JPWO2016157369A1 - エレベータの制御システム - Google Patents

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Abstract

ブレーキ装置の制動トルクが減少している場合でも、安全性を担保しつつ、利便性の低下を抑制することができるエレベータの制御システムを提供する。エレベータの制御システムは、昇降路(1)の内部に設けられたかご(2)と巻上機(4)とブレーキ装置(7)と緩衝器(6)とを備えたエレベータにおいて、前記ブレーキ装置(7)により前記巻上機(4)を制動した際に前記かご(2)が停止するまでの走行距離を検知する走行距離検知部(12c)と、前記かご(2)を緊急停止させた際に前記かご(2)の前記緩衝器(6)への衝突速度が許容速度となるように前記エレベータの運行時における前記かご(2)の緊急停止を開始する監視位置または前記かごの緊急停止を開始する際の監視速度を前記走行距離検知部(12c)により検知された前記かご(2)が停止するまでの走行距離に応じて調整する調整部(12f)と、を備えた。

Description

この発明は、エレベータの制御システムに関する。
特許文献1は、エレベータの制御システムを開示する。当該制御システムは、強制減速部を備える。強制減速部は、かごの速度が監視速度よりも高くなった際にブレーキ装置によりかごを緊急停止させる。
制御システムにおいては、検査モードが設定される。検査モードにおいては、ブレーキ装置の制動トルクが確保されているか否かが判定される。この際、制動トルクが検査基準を満たしていないと、かごの緊急停止時においてかごの緩衝器への衝突速度が許容速度を超えるおそれがある。このため、かごの監視速度は、かごの緩衝器への衝突に対する許容速度に設定される。
国際公開第2006/103769号
しかしながら、かごの監視速度がかごの緩衝器への衝突に対する許容速度に設定された場合、かごの走行速度をかごの緩衝器への衝突に対する許容速度よりも低くする必要がある。このため、かごの最高速度を通常時の半分程度に制限する必要がある。その結果、エレベータの利便性が低下する。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、ブレーキ装置の制動トルクが減少している場合でも、安全性を担保しつつ、利便性の低下を抑制することができるエレベータの制御システムを提供することである。
この発明に係るエレベータの制御システムは、昇降路の内部に設けられたかごと前記かごを駆動する巻上機と前記巻上機を制動するブレーキ装置と前記昇降路の終端部に設けられた緩衝器とを備えたエレベータにおいて、前記ブレーキ装置により前記巻上機を制動した際に前記かごが停止するまでの走行距離を検知する走行距離検知部と、前記かごを緊急停止させた際に前記かごの前記緩衝器への衝突速度が許容速度となるように前記エレベータの運行時における前記かごの緊急停止を開始する監視位置または前記かごの緊急停止を開始する際の監視速度を前記走行距離検知部により検知された前記かごが停止するまでの走行距離に応じて調整する調整部と、を備えた。
これらの発明によれば、調整部は、かごの緊急停止を開始する監視位置またはかごの緊急停止を開始する際の監視速度をかごが停止するまでの走行距離に応じて調整する。このため、安全性を担保しつつ、利便性の低下を抑制することができる。
この発明の実態の形態1におけるエレベータの制御システムが適用されるエレベータの概要図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御システムのハードウェア構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御システムによるブレーキ装置の制動トルクの検査方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御システムによるかごの緊急停止を開始する監視位置の設定方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御システムの調整部の動作を説明するための図である。 この発明の実態の形態2におけるエレベータの制御システムが適用されるエレベータの概要図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの制御システムによるかごの緊急停止を開始する際の監視速度の設定方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの制御システムの調整部の動作を説明するための図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実態の形態1におけるエレベータの制御システムが適用されるエレベータの概要図である。
図1において、昇降路1は、建築物の各階を貫く。かご2は、昇降路1の内部に設けられる。釣合おもり3は、昇降路1の内部に設けられる。巻上機4は、昇降路1の上部に設けられる。ロープ5は、巻上機4に巻き掛けられる。ロープ5の一側は、かご2を吊る。ロープ5の他側は、釣合おもり3を吊る。緩衝器6は、昇降路1の下側の終端に設けられる。
ブレーキ装置7は、巻上機4に設けられる。例えば、ブレーキ装置7は、ディスクブレーキからなる。例えば、ブレーキ装置7は、ドラムブレーキからなる。
調速機8は、一対のシーブ8aとロープ8bとを備える。シーブ8aの一方は、昇降路1の上部に設けられる。シーブ8aの他方は、昇降路1の下部に設けられる。ロープ8bは、一対のシーブ8aに巻き掛けられる。ロープ8bの一部は、かご2の下部に連結される。回転数検知器9は、シーブ8aの一方に設けられる。
第1プレート10aの一方は、昇降路1の上部に設けられる。第1プレート10aの他方は、昇降路1の下部に設けられる。第2プレート10bの一方は、昇降路1の上部に設けられる。第2プレート10bの一方は、第1プレート10aの一方よりも昇降路1の高さ方向における中央側に突き出す。第2プレート10bの他方は、昇降路1の下部に設けられる。第2プレート10bの他方は、第1プレート10aの他方よりも昇降路1の高さ方向における中央側に突き出す。
位置検知器11は、かご2の上部に設けられる。例えば、位置検知器11は、カムスイッチからなる。
制御システム12は、記憶部12aと速度検知部12bと走行距離検知部12cと制御部12dと強制減速部12eと調整部12fとを備える。
記憶部12aは、第1走行距離基準値と第2走行距離基準値との情報を記憶する。第1走行距離基準値と第2走行距離基準値とは、かご2の制動距離の値である。具体的には、第1走行距離基準値と第2走行距離基準値とは、かご2が検査速度で緊急停止を開始した際にかご2が停止するまでの走行距離の値である。
第1走行距離基準値は、昇降路1の終端側における第1位置においてかご2が第1監視速度よりも高い第2監視速度以下で昇降路1の終端側へ緊急停止を開始した際に、かご2の緩衝器6への衝突速度が許容速度以下となるブレーキ装置7の状態に対応した値である。第1位置は、第1プレート10aにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置である。
第2走行距離基準値は、第1位置よりも昇降路1の終端から離れた第2位置においてかご2が第2監視速度で昇降路1の終端側へ緊急停止を開始した際に、かご2の緩衝器6への衝突速度が許容速度以下となるブレーキ装置7の状態に対応した値である。第2位置は、第2プレート10bにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置である。
速度検知部12bの入力部は、回転数検知器9の出力部に接続される。走行距離検知部12cの入力部は、回転数検知器9の出力部に接続される。制御部12dの出力部は、巻上機4の入力部とブレーキ装置7の入力部とに接続される。強制減速部12eの入力部は、位置検知器11の出力部と速度検知部12bの出力部と走行距離検知部12cの出力部とに接続される。
制御部12dと強制減速部12eと調整部12fとは互いに独立する。例えば、制御部12dと強制減速部12eと調整部12fとは、互いに独立したマイクロコンピュータからなる。制御部12dと強制減速部12eとは、エレベータの運転情報を共有する。
利用者がかご2に乗ると、制御部12dは、巻上機4を駆動制御する。巻上機4は、制御部12dによる駆動制御により回転する。ロープ5は、巻上機4の回転に追従して移動する。かご2と釣合おもり3とは、ロープ5の移動に追従して移動する。
かご2が目的階に近づくと、制御部12dは、ブレーキ装置7を駆動制御する。ブレーキ装置7は、制御部12dによる駆動制御により巻上機4を制動する。巻上機4は、ブレーキ装置7の制動により目的階において静止保持される。ロープ5は、巻上機4の静止保持により停止する。かご2と釣合おもり3とは、ロープ5の停止により停止する。利用者は、かご2から目的階に降りる。
調速機8において、ロープ8bは、かご2の移動に追従して移動する。一対のシーブ8aは、ロープ8bの移動に追従して回転する。回転数検知器9は、シーブ8aの一方の回転数を検知する。
速度検知部12bは、回転数検知器9により検知されたシーブ8aの一方の回転数に基づいてかご2の速度を検知する。走行距離検知部12cは、回転数検知器9により検知されたシーブ8aの一方の回転数に基づいてかご2の走行距離を検知する。
位置検知器11は、昇降路1の終端部において第1プレート10aを連続的に検出する。位置検知器11は、昇降路1の終端部において第2プレート10bを連続的に検出する。
強制減速部12eは、かご2が昇降路1の終端部において監視速度を超えた場合に制御部12dに緊急停止指令を送信する。制御部12dは、当該緊急停止指令に基づいてブレーキ装置7を動作させる。その結果、かご2が緩衝器6に衝突する際、かご2の速度は、許容速度以下となる。このため、かご2の衝撃は、適切に緩和される。
制御システム12においては、検査モードが設定される。例えば、当該検査モードは、予め設定された時間間隔で実行される。例えば、当該検査モードは、保守作業時等においてかご2等に設けられたスイッチ等を操作することにより任意の時点で実行される。
温度、湿度、酸化、さびの状態等が要因となってブレーキ装置7の制動トルクが減少した場合、かご2が検査速度で緊急停止を開始した際の制動距離の値は、第1走行距離基準値よりも大きくて第2走行距離基準値以下となる。この場合、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する監視位置を第1プレート10aにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置から第2プレート10bにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置に切り替える。この際、調整部12fは、かご2の最高速度の設定値を変更せず、昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度の設定値を小さくするように、制御部12dに指令を送信する。
ブレーキ装置7の修理、交換等によりブレーキ装置7の制動トルクが増加した場合、かご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離は、第1走行距離基準値以下となる。この場合、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する監視位置を第2プレート10bにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置から第1プレート10aにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置に切り替える。この際、調整部12fは、かご2の最高速度の設定値を変更せず、昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度の設定値を大きくするように、制御部12dに指令を送信する。
次に、図2を用いて、制御部12dと強制減速部12eと調整部12fとを説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御システムのハードウェア構成図である。
制御部12dは、第1処理回路13aを備える。第1処理回路13aは、少なくとも一つの第1プロセッサ14aと少なくとも一つの第1メモリ15aとを備える。制御部12dの動作は、少なくとも一つの第1プロセッサ14aが少なくとも一つの第1メモリ15aに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
強制減速部12eは、第2処理回路13bを備える。第2処理回路13bは、少なくとも一つの第2プロセッサ14bと少なくとも一つの第2メモリ15bとを備える。強制減速部12eの動作は、少なくとも一つの第2プロセッサ14bが少なくとも一つの第2メモリ15bに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
調整部12fは、第3処理回路13cを備える。第3処理回路13cは、少なくとも一つの第3プロセッサ14cと少なくとも一つの第3メモリと15cを備える。調整部12fの動作は、少なくとも一つの第3プロセッサ14cが少なくとも一つの第3メモリ15cに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
次に、図3を用いて、ブレーキ装置7の制動トルクの検査方法を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御システムによるブレーキ装置の制動トルクの検査方法を説明するための図である。図3の横軸はかご2の速度である。図3の縦軸はかご2の位置である。
検査モードにおいて、制御部12dは、かご2の1の速度を検査速度に設定する。強制減速部12eは、速度検知部12bによりかご2の速度が検査速度に達したことが検知された際に制御部12dにかご2の緊急停止を開始させる。走行距離検知部12cは、かご2の制動距離を検知する。具体的には、走行距離検知部12cは、かご2が緊急停止を開始してからかご2の速度が0となるまでにかご2が走行した距離を検知する。強制減速部12eは、かご2の制動距離の情報を調整部12fに送信する。
次に、図4を用いて、かご2の緊急停止を開始する監視位置の設定方法を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御システムによるかごの緊急停止を開始する監視位置の設定方法を説明するための図である。図4の横軸はかご2の速度および監視速度である。図4の縦軸はかご2の位置である。図4において、かご2の速度は細線で表される。かご2の監視速度は、太線で表される。
かご2の制動距離の値が第1走行距離基準値よりも大きくて第2走行距離基準値以下の場合、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する監視位置を第2プレート10bにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置に設定する。その結果、第1監視速度は、図4の太点線で示す通りに第2プレート10bの位置まで設定される。
この際、調整部12fは、かご2の最高速度の設定値を変更せず、昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度の設定値を小さくするように、制御部12dに指令を送信する。その結果、図4に示す通り、昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度は、実線で示した値から点線で示した値に変更される。かご2の速度の値は、太点線で示した第1監視速度の値よりも小さくなる。
かご2の制動距離の値が第1走行距離基準値よりも大きくて第2走行距離基準値以下の場合、かご2は、第2プレート10bにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置において緊急停止を開始する。その結果、かご2の緩衝器6への衝突速度は、許容速度以下となる。
かご2の制動距離の値が第1走行距離基準値以下の場合、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する監視位置を第1プレート10aにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置に設定する。
この際、調整部12fは、かご2の最高速度の設定値を変更せず、昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度の設定値を大きくするように、制御部12dに指令を送信する。その結果、図4に示す通り、昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度は、点線で示した値から実線で示した値に変更される。かご2の速度の値は、太点線で示した第1監視速度の値よりも小さくなる。
かご2が停止するまでの走行距離の値が第1走行距離基準値以下の場合、かご2は、第1プレート10aにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置において緊急停止を開始する。その結果、かご2の緩衝器6への衝突速度は、許容速度以下となる。
次に、図5を用いて、調整部12fの動作を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御システムの調整部の動作を説明するための図である。
ステップS1では、調整部12fは、かご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第1走行距離基準値以下か否かを判定する。
ステップS1でかご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第1走行距離基準値以下の場合は、ステップS2に進む。ステップS2では、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する監視位置を第1プレート10aにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置に設定する。その結果、強制減速部12eは、第1プレート10aを使用してかご2の位置を監視する。
ステップS1でかご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第1走行距離基準値以下でない場合は、ステップS3に進む。ステップS3では、調整部12fは、かご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第1走行距離基準値よりも大きくて第2走行距離基準値以下か否かを判定する。
ステップS3でかご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第1走行距離基準値よりも大きくて第2走行距離基準値以下の場合は、ステップS4に進む。ステップS4では、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する監視位置を第2プレート10bにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置に設定する。その結果、強制減速部12eは、第2プレート10bを使用してかご2の位置を監視する。
ステップS3でかご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第2走行距離基準値よりも大きい場合は、第2プレート10bにおける昇降路1の中央側の端部に対応した位置においてかご2の緊急停止を開始しても、かご2の緩衝器6への衝突速度が許容速度よりも高くなるおそれがある。この場合は、ステップS5に進む。ステップS5では、調整部12fは、かご2の位置によらず監視速度を緩衝器6への衝突に対する許容速度に設定する。この際、エレベータの運行を停止させてもよい。
以上で説明した実施の形態1によれば、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する監視位置をかご2の制動距離に応じて調整する。このため、安全性を担保しつつ、利便性の低下を抑制することができる。
また、かご2の制動距離が前回の検知時よりも長くなった場合、かご2の最高速度の設定値は、変更されない。かご2の緊急停止を開始する監視位置は、前回の設定よりも昇降路1の終端部から遠い位置に設定される。昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度の設定値は、前回の設定値よりも小さくなる。このため、かご2は、最高速度で走行できる。その結果、かご2の走行時間の増大を抑制することができる。
また、かご2の制動距離が前回の検知時よりも短くなった場合、かご2の最高速度の設定値は変更されない。かご2の緊急停止を開始する監視位置は、前回の設定よりも昇降路1の終端部から近い位置に設定される。昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度の設定値は、前回の設定値よりも大きくなる。このため、かご2の走行時間の短縮を図ることができる。
また、第1走行距離基準値と第2走行距離基準値とを利用すれば、任意の時点においてかご2の緊急停止を開始する監視位置を設定できる。このため、ブレーキ装置7の制動トルクの減少が疑われる際にかご2の緊急停止を開始する監視位置を適切に設定できる。
また、ブレーキ装置7の制動トルクの検査は、予め設定された時間間隔で行われる。このため、通常運行時にかご2の緊急停止が発生しない場合でもブレーキ装置7の制動トルクの減少を検知することができる。
なお、強制減速部12e等は、マイクロコンピュータでなくてもよい。例えば、昇降路1の終端部の検知、かご2の速度が監視速度を超えたことの検知、ブレーキ装置7の動作の制御までを複数のリレーで制御してもよい。この場合も、安全性を担保しつつ、利便性の低下を抑制することができる。
また、強制減速部12eに調整部12fを含めてもよい。この場合も、安全性を担保しつつ、利便性の低下を抑制することができる。
また、昇降路1の内部の機器配置の都合で、第1プレート10aまたは第2プレート10bを予め設定された位置に離散的に配置する場合は、第1プレート10aと第2プレート10bとに関し、速度検知部12bと走行距離検知部12cとの情報も用いてかご2が予め設定された位置から緩衝器6の間に配置されていることを検知すればよい。この場合も、安全性を担保しつつ、利便性の低下を抑制することができる。
また、第1プレート10aに代えて、昇降路1にカムレールを設けてもよい。この場合、かご2にスイッチを設ければよい。当該スイッチは、昇降路1の終端部においてカムレールに押されることによりカムレールを連続的に検出する。この場合も、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する監視位置をかご2の制動距離に応じて調整する。このため、安全性を担保しつつ、利便性の低下を抑制することができる。
実施の形態2.
図6はこの発明の実態の形態2におけるエレベータの制御システムが適用されるエレベータの概要図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
図6において、第3プレート10cは、昇降路1の下部に設けられる。
制御システム12は、位置検知部12gも備える。位置検知部12gの入力部は、回転数検知器9の出力部と位置検知器11の出力部とに接続される。位置検知部12gの出力部は、強制減速部12eの入力部に接続される。例えば、位置検知部12gは、第3プレート10cの設置位置の情報を予め記憶する。例えば、位置検知部12gは、第3プレート10cの設置位置を学習により記憶する。位置検知部12gは、位置検知器11が第3プレート10cを検知した際にかご2の位置の認識を記憶された第3プレート10cの設定位置に補正する。
記憶部12aは、第3走行距離基準値と第4走行距離基準値とを記憶する。第3走行距離基準値と第4走行距離基準値とは、かご2の制動距離の値である。具体的には、第3走行距離基準値と第4走行距離基準値とは、かご2が検査速度で緊急停止を開始した際にかご2が停止するまでの走行距離の値である。
第3走行距離基準値は、かご2が第3監視速度で昇降路1の終端側へ緊急停止を開始した際に、かご2の前記緩衝器6への衝突速度が許容速度以下となるブレーキ装置7の状態に対応した値である。第4走行距離基準値は、かご2が第3監視速度よりも低い第4監視速度で昇降路1の終端側へ緊急停止を開始した際に、かご2の緩衝器6への衝突速度が許容速度以下となるブレーキ装置7の状態に対応した値である。
制御システム12においては、検査モードが設定される。当該検査モードは、予め設定された時間間隔で実行される。
温度、湿度、酸化、さび状態等が要因となってブレーキ装置7の制動トルクが減少した場合、かご2が検査速度で緊急停止を開始した際の制動距離の値は、第3走行距離基準値よりも大きくて第4走行距離基準値以下となる。この場合、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する際の監視速度を第3監視速度から第4監視速度に切り替える。この際、調整部12fは、かご2の最高速度を変更せず、昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度の設定値を小さくするように、制御部12dに指令を送信する。
ブレーキ装置7の修理、交換等によりブレーキ装置7の制動トルクが増加した場合、かご2が検査速度で緊急停止を開始した際の制動距離の値が第3走行距離基準値以下となる。この場合、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する際の監視速度を第4監視速度から第3監視速度に切り替える。この際、調整部12fは、かご2の最高速度を変更せず、昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度の設定値を大きくするように、制御部12dに指令を送信する。
次に、図7を用いて、かご2の緊急停止を開始する際の監視速度の設定方法を説明する。
図7はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの制御システムによるかごの緊急停止を開始する際の監視速度の設定方法を説明するための図である。図7の横軸はかご2の速度および監視速度である。図7の縦軸はかご2の位置である。図7において、かご2の速度は細線で表される。かご2の監視速度は、太線で表される。
かご2の制動距離の値が第3走行距離基準値よりも大きくて第4走行距離基準値以下の場合、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する際の監視速度を第4監視速度に設定する。その結果、かご2の緊急停止を開始する際の監視速度の値は、図7に示す通りに太実線で示した値から太点線で示した値に変更される。
この際、調整部12fは、かご2の最高速度の設定値を変更せずに、昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度の設定値を小さくするように、制御部12dに指令を送信する。その結果、図7に示す通り、かご2の速度の値は、第4監視速度の値よりも小さくなる。
かご2の制動距離の値が第3走行距離基準値よりも大きくて第4走行距離基準値以下の場合、かご2は、第4監視速度以下で緊急停止を開始する。その結果、かご2の緩衝器6への衝突速度は、許容速度以下となる。
かご2の制動距離の値が第3走行距離基準値以下の場合、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する際の監視速度を第3速度に設定する。その結果、かご2の緊急停止を開始する際の監視速度の値は、図7に示す通りに太点線で示した値から太実線で示した値に変更される。
この際、調整部12fは、かご2の最高速度の設定値を変更せずに、昇降路1の終端部におけるかご2の加減速度の設定値を大きくするように、制御部12dに指令を送信する。その結果、図7に示す通り、かご2の速度の値は、第3監視速度の値よりも小さくなる。
かご2の制動距離の値が第3走行距離基準値以下の場合、かご2は、第3監視速度以下で緊急停止を開始する。その結果、かご2の緩衝器6への衝突速度は、許容速度以下となる。
次に、図8を用いて、調整部12fの動作を説明する。
図8はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの制御システムの調整部の動作を説明するための図である。
ステップS11では、調整部12fは、かご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第3走行距離基準値以下か否かを判定する。
ステップS11でかご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第3走行距離基準値以下の場合は、ステップS12に進む。ステップS12では、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する際の監視速度を第3監視速度に設定する。
ステップS11でかご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第3走行距離基準値以下でない場合は、ステップS13に進む。ステップS13では、調整部12fは、かご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第3走行距離基準値よりも大きくて第4走行距離基準値以下か否かを判定する。
ステップS13でかご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第3走行距離基準値よりも大きくて第4走行距離基準値以下の場合は、ステップS14に進む。ステップS14では、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する際の監視速度を第4監視速度に設定する。
ステップS13でかご2が検査速度で緊急停止した際の制動距離の値が第4走行距離基準値よりも大きい場合は、かご2の速度が第4監視速度の際にかご2の緊急停止を開始しても、かご2の緩衝器6への衝突速度が許容速度よりも高くなるおそれがある。この場合は、ステップS15に進む。ステップS15では、調整部12fは、かご2の位置によらずかご2の監視速度をかご2の緩衝器6への衝突に対する許容速度に設定する。この際、エレベータの運行を停止させてもよい。
以上で説明した実施の形態2によれば、調整部12fは、かご2の緊急停止を開始する際の監視速度をかご2の制動距離に応じて調整する。このため、安全性を担保しつつ、利便性の低下を抑制することができる。
また、かご2の制動距離が前回の検知時よりも長くなった場合、かご2の最高速度の設定値は、変更されない。昇降路1の終端部におけるかご2を緊急停止させる際の監視速度の設定値は、前回の設定値よりも小さくなる。かご2の加減速度の設定値は、前回の設定値よりも小さくなる。このため、かご2は、最高速度で走行できる。その結果、かご2の走行時間の増大を抑制することができる。
また、かご2の制動距離が前回の検知時よりも短くなった場合、かご2の最高速度の設定値は、変更されない。昇降路1の終端部におけるかご2を緊急停止させる際の監視速度の設定値は、前回の設定値よりも大きくなる。かご2の加減速度の設定値は、前回の設定値よりも大きくなる。このため、かご2の走行時間の短縮を図ることができる。
また、第3走行距離基準値と第4走行距離基準値とを利用すれば、任意の時点においてかご2の緊急停止を開始する際の監視速度を設定できる。このため、ブレーキ装置7の制動トルクの減少が疑われる際にかご2の緊急停止を開始する監視位置を適切に設定できる。
また、ブレーキ装置7の制動トルクの検査は、予め設定された時間間隔で行われる。このため、通常運行時にかご2の緊急停止が発生しない場合でもブレーキ装置7の制動トルクの減少を検知することができる。
なお、実施の形態1および実施の形態2において、ブレーキ装置7の制動トルクの減少を温度センサまたは湿度センサの計測結果から推定してもよい。この場合、制動トルクの検査を予め設定された時間間隔で行わなくても、安全性を担保することができる。例えば、湿度の値が予め設定された値を超えた場合に監視速度を高くすれば、安全性を担保しつつ、利便性の低下を抑制することができる。
以上のように、この発明に係るエレベータの制御システムは、安全性を担保しつつ、利便性の低下を抑制するシステムに利用できる。
1 昇降路、 2 かご、 3 釣合おもり、 4 巻上機、 5 ロープ、 6 緩衝器、 7 ブレーキ装置、 8 調速機、 8a シーブ、 8b ロープ、 9 回転数検知器、 10a 第1プレート、 10b 第2プレート、 10c 第3プレート、 11 位置検知器、 12 制御システム、 12a 記憶部、 12b 速度検知部、 12c 走行距離検知部、 12d 制御部、 12e 強制減速部、 12f
調整部、 12g 位置検知部、 13a 第1処理回路、 13b 第2処理回路、
13c 第3処理回路、 14a 第1プロセッサ、 14b 第2プロセッサ、 14c 第3プロセッサ、 15a 第1メモリ、 15b 第2メモリ、 15c 第3メモリ

Claims (9)

  1. 昇降路の内部に設けられたかごと前記かごを駆動する巻上機と前記巻上機を制動するブレーキ装置と前記昇降路の終端部に設けられた緩衝器とを備えたエレベータにおいて、前記ブレーキ装置により前記巻上機を制動した際に前記かごが停止するまでの走行距離を検知する走行距離検知部と、
    前記かごを緊急停止させた際に前記かごの前記緩衝器への衝突速度が許容速度となるように前記エレベータの運行時における前記かごの緊急停止を開始する監視位置または前記かごの緊急停止を開始する際の監視速度を前記走行距離検知部により検知された前記かごが停止するまでの走行距離に応じて調整する調整部と、
    を備えたエレベータの制御システム。
  2. 前記調整部は、前記走行距離検知部により検知された前記かごが停止するまでの走行距離が前回の検知時よりも長くなった場合に、前記かごの最高速度の設定値を変更せず、前記かごの緊急停止を開始する監視位置を前回の設定よりも前記昇降路の終端部から遠い位置に設定し、前記昇降路の終端部における前記かごの加減速度の設定値を前回の設定値よりも小さくする請求項1に記載のエレベータの制御システム。
  3. 前記調整部は、前記走行距離検知部により検知された前記かごが停止するまでの走行距離が前回の検知時よりも短くなった場合に、前記かごの最高速度の設定値を変更せず、前記かごの緊急停止を開始する監視位置を前回の設定よりも前記昇降路の終端部に近い位置に設定し、前記昇降路の終端部における前記かごの加減速度の設定値を前回の設定時よりも大きくする請求項2に記載のエレベータの制御システム。
  4. 前記昇降路の終端側における第1位置において前記かごが第1監視速度よりも高い第2監視速度以下で前記昇降路の終端側へ緊急停止を開始した際に、前記かごの前記緩衝器への衝突速度が許容速度以下となる前記ブレーキ装置の状態で、前記かごが検査速度で緊急停止を開始した際に前記かごが停止するまでの走行距離の値を第1走行距離基準値として記憶し、前記第1位置よりも前記昇降路の終端から離れた第2位置において前記かごが前記第2監視速度で前記昇降路の終端側へ緊急停止を開始した際に、前記かごの前記緩衝器への衝突速度が許容速度以下となる前記ブレーキ装置の状態で、前記かごが前記検査速度で緊急停止を開始した際に前記かごが停止するまでの走行距離の値を第2走行距離基準値として記憶した記憶部、
    を備え、
    前記調整部は、前記かごが前記検査速度で緊急停止を開始した際に前記かごが停止するまでの走行距離の値が前記第1走行距離基準値以下の場合は、前記かごの緊急停止を開始する監視位置を第1位置とし、前記かごが前記検査速度で緊急停止を開始した際に前記かごが停止するまでの走行距離の値が前記第1走行距離基準値よりも大きくて前記第2走行距離基準値以下の場合は、前記かごの緊急停止を開始する監視位置を第2位置とする請求項2または請求項3に記載のエレベータの制御システム。
  5. 前記調整部は、前記走行距離検知部により検知された前記かごが停止するまでの走行距離が前回の検知時よりも長くなった場合に、前記かごの最高速度の設定値を変更せず、前記昇降路の終端部における前記かごを緊急停止させる際の監視速度の設定値を前回の設定値よりも小さくし、前記かごの加減速度の設定値を前回の設定値よりも小さくする請求項1に記載のエレベータの制御システム。
  6. 前記調整部は、前記走行距離検知部により検知された前記かごが停止するまでの走行距離が前回の検知時よりも短くなった場合に、前記かごの最高速度の設定値を変更せず、前記昇降路の終端部における前記かごの監視速度の設定値を前回の設定値よりも大きくし、前記かごの加減速度の設定値を前回の設定値よりも大きくする請求項5に記載のエレベータの制御システム。
  7. 前記かごが第3監視速度で前記昇降路の終端側へ緊急停止を開始した際に、前記かごの前記緩衝器への衝突速度が許容速度以下となる前記ブレーキ装置の状態で、前記かごが検査速度で緊急停止を開始した際に前記かごが停止するまでの走行距離を第3走行距離基準値として記憶し、前記かごが第3監視速度よりも低い第4監視速度で前記昇降路の終端側へ緊急停止を開始した際に、前記かごの前記緩衝器への衝突速度が許容速度以下となる前記ブレーキ装置の状態で、前記かごが前記検査速度で緊急停止を開始した際に前記かごが停止するまでの走行距離を第4走行距離基準値として記憶した記憶部、
    を備え、
    前記調整部は、前記かごが前記検査速度で緊急停止を開始した際に前記かごが停止するまでの走行距離の値が前記第3走行距離基準値以下の場合は、前記かごの緊急停止を開始する際の監視速度を第3監視速度とし、前記かごが前記検査速度で緊急停止を開始した際に前記かごが停止するまでの走行距離の値が前記第3走行距離基準値よりも大きくて前記第4走行距離基準値以下の場合は、前記かごの緊急停止を開始する際の監視速度を第4監視速度とする請求項5または請求項6に記載のエレベータの制御システム。
  8. 前記調整部は、前記かごの緊急停止を開始する監視位置または前記かごの緊急停止を開始する際の監視速度を予め設定された時間間隔で調整する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のエレベータの制御システム。
  9. 前記調整部は、温度センサまたは湿度センサの計測結果に基づいて前記ブレーキ装置の制動トルクの減少を推定する請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のエレベータの制御システム。
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