JP6851292B2 - 部品実装機の部品実装精度測定システム及び部品実装精度測定方法 - Google Patents

部品実装機の部品実装精度測定システム及び部品実装精度測定方法 Download PDF

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本明細書は、実装ヘッドに保持した複数本の吸着ノズルの各々にキャリブレーション用部品を吸着して所定の実装位置に実装して各吸着ノズル毎に部品実装精度を測定する部品実装機の部品実装精度測定システム及び部品実装精度測定方法に関する技術を開示したものである。
特許文献(特開2008−205134号公報)に記載されているように、部品実装機の部品実装位置ずれ量(部品実装精度)を測定するために、部品実装機内の空きスペースに部品実装位置ずれ量測定ユニット(精度検査用ユニット)を設置し、この部品実装位置ずれ量測定ユニットを使用して部品実装位置ずれ量を測定するようにしたものがある。この特許文献1の部品実装位置ずれ量測定ユニットは、キャリブレーション用部品(検査用チップ)を載置したキャリブレーション用部品載置部と、キャリブレーション用基準マーク(検査用基準マーク)が設けられたキャリブレーション用実装台(検査台)とを備え、部品実装機の部品実装位置ずれ量を測定する際に、実装ヘッドの吸着ノズルでキャリブレーション用部品載置部上のキャリブレーション用部品を吸着してキャリブレーション用実装台に実装して、部品実装機のカメラの視野内に前記キャリブレーション用部品と前記キャリブレーション用基準マークを収めて撮像し、その撮像画像を処理して前記キャリブレーション用基準マークに対する前記キャリブレーション用部品の実装位置のずれ量を部品実装機の部品実装位置ずれ量として測定するようにしている。
特開2008−205134号公報
ところで、実装ヘッドに複数本の吸着ノズルが保持されている場合は、その複数本の吸着ノズルの各々にキャリブレーション用部品を吸着してキャリブレーション用実装台に実装して各吸着ノズル毎に部品実装精度を測定する必要がある。
上記特許文献1の部品実装位置ずれ量測定ユニットは、キャリブレーション用部品載置部上に2種類の部品(チップ)を1個ずつ載置する構成となっているが、この構成では、実装ヘッドに保持した複数本の吸着ノズルの部品実装精度を測定する場合には、複数本の吸着ノズルに対して1個のキャリブレーション用部品を使い回して部品実装精度を複数回測定しなければならず、複数本の吸着ノズルの部品実装精度を能率良く測定できない。
実装ヘッドに保持した複数本の吸着ノズルの部品実装精度を能率良く測定するには、キャリブレーション用部品の吸着位置と実装位置との間の実装ヘッドの往復移動回数(累積移動距離)を最小にする必要があり、そのために、実装ヘッドに保持した複数本の吸着ノズルの本数と同数のキャリブレーション用部品を用意して、複数本の吸着ノズルの全てにキャリブレーション用部品を吸着した後に実装ヘッドを実装位置側へ移動させて各吸着ノズルに吸着している各キャリブレーション用部品を所定の実装位置に実装して各吸着ノズル毎に部品実装精度を測定することがある。
この測定方法では、複数種類のキャリブレーション用部品を使用して部品実装精度を測定する場合は、キャリブレーション用部品の種類毎に実装ヘッドに保持した吸着ノズルの本数と同数のキャリブレーション用部品を用意する必要がある。このため、複数種類のキャリブレーション用部品を使用して部品実装精度を測定する場合は、その測定に必要なキャリブレーション用部品の個数が多くなり、キャリブレーション用部品の購入費用が嵩むと共に、キャリブレーション用部品を所定の場所にセットする作業に時間がかかったり、キャリブレーション用部品をセットする装置が大型化するという欠点もある。
上記課題を解決するために、実装ヘッドに保持した複数本の吸着ノズルの各々にキャリブレーション用部品を吸着して所定の実装位置に実装して各吸着ノズル毎に部品実装精度を測定する部品実装機の部品実装精度測定システムにおいて、複数種類のキャリブレーション用部品が種類毎に所定個数ずつセットされたキャリブレーション用部品供給ユニットと、前記複数本の吸着ノズルの部品吸着・実装動作及び部品実装精度の測定動作を制御する制御装置とを備え、前記キャリブレーション用部品供給ユニットにセットする前記複数種類のキャリブレーション用部品の種類毎の個数は、前記複数本の吸着ノズルの本数よりも少ない個数で且つ前記複数本の吸着ノズルの本数を前記キャリブレーション用部品の種類数で割り算した数値と同一又はそれ以上となるように設定され、前記制御装置は、前記複数本の吸着ノズルの各々について前記複数種類のキャリブレーション用部品の各々の部品実装精度を測定する場合に、前記複数本の吸着ノズルを前記キャリブレーション用部品の種類数と同じ数のノズルグループに区分して各ノズルグループの吸着ノズルの本数を前記キャリブレーション用部品の種類毎の個数と同一又はそれ以下とするように配分し、各ノズルグループ毎に異なる種類のキャリブレーション用部品を吸着させるように前記複数本の吸着ノズルの部品吸着動作を実行した後に、前記複数本の吸着ノズルの各々に吸着されている各キャリブレーション用部品を所定の実装位置に実装して部品実装精度を測定するという一連の動作を、前記各ノズルグループの吸着ノズルに吸着する前記キャリブレーション用部品の種類を変更して、前記キャリブレーション用部品の種類数と同じ回数分だけ繰り返して実行することで、前記複数本の吸着ノズルの各々について前記複数種類のキャリブレーション用部品の各々の部品実装精度を測定するものである。
このようにすれば、実装ヘッドに保持した複数本の吸着ノズルの各々について複数種類のキャリブレーション用部品の各々の部品実装精度を測定する場合に、使用するキャリブレーション用部品の種類毎の個数を、前記複数本の吸着ノズルの本数よりも少ない個数で且つ前記複数本の吸着ノズルの本数を前記キャリブレーション用部品の種類数で割り算した数値と同一又はそれ以上となるように設定できるため、使用するキャリブレーション用部品の種類毎の個数を実装ヘッドに保持した吸着ノズルの本数よりも少なくすることができる。
図1は実施例1の部品実装機の主要部の構成を示す平面図である。 図2は部品実装機の制御系の構成を示すブロック図である。 図3はガラス製のキャリブレーション用部品の拡大平面図である。 図4はガラス製のキャリブレーション用部品を部品実装精度測定部に実装したときの状態を示す拡大斜視図である。 図5はキャリブレーション用部品個数算出プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図6は部品実装精度測定動作制御プログラムの処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 図7は部品実装精度測定動作制御プログラムの処理の流れを示すフローチャート(その2)である。 図8は実施例2の部品実装機の主要部の構成を示す平面図である。
以下、3つの実施例1〜3を説明する。
図1乃至図7を用いて実施例1を説明する。
まず、図1及び図2に基づいて部品実装機10の構成を説明する。
部品実装機10は、回路基板11を搬送するコンベア12と、複数のフィーダ13を交換可能に載置するフィーダセット台18と、このフィーダセット台18上に載置した各フィーダ13によって供給される部品を吸着ノズル14で吸着して回路基板11に実装する実装ヘッド15と、吸着ノズル14に吸着した部品をその下面側から撮像する部品撮像用カメラ16と、回路基板11の基準位置マークを撮像するマーク撮像用カメラ17等を備えた構成となっている。部品撮像用カメラ16は、フィーダ13とコンベア12との間のスペースに上向きに固定され、一方、マーク撮像用カメラ17は、実装ヘッド15と一体的にXY方向(回路基板11の搬送方向であるX方向とその直角方向であるY方向)に移動するように設けられている。
部品実装機10には、部品吸着動作を行う部品吸着エリアと、吸着ノズル14に吸着した部品を部品撮像用カメラ16で撮像する部品撮像エリアと、部品実装動作を行う部品実装エリアとの間を実装ヘッド15をXY方向に移動させるヘッド移動機構20(図2参照)が設けられている。
本実施例1の実装ヘッド15は、回転型の実装ヘッドであり、フィーダ13により部品吸着位置に送られた部品を吸着する複数本の吸着ノズル14が該実装ヘッド15の外周に沿って所定のノズルピッチで交換可能に保持されている。更に、図2に示すように、実装ヘッド15には、該実装ヘッド15をその軸心線(R軸)の回りを回転(自転)させて複数本の吸着ノズル14を該実装ヘッド15の外周方向に旋回させるヘッド回転機構21と、吸着ノズル14の旋回軌道の所定の停止位置(部品吸着位置の上方)で該吸着ノズル14を下降させて該吸着ノズル14に部品を吸着させるZ軸駆動機構22と、吸着ノズル14をその軸心線の回りを回転(自転)させて該吸着ノズル14に吸着した部品の向き(角度)を修正するノズル回転機構23とが設けられている。
部品実装機10の制御装置41は、1台又は複数台のコンピュータ(CPU)により構成され、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置42と、後述する各種のプログラムやデータ等を記憶するハードディスク、RAM、ROM等の記憶装置43と、液晶ディスプレイ、CRT等の表示装置44等が接続されている。
