JPWO2016158262A1 - 培養装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】棚板の摺動を容易にできる培養装置を提供する。【解決手段】培養装置は、前面に開口と左右両側面に棚受けとを有する内箱と、棚受けに載置され、前後方向に摺動される棚板と、を備え、棚板は、培養物を載せるベース面と、ベース面の左右両側の端部において屈曲部によって上方に屈曲されたフランジと、左右両側のフランジの前記側面側の外表面の少なくとも一部に設けられた内箱の素材と異なる素材の潤滑部材と、を有する。

Description

本発明は、培養装置に関するものである。
培養装置において、一例として、培養物を載置するためステンレス製の複数の棚が棚受けによって支持される構造が知られている。
特開2010−17151号公報
従来の培養装置は、過酸化水素除染後や乾熱滅菌後、又は、加湿水の無い状態での稼動後などに、棚板が滑りにくくなり、棚板の出し入れがしにくくなることがあった。
そこで、本発明の目的は、棚板の摺動を容易にできる培養装置を提供することである。
前述した課題を解決する主たる本発明は、前面に開口と左右両側面に棚受けとを有する内箱と、前記棚受けに載置され、前記開口から出し入れするために前後方向に摺動される棚板と、を備え、棚板は、内箱と同じ素材からなり、かつ、培養物を載せるベース面と、前記ベース面の左右両側の端部において屈曲部によって上方に屈曲されたフランジとを有し、前記左右両側の屈曲部の少なくとも一部に前記内箱の素材と異なる素材の潤滑部材を設けた培養機器である。
以上のように本発明は、棚板と同素材同士での接触より摩擦係数が軽減し、棚板が滑りやすくなり、出し入れがしやすくなり、棚の摺動を容易にできる培養装置を提供することができるのである。
実施の形態1における培養装置の斜視図の一例である。 実施の形態1における外扉及び内扉が開かれた状態の培養装置を示す斜視図の一例である。 実施の形態1における内箱を示す断面図の一例である。 実施の形態1における棚板の上方からの斜視図の一例である。 実施の形態1における棚板の下方からの斜視図の一例である。 図5における背面フランジ及び側面フランジの端部の拡大斜視図の一例である。 実施の形態1における棚板と棚受けとの接触部分の拡大断面図の一例である。 実施の形態1における棚板が棚受けに対して平行に出し入れされなかった場合を示す上面図の一例である。 実施の形態1における棚板と内箱の側面との関係を示す側面図である。 他の実施形態における潤滑部材の斜視図の一例である。 他の実施形態における潤滑部材が装着された背面フランジ及び側面フランジの端部の拡大斜視図の一例である。 他の実施形態における潤滑部材が装着された背面フランジ及び側面フランジの端部の拡大上面図の一例である。 他の実施形態における棚板と棚受けとの接触部分の拡大断面図の一例である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本発明を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
===培養装置===
以下、図1乃至図9を参照して、本発明に係る培養装置の一例として、本実施形態における培養装置100について説明する。図1は、本実施形態における培養装置100を示す斜視図である。図2は、本実施形態における外扉及び内扉が開かれた状態の培養装置100を示す斜視図である。図3は本実施形態における内箱20を示す断面図である。図3は、培養装置100の略中央を通るZY平面に平行な断面から+X方向へ見た状態の培養装置100を示している。
尚、X軸は、外箱10の側板12、13に対して直交する軸であり、側板12から側板13に向かう方向を+Xとし、側板13から側板12に向かう方向を−Xとする。Y軸は、外扉11及び背板14に対して直交する軸であり、外扉11から背板14に向かう方向を+Yとし、背板14から外扉11に向かう方向を−Yとする。Z軸は、底板15及び天板16に対して直交する軸であり、底板15から天板16に向かう上方向を+Zとし、天
板16から底板15に向かう下方向を−Zとする。
培養装置100は、培養室2A内で、例えば細胞や微生物などの培養物を培養する装置である。培養装置100は外箱10、外扉11、内箱20、内扉21、加湿皿402、棚板3を有する。
外箱10及び内箱20は、ステンレス等の金属製の素材からなる略直方体形状の箱体である。培養室2A内を過酸化水素水等で滅菌するため、内箱20の素材は、過酸化水素に対する耐性を有し、かつ、抗菌性を有する素材が選択される。内箱20の外形は、内箱20が外箱10の内部に収容されるように、外箱10の内径よりも小さくなっている。外箱10および内箱20の前面には、培養室2Aに通じる開口21Aが形成されている。
外扉11及び内扉21は、開口21Aを開閉する扉である。外扉11は、ステンレス等の金属製の素材からなり、内扉21よりも外形が大きな略矩形形状を呈し、内部に断熱材が充填されている。外扉11における内扉21と隣り合う側の周縁には、培養装置100内の気密性を確保するためのパッキン110が設けられている。外扉11における内扉21と反対側には、培養装置100を操作するための操作装置143が設けられる。内扉21は、樹脂、ガラス等の透明な素材からなる部材である。外箱10の前面の開口21Aの縁における内扉21と対向して当接する部分には、培養装置100内の気密性を確保するためのパッキン210が設けられている。
内箱20は、側板22、23、背板24、底板25、天板26を有する。側板22、23には、プレス加工により複数の棚受け5、6が設けられる。複数の棚受け5、6は、棚板3が載置される。複数の棚受け5は夫々、複数の棚受け6と対となって棚板3が略水平となるように棚板3を支持する。
複数の棚受け5は、外箱10の側板13から遠ざかる方向に突出し、内扉21側(−Y)から背板24側(+Y)に亘って連続した長尺形状を呈する。複数の棚受け5は夫々、載置面51を有する。複数の棚受け6も同様に、外箱10の側板12から遠ざかる方向に突出し、内扉21側(−Y)から背板24側(+Y)に亘って連続した長尺形状を呈する。複数の棚受け6は夫々、載置面61を有する。
加湿皿402は、培養室2Aを加湿する際に発生する水が貯留される容器であり、内箱20の底板25に搭載されている。
棚板3は、ステンレス等の金属製の素材からなる略矩形形状を呈し、内箱20内に設けられている複数の棚受け5,6に載置される。培養室2A内を過酸化水素水等で滅菌するため、棚板3の素材も、過酸化水素に対する耐性を有し、かつ、抗菌性を有する素材が選択される。本実施の形態では、棚板3の素材は、内箱20の素材と同じ素材を選択している。なお、棚板3は、内箱20内に1個設けられることとしても良いし、複数個設けられることとしても良い。棚板3の詳細な構成は、後述する。
===棚板===
以下、図4乃至6を参照して、本実施形態における棚板について説明する。図4は、本実施形態における棚板3の上方からの斜視図である。図5は、本実施形態における棚板3の下方からの斜視図である。図6は、図5における背面フランジ34及び側面フランジ32の端部の拡大斜視図である。
棚板3は、培養物を載せるベース面35と、ベース面35の左右両側(+X及び−X)の端部において屈曲部32A、33A(図示せず)によって上方に屈曲されたフランジ32、33を有する。棚板3は、ベース面35の背面側(+Y)の端部において上方に屈曲されたフランジ34を有する。棚板3は、前面側(−Y)の端部において下方に屈曲されたフランジ31を有する。ベース面35は、棚板3が棚受け5,6に載置された状態で水平方向と略平行となる部分である。フランジ31乃至34は、棚板3が棚受け5,6に載置された状態で鉛直方向と略平行となる部分である。つまり、フランジ31乃至34は、ベース面35と略直交する部分である。屈曲部32A、33Aは、フランジ32、33とベース面35とを繋ぐ屈曲した部分である。なお、フランジ32、33の上端部には、更に内側に向かって折り曲げられた部分が設けられている。
棚板3は、背面側(+Y側)の両端の一部において、フランジ32、33の外表面からベース面35の裏面に掛けて、内箱20の素材と異なる素材の潤滑部材32B、33Bが設けられている。潤滑部材32B,33Bには、フッ素塗料が用いられている。潤滑部材32B,33Bは、左右両側のフランジ32,33の外表面、屈曲部32A、33Aの外表面、及びベース側面35の裏面において背面側(+Y)の端部から約10.0mmまでの範囲に塗布されている。潤滑部材32B,33Bは、左右両側のフランジ32,33の外表面において、上端部(+Z)から下端部(−Z)まで塗布されている。潤滑部材32B,33Bは、ベース面35の裏面において、棚板3の左右方向の両端部(+X及び−X)から約10.0mmまでの範囲に塗布されている。
===棚板と棚受けの関係===
以下、図7を参照して、本実施形態における棚板3と棚受け5、6との関係について説明する。図7は、棚板3と棚受け6の接触部分の拡大断面図である。ここでは、棚板3のフランジ32側(−X)における、棚板3と棚受け6との関係を説明するが、フランジ33側(+X)における棚板3と棚受け5との関係の説明は、同様であるため一部省略する。
棚板3の左右方向の寸法は、棚板3が左右の棚受け5、6の中心に載置された状態で、フランジ32、33と内箱の側面22,23との距離は約2.0mmとなるように設計されている。そのため、図7に示すように、棚板3は、ベース面35の裏面が棚受け6の載置面61と当接するように棚受け6に載置される。棚板3が左右の棚受け5、6の中心に載置された状態では、フランジ32は、内箱の側面22とは当接しない。潤滑部材32Bは、フランジ32、屈曲部32A、及びベース側面35を覆うように塗布されている。そのため、棚板3の潤滑部材32Bが設けられている領域では、潤滑部材32Bと棚受け6の載置面61とが当接している。これにより、ベース面35と棚受け6との当接面における摩擦抵抗が低減することで棚板3の摺動が容易となる。また、棚板3が移動してフランジ32と内箱の側面22に当接する場合には、潤滑部材32Bと側面22とが当接する。これにより、フランジ32と側面22との当接面における摩擦抵抗が低減することで棚板3の摺動が容易となる。
また、棚受け6はプレス加工により成形されるため、内箱の側面22と棚受け6の載置面61とを繋ぐ部分には曲部が設けられ、その曲部と棚板3の屈曲部32Aが当接する場合もある。その場合でも、屈曲部32Aに潤滑部材32Bが塗布されているため、摩擦抵抗を低減できる。そのため、棚板3の摺動が容易となるだけでなく、棚板3が左右方向でほぼセンタリングされ、棚板3が水平となる。
また、棚受け6は、プレス加工により成形されるため、載置面61が僅かに傾斜している場合もある。具体的には、載置面51が、内箱20の側板22から遠ざかる方向(+X)に進むにつれて内箱20の底板25に向かって傾斜する場合がある。その場合には、棚受け6と屈曲部32Aとが線接触することになるが、屈曲部32Aに潤滑部材32Bが塗布されているため、棚板3の摺動が容易となる。また、この傾斜している載置面61に棚板3が置かれたとしても、棚板3の自重や棚板2の屈曲部32Aからほぼセンタリングされ、載置されている棚板3が水平となる。
なお、本実施の形態では、潤滑部材32Bは、フランジ32、屈曲部32A、及びベース側面35を覆うように塗布されているが、潤滑部材32Bは、フランジ32、屈曲部32A、及びベース側面35のいずれか1つの少なくとも一部に設けられれば、棚板3と棚受け6との当接箇所の摩擦抵抗を低減できるため、棚板3の摺動の容易化に有効である。
===棚板の出し入れ===
以下、図8及び図9を参照して、本実施形態における棚板の出し入れについて説明する。図8は、本実施形態における棚板3が棚受け5、6に対して平行に出し入れされなかった場合を示す上面図である。図9は、本実施形態における棚板3と内箱の側面23との関係を示す側面図である。
培養装置100は、外扉11及び内扉21が開かれて、開口21Aを介して内箱20内に棚板3を挿入することが可能な状態となる。棚板3は、棚受51、61に載置されるように、前後方側へ移動される。棚板3と内箱の側面22,23の間には約2mmの隙間(左右方向の隙間)がある。そのため、棚板3を前後方向へ移動させる際に、棚板3の移動方向が棚受け5、6に対して平行に出し入れされないことがある。このとき、内箱20の側面22,23と棚板3の左右両端のフランジ32、33とが接触する。これは、棚板3の素材と棚受け5、6の素材とが同じ素材のために接触面における摩擦係数が高いことが原因だと考えられる。本実施の形態では、棚板3のベース面35の裏面と棚受け5、6の載置面51,61とは常に当接している。棚板3の左右における棚受け5、6との当接面積が相違する場合、左右の摩擦抵抗に差が生じる。そのため、作業者が棚板3を内箱20の側面22,23と平行に入れようとしても、左右の摩擦抵抗に差が生じていると、平行に入れることが難しい。よって、棚板3の挿入方向が内箱20の側面22,23に対して傾いてしまい、内箱20の側面22,23と棚板3の左右両端のフランジ32、33とが接触する。
しかし、本実施の形態の培養装置100は、内箱20の素材と異なる素材の潤滑部材32B,33Bが、左右両側のフランジ32,33からベース側面にかけて、背面側(+Y)の端部から約10mmまでの範囲に塗布されている。つまり、潤滑部材32B,33Bは、棚板3を挿入する場合における進行方向の前側(+Y)の左右両端に設けられている。そのため、棚板3を挿入する場合に、棚板3のベース面35と棚受け5、6の載置面51、61との摩擦係数が軽減し、棚板3が滑りやすくなる。よって、左右の摩擦抵抗に差が減少し、平行に入れやすくなる。また、棚板3のフランジ32,33おける背面側(+Y)のいずれか一方が内箱20の側面22,23と接触しても、潤滑部材32B又は33Bが側面22,23に接触するので、同素材同士での接触より摩擦係数が軽減し、棚板3が滑りやすくなる。
また、作業者が棚板3を棚受け5、6に載置する場合に、棚板3が水平方向に対して傾くことがある。しかし、本実施の形態に係る棚受け5は、載置面51に対向するストッパ51A,51Bを有する。棚受け6にも同様にストッパが設けられるが、ここでは説明を省略する。ストッパ51A、51Bは、棚受け51に載置されている棚板3の垂直方向の移動を制限するように棚受け5に対して一体的に設けられる。ストッパ51A、51Bは、棚受け51の長手方向(Y軸)に沿って離れた位置に設けられる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態をまとめて説明する。
実施の形態1では、内箱20の素材と異なる素材の潤滑部材32B,33Bの一例として、フッ素塗料を用いた。フッ素塗料は、比較的安価で製造時の加工が容易である。しかし、本発明は、これに限定されない。例えば、潤滑部材32B,33Bとして、窒化ホウ素、グラファイト、二硫化モリブデン等を主たる原料として使用する樹脂塗料であってもよく、またそれらの原料を主材としたシート又はフィルムを貼り付けてもよい。シート又はフィルムの厚みは薄い方がよく、0.5mm以下で有効であり、0.2mm以下が好ましい。それは、棚板3を水平に保つためである。また、シリコーン、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)等の樹脂を成形したものであって、着脱可能な別パーツを用いてもよい。着脱可能であると、例えば、滅菌物質に対する耐性や乾熱滅菌時の高熱に対する耐性がない部材であっても、滅菌時に取り外すことができる。
ここで、潤滑部材32B,33Bとして別パーツを用いた培養装置の一例として、別パーツにエッジガード36を用いた実施形態について、図10乃至図13を参照して説明する。図10は、他の実施形態におけるエッジガード36の斜視図である。図11は、他の実施形態におけるエッジガード36が装着された背面フランジ及び側面フランジの端部の拡大斜視図である。図12は、他の実施形態におけるエッジガード36が装着された背面フランジ及び側面フランジの端部の拡大上面図である。図13は、他の実施形態における棚板3と棚受け6との接触部分の拡大断面図である。
エッジガード36は、ポリアセタール樹脂を成形した部材である。棚板3の清掃性を考慮し、棚板3とエッジガード36との接触部及びエッジガード36本体は、極力ゴミの溜まりにくい形状であり、例えば、棚板3における左右両側のフランジ32、33とフランジ34との間の隙間に取り付けられる形状である。エッジガード36は、棚板3に取り付けられた状態で、フランジ32、33における背面側の端部、フランジ34の左右両端側の一部、ベース面35の一部を覆う。エッジガード36は、正面から見てフランジ32、33の外側(−X及び+X)に僅かにはみ出るように棚板3に取り付けられる。図12に示す実施の形態では、はみ出る幅d1は、0.2mmとした。幅d1は、フランジ32,33と内箱20の側面22,23との隙間に基づいて適宜決定されるが、0.5mm以下の幅が好ましく、0.2mm以下であえればさらに好ましい。エッジガード36におけるベース面35を覆う部分の厚みd2は、1.0mm以下で有効であり、0.5mm以下がより好ましい。棚板3を水平に保つためである。
また、潤滑部材32B,33Bの他の実施の形態として、培養室21A内を過酸化水素を用いて滅菌する場合には、過酸化水素に耐性のある素材、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)等が好ましい。また、培養室21A内を乾熱滅菌により滅菌する場合には、耐熱性を持つ素材、特に耐熱温度が100℃以上の素材が好ましく、耐熱温度が200℃以上の素材であるとさらに好ましい。耐熱温度200℃以上の素材として、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリアミドイミド(PAI)、シリコーンゴム、フッ素ゴム等を用いることができる。
また、内箱20の素材と異なる素材の潤滑部材32B,33Bが抗菌性を持つ部材、例えば、抗菌性樹脂、抗菌性ガラス等であると好ましい。
実施の形態1では、内箱20の素材と異なる素材の潤滑部材32B,33Bの一例として、潤滑部材32B,33Bが、左右両側のフランジ32,33の外表面、屈曲部32A、33Aの外表面、及びベース側面35の裏面の一部に塗布されているものを説明した。
しかし、また、潤滑部材32B,33Bは、左右両側のフランジ32,33の外表面、屈曲部32A、33Aの外表面、及びベース側面35の裏面のいずれかひとつにおいて、少なくとも一部に設けられれば有効であるが、いずれにおいても、背面側の端部から設けられることが有効である。背面側の端部が棚受け5,6に噛み込むことが原因で棚板3の摺動が妨げられることがあるからである。ここで、少なくとも一部とは、全面に亘って設けられる場合を含み、例えば、屈曲部32A,33A又はフランジ32,33の全面に亘って潤滑部材32B、33B設けられてもよい。
潤滑部材32B、33Bが棚板3を覆う領域の幅は、棚板3の前後方向の幅に対して、棚板3の背面側の端部から2%程度であっても、棚板3の摺動の容易化に対して有効であった。そのため、抗菌性の観点も加味して、5%以下で好ましく、2%以下であれば、抗菌性をさらに上げられるため、さらに好ましい。棚板3の摺動性をより高めるためには、2%以上10%以下で有効である。
また、フランジ32,33を覆う領域の鉛直方向の幅は、フランジ32,33の全面に亘って設けられることが好ましい。内箱20の側面22,23と接触した場合に、側面22、23に傷ができたり、粉塵が生じたりすることを抑制できるからである。
潤滑部材32B、33Bがベース面35を覆う領域は、ベース面35の棚受け5、6との接触面の少なくとも一部に設けられることが好ましい。ここで、少なくとも一部とは、全面に亘って設けられる場合を含む。
潤滑部材32B、33Bは、棚板3を覆う面積は、大きければ大きいほど棚板3の摺動の容易化の観点で好ましいが、抗菌性の観点からは面積が小さい方が好ましい。部材の性質によっては、抗菌性がない又は低いものが用いられたり、抗菌性を持つが部材コストの高いものが用いられたりするため、潤滑部材32B,33Bが設けられる領域はできる限り、小さい面積であることが好ましい。特に、培養装置に用いられる部材であるため、抗菌性を有する部材が好ましく、また、清掃性の観点から凹凸の少ない形状が好ましい。
以上、本発明の例示として説明した実施の形態に係る培養装置100は、前面に開口21Aと左右両側面に棚受け5,6とを有する内箱20と、棚受け5,6に載置され、前後方向に摺動される棚板3と、を備え、棚板3は、培養物を載せるベース面35と、ベース面35の左右両側の端部において屈曲部32A、33Aによって上方に屈曲されたフランジ32,33と、左右両側のフランジ32,33の側面22,23側の外表面の少なくとも一部に設けられた内箱20の素材と異なる素材の潤滑部材32B,33Bと、を有する。
これにより、フランジ32,33の少なくとも一部に潤滑部材32B,33Bを設けることにより、内箱20の側面と棚板3とが接触した場合でも、内箱20の側面と棚板3との摩擦抵抗を低減するので、棚板3の摺動が容易となり、結果として作業性が向上する。
また、潤滑部材32B,33Bは、左右両側のフランジ32,33の外表面において背面側から10.0mmまでの間に設けられる。
これにより、棚板3が内箱20の側面22,23に対して傾いて、フランジ32,33の背面側の端部のいずれか一方が、内箱20の側面22,23と接触した場合でも、内箱20の側面とフランジ32,33との摩擦抵抗を低減するので、棚板3の摺動が容易となり、結果として作業性が向上する。また、潤滑部材32B,33Bの使用量を少なくできるので、コスト面だけでなく、抗菌性のない素材を用いた場合にも、棚板3の抗菌性能の低下をできる限り減らすことができる。
また、潤滑部材32B,33Bは、左右両側の屈曲部32A、33Aの側面22,23側の外表面の少なくとも一部に設けられる。
これにより、内箱20の側面22,23又は棚受け5,6と屈曲部32A、33Aとの摩擦抵抗を低減するので、棚板3の摺動が容易となり、結果として作業性が向上する。
また、潤滑部材32B,33Bは、左右両側の屈曲部32A、33Aの外表面において背面側から10.0mmまでの間に設けられる。
これにより、棚板3が内箱20の側面22,23に対して傾いて、屈曲部32A、33Aの背面側の端部のいずれか一方が、内箱20の側面22,23又は棚受け5,6と接触した場合でも、内箱20の側面22,23又は棚受け5,6と屈曲部32A、33Aの摩擦抵抗を低減するので、棚板3の摺動が容易となり、結果として作業性が向上する。また、潤滑部材32B,33Bの使用量を少なくできるので、コスト面だけでなく、抗菌性のない素材を用いた場合にも、棚板3の抗菌性能の低下をできる限り減らすことができる。
また、潤滑部材32B,33Bは、ベース面35の裏面における左右両側の棚受け5,6と当接する領域の少なくとも一部に設けられる。
これにより、棚受け5,6とベース面35との摩擦抵抗を低減するので、棚板3の摺動が容易となり、結果として作業性が向上する。
また、潤滑部材32B,33Bは、ベース面35の裏面における左右両側の棚受け5,6と当接する領域の背面側から10.0mmまでの間に設けられる。
これにより、ベース面35の背面側の端部と棚受け5,6との摩擦抵抗が低減されるので、棚板3の摺動が容易となり、結果として作業性が向上する。また、潤滑部材32B,33Bの使用量を少なくできるので、コスト面だけでなく、抗菌性のない素材を用いた場合にも、棚板3の抗菌性能の低下をできる限り減らすことができる。
また、潤滑部材32B,33Bは、棚板3に着脱可能であってもよいし、棚板3と一体であってもよい。
これにより、潤滑部材32B,33Bが棚板3に着脱可能であれば、例えば、過酸化水素での滅菌や乾熱滅菌を行う時に取り外すことができるため、応用できる培養装置の種類が増えるだけでなく、潤滑部材32B,33Bの素材として選択できる素材が増える。また、潤滑部材32B,33Bが棚板3と一体であれば、作業者が着脱する手間を省くことができる。
また、潤滑部材32B,33Bは、100℃以上の耐熱性を有する素材からなるものを用いてもよい。
これにより、潤滑部材32B,33Bが100℃以上で物性変化しないので、100℃以上での乾熱滅菌により内箱20の内部2Aを滅菌する培養機器にも応用できる。潤滑部材32B,33Bが200℃以上の耐熱性を有する素材であれば、200℃以上での乾熱滅菌を実施可能な培養装置にも応用できるため、さらに好ましい。例えば、潤滑部材32B,33Bは、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリアミドイミド(PAI)、シリコーンゴム、又は、フッ素ゴムを含む素材から構成されると200℃以上の耐熱性を持つため好ましい。
また、潤滑部材32B,33Bは、抗菌性を有する素材からなるものを用いてもよい。
これにより、潤滑部材32B,33Bに抗菌性を有する素材を使用することで、棚板3の摺動が容易で且つ抗菌性の高い培養機器を提供できる。
また、潤滑部材32B,33Bは、樹脂材を用いても良い。
これにより、内箱20の側面22,23又は棚受け5,6と棚板3との摩擦抵抗を低減し棚板3の摺動を容易にしつつ、潤滑部材32B,33Bの加工や装着が容易となる。例えば、潤滑部材32B,33Bは、窒化ホウ素、グラファイト若しくは二硫化モリブデン含む樹脂塗料、又は、シリコーン、ポリアセタール(POM)若しくはポリカーボネート(PC)を含む樹脂を成形物から構成されると好ましい。
また、潤滑部材32B,33Bは、フッ素塗料を用いても良い。
これにより、内箱20の側面22,23又は棚受け5,6と棚板3との摩擦抵抗を低減し棚板3の摺動を容易にしつつ、加工が容易になり、必要最小限の範囲に塗布することができるため、結果として、抗菌性の低下を抑制できる。
また、潤滑部材32B,33Bは、過酸化水素に耐性を持つ素材からなるものを用いても良い。
これにより、過酸化水素を用いて滅菌を行う培養装置に応用することができる。例えば、潤滑部材32B,33Bは、ポリカーボネート(PC)、又は、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)を含む素材から構成されると好ましい。
以上のように、本発明の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。前述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更や改良等が可能であり、また、本発明はその等価物も含む。
また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本発明を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
100 培養装置、20 内箱、2A 培養室、10 外箱、20 内箱、21A 開口、22,23 側板、24 背板、25 底板、26 天板、3 棚板、31,32,33,34 フランジ、32A,33A 屈曲部、32B,33B 潤滑部材、35 ベース面、5,6 棚受け

Claims (16)

  1. 前面に開口と左右両側面に棚受けとを有する内箱と、
    前記棚受けに載置され、前後方向に摺動される棚板と、を備え、
    前記棚板は、培養物を載せるベース面と、前記ベース面の左右両側の端部において屈曲部によって上方に屈曲されたフランジと、前記左右両側の前記フランジの前記側面側の外表面の少なくとも一部に設けられた前記内箱の素材と異なる素材の潤滑部材と、を有する培養機器。
  2. 前記潤滑部材は、前記左右両側のフランジの外表面において背面側から10mmまでの間に設けられた、
    請求項1に記載の培養機器。
  3. 前記潤滑部材は、前記左右両側の屈曲部の前記側面側の外表面の少なくとも一部に設けられた、
    請求項1又は2に記載の培養装置。
  4. 前記潤滑部材は、前記左右両側の屈曲部の外表面において背面側から10mmまでの間に設けられた、
    請求項3に記載の培養機器。
  5. 前記潤滑部材は、前記ベース面の裏面における前記左右両側の棚受けと当接する領域の少なくとも一部に設けられた、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の培養装置。
  6. 前記潤滑部材は、前記ベース面の裏面における前記左右両側の棚受けと当接する領域の背面側から10mmまでの間に設けられた、
    請求項5に記載の培養機器。
  7. 前記潤滑部材は、前記棚板に着脱可能もしくは前記棚板と一体である、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の培養機器。
  8. 前記潤滑部材は、100℃以上の耐熱性を有する素材からなる、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の培養機器。
  9. 前記潤滑部材は、200℃以上の耐熱性を有する素材からなる、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の培養機器。
  10. 前記潤滑部材は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリアミドイミド(PAI)、シリコーンゴム、又は、フッ素ゴムを含む素材からなる、
    請求項8又は9に記載に培養装置。
  11. 前記潤滑部材は、抗菌性を有する素材からなる、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の培養機器。
  12. 前記潤滑部材は、樹脂材である、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の培養機器。
  13. 前記潤滑部材は、窒化ホウ素、グラファイト若しくは二硫化モリブデン含む樹脂塗料、又は、シリコーン、ポリアセタール(POM)若しくはポリカーボネート(PC)を含む樹脂を成形物からなる、
    請求項12に記載の培養装置。
  14. 前記潤滑部材は、フッ素塗料である、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の培養機器。
  15. 前記潤滑部材は、過酸化水素に耐性を持つ素材からなる、
    請求項1から14のいずれか一項に記載の培養装置。
  16. 前記潤滑部材は、ポリカーボネート(PC)、又は、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)を含む素材からなる、
    請求項15に記載の培養装置。
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