JP4297336B2 - シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 - Google Patents

シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4297336B2
JP4297336B2 JP2003288579A JP2003288579A JP4297336B2 JP 4297336 B2 JP4297336 B2 JP 4297336B2 JP 2003288579 A JP2003288579 A JP 2003288579A JP 2003288579 A JP2003288579 A JP 2003288579A JP 4297336 B2 JP4297336 B2 JP 4297336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat belt
motor
gear
connect gear
spool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003288579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005053422A5 (ja
JP2005053422A (ja
Inventor
犬塚浩二
田中康二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
Priority to JP2003288579A priority Critical patent/JP4297336B2/ja
Priority to US10/848,004 priority patent/US7392959B2/en
Priority to EP04015858A priority patent/EP1504971B1/en
Priority to DE602004016431T priority patent/DE602004016431D1/de
Priority to CNA2004100565304A priority patent/CN1579847A/zh
Publication of JP2005053422A publication Critical patent/JP2005053422A/ja
Publication of JP2005053422A5 publication Critical patent/JP2005053422A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4297336B2 publication Critical patent/JP4297336B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/28Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices
    • B60R2022/286Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices using deformation of material
    • B60R2022/287Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices using deformation of material of torsion rods or tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R2022/4666Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by electric actuators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/341Belt retractors, e.g. reels comprising energy-absorbing means
    • B60R22/3413Belt retractors, e.g. reels comprising energy-absorbing means operating between belt reel and retractor frame
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
    • B60R22/41Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency with additional means for preventing locking during unwinding under predetermined conditions

Description

本発明は、自動車等の車両に装備され、乗員を拘束保護するためのシートベルトをモータの駆動トルクによりスプールで巻取るシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置の技術分野に属し、特に、モータの駆動トルクをスプールに伝達する動力伝達機構に、スプール側からの負荷により設定値以上の負荷トルクが伝達されないようにしたシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置の技術分野に関するものである。
自動車等の車両に装備されているシートベルト装置は、衝突時等の車両に大きな減速度が作用した場合のような緊急時にシートベルトで乗員を拘束することにより乗員のシートからの飛び出しを阻止して、乗員を保護している。このシートベルト装置は、シートベルトを巻き取るスプールを常時ベルト巻き取り方向に付勢するとともに、前述の緊急時に緊急ロック機構(ELR機構)が作動してスプールの引出方向の回転をロックすることでシートベルトの引き出しを阻止するシートベルトリトラクタを備えている。
このようなシートベルトリトラクタとして、従来、モータの駆動トルクによりスプールを回転することによりシートベルトを巻取るモータリトラクタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなモータリトラクタによれば、モータによるシートベルトの巻取りでシートベルトの張力を制御することができるようになるので、シートベルトの装着モードを種々設定することができ、シートベルトによる乗員の拘束を車輌走行状況等に応じてよりきめ細かくかつより適切に行うことができる。
実全昭61−134465号公報。
ところで、前述の特許文献1に開示されているようなモータリトラクタにおいては、モータによるベルト巻き取りが行われているときに、ELR機構によるロックが行われない程度の軽い衝突等の減速度が生じて、乗員の慣性によるシートベルトの引き出しに伴ってベルト張力が発生する場合がある。
しかしながら、このベルト張力のエネルギによる負荷はスプール4を介して動力伝達機構に伝わるが、モータのベルト巻き取り方向の回転駆動時にこの負荷がスプールを介して動力伝達機構に伝わると、動力伝達機構を構成する歯車等の構成部品に通常時より大きな負荷トルクが作用するようになる。そこで、動力伝達機構の歯車等の構成部品がこの大きな負荷トルクに耐え得るようにするため、構成部品の耐用強度を高くする必要がある。また、動力伝達機構に伝わる負荷がモータの駆動トルクに対抗するため、モータの負荷も大きくなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、モータの駆動時に動力伝達機構に設定値以上の負荷トルクが作用しないようにすることのできるモータ駆動のシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、発明のシートベルトリトラクタは、シートベルトを巻取るスプールと、このスプールを回転させる駆動トルクを発生するモータと、このモータの駆動トルクを前記スプールに伝達する所定数の歯車を備えた動力伝達機構とを少なくとも備え、モータの駆動トルクにより前記シートベルトを前記スプールに巻き取るようになっているシートベルトリトラクタにおいて、前記動力伝達機構が、前記モータの駆動トルクが伝達される下側コネクトギヤと、前記下側コネクトギヤに対して離接するように軸方向に移動可能に設けられ、前記下側コネクトギヤの回転が伝達されるとともに前記スプールに回転を伝達する上側コネクトギヤとを少なくとも有し、前記下側コネクトギヤと前記上側コネクトギヤとの間で、予め設定された設定値以上の負荷トルクが伝達するのを阻止するトルクリミッタ機構を設け、前記トルクリミッタ機構が、前記設定値以上の負荷トルクが前記下側コネクトギヤと前記上側コネクトギヤとの間に伝達された際、動力伝達を遮断するクラッチであり、前記クラッチが、前記下側コネクトギヤに形成されかつ前記モータの駆動トルクが伝達されるモータ側ラチェット歯と、前記上側コネクトギヤに形成され、前記上側コネクトギヤが前記下側コネクトギヤに対して離接するように軸方向に移動することで係合または係合解除するスプール側ラチェット歯と、前記上側コネクトギヤを前記下側コネクトギヤの方へ常時付勢して通常時前記スプール側ラチェット歯が前記モータ側ラチェット歯に係合させるとともに、前記下側コネクトギヤと前記上側コネクトギヤとの間に前記設定値以上の負荷トルクが伝達されたとき前記上側コネクトギヤを前記下側ギヤから離間する方向に移動させて前記モータ側ラチェット歯との係合を解除するリミッタスプリングとを有することを特徴としている。
また、発明に係るシートベルト装置は、乗員を拘束するシートベルトをモータによりスプールで巻取るシートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置において、前記シートベルトリトラクタが、本発明のシートベルトリトラクタであることを特徴としている。
このように構成された発明に係るシートベルトリトラクタおよびシートベルト装置によれば、シートベルトリトラクタの動力伝達機構にトルクリミッタ機構を設けているので、モータのベルト巻き取り駆動時に、例えば車輌に軽い衝突等の減速度が生じてシートベルトにベルト張力が発生するなどで、動力伝達機構の下側コネクトギヤと上側コネクトギヤとの間で、予め設定された設定値以上の負荷トルクが伝達しようとしたとき、このトルクリミッタ機構により、この負荷トルクが動力伝達機構の下側コネクトギヤと上側コネクトギヤとの間で伝達されるのを阻止することができる。したがって、動力伝達機構の構成部品の耐用強度をそれほど高くしなくても済むようになる。また、モータにかかる負荷トルクも抑制することができる。
また、本発明によれば、トルクリミッタ機構をクラッチで構成するとともに、このクラッチを、下側コネクトギヤに形成されかつモータの駆動トルクが伝達されるモータ側ラチェット歯と、上側コネクトギヤに形成され、上側コネクトギヤが下側コネクトギヤに対して離接するように軸方向に移動することで係合または係合解除するスプール側ラチェット歯と、上側コネクトギヤを下側コネクトギヤの方へ常時付勢して通常時スプール側ラチェット歯がモータ側ラチェット歯に係合させるとともに、下側コネクトギヤと上側コネクトギヤとの間に設定値以上の負荷トルクが伝達されたとき上側コネクトギヤを下側ギヤから離間する方向に移動させてモータ側ラチェット歯との係合を解除するリミッタスプリングとで構成しているので、トルクリミッタ機構をより一層簡単な構造に形成することができる。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の一例を示す、分解斜視図、図2は、図1に示す例のシートベルトリトラクタの動力伝達機構のサンギヤ部材を示し、(a)は一方向から見た斜視図、(b)は(a)におけるIIBから見た斜視図、図3は図1に示す例のシートベルトリトラクタのトルクリミッタ機構を示し、(a)は分解斜視図、(b)はトルクリミッタ機構の動力伝達可能状態を模式的に示す図、(c)はトルクリミッタ機構の動力伝達遮断状態を模式的に示す図である。なお、以下の説明において、特に断らない限り、「左」、「右」は説明に使用する図において「左」、「右」であり、また、「時計回り」、「反時計回り」は説明に使用する図において「時計回り」、「反時計回り」である。
図1に示すように、この例のシートベルトリトラクタ1は、大きく分けてフレーム2と、必要時に乗員を拘束するシートベルト3と、このシートベルト3を巻き取るスプール4と、フレーム2の一側に配設され、衝突時等の所定減速度以上の大減速度時に作動してスプール4のベルト引出し方向αの回転を阻止するELR機構であるロック手段5と、スプール4に付与する駆動トルクを発生するモータ6と、動力伝達経路中にモータ6の回転を減速してスプール4に伝達する減速機構7を有し、モータ6の駆動トルクをこの減速機構7を介してスプール4に伝達する動力伝達歯車機構(本発明の動力伝達機構に相当)8とからなっている。
フレーム2は、平行な一対の側壁2a,2bとこれらの側壁2a,2bを連結する背板2cとからなっている。このフレーム2内の両側壁2a,2b間には、シートベルト3を巻き取るためのスプール4が回転可能に配設されている。このスプール4は、シートベルトリトラクタ1において従来周知慣用のスプールを用いることができる。
一方の側壁2aには、ロック手段5が取り付けられている。このロック手段5もシートベルトリトラクタにおいて従来周知慣用のロック手段を用いることができる。すなわち、ロック手段5は、車両に加えられる所定減速度以上の大減速度をヴィークルセンサ(減速度感知センサ)が感知して作動したとき、あるいはシートベルト3の所定速度以上の引出し速度をウェビングセンサ(ベルト引出し速度感知センサ)が感知して作動したとき作動して、スプール4の引出し方向αの回転を阻止するようになっている。
また、スプール4とロック手段5との間には、ロック手段5の作動によりシートベルト3の引出しが阻止されたとき、シートベルト3の荷重を制限するフォースリミッタ機構(エネルギ吸収機構:以下、EA機構ともいう)のトーションバー9が設けられている。このトーションバー9によるEA機構は従来周知のものを使用することができる。すなわち、ロック手段5の作動によりシートベルト3の引出しが阻止されたとき、乗員の慣性によるスプール4のベルト引出方向の回転でこのトーションバー9がねじれ変形することにより、シートベルト3の荷重が制限され、衝撃エネルギが吸収されるようになっている。
フレーム2の他方の側壁2bには、リテーナ10が後述するように3個のねじ11により取り付けられ、このリテーナ10のフレーム2取付面側に、モータ6が一対のねじ12により取り付けられる。このモータ6のモータ回転軸6aがリテーナ10の貫通孔10aを貫通しており、リテーナ10のフレーム2側と反対側に突出したモータ回転軸6aに外歯を有するモータギヤ13がモータ回転軸6aと一体回転可能に取り付けられている。
図1に示すように、スプール4とトーションバー9のトルク伝達部9aとの間には、これらを回転方向に連結するピニオン部材14が設けられている。その場合、ピニオン部材14の多角形筒状(図示例では、六角形)の回転連結部14aの外周面がスプール4の中心に形成された図示しない同じ多角形(すなわち、図示例では六角形)の孔に、スプール4と一体回転可能に嵌合されており、また、トーションバー9のトルク伝達部9aがピニオン部材14の回転連結部14aの内周面にこのピニオン部材14と一体回転可能に嵌合されている。
ピニオン部材14の回転連結部14aと反対側の端部には、ピニオン14bが形成されており、このピニオン14bの中心には、多角形(図示例では、六角形)に軸方向孔14cが穿設されている。この軸方向孔14cには、コネクタ15の第1回転連結部15a(軸方向孔14cと同じ多角形に形成されている)が、ピニオン部材14と一体回転可能に嵌合されている。また、コネクタ15の第1回転連結部15aと反対側の端部には、第1回転連結部15aと同じ多角形でかつこれより大きな第2回転連結部15bが形成されている。
このコネクタ15はトーションバー9の延長軸部9bに嵌合されているとともに、スナップリング16を延長軸部9bのリング溝9cに嵌合することで、その軸方向の移動が阻止されている(つまり、抜け止めされている)。なお、このとき、ピニオン部材14はコネクタ15の第1および第2回転連結部15a,15b間の段部でコネクタ15に対して抜け止めされている。
環状のコネクタ側軸受け17の内周面17aがコネクタ15の第1回転連結部15aと同じ断面多角形状に形成されているとともに、このコネクタ側軸受け17の内周面17aが第1回転連結部15aに嵌合することで、コネクタ側軸受け17はコネクタ15に相対回転不能に取り付けられる。一方、リテーナ10の孔10bには、環状のリテーナ側軸受け18が相対回転不能に取り付けられている。そして、このリテーナ側軸受け18に、コネクタ側軸受け17が相対回転可能に支持されることで、コネクタ15がリテーナ10に回転可能に支持される。
減速機構7は、環状円板からなるキャリヤ19と、このキャリヤ19に回転可能に取り付けられる所定数(図示例では3個)のプラネタリギヤ20と、円環状のリング部材21と、サンギヤ部材22とを備えている。
キャリヤ19の内周面19aはコネクタ15の第2回転連結部15bと同じ断面多角形状に形成されているとともに、このキャリヤ19の内周面19aが第2回転連結部15bに嵌合することで、キャリヤ19はコネクタ15に相対回転不能(つまり、コネクタ15と一体回転可能)に取り付けられる。その場合、キャリヤ19は第1および第2回転連結部15a,15b間の段部とピニオン部材14との間に位置している。
プラネタリギヤ20は減速プレート23を介して所定数(図示例では3個)の減速ピン24によりキャリヤ19に回転可能に取り付けられる。
リング部材21は、内周面に形成されたインターナルギヤ21aと外周面に形成されたラチェット歯21bとを備えており、これらのインターナルギヤ21aとラチェット歯21bは互いに一体に回転するようになっている。
サンギヤ部材22は、図2(a)および(b)に示すように小径の外歯からなるサンギヤ22aと大径の外歯22bを備えており、これらのサンギヤ22aと外歯22bは互いに一体に回転するようになっている。
そして、キャリヤ19に支持された各プラネタリギヤ20がともにサンギヤ22aとインターナルギヤ21aとに常時噛合して、遊星歯車機構が構成されている。これにより、減速機構7は、サンギヤ22a入力でキャリヤ19出力の遊星歯車減速機構として構成される。
図1に示すように、動力伝達機構8は、更に、一対のアイドルギヤ25,26と、クラッチスプリング27と、下側コネクトギヤ28と、上側コネクトギヤ29と、リミッタスプリング30と、リミッタねじ31と、イニシャルスプリング32と、クラッチパウル33と、クラッチパウルピン34とを備えている。
一対のアイドルギヤ25,26は、リテーナ10に回転可能にかつ互いに噛合するようにして設けられている。一方のアイドルギヤ25はモータギヤ13に噛合し、また他方のアイドルギヤ26は下側コネクトギヤ28の外歯28aに噛合している。
下側コネクトギヤ28および上側コネクトギヤ29はリテーナ10に回転可能に設けられている。その場合、下側および上側コネクトギヤ28,29は互いに相対回転可能に設けられるとともに、上側コネクトギヤ29が下側コネクトギヤ28に対して離接するように軸方向に移動可能に設けられている。図3(a)に示すように、下側コネクトギヤ28の中心部にモータ側のラチェット歯28bが形成されているとともに、上側コネクトギヤ29の中心部に、下側コネクトギヤ28のラチェット歯28bと係合可能なスプール4側のラチェット歯29bが形成されている。そして、リミッタスプリング30により上側コネクトギヤ29が下側コネクトギヤ28に接近する方向に常時付勢されている。
これにより、上側コネクトギヤ29伝達されるベルト引き出し方向の負荷トルクが、リミッタスプリング30のセット荷重により予め設定された設定値より小さい通常時には、図3(b)に示すように両ラチェット歯28b,29bが係合して、モータ6の駆動トルクが下側コネクトギヤ28から上側コネクトギヤ29に伝達される。このとき、ラチェット歯29bはラチェット歯28bから離れるように軸方向の力を加えられるが、前述の負荷トルクが設定値より小さいことから、リミッタスプリング30は縮小しなく、両ラチェット歯28b,29bの係合が保持される。
また、前述の負荷トルクが前述の設定値以上であるときは、図3(c)に示すようにラチェット歯28bがラチェット歯29bの斜面をすべって相対的に回転する。このラチェット歯28bのラチェット歯29bに対する相対回転により、上側コネクトギヤ29はリミッタスプリング30を縮小させながら下側コネクトギヤ28から離れるように軸方向に移動する。したがって、両ラチェット歯28b,29bの係合が解除され、上側コネクトギヤ29には設定値以上の負荷トルクが作用しない。これにより、モータ6の負荷トルクも設定値より小さい値に制限され、モータ6は過大な負荷トルクから保護される。このようにして、ラチェット歯28b、ラチェット歯29bおよびリミッタスプリング30から構成されるクラッチにより、本発明のトルクリミッタ機構が構成されている。
上側コネクトギヤ29はサンギヤ部材22の外歯22bに噛合している。
図4(c)に示すように、上側コネクトギヤ29の外歯29bの外周には、クラッチスプリング27の湾曲部27aが抱き付くようにして設けられている。このクラッチスプリング27の他端部27bはクラッチパウル33の係合ピン33aに係合している。
クラッチパウル33はクラッチパウルピン34によりリテーナ10に回動可能に設けられており、このクラッチパウル33の先端の係止爪33bが、スプール4のベルト巻き取り方向に対応するリング部材21の回転方向でそのラチェット歯21bに係止可能となっている。このクラッチパウル33はイニシャルスプリング32によってラチェット歯21bから離れる方向に常時付勢されている。
動力伝達歯車機構8の各構成要素が、リテーナ10のフレーム2取付側と反対側の面に形成された凹部内に組み付けられた状態で、この面にリテーナカバー35があてがわれるとともにリテーナカバー35にT/RDカセット36があてがわれ、リテーナ10,リテーナカバー35およびT/RDカセット36が3個のねじ11によりフレーム2の側壁2bに共締めされて固定される。
次に、この例のシートベルトリトラクタ1の作動について説明する。
シートベルト3の非装着状態では、シートベルト3はモータ6の駆動トルクによってスプール4に完全に巻き取られてシートベルトリトラクタ1に格納されている。モータ6によるシートベルト3の巻き取り動作については後述する。この状態では、モータ6が停止し、クラッチパウル33がイニシャルスプリング32のばね力でリング部材21のラチェット歯21bから離れて、リング部材21が回転自由となっている。更に、リミッタスプリング30のばね力で、上側コネクトギヤ29のラチェット歯29bが下側コネクトギヤ28のラチェット歯28bに係合可能な位置となっている。
乗員がシートベルト3を装着するために、シートベルト3をシートベルトリトラクタ1から引き出すと、スプール4がベルト引出方向に回転する。このとき、リング部材21が回転自由となっているため、スプール4の回転がモータ6側に伝達されなく、スプール4は軽く回転する。したがって、シートベルト3はスムーズに引き出される。
シートベルト3を引き出した後、タングをバックルに挿入係合することでバックルスイッチがONし、モータ6が駆動可能状態となる。
モータ6がスプール4のベルト巻き取り方向に対応する回転方向に駆動されると、その回転力は、モータギヤ13、一対のアイドルギヤ25,26、下側コネクトギヤ28、上側コネクトギヤ29、およびサンギヤ部材22を介してプラネタリギヤ20に伝達され、プラネタリギヤ20が時計回りに自転する。このとき、上側コネクトギヤ29に伝達されるベルト巻き取り方向の負荷トルクが設定値より小さいので、下側コネクトギヤ28のラチェット歯28bと上側コネクトギヤ29のラチェット歯29bとが係合し、これらの歯28b,29bからなるクラッチがONとなっている。したがって、モータ6の駆動トルクは下側コネクトギヤ28から上側コネクトギヤ29に確実に伝達される。また、リング部材21が自由であるので、図4(b)に示すように、プラネタリギヤ20の自転でリング部材21が時計回りに回転し、プラネタリギヤ20は公転しなく、自転するのみとなる。
一方、同時に上側コネクトギヤ29が時計回りに回転するので、クラッチスプリング27も上側コネクトギヤ29を中心に時計回りに回動する。すると、クラッチスプリング27の先端部がクラッチパウル33をクラッチパウルピン34を中心に反時計回りに回動し、係止爪33bがリング部材21のラチェット歯21bと係合可能な係合位置となる。そして、前述のようにリング部材21が時計回りに回転することで、図4(c)に示すようにラチェット歯21bが係止爪33bに係合してこれらによるクラッチがONとなり、リング部材21の回転が阻止される。
リング部材21が停止すると、図4(d)に示すようにプラネタリギヤ20が自転とともにサンギヤ22aまわりに反時計回りに公転し、このプラネタリギヤ20の公転でキャリヤ19が反時計回りに回転する。このようにして、サンギヤ部材22の回転が遊星歯車機構により減速されてキャリヤ19の回転として出力される。更に、キャリヤ19の回転はコネクタ15およびピニオン14を介してスプール4に伝達され、スプール4がベルト巻き取り方向に回転する。これにより、シートベルト3は巻き取られる。
続いて、図5(a)に示すようにモータ6が時計回り(スプール4のベルト引き出し方向に対応)に駆動される。このモータ6の回転は、モータギヤ13、一対のアイドルギヤ25,26、下側コネクトギヤ28、上側コネクトギヤ29、およびサンギヤ部材22を介してプラネタリギヤ20に伝達され、図5(b)に示すようにプラネタリギヤ20が反時計回りに自転する。シートベルト3に生じているベルト張力により、キャリヤ19がベルト引出方向に付勢されているので、このプラネタリギヤ20の反時計回りの自転により、キャリヤ19が時計回り(ベルト引出方向に対応)に回転する。しかし、このキャリヤ19のベルト引出方向の回転により、キャリヤ19に対する前述のベルト張力によるベルト引出方向の付勢力が減少するので、キャリヤ19の回転がすぐに停止する。
すると、プラネタリギヤ20の反時計回りの自転により、図5(c)に示すようにインターナルギヤ21aを介してリング部材21が反時計回りに回転する。このリング部材21の回転により、リング部材21のラチェット歯21bとクラッチパウル33の係止爪33bとの係合力が弱くなる。すると、上側コネクトギヤ29が反時計回りに回転することにより、図5(d)に示すようにこれに巻き付いているクラッチスプリング27が上側コネクトギヤ29を中心にこの上側コネクトギヤ29とともに反時計回りに回転する。すると、クラッチスプリング27の先端部がクラッチパウル33をクラッチパウルピン34を中心に時計回りに回動し、係止爪33bがリング部材21のラチェット歯21bと係合不能な初期の非係合位置となる。これにより、係止爪33bとラチェット歯21bが係合解除されてこれらによるクラッチがOFFとなり、リング部材21が初期の回転自由となる。
ところで、モータ6の駆動によるシートベルト3の巻き取り時に、例えばELR機構であるロック手段5がロック作動しない程度の軽い衝突等の減速度が車輌に生じてシートベルト3にベルト張力が発生するなど、上側コネクトギヤ29よりスプール4側において発生した何らかの原因で、上側コネクトギヤ29に大きな負荷トルクが作用されると、モータ6の駆動トルクが伝達されて上側コネクトギヤ29を回転しようとする下側コネクトギヤ28の負荷トルクおよびモータ6の負荷もそれぞれ大きくなる。しかし、上、下側コネクトギヤ29,28の負荷トルクがそれぞれ設定値以上になると、前述の図3(c)に示すように両ラチェット歯28b,29bの係合が解除されてクラッチがOFFとなり、動力伝達が遮断される。これにより、動力伝達機構の各構成部品に設定値以上の負荷トルクが作用しなくなり、モータ6の負荷トルクが設定値以下に制限され、モータ6は過大な負荷トルクから保護される。
