JPWO2018124256A1 - 希土類蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機 - Google Patents

希土類蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018124256A1
JPWO2018124256A1 JP2018502440A JP2018502440A JPWO2018124256A1 JP WO2018124256 A1 JPWO2018124256 A1 JP WO2018124256A1 JP 2018502440 A JP2018502440 A JP 2018502440A JP 2018502440 A JP2018502440 A JP 2018502440A JP WO2018124256 A1 JPWO2018124256 A1 JP WO2018124256A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rare earth
regenerator
specific heat
regenerator material
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018502440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6377880B1 (ja
Inventor
栗岩 貴寛
貴寛 栗岩
恭知 松本
恭知 松本
英治 生木
英治 生木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Santoku Corp
Original Assignee
Santoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Santoku Corp filed Critical Santoku Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6377880B1 publication Critical patent/JP6377880B1/ja
Publication of JPWO2018124256A1 publication Critical patent/JPWO2018124256A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B21/00Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/14Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G53/00Compounds of nickel
    • C01G53/006Compounds containing, besides nickel, two or more other elements, with the exception of oxygen or hydrogen
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/012Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials adapted for magnetic entropy change by magnetocaloric effect, e.g. used as magnetic refrigerating material
    • H01F1/015Metals or alloys
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/003Gas cycle refrigeration machines characterised by construction or composition of the regenerator
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

本発明は、10K以上の温度範囲(特に10〜20Kの温度範囲)で高い比熱を有する蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機を提供する。本発明は、具体的には、一般式(1)Er1−xRxNi1+α(1)〔式中、xは0<x<1、αは−1<α<1を示す。RはY及びランタノイド元素(但しErを除く)から選ばれる少なくとも一種を示す。〕で表されることを特徴とする希土類蓄冷材、並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機を提供する。

Description

本発明は、希土類蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機に関する。
