以下、サーバ装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、イベントの発起人である幹事から送信されたイベントの開催情報を参加候補者に送信し、参加候補者はイベントへの参加または不参加を表明し、参加者の間におけるイベントのグループを構成する情報システムについて説明する。なお、イベントに関するグループは、イベントグループと言う。また、イベントグループは、通常、一時的なグループである。また、イベントとは、飲み会、花見、ハイキング、登山、スポーツの実施等である。
また、本実施の形態において、イベント関係者の中の各人のイベントにおける立場を明瞭に表示することにより、使い易いユーザインターフェイスを提供できる端末装置を含む情報システムについて説明する。特に、イベントへの参加者募集期間において、幹事と参加者候補者の間で行われるコミュニケーションの画面において、幹事と、参加者候補者とを識別可能に出力する端末装置について説明する。なお、端末装置とは、後述する第一端末装置と第二端末装置の総称である。また、イベントにおける立場は、役割と言っても良く、例えば、幹事、参加者、不参加者、未定者、参加候補者等である。
また、本実施の形態において、予め決められた条件を満たす場合に、イベントグループの情報が生成される。なお、予め決められた条件とは、例えば、イベント参加募集の終了、幹事からイベントを行う旨の情報の受信等である。また、イベント参加募集の終了は、幹事の入力、または自動的等によりにより判断される。自動的な判断は、例えば、設定した時間の経過、参加情報の送信から所定の時間が経過したこと、設定した参加人数に参加者が達したこと等により行われる。
また、本実施の形態において、イベントグループ情報が生成された以後、イベントグループの中でコミュニケーションが可能となる情報システムについて説明する。つまり、本実施の形態において、コミュニケーションを行うグループが動的に変化する情報システムについて説明する。イベントの開催情報は参加候補者の全員に送信されるが、例えば、イベント開催後は、イベントの参加者のみに送信される情報もある。また、イベントへの参加または不参加を表明後、例えば、イベント不参加者は、一定の情報にアクセスできない、等のアクセス制御がなされる。
また、本実施の形態において、イベントグループ情報の生成後、イベントグループに対して、幹事、または参加者はイベント関連情報をサーバ装置にアップできる。なお、イベント関連情報は、イベントに関する写真や感想等のコメント等である。また、サーバ装置にアップされたイベント関連情報は、サーバ装置にイベント識別子に対応付けて蓄積される。
また、本実施の形態において、イベント参加募集期間は、幹事と参加候補者間のみ通信可能である情報システムについて説明する。つまり、情報システムにおいて、イベント参加募集期間は、幹事と一の参加候補者との間のみ通信可能で、2以上の参加候補者間では情報交換はされない構成でも良い。
また、本実施の形態において、ユーザのイベントに対する参加頻度を知ることができる情報システムについて説明する。また、ここでは、参加頻度は、幹事毎、イベントの種類毎等の、種々の観点の参加頻度である。なお、参加頻度は、参加率や参加回数などを含む概念である。
また、本実施の形態において、情報システムは、参加候補者を自動取得しても良い。本実施の形態において、情報システムは、幹事の位置情報と所定の関係にある位置情報の参加候補者のみを自動抽出することは好適である。
また、本実施の形態において、情報システムは、イベントグループの統合が可能であることは好適である。
また、本実施の形態において、情報システムは、既に存在するイベントグループの情報を元に、新たなグループを生成したり、イベント参加者が投稿した写真を用いて、イベントのアルバムを生成したりできることは好適である。
さらに、情報システムにおいて、予め決められた条件を満たした場合、イベントグループを自動削除することは好適である。
図1は、情報システムの構成を説明する概念図である。情報システムは、サーバ装置1、1以上の第一端末装置2、および1以上の第二端末装置3を備える。第一端末装置2、および第二端末装置3は、通常、携帯端末、携帯電話等である。携帯端末は、例えば、いわゆるスマートフォン、携帯用パソコン等である。また、第一端末装置2は、イベントを企画した幹事の端末装置であり、第二端末装置3は、イベントの参加者の端末装置である。また、第一端末装置2と第二端末装置3とは、総称して端末装置と言う。さらに、第一端末装置2は第二端末装置3になり得、第二端末装置3は第一端末装置2になり得る。
図2は、本実施の形態における情報システムのブロック図である。情報システムを構成するサーバ装置1は、ユーザ情報格納部10、対話関連情報格納部11、イベントグループ情報格納部12、受信部13、送信先決定部14、送信部15、生成部16、蓄積部17、イベント統合部18、削除部19、および処理部20を備える。また、受信部13は、解析手段131を具備しても良い。
第一端末装置2は、第一格納部20、第一受付部21、第一送信部22、第一受信部23、第一処理部24、および第一出力部25を備える。
第二端末装置3は、第二格納部30、第二受付部31、第二送信部32、第二受信部33、第二処理部34、および第二出力部35を備える。
サーバ装置1を構成するユーザ情報格納部10は、1以上のユーザ情報を格納し得る。ユーザ情報は、送信先識別子を有する。送信先識別子は、情報を送信する送信先を識別する情報であり、メールアドレス、電話番号、IPアドレス、送信先の端末装置のMACアドレス等である。なお、送信する情報は、例えば、イベントへの参加を促すイベント開催情報である。また、ユーザ情報は、ユーザの属性を示す1以上のユーザ属性値を有することは好適である。ユーザ属性値は、頻繁には変化しない固定的な属性値である静的属性値、または動的に変化する属性値である動的属性値である。静的属性値は、ユーザの性別、年齢、年齢帯(例えば、20代、30歳〜49歳等)、ユーザの職業等である。動的属性値は、ユーザが保持している端末装置の位置を示す位置情報、ユーザが居る場所の天気、気温、季節、日時、時間、曜日、イベント識別子と参加または不参加を示す情報、イベントの参加頻度情報、幹事毎のイベントの参加頻度情報、イベントの種類ごとのイベントの参加頻度情報、イベント識別子と当該イベントに参加したか否かを示す情報(参加/不参加を示す情報)、ユーザの状態等である。ユーザ属性値は、ユーザの属性、特性を示す情報であれば何でも良い。なお、参加頻度情報とは、イベントの参加頻度に関する情報であり、例えば、参加率や参加回数や単位期間(例えば、1年)における参加率や単位期間における参加回数等である。また、ユーザ情報は、1以上の参加者候補識別子を有していても良い。参加者候補識別子は、イベントの参加候補者となる者の識別子であり、例えば、第二識別子や第二識別子に対応するユーザ識別子等である。ユーザ情報は、イベント種類識別子または参加者グループ識別子ごとに、1以上の参加者候補識別子を有していても良い。ここで、イベント種類識別子は、イベントの種類を示す情報であり、参加者グループ識別子は、ユーザがイベント開催情報を送信したい1以上のグループを識別する情報である。参加者グループ識別子は、イベント種類識別子の概念を含む、と考えても良い。なお、ユーザの状態とは、ユーザの状態とは、例えば、暇か否かを示す情報、現在空いているか否かを示す情報、現在イベントに参加可能であるか否かを示す情報、ある種類のイベント(例えば、ゴルフやフットサルや飲み会等)に参加したいと考えていることを示す情報等である。
対話関連情報格納部11は、1以上の対話関連情報を格納し得る。対話関連情報は、イベントの幹事と、イベントの参加候補者の対話である1以上の対話に関する情報である。対話関連情報は、イベントの幹事またはイベントの参加候補者であるユーザにより入力された対話情報を含む。対話情報は、通常、イベントに参加する前の情報であり、通常、テキストであるが、静止画や動画や音声等であっても良い。また、対話情報は、通常、対話の情報である。対話の情報とは、イベントへの参加を促す文章、イベントへ参加を表明する文章、イベントに参加しない旨を示す文章、イベントの詳細情報を示す情報、イベントに関する質問を示す文章等である。また、対話関連情報は、イベントを識別するイベント識別子、ユーザを識別するユーザ識別子を有する。ユーザ識別子は、送信先識別子と同一でも良い。ユーザ識別子は、後述する第一識別子または第二識別子でも良い。ユーザ識別子は、対話情報を入力したユーザの識別子である。ユーザ識別子は、例えば、ユーザの氏名、名前、ユーザID、メールアドレス、電話番号、IPアドレス等である。また、対話関連情報は、対話情報の種類を示す情報種類識別子を有しても良い。情報種類識別子は、例えば、イベント開催情報(例えば、「1」)、参加情報(例えば、「2」)、不参加情報(例えば、「3」)、その他(例えば、「4」)があり得る。イベント開催情報は、イベントの開催を知らせ、参加者を募る情報であり、通常、テキストを有する。イベント開催情報は、イベント開催を示すフラグを有しても良い。参加情報は、イベントへの参加を知らせる情報であり、通常、テキストを有する。参加情報は、参加の意思を示すフラグを有しても良い。不参加情報は、イベントへの参加しないことを知らせる情報であり、通常、テキストを有する。不参加情報は、不参加の意思を示すフラグを有しても良い。
イベントグループ情報格納部12は、1以上のイベントグループ情報を格納し得る。イベントグループ情報は、イベントグループに関する情報である。イベントグループとは、1以上のイベント参加者を含むグループである。1以上のイベント参加者は、通常、幹事を含む。なお、幹事は、イベント開催情報を送信した者である。イベントグループ情報は、通常、イベント識別子、イベント関連情報を含む。イベント識別子は、イベントを識別する情報であり、例えば、サーバ装置1が生成したユニークな情報であるが、幹事の第一端末装置2が送信してきた情報等でも良い。また、イベント識別子は、イベントグループ情報に含まれる、と考えても良い。イベントグループ情報は、例えば、イベントの種類を示すイベント種類識別子を有する。イベント種類識別子は、例えば、「飲み会」「フットサル」「ゴルフ」等を示す情報である。イベントグループ情報は、例えば、イベント内容情報を含む。イベント内容情報は、例えば、イベントの内容を示す情報、イベント開催時日、イベントが行われる場所、参加数制限情報などを有する。参加数制限情報とは、イベントへの参加数の制限に関する情報である。参加数制限情報は、幹事を含んでも含まなくても良い。また、イベントグループ情報は、例えば、イベント関連情報を含む。イベント関連情報は、イベントに関連する情報である。また、イベント関連情報は、イベント参加者が送信した情報を含むことは好適である。イベント参加者が送信した情報とは、イベントの写真、イベントに対するコメント等の文字列、イベントの動画等である。また、イベントグループ情報は、通常、イベントの参加者を識別する2以上の参加者情報を含む。イベントグループ情報は、イベントに不参加の者を示す1以上の不参加者情報を含んでも良い。参加者情報および不参加者情報は、例えば、第一識別子、および1以上の第二識別子を有する。第一識別子は、イベントへの参加を呼びかけるユーザの第一端末装置2を識別する情報である。第二識別子は、イベントへの参加者または不参加者であるユーザの第二端末装置3を識別する情報である。第一識別子とは、第一端末装置2のユーザを識別する情報でも良い。第一識別子は、例えば、第一端末装置2の電話番号、IPアドレス、メールアドレス、MACアドレス、第一端末装置2のユーザID、氏名等である。また、第二識別子とは、第二端末装置3のユーザを識別する情報でも良い。第二識別子は、例えば、第二端末装置3の電話番号、IPアドレス、メールアドレス、MACアドレス、第二端末装置3のユーザID、氏名等である。また、イベントグループ情報格納部12は、各イベントグループ情報に対応付けて、イベントの参加募集の終了のフラグ等を保持しても良い。
受信部13は、第一端末装置2または第二端末装置3から、情報や指示等を受信する。
受信部13は、イベント開催情報と第一識別子とを第一端末装置2から受信する。受信部13は、イベント開催情報と第一識別子と共に、イベント開催情報を送信する送信先を示す1以上の第二識別子を有しても良い。なお、かかる1以上の第二識別子は、参加候補者の識別子であり、例えば、幹事が選択した参加候補者の第二識別子である。また、ここでの第二識別子は、送信先識別子と同じでも良い。また、受信部13は、イベント開催情報と第一識別子と共に、イベント種類識別子(例えば、「飲み会」「ゴルフ」等)を受信しても良い。イベント種類識別子は、通常、参加候補者を決定するために使用される。また、受信部13は、イベント開催情報と情報種類識別子と第一識別子とを第一端末装置2から受信しても良い。かかる場合の情報種類識別子は、ここでは、受信された情報がイベント開催情報であることを示す情報である。なお、情報種類識別子は、受信された情報の種類を示す情報であり、特に、受信された対話情報の種類を示す情報である。また、イベント開催情報は、文字列でも良いが、タグ等により構造化された情報でも良い。構造化された情報とは、例えば、「<内容>飲み会 <場所>○○店 <日時>12月5日 20:00 <コメント>飲みに行かない?」である。また、受信部13は、イベント開催情報と第一識別子とに加えて、イベントへの参加募集の終期の情報を受信しても良い。また、イベント開催情報が有するイベントの場所は、店舗名でも良いし、位置情報(例えば、(経度,緯度)の情報)でも良いし、待ち合わせ場所を示す場所情報(駅名、ランドスケープ等)等でも良い。また、受信部13は、イベント開催情報と第一識別子とに加えて、イベント開始日時を受信しても良い。なお、受信部13がイベント開催情報と共に受信するイベント開始日時等は、幹事が第一端末装置2に入力し、第一端末装置2から送信された情報である。
また、受信部13は、イベントに参加する旨の情報を含む参加情報と第二識別子とを第二端末装置3から受信する。参加情報は、参加を示すフラグだけでも良いし、参加を示すフラグとコメントでも良いし、参加の意思が記載されたコメント等でも良い。また、受信部13は、イベントに参加しない旨の情報を含む不参加情報と第二識別子とを第二端末装置3から受信する。不参加情報は、不参加を示すフラグだけでも良いし、不参加を示すフラグとコメントでも良いし、不参加の意思が記載されたコメント等でも良い。なお、参加を示すフラグは、例えば、第二端末装置3のユーザが、イベントに参加することを意味するボタンの押下やメニュー項目の選択を行うこと等により、第二端末装置3に入力された情報である。また、同様に、不参加を示すフラグは、例えば、第二端末装置3のユーザが、イベントに参加しないことを意味するボタンの押下やメニュー項目の選択を行うこと等により、第二端末装置3に入力された情報である。また、受信部13は、参加情報または不参加情報、情報種類識別子、および第二識別子を第二端末装置3から受信しても良い。かかる場合の情報種類識別子は、ここでは、受信された情報が参加情報または不参加情報であることを示す情報である。さらに、受信部13は、通常、参加情報または不参加情報、第二識別子に加えて、イベントを識別するイベント識別子を受信する。
また、受信部13は、生成部16がイベントグループ情報を生成した後、イベント参加者の第一識別子または第二識別子で識別される第一端末装置2または第二端末装置3から、イベント識別子とイベント関連情報とを受信しても良い。また、受信部13は、イベントの開始時間以降に、イベント参加者の第一識別子または第二識別子で識別される第一端末装置2または第二端末装置3から、イベント識別子とイベント関連情報とを受信しても良い。つまり、イベントの開始時間以前またはイベント参加募集期間においては、イベント識別子とイベント関連情報とを受信しないことは好適である。
受信部13は、イベント参加者のみ(ここでのイベント参加者とは、イベント参加者の端末装置と同意義)から、イベント識別子とイベント関連情報とを受信することは好適である。イベント参加者の端末装置は、イベント開催情報を送信した送信先識別子で識別される第一端末装置2および参加情報を送信した第二識別子で識別される1以上の第二端末装置3とからなる。なお、受信部13は、生成部16がイベントグループ情報を生成する前でも、イベント参加者の第一識別子または第二識別子で識別される第一端末装置2または第二端末装置3から、イベント識別子とイベント関連情報とを受信しても良い。
また、受信部13は、第一端末装置2または第二端末装置3から、端末装置の位置情報と端末装置の識別子とを受信しても良い。なお、端末装置の識別子とは、通常、第一識別子または第二識別子であるが、端末装置のユーザのユーザ識別子でも良い。なお、この位置情報は、第一識別子または第二識別子で識別されるユーザ(端末装置)が存在する位置を示す情報である。位置情報は、通常、(緯度,経度)の情報であるが、他のデータ構造の情報でも良い。
また、受信部13は、2以上のイベントグループ情報を統合する指示であるイベント統合指示を受信する。イベント統合指示は、2以上のイベントグループ情報を識別するイベント識別子を有する。また、イベント統合指示は、2以上のイベントグループ情報が有するイベント関連情報を一括して扱えるための指示である。イベント関連情報を一括して扱うとは、一の指示により、2以上のイベントグループ情報が有するイベント関連情報をダウンロードしたり、編集したり、削除したりできることである。
また、受信部13は、イベントグループ情報を削除する削除指示を受信しても良い。削除指示は、イベント識別子を有する。
また、受信部13は、イベントに関するアルバムを構成するアルバム作成指示を受信しても良い。アルバム作成指示は、イベント識別子を有する。
また、受信部13は、既存のイベントグループ情報を元にして、新たなイベントグループ情報を生成する指示であるイベントグループ生成指示を受信しても良い。イベントグループ生成指示は、既存のイベントグループ情報を識別する既存のイベント識別子を有する。イベントグループ生成指示は、新しいイベント識別子を生成し、既存のイベントグループ情報が有する2以上の参加者識別子を利用して、新たなイベントグループ情報を生成する指示である。
また、受信部13は、通常、予め決められた条件を満たした以降は、参加情報を受信しない。つまり、通常、イベントには、当該イベントへの参加募集の期間が存在する。予め決められた条件とは、イベント開催情報が有するイベント参加募集終了期間が経過したこと、イベントの参加者がイベントへの参加募集数に到達したこと等である。なお、ここで受信部13は参加情報を受信しても、当該受信した参加情報が参加情報として扱われなければ、受信していないものとする。
また、受信部13は、参加頻度情報の送信指示を端末装置から受信しても良い。参加頻度情報の送信指示は、ユーザの参加頻度情報の送信を促す指示である。参加頻度情報の送信指示は、参加頻度情報を送信するユーザ識別子を含んでいても良い。ここでのユーザ識別子は第一識別子または第二識別子でも良い。
また、受信部13は、ユーザの状態を受信しても良い。ユーザの状態とは、例えば、暇か否かを示す情報、現在空いているか否かを示す情報、現在イベントに参加可能であるか否かを示す情報等である。なお、ユーザの状態も、ユーザの属性値の一種である、と考えても良い。
また、上記のユーザの状態は、イベント種類識別子に対応付いている情報であり、当該イベント種類識別子で識別されるイベントへの参加希望を示す情報であっても良い。また、ユーザの状態は、イベント種類識別子そのものであっても良い。かかる場合、ユーザは、イベント種類識別子で識別されるイベントに参加したい、という状態である。
受信部13を構成する解析手段131は、受信部13が受信した情報の種類を示す情報種類識別子を取得する。情報の種類とは、例えば、イベント開催情報、参加情報、不参加情報、イベント関連情報、イベント統合指示、削除指示、アルバム作成指示、参加頻度情報の送信指示等である。
受信部13が受信する情報が情報種類識別子を有する場合、解析手段131は、かかる情報種類識別子を取得する。
また、解析手段131は、受信されたテキストである情報を解釈し、当該情報がイベント開催情報、参加情報、不参加情報等のうちのいずれの種類であるかを判断して、情報種類識別子を取得しても良い。なお、情報の種類を判断するために、解析手段131は、情報種類識別子に対応付けて、1以上の用語を有する用語辞書を保持していても良い。かかる場合、解析手段131は、例えば、受信されたテキストに含まれる1以上の用語が含まれる用語辞書を決定し、当該用語辞書に対応する情報種類識別子を取得する。さらに、解析手段131は、受信部13が受信した情報の中で、イベント識別子を有さない情報は、イベント開催情報である、と判断しても良い。
送信先決定部14は、受信部13がイベント開催情報を受信した場合、イベント開催情報を送信する送信先の1以上の送信先識別子を取得する。送信先決定部14は、例えば、1以上の送信先識別子を、ユーザ情報格納部10から取得する。例えば、送信先決定部14は、イベント開催情報を送信してきた第一端末装置2の第一識別子に対応する1以上の送信先識別子を、ユーザ情報格納部10から取得する。
また、送信先決定部14は、受信部13がイベント開催情報と1以上の第二識別子とを受信した場合、当該1以上の第二識別子を取得する。なお、かかる1以上の第二識別子は、参加候補者の識別子である。また、かかる場合、送信先決定部14は、受信部13が受信した1以上の第二識別子のうち、ユーザの状態が「忙しい」を示す状態のユーザに対応する第二識別子を除いて、1以上の第二識別子を取得することは好適である。
また、受信部13が第一識別子と、イベント種類識別子または参加者グループ識別子とを含むイベント開催情報を受信した場合、送信先決定部14は、当該第一識別子と、イベント種類識別子または参加者グループ識別子とに対応する1以上の第二識別子を、ユーザ情報格納部10から取得する。
送信先決定部14は、1以上のユーザ属性値を用いて、イベント開催情報を送信する送信先の1以上の送信先識別子を、選択的に取得しても良い。例えば、送信先決定部14は、第一端末装置2の位置情報に対して、予め決められた条件を満たす位置情報に対応する1以上の送信先識別子を取得することは好適である。なお、予め決められた条件は、第一端末装置2の位置情報と比較して、位置情報が閾値より近い第二端末装置3であること、同一の都道府県であること等である。
また、送信先決定部14は、ユーザ情報が有するユーザの状態をも用いて、イベント開催情報を送信する送信先の1以上の送信先識別子を取得することは好適である。つまり、例えば、送信先決定部14は、ユーザの状態が「忙しい」を示す情報である場合、当該ユーザの状態に対応する送信先識別子は取得しない。また、例えば、イベント種類識別子「ゴルフ」で識別されるイベントのイベント開催情報が受信された場合、送信先決定部14は、
イベント種類識別子「ゴルフ」で識別されるイベントへの参加希望を示すユーザの状態に対応する送信先識別子を、優先的に取得することは好適である。
また、送信先決定部14は、対応するイベントのイベント種類識別子が「今から行うイベント」を示す情報である場合に、ユーザの状態をも用いて、イベント開催情報を送信する送信先の1以上の送信先識別子を取得しても良い。つまり、イベント種類識別子が「今から行うイベント」を示す情報であり、かつユーザの状態が「忙しい」を示す情報である場合、送信先決定部14は、当該ユーザの状態に対応する送信先識別子は取得しない。
また、送信先決定部14は、参加情報、不参加情報、またはイベント関連情報等の送信先を決定しても良い。参加情報、不参加情報、またはイベント関連情報等の送信先の送信先識別子として、送信先決定部14は、イベントの参加候補者全員の送信先識別子を取得しても良いし、参加を表明している者の送信先識別子のみを取得しても良いし、幹事の送信先識別子のみを取得しても良い。送信先決定部14は、参加情報、不参加情報等の第二端末装置3から受信した情報に対する送信先識別子として、幹事の送信先識別子のみを取得することは好適である。幹事の送信先識別子は、第一端末装置2の送信先識別子であり、第一識別子、または第一識別子と対になる送信先識別子である。また、送信先決定部14は、受信部13が参加情報または不参加情報への返答を示す情報を第一端末装置2から受信した場合、当該参加情報または不参加情報を送信した第二端末装置3の送信先識別子のみを取得することは好適である。
送信部15は、送信先決定部14が取得した1以上の送信先識別子が示す送信先に、受信部13が受信した情報の全部または一部を送信する。
送信部15は、第一端末装置2および第二端末装置3から受信した情報を送信する。送信部15は、受信部13が情報を受信した場合に、情報に対応するイベントの参加者の端末装置であり、少なくとも情報を送信した端末装置を除くすべての端末装置に、受信部13が受信した情報を送信することは好適である。また、第一端末装置2および第二端末装置3から情報が受信された場合、送信部15は、当該情報を送信した者の立場(役割と言っても良い)を示す情報である立場識別子も、受信された情報とともに送信しても良い。ここで、立場識別子とは、例えば、幹事であることを示す情報、参加者であることを示す情報、不参加者であることを示す情報、未定者であることを示す情報、参加候補者であることを示す情報等である。また、第一端末装置2および第二端末装置3から情報が受信された場合、送信部15は、当該情報を送信した者を識別する情報である第一識別子または第二識別子またはユーザ識別子を、受信された情報とともに送信しても良い。
送信部15は、第二端末装置3から受信した情報を、第一端末装置2にのみに送信することは好適である。つまり、送信部15は、一の参加候補者である一の第二端末装置3から受信した情報を、他の参加候補者である他の第二端末装置3に送信しないことは好適である。なお、かかる情報は、イベント参加募集の期間において、送受信される情報であり、通常、参加情報、不参加情報、またはその他の情報である。その他の情報とは、例えば、参加候補者が参加するか否かについて幹事に相談する文章等である。
送信部15は、受信部13がイベント開催情報を受信した場合、1以上の送信先識別子が示す送信先である参加候補者(参加候補者の第二端末装置3と同意義である。)にイベント開催情報を送信する。なお、送信部15が送信するイベント開催情報は、受信したイベント開催情報の一部でも良い。送信部15は、受信部13がイベント関連情報を受信した場合に、イベント参加者の端末装置のみに、イベント関連情報を送信することは好適である。つまり、イベント関連情報は、イベント参加者しか閲覧できず、イベントの参加候補者でイベントに参加しなかった者は閲覧できないことは好適である。なお、かかる場合、イベント関連情報の送信先として、イベント関連情報を送信した端末装置を除いても良いことは言うまでもない。
送信部15は、受信部13が参加情報を受信した場合、当該参加情報を、第一識別子で識別される第一端末装置2に送信する。なお、予め決められた条件を満たした以降は、送信部15は受信部13が受信した参加情報を送信しない。予め決められた条件を満たした以降とは、例えば、イベントの参加募集期間の終了以降である。
送信部15は、第二識別子と当該第二識別子で識別されるユーザの参加頻度情報を、第一端末装置2または第二端末装置3に送信する。通常、送信部15は、参加頻度情報の送信指示を送信してきた第一端末装置2または第二端末装置3に、ユーザの参加頻度情報を送信する。なお、送信部15は、参加頻度情報の送信指示が1以上の第二識別子を有する場合、当該1以上の第二識別子に対応する参加頻度情報を送信する。
送信部15は、幹事を識別する第一識別子と第二識別子と参加頻度情報との組を1組以上、第一端末装置2または第二端末装置3に送信しても良い。
また、送信部15は、イベント種類識別子と第二識別子と参加頻度情報との組を1組以上、第一端末装置2または第二端末装置3に送信しても良い。
さらに、送信部15は、第一識別子とイベント種類識別子と第二識別子と参加頻度情報との組を1組以上、第一端末装置2または第二端末装置3に送信しても良い。なお、第一識別子は幹事を識別する情報である。
生成部16は、予め決められた条件を満たした場合、イベント開催情報を用いて、イベントグループ情報を生成する。
生成部16は、受信部13が受信したイベント識別子で識別されるイベントの1以上の参加者を識別する第一識別子および1以上の第二識別子を有するイベントグループ情報を生成する。なお、生成部16がイベントグループ情報を生成した段階では、イベントグループ情報は、イベントグループ情報の一部の情報のみを有しても良い。つまり、生成部16がイベントグループ情報を生成した段階では、イベントグループ情報の一部の情報がNULL(空)でも良い。
なお、ここで予め決められた条件とは、受信部13がイベント開催情報を受信したこと、イベントへの参加の募集の終了等である。イベントへの参加の募集の終了とは、受信部13がイベントへの参加の募集の終了の指示を受信したこと、イベント開催情報の受信から予め決められた期間が経過したこと、イベント開催情報に含まれるイベントへの参加募集期間の情報が示す期間が終了したこと、イベント開催情報に含まれるイベント開催日時になったこと、イベントの参加数の制限に、参加者が到達したこと等である。
なお、処理部20は、受信部13が受信した参加情報の数を用いて、イベント開催情報が有する参加数制限情報が示すイベントへの参加数の制限に到達したか否かを判断し、当該参加数の制限に到達したと判断した場合に、生成部16は、イベントグループ情報を生成しても良い。
蓄積部17は、生成部16が生成したイベントグループ情報をイベントグループ情報格納部12に蓄積する。また、蓄積部17は、受信部13が受信したイベント関連情報を、受信部13が受信したイベント識別子に対応するイベントグループ情報の中に蓄積する。
また、蓄積部17は、イベント開催情報が有するイベント内容情報をイベント識別子に対応するイベントグループ情報の中に蓄積しても良い。なお、イベント内容情報とは、イベントの内容を示す情報であり、イベントの内容を示す文字列、場所、日時等の情報を含む。
また、受信部13がイベント関連情報とイベント識別子とを受信した場合、蓄積部17は、当該イベント識別子に対応付けて、イベント関連情報をイベントグループ情報格納部12に蓄積する。
また、受信部13がイベント開催情報を受信した場合、蓄積部17は、当該イベント開催情報を、生成部16が生成したイベント識別子に対応付けて、対話関連情報格納部11に蓄積する。また、受信部13がイベント識別子と参加情報、またはイベント識別子と不参加情報を受信した場合、蓄積部17は、受信されたイベント識別子に対応付けて、参加情報または不参加情報を対話関連情報格納部11に蓄積する。
蓄積部17は、後述する処理部20がイベントへの参加募集の終了を決定した後は、参加情報を蓄積しないことは好適である。
また、蓄積部17は、後述する処理部20が取得した統計情報を、ユーザ情報格納部10に蓄積しても良い。なお、統計情報は、例えば、各ユーザのイベントの参加頻度情報(例えば、後述するJoin率)である。また、統計情報は、例えば、イベントの種類毎の参加頻度情報や、幹事毎の参加頻度情報や、イベントの種類および幹事毎の参加頻度情報等でも良い。
また、蓄積部17は、受信部13が受信したユーザの状態を、ユーザ情報格納部10に蓄積しても良い。
イベント統合部18は、2以上のイベント識別子で識別されるイベントのイベントグループ情報を統合する。イベント統合部18は、受信部13が、2以上のイベントグループ情報のイベント統合指示を受信した場合に、当該2以上のイベントグループ情報を統合する。なお、かかるイベント統合指示は、2以上のイベントグループ情報を識別する2以上のイベント識別子を有する。イベントグループ情報の統合とは、例えば、イベントグループ情報が有するイベント関連情報を一括して処理できるようにすることである。イベントグループ情報の統合とは、例えば、統合されるイベントグループ情報の2以上のイベント識別子を対応付けることである。
削除部19は、生成部16が生成したイベントグループ情報を削除する。受信部13が削除指示を受信した場合に、削除部19は、削除指示が有するイベント識別子で識別されるイベントグループ情報を削除しても良い。
また、削除部19は、予め決められた条件を満たした場合、生成部16が生成したイベントグループ情報を削除することは好適である。予め決められた条件とは、例えば、イベントグループ情報の生成から予め決められた期間(例えば、1年等)が経過したこと、イベント終了から予め決められた期間(例えば、6ヶ月等)が経過したことなどである。
処理部20は、受信部13が受信した情報、またはイベントグループ情報格納部12の情報を統計処理し、統計情報を取得する。統計情報は、例えば、各人の参加頻度情報である。また、統計情報は、例えば、各人の、イベントの種類ごとの参加頻度情報である。
さらに具体的には、処理部20は、第二識別子毎に、受信部13が参加情報を受信した数、受信部13が不参加情報を受信した数、送信部15がイベント開催情報を送信した数のうちの1以上の数値を用いて、第二識別子で識別されるユーザの参加頻度情報を取得する。
処理部20は、第二識別子毎、およびイベント開催情報を送信したユーザである幹事毎に、第二識別子で識別されるユーザの参加頻度情報を取得しても良い。
処理部20は、イベント種類識別子毎に、第二識別子で識別されるユーザの参加頻度情報を取得しても良い。
処理部20は、第二識別子毎、幹事毎およびイベント種類識別子毎に、第二識別子で識別されるユーザの参加頻度情報を取得しても良い。
処理部20は、予め決められた条件を満たした場合に、イベントへの参加募集の終了を決定する。処理部20は、受信部13が受信した参加情報の数を用いて、イベント開催情報が有する参加数制限情報が示すイベントへの参加数の制限に到達したか否かを判断し、当該参加数の制限に到達したと判断した場合に、イベントへの参加募集の終了を決定する。つまり、予め決められた条件は、イベントへの参加者の数がイベントへの参加数の制限に到達したことである。また、予め決められた条件は、イベントへの参加募集の期間が終了したことでも良い。かかる場合、イベント開催情報がイベントへの参加募集の終期の情報を保持しており、処理部20は、かかる終期の情報が示す時期になったことを、図示しない時計を用いて判断する。
ユーザ情報が有するユーザの状態が、あるイベント種類識別子で識別されるイベントへの参加希望を示す情報である場合、処理部20は、当該ユーザが参加するものとして、当該ユーザの人数分を引いた数を参加数制限情報に設定しても良い。つまり、例えば、イベント種類識別子「ゴルフ」で識別されるイベント「ゴルフ」がしたいユーザが2名存在する場合(ユーザ情報格納部10において「ユーザの状態=イベント種類識別子「ゴルフ」がしたい」が2ユーザである場合)、処理部20は、受信された「参加数制限情報=4」であるところ、「参加数制限情報=2(=4−2)」として処理を行う。
また、ユーザ情報が有するユーザの状態が、あるイベント種類識別子で識別されるイベントへの参加希望を示す情報であり、当該ユーザから当該イベント種類識別子で識別されるイベントに対する参加情報を受信部13が受信した場合、処理部20は、参加数制限情報に対応するイベントであっても、当該ユーザの参加を優先的に決定することは好適である。かかる場合、受信部13が受信した参加情報の数が、参加数制限情報が示す数を超えても受信部13が受信する。そして、処理部20は、受信された参加情報に対応するユーザ識別子のうち、前記ユーザの状態(あるイベント種類識別子で識別されるイベントへの参加希望を示す情報)に対応する1以上のユーザ識別子を優先的に取得する。そして、例えば、送信部15は、処理部20が取得した1以上のユーザ識別子で識別される端末装置に、参加者である旨を送信しても良い。また、蓄積部17は、当該1以上のユーザ識別子をイベントグループ情報中の参加者識別子として、当該イベントのイベント識別子と対応付けてイベントグループ情報格納部12に蓄積する。
また、処理部20は、受信部13がアルバム構成指示を受信した場合、アルバム構成指示に含まれるイベント識別子で識別されるイベントグループ情報から、1以上の写真を取得し、アルバムを構成する。アルバムを構成する処理とは、例えば、予め決められた構造を有するデータであるアルバムに1以上の写真を配置する処理である。なお、アルバムを構成する処理は、公知技術であり、上述した処理とは異なる処理でも良い。
第一端末装置2を構成する第一格納部20は、第一識別子を格納し得る。また、第一格納部20は、一時的に種々の情報を格納しても良い。種々の情報とは、例えば、幹事を識別する幹事識別子、参加者を識別する参加者識別子、不参加者を識別する不参加者識別子、参加候補者を識別する参加候補者識別子、未定者を識別する未定者識別子等である。未定者とは、イベントに参加するか否かが決まっていない者を言う。
第一受付部21は、第一端末装置2のユーザから各種の情報や指示等を受け付ける。各種の情報は、例えば、イベント開催情報である。第一受付部21は、イベント開催情報に加えて、1以上の第二識別子、イベント開催情報を示す情報種類識別子、参加数制限情報、イベントへの参加募集の終期の情報、イベントの内容情報、イベント開始日時等を受け付けても良い。なお、イベントの内容情報は、例えば、イベントの内容、場所、予算等を示す情報を含む。また、1以上の第二識別子は、参加候補者の識別子である。
また、第一受付部21は、イベントの写真やコメント等のイベント関連情報を受け付けても良い。
また、ここで第一受付部21が受け付ける指示は、例えば、イベント統合指示や削除指示やアルバム作成指示やイベントグループ生成指示、参加頻度情報の送信指示等である。情報や指示等の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。第一受付部21は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
第一送信部22は、第一受付部21が受け付けた情報や指示を、サーバ装置1に送信する。なお、第一送信部22は、通常、第一識別子と共に、第一受付部21が受け付けた情報や指示をサーバ装置1に送信する。なお、第一送信部22は、第一処理部24が構成した情報をサーバ装置1に送信しても良い。また、第一送信部22は、第一格納部20に格納されている第一識別子を読み出して、第一識別子を送信する。また、第一送信部22は、メモリ等に存在するイベント識別子と共に、情報や指示をサーバ装置1に送信しても良い。ここでの情報等は、例えば、イベント関連情報である。
第一受信部23は、サーバ装置1から情報を受信する。受信する情報は、例えば、参加情報、不参加情報、イベント関連情報、アルバム等である。第一受信部23は、例えば、当該情報を入力したユーザのユーザ識別子または当該ユーザに対応する第二識別子または第一識別子と、参加情報や不参加情報やイベント関連情報等の情報とを対で、受信する。第一受信部23は、例えば、情報と対に、当該情報を入力したユーザの立場を識別する立場識別子を受信しても良い。
第一処理部24は、各種の処理を行う。第一処理部24は、例えば、第一受付部21が受け付けた情報や指示と、第一識別子とを用いて、サーバ装置1に送信する情報を構成する。
第一出力部25は、第一受信部23が受信した情報を出力する。また、第一出力部25は、第一処理部24が処理を行って取得した情報を出力しても良い。また、第一出力部25は、第一受付部21が受け付けた情報を出力する。
ここで、第一出力部25は、幹事が入力した情報(例えば、イベント開催情報)と、他のユーザが入力した情報(例えば、参加情報、不参加情報)とを、視覚的に区別可能なように出力することは好適である。例えば、第一出力部25は、情報と対になる立場識別子を用いて、立場識別子で識別される立場が視覚的に区別可能なように、情報を出力する。
また、第一出力部25は、幹事と他のユーザとを視覚的に区別可能なように、幹事の情報または/および他のユーザの情報を出力しても良い。幹事の情報または他のユーザとは、例えば、幹事や他のユーザの写真、個人情報等である。
また、第一出力部25は、参加者募集期間情報が示す参加者の募集期間において、幹事が入力した情報と、他のユーザが入力した情報とを同時に出力し、かつ幹事が入力した情報と、他のユーザが入力した情報とを視覚的に区別して出力することは好適である。例えば、第一出力部25は、幹事を識別するユーザ識別子(例えば、名前やニックネーム)を矩形上の画面の一辺上に配置し、他のユーザのユーザ識別子を矩形上の画面の一辺とは反対側の辺上に配置することにより、幹事が入力した情報と、他のユーザが入力した情報とを視覚的に区別して出力する。
また、第一出力部25は、幹事が入力した情報と、参加者識別子で識別される参加者が入力した情報と、不参加者識別子で識別される参加者が入力した情報とを同時に出力し、かつ幹事が入力した情報と、参加者が入力した情報と、不参加者が入力した情報とを視覚的に区別して出力することは好適である。かかる場合、例えば、第一受信部23が受信した情報は、立場識別子を有する。また、かかる場合、例えば、第一受信部23が受信した情報は、ユーザまたは端末装置を識別する識別子(ユーザ識別子または第一識別子または第二識別子)を有し、当該識別子に対応付けて、ユーザの立場を示す立場識別子が第一格納部20に格納されている。なお、第一出力部25が情報を出力する際に、当該情報を入力したユーザの立場を視覚的に示すために使用する情報は問わない。また、情報を入力したユーザの立場を視覚的に示す態様も問わない。
ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
第二端末装置3を構成する第二格納部30は、第二識別子を格納し得る。また、第二格納部30は、一時的に種々の情報を格納しても良い。種々の情報とは、例えば、幹事識別子、参加者識別子、不参加者識別子、参加候補者識別子、未定者識別子等である。
第二受付部31は、第二端末装置3のユーザから各種の情報や指示等を受け付ける。各種の情報は、例えば、参加情報である。参加情報は、参加の旨を示すフラグ、または参加の旨を示すフラグとコメント、参加を表明する文を含むコメント等である。なお、参加の旨を示すフラグは、例えば、ユーザが「JOIN」ボタンを押下することにより入力された情報である。各種の情報は、例えば、不参加情報である。不参加情報は、参加しない旨を示すフラグ、または参加しない旨を示すフラグとコメント、参加しないことを示す文を含むコメント等である。また、各種の情報は、例えば、イベントの写真やコメント等のイベント関連情報である。また、各種の情報は、例えば、ユーザの状態である。ユーザの状態は、上述したように、例えば、空いている(例えば、「1」)、忙しい(例えば、「0」)等である。ユーザの状態は、例えば、参加を希望するイベント種類識別子(例えば、「ゴルフ」「飲み会」など)であっても良い。なお、ユーザは、例えば、状態ボタン(例えば、「暇」ボタン、「FREE」ボタン、「BUSY」ボタン)の押下により、ユーザの状態を入力する。
また、第二受付部31が受け付ける指示は、例えば、イベント統合指示、削除指示、参加頻度情報の送信指示等である。情報や指示等の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。第一受付部21は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
第二送信部32は、第二受付部31が受け付けた情報や指示を、サーバ装置1に送信する。なお、第二送信部32は、通常、第二識別子と共に、第二受付部31が受け付けた情報や指示をサーバ装置1に送信する。なお、第二送信部32は、第二処理部34が構成した情報をサーバ装置1に送信しても良い。また、第二送信部32は、第二格納部30に格納されている第二識別子を読み出して、第二識別子を送信する。また、第二送信部32は、メモリ等に存在するイベント識別子と共に、情報や指示をサーバ装置1に送信しても良い。ここでの情報等は、例えば、イベント関連情報である。
第二受信部33は、サーバ装置1から情報を受信する。受信する情報は、例えば、イベント開催情報、アルバム、イベント関連情報等である。
第二処理部34は、各種の処理を行う。第二処理部34は、例えば、第二受付部31が受け付けた情報や指示と、第二識別子とを用いて、サーバ装置1に送信する情報を構成する。
第二出力部35は、第二受信部33が受信した情報を出力する。また、第二出力部35は、第二処理部34が処理を行って取得した情報を出力しても良い。ここで、第二出力部35は、幹事が入力した情報(例えば、イベント開催情報)と、他のユーザが入力した情報(例えば、参加情報、不参加情報)とを、視覚的に区別可能なように出力することは好適である。また、第二出力部35は、幹事が入力した情報と、他のユーザが入力した情報と、自分が入力した情報とを、視覚的に区別可能なように出力することは好適である。例えば、第二出力部35は、情報と対になる立場識別子を用いて、立場識別子で識別される立場が視覚的に区別可能なように、情報を出力する。
また、第二出力部35は、参加者募集期間情報が示す参加者の募集期間において、幹事が入力した情報と、他のユーザが入力した情報とを同時に出力し、かつ幹事が入力した情報と、他のユーザが入力した情報とを視覚的に区別して出力することは好適である。例えば、第二出力部35は、幹事を識別するユーザ識別子(例えば、名前やニックネーム)を矩形上の画面の一辺上に配置し、他のユーザのユーザ識別子を矩形上の画面の一辺とは反対側の辺上に配置することにより、幹事が入力した情報と、他のユーザが入力した情報とを視覚的に区別して出力する。
また、第二出力部35は、幹事と他のユーザとを視覚的に区別可能なように、幹事の情報または/および他のユーザの情報を出力しても良い。ここで、幹事の情報または他のユーザとは、例えば、幹事や他のユーザの写真、個人情報等である。
また、第二出力部35は、幹事が入力した情報と、参加者識別子で識別される参加者が入力した情報と、不参加者識別子で識別される参加者が入力した情報とを同時に出力し、かつ幹事が入力した情報と、参加者が入力した情報と、不参加者が入力した情報とを視覚的に区別して出力することは好適である。かかる場合、例えば、第二受信部33が受信した情報は、立場識別子を有する。また、かかる場合、例えば、第二受信部33が受信した情報は、ユーザまたは端末装置を識別する識別子(ユーザ識別子または第一識別子または第二識別子)を有し、当該識別子に対応付けて、ユーザの立場を示す立場識別子が第二格納部30に格納されている。なお、第二出力部35が情報を出力する際に、当該情報を入力したユーザの立場を視覚的に示すために使用する情報は問わない。また、情報を入力したユーザの立場を視覚的に示す態様も問わない。
ユーザ情報格納部10、対話関連情報格納部11、イベントグループ情報格納部12、第一格納部20、および第二格納部30は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。ユーザ情報格納部10等にユーザ情報等が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介してユーザ情報等がユーザ情報格納部10等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信されたユーザ情報等がユーザ情報格納部10等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力されたユーザ情報等がユーザ情報格納部10等で記憶されるようになってもよい。
受信部13、第一受信部23、および第二受信部33は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
送信先決定部14、生成部16、蓄積部17、イベント統合部18、削除部19、処理部20、解析手段131、第一処理部24、および第二処理部34は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。送信先決定部14等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
送信部15、第一送信部22、および第二送信部32は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
第一出力部25、および第二出力部35は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。第一出力部25は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、情報システムの動作について説明する。まず、図3、図4のフローチャートを用いて、サーバ装置1の動作について説明する。
(ステップS301)受信部13は、情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS302に行き、情報を受信しなければステップS301に戻る。
(ステップS302)解析手段131は、ステップS301で受信された情報を用いて、情報の種類を示す情報種類識別子を取得する。なお、ステップS301で受信された情報が情報種類識別子を含む場合、解析手段131は、ステップS301で受信された情報に含まれる情報種類識別子を取得する。
(ステップS303)解析手段131は、ステップS302で取得した情報種類識別子がイベント開催情報を示す情報であるか否かを判断する。イベント開催情報を示す情報である場合はステップS304に行き、イベント開催情報を示す情報でない場合はステップS305に行く。
(ステップS304)生成部16等は、イベント開催処理を行う。イベント開催処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。ステップS301に戻る。
(ステップS305)解析手段131は、ステップS302で取得した情報種類識別子が参加情報を示す情報であるか否かを判断する。参加情報を示す情報である場合はステップS306に行き、参加情報を示す情報でない場合はステップS310に行く。
(ステップS306)蓄積部17は、ステップS301で受信された情報の中からイベント識別子を取得する。
(ステップS307)蓄積部17は、ステップS306で取得したイベント識別子に対応付けて、参加情報を対話関連情報格納部11に蓄積する。
(ステップS308)送信先決定部14は、参加情報を送信する先の1以上の送信先識別子を取得する。送信先決定部14は、例えば、幹事の送信先識別子を取得する。なお、送信先決定部14は、例えば、イベント識別子およびイベント開催情報を示す情報種類識別子と対になるユーザ識別子(第一識別子)を対話関連情報格納部11から取得し、当該ユーザ識別子と対になる送信先識別子をユーザ情報格納部10から取得する。
(ステップS309)送信部15は、ステップS308で決定した1以上の送信先識別子で識別される送信先に、参加情報の処理結果を送信する。ステップS301に戻る。なお、参加情報の処理結果とは、例えば、参加情報が受け付けられた旨、参加情報を送信した送信者のユーザ情報、参加情報そのもの等である。ここで、送信部15は、参加情報を送信してきたユーザのユーザ識別子、当該ユーザが参加者である旨を示す立場識別子をも送信することは好適である。
(ステップS310)解析手段131は、ステップS302で取得した情報種類識別子が不参加情報を示す情報であるか否かを判断する。不参加情報を示す情報である場合はステップS311に行き、不参加情報を示す情報でない場合はステップS315に行く。
(ステップS311)蓄積部17は、ステップS301で受信された情報の中からイベント識別子を取得する。
(ステップS312)蓄積部17は、ステップS311で取得したイベント識別子に対応付けて、不参加情報を対話関連情報格納部11に蓄積する。
(ステップS313)送信先決定部14は、参加情報を送信する先の1以上の送信先識別子を取得する。送信先決定部14は、例えば、幹事の送信先識別子を取得する。
(ステップS314)送信部15は、ステップS313で決定した1以上の送信先識別子で識別される送信先に、不参加情報の処理結果を送信する。ステップS301に戻る。なお、不参加情報の処理結果とは、例えば、不参加情報が受け付けられた旨、不参加情報を送信した送信者のユーザ情報、不参加情報そのもの等である。ステップS301に戻る。ここで、送信部15は、不参加情報を送信してきたユーザのユーザ識別子、当該ユーザが不参加者である旨を示す立場識別子をも送信することは好適である。
(ステップS315)解析手段131は、ステップS302で取得した情報種類識別子がイベント関連情報を示す情報であるか否かを判断する。イベント関連情報を示す情報である場合はステップS316に行き、イベント関連情報を示す情報でない場合はステップS318に行く。
(ステップS316)蓄積部17は、ステップS301で受信された情報の中からイベント識別子を取得する。
(ステップS317)蓄積部17は、ステップS316で取得したイベント識別子に対応付けて、イベント関連情報をイベントグループ情報格納部12に蓄積する。ステップS301に戻る。なお、ここで、送信部15は、イベント関連情報が受け付けられた旨、またはイベント関連情報等を、イベント参加者を識別する1以上の送信先識別子で識別される送信先に送信しても良い。かかる場合、送信先決定部14は、参加者を識別する2以上の送信先識別子を取得する。また、送信部15は、幹事および参加候補者のすべての端末装置に、イベント関連情報が受け付けられた旨、またはイベント関連情報等を送信しても良い。かかる場合、送信先決定部14は、幹事および参加候補者を識別する2以上の送信先識別子を取得する。ここで、送信部15は、イベント関連情報と共に、イベント関連情報を送信してきたユーザのユーザ識別子、当該ユーザの立場識別子(幹事、参加者等)をも送信することは好適である。
(ステップS318)解析手段131は、ステップS302で取得した情報種類識別子がイベント統合指示を示す情報であるか否かを判断する。イベント統合指示を示す情報である場合はステップS319に行き、イベント統合指示を示す情報でない場合はステップS322に行く。
(ステップS319)イベント統合部18は、ステップS301で受信された情報の中から2以上のイベント識別子を取得する。
(ステップS320)イベント統合部18は、ステップS319で取得した2以上のイベント識別子で識別されるイベントのイベントグループ情報を統合する。
(ステップS321)送信部15は、1以上の送信先識別子で識別される送信先に、イベント統合の処理結果を送信する。ステップS301に戻る。なお、イベント統合の処理結果とは、イベントグループ情報が統合された旨、統合された後のイベントグループ情報、統合されたイベントグループ情報が有するイベント関連情報等である。なお、かかる場合、通常、送信先決定部14は、イベント統合の処理結果を送信する先の1以上の送信先識別子を取得しており、送信部15は、かかる1以上の送信先識別子で識別される送信先にイベント統合の処理結果を送信する。また、かかる1以上の送信先識別子は、統合されるイベントグループ情報に対応する2以上のイベントの参加者の送信先識別子である。
(ステップS322)解析手段131は、ステップS302で取得した情報種類識別子が削除指示を示す情報であるか否かを判断する。削除指示である場合はステップS323に行き、削除指示でない場合はステップS326に行く。
(ステップS323)削除部19は、ステップS301で受信された情報の中からイベント識別子を取得する。
(ステップS324)削除部19は、ステップS323で取得されたイベント識別子に対応するイベントグループ情報を、イベントグループ情報格納部12から削除する。なお、かかる処理をイベント削除の処理とも言う。
(ステップS325)送信部15は、1以上の送信先識別子で識別される送信先に、イベント削除の処理結果を送信する。ステップS301に戻る。なお、イベント削除の処理結果とは、イベントグループ情報が削除された旨等である。なお、かかる場合、通常、送信先決定部14は、イベント削除の処理結果を送信する先の1以上の送信先識別子を取得しており、送信部15は、かかる1以上の送信先識別子で識別される送信先にイベント削除の処理結果を送信する。また、かかる1以上の送信先識別子は、削除されるイベントグループ情報に対応するイベントの参加者の送信先識別子である。
(ステップS326)解析手段131は、ステップS302で取得した情報種類識別子がアルバム作成指示であるか否かを判断する。アルバム作成指示である場合はステップS327に行き、アルバム作成指示でない場合はステップS330に行く。
(ステップS327)処理部20は、ステップS301で受信された情報の中から1または2以上のイベント識別子を取得する。
(ステップS328)処理部20は、ステップS327で取得した1または2以上のイベント識別子に対応する1以上の写真をイベントグループ情報格納部12から取得し、アルバムを構成する。なお、処理部20は、2以上のイベント識別子に対応する2以上の写真をイベントグループ情報格納部12から取得し、アルバムを構成しても良い。なお、アルバムは1以上の写真を有し、そのデータ構造は問わない。
(ステップS329)送信部15は、1以上の送信先識別子で識別される送信先に、アルバム作成の処理結果を送信する。ステップS301に戻る。なお、アルバム作成の処理結果とは、アルバムが作成された旨、アルバムにアクセスするためのURL、アルバム自体等である。なお、かかる場合、通常、送信先決定部14は、アルバム作成の処理結果を送信する先の1以上の送信先識別子を取得しており、送信部15は、かかる1以上の送信先識別子で識別される送信先にアルバム作成の処理結果を送信する。また、かかる1以上の送信先識別子は、ステップS327で取得されたイベント識別子に対応するイベントの参加者の送信先識別子である。
(ステップS330)生成部16は、イベントグループの生成タイミングであるか否かを判断する。イベントグループの生成タイミングである場合はステップS331に行き、イベントグループの生成タイミングでない場合はステップS339に行く。イベントグループの生成タイミングは、例えば、受信部13がイベント開催情報を受信した場合、イベントの参加募集期間が終了した場合、受信部13がユーザからのイベントグループの生成指示を受信した場合等である。
(ステップS331)生成部16は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS332)生成部16は、i番目のイベント識別子であり、イベントグループ情報が生成されていないイベントのイベント識別子が存在するか否かを判断する。イベント識別子が存在すればステップS333に行き、存在しなければステップS301に戻る。イベントグループ情報が生成されていないイベントのイベント識別子は、例えば、対話関連情報格納部11に存在するイベント識別子であり、イベントグループ情報格納部12に存在しないイベント識別子である。
(ステップS333)生成部16は、i番目のイベント識別子に対応するイベントについて、イベントグループ情報の生成条件に合致するか否かを判断する。生成条件に合致する場合はステップS334に行き、生成条件に合致しない場合はステップS338に行く。なお、イベントグループ情報の生成条件は、例えば、イベントへの参加の募集の終了、受信部13がイベント開催情報を受信したこと等である。
(ステップS334)生成部16は、i番目のイベント識別子に対応するイベントのイベントグループ情報を蓄積するための領域を、イベントグループ情報格納部12に確保する。なお、領域の確保とは、例えば、イベントグループ情報を管理するイベントグループ情報管理表のレコードを生成すること、イベントグループ情報を格納する領域のアロックすること等である。
(ステップS335)生成部16は、i番目のイベント識別子に対応するイベントの参加者を識別する第一識別子、および1以上の第二識別子を取得する。なお、ここでの第一識別子は、受信部13がイベント開催情報と対で受信した第一識別子である。また、ここでの第二識別子は、受信部13が参加情報と対で受信した1以上の第二識別子である。なお、かかる第一識別子および1以上の第二識別子は、例えば、イベント識別子に対応付けて対話関連情報格納部11に格納されている。
(ステップS336)生成部16は、i番目のイベント識別子、ステップS335で取得した第一識別子、および1以上の第二識別子を有するイベントグループ情報を構成する。かかる段階で、イベントグループ情報は、イベント種類識別子やイベント内容情報等の他の情報を有しても良い。
(ステップS337)蓄積部17は、ステップS336で構成されたイベントグループ情報をイベントグループ情報格納部12に蓄積する。
(ステップS338)生成部16は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS332に戻る。
(ステップS339)処理部20は、統計処理のタイミングであるか否かを判断する。統計処理のタイミングである場合はステップS340に行き、統計処理のタイミングでない場合はステップS301に戻る。
(ステップS340)処理部20は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS341)処理部20は、i番目の未処理のユーザ情報がユーザ情報格納部10に存在するか否かを判断する。i番目の未処理のユーザ情報が存在すればステップS342に行き、未処理のユーザ情報が存在しなければステップS301に戻る。
(ステップS342)処理部20は、i番目の未処理のユーザ情報に対応する統計処理を行い、統計処理の結果を蓄積する。統計処理の結果の蓄積先は、例えば、ユーザ情報格納部10である。処理部20は、例えば、i番目の未処理のユーザ情報が有するユーザ識別子と対になる参加情報、不参加情報を対話関連情報格納部11から取得する。そして、処理部20は、i番目の未処理のユーザ識別子で識別されるユーザのイベントへの参加率を更新する。なお、例えば、イベントの参加率は、ユーザ情報格納部10が有するユーザ情報の中に存在し得る、とする。ここで、参加情報、不参加情報と対応付けて、イベント種類情報が存在する場合、処理部20は、ユーザ毎、イベント種類情報毎に、イベントの参加率を算出しても良い。なお、参加率は、参加頻度情報の一例である。つまり、処理部20は、参加率に代えて、参加回数等の他の参加頻度情報を取得しても良い。
(ステップS343)処理部20は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS341に戻る。
なお、図3、図4のフローチャートにおいて、受信部13が受信したイベント開催情報が参加数制限情報を含む場合、処理部20は、当該参加数制限情報が示す参加数の上限に、参加者が届いたことを検知し、イベントへの参加募集の終了を決定する。そして、蓄積部17は、処理部20がイベントへの参加募集の終了を決定した後は、参加情報を蓄積しない。なお、処理部20がイベントへの参加募集の終了を決定した後は、受信部13が参加情報を受信しないこととしても良い。また、処理部20がイベントへの参加募集の終了を決定した後は、第二端末装置3において、参加情報を入力または送信できないようにしても良い。
また、図3、図4のフローチャートにおいて、受信部13がイベントグループ生成指示を受信した場合、処理部20または生成部16は、新しいイベント識別子を生成し、既存のイベントグループ情報が有する2以上の参加者識別子を含む新たなイベントグループ情報を生成する。なお、既存のイベントグループ情報は、イベントグループ生成指示が有するイベント識別子と対になるイベントグループ情報である。
また、図4のフローチャートにおいて、イベントグループの生成タイミング、統計処理を行うタイミングは問わない。
さらに、図3、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS304のイベント開催処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)生成部16は、ユニークなイベント識別子を生成する。例えば、生成部16は、現在日時を取得し、当該現在日時を用いて、ユニークなイベント識別子を生成する。また、生成部16は、最も大きな数値のイベント識別子に、1を加えて、ユニークなイベント識別子を生成しても良い。なお、生成部16のイベント識別子の生成アルゴリズムは問わない。
(ステップS502)生成部16は、ステップS501で生成したイベント識別子、受信されたイベント開催情報、受信された第一識別子を用いて、対話関連情報を構成する。
(ステップS503)蓄積部17は、ステップS502で構成した対話関連情報を対話関連情報格納部11に蓄積する。
(ステップS504)送信先決定部14は、1以上の送信先識別子を取得する。送信先識別子取得処理について、図6のフローチャートを用いて、説明する。
(ステップS505)送信部15は、ステップS504で取得された1以上の送信先識別子が示す1以上の送信先に、受信されたイベント開催情報を送信する。ここで、送信部15は、イベント開催情報と共に、イベント開催情報を送信してきたユーザのユーザ識別子または第一識別子または幹事を示す立場識別子等を送信することは好適である。
なお、図5のフローチャートにおいて、送信先決定部14は、受信部13が受信した情報が有する1以上の送信先識別子を取得しても良い。また、送信先決定部14は、受信部13が受信した情報が有するイベント識別子に対応する幹事の送信先識別子等を取得しても良い。
次に、ステップS504の送信先識別子取得処理について、図6のフローチャートを用いて、説明する。
(ステップS601)送信先決定部14は、幹事の位置情報を取得する。なお、幹事とは、イベント開催情報を送信してきた者である。送信先決定部14は、イベント開催情報と対に受信された第一識別子をバッファに格納しており、当該第一識別子と対に受信された位置情報を取得する。
(ステップS602)送信先決定部14は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS603)送信先決定部14は、ユーザ情報格納部10にi番目の送信先識別子の候補(送信先候補とも言う。)が存在するか否かを判断する。i番目の送信先候補が存在すればステップS604に行き、存在しなければ上位処理にリターンする。なお、送信先候補は、第一識別子と対応付けて、ユーザ情報格納部10で管理されている、とする。また、送信先候補は、幹事が送信してきた情報であり、1以上の第二識別子であっても良い。また、送信先候補は、幹事の第一識別子と対応付けて管理されている1以上の第二識別子であっても良い。さらに、送信先候補は、受信部13が受信したイベント種類識別情報および第一識別子と対になる1以上の第二識別子等であっても良い。
(ステップS604)送信先決定部14は、i番目の送信先候補の位置情報を取得する。なお、送信先候補の位置情報は、動的な現在の位置情報でも良いし、送信先候補の、静的な住所や居所等でも良い。送信先候補の位置情報が動的な現在の位置情報である場合、通常、受信部13は、第二端末装置3から第二識別子と位置情報を、定期的または頻度高く受信している。
(ステップS605)送信先決定部14は、ステップS601で取得した位置情報と、ステップS604で取得した位置情報とが、予め決められた条件を満たすか否かを判断する。予め決められた条件を満たす場合はステップS606に行き、予め決められた条件を満たさない場合はステップS607に行く。なお、予め決められた条件は、閾値以内の距離であること、同一の都道府県内の位置であること等である。
(ステップS606)送信先決定部14は、i番目の送信先識別子を取得し、図示しないバッファに追記する。
(ステップS607)送信先決定部14は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS603に戻る。
なお、図6のフローチャートにおいて、図示しないバッファに格納された1以上の送信先識別子が、情報を送付する送信先の識別子である。
次に、第一端末装置2の動作について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS701)第一端末装置2のユーザから各種の情報や指示等を受け付けたか否かを判断する。情報等を受け付ければステップS702に行き、情報等を受け付けなければステップS711に行く。
(ステップS702)第一送信部22は、第一受付部21が受け付けた情報がイベント開催情報であるか否かを判断する。イベント開催情報であればステップS703に行き、イベント開催情報でなければステップS707に行く。
(ステップS703)第一送信部22は、第一格納部20から第一識別子を取得する。
(ステップS704)第一送信部22は、ステップS701で受け付けられた1以上の第二識別子を取得する。
(ステップS705)第一送信部22は、ステップS703およびステップS704で取得した情報、および受け付けられた情報を用いて、送信する情報を構成する。
(ステップS706)第一送信部22は、ステップS705で構成した情報を、サーバ装置1に送信する。なお、第一送信部22は、サーバ装置1に情報を送信するための情報(例えば、サーバ装置1のIPアドレス等)を予め保持している、とする。
(ステップS707)第一送信部22は、第一格納部20から第一識別子を取得する。
(ステップS708)第一送信部22は、イベント識別子を取得する。なお、イベント識別子は、例えば、メモリ上に存在している。
(ステップS709)第一送信部22は、ステップS707およびステップS708で取得した情報、および受け付けられた情報を用いて、送信する情報を構成する。
(ステップS710)一送信部22は、ステップS709で構成した情報を、サーバ装置1に送信する。
(ステップS711)第一受信部23は、サーバ装置1から情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS712に行き、情報を受信しなければステップS701に戻る。なお、ここで受信した情報は、複数の情報(コメントとユーザ識別子と立場識別子等との組の情報)が存在し得る。
(ステップS712)第一出力部25は、第一受信部23が受信した情報の出力処理を行う。ステップS701に戻る。なお、かかる情報出力処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
なお、図7のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS712の情報出力処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS801)第一出力部25は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS802)第一出力部25は、i番目の情報が存在するか否かを判断する。i番目の情報が存在すればステップS803に行き、i番目の情報が存在しなければ上位処理にリターンする。なお、i番目の情報とは、例えば、コメントとユーザ識別子と立場識別子等との組の情報であり、i番目の組の情報である。
(ステップS803)第一出力部25は、i番目の情報からユーザ識別子等を取得する。ユーザ識別子等とは、ユーザ識別子とコメントと画像等である。
(ステップS804)第一出力部25は、i番目の情報から立場識別子を取得する。
(ステップS805)第一出力部25は、ステップS803で取得した情報を用いて、出力する情報を構成する。
(ステップS806)第一出力部25は、ステップS804で取得した立場識別子で識別される立場(幹事、参加者、不参加者、未定者等)が認識可能なように、ステップS805で構成した情報を出力する。
(ステップS807)第一出力部25は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS802に戻る。
次に、第二端末装置3の動作について、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS901)第二端末装置3のユーザから各種の情報や指示等を受け付けたか否かを判断する。情報等を受け付ければステップS902に行き、情報等を受け付けなければステップS906に行く。
(ステップS902)第二送信部32は、第二格納部30から第二識別子を取得する。
(ステップS903)第二送信部32は、イベント識別子を取得する。なお、イベント識別子は、例えば、メモリ上に存在している。
(ステップS904)第二送信部32は、ステップS902およびステップS903で取得した情報、および受け付けられた情報を用いて、送信する情報を構成する。
(ステップS905)第二送信部32は、ステップS904で構成した情報を、サーバ装置1に送信する。ステップS901に戻る。なお、第二送信部32は、サーバ装置1に情報を送信するための情報(例えば、サーバ装置1のIPアドレス等)を予め保持している、とする。
(ステップS906)第二受信部33は、サーバ装置1から情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS912に行き、情報を受信しなければステップS901に戻る。なお、ここで受信した情報は、複数の情報(コメントとユーザ識別子と立場識別子等との組の情報)が存在し得る。
(ステップS907)第二出力部35は、第二受信部33が受信した情報の出力処理を行う。かかる情報出力処理について、図8のフローチャートにおける処理と同様であるので、説明を省略する。なお、図8のフローチャートにおける主体は、ここでは第二出力部35である。
なお、図9のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における情報システムの具体的な動作について説明する。情報システムの概念図は図1である。
今、サーバ装置1のユーザ情報格納部10は、図10に示す構造を有するユーザ情報管理表を保持している。ユーザ情報管理表は、「ID」「ユーザ情報」を有するレコードを1以上格納している。「ID」は、レコードを識別する情報である。「ユーザ情報」は「ユーザ識別子」「送信先識別子」「ユーザ静的属性」「ユーザ動的属性」「候補者グループ識別子」「参加者候補識別子」を有する。「ユーザ静的属性」は「名前」「性別」「年齢」「職業」「住所」等を有する。また、「ユーザ動的属性」は「位置情報」「イベント参加情報」等を有する。また、「候補者グループ識別子」は、イベント開催情報を送信するグループである候補者グループを識別する情報である。「候補者グループ識別子」は、NULL「−」であっても良い。「候補者グループ識別子」がNULL「−」である場合、対応するユーザが送信したイベント開催情報は、例えば、常に一のグループのメンバーに送信されることとなる。また、「参加者候補識別子」は、参加候補者として、イベント開催情報が送信されるべき者の識別子である。なお、図7において、ユーザ識別子「001」のユーザが、イベント種類「飲み」のイベントを開催するイベント開催情報を送信した場合、イベント種類識別子「飲み」と対になるユーザ識別子「002,003,・・・」のユーザに、イベント開催情報が送信される。また、図7において、「参加者候補識別子」の情報が存在するが、受信された情報が1以上の送信先識別子を有する場合、当該1以上の送信先識別子を、情報を送信する先としても良いことは言うまでもない。
また、図7において、「送信先識別子」は電話番号であるが、メールアドレスやIPアドレス等の他の情報でも良い。
また、「イベント参加情報」には、ユーザのイベントに対する参加の状況を示す情報が格納される。「イベント参加情報」は、上述した参加頻度情報を算出するための元になる情報である。ただし、「イベント参加情報」は、参加頻度情報そのものであっても良い。
ここで、「イベント参加情報」は、図11のイベント参加情報管理表に、別途、示す。図11のイベント参加情報管理表は、「ID」「ユーザ識別子」「イベント参加情報」を有するレコードを1以上、格納し得る。「イベント識別子」はイベントの識別子である。また、「イベント参加情報」は、「イベント識別子」「イベント種類識別子」「幹事識別子」「時間情報」「環境情報」「参加フラグ」を有する。図11において、「イベント種類識別子」は、ここでは、飲み会が「1」、フットサルが「2」、ゴルフが「3」、カラオケが「4」、釣りが「5」等である。「時間情報」は、イベントの開始時刻に関する情報であり、「日時」「曜日」を有する。属性「時間情報」に格納される情報は、通常、イベント開催情報が有する。また、「日時」は、イベントの開始日時であり、「曜日」はイベントの開始日の曜日である。属性「日時」や「曜日」も、通常、イベント開催情報が有する。また、「環境情報」は、イベントの開始時の環境に関する情報であり、「天気」「気温」を有する。なお、例えば、「天気」「気温」は、「日時」の属性値を用いて、外部のサーバ装置から取得された情報である。また、「参加フラグ」は、イベントに参加か不参加か未定かを示す情報である。ここでは、参加の場合は「参加フラグ=1」であり、不参加の場合は「参加フラグ=2」であり、未定の場合は「参加フラグ=0」である、とする。 また、対話関連情報格納部11は、図12に示す構造の対話関連情報管理表を保持している。対話関連情報管理表は、「ID」「対話関連情報」を有するレコードを1以上格納している。「対話関連情報」は、「イベント識別子」「ユーザ識別子」「対話情報」「情報種類識別子」を有する。「ユーザ識別子」は、対話情報を送信したユーザの識別子である。「対話情報」は対話情報であり、イベント開催情報、参加情報、不参加情報等であり、通常、イベント参加募集の期間中に行われた対話の情報である。「情報種類識別子」は対話情報の種類を識別する情報であり、ここでは、イベント開催情報「1」、参加情報「2」、不参加情報「3」、その他「4」があり得る。
また、イベントグループ情報格納部12は、図13に示す構造のイベントグループ情報管理表を保持している。イベントグループ情報管理表は、「ID」「イベントグループ情報」を有するレコードを1以上格納している。「イベントグループ情報」は「イベント識別子」「幹事識別子」「参加者識別子」「不参加者識別子」「イベント種類識別子」「イベント内容情報」「イベント関連情報」を有する。「イベント識別子」は、イベントを識別する情報であり、ここでは、生成部16が生成したユニークな情報である。「幹事識別子」は、イベントの幹事を識別する情報であり、イベント開催情報を送信したユーザの識別子(上述した第一識別子)である。「参加者識別子」は、イベントに参加表明をしたユーザの識別子であり、参加情報を送信したユーザの識別子(上述した第二識別子)である。「不参加者識別子」は、イベントに不参加の表明をしたユーザの識別子であり、不参加情報を送信したユーザの識別子(上述した第二識別子)である。
かかる状況において、以下の5つの具体例について説明する。
(具体例1)
具体例1において、幹事であるユーザ識別子「001」のユーザが、飲み会のイベントの開催を提案し、イベントグループ情報が生成される場合である。
まず、ユーザ識別子「001」のユーザが、第一端末装置2の画面に、イベント開催情報「今から飲みにいける人いない?」(後述する図15の1501)を入力した、とする。また、本ユーザは、一の画像(後述する図15の1502に示す画像)も入力した、とする。また、本ユーザは、イベント開催情報を送信するユーザを特定する第二識別子(ここでは、「002」「003」「005」「007」「008」を入力した、とする。なお、第二識別子を入力する手段は問わない。例えば、図14に示す連絡帳から選択することにより、1以上のユーザを特定し、当該1以上の各ユーザに対応する第二識別子が受け付けられても良い。なお、各ユーザの連絡帳は、第一端末装置2の第一格納部20、または第二端末装置3の第二格納部30に格納されている。なお、連絡帳には、1以上の参加候補者情報が格納されている、とする。参加候補者情報は、ここでは、例えば、第二識別子(ユーザ識別子)、送信先識別子、ユーザの写真、名前、Join率、1以上のグループ属性を有する。グループ属性とは、参加候補者情報をグループ分けするための情報であり、図14では、「飲み」「女友だち」「フットサル」「ゴルフ」「会社」である。一の参加候補者情報が複数のグループ属性を有しても良い。また、Join率とは、イベントへの参加率を示し、参加頻度情報の一種である。
次に、本ユーザは、イベント開催情報と画像の送信指示を、第一端末装置2に入力した、とする。なお、送信指示の入力は、画面上の「送信」ボタンの押下である。
次に、第一端末装置2の第一受付部21は、ユーザ識別子「001」のユーザ(関山さん)から、イベント開催情報「今から飲みにいける人いない?」、第二識別子「002」「003」「005」「007」「008」および画像(1502)を受け付ける。また、第一受付部21は、送信指示を受け付ける。次に、第一送信部22は、第一端末装置2に格納されているユーザ識別子「001」を読み出す。なお、ユーザ識別子「001」は第一識別子である。次に、第一送信部22は、第一受付部21が受け付けたイベント開催情報(1501)と5つの第二識別子と画像(1502)と第一識別子「001」とを、サーバ装置1に送信する。
次に、サーバ装置1の受信部13は、イベント開催情報(1501)と5つの第二識別子と画像(1502)と第一識別子「001」とを受信する。
次に、解析手段131は、受信された情報が予め決められた指示ではなく、かつイベント識別子を有さないので、イベント開催情報を受信したと判断し、イベント開催情報を示す情報種類識別子「1」を取得する。
次に、生成部16等は、イベント開催処理を行う。つまり、生成部16は、ユニークなイベント識別子「A001」を生成する。
次に、生成部16は、生成したイベント識別子「A001」、受信されたイベント開催情報「今から飲みにいける人いない?」、受信された第一識別子「001」、取得された情報種類識別子「1」を用いて、対話関連情報を構成する。
また、生成部16は、イベント識別子「A001」、幹事識別子「001」を有するイベントグループ情報を生成する。なお、ここでのイベントグループ情報は、例えば、イベント識別子と幹事識別子のみ有する。
次に、蓄積部17は、構成した対話関連情報を図12の対話関連情報管理表に蓄積する。なお、ここで蓄積された対話関連情報は、図12の「ID=1」のレコードである。
また、蓄積部17は、イベントグループ情報を、図13のイベントグループ情報管理表に蓄積する。なお、ここで蓄積されたイベントグループ情報は、図13の「ID=1」のレコードの一部の情報である。
次に、送信先決定部14は、受信された第二識別子「002」「003」「005」「007」「008」を取得する。そして、送信先決定部14は、5つの各第二識別子に対応する送信先識別子「080−5432−1234,090−9876−5432,・・・・」を、図10のユーザ情報管理表から取得する。
また、送信部15は、ユーザ識別子「001」と対になるユーザ属性値(例えば、名前「関山」)を取得する。
次に、送信部15は、取得された各送信先識別子「080−5432−1234,090−9876−5432,・・・・」が示す5つの送信先に、受信されたイベント開催情報「今から飲みにいける人いない?」と名前「関山」と写真とイベント識別子「A001」と立場識別子「幹事(例えば、値「1」)」を送信する。なお、立場識別子は、「幹事」以外に、「参加者(例えば、値「2」)」、「不参加者(例えば、値「3」)」、「未定者(例えば、値「4」)」を有し得る、とする。また、送信部15は、受信された情報がイベント開催情報であることから、ユーザ識別子「001」で識別されるユーザの立場識別子は「幹事」である、と決定する。
次に、第二端末装置3の第二受信部33は、サーバ装置1からイベント開催情報「今から飲みにいける人いない?」と名前「関山」と写真とイベント識別子「A001」と立場識別子「幹事」とを受信する。
そして、第二出力部35は、イベント開催情報「今から飲みにいける人いない?」と名前「関山」と写真等を出力する。ここで、第二出力部35は、立場識別子「幹事」が視覚的に認識可能なように、写真を矩形の画面の左側の辺の周辺に配置する(図15の1504参照)。また、第二出力部35は、イベント開催情報「今から飲みにいける人いない?」と名前「関山」を、写真(1504)の近辺に出力する。
つまり、本具体例において、幹事が入力した情報は画面の左側に配置され、他の者(例えば、参加者または不参加者または未定者)が入力した情報は画面の右側に配置される。そして、本具体例において、幹事を識別するユーザ識別子を矩形の画面の一の辺の周辺に配置し、他のユーザのユーザ識別子を矩形の画面の一の辺とは反対側の辺の周辺に配置することにより、幹事が入力した情報と、他のユーザが入力した情報とを視覚的に区別して出力するようにする。
次に、ユーザ識別子「008」で識別されるユーザ(名前「鳴島」)が、自分の第二端末装置3に出力されたイベント開催情報「今から飲みにいける人いない?」と名前「関山」等を見て、「20:00ぐらいなら行けますよ〜!」と画像(後述する図16の1602)とを入力する。また、本ユーザは、Joinボタン(図16の1603)を押下し、さらに「送信」ボタンを押下した、とする。
次に、ユーザ識別子「008」で識別されるユーザの第二端末装置3の第二受付部31は、文字列「20:00ぐらいなら行けますよ〜!」と画像(1602)と「Join」ボタンの押下と「送信」ボタンの押下とを受け付ける。
次に、第二送信部32は、ユーザ識別子「008」を読み出す。また、第二送信部32は、イベント識別子「A001」を取得する。そして、第二送信部32は、参加の旨を示すフラグと文字列「20:00ぐらいなら行けますよ〜!」を有する参加情報、画像(1602)、ユーザ識別子「008」、およびイベント識別子「A001」をサーバ装置1に送信する。
次に、サーバ装置1の受信部13は、参加の旨を示すフラグと文字列「20:00ぐらいなら行けますよ〜!」を有する参加情報、画像(1602)、ユーザ識別子「008」、およびイベント識別子「A001」を受信する。
次に、解析手段131は、参加の旨を示すフラグから、情報種類識別子「参加情報(値は「2」)」を取得する。
次に、蓄積部17は、受信された情報の中からイベント識別子「A001」とユーザ識別子「008」と参加情報「20:00ぐらいなら行けますよ〜!」とを取得し、かつ情報種類識別子「2」を取得する。
次に、蓄積部17は、取得したイベント識別子「A001」に対応付けて、ユーザ識別子「008」、参加情報「20:00ぐらいなら行けますよ〜!」、情報種類識別子「2」等を対話関連情報管理表に蓄積する。なお、かかる参加情報は、図12の対話関連情報管理表の「ID=2」のレコードである。
また、ここで、蓄積部17は、イベント識別子「A001」に対応付けて、ユーザ識別子「008」を参加者識別子として、図13のイベントグループ管理表に蓄積しても良い(図13の「ID=1」のレコード参照)。
次に、送信先決定部14は、参加情報を送信する先の1以上の送信先識別子を取得する。なお、ここで、送信先決定部14は、幹事であるユーザ識別子「001」の送信先識別子のみを取得しても良いし、幹事であるユーザ識別子「001」の送信先識別子とすべての参加者候補識別子「002,003,・・・・」に対応する送信先識別子「080−5432−1234,090−9876−5432,・・・・」を取得しても良い。なお、ここでは、送信先決定部14は、幹事であるユーザ識別子「001」の送信先識別子とすべての参加者候補識別子「002,003,・・・・」の送信先識別子のみを取得した、とする。
次に、送信部15は、ユーザ識別子「008」で識別されるユーザの名前「鳴島」、およびイベント識別子「A001」を、図10のユーザ情報管理表から取得する。また、送信部15は、イベントグループ情報の参加者識別子「008」を用いて、ユーザ識別子「008」で識別されるユーザの立場識別子「参加者(値「2」)」を取得する。また、送信部15は、ユーザ識別子「001」の送信先識別子、および参加者候補識別子「002,003,・・・・」で識別される送信先識別子を取得する。なお、ここで、送信部15は、情報を入力した参加者識別子「008」を、送信する先から除いても良い。
そして、送信部15は、取得した送信先識別子「090−1234−5678」等で識別される送信先に、参加情報「20:00ぐらいなら行けますよ〜!」と画像(1602)とユーザの名前「鳴島」と立場識別子「参加者(値「2」)」とイベント識別子「A001」等を送信する。
次に、例えば、ユーザ識別子「002」の第二端末装置3の第二受信部33がサーバ装置1から参加情報「20:00ぐらいなら行けますよ〜!」と画像(1602)とユーザの名前「鳴島」と立場識別子「参加者(値「2」)」とイベント識別子「A001」等を受信する。なお、ユーザ識別子「002」の第二端末装置3は、幹事の「関山」さんからのイベント開催情報を、既に受信し、出力している、とする。かかる出力態様は、例えば、図15である。
次に、第一出力部25は、立場識別子「参加者(値「2」)」が視覚的に認識可能なように、参加情報「20:00ぐらいなら行けますよ〜!」(図16の1601)とユーザの名前「鳴島」と画像(1602)とを出力する(図16参照)。なお、ここで、上述したように、幹事が入力した情報は画面の左側に配置され、他の者(例えば、参加者または不参加者または未定者)が入力した情報は画面の右側に配置される。なお、現時点は、参加者募集期間情報が示すイベント参加募集期間である。
次に、第一端末装置2の第一受信部23がサーバ装置1から参加情報「20:00ぐらいなら行けますよ〜!」と画像(1602)とユーザの名前「鳴島」と立場識別子「参加者(値「2」)」とイベント識別子「A001」等を受信する。
次に、第一出力部25は、参加情報「20:00ぐらいなら行けますよ〜!」(図16の1601)とユーザの名前「鳴島」と画像(1602)を出力する(図16参照)。
次に、ユーザ識別子「002」の「岡崎」さんが、自分の第二端末装置3に、「今日は、忙しくて無理です!」と、不参加の旨を示すフラグとを入力し、「送信」ボタンを押下した、とする。なお、不参加の旨を示すフラグの入力は、例えば、「不参加」ボタン等のボタンの押下により実現されても良い。
次に、「岡崎」さんの第二端末装置3の第二受付部31は、文字列「今日は、忙しくて無理です!」と不参加の旨を示すフラグと「送信」ボタンの押下とを受け付ける。
次に、第二送信部32は、ユーザ識別子「002」を読み出す。また、第二送信部32は、イベント識別子「A001」を取得する。そして、第二送信部32は、不参加の旨を示すフラグと文字列「今日は、忙しくて無理です!」を有する参加情報、ユーザ識別子「002」、およびイベント識別子「A001」をサーバ装置1に送信する。
次に、サーバ装置1の受信部13は、不参加の旨を示すフラグ、文字列「今日は、忙しくて無理です!」を有する参加情報、ユーザ識別子「002」、およびイベント識別子「A001」を受信する。
次に、解析手段131は、不参加の旨を示すフラグから、情報種類識別子「不参加情報(値は「3」)」を取得する。
次に、蓄積部17は、受信された情報の中からイベント識別子「A001」とユーザ識別子「002」と参加情報「今日は、忙しくて無理です!」を取得し、かつ情報種類識別子「3」を取得する。
次に、蓄積部17は、取得したイベント識別子「A001」に対応付けて、ユーザ識別子「002」、参加情報「今日は、忙しくて無理です!」、情報種類識別子「3」等を対話関連情報管理表に蓄積する。なお、かかる参加情報は、図12の対話関連情報管理表の「ID=3」のレコードである。
また、ここで、蓄積部17は、イベント識別子「A001」に対応付けて、ユーザ識別子「002」を不参加者識別子として、図13のイベントグループ管理表に蓄積しても良い(図13の「ID=1」のレコード参照)。
次に、送信先決定部14は、不参加情報を送信する先の1以上の送信先識別子を取得する。なお、ここで、送信先決定部14は、幹事であるユーザ識別子「001」の送信先識別子のみを取得しても良いし、幹事であるユーザ識別子「001」の送信先識別子とすべての参加者候補識別子「002,003,・・・・」に対応する送信先識別子「080−5432−1234,090−9876−5432,・・・・」を取得しても良い。なお、ここでは、送信先決定部14は、幹事であるユーザ識別子「001」の送信先識別子とすべての参加者候補識別子「002,003,・・・・」の送信先識別子のみを取得した、とする。
次に、送信部15は、ユーザ識別子「002」で識別されるユーザの名前「岡崎」、およびイベント識別子「A001」を、図10のユーザ情報管理表から取得する。また、送信部15は、イベントグループ情報の不参加者識別子「002」を用いて、ユーザ識別子「002」で識別されるユーザの立場識別子「不参加者(値「3」)」を取得する。また、送信部15は、ユーザ識別子「001」の送信先識別子、および参加者候補識別子「002,003,・・・・」で識別される送信先識別子を取得する。なお、ここで、送信部15は、情報を入力した不参加者識別子「002」を、送信する先から除いても良い。
そして、送信部15は、取得した送信先識別子「090−1234−5678」等で識別される送信先に、不参加情報「今日は、忙しくて無理です!」とユーザの名前「岡崎」と立場識別子「不参加者(値「3」)」とイベント識別子「A001」等を送信する。
次に、例えば、ユーザ識別子「003」の第二端末装置3の第二受信部33がサーバ装置1から不参加情報「今日は、忙しくて無理です!」とユーザの名前「岡崎」と立場識別子「不参加者(値「3」)」とイベント識別子「A001」等を受信する。なお、ユーザ識別子「003」の第二端末装置3は、幹事の「関山」さんからのイベント開催情報、参加者「鳴島」さんからの参加情報を、既に受信し、出力している、とする。
次に、第二出力部35は、立場識別子「不参加者(値「3」)」が視覚的に認識可能なように、不参加情報「今日は、忙しくて無理です!」(図17の1701)とユーザの名前「岡崎」とを出力する(図17参照)。なお、ここで、上述したように、幹事が入力した情報は画面の左側に配置され、他の者(例えば、参加者または不参加者または未定者)が入力した情報は画面の右側に配置される。また、第二出力部35は、幹事と他の者だけではなく、参加者と不参加者をも視覚的に区別可能なように、参加者の写真の周りは輝度を高くする、または写真の周りを装飾する等の処理を行う。一方、第二出力部35は、不参加者の写真の周りの輝度は通常の輝度値である、または写真の周りは装飾等しない。
なお、参加者と不参加者とを視覚的に区別可能なようにする表示態様は問わない。また、現時点は、参加者募集期間情報が示すイベント参加募集期間である。さらに、幹事をはじめ、複数ユーザ間の2以上の対話情報を出力する画面において、第二出力部35または第一出力部25は、対話情報を入力したユーザの立場識別子に応じて、立場が視覚的に識別可能なように、当該対話情報を出力することは好適である。第二出力部35または第一出力部25は、図18の1801に示すように、参加者と不参加者とを、視覚的に識別可能なように出力することは好適である。なお、1801は、参加者の情報(ここでは、写真)である。1801には、幹事の情報は含まれていないが、幹事の情報が含まれても良い。また、1802は、参加者数を示す情報である。1802は、現時点の参加者が2名であることを示す。 次に、イベント識別子「A001」のイベントの第一の参加者は、例えば、当該イベントの画面を端末装置に出力している際に、撮影した写真「写真1.jpg」をサーバ装置1に送信した、とする。そして、サーバ装置1の受信部13は、写真「写真1.jpg」とイベント識別子「A001」とを受信する。そして、蓄積部17は、受信された情報の中からイベント識別子「A001」を取得する。次に、蓄積部17は、取得したイベント識別子「A001」に対応付けて、写真「写真1.jpg」のファイル名をイベントグループ情報格納部12に蓄積する。また、蓄積部17は、写真「写真1.jpg」の実体をイベントグループ情報格納部12に蓄積する。なお、写真「写真1.jpg」は、イベント関連情報の一種である。
また、第二の参加者は、例えば、撮影した写真「写真2.jpg」とイベント識別子「A001」とをサーバ装置1に送信した、とする。そして、サーバ装置1の受信部13は、写真「写真2.jpg」とイベント識別子「A001」とを受信する。そして、蓄積部17は、受信された情報の中からイベント識別子「A001」を取得する。次に、蓄積部17は、取得したイベント識別子「A001」に対応付けて、写真「写真2.jpg」のファイル名をイベントグループ情報格納部12に蓄積する。また、蓄積部17は、写真「写真2.jpg」の実体をイベントグループ情報格納部12に蓄積する。
さらに、第三の参加者は、例えば、イベントに対するコメント「楽しかったねえ。・・・」とイベント識別子「A001」とをサーバ装置1に送信した、とする。そして、サーバ装置1の受信部13は、コメント「楽しかったねえ。・・・」とイベント識別子「A001」とを受信する。そして、蓄積部17は、受信された情報の中からイベント識別子「A001」を取得する。次に、蓄積部17は、取得したイベント識別子「A001」に対応付けて、コメント「楽しかったねえ。・・・」のファイル名「コメント1.txt」をイベントグループ情報格納部12に蓄積する。また、蓄積部17は、ファイル「コメント1.txt」の実体(コメント「楽しかったねえ。・・・」)をイベントグループ情報格納部12に蓄積する。なお、コメント「コメント1.txt」は、イベント関連情報の一種である。
以上の処理により、図13の「ID=1」の属性「イベント関連情報」に、「写真1.jpg」「写真2.jpg」「コメント1.txt」が蓄積される。なお、イベントグループ情報格納部12は、別途、ファイル「写真1.jpg」「写真2.jpg」「コメント1.txt」の実体を保持することとなる。
なお、具体例1において、第二端末装置3のユーザが参加を示す旨のフラグを入力し(「Join」ボタンを押下し)、第二端末装置3からサーバ装置1に参加情報が送信されても良いし、解析手段131が受信された情報を解析することにより、参加情報であることを決定しても良い。
(具体例2)
具体例2において、イベント開催情報が参加数制限情報を有する場合について説明する。また、具体例2において、Join率を算出し、出力する処理について説明する。さらに、具体例2において、第一端末装置2の幹事が参加者候補を選択する場合について説明する。
ここで、第一端末装置2の図示しない第一格納部には、図14に示すような1以上の参加候補者の情報を有する連絡帳が格納されている、とする。参加候補者情報は、ここでは、第二識別子(ユーザ識別子)、送信先識別子、ユーザの写真、名前、Join率、1以上のグループ属性を有する。グループ属性とは、参加候補者情報をグループ分けするための情報であり、図13では、「飲み」「女友だち」「フットサル」「ゴルフ」「会社」である。一の参加候補者情報が複数のグループ属性を有しても良い。
なお、Join率とは、参加頻度情報の一種であり、お誘いを受けた場合に参加情報を送信した率(つまり、イベントへの参加率)である。Join率は、サーバ装置1の処理部20が取得した情報である。処理部20は、ユーザ情報格納部10の情報、または受信部13が受信した情報、またはイベントグループ情報格納部12の情報を統計処理し、各ユーザのJoin率を算出する。
ここでは、処理部20は、図11のイベント参加情報管理表(ユーザ情報の一部)を用いて、各ユーザのJoin率、幹事毎のJoin率、イベント種類識別子毎のJoin率、幹事毎およびイベント種類識別子毎のJoin率を取得する、とする。
具体的には、処理部20は、ユーザ毎に、イベント参加情報管理表から参加フラグ「1」の数(イベントに参加した回数)と、参加フラグ「2」の数(不参加の回数)を取得する。そして、処理部20は、ユーザ毎に、「Join率=イベントに参加した回数/(イベントに参加した回数+不参加の回数)」を算出する。
また、処理部20は、ユーザ毎および幹事毎に、イベント参加情報管理表から参加フラグ「1」の数(イベントに参加した回数)と、参加フラグ「2」の数(不参加の回数)を取得する。そして、処理部20は、ユーザ毎および幹事毎に、「Join率=イベントに参加した回数/(イベントに参加した回数+不参加の回数)」を算出する。
また、処理部20は、ユーザ毎およびイベント種類識別子毎に、イベント参加情報管理表から参加フラグ「1」の数(イベントに参加した回数)と、参加フラグ「2」の数(不参加の回数)を取得する。そして、処理部20は、ユーザ毎およびイベント種類識別子毎に、「Join率=イベントに参加した回数/(イベントに参加した回数+不参加の回数)」を算出する。
さらに、処理部20は、ユーザ毎および幹事毎およびイベント種類識別子毎に、イベント参加情報管理表から参加フラグ「1」の数(イベントに参加した回数)と、参加フラグ「2」の数(不参加の回数)を取得する。そして、処理部20は、ユーザ毎および幹事毎およびイベント種類識別子毎に、「Join率=イベントに参加した回数/(イベントに参加した回数+不参加の回数)」を算出する。
そして、送信部15は、各ユーザの各種のJoin率を、第一端末装置2または第二端末装置3に送信する。なお、join率は、予め決められたタイミング、または端末装置からの指示等に応じて、端末装置に送信されることは好適である。
今、ユーザ識別子「008」のユーザが、第一端末装置2に対して、「仕事が終わってからカラオケ行きたいな・・・」を入力した、とする。また、本ユーザが、図14に示す連絡帳を第一格納部20から呼び出し、第一端末装置2に表示させた、とする。次に、本ユーザが、図14に示す連絡帳から10名の参加候補者を選択した、とする。また、本ユーザが、「5」の参加数制限情報を入力した、とする。そして、本ユーザが、「送信」ボタンを押下した、とする。なお、図14の連絡帳の画面には、各ユーザのJoin率が表示されているが、かかるJoin率は、連絡帳の出力のタイミングで、端末装置からサーバ装置1に、Join率の送信指示を送信しても良いし、予め連絡帳が各ユーザのJoin率を保持していても良い。
次に、第一端末装置2の第一受付部21は、文字列「仕事が終わってからカラオケ行きたいな・・・」、10名の参加候補者の情報、参加数制限情報「5」、および送信指示を受け付ける。参加候補者の情報は、連絡帳に格納されている情報であり、例えば、参加候補者の第二識別子である。
次に、第一送信部22は、第一端末装置2のユーザ識別子である第一識別子「008」を、第一端末装置2から読み出す。また、第一端末装置2は、図示しない位置情報取得手段(例えば、GPS受信機)により、現在の位置情報を取得する。そして、第一送信部22は、文字列「仕事が終わってからカラオケ行きたいな・・・」、10名の参加候補者の情報、参加数制限情報「5」、第一識別子「008」、および位置情報をサーバ装置1に送信する。
次に、サーバ装置1の受信部13は、文字列「仕事が終わってからカラオケ行きたいな・・・」、10名の参加候補者の情報、参加数制限情報「5」、第一識別子「008」、および位置情報を受信する。そして、解析手段131は、受信された情報がイベント識別子を有さないことから、情報種類識別子「1」を取得する。なお、情報種類識別子「1」は、イベント開催情報を示す。
次に、生成部16等は、以下のようなイベント開催処理を行う。つまり、生成部16は、ユニークなイベント識別子「A002」を生成する。次に、生成部16は、生成したイベント識別子「A002」、受信されたイベント開催情報「仕事が終わってからカラオケ行きたいな・・・」、受信された第一識別子「008」、情報種類識別子「1」、日時「12月6日 13:00」、曜日「木」、天気「曇り」、気温「9℃」を用いて、対話関連情報を構成する。なお、日時「12月6日 13:00」、曜日「木」、天気「曇り」、気温「9℃」は、図示しない時計、外部の装置から取得された、とする。日時と曜日は、イベント開催情報が受信された日時と曜日である。天気と気温は、第一端末装置2の位置情報を用いて、外部の装置から取得された情報である。
次に、蓄積部17は、構成された対話関連情報を対話関連情報管理表に蓄積する。なお、蓄積された対話関連情報は、図12の「ID=25」のレコードである。
次に、送信先決定部14は、受信部13が受信した10の第一識別子に対応する送信先識別子を取得する。なお、例えば、送信先決定部14は、受信部13が受信した10の各第一識別子と対になる送信先識別子を、図10のユーザ情報管理表から取得する。
次に、送信部15は、取得された10の送信先識別子が示す1以上の送信先に、受信されたイベント開催情報「仕事が終わってからカラオケ行きたいな・・・」、イベント開催情報を送信したユーザの名前「鳴島」、イベント識別子「A002」等を送信する。
そして、第二端末装置3の第二受信部33は、イベント開催情報「仕事が終わってからカラオケ行きたいな・・・」、名前「鳴島」、イベント識別子「A002」等を受信する。そして、第二出力部35は、第二受信部33が受信したイベント開催情報「仕事が終わってからカラオケ行きたいな・・・」、名前「鳴島」を出力する。
以上により、10のユーザがイベント開催情報「仕事が終わってからカラオケ行きたいな・・・」、名前「鳴島」を見ることとなる。
そして、一の第二端末装置3のユーザが「Join」ボタン(図16の1603)を押下した、とする。すると、第二受付部31は、参加情報を受け付ける。そして、第二送信部32は、参加情報、イベント識別子「A002」、および第二識別子を用いて送信する情報を構成する。そして、第二送信部32は、参加情報を含む情報をサーバ装置1に送信する。
次に、サーバ装置1の受信部13は、参加情報を含む情報を受信する。次に、蓄積部17は、イベント識別子「A002」に対応付けて、参加情報(例えば、「行きましょう。」という文字列)を対話関連情報格納部11に蓄積する。また、蓄積部17は、参加情報を送信した第二識別子(ユーザ識別子)を、イベント識別子「A002」のイベントグループ情報に書き込む。ここで、図13のイベントグループ情報管理表の「ID=2」のレコードの属性「参加者識別子」に一の第二識別子が書き込まれる。なお、また、蓄積部17は、図示しないバッファに、イベント識別子「A002」に対応付けて、参加情報の数「1」を格納しても良い。
次に、送信先決定部14は、参加情報を送信する先の送信先識別子(ここでは幹事の送信先識別子)を取得する。次に、送信部15は、幹事の送信先識別子で識別される送信先に、参加情報の処理結果(例えば、一のユーザから参加情報の送信があった旨の情報)を送信する。
また、さらに4名の参加候補者から、参加情報を含む情報が、サーバ装置1に送信された、とする。そして、サーバ装置1等は、上述した処理を行い、図13のイベントグループ情報管理表の「ID=2」のレコードの属性「参加者識別子」の第二識別子の数が「5」になった、とする。なお、ここで、図示しないバッファの参加情報の数が「5」になっても良い。
次に、処理部20は、参加数制限情報「5」と、属性「参加者識別子」の第二識別子の数「5」とが等しいことを検知し、イベントへの参加募集の終了を決定する。
そして、蓄積部17は、イベント識別子「A002」のイベントグループ情報に対応付けて、イベントへの参加募集の終了のフラグを蓄積する。なお、イベントへの参加募集の終了のフラグは、例えば、図13のイベントグループ情報の中の一の情報として蓄積される。
そして、例えば、一のユーザが、自分が参加候補者となったイベントのイベント開催情報の取得指示を、自分の第二端末装置3に入力した、とする。すると、第二端末装置3を構成する第二受付部31は、イベント開催情報の取得指示を受け付ける。次に、第二送信部32は、第二識別子とイベント開催情報の取得指示とをサーバ装置1に送信する。
次に、サーバ装置1の受信部13は、第二識別子とイベント開催情報の取得指示とを受信する。そして、処理部20は、イベント開催情報の取得指示に応じて、受信された第二識別子が参加者識別子の中に含まれる1以上のイベント識別子、およびイベントへの参加募集の終了のフラグを対応付けて、イベントグループ情報管理表から取得する。そして、処理部20は、取得した1以上のイベント識別子に対応する対話情報であり、情報種類識別子「1」と対になる対話情報(イベント開催情報)を、図12の対話関連情報管理表から取得する。次に、送信部15は、処理部20が取得した情報を、取得指示を送信してきた第二端末装置3に送信する。
次に、第二端末装置3の第二受信部33は、1以上のイベント識別子、イベントへの参加募集の終了のフラグ、およびイベント開催情報を受信する。そして、第二出力部35は、第二受信部33が受信した情報を出力する。ここで、第二出力部35の出力例を図19に示す。なお、図19において、イベントへの参加募集の終了のフラグは、「Close」のアイコン(1901)に示されている。また、「+1」「+2」「+3」のアイコンは、第二端末装置3のユーザが読んでいない対話情報(参加情報や不参加情報等)やコメント等の数を示す。つまり、「+1」のアイコン(1902)は、第二端末装置3のユーザが読んでいない対話情報等の数が「1」であることを示す。なお、イベントへの参加募集が終了したイベントに関して、図20の2001に示すように、イベントのメッセージをグレイアウトして、イベントへの参加募集中のメッセージの表示とは異なる態様でメッセージを表示しても良い。
(具体例3)
具体例3において、第一端末装置2の幹事が居る位置情報を用いて、参加者候補を自動選択する場合について説明する。
今、サーバ装置1の受信部13は、多数の端末装置から、位置情報とユーザ識別子(第一識別子または第二識別子)とを受信している、とする。
そして、一のユーザが第一端末装置2にイベント開催情報「東京に来てるんだけど、誰か飲みに行かない?」を入力し、「送信」ボタンを押下した、とする。
次に、第一端末装置2の第一受付部21は、イベント開催情報を受け付ける。次に、第一送信部22は、予め格納されている第一識別子を読み出す。次に、第一端末装置2の図示しない位置情報取得手段は位置情報(x1,y1)を取得する。そして、第一送信部22は、イベント開催情報「東京に来てるんだけど、誰か飲みに行かない?」、第一識別子、および位置情報(x1,y1)をサーバ装置1に送信する。
次に、サーバ装置1の受信部13は、イベント開催情報「東京に来てるんだけど、誰か飲みに行かない?」、第一識別子、および位置情報(x1,y1)を受信する。
次に、解析手段131は、受信された情報を解析し、イベント識別子を有さないので、イベント開催情報(情報種類識別子が「1」)である、と判断する。
次に、生成部16は、ユニークなイベント識別子を生成する。また、生成部16は、生成したイベント識別子、受信されたイベント開催情報、受信された第一識別子等を用いて、対話関連情報を構成する。次に、蓄積部17は、構成した対話関連情報を対話関連情報管理表に蓄積する。
次に、送信先決定部14は、幹事の位置情報(x1,y1)を取得する。次に、送信先決定部14は、幹事の第一識別子と対になる1以上の参加候補者識別子を図10のユーザ情報管理表から取得する。そして、送信先決定部14は、取得した1以上の各参加候補者識別子と対になる位置情報であり、受信部13が受信した位置情報を取得する。そして、送信先決定部14は、幹事の位置情報(x1,y1)と予め決められた条件を満たすほど近い位置を示す位置情報と対になる1以上の参加候補者識別子を取得する。次に、送信先決定部14は、取得した1以上の各参加候補者識別子と対になる1以上の送信先識別子をユーザ情報管理表から取得する。
次に、送信部15は、取得された1以上の送信先識別子が示す1以上の送信先に、受信されたイベント開催情報「東京に来てるんだけど、誰か飲みに行かない?」等を送信する。
以後の処理は、具体例1等で説明した処理と同様である。
(具体例4)
具体例4において、イベントグループ情報が統合される場合について説明する。ここで、イベントグループ情報は、統合するイベント識別子を有する、とする。ここで、統合とは、複数のイベントグループ情報が有するイベント関連情報がシームレスに扱われることである、とする。シームレスに扱われることは、一緒に端末装置にダウンロードされること、同時に削除され得ること等である。
ここで、一のユーザが第一端末装置2に、イベント識別子「A001」とイベント識別子「A005」とを有するイベント統合指示を入力した、とする。すると、第一端末装置2の第一受付部21は、イベント識別子「A001」とイベント識別子「A005」とを有するイベント統合指示を受け付ける。次に、第一送信部22は、イベント識別子「A001」とイベント識別子「A005」とを有するイベント統合指示をサーバ装置1に送信する。
次に、サーバ装置1の受信部13は、イベント識別子「A001」とイベント識別子「A005」とを有するイベント統合指示を受信する。
次に、サーバ装置1のイベント統合部18は、受信されたイベント識別子「A001」「A005」を取得する。次に、イベント統合部18は、取得した2つのイベント識別子で識別されるイベントのイベントグループ情報を統合する。
つまり、例えば、ここで、イベントグループ情報は、属性「統合するイベント識別子」を有する、とする。また、イベント統合部18は、イベント識別子「A001」で識別されるイベントグループ情報の属性「統合するイベント識別子」に、イベント識別子「A005」を書き込む。また、イベント統合部18は、イベント識別子「A005」で識別されるイベントグループ情報の属性「統合するイベント識別子」に、イベント識別子「A001」を書き込む。
なお、例えば、イベント識別子「A001」で識別されるイベントのイベントグループ情報が有する「統合するイベント識別子」が「A005」である場合、イベント識別子「A001」で識別されるイベントのイベントグループ情報とイベント識別子「A005」で識別されるイベントのイベントグループ情報とは統合されていることを示す。つまり、イベント識別子「A001」と対になるイベント関連情報「写真1.jpg」「写真2.jpg」「コメント1.txt」「写真a.jpg」「写真b.jpg」は、一括して、端末装置にダウンロードされ得る。
かかる状況において、一のユーザが第一端末装置2に、イベント識別子「A001」を含むイベント関連情報の取得指示を入力し、サーバ装置1に送信された場合、サーバ装置1の受信部13は当該イベント関連情報の取得指示を受信する。そして、処理部20は、イベント識別子「A001」を用いて、統合するイベント識別子「A005」を取得する。そして、処理部20は、イベント識別子「A001」と「A005」と対になるイベント関連情報「写真1.jpg」「写真2.jpg」「コメント1.txt」「写真a.jpg」「写真b.jpg」を取得する。
次に、送信部15は、イベント関連情報の取得指示を送信した第一端末装置2に、イベント関連情報「写真1.jpg」「写真2.jpg」「コメント1.txt」「写真a.jpg」「写真b.jpg」を送信する。
次に、第一端末装置2はイベント関連情報「写真1.jpg」「写真2.jpg」「コメント1.txt」「写真a.jpg」「写真b.jpg」を受信し、出力する。
(具体例5)
具体例5において、イベントグループ情報からアルバムが生成される場合について説明する。
一のユーザが第一端末装置2に、イベント識別子「A001」を有するアルバム作成指示を入力した、とする。すると、第一端末装置2の第一受付部21は、イベント識別子「A001」を有するアルバム作成指示を受け付ける。次に、第一送信部22は、イベント識別子「A001」を有するアルバム作成指示をサーバ装置1に送信する。
次に、サーバ装置1の受信部13は、イベント識別子「A001」を有するアルバム作成指示を受信する。そして、処理部20は、受信された情報の中からイベント識別子「A001」を取得する。処理部20は、取得したイベント識別子「A001」に対応する写真「写真1.jpg」「写真2.jpg」をイベントグループ情報管理表から取得し、アルバムを構成する。なお、1以上の写真からアルバムを構成する技術は公知技術である。
次に、送信部15は、アルバム作成指示を送信した第一端末装置2に、構成したアルバムを送信する。そして、第一端末装置2は、アルバムを受信し、出力する。
以上、本実施の形態によれば、イベントの開催、イベント参加候補者間でのコミュニケーション、イベントに関する記録、思い出作り等を支援できる。
また、本実施の形態によれば、イベント関係者の中の各人のイベントにおける立場(幹事、参加者、または不参加者等)を明瞭に示すことにより、使い易いユーザインターフェイスを提供できる。
また、本実施の形態によれば、イベントへの参加/不参加を決定する際のコミュニケーションにおいて、幹事と他のユーザとの区別が明瞭になり、参加/不参加の判断の効率、コミュニケーションの情報収集の効率が向上する。
なお、第一端末装置2または第二端末装置3のユーザは、例えば、図21に示す画面を用いて、イベント開催情報や参加情報等を入力する。図21に示す画面において、2101は、文字列を入力する領域である。また、ユーザが図21の2102のボタンを押下した場合、例えば、図14の連絡帳が画面に表示され、ユーザは当該連絡帳から、参加候補者を選択する。また、ユーザが図21の2103のボタンを押下した場合、例えば、イベントの開始時刻を入力する画面に切り替わり、ユーザはイベントの開始時刻を入力できる。さらに、ユーザが図21の2104のボタンを押下した場合、例えば、地図が出力され、ユーザは当該地図上の一の位置を指示することにより、イベントが開催される場所を入力できる。
また、第一端末装置2の第一出力部25または第二端末装置3の第二出力部35は、図22の221に示すように、幹事を他のユーザと視覚的に識別可能に出力しても良い。図22の221では、幹事を特定する画像(ここでは写真)にマーク(R)が付与されている。このマーク(R)は、幹事を示すマークである。
また、第一端末装置2の第一出力部25または第二端末装置3の第二出力部35は、図23の231に示すように、参加候補者の数、または参加者の数を示す出力を行っても良い。なお、図23の231は、参加候補者の数、または参加者の数を示す出力であり、ボタンである。そして、図23の画面において、ユーザが231のボタンを押下した場合、例えば、第二端末装置3は、参加候補者の情報の取得指示を受け付ける。次に、第二送信部32は、メモリ上に存在するイベント識別子(231のボタンに対応するイベント識別子)を取得し、参加候補者の情報の取得指示をサーバ装置1に送信する。なお、かかる参加候補者の情報の取得指示は、イベント識別子を有する。次に、サーバ装置1の受信部13は、参加候補者の情報の取得指示を受信する。そして、処理部20は、当該取得指示が有するイベント識別子に対応する参加候補者の情報を、ユーザ情報格納部10から取得する。そして、送信部15は、当該参加候補者の情報を、取得指示を送信した第二端末装置3に送信する。次に、第二端末装置3の第二受信部33は、参加候補者の情報を受信する。そして、第二出力部35は参加候補者の情報を出力する。なお、参加候補者の情報とは、例えば、参加候補者の名前、写真、位置情報などである。ここで、位置情報は、現在のユーザの位置を示す情報であり、例えば、地図上に出力される。また、参加候補者の情報の種類や内容は問わない。さらに、第二出力部35は、参加候補者の情報ではなく、参加者の情報を出力しても良い。
また、第一端末装置2の第一出力部25または第二端末装置3の第二出力部35は、図23の232に示すように、イベントまたは/および参加者の位置を出力するボタンを出力しても良い。つまり、232は、位置出力指示を入力するためのボタンである。位置出力指示は、イベント開催の位置、参加者の現在位置、参加候補者の現在位置のうちの1種類以上の位置情報を出力する指示である。ここで、図23の画面において、ユーザが232のボタンを押下した場合、例えば、第二端末装置3は、位置出力指示を受け付ける。次に、第二送信部32は、メモリ上に存在するイベント識別子(232のボタンに対応するイベント識別子)を取得し、位置出力指示をサーバ装置1に送信する。なお、かかる位置出力指示は、イベント識別子を有する。次に、サーバ装置1の受信部13は、位置出力指示を受信する。そして、処理部20は、当該位置出力指示が有するイベント識別子に対応するイベントの開催場所または/および参加者の位置情報を、イベントグループ情報格納部12または/およびユーザ情報格納部10から取得する。そして、送信部15は、当該イベントの開催場所または/および参加者の位置情報を、位置出力指示を送信した第二端末装置3に送信する。次に、第二端末装置3の第二受信部33は、上記1以上の位置情報を受信する。そして、第二出力部35は1以上の位置情報を出力する。かかる出力例を図24に示す。図24において、241は参加者の現在位置を示す。図24において、242はイベントの開催場所を示す。図24により、参加者がイベント開催場所の近くにいるか否か、近づいているか否かが判断され得る。
さらに、第一端末装置2の第一出力部25または第二端末装置3の第二出力部35は、図25に示すように、ユーザの状態を視覚的に出力しても良い。なお、図25の251は、暇であることを示す図柄(例えば、アイコン)、252はゴルフがしたいことを示す図柄、253はフットサルがしたことを示す図柄である。また、第一端末装置2、および第二端末装置3は、例えば、連絡帳を出力する場合に、連絡帳の中の各ユーザに対応付けて、当該ユーザの状態情報を出力することは好適である。つまり、第一端末装置2、および第二端末装置3は、例えば、連絡帳を出力する際に、サーバ装置1に連絡帳内の各ユーザの状態を問い合わせ、各ユーザの状態情報を受信し、出力する。
また、本実施の形態におけるサーバ装置1、第一端末装置2、および第二端末装置3の処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における第二端末装置3を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムにおいて、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、第二識別子を格納し得る第二格納部を具備し、コンピュータを、ユーザから参加情報を含む情報を受け付ける第二受付部と、前記第二受付部が受け付けた情報と前記第二格納部に格納されている第二識別子とを、サーバ装置に送信する第二送信部と、第一端末装置から送信されたイベント開催情報を含む情報と幹事のユーザ識別子、および他の第二端末装置から送信された参加情報を含む情報と前記他の第二端末装置のユーザを識別するユーザ識別子を、サーバ装置経由で受信する第二受信部と、前記第二受付部が受け付けた情報と第二識別子に対応するユーザ識別子、および前記第二受信部が受信したイベント開催情報を含む情報と幹事のユーザ識別子、および前記第二受信部が受信した参加情報を含む情報と他の第二端末装置のユーザを識別するユーザ識別子を出力する第二出力部とを具備し、前記第二出力部は、幹事が入力した情報と、他のユーザが入力した情報とを、視覚的に区別可能なように出力するように、コンピュータを機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、前記イベントグループ情報は、イベントの参加者の募集期間に関する情報である参加者募集期間情報を有し、前記第二出力部は、前記参加者募集期間情報が示す参加者の募集期間において、前記幹事が入力した情報と、前記他のユーザが入力した情報とを同時に出力し、かつ前記幹事が入力した情報と、前記他のユーザが入力した情報とを視覚的に区別して出力するものとして、コンピュータを機能させることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記第二受付部は、イベントに参加しない旨の情報を含む不参加情報をも受け付け、前記ベントグループ情報は、参加者を識別する第二識別子に対応する1以上の参加者識別子および不参加者を識別する第二識別子に対応する1以上の不参加者識別子を有し、前記第二受信部は、前記第一端末装置から送信されたイベント開催情報を含む情報と前記幹事のユーザ識別子、前記他の第二端末装置から送信された参加情報と参加者識別子、前記他の第二端末装置から送信された不参加情報と不参加者識別子を、サーバ装置経由で受信し、前記第二出力部は、前記幹事が入力した情報と、前記参加者識別子で識別される参加者が入力した情報と、前記不参加者識別子で識別される参加者が入力した情報とを同時に出力し、かつ前記幹事が入力した情報と、前記参加者が入力した情報と、前記不参加者が入力した情報とを視覚的に区別して出力するものとして、コンピュータを機能させることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記第二受信部は、前記イベント開催情報を受信した第二端末装置のユーザであり、参加情報も不参加情報も入力していないユーザである参加未定者が入力した情報をも受信し、前記第二出力部は、前記参加未定者が入力した情報をも他の情報と同時に出力し、かつ前記参加未定者が入力した情報をも他の情報と視覚的に区別して出力するものとして、コンピュータを機能させることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記第二出力部は、前記幹事を識別するユーザ識別子を矩形上の画面の一辺上に配置し、他のユーザのユーザ識別子を矩形上の画面の前記一辺とは反対側の辺上に配置することにより、前記幹事が入力した情報と、前記他のユーザが入力した情報とを視覚的に区別して出力するものとして、コンピュータを機能させることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記参加者募集期間情報が示すイベント参加募集期間において、前記第二受信部は、前記他の第二端末装置から送信された情報は受信せず、前記第二出力部は、前記幹事が入力した情報と前記第二受付部が受け付けた情報のみを出力するものとして、コンピュータを機能させることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記第二受信部は、第二識別子と参加頻度情報とを受信し、前記第二出力部は、前記第二識別子に対応するユーザ識別子と参加頻度情報とを対応付けて出力するものとして、コンピュータを機能させることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記第二受信部は、前記幹事を識別する第一識別子と第二識別子と参加頻度情報との組を1組以上、受信し、前記第二出力部は、前記第一識別子に対応する幹事のユーザ識別子と前記第二識別子に対応するユーザ識別子と参加頻度情報とを対応付けて出力するものとして、コンピュータを機能させることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記第二受信部は、前記イベント種類識別子をも前記参加頻度情報とともに受信し、前記第二出力部は、前記イベント種類識別子をも前記参加頻度情報と対応付けて出力するものとして、コンピュータを機能させることは好適である。
また、図26は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態のサーバ装置1、第一端末装置2、第二端末装置3を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図26は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図27は、システム300のブロック図である。
図26において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図27において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態のサーバ装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態のサーバ装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。