JP2007032297A - ガスタービン設備 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ケーシングが熱変形を受けても効率の低下を抑制できるガスタービン設備を提供することにある。
【解決手段】本発明は、圧縮機ケーシング11の内側に隙間をもって配置され圧縮機ロータ15A,15Bとの間に圧縮空気流路16を形成する内側ケーシング17を設けると共に、タービン6に、タービンケーシング18の内側に隙間をもって配置されタービンロータ24A,24Bとの間に燃焼ガス流路を形成する内側ケーシング26を設けたのである。
上記構成とすることで、圧縮機ケーシング11やタービンケーシング18が熱変形を受けても、圧縮機ロータ15A,15B及びタービンロータ24A,24Bと各内側ケーシング17,26との隙間を、起動から運転中に亘ってほぼ一定に保持できるので、効率の低下を抑制できるガスタービン設備が得られるのである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、圧縮機ケーシング11の内側に隙間をもって配置され圧縮機ロータ15A,15Bとの間に圧縮空気流路16を形成する内側ケーシング17を設けると共に、タービン6に、タービンケーシング18の内側に隙間をもって配置されタービンロータ24A,24Bとの間に燃焼ガス流路を形成する内側ケーシング26を設けたのである。
上記構成とすることで、圧縮機ケーシング11やタービンケーシング18が熱変形を受けても、圧縮機ロータ15A,15B及びタービンロータ24A,24Bと各内側ケーシング17,26との隙間を、起動から運転中に亘ってほぼ一定に保持できるので、効率の低下を抑制できるガスタービン設備が得られるのである。
【選択図】図1
Description
本発明はガスタービン設備に係り、特に、空気圧縮機とタービンのケーシングに工夫を施したガスタービン設備に関する。
一般に、ガスタービン設備は、例えば特許文献1に記載のように、空気圧縮機と、この空気圧縮機と同軸のタービンと、このタービンに燃焼ガスを供給する燃焼器とを備えている。
上記従来のガスタービン設備は、ケーシングの熱変形に対しては何等考慮されていなかった。即ち、ガスタービン設備におけるケーシングは、圧縮機ケーシングとタービンケーシングとがあり、圧縮機ケーシングの吸気部は略大気温度であるが、タービンケーシング側の下流に行くにしたがい温度が高くなる温度分布を有している。そのために、圧縮機ケーシングとタービンケーシングとは、軸方向の温度差により周方向に熱変形が生じる。そのために、空気圧縮機のロータと圧縮機ケーシング間の隙間及びタービンのロータとタービンケーシング間の隙間を、熱変形を見込んで設計しなければならず、その分、圧縮空気の圧縮率やタービンの駆動力が低下し、ガスタービン設備としての効率を低下させていた。
本発明の目的は、ケーシングが熱変形を受けても効率の低下を抑制できるガスタービン設備を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、空気圧縮機に、圧縮機ケーシングの内側に隙間をもって配置され圧縮機ロータとの間に圧縮空気流路を形成する内側ケーシングを設けると共に、タービンに、タービンケーシングの内側に隙間をもって配置されタービンロータとの間に燃焼ガス流路を形成する内側ケーシングを設けたのである。
上記構成とすることで、圧縮機ケーシングやタービンケーシングが熱変形を受けても、圧縮機ロータ及びタービンロータと各内側ケーシングとの隙間の周方向分布を、起動から運転中に亘ってほぼ一定に保持できるので、効率の低下を抑制できるガスタービン設備が得られるのである。
以上説明したように本発明によれば、ケーシングが熱変形を受けても効率の低下を抑制できるガスタービン設備を得ることができる。
以下、本発明によるガスタービン設備の一実施の形態を、図1及び図2に示すガスタービン発電設備に基づいて説明する。
ガスタービン発電設備1は、大きく分けるとガスタービン設備2と発電機3とで構成され、これらは共通の基台4に支持されている。
前記ガスタービン設備2は、空気圧縮機5と、タービン6と、このタービン6に燃焼ガスを供給する燃焼器7と、再生熱交換器8と、減速機9と、前記空気圧縮機5側とタービン6側の2点で前記基台4に支持するサポート10A,10Bとで等で構成されている。そして、前記空気圧縮機5で圧縮された空気を再生熱交換器8で加熱し、この高温高圧空気を燃料と混合させて前記燃焼器7で燃焼させ、この燃焼ガスを前記タービン6に供給して駆動している。タービン6の駆動により減速機9を介して前記発電機3を回転させて発電している。
