JPWO2017033325A1 - 部品実装位置ずれ量測定ユニット及びその自動交換システム並びに部品実装機 - Google Patents

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Abstract

部品実装位置ずれ量測定ユニット(25)は、部品実装機(12)のフィーダセット部(24)にカセット式のフィーダ(14)と交換可能にセットされる。部品実装位置ずれ量測定ユニットは、部品実装機の実装ヘッド(15)に交換可能に保持される測定用ノズル(55a〜55c)を載置する測定用ノズル載置部(56a〜56c)と、測定用部品(57)を載置する測定用部品載置部(58a,58b)と、測定用基準マーク(59)が設けられた測定用実装台(60)とを備え、部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定する際に前記実装ヘッドに前記測定用ノズルを保持させて前記測定用ノズルで前記測定用部品を吸着して前記測定用実装台に実装して前記測定用基準マークに対する前記測定用部品の実装位置のずれ量を前記部品実装機の部品実装位置ずれ量として測定する。

Description

本発明は、部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定するのに使用される部品実装位置ずれ量測定ユニット及びその自動交換システム並びに部品実装機に関する発明である。
特許文献(特開2008−205134号公報)に記載されているように、部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定するために、部品実装機内の空きスペースに部品実装位置ずれ量測定ユニット(精度検査用ユニット)を設置し、この部品実装位置ずれ量測定ユニットを使用して部品実装位置ずれ量を測定するようにしたものがある。この特許文献1の部品実装位置ずれ量測定ユニットは、測定用部品(検査用チップ)を載置した測定用部品載置部と、測定用基準マーク(検査用基準マーク)が設けられた測定用実装台(検査台)とを備え、部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定する際に、実装ヘッドの吸着ノズルで測定用部品載置部上の測定用部品を吸着して測定用実装台に実装して、部品実装機のカメラの視野内に前記測定用部品と前記測定用基準マークを収めて撮像し、その撮像画像を処理して前記測定用基準マークに対する前記測定用部品の実装位置のずれ量を部品実装機の部品実装位置ずれ量として測定するようにしている。
特開2008−205134号公報
上記特許文献1では、部品実装ラインを構成する複数の部品実装機の各々に部品実装位置ずれ量測定ユニットを設置した構成となっているため、各部品実装機の製造コストを上昇させる原因になると共に、部品実装位置ずれ量測定ユニットを設置する各部品実装機内の空きスペースが狭いため、各部品実装機内に設置可能な部品実装位置ずれ量測定ユニットのサイズが制限されてしまい、新たな機能を付加することが困難である。また、部品実装位置ずれ量の測定精度を向上させるためには、各部品実装機の実装ヘッドの吸着ノズルを測定用ノズル(治具ノズル)と交換することが望ましいが、作業者が部品実装機毎にノズルステーション(ノズルチェンジャ)に測定用ノズルをセットする作業を行わなければならず、面倒であった。
上記課題を解決するために、本発明の部品実装位置ずれ量測定ユニットは、部品実装機の実装ヘッドに交換可能に保持される測定用ノズルを載置した測定用ノズル載置部と、測定用部品を載置した測定用部品載置部と、測定用基準マークが設けられた測定用実装台とを備え、前記部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定する際に前記実装ヘッドに前記測定用ノズルを保持させて前記測定用ノズルで前記測定用部品を吸着して前記測定用実装台に実装して前記測定用基準マークに対する前記測定用部品の実装位置のずれ量を前記部品実装機の部品実装位置ずれ量として測定するのに使用される部品実装位置ずれ量測定ユニットであって、前記部品実装位置ずれ量測定ユニットは、前記部品実装機のフィーダセット部にフィーダと交換可能にセットできるように構成されていることを特徴とするものである。
本発明の部品実装位置ずれ量測定ユニットは、部品実装機のフィーダセット部にフィーダと交換可能にセットするようになっているため、複数の部品実装機に対して1台の部品実装位置ずれ量測定ユニットを使い回すことが可能となり、部品実装機毎に部品実装位置ずれ量測定ユニットを設ける必要がなく、部品実装機の製造コストを削減できる。しかも、本発明の部品実装位置ずれ量測定ユニットは、部品実装機のフィーダセット部にセット可能な大きさであれば良いため、従来よりも大きくすることが可能であり、測定用ノズルを載置する測定用ノズル載置部等の新たな機能を付加することも容易である。更に、本発明の部品実装位置ずれ量測定ユニットは、測定用ノズル載置部を備えているため、作業者が部品実装機毎にノズルステーションに測定用ノズルをセットする作業を行う必要がなくなり、作業性も向上できる。
この場合、前記フィーダセット部への部品実装位置ずれ量測定ユニットの取付構造を、フィーダの取付構造と共通化するようにすると良い。このようにすれば、部品実装位置ずれ量測定ユニットの着脱をフィーダの着脱と同様の手順で行うことができ、部品実装位置ずれ量測定ユニットの着脱が容易である。
部品実装機の実装ヘッドは、吸着ノズルを1本のみ保持する実装ヘッドもあるが、複数本の吸着ノズルを保持する実装ヘッドもある。後者の場合、実装ヘッドに保持した複数本の吸着ノズルを全て測定用ノズルに交換して、ノズル毎に部品実装位置ずれ量を測定する必要がある。
この点を考慮して、本発明の部品実装位置ずれ量測定ユニットは、測定用ノズル載置部を、少なくとも実装ヘッドに保持可能な本数の測定用ノズルを載置できるように構成し、測定用部品載置部を、少なくとも実装ヘッドに保持可能な測定用ノズルの本数と同数の測定用部品を載置できるように構成し、測定用実装台を、少なくとも実装ヘッドに保持可能な測定用ノズルの本数と同数の測定用部品を実装できるように構成すると良い。このようにすれば、実装ヘッドに複数本の吸着ノズルを保持した場合でも、測定用ノズルのノズル交換動作、測定用部品の吸着・実装動作及び撮像動作を実装ヘッドに保持可能なノズル本数分ずつまとめて行うことができ、ノズル本数分の部品実装位置ずれ量の測定を能率良く行うことができる。尚、測定用ノズルの本数が実装ヘッドに保持可能なノズル本数よりも少ない場合は、測定用ノズルの本数分の部品実装位置ずれ量の測定を行った後、測定用ノズルの位置を付け替えて、残りの部品実装位置ずれ量の測定を行うようにすれば良い。
