JPWO2016159261A1 - 情報通知装置、情報通知装置の制御方法、制御プログラム - Google Patents

情報通知装置、情報通知装置の制御方法、制御プログラム Download PDF

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Abstract

ユーザに提示するナビゲーション情報を確実に取得させる。バルーン(3)を膨張させて、ユーザの身体と振動部(6)とを接触させた状態で振動部(6)が振動し、ユーザが移動すべき方向を指示する。

Description

本発明は、ユーザに情報を通知する情報通知装置、情報通知装置の制御方法、制御プログラムに関する。
設定された目的地にユーザを到達させるナビゲーション機能は利便性が高く、大抵の携帯通信端末(例えば、携帯電話、スマートフォンなど)がナビゲーション機能を備えている。従来のナビゲーション機能は、表示部に地図情報を表示し、現在のユーザの位置、設定された目的地の位置、および、現在のユーザの位置から目的地までの経路として決定したルート(道筋)を、その地図情報の中に表示するものが多い。地図や経路が表示された表示部をユーザに視認させたり、経路に関する音声アナウンスをユーザに聞かせたりすることによって、目的地までの経路に関する情報(ナビゲーション情報)を提示する。
近年では、身体装着型通信機器(以下、「ウェアラブル機器」ともいう)の特性を活用したナビゲーション機能に関する技術が注目を集めている。例えば、ユーザが移動すべき方位に対応する振動子を振動させて、ユーザの移動すべき方位を指示する技術が知られている。さらに、特許文献1には、振動によるナビゲーションであっても、左右の何れに進むべきか、を明確に示すことができる携帯ナビゲーション装置が開示されている。これらの技術によれば、視線をナビゲーション情報の表示に向けさせることなく、ユーザが移動すべき方位を指示することができる。
特開2013−234876号公報(2013年11月21日公開)
しかしながら、特許文献1に記載の携帯ナビゲーション装置が提示するナビゲーション情報を、ユーザに取得させることが困難な場合があるという問題がある。ユーザが走っていたり、運動をしていたりすると、ユーザに装着されたウェアラブル機器が振動したことをユーザが感じ取りにくい場合がある。また、ユーザが自転車や自動車などを運転していると、走行中にユーザの体に伝わる振動などによって、ウェアラブル機器が振動したことをユーザが感じ取りにくい場合がある。ユーザを確実に目的地に到達させるためには、提示するナビゲーション情報を確実にユーザに取得させる必要がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、提示するナビゲーション情報を確実にユーザに取得させることが可能な情報通知装置、情報通知装置の制御方法などを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報通知装置は、ユーザに移動すべき方向を通知する通知部と、上記通知部を制御する通知制御部と、を備え、上記ユーザに装着される情報通知装置であって、上記通知部は、振動を発する振動部と、上記振動部が上記ユーザの身体を圧迫するように膨張する膨張部と、を有し、上記通知制御部は、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御する。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報通知装置の制御方法は、ユーザに移動すべき方向を通知する通知部を備え、上記ユーザに装着される情報通知装置の制御方法であって、上記通知部は、振動を発する振動部と、上記振動部が上記ユーザの身体を圧迫するように膨張する膨張部と、を有し、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御する通知制御ステップを含む。
本発明の一態様によれば、提示するナビゲーション情報を確実にユーザに取得させることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るウェアラブル機器の概略構成の一例を示すブロック図である。 実施形態1に係るウェアラブル機器がユーザの身体に装着された状態を示す断面図であり、(a)は振動部が振動するまでの状態を示し、(b)は振動部が振動している状態を示している。 図2に示すウェアラブル機器の装着例を説明する説明図である。 ナビゲーション機能を備えるスマートフォンの概略構成の一例を示すブロック図である。 マイクロブロアと振動部とを組み合わせて作動させる場合の、マイクロブロアおよび振動部を作動させるタイミングの制御例を示す図である。 ナビゲーション機能を備えるスマートフォンおよびウェアラブル機器を用いて、ユーザを目的地に案内する処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態2に係るウェアラブル機器がユーザの身体に装着された状態を示す断面図であり、(a)はユーザに対して右方向に進むよう指示している状態を示し、(b)は左方向に進むよう指示している状態を示し、(c)は直進するように指示している状態を示している。 本発明の実施形態3に係るウェアラブル機器の概略構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態4に係るウェアラブル機器の概略構成の一例を示すブロック図である。 図9に示すウェアラブル機器がユーザの身体に装着され、振動部が振動している状態を示す断面図である。 図9に示すウェアラブル機器を用いて、ユーザを目的地に案内する処理の一例を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。なお、本実施形態以下の各実施形態では、主として、ウェアラブル機器1(情報通知装置)が、ユーザの腕(手首)に装着可能な腕輪型の機器である場合を例に挙げて説明する。なお、ウェアラブル機器1は、ユーザの足首に装着可能な足輪(アンクレット)型、ヘッドフォン型、ヘッドバンド型、指輪型等のユーザの身体に装着可能な形状の機器全般であってもよい。
(ウェアラブル機器1の使用例)
本発明の実施形態1に係るウェアラブル機器1(情報通知装置)は、振動部6の振動およびバルーン3の膨張(図2参照)を組み合わせて、ユーザUが移動すべき方向を指示する。ユーザUの身体と振動部6(通知部)とを接触させた状態で振動部6が振動し、ユーザが移動すべき方向を指示する。はじめに、ウェアラブル機器1の使用例について、図3を用いて説明する。図3は、ウェアラブル機器1の装着例を説明する説明図である。ユーザUは、ウェアラブル機器1を左右の手首に装着して、目的地に向かって移動している。現在のユーザUの移動方向は、方向Gとして表している。
ユーザUは、スマートフォン30(外部通信機器)を所持している。スマートフォン30は、ナビゲーション機能(目的地案内機能)を備えており、ユーザUの現在地から、入力(設定)された目的地までの経路を決定する。また、スマートフォン30は、ウェアラブル機器1と無線通信によって接続可能であり、決定した経路に基づいて、交差点などの分岐ポイント毎に、ユーザUが移動すべき方向を指示する方向指示をウェアラブル機器1に送信する。なお、スマートフォン30とウェアラブル機器1との通信は無線での通信に限定されず、有線であってもよい。無線通信の場合、Bluetooth(登録商標)などが適用可能であるが、これに限定されない。なお、方向指示を少なくとも1つのウェアラブル機器1が受信し、該ウェアラブル機器1が他のウェアラブル機器1に対して、受信した方向指示を送信する構成であってもよい。
ウェアラブル機器1は、受信した方向指示に従って、ユーザUが移動すべき方向を指示するマイクロブロア4と振動部6(通知部)とを組み合わせて作動させる。これにより、ユーザUに、移動すべき方向を通知する振動部6の振動を感じさせる。ウェアラブル機器1が、ユーザUに移動すべき方向を通知する場合に、バルーン3(通知部、膨張部)の膨張と振動部6の振動とを組み合わせて(連動させて)通知する具体例については、後に説明する。
例えば、ユーザUが移動すべき方向が右(右折)である場合、右腕に装着されているウェアラブル機器1のマイクロブロア4および振動部6のみが作動する。具体的には、マイクロブロア4が作動して、ユーザUの右腕10(身体)を圧迫するようにバルーン3を膨張させると共に、振動部6を振動させる。これにより、交差点の手前に来たユーザUに、右腕に装着したウェアラブル機器1のみが振動していることを感じさせることができる。よって、ユーザUに対して、交差点を右折するべきであることを確実に知らせることができる。
なお、ウェアラブル機器1が、両方の腕に装着される、すなわち、1対で使用される構成である場合、ユーザUが識別できるように、右腕専用のウェアラブル機器1には、例えば「右」または「R」の文字が付され、左腕専用のウェアラブル機器1には、例えば「左」または「L」の文字が付されていてもよい。
ユーザUが走っていたり、運動をしていたり、自転車や自動車などを運転していたりすると、振動部6が作動(振動)したことをユーザUが感じ取りにくい場合がある。ウェアラブル機器1は、目的地までの経路を案内(目的地案内)するための方向指示をユーザUに通知する場合、マイクロブロア4と振動部6とを組み合わせて作動させる。これにより、ユーザUを確実に目的地へと案内するために重要な、ユーザUが移動すべき方向を確実にユーザUに通知することができる。
なお、ここでは、振動部6の振動とバルーン3の膨張とを組み合わせてユーザが移動すべき方向を指示するウェアラブル機器1を例に挙げているが、ユーザが移動すべき方向を指示する方法は、ユーザUの身体に感じ取らせることが可能なものであればよく、これに限定されない。例えば、振動部6の代わりに、温度が変化する部材(通知部、発熱部材、冷却部材)を備える構成でもよい。
(ウェアラブル機器1の概要)
まず、本発明の実施形態1に係るウェアラブル機器1の概要について図2を用いて説明する。図2は、ウェアラブル機器1がユーザUの腕10(身体)に装着された状態を示す断面図である。なお、図2は、片方の腕10に装着したウェアラブル機器1について図示している。図2に示すように、ウェアラブル機器1は、バンド12、バルーン3(通知部、膨張部)、マイクロブロア4、センサ11および振動部6を備えている。バンド12は、ユーザUの身体である腕(手首)10にウェアラブル機器1を保持するものであり、バンド12には、バルーン3、マイクロブロア4、センサ11、および振動部6が配置されている。
バルーン3は、膨張および収縮可能な袋状の部材であり、バルーン3内に流体(例えば空気)が注入されることにより膨張し、バルーン3内から流体が排出することにより収縮する。マイクロブロア4は、バルーン3内に流体を注入し、またはバルーン3内から流体を排出するものである。例えば、マイクロブロア4は、センサ11による検出結果に応じてバルーン3内にある流体の量を調節する。センサ11は、ウェアラブル機器1を装着しているユーザUの腕10と振動部6との密着度を検出するものであり、例えば、センサ11はバルーン3の内部における圧力値を検出する圧力センサである。なお、ユーザUの身体と、ユーザUに移動方向を通知する部材(ここでは、振動部6)とが確実に接触するように膨張可能な部材であれば、バルーン3以外の部材を用いてもよい。
振動部6はウェアラブル機器1を装着しているユーザUの身体(腕10)に振動を与えるものである。振動部6は、スマートフォン30から送信された方向指示に従って振動し、ユーザUに移動方向を通知する。振動部6は、図示のように、腕10を挟んでバルーン3の反対側の位置に配置され、振動部6の個数は、複数であってもよく1つであってもよい。振動部6が複数個ある場合、複数の振動部6は、互いに振動を与えない程度に離れて配置されている。
図2の(a)は、バルーン3が膨張する前におけるウェアラブル機器1を示す断面図である。図2の(a)に示すように、バンド12は、腕10の外周に対してゆとりのある長さを有しているため、振動部6は腕10との間に隙間が生じている。例えば、ユーザUがウェアラブル機器1を腕10に装着した直後において、ウェアラブル機器1は、図2の(a)に示す状態にある。
図2の(b)は、バルーン3が膨張した後におけるウェアラブル機器1を示す断面図である。図2の(b)に示すように、バルーン3は、図2の(a)に示すバルーン3の状態から膨張している。このため、振動部6は腕10と密着している(接している)状態である。それゆえ、振動部6が振動する場合、振動部6の振動は、腕10に確実に伝わるという効果を奏する。
なお、バンド12は、帯形状の部材であってもよいし、リング形状の部材であってもよい。バンド12が帯形状の部材である場合、バンド12に施されている既存の留め具構造(例えば腕時計におけるバンドの留め具構造)によりバンド12が環形状となり、ウェアラブル機器1が腕10に保持される。
バンド12がリング形状の部材である場合、バンド12はユーザの手を通してユーザの腕10に装着される大きさを有していてもよいし、伸縮性のある部材で構成されることによりウェアラブル機器1が腕10に装着されてもよい。また、リング形状のバンド12は、バンド12が開閉することによりウェアラブル機器1が腕10に装着されてもよい。なお、バンド12は、リング形状であるバンド12の一部が欠けたC字型の形状であってもよい。
(ウェアラブル機器1の構成)
続いて、ウェアラブル機器1の構成について、図1を用いて説明する。図1は、ウェアラブル機器1の概略構成の一例を示すブロック図である。なお、説明の便宜上、図2にて説明した部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、ウェアラブル機器1はユーザUによって装着されたか否かを判定する判定手段や、各種センサ、および様々な機能を実行するために利用される制御情報やアプリケーションプログラムを記憶する記憶部などを備えていてもよいが、本発明と直接関係しないため、ここでは図示を省略している。
ウェアラブル機器1は、通信部2(制御情報取得部)、バルーン3(通知部、膨張部)、マイクロブロア4(通知部)、制御部5、振動部6(通知部)、センサ11を備えている。制御部5は、スマートフォン30から取得した方向指示に従って、マイクロブロア4と振動部6とを組み合わせて作動させる。制御部5は、ウェアラブル機器1を統括的に制御するものであり、方向指示取得部7(制御情報取得部)、膨張制御部8(通知制御部)、および振動制御部9(通知制御部)を備えている。
通信部2は、アンテナを介して、スマートフォン30から送信される方向指示(制御情報)を受信する。方向指示取得部7は、通信部2が受信した方向指示を取得して、該膨張制御部8および振動制御部9に出力する。
膨張制御部8は、マイクロブロア4を作動させて、バルーン3の膨張および収縮を制御する。膨張制御部8は、バルーン3の膨張開始と収縮開始タイミングを制御したり、膨張の程度(または、ユーザUの腕10の圧迫具合)、膨張速度や収縮速度などを制御したりしてもよい。なお、膨張制御部8は、振動制御部9に対して、マイクロブロア4を作動させていることを通知する構成であってもよい。
振動制御部9は、振動部6の振動を制御する。振動制御部9は、振動部6の振動の周期、振幅、および1回の振動が継続する時間の長さなどを制御したり、様々な振動パターン(例えば、断続的に振動させる振動の時間パターンや、振幅を切り替える振動の強弱パターンなど)で振動部6が振動したりするように制御してもよい。なお、振動部6の振動機構は、周知の振動構造と同様であるため、ここではその説明を省略する。
ウェアラブル機器1は、移動すべき方向をユーザUに通知する場合、ユーザUの腕10が振動部6と接触するように、バルーン3を膨張させる。振動部6を腕10に接触させた状態で振動部6を振動させるため、ユーザUに感じさせることができる。このように、振動部6の振動と、バルーン3の膨張とを組み合わせる(連動させる)ことによって、振動部6が振動したことをユーザUが感じ取りにくい状況であっても、振動部6が振動していることを確実にユーザUに感じさせることができる。
(スマートフォン30の構成)
ここでは、スマートフォン30の構成について、図4を用いて説明する。図4は、ナビゲーション機能を備えるスマートフォン30の概略構成の一例を示すブロック図である。なお、説明の簡略化のために、ここではスマートフォン30が備える通信・通話機能、および様々な機能を実行するために利用される制御情報、地図情報データベース(道路図や路線図)、およびアプリケーションプログラムを記憶する記憶部などの図示を省略している。
スマートフォン30は、制御部31、位置情報取得部37、通信部38、操作入力部39、および表示部40を備えている。制御部31は、ナビゲーション機能を制御するナビコントローラ32を備えている。ナビコントローラ32は、目的地設定部34、経路決定部35、および方向指示生成部36を備えている。
位置情報取得部37は、スマートフォン30の現在の位置(地点)を示す位置情報を、例えば、GPS衛星(図示せず)から受信して、ナビコントローラ32に出力する。なお、位置情報取得部37が受信する位置情報は、現在の位置を示す位置情報を取得できるのであれば、GPS衛星からの位置情報に限定されない。例えば、GPS衛星以外の各国の測位衛星システムからの位置情報であってもよい。あるいは、位置情報取得部37が、基地局測位機能を用いる部材であってもよい。
スマートフォン30の通信部38は、アンテナを介して、ウェアラブル機器1と接続し、方向指示をウェアラブル機器1に送信する。
操作入力部39は、ユーザUによる目的地の設定(目的地設定)(目的地情報)を受け付ける。目的地を設定するために、ユーザUに、所望の目的地の住所や電話番号を入力させてもよいし、目的地の最寄りの駅名を入力させてもよい。
表示部40は、液晶画面などの表示画面を有し、表示画面にはタッチパネルが重畳されている。表示部40は、目的地の入力をユーザUに促す表示や、目的地の住所や電話番号を入力するためのキーボード表示などを表示して、操作入力部39として機能する。
目的地設定部34は、ユーザUによって入力された目的地の設定情報を取得する。
経路決定部35は、位置情報取得部37から取得した現在の位置情報と、目的地設定部34から取得した目的地の設定情報とを取得して、地図情報データベースを参照して、目的地までの経路を決定する。なお、複数の経路を表示部40に提示して、その中から、ユーザUに1つの経路を選択させる構成であってもよい。
方向指示生成部36は、ユーザUが、経路決定部35によって決定された分岐ポイントである交差点において、ユーザUが経路決定部35によって決定された経路に従って移動するように、移動すべき方向を指示する方向指示を生成する。方向指示生成部36は、生成した方向指示を通信部38に出力する。
なお、方向指示生成部36は、経路の分岐ポイントである交差点にユーザUが近づいたか否かを判定してもよい。分岐ポイントである交差点にユーザUが近づいた場合、方向指示生成部36は、ウェアラブル機器1に対して送信する方向指示を生成する前に、方向指示予告を生成してもよい。すなわち、方向指示予告は、方向指示を送信することを事前にユーザUに知らせるためのものである。方向指示予告は、方向指示と同様に、スマートフォン30の通信部38からウェアラブル機器1に送信される。方向指示予告の一例としては、これに限定されるものではないが、ユーザUが装着している両方のウェアラブル機器1(図3参照)のマイクロブロア4と振動部6とを作動させて、バルーン3を膨張させたり、振動部6を振動させたりするように指示するものであってもよい。この構成によれば、分岐ポイントである交差点に近づいたユーザUに対して、移動すべき方向の指示がウェアラブル機器1に送信されることを予告する。これにより、ユーザUの意識を、交差点で、どのウェアラブル機器1がバルーン3を膨張させたり、振動部6を振動させたりするかに向けることができる。
(バルーン3の膨張と振動部6の振動との組み合わせ例)
次に、ウェアラブル機器1が、ユーザUに移動すべき方向を通知する場合に、バルーン3の膨張と振動部6の振動とを組み合わせて(連動させて)通知する例について、図5を用いて説明する。図5は、マイクロブロア4と振動部6とを組み合わせて作動させる場合の、マイクロブロア4および振動部6を作動させるタイミングの制御例を示す図である。
図5では、マイクロブロア4の動作として、バルーン3の膨張を開始する「膨張開始」の矢印と、バルーン3の収縮を開始する「収縮開始」の四角とを図示している。膨張開始から収縮開始までの間は、バルーン3が膨張していることを表している。一方、振動部6が振動している期間を矢印で示している。
図5の(a)は、振動部6が作動する前にマイクロブロア4が作動して、バルーン3の膨張を開始する例を示している。このように制御することにより、振動部6が振動するときには、バルーン3は既に膨張しており、振動部6はユーザUの腕10と接触している。それゆえ、振動部6の振動を確実にユーザUに感じさせることができる。
図5の(b)は、振動部6が作動する前にマイクロブロア4が作動してバルーン3の膨張を開始している点で、図5の(a)と同じである。しかし、図5の(b)では、バルーン3が膨張してから時間t1経過した後に振動部6が振動する。
図5の(c)は、バルーン3の膨張を開始するタイミングは、図5の(b)と同じであるが、バルーン3を収縮させるタイミングが、図5の(b)と異なっている。すなわち、図5の(b)では、振動部6の振動が終了したときにバルーン3の収縮を開始させているが、図5の(c)では、振動部6の振動が終了してから時間t2経過した後にバルーン3の収縮を開始させている。
また、マイクロブロア4を作動させて、バルーン3が所望の大きさまで膨張させるために要する時間が、振動部6が振動する時間よりも短い場合、図5の(d)に示すように、振動部6が振動し始めると同時に、バルーン3の膨張を開始してもよい。
このように、移動すべき方向をユーザUに通知するために振動部6が振動する場合、振動部6が振動している最中に、または振動部6の振動に先行して、マイクロブロア4が作動し、バルーン3の膨張を開始する。バルーン3が膨張することにより、ユーザの腕10を適度に締め付けて、振動部6がユーザUの腕10に密着させる。これにより、振動部6の振動をユーザUが確実に感じ取ることができる。
ここでは、マイクロブロア4を作動させてバルーン3を膨張させる制御を、振動部6の振動の制御よりも先に行う場合を例に挙げて説明したが、この順番は逆でもよい。すなわち、まず、振動部6が振動を開始して、その後にバルーン3が膨張する構成でもよい。
なお、ユーザUが移動すべき方向によって、振動部6の振動の時間パターンを変更してもよい。例えば、左折を指示する場合には所定の時間間隔(例えば、0.5秒間)で一定の時間(例えば5秒間)断続的に振動させ、直進を指示する場合には所定の時間間隔(例えば、0.5秒間)で一定の時間(例えば1秒間)断続的に振動させ、右折を指示する場合には一定の時間(例えば5秒間)連続して振動させてもよい。あるいは、ユーザUが移動すべき方向によって、振動部6の振動の振幅を変化させて、強弱パターンを変更してもよい。
(ウェアラブル機器1によるユーザUを目的地に案内する処理)
ここでは、ウェアラブル機器1によるユーザUを目的地に案内する処理について、図6を用いて説明する。図6は、ナビゲーション機能を備えるスマートフォン30およびウェアラブル機器1を用いて、ユーザUを目的地に案内する処理の一例を示すフローチャートである。
IDLE(アイドル)状態(S101)の後、両腕10に装着されたウェアラブル機器1はそれぞれ、スマートフォン30と接続しているかを判定する(S102)。例えば、腕10に装着された各ウェアラブル機器1とスマートフォン30とがBluetoothなどの無線通信によって接続を確立する場合、それぞれの機器に固有の識別情報(例えば、機器ID、MACアドレスなど)を受信して確認することにより接続が確立したか否かを判定することができる。
接続が確認された場合(S102にてYES)、スマートフォン30は、操作入力部39から動作モードの選択、および目的地の入力(目的地設定)を受け付ける(S103)。なお、接続が確認されない場合(S102にてNO)、S101に戻る。
続いて、スマートフォン30の目的地案内機能の開始がユーザによって指示されている場合(S104にてYES)、経路決定部35は、現在のスマートフォン30の位置から目的地までの経路を決定する。次に、方向指示生成部36が、決定された経路の分岐ポイントである交差点にユーザUが近づいたと判定した場合(S105にてYES)、両腕10のウェアラブル機器1に対して送信する方向指示予告を生成する。方向指示予告を受信した両腕10のウェアラブル機器1は、バルーン3を膨張させて振動部6を振動させる(S106)。
方向指示生成部36は、ユーザUが近づいた交差点にて、ユーザUが移動すべき方向を、経路決定部35によって決定された経路に基づいて判定し(S107)、該決定した方向を指示する方向指示を生成する。生成された方向指示は、スマートフォン30からウェアラブル機器1に送信される。
ウェアラブル機器1が、ユーザUが交差点を左折するように指示する方向指示を受信した場合、左腕のウェアラブル機器1のバルーン3を膨張させて、振動部6を振動させる(S108:通知制御ステップ)。ウェアラブル機器1が、ユーザUが交差点を直進するように指示する方向指示を受信した場合、両方の腕10のウェアラブル機器1のバルーン3を膨張させて、振動部6を振動させる(S109:通知制御ステップ)。ウェアラブル機器1が、ユーザUが交差点を右折するように指示する方向指示を受信した場合、右腕10のウェアラブル機器1のバルーン3を膨張させて、振動部6を振動させる(S110:通知制御ステップ)。
方向指示生成部36が、ユーザUが方向指示により指示した方向と異なる方向に進んでいると判断した場合(S111にてYES)、方向指示生成部36は、ユーザUに対して移動方向の修正を指示する修正指示を生成して、スマートフォン30からウェアラブル機器1に送信してもよい。例えば、修正指示を受信した両腕10のウェアラブル機器1は、直進するように指示する場合(S109)とは異なるパターンでバルーン3を膨張させて振動部6を振動させる(S112)。これにより、ユーザUに、移動方向を修正させることができる。なお、この修正指示は、ユーザUが、設定された目的地を行き過ぎたと判断されたときにも用いることができる。修正指示としては、これに限定されるものではないが、マイクロブロア4を作動させてバルーン3によってユーザUの腕10を締め付ける強度を強くし、振動部6から振動を発する、という動作を短時間繰り返してもよい。
ユーザが目的地に到達していない場合(S113にてNO)、S105に戻り、目的地案内を続ける。一方、ユーザが目的地に到達した場合(S113にてYES)、目的地案内を終了し(S114)、IDLE状態(S101)に戻る。このように、ウェアラブル機器1は、設定された目的地にユーザUが到達するまで、経路決定部35によって決定された経路に従ってユーザUを案内する。なお、目的地にユーザUが到達したときに、方向指示生成部36は、ユーザUに対して移動終了を指示する移動終了指示を生成して、スマートフォン30からウェアラブル機器1に送信してもよい。
ユーザUが装着するウェアラブル機器1の数は2つに限定されず、1つでもよいし、3つ以上であってもよい。ウェアラブル機器1を1つ装着させる場合の実施形態については後に説明する。
また、左右の腕10に加えて胴体部に装着させてもよいし、あるいは、両手首、両足首の4つでもよい。ユーザUが移動すべき方向に、平面的な交差点ではなく、立体的な分岐ポイントが存在する場合、立体的な地図情報に基づいたナビゲーション機能を利用すれば、上下方向の指示も可能である。このように複数のウェアラブル機器1を装着させて、立体的な進行方向を指示することが有効である。ユーザUの身体の上下の部位(腕10と脚)に応じて、左折・右折および直進の他に、例えば、この先の坂を登るのか、それとも下るのか、など、立体的な進行方向を指示することができる。
〔実施形態2〕
前述の実施形態では、ウェアラブル機器1を両腕10に1つずつ装着する例を示したが、これに限定されず、片方の腕10にだけ1つ(または複数)装着する構成であってもよい。本実施形態に係るウェアラブル機器1が、ユーザUが移動すべき方向を通知する方法について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。なお、ここでは、振動部6R(通知部、振動部)と振動部6L(通知部、振動部)を備えるウェアラブル機器1の場合を例に挙げて説明する。
図7は、ウェアラブル機器1がユーザの身体に装着された状態を示す断面図であり、(a)はユーザUに対して右方向に進むよう指示している状態を示し、(b)は左方向に進むよう指示している状態を示し、(c)は直進するように指示している状態を示している。
図示のように、ウェアラブル機器1が備える左側の振動部6Lおよび右側の振動部6Rを用いて、ユーザUが移動すべき方向を指示する構成であってもよい。ただし、この場合、左側の振動部6Lおよび右側の振動部6Rのそれぞれによる振動がバンド12を介して互いに影響することがないようにすることが望ましい。そのため、バンド12は、例えば、振動部6の振動を吸収する素材から成り、例えば、革製、布製、ゴムなどの弾性体である。
なお、このウェアラブル機器1は、1つでユーザの移動すべき方向を指示することが可能であるため、一方の腕10などに装着するのではなく、腹巻のように胴体部に巻いて装着してもよいし、頭部にヘッドバンドのように装着してもよい。
また、ウェアラブル機器1が、一方の腕10に装着される構成である場合、ユーザUが識別できるように、右腕専用のウェアラブル機器1には、例えば「右」または「R」の文字が付され、左腕専用のウェアラブル機器1には、例えば「左」または「L」の文字が付されていてもよい。また、ウェアラブル機器1が、環状の形状である場合には、手をどちらの方向から通して装着されるべきかを示す矢印などが付されていてもよい。
あるいは、ウェアラブル機器1自体は左右いずれの腕にも装着可能であり、装着された後に、ユーザUによる設定入力を受け付けてもよい。すなわち、ウェアラブル機器1の動作を制御するためのアプリケーションプログラムから、ユーザUの進行方向、および左右の方向について、ウェアラブル機器1の装着状態を設定する構成であってもよい。この場合、例えば、スマートフォン30の表示画面にウェアラブル機器1の画像を表示し、ユーザUに、進行方向、および左、右の設定操作を行わせる構成とすればよい。
〔実施形態3〕
前述の実施形態では、ウェアラブル機器1は、スマートフォン30から方向指示を受信する構成であったが、ウェアラブル機器1a(情報通知装置)が、スマートフォン30が備えるナビゲーション機能と同様の機能を備える構成とすることもできる。ただし、ウェアラブル機器1aは、表示部や操作入力部を備えていないため、スマートフォン30から目的地の入力(目的地情報の入力)をユーザUに行わせる。
ここでは、スマートフォン30からユーザUによって入力された目的地設定を受信して、該目的地までの経路を決定し、方向指示を生成する機能を備えるウェアラブル機器1aについて、図8を用いて説明する。図8は、ウェアラブル機器1bの概略構成の一例を示すブロック図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
ウェアラブル機器1aは、通信部2a(制御情報取得部)、制御部5a、位置情報取得部37、センサ11、マイクロブロア4(通知部)、バルーン3(通知部)、振動部6(通知部)を備えている。制御部5aは、ナビコントローラ32a、膨張制御部8(通知制御部)、および振動制御部9(通知制御部)を備え、ナビコントローラ32aは、経路決定部35および方向指示生成部36(制御情報生成部)を備えている。
ウェアラブル機器1aは通信部2aを介して、スマートフォン30から目的地設定を受信する。経路決定部35は、位置情報取得部37から取得した現在の位置情報と、スマートフォン30から受信した目的地の設定情報(目的地設定)とを取得して、地図情報データベースを参照して、目的地までの経路を決定する。方向指示生成部36は、ユーザUが、経路決定部35によって決定された分岐ポイントである交差点において、ユーザUが移動すべき方向を指示する方向指示を生成する。方向指示生成部36は、生成した方向指示を膨張制御部8および振動制御部9に送る。
なお、ユーザUは、ウェアラブル機器1aを片方の腕10に装着してもよいし、一方の腕10にウェアラブル機器1aを装着し、もう一方の腕10にウェアラブル機器1を装着してもよい。ユーザUがウェアラブル機器1aの他に、ウェアラブル機器1を装着している場合、ウェアラブル機器1aは、方向指示生成部36によって生成した方向指示を、通信部2aを介して、該ウェアラブル機器1へと送信してもよい。この場合、ウェアラブル機器1aが装着されている腕側に方向指示を出す場合には、6Rと6Lを同時に振動させてもよい。
なお、スマートフォン30とウェアラブル機器1a、およびウェアラブル機器1aとウェアラブル機器1との通信は、Bluetooth(登録商標)などが適用可能であるが、これに限定されない。
〔実施形態4〕
本実施形態に係るウェアラブル機器1bは、ウェアラブル機器1aと異なり、操作入力部39b(入力部)および表示部40bを備えている。これにより、ユーザUによる目的地の入力を受け付けることが可能である。したがって、スマートフォン30との通信を必要としない点で、前述の実施形態と異なっている。
ここでは、ユーザUによって入力された目的地設定(目的地情報)を取得して、該目的地までの経路を決定し、方向指示を生成する機能を備えるウェアラブル機器1bについて、図9から図11に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(ウェアラブル機器1bの概要と構成)
ここでは、ウェアラブル機器1b(情報通知装置)の概要と構成について、図9および図10を用いて説明する。図9は、ウェアラブル機器1bの概略構成の一例を示すブロック図である。図10は、図9に示すウェアラブル機器1bがユーザの身体に装着され、振動部6Rおよび6Lが振動している状態を示す断面図である。ウェアラブル機器1bは、図10に示すように、表示部40bおよび、操作入力部39bを備えており、例えば、腕時計型の形状を有している。ユーザUは、表示部40bの表示画面に対するタッチ操作などによって目的地を設定入力することができる。
ウェアラブル機器1bは、制御部5b、位置情報取得部37、センサ11、マイクロブロア4(通知部)、バルーン3(通知部、膨張部)、振動部6R(通知部、振動部)、および振動部6L(通知部、振動部)を備えている。制御部5bは、ナビコントローラ32b、膨張制御部8(通知制御部)、および振動制御部9(通知制御部)を備え、ナビコントローラ32bは、目的地設定部34(目的地情報取得部)、経路決定部35、および方向指示生成部36(制御情報生成部)を備えている。
ウェアラブル機器1bは、入力された目的地設定を目的地設定部34が取得し、経路決定部35は、位置情報取得部37から取得した現在の位置情報と、目的地設定部34が取得した目的地の設定情報(目的地設定)とを取得して、地図情報データベースを参照して、目的地までの経路を決定する。方向指示生成部36は、ユーザUが、経路決定部35によって決定された分岐ポイントである交差点において、ユーザUが移動すべき方向を指示する方向指示を生成する。方向指示生成部36は、生成した方向指示を膨張制御部8および振動制御部9に送る。
(ウェアラブル機器1bの概要と構成)
図11は、ウェアラブル機器1bを用いて、ユーザを目的地に案内する処理の一例を示すフローチャートである。
IDLE(アイドル)状態(S201)の後、片方の腕10(例えば、左手の手首)に装着されたウェアラブル機器1bは、操作入力部39bから動作モードの選択、および目的地の入力(目的地設定)を受け付ける(S202)。
続いて、目的地案内機能の開始がユーザによって指示されている場合(S203にてYES)、経路決定部35は、現在のウェアラブル機器1bの位置から目的地までの経路を決定する。次に、方向指示生成部36が、決定された経路の分岐ポイントである交差点にユーザUが近づいたと判定した場合(S204にてYES)、ウェアラブル機器1bは、バルーン3を膨張させて振動部6Rおよび振動部6Lを振動させる(S205)。なお、目的地案内機能の開始がユーザによって指示されていない場合(S203にてNO)、および決定された経路の分岐ポイントである交差点にユーザUが近づいていない場合(S204にてNO)、S202に戻る。
方向指示生成部36は、ユーザUが近づいた交差点にて、ユーザUが移動すべき方向を、経路決定部35によって決定された経路に基づいて判定し(S206)、該決定した方向を指示する方向指示を生成する。
膨張制御部8および振動制御部9が、ユーザUが交差点を左折するように指示する方向指示を取得した場合、バルーン3を膨張させて、振動部6Lを振動させる(S207:通知制御ステップ)。膨張制御部8および振動制御部9が、ユーザUが交差点を直進するように指示する方向指示を取得した場合、バルーン3を膨張させて、振動部6Rおよび振動部6Lを両方振動させる(S208:通知制御ステップ)。膨張制御部8および振動制御部9が、ユーザUが交差点を右折するように指示する方向指示を取得した場合、バルーン3を膨張させて、振動部6Rを振動させる(S209:通知制御ステップ)。
方向指示生成部36が、ユーザUが方向指示により指示した方向と異なる方向に進んでいると判断した場合(S210にてYES)、方向指示生成部36は、ユーザUに対して移動方向の修正を指示する修正指示を生成してもよい。例えば、修正指示を取得した膨張制御部8および振動制御部9は、直進するように指示する場合(S208)とは異なるパターンでバルーン3を膨張させて振動部6Rおよび6Lを振動させる(S211)。これにより、ユーザUに、移動方向を修正させることができる。なお、この修正指示は、ユーザUが、設定された目的地を行き過ぎたと判断されたときにも用いることができる。
ユーザが目的地に到達していない場合(S212にてNO)、S204に戻り、目的地案内を続ける。一方、ユーザが目的地に到達した場合(S212にてYES)、目的地案内を終了し(S213)、IDLE状態(S201)に戻る。このように、ウェアラブル機器1bは、設定された目的地にユーザUが到達するまで、経路決定部35によって決定された経路に従ってユーザUを案内する。なお、目的地にユーザUが到達したときに、方向指示生成部36は、ユーザUに対して移動終了を指示する移動終了指示を生成してもよい。このように、ウェアラブル機器1bは、自機器のみで、装着しているユーザUを目的地へと案内することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
ウェアラブル機器1、1a、および1bの制御ブロック(特に、目的地設定部34、経路決定部35、方向指示生成部36、膨張制御部8、および振動制御部9)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、ウェアラブル機器1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報通知装置(ウェアラブル機器1、1a、1b)は、ユーザに移動すべき方向を通知する通知部(振動部6、6R、6L、バルーン3)と、上記通知部を制御する通知制御部(膨張制御部8、振動制御部9)と、を備え、上記ユーザに装着される情報通知装置であって、上記通知部は、振動を発する振動部(振動部6、6R、6L)と、上記振動部が上記ユーザの身体を圧迫するように膨張する膨張部(バルーン3)と、を有し、上記通知制御部は、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御する。
通知部の上記振動部および上記膨張部のいずれか一方が作動するだけでは、ユーザが移動すべき方向を確実に通知することができない虞がある。例えば、装着している情報通知装置の通知部の振動をユーザが感じる体感レベルが、運動などによる振動や、自転車の運転時の振動などによって低下している場合がある。膨張部の膨張に対しても同様である。そこで、上記の構成によれば、上記通知部の上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御する。これにより、上記ユーザが移動すべき方向を、通知部を用いてユーザに確実に通知することができる。例えば、膨張部がユーザの身体を圧迫するように膨張して、その結果、振動部がユーザの身体に確実に接するようにすることもできる。
本発明の態様2に係る情報通知装置は、上記態様1において、上記通知部の制御情報を外部通信機器(スマートフォン30)から取得する制御情報取得部(通信部2、2a)をさらに備え、上記通知制御部は、上記制御情報取得部が取得した上記制御情報に従い、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御してもよい。この構成によっても、上記の態様1と同様の効果を奏する。例えば、目的地案内機能(ナビゲーション機能)を備える外部通信機器から、上記情報通知装置に制御情報を送信させて用いる場合などに有効である。
本発明の態様3に係る情報通知装置は、上記態様1において、上記ユーザによって設定された目的地の位置を示す目的地情報を外部通信機器(スマートフォン30)から取得する目的地情報取得部(通信部2a)と、上記ユーザが上記目的地に到達するまでの経路を決定する経路決定部35と、上記経路決定部が決定した上記経路に従って上記ユーザが移動するように、上記通知部を作動させる制御情報を生成する制御情報生成部(方向指示生成部36)をさらに備え、上記通知制御部は、上記制御情報生成部が生成した制御情報に従い、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御してもよい。この構成によっても、上記の態様1と同様の効果を奏する。例えば、目的地案内機能(ナビゲーション機能)の目的地情報の入力を受け付ける外部通信機器から、上記情報通知装置に目的地情報を送信させて用いる場合に有効である。
本発明の態様4に係る情報通知装置は、上記態様1において、上記ユーザによる、設定された目的地の位置を示す目的地情報の入力を受け付ける入力部(操作入力部39b)と、上記ユーザが上記目的地に到達するまでの経路を決定する経路決定部35と、上記経路決定部が決定した上記経路に従って上記ユーザが移動するように、上記通知部を作動させる制御情報を生成する制御情報生成部(方向指示生成部36)をさらに備え、上記通知制御部は、上記制御情報生成部が生成した制御情報に従い、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御してもよい。
この構成によっても、上記の態様1と同様の効果を奏する。特に、目的地情報の入力や目的地までの経路の決定などのために外部通信機器を用いる必要が無い。
なお、本発明に係る情報通知装置は、上記態様3または4において、上記通知制御部は、上記ユーザが、通知した方向と異なる方向に移動した場合に、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御してもよい。
これにより、ユーザが移動すべき方向を間違えて移動したことを通知することができる。よって、ユーザを正しい経路に沿って移動させて、目的地まで案内することができる。
また、本発明に係る情報通知装置は、上記態様3または4において、上記通知制御部は、上記ユーザが上記目的地に到達した場合に、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御してもよい。
これにより、ユーザが設定された目的地に到達したことを通知することができる。よって、ユーザが誤って目的地を行き過ぎることを回避することができる。
本発明の態様5に係る情報通知装置(ウェアラブル機器1、1a、1b)の制御方法は、ユーザに移動すべき方向を通知する通知部(振動部6、6R、6L、バルーン3)を備え、上記ユーザに装着される情報通知装置の制御方法であって、上記通知部は、振動を発する振動部(振動部6、6R、6L)と、上記振動部が上記ユーザの身体を圧迫するように膨張する膨張部(バルーン3)と、を有し、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御する通知制御ステップ(S108〜S110、S207〜S209)を含む。この構成によれば、上記の態様1と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る情報通知装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報通知装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記情報通知装置をコンピュータにて実現させる情報通知装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、ナビゲーション機能を有する通信機器に利用することができる。
1,1a、1b ウェアラブル機器(情報通知装置)
2、2a 通信部(制御情報取得部)
3 バルーン(通知部、膨張部)
4 マイクロブロア
6、6R、6L 振動部(通知部、振動部)
7 方向指示取得部(制御情報取得部)
8 膨張制御部(通知制御部)
9 振動制御部(通知制御部)
30 スマートフォン(外部通信機器)
34 目的地設定部(目的地情報取得部)
35 経路決定部
36 方向指示生成部(制御情報取得部,制御情報生成部)
39b 操作入力部(入力部)
S108〜110、S207〜209:通知制御ステップ

Claims (6)

  1. ユーザに移動すべき方向を通知する通知部と、
    上記通知部を制御する通知制御部と、を備え、上記ユーザに装着される情報通知装置であって、
    上記通知部は、振動を発する振動部と、上記振動部が上記ユーザの身体を圧迫するように膨張する膨張部と、を有し、
    上記通知制御部は、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御することを特徴とする情報通知装置。
  2. 上記通知部の制御情報を外部通信機器から取得する制御情報取得部をさらに備え、
    上記通知制御部は、上記制御情報取得部が取得した上記制御情報に従い、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御することを特徴とする請求項1に記載の情報通知装置。
  3. 上記ユーザによって設定された目的地の位置を示す目的地情報を外部通信機器から取得する目的地情報取得部と、
    上記ユーザが上記目的地に到達するまでの経路を決定する経路決定部と、
    上記経路決定部が決定した上記経路に従って上記ユーザが移動するように、上記通知部を作動させる制御情報を生成する制御情報生成部をさらに備え、
    上記通知制御部は、上記制御情報生成部が生成した制御情報に従い、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御することを特徴とする請求項1に記載の情報通知装置。
  4. 上記ユーザによる、設定された目的地の位置を示す目的地情報の入力を受け付ける入力部と、
    上記ユーザが上記目的地に到達するまでの経路を決定する経路決定部と、
    上記経路決定部が決定した上記経路に従って上記ユーザが移動するように、上記通知部を作動させる制御情報を生成する制御情報生成部をさらに備え、
    上記通知制御部は、上記制御情報生成部が生成した制御情報に従い、上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御することを特徴とする請求項1に記載の情報通知装置。
  5. ユーザに移動すべき方向を通知する通知部を備え、上記ユーザに装着される情報通知装置の制御方法であって、
    上記通知部は、振動を発する振動部と、上記振動部が上記ユーザの身体を圧迫するように膨張する膨張部と、を有し、
    上記振動部の振動および上記膨張部の膨張を組み合わせて制御する通知制御ステップを含むことを特徴とする情報通知装置の制御方法。
  6. 請求項1に記載の情報通知装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記通知制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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