JPWO2017168479A1 - 回転機械 - Google Patents

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Abstract

本発明の遠心圧縮機1は、ガス流路として、インペラ4から径方向Drの外側に流出したプロセスガスが流入するディフューザ流路54と、ディフューザ流路54に連なり、プロセスガスの流通方向を径方向の外側から径方向Drの内側に向かう方向へと転向させる曲がり流路55と、曲がり流路55に連なり、曲がり流路55を流通したプロセスガスをインペラ4に流入させるリターン流路56と、を備える。本発明は、複数のガス流路の中の少なくとも一つのガス流路をなす曲がり流路55は、ダイアフラム51と、ダイアフラム51と車室101の間に設けられる流路形成体60と、の間に設けられる。

Description

本発明は、車室の温度分布を緩和できる回転機械、例えば遠心圧縮機に関する。
遠心圧縮機は、圧縮対象であるプロセスガスを吸込み、これを所望する圧力まで昇圧してから次工程に供給する。例えば、硝酸プラント用の遠心圧縮機は、50℃程度のプロセスガスを吸い込むが、昇圧に伴ってプロセスガスは200℃程度まで昇温される。
その際、分割された二つの車室のフランジをボルト締結している遠心圧縮機では、プロセスガスの入口から出口にかけての温度差に加えて、出口から軸受にかけての温度差によって熱変形が生じる。そうすると、二つの分割された車室の分割面が開口し、プロセスガスが車室外へ流出するおそれがある。
また、遠心圧縮機では、機内を洗浄するために運転中に洗浄水を注入することがあり、このウォータインジェクション(Water Injection)により供給される洗浄水によって車室が急速に冷却され、車室内の温度分布が非定常的に変化する。そうすると、車室の肉厚方向に急峻な温度差が生じ、その温度差によって分割面の周囲に、口開きの原因となる熱変形が生じる。
特許文献1は、分割面からの高圧ガスの漏洩を抑制する手段を提案している。特許文献1には、胴体部(10a)に沿った直線部(2a)と、曲面部(10b)に沿った曲線部(2b)と、頂部(10c)の近傍となる頂部近傍部(2c)と、を有する水平フランジが記載されている。そして、特許文献1には、水平フランジの曲線部(2b)の曲線部ボルト間隔(L2)を、直線部(2a)の直線部ボルト間隔(L1)および頂部近傍部(2c)の頂部ボルト間隔(L3)よりも広くすることが開示されている。特許文献1によれば、頂部近傍部(2c)における面圧減少量を小さくすることができ、頂部近傍部(2c)の開口を抑制できる。
特開2013−249771号公報
ところが、特許文献1は、遠心圧縮機に生じる温度差に基づく分割面からのプロセスガスの漏洩について、配慮がなされていない。
以上より、本発明は、車室に生じる温度差を緩和することにより、分割面の開口を軽減できる回転機械、典型的には遠心圧縮機を提供することを目的とする。
本発明の回転機械は、車室と、車室の内部に回転可能に支持される回転軸と、回転軸の外周に固定される複数段のインペラと、を有するロータと、それぞれのインペラを囲うダイアフラムと、圧縮対象であるプロセスガスが流通し、インペラに対応して設けられるガス流路と、を備える。
本発明におけるガス流路は、インペラから径方向の外側に流出したプロセスガスが流入するディフューザ流路と、ディフューザ流路に連なり、プロセスガスの流通方向を径方向の外側に向う方向から径方向の内側に向かう方向へと転向させる曲がり流路と、曲がり流路に連なり、曲がり流路を流通したプロセスガスをインペラに流入させるリターン流路と、を備える。
そして、本発明の回転機械は、複数のガス流路の中の少なくとも一つのガス流路をなす曲がり流路が、ダイアフラムと、ダイアフラムと車室の間に設けられる流路形成体と、の間に設けられることを特徴とする。
本発明の回転機械において、車室は、流路形成体が設けられる領域に対応して、径方向の外側に窪む円環状の収容溝を備え、流路形成体は、円環状の形態をなし、収容溝に嵌合される、ことが好ましい。
