JPWO2018150586A1 - 板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法 - Google Patents
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Abstract
簡素な構成で高精度に金属めっき板の板端位置を検出することができる板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法を提供するために、板エッジ検出装置を、金属めっき板1に対向配置され、板幅方向に沿って延びるマーキング光を金属めっき板1の板端1a周辺に向けて照射するライン照明16と、金属めっき板1によるマーキング光の正反射光16Aおよび金属めっき板1の板端1aを含む領域を撮像するカメラ17と、カメラ17により撮像した画像Iに基づいて板端位置xを求めるとともに当該板端位置xの実座標を算出する解析部18Aと、カメラ17を板幅方向に沿って移動させるカメラ駆動部19と、解析部18Aにより求めた板端位置xに基づいて、当該板端位置xが画像Iの板幅方向中央に来るようにカメラ駆動部19を制御する制御部18Bとから構成した。
Description
本発明は、板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法に関する。
溶融金属めっき設備においては、連続的に搬送される鋼板を溶融金属めっき浴中に浸漬させて引き上げた後、該鋼板の両面に対してワイピングノズルからガスジェットを吹き付けて鋼板に余剰に付着した溶融金属を除去している。このような溶融金属めっき設備では、鋼板の両面に対してガスジェットを吹き付ける際、鋼板の板端において、対向するワイピングノズルから噴射されたガスジェットが相互に干渉すると、溶融金属の除去性能が低下して鋼板の板端の板厚が中央部の板厚より厚くなる現象が生じる。
このような問題に対し、鋼板の板端の外側にバッフルプレートを配置し、このバッフルプレートを鋼板の板端に追従させることにより、対向するワイピングノズルから噴射されたガスジェットが相互に干渉することを回避するようにしたガスワイピング装置や、ワイピングノズルに対し、鋼板の板幅方向の両外側に位置する部分をマスクで覆うことによりワイピングノズルから吹き付けられたワイピングガスが鋼板の板幅方向の両外側で衝突することを回避するようにしたものがあり、鋼板の板端の位置を検出することが重要となっている。
従来、鋼板の板端の位置を検出するものとして、CCDリニアイメージセンサを用いて鋼板の両縁部を撮像し、取得した画像の明部と暗部との境界を鋼板の縁部として検出する帯状材の位置検出装置も公知となっている(例えば、下記特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された帯状材の位置検出装置は、溶融金属めっき浴に浸漬されめっき処理された鋼板(以下、金属めっき板と称する)の板端を検出するために用いる場合、溶融金属めっき浴を通った直後の金属めっき板が鏡面状となっていることから、金属めっき板と背景との区別がつきにくく、高精度に金属めっき板のエッジ位置を検出することが難しいという問題があった。
このようなことから本発明は、溶融金属槽中に浸漬され引き上げられた鋼板の板端を簡素な構成で高精度に検出することを可能とした板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明に係る板エッジ検出装置は、
溶融金属槽から引き上げられた鋼板の板端位置を検出する板エッジ検出装置であって、
前記鋼板に対向配置され、板幅方向に沿って延びるマーキング光を前記鋼板側に向けて照射する光源と、
前記鋼板による前記マーキング光の正反射光および前記鋼板の板端を含む領域を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により撮像した画像に基づき前記鋼板により鏡面反射される前記マーキング光の正反射光が途切れる位置を板端位置として求める解析部と、
前記撮像装置を前記鋼板の板幅方向に沿って移動させる駆動機構と、
前記解析部により求めた前記板端位置に基づいて、当該板端位置が前記画像の板幅方向中央に位置するように前記駆動機構を制御して前記撮像装置の位置を調整する制御部と
