JPWO2018154691A1 - 対基板作業装置および画像処理方法 - Google Patents

対基板作業装置および画像処理方法 Download PDF

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Abstract

対基板作業装置は、基板を撮像する撮像装置と、各種情報を記憶する記憶装置と、複数の基板に対して所定作業が行われる場合、先頭の基板については、撮像装置により先頭の基板を撮像した撮像画像に対して所定作業に必要な所定の検出対象を検出するための画像処理を行うと共に検出対象の検出に必要な撮像画像内の領域に関する領域情報を取得して記憶装置に記憶する先頭基板用処理を実行し、先頭の基板以外の後続の基板については、撮像装置により後続の基板を撮像した撮像画像において領域情報に基づいて部分的な処理領域を設定し、設定した処理領域に対して画像処理を行う後続基板用処理を実行する画像処理装置と、を備えるものである。

Description

本明細書は、対基板作業装置および画像処理方法を開示する。
従来、部品を基板に実装するなどの基板に対する作業を行う対基板作業装置において、保持した部品の位置や角度などを精度よく取得するために、部品を撮像した画像よりも解像度の高い高解像画像を生成する超解像処理を行うものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この対基板作業装置では、部品の特徴部分を含む処理領域のみに対して超解像処理を行って高解像画像を生成している。
WO2015/049723号公報
しかしながら、近年は基板や部品の小型化に伴って超解像処理の対象も微小なものとなる傾向があり、中には超解像処理によって生成した高解像画像でなければ対象を認識することができない場合がある。その場合、部品など、対象の特徴部分を含む処理領域を、超解像処理の前に特定することが困難となり、画像の全領域を処理領域として超解像処理などの画像処理を行うことになる。そうなると、画像処理の処理時間が必要以上に長くなって、画像処理の効率が低下してしまう。
本開示は、基板に対する作業に必要な画像処理を効率よく行うことを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の対基板作業装置は、基板を撮像する撮像装置と、各種情報を記憶する記憶装置と、所定作業の対象となる複数の前記基板のうち先頭の基板については、前記撮像装置により前記先頭の基板を撮像した先頭画像に対して前記所定作業に必要な所定の検出対象を検出するための画像処理を行うと共に前記検出対象を検出した前記先頭画像内の領域に関する領域情報を取得して前記記憶装置に記憶する先頭基板用処理を実行し、前記所定作業の対象となる複数の前記基板のうち前記先頭の基板以外の後続の基板については、前記撮像装置により前記後続の基板を撮像した後続画像において前記記憶装置に記憶された前記領域情報に基づいて部分的な処理領域を設定し、設定した前記処理領域に対して前記画像処理を行う後続基板用処理を実行する画像処理装置と、を備えることを要旨とする。
本開示の対基板作業装置は、複数の基板のうち先頭の基板については、先頭の基板を撮像した先頭画像に対して所定作業に必要な所定の検出対象を検出するための画像処理を行うと共に検出対象を検出した先頭画像内の領域に関する領域情報を取得して記憶する先頭基板用処理を実行する。また、複数の基板のうち先頭の基板以外の後続の基板については、後続の基板を撮像した後続画像において先頭基板用処理で記憶した領域情報に基づいて部分的な処理領域を設定し、その処理領域に対して画像処理を行う後続基板用処理を実行する。これにより、先頭基板用処理で記憶した領域情報に基づいて後続画像における部分的な処理領域を適切に設定することができる。そして、後続基板用処理では、後続画像の全てを処理領域とすることなく、部分的な処理領域に対して画像処理を行えばよいから、複数の基板に対する作業に必要な画像処理を効率よく行うことができる。