本発明の回転機械において、流路形成体は、プロセスガスの温度及びウォータインジェクションを行う範囲の何れか一方又は双方に基づいて、位置が決められる、ことが好ましい。
本発明の回転機械において、複数のガス流路の中の、少なくとも最も後段に位置するガス流路をなす曲がり流路が、ダイアフラムと流路形成体の間に形成される、ことが好ましい。
また、複数のガス流路の中の、ウォータインジェクションを行う範囲の全段に位置するガス流路をなす曲がり流路が、ダイアフラムと流路形成体の間に形成される、ことが好ましい。
さらに、本発明の回転機械において、複数のガス流路の中の、ウォータインジェクションを行う範囲の後段に位置するガス流路をなす曲がり流路が、ダイアフラムと流路形成体の間に形成される、ことが好ましい。
本発明の回転機械において、流路形成体は、複数の曲がり流路に対応する流路を備える、ことが好ましい。
本発明の回転機械において、車室が、下半車室と上半車室を備える水平分割型の車室である場合に、下半車室、及び、上半車室の一方又は双方に、ダイアフラムと流路形成体との間に設けられる曲がり流路を形成できる。
本発明の回転機械において、ダイアフラムと流路形成体との間に設けられる曲がり流路を除く、他の曲がり流路は、ダイアフラムと車室の間に設けられる、ことがある。
本発明の回転機械において、車室は、断熱材で覆われる、ことが好ましい。
また、車室は、回転軸を支持する一対の軸受を備える場合に、軸受を収容する軸受チャンバが遮熱体を備える、ことが好ましい。
本発明によれば、内部品である流路形成体が曲がり流路を担うことで、昇温したプロセスガス又は洗浄水が直接は車室に触れない領域を設けることにより、車室の特に分割面及びその近傍に急峻な温度差が生じるのを回避できる。したがって、本発明の回転機械、例えば遠心圧縮機によれば、車室の熱変形を低減して、分割面の開口を軽減できる。これと同時に、車室の熱応力も緩和できるので、熱応力に基づく塑性変形が車室に生ずるのを抑えることができる。
本発明の実施形態に係る遠心圧縮機の概略構成を示す縦断面図である。 本発明の実施形態における上半車室を軸に近い位置で破断して示す図である。 本発明の他の実施形態における上半車室を鉛直方向の下方から見た図である。
以下、本発明の回転機械の一実施形態に係る遠心圧縮機1について図1から図3を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態は、複数のインペラ4を備える一軸多段式の遠心圧縮機1に関するものである。遠心圧縮機1は、車室101の後段側の一部を内部品である流路形成体60で代替し、この流路形成体60が曲がり流路55を担うことにより、車室101に生ずる温度差を緩和するところに特徴がある。
遠心圧縮機1は、ロータ2と、ダイアフラム群5と、シール装置6と、車室組立体100と、を備えている。
ロータ2は、軸線Oを中心として回転する。ロータ2は、軸線Oに沿って延びているロータ本体をなす回転軸3と、回転軸3とともに回転する複数段のインペラ4と、を有している。
回転軸3には、モータ等の駆動源が連結されており、この駆動源によって回転駆動される。回転軸3は、軸線Oを中心とする円柱状をなしており、軸線Oの延びる軸線方向Daに延在している。回転軸3は、車室101の内部で図示を省略する軸受によって軸線方向Daの両端が回転可能に支持されている。
インペラ4は、回転軸3の外周面に固定されている。インペラ4は、回転軸3とともに回転することによって遠心力を利用して圧縮対象であるプロセスガスを圧縮する。インペラ4は、回転軸3に対して軸線方向Daに複数段設けられている。インペラ4は、ディスク4aと、ブレード4bと、カバー4cとを備えた、いわゆるクローズ型のインペラである。インペラ4は、ディスク4a、ブレード4b及びカバー4cによって内部にプロセスガスが流通する流路を形成している。軸線方向Daに沿って同じ方向を向いて配列された複数のインペラ4によってインペラ群が構成されている。
