JPWO2018109937A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018109937A1
JPWO2018109937A1 JP2018556153A JP2018556153A JPWO2018109937A1 JP WO2018109937 A1 JPWO2018109937 A1 JP WO2018109937A1 JP 2018556153 A JP2018556153 A JP 2018556153A JP 2018556153 A JP2018556153 A JP 2018556153A JP WO2018109937 A1 JPWO2018109937 A1 JP WO2018109937A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
heat insulating
insulating material
vacuum heat
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018556153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6689408B2 (ja
Inventor
努 小高
努 小高
前田 剛
剛 前田
大石 隆
隆 大石
花輪 純
純 花輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2018109937A1 publication Critical patent/JPWO2018109937A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6689408B2 publication Critical patent/JP6689408B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D11/00Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators
    • F25D11/02Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators with cooling compartments at different temperatures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/02Doors; Covers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/02Doors; Covers
    • F25D23/028Details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D25/00Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
    • F25D25/02Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D25/00Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
    • F25D25/02Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
    • F25D25/024Slidable shelves
    • F25D25/025Drawers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/02Details of doors or covers not otherwise covered
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/02Details of doors or covers not otherwise covered
    • F25D2323/021French doors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

冷蔵庫は、外箱と内箱との間に断熱材が設けられた箱体と、内箱に設けられ、前面に開口を有する引き出し室と、前後方向に移動することで、引き出し室の開口を開閉する扉とを有し、扉は、上側に設けられた主手掛け部と、下側に設けられた副手掛け部とを有するものである。

Description

本発明は、引き出し式の扉に手掛け部が設けられた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫には、引き出し式の扉に手掛け部が1箇所設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された冷蔵庫では、並列に配置された2つの引き出し式の扉の上側に手掛け部が設けられている。この場合、使用者は、手掛け部が自分の肩よりも高い位置にあると、扉を引き出ししにくい。引き出し式の扉に手掛け部が1箇所だけでは、身長の違いによって使用者は扉の開閉をしにくい場合が起こり得る。
この問題に対して、引き出し式の扉の前面に手掛け部が設けられた冷蔵庫が知られている(例えば、特許文献2)。特許文献2に開示された冷蔵庫では、扉の前板に窪みが設けられ、窪みを跨ぐように把持部材が設けられている。この冷蔵庫では、身長の高い使用者は、扉が自分の肩よりも下側にあれば手のひらを下向きにして把持部材をつかめば、扉を引き出しやすい。また、身長の低い使用者は、扉が自分の肩よりも上側にあれば手のひらを上向きにして把持部材をつかめば、扉を引き出しやすい。このような利点があるが、手のひらが上向きおよび下向きのいずれの場合でも1箇所の手掛け部で扉に手をかけやすくしようとすると、手掛け部の形状が複雑になり、製造コストが高くなる。特許文献2に開示された冷蔵庫の場合、扉の前板に窪みを形成するための絞り加工が必要であり、この加工が製造コストに影響を及ぼす。また、扉の前板に窪みが設けられることで、前板の意匠の設計に制約をかけてしまうことになる。
上記の問題に対する別の対策として、手掛け部が扉の横に2箇所設けられた冷蔵庫が知られている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に開示された冷蔵庫では、4段の貯蔵室のうち、下側2段の貯蔵室の扉の両側面の最上部に手掛け部が設けられている。この冷蔵庫では、扉の前板に密着して扉の内側に真空断熱材が配置され、真空断熱材の両側の最上部に手掛け部が設けられている。
なお、引き出し式の扉ではないが、両開き式の扉に複数の手掛け部が設けられた冷蔵庫が知られている(例えば、特許文献4参照)。特許文献4には、最上段の貯蔵室の両開き式の扉の側面、天面および底面の3面に手掛け部が設けられた構成が開示されている。特許文献4には、その効果として、使用者は、自分の好みおよび身長に応じて手掛け部を適宜選択することで、誰でも容易に扉を開閉できると記載されている。一方、両開き式の扉は、手掛け部が設けられた辺の対向する辺に設けられたヒンジを軸にして回転するものであり、前後に移動する引き出し式の扉とは開閉動作が異なる。両開き式の扉の技術をそのまま引き出し式の扉に設けても、両開き式の扉と同様な効果を得ることはできない。
特開2015−75273号公報 特開2015−194296号公報 特開2015−31441号公報 特開2011−106696号公報
特許文献3に開示された冷蔵庫では、扉の両側面の最上部に設けられた手掛け部はどちらも床面からの高さが同じである。そのため、引き出し式の扉が上段に設けられている場合、身長の低い使用者は扉を開閉しにくくなるおそれがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、使用者の身長に左右されずに引き出し式の扉を開閉しやすい冷蔵庫を提供するものである。
本発明に係る冷蔵庫は、外箱と内箱との間に断熱材が設けられた箱体と、前記内箱に設けられ、前面に開口を有する引き出し室と、前後方向に移動することで、前記引き出し室の前記開口を開閉する扉と、を有し、前記扉は、上側に設けられた主手掛け部と、下側に設けられた副手掛け部と、を有するものである。
本発明は、引き出し式の扉の上側および下側の両方に手掛け部が設けられているので、使用者は、身長に左右されず手掛け部に指をかけやすく、開閉作業の負担が軽減する。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の一構成例を示す外観斜視図である。 図1Aに示した冷蔵庫を上から見たときの平面図である。 図1Aに示した冷蔵庫を横から見たときの構成例を示す側面図である。 図1Bに示した線分A−Aの部分の断面図である。 図1Aに示した冷蔵庫の箱体について、発泡断熱材を用いた発泡工程を説明するための外観斜視図である。 図1Cに示した線分B−Bの部分の断面図である。 図4Aに示す円Fの部分の拡大図である。 図4Aに示した真空断熱材および放熱パイプの一構成例を示す平面図である。 図5Aに示す線分C−Cの部分の断面図である。 図5Aに示した真空断熱材の製造工程を経時的に示す断面模式図である。 図5Aに示した真空断熱材の製造工程を経時的に示す断面模式図である。 図1Aに示した第2冷凍室および野菜室の扉の外観を示す正面図である。 図1Aに示した野菜室の扉の一例を示す外観斜視図である。 図7Aに示した線分D−Dの部分の断面図である。 図8に示した2つの扉の境界部分を拡大した断面図である。 図8に示した2つの扉の境界部分を拡大した断面図である。 図7Aに示した冷凍室の扉の上面、正面および底面を示す外観図である。 図11に示す線分E−Eの部分を、冷蔵庫の背面側から見たときの平面図である。 図8に示した扉内における真空断熱材の配置を説明するための図である。 図8に示した扉内における真空断熱材の配置を説明するための図である。
実施の形態1.