前記空気圧縮機5は、外周を圧縮機ケーシング11で覆われており、この圧縮機ケーシング11は空気を吸気する吸気プレナム12を形成する側板13に支持され、さらに、この側板13は構造物14を介して前記サポート10Aに支持されている。また、前記空気圧縮機5は、中心部にタービン6と同軸上に圧縮機ロータ15A,15Bが位置し、これら圧縮機ロータ15A,15Bに微少隙間を介して外周側から近接し圧縮機ロータ15A,15Bとの間に圧縮空気流路16を形成する内側ケーシング17を有している。この内側ケーシング17は、前記圧縮機ケーシング11の内側に、前記圧縮機ケーシング11とは隙間を確保するように配置され、圧縮空気の上流側、云い代えれば吸気プレナム12側を前記側板13に支持されている。前記内側ケーシング17の下流側には、タービンケーシング18内に形成された吐出空気室19があり、この吐出空気室19からは図示しない配管を経由して圧縮機吐出空気が前記再生熱交換器8に導かれている。再生熱交換器8に導かれた吐出空気は、図示しない配管を経由して前記燃焼器7内に導かれる。
前記燃焼器7は、外周を覆い前記タービンケーシング18に支持された燃焼器ケーシング20を有し、その内側に燃焼器ライナ21と、その下流側に連結され前記タービン6の入口に連結されたトランジションピース22を設けている。燃焼器ライナ21の上流側には、燃料ノズル23が設けられ、この燃料ノズル23から噴出された燃料を前記再生熱交換器8から供給された高温高圧空気と混合して燃焼させている。
前記タービン6は、外周を覆うタービンケーシング18を有し、その内側の中心部には前記圧縮機ロータ15A,15Bと同軸のタービンロータ24A,24Bを有している。これらタービンロータ24A,24Bは、軸方向に複数段位置し、夫々の外周には周方向に等間隔で配置された動翼が設けられている。また、各タービンロータ24A,24Bの上流側には、夫々静翼25A,25Bが配置され、これら静翼25A,25Bはタービンケーシング18の下流側に固定された内側ケーシング26に支持されている。さらに、このように配置されたタービンロータ24A,24B及び静翼25A,25B間には燃焼ガス流路が形成され、その下流側には、排ガスを導く排気ディフユーザ27が位置している。この排気ディフユーザ27を覆って排気ケーシング28が位置し、この排気ケーシング28が前記サポート10Bを介して基台4に支持されている。尚、この排気ケーシング28に前記タービンケーシング18が固定されている。前記排気ディフユーザ27の下流側は前記再生熱交換器8に連結されている。そして、前記タービンケーシング18の吐出空気室19と燃焼器7とは、吐出空気と高温高圧空気とが混じらないようにバッフルプレート30で仕切られている。
上記構成のガスタービン発電設備1を起動させると、空気圧縮機5に入った空気は矢印で示すように流動して圧縮機ロータ15A,15Bによって次第に圧縮されて吐出空気室19内に吐出される。吐出空気室19内に吐出された高圧空気は、約0.8MPaで約300℃に昇圧昇温され、再生熱交換器8において約700℃の排ガスによってさらに加熱され、約600℃の高温高圧空気となる。
高温高圧空気は、燃焼器7内に導入され、燃焼器ライナ21内で燃料ノズル23から噴射される燃料と混合されて燃焼する。燃焼器ライナ21内の燃焼ガスはトランジションピース22を経由してタービン6に導入され、タービンロータ24A,24Bを回転駆動させる。タービンロータ24A,24Bの回転駆動により、空気圧縮機5の動力を得ると共に、減速機9を介して発電機3を駆動する。一方、タービンロータ24A,24Bを回転駆動した排ガスは、排気ディフユーザ27を経由して前記再生熱交換器8に導入され、圧縮空気を昇温させた後排気される。
上記構成のガスタービン発電設備1において、ガスタービン設備2は、空気圧縮機5の出口側の吐出された圧縮空気は約300℃であり、燃焼器7に導入される高温高圧空気が約600℃であるので、圧縮機ケーシング11とタービンケーシング18とは軸方向に温度偏差が発生する。その結果、圧縮機ケーシング11とタービンケーシング18の軸方向に各位置における周方向の熱膨脹が異なり、例えば圧縮機ケーシング11は、図3に示すように、下流側が径方向に拡張するので軸方向に対して湾曲する。しかし、その内側に位置する内側ケーシング17は圧縮機ケーシング11に上流側で支持されているので、圧縮機ケーシング11の湾曲変形に追従することはない。また、圧縮空気の温度による影響も殆どないので、それによる熱変形も許容範囲に留めることができる。その結果、内側ケーシング17と圧縮機ロータ15A,15Bとの隙間も殆ど変化することない。したがって、圧縮機ロータ15A,15Bとの隙間を、熱変形の周方向偏差を見込んで設計する必要はなく、その分、圧縮空気の圧縮率の低下はなくなり、ガスタービン発電設備1としての効率の低下を抑制することができる。