部品実装機10の制御装置41は、部品撮像用カメラ16やマーク撮像用カメラ17で撮像した画像を処理する画像処理装置として機能すると共に、部品実装機10の稼働中(生産中)は、生産プログラムに従って、ヘッド移動機構20、ヘッド回転機構21、Z軸駆動機構22、ノズル回転機構23等の動作を制御して、ヘッド移動機構20により実装ヘッド15を部品吸着エリアへ移動させて部品吸着動作を行った後、該実装ヘッド15を部品撮像エリアへ移動させて、吸着ノズル14に吸着した部品をその下面側から部品撮像用カメラ16で撮像して、その画像を処理することで該部品の吸着位置(X,Y,θ座標)のずれ量を測定した後、該実装ヘッド15を部品実装エリアへ移動させて、吸着位置のずれ量を補正するようにヘッド移動機構20やノズル回転機構23等の動作を制御して該部品を回路基板11に実装する部品実装動作を行うという動作を繰り返す。
本実施例1では、部品実装機10のフィーダセット台18上には、キャリブレーション用部品供給ユニット51がフィーダ13と交換可能に載置されている。このキャリブレーション用部品供給ユニット51の上面部には、キャリブレーション用部品52,53を載置するキャリブレーション用部品載置部54と、キャリブレーション用部品52,53を実装してその部品実装精度を測定する部品実装精度測定部55とが設けられている。
キャリブレーション用部品載置部54は、複数種類(例えば2種類)のキャリブレーション用部品52,53を種類毎に後述する所定個数ずつ載置するように構成され、該キャリブレーション用部品載置部54の上面側には、キャリブレーション用部品供給ユニット51の交換作業時等にキャリブレーション用部品52,53が脱落するのを防止するシャッタ機構(図示せず)が設けられている。
部品実装精度測定部55は、実装ヘッド15に保持した吸着ノズル14の本数と同じ個数又はそれ以上のキャリブレーション用部品52,53を実装できるように構成されている。例えば、実装ヘッド15に保持した吸着ノズル14の本数が8本の場合は、部品実装精度測定部55に複数種類のキャリブレーション用部品52,53を少なくとも合計8個実装できるように構成されている。この部品実装精度測定部55には、各キャリブレーション用部品52,53を実装するエリア毎に所定個数(例えば4個)の測定用基準マーク56が一定の位置関係で形成されている。
大きい方のキャリブレーション用部品52は、例えばガラスにより形成され、その下面には、図3に示すように、リード付きICチップの外形を模した不透明の図形パターン57が形成され、この図形パターン57のうちの部品実装精度測定部55の測定用基準マーク56に対応する位置に、該測定用基準マーク56よりも少し大きい透明な窓部58が形成されている。これにより、図4に示すように、ガラス製のキャリブレーション用部品52を部品実装精度測定部55の所定の実装位置に実装したときに、該キャリブレーション用部品52の図形パターン57の窓部58が測定用基準マーク56と重なった状態となり、これを上方からマーク撮像用カメラ17で撮像して、その画像を処理することで、測定用基準マーク56に対するキャリブレーション用部品52の実装位置のずれ量(測定用基準マーク56に対するキャリブレーション用部品52の図形パターン57の位置ずれ量)を部品実装精度として測定するようになっている。尚、キャリブレーション用部品52の図形パターン57には、該キャリブレーション用部品52の方向を示す矢印マーク59が形成されている。
小さい方のキャリブレーション用部品53は、例えば角チップ部品である。このキャリブレーション用部品53についても、部品実装精度測定部55の部品実装エリアに実装して、測定用基準マーク56に対するキャリブレーション用部品53の実装位置のずれ量を部品実装精度として測定する。
ところで、実装ヘッド15に保持した複数本の吸着ノズル14の各々について複数種類のキャリブレーション用部品52,53の各々の部品実装精度を測定する場合に、キャリブレーション用部品52,53の種類毎に全ての吸着ノズル14の本数と同数のキャリブレーション用部品52,53を用意して、全ての吸着ノズル14に同じ種類のキャリブレーション用部品52又は53を吸着して部品実装精度を測定するようにすると、その測定に必要なキャリブレーション用部品52,53の個数が多くなり、キャリブレーション用部品52,53の購入費用が嵩むと共に、キャリブレーション用部品52,53をキャリブレーション用部品供給ユニット51のキャリブレーション用部品載置部54にセットする作業に時間がかかったり、キャリブレーション用部品供給ユニット51が大型化するという欠点もある。
そこで、本実施例1では、キャリブレーション用部品供給ユニット51のキャリブレーション用部品載置部54にセットする複数種類のキャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数は、実装ヘッド15に保持した複数本の吸着ノズル14の本数Nよりも少ない個数で且つ前記複数本の吸着ノズル14の本数Nをキャリブレーション用部品52,53の種類数Mで割り算した数値N/Mと同一又はそれ以上となるように設定されている。
例えば、実装ヘッド15に保持した吸着ノズル14の本数Nが8本で、キャリブレーション用部品52,53の種類数Mが2種類の場合は、N/M=8/2=4となるため、キャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数は、4個〜7個の範囲内で設定すれば良く、最も好ましくは、その範囲の最少個数である4個に設定すると良い。
また、例えば、実装ヘッド15に保持した吸着ノズル14の本数Nが8本で、キャリブレーション用部品52,53の種類数Mが3種類の場合は、N/M=8/3=2.67となるため、キャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数は、3個〜7個の範囲内で設定すれば良く、最も好ましくは、その範囲の最少個数である3個に設定すると良い。
要するに、キャリブレーション用部品供給ユニット51のキャリブレーション用部品載置部54にセットする複数種類のキャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数は、複数本の吸着ノズル14の本数Nをキャリブレーション用部品52,53の種類数Mで割り算した数値N/Mが整数の場合にはその整数と同じ個数に設定すれば良く、N/Mが整数でない場合にはその小数点以下を切り上げた整数と同じ個数に設定すれば良い。このようにすれば、キャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数を最少とすることができる。
このキャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数を算出する処理は、部品実装機10の制御装置41が図5のキャリブレーション用部品個数算出プログラムに従って実行しても良いが、簡単な計算であるため、作業者が計算しても良い。
図5のキャリブレーション用部品個数算出プログラムでは、まず、実装ヘッド15に保持した吸着ノズル14の本数Nをキャリブレーション用部品52,53の種類数Mで割り算した値N/Mが整数であるか否かを判定し(ステップ101)、N/Mが整数であれば、キャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数を「N/M」個として表示装置44に表示する(ステップ102)。
一方、N/Mが整数でなければ、キャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数をN/Mの小数点以下を切り上げた数として表示装置44に表示する(ステップ102)。
作業者は、表示装置44に表示されたキャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数を見て、キャリブレーション用部品供給ユニット51のキャリブレーション用部品載置部54に複数種類のキャリブレーション用部品52,53を種類毎に必要な個数ずつセットすれば良い。
部品実装機10の制御装置41は、後述する図6及び図7の部品実装精度測定動作制御プログラムを実行して、実装ヘッド15に保持した複数本の吸着ノズル14の各々について複数種類のキャリブレーション用部品52,53の各々の部品実装精度を測定する場合に、まず、実装ヘッド15に保持した複数本の吸着ノズル14をキャリブレーション用部品52,53の種類数と同じ数のノズルグループに区分して各ノズルグループの吸着ノズル14の本数をキャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数と同一又はそれ以下とするように配分し、各ノズルグループ毎に異なる種類のキャリブレーション用部品52,53を吸着させる。例えば、キャリブレーション用部品52,53の種類数が2種類の場合は、実装ヘッド15に保持した複数本の吸着ノズル14を2つのノズルグループに区分する。
この際、複数のノズルグループの各々に配分する吸着ノズル14の本数の差が2本以上になることも考えられるが、本実施例1では、キャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数を最少とするために、複数のノズルグループの各々に配分する吸着ノズル14の本数をその差が1本以内に収まるように均等化するようにしている。例えば、吸着ノズル14の本数Nが8本で、ノズルグループの数(キャリブレーション用部品52,53の種類数M)が2つの場合は、各ノズルグループにそれぞれ4本の吸着ノズル14を配分すれば良い。また、吸着ノズル14の本数Nが8本で、ノズルグループの数(キャリブレーション用部品52,53の種類数M)が3つの場合は、3つのノズルグループの各々に配分する吸着ノズル14の本数をそれぞれ2本、3本、3本とすれば良い。
一般に、吸着ノズル14の本数がN本で、ノズルグループの数(キャリブレーション用部品52,53の種類数)がMの場合は、各ノズルグループに配分する吸着ノズル14の本数Lは、次式で算出すれば良い。
N/Mが整数の場合
全てのノズルグループについて、L=N/M