本実施の形態1における冷蔵庫の構成を説明する。図1Aは、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の一構成例を示す外観斜視図である。図1Bは、図1Aに示した冷蔵庫を上から見たときの平面図である。図1Cは、図1Aに示した冷蔵庫を横から見たときの構成例を示す側面図である。図1Cは、図1Aに示す構成において、冷蔵庫1の前面を見たとき(Y軸矢印方向に冷蔵庫1を見たとき)の右側の側面を示している。図1Cには、冷蔵庫1の右側の側面板32を示しているが、冷蔵庫1の左側にも側面板32が設けられている。
図1Aに示すように、冷蔵庫1は、食品等の貯蔵物を冷蔵または冷凍して収容する貯蔵室として、冷蔵室2と、冷凍室27と、野菜室6とを有する。冷凍室27は、製氷室3、第1冷凍室4および第2冷凍室5を有する。冷蔵の温度は、例えば、10℃以下である。冷凍の温度は、例えば、−12℃以下である。
図1Aに示すように、冷蔵室2は冷蔵庫1の最上段に設けられ、製氷室3および第1冷凍室4は、冷蔵室2の下に並列に配置されている。製氷室3および第1冷凍室4の下に第2冷凍室5が設けられ、野菜室6は第2冷凍室5の下に設けられている。
また、冷蔵庫1は、貯蔵室の前面を開閉する複数の扉7〜12を有する。冷蔵室2の前面に扉7、8が設けられている。扉7、8は、冷蔵室2を開閉する両開き式の扉である。扉7が左側扉であり、扉8が右側扉である。製氷室3の前面には扉9が設けられている。第1冷凍室4の前面には扉10が設けられている。第2冷凍室5の前面には扉11が設けられている。野菜室6の前面には扉12が設けられている。
扉7〜12は、製氷室3、第1冷凍室4、第2冷凍室5および野菜室6の各貯蔵室の引き出し式の扉である。以下では、引き出し式の扉が前後方向に移動することで、前面が開閉される貯蔵室を、引き出し室と称する。引き出し式の扉は、前後方向に移動することで引き出し室の開口を開閉する役目を果たす。例えば、扉11は、第2冷凍室5の前面に設けられ、前後方向に移動することで第2冷凍室5の開口を開閉する。
図2は、図1Bに示した線分A−Aの部分の断面図である。冷蔵庫1は、送風機16、冷却器17、圧縮機18、凝縮器およびキャピラリチューブ等が冷媒配管で接続された冷媒回路を有する。図示しない放熱パイプが、凝縮器として、冷蔵庫1の外郭の一部である側面板32と発泡断熱材19との間に設けられている。放熱パイプは、流通する冷媒の熱を図1Cに示した側面板32を介して外部に放熱する。放熱パイプの構成については後で詳しく説明する。冷媒には、例えば、R600aという冷媒名が付けられたイソブタンが用いられる。冷媒として、他の冷媒を用いてもよいが、イソブタンは、廃棄した場合にオゾン層を破壊しない、温暖化係数が低いなどの利点がある。
また、冷蔵庫1には、冷却器17から各貯蔵室に冷気が流れる風路(不図示)が設けられている。各風路には電動式の開閉ダンパ(不図示)が設けられている。冷蔵庫1の最上部の後方には、冷蔵庫1の冷凍サイクルを制御する制御装置14が設けられている。制御装置14は、上蓋13で覆われている。制御装置14は、例えば、マイクロコンピュータである。制御装置14は、冷蔵庫1における冷蔵温度および冷凍温度のそれぞれが設定温度になるように、圧縮機18および送風機16の回転数と、各開閉ダンパの開度とを制御する。
冷凍サイクルによって冷却器17が冷却した空気は、送風機16により、冷蔵室2、冷凍室27および野菜室6の各貯蔵室に送られる。その際、各貯蔵室への冷気量は、各風路に設けられた開閉ダンパの開度を制御装置14が制御することで、調節される。
次に、冷蔵庫1の外郭を構成する箱体30について説明する。はじめに、箱体30内への発泡断熱材19の発泡方法について説明する。ここでは、発泡断熱材19がウレタンフォームの場合で説明する。
図3は、図1Aに示した冷蔵庫の箱体について、発泡断熱材を用いた発泡工程を説明するための外観斜視図である。図4Aは、図1Cに示した線分B−Bの部分の断面図である。図4Bは、図4Aに示す円Fの部分の拡大図である。図3および図4Aに示すように、箱体30は、各貯蔵室を区画する内箱31と、側面板32および背面板20を含む外箱21とを有する。外箱21は冷蔵庫1の外郭を構成する。
図3に示す側面板32および背面板20は、例えば、板の厚みが0.4〜0.5mm程度の鉄板で構成されている。箱体30には、内箱31を外箱21に引っ掛けて止める一対の部材が設けられている。図4Aおよび図4Bに示すように、外箱21の前面側には、一対の部材の一方としてR曲げ部21aが設けられている。内箱31の前面側には、一対の部材の他方として被係止部31aが設けられている。R曲げ部21aが弾性変形して被係止部31aを挟むことで、外箱21と内箱31とがかみ合って固定される。
外箱21と内箱31との間の空間にウレタンフォーム原液を注入する際、図3に示すように、冷蔵庫1の箱体30の背面板20が上側を向くように箱体30が図示しない発泡装置内に設置される。そして、背面板20に設けられた複数の注入口33からウレタンフォーム原液が注入される。
注入されたウレタンフォーム原液は、外箱21と内箱31との間に内壁に沿って全体に回り込む。その後、ウレタンフォームは、背面板20に向けて発泡を開始し、内箱31と外箱21との間の空間を埋めるように充填される。
なお、ウレタンフォーム原液の注入前に、図4Aに示す真空断熱材23が予め外箱21の内面側にホットメルト接着剤およびシール材等により仮固定されている。真空断熱材23には予め凹部29が設けられ、凹部29に放熱パイプ22が配置されている。ウレタンフォーム原液が発泡して外箱21と内箱31との間に発泡断熱材19が充填されることで、真空断熱材23は、外箱21と発泡断熱材19との間に固定される。
次に、図4Aに示した真空断熱材23および放熱パイプ22の構成を、図面を参照して説明する。ここでは、真空断熱材23および放熱パイプ22について、発泡断熱材19と外箱21との間に固定される前の状態を説明する。図5Aは、図4Aに示した真空断熱材および放熱パイプの一構成例を示す平面図である。図5Aは、図1Cに示した側面図において、真空断熱材23および放熱パイプ22が側面板32の内側に設置された状態を示す。図5Bは、図5Aに示す線分C−Cの部分の断面図である。
図5Aに示すように、真空断熱材23は矩形状である。図5Aにおいて、Z軸矢印方向を縦方向とし、Y軸矢印方向を横方向とすると、真空断熱材23には、放熱パイプ22を収容するための凹部29が縦方向に等間隔に複数設けられている。凹部29の中心線の間隔は、図5Bに示すように寸法W1である。図5Aおよび図5Bに示す構成例では、真空断熱材23に6箇所の凹部29が設けられている。図5Aに示すように、1本の放熱パイプ22が、真空断熱材23の縦方向の下側から6箇所の凹部29を1箇所ずつ順番に縫うように通り、真空断熱材23の下側に戻るように配置されている。放熱パイプ22の材質は、例えば、銅である。放熱パイプ22の直径は、例えば、4.00〜5.00mmである。