このように構成されたこの例のシートベルトリトラクタ1およびシートベルト装置によれば、シートベルトリトラクタ1にトルクリミッタ機構を設けているので、モータ6のベルト巻き取り駆動時に、例えばELR機構であるロック手段5がロック作動しない程度の軽い衝突等の減速度が車輌に生じてシートベルト3にベルト張力が発生するなどで、動力伝達機構に設定値以上の負荷トルクが伝達しようとしたとき、このトルクリミッタ機構により、この負荷トルクが動力伝達機構に作用するのを防止できる。したがって、動力伝達機構の歯車等の構成部品の耐用強度をそれほど高くしなくても済むようになる。しかも、モータ6にかかる負荷トルクも抑制することができ、モータ6を過大な負荷トルクから保護することができる。
特に、トルクリミッタ機構を、モータ側ラチェット歯28b、スプール側ラチェット歯29bおよびリミッタスプリング30で構成されたクラッチで構成しているので、トルクリミッタ機構を簡単な構造に形成することができる。
本発明のシートベルトリトラクタおよびシートベルト装置は、自動車等の車輌のシートに付設されて乗員を拘束保護するためのシートベルトをモータの駆動トルクによりスプールで巻取るシートベルトリトラクタおよびこのシートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置に好適に利用することができる。
本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の一例を示す、分解斜視図である。 図1に示す例のシートベルトリトラクタの動力伝達機構のサンギヤ部材を示し、(a)は一方向から見た斜視図、(b)は(a)におけるIIBから見た斜視図である。 図1に示す例のシートベルトリトラクタのトルクリミッタ機構を示し、(a)は分解斜視図、(b)はトルクリミッタ機構の動力伝達可能状態を模式的に示す図、(c)はトルクリミッタ機構の動力伝達遮断状態を模式的に示す図である。 図1に示す例のシートベルトリトラクタのベルト巻き取り時の動力伝達を説明し、(a)はモータから上側コネクトギヤまでの動力伝達を説明する図、(b)は上側コネクトギヤからリング部材までの動力伝達を説明する図、(c)はパウル部材によるリング部材の回転停止を説明する図、(d)はスプールに連結されるキャリヤまでの動力伝達を説明する図である。 図1に示す例のシートベルトリトラクタのパウル部材によるリング部材の回転停止を解除する時のベルト引出方向の動力伝達を説明し、(a)はモータから上側コネクトギヤまでの動力伝達を説明する図、(b)は上側コネクトギヤからキャリヤまでの動力伝達を説明する図、(c)はリング部材への動力伝達を説明する図、(d)はパウル部材によるリング部材の回転停止の解除を説明する図である。
符号の説明
1…シートベルトリトラクタ、2…フレーム、3…シートベルト、4…スプール、5…ロック手段、6…モータ、6a…モータ回転軸、7…減速機構、8…動力伝達歯車機構、28…下側コネクトギヤ、28b…モータ側のラチェット歯、29b…スプール側のラチェット歯、30…リミッタスプリング

Claims (2)

  1. シートベルトを巻取るスプールと、このスプールを回転させる駆動トルクを発生するモータと、このモータの駆動トルクを前記スプールに伝達する所定数の歯車を備えた動力伝達機構とを少なくとも備え、モータの駆動トルクにより前記シートベルトを前記スプールに巻き取るようになっているシートベルトリトラクタにおいて、
    前記動力伝達機構は、前記モータの駆動トルクが伝達される下側コネクトギヤと、前記下側コネクトギヤに対して離接するように軸方向に移動可能に設けられ、前記下側コネクトギヤの回転が伝達されるとともに前記スプールに回転を伝達する上側コネクトギヤとを少なくとも有し、
    前記下側コネクトギヤと前記上側コネクトギヤとの間で、予め設定された設定値以上の負荷トルクが伝達するのを阻止するトルクリミッタ機構を設け
    前記トルクリミッタ機構は、前記設定値以上の負荷トルクが前記下側コネクトギヤと前記上側コネクトギヤとの間に伝達された際、動力伝達を遮断するクラッチであり、
    前記クラッチは、前記下側コネクトギヤに形成されかつ前記モータの駆動トルクが伝達されるモータ側ラチェット歯と、前記上側コネクトギヤに形成され、前記上側コネクトギヤが前記下側コネクトギヤに対して離接するように軸方向に移動することで係合または係合解除するスプール側ラチェット歯と、前記上側コネクトギヤを前記下側コネクトギヤの方へ常時付勢して通常時前記スプール側ラチェット歯が前記モータ側ラチェット歯に係合させるとともに、前記下側コネクトギヤと前記上側コネクトギヤとの間に前記設定値以上の負荷トルクが伝達されたとき前記上側コネクトギヤを前記下側ギヤから離間する方向に移動させて前記モータ側ラチェット歯との係合を解除するリミッタスプリングとを有することを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  2. 乗員を拘束するシートベルトをモータによりスプールで巻取るシートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置において、
    前記シートベルトリトラクタは、請求項1に記載のシートベルトリトラクタであることを特徴とするシートベルト装置。
