JP6922289B2 - 結像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Description

この発明は、結像レンズおよび撮像装置に関する。
エリアセンサを用いた撮像装置は、被写体を撮影するカメラとして従来から広く用いられている。
近年ではそれに加えて、検査装置等の画像入力装置として、所謂マシンビジョン用の撮像装置等の産業用カメラも広がりを見せている。
このような産業用カメラは、様々な距離にある被写体に合わせて、一定の精度で画像を撮影することが求められており、フォーカシングに伴うレンズ性能の劣化が少ないレンズ構成が知られている(特許文献1等参照)。
この発明は、2レンズ群構成で、フォーカシングに伴う性能の変化が少ない、新規な結像レンズを実現する。
この発明の結像レンズは、絞りを挟んで物体側に位置する第1レンズ群と、像側に位置する第2レンズ群と、から構成され、無限遠物体から近距離物体へフォーカシングを変える時に、前記第1レンズ群は物体側に移動し、前記第1レンズ群と前記絞りとの間隔が増大する結像レンズにおいて、前記第1レンズ群は物体側から順に正の屈折力を持つ第1レンズ、正の屈折力を持つ第2レンズ、負の屈折力を持つ第3レンズ、負の屈折力を持つ第4レンズ、正の屈折力を持つ第5レンズから構成され、前記第2レンズ群は物体側から順に負の屈折力を備えた負サブ群と、正の屈折力を有する正サブ群と、で構成され、第1レンズ群の焦点距離:f1G、前記無限遠物体へのフォーカシング時における全系の焦点距離:fであるとき、以下の条件式:(1)0.45<f1G/f<0.75を満足し、前記第2レンズと前記第3レンズとが接合して配置されることを特徴とする結像レンズ。

この発明によれば、2レンズ群構成で、フォーカシングに伴う性能の変化が少ない新規な結像レンズを実現できる。
撮像装置の実施形態の一例を説明するための図である。 実施例1の結像レンズを説明するための図である。 実施例1の結像レンズのワーキングディスタンスが0.25mに合焦した状態を説明するための図である。 実施例1の結像レンズのワーキングディスタンスが0.10mに合焦した状態を説明するための図である。 実施例2の結像レンズを説明するための図である。 実施例2の結像レンズのワーキングディスタンスが0.25mに合焦した状態を説明するための図である。 実施例2の結像レンズのワーキングディスタンスが0.10mに合焦した状態を説明するための図である。 実施例3の結像レンズを説明するための図である。 実施例3の結像レンズのワーキングディスタンスが0.25mに合焦した状態を説明するための図である。 実施例3の結像レンズのワーキングディスタンスが0.10mに合焦した状態を説明するための図である。 実施例4の結像レンズを説明するための図である。 実施例4の結像レンズのワーキングディスタンスが0.25mに合焦した状態を説明するための図である。 実施例4の結像レンズのワーキングディスタンスが0.10mに合焦した状態を説明するための図である。 実施例1の結像レンズの無限遠物体に合焦した状態における収差図の一例である。 実施例1の結像レンズのワーキングディスタンスが0.25mの物体に合焦した状態における収差図の一例である。 実施例1の結像レンズのワーキングディスタンスが0.10mの物体に合焦した状態における収差図の一例である。 実施例2の結像レンズの無限遠物体に合焦した状態における収差図の一例である。 実施例2の結像レンズのワーキングディスタンスが0.25mの物体に合焦した状態における収差図の一例である。 実施例2の結像レンズのワーキングディスタンスが0.10mの物体に合焦した状態における収差図の一例である。 実施例3の結像レンズの無限遠物体に合焦した状態における収差図の一例である。 実施例3の結像レンズのワーキングディスタンスが0.25mの物体に合焦した状態における収差図の一例である。 実施例3の結像レンズのワーキングディスタンスが0.10mの物体に合焦した状態における収差図の一例である。 実施例4の結像レンズの無限遠物体に合焦した状態における収差図の一例である。 実施例4の結像レンズのワーキングディスタンスが0.25mの物体に合焦した状態における収差図の一例である。 実施例4の結像レンズのワーキングディスタンスが0.10mの物体に合焦した状態における収差図の一例である。 撮像装置の他の形態を説明するための図である。 結像レンズを用いた検査装置の一例を説明するための図である。
図1に、本発明の実施形態の一例として、結像レンズ1を備えた撮像装置100を示す。
撮像装置100は、2群構成のレンズ群を備えた結像レンズ1と、結像レンズ1を透過した光を像として認識するための撮像素子50と、を有している。
また、本発明の実施形態の具体的なレンズ構成を図2〜図13に例示する。なお、図2〜図13においては、図の左方が物体側、図の右方が像側である。また、繁雑を避けるため、図2〜図13において、符号は共通化する。
なお、無限遠に合焦した状態のレンズ構成図を図2、5、8、11、ワーキングディスタンス0.25mに合焦した状態を図3、6、9、12、ワーキングディスタンス0.10mに合焦した状態を図4、7、10、13として例示する。なお「ワーキングディスタンス」とは、撮像装置100の作動距離であり、撮像するべき対象物(被写体)たるワークWKから結像レンズ1の先端までの距離を示す。
結像レンズ1は、図2に示すように、物体側から像面側に向かって順に、複数のレンズを用いて構成される第1レンズ群1Gと、開口絞りSと、第2レンズ群2Gと、を有している。
以降の説明において、符号1Gは「第1レンズ群」、符号2Gは「第2レンズ群」、を示し、符号Sは「開口絞り」を示す。また、符号Imは「像面」を示す。
なお、第1レンズ群1Gは、物体側から像側へ向かって順に正レンズL1、正レンズL2,負レンズL3、負レンズL4、正レンズL5で構成されたレンズ群であることがより好ましい。
第1レンズ群1Gは、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシング時に、開口絞りSに対して物体側へと移動することで、開口絞りSとの間の間隔が増大されることでフォーカシングを行う。一方、第2レンズ群2Gと開口絞りSとは、かかるフォーカシング時において像面に対して固定される。
なお、一般に『正の屈折力を備える』レンズを正レンズ、『負の屈折力を備える』レンズを負レンズと呼称する。
第2レンズ群2Gは、物体側から像側へ向かって順に、負の屈折力を備える負レンズL6と、負レンズL7と、正のパワーを持ったサブ群を構成する正レンズL8と、で構成されるレンズ群である。
なお、負レンズL6と、負レンズL7とは、負の屈折力を備えた負のサブ群を構成する。
本実施形態の結像レンズ1は、結像させた像を撮像素子50で撮像する場合を想定されており、図2ないし図13において符号CGは「撮像素子のカバーガラス」を示している。
カバーガラスCGは「平行平板状」で、撮像素子50の受光面は像面Imに合致している。
カバーガラスCGは、撮像素子50の受光面をシールドして保護する機能を持つが、赤外線カットフィルタ等の機能を併せ持つとしても良い。
正レンズL1は、本実施形態においては第1レンズ群1Gの最も物体側に配置された正の屈折力を持つ第1レンズである。
正レンズL2は、正の屈折力を持つ第2レンズである。
負レンズL3は、負の屈折力を持つ第3レンズである。
正レンズL2と負レンズL3とは、一体に接合された接合レンズである。
負レンズL4は、負の屈折力を持つ第4レンズである。
正レンズL5は、正の屈折力を持つ第5レンズである。
すなわち、第1レンズ群1Gは、物体側から像面側に向かって順に正レンズL1、正レンズL2、負レンズL3、負レンズL4、正レンズL5で構成されている。
このように第1レンズ群1Gを物体側の正レンズを2枚、負レンズを2枚配置することにより、緩やかに光線を曲げることができ、大口径化に伴って生じる球面収差やコマ収差を十分に補正することができる。
また、負レンズを2枚用いることで軸上色収差の補正をも良好に行うことができる。
負レンズL3の像側レンズ面から、負レンズL4の物体側レンズ面までの光軸上の距離、言い換えると第3レンズと第4レンズとの間の空気間隔をdL3−L4とする。
また、正レンズL1の物体側面から、正レンズL5の像側面までの光軸上の物理的距離を、第1レンズ群1Gの光軸上の厚みD1Gとして表す。
本実施形態において、第1レンズ群1Gと結像レンズ1全系とは、それぞれの焦点距離が条件式(1)を満たすように構成されている。
Figure 0006922289
なお、条件式(1)において、f1Gは第1レンズ群の焦点距離、fは無限遠物体に合焦時の結像レンズ1の全系の焦点距離である。
第1レンズ群1Gの焦点距離が、条件式(1)の上限値を超えるほど大きくなりすぎると、近距離のワークWKへ焦点を合わせる際の移動距離が増大して結像レンズ1の系全体が大型化してしまう。また、第2レンズ群G2が全系に対して担うパワーが増大し、全体の収差バランスが崩れて性能低下を招くおそれがある。
また、第1レンズ群1Gの焦点距離が条件式(1)の下限値を超えるほど小さいと、無限遠物体に合焦時の全系の焦点距離に対して第1レンズ群G1の焦点距離が短すぎてしまい、第1レンズ群1Gの収差補正が困難となる。
そこで本実施形態では、結像レンズ1は条件式(1)の範囲内で第1レンズ群1Gと結像レンズ1とを構成する。かかる構成により、無限遠物体に合焦時の全体の焦点距離fに対する第1レンズ群1Gの焦点距離f1Gが規定されることで、フォーカシングに伴う性能の変化を少なく抑制する。
また、本発明の結像レンズ1は、正レンズL3と負レンズL4との間の光軸上の距離dL3−L4について、第1レンズ群1Gの光軸上の厚みD1Gとの比が、条件式(2)に定める範囲を満たすように構成されている。
Figure 0006922289
第1レンズ群1Gを通る光束は、収束された後に入射する第2レンズ群2Gに入る光束よりも太く、球面収差やコマ収差が発生しやすい。
そこで、かかる球面収差やコマ収差を抑制するために、本実施形態では、条件式(2)を満たすように、第1レンズ群1Gにおける第3レンズたる負レンズL3と、第4レンズたる負レンズL4との間隔を規定している。
負レンズL3と負レンズL4との光軸上の距離dL3−L4が、条件式(2)の上限値を超えるほど大きい時には、第1レンズ群1Gの各レンズのレンズ形状に制限が大きく、良好な収差補正が困難となる。逆に、光軸上の距離dL3−L4が、条件式(2)の下限値を下回るほど小さい時には、球面収差の補正やコマ収差の補正が困難となる。
かかる構成により、結像レンズ1は、より収差が少なく、フォーカシングに伴う性能の変化を抑制することができる。
また、本実施形態では、第1レンズ群1Gの少なくとも1枚の正レンズが、条件式(3)〜(5)を満足する。
Figure 0006922289
Figure 0006922289
Figure 0006922289
ただし、nはd線の屈折率、νはd線のアッベ数、θg,Fはg線、F線、C線に対する各屈折率n、n、nによってθg,F=(n−n)/(n−n)で定義される部分分散比をそれぞれ表している。
条件式(3)〜(5)は、硝種の異常分散性を規定するものであり、かかる分散特性を有するレンズ材料で第1レンズ群1Gの少なくとも1枚の正レンズを作成することで、色収差の補正が容易となる。
なお、第1レンズ群1Gは、既に述べたように、通過する光束が太く、光束がレンズ面の高い位置を通るため、軸上色収差が生じやすい。また、結像レンズ1の全系の焦点距離が長くなるほど軸上色収差は発生しやすくなる。そこで、第1レンズ群1Gを条件式(3)〜(5)を満たすレンズ材料で構成することで、かかる色収差の発生を抑制して、より良好な収差補正が図られる。
また、本発明の結像レンズ1は、正レンズL2と負レンズL3とが接合レンズで構成されている。
かかる構成により、偏心量を抑制できて、より精度の向上を図られる。
また、本実施形態において、フォーカシング時に開口絞りSと第2レンズ群2Gとは、何れも像面に対して固定され、開口絞りSと第2レンズ群2Gとの間隔が変化しない。
かかる構成により、フォーカシング時の移動機構を簡素化できて、第1レンズ群1Gの繰り出し量の確保が容易になる。
また、本実施形態では、結像レンズ1は、負レンズL3の焦点距離fL3と、負レンズL4の焦点距離fL4との比が、条件式(6)を満足するように構成される。
Figure 0006922289
かかる構成により、第1レンズ群1Gが備える2つの負レンズについて、負レンズ間に生じるパワーのバランスを大きく崩すことがないから、収差の補正がより容易になる。
また、本実施形態では、結像レンズ1は、負レンズL4の像側レンズ面S2の曲率半径RL4S2と、正レンズL5の物体側レンズ面S1の曲率半径RL5S1と、をそれぞれ用いて、条件式(7)を満たすように構成されている。
Figure 0006922289
条件式(7)が上限値を超えると、球面収差がオーバー側に発生しやすくなる。また、外向きのコマ収差が発生しやすくなる。
条件式(7)の下限値を下回ると、負レンズL4の像側レンズ面S2と、正レンズL5の物体側レンズ面S1との曲率半径が近づくため、球面収差の補正が不足気味になるとともに内向きのコマ収差が生じやすくなる。
かかる構成により、条件式(7)により負レンズL4の像側レンズ面と、正レンズL5の物体側レンズ面との形状を規定することで、結像レンズ1は、良好に収差を補正することができる。
第2レンズ群2Gの構成について説明する。
第2レンズ群2Gは、開放絞りSよりも像面側に配置されて、負の屈折力を備える第6レンズたる負レンズL6と、第7レンズたる負レンズL7と、正の屈折力を備える第8レンズたる正レンズL8と、を有している。
負レンズL6と、負レンズL7とは、所定の空気間隔を持つように配置され、第2レンズ群2Gにおいて負のサブ群を構成する。
正レンズL8は、適切な入射角を持った光線を像面へと導くための最終レンズとしての機能を有している。
このように、負のサブ群を構成する負レンズL6と、負レンズL7とを設けることで、単一の負レンズによって構成するよりも光線の曲がりが緩やかになり、良好な収差補正が可能となる。
第2レンズ群2Gは、負レンズL7の物体側レンズ面S1の曲率半径RL7S1と、負レンズL6の像側レンズ面S2の曲率半径RL6S2とが条件式(8)を満足するように構成されている。
Figure 0006922289
条件式(8)の上限値を超えると、外向きのコマ収差が発生しやすくなる。
条件式(8)の下限値を下回ると、内向きのコマ収差が生じやすくなる。
また、条件式(8)の範囲外では、非点収差のバランスが崩れやすい。
かかる構成により、結像レンズ1は、フォーカシングに伴う性能の変化を抑制する。
第2レンズ群2Gは、条件式(9)を満足する。
なお、条件式(9)において、負レンズL7の像側レンズ面S2から正レンズL8の物体側レンズ面S1までの光軸上の距離dL7−L8とし、負レンズL6の物体側レンズ面S1から像面Imまでの光軸上の物理的距離をL2Gとする。
Figure 0006922289
条件式(9)の上限値を超えると、第2レンズ群2Gの負レンズL7と正レンズL8との間隔に対して、正レンズL8から像面Imまでの距離が短くなるため、正レンズL8の像側レンズ面S2で急激な光線の曲がりを要求され、収差補正が困難となる。
また、条件式(9)の下限値を下回ると、正レンズL8の物体側レンズ面S1で急激な光線の曲がりが要求され、良好な収差補正が困難となる。
本実施形態では、第2レンズ群2Gが条件式(9)を満たすことにより、良好な収差補正を行うとともに、像面への入射角を適切な範囲にすることができる。
また、結像レンズ1は、構成される全てのレンズが球面レンズであることが最も望ましい。かかる構成により、成型用金型のコストが低減されるため、小ロットの生産時に有利となる。
また、本実施形態では、第1レンズ群1G及び第2レンズ群2Gを構成するすべてのレンズ材料が、無機固体材料であることが最も望ましい。かかる構成により、温度や湿度などの環境条件による光学特性の変動を抑えられるから、結像レンズ1における環境条件の変化の影響を低減することができる。
「実施例」
以下に、図2〜図13に実施の形態を示した結像レンズの具体的な実施例として、実施例1〜4を挙げる。
以下の説明において、記号の意味は以下に統一する。
F :Fナンバ
Y’:像高
R :曲率半径
D :面間隔
Nd:d線の屈折率
νd:d線のアッベ数
BF:バックフォーカス
θF,g:部分分散比
ω :半画角
WD:ワーキングディスタンス(ワークWKから正レンズL1の物体側レンズ面S1までの距離)
なお、実施例1〜4は、何れも既に述べた条件式(1)を満足する数値実施例である。なお、条件式(1)に加えて条件式(2)〜(9)の何れかあるいはすべてを満たしているが、かかる構成に限定されるものではない。
実施例1〜4に示すように、各実施例ともに収差は高いレベルで補正され、フォーカシング時の像面湾曲の変化についても良好に抑制されている。
フォーカシングに伴い球面収差はマイナスへシフトするが、変化量は十分小さい。
軸上色収差、倍率色収差も小さく、コマ収差も最周辺部まで良好に抑制されている。また、歪曲収差も絶対値で0.9%以下となっている。
すなわち、実施例1〜4の結像レンズは何れも、各種収差が十分に低減された結像レンズである。具体的には画角(2ω)12.5°程度、Fナンバ2.8程度、レンズ枚数8枚で1000万画素の撮像素子にまで対応した解像力を有し、無限遠物体からワーキングディスタンス0.1mの至近距離において直線を直線として描写可能であるとともに、フォーカシング時の性能の変化も少ない。
[数値実施例1]
焦点距離:50.00mm
Fナンバ:2.87
半画角ω:6.3度
Figure 0006922289
表1において、D9の欄に記載した可変間隔(A)のデータを表2に示す。可変間隔は、第1レンズ群と開口絞りの間隔である。
表2において、無限遠物体にフォーカシングした状態(無限遠と表示)、ワーキングディスタンスが0.25mとなる状態(0.25m)、ワーキングディスタンスが0.10mとなる状態(0.10m)のそれぞれの状態について、可変間隔を示している。
Figure 0006922289
かかる構成の実施形態について、条件式(1)〜(9)に示した値について表3に記載する。なお、表3、表6、表9、表14において、例えば正レンズL5の物体側レンズ面S1の曲率半径をRL5sur.1、負レンズL4の像側レンズ面S2の曲率半径をRL4sur.2として示している。他のレンズについても同様である。
Figure 0006922289
[数値実施例2]
焦点距離:50.00mm
Fナンバ:2.87
半画角ω:6.3度
Figure 0006922289
表4において、D9の欄に記載した可変間隔(A)のデータを表5に示す。可変間隔は、第1レンズ群と開口絞りの間隔である。
表5において、無限遠物体にフォーカシングした状態(無限遠と表示)、ワーキングディスタンスが0.25mとなる状態(0.25m)、ワーキングディスタンスが0.10mとなる状態(0.10m)のそれぞれの状態について、可変間隔を示している。
Figure 0006922289
かかる構成の実施形態について、条件式(1)〜(9)に示した値について表6に記載する。
Figure 0006922289
[数値実施例3]
焦点距離:50.00mm
Fナンバ:2.87
半画角ω:6.2度
Figure 0006922289
表7において、D9の欄に記載した可変間隔(A)のデータを表8に示す。可変間隔は、第1レンズ群と開口絞りの間隔である。
表8において、無限遠物体にフォーカシングした状態(無限遠と表示)、ワーキングディスタンスが0.25mとなる状態(0.25m)、ワーキングディスタンスが0.10mとなる状態(0.10m)のそれぞれの状態について、可変間隔を示している。
Figure 0006922289
かかる構成の実施形態について、条件式(1)〜(9)に示した値について表9に記載する。
Figure 0006922289
[数値実施例4]
焦点距離:50.00mm
Fナンバ:2.87
半画角ω:6.3度
Figure 0006922289
表10において、D9の欄に記載した可変間隔(A)のデータを表11に示す。可変間隔は、第1レンズ群と開口絞りの間隔である。
表11において、無限遠物体にフォーカシングした状態(無限遠と表示)、ワーキングディスタンスが0.25mとなる状態(0.25m)、ワーキングディスタンスが0.10mとなる状態(0.10m)のそれぞれの状態について、可変間隔を示している。
Figure 0006922289
かかる構成の実施形態について、条件式(1)〜(9)に示した値について表12に記載する。
Figure 0006922289
図14〜図25に、実施例として示した4つの結像レンズの収差図を示す。
なお、図14、17、20、23はそれぞれ実施例1〜4において、無限遠に合焦時の収差曲線を示す。同様に、図15、18、21、24はワーキングディスタンスが0.25mになる物体に対するフォーカシング時の収差曲線を示し、図15、18、21、24はワーキングディスタンスが0.10mの物体に対するフォーカシング時の収差曲線を示す。
また、球面収差図における破線が正弦条件を、非点収差の図中の実線はサジタル、破線はメリディオナルをそれぞれ表す。
各実施例の収差図に示されたように、各実施例とも収差は高いレベルで補正され、フォーカシングによる像面湾曲の変化も抑制されている。
軸上色収差・倍率色収差も小さく、コマ収差やその色差の乱れも最周辺部まで良く抑えられている他、歪曲収差も十分に小さく補正されている。