本開示の画像処理方法は、所定作業が行われる基板を撮像した画像に対する画像処理方法であって、(a)前記所定作業の対象となる複数の前記基板のうち先頭の基板を撮像した先頭画像に対して前記所定作業に必要な所定の検出対象を検出するための画像処理を行うステップと、(b)前記ステップ(a)で前記検出対象を検出した前記先頭画像内の領域に関する領域情報を取得するステップと、(c)前記所定作業の対象となる複数の前記基板のうち前記先頭の基板以外の後続の基板を撮像した後続画像において前記ステップ(b)で取得した前記領域情報に基づいて部分的な処理領域を設定するステップと、(d)前記後続画像のうち前記ステップ(c)で設定した処理領域に対して前記所定作業に必要な所定の検出対象を検出するための画像処理を行うステップと、を含むことを要旨とする。
本開示の画像処理方法は、上述した対基板作業装置と同様に、先頭基板用処理で記憶した領域情報に基づいて後続画像における部分的な処理領域を適切に設定することができる。また、後続基板用処理では、後続画像の全てを処理領域とすることなく、部分的な処理領域に対して画像処理を行えばよいから、複数の基板に対する作業に必要な画像処理を効率よく行うことができる。なお、この画像処理方法において、上述した対基板作業装置の種々の態様を採用してもよいし、上述した対基板作業装置の各機能を実現するような構成を追加してもよい。
実装システム10の構成を示す構成図。 実装装置11の構成を示すブロック図。 実装処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 マーク検出処理の一例を示すフローチャート。 1枚目の基板Sに対する画像処理の様子を示す説明図。 2枚目以降の基板Sに対する画像処理の様子を示す説明図。 処理領域SRを調整する様子を示す説明図。
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、実装システム10の構成を示す構成図である。図2は、実装装置11の構成を示すブロック図である。実装システム10は、例えば、部品を基板Sに実装する処理を実行するシステムである。この実装システム10は、部品を基板Sに実装する実装処理を実施する実装装置11と、実装システム10の各装置を管理する管理コンピュータ(PC)50とを備える。実装システム10は、複数の実装装置11が上流から下流に配置されている。図1では、説明の便宜のため実装装置11を1台のみ示す。なお、実装処理とは、部品を基板上に配置、装着、挿入、接合、接着する処理などを含む。また、本実施形態において、左右方向(X軸)、前後方向(Y軸)及び上下方向(Z軸)は、図1に示した通りとする。
実装装置11は、図1,図2に示すように、基板搬送ユニット12と、実装ユニット13と、部品供給ユニット14と、パーツカメラ30と、制御装置40とを備える。基板搬送ユニット12は、基板Sの搬入、搬送、実装位置での固定、搬出を行うユニットである。基板搬送ユニット12は、図1の前後に間隔を開けて設けられ左右方向に架け渡された一対のコンベアベルトを有している。基板Sはこのコンベアベルトにより搬送される。
実装ユニット13は、部品を部品供給ユニット14から採取し、基板搬送ユニット12に固定された基板Sへ配置するものである。実装ユニット13は、ヘッド移動部20と、実装ヘッド22とを備える。ヘッド移動部20は、ガイドレールに導かれてXY方向へ移動するスライダと、スライダを駆動するモータとを備える。実装ヘッド22は、スライダに取り外し可能に装着されており、ヘッド移動部20によりXY方向へ移動する。実装ヘッド22の下面には、1以上の吸着ノズル24が取り外し可能に装着されている。吸着ノズル24は、負圧を利用して部品を採取する採取部材である。実装ヘッド22は、Z軸モータ23を内蔵しており、このZ軸モータ23によってZ軸に沿って吸着ノズル24の高さを調整する。また、実装ヘッド22は、図示しない駆動モータによって吸着ノズル24を回転(自転)させる回転装置を備え、吸着ノズル24に保持(吸着)された部品の角度を調整可能となっている。
この実装ヘッド22(又はスライダ)の下面側には、マークカメラ25が配設されている。マークカメラ25は、実装ヘッド22の移動に伴ってXY方向へ移動する。このマークカメラ25は、基板Sに付された基準マークMを撮像したり、部品供給ユニット14により供給された部品を上方から撮像したりして、その画像を制御装置40へ出力する。
部品供給ユニット14は、実装装置11の手前側から部品を供給するものであり、左右方向(X方向)に並ぶように整列配置されテープによる部品の供給が可能なテープフィーダ15と、トレイによる部品の供給が可能なトレイフィーダ16と、を備える。テープフィーダ15は、部品が所定間隔で収容されたテープが巻回されたリールを備え、リールからテープを引き出すことにより部品を供給する。トレイフィーダ16は、部品が整列して並べられたトレイを用いて部品を供給する。
