JPWO2018087873A1 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

ファンモータ支持具30は、ファンモータ20と距離を隔ててファンモータ20の鉛直方向上方もしくは下方の位置で、一対の支柱31を左右方向に跨る下側中間横板35bもしくは上側中間横板35aからファンモータ20に近づく方向に突出する左右方向ガイド片40を備え、左右方向ガイド片40が、左右方向に機械室Mの反対方向に開口し機械室Mの方向に凹んで設けられ、ファンモータ20のリード線25を引っ掛けて、リード線25の配線経路を上下方向から機械室Mの方向へ変更する左右方向ガイド溝43を有するので、ファンモータ20のリード線25が破断することのない信頼性の高い空気調和機の室外機を提供できる。

Description

この発明は、空気調和機の室外機に関し、特に、送風ファンを回転駆動するファンモータから引き出されるリード線の処理構造に関するものである。
空気調和機の室外機は、底板上に直立する仕切板によって、その内部が左右方向に2つの空間に区切られており、一方が熱交換器や送風ファンが配置されているファン室、他方が機械室で圧縮機が設置されている。そして、機械室の上部には、当該空気調和機を運転制御するための複数の電気電子部品が実装された電装基板を収める電気品ユニットが配置されている
送風ファンは複数の翼を有するプロペラファンであり、その送風ファンが生成する空気流において、送風ファンは熱交換器の下流側に位置している。ファンモータの回転軸が送風ファンに連結し、送風ファンは回転軸を介して伝えられるファンモータの回転駆動力によって回転して空気流を生成する。ファンモータは、送風ファンと熱交換器の間に位置し、底板に下部を固定されているファンモータ支持具に取り付けられている。ファンモータ支持具は、送風ファンと熱交換器の間に位置し、ファンモータを介して送風ファンも支持している。
ファンモータは、下部にリード線引き出し部を有し、そこから引き出されたリード線は、ファンモータより上方に位置する電気品ユニットに収められている電装基板上のコネクタに接続される。そして、ファンモータからコネクタまで導かれているリード線の途中部分が回転する送風ファンに絡まることがないように、ファンモータ支持具は、一対の支柱を有し、ファンモータから引き出されたリード線をファンモータよりも下方となる位置で支柱に折り曲げ片にて押さえ、支柱と折り曲げ片との間で挟持する保持部を備えている。それにより、ファンモータのリード線は、リード線引き出し部からファンモータ支持具の保持部を経て電気品ユニットへと導かれている。(例えば、特許文献1参照。)
特開2001−193969号公報
ファンモータ支持具は、左右方向に所定の距離を隔てて上下方向(鉛直方向)に延びる一対の支柱を有し、一対の支柱の間に形成されるモータ取付面にファンモータが取り付けられる。ファンモータは、ファンモータ支持具のモータ取付面にネジ固定される取付脚を除くと正面視で円形であり、その中心に回転軸が突出している。ファンモータの回転軸は、一対の支柱間の左右方向中央に位置する。そして、ファンモータのリード線引き出し部は、回転軸の真下となるファンモータの最下部(ただし取付脚を除く)を含んで形成されている。
このため、ファンモータのリード線引き出し部と、ファンモータ支持具の支柱に設けられるリード線の保持部とは、左右方向に一対の支柱の間隔の半分に相当する距離を隔てており、ファンモータ支持具の保持部は、正面視でリード線引き出し部の斜め下方に位置している。
このように保持部がリード線引き出し部の斜め下方に位置しているため、リード線引き出し部から保持部に至るリード線が、たるみのないぴんと張った状態で保持部にて挟持される事態も起こり得る。そのような状況では、リード線は斜め下方に引っ張られていることになるので、リード線引き出し部、すなわちリード線の根元部分には、下向きの引っ張り力に加えて、左右方向で保持部がある側の方向にせん断力が作用していることとなる。
室外機のファンモータとして現在はモールドタイプのDCブラシレスモータが広く用いられている。そのためリード線は、電源線だけでなく回転子磁石の位置信号線など複数の電線がチューブで覆われて構成されている。ただしリード線引き出し部、すなわちリード線の根元部分においては、それら複数の電線はチューブには収められておらず、左右方向に横並び状態となっている。リード線引き出し部から横並び状態で引き出された複数の電線が一まとめにされ、一まとめとなってからの電線群をチューブが覆っている。
そのため、リード線の根元であるリード線引き出し部において、左右方向に横並びの電線に作用するせん断力は、保持部から遠い側の電線が近い側の電線に比べて相対的に大きくなる。保持部に向かう斜め下方の引っ張り力(合力)に対するせん断力の比率が、保持部から遠い側の方が高いのである。
なお、保持部から遠いとは、保持部の位置とリード線引き出し部における電線の位置との左右方向の距離が大きいということである。この距離がいちばん大きい横並び端部の電線にせん断力が最も大きく作用することになる。たとえば、一対の支柱のうち正面視で右側の支柱に保持部が形成されている場合では、リード線引き出し部において正面視で最も左側に位置する電線に作用するせん断力が最も大きくなる。
特許文献1に示されるような、ファンモータ下部から引き出されたリード線を、ファンモータより下方の位置でファンモータ支持具の支柱に保持し、その保持部から機械室上部の電気品ユニットに導くように構成したファンモータのリード線の処理構造においては、リード線がたるみのないピンと張った状態で支柱に保持されると、リード線の根元にせん断力が作用し、そのせん断力を起因とするリード線の破断が生じる恐れがあった。特に、リード線を構成する複数の電線のうち保持部から最も遠い位置の電線が、上記のせん断力が相対的に大きく作用するため、その電線の断線が懸念されていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ファンモータのリード線が破断することのないリード線の処理構造を有する信頼性に優れた空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
