JPWO2018037497A1 - エポキシ樹脂組成物、ポッティング剤及び中空糸膜モジュール用ポッティング剤 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物、ポッティング剤及び中空糸膜モジュール用ポッティング剤 Download PDF

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Abstract

本発明は、低温で硬化し、硬化時の発熱が抑制され且つ流動性に優れ、機械的強度に優れた硬化物を得ることができるエポキシ樹脂組成物を提供する。本発明のエポキシ樹脂組成物は、液状エポキシ樹脂100質量部、及び、アクリロイル当量が350以下である(メタ)アクリロイル基を有する化合物2〜120質量部を含む主剤と、アミノ基が結合している炭素が二級炭素であり且つ全アミン価が60以上である多官能性アミン硬化剤とを含むことを特徴とする。

Description

本発明は、エポキシ樹脂組成物、ポッティング剤及び中空糸膜モジュール用ポッティング剤に関する。
エポキシ樹脂組成物は、得られる硬化物が機械的強度、耐薬品性及び電気特性に優れていることから、接着剤、塗料、電気絶縁材料、複合材料のマトリックス樹脂などとして種々の分野で幅広く利用されている。
エポキシ樹脂の硬化反応は、一般的に発熱反応であり、硬化時における単位質量当たりの反応発熱が大きい。従って、エポキシ樹脂を硬化させて得られる硬化物が大きくなればなるほど、硬化時に、内部で発生した反応発熱が外部に逃げることができず、硬化物の過熱現象が生じる。
硬化物の過熱は、硬化収縮や硬化物にクラックが生じるなど硬化物の強度及び寸法安定性に悪影響を与えるだけでなく、硬化物の異常発熱は成型時における安全面の低下も招く。
硬化時の内部の反応熱を逃がすために、エポキシ樹脂組成物の設定硬化温度を下げ、又は、成分を選択することにより反応性を落とすことが行われている。
しかしながら、大型の硬化物を成形する装置では、温度ムラが生じやすく、硬化条件の制御が容易ではない。硬化物の大きさ及び形状にかかわらずに容易に成型することができるエポキシ樹脂、即ち、反応発熱が小さく、硬化条件の依存性のないエポキシ樹脂が所望されている。
又、大型の部材へのエポキシ樹脂のポッティングの例として、中空糸膜モジュールの末端封止固定が挙げられる。中空糸膜モジュールなどで使用される場合、上述した問題に加えて、中空糸膜モジュールの合成樹脂製筐体及びポリオレフィンなどからなる中空糸を痛めてしまうという問題が生じる。特に、1回の注型量が数百グラムから数キログラムの比較的大型の注型品を得る場合には、上記問題が著しく大きくなる。
そこで、特許文献1には、常温〜60℃の低温で硬化し、かつ硬化時の発熱温度が100℃を超えない注型用液状エポキシ樹脂組成物であって、常温で液状のエポキシ樹脂、硬化剤としてのポリオキシプロピレンジアミン及び無機系フィラーを含有し、前記ポリオキシプロピレンジアミンの平均分子量が270〜1800の範囲にあり、かつ無機系フィラーの含有率が組成物全体の30重量%以上である注型用液状エポキシ樹脂組成物が提案されている。
特許第3181424号
しかしながら、上記注型用液状エポキシ樹脂組成物は、多量の無機系フィラーが含有されていることから、流動性が低く、注型やポッティングが困難になり、又、注型用液状エポキシ樹脂組成物の注型及びポッティングに自動混合吐出機を用いる場合には機械を傷めてしまう場合があるという問題を有する。
本発明は、常温で硬化し、硬化時の発熱が抑制され且つ流動性に優れ、機械的強度に優れた硬化物を得ることができるエポキシ樹脂組成物を提供する。本発明は、エポキシ樹脂組成物を用いたポッティング剤及び中空糸膜モジュール用ポッティング剤を提供する。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、液状エポキシ樹脂100質量部、及び、アクリロイル当量が350以下である(メタ)アクリロイル基を有する化合物2〜120質量部を含む主剤と、アミノ基が結合している炭素が二級炭素であり且つ全アミン価が60以上である多官能性アミン硬化剤とを含むことを特徴とする。