パーツカメラ30は、実装ヘッド22の吸着ノズル24に吸着された部品を下方から撮像して、その画像を制御装置40へ出力する。
制御装置40は、図2に示すように、CPU41を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶するROM42、各種データを記憶するHDD43、作業領域として用いられるRAM44、外部装置と電気信号のやり取りを行うための入出力インタフェース45などを備える。これらはバス46を介して接続されている。この制御装置40は、基板搬送ユニット12、実装ユニット13、部品供給ユニット14、パーツカメラ30へ制御信号を出力し、実装ユニット13(マークカメラ25)や部品供給ユニット14、パーツカメラ30からの信号を入力する。
管理PC50は、実装システム10の各装置の情報を管理するコンピュータである。管理PC50は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成された制御装置を備えており、この制御装置は、処理プログラムを記憶するROM、各種データを記憶するHDD、作業領域として用いられるRAM、外部装置と電気信号のやり取りを行うための入出力インタフェースなどを備えている。この管理PC50は、作業者が各種指令を入力するキーボード及びマウス等の入力装置52と、各種情報を表示するディスプレイ54とを備える。
以下は、こうして構成された本実施形態の実装システム10の動作、具体的には、実装装置11の実装処理についての説明である。図3は、制御装置40のCPU41により実行される実装処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、制御装置40のHDD43に記憶され、管理PC50の入力装置52などを介した作業者による実装処理の開始指示により実行される。なお、実装装置11は、同一種の複数枚の基板Sに対して実装処理を行うものとする。
このルーチンを開始すると、制御装置40のCPU41は、まず、基板搬送ユニット12により基板Sの搬入処理を行い(S100)、基板Sの基準マークMを検出するための後述のマーク検出処理を実行する(S110)。そして、CPU41は、実装ヘッド22の吸着ノズル24に吸着した部品を基板Sに実装する(S120)。CPU41は、S110のマーク検出処理で検出した基準マークMの位置を基準として、部品の実装位置を補正しながらS120で基板Sへの部品の実装を行う。CPU41は、現在の基板Sに対して実装予定の全ての部品を処理が完了したと判定するまで(S130)、S120の処理を繰り返す。CPU41は、現在の基板Sに対して実装予定の全ての部品の処理を完了したと判定すると、基板搬送ユニット12により基板Sを搬出し(S140)、実装予定の全ての基板Sの処理が完了したか否かを判定する(S150)。CPU41は、全ての基板Sの処理が完了していないと判定すると、S100に戻り処理を繰り返し、全ての基板Sの処理が完了したと判定すると、実装処理ルーチンを終了する。以下は、S110のマーク検出処理の説明である。S110のマーク検出処理の一例として、CPU41が、マルチフレーム再構成型の超解像処理を用いる場合について説明する。マルチフレーム再構成型の超解像処理は、複数の画像から解像度のより高い画像を取得する処理である。図4は、マーク検出処理の一例を示すフローチャートである。図5は、1枚目の基板Sに対する画像処理の様子を示す説明図である。図6は、2枚目以降の基板Sに対する画像処理の様子を示す説明図である。
図4のマーク検出処理では、制御装置40のCPU41は、まず、今回の処理対象の基板Sが、同一種の複数枚の基板Sのうち先頭(1枚目)の基板Sであるか否かを判定する(S200)。CPU41は、先頭の基板Sであると判定すると、マークカメラ25により先頭の基板Sの1つ目の画像である画像A(図5参照)を撮像する(S210)。また、CPU41は、実装ユニット13のヘッド移動部20により実装ヘッド22を僅かに移動させることでマークカメラ25による基板Sの撮像位置をずらしてから、マークカメラ25により先頭の基板Sの2つ目の画像である画像B(図5参照)を撮像する(S220)。