また、タービン6の静翼25A,25Bを支持する内側ケーシング26も、タービンケーシング18に対して下流側に支持させた構成とすることで、燃焼器7近傍のタービンケーシング18が周方向に熱膨張しても内側ケーシング26はそれに追従することがないので、静翼25A,25Bとタービンロータ24A,24Bとの隙間をほぼ一定に維持することができ、タービン6の駆動力の低下はなくなり、ガスタービン発電設備1としての効率の低下を抑制することができる。
このように、本実施の形態においては、空気圧縮機5とタービン6に内側ケーシング17及び26を設けることで、圧縮機ケーシング11及びタービンケーシング18が熱変形してもガスタービン発電設備1としての効率の低下を抑制することができるのである。
さらに、本発明では、タービン6に与える燃焼器7の熱の影響を小さくするために、以下の対策を講じている。
前述のように、タービンケーシング18は約300℃であるが、燃焼器ケーシング20は約600度であるために、タービンケーシング18の燃焼器ケーシング20に接続される部分は約600℃に近い高温になっているので、タービンケーシング18に温度偏差が発生して変形する。このような燃焼器7側からの熱影響を遮断するために、図4に詳細を示すように、燃焼器ケーシング20の内側全面に、遮熱板31を設けたのである。この遮熱板31と燃焼器ケーシング20との間には、空気層32を形成するように隙間を介在させている。
このように構成することで、約600℃の高温高圧空気が直接燃焼器ケーシング20に接触して昇温しないようにしている。遮熱板31を設けることで、燃焼器ケーシング20の昇温を約400℃に抑えることができた。したがって、遮熱板31を設けていない場合のタービンケーシング18と燃焼器ケーシング20との温度差を、300℃(600℃−300℃)から100℃(400℃−300℃)まで、約1/3に減少させることができた。その結果、タービンケーシング18の燃焼器ケーシング20に連結される部分の昇温が低減されるので、タービンケーシング18の周方向の熱変形が小さくなり、これによって、タービン6の効率の低下を防止して、ガスタービン発電設備1としての効率低下を抑制できるのである。
さらに、燃焼器ケーシング20の温度を下げる手段を講じることで、タービンケーシング18の周方向の温度偏差を小さくでき、タービンケーシング18の変形を抑制してガスタービン発電設備1としての効率低下を抑制することができる。
即ち、図4に示すように、燃焼器ケーシング20と遮熱板31との間に形成した空気層32内に、吐出空気室19から圧縮空気を導入するために、遮熱板31のタービンケーシング18側に接近する側に空気供給口33を設けると共に、遮熱板31の燃焼器ライナ21の上流側に接近する位置に、空気層32内に導入された圧縮空気を遮熱板31と燃焼器ライナ21間に形成された空間34に排出する空気排出口35を設けたのである。
上記構成とすることで、吐出空気室19内に空気圧縮機5から吐出された約8ataの圧力で約300℃の圧縮空気の一部は、空気供給口33から圧力が約7.5ataの空気層32内に流入する。空気層32内に流入した約300℃の圧縮空気は、再生熱交換器8から空間34に導入された約600℃の圧縮空気によって燃焼器ケーシング20が加熱されるのを冷却して防止する。その後、空気層32内を冷却した圧縮空気は、空気排出口35から空間34内に放出され燃焼用の空気として用いられる。
以上説明したように、空気層32内に空気圧縮機5から吐出された圧縮空気を流通させることで、単に、空気層32を設けた場合に比べて、燃焼器ケーシング20の温度を約50℃低下させて約350℃にすることができる。その結果、タービンケーシング18の周方向の熱変形をさらに小さくすることができる。
ところで、圧縮機ケーシング11やタービンケーシング18の熱変形や歪みを、さらに抑制するために、以上説明した構成とすると共に、これらの材質を他の構成部材よりも熱膨張係数が小さい材料で形成するようにしてもよい。