現在、医療分野で断層写真を撮影する超電導MRI(核磁気共鳴イメージング)装置、磁気浮上列車、超電導電力貯蔵装置(SMES)等において超電導磁石が実用化され又は実用化への応用が進められている。ここで、超電導磁石は、液体ヘリウム(He)の沸点である4.2K(約−269℃)の極低温に冷却されなければならないところ、液体ヘリウムは高価であるとともに取扱いに高度な技術を必要とするため、液体ヘリウムに代わる冷却手段として、高性能な小型冷凍機の開発が行われている。実用化されている小型冷凍機としては、例えば、ギブフォード・マクマホン型の小型ヘリウム冷凍機(いわゆるGM冷凍機)やパルスチューブ冷凍機などが知られている。これらの冷凍機は、例えば、予冷された圧縮ヘリウムを蓄冷材が充填された蓄冷器に送る際に、圧縮ヘリウムは膨張しながら蓄冷器を通過するため、蓄冷器が冷却される。また、蓄冷器に送られたヘリウムを減圧により除去する際にも更に蓄冷材が冷却され、サイクルを重ねるごとに蓄冷器が冷却されて目的温度に到達する。
従来の小型冷凍機では、蓄冷器に充填される蓄冷材として鉛(Pb)が使用されていた。ここで、蓄冷材は低温領域で高い比熱を有することが求められるが、鉛の比熱は温度低下に伴って急激に低下するため、一般に20K以上の温度で使用されていた。近年ではRoHS指令(有害物質使用制限指令)を受けて鉛はビスマス(Bi)に代替されているが、ビスマスは殆どの低温領域において鉛よりも比熱が低いため、小型冷凍機の性能を高める観点ではビスマスに代わる新たな蓄冷材の開発が望まれている。
非特許文献1には、10K未満の低温領域の比熱特性に優れた、反強磁性体の蓄冷材:ホルミウム銅2(HoCu)について開示されている。ホルミウム銅2は、10K未満の低温領域で2回の磁気転移に伴う二つの大きな比熱ピークを示す材料であり、反強磁性体であるため、磁場から受ける影響が小さくMRIなどに好適に利用されている。また、非特許文献1には、他の希土類蓄冷材の比熱特性についても示されており、例えば、ErNiが10K付近に鋭い比熱ピークを有することやErNiが温度上昇に伴い比熱が緩やかに高くなることが示されている(非特許文献1の図2参照)。
他方、特許文献1には、ホルミウム銅2をはじめとする希土類蓄冷材において、希土類蓄冷材粒子群の平均粒子径、粒子形状等を特定の範囲に限定することによって小型冷凍機の冷凍能力を向上させる方策について開示されている。
しかしながら、ホルミウム銅2は、10K以上の温度範囲では、前記ビスマスと同様の比熱特性であるため、10K以上の温度範囲(特に10〜20Kの温度範囲)で高い比熱を有する蓄冷材であるとはいえない。また、前記ErNiやErNiについても、比熱ピークは鋭いもののピーク温度が15Kよりも低温である、又は比熱が低い点で、10〜20Kの温度範囲で利用性の高い蓄冷材であるとはいえない(各蓄冷材の温度と比熱との関係については図1参照)。
特許第5656842号公報
高性能磁性蓄冷材HoCu2「岡村正巳ほか、東芝レビューVol. 55, No. 1 (2000)」
本発明は、10K以上の温度範囲(特に10〜20Kの温度範囲)で高い比熱を有する蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機を提供することを主な目的とする。
本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、ErNiに含まれるErの一部を他の特定の希土類元素と置換することにより得られる材料によれば上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は下記の希土類蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機に関する。
1.一般式(1)
Er1−xNi1+α (1)
〔式中、xは0<x<1、αは−1<α<1を示す。RはY及びランタノイド元素(但しErを除く)から選ばれる少なくとも一種を示す。〕
で表されることを特徴とする希土類蓄冷材。
2.前記RがDyであり、一般式(2)
Er1−xDyNi1+α (2)
〔式中、xは0<x≦0.3、αは−1<α<1を示す。〕
で表される、上記項1に記載の希土類蓄冷材。
3.前記RがGdであり、一般式(3)
Er1−xGdNi1+α (3)
〔式中、xは0<x≦0.25、αは−1<α<1を示す。〕
で表される、上記項1に記載の希土類蓄冷材。
4.前記RがDy及びGdであり、一般式(4)
Er1−x−yDyGdNi1+α (4)
〔式中、xは0<x≦0.3、yは0<y≦0.25、αは−1<α<1を示す。〕
で表される、上記項1に記載の希土類蓄冷材。
5.前記Ni1+αの一部がMにより置換されており、一般式(5)
Er1−xNi(1−z)+α (5)
〔式中、xは0<x<1、zは0<z<0.5、αは−1<α<1を示す。RはY及びランタノイド元素(但しErを除く)から選ばれる少なくとも一種を示す。MはCo、Cu、Fe、Al、Mn、Si、Ag及びRuからなる群から選択される少なくとも一種を示す。〕
で表される、上記項1に記載の希土類蓄冷材。