図5Bに示すように、凹部29は、配置される放熱パイプ22の左右両側に位置する壁部を有する窪み形状である。凹部29の深さ寸法D1は5mm以上であり、凹部29の幅寸法L1は40〜70mmである。凹部29の断面形状は、図5Bに示す構成例では四角形であるが、凹部29の断面形状は四角形に限定されない。凹部29の断面形状は、例えば、三角形および楕円であってもよい。
凹部29の幅寸法L1は、冷蔵庫1の製造工程における誤差を考慮して、目標寸法および公差が設定されている。このことを具体的に説明する。冷蔵庫1の製造工程における誤差として、例えば、凹部29を真空断熱材23に形成する際の製造誤差、真空断熱材23を側面板32に取り付ける際の取り付け誤差が考えられる。また、真空断熱材23を側面板32に取り付ける際、放熱パイプ22が側面板32に沿って少し曲がってしまっても、放熱パイプ22が凹部29からはみ出さないようにする必要がある。これらの誤差を考慮した上で、放熱パイプ22を収納できる大きさに、凹部29の幅寸法L1の目標寸法および公差が設定されている。
凹部29の深さ寸法D1は、放熱パイプ22の直径以上の寸法に設定されている。その理由を説明する。ウレタンフォームが発泡すると、ウレタンフォームが真空断熱材23を介して放熱パイプ22を側面板32に押しつける。このとき、側面板32に放熱パイプ22の押し圧痕が生じたり、真空断熱材23の外包材25に放熱パイプ22によって損傷が生じたりするおそれがある。このような圧痕および損傷が発生することを防ぐために、凹部29の深さ寸法D1は放熱パイプ22の直径以上の寸法に設定されている。例えば、放熱パイプ22の直径が4.0mmである場合、凹部29の深さ寸法D1は5.0mmに設定される。
仮に凹部29の深さ寸法D1が放熱パイプ22の直径に満たない場合、発泡したウレタンフォームが真空断熱材23を介して放熱パイプ22を側面板32に押しつけ、側面板32の外観に放熱パイプ22の形状が浮かび上がってしまうと、外観不良になってしまう。そのため、凹部29の深さ寸法D1は放熱パイプ22の直径以上の寸法に設定されている。
なお、図5Aおよび図5Bを参照して、真空断熱材23および放熱パイプ22の構成を説明したが、図4Aに示した背面板20側に設けられる真空断熱材15も真空断熱材23と同様な構成である。また、図4Aには示していないが、真空断熱材15にも、放熱パイプ22と同様な構成の放熱パイプが設けられている。
図5Aおよび図5Bを参照して説明したように真空断熱材15、23の凹部29に放熱パイプ22が収納された状態で、ホットメルト接着剤およびアルミニウム製粘着テープ等を用いて、真空断熱材23が側面板32に貼り付けられ、真空断熱材23が背面板20に貼り付けられる。その際、真空断熱材23の側面板32への取り付けは、その後の発泡工程において、発泡断熱材19が側面板32と真空断熱材23との間に浸入しないように仮固定する必要がある。真空断熱材15の背面板20への取り付けについても、発泡工程において、発泡断熱材19が背面板20と真空断熱材15との間に浸入しないように仮固定する必要がある。
図3を参照して説明した発泡工程では、発泡断熱材19は、外箱21と内箱31との間に形成される空間に充填される。このようにして、図4Aに示したように、真空断熱材15、23および放熱パイプ22が外箱と内箱31との間に固定される。
次に、図5Aおよび図5Bに示した真空断熱材23の製造方法を、図6Aおよび図6Bを参照して説明する。図6Aおよび図6Bは、図5Aに示した真空断熱材の製造工程を経時的に示す断面模式図である。
図6Aに示すように、繊維層24a〜24cが積層された積層体24が作製される。繊維層24a〜24cに用いられる繊維は、例えば、グラスウール、グラスファイバ、アルミナ繊維およびシリカアルミナ繊維等の無機繊維であるが、木綿等の天然繊維であってもよい。図6Aの積層体24の内部の横線は繊維の方向を示している。図6Aは繊維層24a〜24cの厚みが等しい場合を示されているが、繊維層24a〜24cの厚みは異なっていてもよい。また、図6Aは積層体24が3つの繊維層24a〜24cを有する場合を示しているが、繊維層の数は3層に限定されない。この積層体24は、図5Aに示した真空断熱材23において芯材26と呼ばれている。
続いて、図6Aに示した芯材26が外包材25に収納される。外包材25は、例えば、熱溶着用のプラスチック層を有する金属蒸着ラミレートフィルムなどである。外包材25の上から芯材26にプレス加工が行われ、図5Aおよび図5Bに示した凹部29が繊維層24aに形成される。図6Bでは、図5Bに示した6箇所の凹部29の一部を図に示している。その後、外包材25から繊維が出てしまうことを防ぐために、図6Bに示すように、外包材25の両端が溶着される。このようにして、凹部29が形成された芯材26と、芯材26を覆う外包材25とを有する真空断熱材23が作製される。
次に、冷蔵庫1における引き出し室の扉の構成について説明する。扉9〜12は同様な構成なので、以下では、扉11、12の構成を中心に説明する。図7Aは、図1Aに示した第2冷凍室および野菜室の扉の外観を示す正面図である。図7Bは、図1Aに示した野菜室の扉の一例を示す外観斜視図である。
図7Aに示すように、扉11と扉12とが上下に隣り合って設けられている。扉11は、上板37、底板38および前板41を有する。扉11は、図示しない、側板および背板を有する。図7Aおよび図7Bに示すように、扉12は上板39、底板40、背板44、前板42および側板47、48を有する。前板42は、例えば、ガラス板および鋼板である。以下では、扉11の側板および背板を、扉12の側板47、48および背板44と同じ符号を用いて説明する。
図7Bには、扉12の背板44側に支持部材58が取り付けられ、支持部材58に収納ケース57が搭載された場合を示している。図7Bは、扉12の幅方向(X軸矢印の方向)の右側に取り付けられた支持部材58を示しているが、扉12の左側にも支持部材58が取り付けられている。支持部材58の側面には、奥行き方向(Y軸矢印の方向)と平行にガイド58aが設けられている。また、収納ケース57の上部には、幅方向の両側にフランジ57aが設けられている。支持部材58がフランジ57aを支持することで、収納ケース57が支持部材58に搭載される。扉12が閉じた状態から、使用者が扉12を引き出すと、ガイド58aが内箱31に設けられた図示しない溝を滑り、ガイド58aに搭載された収納ケース57も引き出される。収納ケース57が引き出されると、使用者は、貯蔵物を収納ケース57に入れたり、収納ケース57から出したりすることができる。
