JP2001309836A - 滑り棚に用いる棚板 - Google Patents

滑り棚に用いる棚板

Info

Publication number
JP2001309836A
JP2001309836A JP2000131187A JP2000131187A JP2001309836A JP 2001309836 A JP2001309836 A JP 2001309836A JP 2000131187 A JP2000131187 A JP 2000131187A JP 2000131187 A JP2000131187 A JP 2000131187A JP 2001309836 A JP2001309836 A JP 2001309836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
container
rectangular frame
sliding
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000131187A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kano
英樹 狩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Uniflow Co Ltd
Original Assignee
Japan Uniflow Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Uniflow Co Ltd filed Critical Japan Uniflow Co Ltd
Priority to JP2000131187A priority Critical patent/JP2001309836A/ja
Publication of JP2001309836A publication Critical patent/JP2001309836A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一の棚で外形が異なる異種の容器列を自由に
混在して陳列可能であり、かつ製造工程を容易ならしめ
る棚板を提供すること。 【解決手段】 複数のローラーユニット20を矩形フレ
ーム10の内側に並行に固定してなり、ローラーユニッ
トは、複数のシャフト23にそれぞれ複数のローラー2
4を自転可能に環装し、両端に設けた連設部材21によ
り複数のシャフトを所定間隔でほぼ平行に保持してな
り、矩形フレームは、ローラーユニットが係合する係合
部を備えるように長尺の板材11,12から形成してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は滑り棚に用いる棚板
に関し、更に詳しくは、飲料水、酒等を入れた缶、瓶、
ペットボトル、プラスチック製ビール樽等の容器を整然
と並べて陳列するための棚であって、最前方の容器を取
り去ると、当該容器の後方に並ぶ容器が前方へと滑り、
容器の前出しが自動的に行われるようにした容器陳列用
の滑り棚に用いる棚板に関する。
【0002】
【従来の技術】多数のローラーを傾斜させて配列し、前
後方向に同種の容器が一列に並ぶ容器列の前出しを自動
的に行わしめる滑り棚が知られている。かかる従来の滑
り棚は、容器列一列分に対応するよう棚幅と奥行きを陳
列対象の容器外径と容器数に合わせて作製している。そ
のため、滑り棚は容器列数分用意する必要があって、し
かも、外形が異なる容器を陳列する場合には、棚幅の異
なる複数種の滑り棚を用意する必要がある。また奥行き
方向の陳列容器の数が異なれば、棚奥行き寸法が異なる
滑り棚が複数種必要と成り、滑り棚購入者におけるコス
ト負担が増加するといった問題がある。また商品の売れ
筋等に応じた容器の入替え時には、滑り棚も入れ替える
必要があるため甚だ不便であった。
【0003】従来の滑り棚はそれを構成する部材が全て
合成樹脂で作られているため、強度が低く、別の金属製
架台に載せて使用しないと、棚が変形してしまい、陳列
容器を滑らせるという、本来の機能を損なう可能性があ
った。容器を複数列に陳列する場合、複数の滑り棚を架
台に組み込んで棚を形成するため、棚全体の重量が大き
くなり、これを支持するため架台自体の部材断面や外形
のサイズも大きくなるので、容器を陳列するスペースが
圧迫されるとともにデッドスペースも増加するといった
欠点がある。
【0004】一方、上述のような全体が合成樹脂で形成
されている複数種の滑り棚を製造するためには、金型な
どの部品製造用具も複数種を要し、それゆえに製造コス
トの上昇も招くという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、一の棚で外形が異なる異種の容器列を自由に混
在して陳列可能であり、かつ棚板寸法のバリエーション
に対しても金型などの製造用具を要する部品をほぼ1種
