JPWO2017094685A1 - クラッチ装置及び遮蔽装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)1つのガイド溝上に前記移動体が複数配置される。
(2)前記ガイド溝を複数備え、各ガイド溝は少なくとも1つの移動体を有する。
前記移動体は、前記ガイド溝と前記クラッチケースの内周面の少なくとも2ヶ所に軸方向に設けられたスライド溝との間に配設され且つ、前記クラッチドラムの回転に伴って前記スライド溝内を移動しながら前記ガイド溝内を相対移動する。
(1)構成の説明
(1−1)ロールスクリーン全体の構成
図1に示す遮蔽装置としてのロールスクリーンは、窓の上枠等に固定される枠体1の両側にブラケット2a,2bが取り付けられ、これらブラケット2a,2bの間に回転体としての巻取パイプ3が回転可能に支持されており、その巻取パイプ3からスクリーン4が吊下支持されている。
次に、クラッチ装置10の構造を詳細に説明する。クラッチ装置10は、図2及び図3(a)に示すように、ブラケット2b(図1参照)に基端部20aが回転不能に支持される円筒形状のクラッチドラム20と、このクラッチドラム20の外周に配置されるとともに巻取パイプ3に固定される円筒形状のクラッチケース30と、移動体としての2つのクラッチボール40a,40bとを主に備えている。なお、これらの部材は例えば樹脂製となっている。
クラッチドラム20は、細径の基端部20a(図3(a)の右側部分)と、基端部20aよりも太径の本体部20bとが一体となって形成されている。基端部20aは角軸となっており、ブラケット2bに取り付けられたブラケットシャフト(図示せず)に嵌合固定される。そして、本体部20bの外周面には、円周方向に設けられた無端状のガイド溝21を有している。ガイド溝21の構成については後述する。
クラッチケース30は、図3(a)及び図3(b)のA−A断面図に示すように、クラッチドラム20の外周面に相対回転可能に配置され、巻取パイプ3の内径よりも僅かに小径となっており、巻取パイプ3内に挿入して固定することで、巻取パイプ3と一体回転するようになっている。クラッチケース30の内周面には、内径が小さくなった狭径部31と、クラッチケース30の端部33(図3(a)の左端)から狭径部31まで軸方向に連続する2つのスライド溝32a,32bとが形成されている。
次に、ガイド溝21の構成を図4に示す展開図を用いて説明する。図4において、スクリーン4(図1参照)が巻取られるとき、2つのクラッチボール40a,40bはガイド溝21に対してそれぞれ図の下方へ相対的に移動し、スクリーン4が巻戻されるとき、クラッチボール40a,40bはガイド溝21に対してそれぞれ図の上方へ相対的に移動する。
ガイド溝21の中央部には、クラッチドラム20とクラッチケース30を蓄勢方向に相対回転させた時、すなわちクラッチドラム20に対してクラッチケース30を蓄勢方向に回転させた時にクラッチボール40a,40bが蓄勢方向Cに周回する蓄勢方向周回溝50が周方向環状に形成される。蓄勢方向周回溝50の両側には、クラッチドラム20とクラッチケース30を付勢方向に相対回転させた時、すなわちクラッチドラム20に対してクラッチケース30を付勢方向に回転させた時にクラッチボール40a,40bが周回する右付勢方向周回溝51aと左付勢方向周回溝51bとが周方向環状に形成される。
蓄勢方向周回溝50と左右の付勢方向周回溝51a,51bとの間には、クラッチボール40a,40bの付勢方向Fの周回を規制する係止部52と、クラッチボール40a,40bの付勢方向Fの周回を規制せず、クラッチボール40a,40bを付勢方向周回溝51a,51bへ案内する通過部53とがそれぞれ6個ずつ、30度(図4参照)おきに等間隔で配置されている。より具体的には、ガイド溝21の略半周、約180度の範囲には6個の係止部52が蓄勢方向周回溝50と右付勢方向周回溝51aの間、蓄勢方向周回溝50と左付勢方向周回溝51bの間に交互に配置されて停止領域A1を形成し、もう一方の約180度の範囲には、通過部53が同様に交互に配置されて通過領域をA2形成している。
また、ガイド溝21は、クラッチボール40a,40bを付勢方向周回溝51から蓄勢方向周回溝50へ案内する戻り溝54と,クラッチボール40a,40bを蓄勢方向周回溝50から係止部52又は通過部53へ案内する誘導溝55と、クラッチボール40a,40bを係止部52又は通過部53から付勢方向周回溝51a,51bへ案内する解除溝56とを備える。
次に、上記のようなクラッチ装置10を備えたロールスクリーンの動作について、図5(a)〜図5(d)の説明図をもとに説明する。
まず、ロールスクリーンのスクリーン4をコイルスプリング5(図1参照)の付勢力に抗して巻戻すと、巻取パイプ3を介してクラッチケース30が回転する。このとき、クラッチボール40a,40bは蓄勢方向周回溝50内を蓄勢方向Cへ周回する(図5(a)参照)。クラッチボール40a,40bが付勢方向周回溝51a,51bにある場合には、戻り溝54a,54bによって蓄勢方向周回溝50へ案内された後、周回する。
スクリーン4を所定位置まで巻戻した後スクリーン4を手放すと、同スクリーン4はコイルスプリング5の付勢力により僅かに巻取られた後、その巻取りが停止する。すなわち、スクリーン4の巻戻し時に蓄勢方向周回溝50内を周回していたクラッチボール40a,40bは、スクリーン4を手放すことにより蓄勢方向周回溝50内を付勢方向Fへ移動して、誘導溝55により一方のクラッチボール40aはいずれかの係止部52−xへ案内され、他方のクラッチボール40bは対応する通過部53−xへと案内される(図5(b)参照)。
上述した巻取りが停止した状態から、スクリーン4を若干巻戻すと、クラッチボール40a及びクラッチボール40bは係止部52−x及び通過部53−xから解除溝56を経て、右付勢方向周回溝51a及び左付勢方向周回溝51bのいずれかに案内される(図5(c)参照)。
しかしながら、本実施形態の構成では、戻り溝54を1つの付勢方向周回溝51に対して1つのみ設け、ガイド溝21に係止部42のない通過領域A2を設けるとともに、戻り溝54を通過領域A2の下流側に設けていることから、図6に示すように、クラッチ装置10の回転規制を解除してスクリーン4を巻取るために巻取パイプ3(クラッチケース30)が回転できる回転許容範囲αを、180度よりも大きく設定することができる。
具体的には、スクリーン4を若干巻戻してクラッチボール40a,40bを付勢方向周回溝51a,51bに案内するときには、図6に示すように、停止領域A1側にあったクラッチボール40a(40b)が解除溝56を経て右付勢方向周回溝51a又は左付勢方向周回溝51bに案内された位置(位置P1)から、戻り溝54を経て蓄勢方向周回溝50を蓄勢方向Cへ移動して停止領域A1の最も下流側の係止部52−1よりも上流側に案内される直前の位置(位置Q)までの範囲にクラッチボール40a(40b)を案内して、スクリーン4を手放せば、クラッチボール40a及び40bを付勢方向周回溝51で周回させることができる。
上記のようなロールスクリーンでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(イ)2つのクラッチボール40a,40bを180度の間隔で配置し、ガイド溝21の約半周に係止部52を等間隔に6ヶ所設けたので、スクリーン4を所望位置まで巻戻してから同スクリーンを手放した後、巻取パイプ3の回転が規制され、スクリーン4の巻取りが停止するまでの戻り角を小さくすることが可能となる。従って、スクリーン4を所望位置に吊下支持することが容易となる。