また、実装ヘッドに複数種類の吸着ノズルを交換可能に保持する部品実装機に対応するために、本発明の部品実装位置ずれ量測定ユニットは、測定用ノズル載置部を、複数種類の測定用ノズルを載置できるように構成し、測定用部品載置部を、前記複数種類の測定用ノズルで吸着可能な複数種類の測定用部品を載置できるように構成しても良い。このようにすれば、実装ヘッドに複数種類の吸着ノズルを交換可能に保持する部品実装機についても、ノズル種毎に部品実装位置ずれ量測定ユニットを取り替えることなく、複数のノズル種の部品実装位置ずれ量をノズル種毎に測定することができる。
ところで、測定用部品の実装時に測定用実装台上に測定用部品を載置しただけでは測定用実装台上で測定用部品がずれ動いてしまう可能性がある。
この対策として、測定用実装台に実装(載置)した測定用部品を保持する保持装置を設けるようにすると良い。このようにすれば、測定用実装台上で測定用部品がずれ動くことを保持装置により防止できる。ここで、保持装置としては、静電チャック、真空チャック等を使用すれば良い。
更に、部品実装位置ずれ量測定ユニットの着脱時や移送時等に測定用ノズル載置部上の測定用ノズル及び測定用部品載置部上の測定用部品の脱落を防止するシャッタ機構を設けるようにすると良い。このようにすれば、部品実装位置ずれ量測定ユニットの着脱時や移送時等に測定用ノズルや測定用部品が脱落することをシャッタ機構により確実に防止できる。
この場合、部品実装機側から前記シャッタ機構の駆動源に動作電源を供給し且つ該シャッタ機構の開閉動作を制御する信号を受信するためのコネクタを部品実装位置ずれ量測定ユニットに設け、この部品実装位置ずれ量測定ユニットを部品実装機のフィーダセット部にセットすることで前記コネクタが部品実装機側のコネクタに接続されるように構成すると良い。このようにすれば、部品実装位置ずれ量測定ユニットを部品実装機のフィーダセット部にセットすることで、同時に部品実装位置ずれ量測定ユニット側のコネクタを部品実装機側のコネクタに接続することができ、部品実装位置ずれ量測定ユニットのセット後にコネクタの接続作業を行う必要がない。
本発明の部品実装位置ずれ量測定ユニットの交換作業は、作業者が手作業で行うようにしても良いし、自動化しても良い。
この交換作業を自動化する自動交換システムは、フィーダセット部にセットする複数のフィーダと部品実装位置ずれ量測定ユニットを収納するストック部と、前記フィーダセット部から交換対象のフィーダを取り出して前記ストック部に回収すると共に前記ストック部から生産ジョブで指定されたフィーダを取り出して前記フィーダセット部にセットする交換ロボットとを備え、前記交換ロボットは、部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定する場合に前記ストック部から前記部品実装位置ずれ量測定ユニットを取り出して前記フィーダセット部の空きスロットにセットするようにすると良い。このようにすれば、部品実装機の稼働中にフィーダセット部とストック部との間で部品実装位置ずれ量測定ユニットやフィーダを自動的に交換することができ、作業者が部品実装位置ずれ量測定ユニットやフィーダの交換作業を行う必要がなく、省力化できる。
更に、交換ロボットは、部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定した後にフィーダセット部から部品実装位置ずれ量測定ユニットを取り出してストック部に回収するようにしても良い。このようにすれば、部品実装位置ずれ量測定ユニットをストック部に回収する作業も自動化することができる。
この場合、交換ロボットとストック部は、部品実装ラインを構成する複数の部品実装機の各々に設けた構成としても良いが、複数の部品実装機に共通して使用する交換ロボットとストック部を設けた構成としても良い。具体的には、ストック部は、複数の部品実装機のフィーダセット部にセットする複数のフィーダと部品実装位置ずれ量測定ユニットを収納し、交換ロボットは、前記複数の部品実装機のフィーダセット部から交換対象のフィーダを取り出して前記ストック部に回収すると共に前記ストック部から生産ジョブで指定されたフィーダを取り出して前記複数の部品実装機のフィーダセット部にセットし、更に、前記複数の部品実装機のうちのいずれかの部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定する場合に、前記ストック部から前記部品実装位置ずれ量測定ユニットを取り出して当該部品実装機のフィーダセット部の空きスロットにセットするようにしても良い。このようにすれば、部品実装ラインを構成する複数の部品実装機に対する部品実装位置ずれ量測定ユニットやフィーダの交換作業を1台の交換ロボットで対応することができ、部品実装ラインの構成を簡単化して設備コストを低減できる。
この場合も、交換ロボットは、いずれかの部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定した後に当該部品実装機のフィーダセット部から部品実装位置ずれ量測定ユニットを取り出してストック部に回収するようにしても良い。
或は、交換ロボットは、複数の部品実装機の部品実装位置ずれ量を順番に測定する場合に、先に部品実装位置ずれ量の測定を終了した部品実装機のフィーダセット部から前記部品実装位置ずれ量測定ユニットを取り出して次の測定順序の部品実装機のフィーダセット部にセットして当該次の測定順序の部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定するという動作を繰り返して前記複数の部品実装機の部品実装位置ずれ量を順番に測定するようにしても良い。このようにすれば、複数の部品実装機の部品実装位置ずれ量を順番に能率良く測定することができる。