類で対応可能とすることができて、製造工程を容易なら
しめる棚板を提供することにある。
【0006】また本発明の別の課題は、複数の棚板を連
設しても、隣合う棚板間のデッドスペースを無くした
り、棚板と棚板の連設部分でも滑り機能を有する棚板を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、同種の
容器が前後方向に並ぶ容器列を左右方向に複数列陳列可
能で、容器列の最前方に位置する一の容器を取り去る
と、当該容器列の他の容器が前方へと滑って容器の前出
しが自動的に行われるようにした滑り棚に用いる棚板で
あって、該棚板は複数のローラーユニットを矩形フレー
ムの内側に並行に固定してなり、前記ローラーユニット
は、複数のシャフトにそれぞれ複数のローラーを自転可
能に環装し、前記容器の荷重による前記シャフトの変形
を防止するための変形防止部材をシャフト中間部の複数
箇所に設け、該複数のシャフトを所定間隔でほぼ平行に
保持するための連設部材を両端に設けてなり、前記矩形
フレームは、前記ローラーユニットが係合する係合部を
備えるように長尺の板材から形成してなることを特徴と
する棚板が提供される。
【0008】詳細には、矩形フレームは長尺の金属製板
材を熔接等で結合しているため、金型など製造に必要な
部品を増すことなく、棚の大きさを自在に設定可能であ
り、また剛性が大きく、陳列容器重量による棚の変形を
防止する効果がある。ローラーユニットは奥行き寸法が
前記連設部材の長さごとに設定でき、幅はシャフトを伸
ばすことや、ローラー数及び変形防止部材を適宜変更す
ることにより、ほぼ自在に設定可能であり、したがっ
て、これら矩形フレームとローラーユニットを組み合わ
せることで、滑り棚板の寸法の自由度は格段に高まる。
【0009】更に詳細には、本発明に係る滑り棚は、シ
ャフトに自転可能に環装したローラー群によって実質的
に規定される容器滑り面を有する棚板を、所要に傾斜さ
せて容器を前方へ滑り付勢すると共に、シャフトを棚横
幅分延長する長尺なものとして上記容器滑り面に異種又
は同種の容器列を左右方向に複数列陳列可能としたもの
である。ここで、1つのローラー長は10〜40mm程
度が好ましく、これは、容器の直径がほぼ40〜120
mm程度であり、同じシャフトに環装して横に並んだロ
ーラーの少なくとも2個、あるいは3個のうえを容器が
滑ることが好ましいからである。
【0010】本発明において、前記連設部材は複数の係
合部を備え、該係合部に各シャフトの両端を係合させ
て、熔接すること無く固定手段により各シャフト端部を
固定することが好ましい。ここで、前記係合部は、例え
ば、シャフトを貫通可能な孔を連設部材に設けてなる態
様と、シャフト過半部を挟持・支承することができるよ
うに連設部材に凹部を設けてなる態様とがある。
【0011】また本発明において、前記矩形フレームの
左右方向に配置した前記長尺の板材上面の少なくとも一
箇所に、前記ローラーユニットの幅よりも長い切欠部を
設けることが好ましく、更に好適には、対向配置された
長尺の板材上面の対向位置両方に前記切欠部を設ける。
【0012】さらに本発明において、前記矩形フレーム
の左右方向に配置した前記長尺の板材は、前記複数のロ
ーラーの滑り面と同一あるいはそれ以下の高さに配置す
ることができる。
【0013】前記矩形フレームの左右方向に配置した前
記長尺の板材の上面を、前記ローラーを形成する材料と
同等かそれ以上に滑り性能が高い材料で被覆し、該材料
の表面を前記複数のローラーの滑り面と同一あるいはそ
れ以下の高さに配置しても良い。ここで、滑り性能が高
い材料としては、例えば、ポリアセタール樹脂、ナイロ
ン樹脂、テフロン(登録商標)樹脂、ABS樹脂などが
あり、これらの材料からなる塗料を長尺の板材上面に塗
布して被覆したり、これらの材料からなる板材またはテ
ープ状部材を長尺の板材上面に貼着して被覆する。
【0014】本発明の棚板には、隣合う容器列間を仕切
る着脱自在かつ位置変え自在なセパレータであって、左
右方向への転倒を防止する手段を備えたセパレータを設
けても良い。ここで、前記セパレータの前端には、矩形
フレームの内側に配置した受け部材に、着脱自在に係止
する前端係止部を設け、後端には前記矩形フレームに着
脱自在に係止する後端係止部をバネを介して設けると共
に、この後端には後端係止部に当接する板材からなる倒
れ防止板を設け、前記バネは前記矩形フレームに向かっ
て前記セパレータを付勢して、前記倒れ防止板を前記後
端係止部の上から矩形フレームに押し付けるものである
ことが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面に基づいて説明する。
【0016】図1は本発明に係る棚板1の平面を一部省
略等して示す図である。棚板1は、複数のローラーユニ
ット20を並行に矩形フレーム10の内側に嵌め込んで
固定して成るものであり、このローラーユニット20の
それぞれ平面と側面を一部省略等して図2(a)(b)