即ち、実施例1ないし4の結像レンズは何れも、各種収差が十分に低減され、1000万画素の撮像素子にまで対応した解像力を有し、歪曲収差の絶対値が0.9%未満で、フォーカシングに伴う性能の変化が少ない高性能の結像レンズとなっている。
図26に即して、結像レンズ1を撮影用光学系として有する携帯情報端末の1例として、携帯端末100’の構成を説明する。
携帯端末100’は、背面に撮像部たるカメラ機能部110と、制御部190と、を備えた情報通信端末である。
使用者が被写体としてのワークWKを撮影しようとするときには、携帯端末100のカメラ機能部110をワークWKへと向けて撮影のための操作を行うことで、制御部190を介してカメラ機能部110を操作する。
カメラ機能部110は、請求項1〜8の何れか1つに記載の結像レンズを撮影用光学系として備えた撮像装置としての機能を有している。
カメラ機能部110は、制御部190からの指示に基づいて、結像レンズ1の第1レンズ群1Gの駆動を行ってワークWKを適切に撮影できるように系全体の焦点距離を調整する機能を有している。
コンピュータあるいはCPU等として構成された制御部190は、第1レンズ群1Gの駆動や、照明装置120の点滅の制御を行うほか、カメラ機能部110内の「結像レンズのフォーカシングや撮像素子による画像の取得」を制御する。
以上のように、この発明によれば、新規な結像レンズと、これを用いる撮像装置を実現できる。
また、本発明の結像レンズを撮影用光学系として有する撮像部を有し、前記撮像部を用いて検査を行う検査装置の1例として、検査装置200について説明する。
検査装置200は、撮影用光学系を備えた撮像装置210と、制御手段220と、制御部220からの指示に基づいて撮像装置210の撮影する対象を照らすための照明装置212と、を有している。
検査装置200は製品検査を行うものであり、検査対象としてのワークWKをコンベヤ230により図の左方から右方へと搬送しつつ、撮像装置210によりワークWKを撮像して、画像入力する。
撮像装置210には、請求項1〜8の何れか1項に記載の結像レンズ1、具体的には、例えば実施例1〜4の何れかに示されたものを撮影用光学系として用いている。
コンピュータあるいはCPU等として構成された制御手段220は、コンベヤ230の駆動や、照明装置212の点滅の制御を行うほか、撮像装置10内の「結像レンズのフォーカシングや撮像素子による画像の取得」を制御する。
種々のサイズの製品がワークWKとして検査の対象となり、制御手段220は、ワークWKのサイズに応じた適切なワーキングディスタンスを特定し、特定されたワーキングディスタンスに応じて、結像レンズのフォーカシングを制御する。
以上のように、この発明によれば、以下の如き、新規な結像レンズと、これを用いる検査装置を実現できる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について述べたが、この発明は上述した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨の範囲内において種々の構成をとることが可能である。
例えば、本発明の結像レンズは、カメラなどの撮像装置に用いるほかにも、マシンビジョン用の入力装置等にも用いることができる。
この発明の実施形態に記載された効果は、発明から生じる好適な効果を列挙したに過ぎず、発明による効果は、「実施の形態に記載されたもの」に限定されるものではない。
1G 第1レンズ群
S 絞り
2G 第2レンズ群
Im 像面
CG カバーガラス
L1 第1レンズ(正レンズ)
L2 第2レンズ(正レンズ)(接合レンズ)
L3 第3レンズ(負レンズ)(接合レンズ)
L4 第4レンズ(負レンズ)
L5 第5レンズ(正レンズ)
L6 第6レンズ(負レンズ)
L7 第7レンズ(負レンズ)
L8 第8レンズ(正レンズ)
WK 被写体(ワーク)
1 結像レンズ
50 撮像素子
100 撮像装置
100’ 撮像装置(携帯端末)
110 カメラ機能部
200 検査装置
210 撮像部(撮像装置)
220 制御手段
212 照明装置
230 コンベヤ
特開2016−061902号公報

Claims (12)

  1. 絞りを挟んで物体側に位置する第1レンズ群と、像側に位置する第2レンズ群と、から構成され
    無限遠物体から近距離物体へフォーカシングを変える時に、前記第1レンズ群は物体側に移動し、前記第1レンズ群と前記絞りとの間隔が増大する結像レンズにおいて、
