JPWO2016199525A1 - シートベルト用リトラクタ - Google Patents

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Abstract

モータ(34)からの動力をスピンドル(12)に伝達する動力伝達機構(19)は、クラッチハウジング(50)と、クラッチハウジング(50)と係合可能なパウル(41)と、パウル(41)を保持してモータ(34)の回転に応じて回転するギヤホイール(57)と、アウターギヤカバー(26)と、パウル(41)に係合すると共に摩擦力によりアウターギヤカバー(26)に保持されるフリクションリング(42)と、を備える。フリクションリング(42)は、パウル(41)の係合溝(41b)に係合する突起部(42a)と、アウターギヤカバー(26)の小径リング部(26c)の外周面に接触して径方向内側に向かって押圧する複数の接触片(42b)と、を備える。これにより、フリクションリングのアウターギヤカバーへの組付けを簡単に行うことができる。

Description

本発明は、シートベルト用リトラクタに関し、特に、電動アクチュエータによりスピンドルを回転させてシートベルトの弛みを巻き取り可能なシートベルト用リトラクタに関する。
従来のシートベルト用リトラクタでは、車両の急減速状態をセンサで検出し、モータによってスピンドルを巻取方向に回転させる。そして、衝突の可能性がある場合には、シートベルトを一定量巻き取って乗員を軽拘束し、また、衝突時には、火薬式のプリテンショナーを作動させて、シートベルトを強制的に巻き取り、乗員を確実に保護する。
また、シートベルト用リトラクタでは、モータからの動力をスピンドルに伝達する動力伝達機構に、プリテンショナーの作動によってスピンドル側の回転がモータに伝わることを防止するため、モータからスピンドルへの動力を伝達及び遮断するクラッチ機構が設けられている。
例えば、特許文献1に記載のシートベルト用リトラクタでは、ギヤホイールのパウル摺動溝に配設されたパウルを用いて、対向配置されたクラッチハウジング及びギヤホイールを係脱し、ギヤホイールを回転させるモータの動力の伝達と遮断を切り換えている。また、パウルは、フリクションリングを介してクラッチハウジングやギヤホイールを収容するアウターギヤカバーに保持されている。図11(a)〜(c)に示すように、パウルを支持するフリクションリング142は、径方向外側に向けて突出する略半球状の突起部142cをそれぞれ有する複数の爪部142bを有する。フリクションリング142は、アウターギヤカバー126に設けられた凸部126aに向けて爪部142bを押し付け、突起部142cを凸部126aの内周面に当接させることで、アウターギヤカバー126に摩擦力によって保持されている。
日本国特開2011−162157号公報
しかしながら、特許文献1では、フリクションリング142の爪部142bをアウターギヤカバー126の凸部126aに組み付ける際に、爪部142bを一旦縮めてからセットするため、縮める作業が必要になると共に、ある程度作業者の熟練が求められていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、フリクションリングのアウターギヤカバーへの組付けを簡単に行うことができるシートベルト用リトラクタを提供することにある。
本発明の上記目的は、以下の構成によって達成される。
(1) シートベルトを巻き取るスピンドルと、
該スピンドルを回転する動力を発生する電動アクチュエータと、
前記電動アクチュエータからの動力を前記スピンドルに伝達可能な動力伝達機構と、
を備えるシートベルト用リトラクタであって、
前記動力伝達機構は、
前記スピンドルと共に回転し、被係合部を有するクラッチハウジングと、
前記クラッチハウジングの被係合部と係合可能な第1係合部を有するパウルと、
前記パウルを移動可能に保持する保持部を有し、前記クラッチハウジングに対向配置されて前記電動アクチュエータの回転に応じて回転するギヤホイールと、
前記クラッチハウジング及び前記ギヤホイールを収容するアウターギヤカバーと、
前記パウルの径方向相対移動を許容して前記パウルに係合すると共に、摩擦力により前記アウターギヤカバーに保持されるフリクションリングと、
を備え、前記クラッチハウジングの被係合部と前記パウルの第1係合部との係脱によって、前記電動アクチュエータからの動力を前記スピンドルに伝達可能及び遮断可能に切り換えるクラッチ機構を構成し、
前記フリクションリングは、前記パウルの径方向相対移動を許容するように前記パウルの第2係合部に係合する他の係合部と、前記アウターギヤカバーに形成された円筒部の外周面に接触して前記外周面を径方向内側に向かって押圧する複数の接触片と、を備えることを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
(2)前記摩擦力は、前記アウターギヤカバーの前記円筒部の外周面と前記フリクションリングの接触片との間に作用することを特徴とする(1)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(3) 前記接触片は、前記フリクションリングの環状板部の内径側から軸方向に延設され、且つ、前記円筒部の外周面の接線方向に延びる接触部を備え、
該接触部が前記円筒部の外周面を径方向内側に向かって押圧することを特徴とする(1)または(2)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(4) 前記各接触片には、開口部が形成されることを特徴とする(3)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(5) 前記開口部は、前記接触片の延設方向において、少なくとも前記環状板部の内径側端部と前記接触部との間に形成されることを特徴とする(4)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(6) 前記アウターギヤカバーは、前記円筒部の径方向外側に前記円筒部と同心に形成された他の円筒部を備え、前記ギヤホイールが前記他の円筒部に回転自在に嵌合することを特徴とする(1)から(5)のいずれかに記載のシートベルト用リトラクタ。
(7) 前記第2係合部は、前記パウルに形成された係合溝であり、
前記他の係合部は、前記フリクションリングに形成された突起部であることを特徴とする(1)から(6)のいずれかに記載のシートベルト用リトラクタ。
(8) 前記突起部は、前記フリクションリングの環状板部の水平面に対して前記係合溝から離間する方向に傾斜していることを特徴とする(7)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(9) 前記フリクションリングは、1つの前記パウルよりも重いことを特徴とする(1)〜(8)のいずれかに記載のシートベルト用リトラクタ。
(10) 前記クラッチハウジングの被係合部は、クラッチハウジングの内周側に形成された内歯であり、
前記パウルの第1係合部は、前記内歯と噛み合うことが可能な構造であることを特徴とする(1)〜(9)のいずれかに記載のシートベルト用リトラクタ。
本発明のシートベルト用リトラクタによれば、電動アクチュエータからの動力をスピンドルに伝達する動力伝達機構は、クラッチハウジングと、クラッチハウジングと係合可能なパウルと、パウルを保持して電動アクチュエータの回転に応じて回転するギヤホイールと、アウターギヤカバーと、パウルに係合すると共に摩擦力によりアウターギヤカバーに保持されるフリクションリングと、を備える。フリクションリングは、パウルの第2係合部に係合する他の係合部と、アウターギヤカバーの円筒部の外周面に接触して径方向内側に向かって押圧する複数の接触片と、を備える。したがって、円筒部の外周面と接触片との接触により、パウルを保持しつつ、フリクションリングのアウターギヤカバーへの組付けを簡単に行うことができ、これにより、組付け作業の自動化にも容易に対応することができる。また、円筒部の外周面と接触片との接触が、線状に接触することになるので、耐摩耗性が良くなり、耐久性の向上に役立つ。
本発明にかかるシートベルト用リトラクタの斜視図である。 電動アクチュエータ及び動力伝達機構を示す分解斜視図である。 動力伝達機構を示す要部断面図である。 クラッチハウジングの斜視図である。 フリクションリングの斜視図である。 (a)は、フリクションリングの接触片が、アウターギヤカバーの円筒部の外周面に接触する状態を示す要部側面図であり、(b)は、(a)のVI方向からみた要部断面図である。 モータ非作動時のクラッチの非係合状態を説明するための図である。 モータからの動力によりギヤホイールが回転し、パウルとクラッチハウジングとが係合を開始する状態を説明する図である。 更にギヤホイールが回転してパウルとクラッチハウジングが係合する状態を説明するための図である。 (a)は、変形例のフリクションリングの斜視図であり、(b)は、フリクションリングの接触片が、アウターギヤカバーの円筒部の外周面に接触する状態を示す、フリクションリングのX−X線に沿った要部断面図である。 (a)は、従来のフリクションリングの斜視図であり、(b)は、フリクションリングの突起部が、アウターギヤカバーの円筒部の内周面に接触する状態を示す要部断面図であり、(c)は、(b)のXI−XIに沿った要部断面図である。
次に、本発明の一実施形態にかかるシートベルト用リトラクタについて図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のシートベルト用リトラクタ10は、シートベルト(図示せず)を巻き取るスピンドル12と、スピンドル12をシートベルトの巻き取り方向へ付勢する巻き取りバネ装置13と、不図示の加速度センサによって検出される加速度に応じてシートベルトの引出動作をロックするロック機構14と、スピンドル12を回転させる動力を発生する電動アクチュエータであるモータ34と、スピンドル12を回転させる他の動力を発生するプリテンショナー15と、モータ34からの動力をスピンドル12に伝達可能な動力伝達機構19と、を有している。
スピンドル12は、両端がリトラクタフレーム11によって回転可能に支持されている。また、スピンドル12内には、エネルギ吸収機構を構成するトーションバー(図示せず)が設けられている。トーションバーは、一端側(図1において左端側)でスピンドル12に接続され、他端側(図1において右端側)でプリテンショナー15からの力が入力されるトレッドヘッド(図示せず)と接続される。
プリテンショナー15は、火薬を点火して発生したガスによってボール(図示せず)を強く押し出し、ボールがピニオン(図示せず)の溝に沿って移動する。ピニオンの回転は、ロック機構14を介してトレッドヘッド、トーションバー、スピンドル12へと伝達されてシートベルトを巻き取る。
また、リトラクタフレーム11の図中左側面には、モータアセンブリ16が取り付けられるとともに、動力伝達機構19が収容されるアウターギヤカバー26が取り付けられている。さらに、アウターギヤカバー26の左側面には、巻き取りバネ装置13が取り付けられている。
リトラクタフレーム11の下方に位置するモータアセンブリ16は、モータケース31、モータ34、第1ギヤ35、駆動回路基板37、及びケース蓋38から構成されている。なお、第1ギヤ35はモータ34の回転軸に取り付けられており、動力伝達機構19の第2ギヤ70と噛合する。
動力伝達機構19では、第1ギヤ35と噛合する第2ギヤ70が支持軸71の一端に取り付けられるともに、支持軸71の他端には第3ギヤ72が取り付けられ、第3ギヤ72はギヤホイール57の外周面に形成されたファイナルギヤ58と噛合する。支持軸71は、一対のベアリング73によりアウターギヤカバー26に回転自在に支持される。なお、本実施形態では、第1ギヤ35、第2ギヤ70、第3ギヤ72、ファイナルギヤ58によってギヤアッセンブリを構成している。
また、動力伝達機構19を構成するクラッチ機構46は、図1及び図2に示すように、外周面にファイナルギヤ58が形成されたギヤホイール57、一対のパウル41、フリクションリング42、カバーリング43、ギヤカバー44、及びクラッチハウジング50から構成される。
図3及び図4に示すように、クラッチハウジング50は、ボス部51と、ボス部51の中心から軸方向に延びる角軸52と、内周面にパウル41が係合する被係合部である内歯53aが形成された筒部53と、ボス部51から径方向外方に形成されたフランジ部54と、筒部53とフランジ部54とを円周方向の複数箇所(本実施形態では、4箇所)で繋ぐ複数の薄肉破断部55と、を有する。
ボス部51のスピンドル12側に形成された雌スプライン51aには、スピンドル12の雄スプライン12aがスプライン嵌合している。これにより、クラッチハウジング50は、スピンドル12と一体回転する。また、クラッチハウジング50の角軸52には、巻き取りバネ装置13のスプリングコア(図示せず)が嵌合してスピンドル12を常に巻き取り方向に付勢している。
ギヤホイール57は、外周面にファイナルギヤ58が形成された大径側筒部60と、大径側筒部60の軸方向他端寄り(アウターギヤカバー26寄り)部分から内径側に延びる内向き鍔部61と、該内向き鍔部61の内径部分からリトラクタフレーム11側に延び、大径側筒部60より軸方向長さの短い小径側筒部62と、を有する。
図3にも示すように、小径側筒部62と大径側筒部60との間には、クラッチハウジング50の筒部53がリトラクタフレーム11側から内向き鍔部61に向けて挿入され、ギヤホイール57内にクラッチハウジング50を収容する。これにより、大径側筒部60の内周面は、クラッチハウジング50の筒部53の外周面と相対回転自在に対向し、小径側筒部62の外周面は、クラッチハウジング50の内周面に形成された内歯53aと相対回転自在に対向する。
小径側筒部62の内周面は、アウターギヤカバー26の側壁26aからクラッチハウジング50方向に向けてクラッチハウジング50と同心に形成された大径リング部26bに回転自在に外嵌する。なお、アウターギヤカバー26の側壁26aには、大径リング部26bの内径側に、大径リング部26bより小径の小径リング部26cが同心に形成されている。
図7に示すように、ギヤホイール57の小径側筒部62の外周部には、ギヤカバー44側の端面に、一対のパウル41を保持する保持部である一対のパウル摺動溝62aが形成される。一対のパウル摺動溝62aは、小径側筒部62の外周面の対極位置(180°回転した位置)に、パウル41の係合部(第1係合部)41aがクラッチハウジング50の内歯53aに臨むように開口する開口部62bを有し、開口部62bからパウル41の形状に沿って互いに反対方向に伸びる。
一対のパウル41は、それぞれ一端側に係合部41aを有し、一端側から他端側に僅かに湾曲する湾曲形状をなして、パウル摺動溝62aに摺動可能に保持される。そして、パウル摺動溝62a内で、モータ34が作動していない時に位置する第1の位置P1(図7参照)と、モータ34が作動して係合部41aがクラッチハウジング50の内歯53aと係合する時に位置する第2の位置P2(図9参照)と、を移動する。
図5及び図6を参照して、フリクションリング42は、環状板部42dと、該環状板部42dの外径側の対極位置(180°位相)から径方向外側に突出する一対の突起部(他の突起部)42aと、環状板部42dの内径側から軸方向に延設される複数(本実施形態では、6本)の接触片42bと、を備え、単一の板状部材によって形成される。各接触片42bは、環状板部42dの内径側から内側に延びた所定の幅を持った板状部分を軸方向に折り曲げることで形成される。具体的には、各接触片42bは、僅かに径方向内側に傾斜しながら軸方向に延設した後、反転して径方向外側に傾斜する断面略V字形に形成されている。傾斜が反転する部分は、湾曲面42cにより滑らかに連続する。したがって、湾曲面42cは、接触片42bと同じ所定の幅を有し、小径リング部26cの外周面の接線方向に直線状に延びて形成されている。
フリクションリング42は、接触片42b自身の付勢力によって、アウターギヤカバー26に形成された非駆動部分である小径リング部26cの外周面を径方向内側に向かって押圧する。より具体的には、フリクションリング42の湾曲面42cが、小径リング部26cの外周面に接触片42bの弾性力により線接触する。これにより、フリクションリング42の接触片42bは、回転方向の力を受けると、アウターギヤカバー26の小径リング部26cとの間で、回転方向と逆方向の摩擦力を発生し、この摩擦力によってフリクションリング42が小径リング部26cに保持される。断面略V字形に各接触片42bが形成されたフリクションリング42は、アウターギヤカバー26の小径リング部26cに向けて軸方向からまっすぐに押し込むだけで、各接触片42bが小径リング部26cの外周面と線接触してアウターギヤカバー26にセットされる。このため、フリクションリング42のアウターギヤカバー26への組付け作業は、自動化されてもよい。
また、フリクションリング42の一対の突起部42aは、各パウル41の係合溝(第2係合部)41b内に保持される(図7参照。)。また、フリクションリング42の側方は、カバーリング43で覆われている(図3参照。)。
さらに、フリクションリング42は、1つのパウル41よりも重くなるように構成されている。フリクションリング42が回転を始める際に、フリクションリング42がパウル41の重さよりも軽いと、パウル41の重さの影響を受けて、フリクションリング42が適切に作動しにくくなる。したがって、フリクションリング42を適切に作動させるため、フリクションリング42の重さは、上記関係に設定される。
次に、本実施形態のシートベルト用リトラクタ10の作動について説明する。図示しない監視センサ等によって衝突の可能性が検出されると、図示しないECUによって衝突前にモータ34を駆動して、動力伝達機構19を介してスピンドル12を回転させてシートベルトを巻き取る。また、衝突の可能性がなくなると、モータ34を逆転させて、シートベルトを引き出し可能な状態に戻す。一方、衝突時には、プリテンショナー15が作動して、シートベルトを強制的に巻き取る。
ここで、クラッチ機構46の作動について図7から図9を参照して説明する。
まず、図7に示すように、モータ34による巻き取りが行なわれていない場合は、パウル41は、パウル摺動溝62aの最奥部に位置し、パウル41の係合部41aはクラッチハウジング50の内歯53aより内径側に位置し、クラッチハウジング50とパウル41とは非係合である。このため、スピンドル12と一体のクラッチハウジング50のみが回転可能となり、シートベルトの通常の巻き取り及び引き出しが可能である。
モータ34が巻き取り側に回転すると、モータ34の回転軸に取り付けられた第1ギヤ35から第2ギヤ70に伝達された駆動力は、図8に示すように、第3ギヤ72からファイナルギヤ58に伝達され、ギヤホイール57が時計方向(矢印A)へ回転する。この際、フリクションリング42の一対の突起部42aが係合溝41bに係合することで保持された各パウル41は、フリクションリング42とアウターギヤカバー26の小径リング部26cとの間の摩擦力により付勢され、その場に留まろうとする。従って、ギヤホイール57の時計方向への回転に伴って、パウル41がパウル摺動溝62a内で最奥部から開口部62bへ相対的に移動することになる。
そして、図9に示すように、ギヤホイール57が所定の角度だけ回転すると、パウル41の係合部41aが、開口部62bを超えて移動してクラッチハウジング50の内歯53aと係合する。
そして、ギヤホイール57がシートベルト巻き取り方向(矢印A)に所定の角度を越えてさらに回転すると、パウル41の係合部41aとクラッチハウジング50の内歯53aとが係合した状態で、ギヤホイール57、クラッチハウジング50、フリクションリング42、及びパウル41が巻き取り方向(矢印A)に一体回転して、モータ34からの動力がスピンドル12に伝達されて、シートベルトを巻き取る。
このとき、フリクションリング42の接触片42bは、接触片42bと小径リング部26cとの摩擦力に抗してアウターギヤカバー26の小径リング部26cの外周面上を摺動する。しかしながら、小径リング部26cの外周面と接触する接触片42bの湾曲面42cは、略半球状の突起部142cが接触する従来のフリクションリング142(図11参照)と比較して、接触面積が広くなる。このため、各接触片42bのばね特性がバラついた場合でも、接触面積のバラつきを小さくすることができ、この結果、作動トルクのバラつきを小さくすることができる。
なお、モータ34が解除側(引き出し方向)に回転した場合には、ギヤホイール57が反時計回り(矢印Aとは反対方向)に回転する。その場合、パウル41は、フリクションリング42とアウターギヤカバー26の小径リング部26cとの間の摩擦力によりその場に留まろうとするため、ギヤホイール57の回転に伴ってパウル摺動溝62a内を開口部62bから奥側に相対的に移動し、パウル41の係合部41aはクラッチハウジング50の内歯53aから離れ、第1の位置P1に戻される。
PP(プリ・プリテンショナ)作動時(モータ34が巻き取り方向に回転)、パウル41の係合部41aとクラッチハウジング50の内歯53aとが係合した状態で、ベルトに設定値以上の引き出し方向への入力があると、クラッチハウジング50の薄肉破断部55が破断して、ボス部51、ボス部51と一体の角軸52、及びフランジ部54のみが回転可能となり、モータ34からスピンドル12への動力伝達を遮断して、モータ34がロードリミッター又はエネルギ吸収機構の特性に与える影響を防止する。
以上、説明したように、本実施形態のシートベルト用リトラクタ10によれば、モータ34からの動力をスピンドル12に伝達する動力伝達機構19は、クラッチハウジング50と、クラッチハウジング50と係合可能なパウル41と、パウル41を保持してモータ34の回転に応じて回転するギヤホイール57と、アウターギヤカバー26と、パウル41に係合すると共に摩擦力によりアウターギヤカバー26に保持されるフリクションリング42と、を備える。フリクションリング42は、パウル41の係合溝41bに係合する突起部42aと、アウターギヤカバー26の小径リング部26cの外周面に接触して径方向内側に向かって押圧する複数の接触片42bと、を備える。したがって、小径リング部26cの外周面と接触片42bとの接触により、パウル41を保持しつつ、フリクションリング42のアウターギヤカバー26への組付けを簡単に行うことができ、これにより、組付け作業の自動化にも容易に対応することができる。また、小径リング部26cの外周面と接触片42bとの接触が、線状に接触することになるので、耐摩耗性が良くなり、耐久性の向上に役立つ。
特に、本実施形態では、上述した摩擦力は、アウターギヤカバー26の小径リング部26cの外周面とフリクションリング42の接触片42bとの間に作用している。
また、接触片42bは、小径リング部26cの外周面の接線方向に延びる湾曲面42cを備え、該湾曲面42cが小径リング部26cの外周面を径方向内側に向かって押圧するので、小径リング部26cの外周面と湾曲面42cとが線接触により接触面積を大きくして、各接触片42bのばね特性がバラついた場合でも、接触面積のバラつきを小さくすることができ、この結果、作動トルクのバラつきを小さくすることができる。
また、接触片42bは、曲げ加工で形成されるため、従来の突起部142cを設ける場合に比べて、容易に加工することができる。
また、アウターギヤカバー26は、小径リング部26cの径方向外側に、小径リング部26cと同心に形成された大径リング部26bを備える。大径リング部26bは、ギヤホイール57の軸受けとして、ギヤホイール57に回転自在に嵌合するので、本実施形態のフリクションリング42とアウターギヤカバー26との組付け構造を、周囲の構造を変えることなく設計することができる。
以上に説明したシートベルト用リトラクタは、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施又は遂行できる。特に本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
図10は、本発明の変形例に係るフリクションリング42を示している。この変形例では、各接触片42bには、開口部42eが形成されている。この開口部42eによって、小径リング部26cの外周面と湾曲面42cとの線接触による接触面積を確保しながら、接触片42bのばね力を調整することができ、摩擦接触力を設計する際に最適に調整することができる。具体的には、開口部42eによって、ばね力を下げて、摩擦接触力を下げることができるので、フリクションリング42の作動トルクを調整することができる。具体的に、開口部42eは、接触片42bの延設方向において、少なくとも環状板部42dの内径側端部42d1と接触部である湾曲面42cとの間に形成される。
ただし、この変形例においても、フリクションリング42は、回転始動時の作動性の観点から、1つのパウル41よりも重く構成されている。
また、この変形例におけるフリクションリング42の突起部42aは、環状板部42dの水平面Hに対してパウル41の係合溝41bの底面(図6参照)から離間する方向、即ち、図10(b)において、環状板部42dの水平面Hに対して上方(接触片42bの延出方向と逆方向)に傾斜している。
仮に、突起部42aが、環状板部42dの水平面Hに対して下方(接触片42bの延出方向と同じ方向)に傾斜している場合、パウル41とフリクションリング42との接触圧が強くなって、必要時以外にも互いに干渉してしまい、パウル41の動きが不安定となる可能性がある。このため、突起部42aを環状板部42aの水平面Hに対して若干上方に傾斜させておくことで、パウル41とフリクションリング42との接触圧を下げることができる。
また、上記実施形態では、パウル41に形成された係合溝41bと、フリクションリング42に形成された突起部42aとが、フリクションリング42に対するパウル41の径方向相対移動を許容するように係合しているが、本発明は、これに限定されるものでない。即ち、本発明では、パウル41の第2係合部と、フリクションリング42の他の係合部とが、フリクションリング42に対するパウル41の径方向相対移動を許容するように係合するものであれば、他の構造であってもよい。
また、上記実施形態では、パウル41の係合部41aが、クラッチハウジング50の内周側に形成された内歯53aと噛み合うことが可能な構造とし、電動アクチュエータからの動力をスピンドル12に伝達可能しているが、本発明は、これに限定されるものでない。即ち、本発明は、電動アクチュエータからの動力をスピンドル12に伝達可能及び遮断可能となるように、クラッチハウジング50の被係合部とパウル41の第1係合部とが係脱する構造であれば、他の構造であってもよい。
加えて、上記実施形態では、パウル摺動溝62aによってパウル41を移動可能に保持しているが、本発明の保持部は、パウル41を移動可能に保持する構造であれば、これに限定されず、他の構造であってもよい。
なお、本発明は、2015年6月8日出願の日本特許出願(特願2015−116092)及び2016年1月27日出願の日本特許出願(特願2016−013571)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
10 シートベルト用リトラクタ
12 スピンドル
19 動力伝達機構
26 アウターギヤカバー
26b 大径リング部(他の円筒部)
26c 小径リング部(円筒部)
34 モータ(電動アクチュエータ)
41 パウル
41a 係合部(第1係合部)
41b 係合溝(第2係合部)
42 フリクションリング
42a 突起部(他の係合部)
42b 接触片
42c 湾曲面(接触部)
46 クラッチ機構
50 クラッチハウジング
53a 内歯(被係合部)
57 ギヤホイール
62a パウル摺動溝(保持部)

Claims (10)

  1. シートベルトを巻き取るスピンドルと、
    該スピンドルを回転する動力を発生する電動アクチュエータと、
    前記電動アクチュエータからの動力を前記スピンドルに伝達可能な動力伝達機構と、
    を備えるシートベルト用リトラクタであって、
    前記動力伝達機構は、
    前記スピンドルと共に回転し、被係合部を有するクラッチハウジングと、
    前記クラッチハウジングの被係合部と係合可能な第1係合部を有するパウルと、
    前記パウルを移動可能に保持する保持部を有し、前記クラッチハウジングに対向配置されて前記電動アクチュエータの回転に応じて回転するギヤホイールと、
    前記クラッチハウジング及び前記ギヤホイールを収容するアウターギヤカバーと、
    前記パウルの径方向相対移動を許容して前記パウルに係合すると共に、摩擦力により前記アウターギヤカバーに保持されるフリクションリングと、
    を備え、前記クラッチハウジングの被係合部と前記パウルの第1係合部との係脱によって、前記電動アクチュエータからの動力を前記スピンドルに伝達可能及び遮断可能に切り換えるクラッチ機構を構成し、
    前記フリクションリングは、前記パウルの径方向相対移動を許容するように前記パウルの第2係合部に係合する他の係合部と、前記アウターギヤカバーに形成された円筒部の外周面に接触して前記外周面を径方向内側に向かって押圧する複数の接触片と、を備えることを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
  2. 前記摩擦力は、前記アウターギヤカバーの前記円筒部の外周面と前記フリクションリングの接触片との間に作用することを特徴とする請求項1に記載のシートベルト用リトラクタ。
  3. 前記接触片は、前記フリクションリングの環状板部の内径側から軸方向に延設され、且つ、前記円筒部の前記外周面の接線方向に延びる接触部を備え、
    該接触部が前記円筒部の外周面を径方向内側に向かって押圧することを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルト用リトラクタ。
  4. 前記各接触片には、開口部が形成されることを特徴とする請求項3に記載のシートベルト用リトラクタ。
  5. 前記開口部は、前記接触片の延設方向において、少なくとも前記環状板部の内径側端部と前記接触部との間に形成されることを特徴とする請求項4に記載のシートベルト用リトラクタ。
  6. 前記アウターギヤカバーは、前記円筒部の径方向外側に前記円筒部と同心に形成された他の円筒部を備え、前記ギヤホイールが前記他の円筒部に回転自在に嵌合することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のシートベルト用リトラクタ。
  7. 前記第2係合部は、前記パウルに形成された係合溝であり、
    前記他の係合部は、前記フリクションリングに形成された突起部であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のシートベルト用リトラクタ。
  8. 前記突起部は、前記フリクションリングの環状板部の水平面に対して前記係合溝から離間する方向に傾斜していることを特徴とする請求項7に記載のシートベルト用リトラクタ。
  9. 前記フリクションリングは、1つの前記パウルよりも重いことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のシートベルト用リトラクタ。
  10. 前記クラッチハウジングの被係合部は、クラッチハウジングの内周側に形成された内歯であり、
    前記パウルの第1係合部は、前記内歯と噛み合うことが可能な構造であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のシートベルト用リトラクタ。
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