JP6807819B2 - エレベーター - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーター乗り場の利用者に対し、乗りかごへ案内する乗客誘導案内システムを備えるエレベーターに関するものである。
エレベーターの乗りかご内においては、行先階の異なる乗客が無秩序に混在しており、乗客が自らの行先階に到着した際に、乗りかご内が混雑していると、その乗客の降車のために他の乗客に一旦乗りかごから降りて貰う必要がある場合や、他の乗客のために自らが一旦乗りかごから降車する必要がある場合などがあり、一旦乗りかごから降車する乗客に負担があるだけでなく、自らの降車のために他の乗客に一旦乗りかごから降車してもらう乗客の心理的負担、さらに、このような動作のために、乗りかごの停止時間が長くなり、運行効率が低下する場合がある。
このような状況に対して、乗りかご内の乗客を円滑に降車させる技術として、特開2005−272127号公報(特許文献1)がある。この公報には、乗りかごの床面または側面に設けた表示装置により、予め区分された複数の乗客案内領域を示すことにより、後から降車する乗客を乗りかご出入口から離れた位置、先に降車する乗客を乗りかご出入口付近に乗車させるよう案内する構成が記載されている。
また、特開2015−218015号公報(特許文献2)がある。この公報には、乗り場行先登録装置及び群管理装置、乗り場に乗客数検出用の画像取得部と乗客案内・乗車誘導用の画像表示部により構成され、乗り場行先登録装置にて割り当てられた乗りかごの乗降口付近へ乗客を誘導して行先階別にグループ化しておき、乗客が乗りかごに乗車する際、行先階順に従って先に降車する乗客ほど後に乗車させる。この時、行先階別乗客グループの、乗り場に待機していた人数と乗りかご内に乗車した人数の一致を検出することにより、次の行先階の乗客グループに乗車案内を行う制御方法が記載されている。
特開2005−272127号公報 特開2015−218015号公報
しかしながら、特許文献1に記載された乗りかご内の乗客案内領域では、乗りかご内が混雑した時、乗客が自分の行先階に対する案内領域へ移動することが難しい。例えば、先に乗りかご出入口付近の乗客案内領域から多数の乗客が乗車した場合、乗りかご出入口から離れた位置の乗客案内領域内の乗客が後から乗車するには、先に乗り込んだ乗客を掻き分けて乗車する必要がある。
次に、特許文献2に記載された乗客誘導装置及び案内方法は、行先階別乗客グループの乗り場に待機していた人数と、乗りかご内に乗車した人数の一致を検出することにより、次の行先階の乗客グループに乗車案内を行っているが、これは同じ行先階の乗客グループ全員が乗りかごに乗車完了するまで次の乗客グループは乗車案内されないため、乗車効率が低下する。
本発明の目的は、乗りかごへの乗車と乗りかごからの降車を円滑に行うことを可能にすることにある。
上記課題を解決するために、本発明は、エレベーター乗り場に待機する利用者に対し、乗りかごに案内する乗客誘導案内システムを備えるエレベーターであって、前記乗客誘導案内システムは、前記エレベーター乗り場のうち乗車前の利用者が整列するための乗り場待機スペースに配置されて、乗車案内に関する情報を出力する乗車案内装置を有し、前記乗り場待機スペースは、前記乗りかごの行先階に対応して複数の行先待機スペースに区切られ、前記各行先待機スペースは、前記乗りかごの出入口に向かって手前側から奥に行くほど、降車する順番が順次後になる行先階に対応して、行先階別に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、乗りかごへの乗車と乗りかごからの降車を円滑に行うことを可能にし、結果として、エレベーターの運転効率の向上を図ることができる。
実施例1の乗客誘導案内システムの概略を示すブロック構成図である。 実施例1の乗客誘導案内システムの動作を示すフローチャートである。 実施例1の乗りかご及び乗り場待機スペースの状況を示す模式図である。 実施例2の乗客誘導案内システムの動作を示すフローチャートである。 実施例2の乗りかご及び乗り場待機スペースの状況を示す模式図である。 実施例3の乗客誘導案内システムの概略を示すブロック構成図である。 実施例3の乗りかご及び乗り場待機スペースの状況を示す模式図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(図1の説明)
図1は、本発明の一実施の形態による乗客誘導案内システムの概略を示すブロック構成図である。
図1において、エレベーターにおける乗客誘導案内システムは、エレベーター乗り場に待機する利用者に対し、乗りかご2に案内するシステムであって、乗り場待機スペース1と、乗り場表示制御装置3と、エレベーター制御装置4と、乗客検出装置5と、行先登録検出装置6と、乗車案内表示装置12を備えている。乗り場待機スペース1は、エレベーター乗り場のうち乗車前の利用者が整列するためのスペースとして、エレベーターの乗り場の床面のうち、エレベーターの乗りかご2の出入口(乗降口)10に対応する位置(出入口10の前面側の位置)に配置される。乗り場待機スペース1は、乗りかご2内の床面を模擬した大きさ、例えば、乗りかご2の床面と同等(同面積)に構成され、第一の行先階が割当てられた第一の行先待機スペース1Aと、第一の行先階よりも先に到着する行先階が割当てられた第二の行先待機スペース1Bと、第二の行先階よりも先に到着する行先階が割当てられた第三の行先待機スペース1Cに区切られている。エレベーターの乗りかご2の出入口10の近くに第一の行先待機スペース1Aが配置され、第一の行先待機スペース1Aの後ろに第二の行先待機スペース1Bが配置され、第二の行先待機スペース1Bの後ろに第三の行先待機スペース1Cが配置される。
すなわち、乗り場待機スペース1は、乗りかご2の行先階に対応して複数の行先待機スペースに区切られ、各行先待機スペースは、乗りかご2の出入口10に向かって手前側から奥に行くほど、降車する順番が順次後になる行先階に対応して、行先階別に配置されている。この際、乗りかご2の出入口10に向かって手前の第一の行先待機スペース1Aは、乗車する順番が最初で、降車する順番が最後になる行先階(第一の行先階)に向かう利用者が整列するためのスペース(場所・空間)として割当てられ、乗りかご2の出入口10に向かって奥の第三の行先待機スペース1Cは、乗車する順番が最後となり、降車する順番が最初になる行先階(第一の行先階よりも低層の第三の行先階)に向かう利用者が整列するためのスペース(場所・空間)として割当てられる。なお、第二の行先待機スペース1Bは、乗車する順番が二番目で、降車する順番が二番目になる行先階(第一の行先階よりも低層の第二の行先階)に向かう利用者が整列するためのスペース(場所・空間)として割当てられる。
また、乗り場待機スペース1は、乗車案内に関する情報を出力する乗車案内装置を兼ねており、例えば、液晶パネルなどの表示装置として機能する。この際、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cには、行先階別の行先階を特定する情報が表示される。例えば、第一の行先待機スペース1Aには、第一の行先階を特定する情報として、8〜10階(エレベーター階)が表示され、第二の行先待機スペース1Bには、第二の行先階を特定する情報として、5〜7階(エレベーター階)が表示され、第三の行先待機スペース1Cには、第三の行先階を特定する情報として、2〜4階(エレベーター階)が表示される。これにより、利用者は、エレベーター乗り場で、行先階毎に待機すべき場所を把握することができる。また、各行先待機スペース1A〜1Cは、乗車案内に関する情報を表示する行先別表示部として機能し、乗車案内時には、表示色が変化する。これにより、利用者は、乗車案内が開始されたか否かを把握することができる。なお、行先階別の行先階として、第一の行先階〜第三の行先階には、3つのエレベーター階が割当てられているが、各行先階に、相異なるエレベーター階であって、1又は2以上のエレベーター階を割当てることもできる。乗車案内表示装置12は、例えば、液晶表示パネルで構成されて、乗りかご2の出入口10近傍の壁面に配置され、乗車案内に関する情報であって、乗り場待機スペース1に表示される情報と同様の情報を表示する。この際、表示画面には、乗りかご2内の床面を模擬した枠と、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cを模擬した枠が表示され、各枠内に第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cと同様の情報が表示される。
乗り場待機スペース1の表示内容(第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cの表示内容)と乗車案内表示装置12の表示内容を制御する乗り場表示制御装置3は、例えばパーソナルコンピュータのような入力端末を兼ねており、混雑時間帯や表示内容などの情報を入力端末から入力する事で乗車案内装置(乗り場待機スペース1)の有効/無効の切替えや、案内表示内容を変更する事ができる。また、乗り場表示制御装置3は、乗りかご2の運行を制御するエレベーター制御装置4を経由して、乗りかご2の乗り場到着情報を受信すると共に、乗りかご2内に設置されて、乗客の有無を検出する乗客検出装置5と行先登録を検出する行先登録検出装置6からの検出情報(乗りかご2から降車する乗客の乗客情報、乗りかご2に乗客がいないことを示す乗客情報等)を受信し、受信した情報を基に、エレベーターの動作・状況に合わせて、乗り場待機スペース1と乗車案内表示装置12の表示内容、例えば、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cの表示内容として、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cの表示色を制御する事が可能となっている。なお、乗客検出装置5は、例えば、乗客の荷重を検出する荷重検出装置で構成される。
(図2及び図3の説明)
図2は、一実施の形態による乗客誘導案内システムの動作を示すフローチャートである。また、図3は、乗り場待機スペース1及び乗りかご2の状況を示す模式図であり、乗客誘導案内システムの動作に基づき、時系列順に、(a)、(b)、(c)、(d)と状況が変化することを示す。
始めに、エレベーターを利用する利用者は、乗客として行先階毎に乗り場待機スペース1上の並ぶ(S1)。この後、乗り場表示制御装置3は、エレベーター制御装置4からの情報を基に、乗りかご2が乗り場待機スペース1の階に到着したか否かを判定し(S2)、乗りかご2が到着するまでこの処理を繰り返す。この際、乗り場で待つ利用者9(9A、9B、9C)は、乗りかご2が到着するまで乗り場待機スペース1上で待機する。例えば、図3(a)に示すように、第一の行先階(8〜10階)へ向かう利用者9Aは、第一の行先待機スペース1A上に、第一の行先階よりも先に到着する行先階となる第二の行先階(5〜7階)に向かう利用者9Bは、第二の行先待機スペース1B上に、第二の行先階よりも先に到着する行先階となる第三の行先階(2〜4階)に向かう利用者9Cは、第三の行先待機スペース1Cの上に、それぞれ並びつつ待機する。
ステップS2で乗りかご2が到着したと判定した場合、乗り場表示制御装置3は、乗客検出装置5や行先登録検出装置6からの乗客情報を基に乗りかご2から降りる客(乗客8)がいるか否かを判定し(S3)、乗りかご2内に降りる乗客8がいないと判定した場合、ステップS5の処理に移行し、乗りかご2内に降りる乗客8がいると判定した場合、所定時間(降車時間)経過したか否かを判定する(S4)。乗り場表示制御装置3は、所定時間(降車時間、例えば、乗りかご内の乗客人数×1秒以内の時間)経過するまで、ステップS3、S4の処理を繰り返す。この際、乗り場表示制御装置3は、所定時間(降車時間)経過するまで、乗り場待機スペース1に対して、乗車案内の制御は実行しない。この時の乗り場待機スペース1及び乗りかご2の状況は、図3(b)となる。
乗りかご2から降りる乗客8が居なかった場合、又は乗りかご2から降りる乗客8が降車完了すると、乗り場待機スペース1(第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1C)の色が変わり、利用者9A、9B、9Cが乗客として乗りかご2に乗車する(S5)。この際、乗り場表示制御装置3は、乗り場待機スペース1(第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1C)に対して、乗車案内の制御として、乗り場待機スペース1の色を、例えば、赤色から緑色に変更(乗り場待機スペース1に表示される情報を、乗車を促す情報に変更)する制御を実行する。乗り場で待つ利用者9(9A、9B、9C)は、乗り場待機スペース1で整列したまま乗りかご2に乗車を開始する。この時、乗り場にスピーカーなどを設置して、音声などにより案内しても良い。また、この時の乗り場待機スペース1及び乗りかご2の状況は、図3(c)となる。
乗りかご2に乗り場で待っていた利用者9が乗車完了後、乗りかご2の扉が閉じると乗り場待機スペース1(第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1C)の色が消える(S6)。この際、乗り場表示制御装置3は、乗り場待機スペース1(第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1C)に対して、乗車案内の制御として、乗り場待機スペース1の色を消す制御を実行する。この時、乗りかご2に乗車した利用者9(9A、9B、9C)は、乗りかご2の出入口10に近い位置に、乗りかご2が一番先に到着する第三の行先階(2〜4階)へ向かう利用者9Cが配置され、出入口10から最も遠い位置に一番後に到着する第一の行先階(8〜10階)へ向かう利用者9Aが配置され、利用者9Aと利用者9Cとの間に、第一の行先階よりも先に到着する第二の行先階(5〜7階)へ向かう利用者9Bが配置される。これにより、利用者9(9A、9B、9C)は、出入口10に近い順から降車していくことになり、利用者9である乗客が降車する際に、後の行先階へ向かう他の乗客が邪魔にならず円滑な降車を行うことが可能となる。この時の乗り場待機スペース1及び乗りかご2の状況は、図3(d)となる。
本実施例によれば、乗りかごへの乗車と乗りかごからの降車を円滑に行うことが可能となり、結果として、エレベーターの運転効率の向上を図ることができる。すなわち、利用者が乗りかご乗車前に、乗車後の乗りかご内での待機位置を把握する事ができ、乗車する際に、乗りかご内の待機位置への誘導する必要が無くなる。また、乗り場の待機スペースでの整列順で乗りかご内に乗車して待機することで、乗りかごから円滑に降車できる。結果として、エレベーターの停止時間を削減する事により運転効率向上の効果が得られる。さらに、乗り場待機スペースに表示される情報と同じ情報が乗り場の壁面の乗車案内表示装置に表示されるので、待機スペース内に利用客が整列しても行先階表示が利用者によって見えない状況が回避できる。
実施例1では利用者9が全員一度に乗りかご2に乗車していたが、先に乗りかご2に乗車する第一の行先階(8〜10階)へ向かう利用者9Aは、乗りかご2に乗車した際に行先登録を行う余裕が少ない。そこで、実施例2では、まず、第一の行先待機スペース1Aで乗車案内を行い、次に第二の行先待機スペース1Bで乗車案内を行い、最後に第三の行先待機スペース1Cで乗車案内を行い、各行先待機スペース1A〜1Cで個別に乗車案内を順に行う事で、行先登録の余裕を持たせた実施例を説明する。
(図4及び図5の説明)
図4は、実施例2における乗客誘導案内システムの動作を示すフローチャートである。なお、実施例2におけるステップS1〜S4、S6の処理は実施例1と同一であり、それらの具体的内容の説明は省略する。また、図5は、実施例2における乗り場待機スペース1及び乗りかご2の状況を示す模式図であり、乗客誘導案内システムの動作に基づき、時系列順に(a)、(b)、(c)、(d)と状況が変化することを示す。
乗りかご2の到着後、降りる乗客8の降車処理が完了すると、乗り場表示制御装置3は、第一の行先待機スペース1Aの乗り込み案内(乗車案内)として、第一の行先待機スペース1Aに対して、第一の行先待機スペース1Aの色を、例えば、赤色から緑色に変更する制御を実行する(S11)。これにより、第一の行先待機スペース1Aのみ色が変わり、第一の行先階(8〜10階)へ向かう利用者9Aにのみ乗車案内が行われる。この時の乗り場待機スペース1及び乗りかご2の状況は、図5(a)となる。
次に、乗り場表示制御装置3は、第一の行先階の内のいずれかの階に対して、所定数行先登録されたか否かを判定する(S12)。例えば、第一の行先階(8〜10階)のうちいずれかの階に対して、1回以上行先登録されたか否かを判定する。このステップS12で否定の判定結果を得た場合、乗り場表示制御装置3は、所定時間(例えば、乗りかご内の乗客人数×1秒以内の時間)経過したか否かを判定し(S13)、所定時間経過するまでステップS12、S13の処理を繰り返す。ステップS12で、第一の行先階へ向かう利用者9Aが乗りかご2の行先登録検出装置6に1ヶ所以上の所定数行先登録を行ったと判定した場合、又はステップS13で所定時間経過したと判定した場合、乗り場表示制御装置3は、第二の行先待機スペース1Bの乗り込み案内(乗車案内)として、第二の行先待機スペース1Bに対して、第二の行先待機スペース1Bの色を、例えば、赤色から緑色に変更する制御を実行する(S14)。これにより、第二の行先待機スペース1Bの色が変わり、第二の行先階(5〜7階)へ向かう利用者9Bに対する乗車案内が行われる。この時の乗り場待機スペース1及び乗りかご2の状況は、図5(b)となる。
次に、乗り場表示制御装置3は、第二の行先階の内のいずれかの階に対して、所定数行先登録されたか否かを判定する(S15)。例えば、第二の行先階(5〜7階)のうちいずれかの階に対して、1回以上行先登録されたか否かを判定する。このステップS15で否定の判定結果を得た場合、乗り場表示制御装置3は、所定時間経過したか否かを判定し(S16)、所定時間経過するまでステップS15、S16の処理を繰り返す。ステップS15で、第二の行先階へ向かう利用者9Bが乗りかご2の行先登録検出装置6に1ヶ所以上の所定数行先登録を行ったと判定した場合、又はステップS16で所定時間経過したと判定した場合、乗り場表示制御装置3は、第三の行先待機スペース1Cの乗り込み案内(乗車案内)として、第三の行先待機スペース1Cに対して、第三の行先待機スペース1Cの色を、例えば、赤色から緑色に変更する制御を実行する(S17)。これにより、第三の行先待機スペース1Cの色が変わり、第三の行先階(2〜4階)へ向かう利用者9Cに対する乗車案内が行われる。この時の乗り場待機スペース1及び乗りかご2の状況は、図5(c)となる。
乗り場で待っていた利用者9が乗りかご2に乗車完了後は、実施例1と同様に、乗りかご2の扉が閉じると乗り場待機スペース1の色が消える(S6)。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果を奏することができると共に、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cに対して順番に乗車案内を行うことで、利用者9に行先登録の余裕を持たせることができる。
実施例1及び実施例2では、乗り場待機スペース1の形状は乗りかご2の床面と同等(同面積)として説明をしてきた。しかし、利用者9は、混雑時、限られた空間である乗りかご2内ではスペースを詰めて乗車するが、空間に余裕がある乗り場で整列する際は、心理的に他人と距離を置いて並んでしまう。以上の理由により、乗り場待機スペース1の形状(大きさ)を乗りかご2の床面と同等(同面積)とすると、乗り場待機スペース1上には、乗りかご2へ実際に乗車できる人数より少ない人数しか並ばない可能性が高い。
そこで、実施例3では、列が崩れない程度に乗り場待機スペース1の形状を、乗りかご2の床面より大きくした場合の実施例を説明する。
(図6の説明)
図6は、列が崩れない程度に乗り場待機スペース1の形状を、乗りかご2の床面より大きくした場合の、乗客誘導案内システムの概略を示すブロック構成図である。
実施例1との違いは、乗り場待機スペース1の形状を乗りかご2の床面より大きくしていること、及び第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cに対し、それぞれ個別の荷重検出装置7A、7B、7Cと乗車可不可案内部11A、11B、11Cが追加されている。
これは、乗りかご2に乗車する人数と同等の人数を乗り場待機スペース1に整列させるために、乗り場待機スペース1の形状を乗りかご2の床面より大きくしたが、逆に乗り場待機スペース1上にスペースを詰めて待機してしまうと、乗りかご2に乗車する際に定員オーバーしてしまう可能性を考慮した構成となっている。すなわち、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cに配置された荷重検出装置7A、7B、7Cで、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cに作用する荷重を検出し、検出された荷重を基に、乗り場表示制御装置3が、乗車可不可案内部11A、11B、11Cの表示内容を制御するようになっている。具体的には、乗り場表示制御装置3は、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cに作用する荷重がそれぞれ許容値を超えた場合、乗車可不可案内部11A〜11Cに対して、定員オーバーを示す表示を行い、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cに作用する荷重がそれぞれ許容値以下である場合、乗車可不可案内部11A〜11Cに対して、乗車可能であることを示す表示を行う。なお、乗車案内表示装置12の表示画面には、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cと乗車可不可案内部11A、11B、11Cを模擬した枠がそれぞれ表示され、各枠内に、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cと乗車可不可案内部11A、11B、11Cと同じ情報が表示される。
(図7の説明)
図7は乗り場待機スペース1の形状を、列が崩れない程度に乗りかご2の床面より大きくした場合の一例を示す図であって、乗り場待機スペース1及び乗りかご2の状況を示す模式図である。
図7(a)では、乗りかご2には、各行先階に向かう利用者9A、9B、9Cがそれぞれ最大6名ずつ乗車できるとした場合、乗り場待機スペース1の大きさは、乗りかご2の床面より大きいので、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cには、ある程度余裕を持って6名ずつ並ぶことができる。この際、乗り場表示制御装置3は、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cに作用する荷重がそれぞれ許容値以下であることを条件に、乗車可不可案内部11A〜11Cに対して、乗車可能であることを示す表示を行う。
一方、図7(b)では、第二の行先階(5〜7階)に向かう利用者9Bが、第二の行先待機スペース1Bに8名待機しており、このままでは定員オーバーとなることが予想される。この際、乗り場表示制御装置3は、第二の行先待機スペース1Bに作用する荷重が許容値を超えたことを条件に、乗車可不可案内部11Bに対して、定員オーバーを示す表示を行う。例えば、第二の行先待機スペース1Bの乗車可不可案内部11Bの色を、緑色から赤色に変色させる。これにより、第二の行先待機スペース1Bに整列している利用者9Bに、定員オーバーであることを知らせる事で、後から第二の行先待機スペース1Bに並んだ利用者9Bを第二の行先待機スペース1Bから降りるよう促すことができる。
また、第三の行先階(2〜4階)に向かう利用者9Cが、第三の行先待機スペース1Cに4名待機している場合、まだ乗車可能である。この際、乗り場表示制御装置3は、第三の行先待機スペース1Cに作用する荷重が許容値以下であることを条件に、乗車可不可案内部11Cに対して、乗車可能であることを示す表示を行う。例えば、第三の行先待機スペース1Cの乗車可不可案内部11Bの色を、青色に変色させる。これにより、第三の行先待機スペース1Cはまだ乗車可能であることを、後から第三の行先待機スペース1Cに並ぶ利用者9Cに知らせる事が可能となる。この場合、乗り場にスピーカーなどを設置して、音声案内などにより注意を促しても良い。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果を奏することができると共に、列が崩れない程度に利用者を各行先待機スペースに整列させることができる。また、各行先待機スペースに整列した利用者に定員オーバーであるか否を知らせることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、乗り場待機スペース1を3つの行先待機スペースに区切る代わりに、乗り場待機スペース1を2つの行先待機スペース又は4つ以上の行先待機スペースに区切ることもできる。また、乗車案内表示装置12に、行先階別の行先階に関する情報を表示する場合、乗り場待機スペース1に、第一の行先待機スペース1A〜第三の行先待機スペース1Cの枠のみを表示することもできる。また、乗り場の壁面に乗車案内表示装置12を配置する代わりに、プロジェクタを用いて乗り場の壁面に乗車案内に関する情報を表示することもできる。上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能等は、それらの一部又は全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に記録して置くことができる。
1 乗り場待機スペース、1A 第一の行先待機スペース、1B 第二の行先待機スペース、1C 第三の行先待機スペース、2 乗りかご、3 乗り場表示制御装置、4 エレベーター制御装置、5 乗客検出装置、6 行先登録検出装置、7A、7B、7C 荷重検出装置、8 乗客、9、9A、9B、9C 利用者、10 出入口、11A、11B、11C 乗車可不可案内部、12 乗車案内表示装置

Claims (13)

  1. エレベーター乗り場に待機する利用者に対し、乗りかごに案内する乗客誘導案内システムを備えるエレベーターであって、
    前記乗客誘導案内システムは、
    前記エレベーター乗り場のうち乗車前の利用者が整列するための乗り場待機スペースに配置されて、乗車案内に関する情報を出力する乗車案内装置を有し、
    前記乗り場待機スペースは、
    前記乗りかごの行先階に対応して複数の行先待機スペースに区切られ、
    前記各行先待機スペースは、
    前記乗りかごの出入口に向かって手前側から奥に行くほど、前記乗りかごの出入口から順次離れる位置に行先階別に配置され、
    前記乗車案内装置は、
    前記各行先待機スペースに対応して、乗車案内に関する情報を表示する複数の行先別表示部を有し、
    さらに、前記乗客誘導案内システムは、
    前記乗りかご内で行先登録を検出する行先登録検出装置と、
    前記乗りかご内で乗客の有無を検出する乗客検出装置と、
    前記行先登録検出装置と前記乗客検出装置の検出情報をそれぞれ受信して前記乗りかごの運行を制御するエレベーター制御装置と、
    前記エレベーター制御装置からの情報を基に前記各行先別表示部の表示内容を制御する乗り場表示制御装置を備え、
    前記乗り場表示制御装置は、
    前記エレベーター制御装置から、前記乗りかごが前記乗り場に到着したことを示す乗り場到着情報を受信し、且つ前記乗りかご内に乗客がいないことを示す乗客情報を受信した場合、前記各行先別表示部の表示内容を、乗車を促す情報に変更し、
    前記エレベーター制御装置から、前記乗りかご内の乗客が行先登録したことを示す行先登録情報を受信する毎に、前記乗りかごの出入口に向かって手前側の行先別表示部から順番に、前記各行先別表示部の表示内容を変更することを特徴とするエレベーター。
  2. エレベーター乗り場に待機する利用者に対し、乗りかごに案内する乗客誘導案内システムを備えるエレベーターであって、
    前記乗客誘導案内システムは、
    前記エレベーター乗り場のうち乗車前の利用者が整列するための乗り場待機スペースに配置されて、乗車案内に関する情報を出力する乗車案内装置を有し、
    前記乗り場待機スペースは、
    前記乗りかごの行先階に対応して複数の行先待機スペースに区切られ、
    前記各行先待機スペースは、
    前記乗りかごの出入口に向かって手前側から奥に行くほど、前記乗りかごの出入口から順次離れる位置に行先階別に配置され、
    前記乗車案内装置は、
    前記各行先待機スペースに対応して、乗車案内に関する情報を表示する複数の行先別表示部を有し、
    さらに、前記乗客誘導案内システムは、
    前記乗りかご内で行先登録を検出する行先登録検出装置と、
    前記乗りかご内で乗客の有無を検出する乗客検出装置と、
    前記行先登録検出装置と前記乗客検出装置の検出情報をそれぞれ受信して前記乗りかごの運行を制御するエレベーター制御装置と、
    前記エレベーター制御装置からの情報を基に前記各行先別表示部の表示内容を制御する乗り場表示制御装置を備え、
    前記乗り場表示制御装置は、
    前記エレベーター制御装置から、前記乗りかごが前記乗り場に到着したことを示す乗り場到着情報を受信し、且つ前記乗りかご内に乗客がいないことを示す乗客情報を受信した場合、前記各行先別表示部の表示内容を、乗車を促す情報に変更し、
    前記乗客誘導案内システムは、
    さらに、前記各行先待機スペースを検出対象として、前記各行先待機スペースに作用する前記利用者の荷重を検出し、前記検出した各検出荷重を前記乗り場表示制御装置に出力する複数の荷重検出装置を有し、
    前記乗車案内装置は、
    さらに、前記各行先待機スペースに対応して配置されて、前記利用者の乗車可能又は乗車不可能に関する情報を表示する複数の乗車可不可案内部を有し、
    前記乗り場表示制御装置は、
    前記各荷重検出装置の検出荷重がそれぞれ設定値を超えた否かを判定し、前記いずれかの荷重検出装置の検出荷重が、前記設定値を超えた場合、前記検出荷重が前記設定値を超えた荷重検出装置の検出対象となる行先待機スペースに対応して配置された前記乗車可不可案内部に対して、前記利用者の乗車不可能を示す情報を表示させることを特徴とするエレベーター。
  3. エレベーター乗り場に待機する利用者に対し、乗りかごに案内する乗客誘導案内システムを備えるエレベーターであって、
    前記乗客誘導案内システムは、
    前記エレベーター乗り場のうち乗車前の利用者が整列するための乗り場待機スペースに配置されて、乗車案内に関する情報を出力する乗車案内装置を有し、
    前記乗り場待機スペースは、
    前記乗りかごの行先階に対応して複数の行先待機スペースに区切られ、
    前記各行先待機スペースは、
    前記乗りかごの出入口に向かって手前側から奥に行くほど、前記乗りかごの出入口から順次離れる位置に行先階別に配置され、
    前記乗車案内装置は、
    前記各行先待機スペースに対応して、乗車案内に関する情報を表示する複数の行先別表示部を有し、
    さらに、前記乗客誘導案内システムは、
    前記乗りかご内で行先登録を検出する行先登録検出装置と、
    前記乗りかご内で乗客の有無を検出する乗客検出装置と、
    前記行先登録検出装置と前記乗客検出装置の検出情報をそれぞれ受信して前記乗りかごの運行を制御するエレベーター制御装置と、
    前記エレベーター制御装置からの情報を基に前記各行先別表示部の表示内容を制御する乗り場表示制御装置を備え、
    前記乗り場表示制御装置は、
    前記エレベーター制御装置から、前記乗りかごが前記乗り場に到着したことを示す乗り場到着情報を受信し、且つ前記乗りかご内に乗客がいないことを示す乗客情報を受信した場合、前記各行先別表示部の表示内容を、乗車を促す情報に変更し、
    前記乗客誘導案内システムは、
    さらに、前記各行先待機スペースを検出対象として、前記各行先待機スペースに作用する前記利用者の荷重を検出し、前記検出した各検出荷重を前記乗り場表示制御装置に出力する複数の荷重検出装置を有し、
    前記乗車案内装置は、
    さらに、前記各行先待機スペースに対応して配置されて、前記利用者の乗車可能又は乗車不可能に関する情報を表示する複数の乗車可不可案内部を有し、
    前記乗り場表示制御装置は、
    前記各荷重検出装置の検出荷重がそれぞれ設定値を超えた否かを判定し、前記いずれかの荷重検出装置の検出荷重が、前記設定値を超えた場合、前記検出荷重が前記設定値を超えた荷重検出装置の検出対象となる行先待機スペースに対応して配置された前記乗車可不可案内部に対して、前記利用者の乗車不可能を示す情報を表示させ、
    前記乗り場表示制御装置は、
    前記いずれかの荷重検出装置の検出荷重が、前記設定値以下である場合、前記検出荷重が前記設定値以下である荷重検出装置の検出対象となる行先待機スペースに対応して配置された前記乗車可不可案内部に対して、前記利用者の乗車可能を示す情報を表示させることを特徴とするエレベーター。
  4. 前記各行先待機スペースには、
    前記行先階別の行先階を特定する情報が表示されることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のエレベーター。
  5. 前記各行先待機スペースには、
    前記行先階別の行先階として、2以上のエレベーター階が割り当てられることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載のエレベーター。
  6. 前記乗りかごの出入口に向かって手前の行先待機スペースは、
    乗車する順番が最初で、前記降車する順番が最後になる行先階に向かう利用者が整列するためのスペースとして割当てられ、
    前記乗りかごの出入口に向かって奥の行先待機スペースは、
    前記乗車する順番が最後となり、前記降車する順番が最初になる行先階に向かう利用者が整列するためのスペースとして割当てられることを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1項に記載のエレベーター。
  7. 前記乗り場表示制御装置は、
    少なくとも前記エレベーター制御装置から、前記乗りかごから降車する乗客があることを示す乗客情報を受信したことを条件に、前記各行先別表示部の表示内容を変更することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のエレベーター。
  8. 前記乗り場表示制御装置は、
    前記エレベーター制御装置から、前記乗りかごから降車する乗客があることを示す乗客情報を受信し、且つ、前記乗り場到着情報を受信した後、所定時間経過したことを条件に、前記各行先別表示部の表示内容を変更することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のエレベーター。
  9. 前記乗り場待機スペースは、
    前記乗りかごの床面と同等の形状で構成されることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のエレベーター。
  10. 前記乗り場待機スペースは、
    前記乗りかごの床面の面積より大きい形状で構成されることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のエレベーター。
  11. さらに、前記乗客誘導案内システムは、
    前記エレベーター乗り場の壁面に乗車案内に関する情報を表示する乗車案内表示装置と、
    前記乗りかご内で行先登録を検出する行先登録検出装置と、
    前記乗りかご内で乗客の有無を検出する乗客検出装置と、
    前記行先登録検出装置と前記乗客検出装置の検出情報をそれぞれ受信して前記乗りかごの運行を制御するエレベーター制御装置と、
    前記エレベーター制御装置からの情報を基に前記乗車案内表示装置の表示内容を制御する乗り場表示制御装置を備え、
    前記乗り場表示制御装置は、
    前記エレベーター制御装置から、前記乗りかごが前記乗り場に到着したことを示す乗り場到着情報を受信し、且つ前記乗りかご内に乗客がいないことを示す乗客情報を受信した場合、前記乗車案内表示装置の表示内容を、乗車を促す情報に変更することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のエレベーター。
  12. 前記乗り場表示制御装置は、
    少なくとも前記エレベーター制御装置から、前記乗りかごから降車する乗客があることを示す乗客情報を受信したことを条件に、前記乗車案内表示装置の表示内容を変更することを特徴とする請求項11に記載のエレベーター。
  13. 前記乗り場表示制御装置は、
    前記エレベーター制御装置から、前記乗りかごから降車する乗客があることを示す乗客情報を受信し、且つ、前記乗り場到着情報を受信した後、所定時間経過したことを条件に、前記乗車案内表示装置の表示内容を変更することを特徴とする請求項11に記載のエレベーター。
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