(ロ)戻り溝54を1つの付勢方向周回溝51に対して1つのみ設け、ガイド溝21に係止部42のない通過領域A2を設けるとともに、戻り溝54を通過領域A2の下流側に設けているため、クラッチボール40a(40b)が戻り溝54を経て蓄勢方向周回溝50を蓄勢方向Cへ移動して停止領域A1の最も下流側の係止部52−1よりも上流側に案内されるまでの間隔が大きくなっている。従って、スクリーン4の巻取りが規制されている状態からスクリーン4の巻取りが可能となるようにスクリーン4を巻戻す際の巻取パイプ3の回転許容範囲αを十分に確保することができるので、スクリーン4の巻取り操作を容易に行うことができる。
図8は、第2実施形態に係る遮蔽装置であるダブルロールスクリーンを示す。本実施形態は、上述した第1実施形態のものとほぼ同様のクラッチ装置10をダブルロールスクリーンの2つの巻取パイプ3X,3Y内にそれぞれ備えたものとなっており、クラッチ装置10以外の構成については、例えば、国際公開第2013/005524号パンフレットに開示されるような、公知の構成が適用される。
図9は、第3実施形態に係るクラッチ装置10のガイド溝21の展開図を示す。第3実施形態のクラッチ装置10は、ガイド溝21の構成及びスライド溝32a,32bと2つのクラッチボール40a,40bの周方向の間隔(位相差)のみが第1実施形態と異なっており、以下ではこの相違点のみを説明する。
図10は、第4実施形態に係るクラッチ装置10のガイド溝21の展開図を示す。第4実施形態のクラッチ装置10は、ガイド溝21の構成のみが第1実施形態と異なっており、以下ではこの相違点のみを説明する。
図11は、第5実施形態に係るクラッチ装置10のガイド溝21の展開図を示す。第5実施形態のクラッチ装置10は、ガイド溝21の構成及び、クラッチボール40の数が第1実施形態と異なっており、以下ではこの相違点のみを説明する。
図12は、第6実施形態に係るクラッチ装置10のガイド溝21の展開図を示す。第6実施形態のクラッチ装置10は、ガイド溝21の構成及び、クラッチボール40の数が第1実施形態と異なっており、以下ではこの相違点のみを説明する。
図13は、第7実施形態に係る遮蔽装置である横型ブラインドを示し、(a)は正面図、(b)は(a)のC−C断面図である。本実施形態の横型ブラインドは、ヘッドボックス101及び遮蔽部材である複数のスラット104を備え、このスラット104及びボトムレール106はヘッドボックス101から垂下される複数本のラダーコード(図示せず)に支持されている。
まず、昇降操作コード107を操作して横型ブラインドのスラット104を自重による付勢力に抗して巻取ると、巻取軸103を介してクラッチドラム20が回転する。このとき、クラッチボール40a,40bは蓄勢方向周回溝50内を蓄勢方向Cへ周回する(図4参照)。クラッチボール40a,40bが付勢方向周回溝51a,51bにある場合には、戻り溝54a,54bによって蓄勢方向周回溝50へ案内された後、周回する。
スラット104を所定位置まで巻取った後昇降操作コード107を手放すと、スラット104は自重により僅かに降下した後、自重降下が停止する。すなわち、スラット104の巻取り時に蓄勢方向周回溝50内を周回していたクラッチボール40a,40bは、昇降操作コード107を手放すことにより蓄勢方向周回溝50内を付勢方向Fへ移動して、誘導溝55により一方のクラッチボール40aはいずれかの係止部52−xへ案内され、他方のクラッチボール40bは対応する通過部53−xへと案内される。
上述した自重降下が規制された状態から、昇降操作コード107を巻取り方向に若干操作すると、クラッチボール40a及びクラッチボール40bは係止部52−x及び通過部53−xから解除溝56を経て、右付勢方向周回溝51a及び左付勢方向周回溝51bのいずれかに案内される。
