JPWO2018146852A1 - 内視鏡用湾曲部、内視鏡用湾曲部の湾曲駒、内視鏡、内視鏡用湾曲部の湾曲駒用の射出成形型 - Google Patents

内視鏡用湾曲部、内視鏡用湾曲部の湾曲駒、内視鏡、内視鏡用湾曲部の湾曲駒用の射出成形型 Download PDF

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Abstract

湾曲駒33は、内周面33nと外周面33gとが形成されるとともに所定の長さN1を有する環状の肉部33mと、牽引ワイヤが挿通される貫通孔33u、33d、33r、33lが形成された、肉部33mが第1の肉厚M1を有する複数のワイヤ挿通部33yと、長手軸周りRにおける複数のワイヤ挿通部33y間の肉部33mにおいて、第1の肉厚M1よりも薄く形成された第2の肉厚M2を有する薄肉部33hと、長手軸周りRにおける複数のワイヤ挿通部33y間の薄肉部33yとは異なる部位の肉部33mであって、第2の肉厚M2よりも厚い第3の肉厚M3に形成された厚肉部33aと、を具備する。

Description

本発明は、長手軸方向に面する端部に設けられた当接部が互いに当接するとともに互いに回動自在である複数の湾曲駒を備え、複数の湾曲駒が長手軸方向に沿って連設された内視鏡用湾曲部に関する。
近年、内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。内視鏡は、細長い挿入部を被検体内に挿入することにより、被検体内の被検部位の観察や処置等を行うことができる。
また、内視鏡の挿入部における長手軸方向の先端側(以下、単に先端側と称す)に、例えば複数方向に湾曲自在な内視鏡用湾曲部(以下、単に湾曲部と称す)が設けられた構成が周知である。
湾曲部は、管路内の屈曲部における挿入部の進行性を向上させる他、挿入部において、湾曲部よりも挿入部の長手軸方向の前方(以下、単に前方と称す)に位置する先端部に設けられた観察光学系の観察方向を可変させる。
また、湾曲部は、それぞれ長手軸方向に沿って所定の長さを有するとともに環状の肉部を有する複数の湾曲駒から構成されている。
湾曲部としては、複数の湾曲駒の長手軸方向において隣り合う湾曲駒同士が、湾曲部を上下方向に湾曲させる複数の回動自在なリベットと湾曲部を左右方向に湾曲させる複数の回動自在なリベットとを介して連結されることにより、上下左右の4方向に湾曲自在となる構成が周知である。
具体的には、長手軸方向に沿って隣り合う湾曲駒において、第1の湾曲駒と第2の湾曲駒とが一対の第1のリベットを介して連結され、第2の湾曲駒と第3の湾曲駒とが第1のリベットから湾曲部の長手軸周りに90°ずれて位置する一対の第2のリベットを介して連結され、第3の湾曲駒と第4の湾曲駒とが一対の第1のリベットを介して連結され、第4の湾曲駒と第5の湾曲駒とが一対の第2のリベットを介して連結され…といったように、長手軸方向に沿って第1のリベットと第2のリベットとを交互に用いて複数の湾曲駒が長手軸方向に連結されることにより、湾曲部が上下左右の4方向に湾曲自在な構成が周知である。
尚、挿入部内には、複数の湾曲駒の長手軸方向に平行な中心軸を挟んで対向するよう長手軸方向の前後に移動自在であるとともに、複数の湾曲駒の内、最も先端側に位置する湾曲駒に長手軸方向の先端(以下、単に先端と称す)が固定された2対、即ち4本のワイヤが挿通されている。
4本の牽引ワイヤ(以下、単にワイヤと称す)のいずれかが内視鏡の操作部から牽引操作されることにより、湾曲部は上下左右のいずれかの方向に湾曲自在となっている。
また、湾曲部においては、長手軸方向に隣り合う湾曲駒同士が一対の第1のリベットまたは一対の第2のリベットにより連結されるとともに、挿入部内に挿通された1対、即ち2本のワイヤにより、上下いずれかの方向または左右いずれかの方向の2方向に湾曲自在な構成も周知である。
ここで、医療分野に用いられる内視鏡において、例えば腎盂尿管鏡のような5mmまたは3mm以下となる小径の挿入部が要求される構成においては、湾曲部の外径の制約上、湾曲部は2方向湾曲構造が採用されるのが主流である。
