JPWO2017138175A1 - 回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

実施形態の回転式圧縮機は、容器と、シリンダと、閉塞板と、ローラと、ブレードと、を備える。シリンダは、容器内に収納され、開口部を有する。閉塞板は、シリンダの開口部を閉塞して、シリンダとともにシリンダ室を形成する。ブレードは、シリンダに形成されたブレード溝内に収容され、ローラの偏心回転に伴いシリンダ室内に進退可能とされる。ブレードは、基材と被膜とを持つ。被膜は、基材よりも硬度が高く、基材の外面のうち、閉塞板と対向する閉塞板対向面以外の部分であって、少なくともブレード溝の内面と対向する溝対向面を被覆する。

Description

本発明の実施形態は、回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置に関する。
空気調和装置等の冷凍サイクル装置に使用される回転式圧縮機として、潤滑油が貯留される容器と、容器内に収納された圧縮機構部と、を有する構成が知られている。圧縮機構部は、開口部を有するシリンダと、シリンダの開口部を閉塞する閉塞板と、シリンダ及び閉塞板で形成されたシリンダ室内で偏心回転するローラと、を備えている。シリンダに形成されたブレード溝内には、ブレードが配設されている。ブレードは、先端面がローラに当接してシリンダ室内を圧縮室と吸込室とに分割する。ブレードは、ローラの偏心回転に伴いシリンダ室内に進退自在である。
ところで、ブレードのうち、ブレード溝の内面と対向する溝対向面は、圧縮室内と吸込室内との差圧によって大きな負荷を受けながらブレード溝の内面を摺動する。特に、ブレードが下死点(シリンダ室内に最も突出した状態)から上死点(シリンダ室から最も後退した状態)に移行する運転領域(圧縮行程後半)では、ブレードの溝対向面に掛かる負荷が大きい。したがって、ブレードの溝対向面は、高い耐摩耗性が要求される。
一方、ブレードのうち閉塞板と対向する閉塞板対向面と、閉塞板と、の間は、高いシール性が要求される。仮にシール性が低いと、圧縮室から吸込室に冷媒がリーク等して、圧縮性能が低下する可能性がある。
しかしながら、高速化及び大容量化が求められる近年の回転式圧縮機では、溝対向面の耐摩耗性と、閉塞板対向面及び閉塞板間でのシール性と、を両立させる点で未だ改善の余地があった。
日本国特開2007−32360号公報 国際公開第2014/017000号
本発明が解決しようとする課題は、溝対向面の耐摩耗性と、閉塞板対向面及び閉塞板間でのシール性と、を両立させ、長期に亘って動作信頼性及び圧縮性能の向上を図ることができる回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置を提供することである。
実施形態の回転式圧縮機は、容器と、シリンダと、閉塞板と、ローラと、ブレードと、を備える。容器には、潤滑油が貯留される。シリンダは、容器内に収納され、開口部を有する。閉塞板は、シリンダの開口部を閉塞して、シリンダとともにシリンダ室を形成する。ローラは、シリンダ室内で偏心回転する。ブレードは、シリンダに形成されたブレード溝内に収容され、ローラに当接してシリンダ室内を分割する先端面を有し、ローラの偏心回転に伴いシリンダ室内に進退可能とされる。ブレードは、基材と被膜とを備える。被膜は、基材よりも硬質であり、基材の外面のうち、閉塞板と対向する閉塞板対向面以外の部分であって、少なくともブレード溝の内面と対向する溝対向面を被覆する。
第1の実施形態における回転式圧縮機の断面図を含む、冷凍サイクル装置の概略構成図。 図1のII−II線に相当する圧縮機構部の断面図。 図2のIII−III線に相当するブレードの断面図。 図1のIV−IV線に相当するブレードの断面図。 ブレード溝の内面における表面粗さR1に対するブレードの先端面での摩耗量の関係を測定した結果を示すグラフ。 第2の実施形態に係る回転式圧縮機の部分断面図。 図6に示すブレードの断面図。
以下、実施形態の回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