この発明に係る空気調和機の室外機は、ケーシング内を左右方向に熱交換器および送風ファンが設置されるファン室と圧縮機が配置される機械室とに区切る仕切板と、前記機械室の上部に配置される電気品ユニットと、前記送風ファンを回転駆動させるとともに、前記電気品ユニットに導かれるリード線を具備するファンモータと、前記熱交換器と前記送風ファンの間に位置し、前記ファンモータを固定するファンモータ支持具と、を備え、前記ファンモータ支持具が、左右方向に間隔を空けて上下方向に延びる一対の支柱と、前記一対の支柱の上下方向の途中に形成され、前記ファンモータが取り付けられるモータ取付面と、前記一対の支柱の上下方向の途中で、前記モータ取付面よりも上方もしくは下方に位置し、前記一対の支柱を左右方向に跨がる中間横板と、前記モータ取付面に前記ファンモータが取り付けられた状態において、前記ファンモータと距離を隔てて前記ファンモータの鉛直方向上方もしくは下方の位置で、前記中間横板の前記モータ取付面側の端面から前記ファンモータに近づく方向に突出するように形成される左右方向ガイド片と、を有し前記左右方向ガイド片は、左右方向に前記機械室の反対方向に開口し前記機械室の方向に凹んで設けられ、前記リード線を引っ掛けて、前記リード線の配線経路を上下方向から前記機械室の方向へ変更する左右方向ガイド溝と、を有するものである。
この発明によれば、ファンモータのリード線が破断することのないリード線の処理構造を有する信頼性に優れた空気調和機の室外機を提供することができる。
この発明の実施の形態1における空気調和機の室外機の外観斜視図である。 図1に示す室外機の分解斜視図である。 図1に示す室外機におけるファンモータとファンモータ支持具の正面側からの分解斜視図である。 図1に示す室外機におけるファンモータ支持具の背面側からの斜視図である。 図3に示すファンモータ支持具に取り付けられた状態のファンモータの斜視図である。 図3に示すファンモータ支持具に取り付けられた状態のファンモータの正面図である。 図3に示すファンモータ支持具の左右方向ガイド片およびその周辺部位を示す斜視図である。 図7における左右方向ガイド片の正面図である。 図7における左右方向ガイド片の縦断面図である。 図3に示すファンモータ支持具の上方向ガイド片およびその周辺部位を示す斜視図である。 図1に示す室外機におけるリード線処理構造の第1方向転換部を説明する斜視図である。 図1に示す室外機におけるリード線処理構造の第2方向転換部を説明する斜視図である。 図1に示す室外機におけるリード線の配線経路を正面側から見た図である。 図1に示す室外機におけるリード線の配線経路を背面側から見た図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機100(以降、室外機100と称す)の正面側からの外観斜視図、図2はその室外機100分解斜視図となっている。この室外機は屋外に設置され、図示されない屋内の室内機と冷媒配管で接続され、冷凍サイクルが構成される。また、室内機とは冷凍サイクルの運転制御のために電源ケーブルや信号線も接続されている。室外機100と室内機とで、セパレート型の空気調和機を構成する。
室外機100は、左右方向が長辺となる略直方体形状の外観を呈しており、複数の板金部品がケーシング15を構成している。ケーシング15は、底部を担う底板1、正面を覆う正面パネル2、左右それぞれの側面を覆う左側面パネル3と右側面パネル4、上面を覆う天面パネル5から成る。ここでは左側面パネル3は正面パネル2と一体成形されている。また、底板1の下面には当該室外機100を支える一対の脚部1aが固定されている。
図2に示すように、室外機100はケーシング15内を、底板1上面に直立する仕切板6によって、左右方向に、送風ファン7や熱交換器8が設置されるファン室Fと、圧縮機9や電気品ユニット10が配置される機械室Mとに分けられている。圧縮機9は、底板1に防振ゴムを介して設置され、電気品ユニット10は機械室Mの上部に位置している。図示されるとおり、正面視で右側に機械室M、左側にファン室Fが位置する。
機械室Mに面する右側面パネル4には、室内機との接続配管が接続される接続バルブが右側方に突出するための切り欠きや電気品ユニット10に室内機からの電源線や信号線を中継する端子台に通すための開口が形成されていて、それら切り欠きや開口を覆う保護カバー11が取り付けられる。
ファン室Fでは、平面視で略L字形状の熱交換器8が、L字の長辺部分が当該室外機100の背面寄りに、短辺部分がファン室Fの左側面寄りに位置するように底板1上に設置されている。その熱交換器8の長辺部分の前方に送風ファン7が配置される。さらに送風ファン7の前方に位置する正面パネル2には、送風ファン7に対向して吹出口2aが形成され、その吹出口2aの前面にはファンガード12が取り付けられている。
左側面パネル2には複数の通風孔が設けられており、送風ファン7が回転して生成される空気流が、熱交換器8を通過して吹出口2aから吹き出される。送風ファン7は自身が生成する空気流において、熱交換器8の下流側に位置していることになる。
送風ファン7は、中央のボス部の外周に周方向に等間隔に設けられた複数の翼から成るプロペラファンであり、モールドタイプのDCブラシレスモータであるファンモータ20の回転駆動力によって回転する。ファンモータ20は回転軸21を正面側へと突出させており、この回転軸21が送風ファン7のボス部中心に連結されている。ファンモータ20の回転駆動力は回転軸21を介して送風ファン7に伝達され、送風ファン7が回転する。
送風ファン7を回転駆動させるファンモータ20は、送風ファン7より背面側で、かつ熱交換器8の長辺部分よりも正面側に位置するファンモータ支持具30に固定され、送風ファン7の背面側に位置する。ファンモータ支持具30は、底部を底板1に固定され、前後方向に送風ファン7と熱交換器8との間に位置して、ファンモータ20だけでなくファンモータ20の回転軸21に連結されている送風ファン7も支持している。
図3および図4は、それぞれファンモータ支持具30の斜視図であり、図3と図4では見る方向が異なる。図3にはファンモータ20も図示している。このファンモータ支持具30は、板金製で一体成形されており、左右方向に所定の間隔を空け上下方向に延びる一対の支柱31を有している。なお、一対の支柱31が延びる上下方向は概ね鉛直方向である。
ファンモータ支持具30はまた、一対の支柱31の上端部と下端部でそれぞれ、左右方向に一対の支柱31に跨って形成される上横板32と下横板33を有している。下横板33には当該室外機100の正面側に突出する固定板34が連接されている。固定板34が底板1にネジ固定されることでファンモータ支持具30は底板1上に直立する。
さらに、上横板32と下横板33の間で一対の支柱31の上下方向の途中には、上下方向に所定の間隔を空けて左右方向に一対の支柱31に跨る2本の中間横板35a、35bが形成されている。上横板32に近い方が上側中間横板35aで、下横板33に近い方が下側中間横板35bである。上横板32、下横板33、2本の中間横板35a、35bのいずれもが、その正面が一対の支柱31の正面と同一面となっている。
