JP5729941B2 - 部品装着装置における装着制御データ編集装置及び編集方法 - Google Patents

部品装着装置における装着制御データ編集装置及び編集方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子部品を基板に装着中に、装着を実行させる装着制御データの変更のための編集装置及びその編集装置に使用される編集方法に関する。
基板に電子部品を装着する部品装着装置においては、一般に複数の部品装着装置を連結して部品装着ラインを構成することが行われる。このような部品装着ラインでは、基板は各部品装着装置を順に通過し、この通過する過程で基板に対して夫々の部品装着装置において予め割り当てられた種類の電子部品のみが装着される。このように複数の部品装着装置により装着することで、1台の部品装着装置での装着時間を短縮して、タクトタイムを大幅に短縮することができる。このような部品装着ラインにおいて、各部品装着装置は独立した制御機能を有しており、各装置は割り当てられた作業を分担して実行する。そのため、個々の部品装着装置を制御するため、各部品装着装置に対応した装着制御データが必要とされる。
そして、この装着制御データの中には、一旦入力された後において必要に応じて編集されて変更される装着制御データがあるが、従来、部品装着システムを構成する全ての装置に対して各部品装着装置毎に同様の編集処理を実行する必要があり、重複した内容の作業を繰り返し反復することとなって多大の手間と時間とを要するものであった。
このような問題に対応するため、特許文献1の発明によると、部品装着ラインを構成する各部品装着装置において、データ編集部によって、編集されて変更された動作条件データ(装着制御データの一部)のデータ編集内容を管理装置(ホストコンピュータ)に通知する。さらに管理装置から他の部品装着装置に通知し、通知を受けた他の部品装着装置において、データ編集内容を予め設定されたデータ編集可否条件と対比することにより、当該データ編集が可能であるかを判断し、この判断結果に基づいて当該データ編集を実行する構成を採用する。これによって、1つの部品装着装置についてデータ編集処理を実行することにより他の部品装着装置の動作条件データを自動的に編集して変更することができ、動作条件データのデータ編集処理を操作性よく効率的に実行することができるとする。そして、前記データ編集可否条件の例として、基板搬送動作を実行中に、基板搬送に関連した動作条件データの編集を即時に行なわず、基板搬送動作の終了を待つことが記載されている。
しかし、基板搬送に関連した動作条件について、すべて基板搬送動作の終了を待ってデータの編集を可能とするならば、きわめて生産効率が悪くなる。そのため、本件発明者らは部品装着装置の作動を制御する装着制御データを詳細に区分けし、生産停止や製品不良の発生等の生産を継続させるに支障となる問題が生じない装着制御データについてのみ、装着制御データの編集と各部品装着装置への編集された装着制御データの伝送とを行なう生産中編集可能プログラムに基づいて編集を行い、編集されたデータを各部品装着装置に伝送するようにしている。
特開2009−135176号公報
しかし、生産中編集可能プログラムとは別の広範囲編集可能プログラムでも装着制御データの編集が可能であり、この広範囲編集可能プログラムで編集された装着制御データが、生産中編集可能プログラムで開かれて各部品装着装置に伝送され、生産が継続できなくなる装着制御データが各部品装着装置において変更されてしまうという問題があった。
本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされたものであり、各部品装着装置の装着制御データの編集・伝送の可否を判断し、生産停止や製品不良の発生等の生産継続するのに支障となる問題が生じることを防止する装着制御データの編集装置及び編集方法を提供するものである。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、基板を搬送方向に搬送して装着位置に搬入出する基板搬送装置、異なる種類の電子部品を夫々収容して供給する複数の部品供給部が設けられた部品供給装置及び前記各部品供給部から電子部品を採取して前記装着位置に搬入された基板に装着する部品移載装置を有する部品装着装置と、前記部品装着装置の作動を制御するための装着制御データと、前記部品移載装置による基板の装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの変更を行なっても、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生しない範囲で前記装着制御データの編集を行なう生産中編集可能プログラムを実行する生産中編集手段と、前記装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの作成・編集を行うと、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生する範囲まで前記装着制御データの作成・編集を行なうことが可能な広範囲編集可能プログラムを実行する作成編集手段と、前記生産中編集手段により編集された装着制御データ又は前記作成編集手段により作成・編集された装着制御データを前記部品装着装置に伝送するデータ伝送手段と、前記データ伝送手段から伝送された前記装着制御データに基づいて前記部品装着装置の作動を制御する制御装置と、を備えた部品実装システムにおいて、前記生産中編集可能プログラム又は前記広範囲編集可能プログラムにより作成又は編集された前記装着制御データをそのバージョンとともに記憶するデータ記憶手段と、前記制御装置に前記装着制御データを前記データ伝送手段を介して伝送した時に、当該伝送された装着制御データのバージョンを示す情報を記憶するバージョン記憶手段と、前記データ記憶手段で記憶された前記装着制御データを前記生産中編集可能プログラムで前記生産中編集手段によって編集しようとする場合、当該編集しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶手段で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンであるか否かを判定するバージョン判定手段と、前記バージョン判定手段において、編集しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶手段で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンでないと判定された場合に編集しようとする装着制御データの編集を禁止とする編集実行禁止手段を備えていることである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、基板を搬送方向に搬送して装着位置に搬入出する基板搬送装置、異なる種類の電子部品を夫々収容して供給する複数の部品供給部が設けられた部品供給装置及び前記各部品供給部から電子部品を採取して前記装着位置に搬入された基板に装着する部品移載装置を有する部品装着装置と、前記部品装着装置の作動を制御するための装着制御データと、前記部品移載装置による基板の装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの変更を行なっても、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生しない範囲で前記装着制御データの編集を行なう生産中編集可能プログラムを実行する生産中編集手段と、前記装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの作成・編集を行うと、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生する範囲まで前記装着制御データの作成・編集を行なうことが可能な広範囲編集可能プログラムを実行する作成編集手段と、前記生産中編集手段により編集された装着制御データ又は前記作成編集手段により作成・編集された装着制御データを前記部品装着装置に伝送するデータ伝送手段と、前記データ伝送手段から伝送された前記装着制御データに基づいて前記部品装着装置の作動を制御する制御装置と、を備えた部品実装システムにおいて、前記生産中編集可能プログラム又は前記広範囲編集可能プログラムにより作成又は編集された前記装着制御データをそのバージョンとともに記憶するデータ記憶手段と、前記制御装置に前記装着制御データを前記データ伝送手段を介して伝送した時に、伝送された装着制御データの前記バージョンを示す情報を記憶するバージョン記憶手段と、前記データ記憶手段で記憶された前記装着制御データを、前記データ伝送手段が伝送しようとする場合、当該伝送しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶手段で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンであるか否かを判定するバージョン判定手段と、前記バージョン判定手段において、前記伝送しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶手段で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンでないと判定された場合に前記伝送しようとする装着制御データの伝送を禁止とする伝送実行禁止手段を備えていることである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記バージョン判定手段において、前記編集しようとする装着制御データのバージョンと、前記バージョン記憶手段で記憶された前記装着制御データのバージョンとが、同一バージョンでないと判定された場合に、オペレータへの警告を表示する警告表示手段を備えていることである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項2において、前記バージョン判定手段において、前記伝送しようとする装着制御データのバージョンと、前記バージョン記憶手段で記憶された前記装着制御データのバージョンとが、同一バージョンでないと判定された場合に、オペレータへの警告を表示する警告表示手段を備えていることとである。
請求項5に係る発明の構成上の特徴は、基板を搬送方向に搬送して装着位置に搬入出する基板搬送装置、異なる種類の電子部品を夫々収容して供給する複数の部品供給部が設けられた部品供給装置及び前記各部品供給部から電子部品を採取して前記装着位置に搬入された基板に装着する部品移載装置を有する部品装着装置と、前記部品装着装置の作動を制御するための装着制御データと、前記部品移載装置による基板の装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの変更を行なっても、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生しない範囲で前記装着制御データの編集を行なう生産中編集可能プログラムを実行する生産中編集手段と、前記装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの作成・編集を行うと、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生する範囲まで前記装着制御データの作成・編集を行なうことが可能な広範囲編集可能プログラムを実行する作成編集手段と、前記生産中編集手段により編集された装着制御データ又は前記作成編集手段により作成・編集された装着制御データを前記部品装着装置に伝送するデータ伝送手段と、前記データ伝送手段から伝送された前記装着制御データに基づいて前記部品装着装置の作動を制御する制御装置と、を備えた部品実装システムにおいて、前記生産中編集可能プログラム又は前記広範囲編集可能プログラムにより作成又は編集された前記装着制御データをそのバージョンとともに記憶するデータ記憶工程と、前記制御装置に前記装着制御データを前記データ伝送手段を介して伝送した時に、伝送された装着制御データのバージョンを示す情報を記憶するバージョン記憶工程と、前記データ記憶工程で記憶された前記装着制御データを前記生産中編集可能プログラムで前記生産中編集手段によって編集しようとする場合、当該編集しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶工程で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンであるか否かを判定するバージョン判定工程と、前記バージョン判定工程において、前記編集しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶工程で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンでないと判定された場合に前記編集しようとする装着制御データの編集を禁止とする編集実行禁止工程と、を備えていることである。
請求項6に係る発明の構成上の特徴は、基板を搬送方向に搬送して装着位置に搬入出する基板搬送装置、異なる種類の電子部品を夫々収容して供給する複数の部品供給部が設けられた部品供給装置及び前記各部品供給部から電子部品を採取して前記装着位置に搬入された基板に装着する部品移載装置を有する部品装着装置と、前記部品装着装置の作動を制御するための装着制御データと、前記部品移載装置による基板の装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの変更を行なっても、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生しない範囲で前記装着制御データの編集を行なう生産中編集可能プログラムを実行する生産中編集手段と、前記装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの作成・編集を行うと、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生する範囲まで前記装着制御データの作成・編集を行なうことが可能な広範囲編集可能プログラムを実行する作成編集手段と、前記生産中編集手段により編集された装着制御データ又は前記作成編集手段により作成・編集された装着制御データを前記部品装着装置に伝送するデータ伝送手段と、前記データ伝送手段から伝送された前記装着制御データに基づいて前記部品装着装置の作動を制御する制御装置と、を備えた部品実装システムにおいて、前記生産中編集可能プログラム又は前記広範囲編集可能プログラムにより作成又は編集された前記装着制御データをそのバージョンとともに記憶するデータ記憶工程と、前記制御装置に前記装着制御データを前記データ伝送手段を介して伝送した時に、伝送された装着制御データのバージョンを示す情報を記憶するバージョン記憶工程と、前記データ記憶工程で記憶された前記装着制御データを、前記データ伝送手段が伝送しようとする場合、当該伝送しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶工程で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンであるか否かを判定するバージョン判定工程と、前記バージョン判定工程において、前記伝送しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶工程で記憶された前記制御装置に伝送されている前記装着制御データのバージョンとが同一バージョンでないと判定された場合に前記伝送しようとする装着制御データの伝送を禁止とする伝送実行禁止工程と、を備えていることである。

請求項1に係る発明によると、生産中編集可能プログラム又は広範囲編集可能プログラムにより作成・編集された装着制御データをそのバージョンとともにデータ記憶手段により記憶し、一方で、装着制御データをデータ伝送手段により制御装置に伝送した時にそのバージョンがバージョン記憶手段により記憶される。そして、装着制御データを生産中編集プログラムで編集しようとする場合、バージョン判定手段によりバージョン記憶手段で記憶された装着制御データのバージョンと編集しようとする装着制御データのバージョンとを比較することで、制御装置にすでに伝送されている装着制御データと編集しようとしている装着制御データの同一性を判定する。そして、同一性がないことは、すでに伝送されている装着制御データの伝送後に、これから編集しようとしている装着制御データには別の編集が既になされていることである。かかる別の編集が既になされている場合、広範囲編集可能プログラムにより既に編集され、別のバージョンが付される。そのような別のバージョンが付された装着制御データを部品装着装置の制御装置に伝送すると装着作業に問題を生じるおそれがある。そのため、生産中編集可能プログラムによる編集の際において、制御装置にすでに伝送されている装着制御データと編集しようとしている装着制御データの同一性を判定し、同一性がない場合、かかる装着制御データの編集の実行を禁止とすることで、装着作業中に問題を生じるおそれのある装着制御データが部品装着装置の制御装置に伝送されることを防止し、生産停止や製品不良の発生等を防止することができる。
請求項2に係る発明によると、装着制御データをデータ伝送手段を介して伝送しようとする場合、バージョン判定手段においてバージョン記憶手段で記憶された装着制御データのバージョンと新たに伝送しようとする装着制御データのバージョンとを比較することで、制御装置にすでに伝送されている装着制御データと伝送しようとしている装着制御データの同一性を判定する。そして、同一性がないことは、すでに伝送されている装着制御データの伝送後に、これから伝送しようとしている装着制御データには別の編集が既になされていることである。かかる別の編集が既になされている場合、広範囲編集可能プログラムにより既に編集され別のバージョンが付されている。そのような別のバージョンが付された装着制御データが伝送されると制御装置における装着作業に問題を生じるおそれがある。そのため、データ伝送手段による伝送の際において、制御装置にすでに伝送されている装着制御データと伝送しようとしている装着制御データの同一性を判定し、同一性がない場合にかかる伝送を禁止とすることで、装着作業中に問題を生じるおそれのある装着制御データが部品装着装置の制御装置に伝送されることを防止し、生産停止や製品不良の発生等を防止することができる。
請求項3に係る発明によると、編集しようとする装着制御データのバージョンとバージョン記憶手段で記憶された装着制御データのバージョンとが同一バージョンでない場合、オペレータへの警告を表示する警告表示手段を備えていることで、既に編集されている内容が生産の継続に支障がない場合には続けて編集を実施し、既に編集されている内容が生産の継続に支障がある場合には新たな編集を取りやめる等を、オペレータが柔軟に判断できるようにすることで、生産効率を向上させることができる。
請求項4に係る発明によると、伝送しようとする装着制御データのバージョンとバージョン記憶手段で記憶された装着制御データのバージョンとが同一バージョンでない場合、オペレータへの警告を表示する警告表示手段を備えていることで、既に編集されている内容が生産の継続に支障がない場合には続けて伝送を実施し、既に編集されている内容が生産の継続に支障がある場合にはかかる伝送を取りやめる等を、オペレータが柔軟に判断できるようにすることで、生産効率を向上させることができる。
請求項5に係る発明によると、データ記憶工程において生産中編集可能プログラム又は広範囲編集可能プログラムにより作成・編集された装着制御データをそのバージョンとともに記憶し、一方で、バージョン記憶工程において装着制御データをデータ伝送手段により制御装置に伝送した時にそのバージョンが記憶される。そして、新たに装着制御データを生産中編集プログラムで編集しようとする場合、バージョン判定工程においてバージョン記憶工程で記憶された装着制御データのバージョンと編集しようとする装着制御データのバージョンとを比較することで、制御装置にすでに伝送されている装着制御データと編集しようとしている装着制御データの同一性を判定する。そして、同一性がないことは、すでに伝送されている装着制御データの伝送後に、これから編集しようとしている装着制御データには別の編集が既になされていることである。かかる別の編集が既になされている場合、広範囲編集可能プログラムにより既に編集され、別のバージョンが付される。そのような別のバージョンが付された装着制御データを部品装着装置の制御装置に伝送すると装着作業に問題を生じるおそれがある。そのため、生産中編集可能プログラムによる編集の際において、制御装置にすでに伝送されている装着制御データと編集しようとしている装着制御データの同一性を判定し、同一性がない場合、かかる装着制御データの編集の実行を禁止とすることで、装着作業中に問題を生じるおそれのある装着制御データが制御装置に伝送されることを防止し、生産停止や製品不良の発生等を防止することができる。
請求項6に係る発明によると、データ記憶工程において生産中編集可能プログラム又は広範囲編集可能プログラムにより作成・編集された装着制御データをそのバージョンとともに記憶し、一方で、バージョン記憶工程において装着制御データをデータ伝送手段で制御装置に伝送した時にそのバージョンが記憶される。そして、新たに装着制御データをデータ伝送手段により伝送しようとする場合、バージョン判定工程においてバージョン記憶工程で記憶された装着制御データのバージョンと伝送しようとする装着制御データのバージョンとを比較することで、制御装置にすでに伝送されている装着制御データと伝送しようとしている装着制御データの同一性を判定する。そして、同一性がないことは、すでに伝送されている装着制御データの伝送後に、これから伝送しようとしている装着制御データには別の編集が既になされていることである。かかる別の編集が既になされている場合、広範囲編集可能プログラムにより既に編集され別のバージョンが付される。そのような装着制御データが伝送されると制御装置における装着作業に問題を生じるおそれがある。そのため、データ伝送手段による伝送の際において、制御装置にすでに伝送されている装着制御データと伝送しようとしている装着制御データの同一性を判定することで、装着作業中に問題を生じるおそれのある装着制御データの伝送を禁止して、生産の継続に支障のある問題の発生を防止することができる。
本発明に係る装着制御データ編集方法を実施する部品装着装置及びホストコンピュータの概要を示す図。 ホストコンピュータ及び制御装置の各部の概要を示す図。 装着制御データの例を示す図。 第1実施形態における装着制御データに新たな編集を行なう場合の装着制御データ編集方法の手順を示すフローチャート。 第2実施形態における警告表示工程を含めた装着制御データ編集方法の手順を示すフローチャート。 第3実施形態における装着制御データを新たに伝送する場合の装着制御データ編集方法の手順を示すフローチャート。 第4実施形態における警告表示工程を含めた装着制御データ編集方法の手順を示すフローチャート。
(実施例1)以下、本発明に係る装着制御データ編集方法を装着制御データを各部品装着装置に編集する場合に実施した第1実施形態について、図に基づいて以下に説明する。
実施形態の部品装着装置2は、図1に示すように、モジュラータイプの4台の部品装着装置2が直列に並べられて、部品装着システム1が形成されている。各部品装着装置2は、基板搬送装置4、部品供給装置8、部品移載装置10、基板認識用カメラ12、及び前記基板搬送装置4、前記部品供給装置8、前記部品移載装置10の作動を制御する制御装置14、を夫々備えている。各制御装置14は、部品装着装置2を含む実装ライン全体の管理を行うホストコンピュータ16に連絡されている。ホストコンピュータ16にはディスプレイが付いた操作パネル17が設けられている。
ホストコンピュータ16は、装着制御データ(例えば、各種類の電子部品の装着座標、各電子部品の装着順、各電子部品を供給するスロットの位置等)D(図3参照)を作成・編集して制御装置14に伝送する。装着制御データDの作成・編集をするプログラムとして、生産中編集可能プログラムと広範囲編集可能プログラムとが組み込み可能になっている。生産中編集可能プログラムは、部品装着装置2による装着作業が開始された後、装着作業の終了前に、既に各部品装着装置2の制御装置14に伝送された装着制御データDを変更する編集をしても、生産中の基板に関して部品の装着漏れや二重装着が発生する等の作業上の問題が生じない範囲(例えば、装着スピードの変更)に限定して編集する編集プログラムであり、広範囲編集可能プログラムは、装着作業中に装着制御データDを変更する編集をすると作業上の問題が生じる可能性がある範囲(例えば、スロット位置の変更、電子部品の装着順の変更)まで広く編集が可能な編集プログラムである。
基板搬送装置4は、基板SをX軸方向に搬送し、第1搬送装置20と第2搬送装置22とを並設したいわゆるダブルコンベアタイプのものである。第1搬送装置20(第2搬送装置22)は、一対のガイドレール26を互い平行に対向させてそれぞれ水平に並設し、このガイドレール26によりそれぞれ案内される基板Sを支持して搬送する一対のコンベアベルト(図示省略)を互いに対向させて並設して構成されたものである。また、基板搬送装置4には所定の停止位置まで搬送された基板Sを押し上げてクランプするクランプ装置(図示省略)が設けられ、このクランプ装置によって基板Sが装着位置(電子部品が基板Sに装着される位置)で位置決め固定されようになっている。
部品供給装置8は、前記基板搬送装置4の側部(図1において手前側)に複数のカセット式フィーダ(部品供給部)28を並設して構成したものである。部品供給装置8はカセット式フィーダ28を整列して配設するためのデバイステーブルを有し、デバイステーブルには各カセット式フィーダ28を取付けるための複数のスロット(図略)が設けられている。そして、これらの各スロットの位置関係は、電子部品の供給を制御する制御装置14に予め記録されている。カセット式フィーダ28はこれらの複数のスロットのいずれかに取付けられることによって、部品供給装置8における所定の位置つまり制御装置14に認識される位置に配設されることとなる。カセット式フィーダ28は、前記スロットに離脱可能に取り付けたケース部(図略)と、ケース部の後部に設けた供給リール(図略)と、ケース部の先端に設けた部品取出部を備えている。供給リールには電子部品が所定ピッチで封入された細長いテープ(図略)が巻回保持され、このテープがスプロケット(図略)により所定ピッチで引き出され、電子部品が封入状態を解除されて部品取出部に順次送り込まれる。制御装置14には、電子部品のIDと封入されている電子部品の種類及び数量の対応関係が予め登録されている。また、カセット式フィーダ28にはID・部品番号・封入数等を示すコードが貼着され、このコードのデータが各スロットに設けられたリーダにより読み取られて制御装置14に信号として送信される。また、制御装置14は、ジョブのスケジュールにおける基板種、その順番、生産数等を把握して電子部品の供給を制御する。このようにして、送信されてきた各スロットにおける電子部品のデータと生産される基板種に使用される電子部品のデータとにより、電子部品の円滑な供給を図る。
部品供給装置8の上方に配置可能に、部品移載装置10に付設された基板認識用カメラ12が設けられる。この基板認識用カメラ12は、CCDカメラであり、基板搬送装置4により搬送されて装着位置でクランプされた基板Sの位置を、基板Sに設けられたマーク(図略)より認識し、基板S上の位置に部品Pを正確に装着させる修正作業を行わせるためのものである。
また、部品供給装置8と基板搬送装置4の間には、図略の部品認識用カメラが設けられている。この部品認識用カメラは、CCDカメラであり、垂直方向であるZ方向と平行な光軸を有している。この部品認識用カメラは、採取された電子部品の採取姿勢の良否、電子部品自体の良否を判定するのに使用される。
前記基板搬送装置4の上方には、基板Sの搬送方向であるX方向に直交するY方向に細長いスライド30が、X方向に延びる図略の1対の固定レールにより移動可能に案内支持され(図1参照)、スライド30のX方向移動は図略のボールねじを介して図略のX方向サーボモータにより駆動される。スライド30の一側面には基板認識用カメラ12と部品移載装置10とが取り付けられる移動台32がY方向に移動可能に案内支持されて、その移動はボールねじを介して図略のY方向サーボモータにより駆動される。
部品移載装置10は、移動台32に着脱可能に取り付けられる支持ベース(図略)と、この支持ベースにX方向及びY方向と直角なZ方向に昇降可能に案内支持されてボールねじを介して図略のZ方向サーボモータにより昇降が制御される装着ヘッド34と、この装着ヘッド34から下方に突出して設けられて下端に電子部品を吸着保持する円筒状の吸着ノズル(図略)とにより構成される。装着ヘッド34には複数本(例えば4本)の円筒状のノズルホルダ(図略)が軸線回りに回転可能に取り付けられている。ノズルホルダには上下方向に往復運動可能な前記吸着ノズルが取り付けられ、各吸着ノズルは図略の圧縮スプリングにより上方へ付勢されている。また、ノズルホルダは図略のモータによって吸着ノズルが所定位置で停止するように間欠的に回転される。また、各吸着ノズルには、スピンドル(図略)を介して図示しない吸着ノズル駆動装置から負圧が供給されるようになっている。これにより、各吸着ノズルは、前記部品供給装置8における部品取出部に取り出された各電子部品を先端部で吸着する。
各制御装置14は、装着制御データ記憶装置38を備え(図2参照)、基板搬送装置4におけるコンベヤベルトおよびクランプ装置の駆動を制御し、部品移載装置10の駆動、基板認識用カメラ12及び部品認識用カメラの撮像・画像処理を制御し、生産される基板種等を把握して電子部品の供給を制御する。各部品装着装置2の制御装置14はホストコンピュータ16に連絡される。
ホストコンピュータ16は、図2に示すように、前記生産中編集可能プログラムが組み込まれて装着制御データDの編集を実行する生産中編集部(生産中編集手段)37、前記広範囲編集可能プログラムが組み込まれて装着制御データDの作成・編集を実行する作成編集部(作成編集手段)39、作成・編集された装着制御データDを記憶する装着制御データ記憶部(データ記憶手段)42、生産中編集可能プログラムや広範囲編集可能プログラム等を記憶するプログラム記憶部(図略)、各制御装置14に装着制御データDの伝送を行なうデータ伝送装置(データ伝送手段)46、各制御装置14に伝送された装着制御データDのバージョンを記憶するバージョン記憶部(バージョン記憶手段)48、編集される装着制御データDのバージョンとバージョン記憶部48に記憶された装着制御データDのバージョンとの比較を行うバージョン判定部(バージョン判定手段)50、及びバージョン判定部50の判定結果により装着制御データDの編集又は伝送の実行停止を指令する実行禁止司令部49とを有している。また、ホストコンピュータ16は、部品装着装置2間の連絡、部品装着装置2の上流側にある図略のプリント印刷機からの受け渡し、及び下流側にある図略のリフロー装置への受け渡しの制御をもおこなう。
なお、これらの生産中編集部37、作成編集部39、装着制御データ記憶部42、データ伝送装置46、バージョン記憶部48、実行禁止司令部49、及びバージョン判定部50が装着制御データ編集装置を構成する。
また、前記制御装置14により、前記部品供給装置8におけるスロット位置と電子部品の種類の対応関係の情報が部品移載装置10に送信され、送信された部品移載装置10は、受信した情報を基にしてカセット式フィーダ28の制御指令を送信して電子部品の基板Sへの装着を行う。
また、部品移載装置10より生産情報が制御装置14に送信される。この生産情報には、電子部品の移動が完了した基板枚数の情報や、供給された電子部品の数量の情報が含まれる。
上記のように構成された部品装着装置2の作動について、図に基づき以下に説明する。まず、上流側にあるプリント印刷機により表面に半田が印刷された基板Sは、機外より第1搬送装置20又は第2搬送装置22のコンベヤベルトにより所定の停止位置まで搬送される。所定の停止位置において基板Sはクランプ装置によりクランプされ、基板Sはクランプされた状態で装着位置まで上昇される。基板Sは装着位置で保持され、部品移載装置10よって電子部品(図略)が装着される。この電子部品の装着は、ホストコンピュータ16から伝送された装着制御データDに基づき各制御装置14に組み込まれた装着プログラムに従って行われる。ホストコンピュータ16には各部品装着装置2の制御装置14に伝送した装着制御データDのバージョンがバージョン記憶部48において記憶される。部品供給装置8は装着が予定されている電子部品を順に部品取出部に取り出して位置決めさせる。部品移載装置10は前記装着ヘッド34を前記電子部品が取り出された部品取出部に移動し、電子部品を間欠回転する吸着ノズルの1つに吸着する。続いて、電子部品が取り出された部品取出部に順に移動して必要な電子部品を吸着ノズルに吸着する。次に、装着ヘッド34を前記部品認識用カメラの上方に位置決めし、部品認識用カメラで各電子部品を撮像することで吸着ノズルに吸着された各電子部品の吸着姿勢の良否・部品自体の良否を判断する。例えば、吸着姿勢が不良であるが装着可能な場合は、装着時に基板Sへの装着位置を修正して装着する。次に、電子部品を吸着した部品移載装置10を基板S上方に移動させ、装着ヘッド34に並設された基板認識用カメラ12により基板Sの表面に設けられた基準マークを認識する。そして認識された基準マークより基板S上の装着位置を位置決めし、基板Sの表面に電子部品を装着する。装着が予定される他の電子部品について、同様にして基板上に装着される。このようにして装着が完了した基板Sは、装着位置から下降されて第1搬送装置20(又は第2搬送装置22)に移載され、第1搬送装置20(又は第2搬送装置22)によって機外に搬出される。
次に、部品装着装置2において電子部品を装着作業が開始された後に、装着制御データDを編集する場合の手順について、図4に示すフローチャートに基づいて以下に説明する。
部品装着装置2において電子部品を装着作業が開始された後に、装着制御データDを編集する場合の手順のフローがスタートする(ステップ100(以下「S100」と略記する))。まず、前提として生産中編集可能プログラム又は広範囲編集可能プログラムにより作成・編集された装着制御データDは装着制御データ記憶部42にそのバージョン(例えば作成・編集日時)とともに記憶されており(データ記憶工程)、各制御装置14に伝送された時に装着制御データDのバージョン(例えば作成・編集の日時)がバージョン記憶部48に記憶されている(バージョン記憶工程)。
そして、生産中編集可能プログラムが組み込まれた生産中編集部37によって、該当する生産JOBの装着制御データDを採択する(S101)。基板Sに電子部品の装着作業が開始された後(生産中)は、装着制御データDの編集を装着作業に支障を生じない範囲に限定して編集する生産中編集可能プログラムが採択されて編集され、各制御装置14への伝送時にも伝送される装着制御データDを生産中編集可能プログラムで開いてから伝送することで生産中編集可能プログラムを介在させるようになっている。また、装着制御データDは、あらかじめ装着制御データ記憶部42に記憶されていた装着制御データDから採択される。
次に、バージョン判定部50は、採択された装着制御データDのバージョンと既に各部品装着装置2の夫々の制御装置14に伝送されている装着制御データDのバージョンとを比較する(バージョン判定工程・S102)。制御装置14に伝送されている装着制御データDのバージョンはバージョン記憶部48に記憶されたバージョンが用いられ、バージョンの比較は例えば夫々の装着制御データDが作成・編集された日時で比較する。
編集するため採択された装着制御データDの作成・編集の日時と既に各部品装着装置2の夫々の制御装置14に伝送されている装着制御データDの作成・編集の日時とが相違している場合には、実行禁止司令部49からの司令より編集禁止としてオペレータに操作パネル17上で案内を表示する(編集実行禁止工程・S103)。
次に、部品装着装置2による装着作業を停止(生産停止)するとともに生産中の基板Sを払い出し、生産中編集可能プログラム又は広範囲編集可能プログラムにより新たな編集を行いJOBの修正(装着制御データD)を伝送する(S104)。このように、生産を停止させてから、装着制御データDの編集を行い、その変更された装着制御データDに基づき段取り替えを行なってから生産を開始するので、装着制御データDの編集が生産上に問題を生じることがない。これにより装着制御データDの編集手順のフローを終了する(S105)。
また、S102において、採択された装着制御データDの作成・編集の日時と既に各部品装着装置2の夫々の制御装置14に伝送されている装着制御データDの作成・編集の日時とが同一である場合、生産中編集部37は、JOBの修正(装着制御データD)の編集を実行する(S106)。
次に、編集した装着制御データDを各部品装着装置2に伝送する(S107)。
そして、装着制御データDの編集手順のフローを終了する(S105)。
上記のように構成された装着制御データ編集方法によると、データ記憶工程において生産中編集可能プログラム又は広範囲編集可能プログラムにより作成・編集された装着制御データDをそのバージョンとともに記憶し、一方で、バージョン記憶工程において装着制御データDをデータ伝送装置46により各制御装置14に伝送した時にそのバージョンが記憶される。そして、あらためて装着制御データDを生産中編集プログラムを組み込んだ生産中編集部37で編集しようとする場合、バージョン判定工程においてバージョン記憶工程で記憶された装着制御データDのバージョンと編集しようとする装着制御データDのバージョンとを比較することで、制御装置14にすでに伝送されている装着制御データDと編集しようとしている装着制御データDの同一性を判定し、同一性がない場合、すでに伝送されている装着制御データDの伝送後に、これから編集しようとしている装着制御データDには別の編集が既になされていると判断される。かかる別の編集が既になされている場合、広範囲編集可能プログラムにより既に別の編集され、それによって制御装置14における装着作業に問題を生じるおそれがある。そのため、生産中編集可能プログラムによる編集の際において、制御装置14にすでに伝送されている装着制御データDと編集しようとしている装着制御データDの同一性を判定することで、装着作業中に問題を生じるおそれのある装着制御データDであるか否かを判断して、生産の継続に支障のある問題の発生を未然に防止することができる。
また、編集しようとする装着制御データDのバージョンとバージョン記憶工程で記憶された装着制御データDのバージョンとが同一バージョンでない場合、編集を禁止することで、装着作業中に問題を生じるおそれのある装着制御データDが部品装着装置2に伝送されることを防止し、生産停止や製品不良の発生等を防止することができる。
(実施例2)次に、本発明に係る装着制御データ編集方法を装着制御データを各部品装着装置に編集する場合に実施した第2実施形態について、図に基づいて以下に説明する。
なお、本実施形態で使用する部品装着装置2、ホストコンピュータ16等の構成及び作動については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