始めに、冷凍サイクル装置1について簡単に説明する。図1は、第1の実施形態における回転式圧縮機2の断面図を含む、冷凍サイクル装置1の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の冷凍サイクル装置1は、回転式圧縮機2と、回転式圧縮機2に接続された放熱器3と、放熱器3に接続された膨張装置4と、膨張装置4と回転式圧縮機2との間に接続された吸熱器としての蒸発器5と、を備えている。
回転式圧縮機2は、いわゆるロータリ式の圧縮機である。回転式圧縮機2は、内部に取り込まれる低圧の気体冷媒を圧縮して高温、かつ高圧の気体冷媒とする。なお、回転式圧縮機2の具体的な構成については後述する。
放熱器3は、回転式圧縮機2から送り込まれる高温、かつ高圧の気体冷媒から熱を放熱させ、高温、かつ高圧の気体冷媒を高圧の液体冷媒にする。
膨張装置4は、放熱器3から送り込まれる高圧の液体冷媒の圧力を下げ、高圧の液体冷媒を低温、かつ低圧の液体冷媒にする。
蒸発器5は、膨張装置4から送り込まれる低温、かつ低圧の液体冷媒を気化させ、低温、かつ低圧の液体冷媒を低圧の気体冷媒にする。そして、蒸発器5において、低圧の液体冷媒が気化する際に周囲から気化熱を奪い、周囲が冷却される。なお、蒸発器5を通過した低圧の気体冷媒は、上述した回転式圧縮機2内に取り込まれる。
このように、本実施形態の冷凍サイクル装置1では、作動流体である冷媒が気体冷媒と液体冷媒とに相変化しながら循環する。なお、本実施形態の冷凍サイクル装置1において、冷媒はHFC系冷媒(例えば、R410AやR32等)やHFO系冷媒(例えば、R1234yfやR1234ze等)、自然冷媒(例えば、CO2等)等を用いることが可能である。
次に、上述した回転式圧縮機2について説明する。
本実施形態の回転式圧縮機2は、圧縮機本体11と、アキュムレータ12と、を備えている。
アキュムレータ12は、いわゆる気液分離器である。アキュムレータ12は、上述した蒸発器5と圧縮機本体11との間に設けられている。アキュムレータ12は、吸い込みパイプ21を通して圧縮機本体11に接続されている。アキュムレータ12は、蒸発器5で気化された気体冷媒、及び蒸発器5で気化されなかった液体冷媒のうち、気体冷媒のみを圧縮機本体11に供給する。
圧縮機本体11は、回転軸31と、電動機部32と、圧縮機構部33と、これら回転軸31、電動機部32及び圧縮機構部33を収納する密閉容器(容器)34と、を備えている。
密閉容器34は筒状に形成されている。密閉容器34における軸線O方向の両端部は、閉塞されている。密閉容器34内には、潤滑油Jが収容されている。潤滑油J内には、圧縮機構部33の一部が浸漬されている。
回転軸31は、密閉容器34の軸線Oに沿って同軸上に配置されている。なお、以下の説明では、軸線Oに沿う方向を単に軸方向といい、軸方向のうち、電動機部32寄りを上側、圧縮機構部33寄りを下側という。また、軸方向に直交する方向を径方向といい、軸線O周りの方向を周方向という。
電動機部32は、いわゆるインナーロータ型のDCブラシレスモータである。具体的に、電動機部32は、筒状の固定子35と、固定子35の内側に配置された円柱状の回転子36と、を備えている。
固定子35は、密閉容器34の内壁面に焼嵌め等により固定されている。
回転子36は、回転軸31の上部に固定されている。回転子36は、固定子35の内側に径方向に間隔をあけて配置されている。
圧縮機構部33は、筒状のシリンダ41と、シリンダ41の両端開口部を各別に閉塞する主軸受(閉塞板)42及び副軸受(閉塞板)43と、を備えている。
シリンダ41内には、回転軸31が貫通している。主軸受42及び副軸受43は、回転軸31を回転可能に支持している。シリンダ41、主軸受42、及び副軸受43により形成された空間は、シリンダ室46(図2参照)を構成している。
上述した回転軸31のうち、シリンダ室46内に位置する部分には、軸線Oに対して径方向に偏心する偏心部51が形成されている。
偏心部51にはローラ53が外挿されている。ローラ53は、回転軸31の回転に伴い、外周面がシリンダ41の内周面に摺接しながら、軸線Oに対して偏心回転可能に構成されている。
図2は図1のII−II線に相当する圧縮機構部33の断面図である。