図8は、図7Aに示した線分D−Dの部分の断面図である。ここでは、扉11の構成を中心に説明する。図8に示すように、上板37には、重力方向(Z軸矢印の反対方向)に窪んだ形状の主手掛け部51が設けられている。底板38には、重力方向とは反対方向に窪んだ副手掛け部52が設けられている。扉11の副手掛け部52と扉12の主手掛け部51とが互いに対向する位置に配置されている。
また、上板37、底板40、背板44、前板41および側板47、48で囲まれる空間内に真空断熱材43が設けられ、その空間の隙間に硬質ウレタンフォームなどの発泡断熱材19が充填されている。図8に示すように、真空断熱材43を支えるリブ46が上板37および底板38のそれぞれに設けられている。真空断熱材43は、主手掛け部51および副手掛け部52と背板44との間に配置されている。図8に示す構成例では、真空断熱材43の下側が副手掛け部52とリブ46とに挟まれて支持されている。真空断熱材43は、底板38に対して垂直方向(Z軸矢印方向)よりも背板44側に傾いて配置されている。真空断熱材43は、真空断熱材23と同様な構成であり、その詳細な説明を省略する。
また、図8に示すように、扉11には、箱体30と密着して野菜室6の気密性を確保するガスケット45が設けられている。ガスケット45は、図3に示した箱体30の左側の側面板32の前面と、箱体30の右側の側面板32の前面と、図1Aに示した仕切り部材49、50の前面とのそれぞれと対向するように、扉11の背板44の外周に沿って四角枠状に設けられている。
ここで、扉11内に発泡断熱材19を充填する工程における、主手掛け部51、副手掛け部52およびリブ46の作用を、図8を参照して説明する。前板41と真空断熱材43との間の隙間に先に発泡断熱材19を充填した場合、発泡断熱材19が真空断熱材43を背板44側に押す。この場合、リブ46が真空断熱材43を支えるので、真空断熱材43が背板44側に移動してしまうことを防げる。一方、背板44と真空断熱材43との間の隙間に先に発泡断熱材19を充填した場合、発泡断熱材19が真空断熱材43を前板41側に押す。この場合、主手掛け部51および副手掛け部52における窪み部の背板44側の壁がリブとして機能し、真空断熱材43を支えるので、真空断熱材43が前板41側に移動してしまうことを防げる。
このように、扉11に対して発泡工程を行う際、主手掛け部51および副手掛け部52の背板44側の壁とリブ46とが、真空断熱材43の移動を防ぐ役目を果たす。主手掛け部51および副手掛け部52の背板44側の壁をリブと考えると、リブの高さは、意匠面側よりも庫内側が低くなっている。なお、扉11に対する発泡工程を前側および後側の2回に分けて行う場合で説明したが、前側および後側の発泡工程を同時に行ってもよい。
図9および図10は、図8に示した2つの扉の境界部分を拡大した断面図である。図9および図10では、扉11、12に設けられた発泡断熱材を図に示すことを省略し、扉12に設けられた真空断熱材を図に示すことを省略している。
図9に示すように、副手掛け部52の奥行き方向(Y軸矢印方向)の長さをT2とし、主手掛け部51の奥行き方向の長さをT1とすると、長さT1よりも長さT2の方が短い。つまり、T1>T2の関係になっている。副手掛け部52の奥行きの長さT2は、例えば、成人の中指の平均的な太さ以上の手掛け代になっている。図9では、長さT1が長さT2よりも長さT3だけ長い場合を示している。主手掛け部51および副手掛け部52の奥行きの長さの関係をT1>T2とすることで、副手掛け部52が主手掛け部51の投影内に収まる。
また、図10に示す構成例では、副手掛け部52における底板38から窪み部の最上面までの深さ(Z軸矢印と反対方向)をH2とし、主手掛け部51における開口端から窪みの底面までの深さをH4とすると、深さH4よりも深さH2の方が浅い。副手掛け部52の深さH2は、例えば、成人の中指の平均的な長さの第1関節がかかる深さ以上である。深さH4と深さH2の関係は、H2≦H4であればよい。この場合、主手掛け部51および副手掛け部52のいずれもが、成人の中指の平均的な長さの第1関節の長さに相当する深さを有するので、使用者はどちらの手掛け部も指をかけやすい。なお、H2<H4の場合には、使用者は、主手掛け部51に指をかけたとき、重力で自然に指が窪み部に深く入り、安心感が得られる。
図10に示す構成例では、主手掛け部51の窪み部の底面から上板39の最上面までの高さをH1とすると、H1>H2である。(H1−H4)の高さは成人の中指の平均的な太さ(T2)以上である。扉12の主手掛け部51と扉11の副手掛け部52との間の開口部の高さをH3とすると、H3≧H1−H4≧T2の関係になっている。このように寸法が設定されている理由は、使用者が主手掛け部51および副手掛け部52の両方に指をかけられるように、主手掛け部51側の前面に開口部が設けられているからである。これにより、扉11内の副手掛け部52の前板41側に発泡断熱材19を充填する空間をより大きくできる。その結果、副手掛け部52周辺の断熱性能を向上させることができる。
なお、H1=H2としてもよい。この場合、扉12の主手掛け部51と扉11の副手掛け部52との間の開口部が、扉11および扉12の境界から上下に均等に設けられる。この場合、断熱性能の向上の効果が扉12の主手掛け部51と扉11の副手掛け部52に分配される。
上述したように、上側の扉11の副手掛け部52と下側の扉12の主手掛け部51とが互いに対向する位置に配置され、主手掛け部51および副手掛け部52間の開口部の高さH3が成人の中指の平均的な太さ以上の寸法である。高さH3の隙間が上側の扉11の副手掛け部52と下側の扉12の主手掛け部51との共用の隙間として機能し、使用者はその隙間から上側の副手掛け部52および下側の主手掛け部51のいずれにも指をかけることができる。そのため、副手掛け部52および主手掛け部51のそれぞれに使用者が指をかけるための隙間を別々に設ける必要がない。
また、主手掛け部51および副手掛け部52の奥行きの長さの関係がT1>T2であり、主手掛け部51と副手掛け部52との間の開口部の高さH3が成人の中指の平均的な太さ(T2)以上の寸法である。そのため、扉11の副手掛け部52は扉12の主手掛け部51の投影内に収まる位置に配置され、使用者が扉11の副手掛け部52に指を掛けて扉11を引き出す場合および扉12の主手掛け部51に指を掛けて扉12を引き出す場合のいずれにおいても、指が扉11と扉12との間に挟まれてしまうことを防ぐことができる。
図11は、図7Aに示した冷凍室の扉の上面、正面および底面を示す外観図である。図11の最上段が扉11の上面図であり、中段が扉11の正面図であり、下段が扉11の底面図である。