次に、部品装着装置2において電子部品を装着作業が開始された後に、装着制御データDを編集する場合の手順について、図5に示すフローチャートに基づいて以下に説明する。
本実施形態においては、S102において、採択された装着制御データDの作成・編集の日時と既に各部品装着装置2の制御装置14に伝送されている装着制御データDの作成・編集の日時とが相違している場合において、図5に示すように、警告してオペレータに操作パネル17上で案内表示する(警告表示工程・S110)。
そして、オペレータが装着制御データDの編集の可否を判断し、編集継続スイッチをオンするか否かを決定する(S111)。
編集継続スイッチをオンしない場合には、実行禁止司令部49の司令により編集が禁止され、操作パネル17に案内が表示される(S112)。
次に、部品装着装置2による装着作業を停止するとともに生産中の基板Sを払い出し、新たな編集を行いJOBの修正(装着制御データD)を各部品装着装置2に伝送する(編集実行禁止工程・S113)。このように、生産を停止させてから、装着制御データDの編集を行い、その変更された装着制御データDに基づき段取り替えを行なってから生産を開始するので、装着制御データDの編集が生産上に問題を生じることがない。そして、装着制御データの編集手順のフローを終了する(S114)。
S111において、オペレータが編集継続スイッチをオンする場合には、生産中編集部37は、生産中編集可能プログラムによりJOBの修正(装着制御データD)の編集を実行する(S115)。
次に、データ伝送装置46は、編集した装着制御データDを各部品装着装置2に伝送する(S116)。
そして、装着制御データの編集手順のフローを終了する(S113)。
なお、その他の装着制御データの編集手順のフローについては、第1実施形態と同様なので、同じステップ番号を付与してその説明を省略する。
上記のように構成された装着制御データ編集方法によると、編集しようとする装着制御データDのバージョンとバージョン記憶工程で記憶された装着制御データDのバージョンとが同一バージョンでない場合、オペレータへの警告を表示する警告表示工程を備えていることで、既に編集されている内容が生産の継続に支障がない場合には続けて編集を実施し、既に編集されている内容が生産の継続に支障がある場合には編集を取りやめる等を、オペレータが柔軟に判断できるようにすることで、生産効率を向上させることができる。
(実施例3)次に、本発明に係る装着制御データ編集方法を装着制御データを各部品装着装置に伝送する場合に実施した第3実施形態について、図に基づいて以下に説明する。
なお、使用する部品装着装置2、ホストコンピュータ16等の構成及び作動については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
次に、部品装着装置2において電子部品を装着作業が開始された後に、装着制御データDを伝送する手順について、図6に示すフローチャートに基づいて以下に説明する。
部品装着装置2において電子部品を装着作業が開始された後に、装着制御データDを部品装着装置2に伝送する手順のフローがスタートする(S200)。まず、第1実施形態と同様に、前提として生産中編集可能プログラム又は広範囲編集可能プログラムにより作成・編集された装着制御データDは装着制御データ記憶部42にそのバージョン(例えば作成・編集の日時)とともに記憶されており(データ記憶工程)、各制御装置14に伝送された時に装着制御データDのバージョン(例えば作成・編集の日時)がバージョン記憶部48に記憶されている(バージョン記憶工程)。
そして、生産中編集可能プログラムが組み込まれた生産中編集部37によって、該当する生産JOBの装着制御データDを採択する(S201)。基板Sに電子部品の装着作業が開始された後(生産中)は、装着制御データDの編集を装着作業に支障を生じない範囲に限定して編集する生産中編集可能プログラムが採択され、第1実施形態と同様に、各制御装置14への伝送時にも伝送される装着制御データDを生産中編集可能プログラムで開いてから伝送することで介在させるようになっている。また、装着制御データDは、あらかじめ装着制御データ記憶部42に記憶されていた装着制御データDから採択される。
次に、バージョン判定部50は、伝送のために採択された装着制御データDのバージョンと既に各部品装着装置2の夫々の制御装置14に伝送されている装着制御データDのバージョンとを比較する(バージョン判定工程・S202)。第1実施形態と同様に、制御装置14に伝送されている装着制御データDのバージョンはバージョン記憶部48に記憶されたバージョンが用いられ、バージョンの比較は、例えば夫々の装着制御データDが作成・編集された日時で比較する。
伝送するため採択された装着制御データDの作成・編集の日時と既に各部品装着装置2の夫々の制御装置14に伝送されている装着制御データDの作成・編集の日時とが相違している場合には、実行禁止司令部49の司令により伝送禁止としてオペレータに操作パネル17上で案内を表示する(伝送実行禁止工程・S203)。
次に、部品装着装置2による装着作業を停止(生産停止)するとともに生産中の基板Sを払い出し、JOBの修正(装着制御データD)を伝送する(S204)。このように、生産を停止させてから、その変更された装着制御データDに基づき段取り替えを行なってから生産を開始するので、既に編集されていた装着制御データDの伝送が生産上に問題を生じることがない。これにより装着制御データの伝送手順のフローを終了する(S205)。
また、S202において、これから伝送しようとしている装着制御データDの作成・編集の日時と既に各部品装着装置2の夫々の制御装置14に伝送されている装着制御データDの作成・編集の日時とが同一である場合、データ伝送装置46は、伝送しようとしていた装着制御データDを部品装着装置2に伝送する(S206)。
そして、装着制御データの伝送手順のフローを終了する(S205)。
上記のように構成された装着制御データの編集方法によると、装着制御データをデータ伝送装置46を介して伝送しようとする場合、バージョン判定工程においてバージョン記憶工程で記憶された装着制御データDのバージョンと伝送しようとする装着制御データDのバージョンとを比較することで、制御装置14にすでに伝送されている装着制御データDと新たに伝送しようとしている装着制御データDの同一性を判定する。そして、同一性がない場合、すでに伝送されている装着制御データDの伝送後に、これから伝送しようとしている装着制御データDには別の編集が既になされていると判断される。かかる別の編集が既になされている場合、広範囲編集可能プログラムにより装着作業中に問題ない範囲を超えて既に編集され、そのような装着制御データDが伝送されると制御装置14における装着作業に問題を生じるおそれがある。そのため、データ伝送装置46による伝送の際において、制御装置14にすでに伝送されている装着制御データDと伝送しようとしている装着制御データDの同一性を判定し、同一性がない場合にかかる伝送を禁止とすることで、装着作業中に問題を生じるおそれのある装着制御データDが部品装着装置2に伝送されることを防止し、生産停止や製品不良の発生等を防止することができる。
(実施例4)次に、本発明に係る装着制御データ編集方法を装着制御データを各部品装着装置に伝送する場合に実施した第4実施形態について、図に基づいて以下に説明する。
なお、使用する部品装着装置2、ホストコンピュータ16等の構成及び作動については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
次に、部品装着装置2において電子部品を装着作業が開始された後に、装着制御データDを伝送する手順について、図7に示すフローチャートに基づいて以下に説明する。
本実施形態においては、S202において、採択された装着制御データDの作成・編集の日時と既に各部品装着装置2の制御装置14に伝送されている装着制御データDの作成・編集の日時とが相違している場合において、図7に示すように、警告してオペレータに案内表示する(警告表示工程・S210)。
そして、オペレータが装着制御データDの伝送の可否を判断し、伝送継続スイッチをオンするか否かを決定する(S211)。
伝送継続スイッチをオンしない場合には、実行禁止司令部49の司令により伝送が禁止され、操作パネル17に案内が表示される(伝送実行禁止工程・S212)。
次に、部品装着装置2による装着作業を停止するとともに生産中の基板Sを払い出し、その後、装着制御データDを各部品装着装置2に伝送する(S213)。このように、生産を停止させてから、装着制御データDの伝送を行い、その伝送前に変更された装着制御データDに基づき段取り替えを行なってから生産を開始するので、装着制御データDの伝送が生産上に問題を生じることがない。そして、装着制御データの伝送手順のフローを終了する(S214)。
S211において、オペレータが伝送継続スイッチをオンする場合には、データ伝送装置46は、生産中編集可能プログラムにより開かれた装着制御データDの伝送を実行し、装着制御データDを各部品装着装置2に伝送する(S215)。
そして、装着制御データの伝送手順のフローを終了する(S214)。
なお、その他の装着制御データの伝送手順のフローについては、第3実施形態と同様なので、同じステップ番号を付与してその説明を省略する。
上記のように構成された装着制御データの編集方法によると、伝送しようとする装着制御データDのバージョンとバージョン記憶工程で記憶された装着制御データDのバージョンとが同一バージョンでない場合、オペレータへの警告を表示することで、既に編集されている内容が生産の継続に支障がない場合には続けて伝送を実施し、既に編集されている内容が生産の継続に支障がある場合にはかかる伝送を取りやめる等を、オペレータが柔軟に判断できるようにすることで、生産効率を向上させることができる。
なお、上記実施形態において、生産中編集部37及び作成編集部39をホストコンピュータに含めるものとしたが、これに限定されず、例えば装着制御データの作成編集を専門に行う独立したコンピュータを設けてもよく、生産中編集部と作成編集部とを別々のコンピュータに設けてもよい。
また、編集しようとする装着制御データのバージョンとバージョン記憶工程で記憶された装着制御データのバージョンとが同一バージョンであるか否かを判定するのに装着制御データの作成・編集の日時を使用したが、これに限定されず、例えばバージョンナンバにより判定してもよい。
また、生産中編集可能プログラムは、装着作業が開始された生産中のみに使用されるものに限定されず、かかる生産が行われていない間においても使用されるものでも良い。
斯様に、上記した実施の形態で述べた具体的構成は、本発明の一例を示したものにすぎず、本発明はそのような具体的構成に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の態様を採り得るものである。
1…部品実装システム、2…部品装着装置、4…基板搬送装置、8…部品供給装置、10…部品移載装置、14…制御装置、16…ホストコンピュータ、28…部品供給部(カセット式フィーダ)、37…生産中編集手段(生産中編集部)、39…作成編集手段(作成編集部)、42…データ記憶手段(装着制御データ記憶部)、46…データ伝送手段(データ伝送装置)、48…バージョン記憶手段(バージョン記憶部)、49…編集・伝送実行禁止手段(実行禁止司令部)、50…バージョン判定手段(バージョン判定部)、D…装着制御データ、S…基板。

Claims (6)

  1. 基板を搬送方向に搬送して装着位置に搬入出する基板搬送装置、異なる種類の電子部品を夫々収容して供給する複数の部品供給部が設けられた部品供給装置及び前記各部品供給部から電子部品を採取して前記装着位置に搬入された基板に装着する部品移載装置を有する部品装着装置と、
    前記部品装着装置の作動を制御するための装着制御データと、
    前記部品移載装置による基板の装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの変更を行なっても、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生しない範囲で前記装着制御データの編集を行なう生産中編集可能プログラムを実行する生産中編集手段と、
    前記装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの作成・編集を行うと、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生する範囲まで前記装着制御データの作成・編集を行なうことが可能な広範囲編集可能プログラムを実行する作成編集手段と、
    前記生産中編集手段により編集された装着制御データ又は前記作成編集手段により作成・編集された装着制御データを前記部品装着装置に伝送するデータ伝送手段と、
    前記データ伝送手段から伝送された前記装着制御データに基づいて前記部品装着装置の作動を制御する制御装置と、
    を備えた部品実装システムにおいて、
    前記生産中編集可能プログラム又は前記広範囲編集可能プログラムにより作成又は編集された前記装着制御データをそのバージョンとともに記憶するデータ記憶手段と、
    前記制御装置に前記装着制御データを前記データ伝送手段を介して伝送した時に、当該伝送された装着制御データのバージョンを示す情報を記憶するバージョン記憶手段と、
    前記データ記憶手段で記憶された前記装着制御データを前記生産中編集可能プログラムで前記生産中編集手段によって編集しようとする場合、当該編集しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶手段で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンであるか否かを判定するバージョン判定手段と、
    前記バージョン判定手段において、編集しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶手段で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンでないと判定された場合に編集しようとする装着制御データの編集を禁止とする編集実行禁止手段を備えていることを特徴とする部品装着装置における装着制御データ編集装置。
  2. 基板を搬送方向に搬送して装着位置に搬入出する基板搬送装置、異なる種類の電子部品を夫々収容して供給する複数の部品供給部が設けられた部品供給装置及び前記各部品供給部から電子部品を採取して前記装着位置に搬入された基板に装着する部品移載装置を有する部品装着装置と、
    前記部品装着装置の作動を制御するための装着制御データと、
    前記部品移載装置による基板の装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの変更を行なっても、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生しない範囲で前記装着制御データの編集を行なう生産中編集可能プログラムを実行する生産中編集手段と、
    前記装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの作成・編集を行うと、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生する範囲まで前記装着制御データの作成・編集を行なうことが可能な広範囲編集可能プログラムを実行する作成編集手段と、
    前記生産中編集手段により編集された装着制御データ又は前記作成編集手段により作成・編集された装着制御データを前記部品装着装置に伝送するデータ伝送手段と、