を備える
ことを特徴とする。
溶融金属槽から引き上げられた鋼板の板端位置を検出する板エッジ検出装置であって、
前記鋼板に対向配置され、板幅方向に沿って延びるマーキング光を前記鋼板側に向けて照射する光源と、
前記鋼板による前記マーキング光の正反射光および前記鋼板の板端を含む領域を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により撮像した画像に基づき前記鋼板により鏡面反射される前記マーキング光の正反射光が途切れる位置を板端位置として求める解析部と、
前記撮像装置を前記鋼板の板幅方向に沿って移動させる駆動機構と、
前記解析部により求めた前記板端位置に基づいて、当該板端位置が前記画像の板幅方向中央に位置するように前記駆動機構を制御して前記撮像装置の位置を調整する制御部と
を備える
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための本発明に係る板エッジ検出方法は、
溶融金属槽から引き上げられた鋼板の板端位置を検出する板エッジ検出方法であって、
前記鋼板に対向配置され、板幅方向に沿って延びるマーキング光を前記鋼板側に向けて照射する光源と、
前記鋼板による前記マーキング光の正反射光および前記鋼板の板端を含む領域を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により撮像した画像に基づき前記鋼板により鏡面反射される前記マーキング光の正反射光が途切れる位置を板端位置として求める解析部と、
前記撮像装置を前記鋼板の板幅方向に沿って移動させる駆動機構と、
を設け、
前記解析部により求めた前記板端位置に基づいて、当該板端位置が前記画像の板幅方向中央に位置するように前記駆動機構を制御して前記撮像装置の位置を調整するようにした
ことを特徴とする。
溶融金属槽から引き上げられた鋼板の板端位置を検出する板エッジ検出方法であって、
前記鋼板に対向配置され、板幅方向に沿って延びるマーキング光を前記鋼板側に向けて照射する光源と、
前記鋼板による前記マーキング光の正反射光および前記鋼板の板端を含む領域を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により撮像した画像に基づき前記鋼板により鏡面反射される前記マーキング光の正反射光が途切れる位置を板端位置として求める解析部と、
前記撮像装置を前記鋼板の板幅方向に沿って移動させる駆動機構と、
を設け、
前記解析部により求めた前記板端位置に基づいて、当該板端位置が前記画像の板幅方向中央に位置するように前記駆動機構を制御して前記撮像装置の位置を調整するようにした
ことを特徴とする。
本発明に係る板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法によれば、溶融金属槽中に浸漬され引き上げられた鋼板の板端を簡素な構成で高精度に検出することができる。
以下、図面を用いて本発明に係る板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法について説明する。
図1から図9を用いて本発明の実施例1に係る板エッジ検出装置の詳細を説明する。
図1に示すように、本実施例の溶融金属めっき設備において、連続的に搬送される鋼板1’は溶融金属めっき浴(溶融金属槽)11内に貯留された高温の溶融金属12中に浸漬された後、溶融金属めっき浴11内に配設されたシンクロール13によって鉛直上方に搬送方向を転換され、上方に引き上げられる。その後、めっき処理された鋼板(以下、金属めっき板と称する)1は、制振装置14によって振動を抑制され板端部の反りを矯正された状態で、ワイピング装置15から噴出されるガスにより余剰に付着した溶融金属を除去される。
ここで、本実施例において制振装置14は、上下対でかつ金属めっき板1の板幅方向に複数個配設された電磁石141および渦電流式の変位センサ(板形状センサ)142を備え(図2参照)、ワイピング装置15の上方に配置されている。この制振装置14は、板幅方向および金属めっき板1に対して近接・離反する方向に移動可能に構成されており、金属めっき板1の反りを低減するために適した位置に位置付けられるように、後述する板エッジ検出装置によって検出した幅方向端部(以下、板端)1aの位置に基づいて板幅方向の位置を制御される。