図11に示すように、主手掛け部51の幅方向(X軸矢印の方向)の長さをM1とし、副手掛け部52の幅方向の長さをM2とすると、幅の長さM1は幅の長さM2よりも長い。つまり、M1>M2の関係になっている。主手掛け部51および副手掛け部52の幅の関係がM1>M2であり、図9を参照して説明したように、主手掛け部51および副手掛け部52の奥行きの長さの関係がT1>T2である。そのため、副手掛け部52は主手掛け部51の投影内に収まっている。
また、図11に示すように、主手掛け部51および副手掛け部52の窪み形状は、中心線55に対して線対称である。主手掛け部51の窪み形状の奥行きの長さは、中心線55の位置で最も長く、中心線55から幅方向に離れるほど短くなっている。副手掛け部52の窪み形状の奥行きの長さも、中心線55の位置で最も長く、中心線55から幅方向に離れるほど短くなっている。
主手掛け部51および副手掛け部52のいずれにおいても、中心線55の位置が最も奥行きの長さが長いので、使用者は、主手掛け部51および副手掛け部52に指をかけるとき、これらの手掛け部の中央付近に指をかけやすい。一方、第2冷凍室5および野菜室6等の引き出し室の収納ケース57は、扉と共に前後に移動する。そのため、使用者が手掛け部の中央付近に指をかけて扉を引き出せば、引き出す力が扉の幅方向に均等に作用し、貯蔵物が入った収納ケース57を内箱31からよりスムーズに引き出すことができる。さらに、M1>M2として、副手掛け部52が主手掛け部51の投影内に収まるようにすることで、扉11、12の幅方向の両端近くで指はさみが起こることを防げる。
次に、扉11の内部に設けられたリブ46および真空断熱材43について説明する。ここでは、真空断熱材43が設けられる扉が扉11の場合で説明する。図12は、図11に示す線分E−Eの部分を、冷蔵庫の背面側から見たときの平面図である。図13Aおよび図13Bは、図8に示した扉内における真空断熱材の配置を説明するための図である。
図12に示す構成例では、上板37に2つのリブ46が設けられ、底板38に2つのリブ46が設けられている。上板37および底板38のうち、一方または両方にリブ46が複数設けられていれば、発泡工程で発泡断熱材19が真空断熱材43に均等に圧力をかけずに真空断熱材43の一部が強い圧力を受けても、真空断熱材43に位置ずれが起きることを抑制できる。
図12に示す各リブ46の上下方向(Z軸矢印の方向)の高さをLcとし、真空断熱材43の高さをLbとすると、上側のリブ46と下側のリブ46の高さの合計(2×Lc)は真空断熱材43の高さLbよりも小さい。また、リブ46の幅方向(X軸矢印の方向)の長さをLeとし、真空断熱材43の幅方向の長さをLdとすると、2つのリブ46の幅の合計(2×Le)は真空断熱材43の幅Ldよりも小さい。
2つのリブ46の幅の合計(2×Le)が真空断熱材43の幅Ldよりも短いので、発泡工程でウレタンフォーム原液が扉内の隙間に流れ込む際、その流れを妨げることが抑制され、ウレタンフォーム原液の流路が確保される。その結果、ウレタンフォームが十分に充填されないことを抑制できる。また、扉の製作工程の終盤において、作業者は、扉枠組み作業で上板37および底板38を組んだ後でも、側板47または側板48を取り付ける前であれば、真空断熱材43を扉11の側面から組み込むことができる。その際、2つのリブ46の高さの合計(2×Lc)が真空断熱材43の高さLbよりも短いので、真空断熱材43がリブ46と摩擦される面積が少なくてすみ、作業者は扉11内に真空断熱材43を組み込みやすい。さらに、真空断熱材43の外包材25がリブ46との摩擦によって破れてしまうというリスクを低減できる。
続いて、図12に示した真空断熱材43を、図8と同様に、扉11の側板48側から見た場合について説明する。図8に示したように、真空断熱材43は、扉11内において底板38に対して垂直方向から背板44側に傾いて配置されている。
図13Aは、真空断熱材43の平面が床面に対して垂直方向(Z軸矢印方向)と平行になるように置いた場合を示す。このときの真空断熱材43の垂直方向の高さをLaとし、真空断熱材43の厚みをTaとする。図13Aに示した真空断熱材43を垂直方向から角度θだけ斜めに傾けると、図13Bに示すようになる。このとき、真空断熱材43の水平方向の厚みは、Ta/sinθとなる。つまり、傾きの角度θの大きさに依存して、真空断熱材43の水平方向の厚みが増すことになる。また、図12に示した高さLbと図13Aに示す高さLaとは、Lb<Laの関係になっている。
本実施の形態1では、真空断熱材43は、図13Bに示すように扉11内に設置されている。真空断熱材43が垂直方向から傾けて扉11に設置されることで、高さLaがより大きな真空断熱材43を扉11内に設置することができる。また、図13Bを参照して説明したように、真空断熱材43の水平方向の厚みが増加する。そのため、図13Aに示す場合に比べて、扉11に搭載される真空断熱材43の量が増加し、断熱性能が向上する。
なお、図12を参照して、上板37および底板38のそれぞれに設けられるリブ46の数が2つの場合で説明したが、上板37および底板38の一方または両方に設けられるリブ46の数は2つに限らず、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。上板37および底板38の一方または両方に設けられるリブ46の数が1つの場合、図12に示した幅Leを長くし、リブ46を幅Ldの中心に配置すればよい。上板37および底板38のそれぞれに設けられるリブ46が1つの場合、例えば、Le>(1/2)Ldとする。
また、リブ46の高さについては、上板37のリブ46と底板38のリブ46とで異なっていてもよい。例えば、上板37のリブ46の高さを底板38のリブ46の高さよりも高くする。この場合、図13Bに示すように真空断熱材43が垂直方向から傾けて扉内に挿入されても、真空断熱材43が上側のリブ46から外れて背板44に倒れてしまうことを抑制できる。また、底板38のリブ46の高さを低くすることで、扉の作製工程において、作業者が扉11内に真空断熱材43を挿入する際、真空断熱材43の下端をリブ46と副手掛け部52との間に合わせやすくなる。
本実施の形態1の冷蔵庫は、外箱21と内箱31との間に断熱材が設けられた箱体30と、内箱31に設けられ、前面に開口を有する引き出し室と、前後方向に移動することで、引き出し室の開口を開閉する扉9〜12とを有し、扉9〜12は、上側に設けられた主手掛け部51と、下側に設けられた副手掛け部52とを有するものである。
