角を行って目標高度を出力する測角処理器と、
    を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  2. 距離毎の目標高度をマルチパスモデルの測角の誤差電圧に対応させて記憶した探索用テーブルを備え、
    前記測角処理器は、前記最大値選択処理器から出力される基準ビームに対する他のビームの比率で表される誤差電圧と前記探索用テーブルに格納されている誤差電圧とを比較することにより目標高度を出力することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
  3. 前記測角処理器は、前回の観測において得られた目標高度を中心とする所定の範囲内で前記探索用テーブルを検索して目標高度を出力することを特徴とする請求項2記載のレーダ装置。
JP2006103482A 2006-04-04 2006-04-04 レーダ装置 Expired - Fee Related JP4802031B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006103482A JP4802031B2 (ja) 2006-04-04 2006-04-04 レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006103482A JP4802031B2 (ja) 2006-04-04 2006-04-04 レーダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007278772A true JP2007278772A (ja) 2007-10-25
JP4802031B2 JP4802031B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=38680367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006103482A Expired - Fee Related JP4802031B2 (ja) 2006-04-04 2006-04-04 レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4802031B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009098070A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Toshiba Corp レーダ装置
WO2010137390A1 (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 株式会社 東芝 レーダ装置
JP2010271262A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Toshiba Corp レーダ装置
JP2011089787A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Mitsubishi Electric Corp 追尾装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5163765B2 (ja) * 2011-03-04 2013-03-13 日本電気株式会社 測角装置、レーダ装置、測角方法及び測角プログラム
KR101790864B1 (ko) * 2016-01-28 2017-10-26 영남대학교 산학협력단 주파수 변조 방식의 라이다 센서 시스템에서 멀티패스에 의한 상호 간섭 제거 방법 및 그 장치

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63157507A (ja) * 1986-12-22 1988-06-30 Mitsubishi Electric Corp アンテナ装置
JPH1127043A (ja) * 1997-07-02 1999-01-29 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency アレーアンテナ装置
JPH11118919A (ja) * 1997-10-13 1999-04-30 Nec Corp 目標測角装置及び方法
JP2001264427A (ja) * 2000-03-22 2001-09-26 Toshiba Corp レーダ装置
JP2006019834A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Toshiba Corp アダプティブアンテナ装置
JP2006052977A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Toshiba Corp レーダ装置
JP2006071597A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Toshiba Corp 測高レーダ装置とその測角処理方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63157507A (ja) * 1986-12-22 1988-06-30 Mitsubishi Electric Corp アンテナ装置
JPH1127043A (ja) * 1997-07-02 1999-01-29 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency アレーアンテナ装置
JPH11118919A (ja) * 1997-10-13 1999-04-30 Nec Corp 目標測角装置及び方法
JP2001264427A (ja) * 2000-03-22 2001-09-26 Toshiba Corp レーダ装置
JP2006019834A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Toshiba Corp アダプティブアンテナ装置
JP2006052977A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Toshiba Corp レーダ装置
JP2006071597A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Toshiba Corp 測高レーダ装置とその測角処理方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009098070A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Toshiba Corp レーダ装置
WO2010137390A1 (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 株式会社 東芝 レーダ装置
JP2010271262A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Toshiba Corp レーダ装置
CN101999084A (zh) * 2009-05-25 2011-03-30 株式会社东芝 雷达装置
JP2011089787A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Mitsubishi Electric Corp 追尾装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4802031B2 (ja) 2011-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180088221A1 (en) Multi-radar system
JP5701106B2 (ja) レーダ装置及び該レーダ装置の到来角算出方法
JP6257845B2 (ja) レーザレーダ装置及び風速観測方法
JP4802031B2 (ja) レーダ装置
US8330662B2 (en) Methods and apparatus for determining parameters of an array
JP2011242182A (ja) パッシブレーダシステムおよびパッシブレーダ方法
WO2020196575A1 (ja) レーダ装置及びレンジサイドローブ判定方法
KR101954183B1 (ko) 능동 위상배열 안테나의 원전계 신호 측정 시스템 및 이의 동작 방법
JP6716352B2 (ja) レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法
JP6920032B2 (ja) レーダ装置および角度検出方法
US10634780B2 (en) Electromagnetic wave imaging system and antenna array signal correction method
JP2016138787A (ja) パッシブレーダ装置
JP6044116B2 (ja) レーダ装置、測角方法およびプログラム
JP5247077B2 (ja) 移動目標検出装置
JP2009204420A (ja) 測角装置
KR102195232B1 (ko) 무선 전력 전송 시스템 및 이의 빔포밍 가중치 추정 방법
JP5163765B2 (ja) 測角装置、レーダ装置、測角方法及び測角プログラム
JP6289252B2 (ja) レーダ装置
JP2020016474A (ja) レーダシステム及び信号処理方法
CN106291527B (zh) 基于固定指向天线宽波束测角的雷达装置
JP2007170859A (ja) レーダ装置
JP7172096B2 (ja) レーダ装置、アンテナ特性算出装置、アンテナ特性算出方法、及びプログラム
JP2006329829A (ja) レーダ装置
CN112904305A (zh) LiDAR设备及其操作方法
JP2008164483A (ja) アレーアンテナ及びそのビーム制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110808

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4802031

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees