JPWO2017038471A1 - 内視鏡及び処置具起立機構 - Google Patents

内視鏡及び処置具起立機構 Download PDF

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Abstract

起立台の良好な操作性を確保しつつ、先端部本体の小型化を図ることができる内視鏡及び処置具起立機構を提供する。内視鏡の先端部本体30において、起立台60に回転軸を介して起立レバー82が連結され、操作ワイヤの押し引きによる起立レバー82の回転軸回りの回転により起立台60が回転する。その起立レバー82は、回転軸から延設された第1アーム部83と第1アーム部83と異なる方向に延設された第2アーム部84とからなり、その起立レバー82の形状によって先端部本体30の基端側の無駄なスペースを低減する。

Description

本発明は内視鏡及び処置具起立機構に係り、特に処置具起立台(以下、起立台という)を有する内視鏡及び処置具起立機構に関する。
各種処置具が挿通可能な内視鏡では、内視鏡の操作部に設けられた処置具挿入口から処置具を挿入すると、処置具は内視鏡の挿入部の内部を挿通して挿入部の先端部本体に開口した処置具導出口から導出される。処置具として、例えば、鉗子、スネア、ガイドワイヤ、造影チューブ、穿刺針などが用いられる。
このような処置具は、被検体内の所望の位置を処置するため、内視鏡の先端部本体において導出方向を変える必要があり、内視鏡の先端部本体には、処置具の導出方向を変えるための起立台及びその駆動機構が処置具起立機構として設けられている。
従来の処置具起立機構として、特許文献1及び2には、起立台に連結された起立レバー及び操作ワイヤを介して操作部の操作部材により起立台を起伏動作させる機構が開示されている。
特許文献1の処置具起立機構によれば、内視鏡の先端部本体における起立台収容スリット(処置具起立空間)に配置された起立台(処置具起立台)と、起立台収容スリットに対して隔壁(側壁部)を介して形成された起立レバー収容室(レバー収容空間)に収容された起立レバー(従動レバー)とが、その隔壁を挿通して挿入部の長手軸と略垂直な方向に沿って軸支された回転軸部材(回動軸)により連結される。起立レバーは、回転軸部材に対して略垂直な方向に延在し、先端部に操作ワイヤが連結される。
これによって、内視鏡の操作部の操作部材により操作ワイヤが押し引き操作されると、起立レバーが回転軸回りに回転する。そして、その起立レバーの回転に連動して回転軸部材及び起立台も回転軸回りに回転し、起立台が起立位置と倒伏位置との間で倒伏動作する。
また、特許文献2にも特許文献1と同様の処置具起立機構が開示されており、起立台(処置具起上片)に回転軸部材(起上片駆動軸)を介して連結された起立レバー(起上片駆動レバー)を操作ワイヤ(処置具起上操作ワイヤ)により回転させることにより起立台を起伏動作させることが開示されている。
特開2010−253234号公報 特開2002−17663号公報
特許文献1及び2に記載のような起立レバーを用いた処置具起立機構では、先端部本体の外周を覆う円筒を基調とするカバー部材の内側において、起立レバーを回転可能に収容する空間であって、カバー部材の内面に沿うようにして配置された起立レバー収容室が設けられる。
一方、内視鏡の先端部本体に配置される観察窓及び照明窓の位置であって、挿入部の長手軸方向の位置は、観察窓により観察される観察像において処置具導出口から起立台を介して導出された処置具が好適な状態で映り込むように、起立台及び起立レバーの回転軸の長手軸方向の位置を基準に決められる。
そのため、観察窓及び照明窓に対して基端側の領域であって起立レバー収容室の基端よりも先端側となる領域、又は、観察窓及び照明窓に対して先端側の領域であって起立レバー収容室の先端よりも基端側となる領域に無駄なスペースが生じる場合がある。
したがって、そのような無断なスペースが低減するように処置具起立機構を構成することができれば、内視鏡の先端部本体の長手軸方向の長さを短くして先端部本体の小型化を図ることが可能となる。
そこで、例えば、観察窓及び照明窓の基端側に上述のような無駄なスペースが存在する場合には、起立レバー収容室が回転軸の位置に対して基端側に狭く、先端側に広くなるように、起立レバーの回転可能な角度範囲を長手軸に垂直な向きに対して基端側よりも先端側に大きくすることが考えられる。
しかしながら、この場合、観察窓及び照明窓の基端側の無駄なスペースを低減することができるが、起立レバーを先端側に最大限度まで回転させた状態において、起立レバーの向きが長手軸方向に近くなる。そのため、起立レバー(起立レバー収容室)とカバー部材との干渉を避けるためにカバー部材の内径を大きくする必要があり、先端部本体の太径化を招く。
したがって、上述のような方法では先端部本体の小型化を図ることはできない。
また、起立レバーの長さを短くし、起立レバー収容室を全体的に小さくすることで上述のような無駄なスペースを低減することも考えられる。
しかしながら、起立レバーを短くすると、起立レバーにおける回転軸から操作ワイヤの連結部分までの距離が短くなる。そのため、操作ワイヤの押し引き操作により起立レバーを回転させるための操作力量が大きくなり、操作性が低下するという問題が生じる。
