JP3555747B2 - 綿紙製シートロールの支持装置 - Google Patents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/41—Winding, unwinding
- B65H2301/413—Supporting web roll
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- B65H2301/413—Supporting web roll
- B65H2301/4134—Both ends type arrangement
- B65H2301/41342—Both ends type arrangement shaft transversing the roll
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Description
【0001】
【発明の技術分野】
本発明が取り上げる綿紙とは、カーゼに代替する生理用紙、あるいは紙おしめなど、薄い綿状紙を1ないし3ミリ程度に重ね合わせた衛生用紙のことで、支持装置とは、細幅の綿紙ロールを巻き戻し自在に支持する装置に関する。
【0002】
【従来技術の問題点】
ロール巻きした細幅の帯状綿紙シートの中心部をリール軸に支持する場合、1ないし3ミリもの厚みのある綿紙では、幅の割合に対するロール径が極端に大きくなる関係上、リール軸に対してロールが傾き、綿紙巻き戻しの折、ロールのローリングによって帯状シートが蛇行する。一般的には両側一対のリール板によって綿紙ロールを挟みつけ、該ロールとリール軸との直角度を保つようにしているが、綿紙巻き戻しの折、該綿紙の両側縁が2枚のリール板に擦れて引き出されるという問題がある。
【0003】
そこで本発明は、帯状綿紙のロール一側面のみをリール板に添わせ、リール軸の軸線に対して綿紙ロールを直角に支持する手段を開示するものである。
【0004】
【発明の実施形態】
本発明は、一端を機台に回転自在に支持するリール軸に固定したリール板と、前記リール軸開放端側における前記リール板中心に形成した凹形室と、前記凹形室内に弾性材を介しリール軸周囲にスライド自在に設置した第1裁頭円錐カラーと、前記第1裁頭円錐カラーと相対して互いの円錐面が対向するよう前記リール軸にスライド自在に支持した第2裁頭円錐カラーと、前記リール軸開放端の雄ネジ部に係合したナットとからなり、前記ナットの締めつけにより両裁頭円錐カラーを接近させるとき、綿紙ロール中心の芯管内に前記両裁頭円錐カラーにおけるそれぞれの円錐面が挿入しかつその圧力分力でもって前記弾性材の反力に抗して第1裁頭円錐カラーを前記凹形室内に押し沈めるように構成する。
【0005】
【作用】
ナットを締め込み両裁頭円錐カラーを接近させていくと、綿紙ロール中心の芯管内に前記両裁頭円錐カラーにおけるそれぞれの円錐面が楔状に挿入するので、まずリール軸と綿紙とが同芯で一致する。そしてその締め込みの圧力によって前記弾性材は圧縮され、該第1裁頭円錐カラーを前記凹形室内に押し沈めるので、前記ロールはリール板の面に押しつけられ、ロールの面はリール軸に対して直角に維持される。リール板は一側のみであるから、綿紙を引き戻す際、該綿紙は他側に逃れてリール板との強制摩擦は避けられる。
【0006】
【実施例】
図1において機台10に軸受11を介して水平かつ回転自在に支持したリール軸12にはキー13によってリール板14を固定している。前記リール軸の開放端15側におけるリール板14の中心に、図2に示すような円形凹み16を形成し、この凹み内に4個のコイル状張りバネからなる弾性材17を配置している。
【0007】
図1においてリール軸12の回りにスライド自在に設けた2個の裁頭円錐カラーは互いにそれぞれの円錐面を対向し、第1裁頭円錐カラー21を前記凹み16内に、また第2裁頭円錐カラー22をリール軸開放端側に配置している。リール軸12の開放端に設けたハンドル付きのナット23を雄ネジ24に沿って締め込むと、第2裁頭カラー22は第1裁頭円錐カラー21の方向に向けて押し進み、弾性材17の反力でもって2個の裁頭円錐カラー21,22は、ロール巻きした綿紙30の芯管31内に楔状に圧入する。
【0008】
ナット23を更に締め込むと、弾性材17の反力に抗して第1裁頭円錐カラー21は凹み16内に沈み込み、通常リール板14とロール30との間に存在する隙間Aは最終的に零の値にになり、ロール30の一側の面32をリール板14の面に押しつけて該ロールの傾きを調整する。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面断面図
【図2】前図のII−II矢線の断面図
【符号の説明】10…‥機台 12…‥リール軸 14…‥リール板 16…‥凹み 17…‥弾性材 21…‥第1裁頭円錐カラー 22…‥第2裁頭円錐カラー 23…‥ナット 30…‥綿紙ロールシート 31…‥芯管
【発明の技術分野】
本発明が取り上げる綿紙とは、カーゼに代替する生理用紙、あるいは紙おしめなど、薄い綿状紙を1ないし3ミリ程度に重ね合わせた衛生用紙のことで、支持装置とは、細幅の綿紙ロールを巻き戻し自在に支持する装置に関する。
【0002】
【従来技術の問題点】
ロール巻きした細幅の帯状綿紙シートの中心部をリール軸に支持する場合、1ないし3ミリもの厚みのある綿紙では、幅の割合に対するロール径が極端に大きくなる関係上、リール軸に対してロールが傾き、綿紙巻き戻しの折、ロールのローリングによって帯状シートが蛇行する。一般的には両側一対のリール板によって綿紙ロールを挟みつけ、該ロールとリール軸との直角度を保つようにしているが、綿紙巻き戻しの折、該綿紙の両側縁が2枚のリール板に擦れて引き出されるという問題がある。
【0003】
そこで本発明は、帯状綿紙のロール一側面のみをリール板に添わせ、リール軸の軸線に対して綿紙ロールを直角に支持する手段を開示するものである。
【0004】
【発明の実施形態】
本発明は、一端を機台に回転自在に支持するリール軸に固定したリール板と、前記リール軸開放端側における前記リール板中心に形成した凹形室と、前記凹形室内に弾性材を介しリール軸周囲にスライド自在に設置した第1裁頭円錐カラーと、前記第1裁頭円錐カラーと相対して互いの円錐面が対向するよう前記リール軸にスライド自在に支持した第2裁頭円錐カラーと、前記リール軸開放端の雄ネジ部に係合したナットとからなり、前記ナットの締めつけにより両裁頭円錐カラーを接近させるとき、綿紙ロール中心の芯管内に前記両裁頭円錐カラーにおけるそれぞれの円錐面が挿入しかつその圧力分力でもって前記弾性材の反力に抗して第1裁頭円錐カラーを前記凹形室内に押し沈めるように構成する。
【0005】
【作用】
ナットを締め込み両裁頭円錐カラーを接近させていくと、綿紙ロール中心の芯管内に前記両裁頭円錐カラーにおけるそれぞれの円錐面が楔状に挿入するので、まずリール軸と綿紙とが同芯で一致する。そしてその締め込みの圧力によって前記弾性材は圧縮され、該第1裁頭円錐カラーを前記凹形室内に押し沈めるので、前記ロールはリール板の面に押しつけられ、ロールの面はリール軸に対して直角に維持される。リール板は一側のみであるから、綿紙を引き戻す際、該綿紙は他側に逃れてリール板との強制摩擦は避けられる。
【0006】
【実施例】
図1において機台10に軸受11を介して水平かつ回転自在に支持したリール軸12にはキー13によってリール板14を固定している。前記リール軸の開放端15側におけるリール板14の中心に、図2に示すような円形凹み16を形成し、この凹み内に4個のコイル状張りバネからなる弾性材17を配置している。
【0007】
図1においてリール軸12の回りにスライド自在に設けた2個の裁頭円錐カラーは互いにそれぞれの円錐面を対向し、第1裁頭円錐カラー21を前記凹み16内に、また第2裁頭円錐カラー22をリール軸開放端側に配置している。リール軸12の開放端に設けたハンドル付きのナット23を雄ネジ24に沿って締め込むと、第2裁頭カラー22は第1裁頭円錐カラー21の方向に向けて押し進み、弾性材17の反力でもって2個の裁頭円錐カラー21,22は、ロール巻きした綿紙30の芯管31内に楔状に圧入する。
【0008】
ナット23を更に締め込むと、弾性材17の反力に抗して第1裁頭円錐カラー21は凹み16内に沈み込み、通常リール板14とロール30との間に存在する隙間Aは最終的に零の値にになり、ロール30の一側の面32をリール板14の面に押しつけて該ロールの傾きを調整する。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面断面図
【図2】前図のII−II矢線の断面図
【符号の説明】10…‥機台 12…‥リール軸 14…‥リール板 16…‥凹み 17…‥弾性材 21…‥第1裁頭円錐カラー 22…‥第2裁頭円錐カラー 23…‥ナット 30…‥綿紙ロールシート 31…‥芯管
Claims (2)
- 一端を機台に回転自在に支持するリール軸に固定したリール板と、前記リール軸開放端側における前記リール板中心に形成した凹形室と、前記凹形室内に弾性材を介しリール軸周囲にスライド自在に設置した第1裁頭円錐カラーと、前記第1裁頭円錐カラーと相対して互いの円錐面が対向するよう前記リール軸にスライド自在に支持した第2裁頭円錐カラーと、前記リール軸開放端の雄ネジ部に係合したナットとからなり、前記ナットの締めつけにより両裁頭円錐カラーを接近させるとき、綿紙ロール中心の芯管内に前記両裁頭円錐カラーにおけるそれぞれの円錐面が挿入しかつその圧力分力でもって前記弾性材の反力に抗して第1裁頭円錐カラーを前記凹形室内に押し沈めるように構成したシートロールの支持装置。
- 弾性材を張りバネによって形成した請求項1に記載のシートロールの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36854398A JP3555747B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 綿紙製シートロールの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36854398A JP3555747B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 綿紙製シートロールの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000177888A JP2000177888A (ja) | 2000-06-27 |
JP3555747B2 true JP3555747B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=18492102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36854398A Expired - Fee Related JP3555747B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 綿紙製シートロールの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3555747B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016002035A1 (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-07 | 富士機械製造株式会社 | テープフィーダ |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200451070Y1 (ko) | 2008-07-02 | 2010-11-24 | (주)우림기업 | 원단 권취용 코어 고정장치 |
JP5069775B2 (ja) * | 2010-06-18 | 2012-11-07 | 株式会社シナノポリ | ロール体保持具とこれを具備するフィルム包装機 |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP36854398A patent/JP3555747B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016002035A1 (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-07 | 富士機械製造株式会社 | テープフィーダ |
JPWO2016002035A1 (ja) * | 2014-07-03 | 2017-04-27 | 富士機械製造株式会社 | テープフィーダ |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000177888A (ja) | 2000-06-27 |
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