本実施の形態1によれば、引き出し式の扉9〜12の上側および下側の両方に手掛け部が設けられているので、使用者は、身長に左右されず手掛け部に指をかけやすく、開閉作業の負担が軽減する。身長の低い使用者は下側の副手掛け部52に指をかけやすく、身長の高い使用者は上側の主手掛け部51に指をかけやすい。また、成人の平均的な身長の使用者であれば、上側の主手掛け部51および下側の副手掛け部52のいずれにも指をかけやすい。身長が高くても、椅子に腰掛けている使用者は、下側の副手掛け部52に指をかけやすい。このように、身長の低い子供から身長の高い成人まで、様々な身長および様々な姿勢で、使用者は、無理な体勢をしなくても扉に手をかけることができ、扉を容易に開閉することができる。
従来、使用者は、引き出し室の掃除などのために扉を取り外す際、手掛け部に手をかけて扉を引き出すが、1箇所の手掛け部だけで扉を持つのは難しかった。そのため、使用者は、1箇所の手掛け部で扉を持ち運びしようとすると、扉を落としてしまうリスクがあった。扉の材質がガラスである場合、扉の重量は他の材質と相対的に比較すると重いため、そのリスクがさらに高くなる傾向があった。使用者がガラス製の扉を落としてしまうと、扉が破損してしまうことになる。扉の両側面に手掛け部が設けられていても、使用者は、横持ちでは扉を支えづらく扉を落としやすい。これに対して、本実施の形態1の冷蔵庫では、引き出し室の扉の上側および下側に手掛け部が設けられているので、使用者は扉の上側と下側とから扉を挟むようにして扉を安定して保持できる。そのため、使用者が扉を落としてしまうリスクを低減することができる。
本実施の形態1では、引き出し室の扉12は上板39、底板40、背板44、前板42および側板47、48で構成され、上板39に主手掛け部51が設けられ、底板40に副手掛け部52が設けられている。そのため、前板42の意匠性に影響を及ぼさず、意匠性に制限を生じさせることがない。
また、本実施の形態1では、副手掛け部52は、底板40において上側に窪んだ形状を有するものである。窪み形状が前板42に設けられていないので、前板42の意匠性に制限を生じさせることがない。また、窪み形状が背板44に設けられていないので、背板44が庫内側に突出してしまうことを防げる。
また、本実施の形態1では、引き出し式の扉11、12が上下に隣り合って設けられている場合、上側の扉11の副手掛け部52と下側の扉12の主手掛け部51とが互いに対向する位置に配置されている。上側の副手掛け部52と下側の主手掛け部51との間に共用の隙間が設けられるので、使用者は、その隙間を利用して上側の副手掛け部52および下側の主手掛け部51のいずれにも指をかけることができる。
また、本実施の形態1では、副手掛け部52の奥行きの長さT2が主手掛け部51の奥行きの長さT1よりも短く、主手掛け部51と副手掛け部52との間の開口部の高さH3が副手掛け部52の奥行きの長さT2(成人の中指の平均的な太さ)以上の寸法である。そのため、扉11の副手掛け部52は扉12の主手掛け部51の投影内に収まる位置に配置され、使用者が扉11の副手掛け部52および扉12の主手掛け部51のうち、いずれに指をかけて扉を引き出しても、指が扉11と扉12との間に挟まれてしまうことを防ぐことができる。
また、本実施の形態1において、扉11の副手掛け部52の底板38からの窪みの深さH2は、扉12の主手掛け部51の上板39からの窪みの深さH1よりも浅くてもよい。この場合、扉12の主手掛け部51側の前面に開口部が設けられ、扉11内の副手掛け部52の前板41側に発泡断熱材19を充填する空間を確保でき、副手掛け部52周辺の断熱性能を向上させることができる。
また、本実施の形態1では、扉11の上板37および底板38に真空断熱材43を支持するためのリブ46が設けられている。扉内に組み込まれる真空断熱材43は、意匠側の前板41および庫内側の背板44のいずれにも固定されず、リブ46によって支持される。従来、真空断熱材を扉内に固定する際、テープ等の副資材が必要であったが、本実施の形態1では、テープ等の副資材が不要となり、製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態1では、上側のリブ46および下側のリブ46の幅方向の長さは、真空断熱材43の幅方向の長さよりも短い。この場合、発泡工程でウレタンフォーム原液が扉内の隙間に流れ込む際、その流れを妨げることが抑制され、ウレタンフォーム原液の流路が確保される。その結果、ウレタンフォームが十分に充填されないことを抑制できる。
また、本実施の形態1では、上側のリブ46および下側のリブ46の高さの合計は、真空断熱材の高さよりも小さい。この場合、作業者が真空断熱材43を扉11の側面から組み込む際、真空断熱材43がリブ46と摩擦される面積が少なくてすみ、扉11内に真空断熱材43を組み込みやすい。さらに、真空断熱材43の外包材25がリブ46との摩擦によって破れてしまうというリスクを低減できる。
また、本実施の形態1では、上側のリブ46および下側のリブ46は、主手掛け部51および副手掛け部52よりも背板44側に設けられている。そのため、真空断熱材43が主手掛け部51および副手掛け部52よりも背板44側に配置され、真空断熱材43を意匠面側に直接貼り付けずに扉の中に組み込むことができる。リブ46の位置が意匠面の前板41から庫内側に離れているので、意匠面に真空断熱材43が密着して配置されることがない。その結果、真空断熱材43の表面の凹凸が意匠面に転写されないので、外観を悪化させてしまうことを防げる。また、庫内側に真空断熱材43が設置されることで、庫内への熱浸入が軽減され、省エネルギー効果の向上が期待できる。
また、本実施の形態1では、前板41と真空断熱材43との間と背板44と真空断熱材43との間に、発泡断熱材19が充填されている。真空断熱材43が前板41から離れているだけでなく、真空断熱材43と前板41との間に発泡断熱材19が充填されているので、庫内への熱浸入がさらに軽減される。
本実施の形態1において、扉11の上板37および底板38のうち、一方にリブ46が複数設けられていてもよい。この場合、発泡工程において、真空断熱材43が発泡断熱材19から受ける圧力が偏っていても、真空断熱材43に位置ずれが起きることを抑制できる。
さらに、本実施の形態1において、真空断熱材43は、底板38に対して垂直方向から傾けて配置されてもよい。この場合、扉11の全体のサイズを変更しなくても、高さがより大きい真空断熱材43を扉11内に設置することができる。その結果、真空断熱材43が底板38に対して垂直に配置される場合に比べて、扉11に搭載される真空断熱材43の量が増加し、断熱性能が向上する。
近年、冷蔵庫は省エネルギー性能改善のために真空断熱材の搭載量が多くなり、扉にも真空断熱材が組み込まれるようになった。この真空断熱材の配設方法は、省エネルギー性能および製造コストに影響を及ぼす。従来、手掛け部の形状をつけるために、扉の断熱壁が薄かった。そのため、扉から庫内への熱浸入量が多く、省エネルギー性能に悪影響を及ぼしていた。さらに、扉内における真空断熱材の被覆率を高くしようとしても、真空断熱材が手掛け部と干渉してしまい、扉に組み込む真空断熱材の大きさに制限があった。
