以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、メッセージを送信する側に関する情報である送信側情報を取得し、当該送信側情報を用いて、メッセージを出力する端末で出力可能な広告を決定し、広告に関する広告関連情報を端末に送信する情報処理装置を含むメッセージ配信システムについて説明する。なお、メッセージ配信システムは、例えば、メールシステム、いわゆるTwitter(登録商標)、facebook(登録商標)、Line(登録商標)等のメッセージ交換システム等である。メッセージ配信システムは、ユーザがメッセージを送受信できれば良い。また、メッセージ配信システムにおけるメッセージの送信、または受信のタイミングやトリガーは問わない。さらに、メッセージ配信システムを構成する第一端末、第二端末等における、広告の出力のタイミングやトリガーは問わない。
また、本実施の形態において、メッセージと共に広告関連情報を端末に送信する情報処理装置を含むメッセージ配信システムについて説明する。なお、広告関連情報については、後述する。
また、本実施の形態において、メッセージに関するメッセージ情報をも利用して、メッセージを出力する端末で出力される広告を決定し、広告関連情報を端末に送信する情報処理装置を含むメッセージ配信システムについて説明する。
また、本実施の形態において、送信側情報に加えて、メッセージの受信側に関する情報である受信側情報をも用いて、広告を決定し、広告関連情報を端末に送信する情報処理装置を含むメッセージ配信システムについて説明する。
また、本実施の形態において、さらに広告主に関する情報である広告主情報をも用いて、広告を決定し、広告関連情報を端末に送信する情報処理装置を含むメッセージ配信システムについて説明する。
また、本実施の形態において、広告付きの背景画像やパーツを、ユーザに選択させることができる情報処理装置を含むメッセージ配信システムについて説明する。
さらに、本実施の形態において、種々の広告選択のタイミングがあり得ることを説明する。
図1は、本実施の形態におけるメッセージ配信システムAの概念図である。メッセージ配信システムAは、情報処理装置1、1または2以上の第一端末2、1または2以上の第二端末3を備える。情報処理装置1は、第二端末3で出力される広告を決定する装置である。情報処理装置1は、通常、いわゆるサーバ装置であり、例えば、クラウドサーバでも良い。情報処理装置1の種類は問わない。第一端末2は、メッセージを送信する端末装置である。第一端末2は、通常、後述する送信端末に対応する。第二端末3は、メッセージを受信する端末装置である。第二端末3は、通常、メッセージを受信し、出力する出力端末に対応する。第一端末2と第二端末3は、通常、相互にメッセージを送受信できる。よって、第一端末2と第二端末3は、それぞれ、送信端末にも、出力端末にもなり得る、とする。第一端末2と第二端末3は、例えば、いわゆるスマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、パーソナルコンピュータ、携帯電話等、その種類は問わない。
図2は、本実施の形態におけるメッセージ配信システムAのブロック図である。図3は、情報処理装置1のブロック図である。
情報処理装置1は、格納部11、受信部12、処理部13、および送信部14を備える。
格納部11は、広告格納部111、ユーザ情報格納部112、広告主情報格納部113、およびメッセージ部品格納部114を備える。
受信部12は、作成指示受信部121、メッセージ受信部122、送信者識別子受信部123、および送信先識別子受信部124を備える。
処理部13は、送信側情報取得部131、受信側情報取得部132、広告決定部133、および送信メッセージ部品構成部134を備える。
送信部14は、メッセージ送信部141、広告関連情報送信部142、およびメッセージ部品送信部143を備える。
第一端末2は、第一格納部21、第一受付部22、第一処理部23、第一送信部24、第一受信部25、および第一出力部26を備える。
第二端末3は、第二格納部31、第二受付部32、第二処理部33、第二送信部34、第二受信部35、および第二出力部36を備える。なお、第二端末3は、第一端末2と同じ機能を有しても良い。かかる場合、第一端末2も第二端末3もメッセージを作成でき、メッセージを送受信できる。
情報処理装置1を構成する格納部11は、種々の情報を格納し得る。種々の情報とは、例えば、後述する広告、ユーザ情報、広告主情報、パーツ候補群、背景候補群、コンテンツ候補群等である。
パーツ候補群とは、2または3以上のパーツ候補を有する。パーツ候補は、パーツとなり得る情報である。パーツとは、コンテンツを構成する部分である。コンテンツは、送受信されるメッセージを構成し得る情報である。パーツは、例えば、人間の顔、人間の体、帽子、衣服、靴、バック等である。
パーツ候補群の元データが一つであり、動的に2以上のパーツ候補が生成されても良い。かかる場合、パーツ候補群の元データをパーツ候補群と言っても良い。パーツ候補群を構成する2または3以上のパーツ候補は、順序を有することは好適である。
3以上のパーツ候補は、段階的に変化するパーツ候補であることは好適である。つまり、パーツ候補群を構成する3以上のパーツ候補は、順序を有することが好適である。パーツ候補群を構成する3以上の各パーツ候補は、順序を識別する順序識別子に対応付いていても良い。また、パーツ候補群を構成する3以上のパーツ候補は、順番に記録媒体に蓄積されていても良い。例えば、3つのパーツ候補に順序がある場合、1番目のパーツ候補の次に、2番目のパーツ候補が選択され、次に、3番目のパーツ候補が選択され、次に、1番目のパーツ候補が選択されることは好適である。なお、順序を有する3以上のパーツ候補は、順序が示す順に、順次、変化するパーツである。もちろん、3番目のパーツ候補の次に、2番目のパーツ候補が選択され、その次に、1番目のパーツ候補が選択され、次に、1番目のパーツ候補が選択されるように逆の順序で選択することとしてもよい。
また、1組以上の各パーツ候補群は、1または2以上の外部情報に対応付いていても良い。また、パーツ候補群が有する2以上の各パーツ候補は、1または2以上の外部情報に対応付いていても良い。外部情報とは、外部の情報であり、その詳細は後述する。
また、背景候補は、メッセージを構成する背景の候補である。背景候補群が3以上の背景候補を有する場合、3以上の背景候補は、順序を有することが好適である。背景候補群を構成する3以上の各背景候補は、順序を識別する順序識別子に対応付いていても良い。また、背景候補群を構成する3以上の背景候補は、順番に記録媒体に蓄積されていても良い。なお、メッセージは、送信される対象であり、例えば、コンテンツ、背景、文字列のうちの1種類以上の情報を有する。また、文字列は、例えば、後述する台詞である。また、背景は、例えば、風景画像である。
また、1組以上の各背景候補群は、1または2以上の外部情報に対応付いていても良い。また、背景候補群が有する2以上の各背景候補群は、1または2以上の外部情報に対応付いていても良い。
コンテンツ候補群は、2または3以上のコンテンツ候補の集合である。コンテンツ候補群は、順序を有する3以上のコンテンツ候補の集合であることは好適である。つまり、コンテンツ候補群を構成する3以上の各コンテンツ候補は、順序を識別する順序識別子に対応付いていても良い。また、コンテンツ候補群を構成する3以上のコンテンツ候補は、順番に記録媒体に蓄積されていても良い。なお、コンテンツ候補は、コンテンツとなり得る候補である。コンテンツは、例えば、人間である。
広告格納部111は、2以上の広告を格納し得る。通常、各広告は、1以上の属性に対応付いている。広告は、通常、広告主識別子に対応付いている。なお、1以上の属性は、例えば、後述する送信側情報を構成する。また、1以上の属性は、例えば、単語であり、当該単語は、送受信されるメッセージを構成し得る。また、広告格納部111の広告は、メッセージ部品格納部114の1または2以上のメッセージ部品に対応付いていても良い。
ユーザ情報格納部112は、1または2以上のユーザ情報を格納し得る。ユーザ情報は、メッセージを送信したり、受信したりするユーザに関する情報である。ユーザ情報は、例えば、ユーザを識別するユーザ識別子、氏名、年齢、性別、住所、趣味、メールアドレス、電話番号等を含む。ユーザ情報は、当該ユーザのメッセージの送信先を示す1以上の送信先識別子を有しても良い。かかる場合、送信先識別子で識別される送信先は、例えば、フォロワーである。
広告主情報格納部113は、1または2以上の広告主情報を格納し得る。広告主情報格納部113は、通常、広告主を識別する広告主識別子と対に、広告主情報を格納し得る。広告主情報は、広告主に関する情報である。広告主情報は、例えば、メッセージの受信者の1または2以上の属性値、広告主の予算に関する予算情報などである。なお、メッセージの受信者は、広告主が広告を見せたいと考える人である。
メッセージ部品格納部114は、1または2以上のメッセージ部品を格納し得る。メッセージ部品は、送信されるメッセージを構成し得る部品である。メッセージ部品は、例えば、上述したパーツ候補、背景候補、コンテンツ候補である。なお、メッセージ部品は、広告を含んでも良いし、広告を含まなくても良い。メッセージ部品が広告を含まない場合、広告情報が付加されて、完成されたメッセージ部品が構成されても良い。つまり、メッセージ部品格納部114のメッセージ部品は、完成されたメッセージ部品でなくても良い。完成されたメッセージ部品とは、抜けの無いメッセージ部品であり、例えば、広告が入ったメッセージ部品である。また、メッセージ部品は、広告格納部111の1または2以上の広告に対応付いていても良い。
受信部12は、各種の情報や指示等を受信する。各種の情報や指示等は、例えば、後述する作成指示、メッセージ、送信者識別子、送信先識別子等である。
作成指示受信部121は、メッセージを送信する送信端末から、メッセージの作成に関する指示である作成指示を受信する。作成指示は、メッセージの作成を開始する意思表示でも良い。なお、送信端末は、ここでは、第一端末2である。作成指示は、通常、送信者識別子を有する。
メッセージ受信部122は、メッセージを送信する送信端末(ここでは、例えば、第一端末2)から送信されたメッセージを受信する。メッセージの構造やデータタイプや内容等は問わない。メッセージは、文字列だけでも良いし、画像だけでも良いし、文字列と背景画像等の画像とを有しても良いし、動画や音声等を有しても良い。メッセージは、1または2以上の広告を有していても良い。メッセージ受信部122は、メッセージを送信する送信端末の位置に関する位置情報、メッセージを送信する時刻に関する時刻情報等をも受信しても良い。また、メッセージに含まれる画像は、例えば、メッセージの背景画像またはキャラクタまたはアイテムである。また、メッセージに含まれる画像は、例えば、2つの特性値の指示により構成されたキャラクタである。さらに、画像は、当該画像に対応する画像の属性を示す画像属性情報を有しても良い。さらに、メッセージに含まれる画像は、1または2以上の広告を有していても良い。なお、メッセージに含まれる広告は、送信端末でユーザにより選択された広告であることは好適である。
送信者識別子受信部123は、メッセージの送信者を識別する送信者識別子を受信する。送信者識別子受信部123は、通常、送信端末から送信者識別子を受信する。送信者識別子は、例えば、メールアドレス、ID、電話番号などである。送信者識別子は、メッセージとともに受信されても良い。送信者識別子受信部123が送信者識別子を受信するタイミングは問わない。送信者識別子受信部123は、作成指示が受信された際に一緒に送信者識別子を受信しても良いし、メッセージと一緒に送信者識別子を受信しても良いし、ユーザが使用する送信端末から情報処理装置1にログインされた際に送信者識別子を受信するなどしても良い。
送信先識別子受信部124は、メッセージの送信先を識別する送信先識別子を受信する。送信先識別子受信部124は、通常、送信端末から送信先識別子を受信する。送信先識別子は、メッセージとともに受信されても良い。ただし、送信先識別子受信部124が送信先識別子を受信するタイミングは問わない。送信先識別子は、例えば、メールアドレス、ID、電話番号などである。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、送信側情報取得部131、受信側情報取得部132、広告決定部133、送信メッセージ部品構成部134が行う処理である。
送信側情報取得部131は、送信者情報を取得する。送信側情報取得部131は、送信者情報を含む送信側情報を取得する。送信側情報は、送信者情報のみでも良いし、送信者情報とメッセージ情報とを含んでも良い。ここで、送信者情報は、送信者識別子受信部123が受信した送信者識別子で識別される送信者に関する情報である。送信者情報は、例えば、送信者の属性(性別、年令、趣味、住所など)、メッセージの送信先の数(例えば、当該送信者のフォロワーの数)、メッセージが作成され、送信された送信端末の位置に関する位置情報、メッセージを送信する時刻に関する時刻情報等である。位置情報は、通常、(緯度,経度)の情報であるが、住所、国名等の他の位置に関する情報でも良い。時刻情報は、例えば、日時、日付、月、季節等の情報である。メッセージ情報は、メッセージ受信部122が受信したメッセージに関する情報である。メッセージ情報は、通常、メッセージの内容に関する情報である。メッセージ情報は、例えば、メッセージ受信部122が受信したメッセージそのもの、メッセージを構成する1以上の単語や自立語、メッセージに含まれる画像に対応する属性値である画像属性情報等である。メッセージに含まれる画像は、例えば、メッセージの背景画像またはキャラクタまたはアイテム等である。メッセージ情報は、例えば、メッセージに含まれる広告や広告識別子等である。メッセージに含まれる画像は、例えば、2つの特性値の指示により構成されたキャラクタ等であっても良い。なお、送信者のフォロワーの数は、例えば、ユーザ情報格納部112のユーザ情報から取得可能である。
送信側情報取得部131は、例えば、送信者識別子受信部123が受信した送信者識別子と対になるユーザ情報の一部または全部を、ユーザ情報格納部112から取得する。かかるユーザ情報の一部または全部が送信者情報である。また、送信側情報取得部131は、例えば、送信者識別子受信部123が受信した送信者識別子をキーとして、図示しない外部のユーザ情報管理装置を検索し、送信者情報を取得しても良い。
送信側情報取得部131は、メッセージ受信部122が受信したメッセージに関する情報であるメッセージ情報を含む送信側情報を取得しても良い。また、送信側情報取得部131は、メッセージ受信部122が受信したメッセージに関する情報であるメッセージ情報と送信者情報とを含む送信側情報を取得しても良い。
受信側情報取得部132は、送信先識別子受信部124が受信した送信先識別子で識別されるメッセージの受信者に関する情報である受信者情報を含む受信側情報を取得する。
受信側情報取得部132は、例えば、送信先識別子受信部124が受信した1以上の各送信先識別子と対になるユーザ情報の一部または全部を、ユーザ情報格納部112から取得する。かかるユーザ情報の一部または全部が受信者情報である。また、受信側情報取得部132は、例えば、送信先識別子受信部124が受信した送信先識別子をキーとして、図示しない外部のユーザ情報管理装置を検索し、受信者情報を取得しても良い。
広告決定部133は、送信側情報取得部131が取得した送信側情報を用いて、メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定する。メッセージを出力する出力端末は、ここでは、第二端末3である。広告決定部133は、例えば、送信側情報取得部131が取得した送信側情報を構成する一部または全部の情報と対になる広告を広告格納部111から取得する。
広告決定部133は、送信側情報取得部131が取得した送信側情報に含まれるメッセージ情報をも用いて、メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定しても良い。広告決定部133は、例えば、メッセージ情報に含まれる1以上の単語のうちのいずれか1以上の単語、および送信側情報を構成する一部または全部の情報と対になる広告を広告格納部111から取得する。広告決定部133は、例えば、メッセージ情報に含まれる1以上の画像の1以上の属性値および送信側情報を構成する一部または全部の情報と対になる広告を広告格納部111から取得する。
広告決定部133は、送信側情報取得部131が取得した送信側情報および受信側情報取得部132が取得した受信側情報を用いて、メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定しても良い。かかる場合、通常、広告決定部133は、受信者に応じて、異なる広告を決定する。広告決定部133は、例えば、送信側情報取得部131が取得した送信側情報を構成する一部または全部の情報、および受信側情報取得部132が取得した受信側情報を構成する一部または全部の情報と対になる広告を広告格納部111から取得する。
広告決定部133は、広告主情報をも用いて、出力端末で出力され得る1または2以上の広告を決定しても良い。広告決定部133は、例えば、送信側情報取得部131が取得した送信側情報を構成する一部または全部の情報、および広告主情報に含まれるメッセージの受信者の1または2以上の属性値と対になる広告を広告格納部111から取得する。かかる広告は、当該メッセージの受信者のための広告である。また、広告決定部133は、例えば、送信側情報取得部131が取得した送信側情報を構成する一部または全部の情報に対応する広告であり、広告主情報に含まれる予算情報が示す予算内である場合に、当該予算情報に対応する広告主識別子と対になる広告を広告格納部111から取得する。
広告決定部133が広告を決定するタイミングやトリガーは問わない。また、最終的に出力端末で出力される広告は、広告決定部133が決定した1以上の広告の中で、送信端末のユーザが選択した広告であることは好適である。
広告決定部133は、例えば、作成指示受信部121が作成指示を受信したことに応じて、メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定しても良い。なお、作成指示とは、メッセージを作成することを示す指示である。また、作成指示の受信に応じて、例えば、メッセージの作成に必要な環境が送信端末に送信される。
広告決定部133は、例えば、メッセージ送信部141がメッセージを出力端末に送信する前に、メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定しても良い。
広告の決定とは、広告格納部111から広告を取得することでも良いし、広告格納部111から広告識別子を取得することでも良い。
送信メッセージ部品構成部134は、広告決定部133が決定した1以上の広告と、メッセージ部品格納部114の1以上のメッセージ部品とを用いて、送信端末に送信するメッセージ部品を構成する。なお、送信端末に送信するメッセージ部品は、適宜、送信メッセージ部品と言う。
送信メッセージ部品構成部134は、例えば、広告決定部133が決定した1以上の各広告に対応する1以上のメッセージ部品をメッセージ部品格納部114から選択する。そして、送信メッセージ部品構成部134は、広告決定部133が決定した1以上の各広告を、選択した1以上のメッセージ部品に付加し、1以上の送信メッセージ部品を構成する。なお、送信メッセージ部品構成部134は、例えば、選択した1以上のメッセージ部品の広告枠の領域に、対応する広告を付加し、送信メッセージ部品を構成する。
送信部14は、各種の情報を送信する。各種の情報は、例えば、後述するメッセージ、広告関連情報、メッセージの作成に必要な環境等である。メッセージの作成に必要な環境とは、例えば、メッセージを構成し得る1以上の背景候補群、1以上のパーツ候補群、コンテンツ候補群等である。メッセージの作成に必要な環境とは、例えば、メッセージを作成するための画面の情報である。
メッセージ送信部141は、メッセージ受信部122が受信したメッセージを出力端末に送信する。なお、メッセージは広告を含んでもいても良い。なお、メッセージ送信部141は、メッセージを、メッセージを送信する処理部(図示しない)に渡しても良い。かかる場合、メッセージを送信する処理部は、渡されたメッセージを送信する。なお、メッセージを送信する処理部は、通常、情報処理装置1の外部に存在し、例えば、非特許文献1の「LINE(登録商標)」、「Twitter(登録商標)」、「Facebook(登録商標)」等である。
広告関連情報送信部142は、広告決定部133が決定した広告に関する情報である広告関連情報を出力端末に送信する。広告関連情報送信部142は、広告関連情報を出力端末に送信する処理部(図示しない)に渡す処理を行っても良い。なお、広告関連情報を送信する処理部は、通常、情報処理装置1の外部に存在し、例えば、非特許文献1の「LINE(登録商標)」、「Twitter(登録商標)」、「Facebook(登録商標)」等である。また、広告関連情報は、広告そのものでも良いし、広告を識別する広告識別子等でも良い。例えば、広告関連情報は、広告を識別する広告識別子であり、出力端末において、広告識別子を用いて取得された広告が出力される。つまり、広告関連情報は、出力される広告の元になる情報であれば良い。
メッセージ部品送信部143は、送信メッセージ部品構成部134が構成した送信メッセージ部品を送信端末に送信する。メッセージ部品送信部143は、送信メッセージ部品を、送信メッセージ部品を送信する処理部(図示しない)に渡す処理を行っても良い。なお、かかる処理部は、通常、情報処理装置1の外部に存在し、例えば、非特許文献1の「LINE(登録商標)」、「Twitter(登録商標)」、「Facebook(登録商標)」等である。また、この送信端末は、作成指示を送信してきた端末である。メッセージ部品送信部143は、広告が付加されていないメッセージ部品を送信端末に送信しても良い。つまり、メッセージ部品送信部143は、メッセージ作成の環境を送信端末に送信しても良い。
第一端末2を構成する第一格納部21は、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、第一端末2のユーザ識別子、メッセージ、1組以上のパーツ候補群、1組以上の背景候補群、1組以上のコンテンツ候補群、1以上の送信メッセージ部品等である。
第一受付部22は、ユーザから指示や情報等を受け付ける。指示や情報等とは、例えば、メッセージ、作成指示、編集指示、送信指示、メッセージの出力指示、送信メッセージ部品の選択指示等である。作成指示は、メッセージの作成の指示(これからメッセージを作成する、という意思表示と言っても良い)である。編集指示は、メッセージを作成する過程での、各種の入力や指示である。なお、編集指示は、選択指示を含む、と考えても良い。送信指示は、メッセージの送信指示である。
第一受付部22は、連続的入力手段により、入力を受け付けることは好適である。入力は、情報や指示等である。入力は、例えば、メッセージを構成するための情報である。メッセージは、通常、コンテンツを有する。メッセージは、台詞を有しても良い。台詞は、文字列である。台詞は、通常、人や動物等が発声するものである。台詞は、コンテンツである人物や動物の台詞として、コンテンツと一体化していることは好適である。台詞は、コンテンツである人物や動物の吹き出しの中に表現されていることが好適である。メッセージは、背景を有しても良い。背景は、通常、コンテンツの背景となる。背景は、通常、画像であるが、そのデータタイプやデータ構造等は問わない。なお、メッセージは、コンテンツ、背景、台詞の3つを有することは好適である。また、ここでのコンテンツは、人のポーズを示すコンテンツであることは好適である。つまり、ポーズ、背景、台詞の3つの情報を有するメッセージにより、メッセージの送信元の感情、状況は、容易に表現される。また、メッセージは、時刻を示す情報を有しても良い。時刻を示す情報は、例えば、当該時刻を示す時計の図柄、文字列等である。また、コンテンツ、背景、パーツ等は、広告を有する送信メッセージ部品でも良い。なお、連続的入力手段は、入力を受け付ける手段である、とも言える。
また、連続的入力手段は、候補の選択を連続的に切り替えことができる入力手段である。連続的入力手段は、例えば、円弧状に選択するポイントを有する入力インターフェイス、スライドバー、二次元マップ、感情MAP、スクロールバー等である。連続的入力手段の詳細については後述する。
指示や情報等の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。第一受付部22は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
第一処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、第一受付部22が受け付けた情報に、第一格納部21のユーザ識別子を付加して、送信する情報を構成する処理である。また、各種の処理とは、例えば、第一受付部22が受け付けた編集指示に応じて、第一受付部22が受け付けた情報を用いて、送信するメッセージを構成する処理である。なお、かかるメッセージは、第一受付部22が受け付けた選択指示に応じた広告が含まれていることは好適である。また、各種の処理とは、例えば、第一受付部22が受け付けたメッセージの出力指示に応じて、メッセージを第一格納部21から取得する。なお、ユーザ識別子は、ここでは送信者識別子である。また、第一処理部23は、第一端末2の位置を示す位置情報を取得しても良い。また、第一処理部23は、図示しない時計から時刻情報を取得しても良い。
第一送信部24は、各種の情報を送信する。各種の情報は、例えば、メッセージ、送信者識別子が付加されたメッセージ、送信者識別子と1以上の送信先識別子とメッセージ等である。各種の情報は、例えば、位置情報、時刻情報等でも良い。
第一受信部25は、各種の情報を受信する。各種の情報は、例えば、メッセージ、メッセージの送信結果、広告、1以上の送信メッセージ部品等である。なお、第一端末2もメッセージを受信する装置となることは好適である。
第一出力部26は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、第一受信部25が受信した情報、第一受付部22が受け付けた情報等である。
ここで、出力とは、通常、ディスプレイへの表示であるが、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
第二端末3を構成する第二格納部31は、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、第二端末3のユーザ識別子、メッセージ等である。
第二受付部32は、ユーザから指示や情報等を受け付ける。指示や情報等とは、例えば、メッセージの出力指示、メッセージ、作成指示、編集指示、送信指示等である。作成指示は、メッセージの作成の指示である。編集指示は、メッセージを作成する過程での、各種の入力や指示である。送信指示は、メッセージの送信指示である。
指示や情報等の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。第一受付部22は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
第二処理部33は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、第二受付部32が受け付けたメッセージの出力指示に応じて、メッセージを第一格納部21から取得する。また、各種の処理とは、例えば、第二受付部32が受け付けた情報に、第二格納部31のユーザ識別子を付加して、送信する情報を構成する処理である。
第二送信部34は、各種の情報を送信する。各種の情報は、例えば、メッセージ、送信者識別子が付加されたメッセージ、送信者識別子と1以上の送信先識別子とメッセージ等である。
第二受信部35は、各種の情報を受信する。各種の情報は、例えば、メッセージ、メッセージの送信結果、広告、1以上の送信メッセージ部品等である。
第二出力部36は、各種の情報を受信する。各種の情報は、例えば、メッセージ、メッセージの送信結果、広告等である。なお、かかる場合、第一端末2もメッセージを受信する装置となる。
格納部11、広告格納部111、ユーザ情報格納部112、広告主情報格納部113、メッセージ部品格納部114、第一格納部21、第二格納部31は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受信部12、作成指示受信部121、メッセージ受信部122、送信者識別子受信部123、送信先識別子受信部124、第一受信部25、第二受信部35は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
処理部13、送信側情報取得部131、受信側情報取得部132、広告決定部133、送信メッセージ部品構成部134、第一処理部23、第二処理部33は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
送信部14、メッセージ送信部141、広告関連情報送信部142、メッセージ部品送信部143、第一送信部24、第二送信部34は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
次に、メッセージ配信システムAの動作について説明する。まず、情報処理装置1の動作例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)作成指示受信部121は、メッセージを送信する送信端末から作成指示を受信したか否かを判断する。作成指示を受信した場合はステップS402に行き、作成指示を受信しない場合はステップS403に行く。
(ステップS402)送信部14は、メッセージの作成に必要な環境を送信端末に送信する。ステップS401に戻る。
(ステップS403)メッセージ受信部122は、第一端末2から送信されたメッセージ等を受信したか否かを判断する。メッセージ等を受信した場合はステップS404に行き、メッセージ等を受信しない場合はステップS401に戻る。なお、メッセージ等とは、通常、メッセージと送信者識別子と1以上の送信先識別子とを有する。ただし、メッセージ等は、送信先識別子を有さなくても良い。かかる場合、送信者識別子と対になる1以上の送信先識別子が取得される。1以上の送信先識別子は、例えば、Twitterのフォロワーである。
(ステップS404)広告決定部133は、広告を決定する。広告決定処理について、図5、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS405)送信部14は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS406)送信部14は、メッセージを送信する送信先であり、i番目の送信先が存在するか否かを判断する。i番目の送信先が存在すればステップS407に行き、i番目の送信先が存在しなければステップS401に戻る。
(ステップS407)メッセージ送信部141は、i番目の送信先に、ステップS403で受信されたメッセージを送信する。
(ステップS408)広告関連情報送信部142は、i番目の送信先に、ステップS404で取得された広告関連情報を送信する。
(ステップS409)送信部14は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS406に戻る。
なお、図4のフローチャートのステップS408において、広告関連情報送信部142は、送信先に個別の広告関連情報を送信しても良いし、送信先に共通の広告関連情報を送信しても良い。
また、図4のフローチャートのステップS402において、送信部14がメッセージの作成に必要な環境を送信する前に、送信メッセージ部品構成部134が1以上の送信メッセージ部品を構成しても良い。そして、かかる場合、メッセージ部品送信部143がメッセージの作成に必要な環境を送信端末に送信しても良い。なお、かかる場合、ステップS404の広告決定処理は行われないことが好適である。
また、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS404の広告決定処理の第一の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。第一の例は、送信先に個別の広告関連情報を取得する場合である。
(ステップS501)送信側情報取得部131は、受信された送信者識別子を取得する。
(ステップS502)送信側情報取得部131は、ステップS501で取得した送信者識別子に対応する送信側情報をユーザ情報格納部112から取得する。
(ステップS503)広告決定部133は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS504)広告決定部133は、i番目の送信先が存在するか否かを判断する。i番目の送信先が存在すればステップS505に行き、i番目の送信先が存在しなければ上位処理にリターンする。
なお、広告決定部133は、受信されたメッセージ等から1以上の送信先識別子を取得しても良いし、送信者識別子に対応する1以上の送信先識別子をユーザ情報格納部112から取得しても良い。そして、広告決定部133は、かかる1以上の送信先識別子の中で、i番目の送信先識別子が存在するか否かを判断する。
(ステップS505)受信側情報取得部132は、i番目の送信先に対応する受信側情報を、ユーザ情報格納部112から取得する。受信側情報取得部132は、例えば、i番目の送信先識別子と対になるユーザ情報である受信側情報を、ユーザ情報格納部112から取得する。
(ステップS506)広告決定部133は、ステップS502で取得された送信側情報、およびステップS505で取得された受信側情報に合致する1以上の広告の広告識別子を、広告格納部111から取得する。
(ステップS507)広告決定部133は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS508)広告決定部133は、ステップS506で取得された1以上の広告識別子のうち、j番目の広告識別子が存在するか否かを判断する。j番目の広告識別子が存在する場合はステップS509に行き、j番目の広告識別子が存在しない場合はステップS514に行く。
(ステップS509)広告決定部133は、j番目の広告識別子に対応する広告主情報を広告主情報格納部113から取得する。広告決定部133は、例えば、j番目の広告識別子と対になる広告主識別子を広告格納部111から取得する。そして、広告決定部133は、例えば、取得した広告主識別子に対応する広告主情報を広告主情報格納部113から取得する。
(ステップS510)広告決定部133は、ステップS509で取得した広告主情報を用いて、j番目の広告識別子で識別される広告を送信するか否か(条件を満たすか否か)を判断する。条件を満たす場合はステップS511に行き、条件を満たさない場合はステップS513に行く。
(ステップS511)広告決定部133は、i番目の送信先に対応する送信先識別子に対応付けて、j番目の広告識別子またはj番目の広告識別子で識別される広告である広告関連情報を格納部11に、少なくとも一時蓄積する。
(ステップS512)広告決定部133は、ステップS511で蓄積された広告関連情報の数が閾値になったか否かを判断する。広告関連情報の数が閾値になった場合はステップS514に行き、閾値に満たない場合はステップS513に行く。
(ステップS513)広告決定部133は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS508に戻る。
(ステップS514)広告決定部133は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS504に戻る。
次に、ステップS404の広告決定処理の第二の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。図6のフローチャートにおいて、図5のフローチャートと同じステップについて、説明を省略する。また、第二の例は、すべての送信先に対して、同じ広告関連情報を取得する場合である。
(ステップS601)広告決定部133は、ステップS502で取得された送信側情報に合致する1以上の広告の広告識別子を、広告格納部111から取得する。
(ステップS602)広告決定部133は、j番目の広告識別子またはj番目の広告識別子で識別される広告である広告関連情報を格納部11に、少なくとも一時蓄積する。
次に、第一端末2および第二端末3の動作について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、第一端末2と第二端末3の動作は同じである、とする。つまり、第一格納部21と第二格納部31、第一受付部22と第二受付部32、第一処理部23と第二処理部33、第一送信部24と第二送信部34、第一受信部25と第二受信部35、および第一出力部26と第二出力部36は同じでも良い。
そして、ここでは、図7のフローチャートを用いて、第一端末2の動作例を説明する。
(ステップS701)第一受付部22は、メッセージの作成指示を受け付けたか否かを判断する。作成指示を受け付ければステップS702に行き、作成指示を受け付けなければステップS703に行く。
(ステップS702)第一処理部23は、第一受付部22が受け付けた指示や情報に基づいて、送信するメッセージを作成する。ステップS701に戻る。メッセージ作成処理は、公知の処理でも良い。また、メッセージ作成処理の例を、図8、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS703)第一受付部22は、メッセージの送信指示を受け付けたか否かを判断する。送信指示を受け付ければステップS704に行き、送信指示を受け付けなければステップS706に行く。なお、送信指示は、例えば、1以上の送信先識別子を含む。
(ステップS704)第一処理部23は、送信するメッセージ等を構成する。メッセージ等は、例えば、メッセージと、送信者識別子と、1以上の送信先識別子とを含む。
(ステップS705)第一送信部24は、ステップS704で構成されたメッセージ等を情報処理装置1に送信する。ステップS701に戻る。
(ステップS706)第一受信部25は、メッセージ等を受信したか否かを判断する。メッセージ等を受信すればステップS707に行き、メッセージ等を受信しなければステップS708に行く。ここで、メッセージ等とは、例えば、メッセージと広告関連情報である。
(ステップS707)第一処理部23は、ステップS706で受信されたメッセージ等を第一格納部21に、少なくとも一時蓄積する。ステップS701に戻る。なお、本ステップにおいて、メッセージ等は蓄積されずに、第一出力部26がメッセージ等を出力しても良い。
(ステップS708)第一受付部22は、メッセージの出力指示を受け付けたか否かを判断する。出力指示を受け付けた場合はステップS709に行き、出力指示を受け付けない場合はステップS701に戻る。
(ステップS709)第一出力部26は、メッセージの出力指示に対応するメッセージを出力する。
(ステップS710)第一出力部26は、メッセージの出力指示に対応するメッセージと対になる広告関連情報を第一格納部21から取得する。
(ステップS711)第一出力部26は、ステップS710で取得した広告関連情報を用いて、広告を出力する。ステップS701に戻る。
なお、図7のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS702のメッセージ作成処理の一例については、図8、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS801)第一処理部23は、外部情報を取得する。なお、通常、取得される外部情報の種類は、予め決められている。また、外部情報とは、例えば、1以上のユーザコンテクスト、アプリケーションが保持している1以上のアプリ情報を含む。ユーザコンテクストは、例えば、ユーザの静的属性、またはユーザの動的属性である。静的属性は、例えば、ユーザの性別、年齢、住所、趣味、職業などである。なお、静的属性は、例えば、格納部11に格納されている。動的属性は、天気、ユーザが居る位置、時刻などである。なお、動的属性は、例えば、図示しない時計や、インターネットのWebサーバ等から取得される。また、アプリ情報は、例えば、電子マネー機能を実現するアプリにより、使用された電子マネーの履歴情報等である。なお、アプリ情報は、例えば、第一格納部21に格納されている。
(ステップS802)第一受付部22は、コンテンツ候補群取得指示を受け付けたか否かを判断する。コンテンツ候補群取得指示を受け付けた場合はステップS803に行き、コンテンツ候補群取得指示を受け付けない場合はステップS815に行く。なお、コンテンツ候補群取得指示とは、コンテンツ候補群を取得する指示である。コンテンツ候補群取得指示は、コンテンツの作成の意思表示であっても良い。コンテンツ候補群取得指示は、コンテンツ候補群の選択の指示、コンテンツ候補群を絞り込むための検索条件等であっても良い。
(ステップS803)第一処理部23は、コンテンツ候補群取得指示に対応するコンテンツ候補群を第一格納部21から取得する。なお、第一端末2は、情報処理装置1からコンテンツ候補群を受信しても良い。
(ステップS804)第一処理部23は、連続的入力手段を用いて、コンテンツを選択するか、コンテンツを構成するパーツを選択するかを判断する。コンテンツを選択する場合はステップS805に行き、パーツを選択する場合はステップS810に行く。
(ステップS805)第一出力部26は、ステップS803で取得されたコンテンツ候補群が有する2以上のコンテンツ候補のうち、代表的なコンテンツ候補と、第一連続的入力手段とを有する画面を出力する。なお、第一連続的入力手段は、連続的入力手段の一例で、コンテンツ候補を連続的に変更しながら、選択するための入力手段である。
(ステップS806)第一受付部22は、第一連続的入力手段による入力を受け付けたか否かを判断する。入力を受け付けた場合はステップS807に行き、入力を受け付けない場合はステップS809に行く。
(ステップS807)第一処理部23は、出力されているカレントのコンテンツ候補の次のコンテンツ候補を取得する。
(ステップS808)第一出力部26は、ステップS807で取得されたコンテンツ候補を出力する。ステップS806に戻る。なお、コンテンツ候補の出力位置は、カレントのコンテンツ候補が出力されている位置と同じ位置であることは好適である。また、ステップS807で取得されたコンテンツ候補が出力された後は、当該コンテンツ候補がカレントのコンテンツ候補となる。
(ステップS809)第一処理部23は、コンテンツが決定したか否かを判断する。コンテンツが決定すればステップS816に行き、コンテンツが決定しなければステップS806に戻る。なお、第一処理部23は、例えば、ユーザの指示の入力により、コンテンツが決定したと判断する。また、第一処理部23は、例えば、一定時間以上、ユーザからの入力が無い場合、コンテンツが決定したと判断する。また、第一処理部23は、例えば、背景候補群取得指示が受け付けられた場合に、コンテンツが決定したと判断する。
(ステップS810)第一出力部26は、ステップS803で取得されたコンテンツ候補群が有する2以上のコンテンツ候補のうち、代表的なコンテンツ候補と、第二連続的入力手段とを有する画面を出力する。なお、第二連続的入力手段は、連続的入力手段の一例で、コンテンツを構成するパーツ候補を連続的に変更しながら、選択するための入力手段である。なお、第二連続的入力手段は、第一連続的入力手段と同じでも良い。
(ステップS811)第一受付部22は、第二連続的入力手段による入力を受け付けたか否かを判断する。入力を受け付けた場合はステップS812に行き、入力を受け付けない場合はステップS814に行く。
(ステップS812)第一処理部23は、出力されているカレントのコンテンツ候補を構成するパーツ候補群であり、第二連続的入力手段による入力に対応するパーツ候補群のうちの、出力されているカレントのパーツ候補の次のパーツ候補を取得する。
(ステップS813)第一出力部26は、ステップS812で取得されたパーツ候補を出力する。ステップS811に戻る。なお、パーツ候補の出力位置は、カレントのパーツ候補が出力されている位置と略同じ位置であることは好適である。また、ステップS812で取得されたパーツ候補が出力された後は、当該パーツ候補がカレントのパーツ候補となる。
(ステップS814)第一処理部23は、コンテンツが決定したか否かを判断する。コンテンツが決定すればステップS816に行き、コンテンツが決定しなければステップS811に戻る。なお、第一処理部23は、例えば、ユーザの指示の入力により、パーツが決定し、通常、2以上のパーツが決定した後、コンテンツが決定したと判断する。また、第一処理部23は、例えば、一定時間以上、ユーザからの入力が無い場合、パーツまたはコンテンツが決定したと判断する。また、第一処理部23は、例えば、ユーザの指示の入力により、パーツまたはコンテンツが決定したと判断する。また、第一処理部23は、例えば、背景候補群取得指示が受け付けられた場合に、コンテンツが決定したと判断する。
(ステップS815)第一処理部23は、ステップS801で取得された外部情報を用いて、取得するコンテンツ候補群を決定し、当該コンテンツ候補群を第一格納部21から取得する。ステップS804に行く。
(ステップS816)第一受付部22は、背景候補群取得指示を受け付けたか否かを判断する。背景候補群取得指示を受け付けた場合はステップS817に行き、背景候補群取得指示を受け付けない場合はステップS823に行く。なお、背景候補群取得指示を受け付けない場合は、例えば、メッセージが背景を含まない場合である。
(ステップS817)第一処理部23は、ステップS816で受け付けられた背景候補群取得指示に対応する背景候補群を第一格納部21から取得する。なお、第一処理部23は、ステップS801で取得された外部情報を用いて、当該外部情報に対応する背景候補群を第一格納部21から取得しても良い。さらに、第一処理部23は、ステップS801で取得された外部情報とステップS816で受け付けられた背景候補群取得指示に対応する背景候補群を第一格納部21から取得しても良い。また、第一端末2は、情報処理装置1から背景候補群取得指示に対応する背景候補群を受信しても良い。
(ステップS818)第一出力部26は、ステップS817で取得された背景候補群が有する2以上の背景候補から、代表的な背景候補である代表的背景候補を取得し、出力する。なお、第一出力部26は、代表的背景候補を、確定しているコンテンツの背景として、コンテンツの背景の位置に出力することは好適である。
(ステップS819)第一受付部22は、連続的入力手段による入力を受け付けたか否かを判断する。入力を受け付けた場合はステップS820に行き、入力を受け付けない場合はステップS822に行く。なお、ここでの連続的入力手段は、第一連続的入力手段でも良いし、第二連続的入力手段でも良いし、第一連続的入力手段や第二連続的入力手段とは異なる第三連続的入力手段でも良い。
(ステップS820)第一処理部23は、出力されているカレントの背景候補の次の背景候補を取得する。
(ステップS821)第一出力部26は、ステップS820で取得された背景候補を出力する。なお、第一出力部26は、出力されているカレントの背景候補の出力位置に、ステップS820で取得された背景候補を出力することは好適である。ステップS819に戻る。また、ステップS820で取得された背景候補が出力された後は、当該背景候補がカレントの背景候補となる。
(ステップS822)第一処理部23は、背景が決定したか否かを判断する。背景が決定すればステップS823に行き、背景が決定しなければステップS819に戻る。なお、メッセージ構成部134は、例えば、ユーザの指示の入力により、背景が決定したと判断する。また、第一処理部23は、例えば、一定時間以上、ユーザからの入力が無い場合、背景が決定したと判断する。また、第一処理部23は、例えば、台詞入力指示が受け付けられた場合に、背景が決定したと判断する。
(ステップS823)第一受付部22は、台詞入力指示を受け付けたか否かを判断する。台詞入力指示を受け付けた場合はステップS824に行き、台詞入力指示を受け付けない場合はステップS801戻る。なお、台詞入力指示を受け付けない場合は、例えば、メッセージが台詞を含まない場合である。
(ステップS824)第一出力部26は、文字列の入力手段を出力する。
(ステップS825)第一受付部22は、台詞を受け付けたか否かを判断する。台詞を受け付けた場合はステップS826に行き、台詞を受け付けない場合はステップS827に行く。
(ステップS826)第一出力部26は、ステップS825で受け付けられた台詞を出力する。ステップS825に戻る。なお、第一出力部26は、台詞を出力すべき位置に台詞を出力することは好適である。台詞を出力すべき位置は、通常、コンテンツである人物や動物等に対応する吹き出しの位置である。
(ステップS827)第一処理部23は、台詞が決定したか否かを判断する。台詞が決定すればステップS801に戻り、台詞が決定しなければステップS825に戻る。なお、第一処理部23は、例えば、ユーザの指示の入力により、台詞が決定したと判断する。また、第一処理部23は、例えば、一定時間以上、ユーザからの入力が無い場合、台詞が決定したと判断する。
なお、図8のフローチャートにおいて、外部情報等を用いなくても良い。
また、図8のフローチャートにおいて、コンテンツの決定、パーツの決定、背景の決定、台詞入力等の順序は問わないことは言うまでもない。図8のフローチャートにおいて、ユーザの指示に従って、メッセージが作成できれば良い。
以下、本実施の形態におけるメッセージ配信システムAの具体的な動作について説明する。メッセージ配信システムAの概念図は図1である。
まず、連続的入力手段の例について説明する。連続的入力手段は、候補の選択を連続的に切り替えことができる入力手段である。連続的入力手段は、例えば、円弧状に選択するポイントを有する入力インターフェイス(図10の1001参照)、スライドバー(図11の1101参照)、二次元マップ(図12参照)、感情MAP(図13の1301参照)、スクロールバー等である。
図10の1001において、ユーザが1001内の円形状を円弧に沿ってなぞれば、順次、候補の選択が切り替えられる。通常、1001の入力手段において、ユーザがなぞっている箇所(領域)に対応する候補が選択され、出力される。
また、図11の1101において、ユーザが1101内のバー(例えば、11011)を上から下(または、下から上)に、バーの直線に沿ってなぞれば、順次、候補の選択が切り替えられる。
また、図12の二次元マップは、人の感情に対応する顔を、2次元のマップを構成する点または領域から選択可能なインターフェイスである。図12の二次元マップの縦軸は「防御から攻撃」に順次移行する軸であり、横軸は「不快から快」に順次移行する軸である。図12の二次元マップは、二次元上に配置される2以上の感情を表す顔のうちの、一の顔を、選択可能なインターフェイスである。図12において、ユーザが二次元マップ内のいずれかの点または領域を指示した場合に、指示した点または領域に対応するパーツまたはコンテンツが選択される。
さらに、図13の1301において、2次元のMAP上の各領域(ここでは矩形領域)に、図13の1303の多数の顔(ここでは、15×3=45の顔)のコンテンツが対応付いている。そして、複数の顔のコンテンツは、その並びの順に段階的に、「ポジティブ→ニュートラル→ネガティブ→攻撃」という感情に対応する顔に遷移するコンテンツ群である。なお、1303の多数の顔に対応する感情は、1302の上部に記載されている。
また、格納部11のメッセージ部品格納部114は、例えば、図13の1303の二次元的な順序を有するコンテンツ候補群を格納していても良い。つまり、1303のコンテンツ候補群は、横軸に15の順序、縦軸に3の順序を有するコンテンツ候補の集合である。
また、メッセージ部品格納部114は、例えば、図14に示すコンテンツ候補群を保持している。図14のコンテンツ候補群は、15のコンテンツ候補からなり、「ID=1」から「ID=15」の順で、順序を有するコンテンツ候補の集合である。また、図14のコンテンツ候補群において、代表的コンテンツ候補は「ID=1」のコンテンツ候補である、とする。図14のコンテンツ候補群において、連続的入力手段を用いて、次のコンテンツ候補が選択された場合に、「ID=1」のコンテンツ候補から「ID=2」のコンテンツ候補へと切り替えられる。また、図14のコンテンツ候補群において、「ID=15」のコンテンツ候補がカレントのコンテンツ候補である場合に、連続的入力手段を用いて、次のコンテンツ候補が選択された場合に、出力されるコンテンツ候補は「ID=1」のコンテンツ候補である。なお、図14のコンテンツ候補群を構成するコンテンツ候補は、例えば、人の感情を「不快→快」「防御→攻撃」の2軸により構成される感情のMAPの上にプロットされる感情に対するコンテンツである。図14のコンテンツ候補群を構成する各コンテンツ候補は、近い感情の順に並んでいる、とする。つまり、図14のコンテンツ候補群を構成する各コンテンツ候補は、順序を有する。なお、コンテンツ候補の順序は、図14のIDの順である。また、コンテンツ候補の順序は、図14のIDの逆順でも良い。つまり、ユーザは、連続的入力手段を用いて、選択候補の複数の各コンテンツ候補を、IDの順で、順次、選択可能であっても良いし、IDの逆の順で、順次、選択可能であっても良い。
また、メッセージ部品格納部114は、図15に示す5つのパーツ候補群を格納している。5つのパーツ候補群は、漫符、眉毛、目、ポーズの各パーツ候補群である。また、漫符、眉毛、目、ポーズの各パーツ候補群から、それぞれ一つのパーツ候補が選択されることにより、人のコンテンツが完成される。なお、漫符とは、ここでは、人等の感情や状態を視覚化した符号の総称である。なお、ユーザは、連続的入力手段を用いて、選択候補の複数のパーツ候補を、図15の並びの順で、順次、選択可能であっても良いし、図15の並びの逆の順で、順次、選択可能であっても良い。
また、メッセージ部品格納部114は、例えば、図16に示すような背景候補を格納している。各背景候補は、キーワードに対応付けて格納されている。なお、図16において、各背景候補は、順序を有しないが、複数の各背景候補は、順序を有しても良い。
また、広告格納部111は、図17に示す広告管理表を格納している。広告管理表は、「ID」「広告識別子」「広告」「広告主識別子」「属性情報」を有するレコードを1以上格納している。「ID」はレコードを識別する情報である。「広告」は、文字列、静止画、動画、音声、およびそれらの組み合わせ等であり、データ構造は問わない。「属性情報」は、「送信側属性」「受信側属性」「メッセージ属性」を有する。「メッセージ属性」は、「内容」「コンテンツ属性」「背景画像属性」を有する。「属性情報」は、選択され得る情報を示す。「属性情報」は、広告の選択のための条件を構成する。「送信側属性」はメッセージの送信者に関する属性値の条件、「受信側属性」はメッセージの受信者に関する属性値の条件、「メッセージ属性」はメッセージの内容に関する属性値の条件である。「内容」はメッセージを構成する内容に関する条件、「コンテンツ属性」はメッセージを構成するコンテンツの属性値の条件、「背景画像属性」はメッセージを構成する背景画像の属性値の条件である。また、「属性情報」を構成する条件は、ANDでもORでも良い。
また、ユーザ情報格納部112は、図18に示すユーザ情報管理表を格納している。ユーザ情報管理表は、「ID」「氏名」「ユーザ識別子」「性別」「年齢」「住所」「メールアドレス」を有するレコードを1以上格納している。
さらに、広告主情報格納部113は、図19に示す広告主情報管理表を格納している。広告主情報管理表は、「ID」「広告主識別子」「広告主情報」を有するレコードを1以上格納している。「広告主情報」は、ここでは「予算情報」「希望送信者」「希望受信者」を有する。「予算情報」は、広告主の予算に関する条件である。また、「希望送信者」は、広告主の広告を送信する場合の、メッセージの送信者に関する条件である。「希望受信者」は、広告主の広告を送信する場合の、メッセージの受信者に関する条件である。
かかる状況において、以下の2つの具体例について説明する。具体例1は、コンテンツ候補群の中から、メッセージを構成するコンテンツを選択し、メッセージを構成する場合である。また、具体例1は、受信側情報を用いずに、送信側情報を用いて、広告を決定する場合である。また、具体例1は、情報処理装置1がメッセージを受信した後に広告を選択し、広告を第二端末3に送信する場合である。
具体例2は、パーツ候補群の中から、パーツを選択し、コンテンツを構成して、当該コンテンツや背景や台詞を有するメッセージを構成する場合である。また、具体例2は、送信側情報と受信側情報とを用いて、広告を決定する場合である。また、具体例2は、情報処理装置1は、広告識別子を第二端末3に送信し、第二端末3が受信し広告識別子を用いて、広告を情報処理装置1から取得し、出力する場合である。
(具体例1)
今、ユーザ「太田B子」は、第一端末2に、メッセージの作成指示を入力した、とする。すると、第一受付部22は、メッセージの作成指示を受け付ける。
次に、第一処理部23は、以下のように、メッセージを作成する。つまり、まず、第一処理部23は、外部情報を取得する。ここで、外部情報は、例えば、時刻と天気である、とする。
次に、太田B子は、コンテンツ候補群取得指示を入力する。ここでのコンテンツ候補群取得指示は、図14に示すコンテンツ候補群を取得する指示であった、とする。すると、第一受付部22は、コンテンツ候補群取得指示を受け付ける。
次に、第一処理部23は、コンテンツ候補群取得指示に対応する、図14のコンテンツ候補群を取得する。次に、第一処理部23は、連続的入力手段を用いて、コンテンツを選択する、と判断する。第一格納部21に、図14のコンテンツ候補群に対応するパーツは格納されていないからである。
次に、第一出力部26は、取得されたコンテンツ候補群が有する2以上のコンテンツ候補のうち、代表的なコンテンツ候補と、第一連続的入力手段とを有する画面を出力する。ここで、第一連続的入力手段は、図10の1001に示すようなインターフェイスである、とする。また、代表的なコンテンツ候補と、第一連続的入力手段とを有する画面例は、図20の2001である。なお、代表的なコンテンツ候補は、図14の「ID=1」のコンテンツ候補である。
次に、太田B子は、図20の20011の同心円の外側の領域を円弧に沿ってなぞっていった、とする。
すると、第一受付部22は、第一連続的入力手段による入力を、次々に受け付ける。
そして、第一処理部23は、出力されているカレントのコンテンツ候補(図14の「ID=1」のコンテンツ候補)の次のコンテンツ候補である、図14の「ID=2」のコンテンツ候補を取得する。そして、第一出力部26は、取得されたコンテンツ候補を出力する。かかる場合の画面例は、図20の2002である。
次に、第一処理部23は、順次、次のコンテンツ候補を取得し、第一出力部26は、取得されたコンテンツ候補を出力していく。
そして、第一出力部26が出力した画面が2002から、2003、2004、と進み、2015になった、とする。
次に、ユーザは、背景は入力しなかった、とする。そして、ユーザは、台詞入力指示を入力した、とする。
次に、第一受付部22は、台詞入力指示を受け付ける。そして、第一出力部26は、文字列の入力手段を出力する。
次に、ユーザは、台詞「いやーーーー!!!」を入力した、とする。すると、第一受付部22は、台詞「いやーーーー!!!」を受け付ける。そして、第一出力部26は、受け付けられた台詞を出力する。
次に、ユーザは、メッセージの送信指示を入力した、とする、すると、第一受付部22は、メッセージの送信指示を受け付ける。なお、送信指示は、送信先識別子「1003」を有する、とする。なお、送信先識別子は、ここではユーザ識別子である、とする。
次に、第一処理部23は、送信するメッセージ等を構成する。なお、送信するメッセージ等は、図14の「ID=15」のコンテンツ候補とコンテンツ属性値「恐怖」と台詞「いやーーーー!!!」と送信者「太田B子」の送信者識別子「10002」と送信先識別子「1003」とを有する。なお、送信者識別子「10002」は、第一格納部21に格納されていた、とする。また、送信先識別子「1003」は、太田B子が入力した、とする。
次に、メッセージ送信部15は、構成されたメッセージ等を情報処理装置1に送信する。
次に、情報処理装置1の受信部12は、メッセージ等を受信する。メッセージ等は、メッセージ「いやーーーー!!!」、コンテンツ(図14の「ID=15」のコンテンツ)、コンテンツ属性値「恐怖」、送信者識別子「10002」、送信先識別子「1003」を有する。
次に、広告決定部133は、以下のように広告を決定する。まず、送信側情報取得部131は、受信された送信者識別子「10002」を取得する。
次に、送信側情報取得部131は、送信者識別子「10002」に対応する送信側情報(例えば「性別:女」「年齢:31」等)を図18のユーザ情報管理表から取得する。
次に、広告決定部133は、取得された送信側情報に合致する送信側属性と対になる1以上の広告識別子を、図17の広告管理表から取得する。ここで、広告決定部133は、広告識別子「A002,A003,A005」を取得した、とする。
次に、広告決定部133は、取得した各広告識別子に対応する広告主情報を広告主情報管理表(図19)から取得する。
次に、広告決定部133は、取得した各広告主情報に対して、条件を満たすか否かを判断する。ここで、広告決定部133は、広告識別子「A005」の広告主情報のみ、条件を満たすと判断した、とする。
次に、広告決定部133は、送信する広告の広告関連情報「ビールはBBXX!」を取得する。ここで、広告関連情報は広告自体である、とする。
次に、メッセージ送信部141は、送信先識別子「1003」で識別される送信先に、受信されたメッセージを送信する。
また、広告関連情報送信部142は、送信先識別子「1003」で識別される送信先に、取得された広告関連情報「ビールはBBXX!」を送信する。
次に、送信先識別子「1003」で識別されるユーザ「青木X男」の第二端末3の第二受信部35は、メッセージ等を受信する。メッセージ等とは、メッセージと広告関連情報「ビールはBBXX!」である。
次に、第二処理部33は、受信されたメッセージ等を第二格納部31に、少なくとも一時蓄積する。
次に、青木X男は、メッセージの出力指示を第二端末3に入力する。そして、第二受付部32は、メッセージの出力指示を受け付ける。
そして、第二出力部36は、メッセージの出力指示に対応するメッセージを出力する。また、第二出力部36は、メッセージの出力指示に対応するメッセージと対になる広告関連情報を第二格納部31から取得する。次に、第一出力部26は、取得した広告関連情報を用いて、広告「ビールはBBXX!」を出力する。以上の出力例は、図21である。図21において、2101はメッセージ、2102は広告である。
(具体例2)
今、ユーザ「山田A夫」は、第一端末2に、メッセージの作成指示を入力した、とする。すると、第一受付部22は、メッセージの作成指示を受け付ける。そして、第一処理部23は、図22の2201の画面を出力する。2201の画面は、コンテンツ候補群を選択するための画面である。なお、2201の画面の各コンテンツ候補群は、第一格納部21に格納されている、とする。
次に、第一処理部23は、以下のように、メッセージを作成する。
まず、ユーザは、図22の2201の画面において、一のコンテンツ候補群に対応する22011のボタンを押下して、コンテンツ候補群取得指示を入力した、とする。すると、ボタン22011に対応するコンテンツ候補群のうちの代表的コンテンツ候補群が出力される。かかる場合の画面例は、図22の2202である。
次に、ユーザは、図22の2202の画面の22021の連続的入力手段を用いて、時刻を選択する。なお、22021の連続的入力手段の各点(時刻)に対応付けて、コンテンツ候補群が第一格納部21に格納されている、とする。今、ユーザは、退社時刻に近い20時の点を押下した、とする。
すると、第一受付部22は、時刻20時に対応付いているコンテンツ候補群の取得指示を受け付ける。
次に、第一処理部23は、時刻20時に対応付いているコンテンツ候補群を格納部11から取得する。
次に、第一出力部26は、図22の2203に示すように、第一処理部23が取得したコンテンツ候補群を構成する各コンテンツ候補を出力する。
次に、山田A夫は、図22の2203の多数のコンテンツ候補から一のコンテンツ候補を選択した、とする。
すると、第一受付部22は、かかる一のコンテンツ候補の選択を受け付ける。そして、第一処理部23は、選択されたコンテンツ候補を第一格納部21から取得する。そして、第一出力部26は、コンテンツ候補と、第二連続的入力手段とを有する画面を出力する。かかる出力例は、図22の2204である。なお、2203のコンテンツ候補を構成し得るパーツ候補群は、第一格納部21に格納されている、とする。
なお、第一処理部23は、コンテンツ候補を構成し得るパーツ候補群が第一格納部21に格納されていることを検知し、コンテンツ候補と、第二連続的入力手段とを有する画面を取得する。そして、第一出力部26は、コンテンツ候補と、第二連続的入力手段とを有する画面を出力する。
次に、山田A夫は、例えば、22042の第二連続的入力手段を指示した、とする。そして、山田A夫は、22042のバーの上をなぞって、カレントの点220421を、バー上を移動させた、とする。
すると、第一受付部22は、第二連続的入力手段22042への入力を、次々と受け付ける。
そして、第一処理部23は、第二連続的入力手段22042に対応するポーズのパーツ候補を、順序に従って、順次、読み出す。そして、第一出力部26は、第一処理部23が、順次、読み出したパーツ候補を、順次、出力する。
同様に、表情のパーツ候補群に対応する第二連続的入力手段22041、服のパーツ候補群に対応する第二連続的入力手段22044、小物のパーツ候補群に対応する第二連続的入力手段22045に対して、山田A夫は入力した、とする。
すると、22042の第二連続的入力手段への入力と同様に、表情のパーツ候補、服のパーツ候補、小物のパーツ候補が順次、選択され、出力される。そして、山田A夫の入力が止まった箇所に対応するパーツ候補がパーツとして選択される。
以上の処理により、コンテンツが完成した、とする。
同様に、山田A夫は、背景のパーツ候補群に対応する第二連続的入力手段22043に対して、入力した、とする。
すると、22042の第二連続的入力手段への入力と同様に、背景候補が、順次、選択され、出力される。そして、山田A夫の入力が止まった箇所に対応する背景候補が背景として選択される。そして、背景が完成した、とする。
次に、山田A夫は、入力手段22046を指示した、とする。この指示は、台詞入力指示である。
次に、第一出力部26は、文字列の入力手段を出力する。そして、山田A夫は「飲み会に行かない?」と文字列を入力した、とする。すると、第一受付部22は、台詞「飲み会に行かない?」を受け付ける。次に、第一出力部26は、受け付けられた台詞を出力する。
次に、第一処理部23は、入力されたコンテンツ、背景、台詞を有するメッセージを構成する。
次に、山田A夫は、メッセージの送信指示を入力した、とする、すると、第一受付部22は、メッセージの送信指示を受け付ける。なお、送信指示は、例えば、2以上の送信先識別子を有する、とする。ここでは、2以上の送信先識別は、「10002,10003,10004」であった、とする。
次に、第一処理部23は、構成されたメッセージ、送信者識別子「10001」、2以上の送信先識別子を有するメッセージ等を構成する。
次に、メッセージ送信部141は、構成されたメッセージ等を情報処理装置1に送信する。
次に、情報処理装置1の受信部12は、第一端末2からメッセージ等を受信する。メッセージ等は、コンテンツ(図22の2205参照)、文字列「飲み会に行かない?」、送信者識別子「10001」、送信先識別子「10002,10003,10004」を有する。
次に、広告決定部133は、以下のように広告を決定する。まず、送信側情報取得部131は、受信された送信者識別子「10001」を取得する。
次に、送信側情報取得部131は、送信者識別子「10001」に対応する送信側情報「性別:男,年齢:25,住所:東京都港区・・・,等」を図18のユーザ情報管理表から取得する。
次に、受信側情報取得部132は、1番目の送信先識別子「10002」に対応する受信者情報「性別:女,年齢:31,住所:東京都太田区・・・」を、ユーザ情報管理表から取得する。また、受信側情報取得部132は、文字列「飲み会に行かない?」から自立語「飲み会」「行く」を取得する。そして、受信側情報取得部132は、受信側情報「性別:女,年齢:31,住所:東京都太田区・・・,自立語:「飲み会」「行く」」を取得する。
次に、広告決定部133は、取得された送信側情報、および取得された受信側情報に合致する1以上の広告の広告識別子を、広告管理表(図17)から取得する。ここで、広告決定部133は、広告識別子「A001,A004」を取得した、とする。
次に、広告決定部133は、1番目の広告識別子「A001」に対応する広告主情報「予算情報:10000円/月,希望受信者:男性」を広告主情報管理表(図19)から取得する。そして、広告決定部133は、広告主情報「予算情報:10000円/月」にも合致せず(これ以上、広告を送信すれば予算を超える)、広告主情報「希望受信者:男性」にも合致しない、と判断する。
次に、広告決定部133は、2番目の広告識別子「A004」に対応する広告主情報「希望受信者:女性」を広告主情報管理表(図19)から取得する。そして、広告決定部133は、広告主情報「希望受信者:女性」にも合致する、と判断する。
以上より、広告決定部133は、広告識別子「A004」を、「太田B子」に送信する広告の識別子として取得する。そして、広告決定部133は、送信先識別子「10002」と広告識別子「A004」とを、格納部11に一時蓄積する。
また、次に、受信側情報取得部132は、2番目の送信先識別子「10003」に対応する受信側情報「性別:男,年齢:48,住所:東京都足立区・・・」を、ユーザ情報管理表から取得する。
次に、広告決定部133は、取得された送信側情報、および取得された受信側情報に合致する1以上の広告の広告識別子を、広告管理表(図17)から取得する。ここで、広告決定部133は、広告識別子「A056(図示しない)」を取得した、とする。
次に、広告決定部133は、広告識別子「A056」に対応する広告主情報を広告主情報管理表(図19)から取得する。そして、広告決定部133は、取得した広告主情報に合致しない、と判断する。
以上より、広告決定部133は、「青木X男」に送信する広告の広告識別子を取得できなかった。そして、広告決定部133は、送信先識別子「10003」のみを、格納部11に一時蓄積する。
また、次に、受信側情報取得部132は、3番目の送信先識別子「10004」に対応する受信側情報「性別:女,年齢:27,住所:東京都品川区・・・」を、ユーザ情報管理表から取得する。
次に、広告決定部133は、取得された送信側情報、および取得された受信側情報に合致する1以上の広告の広告識別子を、広告管理表(図17)から取得する。ここで、広告決定部133は、広告識別子「A004,A005」を取得した、とする。
次に、広告決定部133は、1番目の広告識別子「A004」に対応する広告主情報「希望受信者:女性」を広告主情報管理表(図19)から取得する。そして、広告決定部133は、広告主情報「希望受信者:女性」にも合致する、と判断する。
また、広告決定部133は、2番目の広告識別子「A005」に対応する広告主情報「20歳以上」を広告主情報管理表(図19)から取得する。そして、広告決定部133は、広告主情報「20歳以上」にも合致する、と判断する。
以上より、広告決定部133は、広告識別子「A004,A005」を、「加藤H美」に送信する広告の識別子として取得する。そして、広告決定部133は、送信先識別子「10004」と広告識別子「A004,A005」とを、格納部11に一時蓄積する。
次に、送信部14は、1番目の送信先識別子「10002」に対応する第二端末3に、メッセージと広告識別子「A004」とを送信する。
また、送信部14は、2番目の送信先識別子「10003」に対応する第二端末3に、メッセージのみを送信する。
さらに、送信部14は、3番目の送信先識別子「10004」に対応する第二端末3に、メッセージと広告識別子「A004,A005」とを送信する。
次に、送信先識別子「10002」に対応する「太田B子」の第二端末3の第二受信部35は、メッセージと広告識別子「A004」とを受信する。ここで、広告識別子は広告関連情報である。
そして、第二端末3の第一出力部26は、受信されたメッセージを出力する。また、第一処理部23は、広告識別子「A004」に対応する広告を、情報処理装置1から取得する。そして、第一出力部26は、取得された広告も出力する。かかる「太田B子」の第二端末3の出力例は、図23である。図23において、広告は2301である。
次に、送信先識別子「10003」に対応する「青木X男」の第二端末3の第二受信部35は、メッセージを受信する。
そして、第二端末3の第一出力部26は、受信されたメッセージを出力する。かかる「青木X男」の第二端末3の出力例は、図24である。図24において、広告は出力されていない。
さらに、送信先識別子「10004」に対応する「加藤H美」の第二端末3の第二受信部35は、メッセージと広告識別子「A004,A005」とを受信する。
そして、第二端末3の第一出力部26は、受信されたメッセージを出力する。また、第一処理部23は、広告識別子「A004」および「A005」に対応する広告を、情報処理装置1から取得する。そして、第一出力部26は、取得された2つの広告も出力する。かかる「加藤H美」の第二端末3の出力例は、図25である。図25において、2つの広告(2501,2502)が出力されている。
以上、本実施の形態によれば、メッセージの送信側の情報を用いて、メッセージの受信者に見せる広告が決定されきる。
また、本実施の形態によれば、メッセージに関するメッセージ情報をも用いて、メッセージの受信者に見せる広告が決定されきる。
また、本実施の形態によれば、メッセージの受信者の属性をも用いて、メッセージの受信者に見せる広告が決定される。つまり、本実施の形態によれば、同じメッセージの受信者でも、受信者により、異なる広告を見せることができる。
また、本実施の形態によれば、メッセージの送信側の情報に加えて、広告主に関する広告主情報をも用いて、メッセージの受信者に見せる広告が決定される。
さらに、本実施の形態によれば、適切なタイミングでメッセージの受信者に見せる広告が決定される。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、メッセージの送信者を識別する送信者識別子を受信する送信者識別子受信部と、前記送信者識別子受信部が受信した送信者識別子で識別される送信者に関する情報である送信者情報を取得する送信側情報取得部と、前記送信者情報取得部が取得した送信者情報を用いて、前記メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定する広告決定部と、前記広告決定部が決定した広告に関する情報である広告関連情報を前記出力端末に送信する広告関連情報送信部として機能させるためのプログラムである。
上記プログラムにおいて、メッセージを送信する送信端末から送信されたメッセージを受信するメッセージ受信部と、前記メッセージ受信部が受信したメッセージを前記出力端末に送信するメッセージ送信部としてさらに機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記送信側情報取得部は、前記メッセージ受信部が受信したメッセージに関する情報であるメッセージ情報を含む送信側情報、または前記メッセージ受信部が受信したメッセージに関する情報であるメッセージ情報と前記送信者情報とを含む送信側情報を取得し、前記広告決定部は、前記送信者情報取得部が取得した送信側情報に含まれるメッセージ情報をも用いて、前記メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記送信者情報は、送信者の属性を含むものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記送信者情報は、メッセージの送信先の数を含むものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記メッセージ情報は、前記メッセージに含まれる画像に対応する画像属性情報を含むものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記メッセージに含まれる画像は、メッセージの背景画像またはキャラクタまたはアイテムであるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記メッセージに含まれる画像は、2つの特性値の指示により構成されたキャラクタであるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記送信側情報取得部は、メッセージを送信する送信端末の位置に関する位置情報を含む送信者側情報を取得し、前記広告決定部は、前記送信側情報取得部が取得した送信側情報を用いて、前記メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記送信側情報取得部は、メッセージを送信する時刻に関する時刻情報を含む送信者側情報を取得し、前記広告決定部は、前記送信側情報取得部が取得した送信側情報を用いて、前記メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、メッセージの送信先を識別する送信先識別子を受信する送信先識別子受信部と、前記送信先識別子受信部が受信した送信先識別子で識別されるメッセージの受信者に関する情報である受信者情報を取得する受信側情報取得部としてさらに、コンピュータを機能させ、前記広告決定部は、前記送信者情報取得部が取得した送信者情報および前記受信側情報取得部が取得した受信者情報を用いて、前記メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記受信側情報は、受信者の属性を含むものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、2以上のメッセージの受信者が存在する場合、前記広告決定部は、受信者に応じて、異なる広告を決定するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、広告主に関する情報である2以上の広告主情報を格納し得る広告主情報格納部をさらに具備し、上記プログラムにおいて、前記広告決定部は、前記広告主情報をも用いて、前記出力端末で出力され得る広告を決定するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、ものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、メッセージを送信する送信端末から、メッセージの作成に関する指示である作成指示を受信する作成指示受信部としてさらに、コンピュータを機能させ、前記広告決定部は、前記作成指示受信部が作成指示を受信したことに応じて、前記メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記広告決定部は、前記メッセージ送信部がメッセージを前記出力端末に送信する前に、前記メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記広告関連情報は、広告を識別する広告識別子であり、前記出力端末において、当該広告識別子を用いて取得された広告が出力されるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
(実施の形態2)
本実施の形態において、実施の形態1との相違点は、メッセージを配信する装置と広告を配信する装置とが異なることである。
図26は、本実施の形態におけるメッセージ配信システムBの概念図である。メッセージ配信システムBは、情報処理装置4、メッセージ配信装置5、1または2以上の第一端末6、1または2以上の第二端末7を備える。情報処理装置4は、広告を配信する装置である。メッセージ配信装置5は、メッセージを配信する装置である。情報処理装置4、メッセージ配信装置5は、通常、いわゆるサーバ装置であり、例えば、クラウドサーバでも良い。第一端末6は、メッセージを送信する端末装置である。第二端末7は、メッセージを受信する端末装置である。第一端末6と第二端末7は、通常、相互にメッセージを送受信できる。第一端末6と第二端末7は、例えば、いわゆるスマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、パーソナルコンピュータ、携帯電話等、その種類は問わない。
図27は、本実施の形態におけるメッセージ配信システムBのブロック図である。図28は、情報処理装置4のブロック図である。
情報処理装置4は、格納部11、受信部42、処理部13、送信部44を備える。
受信部42は、作成指示受信部121、送信者識別子受信部123、送信先識別子受信部124を備える。
送信部44は、広告関連情報送信部142を備える。
メッセージ配信装置5は、メッセージ受信部122、メッセージ送信部141を備える。
第一端末6は、第一格納部21、第一受付部22、第一処理部23、第一送信部64、第一受信部65を備える。
第二端末7は、第二格納部31、第二受付部32、第二処理部33、第二送信部74、第二受信部75を備える。
情報処理装置4を構成する受信部42は、作成指示、送信者識別子、送信先識別子等を受信する。
送信部44は、広告関連情報を送信する。
第一端末6を構成する第一送信部64は、メッセージと1以上の送信先識別子とをメッセージ配信装置5に送信する。また、第一送信部64は、送信者識別子をメッセージ配信装置5に送信しても良い。また、第一送信部64は、送信者識別子と1以上の送信先識別子とを情報処理装置4に送信する。また、第一送信部64は、メッセージを情報処理装置4に送信しても良い。
第一受信部65は、メッセージをメッセージ配信装置5から受信する。また、第一受信部65は、広告関連情報を情報処理装置4から受信する。
第二端末7を構成する第二送信部74は、メッセージと1以上の送信先識別子とをメッセージ配信装置5に送信する。また、第二送信部74は、送信者識別子をメッセージ配信装置5に送信しても良い。また、第二送信部74は、送信者識別子と1以上の送信先識別子とを情報処理装置4に送信する。また、第二送信部74は、メッセージを情報処理装置4に送信しても良い。
第二受信部75は、メッセージをメッセージ配信装置5から受信する。また、第二受信部75は、広告関連情報を情報処理装置4から受信する。
受信部42、第一受信部65、第二受信部75は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
第一送信部64、第二送信部74は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
次に、メッセージ配信システムBの動作について説明する。まず、情報処理装置4の動作について、図29のフローチャートを用いて説明する。図29のフローチャートの各ステップは、図4のフローチャートのステップであるので、説明を省略する。
次に、メッセージ配信装置5の動作について、図30のフローチャートを用いて説明する。図30のフローチャートの各ステップは、図4のフローチャートのステップであるので、説明を省略する。
次に、第一端末6と第二端末7の動作について説明する。第一端末6と第二端末7の動作において、概ね図7のフローチャートを同じである。
ただし、第一端末6と第二端末7の動作において、ステップS705で、メッセージ等を情報処理装置4およびメッセージ配信装置5に送信する。なお、情報処理装置4には、送信者識別子のみを送信しても良いし、送信者識別子と1以上の送信先識別子のみを送信しても良い。つまり、情報処理装置4には、メッセージを送信しなくても良い。
また、S706において、広告関連情報は情報処理装置4から受信し、メッセージはメッセージ配信装置5から受信する。
以上、本実施の形態によれば、メッセージの送信側の情報を用いて、メッセージの受信者に見せる広告が決定される。
また、本実施の形態によれば、メッセージに関するメッセージ情報をも用いて、メッセージの受信者に見せる広告が決定される。
また、本実施の形態によれば、メッセージの受信者の属性をも用いて、メッセージの受信者に見せる広告が決定される。つまり、本実施の形態によれば、同じメッセージの受信者でも、受信者により、異なる広告を見せることができる。
また、本実施の形態によれば、メッセージの送信側の情報に加えて、広告主に関する広告主情報をも用いて、メッセージの受信者に見せる広告が決定される。
さらに、本実施の形態によれば、適切なタイミングでメッセージの受信者に見せる広告が決定される。
なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、メッセージの送信者を識別する送信者識別子を受信する送信者識別子受信部と、前記送信者識別子受信部が受信した送信者識別子で識別される送信者に関する情報である送信者情報を含む送信側情報を取得する送信側情報取得部と、前記送信者情報取得部が取得した送信側情報を用いて、前記メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定する広告決定部と、前記広告決定部が決定した広告に関する情報である広告関連情報を前記出力端末に送信する広告関連情報送信部として機能させるためのプログラムである。
(実施の形態3)
本実施の形態において、実施の形態1、実施の形態2との相違点は、情報処理装置が、作成指示を受信したことに応じて1以上の広告を決定し、当該決定した1以上の広告を含む1以上のメッセージ部品を送信端末に送信することである。
本実施の形態におけるメッセージ配信システムは、メッセージ配信システムAである。メッセージ配信システムAの概念図は図1である。
メッセージ配信システムAは、情報処理装置1、1または2以上の第一端末2、1または2以上の第二端末3を備える。メッセージ配信システムAのブロック図は図2、情報処理装置1のブロック図は図3である。
次に、情報処理装置1の動作例について、図31のフローチャートを用いて説明する。図31のフローチャートにおいて、図4、図5のフローチャートと同一のステップについて説明を省略する。
(ステップS3101)広告決定部133は、ステップS502で取得された送信側情報に合致する1以上の広告の広告識別子を、広告格納部111から取得する。
(ステップS3102)送信メッセージ部品構成部134は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS3103)送信メッセージ部品構成部134は、ステップS3101で取得された1以上の広告識別子のうち、i番目の広告識別子が存在するか否かを判断する。i番目の広告識別子が存在する場合はステップS3104に行き、i番目の広告識別子が存在しない場合はステップS3106に行く。
(ステップS3104)送信メッセージ部品構成部134は、i番目の広告識別子に対応する1以上のメッセージ部品を、メッセージ部品格納部114から取得する。そして、送信メッセージ部品構成部134は、i番目の広告識別子に対応する広告を広告格納部111から取得する。次に、送信メッセージ部品構成部134は、1以上の各メッセージ部品に取得したi番目の広告を付加し、1以上の送信メッセージ部品を構成する。
(ステップS3105)送信メッセージ部品構成部134は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS3103に戻る。
(ステップS3106)処理部13は、ステップS3104で構成された1以上の送信メッセージ部品を含む環境であり、メッセージの作成に必要な環境を構成する。なお、かかる環境とは、通常、1以上の送信メッセージ部品の中から1以上の送信メッセージ部品を選択し、送信するメッセージを構成するための1以上の画面である。
(ステップS3107)送信部14は、ステップS3106で構成されたメッセージの作成に必要な環境を送信端末に送信する。
なお、図31のフローチャートにおいて、メッセージを受信した後は、広告が選択されなかったが、ステップS404を、ステップS403の次に挿入することにより、実施の形態1で説明したように、情報処理装置1は、受信者側情報や広告主情報等を用いた、新たな広告を選択して、出力端末に送信しても良い。
次に、第一端末2の動作例を説明する。ここでの第一端末2の動作例と、図7のフローチャートを用いて説明した第一端末2の動作例とは、ステップS702のメッセージ作成処理が異なる。メッセージ作成処理の例について、図32のフローチャートを用いて説明する。なお、図32のフローチャートにおいて、図8のフローチャートと同一のステップについて、説明を省略する。
(ステップS3201)第一送信部24は、情報処理装置1にメッセージの作成指示を送信する。
(ステップS3202)第一受信部25は、ステップS3201におけるメッセージの作成指示の送信に応じて、情報処理装置1からメッセージ作成の環境を受信したか否かを判断する。メッセージ作成の環境を受信した場合はステップS3203に行き、メッセージ作成の環境を受信しなかった場合はステップS3202に戻る。
(ステップS3203)第一出力部26は、メッセージ作成の環境を出力する。
(ステップS3204)第一受付部22は、出力されているメッセージ作成の環境(画面)に対して、選択指示を受け付けたか否かを判断する。選択指示を受け付けた場合はステップS3205に行き、選択指示を受け付けない場合はステップS823に行く。なお、メッセージ作成の環境は、1または2以上のメッセージ部品を含む。また、メッセージ部品は、通常、広告を含む。また、選択指示とは、1または2以上のメッセージ部品から、メッセージに含めるメッセージ部品を選択する指示である。
(ステップS3205)第一処理部23は、選択指示に対応するメッセージ部品を決定する。ステップS3204に戻る。なお、決定されたメッセージ部品は、図示しないバッファに一時蓄積される。図示しないバッファのメッセージ部品を用いて、メッセージが構成される。また、メッセージとは、通常、コンテンツ、パーツ、背景である。
以下、本実施の形態におけるメッセージ配信システムAの具体的な動作について説明する。メッセージ配信システムAの概念図は図1である。
広告格納部111は、図33に示す広告管理表を格納している。広告管理表は、「ID」「広告識別子」「広告」「送信者情報」を有するレコードを1以上格納している。「ID」はレコードを識別する情報である。「広告」は、文字列、静止画、動画、音声、およびそれらの組み合わせ等であり、データ構造は問わない。「送信者情報」は、選択される広告に対応する送信者情報を示す。つまり、送信者が「女性」かつ「20歳以上」である場合、送信端末に「ID=1」の広告を含む送信メッセージ部品が送信端末に送信される。 また、ユーザ情報格納部112は、図18に示すユーザ情報管理表を格納している。
また、メッセージ部品格納部114は、図34に示すコンテンツ候補群管理表を保持している。コンテンツ候補群管理表は「ID」「コンテンツ」「送信者情報」「広告枠情報」を有するレコードを1以上格納している。「ID」はレコードを識別する情報である。「コンテンツ」は、コンテンツ候補群を構成する各コンテンツである。「送信者情報」は、選択されるコンテンツに対応する送信者情報を示す。つまり、送信者が「男性」かつ「30歳以上」である場合、送信端末に「ID=1」のコンテンツがコンテンツ候補として送信端末に送信される。「広告枠情報」は、広告が貼り付けられる枠の領域を示す。一のコンテンツに対応する「広告枠情報」は、2以上存在しても良いし、存在しなくても良い。「広告枠情報」がNULL「−」の場合、対応するコンテンツには広告が付加されない。
さらに、メッセージ部品格納部114は、図35に示す背景候補群管理表を保持している。背景候補群管理表は「ID」「背景」「広告枠情報」「広告識別子」を有するレコードを1以上格納している。「ID」はレコードを識別する情報である。「背景」は、ここでは、メッセージの背景を構成し得る画像データである。画像データは、通常、静止画であるが、動画でも良い。「広告枠情報」は、広告が貼り付けられる枠の領域を示す。一の背景に対応する「広告枠情報」は、2以上存在しても良いし、存在しなくても良い。「広告枠情報」がNULL「−」の場合、対応する背景には広告が付加されない。「広告識別子」は、対応する背景に付加される可能性のある広告の広告識別子である。
かかる状況において、ユーザ「太田B子」は、第一端末2に、メッセージの作成指示を入力した、とする。すると、第一受付部22は、メッセージの作成指示を受け付ける。
次に、第一処理部23は、第一格納部21のユーザ識別子「10002」を読み出し、ユーザ識別子「10002」を有する作成指示を構成する。そして、第一送信部24は、ユーザ識別子「10002」を有する作成指示を情報処理装置1に送信する。
次に、情報処理装置1の作成指示受信部121は、第一端末2から作成指示を受信する。
次に、送信側情報取得部131は、受信された作成指示が有する送信者識別子「10002」を取得する。
次に、送信側情報取得部131は、送信者識別子「10002」に対応する送信側情報(例えば、性別「女」,年齢「31」など)をユーザ情報管理表(図18)から取得する。
次に、広告決定部133は、送信側情報(性別「女」,年齢「31」など)に適合する送信者情報と対になる広告識別子「ad01」「ad02」「ad04」等を取得する。
次に、送信メッセージ部品構成部134は、広告識別子「ad01」に対応する背景(「ID=2」「ID=4」などの背景)を取得する。そして、送信メッセージ部品構成部134は、「ID=2」の背景の広告枠情報(x9,y9)(x10,y10)が示す領域に、広告識別子「ad01」で識別される広告を貼り付ける。また、送信メッセージ部品構成部134は、「ID=4」の背景の広告枠情報(x11,y11)(x12,y12)に広告識別子「ad01」で識別される広告を貼り付ける。また、送信メッセージ部品構成部134は、「ID=4」の背景の広告枠情報(x13,y13)(x14,y14)に広告識別子「ad01」ではない、他の広告を貼り付ける。なお、他の広告は何でも良く、例えば、送信メッセージ部品構成部134は、広告決定部133が決定した広告の中から、ランダムに選択する。
同様に、送信メッセージ部品構成部134は、広告識別子「ad02」に対応する背景(「ID=1」「ID=2」などの背景)を取得する。そして、送信メッセージ部品構成部134は、「ID=1」の背景の広告枠情報(x5,y5)(x6,y6)が示す領域に、広告識別子「ad02」で識別される広告を貼り付ける。また、送信メッセージ部品構成部134は、「ID=1」の背景の広告枠情報(x7,y7)(x8,y8)が示す領域に、広告識別子「ad02」ではない、他の広告を貼り付ける。なお、他の広告は何でも良い。また、送信メッセージ部品構成部134は、「ID=2」の背景の広告枠情報(x9,y9)(x10,y10)が示す領域に、広告識別子「ad02」で識別される広告を貼り付ける。
さらに、同様に、送信メッセージ部品構成部134は、広告識別子「ad04」に対応する背景(「ID4」などの背景)を取得する。そして、送信メッセージ部品構成部134は、「ID=4」の背景の広告枠情報(x11,y11)(x12,y12)に広告識別子「ad04」で識別される広告を貼り付ける。また、送信メッセージ部品構成部134は、「ID=4」の背景の広告枠情報(x13,y13)(x14,y14)に広告識別子「ad04」ではない、他の広告を貼り付ける。なお、他の広告は何でも良い。
以上のように、送信メッセージ部品構成部134は、広告付きの背景候補群を構成する。ここで、構成された広告付きの背景候補群は、例えば、図36である。
また、送信メッセージ部品構成部134は、送信者情報(性別「女」,年齢「31」など)に対応するコンテンツ(「ID=3」「ID=4」「ID=5」「ID=6」等のコンテンツ)を、図34のコンテンツ管理表から選択する。
次に、送信メッセージ部品構成部134は、「ID=3」のコンテンツの広告枠情報を取得し、当該広告枠情報が示す枠内に、広告決定部133が決定した広告のうち、一の広告を選択し、貼り付ける。
また、送信メッセージ部品構成部134は、「ID=5」のコンテンツの広告枠情報を取得し、当該広告枠情報が示す枠内に、広告決定部133が決定した広告のうち、一の広告を選択し、貼り付ける。
そして、送信メッセージ部品構成部134は、図37に示すような広告付き、または広告無しのコンテンツの候補群を得る。
次に、処理部13は、構成された1以上の送信メッセージ部品(図36、図37)を含む環境であり、メッセージの作成に必要な環境を構成する。そして、送信部14は、構成されたメッセージの作成に必要な環境を送信端末に送信する。
次に、送信端末の第一受信部25は、メッセージの作成に必要な環境を受信する。そして、まず、第一出力部26は、図38に示すような背景の選択のための画面を出力する。
そして、ユーザは、図38の画面の3801を選択し、決定ボタン3802を押下した、とする。以上の操作により、背景が決定される。
次に、第一出力部26は、図39に示すようなコンテンツの選択のための画面を出力する。
そして、ユーザは、図39の画面の3901を選択し、決定ボタン3902を押下した、とする。以上の操作により、背景が決定される。
また、ユーザは、台詞入力指示を入力した、とする。すると、第一受付部22は、台詞入力指示を受け付ける。そして、第一出力部26は、文字列の入力手段を出力する。次に、ユーザは、文字列「渋谷、探索中!」を吹き出しに入力した、とする。そして、第一受付部22は、台詞「渋谷、探索中!」を受け付ける。そして、第一出力部26は、受け付けられた台詞を出力する。かかる出力例は図40である。
次に、ユーザは、図40の送信ボタン4001を押下した、とする。すると、第一受付部22は、メッセージの送信指示を受け付ける。
次に、第一処理部23は、送信するメッセージ等を構成する。つまり、第一処理部23は、図40のメッセージと送信者識別子「10002」とを有するメッセージ等を構成する。そして、第一送信部24は、当該メッセージ等を情報処理装置1に送信する。
次に、情報処理装置1のメッセージ受信部122は、第一端末2から送信されたメッセージ等を受信する。
次に、送信部14は、例えば、送信者識別子「10002」のフォロアーの送信先識別子を、ユーザ情報管理表から取得する。そして、送信部14は、送信者識別子「10002」のフォロアー対して、図40のメッセージを送信する。
そして、出力端末は、図40のメッセージを受信し、出力する。なお、送受信されるメッセージは、図41に示すような、広告が一体となった背景やコンテンツを有するメッセージであることは好適である。
以上、本実施の形態によれば、メッセージの送信側の情報を用いて、メッセージの受信者に見せる広告が決定される。
また、本実施の形態によれば、広告が一体となった背景やコンテンツを有するメッセージが送信される。
なお、本実施の形態における情報処理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、メッセージの送信者を識別する送信者識別子を受信する送信者識別子受信部と、前記送信者識別子受信部が受信した送信者識別子で識別される送信者に関する情報である送信者情報を取得する送信側情報取得部と、前記送信者情報取得部が取得した送信者情報を用いて、前記メッセージを出力する出力端末で出力され得る広告を決定する広告決定部と、前記広告決定部が決定した広告に関する情報である広告関連情報を前記出力端末に送信する広告関連情報送信部として機能させるためのプログラムである。
上記プログラムにおいて、前記広告決定部は、前記作成指示受信部が作成指示を受信したことに応じて、前記送信側情報取得部が取得した送信側情報を用いて、1または2以上の広告を決定し、前記送信端末から送信されるメッセージの作成に必要な環境である1以上のメッセージ部品であり、前記広告決定部が決定した1以上の広告を含む1以上のメッセージ部品を、前記送信端末に送信するメッセージ部品送信部をさらに具備するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、図42は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の情報処理装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図42は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図43は、システム300のブロック図である。
図42において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図43において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。