JPWO2017131030A1 - エッジライト型バックライト用反射フィルム及びそれを用いた液晶ディスプレイ用バックライト - Google Patents

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Abstract

エッジライト型液晶バックライトの輝度ムラ低減を図るとともに、導光板と反射フィルムが擦れ合うことにより発生する反射フィルム表面ダメージ低減に優れる反射フィルムを提供する。基材フィルムの少なくとも片面に球状粒子を含有する粒子含有層を有し、次の(i)および(ii)を満たす、エッジライト型バックライト用反射フィルム。(i)前記球状粒子の圧縮変位曲線が第1変曲点および第2変曲点の少なくとも2つの変曲点を有すること(ii)前記圧縮変位曲線において粒子径の50%以上の変位率の範囲内に第2変曲点を有すること

Description

本発明は、エッジライト型液晶バックライトの輝度ムラ低減を図る反射フィルムに関するものであって、特に、導光板と反射フィルムが擦れ合うことにより発生する反射フィルム表面のダメージ(反射フィルムの表面削れ)低減に優れる反射フィルムおよびそれを用いた液晶ディスプレイ用バックライトに関するものである。
液晶表示装置は、液晶層を背面から照らして発光されるバックライト方式が一般に採用されている。このバックライト方式としては、エッジライト型と直下型が知られている。
これらのバックライトに使用される反射フィルムとして、白色フィルムの少なくとも一方の面に粒子を含有するビーズ層(粒子含有層あるいは塗布層とも言う)が積層され、表面に粒子による凸部(突起)が形成された反射フィルムが知られている。
例えば、バックライトの輝度向上や輝度ムラ抑制のために、粒子の被覆率、粒子の積層数、突起高さ、突出する粒子個数等を規定したビーズ層が提案されている(例えば特許文献1〜4)。
また、エッジライト型液晶バックライトを構成する導光板と反射フィルムとの貼り付きを抑制するために、あるいは導光板と反射フィルムとの接触により導光板にスクラッチ傷が入るのを抑制するために、ビーズ層に含有される粒子の10%圧縮強度を特定の範囲に設定することが提案されている(例えば特許文献5)。
近年、液晶TVの更なる薄型化のために、エッジライト型のバックライトにおいて、導光板や背面筐体の薄型化が進んでおり、各部材の平面性の悪化により、信頼性試験時に導光板と反射フィルムが擦れ合う負荷が増加している。また、曲面形状を維持するためにバックライトユニットに局所的に強い負荷がかかりやすい、曲面設計のTVも普及してきている。従って、従来の導光板と反射フィルムの密着防止による輝度ムラ防止や導光板へのスクラッチ傷低減に加えて、ダメージを受けにくい反射フィルム表面が求められる傾向にある。しかし、従来技術では、粒子含有層の粒子が削れて発塵するなどの懸念があった。
特開2010−85843号公報 特開2010−44321号公報 特開2010−44238号公報 特開2013−210639号公報 国際公開第2011/105294号
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み、反射フィルムの粒子含有層に含有される球状粒子が、圧縮変位曲線において、少なくとも2つの変曲点を有し、かつ、粒子径の50%以上の変位率の範囲内に後述にて定義する第2変曲点を有することで、エッジライト型バックライトにおいて輝度ムラを改善し、特に有効に反射フィルムの表面削れを低減できる、反射フィルムを提供せんとするものである。
本発明は、かかる課題を解決するために、次のような手段を採用する。
(1)基材フィルムの少なくとも片面に球状粒子を含有する粒子含有層を有し、次の(i)および(ii)を満たす、エッジライト型バックライト用反射フィルム。
(i)前記球状粒子の圧縮変位曲線が第1変曲点および第2変曲点の少なくとも2つの変曲点を有すること
(ii)前記圧縮変位曲線において粒子径の50%以上の変位率の範囲内に第2変曲点を有すること
(2)基材フィルムの少なくとも片面に不定形粒子を含有する粒子含有層を有し、次の(i)〜(iii)を満たす、エッジライト型バックライト用反射フィルム。
(i)前記不定形粒子の真球度Sが0.65<S<0.80であること
(ii)前記粒子含有層の表面摩擦試験前後の光沢度変化が10以下であること
(iii)前記粒子含有層の表面凸部高さが20〜60μmであること
(3)前記球状粒子または不定形粒子の50%圧縮強度が30MPa以下である、(1)または(2)に記載のエッジライト型バックライト用反射フィルム。
(4)前記不定形粒子がナイロン6を含む(2)または(3)に記載のエッジライト型バックライト用反射フィルム。
(5)前記球状粒子または不定形粒子が脂環構造を持つポリアミドを含む(1)〜(4)に記載のエッジライト型バックライト用反射フィルム。
(6)(1)〜(5)いずれかに記載のエッジライト型バックライト用反射フィルムを含む液晶ディスプレイ用バックライト。
本発明のエッジライト型バックライトは、前記反射フィルムを用いて構成されていることを特徴としており、導光板面側に反射フィルム表面の凸部が対向するように配置され、且つ、発光ダイオードを光源とすることが好ましい。
本発明によれば、エッジライト型バックライトにおいて輝度ムラを改善し、特に有効に反射フィルムの表面削れを低減できる反射フィルムを提供することができる。
粒子の圧縮変位曲線の一例を示す図である。 不定形粒子のSEM観察結果の一例である。 不定形粒子の断面形状において最小外接円を記載した模式図である。 粒子含有層の一例を示す断面模式図である。 反射フィルム表面削れ評価の模式図である。
本発明は、エッジライト型バックライトにおいて輝度ムラを改善し、かつ特に有効に反射フィルムの表面削れを低減できる反射フィルムについて鋭意検討し、反射フィルムにおける粒子含有層に含有される球状粒子の圧縮変位曲線の変曲点数、および変曲点が発生する変位率が特定の条件を満たすことで、前記課題が解決できることを究明したものである。
[反射フィルムの表面削れ]
本発明に関わる反射フィルムの表面削れとは、導光板と反射フィルムが擦れ合った際に、粒子含有層の粒子がダメージを受けて発塵することを意味する。
[白点ムラ]
本発明に関わる白点ムラとは、導光板と反射フィルムに局所的な圧力がかかることで、バックライトを点灯した際に目視にて加圧部が明部となるムラを意味する。
[輝度ムラ]
本発明に関わる輝度ムラとはバックライトを点灯した際に目視にて観察される、導光板と反射フィルムの密着ムラであり、以下に記載するムラを意味する。
(i)スジ状のムラ
(ii)水たまり状のムラ
(iii)暗部となって見えるムラ。
[導光板削れ]
本発明に関わる導光板削れとは、反射フィルムと対向する導光板表面に形成された凸部(例えばスクリーン印刷で形成される印刷ドット)の一部または全部が脱落する、または凸部表面にスクラッチ傷が発生することを意味する。
[粒子含有層]
本発明に係る粒子含有層は、少なくとも粒状粒子または不定形粒子とバインダー樹脂とを含む。また、本発明の効果を阻害しない範囲内で、各種の添加剤を添加することができる。粒子含有層はその表面に凸部を有していてもよい(以下、凸部を表面凸部ということもある)。凸部は粒子含有層に含有される粒子によって形成されていてもよいし、その他によって形成されていてもよい。
[粒子含有層の形成方法]
本発明に係る粒子含有層の形成方法については、特に限定するものではないが、適当なバインダー樹脂と球状粒子または不定形粒子を適当な溶媒に混合させ、基材フィルムに塗布した後、乾燥することにより、基材フィルム表面に粒子含有層を形成させる方法などが挙げられる。
[球状粒子]
本発明に係る球状粒子は、真球度Sが0.80以上の粒子をいう。真球度Sは、反射フィルムにおける粒子の断面写真において粒子断面に外接する最小の円を記載したとき、該最小外接円の面積と粒子断面との面積比で表され、S=(粒子断面の面積)/(最小外接円の面積)である。粒子の断面形状は以下のようにして観察する。反射フィルムの表面を実体顕微鏡で観察しながら粒子の重心を、日本ミクロトーム研究所(株)製ロータリー式ミクロトームを使用し、ナイフ傾斜角度3°にて反射フィルム平面に垂直な方向に切断し、得られた反射フィルム断面を、走査型電子顕微鏡((株)日立製作所製S−3400N)(500〜1,000倍)で観察する。任意の10点を測定し、それぞれについて真球度Sを算出し、その平均値を「真球度S」とする。真球度Sが0.80以上となれば当該反射フィルムは球状粒子を含有すると判断する。
[球状粒子の圧縮変位曲線]
本発明に係る粒子含有層に含有される球状粒子の圧縮変位曲線は、第1変曲点および第2変曲点の少なくとも2つの変曲点を有し、粒子径の50%以上の変位率の範囲内に第2変曲点を有する。変曲点が1つ以下の場合、弾性変形が十分でなく、粒子が破砕する場合がある。第2変曲点が粒子径の50%未満の変位率の範囲内に存在する場合も破断エネルギーが小さく、粒子が分裂しやすいため、いずれも反射フィルムの表面削れが発生しやすい傾向にある。本発明に係る粒子含有層に含有される球状粒子の圧縮変位曲線は、少なくとも2つの変曲点を有していればよく、2つの変曲点を有していてもよいし、3つ以上の変曲点を有していてもよい。例えば、3つの変曲点を有する例として、第1変曲点および粒子径の50%以上の変位率の範囲内に第2変曲点を有し、さらに粒子径の50%以上の変位率の範囲内に第3変曲点を有するような場合が挙げられる。測定は以下のとおり行った。
(i)粒子サンプリング
実体顕微鏡(Nikon製、SMZ1500)を用いて、倍率20〜200倍で適宜調節して粒子含有層の表面を観察しながら金属製の治具で粒子含有層に含まれる粒子をサンプリングする。
(ii)粒子径測定
(株)島津製作所製の微小圧縮試験機MCTW−500を用い、装置付属の光学顕微鏡で試験する粒子を上部から観察し、粒子直径を測定する。粒子直径については実施例の項で後述する。
(iii)圧縮変位曲線
ダイヤモンド製平面圧子(Φ=50μm)を用い、負荷速度0.9mN/s、最大荷重100mNの条件にて、任意に選択した粒子1個を圧縮し、荷重と変位を測定する。図1には、圧縮変位曲線の例を示す。x軸は変位率(=変位/粒子直径×100)、y軸は荷重(単位:mN)とし、圧縮変位曲線を作成する。データのサンプリングレートは、0.05sとする。
(iv)第1変曲点
変位率が0%以上10%以下のデータ範囲の線形近似直線L1の傾きD1と変位率が25%以上35%以下のデータ範囲の線形近似直線L2の傾きD2の差(D1−D2)が0.2以上である場合、第1変曲点が存在すると定義し、L1とL2の交点から圧縮変位曲線方向に垂線を引き、当該垂線と圧縮変位曲線との交点を第1変曲点とする。
線形近似直線の傾きは、Microsoft Excel(Microsoft Office2010)を用いて算出する。
(v)第2変曲点
変位率が25%以上35%以下のデータ範囲の線形近似直線L2の傾きD2と変位率が60%以上70%以下のデータ範囲の線形近似直線L3の傾きD3の差(D3−D2)が0.8以上である場合、第2変曲点が存在すると定義し、L2とL3の交点から圧縮変位曲線方向に垂線を引き、当該垂線と圧縮変位曲線との交点を第2変曲点とする。第2変曲点のx座標である変位率が50%以上である場合を、粒子径の50%以上の変位率の範囲内に第2変曲点を有すると定義し、さらに第2変曲点における変位率を求めた。
線形近似直線の傾きは、Microsoft Excel(Microsoft Office2010)を用いて算出する。
(vi)50%圧縮強度
変位率が50%であるときの荷重と圧縮前の粒子直径を用いて次式で算出する。
圧縮強度(Pa)=2.8×荷重(N)/{π×(粒子直径(m))2
(i)〜(vi)について、任意に採取した5サンプルについてそれぞれ算出し、その平均値を用いた。
[球状粒子の平均粒子径]
本発明に係る粒子含有層に含有される球状粒子の平均粒子径は、15〜80μmであることが好ましく、更に好ましくは20〜60μm、最も好ましくは25〜40μmである。
15μm未満の場合、エッジライト型バックライトでの輝度ムラが大きくなる場合があり、80μmよりも大きい場合、粒子脱落や塗材中での沈降により生産性が低下する場合がある。
球状粒子の平均粒子径は、走査型電子顕微鏡((株)日立製作所S−3400N)で観察した断面写真上において、球状粒子を完全に囲む面積が最も小さい正方形または長方形を書き、正方形の場合は1辺の長さ、長方形の場合は、長辺の長さを粒子径とした。詳細は実施例の項に記載する。
[球状粒子を含有する粒子含有層の表面凸部高さ]
本発明に係る球状粒子を含有する粒子含有層における表面凸部高さは、15〜80μmが好ましく、より好ましくは20〜60μm、最も好ましくは25〜40μmである。
15μm未満の場合、エッジライト型バックライトでの輝度ムラが大きくなる場合があり、80μmよりも大きい場合は、導光板と反射フィルムにかかる負荷が大きくなりやすくなり、導光板の傷つきが発生しやすくなる場合がある。
図4には、粒子含有層の断面模式図を示した。図4は粒子含有層における凸部が粒子によって形成されている例を示しているが、図4に示すとおり、基材フィルム表面3と凸部表面の最も高い点(凸部の頂点)との距離Hを表面凸部の高さとし、任意の10点の平均値を「表面凸部高さ」とする。
[球状粒子を含有する粒子含有層の表面凸部個数]
本発明に係る球状粒子を含有する粒子含有層における表面凸部個数は、10〜1,500個/mmが好ましく、より好ましくは50〜750個/mm、最も好ましくは80〜300個/mmである。
凸部個数が10個/mmより少ない場合、導光板と反射フィルムが密着しやすくなり、輝度ムラ性能が低下する場合があり、1,500個/mmより多い場合も、導光板と反射フィルムの接触点が増加するため、輝度ムラ性能が低下する場合がある。
粒子含有層における表面凸部個数の測定については実施例の項で詳細を説明する。
[球状粒子および不定形粒子の組成]
本発明にかかる球状粒子および不定形粒子の組成は、球状粒子の圧縮変位曲線が条件を満たす範囲であれば、特に限定されるものではなく、有機系、無機系、いずれでも用いることができる。好ましい組成としては、非晶性ポリアミドを含む組成が挙げられ、中でも、非全芳香族ポリアミドが好ましく、具体的には脂肪族ポリアミド、芳香族ポリアミド、脂環構造を持つポリアミドが好ましく、脂環構造を持つポリアミドが最も好ましい。
非晶性のポリアミドとしては、下記一般式(1)で表される3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタンとイソフタル酸と12−アミノドデカン酸の共重合体(例示するならば、“グリルアミド”(登録商標)TR55、エムザベルケ社製)、下記一般式(2)で表される3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタンとドデカ二酸の共重合体(例示するならば、“グリルアミド”(登録商標)TR90、エムザベルケ社製)、下記一般式(3)で表される3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタンとイソフタル酸と12−アミノドデカン酸の共重合体と3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタンとドデカ二酸の共重合体との混合物(例示するならば、“グリルアミド”(登録商標)TR70LX、エムザベルケ社製)、下記一般式(4)で表される4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタンとドデカ二酸の共重合体(例示するならば、“TROGAMID”(登録商標)CX7323、デグサ社製)、などが挙げられる。
