JP2011162157A - シートベルト用リトラクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クラッチハウジング50は、所定の回転トルクが作用したときに破断する薄肉破断部54を備え、クラッチハウジング50とギヤホイール57の互いに対向する軸方向側面には、噛み合い可能な歯面52b,61aがそれぞれ形成されている。スピンドル12の回転と共に回転し、クラッチハウジング50を軸方向に付勢するスプリング45が設けられる。スプリング45は、クラッチハウジング50の薄肉破断部54が破断したときに、互いの歯面52b,61aを噛み合わせるようにクラッチハウジング50をギヤホイール57に向けて移動させる。
【選択図】図3
Description
(1) シートベルトを巻き取るスピンドルと、
該スピンドルを回転する動力を発生する電動アクチュエータと、
前記スピンドルと共に回転し、被係合部を有する第1回転部材、該第1回転部材の被係合部と係合可能な係合部を有する係合部材、及び、前記電動アクチュエータの回転に応じて回転し、該係合部材を移動可能に保持する第2回転部材、を備え、前記第1回転部材の被係合部と前記係合部材の係合部の係脱によって、前記電動アクチュエータからの動力を前記スピンドルに伝達可能及び遮断可能に構成される動力伝達機構と、
を備えるシートベルト用リトラクタであって、
前記第1回転部材は、所定の回転トルクが作用したときに破断する破断部を備え、
前記第1回転部材と前記第2回転部材の互いに対向する軸方向側面には、噛み合い可能な歯面がそれぞれ形成されており、
前記スピンドルの回転と共に回転し、前記第1回転部材を軸方向に付勢する付勢部材が設けられ、該付勢部材は、前記第1回転部材の破断部が破断したときに、互いの前記歯面を噛み合わせるように前記第1回転部材を前記第2回転部材に向けて移動させることを特徴とするシートベルト用リトラクタ。
(2) 前記第1回転部材は、前記付勢部材と接触可能な部分を備え、
当該接触可能な部分は、前記スピンドルが巻き取り方向に回転したとき、前記付勢部材が前記接触可能な部分を越えて前記第1回転部材に対して回転するのを許容し、前記スピンドルが引き出し方向に回転したとき、前記付勢部材が前記接触可能な部分に引っ掛かって前記ウェビングの引き出し抵抗を増加するように形成されることを特徴とする(1)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(3) 前記第1回転部材は、
前記被係合部が内周面に形成されるとともに、前記歯面が軸方向側面に形成される筒部と、
前記歯面が形成される軸方向側面と反対側の該筒部の軸方向一端寄り部分で径方向内側に延びる内向き延出部と、
該内向き延出部よりさらに径方向内側で、前記破断部を介して前記内向き延出部と連結され、前記スピンドルと結合可能な結合部と、
を有し、
前記第1回転部材の破断部が破断したとき、前記付勢部材によって前記内向き延出部を介して前記筒部が前記第2回転部材に向けて移動し、前記筒部の歯面と前記第2回転部材の歯面とが噛み合うことを特徴とする(1)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(4) 前記第1の回転部材の内向き延出部は、前記付勢部材と接触可能な部分を備え、
当該接触可能な部分は、前記スピンドルが巻き取り方向に回転したとき、前記付勢部材が前記接触可能な部分を越えて前記第1回転部材に対して回転するのを許容し、前記スピンドルが引き出し方向に回転したとき、前記付勢部材が前記接触可能な部分に引っ掛かって前記ウェビングの引き出し抵抗を増加するように形成されることを特徴とする(3)に記載のシートベルト用リトラクタ。
(5) 前記付勢部材は、前記スピンドルと結合可能なリング部と、該リング部から径方向外側に延出し、且つ円周方向に延出する複数の弾性変形部と、を備え、
前記第1回転部材の前記接触可能な部分は、前記付勢部材の弾性変形部が接触可能な凹部であることを特徴とする(4)に記載のシートベルト用リトラクタ。
まず、図6に示すように、モータ34による巻き取りが行なわれていない場合は、パウル41は、パウル摺動溝62aの最奥部に位置し、パウル41の係合部41aはクラッチハウジング50の内歯52aより内径側に位置し、クラッチハウジング50とパウル41とは非係合である。このため、スピンドル12と一体のクラッチハウジング50のみ回転可能となり、シートベルトの通常の巻き取り及び引き出しが可能である。
12 スピンドル
15 プリテンショナー
19 動力伝達機構
26 アウターギヤカバー(ケース部材)
26a 凸部(非駆動部分)
34 モータ(電動アクチュエータ)
41 パウル(係合部材)
41b 保持凹部(凹部)
42 フリクションリング(ばね部材)
45 スプリング(付勢部材)
46 クラッチ
50 クラッチハウジング(第1回転部材)
52a 内歯(被係合部)
52b 歯面
54 薄肉破断部
57 ギヤホイール(第2回転部材)
61a 歯面
Claims (5)
- シートベルトを巻き取るスピンドルと、
該スピンドルを回転する動力を発生する電動アクチュエータと、
前記スピンドルと共に回転し、被係合部を有する第1回転部材、該第1回転部材の被係合部と係合可能な係合部を有する係合部材、及び、前記電動アクチュエータの回転に応じて回転し、該係合部材を移動可能に保持する第2回転部材、を備え、前記第1回転部材の被係合部と前記係合部材の係合部の係脱によって、前記電動アクチュエータからの動力を前記スピンドルに伝達可能及び遮断可能に構成される動力伝達機構と、
を備えるシートベルト用リトラクタであって、
前記第1回転部材は、所定の回転トルクが作用したときに破断する破断部を備え、
前記第1回転部材と前記第2回転部材の互いに対向する軸方向側面には、噛み合い可能な歯面がそれぞれ形成されており、
前記スピンドルの回転と共に回転し、前記第1回転部材を軸方向に付勢する付勢部材が設けられ、該付勢部材は、前記第1回転部材の破断部が破断したときに、互いの前記歯面を噛み合わせるように前記第1回転部材を前記第2回転部材に向けて移動させることを特徴とするシートベルト用リトラクタ。 - 前記第1回転部材は、前記付勢部材と接触可能な部分を備え、
当該接触可能な部分は、前記スピンドルが巻き取り方向に回転したとき、前記付勢部材が前記接触可能な部分を越えて前記第1回転部材に対して回転するのを許容し、前記スピンドルが引き出し方向に回転したとき、前記付勢部材が前記接触可能な部分に引っ掛かって前記ウェビングの引き出し抵抗を増加するように形成されることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト用リトラクタ。 - 前記第1回転部材は、
前記被係合部が内周面に形成されるとともに、前記歯面が軸方向側面に形成される筒部と、
前記歯面が形成される軸方向側面と反対側の該筒部の軸方向一端寄り部分で径方向内側に延びる内向き延出部と、
該内向き延出部よりさらに径方向内側で、前記破断部を介して前記内向き延出部と連結され、前記スピンドルと結合可能な結合部と、
を有し、
前記第1回転部材の破断部が破断したとき、前記付勢部材によって前記内向き延出部を介して前記筒部が前記第2回転部材に向けて移動し、前記筒部の歯面と前記第2回転部材の歯面とが噛み合うことを特徴とする請求項1に記載のシートベルト用リトラクタ。 - 前記第1の回転部材の内向き延出部は、前記付勢部材と接触可能な部分を備え、
当該接触可能な部分は、前記スピンドルが巻き取り方向に回転したとき、前記付勢部材が前記接触可能な部分を越えて前記第1回転部材に対して回転するのを許容し、前記スピンドルが引き出し方向に回転したとき、前記付勢部材が前記接触可能な部分に引っ掛かって前記ウェビングの引き出し抵抗を増加するように形成されることを特徴とする請求項3に記載のシートベルト用リトラクタ。 - 前記付勢部材は、前記スピンドルと結合可能なリング部と、該リング部から径方向外側に延出し、且つ円周方向に延出する複数の弾性変形部と、を備え、
前記第1回転部材の前記接触可能な部分は、前記付勢部材の弾性変形部が接触可能な凹部であることを特徴とする請求項4に記載のシートベルト用リトラクタ。
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