N/Mの余りが「1」の場合、つまり、(N−1)/Mが整数の場合
「M−1」個のノズルグループについて、L=(N−1)/M
残り1個のノズルグループについて、L=(N−1)/M+1
N/Mの余りが「2」の場合、つまり、(N−2)/Mが整数の場合
「M−2」個のノズルグループについて、L=(N−2)/M
残り2個のノズルグループについて、L=(N−2)/M+1
N/Mの余りが「K」の場合、つまり、(N−K)/Mが整数の場合
「M−K」個のノズルグループについて、L=(N−K)/M
残りK個のノズルグループについて、L=(N−K)/M+1
いずれの場合も、各ノズルグループに2本以上の吸着ノズル14を配分する場合は、隣接する吸着ノズル14を配分するようにすると良い。このようにすれば、各ノズルグループ毎に異なる種類のキャリブレーション用部品52,53を吸着する際に、各ノズルグループの吸着ノズル14にキャリブレーション用部品52,53を能率良く吸着することができる。
本実施例1では、部品実装機10の制御装置41は、図6及び図7の部品実装精度測定動作制御プログラムを実行することで、実装ヘッド15に保持した複数本の吸着ノズル14の各々について複数種類のキャリブレーション用部品52,53の各々の部品実装精度を測定する場合に、前記複数本の吸着ノズル14をキャリブレーション用部品52,53の種類数Mと同じ数のノズルグループに区分して各ノズルグループ毎に異なる種類のキャリブレーション用部品52,53を吸着させるように前記複数本の吸着ノズル14の部品吸着動作を実行した後に、前記複数本の吸着ノズル14の各々に吸着されている各キャリブレーション用部品52,53を部品実装精度測定部55の所定の実装位置に実装して部品実装精度を測定するという一連の動作を、前記各ノズルグループの吸着ノズル14に吸着する前記キャリブレーション用部品52,53の種類を変更して、前記キャリブレーション用部品52,53の種類数Mと同じ回数分だけ繰り返して実行することで、前記複数本の吸着ノズル14の各々について前記複数種類のキャリブレーション用部品52,53の各々の部品実装精度を測定する。
以下、部品実装機10の制御装置41が実行する図6及び図7の部品実装精度測定動作制御プログラムの処理内容を説明する。本プログラムでは、キャリブレーション用部品52,53の種類数Mと同じ数のノズルグループの各々に配分する吸着ノズル14の本数の差が1本以内に収まるように均等化する。
本プログラムが起動されると、まず、ステップ201で、実装ヘッド15に保持した吸着ノズル14の本数Nをキャリブレーション用部品52,53の種類数M(ノズルグループの数)で割り算した値N/Mが整数であるか否かを判定し、N/Mが整数であれば、ステップ202に進み、各ノズルグループに配分する吸着ノズル14の本数Lをそれぞれ「N/M」本とする。
N/Mが整数でなければ、ステップ203に進み、(N−1)/Mが整数であるか否かを判定し、(N−1)/Mが整数であれば、ステップ204に進み、「M−1」個のノズルグループに配分する吸着ノズル14の本数Lをそれぞれ「(N−1)/M」本とし、残り1個のノズルグループに配分する吸着ノズル14の本数Lを「(N−1)/M+1」本とする。
(N−1)/Mが整数でなければ、ステップ205に進み、(N−2)/Mが整数であるか否かを判定し、(N−2)/Mが整数であれば、ステップ206に進み、「M−2」個のノズルグループに配分する吸着ノズル14の本数Lをそれぞれ「(N−2)/M」本とし、残り2個のノズルグループに配分する吸着ノズル14の本数Lをそれぞれ「(N−2)/M+1」本とする。
以下、同様の処理を繰り返し、ステップ207で、(N−K)/Mが整数であるか否かを判定し、(N−K)/Mが整数であれば、ステップ208に進み、「M−K」個のノズルグループに配分する吸着ノズル14の本数Lをそれぞれ「(N−K)/M」本とし、残りK個のノズルグループに配分する吸着ノズル14の本数Lをそれぞれ「(N−K)/M+1」本とする。ここで、K=3,4,5…である。
以上のようにして、各ノズルグループに配分する吸着ノズル14の本数Lを決定した後、図7のステップ209に進み、実装ヘッド15をキャリブレーション用部品供給ユニット51のキャリブレーション用部品載置部54の上方へ移動させて、各ノズルグループ毎に異なる種類のキャリブレーション用部品52,53を各吸着ノズル14に吸着させるように複数本の吸着ノズル14の部品吸着動作を実行する。この後、ステップ210に進み、実装ヘッド15を部品撮像用カメラ16の上方へ移動させて、複数本の吸着ノズル14に吸着したキャリブレーション用部品52,53をその下面側から部品撮像用カメラ16で撮像して、その画像を処理することで各キャリブレーション用部品52,53の吸着位置のずれ量を測定する。
この後、ステップ211に進み、実装ヘッド15をキャリブレーション用部品供給ユニット51の部品実装精度測定部55の上方へ移動させて、各吸着ノズル14に吸着した各キャリブレーション用部品52,53の吸着位置のずれ量を補正して各キャリブレーション用部品52,53を部品実装精度測定部55の所定の実装位置に実装する。
この後、ステップ212に進み、部品実装精度測定部55に実装した各キャリブレーション用部品52,53を上方からマーク撮像用カメラ17で撮像して、その画像を処理することで、各キャリブレーション用部品52,53の実装位置のずれ量を測定する。
この後、ステップ213に進み、上記ステップ209〜212の一連の動作の実行回数がキャリブレーション用部品52,53の種類数M(ノズルグループの数)よりも少ないか否かを判定し、一連の動作の実行回数がキャリブレーション用部品52,53の種類数Mよりも少ないと判定されれば、ステップ214に進み、各ノズルグループの吸着ノズル14に吸着するキャリブレーション用部品52,53の種類を変更して、上記ステップ209〜212の一連の動作を再度実行する。
このような処理の繰り返しにより、上記ステップ209〜212の一連の動作の実行回数がキャリブレーション用部品52,53の種類数Mと同じ回数に達した時点で、上記ステップ213で「No」と判定して本プログラムを終了する。
以上説明した本実施例1によれば、実装ヘッド15に保持した複数本の吸着ノズル14の各々について複数種類のキャリブレーション用部品52,53の各々の部品実装精度を測定する場合に、キャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数を、前記複数本の吸着ノズル14の本数をキャリブレーション用部品52,53の種類数で割り算した数値と同一又はその小数点以下を切り上げた数に設定できるため、キャリブレーション用部品供給ユニット51のキャリブレーション用部品載置部54にセットするキャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数を実装ヘッド15に保持した吸着ノズル14の本数よりも大幅に少なくすることができる。これにより、キャリブレーション用部品52,53の購入費用を削減できると共に、キャリブレーション用部品52,53をキャリブレーション用部品供給ユニット51のキャリブレーション用部品載置部54にセットする作業時間を短縮できる。更に、キャリブレーション用部品供給ユニット51のキャリブレーション用部品載置部54にセットするキャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数を大幅に少なくすることができるため、キャリブレーション用部品供給ユニット51を小型化することも可能である。
次に、図8を用いて実施例2を説明する。但し、上記実施例1と実質的に同一の部分については同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として異なる部分について説明する。
本実施例2では、部品実装機10の内部に、複数本のキャリブレーション用の吸着ノズル61をセットしたノズルチェンジャ62(ノズルステーション)が設置され、実装ヘッド15に保持した複数本の吸着ノズル14をノズルチェンジャ62によって複数本のキャリブレーション用の吸着ノズル61と交換可能に構成されている。尚、キャリブレーション用部品供給ユニット51の上面部の空きスペースにノズルチェンジャ62を設けた構成としても良い。
本実施例2では、部品実装機10の制御装置41は、複数種類のキャリブレーション用部品52,53の各々の部品実装精度を測定する場合に、複数本のキャリブレーション用の吸着ノズル61を実装ヘッド15に保持させるように当該吸着ノズル61の交換動作を実行した後に、前記実施例1と同様の方法で、実装ヘッド15に保持した複数本のキャリブレーション用の吸着ノズル61の各々について前記複数種類のキャリブレーション用部品52,53の各々の部品実装精度を測定する。
本実施例2のように、実装ヘッド15に保持した複数本の吸着ノズル14を複数本のキャリブレーション用の吸着ノズル61と交換して複数種類のキャリブレーション用部品52,53の各々の部品実装精度を測定するようにすれば、部品実装精度をより正確に測定することができる。
次に、実施例3を説明する。但し、上記実施例1,2と実質的に同一の部分については同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として異なる部分について説明する。
本実施例3では、ノズルチェンジャ62に、キャリブレーション用ではない複数本の吸着ノズルをセットし、実装ヘッド15に保持した複数本の吸着ノズル14をノズルチェンジャ62によって異なる種類の複数本の吸着ノズルと交換可能に構成されている。更に、複数種類のキャリブレーション用部品52,53の種類毎に、使用する吸着ノズル14の種類を変更するようになっている。