更に、起立台の良好な操作性を確保するために起立台の回転可能な角度量を大きくするほど、上述のように観察窓及び照明窓の基端側又は先端側の無駄な領域の増加や、起立レバーを最大限度まで回転させたときの起立レバーの向きが長手軸方向に近くなることにより、先端部本体の大型化を招くという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、起立台の良好な操作性を確保しつつ、先端部本体の小型化を図ることができる内視鏡及び処置具起立機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一の態様に係る内視鏡は、先端と基端と長手軸とを有する挿入部と、挿入部の先端側に設けられた先端部本体と、挿入部の基端側に設けられた操作部と、先端部本体に設けられ、第1回転軸を有する処置具起立台と、先端部本体に設けられ、第2回転軸を有し処置具起立台を起伏動作させる起立レバーと、操作部から挿入部を経由して先端部本体まで設けられ、操作部で生じた変位量を起立レバーに伝達する伝達部材と、を備え、起立レバーは、第2回転軸が接続された第2回転軸接続部を有する第1アーム部と、伝達部材が接続された伝達部材接続部を有する第2アーム部と、第1アーム部と第2アーム部との間に設けられるアーム接続部と、を有し、第2回転軸の軸線を含みかつ長手軸に平行な面を第1面とし、第2回転軸の軸線に垂直かつ第2回転軸接続部と交差する面を第2面とし、第2面と斜めに交差する方向を第1方向とし、第2面に平行な方向の成分を有する方向であって、第2面に平行な第1投影面に投影した場合に第1方向と斜めに交差する方向を第2方向としたとき、第2アーム部、及びアーム接続部は、第2面の処置具起立台が設けられる側とは反対側に配置され、第1アーム部は、第2回転軸接続部からアーム接続部まで第1方向に沿って設けられ、第2アーム部は、アーム接続部から伝達部材接続部まで第2方向に沿って設けられ、第2方向は、第1投影面においてアーム接続部から第2回転軸接続部に向かう方向とは反対側に向かう方向の成分を有する。
本態様によれば、起立レバーが第1アーム部と第2アーム部とから構成されるので、内視鏡の挿入部の長手軸の軸線方向から見て起立レバーを先端部本体の外周形状に合わせて容易に配置することが可能となる。また、起立レバーの第2アーム部の向きにより、先端部本体の先端側または基端側の一方のスペースを小さくし、かつ他方のスペースを広く確保した構成とすることができ、先端部本体を大型化することなく全体として限られたスペースを有効活用することが可能となる。また、第1アーム部と第2アーム部とにより、起立レバーを回転させるための操作力量が適正なものとなるように起立レバーにおける伝達部材の接続部分から回転中心(第2回転軸)までの距離を設定することが可能となる。従って、起立台の良好な操作性を確保しつつ、先端部本体の小型化を図ることができる。
本発明の他の態様に係る内視鏡において、第2方向は第2面に平行な方向である態様とすることができる。
本発明の更に他の態様において、第2方向は第2面と斜めに交差する方向であり、アーム接続部と交差しかつ第2面に平行な面を第3面としたとき、伝達部材接続部は第3面の第2回転軸接続部が設けられる側とは反対側に位置し、長手軸に垂直な第2投影面に投影した場合に第2方向と第2面との成す角は第1方向と第2面との成す角よりも小さい態様とすることができる。
本発明の更に他の態様において、第1投影面において第1方向が第1面に垂直な方向となる状態において、第2方向はアーム接続部から挿入部の長手軸の先端側に向かう方向の成分を有する態様とすることができる。
本発明の更に他の態様において、第1投影面において第1方向が第1面に垂直な方向となる状態において、第2方向はアーム接続部から挿入部の長手軸の基端側に向かう方向の成分を有する態様とすることができる。
本発明の更に他の態様において、第1回転軸と第2回転軸とが同軸である態様とすることができる。
本発明の更に他の態様において、先端部本体は、第1アーム部の第2回転軸の軸線回りの回転範囲を規制する回転規制部を有し、第1アーム部が回転範囲の中間位置に位置するとき、第1投影面において第1方向は第1面に垂直な方向である態様とすることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の別の態様に係る処置具起立機構は、先端と基端と長手軸とを有する挿入部と、挿入部の先端側に設けられた先端部本体と、挿入部の基端側に設けられた操作部と、先端部本体に設けられ、第1回転軸を有する処置具起立台と、を備える内視鏡における処置具起立機構であって、先端部本体に設けられ、第2回転軸を有し処置具起立台を起伏動作させる起立レバーと、操作部から挿入部を経由して先端部本体まで設けられ、操作部で生じた変位量を起立レバーに伝達する伝達部材と、を備え、起立レバーは、第2回転軸が接続された第2回転軸接続部を有する第1アーム部と、伝達部材が接続された伝達部材接続部を有する第2アーム部と、第1アーム部と第2アーム部との間に設けられるアーム接続部と、を有し、第2回転軸の軸線を含みかつ長手軸に平行な面を第1面とし、第2回転軸の軸線に垂直かつ第2回転軸接続部と交差する面を第2面とし、第2面と斜めに交差する方向を第1方向とし、第2面に平行な方向の成分を有する方向であって、第2面に平行な第1投影面に投影した場合に第1方向と斜めに交差する方向を第2方向としたとき、第2アーム部、及びアーム接続部は、第2面の処置具起立台が設けられる側とは反対側に配置され、第1アーム部は、第2回転軸接続部からアーム接続部まで第1方向に沿って設けられ、第2アーム部は、アーム接続部から伝達部材接続部まで第2方向に沿って設けられ、第2方向は、第1投影面においてアーム接続部から第2回転軸接続部に向かう方向とは反対側に向かう方向の成分を有する。
本発明によれば、起立台の良好な操作性を確保しつつ、先端部本体の小型化を図ることができる。