そして、2本の中間横板35a、35bの間で、当該ファンモータ支持具30の上下方向の途中、ここでは略中央の位置に、一対の支柱31よりも当該室外機100の正面側に突出してモータ取付面36が形成されている。モータ取付面36は、正面パネル2の吹出口2aと対向する平面であり、一対の支柱31の上下方向の途中で左右方向に一対の支柱31の間に形成されている。そして、モータ取付面36には複数のネジ穴36aが設けられている。上側中間横板35aは上下方向に所定の間隔を空けてモータ取付面36より上方に位置し、下側中間横板35bは上下方向に所定の間隔を空けてモータ取付面36より下方に位置する。
一対の支柱31はそれぞれ、上横板32と上側中間横板35aとの間、および下側中間横板35bと下横板33との間の部分では、左右両側が背面側に折り曲げられて、横断面が背面側に開口するU字形状に形成されている。そのため、この部分の支柱31には、左右両側と正面側が閉じ背面側に開口する支柱背面溝31aが形成されている。
そして、2本の中間横板35a、35bの間では、外側は、支柱背面溝31aが形成されている部分と同様に背面側に折り曲げられていて上下部分と連続する平面を形成しているが、内側には、正面側に折り曲げられて支柱31とモータ取付面36とを接続する起立壁37が形成されている。よって、2本の中間横板35a、35bの間では、一対の支柱31はそれぞれ、横断面が外側面と正面の2つの面から成るL字形状を呈している。そして、正面側に突出する起立壁37は、支柱31の正面とほぼ直角であり、モータ取付面36は支柱31の正面に対して平行であり、起立壁37の高さだけ支柱31の正面よりも正面側に位置することになる。
一対の支柱31のうち機械室M側に位置する支柱31の上部には、折り曲げられることにより、ここまで導かれてきたファンモータ20のリード線25を押さえて保持するリード線押さえ片13が形成されている。なお、リード線25の詳細については後述する。
また、ファンモータ支持具30の上部には、上横板33の下端に連接して背面側に突出する熱交換器固定部38が形成されている。熱交換器固定部38は、下向きに開口する断面がU字状の嵌合部を有し、この嵌合部に熱交換器8の長辺部分の一部上端が嵌まり込む。それにより、熱交換器8の直立が安定する。
さらに、上横板33の上端に連接して正面側に突出する天面板39を備える。天面板39は先端に下方に折り曲げられた接触面が形成され、接触面にはネジ穴が設けられる。この接触面が正面パネル2の裏面に接し、天面板39は正面パネル2にネジ固定される。これにより、天面パネル5が下側にある天面板39によって補強され、段積み等で天面パネル5の上方から荷重が加えられた時でも天面パネル5の変形が防止される。また、天面板39が正面パネル2にネジ固定されることでファンモータ支持具30の直立が安定する。なお、天面パネル5と天面板39との間には衝撃荷重を吸収する緩衝材が挟持される。
図3に示すように、ファンモータ20は、円筒状の本体部22の外周から90度間隔で半径方向に4本の取付脚23が突出し、本体部22の正面から回転軸21が突出する外観を呈している。本体部22の外周は、図示しないモータ固定子と回路基板を覆うモールド樹脂となっている。本体部22は正面視で円形であり、その中心と回転軸21の中心は一致する。回転軸21は一方が送風ファン7に連結するが、他方はモータ固定子の内周側に位置するモータ回転子に連結している。
取付脚23はそれぞれ、円柱状の本体部22の正面寄りの位置で半径方向に外方へ突出しており、外寄りの位置にボルト通し穴23aを有している。4本の取付脚23のそれぞれの背面がモータ支持具30のモータ取付面36と接触し、ネジ通し穴23aを通ってネジ穴36aにねじ込まれる4本のネジ14によってモータ支持具30のモータ取付面36に取り付け固定される。なお、図3に示されるファンモータ20は、リード線25の図示が省略されている。
この室外機100は、底板1上に熱交換器8を設置した後にファンモータ支持具30を底板1に固定するとともに、熱交換器固定部37に熱交換器8の上部を嵌合させる。その後に、正面側からモータ取付面36にファンモータ20を取り付け、ファンモータ20の回転軸21に送風ファン7を連結させる。
図5は、ファンモータ支持具30に取り付けられた状態のファンモータ20の斜視図であり、図6はその正面図である。ファンモータ20は、電気品ユニット10まで導かれ、電気品ユニット10に収められている電装基板上のコネクタに接続されるリード線25を具備している。ファンモータ20は、本体部22の外周にリード線引き出し部24を有しており、リード線引き出し部24からリード線25が引き出されている。この室外機100では、リード線引き出し部24は正面視で本体部22の下端となる位置に設けられている。なお、図5では、リード線25はリード線引き出し部24からの一部のみの描写となっている。また、図6に描かれる一点鎖線は、ファンモータ支持具30の左右方向の中心線Lを示している。
ファンモータ20がDCブラシレスモータであるので、リード線25は、電源線だけでなく回転子磁石の位置信号線など複数の電線が一まとめにされた状態でチューブに覆われて構成されている。図5には詳細な描写はないが、リード線引き出し部24においては、それら複数の電線はチューブには収められておらず、室外機100の正面視で左右方向に横並び状態となっている。横並び状態の複数の電線がモールド樹脂内の回路基板上のコネクタに接続されていて、リード線引き出し部24では、横並び状態のままの複数の電線が、モールド樹脂から引き出されている。リード線引き出し部24から横並び状態で引き出された複数の電線が一まとめにされ、一まとめとなってからの電線群をチューブが覆っている。
そのためリード線25は、リード線引き出し部24からチューブが覆う部分までの数mm(2〜3mm)の区間は複数の電線が露出している。なお、リード線引き出し部24として、本体部22を覆うモールド樹脂から横並びに複数の電線がいきなり飛び出ているのではなく、コネクタの一部がモールド樹脂から突き出て、その突き出ているコネクタから横並び状態の複数の電線が引き出されているDCブラシレスファンモータもあり、本発明はどちらの仕様であっても適用可能である。
ファンモータ20の本体部22において、回路基板はモータ固定子より背面側に、換言すると、回転軸21がある側と反対側に位置しているので、回転軸21が本体部22の正面にあるとすると、リード線引き出し部24は、本体部22の背面寄りの位置で、本体部22の外周面(モールド樹脂が覆っている)に設けられている。そして、図6に示されるように、ファンモータ20は、リード線引き出し部24が本体部22の下端に位置するようにファンモータ支持具30に取り付けられる。
ファンモータ20の正面中心である回転軸21の中心はおおよそ中心線Lに位置する。そしてリード線引き出し部24の左右方向中央は、回転軸21の中心と上下方向におおよそ一致している。すなわち、ファンモータ20は、リード線引き出し部24が本体部22の下部で左右方向に中心線Lを跨いで位置するようにモータ取付面36に固定される
これより、この室外機100が有するファンモータ20のリード線25の処理構造について説明する。図7乃至図9は、そのリード線処理構造に係るファンモータ支持具30の左右方向ガイド片40を示し、これらを用いてまずは左右方向ガイド片40の構造について説明する。図7は、下側中間横板35bの上端に連接して形成される左右方向ガイド片40およびその周辺部位の斜視図であり、図8は正面図である。そして、図9は図8におけるX−X断面図である。
これらに図示されるように、左右方向ガイド片40は、下側中間横板35bの上端に連接して形成されており、下側中間横板35bの上端から下側中間横板35bに対して略直角に折り曲げられ正面側に突出している突き出し部41と、その突き出し部41の先端に連接しモータ取付面36が位置する側へ(ここでは上方に)斜めに折り曲げられているガイド部42と、を有している。図9に示すように、突き出し部41の先端にガイド部42が連接し、ガイド部42は突き出し部41の突出方向に対して、ここではモータ取付面36側へ約45°傾斜している。
そして、ガイド部42には、左右方向に開口し、左右方向に延びるU字状溝である左右方向ガイド溝43が形成されている。左右方向ガイド溝43は、左右方向に機械室Mの反対方向に開口し、機械室Mの方向に凹むU字状溝である。ここでは、左右方向ガイド溝43は左方向に開口し、右方向に凹んでいる。なお、図9はこの左右方向ガイド溝43を含んだ縦断面図であり、左右方向ガイド片40を右方向に見ている。このガイド部42の突端が左右方向ガイド片40の突端となる。ガイド部42は、左右方向ガイド溝43と左右方向ガイド片40の突端とを有している。
図8の一点鎖線で示される直線は、ファンモータ支持具30の左右方向の中心線Lであり、図6の中心線Lと同じである。図8が示すように、左右方向ガイド溝43は、その中心線Lよりも機械室M側に位置している。左右方向ガイド溝43の反機械室M側を向く開口位置も、中心線Lよりも機械室M側にある。
突き出し部41は、左右方向に中心線Lを跨いで設けられている。そして、ガイド部42において、左右方向ガイド溝43よりも突き出し部41側であり突き出し部41につながっているガイド部根元部分42aが、突き出し部41と同様に左右方向に中心線Lを跨いで設けられている。すなわち、ガイド部根元部分42aは、左右方向ガイド溝43よりもその開口方向(ここでは左方向)に延びて存在しており、左右方向ガイド溝43のU字状の溝縁43aの一部だけでなく、溝縁43aに段差なく連続する先端縁42bも有している。そのため、ガイド部根元部分42aの先端縁42bと左右方向ガイド溝43の溝縁43aとが連続してJ字状を成している。
そして、溝縁43aと先端縁42bはともに、背面の方向に、詳細にはガイド部42が突き出し部41の突出方向に対してモータ取付面36側に傾斜しているので、モータ取付面36側へ折り曲げられていて、そのコーナー部(曲がり部)は曲面形状(R形状)となっている。バーリング加工で穴縁にフランジが形成されるように、溝縁43aとそれに連続する先端縁42bは、背面の方向にフランジ状に突出している。
続いて、同じくリード線処理構造に係るファンモータ支持具30の上方向ガイド片50の構造について、図10を用いて説明する。図10は、上方向ガイド片50およびその周辺部位の斜視図である。
図10に示すように、上方向ガイド片50は、一対の支柱31のうち機械室M側に(ここでは正面視で右側に)位置する支柱31に連接し、支柱31の内側から正面側へと折り曲げられて、正面側に突出するように成形されている。ここでの上方向ガイド片50は、起立壁37の下端から起立壁37に連続して設けられている、すなわち起立壁37と一体に成形されているが、起立壁37とは上下方向に離れて起立壁37から独立して形成されていてもよい。
そして、上方向ガイド片50は、底板1側に、すなわち下向きに開口するU字状溝である上方向ガイド溝51を有している。この上方向ガイド溝51は、上下方向に左右方向ガイド溝43よりも上方に位置している。また、この上方向ガイド片50においても、支柱31につながる根元部分50aが、上方向ガイド溝51よりもその開口方向、すなわち下方に延びて存在しており、上方向ガイド溝51の溝縁51a(U字状)の一部だけでなく、溝縁51aに段差なく連続する前端縁50bも有している。そのため、前端縁50bと溝縁51aとが連続してJ字状を成している。なおここでは、上述のとおり、上方向ガイド片50が起立壁37に一体に成形されているので、起立壁37の下部に下向きに開口する上方向ガイド溝51が形成されている、と言うこともできる。
また、連続する溝縁51aと前端縁50bはともに内側に、すなわち左右方向において機械室Mの方向と反対の方向に折り曲げられていて、内側にフランジ状に突出している。そして、その折り曲げられたコーナー部(曲がり部)は左右方向ガイド片40と同様に曲面形状(R形状)となっている。
これより、この室外機100が有するリード線25の処理構造、すなわちファンモータ20のリード線25をリード線引き出し部24から機械室Mの電気品ユニット10まで導く構成について、図11乃至図13を用いて説明する。
底板1に固定板34がネジ固定され、底板1上に起立しているモータ支持具30のモータ取付面36にファンモータ20が固定される。ファンモータ20の固定は、取付脚23のネジ通し穴23aを通過する4本のネジがモータ取付面36のネジ穴36aにそれぞれねじ込まれることで達成される。
このとき、図6で示したように、リード線引き出し部24が本体部22の下端に位置するようにファンモータ20は取り付けられる。なお、4本の取付脚23のネジ通し穴23aとモータ取付面36のネジ穴36aとを周方向に等角度に設けず、少なくとも1つを不等角度となるように設定して、ファンモータ20の周方向角度が、リード線引き出し部24が本体部22の下端に位置しない角度ではネジ通し穴23aとネジ穴36aとがすべて合うことなく、4本のネジの締結ができなくなるような取付角度エラー防止構造を設けてもよい。
本体部22の下端に位置し、複数の電線が左右方向に並んでいるリード線引き出し部24の左右方向中央は、ファンモータ支持具30の中心線Lにほぼ一致するので、リード線25は、中心線Lに沿って下方へと引き出されている。
図11は、リード線処理構造において、リード線25の第1方向転換部Pを説明するための斜視図である。リード線25の第1方向転換部Pは、ファンモータ20の本体部22から所定の距離を隔てて鉛直方向下方に位置している。第1方向転換部Pにおいて、底板1の方向に向かっていたリード線25の引き出し方向が、機械室Mに向かう方向へと変更される。すなわち、下方へ引き出されていたリード線25が、第1方向転換部Pにて正面視で右方向へと曲げられる。
第1方向転換部Pは、リード線25がモータ支持具30の左右方向ガイド片40に形成される左右方向ガイド溝43に入り、その溝縁43aで曲げられて構成される。溝縁43aでリード線25を引っ掛けることで、リード線25が導かれる方向が変更される。左右方向ガイド溝43は、左右方向で機械室Mと反対の方向、すなわち左方向に開口しているU字状溝であるので、リード線25をその溝底に相当する部分の溝縁43aに引っ掛けて右方向へと導いている。左右方向ガイド片40が、ファンモータ20の本体部22から所定の距離を隔てて鉛直方向下方に位置している。
図9で示したとおり、左右方向ガイド片40において、左右方向ガイド溝43が設けられているガイド部42は、正面方向に延びる突き出し部41の先端を基点に延出して形成されているので、左右方向ガイド溝43はその突き出し部41の正面側への突出長さ、すなわち突き出し部41の前後方向幅の分は少なくとも下側中間横板35bより正面側に位置する。作業者がリード線25を左右方向ガイド溝43に入れ、溝縁43aに引っ掛けて機械室Mの方向へと曲げる作業を行うとき、作業者はファンモータ支持具30の正面と向き合う姿勢で、正面側から手を伸ばしてその作業を実施する。
ファンモータ支持具30は、室外機100の前後方向(奥行き方向)において背面側に位置しているので、正面側から作業する作業者にとって、左右方向ガイド溝43が作業者自身に近い位置にある方が作業し易い。左右方向ガイド片40に正面側へと延出する突き出し部41を設けることで、リード線25を入れる左右方向ガイド溝43が作業者に近づき、作業者の作業性が良好となる。
ただし、ファンモータ20の正面から突き出る回転軸21にはその後にプロペラファンである送風ファン7が取り付けられるので、第1方向転換部Pで取り回されたリード線25が、回転する送風ファン7に接触することがないように、突き出し部41の突出長さは制限される。
また、ガイド部42は突き出し部41の先端から45°斜め上に折り曲げられて、ガイド部42の突端が突き出し部41の先端よりも前方で上に位置するように傾斜して形成されている。これは、ガイド部42がモータ取付面36側へと傾いていることであり、ファンモータ20がモータ取付面36に取り付けられた後の状態では、ガイド部42はファンモータ20に近づく方向に傾斜していると言える。
前述のとおり、リード線引き出し部24は本体部22の背面側に位置しているので、正面側から作業する作業者が、リード線引き出し部24よりも前方でかつ下方に位置する左右方向ガイド溝43にリード線25を入れようとすれば、まずはリード線引き出し部24から下方に延びるリード線25を手前へと導いてくる。そのときリード線引き出し部24から作業者が手で持つ部分までのリード線25は、手前側(作業者がいる側)が下となる前後方向に斜めな状態となる。
そして、ガイド部42は手前側が上となるように傾斜している。そこに左右方向(ここでは左方向)に開口して形成される左右方向ガイド溝43も当然ガイド部42と同様に傾斜しているので、作業者が手前に導いたリード線25と左右方向ガイド溝43の開口とが、互いに交差する関係となる。そのため、作業者がリード線25に力を加えて曲げたりすることなく、リード線25を左右方向ガイド溝43に容易に入れることができ、また左右方向ガイド溝43内を溝底に向かってスムーズに移動させることができる。
両者が直角に交差する状態が最もリード線25を左右方向ガイド溝43に入れ易い。この室外機100では、ガイド部42は水平な突き出し部41に対してファンモータ20の方向に45°傾斜させているが、このガイド部42の傾斜角度は設計事項である。ガイド部42の傾斜角度は、リード線引き出し部24と左右方向ガイド片40の位置関係や作業者の作業する位置等に応じて、作業者が手前に引き寄せたリード線25と左右方向ガイド片40のガイド部42とがなるべく直角に交差するように、適宜設定されればよい。
また、左右方向ガイド片40のガイド部42は、ガイド部根元部分42aが左右方向に中心線Lを跨いで左右方向ガイド溝43の開口よりもその開口方向に延びており、その上端に左右方向ガイド溝43の溝縁43aに段差なく連続する先端縁42bを有している。さらに先端縁42bおよび溝縁43aはともに、コーナー部が曲面形状を有して背面の方向に折り曲げられているので、作業者は手前に引き寄せたリード線25を先端縁42bに接触させ、フランジ状の先端縁42bの面上を左右方向(ここでは右方向)にスライドさせるだけ容易に左右方向ガイド溝43にリード線25を入れることができる。
先端縁42bとファンモータ20の間にはリード線25の手前への引き寄せを妨げるようなものはないので、作業者はリード線25を容易に先端縁42bに接触させることができ、さらに先端縁42bおよび溝縁43aは折り曲げられてフランジ状になっているので、先端縁42b上のリード線をスムーズに左右方向ガイド溝43の溝底に向かって、先端縁42bおよび溝縁43aの面上をスライドさせることできる。このように左右方向ガイド片40は、リード線25を左右方向ガイド溝42へ収める作業の作業性に優れた構造を備えている。
また、折り曲げられた先端縁42bおよび溝縁43aはそのコーナーがR形状であるので、リード線25がこれらの面上をスライドしてもリード線25の表面が損傷することがない。そして、先端縁42bと溝縁43aは背面の方向に折り曲がっているので、正面側に立つ作業者がリード線25を左右方向ガイド溝42へ収める作業にあたってそれらの先端に接触する恐れもない。
作業者はリード線25を左右方向ガイド溝43の溝底に向かって、すなわち右方向にスライド移動させ、溝底に相当する部分の溝縁43aに引っ掛けてリード線25を右方向へと導く。右方向、すなわち機械室M側に導かれたリード線25は続いて第2方向転換部Qで今度は上方向へと導かれることになる。
図12は、リード線25の第2方向転換部Qを説明するための斜視図である。リード線25の第2方向転換部Qは、第1方向転換部Pを構成する左右方向ガイド片40よりも上方に位置しており、リード線25がモータ支持具30の上方向ガイド片50に形成される上方向ガイド溝51に入り、その溝縁51aで曲げられて構成される。溝縁51aでリード線25を引っ掛けることで、リード線25の配線経路の向きそを変更する。なお、ここでリード線25の配線経路とは、リード線25がリード線引き出し部24から電気品ユニット10に至るまでの経路のことである。
上方向ガイド溝51は、下方向に開口しているU字状溝であるので、リード線25をその溝底に相当する上部の溝縁51aに引っ掛けて上方向へと導いている。第1方向転換部Pにて下方へ延びるリード線25が左右方向に機械室Mの方向(ここでは右方向)に導かれ、この第2方向転換部Qにて右方向へ延びるリード線25が今度は上方向へ導かれることになる。
図10で示したとおり、上方向ガイド溝51を有する上方向ガイド片50は、機械室M側の支柱31の内側から正面側に折り曲げられて成形されているので、上方向ガイド溝51は、支柱31よりも正面側に位置することになる。正面側から作業する作業者にとって、上方向ガイド溝51が作業者自身に近い位置にある方がリード線25を入れ易い。上方向ガイド片50を正面側に突出するように設けることで、上方向ガイド溝51が作業者に近づき、作業者の作業性を良好にすることができる。
ここでは、上方向ガイド片50が起立壁37に連続して設けられているため、上方向ガイド溝51は前後方向にモータ取付面36と支柱31との間に位置している。しかし、起立壁37から独立して上方向ガイド片50を形成し、上方向ガイド溝51をモータ取付面36よりも正面側に位置させて作業者により近づけるようにしてもよい。ただし、第2方向転換部Qで取り回されたリード線25が、回転する送風ファン7に接触することがないように、上方向ガイド溝51の位置は制限される。
また、上方向ガイド片50は、根元部分50aが上方向ガイド溝51の開口よりもその開口方向、すなわち下方に延びた前端縁50bを有しており、さらに前端縁50bと溝縁51aはともに、コーナー部が曲面形状を有してファンモータ20側へとフランジ状に折り曲げられているので、作業者はリード線25を前端縁50bに接触させ、その面上を上方向にスライドさせるだけ容易に上方向ガイド溝51にリード線25を収められ、上方向ガイド溝51の上部に位置する溝底に向かって、前端縁50bに連続する溝縁51aの面上をスライドさせることできる。
フランジ状の前端縁50bと溝縁51aはコーナー部がR形状であるので、リード線25がこれらの面上をスライドしてもリード線25の表面が損傷することはない。このように上方向ガイド片50は、リード線25を上方向ガイド溝51へ収める作業の作業性に優れている。
第2方向転換部Qを経て右方向から上方向に導かれるようになったリード線25は、機械室M側の支柱31に沿って上昇し、当該支柱31の上部に位置する保持部Hで保持される。保持部Hは、支柱31の外側上部に背面側に突出するように成形されているリード線押さえ片13が内側へと折り曲げられて、当該支柱31の背面と折り曲げられたリード線押さえ片13とでリード線25を挟持することで構成される(図14参照)。リード線25は、第2方向転換部Qの後で支柱31の外側から背面側と回り込み、上側中間横板35aより上方では、支柱背面溝31aに収まって上昇し、保持部Hに至る。
図13および図14は、ファンモータ支持具30におけるリード線25の配線経路を示す図であり、図13は正面側から、図14は背面側から見た図となっている。保持部Hで一旦ファンモータ支持具30に固定されたリード線25は、保持部Hからファン室Fの背面側上部を通って機械室Mへ向かい、仕切板6上部に形成されている切欠き(図示せず)を通過して機械室Mに入る。機械室Mに進入したリード線25は仕切板6の機械室M側の面に留め具を用いて固定されるとともに、電気品ユニット10に収められている電装基板上のコネクタ(図示せず)に接続される。
仮にリード線25が、リード線引き出し部24から保持部Hまでたるみなく引き渡され、リード線引き出し部24から第1方向転換部Pまで、第1方向転換部Pから第2方向転換部Qまで、第2方向転換部Qから保持部Hまでの各々の方向にぴんと張った状態で保持部Hにて保持されることになったとしても、第1方向転換部Pを構成する左右方向ガイド溝43が、ファンモータ20と距離を隔て、ファンモータ本体部22の鉛直方向下方となる位置に設けられ、リード線25はこの左右方向ガイド溝43の溝縁43で曲げられ配線経路の向きが変更されているので、図13、14が示すように、リード線引き出し部24から第1方向転換部Pに延びるリード線25は、左右方向にほとんど斜めにならない。
そのため、この部分のリード線25がたとえ引っ張られているような状態であったとしても、リード線引き出し部24、すなわちリード線25の根元部分に作用する力は、下向きの引っ張り力が大部分であり、左右方向のせん断力はほとんど作用しない。よって、せん断力を起因とするリード線引き出し部24におけるリード線25の断線の発生を防止することができる。このような左右方向ガイド溝43を備えたリード線処理構造により、室外機100は、リード線25の処理に伴うリード線25の根元部分の破断を防止する信頼性に優れた室外機となる。
また、第2方向転換部Qを構成する上方向ガイド溝51により、第1方向転換部Pで配線経路を上下方向から機械室Mの方向に変更されたリード線25を上方向に変更できる。このため、リード線25を支柱31に沿って上部の保持部Hまで導くことができ、配線経路途中のリード線25が送風ファン7に接触するのを防止することができる。
なお、上方向ガイド片50を左右方向ガイド片40よりも上方の位置に設けているが、これは、保持部Hがファンモータ支持具30の上部に在るため、左右方向ガイド片40よりも下方の位置に設けるよりもリード線25の長さを短くできるからである。保持部Hが上部にあるのは、リード線25が接続される電気品ユニット10が機械室Mの上部に位置しているためであり、送風ファン7との接触を回避したリード線25の配線経路の短縮化を図っているからである。
また、リード線25を引っ掛けて配線経路の向きを変更する左右方向ガイド溝43の溝縁43aおよび上方向ガイド溝51の溝縁51aはいずれもフランジ状に折り曲げられているとともにそのコーナー部は円弧形状であるため、仮にぴんと張った状態にリード線25が取り回されても、リード線25の表面が損傷することなく、またリード線25との接触面積が大きく接触部位に局所的に作用する応力を小さくでき、溝縁43a、51aにて断線する恐れもない。
そして、左右方向ガイド片40には、左右方向ガイド溝43の開口よりもその開口方向に延び、溝縁43aに段差なく連続する先端縁42bが形成され、そして上方向ガイド片50には、上方向ガイド溝よりも下方向に延び、溝縁51aに段差なく連続する前端縁50bが形成されており、これらも溝縁43a、51aと同じく、円弧形状のコーナー部を有してフランジ状に折り曲げられているので、作業者はリード線25を先端縁42bもしく前端縁50bに接触させ、これらの面上をスライドさせるだけで容易に迅速に左右方向ガイド溝43もしくは上方向ガイド溝51にリード線25を収めることができ作業性に優れる。また、リード線25をスライドさせてもリード線25の表面が損傷することはなく、信頼性にも優れる。
また、第1方向転換部Pの左右方向ガイド片40は、作業者がリード線25の配線作業を行う位置の方向である正面方向に突出する突き出し部41が形成されており、第2方向転換部Qの上方向ガイド片50は支柱31の内側から正面方向に折り曲げられて形成されているので、左右方向ガイド溝43と上方向ガイド溝51はともに、一対の支柱31よりも作業者に近づく正面側に位置することとなり、作業者がリード線25をこれらのガイド溝43、51に入れる作業を行い易い。