部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定する場合は、部品実装機に装備されている部品撮像用カメラとマーク撮像用カメラを使用し、実装ヘッドに測定用ノズルを保持させて前記測定用ノズルに測定用部品を吸着して、前記測定用部品をその下面側から前記部品撮像用カメラで撮像して、その撮像画像を処理して前記測定用ノズルに対する前記測定用部品の吸着位置のずれ量を測定した後、前記吸着位置のずれ量を補正して前記測定用部品を前記測定用実装台に実装して、前記マーク撮像用カメラの視野内に前記測定用部品と前記測定用基準マークを収めて撮像し、その撮像画像を処理して前記測定用基準マークに対する前記測定用部品の実装位置のずれ量を測定するようにすれば良い。このようにすれば、部品実装機に装備されている部品撮像用カメラとマーク撮像用カメラを使用して、部品実装位置ずれ量を精度良く測定することができる。
この場合、測定用基準マークに対する測定用部品の実装位置のずれ量を測定する動作を所定回数繰り返して、前記測定用部品の実装位置のずれ量の平均値を算出し、その平均値を部品実装動作の実装位置ずれ補正量として設定するようにすると良い。このようにすれば、実装位置ずれ補正量を精度良く設定することができ、部品実装精度を向上できる。
図1は本発明の一実施例の部品実装ライン全体の構成を示す斜視図である。 図2は交換ロボット付きの部品実装機の構成を概略的に示す斜視図である。 図3は自動交換システム付きの部品実装ラインの制御系の構成を概略的に示すブロック図である。 図4はカセット式のフィーダを示す斜視図である。 図5はシャッタ開放時の部品実装位置ずれ量測定ユニットの上部全体の斜視図である。 図6はシャッタ開放時の部品実装位置ずれ量測定ユニットの上部の部分拡大斜視図である。 図7はシャッタ閉鎖時の部品実装位置ずれ量測定ユニットの上部全体の斜視図である。 図8はシャッタ閉鎖時の部品実装位置ずれ量測定ユニットの上部の部分拡大斜視図である。 図9はガラス製の測定用部品の上面図である。 図10はガラス製の測定用部品を測定用実装台上に実装したときの状態を示す斜視図である。 図11は部品実装位置ずれ量測定プログラムの処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 図12は部品実装位置ずれ量測定プログラムの処理の流れを示すフローチャート(その2)である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1乃至図3に基づいて部品実装ライン10の構成を説明する。
部品実装ライン10は、回路基板11の搬送方向(X方向)に沿って複数の部品実装機12を配列して構成されている。図2に示すように、各部品実装機12には、回路基板11を搬送する2本のコンベア13と、カセット式のフィーダ14から供給される部品を吸着して回路基板11に実装する吸着ノズル(図示せず)を保持する実装ヘッド15と、この実装ヘッド15をXY方向(左右前後方向)に移動させるヘッド移動装置16と、吸着ノズルに吸着した部品をその下面側から撮像する部品撮像用カメラ17(図3参照)等が設けられている。ヘッド移動装置16には、回路基板11の基準マーク(図示せず)を撮像するマーク撮像用カメラ18(図3参照)が実装ヘッド15と一体的にXY方向に移動するように取り付けられている。その他、図3に示すように、部品実装機12の制御装置20には、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置21と、制御用の各種プログラムや各種データ等を記憶するハードディスク、RAM、ROM等の記憶装置22(記憶手段)と、液晶ディスプレイ、CRT等の表示装置23等が接続されている。各部品実装機12の制御装置20は、部品実装ライン10全体の生産を管理する生産管理コンピュータ70とネットワークで接続され、該生産管理コンピュータ70によって各部品実装機12の生産が管理される。
部品実装ライン10の各部品実装機12は、上流側の部品実装機12から搬送されてくる回路基板11をコンベア13によって所定位置まで搬送してクランプ機構(図示せず)で該回路基板11をクランプして位置決めして、該回路基板11の基準マークをマーク撮像用カメラ18で撮像して該基準マークの位置(該回路基板11の基準位置)を認識すると共に、カセット式のフィーダ14から供給される部品を、実装ヘッド15の吸着ノズルに吸着して、その吸着位置から撮像位置へ移動させて、該部品をその下面側から部品撮像用カメラ17で撮像して該部品の吸着位置ずれ量等を判定した後、その吸着位置ずれ量を補正して該部品をコンベア13上の回路基板11に実装して部品実装基板を生産する。
部品実装ライン10の前面側には、各部品実装機12のフィーダセット部24にセットされているカセット式のフィーダ14や部品実装位置ずれ量測定ユニット25を自動交換する自動交換システム26が設置されている。
ここで、図4を用いてカセット式のフィーダ14の構成を説明する。
カセット式のフィーダ14のカセットケース32は、透明又は不透明のプラスチック板又は金属板等により形成され、その側面部(カバー)が開閉可能となっている。カセットケース32内には、部品供給テープ33が巻回されたテープリール34を着脱可能(交換可能)に装填するテープ装填部35が設けられている。テープ装填部35の中心には、テープリール34を回転可能に保持するリール保持軸36が設けられている。
カセットケース32内には、テープリール34から引き出した部品供給テープ33を部品吸着位置へ送るテープ送り機構38と、部品吸着位置の手前で部品供給テープ33からトップフィルム40(カバーテープとも呼ばれる)を剥離して該部品供給テープ33内の部品を露出させるトップフィルム剥離機構39とが設けられている。
テープ送り機構38は、部品吸着位置の下方付近に設けられたスプロケット42と、このスプロケット42を回転駆動するモータ43等から構成され、部品供給テープ33の片方の側縁に所定ピッチで形成されたテープ送り穴にスプロケット42の歯を噛み合わせて該スプロケット42を回転させることで、部品供給テープ33を部品吸着位置へピッチ送りするようになっている。
トップフィルム剥離機構39は、部品吸着位置の手前で部品供給テープ33を押さえて該部品供給テープ33の上面からトップフィルム40を剥離するためのテープ押え45と、該テープ押え45で剥離したトップフィルム40をテープ送り方向とは逆方向に引っ張ってカセットケース32の上部に設けられたトップフィルム回収部46内へ送り込むトップフィルム送りギア機構47と、該トップフィルム送りギア機構47を駆動するモータ48等から構成されている。
カセットケース32のうちのテープ送り方向側の端縁部には、部品吸着位置を通過して部品が取り出された廃棄テープ33a(本実施例ではトップフィルム40が剥離されたキャリアテープのみ)を下方に案内して排出する廃棄テープ排出通路50が下方に延びるように設けられ、該廃棄テープ排出通路50の出口50aがカセットケース32のテープ送り方向側の端面の中央より下側の位置に設けられている。