ダイアフラム群5は、ロータ2を外部から囲っている。ダイアフラム群5は、複数段のインペラ4のそれぞれに対応して軸線方向Daに配列された複数のダイアフラム51によって構成されている。ダイアフラム51は、軸線方向Daに積層されるように複数並んでいる。ダイアフラム51は、軸線Oと交差する方向である回転軸3の径方向Drの内側にインペラ4を収容可能な空間が形成されている。ダイアフラム51は、相互に接続された状態で車室101内に収容されることで、インペラ4の流路とともにプロセスガスを流通させる流路を形成している。
ここで、具体的に、ダイアフラム51によって形成される流路について、軸線方向Daの一方側である上流側から順に説明する。本実施形態では、ダイアフラム群5は、プロセスガスが流通する上流側から順に、吸込口52、吸込流路53、複数のディフューザ流路54、複数の曲がり流路55、複数のリターン流路56、吐出流路57及び吐出口58を形成している。ディフューザ流路54、曲がり流路55及びリターン流路56が連なり、本発明におけるガス流路を構成する。
吸込口52は、外部から吸込流路53にプロセスガスを流入させる。吸込口52は、後述する車室101の外部から流入してきたプロセスガスをダイアフラム群5の内部に流入させる。吸込口52は、径方向Drの外側から径方向Drの内側に向かって流路面積を徐々に減少させながら、吸込流路53に接続されている。
吸込流路53は、吸込口52とともに、軸線方向Daに複数並ぶインペラ4のうち最も上流側に配置されたインペラ4へ、外部からプロセスガスを流入させる。吸込流路53は、吸込口52から径方向Drの内側に延びている。吸込流路53は、その向きを径方向Drから軸線方向Daの他方側である下流側に変化させつつ、インペラ4の上流側を向く入口に接続されている。
ディフューザ流路54は、インペラ4から径方向Drの外側に流出したプロセスガスが流入する。つまり、ガス流路は、インペラ4に対応して設けられる。ディフューザ流路54は、インペラ4の径方向Drの外側を向く出口に接続されている。ディフューザ流路54は、インペラ4の出口から径方向Drの外側に向かって延びて、曲がり流路55に接続されている。
曲がり流路55は、プロセスガスの流通方向を径方向Drの外側に向かう方向から径方向Drの内側に向かう方向へと転向させる。つまり、曲がり流路55は、図1に示すように、U字状の縦断面をなす流路となっている。曲がり流路55は、ダイアフラム群5の外周面と車室101の内周面とによって形成されている。つまり、曲がり流路55は、車室101に到達しており、曲がり流路55を流通するプロセスガスは車室101に触れる。
ただし、本実施形態の遠心圧縮機1は、図1及び図2に示すように、一部の曲がり流路55が、ダイアフラム群5の外周面と流路形成体60の内周面とによって形成されている。
流路形成体60が設けられるのは、最終段の曲がり流路55とその一つ手前の曲がり流路55である。本実施形態では、水平分割型の車室101を構成する下半車室200と上半車室300の両方の最終段及びその一つ手前の曲がり流路55の形成に流路形成体60が関与している。
流路形成体60は、上半車室300の一部を代替するように、上半車室300の内周側に円環状に形成される収容溝301に嵌合される。なお、この円環状は、半円環状を含む概念である。
流路形成体60は、円環状に形成される本体61と、本体61の内周面から外周面に向けて窪む流路63,63と、を備えている。流路63,63は、本体61の内周面の側に、周方向の一端から他端に連なって円環状に形成される。
また、流路形成体60は、図1に示すように、下半車室200の側にも設けられているが、上半車室300に設けられる流路形成体60と同じ構成を備えているので、その説明を省略する。
リターン流路56は、曲がり流路55を流通したプロセスガスをインペラ4に流入させる。リターン流路56は、径方向Drの内側に向かって延びながら、その流路幅が徐々に拡がっている。リターン流路56は、ダイアフラム群5の径方向Drの内側で軸線方向Daの下流側に向かうようにプロセスガスの流通方向を変化させている。