JP2003288579A 2003-08-07 2003-08-07 シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 Expired - Fee Related JP4297336B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003288579A JP4297336B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
US10/848,004 US7392959B2 (en) 2003-08-07 2004-05-19 Seat belt retractor and seat belt device
EP04015858A EP1504971B1 (en) 2003-08-07 2004-07-06 Seat belt retractor
DE602004016431T DE602004016431D1 (de) 2003-08-07 2004-07-06 Gurtaufroller für einen Sicherheitsgurt
CNA2004100565304A CN1579847A (zh) 2003-08-07 2004-08-06 安全带收缩器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003288579A JP4297336B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005053422A JP2005053422A (ja) 2005-03-03
JP2005053422A5 JP2005053422A5 (ja) 2006-08-17
JP4297336B2 true JP4297336B2 (ja) 2009-07-15

Family

ID=33550044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003288579A Expired - Fee Related JP4297336B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7392959B2 (ja)
EP (1) EP1504971B1 (ja)
JP (1) JP4297336B2 (ja)
CN (1) CN1579847A (ja)
DE (1) DE602004016431D1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4702832B2 (ja) * 2005-05-26 2011-06-15 タカタ株式会社 シートベルトリトラクタおよびこれを用いたシートベルト装置
JP4702833B2 (ja) * 2005-05-27 2011-06-15 タカタ株式会社 シートベルトリトラクタおよびこれを用いたシートベルト装置
JP4630181B2 (ja) 2005-09-07 2011-02-09 株式会社東海理化電機製作所 モータリトラクタ
US7862582B2 (en) * 2006-05-02 2011-01-04 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Suture management
JP4299331B2 (ja) * 2006-12-06 2009-07-22 本田技研工業株式会社 車両のシートベルト装置
DE102007020192A1 (de) * 2007-04-28 2008-10-30 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Kappe für eine Sicherheitsgurt-Aufrollvorrichtung
DE102008028698B4 (de) * 2008-06-17 2018-12-06 Key Safety Systems, Inc. Rückhaltevorrichtung
DE102008060208B4 (de) 2008-12-04 2014-10-30 Autoliv Development Ab Gurtaufroller mit einem reversiblen Gurtstraffer
JP5456503B2 (ja) 2010-02-05 2014-04-02 タカタ株式会社 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP5542526B2 (ja) * 2010-05-25 2014-07-09 タカタ株式会社 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP2013184605A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Tokai Rika Co Ltd ウェビング巻取装置
KR101744187B1 (ko) * 2015-11-27 2017-06-09 주식회사 우신세이프티시스템 과도한 구속하중을 방지하는 리트랙터
CN106946103B (zh) * 2017-04-06 2018-03-30 南安市蒂巧工艺品有限公司 一种户外桥梁清洗设备
JP7171347B2 (ja) * 2018-09-28 2022-11-15 マツダ株式会社 車両用シートベルト装置
JP7332339B2 (ja) * 2019-05-28 2023-08-23 ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 子供用座席装置用拘束ベルト調整機構