カセットケース32内には、テープ送り機構38のモータ43やトップフィルム剥離機構39のモータ48を制御する制御装置52が設けられている。その他、図示はしないが、カセットケース32には、部品実装機12側の通信・電源用のコネクタと接続される通信・電源用のコネクタが設けられている。
また、カセットケース32の所定位置には、フィーダID(フィーダ14の識別情報)を記録又は記憶したフィーダ識別情報記録部(図示せず)が設けられている。このフィーダ識別情報記録部としては、例えばフィーダIDをバーコード、二次元コード等で記録したコードラベルを用いても良いし、フィーダIDのデータを記憶した電子タグ(RFタグ、ICタグ、電波タグ、無線タグとも呼ばれる)を用いても良い。
次に、図5乃至図10を用いて部品実装位置ずれ量測定ユニット25の構成を説明する。
部品実装位置ずれ量測定ユニット25は、部品実装機12のフィーダセット部24にカセット式のフィーダ14と交換可能にセットできるように構成されている。部品実装位置ずれ量測定ユニット25の高さ寸法と奥行き寸法(Y方向寸法)は、カセット式のフィーダ14の高さ寸法と奥行き寸法とほぼ同じ寸法となっており、部品実装機12のフィーダセット部24への部品実装位置ずれ量測定ユニット25の取付構造がカセット式のフィーダ14の取付構造と共通化されている。部品実装位置ずれ量測定ユニット25の幅寸法(X方向寸法)は、必ずしもカセット式のフィーダ14の幅寸法と同一である必要はなく、フィーダセット部24の複数のスロットに跨がる幅寸法であっても良く、要は、フィーダセット部24にセット可能な幅寸法であれば良い。
部品実装位置ずれ量測定ユニット25は、部品実装機12の実装ヘッド15に交換可能に保持される測定用ノズル55a〜55cを載置する測定用ノズル載置部56a〜56cと、測定用部品(図9、図10にガラス製の測定用部品57を示す)を載置する測定用部品載置部58a,58bと、測定用基準マーク59が設けられた測定用実装台60とを、ユニットケース61の上面部に設けた構成となっている。
本実施例の部品実装機12は、実装ヘッド15に複数種類(例えば3種類)の吸着ノズルを交換可能に保持する構成となっている。これに対応して、部品実装位置ずれ量測定ユニット25には、複数種類(例えば3種類)の測定用ノズル載置部56a〜56cが設けられ、複数種類(例えば大型・中型・小型の3種類)の測定用ノズル55a〜55cを載置するようになっている。また、複数種類の測定用ノズル55a〜55cに対応して、複数種類(例えば2種類)の測定用部品載置部58a,58bが設けられ、複数種類の測定用ノズル55a〜55cで吸着可能な複数種類(例えば2種類)の測定用部品を載置するようになっている。例えば、一方の測定用部品載置部58aには、大型・中型の測定用ノズル55a,55bで吸着するガラス製の測定用部品57(図9、図10参照)を載置し、他方の測定用部品載置部58bには、小型の測定用ノズル55cで吸着する小型の測定用部品(角チップ)を載置するようになっている。
ところで、部品実装機12の実装ヘッド15は、吸着ノズルを1本のみ保持する実装ヘッドもあるが、複数本の吸着ノズルを保持する実装ヘッドもある。後者の場合、実装ヘッド15に保持した複数本の吸着ノズルを全て測定用ノズル55a〜55cのいずれかに交換して、ノズル毎に部品実装位置ずれ量を測定する必要がある。
この点を考慮して、本実施例の部品実装位置ずれ量測定ユニット25は、各測定用ノズル載置部56a〜56cを、少なくとも実装ヘッド15に保持可能な本数の測定用ノズル55a〜55cを載置できるように構成し、各測定用部品載置部58a,58bを、少なくとも実装ヘッド15に保持可能な測定用ノズル55a〜55cの本数と同数の測定用部品57等を載置できるように構成し、測定用実装台60を、少なくとも実装ヘッド15に保持可能なノズル本数(各測定用ノズル55a〜55cの本数のうちの最も多い本数)と同数の測定用部品57等を実装できるように構成している。
本実施例では、大型の測定用ノズル55aを載置する測定用ノズル載置部56aは、2本の大型の測定用ノズル55aを載置できるように形成され、中型の測定用ノズル55bを載置する測定用ノズル載置部56bは、8本の中型の測定用ノズル55bを載置できるように形成され、小型の測定用ノズル55cを載置する測定用ノズル載置部56cは、20本の小型の測定用ノズル55cを載置できるように形成されている。
大型・中型の測定用ノズル55a,55bは、図9、図10に示すガラス製の測定用部品57を吸着するようになっている。このガラス製の測定用部品57を載置する測定用部品載置部58aは、大型・中型の測定用ノズル55a,55bの本数のうちの多い方の本数と同じ8個のガラス製の測定用部品57を載置するように形成され、小型の測定用部品(角チップ)を載置する測定用部品載置部58bは、小型の測定用ノズル55cの本数と同じ20個の小型の測定用部品(角チップ)を載置するように形成されている。
また、測定用実装台60は、実装ヘッド15に保持可能なノズル本数(各測定用ノズル55a〜55cの本数のうちの最も多い本数)と同じ20個の小型の測定用部品(角チップ)を実装できるように形成されている。この測定用実装台60の各部品実装エリアには、それぞれ所定数(例えば4個)の測定用基準マーク59が一定の位置関係で形成されている。
図9、図10に示すように、ガラス製の測定用部品57の下面には、リード付きICチップの外形を模した不透明の図形パターン62が形成され、この図形パターン62のうちの測定用実装台60の測定用基準マーク59に対応する位置に、該測定用基準マーク59よりも少し大きい透明な窓部63が形成され、ガラス製の測定用部品57を測定用実装台60の部品実装エリアに実装したときに、該測定用部品57の図形パターン62の窓部63が測定用基準マーク59と重なった状態となり、これを上方からマーク撮像用カメラ18で撮像して、その画像を処理することで、測定用基準マーク59に対する測定用部品57の実装位置のずれ量(測定用基準マーク59に対する測定用部品57の図形パターン62の位置ずれ量)を部品実装機12の部品実装位置ずれ量として測定するようになっている。尚、測定用部品57の図形パターン62には、該測定用部品57の方向を示す矢印マーク64が形成されている。
ところで、ガラス製の測定用部品57や小型の測定用部品(角チップ)を測定用実装台60上に実装(載置)しただけでは、測定用実装台60上で測定用部品57等がずれ動いてしまう可能性がある。
この対策として、本実施例では、測定用実装台60上に実装(載置)した測定用部品57等を保持する保持装置(図示せず)が設けられている。ここで、保持装置しては、静電チャック、真空チャック等を使用すれば良い。
また、部品実装位置ずれ量測定ユニット25の着脱時や移送時に測定用ノズル載置部56a〜56c上の測定用ノズル55a〜55c及び測定用部品載置部58a,58b上の測定用部品57等の脱落を防止するために、部品実装位置ずれ量測定ユニット25の上面には、シャッタ板65が開閉スライド可能に設けられ、部品実装位置ずれ量測定ユニット25の内部には、シャッタ板65を開閉駆動する駆動源(図示せず)としてモータが設けられている。なお、駆動源はシリンダやソレノイド等を用いても良い。部品実装位置ずれ量の測定時には、シャッタ機構の駆動源に通電されて、その駆動源の駆動力によりシャッタ板65が図5及び図6に示す開放位置にスライドされた状態に保持され、部品実装位置ずれ量の測定終了後に、シャッタ機構の駆動源への通電がオフされて、該シャッタ機構の戻しスプリング(図示せず)等によりシャッタ板65が自動的に図7及び図8に示す閉鎖位置にスライドされた状態に保持され、測定用ノズル55a〜55cや測定用部品57等の飛び出しが防止されるようになっている。
更に、部品実装位置ずれ量測定ユニット25には、部品実装機12側からシャッタ機構の駆動源に動作電源を供給し且つ該シャッタ機構の開閉動作を制御する信号を受信するためのコネクタ(図示せず)が設けられている。この部品実装位置ずれ量測定ユニット25を部品実装機12のフィーダセット部24にセットすることで、部品実装位置ずれ量測定ユニット25側のコネクタが部品実装機12側のコネクタに接続されるようになっている。このようにすれば、部品実装位置ずれ量測定ユニット25を部品実装機12のフィーダセット部24にセットすることで、同時に部品実装位置ずれ量測定ユニット25側のコネクタを部品実装機12側のコネクタに接続することができ、部品実装位置ずれ量測定ユニット25のセット後にコネクタの接続作業を行う必要がない。
また、部品実装位置ずれ量測定ユニット25の所定位置には、ユニットID(部品実装位置ずれ量測定ユニット25の識別情報)を記録又は記憶したユニット識別情報記録部(図示せず)が設けられ、このユニットIDによって、部品実装位置ずれ量測定ユニット25の種別や、載置した測定用ノズル55a〜55cの種類や本数、載置した測定用部品57等の種類や個数、測定用実装台60に実装可能な部品数等を識別できるようになっている。このユニット識別情報記録部としては、例えばフィーダIDをバーコード、二次元コード等で記録したコードラベルを用いても良いし、フィーダIDのデータを記憶した電子タグ(RFタグ、ICタグ、電波タグ、無線タグとも呼ばれる)を用いても良い。
次に、各部品実装機12のフィーダセット部24にセットされているカセット式のフィーダ14や部品実装位置ずれ量測定ユニット25を自動交換する自動交換システム26の構成を説明する。
自動交換システム26は、各部品実装機12のフィーダセット部24にセットする複数のカセット式のフィーダ14と少なくとも1台の部品実装位置ずれ量測定ユニット25を収納するストック部71と、フィーダセット部24とストック部71との間でカセット式のフィーダ14や部品実装位置ずれ量測定ユニット25を入れ替える交換ロボット72と、カセット式のフィーダ14のフィーダ識別情報記録部や部品実装位置ずれ量測定ユニット25のユニット識別情報記録部からフィーダIDやユニットIDを読み取る識別情報読取部73(図3参照)とを備えた構成となっている。
本実施例では、ストック部71は、複数の部品実装機12のフィーダセット部24の下方に配置され、複数の部品実装機12のフィーダセット部24にセットする複数のカセット式のフィーダ14と少なくとも1台の部品実装位置ずれ量測定ユニット25を収納するように構成されている。交換ロボット72は、複数の部品実装機12のフィーダセット部24から交換対象のカセット式のフィーダ14を取り出してストック部71に回収すると共に、ストック部71から生産ジョブで指定されたカセット式のフィーダ14を取り出して前記複数の部品実装機12のフィーダセット部24にセットし、更に、前記複数の部品実装機12のうちのいずれかの部品実装機12の部品実装位置ずれ量を測定する場合に、ストック部71から部品実装位置ずれ量測定ユニット24を取り出して当該部品実装機12のフィーダセット部24の空きスロットにセットし、当該部品実装機12の部品実装位置ずれ量を測定した後に当該部品実装機12のフィーダセット部24から部品実装位置ずれ量測定ユニット25を取り出してストック部71に回収する。
また、交換ロボット72は、複数の部品実装機12の部品実装位置ずれ量を順番に測定する場合には、先に部品実装位置ずれ量の測定を終了した部品実装機12のフィーダセット部24から部品実装位置ずれ量測定ユニット25を取り出して次の測定順序の部品実装機12のフィーダセット部24にセットして当該次の測定順序の部品実装機12の部品実装位置ずれ量を測定するという動作を繰り返して前記複数の部品実装機12の部品実装位置ずれ量を順番に測定する。
複数の部品実装機12のフィーダセット部24とストック部71の前方のエリアは、フィーダセット部24とストック部71との間でカセット式のフィーダ14や部品実装位置ずれ量測定ユニット25を入れ替えるための入替エリアとして使用され、この入替エリアに交換ロボット72が配置されている。図1に示すように、部品実装ライン10の前面には、部品実装機12の配列に沿って交換ロボット72を左右方向(X方向)に移動させるX軸レール74がX方向に延びるように設けられている。
図3に示すように、自動交換システム26の制御装置75は、部品実装ライン10の生産管理コンピュータ70とネットワークで接続され、部品実装ライン10の生産管理コンピュータ70から送信されてくる基板種切り替え情報や部品切れ情報等の生産管理情報や部品実装位置ずれ量測定指示に従って交換ロボット72の動作を制御して、各部品実装機12のフィーダセット部24とストック部71との間でカセット式のフィーダ14や部品実装位置ずれ量測定ユニット25を入れ替える。
