JPWO2017033234A1 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2017033234A1
JPWO2017033234A1 JP2017536077A JP2017536077A JPWO2017033234A1 JP WO2017033234 A1 JPWO2017033234 A1 JP WO2017033234A1 JP 2017536077 A JP2017536077 A JP 2017536077A JP 2017536077 A JP2017536077 A JP 2017536077A JP WO2017033234 A1 JPWO2017033234 A1 JP WO2017033234A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens group
positive
positive lens
negative
parallax
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017536077A
Other languages
English (en)
Inventor
福島 郁俊
郁俊 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Publication of JPWO2017033234A1 publication Critical patent/JPWO2017033234A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2407Optical details
    • G02B23/2423Optical details of the distal end
    • G02B23/243Objectives for endoscopes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00096Optical elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00163Optical arrangements
    • A61B1/00193Optical arrangements adapted for stereoscopic vision
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2407Optical details
    • G02B23/2415Stereoscopic endoscopes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/036Optical fibres with cladding with or without a coating core or cladding comprising multiple layers
    • G02B6/03616Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference
    • G02B6/03638Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference having 3 layers only
    • G02B6/03644Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference having 3 layers only arranged - + -
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00249Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a photographic apparatus, e.g. a photographic printer or a projector

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

視差の増大を抑制し、撮像素子への光線の斜入射を抑制し、鮮明な画像を取得することを目的として、本発明の撮像装置(1)は、視差を有する2つの像を形成する結像光学系(2)と、視差像を撮像する撮像素子(3)とを備え、結像光学系(2)が、負の屈折力を有する第1負レンズ群(4)と、正の屈折力を有する第1正レンズ群(5)と、正の屈折力を有する第2正レンズ群(6)とを備え、第1負レンズ群(4)が、視差方向に並んで配置され、それぞれが中心軸を有する2つの負レンズ群(7,8)を備え、第1正レンズ群(5)が、単一の中心軸を有し、各負レンズ群(7,8)から射出された光を通過させる共通レンズ群であり、第2正レンズ群(6)が、視差方向に並んで配置され、それぞれが中心軸を有する2つの正レンズ群(13,14)を備え、第1正レンズ群(5)が第1正レンズ群(5)の中心軸に沿って移動する移動レンズ群を備える。

Description

本発明は、撮像装置に関するものである。
立体視に必要な視差画像を獲得するために、先端に光軸の異なる2つのレンズ系が配置された立体撮像光学系が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この立体撮像光学系は、物体面の焦点位置を調整するために、1つのレンズ群を光軸方向に移動させている。
国際公開第2014/147856号
特許文献1の立体撮像光学系は、複数のレンズ群の内の像面に近い位置のレンズ群を移動させる構成なので、移動するレンズ群には、像を結像させるために正の屈折力が必要であり、視差像に対応する2つの光学系の光軸間隔が大きくなってしまう。また、撮像素子に入射する主光線の角度が大きくなるため、撮像素子によっては、斜入射特性が保たれなくなる。さらに、レンズ群の移動に伴って、レンズ群の光軸が設計値からずれた場合には、収差の影響が大きくなり鮮明な画像を取得することができない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、視差の増大を抑制し、撮像素子への光線の入射角を小さくし、鮮明な画像を取得することができる撮像装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、視差を有する2つの像を形成する結像光学系と、該結像光学系よりも像側に配置され視差像を撮像する撮像素子とを備え、前記結像光学系が、物体側から像側に順に、負の屈折力を有する第1負レンズ群と、正の屈折力を有する第1正レンズ群と、正の屈折力を有する第2正レンズ群とを備え、前記第1負レンズ群が、各前記視差像に対応して視差方向に並んで配置され、それぞれが中心軸を有する2つの負レンズ群を備え、前記第1正レンズ群が、単一の中心軸を有し、前記第1負レンズ群の各前記負レンズ群から射出された光を通過させる共通レンズ群であり、前記第2正レンズ群が、各前記視差像に対応して視差方向に並んで配置され、それぞれが中心軸を有する2つの正レンズ群を備え、前記第1正レンズ群が、該第1正レンズ群の前記中心軸に沿って移動する移動レンズ群を備える撮像装置である。
本態様によれば、物体からの光が撮像装置に入射すると、結像光学系において視差を有する2つの像が形成されて、撮像素子により2つの視差像が撮像される。物体からの光は第1負レンズ群により集光されるので、広い画角を確保することができ、視差方向に並んで配置された2つの負レンズ群により視差像に対応して別々に集光された光束は、その後段の共通レンズ群からなる第1正レンズ群によって光束径を小さく維持される。そして、第1正レンズ群を通過した光は、再度、視差方向に並んで配置された2つの正レンズ群を備える第2正レンズ群に入射することにより、2つの視差像がそれぞれ撮像素子に結像され撮像される。
この場合において、フォーカス位置を調節する際には、第1負レンズ群と第2正レンズ群との間に配置された、共通レンズ群である第1正レンズ群を共通中心軸に沿って移動させるので、撮像素子に近い第2正レンズ群を移動させる必要がなく、第2正レンズ群の2つの正レンズ群の中心軸間距離を近接させ、視差を小さく抑えることができる。また、第2正レンズ群を移動させる場合と比較して第1正レンズ群を共通中心軸に沿って移動させる際の駆動誤差による影響を低減することができ、撮像素子への入射角度を小さく抑えて検出感度の低下を抑制することができる。
上記態様においては、前記移動レンズ群が、正の屈折力を有する正レンズおよび負の屈折力を有する負レンズの接合レンズ成分を備えていてもよい。
このようにすることで、接合レンズ成分を備える移動レンズ群の駆動によっても色収差を抑えることができる。
また、上記態様においては、前記第1正レンズ群が、可変間隔を挟んで配置される複数のレンズ群を備えていてもよい。
また、上記態様においては、前記第1正レンズ群が、正の屈折力を有する正レンズ群と、負の屈折力を有する負レンズ群とを備えていてもよい。
このようにすることで、凹凸の組み合わせによって共通レンズの光軸のズレを抑えることができる。
また、上記態様においては、前記第1正レンズ群中の前記正レンズ群と前記負レンズ群との間の距離が変化してもよい。
また、上記態様においては、前記第1正レンズ群の前記正レンズ群が移動レンズ群であり、前記負レンズ群が、前記正レンズ群よりも像側に配置され静止していてもよい。
また、上記態様においては、前記移動レンズ群が、条件(1)を満足してもよい。
(1) fm>(Dk×ΔD)/(ih×0.2)
ここで、fmは、前記移動レンズ群の焦点距離の絶対値、ΔDは、前記移動レンズ群の最大移動量、ihは、前記視差像の像高、Dkは、前記第2正レンズ群の中心軸間の距離である。
このようにすることで、レンズの駆動誤差によって発生する収差を抑えることができる。
また、上記態様においては、前記結像光学系が、各前記視差像に対応した開口を有する絞りを備え、該絞りのいずれかの開口の中心が、前記第1負レンズ群の対応する負レンズ群の中心軸に対して偏芯していてもよい。
このようにすることで、入射瞳位置を近づけたままでも視差像の結像位置をずらし、光束のケラレを小さくすることができる。
また、上記態様においては、前記複数の開口の中心間距離が、前記第1負レンズ群の対応する負レンズ群の中心軸間距離よりも大きくてもよい。
このようにすることで、撮像画角を大きくした際の視差像のクロストークを軽減することができる。
また、上記態様においては、前記複数の開口の中心間距離が、前記第1負レンズ群の対応する負レンズ群の中心軸間距離よりも小さくてもよい。
このようにすることで、視差像間隔を小さくし、撮像素子の撮像面を小型化することができる。
また、上記態様においては、前記結像光学系が、各前記視差像に対応した開口を有する絞りを備え、前記第1正レンズ群が複数のレンズ群を有し、前記開口が前記第1正レンズ群の前記複数のレンズ群の間に位置していてもよい。
このようにすることで、第1負レンズ群の有効径および第2正レンズ群の有効径の双方を抑えることができ、ケラレによる影響を低減することができる。第1負レンズ群のそれぞれの負レンズ群の瞳間距離を大きくしなくても広画角な視差像を得ることができ、小型化を図ることができる。
また、上記態様においては、条件(2)を満足してもよい。
(2) −1.6<fGN1/fGP2<−0.6
ここで、fGN1は、前記第1負レンズ群の焦点距離、fGP2は、前記第2正レンズ群の焦点距離である。
このようにすることで、第1負レンズ群の焦点距離と第2正レンズ群の焦点距離との比を−1近くに設定し、第1負レンズ群と第2正レンズ群との間に配置される共通レンズ群である第1正レンズ群での倍率を−1付近として、移動レンズ群の移動時の収差変動を低減することができる。
また、上記態様においては、条件(3)を満足してもよい。
(3) ―1.5<Dk/fGN1<0
ここで、fGN1は、前記第1負レンズ群の焦点距離、Dkは、前記第2正レンズ群の中心軸間の距離である。
また、上記態様においては、条件(4)を満足してもよい。
(4) 1>Dk/fGP2>0
ここで、fGP2は、前記第2正レンズ群の焦点距離、Dkは、前記第2正レンズ群の中心軸間の距離である。