しかしながら、湾曲部は4方向湾曲構造を有している方が内視鏡の操作性が向上するため、湾曲部に4方向湾曲構造を採用したい要望がある。
ところが、上述したような第1リベット及び第2リベットを用いた構成においては、各リベットを用いる分だけ湾曲部の小径化が難しくなってしまうといった問題があった。
このような問題に鑑み、日本国特開2005−7068号公報には、湾曲部の小径化を実現するため、長手軸方向に面する端部に設けられた当接部が互いに当接するとともに互いに回動自在である複数の湾曲駒が、長手軸方向に沿って連設され、各湾曲駒の環状の肉部を4本のワイヤが貫通するリベットレス構造を有する湾曲部の構成が開示されている。
ところで、日本国特開2005−7068号公報に開示されたようなリベットレス構造を有する湾曲部においては、小径化を図るため、複数の湾曲駒の外周に被覆される既知のブレードが除去された構成が周知である。
さらに、湾曲駒の加工費の原価低減を図るため、切削加工を用いずに、既知のMIM(Metal Injection Molding)を用いて湾曲駒を製造する手法が周知である。この場合、湾曲部の小径化を図るため、各湾曲駒の肉部を通常よりも薄く形成する手法が考えられる。
しかしながら、各湾曲駒の肉部を薄く形成しようとすると、成形に用いる金属粉が金型内に回り込み難くなって充填し難くなってしまい、MIMにより湾曲駒成形が出来なくなってしまう。このことから、湾曲駒の成形に切削加工を用いざるを得ず、製造コストが高くなってしまうといった問題があった。
また、各湾曲駒の肉部が薄いことから、MIM成形後に形成される射出成形のゲート跡を各湾曲駒の長手軸方向の肉部の端面に設けることが出来ず、被検者の体腔に触れる外周面に設けざるを得ない。
よって、成形後、ゲート跡のバリ取りを行わなければならないため、やはり製造コストが高くなってしまうといった問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、低コストに形成された湾曲駒から構成されるとともに小径化を図ったリベットレス構造を有する内視鏡湾曲部を提供することを目的とする。
本発明の一態様による内視鏡用湾曲部は、長手軸方向に面する端部に設けられた当接部が互いに当接するとともに互いに回動自在である複数の湾曲駒を備え、前記複数の湾曲駒が前記長手軸方向に沿って連設された内視鏡用湾曲部であって、前記湾曲駒は、前記長手軸周りに内周面と外周面とが形成されるとともに、前記長手軸方向に沿って所定の長さを有する環状の肉部と、前記肉部を前記長手軸方向に貫通するとともに前記湾曲駒を回動させる牽引ワイヤが挿通される貫通孔が形成された、前記肉部が第1の肉厚を有する複数のワイヤ挿通部と、前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記肉部において、前記第1の肉厚よりも薄く形成された第2の肉厚を有する薄肉部と、前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記薄肉部とは異なる部位の前記肉部であって、前記第2の肉厚よりも厚い第3の肉厚に形成された厚肉部と、を具備する。
本実施の形態の湾曲部を挿入部に具備する内視鏡を示す部分斜視図 図1の湾曲部を構成する複数の湾曲駒を、4本のワイヤとともに示す斜視図 図2の複数の湾曲駒及び4本のワイヤを、図2中のIII方向からみた側面図 図3の複数の湾曲駒が、4本のワイヤのいずれか1本が牽引されることにより、一方向に湾曲した状態を示す側面図 図2の複数の湾曲駒の1つを拡大して示す斜視図 図5中のVI-VI線に沿う湾曲駒の断面図 従来の湾曲駒の断面図 図6の厚肉部の変形例を示す肉部の断面図 図6、図8とは異なる厚肉部の変形例を示す肉部の断面図 図6、図8、図9とは異なる厚肉部の変形例を示す肉部の断面図 図6、図8、図9、図10とは異なる厚肉部の変形例を示す肉部の断面図 図6の厚肉部の外周面にゲートが設けられた変形例を示す断面図 図7の外周面にゲートが設けられた変形例を示す断面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、図面は模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係、それぞれの部材の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