図14は、第8実施形態に係るロールスクリーンの正面図を示す。第8実施形態のロールスクリーンは、主にクラッチ装置10の構成が第1実施形態と異なっており、以下ではこの相違点を中心に説明する。
・上述した実施形態では、第1クラッチ装置10A、第2クラッチ装置10Bがともに固定軸5bに取り付けられていたが、各クラッチドラム20がブラケット2a又はブラケット2bに対して回転不能とされ、各クラッチケース30が巻取パイプ3に取り付けられている限り、第1クラッチ装置10Aと第2クラッチ装置10Bは巻取パイプ3内の任意の位置に配置することができる。例えば、第1クラッチ装置10Aをブラケット2a側、第2クラッチ装置10Bをブラケット2b側に配置することも可能である。この場合でも、複数のクラッチ装置10A,10Bが協働して、本発明のクラッチ装置10として機能する。
・上述した実施形態では、クラッチ装置10は第1クラッチ装置10A及び第2クラッチ装置10Bの2つのクラッチ装置を備えていたが、各クラッチ装置のガイド溝の位相を互いに異ならせることで、3つ以上のクラッチ装置10を設けることも可能である。
・上述した実施形態では、ガイド溝21A,21Bの位相が45度ずれた状態で固定されていたが、ガイド溝21A,21B間で位相差は作らず、クラッチボール40A,40Bの間で位相差を設けても良い。この場合、クラッチ装置10A,10Bの2つのクラッチケース30を巻取パイプ3に対して所定の角度ずらして固定することになる。
図16〜図18を用いて、本発明の第9実施形態について説明する。本実施形態は、遮蔽装置としてのカーテンレールにクラッチ装置10を導入したものである。
・クラッチドラム20の付勢手段としては、コイルスプリング205aの代わりに、ゼンマイバネなどの別の付勢手段を採用してもよい。ループベルト203に引っ張りバネを直接接続してハンガーレール1の端部から引っ張ることや、錘を接続したコードをループベルト203に取着することによって、ループベルト203に対して付勢力を直接加えることも考えられる。また、先頭ランナー203aや操作コード207に対して付勢力を直接加えてもよい。いずれの場合であっても、先頭ランナー203aを一方向に移動させる付勢力が直接又は間接的に加えられる。
図19及び図20は、第10実施形態に係るクラッチ装置10を示す。このクラッチ装置10は、クラッチドラム20とクラッチケース30の間にワンウェイクラッチ70を備え、クラッチドラム20とクラッチケース30が中心軸80に対してともに相対回転する点が第1実施形態のクラッチ装置10との主な相違点である。以下では、この相違点を中心に説明する。
Claims (12)
- 無端状のガイド溝と、当該ガイド溝に沿って相対移動可能な複数の移動体とを備え、前記ガイド溝は前記移動体を係止する少なくとも1つの係止部を備えており、
下記(1)、(2)の少なくとも1つの構成を備えることで、前記移動体のうちの少なくとも2つが異なるタイミングで前記係止部に係止されるよう構成した、クラッチ装置。
(1)1つのガイド溝上に前記移動体が複数配置される。
(2)前記ガイド溝を複数備え、各ガイド溝は少なくとも1つの移動体を有する。 - 少なくとも1つのクラッチドラムと、当該クラッチドラムの外周に配置されるクラッチケースとを備え、前記クラッチドラムと前記クラッチケースの一方向の相対回転の規制と許容とを選択的に切り替えるクラッチ装置であって、
前記ガイド溝は前記クラッチドラムの外面及び前記クラッチケース内面のいずれか一方に円周方向に亘って設けられており、