また、ワイピング装置15は、ワイピングノズル151およびノズルマスク152(図17等参照)を備えている。ワイピングノズル151は、溶融金属めっき浴11から出て上方に向けて走行する金属めっき板1の表,裏面にガスを吹き付けてめっき付着量を制御する。また、ノズルマスク152は、ワイピングノズル151から噴出されたワイピングガスが金属めっき板1の板幅方向の両外側で衝突することを回避するように、ワイピングノズル151の金属めっき板1の板幅方向の両外側に位置する部分をシールする。このノズルマスク152は、板幅方向に沿って移動可能に構成されており、後述する板エッジ検出装置によって検出した板端1aの位置に基づいて板幅方向の位置を制御される。
さらに本実施例において、溶融金属めっき設備には、図1および図2に示すように板エッジ検出装置としてライン照明(光源)16と、カメラ(撮像装置)17と、演算装置18と、カメラ駆動機構(駆動機構)19とが設けられている。
ライン照明16は、複数のLED161を一列に並べ図示しない拡散板によってライン状の照明光(以下、マーキング光)が得られるように構成されたものである。ライン照明16は、マーキング光の長手方向が金属めっき板1の板幅方向に沿うように、かつ少なくとも金属めっき板1の板端1aを含む所定範囲にマーキング光が照射されるようにその長さ及び位置を設定されている。
カメラ17は、金属めっき板1に対してライン照明16と同じ側であってライン照明16とは異なる高さに、少なくとも金属めっき板1によって鏡面反射されたマーキング光の正反射光16Aおよび金属めっき板1の板端1aを撮像するように設置されている。カメラ17は、例えばCCDカメラであり、図3(b)及び図4(b)に一例を示すように、金属めっき板1によって鏡面反射されたマーキング光の正反射光16Aのみが画像I上に明部として現れるように露光時間を設定されているものとする。なお、図3および図4中に示す17Aはカメラ17の視野、17Bはカメラ17の光軸である。このカメラ17は金属めっき板1の両端にそれぞれ対応して設けられる。
また、演算装置18は、解析部18Aと制御部(調整部)18Bとを含んで構成されている。
解析部18Aは、カメラ17によって金属めっき板1を撮像した画像Iから金属めっき板1の板端位置xを求める。すなわち、カメラ17によって金属めっき板1を撮像した画像Iには、板端位置xが、板幅方向で正反射光16Aが途切れる位置として現れる。解析部18Aは、この画像I中の正反射光16Aが途切れる位置を板端位置xとして検出する。さらに、検出した板端位置xを既知の手法により実座標に変換し、金属めっき板1の実際の板端1aの位置を求める。
なお、本実施例において解析部18Aでは、カメラ17から金属めっき板1までの距離として予め想定した距離(以下、想定距離という)dを用いて、画像I中の金属めっき板1の板端位置xを実座標に変換するものとする。
また、制御部18Bは、解析部18Aにより検出した画像I中の板端位置xに基づいてこの板端位置xを画像Iの板幅方向中央(図3(b)、図4(b)中にcで示す位置)に近づけるように、換言すると、カメラ17が板端1aの正面に来るように(光軸17Bと板端1aの板幅方向の位置が一致するように)、カメラ駆動機構19を制御してカメラ17を移動させる。
カメラ駆動機構19は、カメラ17を板幅方向に沿って移動させる。
以下に、図5を用いて本実施例における板エッジ計測処理の流れを簡単に説明する。
図5に示すように、本実施例において板エッジの計測を行う場合は、まず、カメラ17により金属めっき板1を撮像し(ステップS1)、解析部18Aにより撮像した画像Iに基づいて画像I上の正反射光16Aが途切れる位置を板端位置xとして検出する(ステップS2)。続いて、同じく解析部18Aにより、ステップS2で検出した板端位置xが画像Iの板幅方向中央に位置しているか否かを判定する(ステップS3)。