図1は、本実施の形態の湾曲部を挿入部に具備する内視鏡を示す部分斜視図である。
図1に示すように、内視鏡1は、長手軸方向Nに沿って細長で可撓性を有する挿入部2と、該挿入部2の長手軸方向Nの基端側(以下、単に基端側と称す)に設けられた操作部3と、該操作部3から延出するユニバーサルコード5と、該ユニバーサルコードの延出端に設けられた、図示しない画像処理装置及び光源装置等に接続される図示しないコネクタとにより主要部が構成されている。
挿入部2は、先端側から順に、図示しない観察光学系等を内部に備えた硬質な先端部11と、該先端部11の基端側に設けられた、複数方向、例えば上下左右の4方向に湾曲自在な湾曲部12と、該湾曲部12の基端側に設けられた、可撓性を有する柔軟な可撓管部13とにより主要部が構成されている。
また、操作部3の基端側には、フリーズ、レリーズなどの画像制御指示等を行う用のリモートスイッチ14や、湾曲部12の湾曲操作用の湾曲操作レバー15、20や、吸引操作を行う用の吸引ボタン16や、挿入部2内に設けられた後述する吸引チャンネル80(図6参照)に連通する吸引口金17等が設けられている。
さらに、操作部3の先端側には、鉗子などの処置具を吸引チャンネル80に挿入する用の処置具挿入口18が設けられており、該処置具挿入口18には、鉗子栓19が着脱自在となっている。
次に、湾曲部12の構成を、図2〜図4を用いて示す。図2は、図1の湾曲部を構成する複数の湾曲駒を、4本のワイヤとともに示す斜視図、図3は、図2の複数の湾曲駒及び4本のワイヤを、図2中のIII方向からみた側面図、図4は、図3の複数の湾曲駒が、4本のワイヤのいずれか1本が牽引されることにより、一方向に湾曲した状態を示す側面図である。
図2〜図4に示すように、本実施の形態においては、湾曲部12は、複数の湾曲駒31〜47が長手軸方向Nに沿って連設されることにより構成されている。
尚、図2〜図4においては、湾曲駒が17個長手軸方向に連設されている場合を例に挙げて示しているが、湾曲駒の個数は、17個に限定されない。
また、複数の湾曲駒31〜47は、長手軸方向Nの端部である各基端面に、それぞれ長手軸方向Nの後方(以下、単に後方と称す)に延出するとともに複数の湾曲駒31〜47の中心軸に対称な当接部である一対の凸部31t〜47tが形成されている。
尚、一対の凸部31t〜47tは、長手軸方向Nにおいて隣り合う湾曲駒において、長手軸周り方向Rに略90°ずれて配置されている。
具体的には、一対の凸部32tは、一対の凸部31tに対して長手軸周り方向Rに略90°ずれて配置されており、一対の凸部33tは、一対の凸部32tに対して長手軸周り方向Rに略90°ずれて配置されており、一対の凸部34tは、一対の凸部33tに対して長手軸周り方向Rに略90°ずれて配置されており…といったように、長手軸方向Nにおいて隣り合う湾曲駒において、長手軸周り方向Rに略90°ずれて配置されている。
尚、必ずしも一対の凸部31t〜47tは、長手軸方向Nにおいて隣り合う湾曲駒において、長手軸周り方向Rに略90°ずれて配置されている必要はない。例えば、凸部31tと凸部32tは、長手軸周り方向Rにずれがなく、凸部33tは、凸部32tに対して長手軸周り方向Rに90度ずれるというような態様も採用できる。
よって、一対の凸部31t、33t、35t、37t、39t、41t、43t、45t、47tは、長手軸周り方向Rにおいて同じ位置に配置されており、一対の凸部32t、34t、36t、38t、40t、42t、44t、46tは、長手軸周り方向Rにおいて同じ位置に配置されている。
また、一対の凸部31t〜46tは、長手軸方向Nにおいて隣り合う湾曲駒の長手軸方向の端部に設けられた当接部である各先端面32s〜47sに当接している。