本発明によれば、視差の増大を抑制し、撮像素子への光線の入射角を小さくし、鮮明な画像を取得することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の移動レンズ群が遠点位置に配置されたときの主光線の光線追跡を示す図である。 図1の撮像装置の移動レンズが近点位置に配置されたときの主光線の光線追跡を示す図である。 図1の撮像装置の第1実施例に係る結像光学系のレンズ配列を示す図である。 図3の結像光学系の移動レンズ群が図1に示される遠点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のY方向の横収差を示す図である。 図3の結像光学系の移動レンズ群が図1に示される遠点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のX方向の横収差を示す図である。 図3の結像光学系の移動レンズ群が図2に示される近点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のY方向の横収差を示す図である。 図3の結像光学系の移動レンズ群が図2に示される近点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のX方向の横収差を示す図である。 図1の撮像装置の第2実施例に係る結像光学系のレンズ配列を示す図である。 図8の結像光学系の移動レンズ群が遠点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のY方向の横収差を示す図である。 図8の結像光学系の移動レンズ群が遠点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のX方向の横収差を示す図である。 図8の結像光学系の移動レンズ群が近点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のY方向の横収差を示す図である。 図8の結像光学系の移動レンズ群が近点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のX方向の横収差を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の移動レンズ群が遠点位置に配置されたときの主光線の光線追跡を示す図である。 図13の撮像装置の移動レンズが近点位置に配置されたときの主光線の光線追跡を示す図である。 図13の撮像装置の第3実施例に係る結像光学系のレンズ配列を示す図である。 図15の結像光学系の移動レンズ群が図13に示される遠点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のY方向の横収差を示す図である。 図15の結像光学系の移動レンズ群が図13に示される遠点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のX方向の横収差を示す図である。 図15の結像光学系の移動レンズ群が図14に示される近点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のY方向の横収差を示す図である。 図15の結像光学系の移動レンズ群が図14に示される近点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のX方向の横収差を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る撮像装置の移動レンズ群が遠点位置に配置されたときの主光線の光線追跡を示す図である。 図20の撮像装置の移動レンズが近点位置に配置されたときの主光線の光線追跡を示す図である。 図20の撮像装置の第4実施例に係る結像光学系のレンズ配列を示す図である。 図22の結像光学系の移動レンズ群が図20に示される遠点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のY方向の横収差を示す図である。 図22の結像光学系の移動レンズ群が図20に示される遠点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のX方向の横収差を示す図である。 図22の結像光学系の移動レンズ群が図21に示される近点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のY方向の横収差を示す図である。 図22の結像光学系の移動レンズ群が図21に示される近点位置に配置されたときの、(a)光線L7、(b)光線L6、(c)光線L5、(d)光線L4、(e)光線L3、(f)光線L2、(g)光線L1のX方向の横収差を示す図である。 各実施形態に係る撮像装置を適用する硬性内視鏡の(a)全体図、(b)先端部を示す斜視図である。 各実施形態に係る撮像装置を適用する軟性電子内視鏡の全体図である。 各実施形態に係る撮像装置を適用する自動車の(a)フロント部分の斜視図、(b)側面図である。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る撮像装置1は、例えば、内視鏡の挿入部の先端に備えられる撮像装置であって、図1および図2に示されるように、結像光学系2と撮像素子3とを備えている。
結像光学系2は、物体側から像側に順に、負の屈折力を有する第1負レンズ群4と、正の屈折力を有する第1正レンズ群5と、正の屈折力を有する第2正レンズ群6とを備え、2つの視差像を形成するようになっている。
第1負レンズ群4は、2つの視差像に対応して視差方向に並んで配置され、それぞれが中心軸A,Bを有する2つの負レンズ群7,8を備えている。
第1負レンズ群4の各負レンズ群7,8は、物体側から順に、像側に凹面を備える平凹レンズ9と、両凹レンズと両凸レンズとの接合レンズ10と、物体側に凹面を有する1つのメニスカスレンズ11とを備えている。また、接合レンズ10として、中心軸A,B上において物体側面および像側面の2面のみが空気と接するレンズをレンズ成分とする。
第1正レンズ群5は、図3に示されるように、単一の中心軸(共通中心軸)Sを有し、第1負レンズ群4の各負レンズ群7,8から射出された光を通過させる共通レンズ群であり、物体側に凸面を有するメニスカスレンズと両凸レンズとの接合レンズ12により構成されている。第1正レンズ群5は共通中心軸Sに沿って移動可能に設けられた移動レンズ群を構成している。
第2正レンズ群6は、各視差像に対応して視差方向に並んで配列され、それぞれが中心軸X,Yを有する2つの正レンズ群13,14を備えている。
第2正レンズ群6の各正レンズ群13,14は、物体側から順に、物体側に凸面を有するメニスカスレンズと両凸レンズとの接合レンズ15と、両凸レンズ16とを備えている。第1正レンズ群5と第2正レンズ群6との間には、視差像に対応する開口を有する明るさ絞り(絞り)17が設けられている。
物体からの光は、第1負レンズ群4の2つの負レンズ群7,8によって、視差に応じて2つに分離された状態でそれぞれ集光された後、共通レンズ群である第1正レンズ群5を通過して第2正レンズ群6に入射する際に、再度、視差に応じて2つに分離され、第2正レンズ群6を構成する各正レンズ群13,14によって2つの視差像が結像されるようになっている。
撮像素子3は、第2正レンズ群6による視差像の結像位置に撮像面18を配置したCCDあるいはCMOS等によって構成されている。
本実施形態に係る撮像装置1は、以下の条件(1)から(4)を満足している。
(1) fm>(Dk×ΔD)/(ih×0.2)
(2) −1.6<fGN1/fGP2<−0.6
(3) ―1.5<Dk/fGN1<0
(4) 1>Dk/fGP2>0
ここで、
fmは、移動レンズ群5の焦点距離の絶対値、
ΔDは、移動レンズ群5の最大移動量、
ihは、視差像の像高、
Dkは、第2正レンズ群6を構成する2つの正レンズ群13,14の中心軸X,Y間の距離、
fGN1は、第1負レンズ群4焦点距離、
fGP2は、第2正レンズ群6焦点距離
である。
接合レンズ12の最大移動量ΔDによる像高の変化量ΔYは以下の関係式を満たす。
ΔY=ΔD×(Dk/2)/fm
そして、像高の変化量ΔYとして像高ihの10%より小さいこと、すなわち、
ΔY<ih×0.1
を条件とすると、条件(1)が導かれる。
このように構成された本実施形態に係る撮像装置1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る撮像装置1によれば、物体からの光が撮像装置1に入射すると、結像光学系2において視差を有する2つの像が形成されて、撮像素子3により2つの視差像が撮像される。物体からの光は第1負レンズ群4を構成している2つの負レンズ群7,8により視差に応じて2つに分離されて集光されるので、広い画角を確保することができ、第1負レンズ群4により集光された光束の径は、その後段の第1正レンズ群5によって小さいままに維持される。そして、第1正レンズ群5を通過した光は、視差方向に並んで配置された2つの正レンズ群13,14を備える第2正レンズ群6に入射することにより、再度2つの視差像に分離され、撮像素子3によってそれぞれ撮像される。
フォーカス位置を調節する際には、第1正レンズ群5を構成する単一の接合レンズ12を共通中心軸Sに沿って移動させるので、単純な移動機構によってフォーカス位置を調節することができる。これにより撮像装置1の細径化および長さの短縮を図ることができる。すなわち、本実施形態に係る撮像装置1によれば、構造を簡素化して大型化を防止し画角を十分に拡大することができるという利点がある。
また、この場合に、第1負レンズ群4と第2正レンズ群6との間に配置された、共通レンズ群である第1正レンズ群5を共通中心軸Sに沿って移動させるので、撮像素子3に近い第2正レンズ群6を移動させる必要がない。このため、第2正レンズ群6の2つの正レンズ群13,14の中心軸X,Y間距離を近接させ、視差を小さく抑えることができるという利点がある。
また、第2正レンズ群6を移動させる場合と比較して第1正レンズ群5を共通中心軸Sに沿って移動させる際の駆動誤差による影響を低減することができる。さらに、撮像素子3への入射角度を小さく抑えて斜入射による検出感度の低下を防止することができるという利点がある。
また、第1正レンズ群5として、像側に凸面を備えるメニスカスレンズと両凸レンズとの接合レンズ12からなることとしたので、移動による色収差の変動を抑えることができる。
なお、明るさ絞り17は、第2正レンズ群6の2つの正レンズ群13,14の各々の中心軸X,Yに対して偏芯して配置されていてもよい。このようにすることで、入射瞳位置を近づけたままでも視差像の結像位置をずらし、光束のケラレを小さくすることができるという利点がある。
また、2つの明るさ絞り17の開口の中心間距離が、第2正レンズ群6中の2つの正レンズ群13,14の中心軸X,Y間距離よりも大きくてもよい。このようにすることで、撮像画角を大きくした際の視差像のクロストークを軽減することができる。
また、2つの明るさ絞り17の開口の中心間距離が、第2正レンズ群6中の2つの正レンズ群13,14の中心軸X,Y間距離よりも小さくてもよい。このようにすることで、視差像間隔を小さくし、撮像素子3の撮像面18を小型化することができる。
また、本実施形態に係る撮像装置1においては、条件(1)を満たしているので、移動レンズ群5の駆動誤差に伴って発生する収差を抑えることができるという利点がある。
また、本実施形態に係る撮像装置1においては、条件(2)を満たしているので、移動レンズ群5の移動時の収差変動を低減することができる。
また、本実施形態に係る撮像装置1においては、条件(3)、(4)を満足しているので、それぞれ収差を低減することができるという利点がある。
次に、本実施形態に係る撮像装置1の第1実施例について、図3から図7およびレンズデータを用いて以下に説明する。
図3は本実施例に係る撮像装置1の結像光学系2のレンズ配列を示している。また、図4から図7は本実施例に結像光学系2の各光線L1からL7に対応する収差図を示している。
本実施例においては、最大画角(遠点)は120°、像高は0.4mm、Fnoは4である。
以下のレンズデータにおいては、rは曲率半径(mm)、dは面間隔(mm)、Ndはd線に対する屈折率、νはアッベ数を示している。また、OBJは被写体(物体)を示している。
面番号 r d Nd ν
OBJ ∞ 16
1 ∞ 0.3 1.74397 44.8496
2 0.682985 0.728907
3 −1.81916 0.3 1.744 44.7857
4 0.96296 0.564563 1.74179 28.1424
5 −3.04455 0.337757
6 −1.77654 0.35 1.58913 61.1341
7 −1.33214 0.3
8 24.5511 0.4 1.7552 27.5116
9 3.19977 0.5 1.72568 30.5685
10 −572.442 0.77725
11 ∞(絞り) 0.1
12 1.90494 0.3 1.75512 27.6565
13 0.766695 0.448757 1.58913 61.1341
14 −3.9825 0.1
15 3.85409 1.28188 1.48749 70.2353
16 −1.90788 0.715974
17 ∞ 0.9 1.51633 64.1411
18 ∞(像面)