図1、図2に示すシリンダ41は、片状黒鉛鋳鉄により形成されている。シリンダ41における周方向の一部には、径方向の外側に向けて窪むブレード溝54が形成されている。ブレード溝54は、シリンダ41の軸方向(高さ方向)の全体に亘って形成されている。ブレード溝54は、径方向の外側端部において、密閉容器34内に連通している。ブレード溝54における内面の表面粗さR1は、JIS B 0601に規格化されている十点平均粗さRzjisで3μm以下に設定されている。
ブレード溝54内には、ブレード55が設けられている。ブレード55は、シリンダ41に対して径方向にスライド移動可能に構成されている。図1に示すように、ブレード55は、径方向の外側端面(以下、背面という。)が付勢部材57により径方向の内側に向けて付勢されている。一方、図2に示すように、ブレード55は、径方向の内側端面(以下、先端面という。)がシリンダ室46内においてローラ53の外周面に当接している。これにより、ブレード55は、ローラ53の偏心回転に伴いシリンダ室46内に進退可能に構成されている。なお、軸方向から見た平面視において、ブレード55の先端面は、径方向の内側に向けて凸の円弧状とされている。
ブレード55と、ブレード溝54の内面や各主軸受42の下面、副軸受43の上面と、の間には、潤滑油Jが介在している。そのため、ブレード55のうち、周方向の両側を向く側面(ブレード55のうち、ブレード溝54の内面に対向する溝対向面)は、ブレード溝54の内面に対して油膜を介して摺動可能とされている。また、ブレード55の上端面(ブレード55のうち、主軸受42の下面との対向面(閉塞板対向面))は、主軸受42の下面に対して油膜を介して摺動可能とされている。一方、ブレード55の下端面(ブレード55のうち、副軸受43の上面との対向面(閉塞板対向面))は、副軸受43の上面に対して油膜を介して摺動可能とされている。すなわち、本実施形態のブレード55は、外面のうち上述した背面を除く部分(側面及び上下端面)が摺動面として機能する。なお、ブレード55の具体的な構成については後述する。
シリンダ室46は、ローラ53及びブレード55によって吸込室46aと圧縮室46bとに分割されている。そして、圧縮機構部33では、ローラ53の回転動作及びブレード55の進退動作により、シリンダ室46内で圧縮動作が行われる。
シリンダ41において、ローラ53の回転方向(図2中の矢印参照)に沿うブレード溝54の奥側(図2中、ブレード溝54の左側)に位置する部分には、吸込孔56が形成されている。吸込孔56は、シリンダ41を径方向に貫通している。吸込孔56には、径方向の外側端部から上述した吸い込みパイプ21(図1参照)が接続される。一方、吸込孔56の径方向の内側端部は、シリンダ室46の吸込室46a内に開口している。
シリンダ41の内周面において、ローラ53の回転方向に沿うブレード溝54の手前側(図2中、ブレード溝54の右側)に位置する部分には、吐出溝58が形成されている。吐出溝58は、軸方向から見た平面視で半円形状に形成されている。吐出溝58は、シリンダ41の少なくとも上面で開口している。
図1に示すように、主軸受42は、シリンダ41の上端開口部を閉塞している。主軸受42は、回転軸31のうち、シリンダ41よりも上方に位置する部分を回転可能に支持している。具体的に、主軸受42は、回転軸31が挿通された筒部61と、筒部61の下端部から径方向の外側に向けて突設されたフランジ部62と、を備えている。
図1、図2に示すように、フランジ部62の周方向の一部には、吐出孔64(図2参照)が形成されている。吐出孔64は、フランジ部62を軸方向に貫通している。吐出孔64は、上述した吐出溝58を通してシリンダ室46内に連通している。なお、フランジ部62には、シリンダ室46(圧縮室46b)内の圧力上昇に伴い吐出孔64を開閉し、シリンダ室46外に冷媒を吐出する図示しない吐出弁機構が配設されている。
図1に示すように、主軸受42には、主軸受42を上方から覆うマフラ65が設けられている。マフラ65には、マフラ65の内外を連通する連通孔66が形成されている。上述した吐出孔64を通して吐出される高温、かつ高圧の気体冷媒は、連通孔66を通して密閉容器34内に吐出される。