具体的には、一対の凸部31tは、先端面32sに当接しており、一対の凸部32tは、先端面33sに当接しており、一対の凸部33tは、先端面34sに当接しており…といったように、複数の一対の凸部31t〜46tは、長手軸方向Nにおいて隣り合う湾曲駒の先端面32s〜47sにそれぞれ当接している。
このことにより、複数の湾曲駒31〜47は、長手軸方向Nにおいて隣り合う湾曲駒同士において互いに回動自在となるよう構成されている。
具体的には、湾曲駒31と湾曲駒32とは、図2〜図4中、上下方向に回動自在となるよう当接しており、湾曲駒32と湾曲駒33とは、図2〜図4中、左右方向に回動自在となるよう当接しており、湾曲駒33と湾曲駒34とは、図2〜図4中、上下方向に回動自在となるよう当接しており、湾曲駒34と湾曲駒35とは、図2〜図4中、左右方向に回動自在となるよう当接しており…といったように、複数の湾曲駒31〜47は、長手軸方向Nにおいて隣り合う湾曲駒同士において互いに回動自在となるよう構成されている。
よって、図4に示すように、例えば後述するワイヤ50dが後方に牽引されると、先端面32sに当接する一対の当接部31tを介して湾曲駒31が下方向に回転し、先端面34sに当接する一対の当接部33tを介して湾曲駒33が下方向に回転し、先端面36sに当接する一対の凸部35tを介して湾曲駒35が下方向に回転し、先端面38sに当接する一対の凸部37tを介して湾曲駒37が下方向に回転し、先端面40sに当接する一対の凸部39tを介して湾曲駒39が下方向に回転し、先端面42sに当接する一対の凸部41tを介して湾曲駒41が下方向に回転し、先端面44sに当接する一対の当接部43tを介して湾曲駒43が下方向に回転し、先端面46sに当接する一対の当接部45tを介して湾曲駒45が下方向に回転することにより、湾曲部12は、図4中の下方向に湾曲する。
尚、後述するワイヤ50uが後方に牽引された場合は、これとは逆に、各湾曲駒31、33、35、37、39、41、43、45が上方向に回転することにより、湾曲部12は、図4中の上方向に湾曲する。
また、例えば後述するワイヤ50rが後方に牽引されると、先端面33sに当接する一対の当接部32tを介して湾曲駒32が右方向に回転し、先端面35sに当接する一対の凸部34tを介して湾曲駒34が右方向に回転し、先端面37sに当接する一対の凸部36tを介して湾曲駒36が右方向に回転し、先端面39sに当接する一対の凸部38tを介して湾曲駒38が右方向に回転し、先端面41sに当接する一対の凸部40tを介して湾曲駒40が右方向に回転し、先端面43sに当接する一対の当接部42tを介して湾曲駒42が右方向に回転し、先端面45sに当接する一対の当接部44tを介して湾曲駒44が右方向に回転し、先端面47sに当接する一対の当接部46tを介して湾曲駒46が右方向に回転することにより、湾曲部12は、図4中の右方向に湾曲する。
尚、後述するワイヤ50lが後方に牽引された場合は、これとは逆に、各湾曲駒32、34、36、38、40、42、44、46が左方向に回転することにより、湾曲部12は、図4中の左方向に湾曲する。
即ち、本実施の形態の湾曲部12は、複数の湾曲駒31〜47の互いの連結にリベットを用いない既知のリベットレス構造を有している。
次に、複数の湾曲駒31〜47の構成を、湾曲駒33を例に挙げて図5〜図7を用いて説明する。
図5は、図2の複数の湾曲駒の1つを拡大して示す斜視図、図6は、図5中のVI-VI線に沿う湾曲駒の断面図、図7は、従来の湾曲駒の断面図である。
図5、図6に示すように、本実施の形態においては、湾曲駒33は、長手軸周り方向Rに内周面33nと外周面33gとが形成されるとともに、長手軸方向Nに沿って所定の長さN1を有する環状の肉部33mを具備している。
肉部33mは、例えばSUS630、316L等の金属から、上述したMIM成形により形成されている。尚、肉部33mは、樹脂から射出形成されていても構わない。
また、図6に示すように、肉部33mの内周面33nによって囲まれた空間の略中央に、上述した吸引チャンネル80が挿通されている。