画像Bの撮像位置は、CPU41がマルチフレームの超解像処理を実行できるように、例えば画像Aに対して1/Xピクセル(但し1<X、例えばX=2)ずらした位置などとすればよい。なお、図5は、図示の便宜上、1/Xピクセルよりも大きくずらした撮像位置で撮像された画像Bを示す。また、マークカメラ25と基板Sの位置が相対的にずれればよく、基板Sを移動させてもよいし、マークカメラ25(実装ヘッド22)を移動させてもよい。次に、CPU41は、画像A,Bを画像処理して画像Aと画像Bとの位置ずれ量を算出する(S230)。例えば、CPU41は、公知のテンプレートマッチングや位相限定相関法などを用いて画像Aと画像Bの位置ずれ量を算出する。本実施形態では、CPU41は、位相限定相関法を用いて位置ずれ量を算出するものとする。なお、位相限定相関法は、処理対象の画像(ここでは画像A,B)をフーリエ変換し、フーリエ変換したデータにおける位相成分と振幅成分とのうち位相成分のみを用いて相関をとる公知の手法である。また、CPU41は、位置ずれ量の算出に用いた画像Aのフーリエ変換後のデータDaをHDD43に記憶する(S240)。
そして、CPU41は、画像Aと画像Bの位置ずれ量に基づき各画像A,Bの全領域に対して超解像処理を実行し画像Aを基準とした高解像画像を得る(S250,図5参照)。続いて、CPU41は、得られた高解像画像から基準マークMと色(画素値)や形状,画素数などが一致する領域を抽出するなどにより基準マークMを検出するマーク検出処理を行う(S260)。また、CPU41は、S260で検出した高解像画像における基準マークMの位置座標から逆算して画像Aにおける基準マーク位置Maを算出しHDD43に記憶して(S270,図5参照)、マーク検出処理を終了する。例えば、CPU41は、高解像画像におけるNピクセル数分の距離を、画像AにおけるN/Xピクセル数分の距離などと逆算することにより、基準マークMの位置座標から基準マーク位置Maを算出する。このように、CPU41は、先頭(1枚目)の基板Sに対しては、画像Aと画像Bとの2枚の画像を撮像し、これらの画像の全範囲に対して超解像処理を実行して、基準マークMの位置を検出する。また、CPU41は、先頭の基板Sのマーク検出処理を行った際の、1枚目の画像Aのフーリエ変換後のデータDaと画像Aにおける基準マーク位置Maとを記憶する。なお、S210〜S270の処理は、先頭基板用処理に該当する。
また、CPU41は、S200で今回の処理対象の基板Sが、先頭の基板Sではなく2枚目以降の後続の基板Sであると判定すると、マークカメラ25により後続の基板Sの1つ目の画像である画像C(図6参照)を撮像する(S280)。また、CPU41は、実装ユニット13のヘッド移動部20により実装ヘッド22を僅かに移動させることでマークカメラ25による基板Sの撮像位置をずらしてから、マークカメラ25により後続の基板Sの2つ目の画像である画像D(図6参照)を撮像する(S290)。次に、CPU41は、画像C,Dを画像処理して画像Cと画像Dの位置ずれ量を算出する(S300)。CPU41は、S280〜S300の処理を、S210〜S230の処理と同様に行う。
続いて、CPU41は、先頭の基板Sの画像Aのマーク検出処理におけるS240,S270で記憶した画像Aのフーリエ変換後のデータDaと画像Aにおける基準マーク位置MaとをHDD43から読み出して取得する(S310)。そして、CPU41は、先頭の基板Sにおける1つ目の画像Aと今回の処理対象の後続の基板Sにおける1つ目の画像Cとの位置ずれ量を算出する(S320)。本実施形態では、CPU41は、S310で読み出した画像Aのフーリエ変換後のデータDaと、S320で位置ずれ量を算出する際にフーリエ変換した画像Cのフーリエ変換後のデータとを用いて、位相限定相関法により画像A,Cの位置ずれ量を算出する。ここで、画像A,Cは、異なる基板Sを撮像した撮像画像であるが、同一種の基板Sを撮像したものであるため、基板Sに形成された配線パターンや孔などが各画像内に同様に現れることになる。ただし、画像A,Cを撮像する際の基板Sとマークカメラ25との位置関係は、全く同じではなくずれがあるから、画像内に現れる配線パターンや孔の位置もずれることになる。CPU41は、このようなずれを、フーリエ変換したデータから得られる位相成分によって検出することができる。このため、CPU41は、S320では、それらの配線パターンや孔の位置ずれに基づいて、画像Aと画像Cの位置ずれ量を算出する。そして、CPU41は、S310で読み出した画像Aの基準マーク位置Maと、S320で算出した画像A,Cの位置ずれ量とから画像Cにおける基準マークMの大凡の位置である粗位置Mrcを決定する(S330,図6参照)。また、CPU41は、S330で決定した粗位置Mrcに基づいて画像C,Dの部分的な領域を高解像処理の処理領域SRに設定する(S340,図6参照)。なお、処理領域SRは、粗位置Mrcを中心として、例えば基準マークMのマーク径の数倍程度の領域やマーク径に所定のマージンを加えた領域などとすることができる。