6.上記項1〜5のいずれかに記載の希土類蓄冷材が単独で又は他の蓄冷材と組み合わせて充填されている蓄冷器。
7.前記希土類蓄冷材は、1)球状粉の粒子群の状態、又は2)球状粉の粒子群の焼結体の状態である、上記項6に記載の蓄冷器。
8.上記項7又は8に記載の蓄冷器を備えた冷凍機。
本発明の希土類蓄冷材は、10K以上の温度範囲(特に10〜20Kの温度範囲)で高い比熱を有する蓄冷材であるため、10K以上の温度範囲での冷凍用途に適している。
従来公知の蓄冷材の温度と比熱との関係を示す図である。 本発明の希土類蓄冷材(Erの一部をDy置換)の温度と比熱との関係を示す図である。 本発明の希土類蓄冷材(Erの一部をGd置換)の温度と比熱との関係を示す図である。 本発明の希土類蓄冷材(Erの一部をDy、Gd複合置換)の温度と比熱との関係を示す図である。
以下、本発明の希土類蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機について説明する。
1.希土類蓄冷材
本発明の希土類蓄冷材は、ErNiに含まれるEr(エルビウム)の一部が他の特定の希土類元素(R)に置換された構造であり、下記一般式(1)
Er1−xNi1+α (1)
〔式中、xは0<x<1、αは−1<α<1を示す。RはY及びランタノイド元素(但しErを除く)から選ばれる少なくとも一種を示す。〕
で表されることを特徴とする。
ここで、Erの一部を置換するRは、Y(イットリウム)及びランタノイド元素(但しErを除く)から選ばれる少なくとも一種であり、ランタノイド元素としては、具体的にLa(ランタン)、Ce(セリウム)、Pr(プラセオジム)、Nd(ネオジム)、Pm(プロメチウム)、Sm(サマリウム)、Eu(ユウロピウム)、Gd(ガドリニウム)、Tb(テルビウム)、Dy(ジスプロシウム)、Ho(ホルミウム)、Tm(ツリウム)、Yb(イッテルビウム)及びLu(ルテチウム)が挙げられる。Rは、これらの元素のうちの一種であってもよく、二種以上の複合置換であってもよい。本発明では、Rは、Dy、Gd、又はDy及びGdの複合置換が好ましい。
Rが一種の元素である場合には、xは0<x<1の中でも、0.01≦x≦0.9が好ましく、0.05≦x≦0.75がより好ましい。αは−1<α<1の中でも、−0.9≦α≦0.8が好ましく、−0.75≦α≦0.5がより好ましい。
Rが二種の元素である場合には、一般式(1)は
Er1−x―yR’Ni1+α (1)’
〔式中、xは0<x<1、yは0<y<1、0<x+y<1、αは−1<α<1を示す。R及びR’は相互に異なりY及びランタノイド元素(但しErを除く)から選ばれる少なくとも一種を示す。〕
と記載することができ、RとR’の複合置換量x+yとしては0.05≦x+y≦0.9が好ましい。また、αは−1<α<1の中でも、−0.9≦α≦0.8が好ましく、−0.75≦α≦0.5がより好ましい。
(R=Dyである場合)
RがDyである場合には、下記一般式(2)
Er1−xDyNi1+α (2)
〔式中、xは0<x≦0.3、αは−1<α<1を示す。〕
で表すことができる。
RがDyである場合には、xは0<x≦0.3であればよく、その中でも0.1≦x≦0.25が好ましい。αは−1<α<1の中でも、−0.9≦α≦0.8が好ましく、−0.75≦α≦0.5がより好ましい。
ErNiのErの一部をDyに置換(5モル置換、10モル%置換、15モル%置換及び25モル%置換)した希土類蓄冷材の温度と比熱との関係を図2に示す。
図2によると、Erの10モル%、15モル%及び25モル%をDyに置換した希土類蓄冷材は、ErNiと比べて比熱ピークが高温側にシフト(特に10モル%置換では約1.5K分高温側にシフト)することが分かる。また、Dyの置換量が10モル%、15モル%、25モル%と増加するにつれて比熱ピークが高温側にシフトするとともにピーク形状がファセット状に変化することが分かる。なお、ファセット状とはピークが連続して、台地のような形状となっていることを表す。
特にErの25モル%をDyに置換した希土類蓄冷材は、
1)10〜25K付近にファセット状の比熱ピークを有する、
2)20K以下で鉛より比熱が大きい、
3)比熱ピークより高温側(約26K付近)における比熱低下が大きい、
4)9K付近の比熱はHoCuの比熱に比べて小さい、
等の特徴を有し、特に1)、2)の特徴は従来品の蓄冷材に比して有用性がある。
(R=Gdである場合)
RがGdである場合には、下記一般式(3)
Er1−xGdNi1+α (3)
〔式中、xは0<x≦0.25、αは−1<α<1を示す。〕
で表すことができる。
RがGdである場合には、xは0<x≦0.25であればよく、その中でも0.01≦x≦0.25が好ましく、0.05≦x≦0.25がより好ましい。αは−1<α<1の中でも、−0.9≦α≦0.8が好ましく、−0.75≦α≦0.5がより好ましい。
ErNiのErの一部をGdに置換(5モル%置換、10モル%置換及び25モル%置換)した希土類蓄冷材の温度と比熱との関係を図3に示す。
図3によると、Erの5モル%、10モル%及び25モル%をGdに置換した希土類蓄冷材は、ErNiと比べて比熱ピークは高温側にシフト(特に10モル%置換では約8K分高温側にシフト)することが分かる。特にErの10モル%をGdに置換した希土類蓄冷材は、
1)明確なファセット状の比熱ピークは認められない、
2)20K以下では鉛より比熱が大きい、
3)比熱ピークより高温側での比熱低下が大きい、
4)9K付近における比熱はHoCuの高温側比熱ピークとほぼ同等の比熱である、
等の特徴を有する。
前述のR=Dy(10モル%置換)と、R=Gd(10モル%置換)とを比較すると、Erに対する同じ置換量ではR=Gdの方が比熱ピークを高温化する効果が大きいことが分かる。他方、前述のR=Dy(15モル%置換)と、R=Gd(10モル%置換)とを比較すると、ほぼ同じ温度に比熱ピークがあるという点では比熱ピークがファセット状であるR=Dy(15モル%置換)の方が蓄冷材として好ましいともいえる。
また、Erの25モル%をGdに置換した希土類蓄冷材は、ErNiと比べて比熱ピークは大幅に高温側にシフト(ピークは30Kよりも高温側)しているが、
1)それにより、明確なファセット状の比熱ピークは認められない、
2)約23K以下では鉛より比熱が大きい、
3)30K以下での極端な比熱低下は見られない、
4)9K付近における比熱はHoCuの高温側比熱ピークに比べ小さい、
等の特徴を有する。
(R=Dy及びGdの複合置換である場合)
RがDy及びGdの複合置換である場合には、下記一般式(4)
Er1−x−yDyGdNi1+α (4)
〔式中、xは0<x≦0.3、yは0<y≦0.25、αは−1<α<1を示す。〕
で表すことができる。
RがDy及びGdの複合置換である場合には、Dyのモル量を示すxは、0<x≦0.3であればよく、その中でも0<x≦0.25が好ましく、0<x≦0.2がより好ましい。Gdのモル量を示すyは、0<y≦0.25であればよく、その中でも0<y≦0.15が好ましく、0.05≦y≦0.15がより好ましい。
DyとGdの複合置換量x+yとしては0<x+y≦0.5が好ましく、0.05≦x+y≦0.35がより好ましい。また、αは−1<α<1の中でも、−0.9≦α≦0.8が好ましく、−0.75≦α≦0.5がより好ましい。
ErNiのErの一部をDy及びGdに複合置換(それぞれ5モル%置換、それぞれ10モル%置換、並びにDy10モル%及びGd5モル%置換)した希土類蓄冷材の温度と比熱との関係を図4に示す。
図4によると、Erの一部をDy及びGdに複合置換(それぞれ5モル%置換、それぞれ10モル%置換、並びにDy10モル%及びGd5モル%置換)した希土類蓄冷材は、ErNiと比べて比熱ピークが高温側にシフトすることが分かる。また、特にErをDy及びGdに複合置換(それぞれ10モル%置換)した希土類蓄冷材は、ErNiと比べて比熱ピークが高温側にシフトするとともにピーク形状がファセット状に変化、高い比熱が得られる温度域が拡大することが分かる。具体的には、
1)10〜25K付近にファセット状の比熱ピークを有する、
2)25K以下で鉛より比熱が大きい、
3)比熱ピークより高温側での比熱低下が僅かである、
4)9K付近の比熱はHoCuの比熱に近い、
等の特徴がある。つまり、一般式(2)及び一般式(3)で示される単独置換の希土類蓄冷材では達成できなかった上記2)、3)及び4)の項目を達成することが可能となる。これは、Erのうち20モル%をDy及びGdに複合置換することにより、Erの25モル%をDyに置換した希土類蓄冷材よりも比熱特性が向上していることを意味しており、複合置換により単独置換よりも効率的に比熱特性の改良がなされている。
(Niの一部がMに置換された場合)
本発明には、上記一般式(1)で示される希土類蓄冷材のうち、Ni1+αの一部がMにより置換されており、一般式(5)
Er1−xNi(1−z)+α (5)
〔式中、xは0<x<1、zは0<z<0.5、αは−1<α<1を示す。RはY及びランタノイド元素(但しErを除く)から選ばれる少なくとも一種を示す。MはCo、Cu、Fe、Al、Mn、Si、Ag及びRuからなる群から選択される少なくとも一種を示す。〕
で表される希土類蓄冷材も包含される。なお、一般式(2)〜(4)で示される希土類蓄冷材は一般式(1)で示される希土類蓄冷材に含まれる。よって、本発明には、一般式(2)〜(4)の希土類蓄冷材のうち、Ni1+αの一部がMにより置換されているものも包含される。
Mは、その種類及びNiに対する置換量によって希土類蓄冷材の比熱ピーク温度を調整することが可能な元素であり、具体的には、Co、Cu、Fe、Al、Mn、Si、Ag及びRuからなる群から選択される少なくとも一種が挙げられる。Mは、単独又は複数で複合置換することによって使用することができる。これらのMのうち、Co、Cu、Fe、Al、Mn等の少なくとも一種が好ましいものとして挙げられる。Mの置換量(モル%)はその種類や比熱ピークの調整の程度により異なるが、Mの置換量を示すzは0<z<0.5の範囲内であればよく、0<z≦0.45の範囲内が好ましい。
2.蓄冷器及び冷凍機
本発明の希土類蓄冷材は、それを単独又は他の蓄冷材と組み合わせて充填することにより蓄冷器を構成することができる。他の蓄冷材としては限定されず、公知の蓄冷材を適宜組み合わせることができる。また、当該蓄冷器を備えた冷凍機(例えば、液体水素製造用冷凍機、10K特化冷凍機、4KGM冷凍機)を構成することができる。
希土類蓄冷材の蓄冷器内での性状は限定的ではないが、1)球状粉の粒子群の状態、又は2)球状粉の粒子群の焼結体の状態から用途などに応じて適宜選択できる。
希土類蓄冷材を球状粉の粒子群の状態で用いる場合には、例えば、溶解・鋳造後に所定の組成となるように配合した原料を準備し、次いで不活性ガス雰囲気下、当該原料を真空高周波溶解炉などの溶解炉で溶解した後、ガスアトマイズ、ディスクアトマイズ等のアトマイズ法、回転電極法などで球状の希土類蓄冷材を得ることができる。また、必要に応じて篩い分け、形状分級を行うことで、所望の粉末を得ることができる。球状粉末の粒径(D50)は限定的ではないが、100μm以上750μm以下の範囲であることが好ましく、さらに好ましくは100μm以上300μm以下の範囲である。
前記球状の希土類蓄冷材は、アスペクト比が好ましくは10以下、より好ましくは5以下、最も好ましくは2以下である。アスペクト比の小さい球状の希土類蓄冷材を用いることにより、蓄冷器内への充填性を高められるほか、球状粉の粒子群の焼結体を得る場合には均一な連通孔を有する焼結体が得られ易くなる。なお、本明細書におけるアスペクト比の測定は、希土類蓄冷材の球状粉をよく混合した後、四分法により採取した試料について、光学顕微鏡を用いて任意の100個の粒子のアスペクト比を計測し、それらの平均値を算出した。これを3回繰り返し、3回の平均値をアスペクト比とした。
希土類蓄冷材の球状粉の焼結体の状態で用いる場合には、前記球状粉の希土類蓄冷材を金型に挿入し、次いで雰囲気炉においてArや窒素などの不活性ガス雰囲気中で700℃以上1200℃以下、1時間以上40時間以下熱処理することによって焼結体を得ることができる。熱処理温度、時間を制御することにより、得られる焼結体における希土類蓄冷材の充填率を制御することができる。また、熱処理は通電焼結法、ホットプレス等で行うこともできる。焼結体に含まれる空隙率は限定的ではないが、28〜40%の範囲であることが好ましく、さらに好ましくは32〜37%の範囲である。空隙率が当該範囲であることにより、希土類蓄冷材は高い充填率で蓄冷器に充填され得る。
ここで、本明細書における空隙率は、
{1−実測重量/(見かけ体積×比重)}×100
〔但し、見かけ体積は例えば円柱状の試料の場合、直径と長さから求めた体積を示す。〕により求められる値を意味する。
焼結体の形状及び大きさは特に制限されず、蓄冷器の形状に応じて適宜選択することができる。例えば、焼結体の形状としては、円柱、角柱等を挙げることができる。その他、噛合などを考慮して、テーパー形状も挙げることができる。
焼結体の形状は、球状粉の焼結時に、球状粉を所望形状の容器に充填して焼結することにより調節することができる。例えば、焼結体の形状が円柱であれば、筒状の容器に球状粉を充填して焼結を行えばよい。
焼結体は、多層構造であってもよい。ここでいう多層構造とは、例えば、円柱状を例に挙げると内層の外側に一層又は二層以上の外層が形成された構造をいう。このような多層構造としては、例えば、空隙率が異なる複数の層で形成された構造が挙げられる。又は、多層構造としては、材料の種類が異なる複数の層で形成された構造であってもよい。更に、多層構造としては、例えば、比熱特性の異なる複数の層が順に積み重ねられた積層体であってもよい。
上記の通り、一般式(1)〜(5)で示される希土類含有化合物は、それぞれ希土類蓄冷材として用いられるものであり、それを利用した発明として、当該希土類蓄冷材を充填した蓄冷器、そして当該蓄冷器を備えた冷凍機が提供される。これまでの記載から明らかな通り、本発明には、一般式(1)〜(5)で示される希土類含有化合物から選択される少なくとも一種の希土類含有化合物の蓄冷材としての使用(use)の発明も含まれている。また、蓄冷手段を備えた蓄冷器であって、当該蓄冷手段が一般式(1)〜(5)で示される希土類含有化合物から選択される少なくとも一種の希土類含有化合物である蓄冷器の発明も含まれている。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例の態様に限定されるものではない。
実施例1〜10(希土類蓄冷材の合金粉末の合成)
表1に記載の本発明の希土類蓄冷材である各合金粉末は溶解・鋳造によって得られる。
具体的には、次の通りである。
先ず、溶解・鋳造後に表1に示す各組成となるように配合した原料を準備し、高周波加熱溶解炉にて不活性ガス雰囲気下で溶解し、合金溶融物を得た。
この溶融物を銅鋳型に鋳造して合金を得た。
その後、得られた合金鋳塊の組成の均質性を高めるために、状態図より求めた融点の95%の温度で0.01〜40時間でそれぞれ均質化処理を行い、その後に粗粉砕を行い、平均粒径(D50)が50〜300μmの各合金粉末を得た。
各均質化温度及び各平均粒子径を表1に併せて示す。
次に、上記で得られた該合金粉末の比熱を、PPMS(Physical Property Measurement System)を用いて、熱緩和法にて求めた。その結果を図2〜4に示す。
Figure 2018124256
即ち、本発明は下記の希土類蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機に関する。
1.一般式(2)
Er1−xDy (2)
〔式中、xは0<x≦0.15を示す。〕
で表されることを特徴とする希土類蓄冷材。
2.一般式(3)
Er1−xGd (3)
〔式中、xは0<x≦0.25を示す。〕
で表されることを特徴とする希土類蓄冷材。
3.一般式(4)
Er1−x−yDyGd (4)
〔式中、xは0<x≦0.3、yは0<y≦0.25を示す。〕
で表されることを特徴とする希土類蓄冷材。
4.一般式(1)
Er 1−x Ni (1)
〔式中、xは0<x<1を示す。RはDy及びGdから選ばれる少なくとも一種を示す。〕
で表される希土類蓄冷材であって、
前記Niの一部がMにより置換されており、一般式(5)
Er1−xNi(1−z (5)
〔式中、xは0<x<1、zは0<z<0.5を示す。RはDy及びGdから選ばれる少なくとも一種を示す。MはCo、Cu、Fe、Al、Mn、Si、Ag及びRuからなる群から選択される少なくとも一種を示す。〕
で表されることを特徴とする希土類蓄冷材。
5.上記項1〜のいずれかに記載の希土類蓄冷材が単独で又は他の蓄冷材と組み合わせて充填されている蓄冷器。
6.前記希土類蓄冷材は、1)球状粉の粒子群の状態、又は2)球状粉の粒子群の焼結体の状態である、上記項に記載の蓄冷器。
7.上記項5又は6に記載の蓄冷器を備えた冷凍機。

Claims (8)

  1. 一般式(1)
    Er1−xNi1+α (1)
    〔式中、xは0<x<1、αは−1<α<1を示す。RはY及びランタノイド元素(但しErを除く)から選ばれる少なくとも一種を示す。〕
    で表されることを特徴とする希土類蓄冷材。
  2. 前記RがDyであり、一般式(2)
    Er1−xDyNi1+α (2)
    〔式中、xは0<x≦0.3、αは−1<α<1を示す。〕
    で表される、請求項1に記載の希土類蓄冷材。
  3. 前記RがGdであり、一般式(3)
    Er1−xGdNi1+α (3)
    〔式中、xは0<x≦0.25、αは−1<α<1を示す。〕
    で表される、請求項1に記載の希土類蓄冷材。
  4. 前記RがDy及びGdであり、一般式(4)
    Er1−x−yDyGdNi1+α (4)
    〔式中、xは0<x≦0.3、yは0<y≦0.25、αは−1<α<1を示す。〕
    で表される、請求項1に記載の希土類蓄冷材。
  5. 前記Ni1+αの一部がMにより置換されており、一般式(5)
    Er1−xNi(1−z)+α (5)
    〔式中、xは0<x<1、zは0<z<0.5、αは−1<α<1を示す。RはY及びランタノイド元素(但しErを除く)から選ばれる少なくとも一種を示す。MはCo、Cu、Fe、Al、Mn、Si、Ag及びRuからなる群から選択される少なくとも一種を示す。〕
    で表される、請求項1に記載の希土類蓄冷材。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の希土類蓄冷材が単独で又は他の蓄冷材と組み合わせて充填されている蓄冷器。
  7. 前記希土類蓄冷材は、1)球状粉の粒子群の状態、又は2)球状粉の粒子群の焼結体の状態である、請求項6に記載の蓄冷器。
  8. 請求項7又は8に記載の蓄冷器を備えた冷凍機。
JP2018502440A 2016-12-28 2017-12-28 希土類蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機 Active JP6377880B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016256386 2016-12-28
JP2016256386 2016-12-28
PCT/JP2017/047150 WO2018124256A1 (ja) 2016-12-28 2017-12-28 希土類蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6377880B1 JP6377880B1 (ja) 2018-08-22
JPWO2018124256A1 true JPWO2018124256A1 (ja) 2018-12-27

Family

ID=62709551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018502440A Active JP6377880B1 (ja) 2016-12-28 2017-12-28 希土類蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20190316814A1 (ja)
EP (1) EP3564337A4 (ja)
JP (1) JP6377880B1 (ja)
CN (1) CN110168043B (ja)
WO (1) WO2018124256A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6382470B1 (ja) * 2016-12-22 2018-08-29 株式会社三徳 蓄冷材及びその製造方法、蓄冷器並びに冷凍機
CN113578396A (zh) * 2021-08-18 2021-11-02 国能龙源催化剂江苏有限公司 适用于深度调峰的高抗硫耐磨脱硝催化剂及其制备方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07101134B2 (ja) * 1988-02-02 1995-11-01 株式会社東芝 蓄熱材料および低温蓄熱器
JPH046352A (ja) * 1990-04-24 1992-01-10 Takakuni Hashimoto 冷凍方法、蓄冷器および液化機
JP3026506B2 (ja) * 1990-11-21 2000-03-27 科学技術振興事業団 4kから20kの温度範囲で高い熱容量を持つ磁性材料とこれを用いた蓄冷器及び磁気冷凍装置
US5447034A (en) * 1991-04-11 1995-09-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Cryogenic refrigerator and regenerative heat exchange material
DE69207801T2 (de) * 1991-04-11 1996-06-13 Kabushiki Kaisha Toshiba, Kawasaki, Kanagawa Tiefsttemperaturkälteanlage
JP2835795B2 (ja) * 1991-11-21 1998-12-14 三菱マテリアル株式会社 蓄冷材とその製造方法
JPH06240241A (ja) * 1993-02-12 1994-08-30 Toshiba Corp 極低温用蓄冷材およびそれを用いた極低温用蓄冷器
JP2000001670A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Shin Etsu Chem Co Ltd 多孔質蓄冷材及びその製造方法
WO2002103259A1 (fr) * 2001-06-18 2002-12-27 Konoshima Chemical Co., Ltd. Matiere d'entreposage au froid a base d'un oxysulfure metallique de terre rare et dispositif d'entreposage au froid
JP2006242484A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Sumitomo Heavy Ind Ltd 蓄冷材、蓄冷器及び極低温蓄冷式冷凍機
EP3663674B1 (en) 2009-08-25 2021-10-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Gifford macmahon type refrigerator and tow-stage pulse tube refrigerator
CN102864356B (zh) * 2011-07-08 2014-11-26 中国科学院物理研究所 一种稀土-镍材料及其制备方法和用途
CN103031501B (zh) * 2011-09-30 2015-12-16 中国科学院物理研究所 铒基非晶复合磁性蓄冷材料及其制备方法、低温制冷机
CN104559944B (zh) * 2014-12-24 2018-04-17 西安交通大学 一种含稀土氢氧化物的磁制冷材料及制备方法
CN104830284A (zh) * 2015-04-20 2015-08-12 杭州电子科技大学 稀土R2BaCuO5氧化物材料在低温磁制冷的应用
CN104946211A (zh) * 2015-06-09 2015-09-30 安徽普瑞普勒传热技术有限公司 一种ErNi换热材料
CN105063450B (zh) * 2015-07-24 2017-06-20 北京科技大学 高强度大比热多相磁性蓄冷材料及其制备方法
CN105086948B (zh) * 2015-08-18 2018-09-25 栗世芳 一种相变储热材料及其制备方法与应用以及相变储热装置
CN106085375A (zh) * 2016-06-22 2016-11-09 王斐芬 一种混合熔盐传热蓄热介质及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018124256A1 (ja) 2018-07-05
JP6377880B1 (ja) 2018-08-22
CN110168043B (zh) 2021-05-28
EP3564337A4 (en) 2020-07-22
CN110168043A (zh) 2019-08-23
EP3564337A1 (en) 2019-11-06
US20190316814A1 (en) 2019-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5656842B2 (ja) 希土類蓄冷材粒子、希土類蓄冷材粒子群およびそれを用いた冷凍機、測定装置並びにその製造方法
JP6918071B2 (ja) 希土類蓄冷材粒子、それを用いた冷凍機、超電導磁石、検査装置およびクライオポンプ
US6467277B2 (en) Cold accumulating material, method of manufacturing the same and refrigerator using the material
US20240068072A1 (en) Highly Tunable, Inexpensive and Easily Fabricated Magnetocaloric Materials
JP6377880B1 (ja) 希土類蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機
JP2020152769A (ja) 蓄冷材粒子、蓄冷器、冷凍機、超電導磁石、核磁気共鳴イメージング装置、核磁気共鳴装置、クライオポンプ、及び、磁界印加式単結晶引上げ装置
JP2024056758A (ja) 蓄冷材粒子の製造方法
JP6495546B1 (ja) HoCu系蓄冷材並びにこれを備えた蓄冷器及び冷凍機
WO1999020956A1 (en) Cold-accumulating material and cold-accumulating refrigerator
JP2010077447A (ja) 蓄冷材およびその製造方法
WO2023032867A1 (ja) 蓄冷材粒子用造粒粒子、蓄冷材粒子、蓄冷器、冷凍機、クライオポンプ、超電導磁石、核磁気共鳴イメージング装置、核磁気共鳴装置、磁界印加式単結晶引上げ装置、及び、ヘリウム再凝縮装置
WO2021157735A1 (ja) 磁気冷凍材料、これを用いたamrベッド、および、磁気冷凍装置
CN112752824B (zh) 蓄冷材料、冷冻机、超导线圈内置装置以及蓄冷材料的制造方法
JP2002249763A (ja) 蓄冷材,その製造方法およびその蓄冷材を用いた冷凍機
JP2004099822A (ja) 蓄冷材およびこれを用いた蓄冷式冷凍機
JP6677864B2 (ja) 多結晶ユーロピウム硫化物の焼結体、並びに該焼結体を用いた磁気冷凍材料及び蓄冷材
JP2004143341A (ja) 蓄冷材およびこれを用いた蓄冷式冷凍機
RU2818411C1 (ru) Материал для сохранения холода, частица материала для сохранения холода, гранулированная частица, устройство для сохранения холода, холодильник, крионасос, сверхпроводящий магнит, аппарат для визуализации ядерного магнитного резонанса, аппарат ядерного магнитного резонанса, аппарат для вытягивания монокристалла с приложением магнитного поля и устройство для повторной конденсации гелия
WO2022224783A1 (ja) 磁性蓄冷材粒子、蓄冷器、冷凍機、クライオポンプ、超電導磁石、核磁気共鳴イメージング装置、核磁気共鳴装置、磁界印加式単結晶引上げ装置、及び、ヘリウム再凝縮装置
JPH0765823B2 (ja) 冷凍方法
JP2004161839A (ja) 希土類バナジウム酸化物セラミックスを用いた蓄冷材とその製造方法及び蓄冷器
WO2024185831A1 (ja) 蓄冷材、蓄冷材粒子、造粒粒子、蓄冷器、冷凍機、クライオポンプ、超電導磁石、核磁気共鳴イメージング装置、核磁気共鳴装置、磁界印加式単結晶引上げ装置、ヘリウム再凝縮装置、及び、希釈冷凍機
JPH10253183A (ja) 蓄熱材料および低温蓄熱器
JP2022148877A (ja) 磁気冷凍材料
JPH11294882A (ja) 蓄冷材および蓄冷式冷凍機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180118

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180126

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6377880

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250