肉部33mに、該肉部33mを長手軸方向Nに貫通するとともに、牽引により複数の湾曲駒31〜47を上述したように回動させる4本のワイヤ50u、50d、50r、50lが挿通される貫通孔33u、33d、33r、33lが形成された、肉部33mが第1の肉厚M1を有するワイヤ挿通部33yが、例えば長手軸周り方向Rにおいて略90°ずれて4つ長手軸方向Nに沿って設けられている。
また、長手軸周り方向Rにおける複数のワイヤ挿通部33y間の肉部33mにおいて、第1の肉厚M1よりも薄く形成された第2の肉厚M2(M2<M1)を有する薄肉部33hが長手軸方向Nに沿って形成されている。尚、第2の肉厚M2としては、例えば0.2mm以下が挙げられる。
また、図6に示すように、薄肉部33hにおける内周面33nに面するとともに吸引チャンネル80の外周面との間の湾曲駒33の空間33cは、長手軸方向Nに沿った長尺物であるライトガイド60や撮像ケーブル70等の内蔵物を収容する収容部を構成している。
尚、肉部33mが、複数のワイヤ挿通部33yや、薄肉部33hを有している点や、空間33cが収容部を構成している点は、図7に示すように従来と同様である。
ここで、図5、図6に示すように、長手軸周り方向Rにおける複数のワイヤ挿通部33y間の薄肉部33hとは異なる部位の肉部33m、具体的には、内蔵物の配置に影響を与えない肉部33mの領域に、第2の肉厚M2よりも厚く第1の肉厚M1以下の第3の肉厚M3(M2<M3≦M1)を有する厚肉部33aが長手軸方向Nに沿って形成されている。
また、厚肉部は、長手軸方向Nにおいて隣り合う湾曲駒において、長手軸周り方向Rの位置が一致する位置に形成されている。
尚、長手軸方向Nにおいて隣り合う湾曲駒において、一対の凸部31t〜47tが長手軸周り方向Rに略90°ずれて配置されていることにより、湾曲駒31、33、35、37、39、41、43、45、47における厚肉部に対して、湾曲駒32、34、36、38、40、42、44、46における厚肉部は、長手軸周り方向Rに略90°ずれた位置に形成されており、組み立ての際に長手軸周り方向Rの位置が一致される。
よって、ワイヤ50uは、湾曲駒31、33、35、37、39、41、43、45、47に対しては、それぞれ貫通孔33uを挿通され、ワイヤ50dは、貫通孔33dを挿通され、ワイヤ50rは、貫通孔33rを挿通され、ワイヤ50lは、貫通孔33lを挿通されるが、湾曲駒32、34、36、38、40、42、44、46に対しては、ワイヤ50u、50dは、貫通孔33r、33lのいずれかを挿通され、ワイヤ50r、50lは、貫通孔33u、33dのいずれかを挿通される。
さらに、図5に示すように、厚肉部33aの長手軸方向Nの端面である先端面33sに、湾曲駒33を形成する射出成形後のゲート跡Bが形成されている。尚、ゲート跡Bは、先端面33sに突設された凸部から構成されている。
また、図示しないが、先端面33sに、MIM成形後、イジェクトピンで型から湾曲駒33を突き出す際に用いる突き出し部が設けられていても構わない。
尚、その他の湾曲駒33の構成は、従来のリベットレス湾曲部構造に用いる湾曲駒と同様である。また、上述した湾曲駒33の構成は、湾曲駒31、32、34〜47の全てにあてはまる。
このように、本実施の形態においては、湾曲部12を構成する湾曲駒の肉部において長手軸周り方向Rにおける複数のワイヤ挿通部33y間の薄肉部33hとは異なる部位に、第2の肉厚M2よりも厚く第1の肉厚M1以下の第3の肉厚M3(M2<M3≦M1)を有する厚肉部が長手軸方向Nに沿って形成されていると示した。
このことによれば、湾曲駒の肉部において内蔵物の配置に影響を与えない領域に、厚肉部が形成されていることにより、湾曲駒をMIM成形する際、金属粉末が型に流し込みやすくなることから、金属粉末の充填性が向上するため、湾曲駒を、薄肉部を有する形状に低コストにてMIM成形することができる。
また、厚肉部は、肉部における内蔵物の配置に影響を与えない領域に形成されていることから、肉部に厚肉部が設けられていたとしても湾曲駒の外径に影響を与えることがないため、湾曲駒の薄肉化を維持することができる。