副軸受43は、シリンダ41の下端開口部を閉塞している。副軸受43は、回転軸31のうち、シリンダ41よりも下方に位置する部分を回転可能に支持している。具体的に、副軸受43は、回転軸31が挿通される筒部71と、筒部71の上端部から径方向の外側に向けて突設されたフランジ部72と、を備えている。
図3は、図2のIII−III線に相当するブレード55の断面図である。図4は、図1のIV−IV線に相当するブレード55の断面図である。
図3、図4に示すように、上述したブレード55は、基材81と、基材81の外面を被覆する被膜82と、を有している。
基材81は、高速度工具鋼材(例えば、SKH51)等により構成されている。基材81は、直方体形状に形成されている。基材81は、ブレード55の外形を構成している。
被膜82は、基材81よりも硬度が高い。具体的に、被膜82は、ビッカース硬さ(JIS Z2244:2009)が900以上の材料により形成されている。このような被膜としては、ダイヤモンドライクカーボン被膜(HV0.025が約2500)が好適に用いられる。但し、被膜82には、窒化膜(HV0.1が900〜1200)や窒化クロム膜(HV0.1が1200〜1500)等を採用することも可能である。なお、被膜82のうち、窒化膜や窒化クロム膜等は例えばPVD(physical vapor deposition)等によって成膜することが可能である。一方、被膜82のうち、ダイヤモンドライクカーボン被膜等はPVDやCVD(chemical vapor deposition)等によって成膜することが可能である。
被膜82は、基材81の側面及び先端面を被覆している。すなわち、本実施形態の被膜82は、基材81の外面のうち、上下端面及び背面には形成されていない。なお、被膜82は、基材81のうち、少なくとも上下端面以外の部分であって、側面に形成されていれば、先端面に形成されていなくても構わない。また、基材81の背面に被膜82が形成されていても構わない。
また、ブレード55のうち、上下端面(基材81が露出している部分)の表面粗さR2は、側面及び先端面(被膜82が形成されている部分)それぞれの表面粗さR3,R4に比べて十点平均粗さRzjisで小さくなっている(R2<R3,R2<R4)。本実施形態において、ブレード55の上下端面の表面粗さR2は、十点平均粗さRzjisでR2=0.6μm程度に設定されている。ブレード55の側面の表面粗さR3は、十点平均粗さRzjisでR3=0.9μm程度に設定されている。ブレード55の先端面の表面粗さR4は、十点平均粗さRzjisでR4=1.0μm程度に設定されている。すなわち、ブレード55の表面粗さR2,R3,R4は、上述したブレード溝54の内面における表面粗さR1(十点平均粗さRzjisで3μm以下)よりも小さくなっている(R2<R1,R3<R1,R4<R1)。
次に、上述した回転式圧縮機2の作用について説明する。
図1に示すように電動機部32の固定子35に電力が供給されると、回転軸31が回転子36とともに軸線O周りに回転する。そして、回転軸31の回転に伴い、偏心部51及びローラ53がシリンダ室46内で偏心回転する。このとき、ローラ53がシリンダ41の内周面にそれぞれ摺接する。これにより、吸込みパイプ21を通してシリンダ室46内に気体冷媒が取り込まれるとともに、シリンダ室46内に取り込まれた気体冷媒が圧縮される。
具体的には、シリンダ室46のうち、吸込室46a内に吸込孔56を通して気体冷媒が吸い込まれるとともに、圧縮室46bにて先に吸込孔56から吸い込まれた気体冷媒が圧縮される。圧縮された気体冷媒は、主軸受42の吐出孔64を通してシリンダ室46の外側(マフラ65内)に吐出され、その後マフラ65の連通孔66を通して密閉容器34内に吐出される。なお、密閉容器34内に吐出された気体冷媒は、上述したように放熱器3に送り込まれる。
ところで、ブレード溝54内は、密閉容器34内に連通している。そのため、上述したようにブレード55の上下端面と、各フランジ部62,72と、の間には潤滑油Jによる油膜が形成されている。したがって、ブレード55は、フランジ部62,72との直接の接触を抑制した状態で、ローラ53の偏心回転に伴いシリンダ室46に対して径方向に進退移動する。一方、ブレード55の側面は、圧縮室46b内と吸込室46a内との差圧によって大きな負荷を受けながらブレード溝54の内面を摺動する場合がある。特に、上述した圧縮行程後半では、ブレード55の側面に掛かる負荷が比較的大きい。そのため、ブレード55は、圧縮室46b内と吸込室46a内との差圧によって吸込室46aに傾いた状態で進退移動することがある。