に示し、一方、矩形フレーム10のそれぞれ側面と平面
を図3(a)(b)に一部省略等して示した。
【0017】前記矩形フレーム10は、曲げ加工等でそ
れぞれ一体成形された金属製の長尺の板材11,12の
4本を熔接等で連結し、長尺の板材11,11間に金属
製の補強材14を所定間隔で連結してなる。ここで、長
尺の板材11,11は傾斜の上下端部、すなわち容器列
の前後方向に配置する部材であり、長尺の板材12,1
2は左右方向に配置する部材である。また長尺の板材1
2,12間には、後述する仕切り板40の前端を係止さ
せる金属製の受け部材49と、仕切り板40の後端の板
バネを規制する金属製の板バネカバー部材48とが、そ
れぞれ補強材14に接合して設ける。長尺の板材11,
12の断面は、それぞれウエッブ11a,12aの上下
にフランジ部11b,11c,12b,12cを備える
ように形成し、長尺の板材11のフランジ部11b,1
1cは図3(a)に示したように外側に向けて配置し、
一方、長尺の板材12のフランジ部12b,12cは内
側に向けて配置する。また受け部材49は、図9に示す
如く、仕切り板の前端が係止するようにコ字状断面に形
成されており、一方、板バネカバー部材48はZ字状配
置で直交する断面形状に形成されている。また長尺の板
材12には、図3(a)及び図6(b)に示したよう
に、上側フランジ部12bを取り除いてなる切欠き部1
3を設ける。この切欠き部13は、ローラーユニット2
0を矩形フレーム10に嵌め込む際の嵌入用開口として
使用するものであり、したがって、少なくとも矩形フレ
ーム10の幅よりも若干長く形成する必要がある。また
切欠き部13は、左右の板材12のどちらか一方に少な
くとも1箇所設けるか、あるいは左右両方の板材12の
対向位置に少なくとも一対を設ければ良い。さらに、長
尺の板材12のウエッブ12a内面には、図6(a)の
ようにナット12dが固定されている。
【0018】前記ローラーユニット20は、矩形フレー
ム10の幅(長尺部材11の長さ)よりも概ね4〜6m
m程度短い複数本のシャフト23と、各シャフト23に
自転可能に環装された複数のローラー24と、シャフト
23の撓みによる変形を防止するため補強材14に取り
付けられるバーホルダー22と、複数のシャフト23を
所定間隔でほぼ平行に保持するため両端に設けた連設部
材としてのスペーサー21と、スペーサー21の脱落防
止用でシャフト23の両端に圧入されたプッシュナット
25とからなる。なお、ローラーユニット20におけ
る、シャフト23の長さ、バーホルダー22の個数、ス
ペーサー21やバーホルダー22間のローラー24の個
数は適宜定めることができる。また前記バーホルダー2
2、前記スペーサー21の材料は特に限定されないが、
合成樹脂による一体成形品を使用することが好ましく、
前記ローラー24の材料は滑り性の良好なポリアセター
ル、ナイロンまたはABSなどの合成樹脂による一体成
形品を使用し、また、矩形フレーム10を主にアルミニ
ウムから形成することを併せて実施すれば、棚板1自体
をより一層軽量化することが可能になる。
【0019】さらに詳細には、複数の孔21bがスペー
サー21に形成され、図4の断面図に示すように、この
孔21bにシャフト23の先端が挿入され、プッシュナ
ット25が嵌められて固定される。このプッシュナット
25は従来品であって、図7の平面図にあるように、孔
25bの周りに爪25aを有し、爪25aが折れ曲がる
ことにより孔25bよりも大径の軸材の挿入を可能に
し、同時に、この爪25aによって軸材の抜け落ちを防
止するものである。またスペーサー21の下部21aに
はスペーサー21を矩形フレーム10に固定するための
孔21dが形成されている。
【0020】また前記バーホルダー22は、図5に示し
たように、シャフト23を通すために複数の孔が形成さ
れたシャフト保持部22aと、このシャフト保持部22
aから下方へ二股状に形成された脚部22bと、この脚
部22bの先端の内側に突設した爪22cとを有する。
ここで、シャフト保持部22aは、保持するシャフト2
3の本数と同じ数で、シャフトを平行にしかも等間隔に
成るように形成され、脚部22bは連続形状または間隔
を置いた複数本とすることができる。かかるバーホルダ
ー22は、脚部22bを補強材14に嵌めて、爪22c
が補強材14に係止することにより抜け外れを防止する
一方で、バーホルダー22はローラー24上の容器から
の荷重を補強材14に伝えることにより、ローラーユニ
ット20の撓みによる変形を防止するものである。
【0021】次に、ローラーユニット20を矩形フレー
ム10に取付ける方法について説明する。最初に、ロー
ラーユニット20を長尺板材12に設けられた切欠き部
13に合わせる。次に、バーホルダー22の爪部22c
を補強材14に上方より嵌合する。次いで、ローラーユ
ニット20をフランジ部12b,12c間でスライドさ
せて所定の位置まで移動する。矩形フレーム10に全て
のローラーユニット20を嵌めた後に、長尺のスペーサ
ーホルダー32(図1)を、図4の断面図に示したよう
にスペーサー21に当接して配置し、このスペーサーホ
ルダー32とスペーサー21の孔にボルト33を通して
ナット12dに螺合し、これより、ローラーユニット2
0の矩形フレーム10への固定が完了する。なお、ロー
ラーユニット20の固定終了後に、適宜、長尺の板材1
2の上に符号31で図示したような保護部材を設けても
良い。
【0022】また上記では、矩形フレーム10に切欠き
部13を設けてなる棚板1について説明したが、切欠き
部13を設けること無く棚板1を形成することも可能で
ある。つまり、ローラーユニット20を矩形フレーム1
0に嵌入する際、ローラーユニット20に歪が残存しな
い程度に撓ませれば、これをフランジ部12b,12c
に嵌入することが可能になる。
【0023】さらに、図4の断面図では、矩形フレーム
10における左右方向の長尺板材12のフランジ部12
bを、ローラー24の滑り面よりも高く形成した態様を
示したが、これとは異なり、図8の概略図に示したよう
に、フランジ部12bをローラー24の滑り面と同一あ
るいは低く形成することも可能であり、この場合、スペ
ーサー21の上端はローラー24の滑り面よりも低くな
るように形成する。このスペーサー21の上端をさらに
低くするため、プッシュナット25を設けずに、シャフ
ト端をスペーサー穴21bに挟持・支承させたり、穴2
1bの形状を上に開いた凹形状にして、ここに挟持・支
承させても良い。
【0024】かように形成した複数の棚板1を、それぞ
れの長尺板材12どうしが当接するように同じ高さで連
設すれば、この当接した長尺板材12の上にも容器を滑
り可能に陳列することが可能になり、これにより、容器
陳列時のデッドスペースを少なくすることができる。長
尺板材12の上面に滑り性能の良好な材料、例えば、テ
フロン含有樹脂材、ポリアセタール樹脂材、ナイロン樹
脂及びポリエステル樹脂などからなる板材を貼着した
り、あるいはテフロン含有塗料を塗布したりして、ロー
ラー24と同じかそれ以下の高さにすることで、さらに
容器を滑り易くすることができる。
【0025】図9(a)は隣合う容器列間を仕切るセパ
レータ40を、矩形フレーム10に取り付けた状態を示
す側面図であり、図9(b)はセパレータ40の後端係
止部43まわりを示した斜視図である。セパレータ40
は、仕切り板41の前端に前端係止部42が、また後端
に固定板46が固定され、固定板46と倒れ防止板45
とにより板バネ44の上端44aが挟持され、板バネ4
4の先端には後端係止部43が連設される。ここで、前
記後端係止部43は、長尺の板材11の上面に当接する
と共にフランジ部11bに係止するように形成される。
また前記倒れ防止板45はL字形状に形成され、その一
方の面45aが板バネ44の上端44aを固定板46と
ともに挟持し、他方の面45bは前記後端係止部43の
上に当接するように配置される。さらに、前記板バネ4
4は、仕切り板41を矩形フレーム10の長尺の板材1
1に向かって付勢し、倒れ防止板45の面45bを後端
係止部43の上から長尺の板材11に押し付けるもので
ある。
【0026】かような構成により、後端係止部43は板
バネ44から矢印H方向の力を受けてフランジ部11b
に係止し、また倒れ防止板45も、板バネ44から矢印
V方向の力を受けて、その面45bが後端係止部43の
上に圧着するように付勢されるので、セパレータ40の
仕切り板41に矢印R方向(左右方向)の外力が作用し
ても、仕切り板41は矢印R方向に転倒することが防止
される。
【0027】また図9(c)は図9(b)と異なる形状
の後端係止部であり、ここでは、板バネ上端54aと固
定板56と倒れ防止板55aの結合部が、後端係止部5
3より下方に位置するように設けてあり、したがって、
倒れ防止板55も、前記倒れ防止板45とは逆向きに固
定している。かかる特徴により、仕切り板41に作用し
た矢印R方向(左右方向)の外力は、前記結合部から板
バネ54に伝わる一方で、板バネ54は、結合部よりも
高い位置で長尺の板材11に係止した後端係止部53か
ら反力を得ることができて、したがって、図9(c)の
態様では、外力に対する抵抗力をさらに確実にすること
が可能になる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る棚板で
は、シャフトの長さを適宜設定するだけで、ローラーユ
ニットを如何なる長さにも形成することが可能であり、
一方、矩形フレームも長尺の板材からなるので寸法を自
在に変えることが可能であり、さらに、矩形フレームに
組み込むローラーユニットの数量を適宜増減すれば、ロ
ーラーユニットの寸法をなんら変更すること無く、棚板
における前後方向の長さのバリエーションにも簡単に対
応することができる。したがって、本発明に係る棚板
は、これを製造するための生産設備に大きな変更を加え
ること無く、棚板の寸法バリエーションに関するさまざ
まな要望に対応することが可能である。
【0029】また本発明では、以上のようにして、棚板
の寸法バリエーションに対応するので、連設部材や変形
防止部材やローラーといった部材は寸法の異なる最小限
の種類だけ用意すれば良く、例えば、これらの部材を合
成樹脂と金型などから製造する場合には、金型などの製
造用具の種類を減少させることが可能になり、製造コス
トの大幅な削減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る棚板の平面を一部省略等して示す
図である。
【図2】(a)はローラーユニットの平面を一部破断等
して示す図であり、(b)は(a)の側面図である。
【図3】(a)はフレームの側面を一部破断等して示す
図であり、(b)は(a)の平面図である。
【図4】図1におけるA−A断面図である。
【図5】図1におけるB−B断面図である。
【図6】(a)は図3におけるC−C断面図であり、
(b)はD−D断面図である。
【図7】プッシュナットの平面図である。
【図8】本発明に係る棚板において、ローラー滑り面と
フレーム部材とを示す概略図である。
【図9】(a)は隣合う容器列間を仕切るセパレータの
側面図であり、(b)はセパレータの後端係止部まわり
を示した斜視図であり、さらに(c)は(a)(b)と
は異なる形状の後端係止部まわりを示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 棚板 10 矩形フレーム 11,12 長尺の板材 13 切欠き部 20 ローラーユニット 21 スペーサー(連設部材) 22 バーホルダー(変形防止部材) 23 シャフト 24 ローラー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同種の容器が前後方向に並ぶ容器列を左
    右方向に複数列陳列可能で、容器列の最前方に位置する
    一の容器を取り去ると、当該容器列の他の容器が前方へ
    と滑って容器の前出しが自動的に行われるようにした滑
    り棚に用いる棚板であって、 該棚板は複数のローラーユニットを矩形フレームの内側
    に並行に固定してなり、 前記ローラーユニットは、複数のシャフトにそれぞれ複
    数のローラーを自転可能に環装し、前記容器の荷重によ
    る前記シャフトの変形を防止するための変形防止部材を
    シャフト中間部の複数箇所に設け、該複数のシャフトを
    所定間隔でほぼ平行に保持するための連設部材を両端に
    設けてなり、 前記矩形フレームは、前記ローラーユニットが係合する
    係合部を備えるように長尺の板材から形成してなること
    を特徴とする棚板。
  2. 【請求項2】 前記連設部材は複数の係合部を備え、該
    係合部に各シャフトの両端を係合させて、熔接すること
    無く固定手段により各シャフト端部を固定してなる請求
    項1に記載の棚板。
  3. 【請求項3】 前記矩形フレームには、前記ローラーユ
    ニットの幅よりも長い切欠部を少なくとも一箇所に設け
    たことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の
    棚板。
  4. 【請求項4】 前記矩形フレームの左右方向に配置した
    前記長尺の板材を、前記複数のローラーの滑り面と同一
    あるいはそれ以下の高さに配置してなることを特徴とす
    る請求項1〜3の何れか一項に記載の棚板。
  5. 【請求項5】 前記矩形フレームの左右方向に配置した
    前記長尺の板材の上面を、前記ローラーを形成する材料
    と同等かそれ以上に滑り性能が高い材料で被覆し、該材
    料の表面を前記複数のローラーの滑り面と同一あるいは
    それ以下の高さに配置してなることを特徴とする請求項
    1〜3の何れか一項に記載の棚板。
  6. 【請求項6】 隣合う容器列間を仕切る着脱自在かつ位
    置変え自在なセパレータを設けた棚板であって、該セパ
    レータが左右方向への転倒を防止する手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の棚板。
JP2000131187A 2000-04-28 2000-04-28 滑り棚に用いる棚板 Pending JP2001309836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000131187A JP2001309836A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 滑り棚に用いる棚板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000131187A JP2001309836A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 滑り棚に用いる棚板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001309836A true JP2001309836A (ja) 2001-11-06