ここで、作業者が、例えば管理PC50などから処理領域SRを調整できるようにしてもよい。また、作業者は、粗位置Mrcを中心とせずに粗位置Mrcに対してオフセットした領域を処理領域SRとしたり、領域の大きさを微調整したりしてもよい。図7は、処理領域SRを調整する様子の説明図である。図7Aは、粗位置Mrcを中心として縦横の長さをそれぞれマーク径Dの例えば4倍程度に設定した矩形状の処理領域SRを示す。図7Bは、粗位置Mrcに対して中心位置Cをオフセットした矩形状の処理領域SRを示す。図7Cは、粗位置Mrcを中心として縦横の長さをそれぞれマーク径Dの例えば2倍程度にサイズ調整した矩形状の処理領域SRを示す。この図7では、基準マークMの近傍に、例えば部品やはんだなど基準マークMに色や形状が類似するマーク類似部が存在している場合を示す。その場合、図7Aの処理領域SRでは、処理領域SR内にマーク類似部が含まれるために、マークMを誤検出する可能性がある。一方、図7Bや図7Cの処理領域SRでは、マーク類似部が処理領域SRから外れたものとなっている。このため、マーク類似部が基準マークMの近傍にある場合には、作業者は、図7Bや図7Cのように処理領域SRを調整することで、基準マークMの誤検出を防止することができるようになる。
こうして処理領域SRが設定されると、CPU41は、画像Cと画像Dの位置ずれ量に基づいて各画像C,Dの処理領域SRに対して超解像処理を実行し画像Cの処理領域SRを基準とした高解像画像を得る(S350)。続いて、CPU41は、得られた高解像画像にマーク検出処理を行って基準マークMを検出して(S360)、マーク検出処理を終了する。なお、S280〜S360の処理は、後続基板用処理に該当する。このように、CPU41は、2枚目以降の基板Sに対し、画像Cと画像Dの2枚の画像の処理領域SRに対して超解像処理を実行して、基準マークMを検出する。即ち、CPU41は、画像の全領域ではなく部分的な処理領域SRのみに超解像処理を実行するから、超解像処理の処理負担を軽減してマーク検出処理を迅速に行うことができる。また、CPU41は、先頭の基板Sのマーク検出処理を行った際の、画像Aのフーリエ変換後のデータDaを用いて画像A,Cの位置ずれ量を算出し、算出した位置ずれ量と画像Aにおける基準マーク位置Maとを用いて決定した粗位置Mrcに基づいて処理領域SRを設定するから、基準マークMが含まれる可能性の高い適切な領域を簡易な処理で処理領域SRに設定することができる。したがって、基準マークMを検出するための超解像処理を迅速に行うことができる。このため、実装装置11は、基板Sに付される基準マークMが極小さなものであっても、マークカメラ25自体の解像度を上げることなく、超解像処理により適切に基準マークMを検出することが可能となる。
ここで、本実施形態の構成要素と本開示の対基板作業装置の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のマークカメラ25が本開示の撮像装置に相当し、HDD43が記憶装置に相当し、制御装置40が画像処理装置に相当し、実装装置11が対基板作業装置に相当する。なお、本実施形態では、実装装置11の動作を説明することにより本開示の画像処理方法の一例も明らかにしている。
以上説明した実施形態の実装装置11は、同一種の複数の基板Sに対して実装作業を行う場合、1枚目の先頭の基板Sについては、先頭の基板Sを撮像した画像A,Bに対して実装作業に必要な基準マークMを検出するための超解像処理を行うと共に画像Aにおける基準マーク位置Maを取得してHDD43に記憶する先頭基板用処理を実行する。また、実装装置11は、2枚目以降の後続の基板Sについては、後続の基板Sを撮像した画像C,Dにおいて、基準マーク位置Maに基づいて設定した部分的な処理領域SRに対して超解像処理を行う後続基板用処理を実行する。これにより、実装装置11は、後続基板用処理では、部分的な処理領域SRに対して超解像処理を行えばよく、超解像処理を効率よく行うことができる。また、実装装置11は、先頭基板用処理で記憶した基準マーク位置Maに基づいて部分的な処理領域SRを設定するから、処理領域SRをより適切に設定することができる。また、高解像画像の生成は、複数の撮像画像を用いるために処理に時間が掛かり易いため、部分的な処理領域SRに限定することにより処理時間を軽減する効果が顕著なものとなる。