シール装置6は、プロセスガスが車室101の内部から外部に漏れることを抑える。シール装置6は、回転軸3の外周面を全周にわたってシールしている。本実施形態のシール装置6は、例えば、ラビリンスシールが用いられる。
車室組立体100は、図1及び図2に示すように、ロータ2、ダイアフラム群5及びシール装置6を内部に収容している。車室組立体100は、下半車室200と、上半車室300と、固定部400と、シールハウジングホルダ500と、シール部材600とを備えている。
下半車室200は、例えば床面上に固定されている。下半車室200には、鉛直方向Dvの下方を向いて開口するように吸込口52の一部が形成されている。下半車室200には、鉛直方向Dvの下方を向いて開口するように吐出口58の一部が形成されている。下半車室200は、上半車室300と組み合わされることで、車室101を形成している。
車室101は、遠心圧縮機1の外装を形成している。車室101は、円筒状に形成されている。車室101は、中心軸が回転軸3の軸線Oに一致して形成されている。車室101は、ダイアフラム群5を内部に収容している。
以下、車室101についてより具体的な構成を説明するが、下半車室200と上半車室300は配置される位置が異なることを除けば、ほぼ同様の構成を備えているので、以下では上半車室300を例にして説明する。
上半車室300は、図2に示すように、上半フランジ面310と、上半収容凹部350とを有する。
上半フランジ面310は、鉛直方向Dvの下方を向く水平面である。上半フランジ面310は、車室101が上下方向に分割される際の分割面の一つである。上半フランジ面310には、締結ボルトが挿通される貫通孔402が複数形成されている。貫通孔402は、上半フランジ面310から鉛直方向Dvの上方に貫通している。貫通孔402は、上半フランジ面310に隣り合う締結ボルト同士の締結を阻害しない程度の間隔を空けて複数形成されている。貫通孔402は、上半車室300が下半車室200と組み合わされた場合に、下半車室200の側の固定孔と位置が合うように形成されている。上半フランジ面310は、第一上半フランジ面311と、第二上半フランジ面312とを有する。
第一上半フランジ面311は、上半収容凹部350の中で、後述する上半大径凹部351と繋がっている。第一上半フランジ面311は、鉛直方向Dvの上方から見た場合に、軸線Oを挟んで、幅方向Dwに離れて二つ形成されている。第一上半フランジ面311は、軸線方向Daに長く延びる平面である。第一上半フランジ面311と同様のフランジ面が下半車室200に設けられている。
第二上半フランジ面312は、上半収容凹部350うち、後述する上半軸受チャンバ352と繋がっている。第二上半フランジ面312は、第一上半フランジ面311の軸線方向Daの両側に形成されている。第二上半フランジ面312は、第一上半フランジ面311と連続する平面である。第二上半フランジ面312は、鉛直方向Dvの上方から見た場合に、第一上半フランジ面311よりも幅方向Dwの内側に配置されている。第二上半フランジ面312と同様のフランジ面が下半車室200に設けられている。
上半収容凹部350は、上半フランジ面310から鉛直方向Dvの上方に凹んでいる。上半収容凹部350は、鉛直方向Dvの下方から見た場合に、上半車室300の内面に覆われた空間である。そして、下半車室200に形成される同様の凹部と上半収容凹部350とによって軸線Oを中心として延びている収容空間が車室101の内部に形成されている。この収容空間には、ダイアフラム群5やシール装置6等の部材が配置される。上半収容凹部350は、上半大径凹部351と、上半軸受チャンバ352と、上半段差面353と、を有する。
上半大径凹部351は、下半車室200の同様の空間ととともに、ダイアフラム群5が収容される空間を形成する。上半大径凹部351は、軸線方向Daに延びているとともに、第一上半フランジ面311から凹んで形成される、軸線Oを中心に形成された空間である。上半大径凹部351は、鉛直方向Dvの下方から見た場合に、二つの第一上半フランジ面311に挟まれるように幅方向Dwの内側に形成されている。上半大径凹部351は、鉛直方向Dvの下方から見た場合に、略矩形状をなしている。上半大径凹部351は、幅方向Dwの内側を向く上半車室300の内面によって曲がり流路55の一部を形成している。ただし、流路形成体60が設けられる領域は除かれる。