図1は、本発明に係る内視鏡を示した構成図である。 図2は、先端部を拡大して示した斜視図である。 図3は、先端部の断面図である。 図4は、先端部の分解斜視図である。 図5は、先端部本体に起立台及び駆動部材を組み付けた状態を示した斜視図である。 図6は、起立台と駆動部材とを示した斜視図である。 図7は、起立台と駆動部材とを示した斜視図である。 図8は、先端部における駆動部材のみを示した正面図である。 図9は、先端部における駆動部材のみを示した側面図である。 図10は、先端部における駆動部材のみを示した平面図である。 図11は、先端部における駆動部材のみを示した斜視図である。 図12は、先端部本体の側壁部に形成される起立レバー収容室を示した正面図である。 図13は、先端部本体の側壁部に形成される起立レバー収容室を示した側面図である。 図14は、起立台を最も起立させたときの起立レバー収容室における起立レバーの状態を示した側面図である。 図15は、起立台を最も倒伏させたときの起立レバー収容室における起立レバーの状態を示した側面図である。 図16は、参照形態の起立レバー及び起立レバー収容室を示した側面図であって、起立台を最も起立させたときの起立レバー収容室における起立レバーの状態を示した側面図である。 図17は、参照形態の起立レバー及び起立レバー収容室を示した側面図であって、起立台を最も倒伏させたときの起立レバー収容室における起立レバーの状態を示した側面図である。 図18は、図16及び図17の参照形態の起立レバー収容室の他の形態を示した側面図である。 図19は、図18の起立レバー収容室の正面図である。 図20は、他の実施の形態の起立レバー及び起立レバー収容室を示した側面図である。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明に係る内視鏡1を示した構成図である。
図1における内視鏡1は、患者体内に挿入される挿入部2と、挿入部2の基端に連設され、内視鏡1の把持及び挿入部2の操作等に用いられる操作部3と、内視鏡1を不図示の光源装置やプロセッサ装置等のシステム構成機器に接続するユニバーサルコード4とを備える。
挿入部2は、基端から先端に向って順に連設される軟性部5、湾曲部6、及び先端部7から構成される。軟性部5は、可撓性を有し、挿入部2の挿入経路に沿って任意の方向に湾曲する。湾曲部6は、操作部3のアングルノブ8及び9の各々の操作により上下と左右の各々の方向に湾曲する。先端部7は、体内の被観察部位を撮影してその撮影した画像を観察画像(内視鏡画像)としてユニバーサルコード4により接続されたプロセッサ装置に送る観察部や、ユニバーサルコード4により接続された光源装置から内視鏡1内部のライトガイドを通じて伝搬された照明光を被観察部位に照射する照明部などを備える。
図2は、先端部7を拡大して示した斜視図である。本実施の形態の内視鏡1は例えば十二指腸鏡として用いられる側視内視鏡であり、同図の先端部7は側視内視鏡における構成を示す。
同図に示すように先端部7には、挿入部2の軸線である長手軸に対して略平行な平坦面20が設けられ、その平坦面20に観察窓22及び照明窓24が設けられる。なお、以下において単に長手軸という場合には挿入部2の長手軸を示す。
観察窓22は、長手軸に対して側方(径方向)に存在する被観察部位の画像を取得する観察部の構成要素であり、側方の被観察部位からの被写体光を観察部の他の構成要素である光学系(結像レンズ等)及び撮像手段に取り込む。照明窓24は、先端部7に搭載される照明部の構成要素であり、照明部の他の構成要素である光出射部、即ち、光源装置からの光を伝搬するライトガイドの終端部に設けられた光出射部から出射された照明光を被観察部位に照射する。
なお、先端部7に対して、長手軸の方向であって先端側の位置を前側(先端側)、その反対側の位置を後側(基端側)とし、平坦面20に垂直な方向であって平坦面20に対向する側の位置を上側、その反対側を下側とし(図1参照)、左側と右側は、前後と上下の位置関係により決まる向きの位置とする。
また、先端部7において平坦面20の右側には、起立台収容スリット38が設けられ、起立台収容スリット38には起立台60が設けられる。起立台収容スリット38は、挿入部2内を挿通する処置具挿通チャンネルを通じて操作部3の処置具導入口13(図1参照)に連通しており、処置具導入口13から挿入された処置具が起立台収容スリット38に導かれる。
起立台60は、起立台収容スリット38に導かれた処置具の進行方向を曲げて起立台収容スリット38の上面側の開口部38a(処置具導出口38aともいう)へと向かう方向に案内し、処置具導出口38aから処置具を導出させる。
また、起立台60は、操作部3の起立操作レバー12(図1参照)の操作により起立する方向(起立方向)又は倒伏する方向(倒伏方向)に起伏動作(回転)し、処置具導出口38aからの処置具の導出方向(導出角度)を変更する。
なお、平坦面20の観察窓22の近傍には操作部3の送気送水ボタン10(図1参照)の操作により観察窓22への送気と送水とを切替可能に行う不図示の送気送水ノズルが設けられる。また、挿入部2内において処置具挿通チャンネルには吸引チャンネルが接続されており、操作部3の吸引ボタン11(図1参照)の操作により起立台収容スリット38からの吸引が行われる。
続いて、先端部7における処置具起立機構(起立台60の駆動機構)について詳説する。
図3は、長手軸に垂直な先端部7の断面図であり、図4は、先端部7の分解斜視図である。
これらの図に示すように、先端部7は、先端部7内を複数の領域に区画すると共に各種構成部品が一体的に組み付けられる先端部本体30(図4参照)を有し、先端部本体30の外周部が着脱可能なキャップ26により被覆される。
キャップ26は、弾性力のある材質、例えば弾性ゴムにより、先端側が閉塞した円筒形を基調とした形状に形成され、上述の平坦面20と起立台収容スリット38の上面側の開口部38a(処置具導出口38a)の全体及び前面側の開口部38bの上側一部とを開放する開口窓26Aと、起立台収容スリット38の下面側の開口部38cの全体及び前面側の開口の38bの下側一部とを閉鎖する隔壁部26Bとを有する。
また、キャップ26の基端には径方向内向きに環状に突出する係合部(不図示)が形成されており、その係合部が先端部本体30の外周部に形成された溝31に係合することで、キャップ26が先端部本体30に装着される。なお、後述のようにキャップ26は洗浄の際に取り外される。
先端部本体30は、耐食性を有する金属材料等の剛性部材で形成されており、基端側の円柱状の基端部32と、基端部32から先端側に向けて延設され、互いに向かい合う左右一対の側壁部34及び36とを有する。
