JP2016197824A - 機器制御装置、ウェアラブル機器、圧力体感システム、機器制御方法、および機器制御プログラム - Google Patents

機器制御装置、ウェアラブル機器、圧力体感システム、機器制御方法、および機器制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】音声の出力に連動して、従来得られなかった体感をユーザに提供する。
【解決手段】スマートフォン(2または4)は、音声データ(72)が示す少なくとも1つの音声特徴を解析する音声解析部(210)と、音声特徴に応じてブロア制御指示を決定するブロア制御指示決定部(220)と、音声データ(72)が出力されるときにブロア制御信号をウェアラブル機器(1)へ送信するブロア制御信号送信部(240)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの身体に装着可能なウェアラブル機器を制御する機器制御装置などに関する。
従来、音楽の再生や動画に含まれる音声などの音声出力に連動してユーザに振動を体感させる装置が開発されている。例えば、特許文献1には、音声信号に応じた振動を発生させる振動子を備えたヘッドフォンが開示されている。また、特許文献2〜3には、音声データからユーザに振動を体感させる(振動部材などが振動する)期間を決定する装置と、当該装置から通信により上記期間を伝えられ振動する振動部材と、を分離する技術が開示されている。これにより、振動部材が小型化可能となり、ユーザの身体に装着可能となっている。また、特許文献4〜9にも同様に、音声と連動してユーザに振動を体感させる装置が開示されている。
特開2009−177574号公報(2009年 8月 6日公開) 特開2002−091434号公報(2002年 3月27日公開) 特開2006−041685号公報(2006年 2月 9日公開) 特開2014−239360号公報(2014年12月18日公開) 特開2002−027028号公報(2002年 1月25日公開) 特開2000−245000号公報(2000年 9月 8日公開) 特開2001−059880号公報(2001年 3月 6日公開) 特開2004−024853号公報(2004年 1月29日公開) 特開2011−203277号公報(2011年10月13日公開)
ところで、上述のような従来技術がユーザに体感させるのは振動部材の振動である。そのため、音声出力に合わせて振動パターンを変えるとしても、振動パターンの種類に限りがあり、ユーザに飽きられやすいという問題があった。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、音声の出力に連動して、従来得られなかった体感をユーザに提供する機器制御装置などを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る機器制御装置は、膨張および収縮によりユーザに圧力を体感させる膨張部材と、当該膨張部材に流体を流入または流出させるブロアと、を備えたウェアラブル機器と通信する機器制御装置であって、音声データが示す少なくとも1つの音声特徴を解析する音声解析部と、上記音声特徴に応じて、上記膨張部材に対する上記流体の流入または流出を上記ブロアに指示するブロア制御指示を決定するブロア制御指示決定部と、上記音声データが出力されるときに、上記ブロア制御指示を示す情報を上記ウェアラブル機器へ送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、音声の出力に連動して、従来得られなかった体感をユーザに提供することができる。
本発明の実施形態1に係る圧力体感システムに含まれるウェアラブル機器およびスマートフォンの要部構成を示すブロック図である。 (a)および(b)は、上記圧力体感システムに含まれるウェアラブル機器がユーザの身体に装着された状態を示す断面図である。 上記圧力体感システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。 (a)および(b)は、本発明の実施形態2に係る圧力体感システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る圧力体感システムに含まれるウェアラブル機器およびスマートフォンの要部構成を示すブロック図である。 上記圧力体感システムに含まれるウェアラブル機器がユーザの身体に装着された状態を示す断面図である。 上記圧力体感システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜4を参照して説明する。まず始めに、図1を参照して、本実施形態に係る圧力体感システム500の概要と圧力体感システム500に含まれるウェアラブル機器1およびスマートフォン(機器制御装置)2の要部構成とを説明する。図1は、本実施形態に係る圧力体感システム500に含まれるウェアラブル機器1およびスマートフォン2の要部構成を示すブロック図である。なお、以降、ウェアラブル機器1はユーザの手首に装着可能な腕輪型の機器であるとして説明する。なお、ウェアラブル機器1は、ユーザの足首に装着可能な足輪(アンクレット)型、ヘッドフォン型、ヘッドバンド型、指輪型など、ユーザの身体に装着可能な機器であればその形態は特に限定されない。
≪要部構成≫
圧力体感システム500は、音楽や効果音などの音声と連動した圧力変化をユーザに体感させるシステムである。圧力体感システム500は、音声を出力するスマートフォン2と、スマートフォン2の指示制御に従い上記音声に連動した圧力変化をユーザに体感させるウェアラブル機器1と、を含む。
(ウェアラブル機器1)
ウェアラブル機器1は図示の通り、バルーン(膨張部材)30と、マイクロブロア(ブロア)40と、圧力センサ50と、電池10と、第1通信部20と、第1制御部100とを含む。またウェアラブル機器1は、自機をユーザの身体(腕)に装着および保持するため、バンドなどの保持部材を備えていることが望ましい。図2は、本実施形態に係るウェアラブル機器1が保持部材であるバンドAによりユーザの身体(腕B)に装着された状態を示す断面図である。バンドAは、腕Bの外周に対してゆとりのある長さを有している。また、バルーン30、マイクロブロア40、および圧力センサ50は、バンドAに例えば図示のように配置される。なお、ウェアラブル機器1においてバルーン30、マイクロブロア40、圧力センサ50の配置は、ウェアラブル機器1の各部材の機能が損なわれない位置であれば特に限定されない。また、電池10、第1通信部20、および第1制御部100は、具体的な配置場所を特に限定しないため図示していない。しかしながら、電池10、第1通信部20、および第1制御部100の配置についても、ウェアラブル機器1の各部材の機能が損なわれない位置であれば特に限定されない。
バルーン30は、膨張および収縮可能な風船型の膨張部材であり、バルーン30内に流体(例えば空気)が注入されることにより膨張し、バルーン30内から流体が排出(流出)されることにより収縮する。圧力センサ50は、バルーン30の内部圧力を検出するためのセンサである。圧力センサ50は検出した圧力の値(圧力値)を後述するブロア制御部110に送る。マイクロブロア40は、ブロア制御部110の制御に従って、バルーン30の流体を流入させる、もしくはバルーン30から流体を流出させる。なお、マイクロブロア40は流体の流入量および流出量(流体の圧縮率)、ならびに流入速度および流出速度を調節可能であることが望ましい。ここで、バルーン30の膨張および収縮、圧力センサ50の圧力値、ならびにユーザにかかる圧力の関係を、図2を用いて説明する。図2の(a)は、バルーン30が最も収縮した状態(最収縮状態)であるときのウェアラブル機器1を示す断面図である。なお、ここで言う最収縮状態とは、バルーン30に含まれていた流体が略全て流出した状態を示す。ユーザがウェアラブル機器1を腕Bに装着した直後などにおいて、ウェアラブル機器1は図2の(a)に示す状態である。このとき、圧力センサ50は最も小さい圧力(または圧力0)を検出し、腕Bがバルーン30から受ける圧力も最も小さい(または圧力0である)。ここで、バルーン30に対しマイクロブロア40による流体の流入が開始されると、バルーン30は徐々に膨張していき、圧力センサ50の検出する圧力値も大きくなる。また、バルーン30はバンドAにより腕に装着されたまま膨張することとなるため、バルーン30の膨張に従い腕Bが受ける圧力も徐々に大きくなる。図2の(b)は、バルーン30が最も膨張した状態(最膨張状態)であるときのウェアラブル機器1を示す断面図である。ここで言う最膨張状態とは、バルーン30に流体が最大量含まれている状態を示す。なお、「最大量」とはブロア制御部110により指定された、バルーン30に流入可能な流体の最大量である。なお、上記最大量は、圧力センサ50が検出する圧力値に基づいて、バルーン30が腕Bに接触する程度に、かつバンドAが腕Bを過度に締め付けない程度に調節されることが望ましい。バルーン30が最膨張状態のとき、圧力センサ50は最も大きい圧力値を検出する。また、腕Bがバルーン30から受ける圧力も最も大きくなる。このように、ウェアラブル機器1はバルーン30を膨張または収縮させることにより、ユーザ(腕B)に対し、連続的な圧力変化を体感させることができる。
電池10は、ウェアラブル機器1の駆動に係る電力を供給する電池である。なお、電池10の種類は特に問わない。また、ウェアラブル機器1は電池10の代わりに電源と接続するアダプタなどを備え、他の電源から電力を供給され駆動してもよい。第1通信部20は、スマートフォン2と通信を行うものである。第1通信部20はスマートフォン2から、マイクロブロア40によるバルーン30に対する流体の流入または流出を指示する信号(ブロア制御信号)を受信し、第1制御部100に送る。
第1制御部100は、ウェアラブル機器1を統括的に制御するものである。第1制御部100はブロア制御部(機器受信部)110を含む。ブロア制御部110は、第1制御部100が第1通信部20から受信したブロア制御信号が示す指示に従い、マイクロブロア40によるバルーン30への流体の流入および流出を制御する。より具体的には、ブロア制御部110は、流体の流入開始を示すブロア制御信号を受信した場合は、マイクロブロア40を制御しバルーン30に所定の圧力(所定の速度)で流体を流入させる。また、ブロア制御部110は、流体の流出(または流体の流入停止)を示すブロア制御信号を受信した場合は、マイクロブロア40を制御しバルーン30から流体を流出させる(または流体の流入を停止する)。なお、ブロア制御部110は、圧力センサ50の検出した圧力値に応じて、マイクロブロア40によるバルーン30への流体の流入または流出を制御してもよい。例えば、圧力センサ50の検出した圧力値が所定の圧力値を超える場合、ブロア制御部110は流体の流入を指示するブロア制御信号を受信しても、マイクロブロア40にバルーン30への流体の流入を指示しないようにしてもよい。これにより、バルーン30の許容範囲を超えて流体が流入されることを防ぐことができるので、バルーン30の損傷を防止することができる。また、ブロア制御部110は圧力センサ50の検出した圧力値を、第1通信部20を介しスマートフォン2の状態判定部230(後述)へ送信してもよい。
(スマートフォン2)
一方、スマートフォン2は、第2通信部60と、音声出力部80と、記憶部70と、第2制御部(データ記憶部)200とを備えている。第2通信部60は、ウェアラブル機器1と通信を行うものである。音声出力部80は、第2制御部200の制御に従い音声を出力するものである。音声出力部80は具体的には、スピーカなどの出力装置や、イヤホンの出力端子などである。記憶部70は、スマートフォン2において使用するデータを記憶するものである。記憶部70はさらに詳しくは、アプリプログラム71および音声データ72を記憶している。
アプリプログラム71は、スマートフォン2において使用される各種アプリケーション(アプリ)のプログラムデータを示している。具体的には、アプリプログラム71は音楽プレイヤーとして動作するアプリや、Youtube(登録商標)など動画閲覧のためのアプリ、またはTV閲覧のためのアプリなど、当該アプリが動作する場合に音声出力を行うことがあるアプリのプログラムデータを示す。音声データ72は、アプリプログラム71が示すアプリにおいて出力(再生)される音声データを示す。音声データ72は、より具体的には音楽データ、効果音、発話音声のデータなどを示す。なお、音声データ72は音声を含む動画データであってもよい。さらに、音声データ72は記憶部70に記憶されたデータでなくともよい。例えば、第2通信部60などが放送波を受信可能な場合、当該放送波に含まれる音声(TVの音声など)を音声データ72として用いてもよい。また、第2通信部60がインターネットに接続可能な場合、インターネットを介してダウンロードまたストリーミング再生する音声を音声データ72として用いてもよい。なお、以降の説明では一例として、アプリプログラム71のプログラムが、音声データ72が示す音声を出力するアプリであるとして説明を行う。なお、記憶部70はさらにブロア制御データ73を記憶していてもよい。ブロア制御データ73は、後述するブロア制御指示と、当該ブロア制御指示を送信するタイミングとを指定するデータである。
第2制御部200は、スマートフォン2を統括的に制御するものであり、音声解析部210、ブロア制御指示決定部220、状態判定部230、およびブロア制御信号送信部(送信部)240を含んでいる。第2制御部200は、記憶部70のアプリプログラム71を読み出し実行することにより、スマートフォン2において各種アプリを動作させる。第2制御部200は実行中のアプリの各種動作が音声の出力を伴う場合、当該出力する音声データを記憶部70の音声データ72から読み出し音声解析部210に送る。また、第2制御部200は音声データ72を後述するブロア制御信号送信部240の信号の送信タイミングと合わせて音声出力部80に出力させる。
音声解析部210は、音声データ72を解析するものである。音声解析部210は、音声データ72が第2制御部200に読み出されると、当該音声データ72の解析を開始する。具体的には、音声解析部210は音声データ72が示す(音声データに含まれる、または音声データに付随するデータが示す)1つ以上の音声特徴を特定する。ここで、音声特徴とは例えば音声データ72の音量、音圧レベル、周波数など、音声データの成分値、ならびに音声データ72の歌詞を示す情報などである。なお、音声特徴は上述したものを組み合わせたものであってもよい。例えば、音声解析部210は特定の周波数帯域の音圧レベルを特定してもよい。音声解析部210は、解析結果(特定した音声特徴)をブロア制御指示決定部220に送る。なお、音声解析部210による音声データ72の音声特徴の解析は、後述する音声出力部80による音声出力と同時並行で(リアルタイムで)行われてよい。または、音声解析部210は、予め音声データ72を最初(もしくは出力開始地点)から最後まで解析してもよい。
ブロア制御指示決定部220は、音声解析部210による音声特徴の解析結果に応じて、ウェアラブル機器1のマイクロブロア40に対する制御指示(ブロア制御指示)を決定するものである。ここで、ブロア制御指示とは、具体的にはバルーン30に流体を流入させるようマイクロブロア40を制御する指示、またはバルーン30から流体を流出させるようマイクロブロア40を制御する指示を示す。なお、ブロア制御指示は、マイクロブロア40による流体の流入および流出の速度(流体の圧縮率)および流入または流出を行う時間に対する指定を含んでいてもよい。ブロア制御指示決定部220は、音声解析部210の音声特徴の解析結果を受信すると、まず始めに音声特徴が加圧条件を満たすか否かを判定する。ここで、加圧条件とは、ウェアラブル機器1のバルーン30を膨張させるか否か(すなわち、ユーザに圧力を体感させるか否か)を決定するための条件を示す。加圧条件は音声解析部210が特定する音声特徴に合わせて適宜定められてよい。例えば、音声解析部210が音圧レベルを音声特徴として特定する場合、ブロア制御指示決定部220は、音圧レベルの閾値が所定の閾値以上であることを加圧条件とすればよい。また、上記音声特徴が歌詞である場合、ブロア制御指示決定部220は歌詞中に特定のフレーズ(例えば、膨張・収縮・締まりを連想させる言葉など)が存在することを加圧条件とすればよい。音声特徴が加圧条件を満たす場合、ブロア制御指示決定部220は「バルーン30へ流体を流入させる」指示をブロア制御指示として決定し、当該ブロア制御指示を示す信号(ブロア制御信号)を生成するようブロア制御信号送信部240に指示する。一方、音声特徴が加圧条件を満たさない場合、ブロア制御指示決定部220は状態判定部230にバルーン30の状態を判定するよう指示する。
状態判定部230は、ウェアラブル機器1においてバルーン30が膨張中か否かを判定するものである。換言すると、状態判定部230はマイクロブロア40がバルーン30に流体を流入中か否かを判定するものである。状態判定部230はブロア制御指示決定部220から指示を受けるとまず、ブロア制御指示決定部220において前回決定されたブロア制御指示を特定する。なお、ここで言う「前回決定されたブロア制御指示」とは、音声解析部210による音声データ72の解析が開始してからブロア制御指示決定部220が決定したブロア制御指示のうち、直近に決定したブロア制御指示を示す。前回決定されたブロア制御指示がバルーン30への流体の流入を示す指示であった場合、状態判定部230はバルーン30が膨張中であると判定する。一方、前回決定されたブロア制御指示がバルーン30への流体の流入以外の指示であった場合、状態判定部230は、バルーン30は膨張中でないと判定する。詳しくは後述するが、ブロア制御指示決定部220にて決定されたブロア制御指示は信号としてウェアラブル機器1のブロア制御部110に送信され、当該指示に従いマイクロブロア40が制御される。したがって、状態判定部230はブロア制御信号送信部240が直前に決定したブロア制御指示を参照することにより、バルーン30の状態を間接的に特定することができる。なお、状態判定部230は、上述したウェアラブル機器1のブロア制御部110から圧力センサ50の検出した圧力値を受信する場合、上述した判定の代わりに、受信した圧力値が所定の閾値以上であるか否かを判定することによりバルーン30が膨張中であるか否かを判定してもよい。この場合、上記圧力値はバルーン30の内圧自体を示すので、状態判定部230はバルーン30の状態を圧力値から直接的に特定することができる。
状態判定部230はバルーン30が膨張中か否かの判定結果をブロア制御指示決定部220に返す。ブロア制御指示決定部220は、バルーン30が膨張中である場合、バルーン30から流体を流出させる(またはバルーン30への流体の流入を止める)指示をブロア制御指示として決定する。一方、バルーン30が膨張中でない場合、ブロア制御指示決定部220はブロア制御指示を決定せず、または、ブロア制御指示決定部220はブロア制御指示無し(マイクロブロア40を制御しない)とすることを決定する。この場合、ブロア制御指示決定部220は音声解析部210から次の音声特徴の解析結果が送られてくるまで待機する。ブロア制御信号送信部240は、ブロア制御指示決定部220の指示に従い、ブロア制御指示を示す信号(ブロア制御信号)を生成し、第2通信部60を介してウェアラブル機器1に送信するものである。ここで、ブロア制御信号送信部240は、音声データ72のうち、ブロア制御指示決定部220における、加圧条件を満たすか否かの判定材料となった音声特徴を示す位置(時間的位置)の音声出力と、上記判定の結果決定されたブロア制御指示の実行タイミング(すなわち、バルーン30に流体が流入または流出されるタイミング)とが同期するように、送信タイミングを調節してブロア制御信号を送信する。なお、本実施形態ではブロア制御指示を信号形式でウェアラブル機器1に送信することとしたが、ブロア制御信号送信部240はブロア制御指示を示す情報をウェアラブル機器1に送信できるならば、信号以外の形式でブロア制御指示を送信してもよい。
(処理の流れ)
図3は、圧力体感システム500におけるウェアラブル機器1の処理の流れおよびスマートフォン2の処理の流れ(機器制御方法)を示すフローチャートである。第2制御部200が実行しているアプリにて音声データの出力が指示されると、第2制御部200は記憶部70から音声データ72を読み出す(S100)。音声データ72が第2制御部200に読み出されると、音声解析部210は当該音声データ72を解析する(S102、音声解析ステップ)。音声解析部210は音声データ72の始め、または出力を開始する部分から順に解析を行う。音声解析部210の解析結果は随時ブロア制御指示決定部220に送られる。