そこで、本実施形態では、ブレード55のうち、上下端面以外の部分であって、少なくとも側面に基材81よりも硬質な被膜82を形成する構成とした。
この構成によれば、ブレード55の側面に被膜82が形成されているため、ブレード55の側面の耐摩耗性を向上させることができる。その結果、耐久性を向上させ、長期に亘って高い信頼性を確保できる。
一方、ブレード55の上下端面には、被膜82が形成されないことから、被膜82を形成することによる表面粗さの悪化や、平行平面度の悪化を抑制できる。すなわち、PVD等による被膜82の形成は、表面粗さや平行平面度が悪化する要因となる。しかし、本実施形態のように、ブレード55の上下端面に被膜82を形成しないことで、被膜82の形成に伴うブレード55の上下端面の表面粗さや平行平面度の悪化を抑制できる。これにより、ブレード55の上下端面において、凹凸のばらつきを小さくできるとともに、フランジ部62,72との間のクリアランスを所望の値に設定することができる。その結果、ブレード55の上下端面と、各フランジ部62,72と、の間のシール性を確保することができる。よって、圧縮室46b内と吸込室46a内との差圧によって圧縮室46bから吸込室46aへ冷媒のリーク等が生じるのを抑制できる。
このように、本実施形態では、ブレード55の側面における耐摩耗性と、ブレード55の上下端面及びフランジ部62,72間でのシール性と、を両立させることができる。
なお、本実施形態のように、ブレード55の上下端面に被膜82を形成しない場合には、複数のブレード55(基材81)に対して一括して表面処理を行う際の製造効率を向上させることもできる。すなわち、複数のブレード55のうち、一方のブレード55の上端面と、他方のブレード55の下端面と、を密接させた状態で表面処理を行うことで、一度に表面処理を施せるブレード55の数を増加させることができる。
本実施形態では、被膜82のビッカース硬さが900以上であり、かつブレード55の上下端面の表面粗さR2が先端面の表面粗さR4よりも小さいため、上述した作用効果がより奏功される。
ここで、本願発明者は、被膜82の硬さと、耐摩耗性と、の関係を検証する試験を行った。本試験では、ブロックオンリング式摩擦摩耗試験によりブロック試験片の摩耗状態を検証した。ブロック試験片としては、基材81と同様の材料(SKH51)に対して表面処理を施したブロック試験片と、表面処理を施さなかったブロック試験片と、を用意した。なお、ブロック試験片における表面処理の種類、及び表面処理の有無は表1に示す通りである。一方、摺動相手部材(ブロック試験片に摺動する部材)としては、FC200又は250相当材に、MoやNi、Cr等を添加した合金鋳鉄のモニクロ鋳鉄を用意した。
Figure 2017138175
表1に示すように、表面処理を行っていないブロック試験片については、充分な耐摩耗性を得ることができなかった。この場合、ブロック試験片のうち、摺動相手部材との摺動面で凝着摩耗が発生する結果となった(表1に示す「×」:不可)。
これに対して、表面処理を行ったブロック試験片については何れのブロック試験片も摺動相手部材との摺動面に凝着摩耗は見られなかった(表1に示す「○」:良)。すなわち、表面処理を行うことで、優れた耐摩耗性を得られる結果となった。また、ダイヤモンドライクカーボン被膜処理を施す場合には、ブロック試験片の耐摩耗性に加え、摺動相手部材との間の摺動性を確保することもできる。
また、本実施形態では、シリンダ41が片状黒鉛鋳鉄により形成されているため、例えばブレード溝54の内面での潤滑油Jの保油性を向上させることができる。その結果、ブレード55の側面とブレード溝54の内面との間の摺動性を向上させることができる。
図5は、ブレード溝54の内面における表面粗さR1に対するブレード55の先端面での摩耗量の関係を測定した結果を示すグラフである。