前記移動体は、前記クラッチドラムと前記クラッチケースの間の相対回転に伴って前記ガイド溝に沿って相対移動し、前記移動体が前記係止部に係止されることで、前記クラッチドラムと前記クラッチケースの間の一方向の相対回転が規制される、請求項1に記載のクラッチ装置。 - 前記ガイド溝は、前記クラッチドラムと前記クラッチケースを前記一方向に相対回転させた時に前記移動体が周回する一方向周回溝と、
前記クラッチドラムと前記クラッチケースを他方向に相対回転させた時に前記移動体が周回する他方向周回溝と、
前記移動体が前記一方向周回溝にある状態で前記クラッチドラムと前記クラッチケースを前記他方向に相対回転させたとき、前記移動体を前記一方向周回溝から前記他方向周回溝へ案内する少なくとも1つの戻り溝と、をさらに備える、請求項2に記載のクラッチ装置。 - 前記ガイド溝は、前記他方向周回溝と前記一方向周回溝との間に前記係止部と周方向に離間して設けられ、前記クラッチドラムと前記クラッチケースの前記一方向の相対回転を規制せず前記移動体を前記一方向周回溝へ案内する少なくとも1つの通過部と、備えるとともに、
前記移動体が前記他方向周回溝にある状態で前記クラッチドラムと前記クラッチケースを前記一方向に相対回転させたとき、前記移動体を前記他方向周回溝から前記係止部又は前記通過部へ案内する複数の誘導溝と、
前記移動体が前記係止部又は前記通過部にある状態で前記クラッチドラムと前記クラッチケースを前記他方向に相対回転させたとき、前記移動体を前記係止部又は前記通過部から一方向周回溝へ案内する解除溝とをさらに備える、請求項3に記載のクラッチ装置。 - 前記ガイド溝は前記係止部及び前記通過部をそれぞれ複数備え、前記通過部の1つが、前記戻り溝の一部を構成している、請求項4に記載のクラッチ装置。
- 1つの移動体が任意の通過部又は当該通過部と同位相となる位置にあるとき、前記1つの移動体以外の少なくとも1つの移動体は、いずれか1つの係止部又は当該いずれか1つの係止部と同位相となる位置にあるよう構成される、請求項4又は請求項5に記載のクラッチ装置。
- 前記ガイド溝には、等間隔で前記係止部又は前記通過部が配置されており、前記複数の移動体は前記間隔の整数倍離間している、請求項4〜請求項6のいずれかに記載のクラッチ装置。
- 前記ガイド溝は、複数の係止部が配置される停止領域と複数の通過部が配置される通過領域とに分割されており、前記戻り溝は、前記通過領域内の前記一方向の位置に、1つの前記一方向周回溝に対してただ1つ配置される、請求項7に記載のクラッチ装置。
- 前記移動体が前記ガイド溝に約180°の間隔で2つ配置され、前記ガイド溝の略半周が停止領域とされ、前記ガイド溝の他の略半周が通過領域とされており、一方の移動体が任意の通過部又は当該通過部と同位相となる位置にあるとき、他方の移動体はいずれか1つの係止部又は当該いずれか1つの係止部と同位相となる位置にあるよう構成される、請求項8に記載のクラッチ装置。
- 前記ガイド溝が前記クラッチドラムの外周面に設けられており、
前記移動体は、前記ガイド溝と前記クラッチケースの内周面の少なくとも2ヶ所に軸方向に設けられたスライド溝との間に配設され且つ、前記クラッチドラムの回転に伴って前記スライド溝内を移動しながら前記ガイド溝内を相対移動する、請求項2〜請求項9に記載のクラッチ装置。 - 前記ガイド溝が、前記クラッチドラムの少なくとも一方の端面に設けられている、請求項2〜請求項10に記載のクラッチ装置。
- 請求項1〜請求項11のいずれかに記載のクラッチ装置を備えた遮蔽装置であって、
一方向に付勢された回転体と、当該回転体の回転に伴って開閉可能な遮蔽部材とを有しており、
前記移動体は、前記回転体の回転に伴って前記ガイド溝に沿って相対移動する、遮蔽装置。
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