また、圧縮機ケーシング11やタービンケーシング18は、燃焼器7からの入熱による周方向温度偏差以外に、軸方向にも温度偏差が発生する。即ち、タービンケーシング18の燃焼器ケーシング20が固定される部分は高温になるが、圧縮機ケーシング11の吸気側は略大気温度程度であるので、軸方向に温度偏差が発生する。さらに、空気圧縮機5の内側ケーシング17は、燃焼器ケーシング20と直接連結されていないので、燃焼器ケーシング20からの入熱による温度偏差は生じないが、内側ケーシング17内を流れる圧縮空気は下流に行くにしたがって高温となるために軸方向の温度偏差が生じる。
このような圧縮機ケーシング11やタービンケーシング18、さらには内側ケーシング17の軸方向温度偏差によって図3に示すような変形が発生する。
このような軸方向の温度偏差による変形は、図5に示す構成とすることで防止することができる。
空気圧縮機5は、圧縮機ケーシング11と内側ケーシング17との二重構造になっており、圧縮機ケーシング11と内側ケーシング17とは共に、吸気側で吸気プレナム12を形成する側板13に固定されて入る。そして、圧縮機ケーシング11と内側ケーシング17との間には隙間36が存在し、この隙間36によって圧縮機ケーシング11の熱変形を内側ケーシング17に伝えないようにしているのは上述の通りである。この隙間36に、吐出空気室19に吐出された圧縮空気の一部を導入し、導入された圧縮空気を内側ケーシング17の固定部近傍に設けた貫通口37から圧縮空気流路16内に放出するように構成するのである。
空気圧縮機5から吐出された圧縮空気は、吐出空気室19内では約300℃で8ata程度であり、一方貫通口37近傍の圧縮空気流路16内の空気は約2.5ata程度であるので、圧力差によって吐出空気室19内の圧縮空気が隙間36に導入され、貫通口37から圧縮空気流路16内に放出される。このような圧縮空気の循環により、圧縮機ケーシング11と内側ケーシング17とは加熱され、特に、吸気側が加熱されるので、軸方向の温度偏差が抑制されるのである。
尚、前記隙間36から圧縮空気流路16内へ連通する貫通口37を設ける代わりに、前記隙間36と吸気プレナム12とを連通する貫通口38を側板13に設けても同等の効果を奏することができる。
以上説明したように、本発明による実施の形態によれば、圧縮機ケーシングやタービンケーシングの熱変形を抑制できるので、熱変形による効率の低下を抑制できるガスタービン発電設備を得ることができる。
ところで、上記各実施の形態は、ガスタービン設備としてガスタービン発電設備を一例に説明したが、この実施の形態に囚われるものではなく、ガスタービン設備の負荷は自由に変更することができる。
1…ガスタービン発電設備、2…ガスタービン設備、3…発電機、4…基台、5…空気圧縮機、6…タービン、7…燃焼器、8…再生熱交換器、9…減速機、10A,10B…サポート、11…圧縮機ケーシング、12…吸気プレナム、13…側板、15A,15B…圧縮機ロータ、16…圧縮空気流路、17…内側ケーシング、18…タービンケーシング、19…吐出空気室、20…燃焼器ケーシング、21…燃焼器ライナ、22…トランジションピース、23…燃料ノズル、24A,24B…タービンロータ、25A,25B…静翼、26…内側ケーシング、30…バッフルプレート、31…遮熱板、32…空気層、33…空気供給口、34…空間、35…空気排出口、36…隙間、37,38…貫通口。
Claims (9)
- 外周を圧縮機ケーシングで覆われた空気圧縮機と、この空気圧縮機と同軸上に配置され外周をタービンケーシングで覆われたタービンと、このタービンに燃焼ガスを供給する燃焼器とを備えたガスタービン設備において、前記空気圧縮機に、前記圧縮機ケーシングの内側に隙間をもって配置され圧縮機ロータとの間に圧縮空気流路を形成する内側ケーシングを設けると共に、前記タービンに、前記タービンケーシングの内側に隙間をもって配置されタービンロータとの間に燃焼ガス流路を形成する内側ケーシングを設けたことを特徴とするガスタービン設備。
- 前記空気圧縮機の内側ケーシングは、前記圧縮空気流路の上流側で前記圧縮機ケーシングに支持され、前記タービンの内側ケーシングは、前記燃焼ガス流路の下流側で前記タービンケーシングに支持されていることを特徴とする請求項1記載のガスタービン設備。
- 前記燃焼器は、前記タービンケーシングに支持された燃焼器ケーシングを有し、この燃焼器ケーシングは、その内側に空気層を介在して遮熱板を設置していることを特徴とする請求項1記載のガスタービン設備。