図5に示すように、本実施例において板エッジの計測を行う場合は、まず、カメラ17により金属めっき板1を撮像し(ステップS1)、解析部18Aにより撮像した画像Iに基づいて画像I上の正反射光16Aが途切れる位置を板端位置xとして検出する(ステップS2)。続いて、同じく解析部18Aにより、ステップS2で検出した板端位置xが画像Iの板幅方向中央に位置しているか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS3による判定の結果、例えば、図3(b)に示すように正反射光16Aが途切れる位置が画像Iの板幅方向中央に位置していないと判定された場合(NO)は、ステップS5に移行して画像上の正反射光16Aが途切れる位置が画像Iの板幅方向中央側へ移動するように(カメラ17の光軸17Bが板端1aの正面側に移動するように)制御部18Bによりカメラ駆動機構19を制御してカメラ17を移動させ、ステップS1に戻る。このようにして、板端1aが画像I上の板幅方向中央に位置するまでカメラ17を移動させる。一方、ステップS3による判定の結果、図4(b)に示すように正反射光16Aの端部が画像Iの板幅方向中央に位置していると判定された場合(YES)は、ステップS4に移行して板端1aの位置を確定する。
以上の処理を繰り返し行う。
以上の処理を繰り返し行う。
なお、このとき図6(b)に示すようにカメラ17によって撮像した画像I中に正反射光16Aが映っていない場合には、図6(a)に示すように、カメラ17の光軸17Bが板端1aに対して板幅方向外側(板幅方向中央側とは反対側)にあるとみなし、制御部18Bによりカメラ駆動機構19を制御してカメラ17を板幅方向中央側へ移動させればよい。
また、図7(b)に示すようにカメラ17によって撮像した画像I中に板幅方向全体にわたって正反射光16Aが映っている場合には、図7(a)に示すように、カメラ17の光軸17Bが板端1aに対して板幅方向中央側にあるとみなし、制御部18Bによりカメラ駆動機構19を制御してカメラ17を板幅方向外側へ移動させればよい。
また、図7(b)に示すようにカメラ17によって撮像した画像I中に板幅方向全体にわたって正反射光16Aが映っている場合には、図7(a)に示すように、カメラ17の光軸17Bが板端1aに対して板幅方向中央側にあるとみなし、制御部18Bによりカメラ駆動機構19を制御してカメラ17を板幅方向外側へ移動させればよい。
以上に説明したように、本実施例では、カメラ17によって正反射光16Aを撮像した画像Iを処理して正反射光16Aが板幅方向で途切れる位置を板端位置xとして検出し、この板端位置xが画像Iの板幅方向中央に位置するようにカメラ17の位置を調整する構成とした。これにより、板端1aの正面にカメラ17が位置した状態で撮像した画像I中の板端位置xに基づいて板端1aの実際の位置を確定することが可能となった。
ここで、図8に示すように、カメラ17から金属めっき板1までの距離を想定距離d(固定値)として板端1aの実際の位置を求める場合、想定距離dとカメラ17から金属めっき板1までの実際の距離Dとが異なると、カメラ17によって撮像した正反射光16Aの画像I上の位置xに基づいて検出される板端1aの位置と実際の板端1aの位置との間に計測誤差eが生じてしまう場合がある。
これに対して、本実施例では、光軸17Bの板幅方向の位置を板端1aと(ほぼ)一致させることで、図9に示すように、カメラ17が板端1aの正面にある場合の計測誤差eを、図9に示す光軸17Bと板端1aとの板幅方向の位置がずれている場合の計測誤差eに比較して小さくすることができる。
このように、本実施例に係る板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法によれば、常に板エッジ1aの正面にカメラ17が位置した状態で金属めっき板1の板端位置xの計測を行うことができるため、計測誤差が低減し高精度に板端1aの位置を求めることが可能になる。
また、制振装置14は、金属めっき板1の反りを軽減し、かつ、振動を抑制するので、ライン照明16とカメラ17と金属めっき板1との位置関係を安定させることができ、正確なエッジ位置を検出しやすくなる。
図10から図14を用いて本発明の実施例2に係る板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法について詳細を説明する。
図10に示すように、本実施例は、実施例1のライン照明16に代えてライン照明20を適用するものである。
ライン照明20は、実施例1で説明したライン照明16と同様に、マーキング光の長手方向が金属めっき板1の板幅方向に沿うように設定されている一方、ライン照明16に比較してマーキング光を照射する板幅方向の長さを短くしたものである。このライン照明20は、カメラ駆動機構19によりカメラ17と一体的に金属めっき板1の板幅方向に沿って移動するように構成されている。