Family

ID=18640130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000131187A Pending JP2001309836A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 滑り棚に用いる棚板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001309836A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007197621A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Asahi Kasei Chemicals Corp 商品陳列用摺動板
US7768399B2 (en) 2004-12-07 2010-08-03 Inventory Systems Gmbh Holder for at least one object
US8823355B2 (en) 2009-02-19 2014-09-02 Inventory Systems Gmbh Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device
WO2016158262A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 培養装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7768399B2 (en) 2004-12-07 2010-08-03 Inventory Systems Gmbh Holder for at least one object
JP2007197621A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Asahi Kasei Chemicals Corp 商品陳列用摺動板
US8823355B2 (en) 2009-02-19 2014-09-02 Inventory Systems Gmbh Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device
WO2016158262A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 培養装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6435359B1 (en) Beverage display tray
US11583108B2 (en) Product management display system
US7195123B2 (en) Merchandising system
US4702402A (en) Product coupon container attachable to shopping cart
JPH0687820B2 (ja) 定形容器入り商品のデイスプレイ棚
KR200292985Y1 (ko) 쇼케이스용 선반
KR101671462B1 (ko) 상품 진열 선반
US8037833B2 (en) Stackable tray and inventory system with stackable trays
JP2001309836A (ja) 滑り棚に用いる棚板
JP2007145598A (ja) プラスチック製スライド板を複数組み合わせた移送システム
CN108778893B (zh) 可用手移动的运输设备
EP3759004B1 (en) Logistics system
US20060220501A1 (en) Stacking modular display
US5457859A (en) Modular clip and assembly using same
JP2000217675A (ja) 陳列棚用商品仕切板
JP2971535B2 (ja) 自動販売機の商品充填案内装置
US20060191172A1 (en) Display base
JPH0538309A (ja) 商品陳列装置
JP3215052U (ja) 商品陳列用スタンド
US20060151356A1 (en) Display container
JP6099066B1 (ja) 物品収容装置
JP3005332U (ja) 流動棚におけるローラレールとガイドレールの取付装置
US20050284785A1 (en) Multi-relief clam shell package
JP2022053784A (ja) 台車
JPH07172440A (ja) 仕切り付きコンテナ