[不定形粒子]
本発明に係る粒子含有層が含有する不定形粒子の外観形状の一例を図2に示す。図3は不定形粒子の断面形状の模式図であるが、図3に示すように、不定形粒子の断面写真において不定形粒子11に外接する最小の円12(最小外接円)の面積と粒子断面の面積比を真球度Sとした場合、実施例の項に記載の方法により得られた真球度S=(粒子断面の面積)/(最小外接円の面積)が0.65<S<0.80を満たす場合、不定形粒子を含むと判断する。不定形粒子の断面形状については実施例の項で詳細を説明する。
[不定形粒子の平均粒子径]
本発明に係る粒子含有層が含有する不定形粒子の平均粒子径は、15〜60μmが好ましく、更に好ましくは25〜60μmであり、最も好ましくは30〜60μmである。
15μm未満の場合、エッジライト型バックライトでの輝度ムラが大きくなる場合があり、60μmよりも大きい場合、粒子脱落や塗剤中での沈降により生産性が低下する場合がある。平均粒子径の測定については実施例の項で詳細を説明する。
また、反射フィルムの表面削れ性向上には、2種類以上の粒子径の粒子を混合して用いることが好ましい。複数の粒子径の粒子を用いることで、導光板と接触する粒子数が適度にばらつくことが、表面削れ性が向上する理由であると推定される。
[不定形粒子を含む粒子含有層の表面凸部高さ]
本発明に係る不定形粒子を含有する粒子含有層における表面凸部高さは、20〜60μmであり、好ましくは30〜60μmであり、最も好ましくは45〜60μmである。
20μm未満の場合、エッジライト型バックライトでの輝度ムラが大きくなる場合があり、60μmよりも大きい場合は、導光板と反射フィルムにかかる負荷が大きくなりやすくなり、導光板削れが発生しやすくなる場合がある。
[不定形粒子を含む粒子含有層表面の凸部個数]
本発明に係る不定形粒子を含有する粒子含有層における表面凸部個数は、10〜1,500個/mmが好ましく、より好ましくは50〜750個/mm、最も好ましくは80〜300個/mmである。凸部個数が10個/mmより少ない場合、導光板と反射フィルムが密着しやすくなり、輝度ムラ性能が低下する場合があり、1,500個/mmより多い場合も、導光板と反射フィルムの接触点が増加するため、輝度ムラ性能が低下する場合がある。
粒子含有層における表面凸部個数の測定については実施例の項で詳細を説明する。
[表面摩擦試験前後の光沢度変化]
本発明に係る粒子含有層の表面摩擦試験前後の光沢度変化は、10以下である。好ましくは7以下であり、より好ましくは3以下である。光沢度変化が10よりも大きい場合は、導光板と反射フィルムが擦れ合うことにより発生する反射フィルム表面のダメージが大きく、輝度ムラが低下する場合がある。
表面摩擦試験前後の光沢度変化は、粒子含有層表面を紙やすり(三共理化製紙ペーパー#400)で摩擦し、その前後の粒子含有層表面の光沢度を比較することで評価する。
[不定形粒子の組成]
本発明にかかる不定形粒子の組成はナイロン6を含むことが好ましい。すなわち、本発明にかかる不定形粒子はナイロン6を含むことが好ましい。ナイロン6はナイロン12やナイロン12とナイロン6の共重合体と比較して反射フィルムの表面削れ性が良好となるため好ましい。ナイロン12やナイロン12とナイロン6の共重合体と比較して、ナイロン6は、弾性率や最大伸び率が大きく、粒子が破砕しにくいため、表面削れ性が良好になると推定される。
[バインダー樹脂の組成]
本発明に係る粒子含有層を構成するバインダー樹脂としては、特に限定されないが、有機成分を主体とする樹脂が好ましく、例えばポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は単独で用いてもよく、あるいは2種以上を用いてもよい。中でもポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルもしくはメタクリル樹脂が耐熱性、粒子分散性、塗布性、光沢度の点から好ましく使用される。
本発明の粒子含有層の耐光性という点では、粒子含有層中においても、紫外線吸収剤、光安定化剤が含まれていることが好ましい。
かかる紫外線吸収剤、光安定剤としては、無機系と有機系に大別されるが、含有する形態に関しては特に限定されるものではなく、かかる粒子含有層を形成するバインダー樹脂と混合する等の方法でもよい。かかる粒子含有層から紫外線吸収剤、光安定化剤がブリードアウトすることを防ぎたい場合は、例えば該粒子含有層を形成するバインダー樹脂と紫外線吸収剤、光安定化剤を共重合する等の方法でもよい。
かかる無機系紫外線吸収剤としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、などが一般的に知られている。中でも酸化亜鉛、酸化チタンおよび酸化セリウムからなる群より選ばれる少なくとも1種がブリードアウトせず、経済性、耐光性、紫外線吸収性、光触媒活性に優れるという点から好ましく用いられる。かかる紫外線吸収剤は、必要に応じて数種類併用する場合もある。中でも酸化亜鉛あるいは酸化チタンが経済性、紫外線吸収性、光触媒活性という点で最も好ましい。
また、かかる有機系紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノンなどが挙げられる。特にベンゾトリアゾールは構造内に窒素を含有するため難燃剤としての作用も有するため好適に用いることができるが、特にこれらに限定されるものではない。これらの紫外線吸収剤は、紫外線を吸収するのみであり、紫外線照射により発生する有機ラジカルを捕捉することができないため、このラジカルにより連鎖的に基材フィルムが劣化することがある。これらのラジカル等を捕捉するために光安定化剤が好適に併用される。かかる光安定化剤としてはヒンダードアミン(HALS)系化合物が好ましく使用される。
ここで、かかる有機系紫外線吸収剤および/または光安定化剤を固定させる共重合モノマーとしては、アクリル系、スチレン系などのビニル系モノマーが、汎用性が高く、経済的にも好ましい。かかる共重合モノマーのなかでも、スチレン系ビニルモノマーは芳香族環を有しているため、黄変しやすい。耐光性という点では、アクリル系ビニルモノマーとの共重合が最も好ましく使用される。
なお、前記ベンゾトリアゾールとしては、該ベンゾトリアゾールに反応性ビニルモノマーが置換されたものとして、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メタクリロキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール(商品名:RUVA−93);大塚化学(株)製)を使用することができる。また、ヒンダードアミン系化合物においても、これに反応性ビニルモノマーが置換されたものとして、4−メタクリロイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(「アデカスタブLA−82」;(株)ADEKA製)を使用することができる。
本発明においては、かかる有機系紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノンなどの有機紫外線吸収剤を含有する樹脂、あるいはベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系反応性モノマーを共重合した樹脂、さらにはこれらにヒンダードアミン(HALS)系反応性モノマーなどの光安定剤を含有及び/又は共重合した樹脂を、本発明の効果を阻害しない範囲内で使用することができる。
かかるベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系反応性モノマーを共重合した樹脂、さらにはこれらにヒンダードアミン(HALS)系反応性モノマーを共重合した樹脂などを含む有機紫外線吸収樹脂は薄層で紫外線吸収効果が高く、より好ましい。そのうちベンゾトリアゾールは構造内に窒素を含有するため難燃剤としての作用も有するため特に好ましい。
これらの製造方法等については、特開2002−90515号公報の段落〔0019〕〜〔0039〕に詳細に開示されている。中でもアクリルモノマーと紫外線吸収剤の共重合物を有効成分として含む“ハルスハイブリッド”(登録商標)((株)日本触媒製)などを使用することができる。
[基材フィルムの製造方法]
本発明に係る基材フィルムは、バックライトの反射フィルムとして使用する場合には可視光線反射率が高ければ高い方が良い。このためには内部に気泡及び/又は非相溶の粒子を含有するフィルムが好ましく使用される。これらの基材フィルムとしては限定されるものではないが、多孔質の未延伸、あるいは二軸延伸ポリプロピレンフィルム、多孔質の未延伸あるいは延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムなどのポリオレフィン系やポリエステル系が例として好ましく用いられ、特に成形性や生産性の点からポリエステル系が好ましく用いられる。
これらの製造方法等については、特開平8−262208号公報の段落〔0034〕〜〔0057〕、特開2002−90515号公報の段落〔0007〕〜〔0018〕、特開2002−138150号公報の段落〔0008〕〜〔0034〕等に詳細に開示されている。中でも特開2002−90515号公報の中に開示されている多孔質白色二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが前述の理由で本発明にかかる基材フィルムとして好ましく使用することができる。
更に好ましくは、耐熱性や反射率の点からポリエチレンナフタレートとの混合及び/又は共重合した多孔質白色二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用することができる。最も好ましくは、多孔質白色二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム自体の難燃性を向上させるために無機粒子を含有する多孔質白色二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用することができる。
かかる基材フィルム中に含有する無機粒子の含有率は、基材フィルムの全質量に対して2質量%以上であることが好ましく、より好ましくは7質量%以上、最も好ましくは30質量%以上である。
本発明にかかる基材フィルムの構成は、使用する用途や要求する特性により適宜選択すればよく、特に限定されるものではないが、少なくとも1層以上の構成を有する単層及び/又は2層以上の複合フィルムが好ましく、その少なくとも1層以上に気泡及び/又は無機粒子を含有していることが好ましい。
単層構成(=1層)の例としては、たとえば単層のA層のみの基材フィルムであり、前記A層に無機粒子及び/又は気泡を含有させた構成のものが挙げられる。その無機粒子の含有率は基材熱可塑性樹脂フィルムの全質量に対して2質量%以上であることが好ましく、より好ましくは7質量%以上、最も好ましくは10質量%以上である。
また、2層構成の例としては、前記A層にB層を積層した、A層/B層の2層構成の基材フィルムであり、これらA、B層少なくともどちらか1層中に、無機粒子及び/又は気泡を含有させた構成のものが挙げられる。その無機粒子の含有率は基材フィルムの全質量、つまり2層の全質量に対して2質量%以上であることが好ましく、より好ましくは7質量%以上、最も好ましくは30質量%以上である。
さらに、3層構成の例としては、前記同様に、A層/B層/A層やA層/B層/C層の3層を積層してなる3層積層構造の基材フィルムである。各層の内少なくとも1層中に、無機粒子及び/又は気泡を含有させた構成のものが挙げられる。その無機粒子の含有率は、前記同様に、基材フィルムの全質量に対して2質量%以上であることが好ましく、より好ましくは7質量%以上、更に好ましくは30質量%以上である。3層構成の場合、生産性の観点からB層が気泡を含有する層であることが最も好ましい。
かかる基材フィルムに含有する無機粒子の数平均粒子径は、0.3〜2.0μmであるのが好ましい。
また、かかる無機粒子としては、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、硫化亜鉛、リン酸カルシウム、シリカ、アルミナ、マイカ、雲母チタン、タルク、クレー、カオリン、フッ化リチウム、フッ化カルシウム等を用いることができる。
次に前記基材フィルムのうち3層構成の白色フィルムの製造方法について説明するが、この例に限定されるものではない。
まず、非相溶ポリマーとしてポリメチルペンテンを、低比重化剤としてポリエチレングリコール、ポリブチレンテレフタレートとポリテトラメチレングリコール共重合物を、ポリエチレンテレフタレートに入れる。それを充分混合・乾燥させて270〜300℃の温度に加熱された押出機Bに供給する。BaSO、CaCO、TiOなどの無機物および/または有機物添加剤を含んだポリエチレンテレフタレートを常法により押出機Aに供給する。そして、Tダイ3層口金内で押出機Bのポリマーが内層(B層)に、押出機Aのポリマーが両表層(A層)に配置されるようにして、A層/B層/A層なる構成の3層に積層する。
この溶融積層シートを、ドラム表面温度10〜60℃に冷却されたドラム上で静電気力にて密着冷却固化し、未延伸フィルムを得る。該未延伸フィルムを80〜120℃に加熱したロール群に導き、長手方向に2.0〜5.0倍縦延伸し、20〜50℃のロール群で冷却する。続いて、この縦延伸したフィルムの両端をクリップで把持しながらテンターに導き90〜140℃に加熱された雰囲気中で長手に垂直な方向に横延伸する。この場合、延伸倍率は、縦、横それぞれ2.5〜4.5倍に延伸するが、その面積倍率(縦延伸倍率×横延伸倍率)は9〜16倍であることが好ましい。すなわち、面積倍率が9倍未満であると得られるフィルムの白さが不良となる場合がある。また、面積倍率が16倍を超えると、延伸時に破れを生じやすくなり、製膜性が不良となる場合がある。こうして二軸延伸されたフィルムに平面性、寸法安定性を付与するために、テンター内で150〜230℃の熱固定を行い、均一に徐冷し、さらに、室温まで冷却した後、巻取機で巻き取り、本発明に係る基材フィルムを得る。
かかる基材フィルムの例としては、まず、単層構成の白色フィルムとしては、“ルミラー”(登録商標)E20(東レ(株)製)、SY64、SY74(SKC製)などが挙げられ、2層構成の白色フィルムとしては、“テトロン”(登録商標)フィルムUXZ1、UXSP(帝人デュポンフィルム(株)製)などが挙げられる。3層構成の白色フィルムとしては、“ルミラー”(登録商標)E6SL、E6SR、E6SQ、E85D“テトロン”(登録商標)フィルムUX、UXH(帝人デュポンフィルム(株)製)などが挙げられる。
[粒子含有層を形成する際に用いる有機溶剤]
かかる粒子含有層を形成する際に用いる有機溶剤とは、物質を溶解する性質をもつ有機化合物を意味する。具体的には、トルエン、キシレン、スチレン等の芳香族炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、メタノール、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール等のアルコール類、クロルベンゼン、オルトージクロルベンゼン等の塩化芳香族炭化水素類、モノクロルメタン等のメタン誘導体、モノクロルエタン等のエタン誘導体等を含む塩化脂肪族炭化水素類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、エチルエーテル、1,4−ジオキサン等のエーテル類、エチレングリコールモノメチルエーテル等のグリコールエーテル類、シクロヘキサン等の脂環式炭化水素類、ノルマルヘキサン等の脂肪族炭化水素類等が挙げられる。中でも、芳香族炭化水素系、ケトン系、エステル系の有機溶剤が好ましい。
バインダー樹脂などを溶解するものであれば、特に限定はないが、近年のVOC(揮発性有機化合物)規制などから、トルエン、キシレンの使用は避けた方が好ましく、溶解性、汎用性、コストの点で、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルが好ましい。また乾燥速度を調整できる点で沸点の異なる2種類以上の溶剤を混合して使用することが好ましい。
[粒子含有層の製造方法]
本発明においては、基材フィルムの少なくとも片面に粒子含有層を形成するにあたり、任意の方法で形成することができる。例えば、バインダー樹脂と球状粒子を含有した塗液をグラビアコート、ロールコート、スピンコート、リバースコート、リバースキスコート、バーコート、スクリーンコート、ブレードコート、エアーナイフコート、スリットダイコート、リップコートおよびディッピングなどの各種塗布方法を用いて基材フィルム製造時に塗布(インラインコーティング)したり、結晶配向完了後の基材フィルム上に塗布(オフラインコーティング)したりする方法などが挙げられる。塗工有効幅に制限が少なく、製品幅の柔軟に対応する場合には、リバースキスコートが最も好ましく使用できる。
[基材フィルムおよび粒子含有層に用い得るその他の添加剤]
かかる基材フィルムおよび粒子含有層には、本発明の効果を阻害しない範囲内で、各種の添加剤を添加することができる。かかる添加剤としては、例えば、有機および/または無機の微粒子、蛍光増白剤、架橋剤、耐熱安定剤、耐酸化安定剤、有機の滑剤、帯電防止剤、核剤、染料、充填剤、分散剤、難燃剤およびカップリング剤などを添加・配合して用いることができる。
[反射フィルムの用途]
このようにして得られる本発明の反射フィルムは、エッジライト方式の液晶ディスプレイ用バックライト及び照明用面光源に好適に使用することができる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は、これら実施例により限定されるものではない。測定法および評価法を以下に示す。
(1)粒子形状
反射フィルムの表面を実体顕微鏡で観察しながら粒子の重心を、日本ミクロトーム研究所(株)製ロータリー式ミクロトームを使用し、ナイフ傾斜角度3°にて反射フィルム平面に垂直な方向に切断し、得られた反射フィルム断面を、走査型電子顕微鏡((株)日立製作所製S−3400N)(500〜1,000倍)で観察した。任意の10点を測定し、それぞれについて真球度S=(粒子断面の面積)/(最小外接円の面積)を算出し、その平均値を「真球度S」とした。
(2)球状粒子の圧縮変位曲線
(i)粒子サンプリング
実体顕微鏡(Nikon製、SMZ1500)を用いて、倍率20〜200倍で適宜調節して粒子含有層の表面を観察しながら金属製の治具で粒子含有層に含まれる粒子をサンプリングした。粒子にバインダー樹脂が付着している場合は必要に応じてバインダー樹脂が溶解する溶媒によってバインダー樹脂を取り除く。
(ii)粒子径測定
(株)島津製作所製の微小圧縮試験機MCTW−500を用い、装置付属の光学顕微鏡で試験する球状粒子を上部から観察し、粒子直径を測定した。ここでいう粒子直径は、観察写真上において1つの粒子を平面的に完全に囲む面積が最も小さい正方形または長方形(すなわち、4辺に粒子の端部が接している正方形または長方形)において、正方形の場合は1辺の長さ、長方形の場合は長辺の長さ(長軸径)をいう。
(iii)微小圧縮試験
(株)島津製作所製の微小圧縮試験機MCTW−500を用い、以下の測定条件で圧縮変位曲線を測定し、第1変曲点、第2変曲点の有無、第2変曲点での変位率を求めた。
使用圧子: ダイヤモンド製平面圧子(Φ=50μm)
最大荷重: 100mN
負荷速度: 0.901mN/s
50%圧縮強度については、変位率が50%であるときの荷重と圧縮前の粒子直径を用いて次式で算出した。
圧縮強度(Pa)=2.8×荷重(N)/{π×(粒子直径(m))2
任意の粒子を5点選び、それぞれの粒子で各データを算出した後、それらの平均値を計算し、「第2変曲点での変位率」、「50%圧縮強度」とした。
(3)粒子の平均粒子径
反射フィルムの表面を実体顕微鏡で観察しながら、日本ミクロトーム研究所(株)製ロータリー式ミクロトームを使用し、ナイフ傾斜角度3°にて球状粒子の重心を反射フィルム平面に垂直な方向に切断した。得られた反射フィルム断面を、走査型電子顕微鏡((株)日立製作所製S−3400N)(500〜1,000倍)で観察し、その断面写真から、粒子の粒子径を計測した。ここで、粒子径は断面写真上において1つの粒子を平面的に完全に囲む面積が最も小さい正方形または長方形(すなわち、4辺に粒子が接している正方形または長方形)を描き、正方形の場合は1辺の長さ、長方形の場合は長辺の長さ(長軸径)を粒子径とした(すなわち、最も長い定方向接線径を、粒子径とした)。任意の30点を測定し、平均値を算出することで「平均粒子径」とした。
(4)粒子含有層の表面凸部高さ
反射フィルムの表面を実体顕微鏡で観察しながら、凸部の重心を日本ミクロトーム研究所(株)製ロータリー式ミクロトームを使用し、ナイフ傾斜角度3°にて反射フィルム平面に垂直な方向に切断したサンプルを作成した。得られた反射フィルム断面を、走査型電子顕微鏡((株)日立製作所製S−3400N)(500〜1,000倍)を用いて観察した。断面写真上で基材フィルム表面と凸部表面の最も高い点(凸部の頂点)との距離を表面凸部の高さとし、任意の10点の測定結果の平均値を、「表面凸部高さ」とした。
(5)粒子含有層の表面凸部個数
粒子含有層の表面凸部個数は、キーエンス社製レーザー顕微鏡VK−9700を用いて行う。対物レンズの倍率を50倍に設定してサンプルの観察を行い、高さが1μm以上で検出される部分を凸部としてカウントする。任意の10点を測定し、測定結果を1mmあたりの凸部個数に換算して「表面凸部個数」とした。
(6)表面摩擦試験
表面摩擦試験は、粒子含有層表面を紙やすり(三共理化製紙ペーパー#400)で摩擦して行った。粒子含有層表面と紙やすりのやすり面を対向させ、500gの荷重をかけて、10cm/秒の速度で、紙やすりを5往復させた。加圧面積は、直径20mmの円形とし、ステンレス製の平板を用いて加圧した。
(7)光沢度測定
光沢度測定には、グロスメーターGM−1(スガ試験機株式会社製)を用いた。測定は紙やすりを往復させた方向と光沢度測定の方向が垂直となるように実施した。光沢度測定の方向とは、光源と受光部を結ぶ直線の方向である。表面摩擦する前に測定した光沢度から、表面摩擦した後に測定した光沢度を減算した。各水準について3サンプル測定し、その平均値を表面摩擦試験前後の光沢度変化とした。
(8)白点ムラ(反射フィルムと導光板との貼り付き)の評価
以下の(i)〜(v)の手順で評価を実施した。
(i)24インチ液晶モニター(CHIMEI製、24LH)を分解して、LEDを光源とするエッジライト型バックライトを取り出した。
(ii)ニチバン製エポキシ系接着剤“アラルダイト”(登録商標)AR−R30を用い、高さ300μm、直径3mmの円柱物を作成した。
(iii)光学シートおよび導光板を取り除き、前記円柱物を短辺方向は中央部、長辺方向はLEDバーから20cm離れた位置の背面筐体上に配置し、搭載されていた反射フィルムと同一サイズの反射フィルムおよび導光板をこの順で背面筐体にセットした。
(iv)導光板上部に、金属製リング(2,500g、内径900mm)を、突起がリングのセンターとなる位置にセットした。
(v)コニカミノルタ製二次元色彩輝度計CA−2000を用い、突起部分の輝度(L1)と突起部分ではない部分(L2)の輝度比(L1/L2)を算出し、以下の基準で評価した。
A級:1.20未満
B級:1.20以上1.30未満
C級:1.30以上1.40未満
D級:1.40以上。
(9)反射フィルムの表面削れの評価
図5は、評価方法の概略側面図であり、以下の(i)〜(iii)の手順で評価を実施した。
(i)55インチ液晶テレビ(LG社製、型名:55UB8500−JA)を分解して、LEDを光源とするエッジライト型バックライトを取り出した。
(ii)バックライトから取り出した凸型導光板22を凸部が上を向くように机21上に固定した後、凸型導光板22の上に反射フィルム23(5cm×10cm)の粒子含有層が下を向くように載せ、更に、反射フィルム23の上に、2枚のステンレス円板(直径30mm、厚み2mmの円板)24、厚みが125μmのPETフィルム25、および500gの荷重を順次載置し、反射フィルム23を矢印Xの方向に10cm/秒の速度で移動させた。
(iii)反射フィルム23を取り出し、粒子含有層をレーザー顕微鏡(キーエンス社製レーザー顕微鏡VK−9710)を用いて、対物レンズの倍率を50倍、表示倍率100%で表示して観察した。観察面積は200μm×300μmである。反射フィルムの表面削れの程度を観察して以下の基準で評価した。
A級:ほとんどの粒子が損傷していない。
B級:一部の粒子に僅かに損傷が確認されるが、許容レベルである。
C級:粒子の多くが損傷しており、許容不可のレベルである。
(10)バックライトでの輝度ムラ評価
40インチ液晶テレビ(Samsung社製、PAVV UN40B7000WF)についても分解し、LEDを光源とするエッジライト型のバックライトを取り出した。バックライトBの発光面の大きさは、89.0cm×50.2cmであり、対角の長さは102.2cmであった。さらにバックライトから光学フィルム3枚、導光板(アクリル板、4mm厚み、凸部15μm)及び反射フィルムを取り出し、本発明の実施例及び比較例の反射フィルムを搭載されていた反射フィルムと同じ形状、大きさに裁断した。搭載されていた反射フィルムの代わりに裁断した各実施例及び比較例反射フィルムを凸部の設けられた面が導光板側を向くように設置し、導光板及び光学フィルム3枚を分解前と同じ向き及び方向で設置した。
また、目視により輝度むらの有無を下記により判定した。
A:いずれの角度から見ても輝度むらを視認できない。
B:いずれかの角度において輝度むらが視認される。
(11)導光板の傷付き性(スクラッチ傷)の評価
上記(9)の評価に用いた凸型導光板の凸部が設けられた面側に反射フィルムの粒子含有層の面が接触されるように積層させた後、250gf/cm(0.0245MPa)、150gf/cm(0.0147MPa)、及び50gf/cm(0.0049MPa)の荷重下で反射フィルムを1m/分の線速度で引き上げ、前記導光板の表面上に発生したスクラッチ傷の程度を目視で観察し、以下の基準で評価した。
A級:いずれの荷重下においても傷が見られない。
B級:250gf/cmの荷重下では傷が見られるが、150gf/cmの荷重下および50gf/cmの荷重下においては傷が見られない。
C級:150gf/cmの荷重下において傷が見られる。
[実施例および比較例]
実施例1〜3に用いる粒子Aは、以下の手順で作成した。
1,000mlの4口フラスコの中に、ポリマーAとして非晶ポリアミド(エムザベルケ社製“グリルアミド”(登録商標)TR55)25g、有機溶媒としてN−メチル−2−ピロリドン450g、ポリマーBとしてポリビニルアルコール250g(日本合成化学工業株式会社“ゴーセノール”(登録商標)GL−05)を加え、80℃に加熱し、ポリマーが溶解するまで攪拌を行った。系の温度を室温に戻した後に、400rpmで攪拌しながら、貧溶媒として500gのイオン交換水を、送液ポンプを経由し、4.2g/分のスピードで滴下を行った。120gのイオン交換水を加えた時点で、系が白色に変化した。全量の水を入れ終わった後に、30分間攪拌し、得られた懸濁液を、ろ過し、イオン交換水1,000gで洗浄し、80℃、10時間真空乾燥を行い、白色固体24.2gを得た。
[実施例1]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、粒子A:0.1gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例1における粒子の真球度Sは0.80以上であり、球状粒子を含むと判断した。
[実施例2]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、粒子A:0.5gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例2における粒子の真球度Sは0.80以上であり、球状粒子を含むと判断した。
[実施例3]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、粒子A:5.0gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例3における粒子の真球度Sは0.80以上であり、球状粒子を含むと判断した。
[実施例4]
実施例4に用いる粒子Bは、ポリマーAにエムザベルケ社製“グリルアミド”(登録商標)TR30(脂環構造をもつポリアミド)を用いて、製粒条件を適宜調整し、球状粒子Aと同様の手順で作成した。
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、粒子A:0.5gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例4における粒子の真球度Sは0.80以上であり、球状粒子を含むと判断した。
[比較例1]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):2.72g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.11g、酢酸エチル:5.2g、アクリル樹脂粒子(積水化成品工業(株)製“TECHPOLYMER”(商標登録)MBX30X−30:0.5gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、比較例1における粒子の真球度Sは0.80以上であり、球状粒子を含むと判断した。
[比較例2]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):2.7g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:5.2g、アクリル樹脂粒子(積水化成品工業(株)製“TECHPOLYMER”(商標登録)BMX30X−30:0.5gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、比較例2における粒子の真球度Sは0.80以上であり、球状粒子を含むと判断した。
[比較例3]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、ナイロン6樹脂粒子(東レ株式会社製TR−1):0.3gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、比較例3における粒子の真球度Sは0.80以上であり、球状粒子を含むと判断した。
[比較例4]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、ナイロン12とナイロン6の共重合体からなる樹脂粒子(東レ株式会社製SP−20、平均粒径30μm):0.5gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、比較例4における粒子の真球度Sは0.80以上であり、球状粒子を含むと判断した。
[実施例5]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、“オルガソル”(登録商標)1002 D NAT 1(アルケマ(株)製、50%圧縮強度 18MPa):2.1gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例5において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[実施例6]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、“オルガソル”(登録商標)1002 D NAT 1(アルケマ(株)製):1.5gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例6において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[実施例7]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、“オルガソル”(登録商標)1002 D NAT 1(アルケマ(株)製):0.3gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例7において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[実施例8]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、“オルガソル”(登録商標)1002 D NAT 1(アルケマ(株)製):0.2gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例8において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[実施例9]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、“オルガソル”(登録商標)1002 ES 5 NAT 1(アルケマ(株)製、50%圧縮強度 21MPa):2.2gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#30を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例9において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[実施例10]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、“オルガソル”(登録商標)1002 ES 5 NAT 1(アルケマ(株)製):1.5gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#30を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例10において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[実施例11]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、“オルガソル”(登録商標)1002 ES 5 NAT 1(アルケマ(株)製):0.3gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#30を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例11において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[実施例12]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、“オルガソル”(登録商標)1002 ES 5 NAT 1(アルケマ(株)製):0.2gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#30を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例12において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[実施例13]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):3.60g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.18g、酢酸エチル:5.62g、“オルガソル”(登録商標)1002 ES 5 NAT 1(アルケマ(株)製):0.46g、“オルガソル”(登録商標)1002 D NAT 1(アルケマ(株)製):0.14gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#30を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例13において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[実施例14]
“ペスレジン”(登録商標)S−680EA(芳香族系ポリエステル樹脂、濃度45質量%の酢酸エチル溶液、数平均分子量3,000、高松油脂(株)製):3.20g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.18g、酢酸エチル:6.03g、“オルガソル”(登録商標)1002 ES 5 NAT 1(アルケマ(株)製):0.46g、“オルガソル”(登録商標)1002 D NAT 1(アルケマ(株)製):0.13gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#30を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例14において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[実施例15]
“ペスレジン”(登録商標)S−180EA(芳香族系ポリエステル樹脂、濃度30質量%の酢酸エチル溶液、数平均分子量15,000、高松油脂(株)製):4.93g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.18g、酢酸エチル:4.30g、“オルガソル”(登録商標)1002 ES 5 NAT 1(アルケマ(株)製):0.46g、“オルガソル”(登録商標)1002 D NAT 1(アルケマ(株)製):0.13gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#30を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例15において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[実施例16]
実施例16に用いる粒子Cは、以下の手順で作成した。
1000mlの4口フラスコの中に、ポリマーAとして非晶ポリアミド(エムザベルケ社製“グリルアミド”(登録商標)TR55)25g、有機溶媒としてジメチルスルホキシド450gを加え、120℃に加熱し、ポリマーが溶解するまで攪拌を行った。系の温度を室温に5℃/10分の速度で戻した後に、3000gのイオン交換水を加えた。得られた懸濁液をろ過し、イオン交換水1,000gで洗浄し、80℃、10時間真空乾燥を行い、白色固体23.7gを得た。
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、粒子C:0.3gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、実施例16において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[比較例5]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、ナイロン6樹脂粒子(東レ株式会社製TR−1):0.2gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、比較例5において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80の範囲になく、不定形粒子を含まず、真球粒子を含むと判断した。また、比較例5において、粒子の圧縮変位曲線は第2変曲点を有さない。
[比較例6]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、“オルガソル”(登録商標)1002 ES 5 NAT 1(アルケマ(株)製):0.2gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#44を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、比較例6において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80であり、不定形粒子を含むと判断した。
[比較例7]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、ナイロン12樹脂粒子(東レ株式会社製SP−10):0.2gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#18を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、比較例7において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80の範囲になく、不定形粒子を含まず、真球粒子を含むと判断した。また、比較例7において、粒子の圧縮変位曲線の第2変曲点における変位率は50%未満である。
[比較例8]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):4.75g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:3.85g、ナイロン12とナイロン6の共重合体からなる樹脂粒子(東レ株式会社製SP−20):0.5gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、比較例8において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80の範囲になく、不定形粒子を含まず、真球粒子を含むと判断した。また、比較例8において、粒子の圧縮変位曲線の第2変曲点における変位率は50%未満である。
[比較例9]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):2.72g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.11g、酢酸エチル:5.2g、アクリル樹脂粒子(積水化成品工業(株)製“TECHPOLYMER”(登録商標)MBX30X−30:0.5gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、比較例9において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80の範囲になく、不定形粒子を含まず、真球粒子を含むと判断した。また、比較例9において、粒子の圧縮変位曲線は変曲点を有さない。
[比較例10]
“ハルスハイブリッド”(登録商標)UV−G720T(アクリル系共重合体、濃度40質量%の溶液、(株)日本触媒製):2.72g、デュラネート24A−100(イソシアネート系架橋剤、旭化成ケミカルズ(株)製):0.19g、酢酸エチル:5.2g、アクリル樹脂粒子(積水化成品工業(株)製“TECHPOLYMER”(登録商標)BMX30X−30:0.5gを攪拌しながら添加してなる塗液を準備した。300μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製“ルミラー”(登録商標)E6SQ)の片面に、メタバー#24を使用してこの塗液を塗布し、120℃、1分間の乾燥条件にて粒子含有層を設けた。なお、比較例10において粒子の真球度Sは0.65<S<0.80の範囲になく、不定形粒子を含まず、真球粒子を含むと判断した。また、比較例10において、粒子の圧縮変位曲線は変曲点を有さない。
1 粒子
2 バインダー樹脂
3 基材フィルム表面
11 不定形粒子
12 最小外接円
21 机
22 導光板
23 反射フィルム
24 ステンレス円板
25 PETフィルム
26 重り

Claims (6)

  1. 基材フィルムの少なくとも片面に球状粒子を含有する粒子含有層を有し、次の(i)および(ii)を満たす、エッジライト型バックライト用反射フィルム。
    (i)前記球状粒子の圧縮変位曲線が第1変曲点および第2変曲点の少なくとも2つの変曲点を有すること
    (ii)前記圧縮変位曲線において粒子径の50%以上の変位率の範囲内に第2変曲点を有すること
  2. 基材フィルムの少なくとも片面に不定形粒子を含有する粒子含有層を有し、次の(i)〜(iii)を満たす、エッジライト型バックライト用反射フィルム。
    (i)前記不定形粒子の真球度Sが0.65<S<0.80であること
    (ii)前記粒子含有層の表面摩擦試験前後の光沢度変化が10以下であること
    (iii)前記粒子含有層の表面凸部高さが20〜60μmであること
  3. 前記球状粒子または不定形粒子の50%圧縮強度が30MPa以下である、請求項1または2に記載のエッジライト型バックライト用反射フィルム。
  4. 前記不定形粒子がナイロン6を含む、請求項2または3に記載のエッジライト型バックライト用反射フィルム。
  5. 前記球状粒子または不定形粒子が脂環構造を持つポリアミドを含む、請求項1〜4のいずれかに記載のエッジライト型バックライト用反射フィルム。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のエッジライト型バックライト用反射フィルムを含む液晶ディスプレイ用バックライト。
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