部品実装ライン10の複数の部品実装機12のうちのいずれかの部品実装機12の部品実装位置ずれ量を測定する場合には、交換ロボット72がストック部71から部品実装位置ずれ量測定ユニット24を取り出して当該部品実装機12のフィーダセット部24の空きスロットにセットし、当該部品実装機12の実装ヘッド15の全てのノズルホルダに測定用ノズル55a〜55cのいずれかを保持させて各測定用ノズルに測定用部品57又は小型の測定用部品(角チップ)を吸着して、各測定用部品をその下面側から当該部品実装機12の部品撮像用カメラ17で撮像して、その撮像画像を処理して各測定用ノズルに対する測定用部品のXY方向及びθ方向(回転方向)の吸着位置のずれ量を測定した後、前記XY方向及びθ方向の吸着位置のずれ量を補正して、全ての測定用部品を測定用実装台60に実装して、マーク撮像用カメラ18の視野内に測定用部品と測定用基準マーク59を収めて撮像し、その撮像画像を処理して測定用基準マーク59に対する測定用部品のXY方向及びθ方向の実装位置のずれ量を測定する。
以上説明した本実施例の各部品実装機12の部品実装位置ずれ量の測定は、図11及び図12の部品実装位置ずれ量測定プログラムに従って実行される。本プログラムの各ステップ101〜117の処理は、各部品実装機12の制御装置20、自動交換システム26の制御装置75、生産管理コンピュータ70のいずれかによって実行される。
本プログラムが起動されると、まず、ステップ101で、部品実装位置ずれ量測定実行条件が成立しているか否かを判定する。ここで、部品実装位置ずれ量測定実行条件としては、例えば、(1) 部品実装位置ずれ量測定の指示が出されていること、(2) 交換ロボット72がストック部71から部品実装位置ずれ量測定ユニット24を取り出して部品実装機12のフィーダセット部24にセットする動作が完了していること、(3) 生産中でないこと(例えば、生産開始前であること)等である。これらの条件(1) 〜(3) 等のうちのいずれか1つでも満たさない条件があれば、部品実装位置ずれ量測定実行条件が不成立となり、ステップ101で待機する。
一方、上述した条件(1) 〜(3) を全て満たせば、部品実装位置ずれ量測定実行条件が成立して、ステップ102に進み、部品実装位置ずれ量測定ユニット25のシャッタ機構の駆動源に通電して、その駆動源の駆動力によりシャッタ板65を開放して測定用ノズル載置部56a〜56c上の測定用ノズル55a〜55cや、測定用部品載置部58a,58b上の測定用部品57等を取り出し可能な状態にする。
この後、ステップ103に進み、測定用ノズル載置部56a〜56c上の測定用ノズル55a〜55cの中から部品実装機12の実装ヘッド15の全てのノズルホルダに保持させる測定用ノズルを選択して、当該測定用ノズルを実装ヘッド15の全てのノズルホルダに保持させる。この後、ステップ104に進み、実装ヘッド15に保持した全ての測定用ノズルに、ガラス製の測定用部品57又は小型の測定用部品(角チップ)を吸着する。また、部品実装位置ずれ量の測定回数をカウントする測定回数カウンタのカウント値nをリセットする(n=0)。
そして、次のステップ105で、部品実装位置ずれ量測定ユニット25のシャッタ機構の駆動源への通電をオフしてシャッタ板65を閉鎖した後、ステップ106に進み、測定回数カウンタのカウント値nをインクリメントする(n=n+1)。
この後、ステップ107に進み、各測定用ノズルに吸着した測定用部品をその下面側から当該部品実装機12の部品撮像用カメラ17で撮像して、その撮像画像を処理して各測定用ノズルに対する測定用部品のXY方向及びθ方向の吸着位置のずれ量を測定する。この後、ステップ108に進み、測定したXY方向及びθ方向の吸着位置のずれ量を補正して、全ての測定用ノズルに吸着されている測定用部品を測定用実装台60に順番に実装する。
この後、ステップ109に進み、マーク撮像用カメラ18の視野内に測定用部品と測定用基準マーク59を収めて撮像し、その撮像画像を処理して測定用基準マーク59に対する測定用部品のXY方向及びθ方向の実装位置のずれ量(部品実装位置ずれ量)を測定する。この測定を、測定用実装台60に実装した全ての測定用部品について順番に行う。この後、ステップ110に進み、測定用実装台60に実装した全ての測定用部品を各測定用ノズルに吸着する。
そして、次のステップ111で、測定回数カウンタでカウントした測定回数nが所定回数に達したか否かを判定し、所定回数に達していなければ、上述したステップ106〜111の処理を繰り返して、測定用部品の実装位置のずれ量を測定する動作を繰り返す。
これにより、測定用部品の実装位置のずれ量の測定回数nが所定回数に達した時点で、測定用部品の実装位置のずれ量の測定が完了して、図12のステップ112に進み、部品実装位置ずれ量測定ユニット25のシャッタ機構の駆動源に通電して、その駆動源の駆動力によりシャッタ板65を開放する。この後、ステップ113に進み、測定用ノズルに吸着した測定用部品を測定用部品載置部58a,58bに返却した後、実装ヘッド15に保持した測定用ノズルを測定用ノズル載置部56a〜56cに返却する。
この後、ステップ114に進み、部品実装位置ずれ量測定ユニット25のシャッタ機構の駆動源への通電をオフしてシャッタ板65を閉鎖する。この後、ステップ115に進み、ノズル毎に、所定回数測定した測定用部品の実装位置のずれ量の平均値を算出し、その平均値を部品実装動作の実装位置ずれ補正量として設定する。これにより、実装位置ずれ補正量を精度良く設定することができ、部品実装精度を向上できる。
この後、ステップ116に進み、次に部品実装位置ずれ量を測定する部品実装機12(以下「次の部品実装機12」という)が存在するか否かを判定し、次の部品実装機12が存在すれば、ステップ117に進み、交換ロボット72により測定済みの部品実装機12のフィーダセット部24から部品実装位置ずれ量測定ユニット25を取り出して、次の部品実装機12のフィーダセット部24にセットして、前述したステップ101〜115の処理を実行して、次の部品実装機12の部品実装位置ずれ量を測定する。その後、ステップ116で、次の部品実装機12が無いと判定した時点で、本プログラムを終了する。
以上説明した本実施例では、部品実装位置ずれ量測定ユニット25を部品実装機12のフィーダセット部24にカセット式のフィーダ14と交換可能にセットするようにしているため、複数の部品実装機12に対して1台の部品実装位置ずれ量測定ユニット25を使い回すことが可能となり、部品実装機12毎に部品実装位置ずれ量測定ユニット25を設ける必要がなく、部品実装機12の製造コストを削減できる。しかも、本実施例の部品実装位置ずれ量測定ユニット25は、部品実装機12のフィーダセット部24にセット可能な大きさであれば良いため、従来(特許文献1)よりも大きくすることが可能であり、測定用ノズル55a〜55cを載置する測定用ノズル載置部56a〜56c等の新たな機能を付加することも容易である。更に、本実施例の部品実装位置ずれ量測定ユニット25は、測定用ノズル載置部56a〜56cを備えているため、作業者が部品実装機12毎にノズルステーションに測定用ノズル55a〜55cをセットする作業を行う必要がなくなり、作業性も向上できる。