これによって、先端部7内において、右側の側壁部34と左側の側壁部36との間には、起立台60を収容する空間部である起立台収容スリット38が形成され、側壁部34よりも右側には起立台60に駆動力を伝達する駆動部材80の起立レバー82を収容する空間部である起立レバー収容室40が形成され、側壁部36よりも左側には上述の観察部及び照明部の構成部品(不図示)を収容する空間部である光学系収容室42が形成される。
なお、起立レバー収容室40及び光学系収容室42は、図4では不図示の保護板(図3における起立レバー収容室40の保護板43参照)により被覆されて気密性が保持される。
起立台収容スリット38は、図4のように先端部本体30からキャップ26が取り外された状態において、上面側の開口部分を開口部38a(処置具導出口38a)、前面側の開口部分を開口部38b、下面側の開口部分を開口部38cとして有し、それらの開口部38a、38b及び38cが連設されることにより上面から前面を通り下面まで延在して開口する。
また、起立台収容スリット38の基端側には、先端部本体30の基端部32により形成される後壁部46が配置され、その後壁部46には、図3のように処置具挿通チャンネル14の管路端部である開口部14aが配置される。
この起立台収容スリット38には、図4に図示されているように、起立台60が回転自在に設置される。
起立台60と駆動部材80のみが図示された図6の分解斜視図にしめすように、起立台60は、処置具挿通チャンネル14の開口部14aから導出された処置具を処置具導出口38aの方向に案内する案内面61を有する起立台本体62と、起立台本体62よりも基端側に突出し、起立台本体62よりも細幅に形成された連結部64とを有する。
連結部64には、駆動部材80の回転軸81に固定される回転軸受け部66が設けられる。
回転軸受け部66は、回転軸81の先端に設けられた係合凸部90と略一致する形状及び大きさを有する係合孔を有し、この係合孔に図7のように回転軸81の係合凸部90が嵌合される。例えば、係合凸部90及び回転軸受け部66の係合孔は、回転軸81の軸線方向に垂直な断面において略正方形となる形状を有する。
この回転軸受け部66の係合孔と係合凸部90との嵌合により、回転軸受け部66と回転軸81の係合凸部90とが相対回転不能に係合され、回転軸81と起立台60とが連動して回転する状態に連結される。
起立台収容スリット38の右側に配置される側壁部34の下端付近には、図3及び図4のように起立レバー収容室40から起立台収容スリット38まで貫通する保持孔58が形成され、この保持孔58に駆動部材80の回転軸81が回転自在に軸支される。
回転軸81は、その軸線(後述の回転軸線81A)が挿入部2の中心軸となる長手軸よりも下側の位置において左右方向に略平行に配置される。
図3のように回転軸81と保持孔58との間にはシール部材59が配置され、起立台収容スリット38と起立レバー収容室40とは相互に気体や液体の浸入が防止されている。
また、回転軸81は、一方の端部である係合凸部90が起立台収容スリット38に突出して配置され、上述のように起立台60に連結される。なお、側壁部34の保持孔58が形成される部分は側壁部36に近づく方向に突出しており、側壁部34と側壁部36との隙間が狭められて部分に回転軸81の係合凸部90が突出配置される。
側壁部34の右側に形成された起立レバー収容室40は、図4のように保持孔58を中心として駆動部材80の起立レバー82が回動可能に収容される空間部である。
本実施の形態では、起立レバー82と回転軸81とは、図4、図6及び図7のように駆動部材80として一体形成されており、駆動部材80の回転軸81の保持孔58への挿入配置によって図3及び図5のように起立レバー82が起立レバー収容室40に収容配置される。なお、図5は先端部本体30に起立台60及び駆動部材80を組み付けた状態を示した斜視図である。
起立レバー82は、一方の端部(基端部)が回転軸81に連設され、その一方の端部から、回転軸81の軸線に対して垂直な方向に離間した他方の端部(先端部)まで長手状に延設される。なお、起立レバー82の形状等についての詳細は後述する。
図5に示すように起立レバー82の先端部には、連結具88を介して操作ワイヤ86の先端部が連結される。操作ワイヤ86は、起立レバー収容室40の壁面に開口したワイヤ挿通孔44から挿入部2内を挿通して操作部3の起立操作レバー12に連結される。
これによって、起立操作レバー12の操作により操作ワイヤ86が押し引きされて起立レバー82が回転軸81と共に回転する。そして、その回転軸81の回転によって起立台60が回転し、起立台60が起伏動作する。
なお、起立台60と起立レバー82とを連結する回転軸81の構成は、本実施の形態に限らない。例えば、起立台60が第1回転軸を有し、起立レバー82が第2回転軸を有し、第1回転軸と第2回転軸とが一体化又は連結された形態とすることができる。本実施の形態の回転軸81は、第1回転軸と第2回転軸とが一体化された場合の第1回転軸又は第2回転軸に相当する。また、本実施の形態の回転軸81は、第1回転軸と第2回転軸とが同軸である態様であるが、第1回転軸と第2回転軸とが同軸でなくてもよい。
また、操作ワイヤ86は、操作部3から挿入部2を経由して先端部本体30まで設けられ、操作部3で生じた変位量を起立レバー82に伝達する伝達部材の一形態であり、起立レバー82を回転させる機構は操作ワイヤ86により押し引きする本実施の形態のものに限らない。
続いて、駆動部材80の起立レバー82及び起立レバー収容室40の形状について詳説する。
図8、図9、図10、及び図11は、先端部7における駆動部材80のみを示した正面図(先端部7の前側から示した図)、側面図(先端部7の右側から示した図)、平面図(先端部7の上側から示した図)、及び斜視図である。
これらの図に示すように駆動部材80は、上述の回転軸81と起立レバー82とから構成され、回転軸81は、軸線81Aに沿って円柱状に形成される。また、回転軸81の軸線81Aは上述のように先端部7において長手軸よりも下側において左右方向に略平行に配置される。なお、以下において回転軸81の軸線81A、即ち、起立レバー82(駆動部材80)の回転中心となる軸を回転軸線81Aという。