上半軸受チャンバ352は、シール装置6が収容される空間である。上半軸受チャンバ352は、上半大径凹部351と軸線方向Daに隣接し、軸線方向Daに延びている。上半軸受チャンバ352は、上半大径凹部351を挟み込むように、上半大径凹部351の軸線方向Daの両側にそれぞれ形成されている。上半軸受チャンバ352は、第二上半フランジ面312から凹んで形成されており、軸線Oを中心に形成された空間である。上半軸受チャンバ352は、鉛直方向Dvの下方から見た場合に、二つの第二上半フランジ面312に挟まるように幅方向Dwの内側に形成されている。上半軸受チャンバ352は、上半大径凹部351よりも径方向Drの大きさが小さくなるように形成されている。つまり、上半軸受チャンバ352は、鉛直方向Dvの下方から見た場合に、上半大径凹部351よりも小さな矩形状をなしている。
上半段差面353は、上半大径凹部351及び上半軸受チャンバ352との間に形成されて径方向Drに広がる面である。上半段差面353は、上半大径凹部351を形成する面の一部である。上半段差面353は、上半フランジ面310と直接繋がっており、軸線方向Daの一方側の上半段差面353は、吸込口52の一部を形成している。軸線方向Daの他方側の上半段差面353は、吐出口58の一部を形成している。
固定部400は、図示を省略する下半フランジ面と上半フランジ面310とを当接させた状態で、収容空間を形成するように下半車室200と上半車室300とを固定する。本実施形態の固定部400は、下半フランジ面に形成されている固定孔と、上半フランジ面310に形成されている貫通孔402と、貫通孔402に挿通された状態で固定孔に螺合される図示を省略する締結ボルトとを有する。
シールハウジングホルダ500は、車室101の軸線方向Daの一方側と他方側とにそれぞれ一つずつ設けられている。シールハウジングホルダ500は、内部にシール装置6が固定されている。シールハウジングホルダ500は、軸線Oを中心とする円筒状をなしている。シールハウジングホルダ500は、シール装置6を内部に固定した状態で、回転軸3が挿通される。シールハウジングホルダ500は、シール部材600介して下半車室200及び上半車室300に固定されている。
シール部材600は、下半車室200及び上半車室300とシールハウジングホルダ500との間をシールしている。シール部材600は、シールハウジングホルダ500の外周面に設けられている。シール部材600は、上半軸受チャンバ352の内周面と下半車室200に設けられる同様の凹部の内周面に接触している。本実施形態のシール部材600は、Oリングである。シール部材600は、シールハウジングホルダ500の外周面に対して軸線方向Daに離間して三つ配置されている。シール部材600は、シールハウジングホルダ500の外周面に対して、軸線方向Daの両端部に一つずつと、シールハウジングホルダ500の外周面の軸線方向Daの中央よりも外側に一つ設けられている。
上記のような遠心圧縮機1では、下半車室200にロータ2やダイアフラム群5を載せた状態で、鉛直方向Dvの上方から上半車室300が載せられる。この状態で、締結ボルトを上半車室300の貫通孔402に挿通させて、先端部分を下半車室200の側の固定孔にねじ込む。これにより、車室組立体100と、車室組立体100の内部に配置されるロータ2とを有する遠心圧縮機1が組み立てられる。
[効 果]
以下、本実施形態の遠心圧縮機1により得られる効果を説明する。
遠心圧縮機1が運転されることで、高圧のプロセスガスが流通して、ダイアフラム群5等が配置されている空間に大きな圧力が生じる。このように大きな圧力が生じることで、下半車室200及び上半車室300の間の分割面からプロセスガスが漏れるおそれがある。