本実施例3においても、複数種類のキャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数は、前記実施例1と同様の方法で設定される。この場合、キャリブレーション用部品52,53の種類毎の個数は、実装ヘッド15に保持させる全ての吸着ノズル14の本数より少ないため、複数種類のキャリブレーション用部品52,53の種類毎に、使用する吸着ノズル14の種類を変更する場合には、部品実装精度の測定回数が大幅に増える可能性がある。
そこで、本実施例3では、前記実施例1と同様の方法で設定した各ノズルグループ毎に異なる種類の吸着ノズル14を配分して各ノズルグループの吸着ノズル14に吸着するキャリブレーション用部品52,53の種類を対応させて、前記実施例1と同様の方法で、複数種類のキャリブレーション用部品52,53の吸着から部品実装精度の測定までの一連の動作を実行した後、前記各ノズルグループの吸着ノズル14の種類とキャリブレーション用部品52,53の種類を変更して前記一連の動作を実行するという動作を前記キャリブレーション用部品52,53の種類数(ノズルグループの数)と同じ回数分だけ繰り返して実行することで、前記複数種類のキャリブレーション用部品52,53の各々の部品実装精度を吸着ノズル14の種類毎に測定する。
このようにすれば、複数種類のキャリブレーション用部品52,53の種類毎に、使用する吸着ノズル14の種類を変更する場合でも、複数種類のキャリブレーション用部品52,53を1種類の複数本の吸着ノズル14に吸着させる実施例1と同様の測定回数で、複数種類のキャリブレーション用部品52,53の各々の部品実装精度を吸着ノズル14の種類毎に測定することができる。これにより、複数種類のキャリブレーション用部品52,53の種類毎に、使用する吸着ノズル14の種類を変更する場合でも、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。また、複数種類のキャリブレーション用部品52,53の部品実装精度の測定に使用する複数種類の吸着ノズル14の種類毎の本数も少なくて済む。
尚、ノズルチェンジャ62に複数種類のキャリブレーション用の吸着ノズルを複数本ずつセットし、複数種類のキャリブレーション用部品52,53の種類毎に、使用するキャリブレーション用の吸着ノズルの種類を変更する場合においても、上記実施例3と同様の方法で、複数種類のキャリブレーション用部品52,53の各々の部品実装精度をキャリブレーション用の吸着ノズルの種類毎に測定するようにすれば良い。
[その他の実施例]
図1、図8の構成例では、部品実装機10のフィーダセット台18上に、キャリブレーション用部品供給ユニット51がフィーダ13と交換可能に載置されているが、フィーダセット台18とは別の場所にキャリブレーション用部品供給ユニット51を配置しても良い。
或は、キャリブレーション用部品供給ユニット51から部品実装精度測定部55を分離して部品実装機10内の別の場所に配置しても良い。
その他、本発明は、上記各実施例に限定されず、回転型の実装ヘッドに代えて、回転しない実装ヘッドを搭載した構成にする等、部品実装機10の構成を変更したり、キャリブレーション用部品供給ユニット51の構成を変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
10…部品実装機、11…回路基板、12…コンベア、13…フィーダ、14…吸着ノズル、15…実装ヘッド、16…部品撮像用カメラ、17…マーク撮像用カメラ、18…フィーダセット台、20…ヘッド移動機構、41…制御装置、51…キャリブレーション用部品供給ユニット、52,53…キャリブレーション用部品、54…キャリブレーション用部品載置部、55…部品実装精度測定部、61…キャリブレーション用の吸着ノズル、62…ノズルチェンジャ

Claims (7)

  1. 実装ヘッドに保持した複数本の吸着ノズルの各々にキャリブレーション用部品を吸着して所定の実装位置に実装して各吸着ノズル毎に部品実装精度を測定する部品実装機の部品実装精度測定システムにおいて、
    複数種類のキャリブレーション用部品が種類毎に所定個数ずつセットされたキャリブレーション用部品供給ユニットと、
    前記複数本の吸着ノズルの部品吸着・実装動作及び部品実装精度の測定動作を制御する制御装置とを備え、
    前記キャリブレーション用部品供給ユニットにセットする前記複数種類のキャリブレーション用部品の種類毎の個数は、前記複数本の吸着ノズルの本数よりも少ない個数で且つ前記複数本の吸着ノズルの本数を前記キャリブレーション用部品の種類数で割り算した数値と同一又はそれ以上となるように設定され、