さらに、本実施の形態においては、湾曲駒の厚肉部の先端面にゲート跡Bが形成されていると示した。
このことによれば、湾曲駒の厚肉部の先端面にゲート跡Bが形成されている分には、図2〜図4に示すように、湾曲駒の成形後、ゲート跡Bのバリ取りを行わなくとも、ゲート跡Bが湾曲を阻害してしまうことがない。
このことから、ゲート跡Bのバリ取り工程が不要となるため、湾曲駒の製造コストを低減することができる他、バリ取りに伴い、薄肉部が変形してしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態においては、厚肉部の先端面に突き出し部が設けられていると示した。
このことによれば、図7に示すように薄肉部の先端面に付き出し部が設けられていると、イジェクトピンで型から湾曲駒33を突き出す際に薄肉部が変形してしまう可能性があるが、本実施の形態のように厚肉部の先端面に突き出し部が設けられていれば、突き出しの際の変形を防止することができる。
以上から、低コストに形成された湾曲駒から構成されるとともに小径化を図ったリベットレス構造を有する内視鏡湾曲部を提供することができる。
尚、以下、変形例を、図8〜図11を用いて示す。図8は、図6の厚肉部の変形例を示す肉部の断面図、図9は、図6、図8とは異なる厚肉部の変形例を示す肉部の断面図、図10は、図6、図8、図9とは異なる厚肉部の変形例を示す肉部の断面図、図11は、図6、図8、図9、図10とは異なる厚肉部の変形例を示す肉部の断面図である。
厚肉部33aは、上述した図5、図6に示した位置に限らず、長手軸周り方向Rにおける複数のワイヤ挿通部33y間の薄肉部33hとは異なる部位の肉部33mであれば、内蔵物の形状、数に応じて様々な位置に形成可能である。
例えば、図8に示すように、図6に示した厚肉部33aの位置に対して吸引チューブ80を挟んで対向する位置や、ライトガイド60を取り囲む位置に、さらに厚肉部33aが形成されていても構わない。
また、図9に示すように、ライトガイド60、撮像ケーブル70が挿通される空間33c以外は、全て厚肉部33aに形成されていても構わない。
さらに、図10に示すように、空間33cにおいて、ライトガイド60、撮像ケーブル70を取り囲むよう、厚肉部33aが形成されていても構わない。
また、図11に示すように、厚肉部33a’が、図6に示す厚肉部33aよりも薄肉に形成されていても構わない(M3’<M3、M2<M3’<M1)。尚、厚肉部33aにより形成される空間33c’にもライトガイド60が配置されていても構わない。
尚、上述した湾曲駒33の構成は、湾曲駒31、32、34〜47の全てにあてはまる。
このような図8〜図11に示す湾曲駒の構成においても、上述した本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、以下、別の変形例を、図12、図13を用いて示す。図12は、図6の厚肉部の外周面にゲートが設けられた変形例を示す断面図、図13は、図7の外周面にゲートが設けられた変形例を示す断面図である。
図12に示すように、MIM成形に用いるゲートGが、肉部33mの厚肉部33aにおける外周面33gに設けられていても構わない。
即ち、ゲート跡Bは、厚肉部33aの外周面33gに突設された凸部であっても構わない。
尚、凸部は、MIM成形後の二次加工により、外周面33gと面一致となるように除去される。
このことによれば、図13の従来に示すように、薄肉部33hの外周面33gにゲートGが形成されていると、MIM成形後、図13中のカットラインCでゲートカットした際、薄肉部33hが破断してしまう可能性がある。
しかしながら、図12に示すように、厚肉部33aの外周面33gにゲートGが形成されていれば、厚肉部33aは、第3の厚みM3に形成されていることから、ゲートカット後における肉部33mの破断や上述した二次加工における肉部33mの変形を防止することができる。
また、ゲート跡Gは、外周面33gに設けられていることから、ゲート跡Gを除去する二次加工も容易に行うことができる。
