JP6596218B2 - 機器制御装置、ウェアラブル機器、機器制御装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

機器制御装置、ウェアラブル機器、機器制御装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明はユーザに、振動することによって振動を体感させる振動部材と、膨張および収縮によって圧力を体感させる膨張部材と、を備えたウェアラブル機器と通信する機器制御装置に関する。
振動による報知動作パターンによって、ユーザが情報種別を知得することが可能な身体装着型端末及び報知方法が知られている。例えば、特許文献1に記載の身体装着型端末は、複数の振動モータと、外部機器と無線通信を行うための無線通信手段を備えている。この身体装着型端末は、無線通信手段がユーザに対して報知する情報を取得した場合に、設定に応じて選択された複数の振動モータを動作させる振動報知制御手段を備えている。
特開2014−239360号公報(2014年12月18日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、複数の動作部材を同時に動作させることによって生じる不具合を回避する観点に基づいた技術ではない。そのため、例えば、複数の振動モータを同時に動作させることによって、身体装着型端末の電源に対する負荷が大きくなり電圧降下が生じるという問題、振動モータの消費電力が電源容量をオーバーするという問題が生じ得る。すなわち、複数の振動モータを同時に動作させることによって、身体装着型端末の動作に不具合が生じ得る。
本発明は上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は複数の動作部材を同時に動作させることによって生じるウェアラブル機器の動作の不具合を回避することができる機器制御装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る機器制御装置は、ユーザに、振動することによって振動を体感させる振動部材と、膨張および収縮によって圧力を体感させる膨張部材と、を備えたウェアラブル機器と通信する機器制御装置であって、上記振動部材および上記膨張部材のうちのいずれか一方である第一動作部材について、動作の開始が指示された場合、上記振動部材および上記膨張部材のうちで上記第一動作部材とは異なり、上記動作の開始が指示されたときに動作中または既に動作が指示されている第二動作部材と、上記第一動作部材とが同時に動作可能であるか否かを判断する動作組合せ判断部と、上記動作組合せ判断部が、上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作可能と判断したとき、上記第一動作部材を動作させる動作制御部とを備えている。
また、本発明の一態様に係る機器制御装置の制御方法は、ユーザに、振動することによって振動を体感させる振動部材と、膨張および収縮によって圧力を体感させる膨張部材と、を備えたウェアラブル機器と通信する機器制御装置の制御方法であって、上記振動部材および上記膨張部材のうちのいずれか一方である第一動作部材について、動作の開始が指示された場合、上記振動部材および上記膨張部材のうちで上記第一動作部材とは異なり、上記動作の開始が指示されたときに動作中または既に動作が指示されている第二動作部材と、上記第一動作部材とが同時に動作可能であるか否かを判断する動作組合せ判断ステップと、上記動作組合せ判断ステップで、上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作可能と判断したとき、上記第一動作部材を動作させる動作制御ステップとを含んでいる。
本発明の一態様によれば、複数の動作部材を同時に動作させることによって生じるウェアラブル機器の動作の不具合を回避することができるという効果を奏する。
本実施形態1の体感システムの要部構成を示すブロック図である。 本実施形態1の動作組合せテーブルを示す図である。 本実施形態1のウェアラブル機器がユーザの腕に装着された状態を示す断面図である。 本実施形態1のウェアラブル機器のデータ処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2のウェアラブル機器がユーザの腕に装着された状態を示す断面図である。 本実施形態3の体感システムの要部構成を示すブロック図である。 本実施形態3のウェアラブル機器のデータ処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜7を参照しながら、詳細に説明する。
〔本発明の概要〕
本発明に係る体感システムは、動作することによって当該動作をユーザに体感させる複数のアクチュエータ(バイブレ―タ(振動部材)、膨張部材(マイクロポンプおよびバルーンからなる))等を備えているウェアラブル機器を含んでいる。また、体感システムはウェアラブル機器と通信し制御する機器制御装置と、上記アクチュエータの動作を指示する外部通信装置とを含んでいる。機器制御装置は上記アクチュエータのうちのいずれかである第一動作部材について、動作の開始が指示された場合、上記アクチュエータののうちで上記第一動作部材とは異なり、上記動作の開始が指示されたときに動作中である第二動作部材と、上記第一動作部材とが同時に動作可能であるか否かを判断する。そして、機器制御装置は上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作可能と判断したとき、上記第一動作部材を動作させる。
以下の各実施形態においては、ウェアラブル機器がユーザの手首に装着可能な腕時計型の通信機器(通信装置)に備えられているものとして説明する。なお、ウェアラブル機器は、ユーザの足首に装着可能な足輪(アンクレット)型、ヘッドフォン型、ヘッドバンド型、眼鏡型、ベルト型および指輪型等の通信機器(身体装着型通信機器)全般に備えられていてもよい。また、ウェアラブル機器に指示を送信する通信機器としては、スマートフォンの他、折り畳み式の携帯電話機、携帯型ゲーム機および上記のような別のウェアラブル機器等の外部通信機器等も含まれ、あるいは、上記ウェアラブル機器自身であってもよい。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本実施形態においては、ウェアラブル機器のアクチュエータの動作を制御する機器制御装置(通信部3、制御部4、記憶部5および操作部7)が、ウェアラブル機器2に備わっている例について説明する。
〔体感システム1〕
図1は、本実施形態に係る体感システム1の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る体感システム1は、ウェアラブル機器2および外部通信機器9を備えている。
〔外部通信機器9〕
外部通信機器9は、ウェアラブル機器2が備えているアクチュエータ部6に含まれているアクチュエータ(バイブレ―タ61(動作部材)、バイブレ―タ62(動作部材)、マイクロポンプ63aおよびバルーン63bからなる膨張部材63(動作部材))の動作指示をウェアラブル機器2に送信するものである。例えば、外部通信機器9はウェアラブル機器2のアクチュエータ部6に含まれているアクチュエータの数、種類などを示すアクチュエータ情報を記憶している。外部通信機器9は、アクチュエータ部6に含まれているアクチュエータの動作の開始、動作パターン等を動作指示としてウェアラブル機器2に送信する。外部通信機器9はBLE(Bluetooth (登録商標) Low energy)などの近距離無線通信を介して、ウェアラブル機器2のアクチュエータ部6の動作指示を送信してもよい。なお、外部通信機器9とウェアラブル機器2との通信方法は特に限定されない。
外部通信機器9は、例えば、音楽再生を行う場合に、再生する音楽に合わせてウェアラブル機器2のアクチュエータが動作するように動作指示を送信する。また、外部通信機器9は、メール受信、音声着信等を検出した場合に、アクチュエータの動作指示をウェアラブル機器2に送信する。
また、ウェアラブル機器2に搭載されているアクチュエータの構成に関する情報については、ウェアラブル機器2から送信されてもよいし、外部通信機器9が外部のサーバから取得する構成としてもよい。
〔ウェアラブル機器2〕
ウェアラブル機器2は、通信部3、制御部4、記憶部5、アクチュエータ部6、操作部7およびバッテリー8を備えている。通信部3は、外部機器と通信を行うものである。特に、通信部3は、外部通信機器9からの動作指示を受信し、該動作指示を制御部4のデータ受信部41に送信する。制御部4は、データ受信部41、動作組合せ判断部42、動作制御部43およびテーブル更新部44を備えている。
データ受信部41は、外部通信機器9からアクチュエータの動作指示を受信し、動作組合せ判断部42に送信する。また、データ受信部41は、操作部7または通信部3から動作組合せテーブル51を更新するためのテーブル更新情報を受信し、テーブル更新部44に送信する。
ここで、動作組合せテーブル51について図2を用いて説明する。図2は、動作組合せテーブル51を示す図である。動作組合せテーブル51は、アクチュエータ部6が備えているアクチュエータにおいて、動作指示されたアクチュエータと、動作中のアクチュエータとの同時動作が可能であるか否かが示されている。例えば、動作指示されたアクチュエータと、動作中のアクチュエータとの同時動作がウェアラブル機器2の動作に不具合を生じさせないことを基準として、同時動作を可能と設定してもよい。具体的には、動作指示されたアクチュエータと、動作中のアクチュエータとの同時動作による消費電力が所定値以下である場合に、同時動作を可能としてもよい。上記所定値とは、ウェアラブル機器2のバッテリー8の電圧降下が許容レベルを超えない値、または、ウェアラブル機器2の消費電力がバッテリー8の所定の放電電流をオーバーしない値に設定してもよい。
図2に示すように、動作組合せテーブル51には、動作指示されたアクチュエータ(新規で動作するアクチュエータ)と、動作中のアクチュエータ(既に動作しているアクチュエータ)との同時動作の可否が示されている。各アクチュエータの消費電力は、バイブレータ61、マイクロポンプ63aのLow mode、バイブレータ62、マイクロポンプ63aのHigh modeの順に大きくなる。マイクロポンプ63aのHigh modeとは、マイクロポンプ63aのLow modeよりも強い刺激をユーザに体感させることができるマイクロポンプ63aの動作である。バイブレータ61、バイブレータ62およびマイクロポンプ63aの詳細は後述する。
動作組合せテーブル51では、バイブレータ61は、バイブレータ62およびマイクロポンプ63aのLow modeと同時に動作させることができる。一方で、バイブレータ61はマイクロポンプ63aのHigh modeと同時に動作させることができない。
また、バイブレータ62は、バイブレータ61と同時に動作させることができる。一方で、バイブレータ62は、マイクロポンプ63aのHigh modeおよびマイクロポンプ63
aのLow modeと同時に動作させることができない。また、マイクロポンプ63aのHigh modeは、他のアクチュエータと同時に動作させることができない。また、マイクロポンプ63aのLow modeは、バイブレータ61と同時に動作させることがでる。一方で、マイクロポンプ63aのLow modeは、バイブレータ62と同時に動作させることができない。
また、各アクチュエータには優先順位が設定されている。ウェアラブル機器が複数のアクチュエータの動作指示を受信し、該複数のアクチュエータを同時に動作させることができない場合、この優先順位に従って、優先順位の高いアクチュエータを動作させる。例えば、ユーザに体感させる刺激の強さの順に、各アクチュエータの優先順位を設定してもよい。本実施形態の優先順位は、図2に示すように、優先順位の高い順に、マイクロポンプ63aのHigh mode、マイクロポンプ63aのLow mode、バイブレータ62およびバイブレータ61となる。なお、優先順位の設定基準については特に限定されない。
上記テーブル更新情報は、例えば、アクチュエータの優先順位の変更を示すものであってもよいし、アクチュエータの再構成に関する情報であってもよい。また、テーブル更新情報を外部通信機器9にて起動したアプリケーション(図示せず)から提供される構成としてもよい。上記の構成によれば、例えば、アプリケーションごとに動作させるアクチュエータの優先順位を変更することができる。
動作組合せ判断部42は、バイブレータ62、バイブレータ61およびマイクロポンプ63aのうちのいずれか1つである第一動作部材について、動作の開始が指示された場合、上記動作の開始が指示されたときに動作中である第一動作部材とは異なる第二動作部材と、上記第一動作部材とが同時に動作可能であるか否かを判断する。詳細には、動作組合せ判断部42は、データ受信部41からアクチュエータ部6に含まれるアクチュエータの動作指示を受信すると、動作の開始を指示されたアクチュエータとは異なるアクチュエータが動作中であるか否かを判断する。例えば、記憶部5に格納されている動作記録52には、アクチュエータの動作記録が格納されている。
動作組合せ判断部42は、動作記録52を参照し、上記判断を行う。動作組合せ判断部42は、動作指示が動作の開始を示すアクチュエータ以外の他のアクチュエータが動作していないと判断すると、受信した動作指示を動作制御部43に送信する。また、動作組合せ判断部42は、動作の開始を指示されたアクチュエータとは異なるアクチュエータが動作していると判断すると、動作の開始を指示されたアクチュエータと、動作中のアクチュエータとが同時に動作可能であるか否かを、動作組合せテーブル51を参照して判断する。
動作組合せ判断部42は動作の開始が指示されたアクチュエータと、動作中のアクチュエータとが同時に動作可能であると判断すると、受信した動作指示を動作制御部43に送信する。また、動作組合せ判断部42は動作中のアクチュエータと動作指示されたアクチュエータとが同時に動作ができないと判断した場合、動作制御部43に、動作中のアクチュエータおよび動作指示されたアクチュエータのうち優先順位の高い方のアクチュエータの動作を指示する。
詳細に説明すると以下の通りである。動作組合せ判断部42は動作の開始を指示されたアクチュエータと、動作中のアクチュエータとが同時に動作可能でないと判断すると、動作中のアクチュエータの優先順位が、動作指示が示す動作の開始を指示されたアクチュエータの優先順位よりも高いか否かを、動作組合せテーブル51を参照して判断する。動作組合せ判断部42は、動作中のアクチュエータの優先順位が、動作指示されたアクチュエータの優先順位よりも高いと判断すると、受信した動作指示を動作制御部43に送信しない。すなわち、外部通信機器9から受信した動作指示に示されるアクチュエータは動作しないことになる。また、動作組合せ判断部42は、動作中のアクチュエータの優先順位が、動作指示されたアクチュエータの優先順位よりも低いと判断すると、動作中のアクチュエータの動作の終了を動作制御部43に指示し、受信した動作指示(動作指示されたアクチュエータの動作開始)を動作制御部43に送信する。動作組合せ判断部42は、動作制御部43に送信した動作指示および、アクチュエータの動作の終了指示を送信すると、当該指示内容を動作記録52に記録する。
動作制御部43は、動作組合せ判断部42が、動作指示されたアクチュエータと動作中のアクチュエータとが同時に動作可能と判断したとき、動作指示されたアクチュエータを動作させる。詳細には、動作制御部43は、動作組合せ判断部42から動作指示を受信すると、動作指示されたアクチュエータの動作を開始するよう制御する(アクチュエータ部6に開始指示を送信する)。また、動作制御部43は、動作組合せ判断部42から受信したアクチュエータの動作終了の指示に従い、アクチュエータの動作を終了する(アクチュエータ部6に終了指示を送信する)。
テーブル更新部44は、データ受信部41から受信したテーブル更新情報に従い、動作組合せテーブル51を更新する。記憶部5は、動作組合せテーブル51および動作記録52を格納している。記憶部5は、ハードディスク、フラッシュメモリなどの不揮発性の記憶装置によって構成される。
アクチュエータ部6は、バイブレータ61、バイブレータ62および膨張部材63を備えている。各アクチュエータは、動作制御部43の指示に従い動作する。バイブレータ61およびバイブレータ62は振動するものであり、これによりユーザに振動を与える。膨張部材63は、マイクロポンプ63aおよびバルーン63bを備えている。マイクロポンプ63aによりバルーン63bに空気が送り込まれて、バルーン63bが膨張し、これによりユーザに刺激を与える。換言すると、膨張部材63は、膨張および収縮によってユーザに圧力を体感させる。すなわち、アクチュエータ部6の動作内容には、異なる種類の動作が含まれている。
ここで、ウェアラブル機器2のバイブレータ61、バイブレータ62および膨張部材63の構成について図3を用いて説明する。図3は、本実施形態に係るウェアラブル機器2がユーザの身体(腕10)に装着された状態を示す断面図である。図3に示すように、ウェアラブル機器2は、バンド20、バルーン63b、マイクロポンプ63a、バイブレータ61およびバイブレータ62を備えている。バンド20は、ユーザの身体である腕(手首)10にウェアラブル機器2を保持するものであり、バンド20には、バルーン63b、マイクロポンプ63a、バイブレータ61およびバイブレータ62が配置されている。
バルーン63bおよびマイクロポンプ63aは、膨張部材63を形成している。バルーン63bは、膨張および収縮可能な風船型の部材であり、バルーン63b内に流体(例えば空気)が注入されることにより膨張し、バルーン63b内から流体が排出することにより収縮する。マイクロポンプ63aは、バルーン63b内にある流体の量を調節するものである。バイブレータ61およびバイブレータ62は、ウェアラブル機器2を装着しているユーザの身体(腕10)に振動を与える。バイブレータ61およびバイブレータ62は、図3に示すように、腕10を挟んでバルーン63bの反対側の位置に配置されている。
ウェアラブル機器2は、バイブレータ61およびバイブレータ62による振動をバルーン63bの膨張に応じた強さでユーザに体感させる構成である。例えば、バイブレータ61およびバイブレータ62による振動のタイミング、バルーン63bの膨張・収縮のタイミング、およびバルーン63bの膨張・収縮の程度は、ウェアラブル機器2を装着しているユーザが聴いている音楽に連動して決定されてもよい。
上記の構成によれば、バイブレータ61の振動、バイブレータ62の振動およびバルーン63bの膨張・収縮によって異なる刺激の組み合わせをユーザに体感させることができる。したがって、ユーザに複雑な刺激を体感させることができる。また、バルーン63bの膨張によって、ユーザのウェアラブル機器の接触部位とバイブレータ61およびバイブレータ62とを確実に接触させることできる。よって、バイブレータ61およびバイブレータ62の振動を確実にユーザに体感させることができる。
なお、アクチュエータ部6に含まれるアクチュエータの種類および数は特に限定されない。例えば、アクチュエータは熱などによってユーザに刺激を与えるものであってもよい。
操作部7は、ユーザが入力操作をするためのものである。操作部7は、例えば、入力されたテーブル更新情報をデータ受信部41に送信する。
バッテリー8は、ウェアラブル機器2の電力供給源である。バッテリー8は、制御部4、記憶部5、アクチュエータ部6等に電力を供給する。
また、ウェアラブル機器2は、LED(light emitting diode)等からなる発光部を備えていてもよい。上記発光部はトランジスタなどによって発光を制御されてもよく、例えば、アクチュエータ部6の動作に連動して発光する構成としてもよい。
〔ウェアラブル機器2のデータ処理の流れ〕
次に、本実施形態のウェアラブル機器2のデータ処理の流れの一例について、図4を用いて説明する。図4は、ウェアラブル機器2のデータ処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すように、外部通信機器9からアクチュエータの動作指示を受信すると(S1でYES)、動作組合せ判断部42は、他のアクチュエータが動作しているか否かを判断する(S2)。動作組合せ判断部42が、他のアクチュエータが動作していないと判断すると(S2でNO)、動作制御部43は指示されたアクチュエータの動作を開始するように制御する(S3:動作制御ステップ)。その後、ステップS1に戻る。
動作組合せ判断部42が、他のアクチュエータが動作していると判断すると(S2でYES)、動作組合せ判断部42は、動作中のアクチュエータと動作指示されたアクチュエータとの同時動作が可能であるか否かを判断する(S4:動作組合せ判断ステップ)。動作組合せ判断部42が、動作中のアクチュエータと動作指示されたアクチュエータとの同
時動作が可能であると判断すると(S4でYES)、ステップS3に移行する。ここで、ステップS2、ステップS4およびステップS3の処理の流れの具体例を示す。例えば、バイブレータ61の動作中に、外部通信機器9からマイクロポンプ63aのLow modeの動作指示を受信したとする(S1でYES)。動作組合せ判断部42は、バイブレータ61が動作していると判断する(S2でYES)。動作組合せ判断部42は、図2に示す動作組合せテーブル51を参照し、バイブレータ61の動作とマイクロポンプ63aのLow modeの動作とが同時に動作可能であると判断する(S4でYES)。動作制御部43は、マイクロポンプ63aのLow modeの動作を開始するように制御する(S3)。
動作組合せ判断部42が、動作中のアクチュエータと動作指示されたアクチュエータとの同時動作が可能でないと判断すると(S4でNO)、動作組合せ判断部42は動作中のアクチュエータの優先順位が、動作指示されたアクチュエータの優先順位よりも高いか否かを判断する。動作組合せ判断部42が、動作中のアクチュエータの優先順位が、動作指示されたアクチュエータの優先順位よりも高いと判断すると(S5でYES)、ステップS1に戻る。ここで、ステップS2、ステップS4、ステップS5およびステップS1の処理の流れを具体的に説明する。例えば、マイクロポンプ63aのHigh modeの動作中に、外部通信機器9からバイブレータ62の動作指示を受信したとする。動作組合せ判断部42は、マイクロポンプ63aのHigh modeが動作していると判断する(S2でYES)。動作組合せ判断部42は、図2に示す動作組合せテーブル51を参照し、マイクロポンプ63aのHigh modeの動作とバイブレータ62の動作とが同時に動作できないと判断する(S4でNO)。次に、動作組合せ判断部42は、動作中のマイクロポンプ63aのHigh modeの優先順位が、動作指示されたバイブレータ62の優先順位よりも高いと判断する(S5でYES)。この場合、動作指示されたバイブレータ62の動作は開始されず、ステップS1に戻る。
動作組合せ判断部42が、動作中のアクチュエータの優先順位が、動作指示されたアクチュエータの優先順位よりも低いと判断すると(S5でNO)、動作組合せ判断部42は動作制御部43に動作中のアクチュエータの動作終了を指示する(S6)。その後、ステップS3に移行する。ここで、ステップS2、ステップS4、ステップS5、ステップS6およびステップS3の処理の流れを具体的に説明する。例えば、バイブレータ62の動作中に、外部通信機器9からマイクロポンプ63aのHigh modeの動作指示を受信したとする。動作組合せ判断部42は、バイブレータ62が動作していると判断する(S2でYES)。動作組合せ判断部42は、図2に示す動作組合せテーブル51を参照し、バイブレータ62の動作とマイクロポンプ63aのHigh modeの動作とが同時に動作できないと判断する(S4でNO)。次に、動作組合せ判断部42は、動作中のバイブレータ62の優先順位が、動作指示されたマイクロポンプ63aのHigh modeの優先順位よりも低いと判断する(S5でNO)。動作制御部43は、動作組合せ判断部42の指示に従い、動作中のバイブレータ62の動作終了し(S6)、さらに、マイクロポンプ63aのHigh modeの動作を開始するように制御する(S3)。以上が、ウェアラブル機器2のデータ処理の流れである。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本実施形態と、上記実施形態1とでは、アクチュエータである膨張部材の形状が異なる。
本実施形態に係るウェアラブル機器2bのバイブレータ61、バイブレータ62および膨張部材64(動作部材)の構成について図5を用いて説明する。図5は、ウェアラブル機器2bがユーザの身体(腕10)に装着された状態を示す断面図である。図5に示すように、膨張部材64は、マイクロポンプ64aおよびバルーン64bを備えている。バルーン64bは環形状であり、バンド20の内周面(腕10側の面)に沿って配置されている。バイブレータ61およびバイブレータ62は、バルーン64bとバンド20との間に配置している。
バイブレータ61およびバイブレータ62の配置は、例えば、バルーン64bの内周面(腕10側の面)に配置されていてもよく、特に限定されない。例えば、ウェアラブル機器2bにおけるマイクロポンプ64aのLow modeの動作の消費電力と、バイブレータ61との同時動作による消費電力が所定の値を超えてしまう場合、本実施形態に係る動作組合せテーブル51においては、マイクロポンプ64aのLow modeの動作とバイブレータ61との同時動作は不可として設定されている。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図6および図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本実施形態においては、アクチュエータの同時動作の組合せの可否を、アクチュエータの動作指示をウェアラブル機器2aに送信する外部通信機器9aが判断する。すなわち、本実施形態では、外部通信機器9aがウェアラブル機器2aのアクチュエータの動作を制御する機器制御装置(通信部11、制御部4b、記憶部5bおよび操作部7b)を備えている例について説明する。
〔体感システム1a〕
図6は、本実施形態に係る体感システム1aの要部構成を示すブロック図である。図6に示すように、本実施形態に係る体感システム1aは、ウェアラブル機器2aおよび外部通信機器9aを備えている。
〔ウェアラブル機器2a〕
ウェアラブル機器2aは外部通信機器9aから動作指示を受信し、該動作指示に従いアクチュエータを動作させるものである。ウェアラブル機器2aは、通信部3、制御部4a、アクチュエータ部6およびバッテリー8を備えている。通信部3、アクチュエータ部6およびバッテリー8は、実施形態1にて説明した通信部3、アクチュエータ部6およびバッテリー8のそれぞれと同様であるためここでの説明を省略する。
制御部4aは、データ受信部41aおよび動作制御部43aを備えている。データ受信部41aは、通信部3から受信した動作指示を動作制御部43aに送信する。動作制御部43aは、受信した動作指示に従いアクチュエータ部6に含まれているアクチュエータの動作を制御する。
〔外部通信機器9a〕
外部通信機器9aは、複数のアクチュエータを備えているウェアラブル機器2aに対して、アクチュエータの動作を指示する。外部通信機器9aは、制御部4b、記憶部5b、操作部7bおよび通信部11を備えている。
制御部4bは、アプリケーション46b、動作組合せ判断部42b、データ送信部47b(送信部)、データ受信部48bおよびテーブル更新部44bを備えている。テーブル更新部44b、操作部7bおよび記憶部5bについては、実施形態1にて説明したテーブル更新部44、操作部7および記憶部5のそれぞれと同様の構成であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
アプリケーション46bは、実行しているプログラムに従いウェアラブル機器2aが備えているアクチュエータの動作指示を動作組合せ判断部42bに送信する。動作組合せ判断部42bは、アプリケーション46bから受信した動作指示によって動作の開始を指示するアクチュエータと、上記動作の開始を指示するときに動作中のアクチュエータであり、動作の開始を指示するアクチュエータとは異なるアクチュエータとが同時に動作可能であるか否かを判断する。
動作組合せ判断部42bの上記判断は、実施形態1にて説明した動作組合せ判断部42が行う判断と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。動作組合せ判断部42bは動作指示によって動作の開始が指示されたアクチュエータと、動作中のアクチュエータとが同時に動作可能であると判断すると、受信した動作指示をデータ送信部47bに送信する。
また、動作組合せ判断部42bは動作中のアクチュエータと動作指示されたアクチュエータとが同時に動作できないと判断した場合、動作中のアクチュエータおよび動作指示されたアクチュエータのうち優先順位の高い方のアクチュエータを動作させると判断する。動作組合せ判断部42bが行うアクチュエータの優先順位の判断は、実施形態1にて説明した動作組合せ判断部42が行う判断と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
動作組合せ判断部42bは、動作中のアクチュエータの優先順位が、動作指示されたアクチュエータの優先順位よりも高いと判断すると、受信した動作指示をデータ送信部47bに送信しない。すなわち、アプリケーション46bの動作指示は実行されない。また、動作組合せ判断部42bは、動作中のアクチュエータの優先順位が、動作指示されたアクチュエータの優先順位よりも低いと判断すると、動作中のアクチュエータの動作の終了指示と受信した動作指示とをデータ送信部47bに送信する。すなわち、動作中のアクチュエータの動作は終了され、アプリケーション46bによって動作指示されたアクチュエータが動作を開始する。
データ送信部47bは、動作組合せ判断部42bから受信したウェアラブル機器2aのアクチュエータの動作指示を、通信部11を介し、ウェアラブル機器2aに送信する。データ受信部48bは、操作部7bまたは通信部11から動作組合せテーブル51のテーブルを更新するテーブル更新情報を受信し、テーブル更新部44bに送信する。操作部7bは、ユーザが入力操作をするためのものである。例えば、操作部7bは、入力されたテーブル更新情報をデータ受信部48bに送信する。通信部11は、外部機器と通信を行うものである。例えば、通信部11は、ウェアラブル機器2aへの動作指示をデータ送信部47bから受信し、ウェアラブル機器2aに送信する。
〔ウェアラブル機器2aのデータ処理の流れ〕
次に、本実施形態のウェアラブル機器2aのデータ処理の流れの一例について、図7を用いて説明する。図7は、ウェアラブル機器2aのデータ処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、アプリケーション46bからアクチュエータの動作指示を受信すると(S1aでYES)、動作組合せ判断部42bは、他のアクチュエータの動作を既に指示しているか否かを判断する(S2a)。動作組合せ判断部42bが、他のアクチュエータの動作を指示していないと判断すると(S2aでNO)、データ送信部47bはアクチュエータの動作の指示をウェアラブル機器2aに送信する(S3a)。その後、ステップS1aに戻る。
動作組合せ判断部42bが、既に他のアクチュエータの動作を指示していると判断すると(S2aでYES)、動作組合せ判断部42bは、既に動作を指示しているアクチュエータと動作指示されたアクチュエータとの同時動作が可能であるか否かを判断する(S4a)。動作組合せ判断部42bが、既に動作を指示しているアクチュエータと動作指示されたアクチュエータとの同時動作が可能であると判断すると(S4aでYES)、ステップS3aに移行する。
動作組合せ判断部42bが、既に動作を指示しているアクチュエータと動作指示されたアクチュエータとの同時動作が可能でないと判断すると(S4aでNO)、動作組合せ判断部42bは既に動作を指示しているアクチュエータの優先順位が、動作指示されたアクチュエータの優先順位よりも高いか否かを判断する。動作組合せ判断部42bが、既に動作を指示しているアクチュエータの優先順位が、動作指示されたアクチュエータの優先順位よりも高いと判断すると(S5でYES)、ステップS1aに戻る。
動作組合せ判断部42bが、既に動作を指示しているアクチュエータの優先順位が、動作指示されたアクチュエータの優先順位よりも低いと判断すると(S5aでNO)、データ送信部47bは既に動作を指示しているアクチュエータに対して動作終了の指示をウェアラブル機器2aに送信する(S6a)。その後、ステップS3aに移行する。
〔ソフトウェアによる実現例〕
ウェアラブル機器2および外部通信機器9aの制御ブロック(特に制御部4および制御部4b)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、ウェアラブル機器2および外部通信機器9aは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る機器制御装置(制御部4、4b)は、ユーザに、振動することによって振動を体感させる振動部材(バイブレータ61、バイブレータ62、)と、膨張および収縮によって圧力を体感させる膨張部材(63)と、を備えたウェアラブル機器(2、2a、2b)と通信する機器制御装置であって、上記振動部材および上記膨張部材のうちのいずれか一方である第一動作部材について、動作の開始が指示された場合、上記振動部材および上記膨張部材のうちで上記第一動作部材とは異なり、上記動作の開始が指示されたときに動作中または既に動作が指示されている第二動作部材と、上記第一動作部材とが同時に動作可能であるか否かを判断する動作組合せ判断部と、上記動作組合せ判断部(42、42b)が、上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作可能と判断したとき、上記第一動作部材を動作させる動作制御部(43)とを備えている。
上記の構成によれば、上記動作組合せ判断部が、上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作可能と判断したとき、上記第一動作部材を動作させる。したがって、第一動作部材と第二動作部材とが同時に動作可能と判断しなければ、第一動作部材は動作しない。よって、ウェアラブル機器の第一動作部材と第二動作部材とを同時に動作させると不具合が生じる場合に、動作不可と判断するようにすれば、第一動作部材と第二動作部材とを同時に動作させることによって生じる不具合を回避することができる。すなわち、複数の動作部材を同時に動作させることによって生じるウェアラブル機器の動作の不具合を回避することができる。
本発明の態様2に係る機器制御装置は、上記態様1において、上記動作組合せ判断部は、上記第一動作部材と上記第二動作部材とを同時に動作させた場合の消費電力が所定値以下の場合、上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作可能と判断してもよい。
上記の構成によれば、上記第一動作部材と上記第二動作部材とを同時に動作させた場合の消費電力が所定値以下の場合、上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作可能と判断する。そのため、上記所定値を、ウェアラブル機器の電源の電圧降下および動作部材の消費電力の電源容量のオーバーを生じさせない値に設定することによって、複数の動作部材を同時に動作させることによって生じる電源の電圧降下および消費電力の電源容量のオーバーを回避することができる。そのため、電源の電圧降下および消費電力の電源容量のオーバーなどによる電源へのダメージを抑止することができる。また、動作部材の消費電力を所定の値以下とすることができるため、ウェアラブル機器の省電力化が可能となる。
本発明の態様3に係る機器制御装置は、上記態様1または2において、上記振動部材および上記膨張部材には優先順位が設定されており、上記動作組合せ判断部が上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作ができないと判断した場合、上記動作制御部は、上記第一動作部材と上記第二動作部材とのうち優先順位の高い方を動作させてもよい。
上記の構成によれば、上記動作組合せ判断部が上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作ができないと判断した場合、上記動作制御部は、上記第一動作部材と上記第二動作部材とのうち優先順位の高い方を動作させる。これにより、優先順位の高い動作を実行することができる。また、例えば、ユーザの体感が強い動作部材の優先順位を高く設定すると、ウェアラブル機器はユーザに体感を損なわせることなく、ウェアラブル機器の電源の電圧降下および消費電力の電源容量のオーバーなどによる電源へのダメージを回避することができる。
本発明の態様4に係るウェアラブル機器(2)は、上記態様1から3の何れか1つの機器制御装置を備えていてもよい。
上記の構成によれば、複数の動作部材を同時に動作させることによって生じるウェアラブル機器の動作の不具合を回避することができる機器制御装置を備えているウェアラブル機器を実現することができる。
本発明の態様5に係る機器制御装置の制御方法は、ユーザに、振動することによって振動を体感させる振動部材と、膨張および収縮によって圧力を体感させる膨張部材と、を備えたウェアラブル機器と通信する機器制御装置の制御方法であって、上記振動部材および上記膨張部材のうちのいずれか一方である第一動作部材について、動作の開始が指示された場合、上記振動部材および上記膨張部材のうちで上記第一動作部材とは異なり、上記動作の開始が指示されたときに動作中または既に動作が指示されている第二動作部材と、上記第一動作部材とが同時に動作可能であるか否かを判断する動作組合せ判断ステップ(S4)と、上記動作組合せ判断ステップで、上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作可能と判断したとき、上記第一動作部材を動作させる動作制御ステップ(S3)とを含む。上記の構成によれば、態様1と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係るウェアラブル機器および通信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記ウェアラブル機器および通信装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記ウェアラブル機器および通信装置をコンピュータにて実現させるウェアラブル機器および通信装装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、ユーザの手首に装着可能な腕時計型、ユーザの足首に装着可能な足輪型、ヘッドフォン型、ヘッドバンド型、眼鏡型、ベルト型および指輪型等のウェアラブルな通信機器に備わっているウェアラブル機器に利用することができる。
2、2a、2b ウェアラブル機器、4、4a 制御部(機器制御装置)、42、42b 動作組合せ判断部、43 動作制御部、47b データ送信部(送信部)、61 バイブレータ(動作部材)、62 バイブレータ(動作部材)、63、64 膨張部材(動作部材)、S3 動作制御ステップ、S4 動作組合せステップ

Claims (6)

  1. ユーザに、振動することによって振動を体感させる振動部材と、膨張および収縮によって圧力を体感させる膨張部材と、を備えたウェアラブル機器と通信する機器制御装置であって、
    上記振動部材および上記膨張部材のうちのいずれか一方である第一動作部材について、動作の開始が指示された場合、上記振動部材および上記膨張部材のうちで上記第一動作部材とは異なり、上記動作の開始が指示されたときに動作中または既に動作が指示されている第二動作部材と、上記第一動作部材とが同時に動作可能であるか否かを判断する動作組合せ判断部と、
    上記動作組合せ判断部が、上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作可能と判断したとき、上記第一動作部材を動作させる動作制御部とを備えていることを特徴とする機器制御装置。
  2. 上記動作組合せ判断部は、上記第一動作部材と上記第二動作部材とを同時に動作させた場合の消費電力が所定値以下の場合、上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作可能と判断することを特徴とする請求項1に記載の機器制御装置。
  3. 上記振動部材および上記膨張部材には優先順位が設定されており、
    上記動作組合せ判断部が上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作ができないと判断した場合、上記動作制御部は、上記第一動作部材と上記第二動作部材とのうち優先順位の高い方を動作させることを特徴とする請求項1または2に記載の機器制御装置。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の機器制御装置を備えていることを特徴とするウェアラブル機器。
  5. ユーザに、振動することによって振動を体感させる振動部材と、膨張および収縮によって圧力を体感させる膨張部材と、を備えたウェアラブル機器と通信する機器制御装置の制御方法であって、
    上記振動部材および上記膨張部材のうちのいずれか一方である第一動作部材について、動作の開始が指示された場合、上記振動部材および上記膨張部材のうちで上記第一動作部材とは異なり、上記動作の開始が指示されたときに動作中または既に動作が指示されている第二動作部材と、上記第一動作部材とが同時に動作可能であるか否かを判断する動作組合せ判断ステップと、
    上記動作組合せ判断ステップで、上記第一動作部材と上記第二動作部材とが同時に動作可能と判断したとき、上記第一動作部材を動作させる動作制御ステップとを含むことを特徴とする機器制御装置の制御方法。
  6. 請求項1から3の何れか1項に記載の機器制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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