しかも、フィーダセット部24への部品実装位置ずれ量測定ユニット25の取付構造を、カセット式のフィーダ14の取付構造と共通化しているため、部品実装位置ずれ量測定ユニット25の着脱をカセット式のフィーダ14の着脱と同様の手順で行うことができ、部品実装位置ずれ量測定ユニット25の着脱が容易である。
更に、本実施例の部品実装位置ずれ量測定ユニット25は、測定用ノズル載置部56a〜56cを、少なくとも実装ヘッド15に保持可能な本数の測定用ノズル55a〜55cを載置できるように構成し、測定用部品載置部58a,58bを、少なくとも実装ヘッド15に保持可能な測定用ノズル55a〜55cの本数と同数の測定用部品57等を載置できるように構成し、測定用実装台60を、少なくとも実装ヘッド15に保持可能な測定用ノズル55a〜55cの本数と同数の測定用部品57等を実装できるように構成しているため、実装ヘッド15に複数本の吸着ノズルを保持した場合でも、測定用ノズル55a〜55cのノズル交換動作、測定用部品57の吸着・実装動作及び撮像動作を実装ヘッド15に保持可能なノズル本数分ずつまとめて行うことができ、ノズル本数分の部品実装位置ずれ量の測定を能率良く行うことができる。
尚、測定用ノズル55a〜55cの本数が実装ヘッド15に保持可能なノズル本数よりも少ない場合は、測定用ノズル55a〜55cの本数分の部品実装位置ずれ量の測定を行った後、測定用ノズル55a〜55cの位置を付け替えて、残りの部品実装位置ずれ量の測定を行うようにすれば良い。
また、本実施例の部品実装位置ずれ量測定ユニット25は、測定用ノズル載置部56a〜56cを、複数種類の測定用ノズル55a〜55cを載置できるように構成し、測定用部品載置部58a,58bを、前記複数種類の測定用ノズル55a〜55cで吸着可能な複数種類の測定用部品57等を載置できるように構成しているため、実装ヘッド15に複数種類の吸着ノズルを交換可能に保持する部品実装機12についても、ノズル種毎に部品実装位置ずれ量測定ユニット25を取り替えることなく、複数のノズル種の部品実装位置ずれ量をノズル種毎に測定することができる。
また、本実施例では、部品実装位置ずれ量測定ユニット25の着脱時や移送時等に測定用ノズル載置部56a〜56c上の測定用ノズル55a〜55c及び測定用部品載置部58a,58b上の測定用部品57等の脱落を防止するシャッタ板65を設けているため、部品実装位置ずれ量測定ユニット25の着脱時や移送時等に測定用ノズル55a〜55cや測定用部品57等が脱落することをシャッタ板65により確実に防止できる。
また、本実施例では、カセット式のフィーダ14を自動交換する自動交換システム26を使用して部品実装位置ずれ量測定ユニット25を自動交換するようにしたので、部品実装機12の稼働中に部品実装位置ずれ量測定ユニット25やカセット式のフィーダ14を自動交換することができ、作業者が部品実装位置ずれ量測定ユニット25やカセット式のフィーダ14の交換作業を行う必要がなく、省力化できる。
但し、本発明は、部品実装位置ずれ量測定ユニット25やフィーダ14の交換作業を作業者が行うようにしても良く、この場合でも、本発明の所期の目的を達成できる。交換作業を作業者が行う場合、フィーダ14は、カセット式のフィーダに限定されず、カセット式ではない一般的なテープフィーダを用いても良い。
また、本実施例の自動交換システム26は、部品実装ライン10を構成する複数の部品実装機12に共通して使用する交換ロボット72とストック部71を設けた構成としているため、部品実装ライン10を構成する複数の部品実装機12に対する部品実装位置ずれ量測定ユニット25やカセット式のフィーダ14の交換作業を1台の交換ロボット72で対応することができ、部品実装ライン10の構成を簡単化して設備コストを低減することができる。
但し、本発明は、部品実装ライン10を構成する複数の部品実装機12の各々に交換ロボットとストック部を設けた構成としても良く、この場合でも、本発明の所期の目的を達成できる。
その他、本発明は、上記実施例に限定されず、部品実装機12の構成や自動交換システム26の構成を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
10…部品実装ライン、11…回路基板、12…部品実装機、14…カセット式のフィーダ、15…実装ヘッド、16…ヘッド移動装置、17…部品撮像用カメラ、18…マーク撮像用カメラ、20…部品実装機の制御装置、25…部品実装位置ずれ量測定ユニット、26…自動交換システム、32…カセットケース、33…部品供給テープ、55a〜55c…測定用ノズル、56a〜56c…測定用ノズル載置部、57…ガラス製の測定用部品、58a,58b…測定用部品載置部、59…測定用基準マーク、60…測定用実装台、61…ユニットケース、62…図形パターン、65…シャッタ板、70…生産管理コンピュータ、71…ストック部、72…交換ロボット、73…識別情報読取部

Claims (13)

  1. 部品実装機の実装ヘッドに交換可能に保持される測定用ノズルを載置する測定用ノズル載置部と、
    測定用部品を載置する測定用部品載置部と、
    測定用基準マークが設けられた測定用実装台とを備え、
    前記部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定する際に前記実装ヘッドに前記測定用ノズルを保持させて前記測定用ノズルで前記測定用部品を吸着して前記測定用実装台に実装して前記測定用基準マークに対する前記測定用部品の実装位置のずれ量を前記部品実装機の部品実装位置ずれ量として測定するのに使用される部品実装位置ずれ量測定ユニットであって、
    前記部品実装位置ずれ量測定ユニットは、前記部品実装機のフィーダセット部にフィーダと交換可能にセットできるように構成されていることを特徴とする部品実装位置ずれ量測定ユニット。
  2. 前記フィーダセット部への前記部品実装位置ずれ量測定ユニットの取付構造は、前記フィーダの取付構造と共通化されていることを特徴とする請求項1に記載の部品実装位置ずれ量測定ユニット。