図5に示すように、ブレード溝54の内面における表面粗さR1が3μmよりも大きい場合には、ばらつきはあるものの、ブレード55の先端面での摩耗量が多くなった。
一方、本実施形態のようにブレード溝54の内面における表面粗さR1を3μm以下に設定することで、摩耗量をW以下に抑えることができた。すなわち、ブレード溝54の内面における表面粗さR1を3μm以下に設定することで、ブレード55の側面とブレード溝54の内面との摩擦係数を小さくすることができたと考えられる。この場合には、例えば圧縮時のガス荷重等により回転軸31が径方向に撓み変形して傾いた場合に、ブレード55が上述した回転軸31の撓み変形に倣って傾き易くなる。そのため、ブレード55の先端面と、ローラ53の外周面と、の間の摺動性を向上させることができる。
特に、本実施形態では、ブレード55の先端面にダイヤモンドライクカーボン被膜による被膜82が形成されているため、ブレード55の耐摩耗性及びブレード55の先端面とローラ53の外周面との間の摺動性を確実に向上させることができる。また、ブレード溝54の内面における表面粗さR1を3μm以下に設定することで、ブレード55をスムーズに進退移動させることができる。これにより、ブレード55の側面とブレード溝54の内面との間の摺動性を向上させることもできる。
そして、本実施形態の冷凍サイクル装置1においては、上述した回転式圧縮機2を備えているため、長期に亘って動作信頼性及び圧縮性能の向上を図ることができる冷凍サイクル装置1を提供できる。
なお、上述した第1の実施形態では、軸方向を上下方向に一致させた場合について説明したが、これに限らず、軸方向を水平方向に一致させても構わない。
上述した第1の実施形態では、ローラ53とブレード55とを別体で形成した場合について説明したが、これに限らず、ローラ53とブレード55とを一体で形成しても構わない。この場合には、ブレード55の側面に被膜82が形成されていれば構わない。
また、ブレード55の側面に被膜82を形成する際に、製造上の都合により、ブレード55の上下端面にも被膜が形成される場合は、被膜形成後に、ブレード55の上下端面の被膜を除去するようにしても良い。
上述した第1の実施形態では、閉塞板として主軸受42及び副軸受43を用いた場合について説明したが、これに限られない。例えば、軸受部と、シリンダプレートと、を閉塞板に用いても構わない。軸受部は、シリンダ41の上端開口部を閉塞するとともに、回転軸31が挿通さる。シリンダプレートは、シリンダ41の下端開口部を閉塞して、回転軸31の下端面を摺動可能に支持する。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る回転式圧縮機200の部分断面図である。以下の説明では、上述した各実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、分割された第1ブレード片242及び第2ブレード片243が軸方向に並んでブレード241を構成している点で上述した実施形態と相違している。
図6に示すように、本実施形態の回転式圧縮機200は、いわゆるツインロータリ式である。回転式圧縮機200は、一対のシリンダ(上側シリンダ201及び下側シリンダ202)が軸方向に並んで配設されて構成されている。各シリンダ201,202は、仕切板(閉塞板)203を間に挟んで軸方向で突き合わされている。なお、各シリンダ201,202の構成は、上述した実施形態と同様である。
上側シリンダ201の上端開口部は、主軸受42によって閉塞されている。上側シリンダ201、主軸受42及び仕切板203によって画成された空間は、上側シリンダ室210を形成している。
一方、下側シリンダ202の下端開口部は、副軸受43によって閉塞されている。下側シリンダ202、副軸受43及び仕切板203によって画成された空間は、下側シリンダ室211を形成している。副軸受43には、フランジ部72を軸方向に貫通する図示しない吐出孔が形成されている。副軸受43には、図示しない下側吐出弁機構が配設されている。下側吐出弁機構は、下側シリンダ室211内の圧力に応じて吐出孔を開閉可能に構成されている。副軸受43には、副軸受43を下方から覆う下側マフラ212が設けられている。下側マフラ212内は、図示しない冷媒案内通路を通して主軸受42側の上側マフラ213内に連通している。