上記レンズデータにおける物点、面間隔7および面間隔10は、移動レンズ群5が遠点位置に配置されている時の値を示しており、近点位置に配置されているときの値は、
dOBJ(物体から第1面までの距離)=6mm、d7=0.97725mm、d10=0.1mm
である。
また、第11面は明るさ絞り17を示し、第8面、第11面および第18面においては物体側直前の中心軸Sに対する偏芯量ydeは、それぞれ、
第8面:yde=0.55mm、
第11面:yde=−0.55mm、
第18面:yde=0.02mm
である。
次に、本実施形態に係る撮像装置1の第2実施例について、図8から図12およびレンズデータを用いて以下に説明する。
図8は本実施例に係る撮像装置1の結像光学系2のレンズ配列を示している。また、図9から図12は本実施例に結像光学系2の各光線L1からL7に対応する収差図を示している。
本実施例においては、最大画角(遠点)は122°、像高は0.4mm、Fnoは3.5である。
面番号 r d Nd ν
OBJ ∞ 18
1 ∞ 0.3 1.74397 44.8496
2 0.75403 0.667151
3 −1.94 0.3 1.74397 44.8496
4 1.24367 0.502807 1.7552 27.5116
5 −3.40025 0.276001
6 −1.81523 0.4 1.74077 27.7889
7 −1.61417 0.3
8 46.134 0.45 1.7552 27.579
9 15.8259 0.7 1.744 44.7857
10 −350.734 0.908629
11 ∞(絞り) 0.1
12 2.49423 0.3 1.7552 27.5116
13 0.901324 0.387 1.58913 61.1341
14 −2.83366 0.1
15 3.27814 1.58694 1.54498 65.0511
16 −2.22465 0.654218
17 ∞ 0.9 1.51633 64.1411
18 ∞(像面)
上記レンズデータにおける物点、面間隔7および面間隔10は、移動レンズ群5が遠点位置に配置されている時の値を示しており、近点位置に配置されているときの値は、
dOBJ(物体から第1面までの距離)=6mm、d7=1.10863mm、d10=0.1mm
である。
また、第11面は明るさ絞り17を示し、第8面、第11面および第18面においては物体側直前の中心軸Sに対する偏芯量ydeは、それぞれ、
第8面:yde=0.6mm、
第11面:yde=−0.6mm、
第18面:yde=0.014012mm
である。
次に、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置20について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態の説明において、上述した第1の実施形態に係る撮像装置20と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、図13および図14に示されるように、第1負レンズ群22の2つの負レンズ群23,24および第1正レンズ群25において第1の実施形態に係る撮像装置1と相違している。
本実施形態においては、第1負レンズ群22の2つの負レンズ群23,24が、両凹レンズと像側に凹面を有するメニスカスレンズとの接合レンズ26と両凸レンズ27とを備える点において、第1の実施形態に係る撮像装置1と相違している。
また、本実施形態においては、第1正レンズ群25が、物体側から順に、物体側に凸面を有するメニスカスレンズと両凸レンズとの接合レンズ28と、1つの両凹レンズ29とを備え、接合レンズ28が移動レンズ群を構成している点において第1の実施形態に係る撮像装置1と相違している。
さらに、第1正レンズ群25を構成している接合レンズ28と両凹レンズ29との間に、各視差に対応する開口を有する明るさ絞り17が設けられている点においても、第1の実施形態に係る撮像装置1と相違している。
本実施形態に係る撮像装置20によれば、第1正レンズ群25が、可変間隔を挟んで配置される複数のレンズ群を備え、複数のレンズ群が、正の屈折力を有する接合レンズ(正レンズ群)28と、負の屈折力を有する両凹レンズ(負レンズ群)29とを備えているので、凹凸の組み合わせによって共通レンズの光軸のズレを抑えることができるという利点がある。
さらに、本実施形態に係る撮像装置20によれば、接合レンズ28と両凹レンズ29との間に、各視差に対応する開口を有する明るさ絞り17が設けられているので、明るさ絞り17の位置で光束の広がりを最も小さく抑え、明るさ絞り17よりも像側および物体側における光束の広がりを抑えることができる。これにより、第1負レンズ群22の有効径および第2正レンズ群6の有効径の双方を抑えることができ、ケラレによる影響を低減することができる。そして、第1負レンズ群22のそれぞれの負レンズ群23,24の瞳間距離を大きくしなくても広画角な視差像を得ることができ、小型化を図ることができる。
次に、本実施形態に係る撮像装置20の第3実施例について、図15から図19およびレンズデータを用いて以下に説明する。
図15は本実施例に係る撮像装置20の結像光学系21のレンズ配列を示している。また、図16から図19は本実施例に結像光学系21の各光線L1からL7に対応する収差図を示している。
本実施例においては、最大画角(遠点)は140°、像高は0.4mm、Fnoは4である。
面番号 r d Nd ν
OBJ ∞ 16
1 ∞ 0.3 1.74341 44.893
2 0.624603 0.35
3 −1.83849 0.3 1.65011 55.095
4 0.8 0.824461 1.7552 27.5116
5 3.19726 0.2
6 41.729 0.4 1.61717 52.3378
7 −1.68972 0.224506
8 55.6494 0.45 1.74077 27.7889
9 2.38544 0.7 1.73323 30.7671
10 −6.58301 0.231451
11 ∞(絞り) 0.2
12 −12.5835 0.45 1.6799 31.4352
13 17.4312 0.1
14 1.97593 0.3 1.7552 27.579
15 0.847122 0.5 1.58913 61.1341
16 −2.77896 0.1
17 2.58729 0.749325 1.62001 60.343
18 −4.8269 0.721822
19 ∞(仮想面) 0
20 ∞ 0.9 1.51633 64.1411
21 ∞(像面)
上記レンズデータにおける物点、面間隔7および面間隔10は、移動レンズ群28が遠点位置に配置されている時の値を示しており、近点位置に配置されているときの値は、
dOBJ(物体から第1面までの距離)=6mm、d7=0.355957mm、d10=0.1mm
である。
また、第11面は明るさ絞り17を示し、第8面、第11面、第12面、第14面および第21面においては物体側直前の中心軸Sに対する偏芯量ydeは、それぞれ、
第8面:yde=0.5mm、
第11面:yde=−0.45mm、
第12面:yde=0.45mm、
第14面:yde=−0.5mm、
第21面:yde=0.00266mm
である。
次に、本発明の第3の実施形態に係る撮像装置30について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態の説明において、上述した第2の実施形態に係る撮像装置20と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、図20および図21に示されるように、第1負レンズ群32および第1正レンズ群33において第2の実施形態に係る撮像装置20と相違している。
本実施形態においては、第1負レンズ群32の2つの負レンズ群34,35が、両凹レンズと像側に凹面を有するメニスカスレンズとの接合レンズ36と、物体側に凹面を向けた1つのメニスカスレンズ37とを備える点において、第2の実施形態に係る撮像装置20と相違している。
また、第1正レンズ群33が、物体側から順に、物体側に凹面を向けた2つのメニスカスレンズの接合レンズ38と、物体側に凹面を向けた1つのメニスカスレンズ39とを備える点において第2の実施形態に係る撮像装置20と相違している。
次に、本実施形態に係る撮像装置30の第4実施例について、図22から図26およびレンズデータを用いて以下に説明する。
図22は本実施例に係る撮像装置30の結像光学系31のレンズ配列を示している。また、図23から図26は本実施例に結像光学系31の各光線L1からL7に対応する収差図を示している。
本実施例において、最大画角(遠点)は140°、像高は0.4mm、Fnoは3.5である。
面番号 r d Nd ν
OBJ 14
1 ∞ 0.3 1.74397 44.8496
2 0.75 0.45
3 −2.50847 0.3 1.63854 55.3792
4 0.8 0.35 1.7552 27.579
5 1.99388 0.2
6 −2.85914 0.4 1.7432 49.3387
7 −1.30459 1.18951
8 −11.2391 0.45 1.74077 27.7889
9 −3.80255 0.7 1.62041 60.3227
10 −3.27754 0.279688
11 ∞(絞り) 0.2
12 −3.15044 0.45 1.74077 27.7889
13 −8.88625 0.1
14 3.0047 0.3 1.75377 28.9881
15 1.00432 0.884321 1.58913 61.1341
16 −2.43398 0.1
17 2.30107 0.817818 1.48749 70.2353
18 −4.51289 1.05205
19 ∞(仮想面) 0
20 ∞ 0.9 1.51633 64.1411
21 ∞(像面)
上記レンズデータにおける物点、面間隔7および面間隔10は、移動レンズ群38が遠点位置に配置されている時の値を示しており、近点位置に配置されているときの値は、
dOBJ(物体から第1面までの距離)=4mm、d7=1.3692mm、d10=0.1mm
である。
また、第11面は明るさ絞り17を示し、第8面、第11面、第12面、第14面および第21面においては物体側直前の中心軸Sに対する偏芯量ydeは、それぞれ、
第8面:yde=0.65mm、
第11面:yde=−0.65mm、
第12面:yde=0.65mm、
第14面:yde=−0.65mm、
第21面:yde=0.024565mm
である。
上記4つの実施例における条件(1)から(4)の値を表1に示す。
表1によれば、4つの実施例はいずれも条件(1)から(4)を満たしている。
Figure 2017033234
本発明の各実施形態に係る撮像装置1,20,30の適用例について、以下に説明する。
図27は、各実施形態に係る撮像装置1,20,30を内視鏡に適用した例を示す図である。図27(a)は硬性内視鏡110の全体図であり、図27(b)は硬性内視鏡110の先端に取り付けた各実施形態に係る撮像装置1,20,30を示している。
また、図28は、軟性電子内視鏡システムを示す全体図である。軟性電子内視鏡113の挿入部の先端に上記各実施形態に係る撮像装置1,20,30を取り付けて、撮影された画像に画像処理を施して歪みを補正し、表示装置114に立体的に表示するようにしている。
図27および図28に示されるように、内視鏡に各実施形態に係る撮像装置1,20,30を適用することにより、全方位の画像を立体的に撮影して観察することができ、従来と異なる角度から様々な部位を立体的に観察することができる。
また、図29は、本発明の各実施形態に係る撮像装置1,20,30を自動車130に適用した例を示す図である。
図29(a),(b)に示されるように、撮像装置1,20,30を自動車130の各部に取り付けて、取得された画像に画像処理を施して歪みを補正し、車内の表示装置(図示略)に同時に立体的に表示するようにしている。
1,20,30 撮像装置
2,21,31 結像光学系
3 撮像素子
4,22,32 第1負レンズ群
5,25,33 第1正レンズ群(移動レンズ群)
6 第2正レンズ群
7,8,23,24,34,35 負レンズ群
13,14 正レンズ群
17 明るさ絞り(絞り)
A,B,S,X,Y 中心軸

Claims (14)

  1. 視差を有する2つの像を形成する結像光学系と、
    該結像光学系よりも像側に配置され視差像を撮像する撮像素子とを備え、
    前記結像光学系が、物体側から像側に順に、負の屈折力を有する第1負レンズ群と、正の屈折力を有する第1正レンズ群と、正の屈折力を有する第2正レンズ群とを備え、
    前記第1負レンズ群が、各前記視差像に対応して視差方向に並んで配置され、それぞれが中心軸を有する2つの負レンズ群を備え、
    前記第1正レンズ群が、単一の中心軸を有し、前記第1負レンズ群の各前記負レンズ群から射出された光を通過させる共通レンズ群であり、
    前記第2正レンズ群が、各前記視差像に対応して視差方向に並んで配置され、それぞれが中心軸を有する2つの正レンズ群を備え、
    前記第1正レンズ群が、該第1正レンズ群の前記中心軸に沿って移動する移動レンズ群を備える撮像装置。
  2. 前記移動レンズ群が、正の屈折力を有する正レンズおよび負の屈折力を有する負レンズの接合レンズ成分を備える請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1正レンズ群が、可変間隔を挟んで配置される複数のレンズ群を備える請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1正レンズ群が、正の屈折力を有する正レンズ群と、負の屈折力を有する負レンズ群とを備える請求項1から請求項3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記第1正レンズ群中の前記正レンズ群と前記負レンズ群との間の距離が変化する請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記第1正レンズ群の前記正レンズ群が移動レンズ群であり、
    前記負レンズ群が、前記正レンズ群よりも像側に配置され静止している請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記移動レンズ群が、条件(1)を満足する請求項1に記載の撮像装置。
    (1) fm>(Dk×ΔD)/(ih×0.2)
    ここで、
    fmは、前記移動レンズ群の焦点距離の絶対値、
    ΔDは、前記移動レンズ群の最大移動量、
    ihは、前記視差像の像高、
    Dkは、前記第2正レンズ群の中心軸間の距離
    である。
  8. 前記結像光学系が、各前記視差像に対応した開口を有する絞りを備え、
    該絞りのいずれかの開口の中心が、前記第1負レンズ群の対応する負レンズ群の中心軸に対して偏芯している請求項1から請求項7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 前記複数の開口の中心間距離が、前記第1負レンズ群の対応する負レンズ群の中心軸間距離よりも大きい請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記複数の開口の中心間距離が、前記第1負レンズ群の対応する負レンズ群の中心軸間距離よりも小さい請求項8に記載の撮像装置。
  11. 前記結像光学系が、各前記視差像に対応した開口を有する絞りを備え、
    前記第1正レンズ群が複数のレンズ群を有し、
    前記開口が前記第1正レンズ群の前記複数のレンズ群の間に位置する請求項1から請求項10のいずれかに記載の撮像装置。
  12. 条件(2)を満足する請求項1から請求項11のいずれかに記載の撮像装置。
    (2) −1.6<fGN1/fGP2<−0.6
    ここで、
    fGN1は、前記第1負レンズ群の焦点距離、
    fGP2は、前記第2正レンズ群の焦点距離
    である。
  13. 条件(3)を満足する請求項1から請求項11のいずれかに記載の撮像装置。
    (3) ―1.5<Dk/fGN1<0
    ここで、
    fGN1は、前記第1負レンズ群の焦点距離、
    Dkは、前記第2正レンズ群の中心軸間の距離
    である。
  14. 条件(4)を満足する請求項1から請求項11のいずれかに記載の撮像装置。
    (4) 1>Dk/fGP2>0
    ここで、
    fGP2は、前記第2正レンズ群の焦点距離、
    Dkは、前記第2正レンズ群の中心軸間の距離
    である。
JP2017536077A 2015-08-21 2015-08-21 撮像装置 Pending JPWO2017033234A1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/073593 WO2017033234A1 (ja) 2015-08-21 2015-08-21 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2017033234A1 true JPWO2017033234A1 (ja) 2018-06-07

Family

ID=58100159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017536077A Pending JPWO2017033234A1 (ja) 2015-08-21 2015-08-21 撮像装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10520719B2 (ja)
JP (1) JPWO2017033234A1 (ja)
WO (1) WO2017033234A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018189853A1 (ja) 2017-04-13 2018-10-18 オリンパス株式会社 立体視内視鏡光学系及びそれを備えた内視鏡
WO2018211595A1 (ja) 2017-05-16 2018-11-22 オリンパス株式会社 立体視用光学系及びそれを備えた撮像装置
WO2019008618A1 (ja) 2017-07-03 2019-01-10 オリンパス株式会社 立体視用光学系及びそれを備えた撮像装置
WO2019064515A1 (ja) 2017-09-29 2019-04-04 オリンパス株式会社 立体視用光学系及びそれを備えた撮像装置
CN117676294A (zh) * 2022-08-09 2024-03-08 晋城三赢精密电子有限公司 摄像头模组及电子产品

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07261099A (ja) * 1994-03-17 1995-10-13 Olympus Optical Co Ltd 立体視内視鏡
JPH07294827A (ja) * 1994-04-20 1995-11-10 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
US20090096865A1 (en) * 2007-10-10 2009-04-16 Mckinley Harry R Stereoscopic zoom endoscope
JP2014160240A (ja) * 2013-01-23 2014-09-04 Olympus Medical Systems Corp 光学系、立体撮像装置、及び内視鏡
WO2014147856A1 (ja) * 2013-03-22 2014-09-25 オリンパス株式会社 立体撮像光学系、立体撮像装置及び内視鏡

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5743846A (en) 1994-03-17 1998-04-28 Olympus Optical Co., Ltd. Stereoscopic endoscope objective lens system having a plurality of front lens groups and one common rear lens group
US6632172B1 (en) 2000-11-17 2003-10-14 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope apparatus
JP2001147382A (ja) 1999-11-19 2001-05-29 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用対物光学系
JP2001166258A (ja) 1999-12-10 2001-06-22 Canon Inc 立体画像撮影用光学系及びそれを用いた立体画像撮影装置
JP4248771B2 (ja) 2001-06-27 2009-04-02 オリンパス株式会社 内視鏡装置
CN103003751A (zh) * 2010-07-26 2013-03-27 松下电器产业株式会社 透镜单元
JP6289132B2 (ja) * 2014-01-31 2018-03-07 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07261099A (ja) * 1994-03-17 1995-10-13 Olympus Optical Co Ltd 立体視内視鏡
JPH07294827A (ja) * 1994-04-20 1995-11-10 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
US20090096865A1 (en) * 2007-10-10 2009-04-16 Mckinley Harry R Stereoscopic zoom endoscope
JP2014160240A (ja) * 2013-01-23 2014-09-04 Olympus Medical Systems Corp 光学系、立体撮像装置、及び内視鏡
WO2014147856A1 (ja) * 2013-03-22 2014-09-25 オリンパス株式会社 立体撮像光学系、立体撮像装置及び内視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
US20180120554A1 (en) 2018-05-03
US10520719B2 (en) 2019-12-31
WO2017033234A1 (ja) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105917263B (zh) 光学系统、立体摄像装置和内窥镜
US10036883B2 (en) Endoscope magnification optical system and endoscope
US10520719B2 (en) Image acquisition device
JP6029159B1 (ja) 観察光学系、観察撮像装置、観察撮像システム、結像レンズ系及び観察光学系の調整方法
US10686973B2 (en) Image pickup apparatus with two optical systems
US20170303774A1 (en) Endoscope magnification optical system and endoscope
US11478134B2 (en) Stereoscopic-vision endoscope optical system and endoscope using the same
JP6727795B2 (ja) 撮像装置及びそれを有する撮像システム
US10462363B2 (en) Optical apparatus
JP2014174390A (ja) 結像光学系、立体撮像装置、及び内視鏡
WO2018047335A1 (ja) 立体視内視鏡
JP2013222177A (ja) 立体映像撮影光学系および立体映像撮影装置
US11058287B2 (en) Optical system for stereoscopic vision and image pickup apparatus using the same
CN105793756B (zh) 立体摄像光学系统、立体摄像装置以及内窥镜
CN106233182B (zh) 立体摄像用光学系统、立体摄像装置以及内窥镜
US9297986B2 (en) Wide angle lens system and electronic apparatus having the same
CN111201465B (zh) 立体视觉光学系统以及具备该立体视觉光学系统的内窥镜
US10955656B2 (en) Image-acquisition apparatus
JP6922289B2 (ja) 結像レンズおよび撮像装置
JP2017203972A (ja) 観察光学系、観察撮像装置、観察撮像システム、結像レンズ系及び観察光学系の調整方法
CN111954840B (zh) 立体内窥镜物镜光学系统以及具备其的内窥镜
JP2009282179A (ja) 観察光学系及びそれを用いた撮像装置
JP2016133569A (ja) 対物レンズ及びそれを備えた撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200107