    前記第1レンズ群は物体側から順に正の屈折力を持つ第1レンズ、正の屈折力を持つ第2レンズ、負の屈折力を持つ第3レンズ、負の屈折力を持つ第4レンズ、正の屈折力を持つ第5レンズから構成され、前記第2レンズ群は物体側から順に負の屈折力を備えた負サブ群と、正の屈折力を有する正サブ群と、で構成され、
    第1レンズ群の焦点距離:f1G、前記無限遠物体へのフォーカシング時における全系の焦点距離:fであるとき、以下の条件式:
    (1)0.45<f1G/f<0.75
    を満足し、前記第2レンズと前記第3レンズとが接合して配置されることを特徴とする結像レンズ。
  2. 請求項1に記載の結像レンズにおいて、
    前記第3レンズの像側レンズ面から前記第4レンズの物体側レンズ面までの光軸上距離:dL3−L4、第1レンズの物体側レンズ面から、第5レンズの像側レンズ面までの光軸上の距離:D1Gとしたとき、条件式:
    (2)0.30<dL3−L4/D1G<0.55
    を満足する結像レンズ。
  3. 請求項1または2記載の結像レンズにおいて、
    前記第1レンズ群の少なくとも1枚の正レンズが、以下の条件式を満足することを特徴とする結像レンズ。
    (3)1.40<nd<1.63
    (4)60.0<νd<95.0
    (5)0.005<θg,F−(−0.001742×νd+0.6490)<0.060
    ただし、ndはd線の屈折率、νdはd線のアッベ数、θg,Fはg線,F線,C線に対する屈折率ng,nF,nCを用いてθg,F=(ng−nF)/(nF−nC)で定義される部分分散比をそれぞれ表す。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載の結像レンズにおいて、
    前記フォーカシングに際し、前記絞りと前記第2レンズ群とが像面に対して固定されていることを特徴とする結像レンズ。
  5. 請求項1乃至4の何れか1つに記載の結像レンズにおいて、
    前記第3レンズの焦点距離:fL3、前記第4レンズの焦点距離:fL4としたとき、条件式:
    (6)0.65<fL3/fL4<1.30
    を満足することを特徴とする結像レンズ。
  6. 請求項1乃至5の何れか1つに記載の結像レンズにおいて、
    第4レンズの像側レンズ面の曲率半径:RL4S2、第5レンズの物体側レンズ面の曲率半径:RL5S1としたとき、条件式:
    (7)0.05<(RL5S1−RL4S2)/(RL5S1+RL4S2)<0.30
    を満足することを特徴とする結像レンズ。
  7. 請求項1乃至6の何れか1つに記載の結像レンズにおいて、
    前記第2レンズ群が、物体側から像面側に向かって負の屈折力を備える第6レンズ、負の屈折力を備える第7レンズ、正の屈折力を備える第8レンズで構成されることを特徴とする結像レンズ。
  8. 請求項7に記載の結像レンズにおいて、
    前記第6レンズの像側レンズ面の曲率半径:RL6S2、前記第7レンズの物体側レンズ面の曲率半径:RL7S1、としたとき、条件式:
    (8)0.50<(RL7S1+RL6S2)/(RL7S1−RL6S2)<0.95
    を満足することを特徴とする結像レンズ。
  9. 請求項7または8に記載の結像レンズにおいて、
    前記第7レンズの像側レンズ面から前記第8レンズの物体側レンズ面までの光軸上の距離:dL7−L8、第6レンズの物体側レンズ面から像面までの光軸上の距離:L2G、としたとき、条件式:
    (9)0.15<dL7−L8/L2G<0.35
    を満足することを特徴とする結像レンズ。
  10. 請求項1乃至9の何れか1つに記載の結像レンズにおいて、
    前記第1レンズ群と前記第2レンズ群とを構成する全てのレンズが球面レンズであることを特徴とする結像レンズ。
  11. 請求項1乃至10の何れか1つに記載の結像レンズにおいて、
    前記第1レンズ群と前記第2レンズ群とを構成するレンズの材質が無機固体材料であることを特徴とする結像レンズ。
  12. 請求項1乃至11の何れか1つに記載の結像レンズを有する撮像装置。
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