ライン照明20は、実施例1で説明したライン照明16と同様に、マーキング光の長手方向が金属めっき板1の板幅方向に沿うように設定されている一方、ライン照明16に比較してマーキング光を照射する板幅方向の長さを短くしたものである。このライン照明20は、カメラ駆動機構19によりカメラ17と一体的に金属めっき板1の板幅方向に沿って移動するように構成されている。
また、本実施例において解析部18Aは、図11および図12に示すように、カメラ17によって撮像した画像I中に設定した計測範囲Iaに対して画像処理を行うものとする。すなわち、図11に示すように正反射光20Aが途切れる位置が画像Iの板幅方向中央に位置していない場合は、計測範囲Ia上の正反射光20Aが途切れる位置が画像Iの板幅方向中央側へ移動するように制御部18Bによりカメラ駆動機構19を制御して板端1aが画像I上の板幅方向中央に位置するまでカメラ17を移動させる。一方、図12に示すように正反射光20Aの端部が画像Iの板幅方向中央に位置している場合は、板端1aの位置を確定する。
また、計測範囲Ia中に正反射光20Aが映っていない場合には、カメラ17の光軸17Bが板端1aに対して板幅方向外側(板幅方向中央側とは反対側)にあるとみなして制御部18Bによりカメラ駆動機構19を制御してカメラ17を板幅方向中央側へ移動させればよい。
また、計測範囲Ia中に板幅方向全体にわたって正反射光20Aが映っている場合には、カメラ17の光軸17Bが板端1aに対して板幅方向中央側にあるとみなし、制御部18Bによりカメラ駆動機構19を制御してカメラ17を板幅方向外側へ移動させればよい。
その他の構成は上述した実施例1と同様であり、以下、重複する説明は省略する。
また、計測範囲Ia中に板幅方向全体にわたって正反射光20Aが映っている場合には、カメラ17の光軸17Bが板端1aに対して板幅方向中央側にあるとみなし、制御部18Bによりカメラ駆動機構19を制御してカメラ17を板幅方向外側へ移動させればよい。
その他の構成は上述した実施例1と同様であり、以下、重複する説明は省略する。
ここで、カメラ17の位置を固定した場合、金属めっき板1によって反射されるマーキング光の正反射光16Aをカメラ17によって確実に撮像するためには、図13に示すライン照明16のように、金属めっき板1の板端1aの板幅方向の位置が変化してもカメラ17によって正反射光16Aを撮像することができるように、板端1aが移動する範囲に応じて板幅方向の長さを設定する必要がある。
これに対し、本実施例に係る板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法によれば、カメラ17を板端1aに追従させるため、図10に示す上述したライン照明20のように図13に示すライン照明16に比較して板幅方向の長さを短くしても、視野17Aの中央付近の板端1aでの正反射光をカメラ17によって撮像することができる。そのため、実施例1に比較して光源のコストを低減することができる。また、画像I中に計測範囲Iaを設け、この計測範囲Ia内の画像を解析して板端1aの位置を求めるようにしたため、より簡単に板端位置xを検出する処理を行うことができる。
図14から図16を用いて本発明の実施例3に係る板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法について詳細を説明する。
本実施例は、実施例1または実施例2と比較して、カメラ駆動機構19に代えて、駆動機構として、制振装置14を利用するものである。具体的には、図14に示すように、カメラ17を制振装置14のフレーム上面に固定し、制御部18Bにより制振装置14の移動を制御することによりカメラ17を板幅方向に沿って移動させる。
ここで、カメラ17は、制振装置14が金属めっき板1の反りを低減するために適した位置にあるときに、板端1aの正面に位置するように制振装置14の基体上面に固定される。
具体的には、電磁石141の鉄心の板幅方向外側の端部が板端1aに一致している状態で、光軸17Bが、電磁石141の鉄心中央141Aから電磁石141の鉄心の横幅wと等しい距離だけ板幅方向外側に離れた範囲以内に固定されるようにすれば好適である。
さらに、光軸17Aが、電磁石141の鉄心中央141Aから電磁石141の横幅wの1/2だけ板幅方向外側に離れた範囲以内に固定されるようにすればより好適である。
具体的には、電磁石141の鉄心の板幅方向外側の端部が板端1aに一致している状態で、光軸17Bが、電磁石141の鉄心中央141Aから電磁石141の鉄心の横幅wと等しい距離だけ板幅方向外側に離れた範囲以内に固定されるようにすれば好適である。
さらに、光軸17Aが、電磁石141の鉄心中央141Aから電磁石141の横幅wの1/2だけ板幅方向外側に離れた範囲以内に固定されるようにすればより好適である。
また、上述した実施例1および実施例2では、カメラ17の焦点距離を想定距離d(固定値)としたのに対し、本実施例では、カメラ17を制振装置14と一体的に移動させるようにしたため、カメラ17から金属めっき板1までの距離として、変位センサ142を利用して計測した距離を利用することができる。
ただし、制振装置14を稼動させる前であって、制振装置14と金属めっき板1との実際の距離Dが変位センサ142の距離測定上限d1より離れている状態にあっては、図15に示すように、カメラ17から金属めっき板1までの距離を実際の距離Dに代えて距離測定上限d1と仮定し、画像中の金属めっき板1の板端位置xを求めるものとする。
これは、想定距離を距離測定上限d1とすることにより、図16に示すように、カメラ17から金属めっき板1までの想定距離を距離測定上限d1より小さい値d2と設定した場合に比較して、変位センサ142で計測することができない遠距離にある金属めっき板に対して、実際の板端1aの位置と解析部18Aによって求めた板端位置xとの計測誤差を小さくすることができるためである。
これは、想定距離を距離測定上限d1とすることにより、図16に示すように、カメラ17から金属めっき板1までの想定距離を距離測定上限d1より小さい値d2と設定した場合に比較して、変位センサ142で計測することができない遠距離にある金属めっき板に対して、実際の板端1aの位置と解析部18Aによって求めた板端位置xとの計測誤差を小さくすることができるためである。
その他の構成は上述した実施例1または実施例2と同様とし、以下、重複する説明は省略する。
このように構成される本実施例に係る板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法によれば、実施例1による効果に加え、カメラ17を移動させるための装置を省略することができる。また、制振装置14のフレームを板端1aに追従するように制御することが可能になるため実施例1に比較して、制振装置14のフレームの位置を別途検出する必要がなく、制振装置14の校正が容易になる。
図17から図19を用いて本発明の実施例4に係る板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法について詳細を説明する。
図18および図19に示すように、本実施例は、上述した実施例1から実施例3のいずれかの実施例において、ノズルマスク152の原点と制振装置14の原点とをそれぞれノズルマスク原点OM,制振装置原点OEとして個別に設定し、ノズルマスク152の位置、制振装置14の位置を制御するようにしたものである。
より具体的に説明すると、本実施例においてはまず、スプラッシュが生じない位置にノズルマスク152を移動させ、このときのノズルマスク152の位置m0および制振装置14の位置e0を基準位置として記録しておく。そして、制御時には、制振装置原点OEから板端1aまでの距離をe、ノズルマスク原点OMからノズルマスク152までの最適な距離をm、板端1aの移動量e’をe’(=e−e0)としたときに、距離mがm=m0+(e−e0)となるようにノズルマスク152の位置を制御する。
その他の構成は上述した実施例1、実施例2または実施例3と同様とし、以下、重複する説明は省略する。
ここで、従来の制振装置14とノズルマスク152との板幅方向の位置は、図17に示すように共通原点Oを設定し、この共通原点Oがそれぞれ原点となるように制振装置14の位置とノズルマスク152の位置とを校正するようにしていた。具体的には、共通原点Oに対するカメラ17(制振装置14)の位置をe、板端1aからノズルマスク152までの最適な距離をdSとした場合に、共通原点Oからノズルマスク152までの距離mを、m=e+dSとしてノズルマスク152の位置を制御していた。
ところが、制振装置14は金属めっき板1の板幅方向中心を基準として制御するのが好適であり、ノズルマスク152は金属めっき板1の板端1aからの距離を基準として制御するのが好適であって、従来の構成では、共通原点を設定することが困難、すなわち、制振装置14の原点とノズルマスク152の原点の誤差が大きくなり、制振装置14およびノズルマスク152の双方を高精度に制御することが難しかった。
ところが、制振装置14は金属めっき板1の板幅方向中心を基準として制御するのが好適であり、ノズルマスク152は金属めっき板1の板端1aからの距離を基準として制御するのが好適であって、従来の構成では、共通原点を設定することが困難、すなわち、制振装置14の原点とノズルマスク152の原点の誤差が大きくなり、制振装置14およびノズルマスク152の双方を高精度に制御することが難しかった。
これに対し、本実施例に係る板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法によれば、動きが異なる制振装置14とノズルマスク152の原点をそれぞれ設定することが可能となり、制振装置14およびノズルマスク152の零点補正をそれぞれ高精度に行うことが可能になる。
図20および図21を用いて本発明の実施例5に係る板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法について詳細を説明する。
本実施例は、上述した実施例1から実施例4のいずれかの実施例において、カメラ17の位置を修正する際の移動を利用し、ステレオ法を用いてカメラ17から金属めっき板1までの距離を求めるようにしたものである。
すなわち、本発明においてカメラ17を板端1aの正面に移動させる際には、カメラ17の板幅方向の位置の違いにより、画像I中での板端位置xが異なる(「視差」がある)複数の画像Iを撮像することができる。
そこで、本実施例では解析部18Aでこの視差および各画像Iを撮像したカメラ17の板幅方向の位置に基づいて、ステレオ法により、金属めっき板1からカメラ17までの距離を求め、求めた距離を板幅方向の板端位置xの算出に用いる。
そこで、本実施例では解析部18Aでこの視差および各画像Iを撮像したカメラ17の板幅方向の位置に基づいて、ステレオ法により、金属めっき板1からカメラ17までの距離を求め、求めた距離を板幅方向の板端位置xの算出に用いる。
具体的には、図20および図21に示すように、カメラ17を板端1aの正面に移動させるまでの間の時刻T1,T2におけるカメラ17の板幅方向の位置と、カメラ17によって時刻T1,T2に撮像した二つの画像IT1,IT2から得られる板端位置xT1,xT2)とを利用して、ステレオ法によりカメラ17から金属めっき板1までの距離を求める。
その他の構成は上述した実施例1から実施例4のいずれかの実施例において説明したものと概ね同様であり、重複する説明は省略する。
このように構成される本実施例に係る板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法によれば、カメラ17を移動させつつカメラ17によって時間差をおいて撮像した画像IT1,IT2を用い、いわゆるステレオ法に基づいて、金属めっき板1の板厚方向の位置情報を取得することができるため、より高精度に金属めっき板1の板端1aの位置を計測することができる。
本発明は、板エッジ検出装置及び板エッジ検出方法に適用することができる。
1 金属めっき板
1’ 鋼板
1a 板端位置
11 溶融金属めっき浴
12 溶融金属
13 シンクロール
14 制振装置
141 電磁石
142 変位センサ
15 ワイピング装置
151 ワイピングノズル
152 ノズルマスク
16 ライン照明
16A 正反射光
17 カメラ
17A 視野
17B 光軸
18 演算装置
18A 解析部
18B 制御部
19 カメラ駆動機構
20 ライン照明
1’ 鋼板
1a 板端位置
11 溶融金属めっき浴
12 溶融金属
13 シンクロール
14 制振装置
141 電磁石
142 変位センサ
15 ワイピング装置
151 ワイピングノズル
152 ノズルマスク
16 ライン照明
16A 正反射光
17 カメラ
17A 視野
17B 光軸
18 演算装置