また、圧力の問題だけでなく、プロセスガスの昇圧に伴う昇温によっても、分割面が開口する問題が生じる。例えば、遠心圧縮機1が硝酸プラント用のものであれば、50℃程度のプロセスガスが昇圧に伴って200℃程度まで昇温される。したがって、車室101には、プロセスガスの上流側と下流側との間で温度差が生じ、この温度差によって熱変形が生じる。特に、この温度差はプロセスガスの昇圧の程度が大きい後段側で顕著になる。
また、遠心圧縮機1の内部を洗浄するために運転中に洗浄水を注入することがあるが、このウォータインジェクション(Water Injection)により供給される洗浄水によって、車室101が急速に冷却され、車室101内の温度分布が非定常的に変化する。そうすると、車室101の肉厚方向で急峻な温度差が生じ、その温度差によっても分割面及びその周囲で、開口の原因となる熱変形が生じる。特に、プロセスガスの昇圧の程度が大きい後段側で顕著になる。
ところが、遠心圧縮機1は、最終段の曲がり流路55とその一つ手前の曲がり流路55は、軸線Oに近い内側がダイアフラム51の外周面から構成され、軸線Oから遠い外側が流路形成体60の流路63から構成される。したがって、これらの曲がり流路55を流通するプロセスガス、又は、ウォータインジェクションの洗浄水は、車室101(下半車室200,上半車室300)に直接は触れることがない。つまり、流路形成体60の周囲の下半車室200及び上半車室300は、プロセスガスが流れることによる温度上昇又はウォータインジェクションの洗浄水による温度差が緩和される。これにより、分割面が開口するのを抑えることができる。また、車室101の塑性変形の原因となる熱応力も緩和することができる。
本実施形態の遠心圧縮機1は、プロセスガスの温度が高くなる後段側の曲がり流路55を、内部品であるダイアフラム51と流路形成体60で形成しているが、それよりも前段側の曲がり流路55についてもダイアフラム51と流路形成体60で形成することもできるし、初段から最終段の全段をダイアフラム51と流路形成体60で形成することもできる。曲がり流路55をダイアフラム51と流路形成体60で形成する位置を決める指針として、プロセスガスの温度と、ウォータインジェクションを行う範囲と、がある。ウォータインジェクションは、初段から最終段の全段に行うことができるし、また、初段から中間段まであるいは中間段から最終段までのように部分的に行うこともできる。
ここで、プロセスガスの温度を指針とする場合について言えば、プロセスガスの温度が高くなる後段側、特に最終段に、ダイアフラム51と流路形成体60で曲がり流路55を形成するのが好ましい。
また、ウォータインジェクションを行う範囲を指針とする場合について言えば、上述したウォータインジェクションを行う範囲でダイアフラム51と流路形成体60で曲がり流路55を形成することができるが、ウォータインジェクションを行う範囲の後段側、特に最終段に、ダイアフラム51と流路形成体60で曲がり流路55を形成するのが好ましい。例えば、ウォータインジェクションを行う範囲が初段から中間段までの場合には、当該中間段に、ダイアフラム51と流路形成体60で曲がり流路55を形成するということである。なお、当該範囲が中間段まで、とは、それ以降の段に洗浄水が流れないように、途中で水を抜くということである。また、ウォータインジェクションを行う範囲を初段から中間段としても、結果として、中間段より後段側に洗浄水が供給されることがあり、この洗浄水が供給される範囲を考慮して流路形成体60を設けることもできる。
本発明は、プロセスガスの温度及びウォータインジェクションを行う範囲の双方の指針に基づいて、複数の流路形成体60が設けられる場合を排除しない。
