JP3005332U - 流動棚におけるローラレールとガイドレールの取付装置 - Google Patents

流動棚におけるローラレールとガイドレールの取付装置

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JP3005332U
JP3005332U JP1994007116U JP711694U JP3005332U JP 3005332 U JP3005332 U JP 3005332U JP 1994007116 U JP1994007116 U JP 1994007116U JP 711694 U JP711694 U JP 711694U JP 3005332 U JP3005332 U JP 3005332U
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JP
Japan
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rails
roller
holding pieces
rail
shelf
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JP1994007116U
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Inventor
訓啓 塩川
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 流動棚の荷棚の棚枠にローラレールとガイド
レールを着脱容易かつ強固に取り付ける。 【構成】 棚枠2の前部と後部に固着した前取付板3と
後取付板4に、後方を向く複数の挾持片5を、側方一列
に設けるとともに、各挾持片5の直後に突起6を上向穿
設し、かつ前後両挾持片5に、ローラレール7とガイド
レール10の下面前後両端部に穿設した取付孔9、11
を後上方より係合するとともに、両レール7、10の後
部を、後方の突起の前面に当接させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、荷棚の棚板に代えて、前下方の傾斜する複数のローラレールとガイ ドレールを設け、ローラレールの後端に載置した荷を、重力により前方に順次移 動させるようにした荷棚において、前記両レールを、着脱自在かつ強固に固定し 、しかも必要に応じ、両レールの取付位置を、随時簡単に変更しうるようにした 、ローラレールとガイドレールの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のような流動棚は、倉庫等に多種多量の物品を整然と収納して、各種の物 品の在庫量を容易に知ることができ、かつ必要に応じて、必要な物品を必要量だ け迅速に取り出すことができる。
【0003】 しかして、荷棚に対するローラレールとガイドレールとの取り付けは、両レー ルを、荷棚に溶着するか、ボルトで締着するのが通例である。 一方、特開昭64−28104号公報には、上記流動棚に相当する新規な構成 の保管棚が開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の前者の手段は、ともに組立てが面倒であり、また収納する物品の横幅が 変った場合に対応して、両レールの間隔を変更することは、困難あるいは甚だ面 倒である。 また上述の後者の保管棚は、レールフレーム(上記ローラレールに相当する)に 加わる荷重と動揺により、突起金具ががたつき、また複数のレールフレーム間に 仕切りがないため、側方に並ぶ物品同士が、相互に干渉して、物品の流動が不円 滑になることがある。
【0005】 本考案は、荷棚にローラレールとガイドレールを、着脱容易かつ強固に、しか も物品の横幅に対応して、両レールの取付位置を簡単に変更しうるようにした装 置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によると、上記課題は、次のようにして解決される。 (1) 複数のローラレールとガイドレールを前後に向けて架設した方形の棚枠 を、支柱に前下方に傾斜させて固着した流動棚において、棚枠の前枠杆と後枠杆 に固着した、棚枠と平行をなす横長の前取付板と後取付板に、それより若干上方 において後方に向い、かつ後部が後上方に傾斜する複数の挾持片を、側方1列に 設け、各挾持片の直後に突起を上向突設し、前後の両挾持片に、ローラレールと ガイドレールの下面前後両端部に穿設した取付孔を係合するとともに、両レール の下面後端を、後方の突起の前面に当接させるようにする。
【0007】 (2) 前項において、ローラレールを角筒状とするとともに、ガイドレールを 逆向T字状とし、それぞれの下面両側部前後両端に、左右1対の取付孔を穿設し て、左右対をなす両取付孔の間隔と、前列の各挾持片同士の間隔、および後列の 各挾持片同士の間隔を等間隔とする。
【0008】
【作用】
前後の両挾持片に、レールの前後両取付孔を上方より嵌合して、若干前方に移 動させれば、両挾持片と両取付孔は係合し、両取付孔の後端縁と両側縁後端は、 それぞれ両挾持片の内面前端と両側縁前端に当接して、両レールの前方と側方へ の移動が防止される。
【0009】 これと同時に、両レールにおける前方の取付孔の直後が、前方の突起の作用に より前方の挾持片に圧接するとともに、後方の取付孔の直後が、後方の挾持片に 重合して、両レールの上方への移動が防止される。
【0010】 さらに、両レールの下端が後方の突起の前面に当接して、両レールの後方への 移動が防止され、両レールは棚枠に確実に固定される。
【0011】 固定した両レールは、その後端を若干持ち上げつつ後方に移動させれば、挾持 片と取付孔の係合は解除されるので、棚枠より取り外すことができる。
【0012】 ローラレールとガイドレールの形状と大きさ、および取付孔の相互位置関係を 、請求項2に記載のようにすれば、両レールを取り扱う物品に対応して、無駄な く最適の個所に固定することができる。
【0013】
【実施例】
以下本考案を、添付の図面について具体的に説明する。 図は、本考案を適用した流動棚を示すもので、方形をなすように立設した支柱 (1)には、前下方(図面の左下方、以下図面の左方を前方という。)に傾斜する方 形の複数の棚枠(2)が、所定間隔を設けて固着されている。
【0014】 各棚枠(2)の前枠杆(2a)と後枠杆(2b)には、それぞれ、ほぼ水平をなす横長の 前取付板(3)と後取付板(4)が固着され、前取付板(3)の前端には、上方を向く 停止板(3a)が設けられている。
【0015】 両取付板(3)(4)には、若干上方において後方に向かい、かつ後部が後上方に 傾斜する多数の挾持片(5)が、等間隔をもって、左右1列に並んで切り起こされ ている。各挾持片(5)の後方には、上向突起(6)が切り起こされている。
【0016】 板材を角筒状に屈曲して形成した、棚枠(2)の前後長とほぼ等長の下向コ字状 断面のローラレール(7)の内側上部には、軸線を左右に向けて前後1列に並ぶ多 数のローラ(8)が枢設され、ローラ(8)の上部は、ローラレール(7)の上片(7a) よりやや突出している。
【0017】 ローラレール(7)の下端には、対向する内向片(7b)(7b)が設けられている。
【0018】 左右の内向片(7b)(7b)の前後両端部には、上記挾持片(5)が嵌挿しうる取付孔 (9)が穿設されている。左右の対をなす両取付孔(9)の間隔は、各挾持片(5)の 間隔と等しい。
【0019】 ローラレール(7)と等厚の板材を倒さT字形に屈曲して形成した、ローラレー ル(7)と等長、かつそれより高さがかなり高いガイドレール(10)の下端には、左 右の外向片(10a)(10a)が設けられている。
【0020】 外向片(10a)の前後両端部には、上記取付孔(9)と同形等寸の取付孔(11)が穿 設されている。左右に対をなす両取付孔(11)の間隔は、上記左右に対をなす取付 孔(9)と等間隔である。
【0021】 上述の本考案装置において、両レール(7)(10)の前後の各取付孔(9)(11)を、 前後の各挾持片(5)に外嵌して若干前方に移動させるだけで、両レール(7)(10) を棚枠(2)に確実に固定しうる。
【0022】 このローラレール(7)の後端に物品(図示省略)を載置すれば、ガイドレール(1 0)に案内されて、重力により停止板(3a)に当接するまで、あるいは先行した物品 に当接するまで、前方向へ走行し、物品を使用する者は、随時ローラレール(7) の前端より、容易に必要とする物品を取り出すことができる。
【0023】 各ローラレール(7)の左右の取付孔(9)の間隔、および各ガイドレール(10)の 左右の取付孔(9)の間隔は、前後両列の挾持片(5)同士の間隔と等しいので、物 品の横幅に対応して、両レール(7)(10)を、棚枠(2)の最適の位置に固定するこ とができる。
【0024】 なお、上記実施例においては、前後の両取付板(3)(4)に、それぞれ多数の挾 持片(5)を等間隔に穿設したが、取り扱う物品の横幅が常時一定の場合は、必要 個所にのみ挾持片(5)を穿設して、他を省略してもよい。
【0025】 また、両レール(7)(10)の前後両端にそれぞれ左右1対の取付孔(9)(11)を設 けたが、取り扱う物品が小形軽量の場合には、両レール(7)(10)の下面前後部の 中央に、取付孔(9)(11)を1個ずつ設けるだけでよい。
【0026】
【考案の効果】
本考案の装置によれば、ローラレールとガイドレールを、棚枠へがたつくこと なく強固に取り付けて、物品を円滑に流動させることができる。
【0027】 しかも、両レールの着脱は甚だ簡単容易であり、かつ構成が簡単で、安価に製 作することができる。
【0028】 請求項2の装置によると、取り扱う物品の大きさに対応して、随時、両レール を棚枠の最適の個所に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の要部の一部切欠分解斜視図であ
る。
【図2】本考案を適用した流動棚の平面図である。
【図3】同じく一部切欠側面図である。
【図4】図2のA−A線拡大断面図である。
【符号の説明】
(1)支柱 (2)棚枠 (2a)前枠杆 (2b)後枠杆 (3)前取付板 (3a)停止板 (4)後取付板 (5)挾持片 (6)突起 (7)ローラレール (7a)上片 (7b)内向片 (8)ローラ (9)取付板 (10)ガイドレール (10a)外向片 (11)取付孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のローラレールとガイドレールを前
    後に向けて架設した方形の棚枠を、支柱に前下方に傾斜
    させて固着した流動棚において、棚枠の前枠杆と後枠杆
    に固着した、棚枠と平行をなす横長の前取付板と後取付
    板に、それより若干上方において後方に向い、かつ後部
    が後上方に傾斜する複数の挾持片を、側方1列に設け、
    各挾持片の直後に突起を上向突設し、前後の両挾持片
    に、ローラレールとガイドレールの下面前後両端部に穿
    設した取付孔を係合するとともに、両レールの下面後端
    を、後方の突起の前面に当接させるようにしてなる流動
    棚におけるローラレールとガイドレールの取付装置。
  2. 【請求項2】 ローラレールを角筒状とするとともに、
    ガイドレールを逆向T字状とし、それぞれの下面両側部
    前後両端に、左右1対の取付孔を穿設して、左右対をな
    す両取付孔の間隔と、前列の各挾持片同士の間隔、およ
    び後列の各挾持片同士の間隔を等間隔としてなる請求項
    1記載の流動棚におけるローラレールとガイドレールの
    取付装置。
JP1994007116U 1994-06-17 1994-06-17 流動棚におけるローラレールとガイドレールの取付装置 Expired - Lifetime JP3005332U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001010706A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Okamura Corp ホイールレールの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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