回転軸220のうち、上側シリンダ室210内に位置する部分には、上側偏心部221が形成されている。回転軸220のうち、下側シリンダ室211内に位置する部分には、下側偏心部222が形成されている。各偏心部221,222は、軸方向から見た平面視で同形同大とされている。各偏心部221,222は、周方向に180°の位相差をもって、軸線Oに対して径方向に同一量ずつ偏心している。なお、上側偏心部221及び下側偏心部222には、それぞれローラ53が嵌合されている。
各シリンダ201,202のブレード溝54内には、それぞれブレード241が設けられている。なお、各ブレード241は同様に構成とされているため、以下の説明では、上側シリンダ201側のブレード241について主に説明する。
図7は、図5に示すブレード241の断面図である。
図7に示すように、ブレード241は、第1ブレード片242及び第2ブレード片243を備えている。第1ブレード片242及び第2ブレード片243は、軸方向(シリンダ201,202の高さ方向)に重ね合わされている。各ブレード片242は、同形同大の直方体形状に形成されている。第1ブレード片242の上端面は、主軸受42のフランジ部62に油膜を介して摺動可能とされている。第2ブレード片243の下端面は、副軸受43のフランジ部72に油膜を介して摺動可能とされている。そして、第1ブレード片242の下端面及び第2ブレード片243の上端面は、油膜を介して摺動可能とされている。したがって、各ブレード片242,243は、ローラ53の偏心回転に伴い上側シリンダ室210に対して独立して径方向に進退移動する。なお、ブレード241の背面には、各ブレード片242,243の背面を跨るように付勢部材57が設けられている。
第1ブレード片242は、第1基材251と、第1被膜253と、を有している。第2ブレード片243は、第2基材252と、第2被膜254と、を有している。基材251,252及び被膜253,254は、第1の実施形態と同様の材料により形成されている。
第1被膜253は、第1基材251の側面及び先端面を被覆している。すなわち、本実施形態の第1被膜253は、第1基材251の外面のうち、上下端面及び背面には形成されていない。
第2被膜254は、第2基材252の側面及び先端面を被覆している。すなわち、本実施形態の第2被膜254は、第2基材252の外面のうち、上下端面及び背面には形成されていない。なお、被膜253,254は、ブレード241の上下端面(第1ブレード片242の上端面及び第2ブレード片243の下端面)以外であって、少なくともブレード241の側面及び先端面に形成されていれば良い。すなわち、第1ブレード片242と第2ブレード片243との対向面(第1ブレード片242の下端面及び第2ブレード片243の上端面)に被膜253,254が形成されていても構わない。
この構成によれば、ブレード241が複数のブレード片242,243に軸方向で分割されているので、各ブレード片242,243が互いに独立して進退移動することになる。そのため、例えば圧縮時のガス荷重等により回転軸220が径方向に撓み変形した場合に、各ブレード片242,243の先端面とローラ53(回転軸220)の外周面との接触面圧に応じて各ブレード片242,243が独立して進退することになる。これにより、ブレード241の先端面とローラ53の外周面との真実接触箇所を増加させることができる。これにより、ブレード241及びローラ53間での極圧を分散することができ、ブレード241及びローラ53間での摩耗を低減できる。
また、各ブレード片242,243の上下端面に被膜253,254が形成されていないので、ブレード241が複数のブレード片242,243に分割されることに伴う寸法ばらつきの影響を抑えることができる。
なお、第2の実施形態では、ツインロータリ式の回転式圧縮機200についてブレードを複数のブレード片に軸方向で分割する構成(複数のブレード片が軸方向に並べられた構成)について説明したが、第1の実施形態の回転式圧縮機に本構成を採用しても構わない。