起立レバー82は、先端が屈曲した長手状に形成され、一端部(基端部)に第2回転軸に相当する回転軸81が接続される回転軸接続部82Aを有し、他端部(先端部)に伝達部材に相当する操作ワイヤ86が上述の連結具88等を介して接続されるワイヤ接続部82Bを有する。回転軸接続部82Aは第2回転軸が接続された第2回転軸接続部に相当し、ワイヤ接続部82Bは伝達部材が接続された伝達部材接続部に相当する。
また、起立レバー82は、回転軸接続部82Aを有する第1アーム部83と、ワイヤ接続部82Bを有する第2アーム部84と、第1アーム部83と第2アーム部84との間に設けられるアーム接続部85とからなる。
第1アーム部83は、回転軸81の端部からアーム接続部85まで延設され、回転軸81の軸線81A、即ち、回転軸線81Aの方向と異なる第1方向に延びる第1軸線83Aに沿って設けられる(図8参照)。
また、第2アーム部84は、アーム接続部85から延設され、回転軸線81Aと第1軸線83Aとを含む平面に非平行な第2方向に延びる第2軸線84Aに沿って設けられる。
即ち、回転軸81の軸線81A(回転軸線81A)を含みかつ挿入部2の長手軸に平行な面を第1面P1とし、回転軸線81Aに垂直かつ回転軸接続部82Aと交差する面を第2面P2とし、第2面P2と斜めに交差する方向を第1方向とし、第2面P2に平行な方向の成分を有する方向であって、第2面P2に平行な第1投影面に投影した場合に第1方向と斜めに交差する方向を第2方向とする。
また、第2方向は、第2面P2に平行な第1投影面においてアーム接続部85から回転軸接続部82Aに向かう方向とは反対側に向かう方向の成分を有するものとする。
このとき、第2アーム部84、及びアーム接続部85は、第2面P2の起立台60が設けられる側とは反対側に配置される。第1アーム部83は、回転軸接続部82Aからアーム接続部85まで第1方向に沿って設けられる。第2アーム部84は、アーム接続部85からワイヤ接続部82Bまで第2方向に沿って設けられる。
尚、本実施の形態では第2方向は、第2面P2に平行である。
一方、図12及び図13は、先端部本体30の側壁部34に形成される起立レバー収容室40を示した正面図及び側面図である。
これらの図12及び図13に示すように起立レバー収容室40は、駆動部材80の回転軸81が挿入配置される保持孔58に連通して形成される。起立レバー収容室40は、主に第1アーム部83が回転軸81の軸線81A(回転軸線81A)回りに回転可能に収容される第1アーム収容部48と、主に第2アーム部84が回転軸線81A回りに回転可能に収容される第2アーム収容部49とを有する。
第1アーム収容部48は、図13のように先端部7の側面側から示した場合に、保持孔58の端部の位置、即ち、起立レバー収容室40に収容された起立レバー82の回転軸接続部82Aが配置される基端位置を中心とする扇形に沿った輪郭形状の領域を有する。
そして、第1アーム収容部48を区画する内壁面であって、起立レバー82が先端部7の先端側(前側)と基端側(後側)の各々に最大限度まで回転したときの第1アーム部83の位置に沿って配置される起立レバー収容室40の内壁面として先端側端面48Aと基端側端面48Bとを有する。
先端側端面48Aと基端側端面48Bとは、互いに略直交する直線に沿って形成される。先端側端面48A及び基端側端面48Bの各々が上下方向に対して先端側と基端側とに略45度に傾斜した角度を有する。
また、ここで、起立レバー収容室40を画成する内壁面のうち、起立レバー収容室40に収容された起立レバー82に対して起立台60側に形成される内壁面を内側の内壁面、その反対側を外側の内壁面というものとする。外側の内壁面は、上述のように起立レバー収容室40を被覆する保護板43により形成される。起立レバー82を形成する外面についても同様に起立台60側に形成される外面を内側の外面といい、その反対側を外側の外面というものとする。
このとき、第1アーム収容部48は、図12のように先端部7の正面側から示した場合に、起立レバー収容室40の外側の内壁面として、挿入部2の長手軸に平行で、かつ、回転軸線81A(左右方向)に対して斜めに交差する傾斜面48Cを有する。
また、起立レバー収容室40の内側の内壁面として、保持孔58の端部の周辺部において、第1アーム部83の内側の外面が沿う円錐状のテーパ面48Dを有し、その周辺に回転軸線81Aに略垂直な垂直面48Eを有する。
第2アーム収容部49は、図13のように先端部7を側面側から示した場合に保持孔58の端部の位置に対して第1アーム収容部48よりも離間した領域であって第1アーム収容部48に連設された領域を有する。
そして、第2アーム収容部49は、第2アーム収容部49を区画する内壁面であって、円弧状に形成された起立レバー収容室40の上側の内壁面49Cと、起立レバー82が先端部7の先端側と基端側の各々に最大限度まで回転したときの第2アーム部84の位置に沿って配置される起立レバー収容室40の内壁面として先端側端面49Aと基端側端面49Bとを有する。
先端側端面49Aは、第1アーム収容部48の先端側端面48Aから連設され、挿入部2の長手軸と略平行な直線に沿って形成される。
基端側端面49Bは、第1アーム収容部48の基端側端面48Bから連設され、上下方向に沿って形成される。
また、第2アーム収容部49は、図12のように先端部7の正面側から示した場合に、起立レバー収容室40の外側及び内側の内壁面として、回転軸線81Aに対して略垂直な垂直面49D及び49Eを有する。
垂直面49Dは、第1アーム収容部48の傾斜面48Cに連設され、垂直面49Eは、第1アーム収容部48の垂直面48Eに連設される。
以上のごとく先端部7において構成された処置具起立機構による作用及び効果について説明する。
本実施の形態の処置具起立機構によれば、上述のように駆動部材80の起立レバー82における第1アーム部83が回転軸線81Aに垂直な第2面P2に斜めに交差する第1方向に沿って延在する。そのため、図3及び図12に示したように、起立レバー収容室40の第1アーム収容部48における外側の内壁面を傾斜面48Cとすることができる。
