JP2014146357A - コンピューター・プログラム並びに情報通信装置 - Google Patents

コンピューター・プログラム並びに情報通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】不特定多数のユーザーの間で簡易にデータを交換する優れた情報通信装置を提供する。
【解決手段】情報通信装置は、周辺に存在し且つ所定の条件に適合するユーザーの位置情報をアイコンで簡易に表示するレーダー画面などのサーチ画面を提示する。また、情報通信装置は、ユーザーがサーチ画面通じて、不特定多数のユーザーとコンタクトする手段を提供する。ユーザーは、情報通信装置を所持してクラブやパーティー、街コンなどのイベントに参加すると、他のユーザーに話し掛けたいという意欲が湧き、出会いの機会を増やすことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザー間でデータを交換するためのコンピューター・プログラム並びに情報通信装置に関する。
最近、スマートフォンやタブレット端末など、個人が所有し、小型で携帯に便利な情報機器が広範に普及している。この種の情報機器は、携帯電話網を介してインターネットに接続可能であるとともに、Wi−Fi(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)のような比較的距離の短い無線通信手段を搭載しており、コミュニケーション・ツールとして利用することができる。
例えば、各ユーザーの履歴情報をユーザーに共通に提供して、ユーザー同士の出会いや知識交換を促進する知識共有促進システムについて提案がなされている(例えば、特許文献1を参照のこと)。同システムでは、各ユーザーは、自分の携帯ガイド端末によりそれぞれ異なった見学経路で展示物に対する案内情報を受けつつ、その見学履歴を携帯ガイド端末中に蓄積している。エージェント・サロンに各ユーザーがエントリーすると、大画面ディスプレイ上に各ユーザーのエージェントが乗り移り、各ユーザーの履歴情報の比較結果に基づいてディスプレイ上でこのエージェントが擬似的な会話を行なう。これにより、各ユーザーは互いの興味や関心の共通点や相違点を知ることができる。
また、ローカル・コミュニケーション・サービスを実行するサーバーを介して、サービス・エリア内にいる不特定多数に対してコミュニケーションをとる情報端末装置について提案がなされている(例えば、特許文献2を参照のこと)。
特開2001−195430号公報 特開2004−220522号公報
本発明の目的は、不特定多数のユーザーの間で簡易にデータを交換することができる、優れたコンピューター・プログラム並びに情報通信装置を提供することにある。
本願は、上記課題を参酌してなされたものであり、請求項1に記載の発明は、
表示部、
数メートル乃至数十メートル以内で無線信号を送受信する近接通信部、
前記近接通信部の受信信号に基づいて周辺のユーザーを探索し、当該情報通信装置のユーザーを表す自分アイコン並びに周辺のユーザーを表す相手アイコンを各ユーザーの位置情報に基づいて配置したサーチ画面を前記表示部で表示するサーチ機能部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で既述されたことを特徴とするコンピューター・プログラムである。
本願の請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載のコンピューター・プログラムの前記サーチ機能部は、周辺のユーザーが所持する情報通信装置が前記近接通信部から送信する報知信号を受信したことによりユーザーを検出するように構成されている。
本願の請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載のコンピューター・プログラムにおいて、前記報知信号は、送信元のユーザーを識別する情報とアイコンの種類を指定する情報を含んでいる。
本願の請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載のコンピューター・プログラムの前記サーチ機能部は、基準位置に自分アイコンを配置するとともに、当該情報通信装置のユーザーとの相対的な位置関係に対応する画面位置に相手アイコンを配置したレーダー画面を前記サーチ画面として前記表示部で表示するように構成されている。
本願の請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載のコンピューター・プログラムの前記サーチ機能部は、自分アイコンに接近した相手アイコンに対する挨拶機能を備えている。
本願の請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載のコンピューター・プログラムの前記サーチ機能部は、前記挨拶機能を相手アイコンが自分アイコンに接近してから所定時間のチャンスタイムに制限し、前記挨拶機能の対象となる相手アイコンにエフェクトを掛けるように構成されている。
本願の請求項7に記載の発明によれば、請求項5に記載のコンピューター・プログラムの前記サーチ機能部は、前記サーチ画面上で自分アイコンから相手アイコンに対して挨拶を行なうユーザー操作が行なわれたことに応答して、相手アイコンにメッセージを送信するように構成されている。
本願の請求項8に記載の発明によれば、請求項1に記載のコンピューター・プログラムの前記サーチ機能部は、地物を表示した地図模様のバックグラウンドを有し、自分アイコンと相手アイコンをそれぞれの絶対位置に基づいて前記地図上に配置したMAP画面を前記サーチ画面として前記表示部で表示するように構成されている。
本願の請求項9に記載の発明によれば、請求項1に記載のコンピューター・プログラムの前記サーチ機能部は、ユーザーの状態を表現した絵柄からなるステータス・アイコンを用いて、前記サーチ画面上に自分アイコン並びに相手アイコンを表示するように構成されている。
本願の請求項10に記載の発明によれば、請求項9に記載のコンピューター・プログラムの前記サーチ機能部は、ステータス・アイコンの周辺に1以上の付属情報を配置するように構成されている。
本願の請求項11に記載の発明によれば、請求項9に記載のコンピューター・プログラムの前記サーチ機能部は、ユーザー本人が相手アイコンのユーザーに過去に関わった回数を示す履歴情報、相手アイコンのユーザーの名前情報、ユーザー本人と相手アイコンのユーザーとの親密度を表す親密度情報のうち少なくとも1つを付属情報として配置するように構成されている。
本願の請求項12に記載の発明によれば、請求項1に記載のコンピューター・プログラムは、前記コンピューターを、前記サーチ画面に表示する相手アイコンを制限するユーザーの条件を設定する通知設定機能部としてさらに機能させる。そして、前記サーチ機能部は、検出したユーザーのうち前記ユーザーの条件に適合するものの相手アイコンのみを前記サーチ画面に表示するように構成されている。
本願の請求項13に記載の発明によれば、請求項12に記載のコンピューター・プログラムの前記通知設定機能部は、性別、ユーザー本人が過去に関わったユーザーの履歴情報のうち少なくとも1つを基本的なユーザーの条件として設定するように構成されている。
本願の請求項14に記載の発明によれば、請求項12に記載のコンピューター・プログラムの前記通知設定機能部は、キーワードのリストを提示し、前記リストからユーザーが選択したキーワードを前記ユーザーの条件として設定するように構成されている。
本願の請求項15に記載の発明によれば、請求項14に記載のコンピューター・プログラムの前記通知設定機能部は、前記リストとして、サービス運営者が用意するキーワードの集合からなる運営側リスト、個々のユーザーが投稿したキーワードの集合からなる投稿リスト、エリア毎に限定されたキーワードの集合からなるエリア限定リストのうち少なくとも1つをユーザーに提示するように構成されている。
本願の請求項16に記載の発明によれば、請求項14に記載のコンピューター・プログラムの前記通知設定機能部は、ユーザーが前記リストから選択したキーワードについて、さらにユーザーの属性でユーザーの条件を絞り込むユーザー属性設定を受け付けるように構成されている。
本願の請求項17に記載の発明によれば、請求項12に記載のコンピューター・プログラムの前記通知設定機能部は、設定したユーザーの条件に適合する両ユーザーに連絡するように構成されている。
本願の請求項18に記載の発明によれば、請求項1に記載のコンピューター・プログラムは、前記コンピューターを、当該情報通信装置のユーザー本人の情報を設定する自分発信者情報設定機能部としてさらに機能させる。
本願の請求項19に記載の発明によれば、請求項19に記載のコンピューター・プログラムの前記自分発信者情報設定機能部は、前記サーチ画面上で自分アイコンが操作されたことに応答して、当該情報通信装置のユーザー本人に関するステータスを示すステータス表示画面を前記表示部で表示するように構成されている。
本願の請求項20に記載の発明によれば、請求項19に記載のコンピューター・プログラムの前記ステータス表示画面は、当該情報通信装置のユーザー本人の出会いに関する履歴情報を表示するように構成されている。
本願の請求項21に記載の発明によれば、請求項19に記載のコンピューター・プログラムの前記ステータス表示画面は、利用が可能なステータス・アイコンの一覧を表示し、前記自分発信者情報設定機能部は、前記一覧の中から選択されたステータス・アイコンを自分アイコンに設定するように構成されている。
本願の請求項22に記載の発明によれば、請求項1に記載のコンピューター・プログラムは、前記コンピューターを、相手アイコンに対応する相手発信者ユーザーに関する情報を提示する相手発信者情報提示機能部としてさらに機能させる。
本願の請求項23に記載の発明によれば、請求項22に記載のコンピューター・プログラムの前記相手発信者情報提示機能部は、前記サーチ画面上で相手アイコンが操作されたことに応じて起動して、相手発信者情報提示画面を前記表示部で表示するように構成されている。
本願の請求項24に記載の発明によれば、前記相手発信者情報提示画面は、相手アイコンのユーザーへの交信を指示するコンタクト・ボタンを有している。そして、請求項23に記載のコンピューター・プログラムは、前記コンピューターを、前記コンタクト・ボタンが操作されたことに応じて相手アイコンのユーザーと交信する相手交信機能部としてさらに機能させる。
また、本願の請求項25に記載の発明は、
表示部と、
数メートル乃至数十メートル以内で無線信号を送受信する近接通信部と、
前記近接通信部の受信信号に基づいて周辺のユーザーを探索し、当該情報通信装置のユーザーを表す自分アイコン並びに周辺のユーザーを表す相手アイコンを各ユーザーの位置情報に基づいて配置したサーチ画面を前記表示部で表示するサーチ機能部と、
を具備することを特徴とする情報通信装置である。
本発明によれば、不特定多数のユーザーの間で簡易にデータを交換することができる、優れたコンピューター・プログラム並びに情報通信装置を提供することができる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
図1は、本発明を適用することができる情報通信装置100の構成例を模式的に示した図である。 図2は、出会いサポート・アプリケーションが提供する機能を示した状態遷移図である。 図3は、レーダー画面300を示した図である。 図4は、MAP画面400を示した図である。 図5は、通知設定画面500を示した図である。 図6は、イベントが催される場内の各ユーザーの情報通信装置100−1、100−2、100−3、…が報知信号を送出し合っている様子を示した図である。 図7は、参加者アイコンを拡大して示した図である 図8は、レーダー画面300上での挨拶機能を説明するための図(自分アイコンから相手アイコンへ挨拶する様子を示した図)である。 図9は、レーダー画面300上での挨拶機能を説明するための図(相手アイコンから自分アイコンへ挨拶が行なわれる様子を示した図)である。 図10は、レーダー画面300上での挨拶機能を説明するための図(相手アイコンから自分アイコンへ挨拶が返される様子を示した図)である。 図11は、レーダー画面300上での挨拶機能を説明するための図(相手アイコンから自分アイコンへ挨拶が返される様子を示した図)である。 図12は、レーダー画面300上での挨拶機能を説明するための図(挨拶が成功したときの画面を示した図)である。 図13は、キーワード一覧画面1300の構成例を示した図である。 図14は、ユーザー属性設定画面1400の構成例を示した図である。 図15は、初期設定画面1500の構成例を示した図である。 図16は、ステータス表示画面1600の構成例を示した図である。 図17は、履歴情報表示画面1700の構成例を示した図である。 図18は、ステータス・アイコンが表現するユーザーの状態の例をリストアップした図である。 図19は、相手発信者情報提示画面1900の構成例を示した図である。 図20は、相手発信者と出会った場所やすれ違った場所の地図情報画面2100を示した図である。 図21は、自分発信者が相手発信者と出会った場所やすれ違った場所を地図上で示す地図情報画面2100を例示した図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
A.システム構成
図1には、本発明を適用することができる情報通信装置100の構成例を模式的に示している。図示の情報通信装置100は、制御部110に対して、表示部120や音声処理部130、通信部140、記憶部150、カメラ部160、センサー部170などが接続されることにより構成されている。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113などにより構成される。ROM112内には、CPU111が実行するプログラム・コードや当該情報通信装置100に必須の情報などが格納されている。
CPU111は、ROM112や記憶部140からRAM113にプログラム・コードをロードして実行する。CPU111が実行するプログラムには、AndroidやiOSなどのオペレーティング・システムや、出会いをサポートする出会いサポート・アプリケーションなどオペレーティング・システムが提供する実行環境下で動作する各種アプリケーション・プログラムを挙げることができる。
表示部120は、液晶素子や有機EL(Electro Luminescence)素子などからなる表示パネル121と、この表示パネル122の上面に貼設された透明なタッチパネル123を備えている。表示パネル121は、表示インターフェース122を介して制御部110に接続され、制御部110で生成された画像情報を表示出力する。また、タッチパネル123は、タッチ・インターフェース124を介して制御部110に接続され、ユーザーが表示パネル121上を指先で操作した座標情報を制御部110に出力する。制御部110側では、入力された座標情報に基づいて、タップや長押し、フリック、スワイプなどのユーザー操作を検出して、ユーザー操作に対応する処理を起動する。また、図示を省略するが、表示部120は、LED(Light Emitting Diode)インジケーターを備えていてもよい。
音声処理部130は、スピーカーなどの音声出力部131と、マイクロフォンなどの音声入力部132と、入出力される音声信号を符号化復号処理する音声コーデック(CODEC)133を備えている。また、音声処理部130は、音声信号をヘッドフォン(図示しない)に出力するための出力端子134をさらに備えていてもよい。
通信部140は、制御部110で実行するアプリケーション(出会いサポート・アプリケーションなど)が通信媒体を介して外部装置との間でデータを交換するための通信処理を行なう。ここで言う外部装置として、他のユーザーが使用する別の情報通信装置100や、インターネット上に存在する出会いサポート・サーバー(後述)などを挙げることができる。
本実施形態では、通信部130は、携帯電話網などの広域通信網を通信媒体として使用して比較的長い距離離れた相手と無線又は有線により通信を行なう長距離通信部141と、Wi−FiやBluetooth(登録商標)など数メートル乃至数十メートル程度の比較的短い距離しか離れていない相手と無線により通信を行なう近接通信部142を備えている。
カメラ部160は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などレンズ(図示しない)を介して取り込まれた光を光電変換するイメージ・センサー161と、イメージ・センサー161の検出信号のノイズ除去やディジタル化を行なって画像データを生成するAFE(Analog Front End)処理部162を備え、生成した画像データをカメラ・インターフェース163から制御部110に出力する。
記憶部150は、例えばSSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disc Drive)などの大容量の記憶装置からなる。例えば、通信部140を介してダウンロードしたアプリケーション・プログラム、通信相手から取得したデータや通信相手との履歴情報、カメラ部160で撮影した静止画や動画などの画像データなどは、記憶部150に格納される。
センサー部170は、当該情報通信装置100の位置情報を取得するためのGPS(Global Posotioning System)センサーや、当該情報通信装置100本体の姿勢や作用する力を検出するためのジャイロ・センサー、加速度センサーなどを含んでいる。
図1に示した情報通信装置100は、個人が所有し、スマートフォンやタブレット端末など、小型で携帯に便利な情報機器を想定している。クラブやパーティー、街コンなど、共通の趣味や興味を持つ不特定多数が参加してさまざまな活動が行なわれるイベント内では、各参加者は、自分の情報通信装置100を所持することで、データを交換し合って、コミュニケーション・ツールとして利用することができる。
本実施形態では、情報通信装置100は、出会いサポート・アプリケーションをインストールし、クラブやパーティー、街コン、その他のイベントに参加した際にCPU111が当該アプリケーションを起動することで、ユーザー同士の出会いを支援する。
図2には、出会いサポート・アプリケーションが提供する機能を状態遷移図の形式で示している。出会いサポート・アプリケーションは、自分発信者情報設定機能201と、サーチ機能202と、相手発信者情報提示機能203と、相手交信機能204を備えている。
自分発信者情報設定機能201は、情報通信装置100を使用するユーザー本人すなわち自分発信者の情報を設定する機能である。サーチ機能202は、同じイベントに参加する他のユーザーを探索して、検出した各々の位置情報をサーチ画面上に表示して、出会いをサポートする機能である。相手発信者情報提示機能203は、サーチ画面を介して指定したユーザーすなわち相手発信者の情報を提示する機能である。相手発信者情報提示機能203が提示する情報は、例えば、相手発信者のユーザーが自分の情報通信装置100で設定した自分発信者の情報に基づく。相手交信機能204は、サーチ画面上に表示されている他のユーザーと電話やインターネットなどを介して相互接続して交信(会話)する機能である。例えばサーチ機能202や相手発信者情報提示機能203を通じて相手交信機能204が起動する。
出会いサポート・アプリケーションを起動する情報通信装置100は、自分発信者情報設定機能201、サーチ機能202、相手発信者情報提示機能203、相手交信機能204の各々に対応した自分発信者情報設定画面、サーチ画面、相手発信者情報提示画面、相手交信画面を表示パネル121に表示する。例えばユーザーがタッチパネル123上でスワイプ操作や、メニューのタップ操作などにより各機能の画面を遷移させることができる。以下、各機能201〜204について説明する。
B.サーチ機能
サーチ機能202は、クラブやパーティー、街コンなど同じイベントに参加する他のユーザーを探索して、検出した各々の位置情報をサーチ画面上に表示して、出会いをサポートする。本実施形態では、サーチ機能202が提供するサーチ画面は、図3に示すようなユーザー本人と他のユーザーとの相対的な位置関係を簡易に表示するレーダー画面300と、図4に示すようなユーザー本人と他のユーザーの絶対位置を地図上に表示するMAP画面400の2通りがある。また、サーチ機能202は、サーチ画面300、400に表示するユーザーの条件を設定するために、図5に示すような通知設定画面500を表示する。ユーザーは、サーチ機能202を実行中の情報通信装置100のタッチパネル123上で、例えばスワイプ操作することにより、レーダー画面300⇔MAP画面400⇔通知設定画面500の間を画面遷移させることができる。例えば、ユーザーは、図3に示したレーダー画面300を左方向にスワイプすることで、MAP画面400に遷移させることができる。また、MAP画面400を右方向にスワイプすることで、レーダー画面300に復帰させることができる。付言すれば、MAP画面400を左方向にスワイプすることで、後述する通知設定画面500に遷移させることができ、通知設定画面500を右方向にスワイプすることで、MAP画面400に遷移させることができる。以下、各画面300、400、500の構成と提供される機能について説明する。
B−1.レーダー画面
レーダー画面300は、出会いサポート・アプリケーションのホーム画面に相当する。そして、このバックグラウンド上に、クラブやパーティー、街コン、その他のイベントの各参加者を表す、自分アイコン301や相手アイコン311、312、313、…などの参加者アイコンが表示される。
具体的には、レーダー画面300の手前の基準位置にユーザー本人すなわち自分発信者を表す自分アイコン301を配置するとともに、サーチ機能202により検出された他の各ユーザーを表す相手アイコン311、312、313、…を検出された距離に応じた画面位置に配置して、ユーザー間の相対的な位置関係を簡易に表現している。但し、サーチ機能202は、イベントが催される場内で検出した複数の他ユーザーの情報を、通知設定画面500を通じて設定されたユーザーの条件に基づいてフィルタリング処理し、設定されたユーザーの条件に適合するもののみをレーダー画面300に表示するものとする。
また、レーダー画面300のバックグラウンドには、自分アイコン311を配置した基準位置を中心として同心円状に複数の目盛り351、352、353、…が描かれている。目盛り351、352、353、…は、例えば現実空間の5メートルの間隔を表し、ユーザー本人から他の各ユーザーのアイコン311、312、313、…までの距離を把握する目安となる。また、遠近感を表現するために、目盛り351、352、353、…間の間隔を、遠くに行くほど徐々に小さくしている。
また、相手アイコン311、312、313、…は、距離が近くなるほど大きく表示して、距離に対するメリハリを付けた表示にする。ユーザーが移動すると、相対的な位置関係が変化するので、レーダー画面300上では対応する相手アイコン311、312、313、…が追従して動く。相手アイコン311、312、313、…の表示位置をアップデートする際、近くにいる相手アイコンほど距離に関する動きが大きくなるので、ユーザーは距離が短い人を優先的に判別し易くなる。
また、図3では、円形状の自分アイコン301並びに相手アイコン311、312、313、…などの参加者アイコンを概略的に示しているが、実際には複数種類のステータス・アイコンが用意されており、各ユーザーの状態を表現した絵柄からなるステータス・アイコンが参加者アイコンとして表示されるものとする(後述)。ステータス・アイコンの種類はアイコン番号で識別することができる。各ユーザーは、各々の情報通信装置100上で、自分発信者情報設定機能201を用いて現在のステータス・アイコン(ステータスに対応するアイコン番号)を指定することができる。但し、ステータス・アイコンを指定する機能の詳細については後述に譲る。
サーチ機能202は、レーダー画面300上の自分アイコン301並びに相手アイコン311、312、313、…の表示をリアルタイムでアップデートする。自分アイコン301や相手アイコン311、312、313、…で使用するステータス・アイコンが変更したときには、波紋が広がるようなエフェクトを掛けるようにしてもよい。また、レーダー画面300に登場した相手アイコンに波紋が広がるようなエフェクトを掛けると、ユーザーの目を引き、出会いの機会が増える。また、相手交信機能204(後述)により通信中の相手アイコンに、波紋が広がるあるいはその他の形態のエフェクトを掛けるようにしてもよい。
自分アイコン301や相手アイコン311、312、313、…を含むレーダー画面300をリアルタイムでアップデートするために、時々刻々と移動する他のユーザー(厳密には、他のユーザーが所持する情報通信装置100)を探索する必要がある。例えば、互いの情報通信装置100の長距離通信部141又は近接通信部142を利用して相互通信して互いの情報を交換することも考えられるが、ユーザー間で逐次1対1のコネクションを確立して互いの情報を得るようにすると、通信コストがかかり、レーダー画面300をリアルタイムでアップデートするのは困難である。
そこで、本実施形態では、各ユーザーの情報通信装置100が、他のユーザーのレーダー画面300上に自分のアイコンに必要最低限となる小サイズの情報を、近接通信部142から所定の周期(例えば、数秒毎、又は、数百ミリ秒毎)に報知するようにしている。但し、混雑時には、各ユーザーの情報通信装置100は、互いの報知信号が干渉し合わないように、送信タイミングを調整する必要がある。図6には、クラブやパーティー、街コン、その他のイベント内の各ユーザーの情報通信装置100−1、100−2、100−3、…が報知信号を送出し合っている様子を示している。
各ユーザーの情報通信装置100から送出される報知信号は、ユーザーを識別するユーザーIDと、ユーザーが指定したステータス・アイコンのアイコン番号を最低限含むものとする。報知信号の通信帯域が許す限り、ユーザーの性別や年齢などの属性情報を符号化したデータなどを、報知信号にさらに記載するようにしてもよい。
報知信号は、例えばIEEE802.11などの無線LAN(Local Area Network)規格で規定されているビーコン・フレームのように、通信相手とのコネクションの確立なしに、一方的に送りつける信号である。したがって、各ユーザーの情報通信装置100は、自分の情報を周囲(イベントが催される場内の他のユーザー)に伝えるのに、近接通信部142からの報知信号を用いることで、コネクションなしにユーザーID並びにアイコン番号を通知し合うことができ、コネクションのための通信時間や通信コストが不要となる。近接通信部142の通信距離は数メートル乃至数十メートルあり、クラブやパーティー、街コンなどの会場内で報知信号を伝達するには十分な出力と考えられる。近接通信部142は微弱な電波を利用することと、ユーザー(ユーザーが所持する情報通信装置100)は常に移動しており、通信が不安定であることから、報知信号の通信量は少なく制限すべきである。言い換えれば、近接通信部142を利用して報知信号を伝えることで、不安定な近接通信の環境下でも、レーダー画面300を表示するという目的を遂行することができる。
また、情報通信装置100は、他のユーザーから受信した近接通信の報知信号の受信電波強度に基づいてユーザー間の距離を推定することができ、レーダー画面300内での相手アイコンを配置する位置を決めるのに利用することができる。勿論、受信電波強度以外の他の方法で他のユーザーの位置を検出するようにしてもよい。
図3には、自分アイコン301並びに相手アイコン311、312、313、…などの参加者アイコンを円形状に抽象化して示しているが、図7には、参加者アイコンを拡大して示している。図示のように、参加者アイコンは、ユーザーの状態に対応した絵柄からなるステータス・アイコン701と、ステータス・アイコン701の周辺に配置された1以上の付属情報702、…からなる。ステータス・アイコン701は、対応するユーザーがアイコン番号で指定することができる(後述)。同じ絵柄のステータス・アイコン701であっても、男性ならず青、女性なら赤など、対応するユーザーの性別や年齢に応じてアイコンの色や濃淡を変えて表示するようにしてもよい。また、付属情報702、…は、自分アイコン301には表示されず、相手アイコン311、312、313、…にのみ表示される。自分アイコン301のユーザーは、レーダー画面300やMAP画面400などのサーチ画面上で相手アイコンの付属情報701、…を見て、相手アイコンのユーザーへのコンタクトを喚起する情報からなる。
参照番号702で示す付属情報は、ユーザー本人が相手アイコンのユーザーに過去に関わった回数を示す履歴情報である。履歴情報702は、例えば後述する相手交信機能204を使って相手アイコンのユーザーにコンタクト(会話)した回数や、レーダー画面300(MAP画面400を含めてもよい)上で相手アイコンに対しタップなどの操作を行なった回数、相手アイコンのユーザーと過去にすれ違った回数などである。図7に示す例では、履歴情報702として30という実数値が表示されているが、特定の記号などを用いて表示するようにしてもよい。クラブやパーティー、街コン、その他のイベントに参加している最中に、レーダー画面300上で相手アイコンのユーザーに出会った回数(日数)やすれ違った回数などを表示すると、ユーザーの興味を引く可能性が高い。相手アイコンの当事者に話し掛けてみたいという気を起こすこともあり、出会いのサポートになる。
履歴情報702を表示するために、情報通信装置100は、相手アイコンのユーザーID毎に、コンタクトをとった回数、操作を行なった回数、すれ違った回数などをカウントしておく。あるいは各情報通信装置100が個別に履歴情報の計数処理を行なうのではなく、外部の出会いサポート・サーバーが各ユーザーの履歴情報を一元的に管理するようにしてもよい。
参照番号703で示す付属情報は、相手アイコンのユーザーの名前情報である。名前情報703は、ユーザーの実名でもよいが、不特定多数のユーザーが自由に参加するという、クラブやパーティー、街コンなどイベントの性格上、図示の「フロアの貴公子」のように、ニックネームや抽象化した名前であることが好ましい。参加者アイコンに名前情報703を付加するために、情報通信装置100は、各相手アイコン311、312、313、…の名前情報を取得する必要がある。例えば、各ユーザーの情報通信装置100から送出する報知信号に、ユーザーIDとアイコン番号の他に名前情報を含めるようにしてもよい。あるいは、外部の出会いサポート・サーバー上で各参加者のユーザーIDと名前情報の対応関係を一元管理しておき、情報通信装置100は新しいユーザーIDの報知信号を受信したときに、出会いサポート・サーバーにその名前情報を問い合わせるようにしてもよい。名前情報の入力方法については、後述に譲る。
参照番号704で示す付属情報は、ユーザー本人と相手アイコンのユーザーとの親密度を表す親密度情報である。親密度として、例えば過去に挨拶を交わした相手であるかどうかの識別情報を記号などで表示する。挨拶を返してきた(挨拶に成功した)相手かなども細かく表示するようにしてもよい。挨拶機能については後述する。あるいは、親密度は友人、職場の同僚といった人間関係を、指標値又は図示のようにハートマークなどの記号で表示するようにしてもよい。
どのような情報を付属情報としてステータス・アイコン701の周辺に表示するかは任意に決めることができる設計事項である。上記の履歴情報702、名前情報703、親密度情報704以外の付属情報を追加しても、あるいはこれらのいずれかに置き換えて他の付属情報を表示するようにしてもよい。
なお、後述するMAP画面400に表示される参加者アイコンも、図7と同じ構造とする。
ユーザーは、レーダー画面300上で自分アイコン301に対してタップなどの操作を行なうと、自分発信者情報設定機能201を起動して、自分アイコン301として表示するステータス・アイコンの種類を変更することができる。また、レーダー画面300の右上の設定ボタン350をタップすると、情報通信装置100を使用するユーザー本人すなわち自分発信者の情報を設定することができる。自分発信者情報設定機能201の詳細については、後述に譲る。
また、ユーザーは、レーダー画面300上でいずれかの相手アイコン311、312、313、…に対してタップなどの操作を行なうと、相手発信者情報提示機能203を起動して、その相手アイコンに対応するユーザーすなわち相手発信者の情報を閲覧することができる。相手発信者情報提示機能203の詳細については、後述に譲る。
レーダー画面300上では、挨拶機能が提供される。後述するように、相手発信者情報提示機能203から相手交信機能204を起動して相手発信者と相互接続することができるが、レーダー画面300上でも、相手アイコンのユーザーに挨拶(Hello)を送って簡易にコンタクトすることができる。例えば、クラブやパーティー、街コンなどで、参加者同士の情報通信装置100が挨拶機能を使用することで、「袖触れ合える距離に来たときには、挨拶しましょう!」といったイベントを実施することができる。
図8には、レーダー画面300上での挨拶機能を図解している。挨拶機能は、自分アイコン301に非常に接近(例えば、5メートル以内)した相手アイコン311に対して、「Hello」などの短いメッセージを送信する機能である。但し、自分アイコン301に非常に接近した常態化した相手アイコン311に対して常に挨拶することができるのではなく、相手アイコン811が非常に接近してから30秒間など一定の短いチャンスタイムの時間だけに制限する。このように挨拶機能にチャンスタイムという時間の制限を課すことにより、出会いを求めるユーザーはチャンスタイムを逃さないようにレーダー画面を注意深く眺めることになり、ユーザーを出会いに引き込んでいくという効果が期待される。
相手アイコン311が自分アイコン301に非常に接近してくると、相手アイコン311の周りに装飾801を表示するなどのエフェクトを掛けて、挨拶機能が有効になったことを表す。相手アイコン311のユーザーすなわち相手発信者が自分アイコン301のユーザーすなわち自分発信者と同性であれば、図8に示すように星形の装飾801がキラキラと表示され、自分発信者と異性のユーザーであればハート形の装飾(図示しない)がキラキラと表示される。
チャンスタイムの間、レーダー画面300には、参照番号802で示す、「チャンスタイム! Helloを送ろう」などのメッセージからなる吹き出し802を表示して、チャンスタイムが到来したことをユーザーに通知する。また、自分アイコン301とチャンスタイムの対象となっている相手アイコン311を囲むオーラ803を表示してもよい。装飾801や吹き出し802、オーラ803は、チャンスタイムが過ぎるとともにレーダー画面300から消滅するものとする。
ユーザーは、チャンスタイムの間に、自分アイコン301をロングタップしてから、チャンスタイムの対象となっている相手アイコン311に向かってスワイプするという操作を行なうことで、「Hello」などの短いメッセージを相手アイコン311の情報通信装置100に送信して、その相手発信者に挨拶することができる。そして、レーダー画面300上には、相手アイコン311の情報通信装置100に挨拶が実行されたことを示す、「Hello」の吹き出し805が出現する。短いメッセージ送信には、近接通信部142からの報知信号(前述)を用いてもよいし、あるいは、近接通信部142又は長距離通信部141を用いて一時的にコネクションを張ってメッセージ送信するようにしてもよい。
また、レーダー画面300上で、自分アイコン301をロングタップして相手アイコン311に向かってスワイプするという挨拶の操作を行なうと、図示のように、自分アイコン301から相手アイコン311に向かって線804が描画される。線804は、例えば、スワイプする指先をトレースするように描画し、線804がビヨーンと伸びていくようなエフェクトを加えてもよい。
チャンスタイムは、自分発信者とともに相手発信者にも到来している。相手発信者も、自分の情報通信装置100のレーダー画面300上で、上記と同様に挨拶を実行することができる。図9には、図8とは逆に、相手アイコン311から自分アイコン301に挨拶が行なわれる様子を示している。相手アイコン311のユーザーすなわち相手発信者が自分アイコン301のユーザーすなわち自分発信者と同性であれば、図示のように相手アイコン311に星形の装飾801がキラキラと表示され、自分発信者と異性のユーザーであればハート形の装飾(図示しない)がキラキラと表示される(同上)。そして、相手発信者側の情報通信装置100でロングタップしてからスワイプするという挨拶の操作が行なわれると、相手アイコン311から自分アイコン301に向かって線904が描画される。線904は、例えば、スワイプする指先をトレースするように描画し、線904がビヨーンと伸びていくようなエフェクトを加えてもよい。
現実世界では、挨拶されたら挨拶を返すのが礼儀である。この礼儀を、レーダー画面300上での挨拶機能にも適用する。図10並びに図11には、図9に示したように相手アイコン311から自分アイコン301に挨拶された後に、相手アイコン311に対して挨拶を返す操作を図解している。
ユーザーは、レーダー画面300上で、自分アイコン301をロングタップして相手アイコン311に向かってスワイプする。すると、図10に示すように、自分アイコン301から相手アイコン311に向かって線1004が描画される。線1004は、例えば、スワイプする指先をトレースするように描画し、線1004がビヨーンと伸びていくようなエフェクトを加えてもよい。
そして、自分アイコン301から相手アイコン311へ挨拶を返す操作が完了すると、図11に示すように、挨拶をしてきた相手アイコン311から自分アイコン301に向かって伸びる線1104と、自分アイコン301から相手アイコン311に向かって伸びる線1004が絡む。線同士を絡み合わせるだけでなく、風船の紐のように少し弛んだりゆらゆらしたりするようなエフェクトを掛けるようにしてもよい。線1004と1104が一旦絡み合うと、その後もしばらくは表示し続ける。したがって、ユーザーは、レーダー画面300上で挨拶済みの相手アイコン311を確認することができる。
このようにして、自分発信者から挨拶を行ない、相手発信者から挨拶が返されると、挨拶が成功する。図12には、相手アイコン311から挨拶が返されて、挨拶が成功したときのレーダー画面300の表示を例示している。同図中、参照番号1201で示すように、「Hello成功」などのメッセージ文を含んだ吹き出しが出現する。また、「○○ポイントゲット!」のように、挨拶を行なうインセンティブをユーザーに与えるようにしてもよい。
また、挨拶の操作を行なった自分発信者及び挨拶された相手発信者の双方の情報通信装置100では、表示パネル121を同じバックグラウンド色で発色させる、表示パネル121又はLEDインジケーターを同じ点滅にするなど、挨拶に連動した動作を行なう。さらに、バイブレーションを起動させてもよい。自分発信者並びに相手発信者は、自分の周囲にいる他ユーザーの情報通信装置100の画面を観察することで、自分が挨拶したユーザーや、自分に挨拶をしてきたユーザーを目視で確認することができる。
情報通信装置100は、挨拶の情報を履歴情報として保存して、その後分析する。あるいは、情報通信装置100は、挨拶の情報を出会いサポート・サーバーに送信し、出会いサポート・サーバー側で各情報通信装置100の挨拶の情報を一元管理し、分析を行うようにしてもよい。挨拶の情報は、例えば、挨拶を行なった相手アイコンのユーザーID、挨拶を返してきた相手アイコンのユーザーID、自分からの挨拶を無視した相手アイコンのユーザーID、自分に挨拶をしてきた相手アイコンのユーザーID、自分が挨拶を返した相手アイコンのユーザーID、自分が挨拶を無視した相手アイコンのユーザーIDなどを含む。
B−2.MAP画面
図4に示すMAP画面400のバックグラウンドには、道路や建物などの地物を表示した地図状の模様が表示されている。そして、このバックグラウンド上に、各ユーザーの所在を表すアイコンが配置される。ここで言うユーザーは、クラブやパーティー、街コン、その他のイベントの参加者であってもよいし、コミュニティーの仲間でもよいし、さらに拡張して、出会いサポート・アプリケーションを起動している情報通信装置100の所持者であってもよい。
MAP画面400のバックグラウンドに表示される地図の模様は、北を上に向けて表示する「ノーズアップ」、ユーザー本人の進行方向を上に向けて表示する「トラックアップ」など、その表示方法は特に限定されない。但し、情報通信装置100のユーザー本人の現在位置を含み、過去5〜10分の間のユーザーの移動経路をカバーできる適当な広さのエリアにアドレスされる。また、ユーザーの移動経路を辿る曲線を地図上に描画するようにしてもよい。
サーチ機能202は、例えばセンサー部170に含まれるGPS機能などを用いて情報通信装置100すなわちユーザー本人の現在位置を時々刻々と追跡している。そして、ユーザー本人の現在位置を含むとともに、過去5〜10分間のユーザーの移動経路を含む範囲の適当な縮尺からなる地図の画像情報を読み込んで、MAP画面400のバックグラウンドに描画して、ユーザー本人すなわち自分発信者の現在位置を表す自分アイコン401を、地図上のほぼ中央に配置する。また、リアルタイムで交信中の相手アイコン411や、5分前まで圏内にいた相手アイコン421、422、…、5〜10分前まで圏内にいた相手アイコン431、432、…などを、色や大きさを変えて表示する。現実空間でユーザー本人が移動すると、自分アイコン401がほぼ中央になるよう、MAP画面400のバックグラウンドの地図もユーザーの移動に追従するようにドリフトする。なお、地図の画像情報は、インターネット・サービスの地図、GPSと連動するオリジナル地図、狭域サービス地図などでよく、地図画像の情報源は特に限定されない。
ユーザー本人が過去5〜10分間にユーザーが移動する間に、サーチ機能202は、他の各ユーザーの位置情報を追跡し、各々に対応する相手アイコン421、422、423、…、431、432、…を、バックグラウンドの地図の模様に合わせて、各ユーザーの現在位置に対応する場所にそれぞれ配置する。MAP画面400上では、自分アイコン401の位置をリアルタイムでアップデートするが、相手アイコン421、422、423、…、431、432、…の位置は、例えば数分〜数十分の間隔でアップデートする。上述したレーダー画面300がユーザー間の相対的な位置関係をリアルタイムで表示するのに対して、MAP画面400は、過去に遡って各ユーザーの絶対的な位置を相手アイコンで表示するという性質を持つ。
サーチ機能202が、レーダー画面300を作成するときと同様に、周囲の情報通信装置100からの報知信号を受信して他のユーザーを探索する場合、検出し表示される相手アイコン421、422、423、…、431、432、…は、ユーザーの移動経路近傍に限定される。あるいは、各ユーザーの情報通信装置100がGPS機能などを用いて測定した位置情報を出会いサポート・サーバーで集計するようにしてもよい。この場合、情報通信装置100のサーチ機能202は、出会いサポート・サーバーから提供された集計結果に基づいて周辺の他ユーザーを検出すると、MAP画面400上に相手アイコン421、422、423、…、431、432、…を表示することができる。
いずれのユーザー検出方法を利用するにせよ、サーチ機能202は、地図の表示範囲内で検出した複数の他ユーザーの情報を、通知設定画面500を通じて設定されたユーザーの条件に基づいてフィルタリング処理し、設定されたユーザーの条件に適合するもののみをMAP画面400に表示するものとする。
また、MAP画面400上では、相手アイコン421、422、423、…、431、432、…は、MAP画面400に出現してからの経過時間や、ユーザー本人が相手アイコン421、422、423、…、431、432、…に対応するユーザーとすれ違ってからの経過時間、最後にコンタクトをとってからの経過時間、ユーザー本人との距離などが大きくなると、相手アイコン421、422、423、…、431、432、…の表示を縮小するようにしてもよい。図4に示す例では、5〜10分前まで圏内にいた相手アイコン431、432、…を、5分前まで圏内にいた相手アイコン421、422、…、よりも小さく表示している。このようにすれば、ユーザーは、最近すれ違った人や、最近コンタクトした人、短い距離にいる人を優先的に判別し易くなる。
図4では、円形状の自分アイコン401並びに相手アイコン421、422、423、…、431、432、…などの参加者アイコンを概略的に示しているが、参加者アイコンの具体的な構成は、図7に示した通りである。すなわち、参加者アイコンは、ユーザーの状態に対応した絵柄からなるステータス・アイコン701と、ステータス・アイコン701の周辺に配置された1以上の付属情報からなる。付属情報701、…は、自分アイコンには表示されず、相手アイコンにのみ表示され、相手アイコンのユーザーへのコンタクトを喚起する情報からなる。付属情報は、ユーザー本人が相手アイコンのユーザーに過去に関わった回数を示す履歴情報702、相手アイコンのユーザーの名前情報703、相手アイコンのユーザーの親密度を表す親密度情報704などである。
ユーザーは、MAP画面400上で自分アイコン401に対してタップなどの操作を行なうと、自分発信者情報設定機能201を起動して、自分アイコン401として表示するステータス・アイコンの種類を変更することができる。また、MAP画面400の右上の設定ボタン450をタップすると、情報通信装置100を使用するユーザー本人すなわち自分発信者の情報を設定することができる。自分発信者情報設定機能201の詳細については、後述に譲る。
また、ユーザーは、MAP画面400上でいずれかの相手アイコン421、422、423、…、431、432、…に対してタップなどの操作を行なうと、相手発信者情報提示機能203を起動して、その相手アイコンに対応するユーザーすなわち相手発信者の情報を閲覧することができる。相手発信者情報提示機能203の詳細については、後述に譲る。
B−3.通知設定画面
通知設定画面500では、レーダー画面300やMAP画面400で表示する相手アイコンを制限するユーザーの条件を設定する。サーチ機能202は、検出した(例えば、報知信号を受信できた)他ユーザーを、通知設定画面500を通じて設定したユーザーの条件でフィルタリングして、適合するユーザーの相手アイコンのみを、レーダー画面300やMAP画面400に表示する。
ユーザーは、MAP画面400を左方向にスワイプすることで、通知設定画面500に遷移させることができ、通知設定画面500を右方向にスワイプすることで、MAP画面400に遷移させることができる。
図5には、基本的なユーザー条件を設定する通知設定画面500を例示している。チェック・ボックス501にチェックを入れると、相手アイコンの表示を男性ユーザーのみに限定することができる。また、チェック・ボックス502にチェックを入れると、相手アイコンの表示を女性ユーザーのみに限定することができる。すなわち、通知設定画面500は、レーダー画面300やMAP画面400に表示する相手発信者を、自分と同性のみ又は異性のみに、簡易に指定することができる。また、「○○回以上のみ」は、当該ユーザーと過去に関わった回数が○○回数であることを指定する。過去に関わるとは、例えば、出会った回数、すれ違った回数、挨拶(前述)を行なった回数、相手交信機能204などを用いて実際にコンタクト(会話)した回数などである。○○というブランク欄503、504に数値を記入すると、男性、女性を指定した場合の回数をそれぞれ指定することができる。
また、通知設定画面500内で、詳細設定ボタン503をタップ操作などで選択すると、ユーザーの条件をさらにキーワードで絞り込むキーワード一覧画面に遷移する。
図13には、キーワード一覧画面1300の構成例を示している。図示の例では、キーワードは、例えば、出会いサポート・サービスの運営者が用意するキーワードの集合からなる運営側リスト1310と、個々のユーザーが投稿したキーワードの集合からなる投稿リスト1320と、エリア毎に限定されたキーワードの集合からなるエリア限定リスト1330に分類されている。
図13に示す例では、運営側リスト1310として、「渋谷街コン」、「公園通りウォーク」、「キャラクター選抜」という3つのキーワードがリストされている。また、投稿リスト1320には、「ペット譲ります」というキーワードが投稿されている。また、エリア限定リスト1330として、「荻窪3丁目」、「買い物お願い」という2つのキーワードがリストされている。但し、キーワードをどのようなカテゴリーで分類するか、キーワードを分類するかしないかは特に限定されない。
キーワード一覧画面1300に表示されている各キーワードは、アンカーになっており、ユーザーはロングタップするなどの操作を行なうことで、キーワードを選択することができる。いずれかのキーワードを選択すると、さらにユーザーの属性でユーザーの条件を絞り込むユーザー属性設定画面に遷移する。
図14には、ユーザー属性設定画面1400の構成例を示している。同図は、キーワードとして「渋谷街コン」が選択された時のユーザー属性設定画面1400であり、ユーザー属性として、20歳〜24歳、25歳〜29歳、30歳〜34歳の3種類の年齢層を選択することができる。年齢層毎に、表示チェック・ボックス1411、1412、1413と、通知チェック・ボックス1421、1422、1423が用意されている。
通知チェック・ボックスがチェックされたユーザー属性(年齢層)は、ユーザーに該当ユーザーがいることを通知するユーザーの条件となり、条件が合致する両ユーザーに連絡される。例えば、26歳のユーザーが「渋谷街コン」で20歳〜24歳の年齢層を選択し、別の22歳のユーザーが「渋谷街コン」で25歳〜29歳の年齢層を選択すると、互いのユーザーの条件は合致するので(但し、性別などの通知設定画面500で設定される基本的なユーザーの条件も合致しているものとする)、両ユーザーに連絡される。
例えば、各ユーザーの情報通信装置100が、それぞれ通知設定画面500、1300、1400を介して設定したユーザーの条件を近接通信部142からの報知信号で通知し合い、受信したユーザーの条件が自分と一致するときには、条件が合致するユーザーが存在することをユーザーに連絡する。例えば、情報通信装置100がバイブレーションの起動や通知音の発生、画面やLEDインジケーターの点滅などを行なうことで、各々のユーザーに連絡することができる。あるいは、近接通信部142や長距離通信部141を介して各ユーザーの情報通信装置100がコネクションを張って連絡を行なう方法や、各ユーザーの情報通信装置100で入力されたユーザーの条件を出会いサポート・サーバーに送信し、出会いサポート・サーバーが集計して、合致するユーザーへの連絡を行なうようにしてもよい。また、通知に緊急性がない場合には、バイブレーションや音、画面やLEDインジケーターの点滅など即時的な動作ではなく、メールにより詳細な情報を送信して連絡を行なうようにしてもよい。
また、表示チェック・ボックスがチェックされたユーザー属性(年齢層)は、レーダー画面300やMAP画面400などのサーチ画面上に表示すべき相手アイコンかどうかを判別するユーザーの条件となる。
通知設定画面500、1300、1400を介してユーザーの条件の設定が終了すると、レーダー画面300やMAP画面400のサーチ画面に復帰する。サーチ機能202は、同じイベントに参加する他のユーザーを探索して、設定されたユーザーの条件に適合するもののみをレーダー画面300やMAP画面400に表示するものとする。
B−4.履歴情報の記録・分析
サーチ機能202は、レーダー画面300やMAP画面400を表示する際に、周辺のユーザーを探索し、検出したユーザーの履歴情報を記録したり、分析を行なったりする。
サーチ機能202において記録する履歴情報として、相手アイコンのユーザーと出会った回数(日数)やすれ違った回数、相手交信機能204などを用いて実際にコンタクトをとった回数、挨拶など相手アイコンに対して操作を行なった回数などを挙げることができる。図7を参照しながら説明したように、ユーザー毎の履歴情報を集計し分析した結果を、相手アイコンの付属情報702、703、704、…として表示する。クラブやパーティー、街コン、その他のイベントに参加している最中に、レーダー画面300上で相手アイコンのユーザーに出会った回数(日数)やすれ違った回数などを表示すると、ユーザーの興味を引く可能性が高い。相手アイコンの当事者に話し掛けてみたいという気を起こすこともあり、出会いのサポートになる。
また、MAP画面400上で、出会った回数などの履歴情報の集計結果を相手アイコンの付属情報として表示すると、ユーザーは、出会った回数が多いユーザーとはどこで出会ったかを地図上で一覧することができる。MAP画面400上で、相手アイコンに履歴情報を併せて表示すると、相手ユーザーに出会うための交通手段が分かるだけでなく、特定のイベントで出会ったことなどが分かり、面白さが増すであろう。
C.自分発信者情報設定機能
ユーザーは、初期設定画面を介して自分発信者についてのプロファイルなどの情報を設定することができる。情報通信装置100上で出会いサポート・アプリケーションを初めて実行したとき、まず自分発信者情報設定機能101が起動して、初期設定画面が表示される。また、ユーザーは、レーダー画面300やMAP画面400上で設定ボタン350、450をタップすると、初期設定画面が表示される。
図15には、初期設定画面1500の構成例を示している。初期設定画面1500の最上段の性別選択ボタン1501をタップすることで、性別を指定することができる。例えば、性別選択ボタン1501をタップするたびに、性別が交互に、男、女に切り替わる。性別を男(boy)に設定すると、性別表示フィールド1502に「boy」と表示されるとともに、表示パネル121の画面は青の下地となる。一方、性別を女(girl)に設定すると、性別表示フィールドに「girl」と表示されるとともに、画面は赤の下地になる。
参照番号1503で示す名前フィールドには、ユーザーは名前情報をテキスト入力することができる。名前情報として、ユーザーの実名を記入してもよいが、イベントには不特定多数のユーザーが自由に参加するということを考慮すると、ニックネームなどの抽象化した名前を入力することが好ましい。なお、テキスト入力する際には、12キー、手書き入力、QWERTY、50音などのソフトウェア・キーボード(図示しない)が画面に表示されるものとする。
参照番号1504で示す写真フィールドには、ユーザー本人の顔写真や似顔絵などの画像が貼り付けられる。ユーザーは、記憶部150に保存されている画像ファイルから、写真フィールド1504に使用するものを指定することができる。あるいは、カメラ部160で自分撮りなどにより撮影した画像をそのまま写真フィールド1504に貼り付けてもよい。
参照番号1505で示す自由入力文フィールドには、自己アピールやメッセージなどユーザーが任意の文章を書き込むことができる。入力には、ソフトウェア・キーボード(前述)を使用することができる。
初期設定画面1500を介して設定された、名前や顔写真、自由入力文などの自分発信者のプロファイル報は、情報通信装置100内に保管される他、出会いサポート・サーバーにも送信される。出会いサポート・サーバーは、各ユーザーのプロファイルを、ユーザーIDと対応付けて管理している。また、情報通信装置100は、性別や名前情報などプロファイル情報の一部を、報知信号に載せて周囲に伝えることもある。
また、ユーザーは、レーダー画面300やMAP画面400上で自分アイコン301に対してタップすると、ステータス表示画面が表示される。ユーザーは、ステータス表示画面上で、これまでの出会いなどに関する履歴情報を確認したり、自分が使用するステータス・アイコンを変更したりすることができる。
図16には、ステータス表示画面1600の構成例を示している。参照番号1601で示すように、ステータス表示画面1600の最上段には、自分発信者のユーザーが現在選択しているステータス・アイコンが表示されている。
また、参照番号1602で示す履歴表示フィールドには、自分発信者のユーザーのこれまでの出会いなどに関する履歴情報が、記号で簡略化して表示されている。履歴表示フィールド1602をタップするなどのユーザーの操作が行なわれると、自分発信者のユーザーの履歴情報をより詳細に表示する履歴情報表示画面に切り替わる。
図17には、履歴情報表示画面1700の構成例を示している。図示の履歴情報表示画面1700は、自分発信者のユーザーがこれまでに出会った総人数、すれ違った数、コンタクトした数、コンタクトされた数、Hello数(挨拶した数、挨拶した数と挨拶された数の合計、又は、挨拶に成功した数)などの計数値を表示する。履歴情報表示画面1700に表示される計数値は、随時アップデートされていく。
情報通信装置100は、履歴情報表示画面1700でこのような履歴情報を提示するために、ユーザーが他のユーザーと出会う度、他のユーザーとすれ違う度、他のユーザーにコンタクトする度、コンタクトされる度、Helloの度に、カウントし、計数値を記憶しておく。あるいは、情報通信装置100は他のユーザーと出会いやすれ違い、コンタクトなどが行なわれる度に出会いサポート・サーバーに通知し、出会いサポート・サーバーでこれらの計数値を管理する。そして、情報通信装置100は、履歴情報表示画面1700を表示する際に、出会いサポート・サーバーにアクセスして、必要な情報を取得するようにしてもよい。
再び図16を参照して、ステータス表示画面1600について引き続き説明する。履歴表示フィールド1602に表示される履歴情報の少なくとも一部は、レーダー画面300やMAP画面400などのサーチ画面上で、自分アイコンの付属情報(前述)として表示される。また、履歴情報は、周辺の情報通信装置100のサーチ画面上でも、対応する相手アイコンの付属情報として表示される。
参照番号1603で示す名前フィールドには、初期設定画面1600の名前フィールド1503に入力した自分発信者のユーザーの名前が表示される。
参照番号1604は、利用が可能なステータス・アイコン一覧である。ステータス・アイコン一覧1604に配置されている各ステータス・アイコンは、図16では円形で簡素に描いているが、実際にはユーザーのさまざまな状態を適切に表現した絵柄からなる。ステータス・アイコンが表現するユーザーの状態の例を、図18にリストアップしておく。
ユーザーは、ステータス・アイコン一覧1604の中から、自分アイコンとして使用したいステータス・アイコンをタップなどの操作を行なって指定することができる。ユーザーが新しいステータス・アイコンを指定すると、ステータス表示画面1600の最上段のステータス・アイコン1601の表示が切り替わるとともに、レーダー画面300やMAP画面400などのサーチ画面上での自分アイコンの表示にも反映される。また、ステータス・アイコンの種類はアイコン番号で識別され、ユーザーがステータス・アイコン一覧1604から指定したステータス・アイコンに対応するアイコン番号は、報知信号で周囲の情報通信装置100に伝えられる。
D.相手発信者情報提示機能
ユーザーは、レーダー画面300やMAP画面400上でいずれかの相手アイコン311、312、313、…に対してタップなどの操作を行なうと、相手発信者情報提示機能203を起動して、その相手アイコンに対応するユーザーすなわち相手発信者についてのプロファイルなどの情報を閲覧することができる。
図19には、相手発信者情報提示画面1900の構成例を示している。参照番号1901で示すように、相手発信者情報提示画面1900の最上段には、該当する相手発信者の現在のステータス・アイコンが表示されている。表示されるステータス・アイコンは、レーダー画面300やMAP画面400などのサーチ画面上で表示されている相手アイコンの絵柄と同じである。
また、参照番号1902で示す履歴表示フィールドには、自分発信者のユーザーと当該相手発信者との出会いなどに関する履歴情報が、記号で簡略化して表示されている。履歴表示フィールド1902をタップするなどユーザーの操作が行なわれると、自分発信者のユーザーと当該相手発信者との出会いなどに関する履歴情報をより詳細に表示する履歴情報表示画面に切り替わる。
図20には、相手発信者との履歴情報表示画面2000の構成例を示している。図示の履歴情報表示画面2000は、自分発信者のユーザーと当該相手発信者がこれまでに出会った回数(日数)、すれ違った数、自分発信者のユーザーが当該相手発信者のプロファイル(すなわち相手発信者情報提示画面1900)にアクセスした数、当該相手発信者が自分発信者のユーザーのプロファイルにアクセスした数、当該相手発信者とのHello数(挨拶した数、挨拶した数と挨拶された数の合計、又は、挨拶に成功した数)などの計数値を表示する。履歴情報表示画面2000に表示される計数値は、随時アップデートされていく。また、「出会った回数」や「すれ違った数」などの出会いの履歴情報に関する表示フィールド2001、2002に対してユーザーがタップ又はフリックなどの操作を行なうと、図21に示すような、当該相手発信者と出会った場所やすれ違った場所を各々の場所の地図2101、2102上で示す地図情報画面2100が表示される。
相手発信者との履歴情報表示画面2000でこのような自分発信者のユーザーと当該相手発信者との出会いなどに関する履歴情報を表示するために、各情報通信装置100は他のユーザーと出会いやすれ違い、コンタクトなどが行なわれる度に出会いサポート・サーバーに通知し、出会いサポート・サーバーでこれらの計数値を管理する。そして、情報通信装置100は、相手発信者との履歴情報表示画面2000を表示する際に、出会いサポート・サーバーにアクセスして、必要な情報を取得する。
再び図19を参照して、相手発信者情報提示画面1900について引き続き説明する。履歴表示フィールド1902に表示される履歴情報の少なくとも一部は、レーダー画面300やMAP画面400などのサーチ画面上で、当該相手アイコンの付属情報(前述)として表示されている。
参照番号1903で示す名前フィールドには、当該相手発信者の名前が表示される。名前フィールド1903に表示される名前は、相手発信者側で初期設定画面1500(前述)を介して入力された、ニックネームなどの抽象名である。名前フィールド1903に表示する名前の情報を取得するために、情報通信装置100は、出会いサポート・サーバーにアクセスして、相手発信者のユーザーIDを基に名前を問い合わせる。あるいは、各情報通信装置100が報知信号に自分の名前情報を載せて、通知し合うようにしてもよい。
参照番号1904で示す写真フィールドには、当該相手発信者の顔写真や似顔絵などの画像が貼り付けられる。写真フィールド1904に表示される画像は、相手発信者側で初期設定画面1500(前述)上に貼り付けられた画像である。情報通信装置100は、出会いサポート・サーバーにアクセスして、相手発信者のユーザーIDを基に問い合わせて、写真フィールド1904に貼り付ける画像情報を取得する。
参照番号1905で示す自由入力文フィールドには、当該相手発信者の自己アピールやメッセージなどの任意の文章が表示される。自由入力文フィールド1905に表示される文章は、相手発信者側で初期設定画面1500(前述)を介して入力された文章である。情報通信装置100は、出会いサポート・サーバーにアクセスして、相手発信者のユーザーIDを基に問い合わせて、自由入力文フィールド1905に表示する情報を取得する。
なお、出会いサポート・サーバーは、相手発信者の顔写真や自由入力文などのプライバシーなどに関わる情報を、自分発信者からの要求に応じて無制限に提供するのではなく、一定の制限を課すようにしてもよい。例えば、相手発信者が他のユーザーへの顔写真や自由入力文の送信を許可する場合や、許可したユーザーに対してのみこれらの情報を送信するようにしてもよい。また、出会いサポート・サーバーは、出会いサポート・サービスの会費やサービス料などを支払ったユーザーにのみ、顔写真や自由入力文など相手発信者の詳細な情報を提供するようにしてもよい。
参照番号1906は、コンタクト・ボタンである。自分発信者のユーザーは、コンタクト・ボタンに対してタップなどの操作を行なうと、相手交信機能204が起動して、携帯電話やインターネット電話、ソーシャル・ネットワーク・サービス(チャット、BBS、LINE、Facebook、Twitterなど)などを通じた相手発信者へのコンタクトが開始される。図19では、1つのコンタクト・ボタン1906しか描いていないが、電話やチャット、LINEなど、コンタクトの手段毎に対応した複数のコンタクト・ボタンを配設してもよい。また、コンタクト・ボタン1906を操作して、相手交信機能204が起動すると、通話画面やチャット画面など相手交信画面(図示しない)に遷移する。また、コンタクトが終了すると、相手交信画面から相手発信者情報提示画面1900に戻る。
E.相手交信機能
相手交信機能204は、サーチ画面上に表示されている他のユーザーと電話やインターネットなどを介して相互接続して直接交信する機能である。
図19に示す例では、自分発信者のユーザーは、相手発信者情報提示画面1900上でコンタクト・ボタン1906に対してタップなどの操作を行なうと、相手交信機能204が起動して、通話画面やチャット画面など相手交信画面(図示しない)に遷移し、携帯電話やインターネット電話、ソーシャル・ネットワーク・サービス(チャット、BBS、LINE、Facebook、Twitterなど)などを通じた相手発信者へのコンタクト(会話)が開始される(前述)。図19では、1つのコンタクト・ボタン1906しか描いていないが、電話やチャット、LINEなど、コンタクトの手段毎に対応した複数のコンタクト・ボタンを配設してもよい。また、コンタクトが終了すると、相手発信者情報提示画面1900に戻る。
携帯電話やインターネット電話、ソーシャル・ネットワーク・サービスなどいずれのコンタクトの手段を利用するにせよ、情報通信装置100の相手交信機能204は、出会いサポート・サーバーを経由して相手発信者側の情報通信装置100と通信接続する。したがって、自分発信者のユーザーは、サーチ画面を通じて出会った相手発信者の電話番号やメール・アドレスなどのアドレス情報を入力する必要もなければ知る必要がない。また、相手発信者は、電話番号やメール・アドレスなどの個人情報を教えなくても、サーチ画面を通じて自分との出会いを求める相手から連絡を受けることができる。
出会いサポート・サーバーは、情報通信装置100の相手交信機能204からのコンタクトの要求に応じて、自分発信者と相手発信者の情報通信装置100同士を無制限に通信接続するのではなく、一定の制限を課すようにしてもよい。例えば、相手発信者が他のユーザーとの通信接続を許可する場合や、許可したユーザーに対してのみ通信接続を行なうにしてもよい。また、出会いサポート・サーバーは、出会いサポート・サービスの会費やサービス料などを支払ったユーザーにのみ、相手発信者にコンタクトするサービスを提供するようにしてもよい。
以上説明してきたように、本発明によれば、情報通信装置100は、周辺に存在し且つ所定の条件に適合するユーザーの位置情報をアイコンで簡易に表示するレーダー画面などのサーチ画面を提示することができる。情報通信装置100は、ユーザーがサーチ画面通じて、不特定多数のユーザーとコンタクトする手段を提供することができる。したがって、ユーザーは、情報通信装置100を所持してクラブやパーティー、街コンなどのイベントに参加すると、他のユーザーに話し掛けたいという意欲が湧き、出会いの機会を増やすことができる。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳細に説明してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
出会いサポート・アプリケーションに適用される情報通信装置100は、例えばスマートフォンであるが、本発明の要旨はこれに限定されない。例えば、タブレット端末やゲーム機、携帯音楽プレーヤーなど、近接通信機能とタッチ入力機能を備え、ユーザーが携帯することができるさまざまな情報機器を情報通信装置100として使用して、出会いサポートのサービスを受けることができる。
また、情報通信装置100の近接通信部142は、例えばWi−FiやBluetooth(登録商標)などを利用することができるが、本発明の要旨はこれに限定されない。赤外線通信や、NFC(Near Field Communication)が標準化した非接触通信などを用いて、情報通信装置100間の近接通信を行なうようにしてもよい。
要するに、例示という形態により本発明について説明してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
なお、本発明は、以下のような構成をとることも可能である。
(1)表示部と、
数メートル乃至数十メートル以内で無線信号を送受信する近接通信部と、
前記近接通信部の受信信号に基づいて周辺のユーザーを探索し、当該情報通信装置のユーザーを表す自分アイコン並びに周辺のユーザーを表す相手アイコンを各ユーザーの位置情報に基づいて配置したサーチ画面を前記表示部で表示するサーチ機能部と、
を具備することを特徴とする情報通信装置。
(2)前記サーチ機能部は、周辺のユーザーが所持する情報通信装置が前記近接通信部から送信する報知信号を受信したことによりユーザーを検出する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の情報通信装置。
(3)前記報知信号は、送信元のユーザーを識別する情報とアイコンの種類を指定する情報を含む、
ことを特徴とする上記(2)に記載の情報通信装置。
(4)前記サーチ機能部は、基準位置に自分アイコンを配置するとともに、当該情報通信装置のユーザーとの相対的な位置関係に対応する画面位置に相手アイコンを配置したレーダー画面を前記サーチ画面として前記表示部で表示する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の情報通信装置。
(5)前記レーダー画面は、前記基準位置を中心とする同心円状の複数の目盛りをバックグラウンドに有し、自分アイコンから相手アイコンまでの実空間上の距離の目安を示す、
ことを特徴とする上記(4)に記載の情報通信装置。
(6)前記サーチ機能部は、自分アイコンに接近した相手アイコンに対する挨拶機能を備える、
ことを特徴とする上記(1)に記載の情報通信装置。
(7)前記サーチ機能部は、前記挨拶機能を相手アイコンが自分アイコンに接近してから所定時間のチャンスタイムに制限する、
ことを特徴とする上記(6)に記載の情報通信装置。
(8)前記サーチ機能部は、前記挨拶機能の対象となる相手アイコンにエフェクトを掛ける、
ことを特徴とする上記(6)に記載の情報通信装置。
(9)前記サーチ機能部は、前記チャンスタイムの期間中であることを示すメッセージを表示する、
ことを特徴とする上記(7)に記載の情報通信装置。
(10)前記サーチ機能部は、前記サーチ画面上で自分アイコンから相手アイコンに対して挨拶を行なうユーザー操作が行なわれたことに応答して、相手アイコンにメッセージを送信する、
ことを特徴とする上記(6)に記載の情報通信装置。
(11)前記サーチ機能部は、前記サーチ画面上で自分アイコンから相手アイコンに対して挨拶を行なうユーザー操作が行なわれたこと示す線を表示する、
ことを特徴とする上記(6)に記載の情報通信装置。
(12)前記サーチ機能部は、相手アイコンのユーザー側の情報通信装置で自分への挨拶が行なわれたことを示す線をさらに表示する、
ことを特徴とする上記(11)に記載の情報通信装置。
(13)前記サーチ機能部は、挨拶に成功したことを示すメッセージを表示する、
ことを特徴とする上記(6)に記載の情報通信装置。
(14)前記サーチ機能部は、地物を表示した地図模様のバックグラウンドを有し、自分アイコンと相手アイコンをそれぞれの絶対位置に基づいて前記地図上に配置したMAP画面を前記サーチ画面として前記表示部で表示する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の情報通信装置。
(15)前記サーチ機能部は、前記MAP画面上で、自分アイコンを第1の時間間隔でアップデートし、相手アイコンを前記第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔でアップデートする、
ことを特徴とする上記(14)に記載の情報
(16)前記サーチ機能部は、ユーザーの状態を表現した絵柄からなるステータス・アイコンを用いて、前記サーチ画面上に自分アイコン並びに相手アイコンを表示する、
上記(1)に記載の情報通信装置。
(17)前記サーチ機能部は、ステータス・アイコンの周辺に1以上の付属情報を配置する、
ことを特徴とする上記(16)に記載の情報通信装置。
(18)前記サーチ機能部は、ユーザー本人が相手アイコンのユーザーに過去に関わった回数を示す履歴情報、相手アイコンのユーザーの名前情報、ユーザー本人と相手アイコンのユーザーとの親密度を表す親密度情報のうち少なくとも1つを付属情報として配置する、
ことを特徴とする上記(16)に記載の情報通信装置。
(19)前記サーチ画面に表示する相手アイコンを制限するユーザーの条件を設定する通知設定機能部をさらに備え、
前記サーチ機能部は、検出したユーザーのうち前記ユーザーの条件に適合するものの相手アイコンのみを前記サーチ画面に表示する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の情報通信装置。
(20)前記通知設定機能部は、性別、ユーザー本人が過去に関わったユーザーの履歴情報のうち少なくとも1つを基本的なユーザーの条件として設定する、
ことを特徴とする上記(19)に記載の情報通信装置。
(21)前記通知設定機能部は、キーワードのリストを提示し、前記リストからユーザーが選択したキーワードを前記ユーザーの条件として設定する、
ことを特徴とする上記(19)に記載の情報通信装置。
(22)前記通知設定機能部は、前記リストとして、サービス運営者が用意するキーワードの集合からなる運営側リスト、個々のユーザーが投稿したキーワードの集合からなる投稿リスト、エリア毎に限定されたキーワードの集合からなるエリア限定リストのうち少なくとも1つをユーザーに提示する、
ことを特徴とする上記(21)に記載の情報通信装置。
(23)前記通知設定機能部は、ユーザーが前記リストから選択したキーワードについて、さらにユーザーの属性でユーザーの条件を絞り込むユーザー属性設定を受け付ける、
ことを特徴とする上記(21)に記載の情報通信装置。
(24)前記通知設定機能部は、設定したユーザーの条件に適合する両ユーザーに連絡する、
上記(19)に記載の情報通信装置。
(25)前記サーチ機能部は、検出したユーザーの履歴情報の記録と分析を行なう、
ことを特徴とする上記(1)に記載の情報通信装置。
(26)当該情報通信装置のユーザー本人の情報を設定する自分発信者情報設定機能部をさらに備える、
ことを特徴とする上記(1)に記載の情報通信装置。
(27)前記自分発信者情報設定機能部は、前記情報通信装置の初回動作時又は前記サーチ画面上で設定ボタンが操作されたことに応じて、当該情報通信装置のユーザー本人に関するプロファイル情報を設定する初期設定画面を前記表示部で表示する、
ことを特徴とする上記(26)に記載の情報通信装置。
(28)前記自分発信者情報設定機能部は、前記初期設定画面上で、性別、名前情報、画像、自由入力文のうち少なくとも1つについて設定を受け付ける、
ことを特徴とする上記(26)に記載の情報通信装置。
(29)前記自分発信者情報設定機能部は、前記サーチ画面上で自分アイコンが操作されたことに応答して、当該情報通信装置のユーザー本人に関するステータスを示すステータス表示画面を前記表示部で表示する、
ことを特徴とする上記(26)に記載の情報通信装置。
(30)前記ステータス表示画面は、当該情報通信装置のユーザー本人の出会いに関する履歴情報を表示する、
ことを特徴とする上記(29)に記載の情報通信装置。
(31)前記ステータス表示画面は、利用が可能なステータス・アイコンの一覧を表示し、
前記自分発信者情報設定機能部は、前記一覧の中から選択されたステータス・アイコンを自分アイコンに設定する、
ことを特徴とする上記(29)に記載の情報通信装置。
(32)相手アイコンに対応する相手発信者ユーザーに関する情報を提示する相手発信者情報提示機能部をさらに備える、
ことを特徴とする上記(1)に記載の情報通信装置。
(33)前記相手発信者情報提示機能部は、前記サーチ画面上で相手アイコンが操作されたことに応じて起動して、相手発信者情報提示画面を前記表示部で表示する、
ことを特徴とする上記(32)に記載の情報通信装置。
(34)前記相手発信者情報提示画面は、相手アイコンのユーザーとの出会いに関する歴情報、相手アイコンのユーザーの名前情報、相手アイコンのユーザーの画像、相手アイコンのユーザーの自由入力文のうち少なくとも一部を表示する、
ことを特徴とする上記(33)に記載の情報通信装置。
(35)前記相手発信者情報提示画面は、相手アイコンのユーザーへの交信を指示するコンタクト・ボタンを有する、
ことを特徴とする上記(33)に記載の情報通信装置。
(36)前記コンタクト・ボタンが操作されたことに応じて相手アイコンのユーザーと交信する相手交信機能部をさらに備える、
ことを特徴とする上記(35)に記載の情報通信装置。
(37)数メートル乃至数十メートル以内で無線信号を送受信する近接通信ステップと、
前記近接通信ステップにおける受信信号に基づいて周辺のユーザーを探索し、当該情報通信装置のユーザーを表す自分アイコン並びに周辺のユーザーを表す相手アイコンを各ユーザーの位置情報に基づいて配置したサーチ画面を表示するサーチ機能ステップと、
を有することを特徴とする情報通信方法。
(38)表示部、
数メートル乃至数十メートル以内で無線信号を送受信する近接通信部、
前記近接通信部の受信信号に基づいて周辺のユーザーを探索し、当該情報通信装置のユーザーを表す自分アイコン並びに周辺のユーザーを表す相手アイコンを各ユーザーの位置情報に基づいて配置したサーチ画面を前記表示部で表示するサーチ機能部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で既述されたことを特徴とするコンピューター・プログラム。
100…情報通信装置
110…制御部、111…CPU、112…ROM、113…RAM
120…表示部、121…表示パネル、122…表示インターフェース
123…タッチパネル、124…タッチ・インターフェース
130…音声処理部、131…音声出力部、132…音声入力部
134…出力端子
140…通信部、141…長距離通信部、142…近接通信部
150…記憶部、160…カメラ部、161…イメージ・センサー
162…AFE処理部、163…カメラ・インターフェース
170…センサー部

Claims (25)

  1. 表示部、
    数メートル乃至数十メートル以内で無線信号を送受信する近接通信部、
    前記近接通信部の受信信号に基づいて周辺のユーザーを探索し、当該情報通信装置のユーザーを表す自分アイコン並びに周辺のユーザーを表す相手アイコンを各ユーザーの位置情報に基づいて配置したサーチ画面を前記表示部で表示するサーチ機能部、
    としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で既述されたことを特徴とするコンピューター・プログラム。
  2. 前記サーチ機能部は、周辺のユーザーが所持する情報通信装置が前記近接通信部から送信する報知信号を受信したことによりユーザーを検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピューター・プログラム。
  3. 前記報知信号は、送信元のユーザーを識別する情報とアイコンの種類を指定する情報を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンピューター・プログラム。
  4. 前記サーチ機能部は、基準位置に自分アイコンを配置するとともに、当該情報通信装置のユーザーとの相対的な位置関係に対応する画面位置に相手アイコンを配置したレーダー画面を前記サーチ画面として前記表示部で表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピューター・プログラム。
  5. 前記サーチ機能部は、自分アイコンに接近した相手アイコンに対する挨拶機能を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピューター・プログラム。
  6. 前記サーチ機能部は、前記挨拶機能を相手アイコンが自分アイコンに接近してから所定時間のチャンスタイムに制限し、前記挨拶機能の対象となる相手アイコンにエフェクトを掛ける、
    ことを特徴とする請求項5に記載のコンピューター・プログラム。
  7. 前記サーチ機能部は、前記サーチ画面上で自分アイコンから相手アイコンに対して挨拶を行なうユーザー操作が行なわれたことに応答して、相手アイコンにメッセージを送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のコンピューター・プログラム。
  8. 前記サーチ機能部は、地物を表示した地図模様のバックグラウンドを有し、自分アイコンと相手アイコンをそれぞれの絶対位置に基づいて前記地図上に配置したMAP画面を前記サーチ画面として前記表示部で表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピューター・プログラム。
  9. 前記サーチ機能部は、ユーザーの状態を表現した絵柄からなるステータス・アイコンを用いて、前記サーチ画面上に自分アイコン並びに相手アイコンを表示する、
    請求項1に記載のコンピューター・プログラム。
  10. 前記サーチ機能部は、ステータス・アイコンの周辺に1以上の付属情報を配置する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のコンピューター・プログラム。
  11. 前記サーチ機能部は、ユーザー本人が相手アイコンのユーザーに過去に関わった回数を示す履歴情報、相手アイコンのユーザーの名前情報、ユーザー本人と相手アイコンのユーザーとの親密度を表す親密度情報のうち少なくとも1つを付属情報として配置する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のコンピューター・プログラム。
  12. 前記コンピューターを、前記サーチ画面に表示する相手アイコンを制限するユーザーの条件を設定する通知設定機能部としてさらに機能させ、
    前記サーチ機能部は、検出したユーザーのうち前記ユーザーの条件に適合するものの相手アイコンのみを前記サーチ画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピューター・プログラム。
  13. 前記通知設定機能部は、性別、ユーザー本人が過去に関わったユーザーの履歴情報のうち少なくとも1つを基本的なユーザーの条件として設定する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンピューター・プログラム。
  14. 前記通知設定機能部は、キーワードのリストを提示し、前記リストからユーザーが選択したキーワードを前記ユーザーの条件として設定する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンピューター・プログラム。
  15. 前記通知設定機能部は、前記リストとして、サービス運営者が用意するキーワードの集合からなる運営側リスト、個々のユーザーが投稿したキーワードの集合からなる投稿リスト、エリア毎に限定されたキーワードの集合からなるエリア限定リストのうち少なくとも1つをユーザーに提示する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のコンピューター・プログラム。
  16. 前記通知設定機能部は、ユーザーが前記リストから選択したキーワードについて、さらにユーザーの属性でユーザーの条件を絞り込むユーザー属性設定を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項14に記載のコンピューター・プログラム。
  17. 前記通知設定機能部は、設定したユーザーの条件に適合する両ユーザーに連絡する、
    請求項12に記載のコンピューター・プログラム。
  18. 前記コンピューターを、当該情報通信装置のユーザー本人の情報を設定する自分発信者情報設定機能部としてさらに機能させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピューター・プログラム。
  19. 前記自分発信者情報設定機能部は、前記サーチ画面上で自分アイコンが操作されたことに応答して、当該情報通信装置のユーザー本人に関するステータスを示すステータス表示画面を前記表示部で表示する、
    ことを特徴とする請求項18に記載のコンピューター・プログラム。
  20. 前記ステータス表示画面は、当該情報通信装置のユーザー本人の出会いに関する履歴情報を表示する、
    ことを特徴とする請求項19に記載のコンピューター・プログラム。
  21. 前記ステータス表示画面は、利用が可能なステータス・アイコンの一覧を表示し、
    前記自分発信者情報設定機能部は、前記一覧の中から選択されたステータス・アイコンを自分アイコンに設定する、
    ことを特徴とする請求項19に記載のコンピューター・プログラム。
  22. 前記コンピューターを、相手アイコンに対応する相手発信者ユーザーに関する情報を提示する相手発信者情報提示機能部としてさらに機能させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピューター・プログラム。
  23. 前記相手発信者情報提示機能部は、前記サーチ画面上で相手アイコンが操作されたことに応じて起動して、相手発信者情報提示画面を前記表示部で表示する、
    ことを特徴とする請求項22に記載のコンピューター・プログラム。
  24. 前記相手発信者情報提示画面は、相手アイコンのユーザーへの交信を指示するコンタクト・ボタンを有し、
    前記コンピューターを、前記コンタクト・ボタンが操作されたことに応じて相手アイコンのユーザーと交信する相手交信機能部としてさらに機能させる、
    ことを特徴とする請求項23に記載のコンピューター・プログラム。
  25. 表示部と、
    数メートル乃至数十メートル以内で無線信号を送受信する近接通信部と、
    前記近接通信部の受信信号に基づいて周辺のユーザーを探索し、当該情報通信装置のユーザーを表す自分アイコン並びに周辺のユーザーを表す相手アイコンを各ユーザーの位置情報に基づいて配置したサーチ画面を前記表示部で表示するサーチ機能部と、
    を具備することを特徴とする情報通信装置。
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