JP6466934B2 - テープフィーダ - Google Patents

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    • H05K13/02Feeding of components

Description

本発明は、テープリールと、テープリールを保持するリール保持部とを備えたテープフィーダに関する。
テープフィーダは、電子部品が収容されているテープ化部品から電子部品を供給するものであり、テープ化部品を巻回した状態で保持するテープリールと、テープリールを保持するリール保持部とを備えている。そして、テープリールからテープ化部品が引き出され、供給位置において、テープ化部品から電子部品が供給されるが、この際、テープリールはリール保持部の内部において回転する。このため、リール保持部は、テープリールを回転可能な状態で保持する。また、テープフィーダでは、電子部品の補充等に対応するべく、テープリールの交換が行われる。このため、リール保持部は、テープリールの着脱が可能な構造とされている。下記特許文献には、そのようなテープフィーダの一例が記載されている。
特開2012−156221号公報
上記特許文献に記載されているテープフィーダでは、テープリールの回転を担保するべく、テープフィーダの外周部に接するように、複数の回転ローラが配設されている。また、そのテープリールは、それら複数の回転ローラの上に載置されることで、リール保持部に保持されている。このため、上記特許文献に記載されているテープフィーダでは、容易にテープリールの交換を行うことが可能となっている。しかしながら、テープリールは複数の回転ローラの上に載置されているだけなので、テープ化部品の引き出し速度が高速となると、テープリールが持ち上がり、適切に電子部品の供給を行えない虞がある。
一方で、テープリールのセンタ穴にピンを挿通させた状態でテープリールを保持するテープフィーダが存在する。このようなテープフィーダであれば、テープ化部品の引き出し速度が高速であっても、テープフィーダの持ち上がりを確実に防止することが可能である。しかしながら、テープリールの交換時に、テープリールのセンタ穴へのピンの着脱を行う必要があり、テープリールの交換が非常に面倒である。
また、テープリールのセンタ穴は、テープリールの両側面に開口しているが、両側面の開口の一方にピンを掛け止めることで、テープリールを保持するテープフィーダが存在する。このようなテープフィーダであれば、リール保持部に保持されたテープリールを上方に引っ張ることで、テープリールをリール保持部から取り出し、テープリールをリール保持部に押し込むことで、テープリールをリール保持部に装填することが可能となる。このため、比較的容易にテープリールの交換を行うことが可能である。また、テープリールのセンタ穴の両側面の開口の一方にピンが掛け止められているため、ある程度、テープリールの持ち上がりを防止することが可能である。しかしながら、テープリールのセンタ穴の両側面の開口の一方にのみ、ピンが掛け止められた状態では、テープリールがガタついて、適切にテープリールの持ち上がりを防止できない虞がある。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、テープリールの交換の容易性と、テープリールの持ち上がりの防止とを適切に両立させることである。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載のテープフィーダは、電子部品が収容されるテープ化部品を巻回した状態で保持するテープリールと、1対の側壁面の間において前記テープリールを回転可能に保持するリール保持部とを備え、前記リール保持部が、前記1対の側壁面に互いに向かい合うように配設された1対の突出ピンを有し、前記テープリールが、前記1対の突出ピンによって、前記テープリールの回転軸に形成された軸穴において回転可能に狭持されるとともに、前記1対の突出ピンの間を介して、前記リール保持部に着脱されるテープフィーダであって、前記1対の突出ピンの各々が、先端部から基端部に向かうほど径が漸増する形状であり、その基端部側の端面と前記側壁面との間にクリアランスがある状態で前記側壁面に配設されており、前記リール保持部が、さらに、前記テープリールが前記突出ピンの基端部側の端面と前記側壁面との間のクリアランスに挟み込まれないように、前記1対の側壁面に前記1対の突出ピンを囲むように配設された1対の突起部を有し、前記1対の突起部の突出量が、前記1対の突出ピンの突出量より少なく、前記突出ピンの基端部側の端面と前記側壁面との間のクリアランスに相当する量より多いことを特徴とする。
また、請求項2に記載のテープフィーダでは、請求項1に記載のテープフィーダにおいて、前記1対の突出ピンの各々が、各々の軸線を中心に回転可能に前記1対の側壁面に配設されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載のテープフィーダでは、請求項1または請求項2に記載のテープフィーダにおいて、前記1対の突起部の各々が、円環状になっていることを特徴とする。
本願の請求項1に記載のテープフィーダでは、1対の側壁面に互いに向かい合うように1対の突出ピンが配設されている。そして、テープリールが、1対の突出ピンによって、センタ穴において回転可能に狭持されている。これにより、テープリールのガタつきを抑制し、適切にテープリールの持ち上がりを防止することが可能となる。また、テープリールは、1対の突出ピンの間を介して、リール保持部に着脱される。これにより、容易にテープリールの交換を行うことが可能となる。このように、請求項1に記載のテープフィーダによれば、テープリールの交換の容易性と、テープリールの持ち上がりの防止とを適切に両立させることが可能となる。
また、本願の請求項1に記載のテープフィーダでは、突出ピンが、先端部から基端部に向かうほど径が漸増する形状である。つまり、突出ピンの形状が、ドーム形状、言い換えれば、山型に突出する形状である。このため、突出ピンの側面は傾斜面となり、テープリールを、1対の突出ピンの間を介して、リール保持部に着脱する際に、テープリールは傾斜面に摺接した状態で、リール保持部に着脱される。これにより、大きな力をかけることなく、テープリールの交換を行うことが可能となる。また、本願の請求項1に記載のテープフィーダでは、側壁面の突出ピンの少なくとも上方に突起部が配設されている。また、その突起部の突出量は、突出ピンの突出量より少ない。突出ピンが回転可能である場合には、突出ピンと側壁面との間に、突出ピンの円滑な回転を担保するべく、クリアランスが設けられている。このクリアランスに、テープリールが引っ掛かると、テープリールの交換を適切に行えない虞がある。そこで、側壁面の突出ピンの少なくとも上方に突起部を配設することで、その突起部により、テープリールのクリアランスへの引っ掛かりを防止することが可能となる。これにより、テープリールの交換を適切に行うことが可能となる。
また、本願の請求項2に記載のテープフィーダでは、突出ピンが、軸線を中心に回転可能とされている。これにより、テープリールの円滑な回転を担保することが可能となり、テープ化部品の引き出し速度が高速となった場合であっても、適切にテープリールの持ち上がりを防止することが可能となる。
電子部品装着装置を示す斜視図である。 テープ化部品を示す斜視図である。 テープフィーダを示す斜視図である。 テープリールとリール保持部とを示す斜視図である。 テープリールとリール保持部とを示す断面図である。 支持ピンの基端部側の端面を示す拡大断面図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<電子部品装着装置の構成>
図1に、電子部品装着装置10を示す。電子部品装着装置10は、2台の電子部品装着機(以下、「装着機」と略す場合がある)14によって構成されている。各装着機14は、主に、装着機本体20、搬送装置22、移動装置24、装着ヘッド26、供給装置28を備えている。
装着機本体20は、フレーム部32と、そのフレーム部32に上架されたビーム部34とによって構成されている。搬送装置22は、2つのコンベア装置40,42を備えている。それら2つのコンベア装置40,42の各々は、各コンベア装置40,42に支持される回路基板をX軸方向に搬送する。
移動装置24は、XYロボット型の移動装置であり、スライダ50を任意の位置に移動させる。そして、スライダ50に、装着ヘッド26が取り付けられることで、装着ヘッド26は、フレーム部32上の任意の位置に移動させられる。装着ヘッド26は、下端面に設けられた吸着ノズル60を有している。吸着ノズル60は、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。
供給装置28は、フィーダ型の供給装置であり、フレーム部32の前方側の端部に配設されている。供給装置28は、テープフィーダ70を有している。テープフィーダ70は、テープ化部品を巻回させた状態で収容している。そして、テープフィーダ70は、送出装置(図示省略)によって、テープ化部品を送り出す。これにより、フィーダ型の供給装置28は、テープ化部品の送り出しによって、電子部品を供給位置において供給する。
詳しくは、テープ化部品72は、図2に示すように、キャリアテープ74と、電子部品76と、トップカバーテープ78とから構成されている。キャリアテープ74には、多数の収容凹部80および送り穴82が等ピッチで形成されており、収容凹部80に電子部品76が収容されている。そして、電子部品76が収容された収容凹部80が、トップカバーテープ78によって覆われている。
また、テープフィーダ70は、図3に示すように、テープリール84と、リール保持部86と、フィーダ本体部88とから構成されている。テープリール84は、図4に示すように、1対のフランジ部90と軸部92とによって構成されている。1対のフランジ部90は、円盤状をなし、互いに向かい合った状態で、中心部において、軸部92によって連結されている。そして、軸部92の外周部に、テープ化部品72が巻回されている。なお、軸部92には、それの軸方向の中心部を貫通するセンタ穴98が形成されている。
また、リール保持部86は、テープリール84を保持するものであり、1対の側壁板100と、複数の連結具102と、1対の支持ピン(図5参照)104とから構成されている。1対の側壁板100は、概して半月状をなし、所定寸法、離れた状態で互いに向かい合っている。そして、1対の側壁板100は、各々の縁部において、複数の連結具102によって連結されている。なお、1対の側壁板100の間の寸法は、テープリール84の幅より長い。これにより、1対の側壁板100の間に、テープリール84を挿入することが可能となっている。
また、1対の側壁板100には、図5に示すように、それら1対の側壁板100の間に挿入されるテープリール84のセンタ穴98と対向するように、1対の貫通穴110が形成されている。その1対の貫通穴110には、概して円柱状の支持軸112が嵌合されている。それら1対の支持軸112は、1対の側壁板100の間に向かって突出し、1対の支持軸112の突出する側の端面は、所定寸法、離れた状態で向かい合っている。なお、支持軸112の外径は、テープリール84のセンタ穴98の内径より小さい。また、1対の支持軸112の突出する側の端面、つまり、先端部側の端面の間の寸法は、テープリール84の幅より僅かに短い。
また、1対の支持軸112の外周面には、ラジアルベアリング114を介して、支持ピン104が嵌合されている。支持ピン104は、ドーム形状をしている。ドーム形状とは、半球状、尖塔状、傘状ないし、それらの形状に近い凸状を意味する。つまり、ドーム形状は、先端部から基端部に向かうほど径が漸増する形状である。なお、支持ピン104の軸線方向の断面形状は、概して台形状となっている。このため、支持ピン104は、基端部側の端面116の外径が先端部側の端面118の外径より大きな形状をしており、支持ピン104の側面は、テーパ面となっている。なお、基端部側の端面116の外径は、先端部側の端面118の外径の概ね2倍とされている。そして、基端部側の端面116が側壁板100と向かい合うようにして、支持ピン104が配設されている。なお、基端部側の端面116と側壁板100との間には、僅かにクリアランスが設けられている。これにより、支持ピン104の円滑な回転が担保されている。
また、支持軸112の先端部側の端面と、支持ピン104の先端部側の端面118とは面一となっている。つまり、支持軸112の先端部側の端面と、支持ピン104の先端部側の端面118とは、同一面上に位置している。このため、1対の支持ピン104の先端部側の端面118の間の寸法は、テープリール84の幅より僅かに短い。また、支持ピン104の先端部側の端面118の外径は、テープリール84のセンタ穴98の内径より僅かに小さい。このため、支持ピン104の先端部側の端面118が、テープリール84のセンタ穴98の内部に僅かに入り込んだ状態で、支持ピン104の側面に、センタ穴98の縁部が接触している。これにより、テープリール84は、1対の支持ピン104によって、センタ穴98において挟持されている。
このようにして、テープリール84は1対の支持ピン104によって挟持されることで、リール保持部86において保持される。そして、リール保持部86に保持されたテープリール84からテープ化部品72が引き出され、その引き出されたテープ化部品72が、フィーダ本体部88の上面に延在させられる。フィーダ本体部88には、テープ化部品72の送り穴82に係合するスプロケット(図示省略)が内蔵されており、そのスプロケットが送出装置によって回転する。これにより、テープ化部品72が、フィーダ本体部88の上面において、テープリール84から離れる方向に送り出される。そして、剥離装置(図示省略)によって、キャリアテープ74からトップカバーテープ78が剥ぎ取られることで、電子部品76が収容された収容凹部80が解放される。これにより、テープフィーダ70は、電子部品を供給位置において供給する。
このように、テープフィーダ70では、テープリール84からテープ化部品72が送り出され、フィーダ本体部88の上面において、テープ化部品72の収容凹部80から電子部品76が露出することで、その位置で電子部品76が供給される。この際、テープリール84は、リール保持部86の内部で回転するが、テープ化部品72の送り出し速度が高速になり、テープリール84が適切に回転しない場合には、テープリール84が上方に持ち上がり、電子部品を適切に供給できない虞がある。しかしながら、テープフィーダ70では、テープリール84が、1対の支持ピン104によって両側部から挟持されており、それら1対の支持ピン104は、回転可能である。このため、テープリール84からテープ化部品72が送り出される際に、テープリール84はリール保持部86の内部において、円滑に回転する。これにより、テープ化部品72の送り出し速度が高速であっても、テープリール84の持ち上がりを防止することが可能となり、電子部品を適切に供給することが可能となる。
なお、テープフィーダ70のリール保持部86において、支持ピン104の側面、つまり、テーパ面の傾斜角度は、一定ではなく、図6に示すように、基端部側の端面116から先端部側の端面118に向かうほど、傾斜角度は漸減している。このため、支持ピン104の側面の傾斜角度は、基端部側の端面116に近いほど大きくなり、支持ピン104の側面の基端部側の端面116に最も近い箇所での傾斜角度が、支持ピン104の側面の最大傾斜角度となる。なお、支持ピン104の側面の最大傾斜角度は、30度とされており、緩やかな傾斜面とされている。
また、1対の側壁板100の各々には、支持ピン104を囲むようにして、円環状の突起部120が形成されている。突起部120は、1対の側壁板100の間に向かって突出しており、その突出量は、支持ピン104の高さ寸法に相当する量より少なく、支持ピン104の基端部側の端面116と側壁板100との間のクリアランスに相当する量より多い。
<装着機による装着作業>
装着機14では、上述した構成によって、搬送装置22に保持された回路基板に対して、装着ヘッド26によって装着作業を行うことが可能である。具体的には、装着機14の制御装置(図示省略)の指令により、回路基板が作業位置まで搬送され、その位置で固定的に保持される。また、テープフィーダ70は、制御装置の指令により、テープ化部品を送り出し、電子部品を供給位置において供給する。そして、装着ヘッド26が、電子部品の供給位置の上方に移動し、吸着ノズル60によって電子部品を吸着保持する。続いて、装着ヘッド26は、回路基板の上方に移動し、保持している電子部品を回路基板上に装着する。
<テープリールの交換>
上述したように、装着機14は、テープフィーダ70によって供給された電子部品を、装着ヘッド26の吸着ノズル60によって吸着保持し、その吸着保持された電子部品を回路基板上に装着するように構成されている。このように構成された装着機14では、電子部品の補充等に対応するべく、テープ化部品72が巻回されたテープリール84を交換することが可能とされている。つまり、テープリール84をテープフィーダ70のリール保持部86から取り出し、新たなテープリール84をリール保持部86に装填することが可能とされている。
具体的には、テープリール84は、上述したように、1対の支持ピン104によって挟持されることで、リール保持部86において保持される。そして、その支持ピン104は、図5に示すように、先端部側の端面118がテープリール84のセンタ穴98内に僅かに入り込んだ状態でテープリール84を挟持している。また、センタ穴98の縁部に接触している支持ピン104の側面は、緩やかなテーパ面である。このため、リール保持部86に保持されたテープリール84を上方に向かって持ち上げることで、テープリール84を容易にリール保持部86から取り出すことができる。なお、テープリール84がリール保持部86から取り出される際には、1対の側壁板100が離間する方向に、僅かに弾性的に変形する。
テープリール84がリール保持部86から取り出されると、新たなテープリール84がリール保持部86の内部に挿入される。この際、リール保持部86内に挿入されたテープリール84の下端部が1対の支持ピン104に接触するが、支持ピン104の側面は緩やかなテーパ面であるため、テープリール84は、1対の支持ピン104の間に容易に入り込んでいく。この際には、1対の側壁板100は、離間する方向に、僅かに弾性的に変形する。そして、テープリール84が、さらに、リール保持部86の内部に挿入されることで、支持ピン104の先端部側の端面118がテープリール84のセンタ穴98内に入り込む。これにより、新たなテープリール84が、1対の支持ピン104によって挟持され、リール保持部86において保持される。
このようにして、テープフィーダ70では、容易にテープリール84の交換を行うことが可能となっている。また、リール保持部86の側壁板100には、上述したように、突起部120が形成されており、この突起部120によりテープリール84を適切に交換することが可能となっている。詳しくは、テープフィーダ70では、テープリール84の円滑な回転を担保するべく、支持ピン104の基端部側の端面116と側壁板100との間には、クリアランスが設けられている。このため、テープリール84がリール保持部86の内部に挿入される際に、テープリール84のフランジ部90が、支持ピン104の基端部側の端面116と側壁板100との間のクリアランスに挟まり、テープリール84を適切にリール保持部86内に挿入できない虞がある。そこで、側壁板100には、支持ピン104を囲むように、突起部120が形成されており、その突起部120の突出量は、クリアランスの寸法に相当する量より多くされている。このため、テープリール84がリール保持部86の内部に挿入される際に、テープリール84のフランジ部90が突起部120に接触することで、フランジ部90のクリアランスへの挟み込みが防止される。これにより、テープリール84を適切にリール保持部86内に挿入することが可能となり、テープリール84の交換を適切に行うことが可能となる。
ちなみに、上記実施例において、側壁板100は、側壁面の一例である。支持ピン104は、突出ピンの一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、支持ピン104が、軸線を中心に回転可能に側壁板100に回転可能に配設されているが、側壁板100に固定されていてもよい。ただし、テープリール84の円滑な回転を担保するべく、支持ピン104を回転可能に側壁板100に配設することが望ましい。
また、上記実施例では、テープリール84を挟持するピンとして、ドーム形状の支持ピン104が採用されているが、種々の形状のピンを採用することが可能である。ただし、テープリール84の交換の容易性を担保するべく、ドーム形状の支持ピン104を採用することが望ましい。
また、上記実施例では、支持ピン104の側面の最大傾斜角度が30度とされているが、最大傾斜角度を10〜80度程度とすることが可能である。ただし、最大傾斜角度が小さすぎると、テープリール84を適切に挟持し難くなり、最大傾斜角度が大きすぎると、テープリール84の交換が行い難くなる。このことを考慮すると、支持ピン104の側面の最大傾斜角度は、20〜40度程度であることが望ましい。
また、上記実施例では、支持ピン104の側面の傾斜角度は、基端部から先端部に向かうほど、小さくなっているが、支持ピン104の側面の傾斜角度を、基端部から先端部に向かうほど、大きくすることが可能である。また、支持ピン104の側面の傾斜角度を一定にすることも可能である。
また、上記実施例では、円環状の突起部120が、支持ピン104を囲むように側壁板100に形成されているが、側壁板100の少なくとも支持ピン104の上方、つまり、リール保持部86のテープリール84が出し入れされる側の方向に形成されていれば、テープリール84のフランジ部90のクリアランスへの挟み込みを防止することが可能である。
70:テープフィーダ 72:テープ化部品 76:電子部品 84:テープリール 86:リール保持部 100:側壁板(側壁面) 104:支持ピン(突出ピン) 120:突起部

Claims (3)

  1. 電子部品が収容されるテープ化部品を巻回した状態で保持するテープリールと、
    1対の側壁面の間において前記テープリールを回転可能に保持するリール保持部と
    を備え
    記リール保持部が、
    前記1対の側壁面に互いに向かい合うように配設された1対の突出ピンを有し、
    前記テープリールが、
    前記1対の突出ピンによって、前記テープリールの回転軸に形成された軸穴において回転可能に狭持されるとともに、前記1対の突出ピンの間を介して、前記リール保持部に着脱されるテープフィーダであって、
    前記1対の突出ピンの各々が、
    先端部から基端部に向かうほど径が漸増する形状であり、その基端部側の端面と前記側壁面との間にクリアランスがある状態で前記側壁面に配設されており、
    前記リール保持部が
    さらに、前記テープリールが前記突出ピンの基端部側の端面と前記側壁面との間のクリアランスに挟み込まれないように、前記1対の側壁面に前記1対の突出ピンを囲むように配設された1対の突起部を有し、
    前記1対の突起部の突出量が、前記1対の突出ピンの突出量より少なく、前記突出ピンの基端部側の端面と前記側壁面との間のクリアランスに相当する量より多いことを特徴とするテープフィーダ
  2. 前記1対の突出ピンの各々が、
    各々の軸線を中心に回転可能に前記1対の側壁面に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のテープフィーダ。
  3. 前記突起部が、円環状になっている請求項1または請求項2に記載のテープフィーダ。
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