    前記制御装置は、前記複数本の吸着ノズルの各々について前記複数種類のキャリブレーション用部品の各々の部品実装精度を測定する場合に、前記複数本の吸着ノズルを前記キャリブレーション用部品の種類数と同じ数のノズルグループに区分して各ノズルグループの吸着ノズルの本数を前記キャリブレーション用部品の種類毎の個数と同一又はそれ以下とするように配分し、各ノズルグループ毎に異なる種類のキャリブレーション用部品を吸着させるように前記複数本の吸着ノズルの部品吸着動作を実行した後に、前記複数本の吸着ノズルの各々に吸着されている各キャリブレーション用部品を所定の実装位置に実装して部品実装精度を測定するという一連の動作を、前記各ノズルグループの吸着ノズルに吸着する前記キャリブレーション用部品の種類を変更して、前記キャリブレーション用部品の種類数と同じ回数分だけ繰り返して実行することで、前記複数本の吸着ノズルの各々について前記複数種類のキャリブレーション用部品の各々の部品実装精度を測定する、部品実装機の部品実装精度測定システム。
  2. 前記キャリブレーション用部品供給ユニットにセットする前記複数種類のキャリブレーション用部品の種類毎の個数は、前記複数本の吸着ノズルの本数を前記キャリブレーション用部品の種類数で割り算した数値が整数の場合にはその整数と同じ個数に設定され、前記割り算した数値が整数でない場合にはその小数点以下を切り上げた整数と同じ個数に設定されている、請求項1に記載の部品実装機の部品実装精度測定システム。
  3. 前記実装ヘッドに保持した前記複数本の吸着ノズルを複数本のキャリブレーション用の吸着ノズルと交換可能に構成され、
    前記制御装置は、前記複数本のキャリブレーション用の吸着ノズルを前記実装ヘッドに保持させるように当該吸着ノズルの交換動作を実行した後に、前記一連の動作を実行する、請求項1又は2に記載の部品実装機の部品実装精度測定システム。
  4. 前記実装ヘッドに保持した前記複数本の吸着ノズルを異なる種類の複数本の吸着ノズルと交換可能に構成されていると共に、前記複数種類のキャリブレーション用部品の種類毎にそれを吸着する吸着ノズルの種類を変更するように構成され、
    前記制御装置は、前記各ノズルグループ毎に異なる種類の吸着ノズルを配分して前記各ノズルグループの吸着ノズルに吸着する前記キャリブレーション用部品の種類を対応させて前記一連の動作を実行した後、前記各ノズルグループの吸着ノズルの種類と前記キャリブレーション用部品の種類を変更して前記一連の動作を実行するという動作を前記キャリブレーション用部品の種類数と同じ回数分だけ繰り返して実行することで、前記複数種類のキャリブレーション用部品の各々の部品実装精度を吸着ノズルの種類毎に測定する、請求項1乃至3のいずれかに記載の部品実装機の部品実装精度測定システム。
  5. 前記制御装置は、前記複数のノズルグループの各々に配分する吸着ノズルの本数をその差が1本以内に収まるように均等化する、請求項1乃至4のいずれかに記載の部品実装機の部品実装精度測定システム。
  6. 前記制御装置は、前記複数のノズルグループの各々に2本以上の吸着ノズルを配分する場合に、隣接する吸着ノズルを配分する、請求項1乃至5のいずれかに記載の部品実装機の部品実装精度測定システム。
  7. 実装ヘッドに保持した複数本の吸着ノズルの各々にキャリブレーション用部品を吸着して所定の実装位置に実装して各吸着ノズル毎に部品実装精度を測定する部品実装機の部品実装精度測定方法において、
    複数種類のキャリブレーション用部品が種類毎に所定個数ずつセットされたキャリブレーション用部品供給ユニットを備え、
    前記キャリブレーション用部品供給ユニットにセットする前記複数種類のキャリブレーション用部品の種類毎の個数を、前記複数本の吸着ノズルの本数よりも少ない個数で且つ前記複数本の吸着ノズルの本数を前記キャリブレーション用部品の種類数で割り算した数値と同一又はそれ以上となるように設定し、
    前記複数本の吸着ノズルの各々について前記複数種類のキャリブレーション用部品の各々の部品実装精度を測定する場合に、前記複数本の吸着ノズルを前記キャリブレーション用部品の種類数と同じ数のノズルグループに区分して各ノズルグループの吸着ノズルの本数を前記キャリブレーション用部品の種類毎の個数と同一又はそれ以下とするように配分し、各ノズルグループ毎に異なる種類のキャリブレーション用部品を吸着させるように前記複数本の吸着ノズルの部品吸着動作を実行した後に、前記複数本の吸着ノズルの各々に吸着されている各キャリブレーション用部品を所定の実装位置に実装して部品実装精度を測定するという一連の動作を、前記各ノズルグループの吸着ノズルに吸着する前記キャリブレーション用部品の種類を変更して、前記キャリブレーション用部品の種類数と同じ回数分だけ繰り返して実行することで、前記複数本の吸着ノズルの各々について前記複数種類のキャリブレーション用部品の各々の部品実装精度を測定する、部品実装機の部品実装精度測定方法。
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