例えば、扉の前板に密着して真空断熱材が配置され、真空断熱材の両側面に手掛け部が設けられた冷蔵庫が知られている(例えば、特許文献3)。真空断熱材の両側面に手掛け部が設けられることで、扉の内部に組み込む真空断熱材の横方向のサイズが制限されてしまう。その結果、手掛け部の深さ分だけ真空断熱材が横方法で短くなってしまう。また、扉に手掛け部を単に追加しただけでは、手掛け部分の真空断熱材の厚みを薄くなってしまう。これらの場合、省エネルギー性能が悪化してしまうことになる。一方、真空断熱材を意匠面側に直に貼りつけることで、真空断熱材の表面の凹凸が扉の意匠面に転写されてしまうおそれがある。真空断熱材を前板に貼りつけることで、意匠性の悪化、ならびに製造コストおよび作業時間の増大などが懸念される。
これに対して、本実施の形態1の冷蔵庫では、上述したように、扉内において真空断熱材43が手掛け部と庫内側との間に配置されている。従来、手掛け部の背面側が断熱材の厚みが薄く断熱性能が懸念されていたが、本実施の形態1では、手掛け部の背面側が真空断熱材で覆われ、庫内への熱浸入を軽減することができる。さらに、本実施の形態1では、真空断熱材43を傾けて配置しているので、真空断熱材43のサイズを大きくすることができ、扉の前面に対する真空断熱材43の被覆率を上げることができる。
1 冷蔵庫、2 冷蔵室、3 製氷室、4 第1冷凍室、5 第2冷凍室、6 野菜室、7〜12 扉、13 上蓋、14 制御装置、15 真空断熱材、16 送風機、17 冷却器、18 圧縮機、19 発泡断熱材、20 背面板、21 外箱、21a R曲げ部、22 放熱パイプ、23 真空断熱材、24 積層体、24a〜24c 繊維層、25 外包材、26 芯材、27 冷凍室、29 凹部、30 箱体、31 内箱、31a 被係止部、32 側面板、33 注入口、37、39 上板、38、40 底板、41、42 前板、43 真空断熱材、44 背板、45 ガスケット、46 リブ、47、48 側板、49、50 仕切り部材、51 主手掛け部、52 副手掛け部、55 中心線、57 収納ケース、57a フランジ、58 支持部材、58a ガイド、F 円。

Claims (13)

  1. 外箱と内箱との間に断熱材が設けられた箱体と、
    前記内箱に設けられ、前面に開口を有する引き出し室と、
    前後方向に移動することで、前記引き出し室の前記開口を開閉する扉と、を有し、
    前記扉は、
    上側に設けられた主手掛け部と、
    下側に設けられた副手掛け部と、
    を有する冷蔵庫。
  2. 前記扉は上板、底板、背板、前板および側板で構成され、
    前記上板に前記主手掛け部が設けられ、
    前記底板に前記副手掛け部が設けられている、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記副手掛け部は、前記底板において上側に窪んだ形状を有する、請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 2つの前記扉が上下に隣り合って設けられ、
    2つの前記扉のうち、上側の扉の前記副手掛け部と下側の扉の前記主手掛け部とが互いに対向する位置に配置されている、請求項2または3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記上側の扉の副手掛け部の奥行きの長さは前記下側の扉の主手掛け部の奥行きの長さよりも短く、
    前記上側の扉の副手掛け部の幅方向の長さは前記下側の扉の主手掛け部の幅方向の長さよりも短く、
    前記上側の扉の副手掛け部と前記下側の扉の主手掛け部との間の開口部の距離が該副手掛け部の奥行きの長さ以上である、請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記上側の扉の副手掛け部の前記底板からの窪みの深さは、前記下側の扉の主手掛け部の前記上板からの窪みの深さよりも浅い、請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記扉は、
    矩形の真空断熱材と、
    前記上板に設けられ、前記真空断熱材を支える上側リブと、
    前記底板に設けられ、前記真空断熱材を支える下側リブと、
    を有する請求項2〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記上側リブおよび前記下側リブの幅方向の長さは、前記扉内に配置された前記真空断熱材の幅方向の長さよりも短い、請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記上側リブおよび前記下側リブの高さの合計は、前記扉内に配置された前記真空断熱材の高さよりも小さい、請求項7または8に記載の冷蔵庫。
  10. 前記上側リブおよび前記下側リブは、前記主手掛け部および前記副手掛け部よりも前記背板側に設けられている、請求項7〜9のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記前板と前記真空断熱材との間と前記背板と前記真空断熱材との間に、発泡断熱材が充填されている、請求項7〜10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記上側リブおよび前記下側リブのうち、一方が複数設けられている、請求項7〜11のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  13. 前記真空断熱材は、前記底板に対して垂直方向から傾いて配置される、請求項7〜12のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
JP2018556153A 2016-12-16 2016-12-16 冷蔵庫 Active JP6689408B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/087618 WO2018109937A1 (ja) 2016-12-16 2016-12-16 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018109937A1 true JPWO2018109937A1 (ja) 2019-06-27
JP6689408B2 JP6689408B2 (ja) 2020-04-28

Family