エポキシ樹脂組成物は、主剤と多官能性アミン硬化剤とを含む二液型のエポキシ樹脂組成物であり、主剤と硬化剤とを混合させ硬化させて用いられる。エポキシ樹脂組成物の主剤は、液状エポキシ樹脂及び(メタ)アクリロイル基を有する化合物を含有している。
液状エポキシ樹脂は、23℃、0.10MPaの条件下にて液状である。エポキシ樹脂が23℃、0.10MPaの条件下にて液状であるので、エポキシ樹脂組成物は優れた流動性を有し、エポキシ樹脂組成物の注型及びポッティング作業が容易になる。
液状エポキシ樹脂としては、23℃、0.10MPaの条件下にて液状であれば、特に限定されず、例えば、公知のエポキシ樹脂を用いることができる。このようなエポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールAジグリシジルエーテルなどのビスフェノールA型のエポキシ樹脂、ビスフェノールFジグリシジルエーテルなどのビスフェノールF型のエポキシ樹脂、ビスフェノールADジグリシジルエーテルなどのビスフェノールAD型のエポキシ樹脂、フェノールノボラックグリシジルエーテルなどのフェノールノボラック型のエポキシ樹脂、多価カルボン酸のグリシジルエステル、脂肪族多価ヒドロキシ化合物のグリシジルエーテルなどが挙げられ、ビスフェノールA型のエポキシ樹脂及びビスフェノールF型のエポキシ樹脂が好ましく、ビスフェノールAジグリシジルエーテル及びビスフェノールFジグリシジルエーテルがより好ましい。
液状エポキシ樹脂には、流動性を損なわない範囲内で、23℃、0.10MPaの条件下にて固体状のエポキシ樹脂、例えば、ビスフェノールSジグリシジルエーテル、クレゾールノボラックグリシジルエーテルなどが含有されていてもよい。
エポキシ樹脂組成物の主剤は、(メタ)アクリロイル基を有する化合物を含有している。なお、(メタ)アクリロイル基は、アクリロイル基(CH2=CHCO−)又はメタクリロイル基(CH2=C(CH3)CO−)を意味する。
(メタ)アクリロイル基を有する化合物のアクリロイル当量は、エポキシ樹脂組成物の硬化時の発熱を抑制することができると共に、硬化物に十分な架橋密度でもって架橋構造を導入することができ、得られる硬化物の機械的強度に優れているので、350以下とされ、300以下が好ましく、250以下がより好ましく、180以下が特に好ましい。一方、(メタ)アクリロイル基を有する化合物のアクリロイル当量の下限は、本発明の効果に影響がない限り、限定されないが、入手可能性を考慮すると、88が好ましい。アクリロイル当量が88である(メタ)アクリロイル基を有する化合物としては、ペンタエリスリトールテトラアクリレートが挙げられる。
(メタ)アクリロイル基を有する化合物は、エポキシ樹脂組成物の硬化物の機械的強度に優れているので、分子内に環式構造及び(メタ)アクリロイル基を有する化合物を含有することが好ましい。なお、環式構造とは、脂環構造、芳香環構造、その他にイソシアヌレート環やノルボルナン骨格など飽和、不飽和、芳香族、脂肪族、ヘテロ元素の含有の有無を問わず、環状の構造をなしているものを意味する。脂環構造としては、例えば、シクロペンタン、シクロヘキサンなどが挙げられる。芳香環構造としては、例えば、ベンゼン環、ナフタレン環などが挙げられる。環式構造としては、芳香環構造が好ましく、ベンゼン環がより好ましい。
エポキシ樹脂組成物の硬化物の機械的強度をより高める観点より、(メタ)アクリロイル基を有する化合物全体における、分子内に環式構造及び(メタ)アクリロイル基を有する化合物の割合は、30質量%以上であることが好ましく、50質量%以上であることがより好ましく、70質量%以上であることが特に好ましい。