18A 解析部
18B 制御部
19 カメラ駆動機構
20 ライン照明
Claims (10)
- 溶融金属槽から引き上げられた鋼板の板端位置を検出する板エッジ検出装置であって、
前記鋼板に対向配置され、板幅方向に沿って延びるマーキング光を前記鋼板側に向けて照射する光源と、
前記鋼板による前記マーキング光の正反射光および前記鋼板の板端を含む領域を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により撮像した画像に基づき前記鋼板により鏡面反射される前記マーキング光の正反射光が途切れる位置を板端位置として求める解析部と、
前記撮像装置を前記鋼板の板幅方向に沿って移動させる駆動機構と、
前記解析部により求めた前記板端位置に基づいて、当該板端位置が前記画像の板幅方向中央に位置するように前記駆動機構を制御して前記撮像装置の位置を調整する制御部と
を備えることを特徴とする板エッジ検出装置。 - 前記解析部が、前記画像に対して予め設定された計測範囲内の画像に基づいて前記板端位置を求める
ことを特徴とする請求項1記載の板エッジ検出装置。 - 前記解析部が、前記撮像装置によって板幅方向の異なる位置で撮像した二つの画像に基づき、ステレオ法により前記撮像装置から前記鋼板までの距離を求める
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の板エッジ検出装置。 - 前記鋼板の振動を抑制すると共に板端部の反りを矯正するための電磁石を具備する制振装置をさらに備え、
前記制御部は、前記制振装置の板幅方向の位置を、前記解析部により求めた前記板端位置に基づいて制御する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の板エッジ検出装置。 - 前記駆動機構は、前記制振装置である
ことを特徴とする請求項4に記載の板エッジ検出装置。 - 前記撮像装置は、その光軸の板幅方向の位置が、板幅方向に対して前記電磁石の鉄心の中心から前記鋼板の板端側であって前記鉄心の板幅方向の幅の範囲内となるように前記制振装置に固定される
ことを特徴とする請求項5記載の板エッジ検出装置。 - 前記撮像装置は、その光軸の板幅方向の位置が、板幅方向に対して前記電磁石の鉄心の中心から前記鋼板の板端側であって前記鉄心の板幅方向の幅の半分の範囲内となるように前記制振装置に固定される
ことを特徴とする請求項5記載の板エッジ検出装置。 - 前記制御部は、
前記画像の計測範囲内に板幅方向全体にわたって前記マーキング光の正反射光が撮像されている場合は、前記撮像装置が板幅方向の中央とは反対側へ移動するように前記駆動機構を制御し、
前記画像の計測範囲内に前記マーキング光の正反射光が撮像されていない場合は、前記撮像装置が板幅方向の中央側へ移動するように前記駆動機構を制御する
ことを特徴とする請求項2から請求項7のいずれかに記載の板エッジ検出装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の板エッジ検出装置と、
ワイピングノズルおよび当該ワイピングノズルの開口端の板幅方向の位置を調整するノズルマスクを有するワイピング装置と
を備え、
前記制御部は、前記板端位置に基づき前記ノズルマスクの板幅方向の位置を制御する
ことを特徴とする溶融金属めっき設備。 - 溶融金属槽から引き上げられた鋼板の板端位置を検出する板エッジ検出方法であって、
前記鋼板に対向配置され、板幅方向に沿って延びるマーキング光を前記鋼板側に向けて照射する光源と、
前記鋼板による前記マーキング光の正反射光および前記鋼板の板端を含む領域を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により撮像した画像に基づき前記鋼板により鏡面反射される前記マーキング光の正反射光が途切れる位置を板端位置として求める解析部と、
前記撮像装置を前記鋼板の板幅方向に沿って移動させる駆動機構と、
を設け、
前記解析部により求めた前記板端位置に基づいて、当該板端位置が前記画像の板幅方向中央に位置するように前記駆動機構を制御して前記撮像装置の位置を調整するようにした
ことを特徴とする板エッジ検出方法。
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