ID=62357515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018556153A Active JP6689408B2 (ja) 2016-12-16 2016-12-16 冷蔵庫

Country Status (6)

Country Link
JP (1) JP6689408B2 (ja)
CN (2) CN207351038U (ja)
AU (1) AU2016432112B2 (ja)
MY (1) MY195792A (ja)
TW (1) TWI708035B (ja)
WO (1) WO2018109937A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MY195792A (en) * 2016-12-16 2023-02-20 Mitsubishi Electric Corp Refrigerator
JP7244303B2 (ja) * 2019-03-06 2023-03-22 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01118086A (ja) * 1987-10-30 1989-05-10 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫の扉体
EP2233869A2 (en) * 2009-03-24 2010-09-29 Fagor, S. Coop. Refrigerator appliance with horizontal handle
JP2011069559A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
WO2014038190A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 パナソニック株式会社 冷蔵庫
WO2016031199A1 (ja) * 2014-08-29 2016-03-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3493009B2 (ja) * 2001-06-28 2004-02-03 松下冷機株式会社 冷蔵庫
JP2005069533A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Sharp Corp 冷蔵庫
CN1959311B (zh) * 2005-10-31 2011-06-15 海尔集团公司 带自照明功能的冰箱门把手
JP2010261675A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2015075273A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 シャープ株式会社 冷蔵庫
MY195792A (en) * 2016-12-16 2023-02-20 Mitsubishi Electric Corp Refrigerator

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01118086A (ja) * 1987-10-30 1989-05-10 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫の扉体
EP2233869A2 (en) * 2009-03-24 2010-09-29 Fagor, S. Coop. Refrigerator appliance with horizontal handle
JP2011069559A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
WO2014038190A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 パナソニック株式会社 冷蔵庫
WO2016031199A1 (ja) * 2014-08-29 2016-03-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
AU2016432112B2 (en) 2019-07-25
JP6689408B2 (ja) 2020-04-28
CN108204700A (zh) 2018-06-26
CN108204700B (zh) 2020-11-03
WO2018109937A1 (ja) 2018-06-21
AU2016432112A1 (en) 2019-04-11
TW201823649A (zh) 2018-07-01
TWI708035B (zh) 2020-10-21
CN207351038U (zh) 2018-05-11
MY195792A (en) 2023-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012117732A1 (ja) 冷蔵庫
JPWO2018109937A1 (ja) 冷蔵庫
JP2015017736A (ja) 冷蔵庫
JP6448984B2 (ja) 冷蔵庫
JP6200742B2 (ja) 冷蔵庫
JP5246315B2 (ja) 冷蔵庫
TWI605232B (zh) 冰箱
JP5246294B2 (ja) 冷蔵庫
JP6744383B2 (ja) 冷蔵庫
JP2013057472A (ja) 冷蔵庫
JP6955608B2 (ja) 冷蔵庫
JP7460563B2 (ja) 冷蔵庫
JP4141428B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP7299257B2 (ja) 冷蔵庫
JP2015064134A (ja) 冷蔵庫
KR20150082036A (ko) 냉장고
WO2022172494A1 (ja) 冷蔵庫
JP7394803B2 (ja) 冷蔵庫
JP7456958B2 (ja) 冷蔵庫
JP7287643B2 (ja) 冷蔵庫およびその製造方法
JP7287642B2 (ja) 冷蔵庫
JP7449009B2 (ja) 冷蔵庫
JP2023073878A (ja) 冷蔵庫
KR20150082058A (ko) 냉장고
KR20150082052A (ko) 냉장고

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190318

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6689408

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250