尚、上述した湾曲駒33の構成は、湾曲駒31、32、34〜47の全てにあてはまる。
また、上述した本実施の形態においては、湾曲部12は、4方向湾曲するリベットレス構造を例に挙げて示したが、これに限らず、本実施の形態は、2方向湾曲するリベットレス構造にも適用可能であることは勿論である。

本出願は、2017年2月13日に日本国に出願された特願2017−024216号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものである。
本発明は、長手軸方向に面する端部に設けられた当接部が互いに当接するとともに互いに回動自在である複数の湾曲駒を備え、複数の湾曲駒が長手軸方向に沿って連設された内視鏡用湾曲部、内視鏡用湾曲部の湾曲駒、内視鏡、内視鏡用湾曲部の湾曲駒用の射出成形型に関する。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、低コストに形成された湾曲駒から構成されるとともに小径化を図ったリベットレス構造を有する内視鏡湾曲部、内視鏡用湾曲部の湾曲駒、内視鏡、内視鏡用湾曲部の湾曲駒用の射出成形型を提供することを目的とする。
本発明の一態様による内視鏡用湾曲部は、長手軸方向に面する端部に設けられた当接部が互いに当接するとともに互いに回動自在である複数の湾曲駒を備え、前記複数の湾曲駒が前記長手軸方向に沿って連設された内視鏡用湾曲部であって、前記湾曲駒は、前記長手軸周りに内周面と外周面とが形成されるとともに、前記長手軸方向に沿って所定の長さを有する環状の肉部と、前記肉部を前記長手軸方向に貫通するとともに前記湾曲駒を回動させる牽引ワイヤが挿通される貫通孔が形成された、前記肉部が第1の肉厚を有する複数のワイヤ挿通部と、前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記肉部において、前記第1の肉厚よりも薄く形成された第2の肉厚を有する薄肉部と、前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記薄肉部とは異なる部位の前記肉部であって、前記第1の肉厚以下の肉厚であるとともに、前記第2の肉厚よりも厚い第3の肉厚に形成された厚肉部と、を具備する。
また、本発明の他態様による内視鏡用湾曲部は、長手軸方向に面する端部に設けられた当接部が互いに当接するとともに互いに回動自在である複数の湾曲駒を備え、前記複数の湾曲駒が前記長手軸方向に沿って連設された内視鏡用湾曲部であって、前記湾曲駒は、前記長手軸周りに内周面と外周面とが形成されるとともに、前記長手軸方向に沿って所定の長さを有する環状の肉部と、前記肉部を前記長手軸方向に貫通するとともに前記湾曲駒を回動させる牽引ワイヤが挿通される貫通孔が形成された、前記肉部が第1の肉厚を有する複数のワイヤ挿通部と、前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記肉部において、前記第1の肉厚よりも薄く形成された第2の肉厚を有する薄肉部と、前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記薄肉部とは異なる部位の前記肉部であって、前記第2の肉厚よりも厚い第3の肉厚に形成された厚肉部と、を具備し、前記厚肉部に、前記湾曲駒を成形する射出成形のゲート跡が形成されている。
本発明の一態様における内視鏡湾曲部の湾曲駒は、長手軸周りに内周面と外周面とが形成されるとともに、前記長手軸方向に沿って所定の長さを有する環状の肉部と、前記肉部を前記長手軸方向に牽引ワイヤが挿通可能な貫通孔が形成され、前記肉部が第1の肉厚を有する複数のワイヤ挿通部と、前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記肉部において、前記第1の肉厚よりも薄く形成された第2の肉厚を有する薄肉部と、前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記薄肉部とは異なる部位の前記肉部であって、前記第1の肉厚以下の肉厚であるとともに前記第2の肉厚よりも厚い第3の肉厚に形成された厚肉部と、を具備する。