- 外周を圧縮機ケーシングで覆われた空気圧縮機と、この空気圧縮機と同軸上に配置され外周をタービンケーシングで覆われたタービンと、外周を前記タービンケーシングに支持された燃焼器ケーシングで覆われ前記タービンに燃焼ガスを供給する燃焼器とを備えたガスタービン設備において、前記空気圧縮機に、前記圧縮機ケーシングの内側に隙間をもって配置され圧縮機ロータとの間に圧縮空気流路を形成する内側ケーシングを設け、前記タービンに、前記タービンケーシングの内側に隙間をもって配置されタービンロータとの間に燃焼ガス流路を形成する内側ケーシングを設け、かつ前記燃焼器に、前記燃焼器ケーシングの内側に空気層を介在して遮熱板を配置すると共に、前記燃焼器の燃焼器ケーシングと遮熱板との空気層に前記空気圧縮機の吐出空気の一部を供給するように構成したことを特徴とするガスタービン設備。
- 外周を圧縮機ケーシングで覆われた空気圧縮機と、この空気圧縮機と同軸上に配置され外周をタービンケーシングで覆われたタービンと、外周を前記タービンケーシングに支持された燃焼器ケーシングで覆われ前記タービンに燃焼ガスを供給する燃焼器とを備えたガスタービン設備において、前記空気圧縮機に、前記圧縮機ケーシングの内側に隙間をもって配置され圧縮機ロータとの間に圧縮空気流路を形成する内側ケーシングを設け、前記タービンに、前記タービンケーシングの内側に隙間をもって配置されタービンロータとの間に燃焼ガス流路を形成する内側ケーシングを設け、かつ前記圧縮機の圧縮機ケーシングと内側ケーシングとの隙間に前記空気圧縮機の吐出空気の一部を供給するように構成したことを特徴とするガスタービン設備。
- 外周を圧縮機ケーシングで覆われた空気圧縮機と、この空気圧縮機と同軸上に配置され外周をタービンケーシングで覆われたタービンと、外周を前記タービンケーシングに支持された燃焼器ケーシングで覆われ前記タービンに燃焼ガスを供給する燃焼器とを備えたガスタービン設備において、前記空気圧縮機に、前記圧縮機ケーシングの内側に隙間をもって配置され圧縮機ロータとの間に圧縮空気流路を形成する内側ケーシングを設け、前記タービンに、前記タービンケーシングの内側に隙間をもって配置されタービンロータとの間に燃焼ガス流路を形成する内側ケーシングを設け、かつ前記燃焼器に、前記燃焼器ケーシングの内側に空気層を介在して遮熱板を配置すると共に、前記燃焼器の燃焼器ケーシングと遮熱板との空気層に前記空気圧縮機の吐出空気の一部を供給するように構成し、前記圧縮機の圧縮機ケーシングと内側ケーシングとの隙間に前記空気圧縮機の吐出空気の一部を供給するように構成したことを特徴とするガスタービン設備。
- 外周を圧縮機ケーシングで覆われた空気圧縮機と、この空気圧縮機と同軸上に配置され外周をタービンケーシングで覆われたタービンと、このタービンに燃焼ガスを供給する燃焼器とを備えたガスタービン設備において、前記圧縮機ケーシングと前記タービンケーシングは、夫々隙間を介在させた二重のケーシングで構成されていることを特徴とするガスタービン設備。
- 外側に位置する前記圧縮機ケーシングと前記タービンケーシングとは、他の構成部材よりも熱膨張係数が小さい材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のガスタービン設備。
- 前記空気圧縮機側と前記タービン側の2箇所で基台に固定されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のガスタービン設備。
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JP2005212709A JP2007032297A (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | ガスタービン設備 |
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Cited By (1)
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WO2017168479A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | 回転機械 |
-
2005
- 2005-07-22 JP JP2005212709A patent/JP2007032297A/ja active Pending
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