また、本実施形態は、車室101、つまり上半車室300には、流路形成体60が設けられる領域に対応して、径方向Drの外側に窪む円環状の収容溝301が備えられ、円環状の流路形成体60が収容溝301に嵌合される。したがって、以下の効果を奏しつつ、当該領域において、プロセスガスが上半車室300に直接触れるのを避けることができる。つまり、各段で同程度のディフューザ径が必要となるとき、流路形成体60が不要な段では車室101の側で曲がり流路55を作成できるので、設計・加工・組立コストが低減できる。また、ダイアフラム51の側の形状を変更して流路形成体60を設ける場合には、流路の形状や寸法を変更する必要が出てしまい、流体力学的性能に影響を与える場合があるが、本実施形態によればそのような影響を受けることがない。本実施形態の場合、流路形成体60が担う以外の他の曲がり流路55は、ダイアフラム51と車室101の間に設けられる。
なお、本発明は、車室101の側の形状を変更することなく、ダイアフラム51の径方向の寸法を短くして、そこに流路形成体60を設けることを包含する。ところが、この場合には、ディフューザ流路54及びリターン流路56の流路の長さが短くなり圧縮比を稼げないなど、流路の形状・寸法に制約が出てしまい、流体力学的性能に影響を与えることがある。
また、本実施形態は、一つの流路形成体60が二つの流路63,63を備え、隣接する二つの曲がり流路55,55に対応している。したがって、二つの曲がり流路55,55のそれぞれに対応する二つの流路形成体を設けるのに比べて、設計・加工・組立てによるコストが低減できる。ここでは、二つを例にしているが、三つ以上の複数の曲がり流路55に対応する流路を備える一つの流路形成体にすることもできる。なお、本発明は、一つの曲がり流路55だけに対応する流路形成体を設ける場合を排除しない。
また、本実施形態の遠心圧縮機1は、下半車室200と上半車室300の双方に流路形成体60を設けているが、いずれか一方だけに設けることもできる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
本発明は、車室101の熱条件を変更して温度分布を一様に近づけ、熱変形を低減し分割面からのプロセスガスが漏れるのを軽減する手段を適用できる。具体的には、以下の通りである。
はじめに、図3に示すように、車室101(上半車室300)の外周面を断熱材65で覆うことにより、車室101の内部の温度分布を一様に近づけ、熱変形によるフランジ面の開口を防止することもできる。断熱材65としては、グラスウール、セルロースファイバーなどの繊維系断熱材、ウレタンフォーム、フェノールフォームなどの発砲系断熱材を用いることができる。
また、図3に示すように、回転軸3を支持する一対の軸受69,69を備える場合に、軸受69,69を収容する上半軸受けチャンバ352,352が遮熱体67を備えることで、軸受69,69による冷却の影響を制限し、車室101内の温度分布を一様に近づけ、熱変形による分割面の開口を防止することもできる。なお、図3には上半軸受けチャンバ352,352しか記載されていないが、軸受69,69は、下半車室200に設けられる軸受チャンバにて保持される。
以上の構成を備えることにより、車室101内の温度分布が一様に近づき、吐出口58及びその周囲と回転軸3の端部との間の温度差が小さく、かつ、熱変形量が小さくなるので、分割面の開口を軽減できる。また、車室101内で、吐出口58及びその周囲と回転軸3との間や車室101の肉厚方向の温度差が小さくなることで、車室101に生じる熱応力も低減できる。
また、本実施形態では、回転機械として遠心圧縮機1を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、回転機械は、過給機やポンプであってもよい。
1 遠心圧縮機
2 ロータ
3 回転軸
4 インペラ
4a ディスク
4b ブレード
4c カバー
5 ダイアフラム群
6 シール装置
51 ダイアフラム
52 吸込口
53 吸込流路
54 ディフューザ流路
55 曲がり流路
56 リターン流路
57 吐出流路
58 吐出口
60 流路形成体
61 本体
63 流路
65 断熱材
67 遮熱体
69 軸受
100 車室組立体
101 車室
200 下半車室
300 上半車室
301 収容溝
310 上半フランジ面
311 第一上半フランジ面
312 第二上半フランジ面
350 上半収容凹部
351 上半大径凹部