本発明の一態様における内視鏡は、前記内視鏡用湾曲部の湾曲駒を有する。
本発明の一態様における内視鏡用湾曲部の湾曲駒用の射出成形型は、長手軸周りに内周面と外周面とが形成されるとともに、前記長手軸方向に沿って所定の長さを有する環状の肉部と、前記肉部を前記長手軸方向に牽引ワイヤが挿通可能な貫通孔が形成され、前記肉部が第1の肉厚を有する複数のワイヤ挿通部と、前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記肉部において、前記第1の肉厚よりも薄く形成された第2の肉厚を有する薄肉部と、前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記薄肉部とは異なる部位の前記肉部であって、前記第2の肉厚よりも厚い第3の肉厚に形成された厚肉部とを具備する内視鏡用湾曲部の湾曲駒を成形する射出成形型であって、前記厚肉部の前記長手軸方向の端部の面が形成される位置に射出成形用のゲートまたはイジェクトピンが位置決めされている。

Claims (8)

  1. 長手軸方向に面する端部に設けられた当接部が互いに当接するとともに互いに回動自在である複数の湾曲駒を備え、前記複数の湾曲駒が前記長手軸方向に沿って連設された内視鏡用湾曲部であって、
    前記湾曲駒は、
    前記長手軸周りに内周面と外周面とが形成されるとともに、前記長手軸方向に沿って所定の長さを有する環状の肉部と、
    前記肉部を前記長手軸方向に貫通するとともに前記湾曲駒を回動させる牽引ワイヤが挿通される貫通孔が形成された、前記肉部が第1の肉厚を有する複数のワイヤ挿通部と、
    前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記肉部において、前記第1の肉厚よりも薄く形成された第2の肉厚を有する薄肉部と、
    前記長手軸周りにおける前記複数のワイヤ挿通部間の前記薄肉部とは異なる部位の前記肉部であって、前記第2の肉厚よりも厚い第3の肉厚に形成された厚肉部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡用湾曲部。
  2. 前記厚肉部に、前記湾曲駒を成形する射出成形のゲート跡が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用湾曲部。
  3. 前記ゲート跡は、前記厚肉部の前記長手軸方向の端面に突設された凸部であることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用湾曲部。
  4. 前記ゲート跡は、前記厚肉部における前記外周面に突設された凸部であることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用湾曲部。
  5. 前記ゲート跡は、前記射出成形後の二次加工により前記外周面と面一致となるように除去される前記凸部であることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用湾曲部。
  6. 前記薄肉部における前記内周面に面する前記湾曲駒の空間は、前記長手軸方向に沿った長尺物を収容する収容部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用湾曲部。
  7. 前記第3の肉厚は、前記第1の肉厚以下に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用湾曲部。
  8. 複数の前記湾曲駒において、前記長手軸方向に隣り合う前記湾曲駒は、前記厚肉部の前記長手軸周りの位置が一致していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用湾曲部。
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