上述した第2の実施形態では、シリンダ室210,211が2つの構成について説明したが、これに限らず、シリンダ室を3つ以上の複数設けても構わない。
上述した実施形態では、ブレード241を2つのブレード片242,243に分割する構成について説明したが、3つ以上のブレード片に分割しても構わない。
また、各ブレード片で外形(例えば軸方向における長さ)を異ならせても構わない。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、ブレードのうち、上下端面以外の部分であって、少なくとも側面に基材よりも硬質な被膜が形成されているため、ブレードの側面の耐摩耗性を向上させることができる。その結果、耐久性を向上し、長期に亘って高い信頼性を確保できる。
一方、ブレードの上下端面には、被膜が形成されないことから、被膜を形成することによる表面粗さの低下や、平行平面度の低下を抑制できる。これにより、ブレードの上下端面において、凹凸のばらつきを小さくできるとともに、閉塞板との間のクリアランスを所望の値に設定することができる。その結果、ブレードの上下端面と、各閉塞板と、の間のシール性を確保することができる。よって、圧縮室内と吸込室内との差圧によって圧縮室から吸込室へ冷媒のリーク等が生じるのを抑制できる。
このように、本実施形態では、ブレードの側面における耐摩耗性と、ブレードの上下端面及び閉塞板間でのシール性と、を両立させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…冷凍サイクル装置、2,200…回転式圧縮機、3…放熱器、4…膨張装置、5…蒸発器(吸熱器)、34…密閉容器(容器)、41…シリンダ、42…主軸受(閉塞板)、43…副軸受(閉塞板)、46…シリンダ室、53…ローラ、55,341…ブレード、81,251,252…基材、82,253,254…被膜、201…上側シリンダ(シリンダ)、202…下側シリンダ(シリンダ)、203…仕切板(閉塞板)、210…上側シリンダ室(シリンダ室)、211…下側シリンダ室(シリンダ室)

Claims (6)

  1. 潤滑油が貯留される容器と、
    前記容器内に収納され、開口部を有するシリンダと、
    前記シリンダの前記開口部を閉塞して、前記シリンダとともにシリンダ室を形成する閉塞板と、
    前記シリンダ室内で偏心回転するローラと、
    前記シリンダに形成されたブレード溝内に収容され、前記ローラに当接して前記シリンダ室内を分割する先端面を有し、前記ローラの偏心回転に伴い前記シリンダ室内に進退可能とされたブレードと、を備え、
    前記ブレードは、
    基材と、
    前記基材の外面のうち、前記閉塞板と対向する閉塞板対向面以外の部分であって、少なくとも前記ブレード溝の内面と対向する溝対向面を被覆し、前記基材よりも硬度が高い被膜と、を備えている、
    回転式圧縮機。
  2. 前記被膜のビッカース硬さは、900以上であり、
    前記閉塞板対向面の表面粗さは、前記溝対向面の表面粗さよりも小さい、
    請求項1に記載の回転式圧縮機。
  3. 前記ブレードは、前記ローラの軸方向に沿って複数に分割されて構成されている、
    請求項1又は請求項2に記載の回転式圧縮機。
  4. 前記被膜は、ダイヤモンドライクカーボン被膜であり、
    前記ブレード溝の内面の表面粗さは、十点平均粗さで3μm以下である、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の回転式圧縮機。
  5. 前記シリンダは、片状黒鉛鋳鉄により形成されている、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の回転式圧縮機。
  6. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の回転式圧縮機と、
    前記回転式圧縮機に接続された放熱器と、
    前記放熱器に接続された膨張装置と、
    前記膨張装置と前記回転式圧縮機との間に接続された吸熱器と、を備えていることを特徴とする冷凍サイクル装置。
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