352 上半軸受チャンバ
353 上半段差面
400 固定部
402 貫通孔
500 シールハウジングホルダ
600 シール部材

Claims (11)

  1. 車室と、
    前記車室の内部に回転可能に支持される回転軸と、前記回転軸の外周に固定される複数段のインペラと、を有するロータと、
    それぞれの前記インペラを囲うダイアフラムと、
    圧縮対象であるプロセスガスが流通し、前記インペラに対応して設けられるガス流路と、を備え、
    前記ガス流路は、
    前記インペラから径方向の外側に流出したプロセスガスが流入するディフューザ流路と、
    前記ディフューザ流路に連なり、前記プロセスガスの流通方向を前記径方向の外側に向う方向から前記径方向の内側に向かう方向へと転向させる曲がり流路と、
    前記曲がり流路に連なり、前記曲がり流路を流通した前記プロセスガスを前記インペラに流入させるリターン流路と、を備え、
    複数の前記ガス流路の中の少なくとも一つの前記ガス流路をなす前記曲がり流路は、
    前記ダイアフラムと、前記ダイアフラムと前記車室の間に設けられる流路形成体と、の間に設けられる、
    ことを特徴とする回転機械。
  2. 前記車室は、
    前記流路形成体が設けられる領域に対応して、前記径方向の外側に窪む円環状の収容溝を備え、
    前記流路形成体は、
    円環状の形態をなし、前記収容溝に嵌合される、
    請求項1に記載の回転機械。
  3. 前記流路形成体は、
    前記プロセスガスの温度及びウォータインジェクションを行う範囲の何れか一方又は双方に基づいて、位置が決められる、
    請求項1又は請求項2に記載の回転機械。
  4. 複数の前記ガス流路の中の、少なくとも最も後段に位置する前記ガス流路をなす前記曲がり流路が、
    前記ダイアフラムと前記流路形成体の間に形成される、
    請求項3に記載の回転機械。
  5. 複数の前記ガス流路の中の、前記ウォータインジェクションを行う範囲の全段に位置する前記ガス流路をなす前記曲がり流路が、
    前記ダイアフラムと前記流路形成体の間に形成される、
    請求項3に記載の回転機械。
  6. 複数の前記ガス流路の中の、前記ウォータインジェクションを行う範囲の後段に位置する前記ガス流路をなす前記曲がり流路が、
    前記ダイアフラムと前記流路形成体の間に形成される、
    請求項3に記載の回転機械。
  7. 前記流路形成体は、
    複数の前記曲がり流路に対応する流路を備える、
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の回転機械。
  8. 前記車室は、
    下半車室と上半車室を備える水平分割型の車室であり、
    前記下半車室、及び、前記上半車室の一方又は双方に、
    前記ダイアフラムと前記流路形成体との間に設けられる前記曲がり流路が形成される、
    請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の回転機械。
  9. 前記ダイアフラムと前記流路形成体との間に設けられる前記曲がり流路を除く、他の前記曲がり流路は、
    前記ダイアフラムと前記車室の間に設けられる、
    請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の回転機械。
  10. 前記車室は、断熱材で覆われる、
    請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の回転機械。
  11. 前記車室は、
    前記回転軸を支持する一対の軸受を備え、
    前記軸受を収容する軸受チャンバが遮熱体を備える、
    請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の回転機械。
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