また、実装装置11は、先頭基板用処理では、画像A,Bの相関をとることで得られた位置ずれ量と画像A,Bとに基づいて超解像処理により高解像画像を生成し、高解像画像から基準マークMを検出すると共に画像Aにおける基準マーク位置Maを取得してHDD43に記憶する。実装装置11は、後続基板用処理では、画像Aと画像Cとの相関をとることで得られた位置ずれ量とHDD43に記憶した基準マーク位置Maとに基づいて画像Cにおける部分的な処理領域SRを設定し、画像C,Dのうち処理領域SRにおける相関をとることで得られた位置ずれ量に基づいて高解像画像を生成して、高解像画像から基準マークMを検出する。これにより、実装装置11は、先頭基板用処理で用いる画像Aと、後続基板用処理で用いる画像Cとに基づく簡易な処理で部分的な処理領域SRを設定して超解像処理を行うことができる。
また、実装装置11は、先頭基板用処理では、画像A,Bにフーリエ変換を行った画像データを用いて位相限定相関法により各画像の位置ずれ量を取得し、フーリエ変換済みの画像AのデータDaをHDD43に記憶する。また、実装装置11は、後続基板用処理では、画像A,Cの相関をとる際に、HDD43に記憶されたデータDaと画像Cにフーリエ変換を施した画像データとを用いる。これにより、実装装置11は、後続基板用処理において画像A,Cの相関をとる際に、HDD43に記憶されたフーリエ変換済みのデータDaを用いればよいから、効率よく行うことができる。
また、実装装置11は、基板Sの上面に付された基準マークMを超解像処理により検出する。ここで、近年の基板Sや部品の小型化に伴って基準マークMも微小なものとなっているため、CPU41はマーク検出のために基板S毎に超解像処理が必要となっている。このため、超解像処理を効率よく行うことによる効果がより顕著なものとなる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、CPU41が、マーク検出処理において、複数の画像から、解像度のより高い画像を取得するマルチフレーム再構成型の超解像処理を用いた場合について説明した。しかし、CPU41は、マーク検出処理に他の超解像処理を用いてもよい。例えば、CPU41は、マーク検出処理において、シングルフレーム再構成型の超解像処理を用いてもよい。シングルフレーム再構成型の超解像処理は、1つの画像A(またはC)から解像度の高い画像を取得する処理である。シングルフレーム再構成型の超解像処理としては、例えば、1つの画像A(またはC)から、仮の高解像度画像が作成され、仮の高解像度画像から撮像時の劣化過程を模倣した劣化画像が作成され、劣化画像と元の画像A(またはC)との誤差が演算され、仮の高解像度画像に対して誤差分の画像修正が行われる演算過程が繰り返されることにより、最終的な高解像度画像が取得される態様などがある。また、CPU41は、マーク検出処理に、学習型超解像処理を用いてもよい。学習型超解像処理としては、例えば、マークカメラ25により撮像される画像と同程度の解像度の画像を教師データとした、事前の学習結果に基づいて、CPU41が解像度の高い画像を推定し取得する態様などがある。CPU41は、学習型超解像処理として、事前の学習結果に基づいて、1つの画像A(またはC)から高解像度画像を推定し取得するシングルフレーム学習型超解像処理を用いてもよい。また、CPU41は、学習型超解像処理として、事前の学習結果に基づいて、複数の画像A,B(またはC,D)から、解像度のより高い画像を取得するマルチフレーム学習型超解像処理を用いてもよい。
上述した実施形態では、フーリエ変換済みの画像AのデータDaをHDD43に記憶したが、これに限られず、画像Cとの相関をとる度に画像Aをフーリエ変換してもよい。ただし、効率的に処理するため、データDaをHDD43に記憶しておくことが好ましい。
上述した実施形態では、先頭の基板Sおよび後続の基板Sにおける1つ目の画像である画像A,Cを用いて処理領域SRを設定したが、これに限られず、先頭の基板Sおよび後続の基板Sにおける2つ目の画像である画像B,Dを用いて処理領域SRを設定してもよい。このようにする場合、先頭基板用処理では、画像Bにおける基準マークMの位置を記憶し、フーリエ変換済みの画像Bのデータを記憶すればよい。
上述した実施形態では、画像処理として超解像処理を例示したが、これに限られず、基板Sを撮像した撮像画像に対する画像処理であれば如何なる処理としてもよい。また、基板Sの基準マークMを検出するための画像処理に限られず、基板Sに付された基準マークM以外のマークや2次元コードなど他の検出対象を検出するとしてもよい。また、基板Sの実装前の画像処理に限られず、基板Sにはんだなどを印刷する印刷前の画像処理としてもよいし、基板Sに部品を実装した後に行われる検査前の画像処理としてもよい。即ち、上述した実施形態では、対基板作業装置として実装装置11を例示したが、基板Sに対して所定作業を行う装置であればよく、基板Sへの印刷を行う印刷装置としてもよいし、基板Sに対する検査を行う検査装置としてもよい。
上述した実施形態では、画像A,B(または画像C,D)の2つの画像に基づいて高解像画像を生成したが、これに限られず、3以上の複数の画像に基づいて高解像画像を生成してもよい。
本開示の対基板作業装置において、前記画像処理は、前記基板および前記撮像装置の位置を相対的にずらして撮像した複数の画像を用いて前記複数の画像よりも解像度の高い高解像画像を生成する超解像処理であるものとしてもよい。このような高解像画像の生成は、複数の画像を用いるために処理時間が長くなる傾向にあるから、部分的な処理領域に限定して処理時間を短縮する効果が顕著なものとなる。
本開示の対基板作業装置において、前記画像処理装置は、前記先頭基板用処理では、前記先頭画像として第1画像および第2画像を含む前記複数の画像を用いて、前記複数の画像の相関をとることで得られた画像間の位置ずれ量に基づいて前記高解像画像を生成し、前記高解像画像から前記所定の検出対象を検出すると共に前記第1画像における前記領域情報を取得して前記記憶装置に記憶し、前記後続基板用処理では、前記後続画像として第3画像および第4画像を含む前記複数の画像を取得し、前記第1画像と前記第3画像との相関をとることにより得られた両画像間の位置ずれ量と前記記憶装置に記憶した前記第1画像における前記領域情報とに基づいて前記第3画像における部分的な処理領域を設定し、前記複数の画像のうち設定した前記処理領域での相関をとることで得られた画像間の位置ずれ量に基づいて前記高解像画像を生成し、前記高解像画像から前記所定の検出対象を検出するものとしてもよい。こうすれば、先頭基板用処理で用いる第1画像と、後続基板用処理で用いる第3画像とを用いて部分的な処理領域を適切に設定することができる。
本開示の対基板作業装置において、前記画像処理装置は、前記先頭基板用処理では、前記第1画像および前記第2画像を含む前記複数の画像に所定の変換処理を施した画像データを用いて前記複数の画像の相関をとり、前記所定の変換処理済みの前記第1画像の画像データを前記記憶装置に記憶しておき、前記後続基板用処理では、前記第1画像と前記第3画像との相関をとる際に、前記記憶装置に記憶された前記所定の変換処理済みの前記第1画像の画像データと前記第3画像に所定の変換処理を施した画像データとを用いるものとしてもよい。こうすれば、後続基板用処理において第1画像と第3画像との相関をとる際に、記憶装置に記憶された所定の変換処理済みの第1画像の画像データを用いればよく第1画像に所定の変換処理を施す必要がないから、効率よく処理することができる。
本開示の対基板作業装置において、前記所定の検出対象は、前記基板の上面に付されたマークであるものとしてもよい。ここで、近年の基板や部品の小型化に伴って、基板の上面に付されたマークが、撮像装置により撮像された画像から検出が困難となるほど微小なものとなる場合がある。その場合、マークを検出するために基板毎に超解像処理が行われるから、画像処理を効率よく行うことによる効果がより顕著なものとなる。
本発明は、基板に対する作業を行う装置に利用可能である。
10 実装システム、11 実装装置、12 基板搬送ユニット、13 実装ユニット、14 部品供給ユニット、15 テープフィーダ、16 トレイフィーダ、20 ヘッド移動部、22 実装ヘッド、23 Z軸モータ、24 吸着ノズル、25 マークカメラ、30 パーツカメラ、40 制御装置、41 CPU、42 ROM、43 HDD、44 RAM、45 入出力インタフェース(入出力I/F)、46 バス、50 管理コンピュータ(管理PC)、52 入力装置、54 ディスプレイ、M 基準マーク、Mrc 粗位置、S 基板、SR 処理領域。

Claims (6)

  1. 基板を撮像する撮像装置と、
    各種情報を記憶する記憶装置と、
    所定作業の対象となる複数の前記基板のうち先頭の基板については、前記撮像装置により前記先頭の基板を撮像した先頭画像に対して前記所定作業に必要な所定の検出対象を検出するための画像処理を行うと共に前記検出対象を検出した前記先頭画像内の領域に関する領域情報を取得して前記記憶装置に記憶する先頭基板用処理を実行し、前記所定作業の対象となる複数の前記基板のうち前記先頭の基板以外の後続の基板については、前記撮像装置により前記後続の基板を撮像した後続画像において前記記憶装置に記憶された前記領域情報に基づいて部分的な処理領域を設定し、設定した前記処理領域に対して前記画像処理を行う後続基板用処理を実行する画像処理装置と、
    を備える対基板作業装置。
  2. 請求項1に記載の対基板作業装置であって、
    前記画像処理は、前記基板および前記撮像装置の位置を相対的にずらして撮像した複数の画像を用いて前記複数の画像よりも解像度の高い高解像画像を生成する超解像処理である
    対基板作業装置。
  3. 請求項2に記載の対基板作業装置であって、
    前記画像処理装置は、
    前記先頭基板用処理では、前記先頭画像として第1画像および第2画像を含む前記複数の画像を用いて、前記複数の画像の相関をとることで得られた画像間の位置ずれ量に基づいて前記高解像画像を生成し、前記高解像画像から前記所定の検出対象を検出すると共に前記第1画像における前記領域情報を取得して前記記憶装置に記憶し、
    前記後続基板用処理では、前記後続画像として第3画像および第4画像を含む前記複数の画像を取得し、前記第1画像と前記第3画像との相関をとることにより得られた両画像間の位置ずれ量と前記記憶装置に記憶した前記第1画像における前記領域情報とに基づいて前記第3画像における部分的な処理領域を設定し、前記複数の画像のうち設定した前記処理領域での相関をとることで得られた画像間の位置ずれ量に基づいて前記高解像画像を生成し、前記高解像画像から前記所定の検出対象を検出する
    対基板作業装置。
  4. 請求項3に記載の対基板作業装置であって、
    前記画像処理装置は、
    前記先頭基板用処理では、前記第1画像および前記第2画像を含む前記複数の画像に所定の変換処理を施した画像データを用いて前記複数の画像の相関をとり、前記所定の変換処理済みの前記第1画像の画像データを前記記憶装置に記憶しておき、
    前記後続基板用処理では、前記第1画像と前記第3画像との相関をとる際に、前記記憶装置に記憶された前記所定の変換処理済みの前記第1画像の画像データと前記第3画像に所定の変換処理を施した画像データとを用いる
    対基板作業装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の対基板作業装置であって、
    前記所定の検出対象は、前記基板の上面に付されたマークである
    対基板作業装置。
  6. 所定作業が行われる基板を撮像した画像に対する画像処理方法であって、
    (a)前記所定作業の対象となる複数の前記基板のうち先頭の基板を撮像した先頭画像に対して前記所定作業に必要な所定の検出対象を検出するための画像処理を行うステップと、
    (b)前記ステップ(a)で前記検出対象を検出した前記先頭画像内の領域に関する領域情報を取得するステップと、
    (c)前記所定作業の対象となる複数の前記基板のうち前記先頭の基板以外の後続の基板を撮像した後続画像において前記ステップ(b)で取得した前記領域情報に基づいて部分的な処理領域を設定するステップと、
    (d)前記後続画像のうち前記ステップ(c)で設定した処理領域に対して前記所定作業に必要な所定の検出対象を検出するための画像処理を行うステップと、
    を含む画像処理方法。
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