また、左右方向ガイド片40において、左右方向ガイド溝43を有するガイド部42は、その先端(突端)が中間横板35a、35bよりも室外機100の正面側に位置し、水平方向に対してモータ取付面36に取り付けられたファンモータ20に近づく方向に傾斜しており、作業者が手前に引き寄せたリード線25と左右方向ガイド溝43とが交差することとなって、リード線25を容易に迅速に左右方向ガイド溝43に収めることができ、作業性に優れる。
また、左右方向ガイド片40において、左右方向ガイド溝43は、その開口を含め、ファンモータ支持具30の中心線Lよりも機械室M側に位置しているので、ファン取付面36に取り付けられたファンモータ20において中心線L上に位置するリード線引き出し部24から延びるリード線25を、作業者は予め左右方向にずらすことなく滑らかに左右方向ガイド溝43に入れることができ、作業性に優れる。
なお、本発明において第2方向転換部Qの上方向ガイド溝51は必須な構成要素ではない。機械室M側の支柱31の左右方向ガイド溝43と同じ高さもしくは上方向の位置に、上部に位置する保持部Hのように、機械室M側の支柱31もしくはその近傍にて、折り曲げた押さえ片でリード線25を保持して、そこからリード線25の配線経路を上方向に変更するようにしても当該支柱31に沿って上部の保持部Hまで導くことができる。上方向ガイド溝51に引っ掛ける手段ではない別の構成、例えば上記のような保持する構成で第2方向転換部Qを適用してもよい。
このような場合にリード線25がリード線引き出し部24から第1方向転換部Pを経てその保持位置までぴんと張った状態で保持されたとしても、上記に説明したような第1方向転換部Pの左右方向ガイド片40の構成によって、リード線25の処理に伴うリード線25の根元部分の断線防止する信頼性に優れたリード線処理構造が得られる。
実施の形態2.
これまでは、ファンモータ20がファンモータ支持具30のモータ取付面36に取り付けられた状態で、リード線引き出し部24がファンモータ本体部22の下端に位置し、下側中間横板35bの上端から左右方向ガイド片40が突出させ、第1方向転換部Pをファンモータ20の下方に設けていた。しかし、本発明の実施の形態2として、リード線引き出し部24がファンモータ本体部22の上端に位置するようにファンモータ20をファンモータ取付面36に取り付け、上側中間横板35aの下端から左右方向ガイド片40を突出させ、ファンモータ20の上方に第1方向転換部Pを設けることも可能であり、実施の形態1と同様な効果を得ることができる。
実施の形態2では、左右方向ガイド片40がファンモータ20と距離を隔て、ファンモータ本体部22の鉛直方向上方となる位置で、上側中間横板35aの下端から突出して設けられる。この場合、突き出し部41は実施の形態1と同様に正面側へ所定の寸法だけ折り曲げられ、突き出し部41の先端に連接してガイド部42が下方に斜めに折り曲げられている。ガイド部42は、ファンモータ取付面36側へ傾斜させるので、実施の形態1ではガイド部42の先端が突き出し部41の上下位置よりも上方となるようにガイド部42は傾斜していたが、この実施の形態2では、ガイド部42の先端が突き出し部41の上下位置よりも下方となる向きにガイド部42が傾斜する。左右方向ガイド片40のそれ以外の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態2でも、リード線25の配線経路の短縮化のために、第2方向転換部Qを機械室M側の支柱31における左右方向ガイド片40よりも上方となる位置に設けるのが望ましい。例えば、上側中間横板35aよりも上方となる位置で機械室M側の支柱31の内側から正面側に折り曲げて上方向ガイド溝51を有する上方向ガイド片50を設け、第2方向転換部Qを構成する。
以上のように、モータ取付面36に固定されるファンモータ20の向きを、リード線引き出し部24がファンモータ本体部22の下部に位置するように構成する場合には、左右方向ガイド溝43を有する左右方向ガイド片40は下側中間横板35bに形成し、リード線引き出し部24がファンモータ本体部22の上部に位置するように構成する場合には、左右方向ガイド片40は上側中間横板35aに形成する。前者の場合が実施の形態1であり、後者の場合が実施の形態2である。そして、どちらでの場合であっても、左右方向ガイド片40は、中間横板35a、35bのモータ取付面36側の端面(上側中間横板35aであれば下端、下側中間横板35bであれば上端)から突出するように形成され、左右方向ガイド溝43が設けられるガイド部42が、突き出し部41の突出方向に対して、モータ取付面36に取り付けられたファンモータ20に近づく方向へと傾斜している。
なお、リード線25の処理作業(取り回し作業)の作業性向上の目的を無視し、リード線処理構造においてリード線25の根元部分に作用する左右方向のせん断力によるリード線25の断線、すなわちリード線引き出し部24におけるまだ束ねられていない個々の電線の一部断線を防止する目的を解決することに特化するのであれば、 左右方向ガイド片40において突き出し部41を設けずに、下側中間横板35bの上端から、もしくは上側中間横板35aの下端からガイド部42を突出させ、水平方向に対してモータ取付面36に取り付けられたファンモータ20に近づく方向に傾斜させてもよい。
また、同じくリード線25の処理作業の作業性向上の目的を無視し、リード線25の根元部分の断線を防止する目的を解決することに特化するのであれば、突き出し部41を設ける場合であっても設けない場合であっても、ガイド部42を水平方向に対してファンモータ20に近づく方向に傾斜させずに、一対の支柱31が延びる方向と平行に突出するように形成してもよい。この場合には左右方向ガイド溝43も溝幅方向も一対の支柱31が延びる方向と平行となり、左右方向ガイド溝43の溝縁43aおよびガイド部根元部分42a先端縁42bは、背面側にフランジ状に突出することになる。
突き出し部41を設ける場合であれば、正面側に折り曲げられた突き出し部41の先端から直角に上方(実施の形態1に対応)もしくは下方(実施の形態2に対応)に向けてガイド部42が折り曲げられている構成であり、突き出し部41を設けない場合であれば、下側中間横板35bの上端から直接上方(実施の形態1に対応)へ、もしくは上側中間横板35aの下端から直接下方(実施の形態2に対応)に、どちらもその正面を下側中間横板35bもしくは上側中間横板35aの正面と面一として突出させる構成である。いずれの場合であっても、リード線処理構造においてリード線25の根元部分に作用する左右方向のせん断力によるリード線25の断線を防止することができる。
なお、上側中間横板35aと下側中間横板35bは必ずしも両方を備えていなくてもよく、左右方向ガイド片40を突出させる側のどちらか一方の中間横板だけを備えるものであってもよい。左右方向ガイド片40は、支柱31の途中に支柱31を左右方向に跨いで形成される中間横板35a、35bのどちらか一方のモータ取付面36側の端面からモータ取付面36に近づく方向に突出して形成されるものである。
6 仕切板、7 送風ファン、8 熱交換器、9 圧縮機、5 筺体、10 電気品ユニット、15 ケーシング、20 ファンモータ、25 リード線、30 ファンモータ支持具、31 一対の支柱、35a 上側中間横板、 35b 下側中間横板、36 モータ取付面、37 起立壁、40 左右方向ガイド片、41 突き出し部、42 ガイド部、42a ガイド部根元部分、 42b 先端縁、43 左右方向ガイド溝、43a 溝縁、50 上方向ガイド片、51 上方向ガイド溝、100 室外機、F ファン室、L 中心線、M 機械室。
この発明に係る空気調和機の室外機は、ケーシング内を左右方向に熱交換器および送風ファンが設置されるファン室と圧縮機が配置される機械室とに区切る仕切板と、前記機械室の上部に配置される電気品ユニットと、前記送風ファンを回転駆動させるとともに、前記電気品ユニットに導かれるリード線を具備するファンモータと、前記熱交換器と前記送風ファンの間に位置し、前記ファンモータを固定するファンモータ支持具と、を備え、前記ファンモータ支持具が、左右方向に間隔を空けて上下方向に延びる一対の支柱と、前記一対の支柱の上下方向の途中に形成され、前記ファンモータが取り付けられるモータ取付面と、前記一対の支柱の上下方向の途中で、前記モータ取付面よりも上方もしくは下方に位置し、前記一対の支柱を左右方向に跨がる中間横板と、前記モータ取付面に前記ファンモータが取り付けられた状態において、前記ファンモータと距離を隔てて前記ファンモータの鉛直方向上方もしくは下方の位置で、前記中間横板の前記モータ取付面側の端面から前記ファンモータに近づく方向に突出するように形成される左右方向ガイド片と、を有し、前記左右方向ガイド片は、左右方向に前記機械室の反対方向に開口し前記機械室の方向に凹んで設けられ、前記リード線を引っ掛けて、前記リード線の配線経路を上下方向から前記機械室の方向へ変更する左右方向ガイド溝と、前記左右方向ガイド溝と当該左右方向ガイド片の突端とを含むガイド部と、を有し、前記ガイド部は、前記突端が前記中間横板よりも当該室外機の正面側に位置し、水平方向に対して前記突端が前記モータ取付面に取り付けられた前記ファンモータに近づく方向に傾斜しているものである。


Claims (9)

  1. ケーシング内を左右方向に熱交換器および送風ファンが設置されるファン室と圧縮機が配置される機械室とに区切る仕切板と、
    前記機械室の上部に配置される電気品ユニットと、
    前記送風ファンを回転駆動させるとともに、前記電気品ユニットに導かれるリード線を具備するファンモータと、
    前記熱交換器と前記送風ファンの間に位置し、前記ファンモータを固定するファンモータ支持具と、を備え、
    前記ファンモータ支持具が、
    左右方向に間隔を空けて上下方向に延びる一対の支柱と、
    前記一対の支柱の上下方向の途中に形成され、前記ファンモータが取り付けられるモータ取付面と、
    前記一対の支柱の上下方向の途中で、前記モータ取付面よりも上方もしくは下方に位置し、前記一対の支柱を左右方向に跨がる中間横板と、
    前記モータ取付面に前記ファンモータが取り付けられた状態において、前記ファンモータと距離を隔てて前記ファンモータの鉛直方向上方もしくは下方の位置で、前記中間横板の前記モータ取付面側の端面から前記ファンモータに近づく方向に突出するように形成される左右方向ガイド片と、を有し
    前記左右方向ガイド片は、
    左右方向に前記機械室の反対方向に開口し前記機械室の方向に凹んで設けられ、前記リード線を引っ掛けて、前記リード線の配線経路を上下方向から前記機械室の方向へ変更する左右方向ガイド溝と、を有する空気調和機の室外機。
  2. 前記左右方向ガイド片は、
    前記左右方向ガイド溝と当該左右方向ガイド片の突端とを含むガイド部を有し、
    前記ガイド部は、
    前記突端が前記中間横板よりも当該室外機の正面側に位置し、水平方向に対して前記突端が前記モータ取付面に取り付けられた前記ファンモータに近づく方向に傾斜している請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記左右方向ガイド溝は、その開口を含め、前記ファンモータ支持具の左右方向の中心線Lよりも前記機械室側に位置している請求項1または2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記ガイド部は、
    該ガイド部の前記中間横板側に前記中心線Lに跨がって位置し、前記左右方向ガイド溝の溝縁に段差なく連続する先端縁を有するガイド部根元部分を有し、
    前記先端縁と前記左右方向ガイド溝の溝縁とがJ字状を成している請求項3に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記先端縁と前記前記左右方向ガイド溝の溝縁とは、コーナー部を曲面形状にして当該室外機の背面の方向へと折り曲げられている請求項4に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記左右方ガイド片は、
    前記中間横板の前記モータ取付面側の端面から折り曲げられて当該室外機の正面側へと突出する突き出し部を有し、
    前記突き出し部の先端に前記ガイド部が連接している請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記ファンモータ支持具は、
    前記一対の支柱のうち前記機械室側に位置する支柱に連接し当該室外機の正面側へと突出する上方向ガイド片と、
    前記上方向ガイド片に、下向きに開口し上方向に凹んで設けられ、前記リード線を引っ掛けて、前記左右方向ガイド溝にて前記機械室の方向に変更された前記リード線の配線経路を上方向に変更する上方向ガイド溝と、
    を有する請求項1〜6のいずれかに記載の空気調和機の室外機。
  8. 前記上方向ガイド溝は、
    前記左右方向ガイド溝よりも上方に設けられている請求項7に記載の空気調和機の室外機。
  9. 前記モータ取付面は、前記一対の支柱よりも当該室外機の正面側に位置しており、
    前記ファンモータ支持具は、前記支柱と前記モータ取付面とを接続する起立壁を有し、
    前記上方向ガイド片は、前記起立壁の下端に連続して形成されている請求項8に記載の空気調和機の室外機。
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