  3. 前記測定用ノズル載置部は、少なくとも前記実装ヘッドに保持可能な本数の測定用ノズルを載置できるように構成され、
    前記測定用部品載置部は、少なくとも前記実装ヘッドに保持可能な測定用ノズルの本数と同数の測定用部品を載置できるように構成され、
    前記測定用実装台は、少なくとも前記実装ヘッドに保持可能な測定用ノズルの本数と同数の測定用部品を実装できるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の部品実装位置ずれ量測定ユニット。
  4. 前記測定用ノズル載置部は、複数種類の測定用ノズルを載置できるように構成され、
    前記測定用部品載置部は、前記複数種類の測定用ノズルで吸着可能な複数種類の測定用部品を載置できるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の部品実装位置ずれ量測定ユニット。
  5. 前記測定用実装台に実装した前記測定用部品を保持する保持装置が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の部品実装位置ずれ量測定ユニット。
  6. 前記部品実装位置ずれ量測定ユニットの着脱時や移送時に前記測定用ノズル載置部上の測定用ノズル及び前記測定用部品載置部上の測定用部品の脱落を防止するシャッタ機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の部品実装位置ずれ量測定ユニット。
  7. 前記部品実装機側から前記シャッタ機構の駆動源に動作電源を供給し且つ該シャッタ機構の開閉動作を制御する信号を受信するためのコネクタを備え、
    前記部品実装位置ずれ量測定ユニットを前記部品実装機のフィーダセット部にセットすることで前記コネクタが前記部品実装機側のコネクタに接続されるように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の部品実装位置ずれ量測定ユニット。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の部品実装位置ずれ量測定ユニットを前記部品実装機のフィーダセット部にセットする部品実装位置ずれ量測定ユニットの自動交換システムであって、
    前記フィーダセット部にセットする複数のフィーダと前記部品実装位置ずれ量測定ユニットを収納するストック部と、
    前記フィーダセット部から交換対象のフィーダを取り出して前記ストック部に回収すると共に前記ストック部から生産ジョブで指定されたフィーダを取り出して前記フィーダセット部にセットする交換ロボットとを備え、
    前記交換ロボットは、前記部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定する場合に前記ストック部から前記部品実装位置ずれ量測定ユニットを取り出して前記フィーダセット部の空きスロットにセットすることを特徴とする部品実装位置ずれ量測定ユニットの自動交換システム。
  9. 前記交換ロボットは、前記部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定した後に前記フィーダセット部から前記部品実装位置ずれ量測定ユニットを取り出して前記ストック部に回収することを特徴とする請求項8に記載の部品実装位置ずれ量測定ユニットの自動交換システム。
  10. 前記ストック部は、複数の部品実装機のフィーダセット部にセットする複数のフィーダと前記部品実装位置ずれ量測定ユニットを収納し、
    前記交換ロボットは、前記複数の部品実装機のフィーダセット部から交換対象のフィーダを取り出して前記ストック部に回収すると共に前記ストック部から生産ジョブで指定されたフィーダを取り出して前記複数の部品実装機のフィーダセット部にセットし、更に、前記複数の部品実装機のうちのいずれかの部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定する場合に、前記ストック部から前記部品実装位置ずれ量測定ユニットを取り出して当該部品実装機のフィーダセット部の空きスロットにセットすることを特徴とする請求項8又は9に記載の部品実装位置ずれ量測定ユニットの自動交換システム。
  11. 前記交換ロボットは、複数の部品実装機の部品実装位置ずれ量を順番に測定する場合に、先に部品実装位置ずれ量の測定を終了した部品実装機のフィーダセット部から前記部品実装位置ずれ量測定ユニットを取り出して次の測定順序の部品実装機のフィーダセット部にセットして当該次の測定順序の部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定するという動作を繰り返して前記複数の部品実装機の部品実装位置ずれ量を順番に測定することを特徴とする請求項10に記載の部品実装位置ずれ量測定ユニットの自動交換システム。
  12. 請求項1乃至7のいずれかに記載の部品実装位置ずれ量測定ユニットをフィーダセット部にフィーダと交換可能にセットした部品実装機において、
    前記実装ヘッドに交換可能に保持した吸着ノズルに吸着した部品をその下面側から撮像する部品撮像用カメラと、
    前記部品を実装する回路基板の基準マークを上方から撮像するマーク撮像用カメラとを備え、
    前記部品実装機の動作を制御する制御装置は、前記部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定する際に、前記実装ヘッドに前記測定用ノズルを保持させて前記測定用ノズルに前記測定用部品を吸着して、前記測定用部品をその下面側から前記部品撮像用カメラで撮像して、その撮像画像を処理して前記測定用ノズルに対する前記測定用部品の吸着位置のずれ量を測定した後、前記吸着位置のずれ量を補正して前記測定用部品を前記測定用実装台に実装して、前記マーク撮像用カメラの視野内に前記測定用部品と前記測定用基準マークを収めて撮像し、その撮像画像を処理して前記測定用基準マークに対する前記測定用部品の実装位置のずれ量を測定することを特徴とする部品実装機。
  13. 前記制御装置は、前記測定用基準マークに対する前記測定用部品の実装位置のずれ量を測定する動作を所定回数繰り返して、前記測定用部品の実装位置のずれ量の平均値を算出し、その平均値を部品実装動作の実装位置ずれ補正量として設定することを特徴とする請求項12に記載の部品実装機。
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