JPWO2017006393A1 - 行先階表示装置、情報表示制御装置およびエレベータシステム - Google Patents

行先階表示装置、情報表示制御装置およびエレベータシステム Download PDF

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Abstract

エレベータのかご(60)の出入口の門型上部の板の、当該かご(60)の床と鉛直な、当該かご(60)が着床する乗場側の面に設置され、行先階登録装置(1)が受け付けた行先階、あるいは、利用者に対する通知メッセージを表示する表示部(41)を備え、かご(60)が乗場に着床した際の、当該かご(60)の床から表示部(41)の下端までの高さと、当該乗場の床から当該乗場の出入口の門型上部の板の下端までの高さとが等しいことを特徴とする。

Description

この発明は、DOAS(Destination Oriented Allocation System:エレベータ行先予報システム)において、利用者の乗ろうとする号機が停止する階床を表示する行先階表示装置、当該行先階表示装置の表示内容を制御する情報表示制御装置および当該行先階表示装置と情報表示装置とを備えたエレベータシステムに関するものである。
従来、エレベータシステムには、エレベータの乗場に行先階登録装置を設置しておき、この行先階登録装置から登録された行先階に基づいて、複数台のエレベータを最適に運行させるDOASがある。
このようなDOASにおいて、例えば、特許文献1には、利用者が乗場の行先登録装置から行先を登録し、かごに乗車するときに、その乗車で登録された行先階のみをかご内に設置された行先階表示装置に表示させ、利用者は、当該表示を見て自分の登録した行先階を確認するようにする技術が開示されている。また、DOAS方式のエレベータにおいては、特許文献1のほか、例えば、乗場の袖壁横に登録された行先階を表示する行先階表示装置を設置する技術も知られている。
一方、エレベータにおいて、利用者に対して行先階等の各種案内を表示する技術として、例えば、特許文献2には、エレベータの案内表示装置において、乗客に対する各種案内を表示する表示装置が、少なくともエレベータ乗降口外部に向けて視認し得るようにされていると共にかご出入口上部に設けられる技術が開示されている。
国際公開第2010/095220号 特開平3−147688号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような技術では、操作した、乗場に設置されている行先階登録装置で号機が提示される以降、かご内に設置された行先階表示装置で表示を確認するまでの間、自身が乗る号機が停止する階床は確認できないという問題があった。すなわち、かご内に乗り込んでからでないと、自身が乗った号機が正しかったか、所望の階床に停止するかということを確認できないという問題があった。
乗場の袖壁横に行先階表示装置を設置した場合には、利用者は、乗場にて行先階を確認することはできるが、片側に行先階表示装置を設置したのでは片側から乗り込む際にしか見えず、両側に行先階表示装置を設置したのではコストが増加するという問題があった。また、行先階表示装置を設置できるかどうかが乗場の袖壁の幅に依存するという問題や、行先階表示装置の設置高さによっては、表示内容が乗降者の影に隠れるという問題があった。
これに対し、特許文献2に開示されているような技術では、表示装置はかご出入口上部に設けられるため、上述したような問題を解消することができる。
しかしながら、特許文献2に開示されている技術では、乗場出入口高さは、表示装置の上端までの高さよりも高く構成されているため、高さのある荷物を積み込む際に表示装置にぶつけてしまい、表示装置を破損してしまう恐れがあるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、利用者は、乗車前に、エレベータ乗場で自身が乗る号機およびその号機が停止する階床を確認することができ、高さのある荷物を積み込む際にも、当該荷物をぶつけて破損してしまうことを防ぐ行先階表示装置を提供することを目的とする。
この発明に係る行先階表示装置は、DOAS方式のエレベータにおいて、行先階登録装置が受け付けた行先階、あるいは、利用者に対する通知メッセージを表示する行先階表示装置であって、エレベータのかごの出入口の門型上部の板の、当該かごの床と鉛直な、当該かごが着床する乗場側の面に設置され、行先階登録装置が受け付けた行先階、あるいは、利用者に対する通知メッセージを表示する表示部を備え、かごが乗場に着床した際の、当該かごの床から表示部の下端までの高さと、当該乗場の床から当該乗場の出入口の門型上部の板の下端までの高さとが等しいことを特徴とするものである。
この発明の行先階表示装置によれば、利用者は、エレベータ乗場で、乗車前に、自身が乗る号機およびその号機が停止する階床を確認することができ、高さのある荷物を積み込む際にも、当該荷物をぶつけて破損してしまうことを防ぐことができる。
この発明の実施の形態1に係る行先階表示装置を備えたエレベータシステムの構成を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る行先階表示装置の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る、情報表示制御装置を搭載した行先階表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 情報表示制御装置を、行先階表示装置の外部に備えた構成の一例を説明する図である。 実施の形態1において、表示部がエレベータのかごに設置された状態を斜め前方の下から見た一例を説明する図である。 実施の形態1において、エレベータ乗車時に、利用者から見た表示部の一例を説明する図である。 実施の形態1において、エレベータ乗車時に、利用者が表示部の表示を確認する状態を、エレベータの側面から見た一例を説明する図である。 この実施の形態1のエレベータシステムの動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1において、表示部に注意喚起のための通知メッセージが表示された表示内容の一例を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る行先階表示装置4を備えたエレベータシステムの構成を説明する図である。なお、図1におけるこの実施の形態1におけるエレベータシステムは、上述したDOAS(Destination Oriented Allocation System:エレベータ行先予報システム)を採用したものの一例を示している。
この実施の形態1のエレベータシステムは、図1に示すように、行先階登録装置1と、群管理制御装置2と、エレベータ制御装置3と、情報表示制御装置5を搭載した行先階表示装置4とを備える。
行先階登録装置1は、利用者がエレベータのかごへの乗車前に行先階を登録する装置である。なお、行先階登録装置1は、ビル等の、1つあるいは複数のエレベータ乗場に設置されている。また、行先階登録装置1は、1つの乗場に複数台設置されていてもよい。
エレベータの利用者が行先階登録装置1に対して行先階登録の操作を行うと、行先階登録装置1は、その登録情報、すなわち、乗場呼びおよび行先呼びを、群管理制御装置2に対して送信する。なお、この実施の形態1において、エレベータのかごの次の移動先とする階を「目的階」とし、乗車階を目的階とするエレベータ呼びを「乗場呼び」、行先階を目的階とするエレベータ呼びを「行先呼び」という。
群管理制御装置2は、同一ビル等に設置された複数台のエレベータを群管理制御する機能を有している。また、群管理制御装置2に、DOASの機能が備えられている。
具体的に、群管理制御装置2は、行先階登録装置1から登録情報を受信すると、その受信した各登録情報に対して、複数台のエレベータの中から最適なエレベータを割り当てる。そして、群管理制御装置2は、登録情報に対する割り当てを行うと、その登録情報を送信した行先階登録装置1に割り当て情報を送信し、割り当て結果を表示させる。すなわち、利用者は、行先階を登録した後、行先階登録装置1に表示される割り当て結果を見て、自分が乗車するべきエレベータの号機を認識する。
また、群管理制御装置2は、登録情報に対する割り当てを行うと、割り当てを行ったエレベータのエレベータ制御装置3に対して、利用者が行先階登録装置1に対して登録した登録情報に基づく動作指令を送信する。
具体的に、群管理制御装置2は、登録情報に対する割り当てを行うと、まず、該当するエレベータ制御装置3に対して乗場呼び登録を行う。乗場呼びが登録されたエレベータ制御装置3では、登録情報が入力された乗場にエレベータのかごを走行させる。また、エレベータ制御装置3は、かごを乗場に着床させた後、戸開および戸閉動作を順次実施する。すなわち、登録情報を入力した利用者をエレベータのかごに乗車させるための動作を行う。
また、エレベータが乗場呼びに応答してその乗場に到着すると、群管理制御装置2は、次に、エレベータ制御装置3に対する行先呼び登録を行う。行先呼びが登録されたエレベータ制御装置3では、乗場において戸閉動作が完了した後、エレベータのかごを行先階まで走行させる。また、エレベータ制御装置3は、かごをその行先階に着床させた後、戸開および戸閉動作を順次実施する。すなわち、乗場から乗車した利用者を行先階でかごから降車させるための動作を行う。
エレベータ制御装置3は、各エレベータに対して設けられ、エレベータのかごの走行、乗場への着床、かごの扉の開閉動作等、エレベータの動作を制御する。
行先階表示装置4は、各エレベータのかごに設けられ、情報表示制御装置5の制御に応じて、利用者に対して、行先階、あるいは、通知メッセージを表示する。
情報表示制御装置5は、行先階表示装置4に表示させる表示内容を制御する。
なお、この実施の形態1では、図1に示すように、行先階登録装置1、エレベータ制御装置3、行先階表示装置4は、それぞれ4つ備えるものとしたが、これに限らず、行先階登録装置1、エレベータ制御装置3、行先階表示装置4は、乗場への設置状況、エレベータの数にあわせて適宜設置すればよい。
図2に示すように、行先階表示装置4は、表示部41を備え、情報表示制御装置5を搭載している。
情報表示制御装置5は、表示制御部51と、運行情報取得部53と、データ格納部54とを備え、表示制御部51は、扉開閉検出部52を有する。
表示部41は、エレベータのかごの出入口の門型上部の板に設置され、行先階の表示機能、および、利用者へのメッセージ通知機能を有する。表示部41の設置位置の詳細については後述する。
情報表示制御装置5の表示制御部51は、表示部41の表示動作を制御する。
情報表示制御装置5の表示制御部51が有する扉開閉検出部52は、運行情報取得部53がエレベータ制御装置3から受信したエレベータの運行状況の情報に基づき、かごの扉の開動作あるいは閉動作を検出する。なお、かごの扉が開閉することで、同時に、かごが着床している乗場の扉も開閉する。
情報表示制御装置5の運行情報取得部53は、エレベータ制御装置3からの各種情報を受信する。具体的には、運行情報取得部53は、行先階の表示指示や、登録済みの行先階の階数、エレベータの運行状況等の各種情報をエレベータ制御装置3から受信し、取得する。なお、運行情報取得部53は、情報伝達が可能であれば、有線や無線等、いかなる通信方法を採用するものであってもよい。
情報表示制御装置5のデータ格納部54は、行先階表示に必要な種々のデータを格納している。具体的には、データ格納部54には、予め、行先階の表示内容データそのものの他、例えば、戸開あるいは戸閉動作時の通知メッセージの内容等が格納されている。
なお、この実施の形態1では、図2に示すように、データ格納部54は、情報表示制御装置5に備えられるものとしたが、これに限らず、データ格納部54は、情報表示制御装置5の外部に備えるようにしてもよい。
図3は、この発明の実施の形態1に係る、情報表示制御装置5を搭載した行先階表示装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。
この発明の実施の形態1において、表示部41は、ディスプレイ303である。ディスプレイ303は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイである。また、表示部41は、LED、ブラウン管等によって構成されるものであってもよい。
情報表示制御装置5の表示制御部51、扉開閉検出部52の各機能は、処理回路302により実現される。すなわち、情報表示制御装置5は、表示部41の表示動作を制御するための処理回路302を備える。処理回路302は、図3(a)に示すように専用のハードウェアであっても、図3(b)に示すようにメモリ306に格納されるプログラムを実行するCPU305であってもよい。
処理回路302が専用のハードウェアである場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサー、並列プログラム化したプロセッサー、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路302がCPU305の場合、表示制御部51、扉開閉検出部52の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、または、ソフトウェアとファームウェとの組み合わせにより実現される。すなわち、表示制御部51、扉開閉検出部52は、HDD304、メモリ306等に記憶されたプログラムを実行するCPU305、システムLSI等の処理回路により実現される。また、HDD304、メモリ306等に記憶されたプログラムは、表示制御部51、扉開閉検出部52の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。ここで、メモリ306とは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリや、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。
なお、表示制御部51、扉開閉検出部52の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、表示制御部51については専用のハードウェアとしての処理回路302でその機能を実現し、扉開閉検出部52については処理回路がメモリ306に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
情報表示制御装置5のデータ格納部54は、HDD304を使用する。なお、これは一例にすぎず、データ格納部54は、DVD、メモリ306等によって構成されるものであってもよい。
情報表示制御装置5の運行情報取得部53は、受信装置301を使用する。なお、これは一例であって、運行情報取得部53は、その他のハードウェアで構成されるものであってもよい。
なお、ここでは、図2に示すように、行先階表示装置4が情報表示制御装置5を搭載するようにしたが、情報表示制御装置5は、行先階表示装置4の外部に備えるものとしてもよい。
例えば、図4(a)に示すように、情報表示制御装置5は、エレベータ制御装置3に備えるようにしてもよいし、図4(b)に示すように、単独の装置としてもよい。
単独の装置とした場合、1つの情報表示制御装置5が、複数の行先階表示装置4の表示を制御するようにしてもよい(図示省略)。
なお、情報表示制御装置5と、行先階表示装置4との情報のやりとりは、例えば、通信I/F(図示省略)を介して行う。
ここで、行先階表示装置4の表示部41の構成について詳細に説明する。
図5は、実施の形態1において、表示部41がエレベータのかご60に設置された状態を斜め前方の下から見た一例を説明する図である。
図6は、実施の形態1において、エレベータ乗車時に、利用者から見た表示部41の一例を説明する図である。
図7は、実施の形態1において、エレベータ乗車時に、利用者が表示部41の表示を確認する状態を、エレベータの側面から見た一例を説明する図である。
なお、図5〜図7において、乗場の扉30は開いた状態である。図5〜図7では図示を省略しているが、かごの扉が開閉することで、同時に、かごが着床している乗場の扉も開閉する。
図5〜図7に示すように、表示部41は、エレベータのかご60の出入口の門型上部の板の、当該かご60の床と鉛直な、当該かご60が着床する乗場側の面に設置される。なお、エレベータのかご60の出入口の門型上部の板を、ここでは、上板10とする。
また、乗場の出入口の門型上部の板を、ここでは幕板20とする。
かご60の床から上板10に設置された表示部41の下端までの高さをh、すなわち、かご60の出入口の高さをhとし、乗場の床から幕板20の下端までの高さをh、すなわち、乗場の出入口の高さをhとすると、図7に示すように、かご60が乗場に着床した際の、hとhとが等しい。このように、乗場の出入口の高さhと、かご60の出入口の高さhを同じ高さとすることで、表示部41が乗場側にむき出しになることがなく、高さのある荷物をエレベータのかご60に積み込む際に、当該高さのある荷物を表示部41にぶつけてしまう恐れを回避することができる。
利用者は、乗場へ来ると、昇降路とかご60の隙間を利用して、表示部41に表示される内容を確認する。この時、表示部41は、乗り込み方向に対し、鉛直に設置されるため、乗り込み動作時には常に見やすい。
動作について説明する。
図8は、この実施の形態1のエレベータシステムの動作を説明するフローチャートである。なお、ここでは、一例として、ある利用者aが、建物の1階でエレベータのかご60を呼び出し、21階へ行く場合を例に以下説明する。また、利用者aの他にも、利用者aと同様に建物の1階からそれぞれ別のフロアへ行くためにエレベータ待ちしている利用者がいるものとする。
行先階登録装置1は、利用者からの行先階の登録があるまで待機し(ステップST801の“NO”の場合)、利用者からの行先階の登録を受け付けると(ステップST801の“YES”の場合)、当該受け付けた登録情報、すなわち、乗場呼びおよび行先呼びを、群管理制御装置2に送信する。行先階の登録は、具体的には、利用者が、例えば、行先階登録装置1のタッチパネル式の入力画面(図示省略)から行先階の入力をすることで行う。当該動作は、従来のエレベータシステムと同様である。
ここでは、例えば、利用者aは、1階のエレベータ乗場に設置された行先階登録装置1から、21階を示す「21」と入力したものとし、1階への乗場呼び、および、21階への行先呼びが、登録情報として行先階登録装置1から群管理制御装置2に送信される。
ステップST801で行先階登録装置1から送信された登録情報を受信すると、群管理制御装置2は、エレベータの割り当てを行い、割り当てたエレベータの情報を行先階登録装置1に送信する(ステップST802)。当該動作は、従来のエレベータシステムと同様である。
ここでは、群管理制御装置2は、利用者aからの登録情報に基づき、利用者aからの登録情報に対して、B号機のエレベータを割り当てたものとする。また、群管理制御装置2は、利用者aと同様に1階の乗場で行先階の登録を行い、エレベータ待ちをしている利用者のうち、11階、12階、22階をそれぞれ行先階として登録した利用者b,c,dの登録情報に対しても、B号機のエレベータを割り当てたものとする。
行先階登録装置1は、ステップST802において群管理制御装置2から送信された、割り当てられたエレベータの情報に基づき、乗車すべきエレベータの指示を号機表示画面(図示省略)に表示する(ステップST803)。当該動作は、従来のエレベータシステムと同様である。
ここでは、利用者aにはB号機のエレベータが割り当てられたので、利用者aの行先階の登録に対して、例えば、「21→B」のように、21階行きはB号機に乗る旨の指示を表示する。この号機表示画面を確認し、利用者aは、B号機のエレベータの前で、エレベータの到着を待機する。
なお、ここでは、「21→B」と表示するものとするが、表示内容はこれに限らず、少なくとも行先階と乗車すべきエレベータが表示されるようになっていればよい。
利用者b,c,dに対しても同様に、行先階登録装置1の号機表示画面に「11→B」、「12→B」、「22→B」がそれぞれ表示され、利用者b,c,dもB号機のエレベータの前で待機する。
群管理制御装置2は、ステップST802において割り当てたエレベータのエレベータ制御装置3に対して、登録情報に基づく目的階までのエレベータ動作指示を送信する(ステップST804)。具体的には、群管理制御装置2は、まず、該当のエレベータ制御装置3に対して乗場呼び登録を行う。乗場呼びが登録されたエレベータ制御装置3では、登録情報が入力された乗場にエレベータのかご60を走行させる。当該動作は、従来のエレベータシステムと同様である。
ここでは、利用者aは1階から登録情報の入力を行ったので、群管理制御装置2からのエレベータ動作指示に基づき、B号機のエレベータ制御装置3が、B号機のエレベータのかご60を、1階の乗場まで走行させる。
なお、群管理制御装置2は、登録情報に基づき、割り当てたエレベータの全ての行先階を記憶しており、エレベータ制御装置3から逐次エレベータ運行情報を取得し、当該取得したエレベータ運行情報と記憶している行先階の情報とから、目的階を決定し、エレベータ動作指示を行う。
また、エレベータ制御装置3は、群管理制御装置2から送信された登録情報に基づき、全ての行先階の情報を情報表示制御装置5に送信する(ステップST805)。ここでは、エレベータ制御装置3は、利用者aの行先階21階の情報とともに、同じB号機が割り当てられた利用者b〜dの行先階である11階、12階、22階の情報を情報表示制御装置5に送信する。
情報表示制御装置5の運行情報取得部53は、ステップST805でエレベータ制御装置3から送信された全ての行先階の情報を受信し、表示制御部51は、運行情報取得部53が受信した全ての行先階の情報を取得し、データ格納部54に記憶させる(ステップST806)。
乗場呼びが登録されたエレベータ制御装置3では、登録情報が入力された乗場にエレベータのかご60を着床させる(ステップST807)。当該動作は、従来のエレベータシステムと同様である。
ここでは、エレベータ制御装置3は、B号機のエレベータのかご60を、1階の乗場に着床させる。
表示制御部51は、運行情報取得部53を介してエレベータの運行情報をエレベータ制御装置3から受信し、エレベータのかご60が着床した乗場は、データ格納部54が記憶している行先階かどうかを判断する(ステップST808)。
ステップST808において、エレベータのかご60が着床した乗場は、データ格納部54が記憶している行先階であった場合(ステップST808の“YES”の場合)、表示制御部51は、該当の行先階の情報に、表示済フラグ=1の情報を付与する(ステップST809)。
ステップST808において、エレベータのかご60が着床した乗場は、データ格納部54が記憶している行先階ではなかった場合(ステップST808の“NO”の場合)、ステップST809の処理をスキップする。
ここでは、エレベータのかご60が着床した乗場は1階なので、データ格納部54が記憶する行先階11階、12階、21階、22階には該当しないので、ステップST809の処理はスキップされる。
エレベータ制御装置3は、エレベータのかご60の戸開動作を行う(ステップST810)。当該動作は、従来のDOASシステムと同様である。
表示制御部51は、運行情報取得部53を介して取得したエレベータ運行情報から、エレベータ制御装置3によるエレベータのかご60の戸開動作を検出し、行先階表示装置4の表示部41に、行先階を表示させる(ステップST811)。具体的には、まず、運行情報取得部53がエレベータ制御装置3からエレベータ運行情報を受信して取得し、扉開閉検出部52が、運行情報取得部53が取得したエレベータ運行情報から、かご60の扉30を開ける動作、すなわち、乗場の扉30を開ける動作が行われたことを検出する。そして、表示制御部51は、当該扉開閉検出部52による乗場の扉30を開ける動作の検出を受け、データ格納部54が記憶している行先階のうち、表示済フラグ=1が付与されていない行先階を、行先階として表示部41に表示させる。このように、表示済フラグ=1が付与されている行先階については、表示部41に表示させないようにすることで、すでに停車済みの乗場、すなわち、通り過ぎた乗場について、行先階として表示されることがなく、利用者にとって不要な紛らわしい表示をしないようにすることができる。
このステップST811において、図6で示すように、表示部41に行先階が表示される。
ここでは、図6に示すエレベータが、利用者aが乗車しようとしているB号機のエレベータであったとすると、エレベータの扉が開いた際(ステップST810)に、当該B号機のエレベータの行先階である11階、12階、21階、22階を示す情報が表示される。
利用者aは、当該表示を見て、自分が行先階に登録した階、すなわち、21階があるかどうかを、エレベータ乗車前に確認することができる。
これにより、行先階登録装置1から行先階の登録を行い、乗車すべきエレベータの指示を受けた(ステップST803)後、指定されたエレベータの号機が何号機であったかの記憶があいまいになったり、行先階登録装置1の号機表示画面を十分に確認できていなかった場合であっても、利用者は、乗車を待機しているエレベータの扉が開いた際に、エレベータのかご60の出入口の門型の上板10に設置された表示部41の表示を確認することで、自分の待機していたエレベータの号機が正しかったか、すなわち、乗車しようとしているエレベータが自分の所望の階床に停車するものなのかを、乗車前に確認することができる。
また、この実施の形態1では、幕板20までの高さh、すなわち、乗場の出入口の高さhと、上板10に設置された表示部41の下端までの高さh、すなわち、かご60の出入口の高さhとが同じ高さであるため(図7参照)、表示部41が乗場側にむき出しになっておらず、乗車するエレベータの行先階を確認後、高さのある荷物をエレベータのかご60に積み込む際であっても、当該高さのある荷物を表示部41にぶつけてしまう恐れがなく、高さのある荷物がぶつかることによって表示部41が破損することを回避することができる。
また、この実施の形態1において、利用者は、昇降路とかご60の隙間を利用して、表示部41に表示される内容を確認するが、この時、表示部41は、乗り込み方向に対し、鉛直に設置されるため、乗り込み動作時には常に見やすく、確実に行先階を確認することができる。
なお、乗車前に行先階を、常に見やすい位置で確認することは、例えば、従来技術のように、乗場のかご60への出入口両側に行先階表示装置4を設置することでも達成可能ではあるが、その場合、行先階表示装置4の設置コストが増加する。これに対し、この実施の形態1の表示部41は、エレベータのかご60の出入口の門型の上板10の1箇所に設置するようにしたので、設置コストをより抑えることができる。
利用者a〜dは、自分が待機していたエレベータが、自分が行先階に登録した階床に停車するものであると確認すると、かご60に乗り込む。
エレベータ制御装置3は、戸閉タイミングであるかどうかを判断する(ステップST812)。戸閉タイミングかどうかは、例えば、一定時間経過後で判定してもよいし、利用者によってドアの閉釦の押下を受け付けたときとしてもよいし、その他の判定方法を用いてもよい。
ステップST812において、戸閉タイミングでない場合(ステップST812の“NO”の場合)、ステップST812を繰り返し、戸閉タイミングになるのを待機する。
ステップST812において、戸閉タイミングになった場合(ステップST812の“YES”の場合)、表示制御部51は、運行情報取得部53を介して取得したエレベータ運行情報から、エレベータ制御装置3によるエレベータのかご60の戸閉動作を検出し、表示部41に注意喚起のメッセージを表示させる(ステップST813)。具体的には、まず、扉開閉検出部52が、取得したエレベータ運行情報から、かご60の扉30を閉める動作、すなわち、乗場の扉30を閉める動作が行われたことを検出する。そして、表示制御部51は、当該扉開閉検出部52による乗場の扉30を閉める動作の検出を受け、予めデータ格納部54に記憶されている注意喚起のための通知メッセージを、表示部41に表示させる。
ここで、図9は、実施の形態1において、表示部41に注意喚起のための通知メッセージが表示された表示内容の一例を説明する図である。
例えば、予めデータ格納部54には、「ATTENTION!」の通知メッセージの情報が記憶されており、表示制御部51は、表示部41に、図9(a)に示すような表示をさせるようにすることができる。
このように、扉30が閉まる際に、エレベータのかご60の出入口の門型の上板10に設置された表示部41に注意喚起の通知メッセージが表示されることで、エレベータのかご60に乗り込もうとする利用者に確実に注意を促すことができ、危険な駆け込み乗車や、利用者が、扉30が閉まることを把握できず扉30に挟まってしまうことを防ぐことができる。
また、例えば、予めデータ格納部54には、「CLOSE」の通知メッセージと、「Е」「∃」のような、左右の扉30を模した記号が記憶されており、表示制御部51は、表示部41に、図9(b)に示すように、注意喚起の「CLOSE」の通知メッセージと、左右から扉30を模した記号が中央に向かって動くようなアニメーションとを表示させるようにすることもできる。
このように、通知メッセージとともに、扉30が閉まる旨の表示を、アニメーションを用いて表現することで、直感的に注意喚起を可能とすることもできる。
また、この実施の形態1では、エレベータのかご60の出入口の門型の上板10に表示部41を設置し、注意喚起メッセージを横長に表現する単語の文章の表示ができるようになっている。従来技術のように、乗場のかご60への出入口に行先階表示装置4を設置するような場合には、設置場所の制約により、行先階表示装置4が縦型になってしまい、特に、図9に示したような、英単語や、英語の文章の表現が困難であるが、この実施の形態1の表示部41では、英語の単語や英語の文章であっても読みやすく表示することができる。
エレベータ制御装置3は、エレベータのかご60の戸閉動作を行う(ステップST814)。当該動作は、従来のDOASシステムと同様である。
群管理制御装置2は、次にエレベータのかご60を移動させるべき目的階があるかどうかを判定する(ステップST815)。すなわち、群管理制御装置2は、エレベータ制御装置3に対する行先呼び登録あるいは乗場呼び登録が必要であるかどうかを判断する。
ステップST815において、目的階がないと判断した場合(ステップST815の“NO”の場合)、群管理制御装置2は、現在動作指示を行っているエレベータでの、受け付けた全ての行先階までの利用者の運搬は終了したものとし、エレベータ制御装置3へエレベータ動作の停止指示を送信し、表示制御部51は、当該エレベータ動作の停止のエレベータ運行情報をエレベータ制御装置3から運行情報取得部53を介して取得して、ステップST806においてデータ格納部54に記憶させた全ての行先階の情報の初期化を行う(ステップST816)。具体的には、表示制御部51は、データ格納部54に記憶させた全ての行先階の情報を削除する。
その後、ステップST801へ戻り、以降の処理を繰り返す。
一方、ステップST815において、目的階があると判断した場合(ステップST815の“YES”の場合)、ステップST804へ戻り、群管理制御装置2は、エレベータ制御装置3に対し、目的階までのエレベータの動作指示を行う。
ここでは、利用者a〜dの行先階の登録を受けて、1階までの乗場呼びの登録を行い、1階まで来たエレベータに利用者a〜dがかご60に乗り込んだ状態であり、利用者a〜dを所望の行先階まで運ぶ必要があるので、群管理制御装置2は、まず、利用者bの行先階である11階を目的階に設定し、エレベータ制御装置3に対し、11階の行先呼び登録を行う。
なお、この実施の形態1では、表示制御部51において、かご60が着床した乗場がすでに通過した乗場であるかどうかを判定し、行先階の表示要否の判断を行うようにしたが(ステップST808〜809、ステップST811)、これに限らず、エレベータ制御装置3において、着床した乗場から、行先として登録された行先階であるかどうかを判定し、表示要否の判断を行って、表示が必要な行先階の情報のみを表示制御部51に送信し、当該情報に基づき、表示制御部51が表示部41へ表示を行わせるようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、図8で説明したような順番で動作するものとしたが、ステップST803と、ステップST804と、ステップST805,806とは、この順番で動作するのではなく、順番が入れ替わってもよいし、同時に行われるものであってもよい。同様に、ステップST808,809とステップST810についても、この順番で動作するのではなく、同時に行われるものであってもよい。
また、この実施の形態1では、B号機のエレベータを指示された利用者a〜dは全員同じ階、すなわち、1階から乗車するものとしたが、別の階床の乗場に設置された行先階登録装置1から行先階を登録した複数の利用者を、同じ号機のエレベータで同時に運ぶことも可能である。その場合、群管理制御装置2は、まずどの利用者の登録情報に基づく乗場呼びを登録するのか、その後、どの行先階の行先呼びを登録するか、あるいは、別のどの利用者の乗場呼びを登録するのかを適宜判断し、エレベータ制御装置3にエレベータの動作指示を行うようにする。
以上のように、この実施の形態1によれば、行先階や通知メッセージを表示する表示部41を、エレベータのかご60の出入口の門型上部の板の、当該かご60の床と鉛直な、当該かご60が着床する乗場側の面に設置し、乗車を待機しているエレベータの扉が開いた際に、当該表示部41の表示を確認することができるようにしたので、利用者は、自分の待機していたエレベータの号機が正しかったか、すなわち、乗車しようとしているエレベータが自分の所望の階床に停車するものなのかを、乗車前に確認することができる。
また、かごが乗場に着床した際の、かご60の床からかご60の出入口の門型上部の板に設置された表示部41の下端までの高さと、乗場の床から乗場の出入口の門型上部の板の下端までの高さとを、同じ高さとしたので、表示部41が乗場側にむき出しになることがないため、高さのある荷物をエレベータのかご60に積み込む際に、表示部41にぶつけてしまう恐れがなく、高さのある荷物がぶつかることによって表示部41が破損することを回避することができる。
また、利用者は、昇降路とかご60の隙間を利用して、表示部41に表示される内容を確認するが、この時、表示部41は、乗り込み方向に対し、鉛直に設置されるようにしたため、乗り込み動作時には常に見やすく、確実に行先階を確認することができる。
また、表示部41は、エレベータのかご60の出入口の門型上部の板の1箇所に設置するようにしたので、設置コストをより抑えることができる。
また、この実施の形態1によれば、エレベータの乗場の扉30が閉まる際に、表示部41に、注意喚起の通知メッセージを表示するようにしたので、エレベータのかご60に乗り込もうとする利用者に確実に注意を促すことができ、危険な駆け込み乗車や、利用者が、扉30が閉まることを把握できず扉30に挟まってしまうことを防ぐことができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
また、実施の形態1において、情報表示制御装置5は、図2で示すような構成としたが、情報表示制御装置5は、表示制御部51と、扉開閉検出部52とを備えることにより、上述したような効果が得られるものである。
この発明に係る行先階表示装置は、利用者は、乗車前に、エレベータ乗場で自身が乗る号機およびその号機が停止する階床を確認することができ、高さのある荷物を積み込む際にも、当該荷物をぶつけて破損してしまうことを防ぐことができるように構成したため、乗ろうとする号機が停止する階床を表示する行先階表示装置等に適用することができる。
1 行先階登録装置、2 群管理制御装置、3 エレベータ制御装置、4 行先階表示装置、5 情報表示制御装置、10 上板、20 幕板、30 扉、41 表示部、51 表示制御部、52 扉開閉検出部、53 運行情報取得部、54 データ格納部、60 かご、301 受信装置、302 処理回路、303 ディスプレイ、304 HDD、305 CPU、306 メモリ。
この発明に係る行先階表示装置は、DOAS方式のエレベータにおいて、行先階登録装置が受け付けた行先階、あるいは、利用者に対する通知メッセージを表示する行先階表示装置であって、エレベータのかごの出入口の門型上部の板の、当該かごの床と鉛直な、当該かごが着床する乗場側の面に設置され、行先階登録装置が受け付けた行先階、あるいは、利用者に対する通知メッセージを表示する表示部を備え、表示部の下端は、かごの床からの高さが、乗場の床から当該乗場の出入口の門型上部の板の下端までの高さと等しい位置にあり、表示部は、かごが乗場に着床した際に、昇降路とかごの隙間を利用して視認可能な高さに設置されることを特徴とするものである。

Claims (4)

  1. DOAS方式のエレベータにおいて、行先階登録装置が受け付けた行先階、あるいは、利用者に対する通知メッセージを表示する行先階表示装置であって、
    エレベータのかごの出入口の門型上部の板の、当該かごの床と鉛直な、当該かごが着床する乗場側の面に設置され、前記行先階登録装置が受け付けた行先階、あるいは、利用者に対する通知メッセージを表示する表示部を備え、
    前記かごが乗場に着床した際の、当該かごの床から前記表示部の下端までの高さと、当該乗場の床から当該乗場の出入口の門型上部の板の下端までの高さとが等しい
    ことを特徴とする行先階表示装置。
  2. エレベータの運行状況の情報から、乗場の扉の開閉動作を検出する扉開閉検出部と、
    前記扉開閉検出部が扉の開動作を検出した場合に、行先階を請求項1記載の行先階表示装置の表示部に表示させ、前記扉開閉検出部が扉の閉動作を検出した場合に、通知メッセージを請求項1記載の行先表示装置の表示部に表示させる表示制御部
    とを備えた情報表示制御装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記扉の閉動作をアニメーションで表現する通知メッセージを表示させる
    ことを特徴とする請求項2記載の情報表示制御装置。
  4. エレベータの乗場に設けられ、利用者から行先階の登録を受け付ける行先階登録装置と、前記行先階登録装置が受け付けた行先階に基づき、複数台のエレベータを群管理制御する郡管理制御装置と、前記エレベータの行先階あるいは利用者に対する通知メッセージを表示する行先階表示装置と、前記行先階表示装置の表示制御を行う情報表示制御装置とを備えるエレベータシステムにおいて、
    前記行先階表示装置は、
    前記エレベータのかごの出入口の門型上部の板の、当該かごの床と鉛直な、当該かごが着床する乗場側の面に設置され、前記行先階登録装置が受け付けた行先階、あるいは、前記利用者に対する通知メッセージを表示する表示部を備え、
    前記かごが乗場に着床した際の、当該かごの床から前記表示部の下端までの高さと、当該乗場の床から当該乗場の出入口の門型上部の板の下端までの高さとが等しいことを特徴とし、
    前記情報表示制御装置は、
    前記エレベータの運行状況の情報から、乗場の扉の開閉動作を検出する扉開閉検出部と、
    前記扉開閉検出部が扉の開動作を検出した場合に、行先階を前記表示部に表示させ、前記扉開閉検出部が扉の閉動作を検出した場合に、通知メッセージを前記表示部に表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とするエレベータシステム。
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