したがって、起立レバー収容室40をキャップ26の湾曲した内面に沿わせて配置することができ、起立レバー収容室40(保護板43)とキャップ26の内面との間の無断なスペースを低減することができる。これにより、キャップ26の内径を小さくすることができ、先端部7の細径化を図ることができる。
また、本実施の形態の処置具起立機構によれば、次のような作用及び効果を有する。
図14及び図15は、起立台60及び駆動部材80が組み付けられた先端部本体30を右側面側から示した側面図である。図14は、起立レバー収容室40において起立レバー82を先端部7の基端側に最大限度まで回転させた状態(起立台60を最も起立させたときの状態)を示し、図15は、起立レバー収容室40において起立レバー82を先端部7の先端側に最大限度まで回転させた状態(起立台60を最も倒伏させたときの状態)を示す。
図14に示すように起立レバー収容室40において起立レバー82を先端部7の基端側に最大限度まで回転させた状態では、起立レバー82の第1アーム部83が第1アーム収容部48の基端側端面48Bに当接又は近接し、第2アーム部84が第2アーム収容部49の基端側端面49Bに当接又は近接する。
また、図15に示すように起立レバー収容室40において起立レバー82を先端部7の先端側に最大限度まで回転させた状態では、起立レバー82の第1アーム部83が第1アーム収容部48の先端側端面48Aに当接又は近接し、第2アーム部84が第2アーム収容部49の先端側端面49Aに当接又は近接する。
なお、本実施の形態では、図14及び図15のように起立レバー82の第2アーム部84が基端側端面49Bと先端側端面49Aに当接するが、第1アーム部83と第2アーム部84のいずれかの部分において、基端側端面48Bと基端側端面49Bのいずれかの部分、及び、先端側端面48Aと先端側端面49Aのいずれかの部分に当接すればよい。
一方、図16及び図17は、本実施の形態の起立レバー82及び起立レバー収容室40と比較する参照形態の起立レバー582及び起立レバー収容室540を示した側面図であって、図16は、起立レバー収容室540において起立レバー582を先端部7の基端側に最大限度まで回転させた状態(起立台60を最も起立させたときの状態)を示し、図17は、起立レバー収容室540において起立レバー582を先端部7の先端側に最大限度まで回転させた状態(起立台60を最も倒伏させたときの状態)を示す。
これらの図に示す参照形態の起立レバー582は、本実施の形態の起立レバー82と比較すると、側面から見たときに全体が一直線状に形成されており、本実施の形態において、回転軸線81Aに垂直な平面に起立レバー82を投影したときに第1アーム部83と第2アーム部84とが同一方向に沿って形成された形態に相当する。なお、起立レバー582及び起立レバー収容室540以外の先端部7における構成要素は本実施の形態と同様であるものとして本実施の形態と同一符号でその構成要素を示す。
起立レバー収容室540は、全体が起立レバー582の回転軸接続部82Aが配置される基端位置を中心とする扇形の形状を有し、先端部7の先端側と基端側の各々への起立レバー582の回転軸線81A回りの回転範囲を規制する起立レバー収容室540の内壁面として先端側端面540Aと基端側端面540Bとを有する。
先端側端面540Aと基端側端面540Bとは、本実施の形態の先端側端面48Aと基端側端面48Bと同様に互いに略直交する直線に沿って形成される。先端側端面540A及び基端側端面540Bの各々が上下方向に対して先端側と基端側とに略45度に傾斜した角度を有する。
これらの参照形態の図16及び図17と、本実施の形態の図14及び図15との比較から分かるように、本実施の形態と参照形態とでは、起立レバー82と起立レバー582の回転可能な角度量が同じ(略90度)であり、起立レバー収容室40と起立レバー収容室540の前後方向(挿入部2の長手軸方向)の範囲の長さが略一致する。
また、本実施の形態と参照形態とでは、起立レバー82と起立レバー582における回転軸線81Aから操作ワイヤ86の連結部分(ワイヤ接続部82B)までの距離が略等しく、操作ワイヤ86の押し引き操作により起立レバー82と起立レバー582の各々を回転させるための操作力量が略等しい。したがって、本実施の形態と参照形態とで起立台60の操作性は略等しいものとなっている。
これに対して、本実施の形態では、起立レバー収容室40の前後方向の範囲に対する回転軸線81Aの前後方向の位置が参照形態よりも後側(基端側)に配置される。
一方、先端部7の観察窓22や照明窓24の前後方向の位置は、観察窓22により観察される観察像において処置具導出口38aから起立台60を介して導出された処置具が好適な状態で映り込むように、回転軸線81Aとの位置関係で決められる。そのために観察窓22及び照明窓24の基端側の領域であって、起立レバー収容室40の基端よりも先端側となる領域に無駄なスペースが生じる場合がある。
その場合に本実施の形態のように起立レバー収容室40の前後方向の範囲に対して回転軸線81Aを基端側に寄せて配置することで、その無駄なスペースを低減することができ、先端部7の前後方向(先端部7の長手軸方向)の長さを短くすることができる。
また、図16及び図17の起立レバー582に対する起立レバー収容室540として、図18に示すように、上下方向に対して基端側端面540Bの基端側への傾斜角度よりも先端側端面540Aの先端側への傾斜角度を大きくすることで、本実施の形態と同様に起立レバー収容室540の前後方向の範囲に対して回転軸線81Aを基端側に寄せて配置する構成とすることができ、上述の無駄なスペースを低減することができる。
しかしながら、この場合、図19の起立レバー収容室540の正面図に示すように、起立レバー収容室540の外側の内壁面において回転軸線81Aと略直交する垂直面540Cの範囲が、これに相当する本実施の形態の垂直面49D(図12参照)と比較して下側に拡がる。そのため、図16及び図17に示す参照形態では、キャップ26の内径を大きくする必要あり、先端部7が太径化する。
また、図16及び図17に示す参照形態において、このような太径化を避けるためには、起立レバー収容室540の先端側端面540Aの上下方向に対する傾斜角度を小さくする必要がある。そのため、起立レバー582の回転可能な角度が小さくなる。
即ち、本実施の形態の処置具起立機構によれば、先端部7の太径化を招くことなく、起立レバー82の回転角度を大きくすることができる。
更に、本実施の形態の起立台60の駆動によれば、図13〜図15に示す切欠部35のように、起立レバー収容室40の先端側端面48Aと先端側端面49Aとによる屈曲した輪郭形状に対応して側壁部34の先端側の下側部分を切欠いた形状とすることができる。
そのため、先端部本体30からキャップ26を取り外して起立台60の洗浄等を行う際に、図15のように起立台60を最も倒伏させた状態にすることで起立台60の多くの部分を起立台収容スリット38から露出させることができる。これによって起立台60の洗浄が行い易くなるという効果も有する。
以上、上記実施の形態では、駆動部材80の起立レバー82における第2アーム部84は、アーム接続部85から第2方向に沿って延在し、その第2方向が第2面P2に平行であるものとしたが(図8及び図9等参照)、第2方向は、第2面P2に平行な方向の成分を有する方向であって、第2面P2に平行な第1投影面に投影した場合に第1方向(第1アーム部83が延在する方向)と斜めに交差する方向であれば第2面P2と平行でなくてもよい。
例えば、第2方向は、第2面P2と斜めに交差する方向であり、アーム接続部85と交差しかつ第2面P2に平行な面を第3面P3(図10参照)としたとき、ワイヤ接続部82Bは第3面P3の回転軸接続部82Aが設けられる側とは反対側に位置するような方向であってもよい。
この場合に、第2方向は、先端部7の長手軸方に垂直な第2投影面に投影した場合に第2方向と第2面との成す角は第1方向と第2面との成す角よりも小さいことが望ましい。
また、第2方向は、本実施の形態のように第2面P2に平行な第1投影面においてアーム接続部85から回転軸接続部82Aに向かう方向とは反対側に向かう方向の成分を有することが望ましい。
この場合において、第2面P2に平行な第1投影面において第1方向が第1面P1に垂直な方向となる状態のときに、第2方向は本実施の形態のようにアーム接続部85から先端部7の先端側に向かう方向の成分を有する態様とすることができる。
また、本実施の形態と異なり、第2面P2に平行な第1投影面において第1方向が第1面P1に垂直な方向となる状態のときに、第2方向はアーム接続部85から先端部7の基端側に向かう方向の成分を有する態様とすることができる。即ち、図14に示した本実施の形態における駆動部材80の起立レバー82と起立レバー収容室40の形状を図20に示すように図面上で左右反転させた形態とすることもできる。この場合、観察窓22及び照明窓24の先端側の領域であって、起立レバー収容室40の先端よりも基端側となる領域に無駄なスペースが生じるときに有益である。即ち、起立レバー収容室40の前後方向の範囲に対して回転軸線81Aを先端側に寄せて配置することで、その無駄なスペースを低減することができ、先端部7の前後方向(先端部7の長手軸方向)の長さを短くすることができる。
また、本実施の形態では、第1アーム部83(起立レバー82)の回転軸線81A回りの回転範囲を規制する回転規制部として、起立レバー収容室40における先端側端面48A及び49Aと、基端側端面48B及び49Bとが設けられ、それらは、第1アーム部83の回転範囲の中間位置に位置するとき、第2面P2に平行な第1投影面において第1方向は第1面P1に垂直な方向(即ち、上下方向)であるものとしたが、必ずしもこれに限定されない。
また、本実施の形態では、第1アーム部83(起立レバー82)の回転範囲、即ち、回転可能な角度量は、略90度であるものとしたがこれに限らない。
また、本実施の形態の起立レバー82において第1アーム部83は第1方向に沿って設けられ、第2アーム部84は第2方向に沿って設けられるが、第1アーム部83及び第2アーム部84が直線状であることを意味するものではない。第1アーム部83の両端を結ぶ直線が第1方向に沿うものであれば、第1アーム部83は湾曲していてもよいし、複数箇所において屈曲していてもよい。第2アーム部84についても同様である。
1 内視鏡
2 挿入部
3 操作部
4 ユニバーサルコード
5 軟性部
6 湾曲部
7 先端部
12 起立操作レバー
13 処置具導入口
20 平坦面
22 観察窓
24 照明窓
26 キャップ
30 先端部本体
32 基端部
34 側壁部
35 切欠部
36 側壁部
38 起立台収容スリット
38a 処置具導出口
40 起立レバー収容室
43 保護板
44 ワイヤ挿通孔
46 後壁部
48 第1アーム収容部
48A、49A 先端側端面
48B、49A 基端側端面
48C 傾斜面
48D テーパ面
48E、49D、49E 垂直面
49 第2アーム収容部
58 保持孔
60 起立台
80 駆動部材
81 回転軸
81A 回転軸線
82 起立レバー
82A 回転軸接続部
82B ワイヤ接続部
83 第1アーム部
83A 第1軸線
84 第2アーム部
84A 第2軸線
85 アーム接続部
86 操作ワイヤ
88 連結具
90 係合凸部
P1 第1面
P2 第2面
P3 第3面
したがって、そのような無なスペースが低減するように処置具起立機構を構成することができれば、内視鏡の先端部本体の長手軸方向の長さを短くして先端部本体の小型化を図ることが可能となる。
キャップ26は、弾性力のある材質、例えば弾性ゴムにより、先端側が閉塞した円筒形を基調とした形状に形成され、上述の平坦面20と起立台収容スリット38の上面側の開口部38a(処置具導出口38a)の全体及び前面側の開口部38bの上側一部とを開放する開口窓26Aと、起立台収容スリット38の下面側の開口部38cの全体及び前面側の開口38bの下側一部とを閉鎖する隔壁部26Bとを有する。