JP7329379B2 (ja) * 2019-07-11 2023-08-18 Joyson Safety Systems Japan合同会社 シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
DE102019218307A1 (de) * 2019-11-26 2021-05-27 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
DE102019218306A1 (de) * 2019-11-26 2021-05-27 Autoliv Development Ab Gurtaufroller
CN111731223B (zh) * 2020-07-20 2020-12-08 宁波明讯实业有限公司 一种安全带收卷装置
KR20240010899A (ko) * 2022-07-18 2024-01-25 아우토리브 디벨롭먼트 아베 프리 텐셔닝 모듈 및 그가 적용된 시트벨트 리트랙터

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3942337A (en) * 1974-09-16 1976-03-09 Industrial Analytics Inc. Torque limiting device
JPS61134465A (ja) 1984-12-05 1986-06-21 清水建設株式会社 床版構築工法
SE514382C2 (sv) 1998-05-20 2001-02-19 Saab Automobile Sätt och anordning vid ett säkerhetsbälte
DE10141240A1 (de) 2001-08-23 2003-03-06 Trw Repa Gmbh Gurtaufroller mit Getriebemotor
JP3924213B2 (ja) 2002-07-11 2007-06-06 株式会社東海理化電機製作所 ウエビング巻取装置及びクラッチ機構
JP4379783B2 (ja) * 2003-09-19 2009-12-09 タカタ株式会社 シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1504971A2 (en) 2005-02-09
EP1504971A3 (en) 2005-06-01
US7392959B2 (en) 2008-07-01
EP1504971B1 (en) 2008-09-10
DE602004016431D1 (de) 2008-10-23
JP2005053422A (ja) 2005-03-03
US20050029382A1 (en) 2005-02-10
CN1579847A (zh) 2005-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4297336B2 (ja) シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
US7380740B2 (en) Seat belt retractor and seat belt device
US6910653B2 (en) Seat belt retractor
EP1498326B1 (en) Seat belt retractor
EP1524159B1 (en) Seat belt retractor
US8087697B2 (en) Seat belt apparatus and seat belt control method
JP4699725B2 (ja) モータリトラクタ
US7823679B2 (en) Seatbelt apparatus
JP4379783B2 (ja) シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
US20060175453A1 (en) Seat belt retractor
JP3924212B2 (ja) ウエビング巻取装置
JP3964750B2 (ja) ウエビング巻取装置
EP1531099A1 (en) Seat belt retractor
JP4662225B2 (ja) シートベルト巻取装置
EP1529699B1 (en) Seat belt retractor
JP2005329826A (ja) クラッチ機構及びウエビング巻取装置
JP2005231388A (ja) 駆動力伝達機構及びウエビング巻取装置
JP4838092B2 (ja) ウエビング巻取装置
JPH0556690U (ja) プリテンショナー付きシートベルト用リトラクター
JP4420693B2 (ja) シートベルト装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060318

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060705

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060705

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090408

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140424

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees