JPWO2016147363A1 - テープフィーダのリール保持装置 - Google Patents

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Abstract

テープフィーダ(11)のリール保持装置(21)は、リール収容ケース(23)の側板(23a)の2箇所に、2枚のリール支持プレート(24)がプレート支持軸(26)を介して該側板(23a)の内面に沿ってスイング可能に支持されている。各リール支持プレート(24)には、リール(22)を回転可能且つ着脱可能に支持するリール支持軸(28)が設けられ、該リール支持軸(28)にリール(22)の中心穴部(29)が着脱可能に嵌め込まれる。各リール支持プレート(24)は、リール(22)をリール収容ケース(23)内に収容したリールセット位置と、該リール(22)を着脱するリール着脱位置との間をスイング可能であり、且つ、該リール着脱位置において該リール支持プレート(24)の一部とリール(22)の一部が該リール収容ケース(23)の側板(23a)と重なる状態に維持され、その重なり部分が導入ガイドとなって、リールセット位置からリールセット位置へのリール支持プレート(24)のスイング動作がスムーズになる。

Description

本発明は、テープフィーダに供給する部品供給テープが巻回されたリールを保持するテープフィーダのリール保持装置に関する発明である。
テープフィーダのリール保持装置は、ケース型のリールホルダ内にリールを上方側から出し入れ可能に収容して該リールの外周を複数のローラで回転可能に受け支持するケースタイプ(バケットタイプとも呼ばれる)と、リールをセンターピン(中心軸)で回転可能に支持するセンターピンタイプの2種類に大別される。
ケースタイプのリール保持装置は、特許文献1(特開2004−6470号公報)等に記載されているように、ケース型のリールホルダ内にリールを上方側から出し入れするだけであるので、リールの着脱作業が簡単であるという利点があるが、高速実装のためにテープ送り速度が高速化されると、そのテープ引っ張り力によってリールホルダ内のリールが持ち上げられてフィーダ本体に干渉し、スタック(テープの絡み等)が発生する問題が生じる。
一方、センターピンタイプのリール保持装置は、特許文献2(特開2005−175200号公報)等に記載されているように、リールをセンターピンで回転可能に支持する構成であるため、リールの回転がスムーズで、テープ送り速度を高速化しても、リールの持ち上がりをセンターピンで防止できるが、部品実装機の部品供給装置には多数のリールが間隔を狭めて配列されるため、リールをセンターピンに着脱するのに必要な隙間をリール間に確保できない。このため、センターピンが一定位置に固定されている構成のものでは、リールの着脱時にリールをテープフィーダごと取り外す必要があり、リール着脱作業に手間がかかる。
そこで、特許文献2のセンターピンタイプのリール保持装置は、リールを回転可能に支持する支持アームを、フィーダ本体に回動可能に取り付け、部品供給動作を行う稼働位置と、その稼働位置から上昇した交換位置との間を支持アームが回動してリールが上下動するように構成し、リールを取り出す場合には、作業者が支持アームを回動させてリールを稼働位置から交換位置へ持ち上げることで、テープフィーダを取り外さずにリールを交換できるようにしている。
特開2004−6470号公報 特開2005−175200号公報
ところで、リールの中心穴部とセンターピンとの間には、着脱に必要なクリアランス(隙間)が設けられているため、上記特許文献2のように、リールをセンターピンのみで回転可能に支持する構成では、リールを上下動させる際に、リールがセンターピンとの間のクリアランスの範囲内で傾くため、傾いたリールが隣接するリールやセンターピンと干渉する問題が発生し、リールの着脱作業をスムーズに行うことができない。
しかも、リールをセンターピンのみで回転可能に支持する構成では、センターピンに嵌め込んだリールの脱落を防止する手段が必要になるが、特許文献2にはリールの脱落を防止する構成が記載されていない。一般には、センターピンの先端に形成したフランジでリールの脱落を防止するようにしているが、センターピン先端のフランジの外径寸法は、リールの着脱のためにリールの中心穴部の内径よりも小さくする必要があるため、センターピン先端のフランジではリールの脱落を完全に防止することはできない。
上記課題を解決するために、本発明は、テープフィーダに供給する部品供給テープが巻回されたリールを保持するテープフィーダのリール保持装置において、リールを収容するリール収容ケースと、前記リールを回転可能且つ着脱可能に支持するリール支持プレートとを備え、前記リール支持プレートは、前記リールを前記リール収容ケース内に収容したリールセット位置と該リールを着脱するリール着脱位置との間を該リール収容ケースの内側面に沿ってスイング可能に取り付けられ、且つ、該リール着脱位置において該リール支持プレートの一部が該リール収容ケースの内側面と重なる状態に維持されるように該リール支持プレートのスイング角度が規制されていることを特徴とするものである。
本発明は、リール支持プレートに回転可能に支持したリールを、リール収容ケース内に収容するため、リールの脱落をリール収容ケースによって防止でき、リール支持プレートのリール支持軸(センターピン)にリールの脱落を防止する手段を設ける必要がない。しかも、リール収容ケース内に収容したリールがテープ引っ張り力によって持ち上げられることをリール支持プレートによって防止できる。
更に、リールを回転可能且つ着脱可能に支持するリール支持プレートを、リールセット位置からリール着脱位置へスイングさせることで、リール収容ケースの外側でリールを着脱するスペースを確保でき、テープフィーダを取り外さずにリールを着脱することができる。そして、リール着脱位置においてリール支持プレートの一部がリール収容ケースの内側面と重なる状態に維持されるように該リール支持プレートのスイング角度が規制されているため、リール着脱位置でリール支持プレートが少し傾いても、そのリール支持プレートとリール収容ケースの内側面との重なり部分がリール支持プレートのスイング動作の導入ガイドとなって、リール着脱位置からリールセット位置へのリール支持プレートのスイング動作をスムーズに行うことができ、上述した作用効果と相俟って、作業者がリールの着脱作業をスムーズに且つ簡単に行うことができる。これにより、ケースタイプの利点(リール交換作業が簡単)とセンターピンタイプの利点(リールの回転がスムーズ等)の両方を兼ね備えたリール保持装置を簡単な構成で且つ低コストで実現することができる。
この場合、リール支持プレートは、リール着脱位置においてリールの一部もリール収容ケースの内側面と重なる状態に維持されるようにスイング角度を規制するようにすると良い。このようにすれば、リール着脱位置でリール支持プレートに支持させたリールが少し傾いても、そのリールとリール収容ケースの内側面との重なり部分が導入ガイドとなって、リール着脱位置からリールセット位置へのリール支持プレートとリールのスイング動作をスムーズに行うことができる。
本発明は、リール収容ケースにリール支持プレートを1枚のみ取り付けるようにしても良いし、リール収容ケースの側面の異なる位置に複数のリール支持プレートをスイング可能に取り付けて、該リール収容ケース内に複数の前記リールを収容できるように構成しても良い。
更に、本発明は、リール支持プレートに設けるリール支持軸(センターピン)の突出長さを、リールの幅寸法よりも短く、且つ、リール収容ケース内における該リールの脱落防止のために該リール支持軸の先端と該リール収容ケースの内側面との間の隙間が該リールの幅寸法よりも狭くなるように構成し、リール支持プレートをリール着脱位置にスイングさせた状態においてリールを傾動させることで該リールの中心穴部を該リール支持軸に着脱できるように構成すると良い。このようにすれば、リールの脱落を防止できる範囲内でリール支持軸の突出長さを短くすることができ、リール着脱位置においてリールの一部がリール収容ケースの内側面と重なる場合でも、リールの傾動によりリールをリール支持軸に簡単に着脱できる。
図1は本発明の一実施例のテープフィーダをテープサプライヤとリールを取り外して示す斜視図である。 図2はリールセット時のリール保持装置の斜視図である。 図3はリール収容ケースの片方の側板を取り外して示すリールセット時のリール保持装置全体の斜視図である。 図4はリール収容ケースの片方の側板を取り外して示すリールセット時のリール保持装置の主要部の拡大斜視図である。 図5はリール収容ケースの片方の側板を取り外して示すリール着脱時のリール保持装置全体の斜視図である。 図6はリール収容ケースの片方の側板を取り外して示すリール着脱時のリール保持装置の主要部の拡大斜視図である。 図7はリール支持プレートをリール着脱位置へスイングさせたときの状態を説明する図であり、(a)はリール取り外し時のリール保持装置の主要部の状態を作業者側から見た端面図、(b)はリール装着時のリール保持装置の主要部の状態を作業者側から見た端面図である。 図8はテープサプライヤの斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。
まず、テープフィーダ11の構成を図1を用いて説明する。
テープフィーダ11は、複数本の部品供給テープをその横幅方向に並べてセットできるように、フィーダ本体13の横幅が従来の一般的なテープフィーダ(部品供給テープを1本のみセット可能なテープフィーダ)の横幅のほぼ複数倍に形成されている。本実施例では、隣接する部品供給テープ間の間隔を小さくすることで、フィーダ本体13の横幅が従来の一般的なテープフィーダの例えばほぼ4倍(ほぼM倍、但しMは整数)の横幅で、6本(N本、但しNはMより大きい整数)の部品供給テープをその横幅方向に並べてセットできるように構成されている。
部品供給テープは、テープサプライヤ15(図8参照)によってフィーダ本体13の部品吸着位置へガイドされる。各テープサプライヤ15にそれぞれ部品供給テープを1本のみセットするように、各テープサプライヤ15の横幅が部品供給テープの横幅よりも僅かに大きい寸法に形成されている。
フィーダ本体13には、複数のテープサプライヤ15を装着するための複数のスロット18が設けられ、各スロット18にそれぞれテープサプライヤ15を1本ずつ着脱可能に装着するように構成されている。このテープサプライヤ15の後端部には、フィーダ本体13から取り外したテープサプライヤ15に、リール22を引っ掛けるためのリール引掛部19が設けられ、このリール引掛部19に、後述するリール保持装置21から取り出したリール22を引っ掛けて仮保持できるようになっている。
図1に示すように、フィーダ本体13の後部側(取り外し方向側)の下部には、部品供給テープを巻回したリール22(図3乃至図6参照)を収納するリール保持装置21が設けられている。図2乃至図7に示すように、リール保持装置21は、リール22を収容するリール収容ケース23と、リール22を回転可能且つ着脱可能に支持するリール支持プレート24とを備え、リール収容ケース23は、2つのリール22を前後に並べて収容するように構成されている。従って、本実施例のように、6本の部品供給テープ(6本のテープサプライヤ15)をセットするテープフィーダ11のリール保持装置21には、3つのリール収容ケース23が隣接して設けられている(図1参照)。各リール収容ケース23間は、1枚の側板23aで仕切られ、合計4枚の側板23aで3つのリール収容ケース23が形成されている。各側板23aは、スペーサ25(図2乃至図6参照)等によって一定の間隔をあけてねじ等によって連結固定され、各リール収容ケース23の側板23a間にリール22の幅寸法よりも少し大きい幅寸法の隙間が形成されている(図7参照)。
本実施例では、各リール収容ケース23内に、リール支持プレート24が2枚ずつ設けられている。具体的には、各リール収容ケース23の片方の側板23aの2箇所に固定された2つのプレート支持軸26に、2枚のリール支持プレート24が該側板23aの内面に沿ってスイング可能(回動可能)に支持されている。各プレート支持軸26は、リール収容ケース23の側板23a間の間隔を一定の間隔に保持して該側板23aをねじ等によって連結固定するスペーサとしても機能する。
各リール支持プレート24には、リール22を回転可能且つ着脱可能に支持するリール支持軸28(センターピン)が設けられ、該リール支持軸28にリール22の中心穴部29が着脱可能に嵌め込まれるようになっている。各リール支持プレート24は、図3及び図4に示すようにリール22をリール収容ケース23内に収容したリールセット位置と、図5及び図6に示すように該リール22を着脱するリール着脱位置との間を該リール収容ケース23の側板23aの内面に沿ってスイング可能に取り付けられ、且つ、該リール着脱位置において該リール支持プレート24の一部が該リール収容ケース23の側板23aと重なる状態に維持されるように構成されている。リール収容ケース23の側板23aには、各リール支持プレート23のスイング角度をリールセット位置とリール着脱位置との範囲内に規制するためのストッパピン31,32が設けられ、リール支持プレート24をリールセット位置やリール着脱位置へスイング動作させたときに該リール支持プレート24がストッパピン31又は32に突き当たって該リール支持プレート24のスイング動作が止められるようになっている。各リール支持プレート24のスイング角度範囲内で、リール支持プレート24同志の干渉や、リール支持プレート24と他のリール支持軸28との干渉、リール22同志の干渉が発生しないように各部材が配置されている。尚、各ストッパピン31,32は、リール収容ケース23の側板23a間の間隔を一定の間隔に保持するスペーサとしても機能する。
図7に示すように、リール支持軸28の突出長さは、リール22の幅寸法よりも短く、且つ、リール収容ケース23内における該リール22の脱落防止のために該リール支持軸28の先端と該リール収容ケース23の側板23aとの間の隙間が該リール22の幅寸法よりも狭くなるように構成されている。これにより、図5乃至図7に示すように、リール支持プレート24をリール着脱位置にスイングさせた状態において、リール22を傾動させることで該リール22の中心穴部29を該リール支持軸28に着脱できるようになっている。
各リール支持プレート24には、いずれのスイング角度でもリール収容ケース23から突出する摘み部33が形成され、作業者が該摘み部33を摘んで該リール支持プレート24をリールセット位置とリール着脱位置との間をスイング動作させることができるように構成されている。
各リール支持プレート24は、リール着脱位置にスイングした状態でも、該リール支持プレート24の一部及びリール22の一部が該リール収容ケース23の側板23aと重なる状態に維持されるように構成されている。これにより、リール着脱位置でリール支持プレート24のリール支持軸28に装着したリール22が少し傾いても、該リール支持プレート24とリール収容ケース23の側板23aとの重なり部分や該リール22とリール収容ケース23の側板23aとの重なり部分が導入ガイドとなって、リール着脱位置からリールセット位置へのリール支持プレート24のスイング動作をスムーズに行うことができるようになっている。
尚、リール支持プレート24をスイング可能に支持するプレート支持軸26には、該リール支持プレート24のスイング動作に対して適度な摩擦力等の抵抗力を発生するウェーブワッシャ等の抵抗力発生手段が設けられ、この抵抗力発生手段によってリール支持プレート24がリール着脱位置やリールセット位置で軽く保持されるようになっている。
次に、上記構成のリール保持装置21の使用方法を説明する。
図2乃至図4に示すように、リール収容ケース23内にセットしたリール22を交換する場合には、作業者は、リール収容ケース23から突出する摘み部33を摘んで、リール支持プレート24をリールセット位置からリール着脱位置へスイングさせる。これにより、図5乃至図7に示すように、リール支持プレート24に支持させたリール22の多くの部分がリール収容ケース23から突出した状態となるが、リール着脱位置にスイングした状態でも、該リール支持プレート24の一部及びリール22の一部が該リール収容ケース23の側板23aと重なる状態に維持される。
本実施例では、図7に示すように、リール支持軸28の突出長さがリール22の幅寸法よりも短くなっているため、リール着脱位置で、リール22の一部がリール収容ケース23の側板23aと重なる状態になっていても、該リール22を傾動させることで該リール22の中心穴部29を該リール支持軸28から抜いて該リール22を取り外すことができる。
一方、リール収容ケース23内にリール22をセットする場合は、リール支持プレート24をリール着脱位置へスイングさせた状態で、リール22の一部をリール収容ケース23内に差し込んで該リール22を傾けながら該リール22の中心穴部29をリール支持軸28の先端に合わせて該リール22の中心穴部29をリール支持軸28に嵌め込む。この後、リール収容ケース23から突出する摘み部33を摘んで、リール支持プレート24をリール着脱位置からリールセット位置へスイングさせる。これにより、図3及び図4に示すように、リール収容ケース23内にリール22がセットされた状態になる。
以上説明した本実施例では、リール支持プレート24に回転可能に支持したリール22を、リール収容ケース23内に収容するため、リール22の脱落をリール収容ケース23によって防止でき、リール支持プレート24のリール支持軸28にリール22の脱落を防止する手段(フランジ等)を設ける必要がない。しかも、リール収容ケース23内に収容したリール22がテープ引っ張り力によって持ち上げられることをリール支持プレート24によって防止できる。
更に、リール22を回転可能且つ着脱可能に支持するリール支持プレート24を、リールセット位置からリール着脱位置へスイングさせることで、リール収容ケース23の外側でリール22を着脱するスペースを確保でき、テープフィーダ11を取り外さずにリール22を着脱することができる。そして、リール着脱位置においてリール支持プレート24の一部がリール収容ケース23の内側面(側板23a)と重なる状態に維持されるように該リール支持プレート24のスイング角度が規制されているため、リール着脱位置でリール支持プレート24が少し傾いても、そのリール支持プレート24とリール収容ケース23の内側面との重なり部分がリール支持プレート24のスイング動作の導入ガイドとなって、リール着脱位置からリールセット位置へのリール支持プレート24のスイング動作をスムーズに行うことができ、上述した作用効果と相俟って、作業者がリール22の着脱作業をスムーズに且つ簡単に行うことができる。これにより、ケースタイプの利点(リール22の交換作業が簡単)とセンターピンタイプの利点(リール22の回転がスムーズ等)の両方を兼ね備えたリール保持装置21を簡単な構成で且つ低コストで実現することができる。
更に、本実施例では、リール支持プレート24は、リール着脱位置においてリール22の一部もリール収容ケース23の内側面と重なる状態に維持されるようにスイング角度が規制されているため、リール着脱位置でリール支持プレート24のリール支持軸28に嵌め込んだリール22が少し傾いても、そのリール22とリール収容ケース23の内側面との重なり部分が導入ガイドとなって、リール着脱位置からリールセット位置へのリール支持プレート24とリール22のスイング動作をスムーズに行うことができる。
また、本実施例では、リール支持プレート24のリール支持軸28の突出長さを、リール22の幅寸法よりも短く、且つ、リール収容ケース23内における該リール22の脱落防止のために該リール支持軸28の先端と該リール収容ケース23の内側面との間の隙間が該リール22の幅寸法よりも狭くなるように構成し、リール支持プレート24をリール着脱位置にスイングさせた状態においてリール22を傾動させることで該リール22の中心穴部29を該リール支持軸28に着脱できるように構成したので、リール22の脱落を防止できる範囲内でリール支持軸28の突出長さを短くすることができる。これにより、リール着脱位置においてリール22の一部がリール収容ケース23の内側面と重なる場合でも、リール22の傾動によりリール22をリール支持軸28に簡単に着脱することができる。
尚、本実施例では、リール収容ケース23内に2つのリール22を収容するようにしたが、リール収容ケース23内にリール22を1つのみ或は3つ以上収容するようにしても良い。
また、本実施例では、フィーダ本体13にリール保持装置21を取り付けるようにしたが、フィーダ本体とリール保持装置とを分離した構成としても良い。例えば、リール保持装置の無いテープフィーダをフィーダセット台(デバイスパレット)にセットし、フィーダセット台に連結したバケットに、リールを上方側から出し入れ可能に収容する構成の部品供給装置に本発明を適用する場合には、バケットのリール収容スペースに、リールを回転可能且つ着脱可能に支持するリール支持プレートを設けてリール保持装置を構成すれば良い。
その他、本発明は、リール支持プレートの形状や位置を変更したり、テープフィーダの構成を変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
11…テープフィーダ、13…フィーダ本体、15…テープサプライヤ、21…リール保持装置、22…リール、23…リール収容ケース、24…リール支持プレート、25…スペーサ、26…プレート支持軸、28…リール支持軸、29…中心穴部、31,32…ストッパピン、33…摘み部

Claims (4)

  1. テープフィーダに供給する部品供給テープが巻回されたリールを保持するテープフィーダのリール保持装置において、
    前記リールを収容するリール収容ケースと、
    前記リールを回転可能且つ着脱可能に支持するリール支持プレートとを備え、
    前記リール支持プレートは、前記リールを前記リール収容ケース内に収容したリールセット位置と該リールを着脱するリール着脱位置との間を該リール収容ケースの内側面に沿ってスイング可能に取り付けられ、且つ、該リール着脱位置において該リール支持プレートの一部が該リール収容ケースの内側面と重なる状態に維持されるように該リール支持プレートのスイング角度が規制されていることを特徴とするテープフィーダのリール保持装置。
  2. 前記リール支持プレートは、前記リール着脱位置において前記リールの一部も前記リール収容ケースの内側面と重なる状態に維持されるようにスイング角度が規制されていることを特徴とする請求項1に記載のテープフィーダのリール保持装置。
  3. 前記リール収容ケースの側面の異なる位置に複数の前記リール支持プレートがスイング可能に取り付けられ、該リール収容ケース内に複数の前記リールを収容できるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のテープフィーダのリール保持装置。
  4. 前記リール支持プレートには、前記リールの中心穴部を嵌め込むリール支持軸が設けられ、
    前記リール支持軸の突出長さは、前記リールの幅寸法よりも短く、且つ、前記リール収容ケース内における該リールの脱落防止のために該リール支持軸の先端と該リール収容ケースの内側面との間の隙間が該リールの幅寸法よりも狭くなるように構成され、
    前記リール支持プレートを前記リール着脱位置にスイングさせた状態において前記リールを傾動させることで該リールの中心穴部を該リール支持軸に着脱できるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のテープフィーダのリール保持装置。
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