    前記データ伝送手段から伝送された前記装着制御データに基づいて前記部品装着装置の作動を制御する制御装置と、
    を備えた部品実装システムにおいて、
    前記生産中編集可能プログラム又は前記広範囲編集可能プログラムにより作成又は編集された前記装着制御データをそのバージョンとともに記憶するデータ記憶手段と、
    前記制御装置に前記装着制御データを前記データ伝送手段を介して伝送した時に、伝送された装着制御データの前記バージョンを示す情報を記憶するバージョン記憶手段と、
    前記データ記憶手段で記憶された前記装着制御データを、前記データ伝送手段が伝送しようとする場合、当該伝送しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶手段で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンであるか否かを判定するバージョン判定手段と、
    前記バージョン判定手段において、前記伝送しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶手段で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンでないと判定された場合に前記伝送しようとする装着制御データの伝送を禁止とする伝送実行禁止手段を備えていることを特徴とする部品装着装置における装着制御データ編集装置。
  3. 請求項1において、前記バージョン判定手段において、前記編集しようとする装着制御データのバージョンと、前記バージョン記憶手段で記憶された前記装着制御データのバージョンとが、同一バージョンでないと判定された場合に、オペレータへの警告を表示する警告表示手段を備えていることを特徴とする部品装着装置における装着制御データ編集装置。
  4. 請求項2において、前記バージョン判定手段において、前記伝送しようとする装着制御データのバージョンと、前記バージョン記憶手段で記憶された前記装着制御データのバージョンとが、同一バージョンでないと判定された場合に、オペレータへの警告を表示する警告表示手段を備えていることを特徴とする部品装着装置における装着制御データ編集装置。
  5. 基板を搬送方向に搬送して装着位置に搬入出する基板搬送装置、異なる種類の電子部品を夫々収容して供給する複数の部品供給部が設けられた部品供給装置及び前記各部品供給部から電子部品を採取して前記装着位置に搬入された基板に装着する部品移載装置を有する部品装着装置と、
    前記部品装着装置の作動を制御するための装着制御データと、
    前記部品移載装置による基板の装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの変更を行なっても、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生しない範囲で前記装着制御データの編集を行なう生産中編集可能プログラムを実行する生産中編集手段と、
    前記装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの作成・編集を行うと、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生する範囲まで前記装着制御データの作成・編集を行なうことが可能な広範囲編集可能プログラムを実行する作成編集手段と、
    前記生産中編集手段により編集された装着制御データ又は前記作成編集手段により作成・編集された装着制御データを前記部品装着装置に伝送するデータ伝送手段と、
    前記データ伝送手段から伝送された前記装着制御データに基づいて前記部品装着装置の作動を制御する制御装置と、
    を備えた部品実装システムにおいて、
    前記生産中編集可能プログラム又は前記広範囲編集可能プログラムにより作成又は編集された前記装着制御データをそのバージョンとともに記憶するデータ記憶工程と、
    前記制御装置に前記装着制御データを前記データ伝送手段を介して伝送した時に、伝送された装着制御データのバージョンを示す情報を記憶するバージョン記憶工程と、
    前記データ記憶工程で記憶された前記装着制御データを前記生産中編集可能プログラムで前記生産中編集手段によって編集しようとする場合、当該編集しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶工程で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンであるか否かを判定するバージョン判定工程と、
    前記バージョン判定工程において、前記編集しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶工程で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンでないと判定された場合に前記編集しようとする装着制御データの編集を禁止とする編集実行禁止工程と、を備えていることを特徴とする部品装着装置における装着制御データ編集方法。
  6. 基板を搬送方向に搬送して装着位置に搬入出する基板搬送装置、異なる種類の電子部品を夫々収容して供給する複数の部品供給部が設けられた部品供給装置及び前記各部品供給部から電子部品を採取して前記装着位置に搬入された基板に装着する部品移載装置を有する部品装着装置と、
    前記部品装着装置の作動を制御するための装着制御データと、
    前記部品移載装置による基板の装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの変更を行なっても、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生しない範囲で前記装着制御データの編集を行なう生産中編集可能プログラムを実行する生産中編集手段と、
    前記装着作業中に、該装着作業に使用されている前記装着制御データの作成・編集を行うと、生産中の基板に関して部品の装着漏れ若しくは二重装着が発生する範囲まで前記装着制御データの作成・編集を行なうことが可能な広範囲編集可能プログラムを実行する作成編集手段と、
    前記生産中編集手段により編集された装着制御データ又は前記作成編集手段により作成・編集された装着制御データを前記部品装着装置に伝送するデータ伝送手段と、
    前記データ伝送手段から伝送された前記装着制御データに基づいて前記部品装着装置の作動を制御する制御装置と、
    を備えた部品実装システムにおいて、
    前記生産中編集可能プログラム又は前記広範囲編集可能プログラムにより作成又は編集された前記装着制御データをそのバージョンとともに記憶するデータ記憶工程と、
    前記制御装置に前記装着制御データを前記データ伝送手段を介して伝送した時に、伝送された装着制御データのバージョンを示す情報を記憶するバージョン記憶工程と、
    前記データ記憶工程で記憶された前記装着制御データを、前記データ伝送手段が伝送しようとする場合、当該伝送しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶工程で記憶された前記制御装置に伝送されている装着制御データのバージョンとが同一バージョンであるか否かを判定するバージョン判定工程と、
    前記バージョン判定工程において、前記伝送しようとする装着制御データのバージョンと前記バージョン記憶工程で記憶された前記制御装置に伝送されている前記装着制御データのバージョンとが同一バージョンでないと判定された場合に前記伝送しようとする装着制御データの伝送を禁止とする伝送実行禁止工程と、
    を備えていることを特徴とする部品装着装置における装着制御データ編集方法。
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