したがって、起立レバー収容室40をキャップ26の湾曲した内面に沿わせて配置することができ、起立レバー収容室40(保護板43)とキャップ26の内面との間の無なスペースを低減することができる。これにより、キャップ26の内径を小さくすることができ、先端部7の細径化を図ることができる。

Claims (8)

  1. 先端と基端と長手軸とを有する挿入部と、
    前記挿入部の先端側に設けられた先端部本体と、
    前記挿入部の基端側に設けられた操作部と、
    前記先端部本体に設けられ、第1回転軸を有する処置具起立台と、
    前記先端部本体に設けられ、第2回転軸を有し前記処置具起立台を起伏動作させる起立レバーと、
    前記操作部から前記挿入部を経由して前記先端部本体まで設けられ、前記操作部で生じた変位量を前記起立レバーに伝達する伝達部材と、
    を備え、
    前記起立レバーは、
    前記第2回転軸が接続された第2回転軸接続部を有する第1アーム部と、
    前記伝達部材が接続された伝達部材接続部を有する第2アーム部と、
    前記第1アーム部と前記第2アーム部との間に設けられるアーム接続部と、を有し、
    前記第2回転軸の軸線を含みかつ前記長手軸に平行な面を第1面とし、前記第2回転軸の軸線に垂直かつ前記第2回転軸接続部と交差する面を第2面とし、前記第2面と斜めに交差する方向を第1方向とし、前記第2面に平行な方向の成分を有する方向であって、前記第2面に平行な第1投影面に投影した場合に前記第1方向と斜めに交差する方向を第2方向としたとき、
    前記第2アーム部、及び前記アーム接続部は、前記第2面の前記処置具起立台が設けられる側とは反対側に配置され、
    前記第1アーム部は、前記第2回転軸接続部から前記アーム接続部まで前記第1方向に沿って設けられ、
    前記第2アーム部は、前記アーム接続部から前記伝達部材接続部まで前記第2方向に沿って設けられ、
    前記第2方向は、前記第1投影面において前記アーム接続部から前記第2回転軸接続部に向かう方向とは反対側に向かう方向の成分を有する、
    内視鏡。
  2. 前記第2方向は前記第2面に平行な方向である、
    請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記第2方向は前記第2面と斜めに交差する方向であり、
    前記アーム接続部と交差しかつ前記第2面に平行な面を第3面としたとき、前記伝達部材接続部は前記第3面の前記第2回転軸接続部が設けられる側とは反対側に位置し、
    前記長手軸に垂直な第2投影面に投影した場合に前記第2方向と前記第2面との成す角は前記第1方向と前記第2面との成す角よりも小さい、
    請求項1に記載の内視鏡。
  4. 前記第1投影面において前記第1方向が前記第1面に垂直な方向となる状態において、前記第2方向は前記アーム接続部から前記挿入部の前記長手軸の先端側に向かう方向の成分を有する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の内視鏡。
  5. 前記第1投影面において前記第1方向が前記第1面に垂直な方向となる状態において、前記第2方向は前記アーム接続部から前記挿入部の前記長手軸の基端側に向かう方向の成分を有する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の内視鏡。
  6. 前記第1回転軸と前記第2回転軸とが同軸である、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の内視鏡。
  7. 前記先端部本体は、前記第1アーム部の前記第2回転軸の軸線回りの回転範囲を規制する回転規制部を有し、
    前記第1アーム部が前記回転範囲の中間位置に位置するとき、前記第1投影面において前記第1方向は前記第1面に垂直な方向である、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の内視鏡。
  8. 先端と基端と長手軸とを有する挿入部と、前記挿入部の先端側に設けられた先端部本体と、前記挿入部の基端側に設けられた操作部と、前記先端部本体に設けられ、第1回転軸を有する処置具起立台と、を備える内視鏡における処置具起立機構であって、
    前記先端部本体に設けられ、第2回転軸を有し前記処置具起立台を起伏動作させる起立レバーと、
    前記操作部から前記挿入部を経由して前記先端部本体まで設けられ、前記操作部で生じた変位量を前記起立レバーに伝達する伝達部材と、
    を備え、
    前記起立レバーは、
    前記第2回転軸が接続された第2回転軸接続部を有する第1アーム部と、
    前記伝達部材が接続された伝達部材接続部を有する第2アーム部と、
    前記第1アーム部と前記第2アーム部との間に設けられるアーム接続部と、を有し、
    前記第2回転軸の軸線を含みかつ前記長手軸に平行な面を第1面とし、前記第2回転軸の軸線に垂直かつ前記第2回転軸接続部と交差する面を第2面とし、前記第2面と斜めに交差する方向を第1方向とし、前記第2面に平行な方向の成分を有する方向であって、前記第2面に平行な第1投影面に投影した場合に前記第1方向と斜めに交差する方向を第2方向としたとき、
    前記第2アーム部、及び前記アーム接続部は、前記第2面の前記処置具起立台が設けられる側とは反対側に配置され、
    前記第1アーム部は、前記第2回転軸接続部から前記アーム接続部まで前記第1方向に沿って設けられ、
    前記第2アーム部は、前記アーム接続部から前記伝達部材接続部まで前記第2方向に沿って設けられ、
    前記第2方向は、前記第1投影面において前記アーム接続部から前記第2回転軸接続部に向かう方向とは反対側に向かう方向の成分を有する、
    処置具起立機構。
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