ブロア制御指示決定部220は、音声解析部210から受信した上記解析結果が加圧条件を満たすか否かを判定する(S104)。音声特徴が加圧条件を満たす場合(S104でYES)、ブロア制御指示決定部220はバルーン30へ流体を流入させる指示をブロア制御指示として決定し(S106、ブロア制御指示決定ステップ)、ブロア制御信号を生成するようブロア制御信号送信部240に指示する。一方、音声特徴が加圧条件を満たさない場合(S104でNO)、ブロア制御指示決定部220は状態判定部230にバルーン30の状態を判定するよう指示する。状態判定部230はブロア制御指示決定部220から指示を受けると、バルーン30が膨張中か否かを判定し(S108)、判定結果をブロア制御指示決定部220に返す。状態判定部230においてバルーン30が膨張中であると判定された場合(S108でYES)、ブロア制御指示決定部220はバルーン30から流体を流出させる旨の指示をブロア制御指示として決定する(S110、ブロア制御指示決定ステップ)。一方、状態判定部230においてバルーン30が膨張中でないと判定された場合(S108でNO)、ブロア制御指示決定部220はブロア制御指示を決定せず、音声解析部210から次の解析結果が送られてくるまで待機する。
ブロア制御信号送信部240は、ブロア制御指示決定部220からの指示を受けてブロア制御信号を生成し、当該ブロア制御信号を、第2通信部60を介しウェアラブル機器1へと送信する(S112、送信ステップ)。なおこのとき、ブロア制御信号送信部240は、音声データ72のうちS102にて解析した音声特徴を示す部分の出力と、ブロア制御信号が示す指示の実行タイミング(すなわち、バルーン30に流体が流入または流出されるタイミング)とが同期するように、送信タイミングを調節してブロア制御信号を送信する。ウェアラブル機器1のブロア制御部110は、第1通信部20を介し上記ブロア制御信号を受信すると(S114)、当該ブロア制御信号に従ってマイクロブロア40を制御する(S116)。また、スマートフォン2の第2制御部200はS116におけるマイクロブロア40の制御によるバルーン30の膨張または収縮に同期するように、音声出力部80に音声データ72を出力させる(S118)。第2制御部200は音声出力部80に対し音声データを最後まで出力させた場合(S120でYES)、処理を終了する。一方、音声データ72がまだ出力途中である場合(S120でNO)はS102以降の処理を再度繰り返す。
なお、本実施形態において、状態判定部230によるS108の処理は必須ではない。すなわち、状態判定部230は必須の構成部材ではない。S108の処理を行わない場合、ブロア制御指示決定部220は音声解析部210の解析結果が加圧条件を満たさないとき(S104でNO)はバルーン30から流体を流出させる旨の指示をブロア制御指示として決定し、ブロア制御信号送信部240は当該ブロア制御指示の信号をウェアラブル機器1に送信する。そしてこの場合、ウェアラブル機器1のブロア制御部110はバルーン30から流体を流出させる旨のブロア制御信号を受信した場合で、圧力センサ50の圧力値が、バルーン30が最収縮状態であることを示す場合(すなわち、これ以上流体を流出させることができない場合)は、マイクロブロア40に対し上記ブロア制御信号が示す制御(バルーン30から流体を流出させる制御)を行わないこととすればよい。
なお、ブロア制御指示の実行タイミング(S116)と、音声データ72の出力(S118)とが同期さえできれば、その同期方法は特に限定されない。上述のように、S112においてブロア制御指示の送信タイミングを調節することで同期を行ってもよいし、S118において音声データ72の出力タイミングを調節することで同期を行ってもよい。さらには、複数の方法を組み合わせて、ブロア制御指示と、音声データ72の出力との同期をとってもよい。
上記の処理によると、ブロア制御信号送信部240は音声データ72の出力と同期してウェアラブル機器1にブロア制御指示を示す情報を送信することにより、音声データ72の出力と同期してバルーン30の膨張および収縮を制御することができる。したがって、スマートフォン2は音声データ72の出力に同期してユーザに圧力を体感させることができる。例えば、出力する音声データ72のうち、所定の周波数帯域または全周波数帯域の音圧が所定の閾値よりも高くなった場合にバルーン30の膨張を開始させユーザの腕に圧力をかけることとした場合、ユーザは、音声出力部80から出力される音声データの音圧が所定の閾値より大きくなる(音圧が高まる)につれ、バルーン30による圧迫感を体感することになる。換言するとユーザは出力音声の音圧変化に同期した圧力変化を体感することができる。このような経時的な変化は上述した従来技術における振動パターンでは成し得ない。したがって、本実施形態に係る圧力体感システム500は、従来得られない体感をユーザに与えることができるという効果を奏する。
なお、第2制御部200は音声データ72の出力が終了したときに、後述するブロア制御指示決定部220が決定したブロア制御指示と、音声データ72の出力時に当該ブロア制御指示をウェアラブル機器1に送信するタイミング(送信タイミング)とを示すブロア制御データ73を作成し、記憶部70に記憶させてもよい。ここで、上記送信タイミングとは、音声データ72のうち、上記ブロア制御指示の決定に係る音声特徴を含む部分(時間的位置)を示す。そして、ブロア制御信号送信部240は音声データ72が出力されるときにブロア制御データ73を読み出し、当該ブロア制御データ73からブロア制御指示を特定すればよい。このように、一度出力した音声データ72についてブロア制御データ73を作成し記憶部70に記憶させておくことにより、音声データ72を再度出力する場合に、音声解析部210と、ブロア制御指示決定部220(および状態判定部230)とによる処理を省略することができる。また、予め時間的位置が分かるため、ブロア制御信号の送信タイミングをより正確に音声データ72の出力に同期させることができるようになるため、S118の同期処理を省くことも可能になる。例えば、スマートフォン2からウェアラブル機器1への送信にかかる時間を見越して、音声データ72の出力に先行してブロア制御信号を送ることで同期が可能になる。
〔実施形態2〕
上記実施形態1に係る第2制御部200は、音声データ72の出力が指示されたときではなく、予め音声データ72の音声特徴の解析を行って、音声データ72中のどのタイミングでどのようなブロア制御信号をウェアラブル機器1に送信するかを指定しておいてもよい。以下、本発明の第2の実施形態について、図4を参照して説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材またはステップについては、同じ符号または同じステップ番号を付記し、その説明を省略する。
図4の(a)は、本実施形態において、音声データ72の解析を行うときのスマートフォン2の処理の流れを示すフローチャートである。第2制御部200が音声データ72を読み出すと(S200)、音声解析部210は音声データ72の音声特徴を解析し(S202)、ブロア制御指示決定部220は当該音声特徴が加圧条件を満たすか否か判定する(S204)。音声特徴が加圧条件を満たす場合(S204でYES)、ブロア制御指示決定部220はバルーン30へ流体を流入させる指示をブロア制御指示として決定するとともに(S106)、当該ブロア制御指示の送信タイミングを特定する(S210)。一方、音声特徴が加圧条件を満たさない場合(S204でNO)、ブロア制御指示決定部220は、音声データ72の解析を開始してからのブロア制御指示のうち、直前のブロア制御指示が流体の流入指示を示すブロア制御指示と決定されていたかを確認する(S206)。直前のブロア制御指示が流体の流入指示を示すブロア制御指示であった場合(S206でYES)、ブロア制御指示決定部220は、バルーン30から流体を流出させる旨の指示をブロア制御指示として決定し、当該ブロア制御指示の送信タイミングを特定する(S208)。一方、直前のブロア制御指示が流体の流入指示を示すブロア制御指示でないと判定された場合(S208でNO)、ブロア制御指示決定部220はブロア制御指示を決定せず、音声解析部210から次の解析結果が送られてくるまで待機する。第2制御部200は以上の処理を、音声データ72の出力終了地点に到達するまで繰り返し行う(S212でNO)。音声データ72を最後まで解析しブロア制御指示を特定すると(S212でYES)、第2制御部200は、S208またはS210で決定したブロア制御指示と、S208またはS210で特定した当該ブロア制御指示の送信タイミングと、をまとめてブロア制御データ73とし、当該ブロア制御データ73を音声データ72と対応づけて、記憶部70に記憶させる(S214)。
図4の(b)は、本実施形態において音声データ72を出力するときの、スマートフォン2およびウェアラブル機器1の処理の流れを示すフローチャートである。第2制御部200が実行するアプリの動作により音声データ72の出力が指示されると、第2制御部200は音声データ72とともにブロア制御データ73を読み出す(S250)。そして、ブロア制御信号送信部240はブロア制御データ73からブロア制御指示を読み取り、当該ブロア制御指示を示すブロア制御信号を作成し、第2通信部60を介しウェアラブル機器1へと送信する(S252)。このとき、ブロア制御信号送信部240は、音声データ72の出力と、ブロア制御データ73が示すブロア制御指示の送信によるバルーン30の膨張または収縮タイミングとが同期するようにブロア制御信号を送信する。
ウェアラブル機器1のブロア制御部110は、第1通信部20を介し上記ブロア制御信号を受信し(S254)、ブロア制御信号に従いマイクロブロア40を制御する(S256)。また、スマートフォン2の第2制御部200はバルーン30の膨張または収縮に同期するように、音声データ72を出力させる(S258)。
上記処理によると、第2制御部200は音声データ72を予め解析し、音声特徴に応じたブロア制御指示を特定し、当該指示と当該指示の送信タイミングとをブロア制御データ73として記憶しておくことができる。例えば、予め出力する音声データ72を解析し、音声データ72全体において、全周波数帯域の音圧レベルの総和が所定の閾値よりも高い位置を特定しておき、その位置に到達する所定時間前からバルーン30を膨張させ始め、上記音圧レベルが最も高い位置に到達した瞬間にバルーン30を一気に収縮させる(流体を流出させる)、などの動作が可能となる。
なお、マイクロブロア40が音声データ72の出力と同期して制御されるようにできるならば、ブロア制御データ73のデータ構造は上述した構造に限定されない。例えば、ブロア制御指示の送信タイミングの代わりに、当該ブロア制御指示がブロア制御部110において実行されるタイミングの指定を含んでいてもよい。この場合、音声データ72の出力が指示されると、ブロア制御信号送信部240は音声データ72に応じたブロア制御データ73からブロア制御信号と、当該ブロア制御信号の実行されるタイミングを指定する情報とをブロア制御部110に送り、ブロア制御部110は受信したブロア制御信号を指定された実行タイミングで実行すればよい。
〔実施形態3〕
本発明に係る圧力体感システムにおいて、ウェアラブル機器はブロアに加えて振動部材を備えていてもよい。また、機器制御装置は、音声データに連動して膨張部材の膨張および収縮と、振動部材の振動との両方を制御してもよい。以下、本発明の第3の実施形態に係る圧力体感システム600について、図5〜7を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る圧力体感システム600に含まれるウェアラブル機器3およびスマートフォン(機器制御装置)4の要部構成を示すブロック図である。ウェアラブル機器3は、振動部(振動部材)90および振動制御部120を備える点で実施形態1および2に係るウェアラブル機器1と異なる。また、スマートフォン4は、振動制御指示決定部250、および振動制御信号送信部(送信部)260を備える点で実施形態1および2に係るスマートフォン2と異なる。
(スマートフォン4)
振動制御指示決定部250は、音声解析部210による音声特徴の解析結果に応じて、ウェアラブル機器3の振動部90に対する制御指示(振動制御指示)を決定するものである。ここで、振動制御指示とは、少なくとも振動部90の振動の開始または停止の指示を含む。なお、振動制御指示は、振動部90における振動の強弱(振動の頻度の高低)や、振動間隔(振動の頻度)などを含んでいてもよい。振動制御指示決定部250は、音声解析部210の音声特徴の解析結果を受信すると、まず始めに音声特徴が振動条件を満たすか否かを判定する。ここで、振動条件とは、ウェアラブル機器3の振動部90を振動させるか否か(すなわち、ユーザに振動を体感させるか否か)を決定するための条件である。振動条件は音声解析部210が特定する音声特徴に合わせて適宜定められてよい。例えば、音声解析部210が音圧レベルを音声特徴として特定する場合、振動制御指示決定部250は、音圧レベルの閾値が所定の閾値以上であることを振動条件とすればよい。音声特徴が振動条件を満たす場合、振動制御指示決定部250は振動の開始を示す指示を振動制御指示として決定する。一方、音声特徴が振動条件を満たさない場合、振動制御指示決定部250は振動制御信号送信部260に振動の停止を示す指示を振動制御指示として決定する。振動制御指示決定部250は、振動制御指示を示す信号(振動制御信号)を生成するよう振動制御信号送信部260に指示する。
振動制御信号送信部260は、振動制御指示決定部250の指示に従い、振動制御指示を示す信号(振動制御信号)を生成し、第2通信部60を介してウェアラブル機器3に送信する。ここで、振動制御信号送信部260は、音声データ72のうち、振動制御指示決定部250における、振動条件を満たすか否かの判定材料となった音声特徴を示す位置(時間的位置)の音声出力と、上記判定の結果決定された振動制御指示の実行タイミング(すなわち、振動部90の振動が開始または停止するタイミング)とが同期するように、振動制御信号の送信タイミングを調節する。なお、ブロア制御指示と同様、振動制御指示も信号以外の形式で送信されてもよい。
(ウェアラブル機器3)
振動制御部120は、第1通信部20を介しスマートフォン4から振動制御信号を受信し、当該信号が示す指示に従い振動部90の振動(バイブレーション)を開始または停止させる。なお、振動制御部120は少なくとも振動部90の振動開始または停止を制御できればよいが、振動制御信号が示す指示に応じて、振動の強弱(振動頻度の多少)や、振動間隔(振動の頻度)などを制御可能であってもよい。振動部90は、ウェアラブル機器3を装着しているユーザの身体(腕B)に振動を与えるものである。図6は、本実施形態に係るウェアラブル機器3がユーザの身体(腕B)に装着された状態を示す断面図である。振動部90は腕Bに振動を与えるものである。振動部90は、図示のように腕Bを挟んでバルーン30の反対側の位置に少なくとも1つ配置される。振動部90は図示の通り複数個配置されても構わないが、振動部90が複数個ある場合、振動部90は互いの振動の影響を受けない程度に離れて配置されることが望ましい。バルーン30が最収縮状態から膨張するほど、振動部90と腕Bはより密着する。つまり、バルーン30が膨張するほど振動部90の振動は強く腕Bに伝達される。
≪処理の流れ≫
最後に、本実施形態にウェアラブル機器3およびスマートフォン4の処理の流れについて図7を参照して説明する。図7は、ウェアラブル機器3およびスマートフォン4の処理の流れを示すフローチャートであり、S300〜312を含む点において図3に示すフローチャートと異なる。スマートフォン4において、第2制御部200の音声解析部210は特定した音声特徴をブロア制御指示決定部220及び振動制御指示決定部250に送信する。振動制御指示決定部250は音声特徴が振動条件を満たすか否かを判定し(S300)、音声特徴が振動条件を満たす場合(S300でYES)、振動ON(振動開始)を振動制御指示として決定する(S302)。一方、音声特徴が振動条件を満たさない場合(S300でNO)、振動制御信号送信部260は振動OFF(振動停止)を振動制御指示として決定する(S304)。振動制御信号送信部260は、振動制御指示決定部250からの指示を受けて振動制御信号を生成し、当該振動制御信号を、第2通信部60を介しウェアラブル機器3へと送信する(S306)。なおこのとき、振動制御信号送信部260は、音声データ72のうちS102にて解析した音声特徴を示す部分の出力と、振動制御信号が示す指示の実行タイミング(すなわち、振動部90の振動タイミング)とが同期するように、送信タイミングを調節して振動制御信号を送信する。以上のS300〜S308の処理の後、スマートフォン4はさらに、実施形態1にて説明したS104〜S114の処理を行う。ウェアラブル機器3の振動制御部120およびブロア制御部110はそれぞれ、第1通信部20を介し上記振動制御信号および上記ブロア制御信号を受信すると(S308およびS114)、それぞれの信号に従いマイクロブロア40および振動部90を制御する(S312)。また、スマートフォン4の第2制御部200はS312における処理、すなわちバルーン30の膨張または収縮と、振動部90の振動とに同期するように、音声出力部80に音声データ72を出力させる(S310)。第2制御部200は音声データ72の出力が終了するまでS102以降の処理を繰り返す(S120)。
なお、スマートフォン4において、音声解析部210による音声解析の結果から振動制御信号を決定しウェアラブル機器1に送信するまでの処理と、上記音声解析の結果からブロア制御信号を決定しウェアラブル機器1に送信するまでの処理とは、どちらが先に行われても構わない。また、上記2つの処理は同時並行で行われてもよい。換言すると、S300〜S308の処理と、S104〜S114の処理とはどちらが先に行われてもよいし、同時並行で行われても良い。
なお、ブロア制御指示および振動制御指示の実行タイミング(S312)と、音声データ72の出力(S310)とが同期さえできれば、その同期方法は特に限定されない。例えば、S306およびS112に示すブロア制御指示および振動制御指示の送信タイミングを調節することで同期を行ってもよいし、S310における音声データ72の出力タイミングを調節することで同期を行ってもよい。さらには、複数の方法を組み合わせて、ブロア制御指示および振動制御指示と、音声データ72の出力との同期をとってもよい。
なお、振動制御指示決定部250による振動条件の判定基準となる音声特徴は、ブロア制御指示決定部220の加圧条件の判定基準となる音声特徴と異なることが望ましい。つまり、音声解析部210は複数種類の音声特徴を特定し、ブロア制御指示決定部220および状態判定部230はそれぞれ異なる音声特徴に基づいて判定を行うことが望ましい。例えば、音声解析部210が第1周波数帯域の音圧レベルと、第1周波数帯域と異なる帯域の音圧レベルとを音声特徴として特定する場合、ブロア制御指示決定部220は第1周波数帯域の音圧レベルが所定の閾値以上であることを加圧条件とし、振動制御指示決定部250は第2周波数帯域の音圧レベルが所定の閾値以上であることを振動条件とすればよい。これにより、バルーン30の膨張または収縮と振動部90の振動とが異なるパターンで変化するので、ユーザは圧力変化と振動との組み合わせに応じて多種多様な体感を得ることができる。また、従来、1台のウェアラブル機器に複数の振動部材を備え、それぞれの振動部材を異なるパターンで振動させる製品が存在したが、この場合ユーザがそれぞれの振動部材の振動パターンを別個に認識しづらい(振動が合わさってしまい、振動パターンを混同してしまう)可能性が高い。このように、ユーザに同じ体感を与える部材を異なるパターンで駆動させても、パターンが混同される可能性が高い。これに対し、本実施形態に係る圧力体感システム600によると、音声データ72の特徴を圧力変化と振動という別種類の体感の組み合わせで表現するので、それぞれの体感のパターンがユーザに混同されにくいという利点が生じる。
また、上記説明では音声特徴の解析、ブロア制御指示および振動制御指示の決定ならびにこれらの指示を示す信号の送信(S102以降の処理)を音声データ72の出力と並行して行うこととしたが、本実施形態に係る圧力体感システム600において、スマートフォン4の第2制御部200は実施形態2の図4で説明したように、予め音声データ72の音声特徴を解析しておき、当該音声特徴からブロア制御指示および振動制御指示を決定してもよい。この場合、第2制御部200はブロア制御データ73を実施形態2にて説明した方法で作成すればよい。また、第2制御部200は、決定した振動制御指示と、当該振動制御指示の送信タイミングとを特定しておき、1ファイルの音声データ72についての上記振動制御指示および上記送信タイミングをまとめて振動制御データとして記憶部70に記憶させておけばよい。そして、振動制御信号送信部260は、音声データ72の出力時に上記振動制御データから振動制御指示を読み出し振動制御信号を生成すればよい。
〔変形例〕
上述の各実施形態に係る圧力体感システム500では、スマートフォン2(または4)で1台のウェアラブル機器1(または3)のマイクロブロア40(および振動部90)を制御することとした。しかしながら、本発明に係る圧力体感システムは、1台の機器制御装置(スマートフォン2または4)で、複数台のウェアラブル機器のブロア(マイクロブロア40)、またはブロアおよび振動部材(振動部90)を制御してもよい。さらにこの場合、それぞれのウェアラブル機器に対し送信するブロア制御信号(および振動制御信号)は同一でもよいし、異なっていてもよい。また、上述の各実施形態に係る圧力体感システム500または600では、スマートフォン2または4が音声データ72の出力と、音声データ72に連動したブロア制御指示(および振動制御指示)の作成および送信と、を行うこととした。しかしながら、本発明に係る機器制御装置は少なくとも音声出力機能と、音声出力に連動してブロア制御指示を作成および送信する機能とさえ有していれば、スマートフォン2または4以外の電子機器で実現されてもよい。さらに言えば、上記音声出力機能と、上記ブロア制御指示を作成および送信する機能とは別個の装置で行われてもよい。例えばポータブル音楽プレイヤーで音声出力を行い、当該ポータブル音楽プレイヤーから音声出力タイミングを受信した機器制御装置がブロア制御指示(および振動制御指示)を作成し、ウェアラブル機器1に送信してもよい。さらには、上記機器制御装置はウェアラブル機器1または3に内蔵されていてもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
ウェアラブル機器1およびスマートフォン2の制御ブロック(特にウェアラブル機器1のブロア制御部110および振動制御部120、ならびにスマートフォン2の音声解析部210、ブロア制御指示決定部220、状態判定部230、ブロア制御信号送信部240、振動制御指示決定部250、および振動制御信号送信部260)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、ウェアラブル機器1およびスマートフォン2は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る機器制御装置(スマートフォン2または4)は、膨張および収縮によりユーザに圧力を体感させる膨張部材(バルーン30)と、当該膨張部材に流体を流入または流出させるブロア(マイクロブロア40)と、を備えたウェアラブル機器(ウェアラブル機器1または3)と通信する機器制御装置であって、音声データ(音声データ72)が示す少なくとも1つの音声特徴を解析する音声解析部(音声解析部210)と、上記音声特徴に応じて、上記膨張部材に対する上記流体の流入または流出を上記ブロアに指示するブロア制御指示を決定するブロア制御指示決定部(ブロア制御指示決定部220)と、上記音声データが出力されるときに、上記ブロア制御指示を示す情報(ブロア制御信号)を上記ウェアラブル機器へ送信する送信部(ブロア制御信号送信部240)と、を備えることを特徴としている。
上記の構成によると、送信部は音声データが出力される場合にウェアラブル機器にブロア制御指示を示す情報を送信することにより、ウェアラブル機器のブロアによる膨張部材への流体の流入または流出を制御する。これにより、機器制御装置は、音声データの出力に連動してユーザに圧力を体感させることができる。換言すると、ユーザは出力される音声データの音声特徴の変化に連動した圧力変化を体感することができる。このような経時的な変化は従来技術における振動パターンでは成し得ないものである。したがって、機器制御装置は、従来得られない体感をユーザに与えることができるという効果を奏する。
本発明の態様2に係る機器制御装置は、上記態様1において、上記音声解析部は、上記音声データが出力されるときに上記音声特徴を解析し、上記送信部は、上記音声データの上記音声特徴を示す部分の出力と同期して上記膨張部材に上記流体が流入または流出されるように、上記ブロア制御指示を示す情報を送信してもよい。
上記の構成によれば、音声データの出力時に音声特徴からブロア制御指示が決定され、かつ音声データのうち当該音声特徴を示す部分の出力と同期して上記ブロア制御指示により指示される流体の流入または流出が行われる。つまり、機器制御装置は、音声データを出力しながら、当該出力と並行してブロア制御指示の決定および送信を行う。これにより、音声データを出力しながら、当該出力と膨張部材に対する流体の流入または流出とを同期させることができる。
本発明の態様3に係る機器制御装置は、上記態様1において、上記ブロア制御指示と、上記音声データの上記音声特徴を含む部分と、を指定するブロア制御データ(ブロア制御データ73)を記憶装置(記憶部70)に記憶させるデータ記憶部(第2制御部200)を備え、上記送信部は、上記記憶装置に記憶された上記ブロア制御データを読み出し、上記音声データの上記音声特徴を含む部分の出力と同期して上記膨張部材に上記流体が流入または流出されるように、上記ブロア制御データが示す上記ブロア制御指示を示す情報を送信してもよい。
上記の構成によれば、データ記憶部は、音声解析部が解析した音声特徴から作成したブロア制御指示と、当該ブロア制御指示を音声データのどの時間的位置でウェアラブル機器に送信すればよいかを指定したブロア制御データを作成する。そして、送信部は音声データを出力するときに上記ブロア制御データからブロア制御指示と、当該指示を送信するタイミングとを特定する。これにより、機器制御装置は予め音声データ全体を通して音声特徴を解析しブロア制御データを作成しておくことになるので、音声データの出力時に音声特徴の解析およびブロア制御指示の決定を行う場合に比べ、機器制御装置における処理の負荷を軽減することができる。
本発明の態様4に係る機器制御装置(スマートフォン4)は、上記態様1〜3のいずれかにおいて、上記音声解析部が解析した上記音声特徴に応じて、上記ウェアラブル機器(ウェアラブル機器3)に備えられた振動部材(振動部90)の制御指示を示す振動制御指示を決定する振動制御指示決定部(振動制御指示決定部250)を備え、上記送信部は、上記音声データが出力されるときに、上記振動制御指示決定部が決定した上記振動制御指示を示す情報(振動制御信号)を上記ウェアラブル機器へ送信してもよい。
上記の構成によれば、ウェアラブル機器は膨張部材の膨張および収縮による圧力変化と、振動部材による振動との両方を、音声データの出力に連動してユーザに体感させることができる。
本発明の態様5に係る機器制御装置は、上記態様4において、上記音声解析部は上記音声データが示す複数の音声特徴を解析し、上記ブロア制御指示決定部および上記振動制御指示決定部は、異なる上記音声特徴に応じてそれぞれ上記ブロア制御指示および上記振動制御指示を決定してもよい。
上記の構成によれば、ユーザは圧力変化と振動との組み合わせに応じて多種多様な体感を得ることができる。また、1台のウェアラブル機器に複数の振動部材を備えた場合ユーザがそれぞれの振動部材の振動パターンを別個に認識しづらいので、ユーザに同じ体感を与える部材を異なるパターンで駆動させても、パターンが混同される可能性が高い。これに対し、上記の構成によると、音声データの音声特徴を圧力変化と振動という別種類の体感の組み合わせで表現するので、それぞれの体感のパターンがユーザに混同されにくいという利点が生じる。
本発明の態様6に係るウェアラブル機器(ウェアラブル機器1または3)は、態様1〜5のいずれか1態様に係る機器制御装置(スマートフォン2または4)から上記ブロア制御指示を示す情報を受信する機器受信部(ブロア制御部110)と、上記膨張部材と、上記機器受信部が受信した上記ブロア制御指示に従って上記膨張部材に流体を流入または流出させる上記ブロア(マイクロブロア40)と、を備えることを特徴としている。上記の構成によると、本発明の上記態様1〜5のいずれか1態様に係る機器制御装置と同様の効果を奏する。
本発明の態様7に係る圧力体感システム(圧力体感システム500)は、態様1〜5のいずれか1態様に記載の機器制御装置(スマートフォン2または4)と、態様6に記載のウェアラブル機器(ウェアラブル機器1または3)と、を備えることを特徴としている。上記の構成によると、本発明の上記態様1〜5のいずれか1態様に係る機器制御装置と同様の効果を奏する。
本発明の態様8に係る機器制御方法は、膨張および収縮によりユーザに圧力を体感させる膨張部材(バルーン30)と、当該膨張部材に流体を流入または流出させるブロア(マイクロブロア40)と、を備えたウェアラブル機器(ウェアラブル機器1)と通信する機器制御装置(スマートフォン2)の機器制御方法であって、音声データ(音声データ72)が示す少なくとも1つの音声特徴を解析する音声解析ステップ(S102またはS202)と、上記音声特徴に応じて、上記膨張部材に対する上記流体の流入または流出を上記ブロアに指示するブロア制御指示(ブロア制御信号)を決定するブロア制御指示決定ステップ(S106およびS110)と、上記音声データが出力されるときに、上記ブロア制御指示を示す情報を上記ウェアラブル機器へ送信する送信ステップ(S112)と、を含むことを特徴としている。上記の構成によると、本発明の上記態様1に係る機器制御装置と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る機器制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記機器制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記機器制御装置をコンピュータにて実現させる機器制御装置の機器制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、ユーザの身体に装着可能なウェアラブル機器を制御する機器制御装置などに好適に利用することができる。
500、600 圧力体感システム、1、3 ウェアラブル機器、2、4 スマートフォン(機器制御装置)、30 バルーン(膨張部材)、40 マイクロブロア(ブロア)、90 振動部(振動部材)、110 ブロア制御部(機器受信部)、72 音声データ、73 ブロア制御データ、200 第2制御部(データ記憶部)、210 音声解析部、220 ブロア制御指示決定部、240 ブロア制御信号送信部(送信部)、250 振動制御指示決定部、260 振動制御信号送信部(送信部)

Claims (9)

  1. 膨張および収縮によりユーザに圧力を体感させる膨張部材と、当該膨張部材に流体を流入または流出させるブロアと、を備えたウェアラブル機器と通信する機器制御装置であって、
    音声データが示す少なくとも1つの音声特徴を解析する音声解析部と、
    上記音声特徴に応じて、上記膨張部材に対する上記流体の流入または流出を上記ブロアに指示するブロア制御指示を決定するブロア制御指示決定部と、
    上記音声データが出力されるときに、上記ブロア制御指示を示す情報を上記ウェアラブル機器へ送信する送信部と、を備えることを特徴とする機器制御装置。
  2. 上記音声解析部は、上記音声データが出力されるときに上記音声特徴を解析し、
    上記送信部は、上記音声データの上記音声特徴を示す部分の出力と同期して上記膨張部材に上記流体が流入または流出されるように、上記ブロア制御指示を示す情報を送信することを特徴とする、請求項1に記載の機器制御装置。
  3. 上記ブロア制御指示と、上記音声データの上記音声特徴を含む部分と、を指定するブロア制御データを記憶装置に記憶させるデータ記憶部を備え、
    上記送信部は、上記記憶装置に記憶された上記ブロア制御データを読み出し、上記音声データの上記音声特徴を含む部分の出力と同期して上記膨張部材に上記流体が流入または流出されるように、上記ブロア制御データが示す上記ブロア制御指示を示す情報を送信することを特徴とする、請求項1に記載の機器制御装置。
  4. 上記音声解析部が解析した上記音声特徴に応じて、上記ウェアラブル機器に備えられた振動部材の制御指示を示す振動制御指示を決定する振動制御指示決定部を備え、
    上記送信部は、上記音声データが出力されるときに、上記振動制御指示決定部が決定した上記振動制御指示を示す情報を上記ウェアラブル機器へ送信することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  5. 上記音声解析部は上記音声データが示す複数の音声特徴を解析し、
    上記ブロア制御指示決定部および上記振動制御指示決定部は、異なる上記音声特徴に応じてそれぞれ上記ブロア制御指示および上記振動制御指示を決定することを特徴とする、請求項4に記載の機器制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の機器制御装置から上記ブロア制御指示を示す情報を受信する機器受信部と、
    上記膨張部材と、
    上記機器受信部が受信した上記ブロア制御指示に従って上記膨張部材に流体を流入または流出させる上記ブロアと、を備えることを特徴とするウェアラブル機器。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の機器制御装置と、
    請求項6に記載のウェアラブル機器と、を備えることを特徴とする圧力体感システム。
  8. 膨張および収縮によりユーザに圧力を体感させる膨張部材と、当該膨張部材に流体を流入または流出させるブロアと、を備えたウェアラブル機器と通信する機器制御装置の機器制御方法であって、
    音声データが示す少なくとも1つの音声特徴を解析する音声解析ステップと、
    上記音声特徴に応じて、上記膨張部材に対する上記流体の流入または流出を上記ブロアに指示するブロア制御指示を決定するブロア制御指示決定ステップと、
    上記音声データが出力されるときに、上記ブロア制御指示を示す情報を上記ウェアラブル機器へ送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする機器制御方法。
  9. 請求項1に記載の機器制御装置としてコンピュータを機能させるための機器制御プログラムであって、上記音声解析部、上記ブロア制御指示決定部、および上記送信部としてコンピュータを機能させるための機器制御プログラム。
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