エポキシ樹脂組成物の硬化時の発熱を低減する観点より、(メタ)アクリロイル基を有する化合物は、分子内に環式構造を有さず且つ(メタ)アクリロイル基を有する化合物を含有することが好ましい。(メタ)アクリロイル基を有する化合物全体における、分子内に環式構造を有さず且つ(メタ)アクリロイル基を有する化合物の割合は、30質量%以上が好ましく、50質量%以上がより好ましく、70質量%以上が特に好ましい。
なお、分子内に環式構造を有さず且つ(メタ)アクリロイル基を有する化合物のアクリロイル当量は、エポキシ樹脂組成物の硬化物において架橋密度を増加させて硬化物の機械的強度を向上させるために、110以下であることが好ましい。
エポキシ樹脂組成物の硬化時の発熱低減と、エポキシ樹脂組成物の硬化物の機械的強度とを両立する観点より、(メタ)アクリロイル基を有する化合物は、分子内に環式構造及び(メタ)アクリロイル基を有する化合物と、分子内に環式構造を有さず且つ(メタ)アクリロイル基を有する化合物とを含むことが好ましい。この場合、分子内に環式構造及び(メタ)アクリロイル基を有する化合物と、分子内に環式構造を有さず且つ(メタ)アクリロイル基を有する化合物との質量比(分子内に環式構造及び(メタ)アクリロイル基を有する化合物/分子内に環式構造を有さず且つ(メタ)アクリロイル基を有する化合物)は、0.1〜0.9であることが好ましく、0.3〜0.7であることがより好ましい。
本発明において、(メタ)アクリロイル基を有する化合物のアクリロイル当量は、(メタ)アクリロイル基を有する化合物の分子量を1分子中のアクリロイル基及びメタクリロイル基の合計数で除した値である。なお、(メタ)アクリロイル基を有する化合物が複数種類の化合物を含む場合、(メタ)アクリロイル基を有する化合物のアクリロイル当量は、(メタ)アクリロイル基を有する化合物全体のアクリロイル当量をいう。(メタ)アクリロイル基を有する化合物全体のアクリロイル当量は、後述する要領で算出された(メタ)アクリロイル基を有する化合物全体のアクリロイル価Aの逆数とする。
(メタ)アクリロイル基を有する化合物としては、アクリロイル当量が350以下であれば、特に限定されず、例えば、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールトリメタクリレート、ビスフェノール−Aエトキシル化ジアクリレート、ビスフェノール−Aエトキシル化ジメタクリレートなどが挙げられ、トリメチロールプロパントリアクリレート及びビスフェノール−Aエトキシル化ジアクリレートが好ましい。
ビスフェノール−Aエトキシル化ジアクリレートとしては、式(1)で示される構造式を有する化合物が好ましい。
Figure 2018037497

但し、(m+n)は、1〜9の整数である。mは、0〜9の整数である。nは、0〜9の整数である。
(メタ)アクリロイル基を有する化合物は、エポキシ基などの(メタ)アクリロイル基以外の官能基を分子内に含有していてもよい。このような化合物としては、例えば、メタクリル酸グリシジル、4−ヒドロキシブチルアクリレートグリシジルエーテルなどが挙げられる。
主剤中における(メタ)アクリロイル基を有する化合物の含有量は、液状エポキシ樹脂100質量部に対して2〜120質量部であり、5〜100質量部が好ましく、5〜80質量部がより好ましく、10〜50質量部が特に好ましい。(メタ)アクリロイル基を有する化合物が2質量部以上であると、硬化時の発熱反応が抑制されたエポキシ樹脂組成物を得ることができる。(メタ)アクリロイル基を有する化合物が120質量部以下であると、エポキシ樹脂組成物の硬化物の機械的強度に優れている。
エポキシ樹脂組成物は、アミノ基が結合している炭素が二級炭素であり且つ全アミン価が60以上である多官能性アミン硬化剤を含有している。多官能性アミン硬化剤は、2個以上の官能基を有し、アミノ基が結合している炭素が二級炭素であり且つ全アミン価が60以上である。
多官能性アミン硬化剤において、アミノ基が結合している炭素が二級炭素である。多官能性アミン硬化剤が上記構造を有することによって、硬化時の発熱反応が抑制されたエポキシ樹脂組成物を得ることができる。
多官能性アミン硬化剤の全アミン価は60以上とされ、270以上が好ましく、300以上がより好ましく、340以上が特に好ましい。多官能性アミン硬化剤の全アミン価が60以上であると、エポキシ樹脂組成物が常温で比較的短時間で硬化可能となり、硬化時の発熱反応が抑制されたエポキシ樹脂組成物を得ることができる。多官能性アミン硬化剤の全アミン価は800以下が好ましく、500以下がより好ましい。多官能性アミン硬化剤の全アミン価が800以下であると、多官能性アミン硬化剤の単位質量当たりの反応数が少なくなり、発熱反応が抑制されたエポキシ樹脂組成物を得ることができる。
多官能性アミン硬化剤の全アミン価とは、試料1g中に含まれている全塩基性窒素を中和するのに要する過塩素酸と当量の水酸化カリウムのmg数を表し、無名数としたものである。本発明において、多官能性アミン硬化剤の全アミン価は、JIS K7237に準拠して測定された値をいう。
多官能性アミン硬化剤が複数種類の化合物を含む場合、多官能性アミン硬化剤の全アミン価Dは、下記式に基づいて算出された値をいう。Diは、多官能性アミン硬化剤Eiの全アミン価であり、Giは、多官能性アミン硬化剤全体の中に占める多官能性アミン硬化剤Eiの質量%である。mは、多官能性アミン硬化剤全体の中に含まれている化合物の種類の数であり、自然数である。
Figure 2018037497
エポキシ樹脂組成物中における多官能性アミン硬化剤は、「アミノ基の当量」を「エポキシ基の当量とアクリロイル基の当量とメタクリロイル基の当量の合計数」で除した値が、好ましくは0.4〜1.5、より好ましくは0.5〜1.5、更に好ましくは0.5〜1.2、特に好ましくは0.5〜1.0、最も好ましくは0.6〜1.0となるように含有されている。多官能性アミン硬化剤の含有量を上記範囲となるように調整することによって、エポキシ樹脂組成物の硬化物に十分な架橋構造を導入することができると共に、硬化物中に残る多官能性アミン硬化剤量を低減して未反応の多官能性アミン硬化剤が可塑剤として作用することを防止することができ、エポキシ樹脂組成物を硬化させて得られた硬化物は優れ機械的強度を有する。
本発明において、多官能性アミン硬化剤のアミノ基の当量は下記式に基づいて算出された値をいう。
アミノ基の当量[eq]
=エポキシ樹脂組成物に含まれている多官能性アミン硬化剤の質量部×活性水素価
活性水素価[eq/g]=1/活性水素当量
活性水素当量[g/eq]
=多官能性アミン硬化剤の平均分子量
/(多官能性アミン硬化剤の1分子中のアミノ基の数
×多官能性アミン硬化剤のアミノ基1つあたりの活性水素数)
本発明において、「エポキシ基の当量とアクリロイル基の当量とメタクリロイル基の当量の合計数」は下記式に基づいて算出された値をいう。
「エポキシ基の当量とアクリロイル基の当量とメタクリロイル基の当量の合計数」
=エポキシ樹脂組成物に含まれているエポキシ樹脂の質量×エポキシ樹脂のエポキシ価 +エポキシ樹脂組成物に含まれているアクリロイル基を有する化合物及びメタクリロイル基を有する化合物の総質量×(メタ)アクリロイル基を有する化合物のアクリロイル価
本発明において、エポキシ樹脂のエポキシ当量とは、エポキシ樹脂の分子量を1分子中のエポキシ基の数で除した値である。本発明において、エポキシ樹脂のエポキシ当量は、JIS K7236に準拠して測定された値をいう。エポキシ樹脂のエポキシ価は、エポキシ当量の逆数である。
本発明において、(メタ)アクリロイル基を有する化合物のアクリロイル価は、アクリロイル当量の逆数である。
なお、(メタ)アクリロイル基を有する化合物が複数種類の化合物を含む場合、(メタ)アクリロイル基を有する化合物のアクリロイル価は、(メタ)アクリロイル基を有する化合物全体のアクリロイル価とする。
(メタ)アクリロイル基を有する化合物全体のアクリロイル価Aは、下記の式に基づいて算出された値をいう。Aiは、(メタ)アクリロイル基を有する化合物Ciのアクリロイル価であり、Wiは、(メタ)アクリロイル基を有する化合物全体の中に占める(メタ)アクリロイル基を有する化合物Ciの質量%である。nは、(メタ)アクリロイル基を有する化合物全体の中に含まれている化合物の種類の数であり、自然数である。
Figure 2018037497
多官能性アミン硬化剤としては、アミノ基が結合している炭素が二級炭素であり且つ全アミン価が60以上であれば、特に限定されないが、分子中に、−CH(CH3)−NH2で表される骨格を有することが好ましく、式(2)で示される構造式を有する化合物が好ましい。
Figure 2018037497



式(2)において、R1はメチル基又はエチル基である。R2はメチル基又はエチル基である。R3はメチル基又はエチル基である。R4はH(水素原子)又は炭素数が1〜6のアルキル基である。X、Y及びZは正の整数である。(X+Y+Z)は5又は6である。
式(2)において、R1〜R3は、メチル基又はエチル基である。R1〜R3は同一であっても互いに相違していてもよい。R1〜R3が全てメチル基であることが好ましい。これは、アミノ基が結合している炭素がメチレン鎖の炭素のように立体障害が小さいと、多官能性アミン硬化剤のアミノ基と、エポキシ樹脂のエポキシ基との反応性が高すぎて、硬化時の発熱量が高くなる虞れがあるからである。一方、アミノ基が結合している炭素にイソプロピル基のような嵩高い官能基が結合していると、エポキシ樹脂組成物の硬化時に、多官能性アミン硬化剤のアミノ基と、エポキシ樹脂のエポキシ基との反応が十分に進行せず、未反応物が残り易くなり、エポキシ樹脂組成物を硬化させて得られる硬化物の機械的強度が低下する虞れがある。R4はH(水素原子)又は炭素数が1〜6のアルキル基である。炭素数が1〜6のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、ブロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘプチル基などが挙げられ、エチル基が好ましい。
式(2)において、X、Y及びZは正の整数であり且つ(X+Y+Z)は5又は6である。(X+Y+Z)は、エポキシ樹脂組成物の硬化時における発熱を抑制することができると共に、エポキシ樹脂組成物を十分に架橋、硬化させることによって機械的強度に優れた硬化物を得ることができるので、5又は6である。
式(2)で表される化合物は、市販品を使用することができる。式(2)で表される化合物は、例えば、Huntsuman社から商品名「Jeffamine T−403」及び「Jeffamine XTJ−566」で市販されている。
エポキシ樹脂組成物には、その物性を損なわない範囲内において、硬化触媒が含有されていてもよい。このような硬化触媒としては、特に限定されず、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、テトラエチルメチレンジアミン、テトラメチルプロパン−1,3−ジアミン、テトラメチアレヘキサン−1,6−ジアミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、ペンタメチルジプロピレントリアミン、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、エチレングリコール(3−ジメチル)アミノプロピルエーテル、ジメチルアミノエタノール、ジメチルアミノエトキシエタノール、N,N,N’−トリメチルアミノエチルエタノールアミン、ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N−ジメチルアミノメチルフェノール、N,N−ジメチルプロピアレアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレンジアミン、N−メチルピペリジン、N,N’−ジメチルピペラジン、N,N−ジメチルベンジルアミン、ジメチルアミノメチルフェノール、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−ノネン−5、6−ジブチルアミノ−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−ウンデセン−7、1,2−ジメチルイミダゾール、ジメチルピペラジン、N−メチル−N’−(2−ジメチルアミノ)−エチルピペラジン、N−メチルモルホリン、N−(N’,N’−ジメチルアミノ)エチル)モルホリン、N−メチル−N’−(2−ヒドロキシエチル)モルホリン、トリエチレンジアミン、ヘキサメチレンテトラミン、トリエタノールアミンなどが挙げられる。なお、硬化触媒は、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
硬化触媒としては、硬化速度を容易に制御可能であるから、トリエタノールアミン又は2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノールが好ましい。
エポキシ樹脂組成物には、その作用効果を阻害しない範囲内において、添加剤が含有されていてもよい。添加剤としては、例えば、熱可塑性樹脂、脱臭剤、シランカップリング剤、チタンカップリング剤などの密着性向上/接着性改良剤、ヒンダードアミン類、ハイドロキノン類、ヒンダードフェノール類などの酸化防止剤、ベンゾフェノン類、ベンゾトリアゾール類、サリチル酸エステル類、金属錯塩類などの紫外線吸収剤、金属石けん類、重金属(例えば亜鉛、錫、鉛、カドミウムなど)の無機塩類及び有機塩類、有機錫化合物などの安定剤、フタル酸エステル、リン酸エステル、脂肪酸エステル、ひまし油、流動パラフィンアルキル多環芳香族炭化水素などの可塑剤、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワンクス、重合ワックス、密ロウ、鯨ロウ、低分子量ポリオレフィンなどのワックス類、ベンジルアルコール、タール、ピチューメンなどの非反応性希釈剤、カーボンブランク、酸化チタン、赤色酸化鉄、パラレッド、紺青などの顔料又は染料、酢酸エチル、トルエン、アルコール類、エーテル類、ケトン類などの溶剤、発泡剤、モノイソシアネート化合物、カルボジイミド化合物などの脱水剤、帯電防止剤、抗菌剤、防かび剤、粘度調製剤、香料、難燃剤、レベリング剤、分散剤、揺変性付与剤、導電性付与剤などが挙げられる。
エポキシ樹脂組成物中には、流動性が向上することから、充填剤は含有していないことが好ましい。充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、マイカ、ベントナイト、クレー、セリサイト、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、ガラス粉、ガラスバルーン、シラスバルーン、石炭粉、アクリル樹脂粉、フェノール樹脂粉、金属粉末、セラミック粉末、ゼオライト、スレート粉などが挙げられる。
エポキシ樹脂組成物は主剤と硬化剤の二液からなり、エポキシ樹脂組成物の主剤は、例えば、エポキシ樹脂及び(メタ)アクリロイル基を有する化合物を含む組成物を汎用の混合機を用いて混合することにより製造することができる。エポキシ樹脂組成物の多官能性アミン硬化剤に、硬化触媒及び/又はその他の硬化剤を加える場合には、多官能性アミン硬化剤に硬化触媒及び/又はその他の硬化剤を加えて汎用の混合機を用いて混合すればよい。混合機としては、例えば、ミキサー、インペラ型混合攪拌機、ダイナミックミキサー、スタティックミキサー、ニーダーなどが挙げられる。
エポキシ樹脂組成物は、ポッティング剤として好適に用いることができ、中空糸膜モジュール用ポッティング剤としてより好適に用いることができる。以下に、エポキシ樹脂組成物の使用形態の例の一つとして、エポキシ樹脂組成物を中空糸膜モジュール用ポッティング剤として使用する場合の使用要領について説明する。
先ず、エポキシ樹脂組成物の主剤と多官能性アミン硬化剤とを均一に混合する。エポキシ樹脂組成物の主剤には、多官能性アミン硬化剤は含まれておらず、主剤と多官能性アミン硬化剤を混合する前は、主剤中の(メタ)アクリロイル基を有する化合物と、多官能性アミン硬化剤とは反応しておらず、多官能性アミン硬化剤の粘度は上昇していない。従って、エポキシ樹脂組成物の主剤と硬化剤との粘度差は小さく、主剤と多官能性アミン硬化剤とを均一に混合することができる。
次に、糸状に形成された複数本の中空糸膜を引き揃えた状態で束ね、中空糸膜束を収納ケース内に収納した状態で、中空糸膜束の第1の端部に硬化前のエポキシ樹脂組成物を流し込む。
中空糸膜束の第1の端部を硬化前のエポキシ樹脂組成物に浸漬させた状態において、エポキシ樹脂組成物を室温で硬化させる。エポキシ樹脂組成物は低温での硬化が可能であり、硬化時の発熱も抑制されているので、中空糸膜のろ過能力及び中空糸膜モジュールの構成部材を損ねることなく硬化させることができる。エポキシ樹脂組成物の硬化温度は、15〜40℃が好ましく、20〜30℃がより好ましく、22〜28℃が特に好ましく、23〜25℃が最も好ましい。
エポキシ樹脂組成物が室温にて硬化した後に、中空糸膜束の第2の端部に上記と同様の要領でエポキシ樹脂組成物を流し込み、硬化させて、中空糸膜束を収納ケース内に一体化させて中空糸膜モジュールを製造することができる。
なお、中空糸膜は、その表面から液体を浸透させることによって液体を濾過し、濾過された液体を中空糸膜の中心に形成された中空部から取り出すことができ、中空糸ともいう。
エポキシ樹脂組成物は、低温にて硬化し且つ発熱量も低く、中空糸膜及び中空糸膜モジュールの構成部材を損ねることがない。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、上述の如き構成を有していることから、常温で硬化し、硬化時の発熱が抑制され且つ流動性に優れ、機械的強度に優れた硬化物を得ることができる。
以下に実施例を挙げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。
(エポキシ樹脂)
・エポキシ樹脂(ビスフェノールA型のエポキシ樹脂、三菱化学社製 商品名「jER828」、エポキシ当量:184〜194、23℃及び0.10MPa条件下:液状)
((メタ)アクリロイル基を有する化合物)
・アクリロイル基を有する化合物1(アクリロイル化合物1、トリメチロールプロパントリアクリレート、アルケマ社製 商品名「Sartomer SR351」、アクリロイル当量:99、環式構造を有しない)
・アクリロイル基を有する化合物2(アクリロイル化合物2、式(1)で示される構造式、m=2、n=2、アルケマ社製 商品名「Sartomer SR601」、アクリロイル当量:256、環式構造を有する)
・アクリロイル基を有する化合物3(アクリロイル化合物3、新中村化学社製 商品名「A-BPE−10」、アクリロイル当量:388、環式構造を有する)
(多官能性アミン硬化剤)
・多官能性アミン硬化剤1(ポリオキシプロピレントリアミン、Huntsman社製 商品名「Jeffamine T−403」、式(2)において、R1〜R3:メチル基、R4:エチル基、官能数:3、全アミン価:356)
・多官能性アミン硬化剤2(脂肪族アミン、Evonik社製 商品名「Vestamine TMD」、NH2CH2C(CH3)2CH2CH(CH3)CH2CH2NH2とNH2CH2CH(CH3)2CH2C(CH3)2CH2CH2NH2との混合物、官能数:2、全アミン価:710)
・多官能性アミン硬化剤3(ポリオキシプロピレンジアミン、Huntsman社製 商品名「Jeffamine D−2000」、官能数:2、アミノ基が結合している炭素(二級炭素)にメチル基を有する、全アミン価:57)
・多官能性アミン化合物4(ポリオキシプロピレンジアミン、Huntsman社製 商品名「Jeffamine D−230」、官能数:2、アミノ基が結合している炭素(二級炭素)にメチル基を有する、全アミン価:471)
(実施例1〜12、比較例1〜8)
エポキシ樹脂、アクリロイル基を有する化合物1〜3及び炭酸カルシウムを表1に示した所定量ずつ含む組成物をインペラ型混合攪拌機に供給して均一に混合して主剤を作製した。表1及び表2に示した所定量の多官能性アミン硬化剤1〜4を用いた。主剤と多官能性アミン硬化剤とを含む二液型のエポキシ樹脂組成物を製造した。なお、「アミノ基の当量」を「エポキシ基の当量とアクリロイル基の当量とメタクリロイル基の当量の合計数」で除した値を表1の「当量比率」の欄に記載した。
得られたエポキシ樹脂組成物について、発熱、常温硬化性、機械的強度及び流動性を下記に示した要領で測定し、その結果を表1及び表2に示した。
(発熱)
エポキシ樹脂組成物の主剤と多官能性アミン硬化剤とを混合した後、エポキシ樹脂組成物を内径が100mmで且つ高さ105mm(800g容量)の丸缶に500g注型し、注型したエポキシ樹脂組成物の中心に温度センサー(グラフテック社製「GL220」、チノー社製「被覆熱伝対 GK3」)を挿入して、25℃の雰囲気中に48時間に亘って放置し、発熱温度の最高値を測定した。
(常温硬化性)
発熱温度の測定で成型した硬化物が見かけ上、硬化しているか否かを人の手で触ることによって判断し、丸缶へのエポキシ樹脂組成物の注型が完了してから硬化したと判断されるまでに要した時間を測定した。
(機械的強度)
エポキシ樹脂組成物の主剤と多官能性アミン硬化剤とを混合した後、エポキシ樹脂組成物を厚みが1mmの平板状の型内に流し込み、60℃にて120時間に亘って加熱して硬化させて硬化物を作製した。
得られた硬化物をJIS K7161に準拠し、厚み1mmの3号ダンベルで打ち抜き、23℃雰囲気下、引っ張り速度10mm/minでダンベルの引っ張り強度を測定した。引っ張り強度を「機械強度」の欄に記載した。
(流動性)
エポキシ樹脂組成物の主剤と多官能性アミン硬化剤とを混合した直後のエポキシ樹脂組成物のTI値をJIS K 6833に準拠し、23℃雰囲気下、B8H型の粘度計でNo.3ローターを用い、回転数1rpmの粘度と回転数10rpmの粘度との比(回転数10rpmの粘度/回転数1rpmの粘度)により算出した。
Figure 2018037497
Figure 2018037497
本発明は、常温で硬化し、硬化時の発熱が抑制され且つ流動性に優れ、機械的強度に優れた硬化物を得ることができるので、大型の硬化物を容易に成形することができる。本発明は、中空糸膜モジュールの末端封止固定の用途に好適に用いることができる。

Claims (5)

  1. 液状エポキシ樹脂100質量部、及び、アクリロイル当量が350以下である(メタ)アクリロイル基を有する化合物2〜120質量部を含む主剤と、アミノ基が結合している炭素が二級炭素であり且つ全アミン価が60以上である多官能性アミン硬化剤とを含むことを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
  2. 多官能性アミン硬化剤の全アミン価が270以上であることを特徴とする請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
  3. 多官能性アミン硬化剤が式(2)で示される構造式を有する化合物であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエポキシ樹脂組成物。
    Figure 2018037497

    式(2)において、R1はメチル基又はエチル基であり、R2はメチル基又はエチル基であり、R3はメチル基又はエチル基であり、R4はH(水素原子)又は炭素数が1〜6のアルキル基であり、X、Y及びZは正の整数であり、(X+Y+Z)は5又は6である。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のエポキシ樹脂組成物を含むことを特徴とするポッティング剤。
  5. 請求項1〜3の何れか1項に記載のエポキシ樹脂組成物を含むことを特徴とする中空糸膜モジュール用ポッティング剤。
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