JP2002288080A - メール管理装置、メール管理方法及びプログラム - Google Patents

メール管理装置、メール管理方法及びプログラム

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JP2002288080A
JP2002288080A JP2001090249A JP2001090249A JP2002288080A JP 2002288080 A JP2002288080 A JP 2002288080A JP 2001090249 A JP2001090249 A JP 2001090249A JP 2001090249 A JP2001090249 A JP 2001090249A JP 2002288080 A JP2002288080 A JP 2002288080A
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JP2001090249A
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Masao Ishizuka
真男 石塚
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Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上で送受信されるメールに付加
価値を付与したメールを送信できるようにすることであ
る。 【解決手段】 メール管理システム1は、メール管理サ
ーバ10と、複数のユーザ端末20a〜20eとから構
成され、メール管理サーバ10は、利用顧客数が限定さ
れたオリジナルフォームを利用するブランドメールのサ
ービスを提供するHPを開設し、顧客は、ユーザ端末2
0aを介してこのHPにアクセスし、ブランドメールの
利用登録を行う。そして、利用登録を行った顧客は、ユ
ーザ端末20aを介してこのHPにアクセスして、顧客
認証を受けた後に、所望のオリジナルフォームを選択
し、送信先のメールアドレス、及び文字メッセージを入
力して、メール管理サーバ10に送信する。メール管理
サーバ10は、ユーザ端末20aから受信した情報に基
づいてブランドメールを生成し、送信先に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
メールの送信を管理するメール管理装置、メール管理方
法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、インターネット、パソコン通信等
の通信ネットワークの普及に伴い、プロバイダ(インタ
ーネット接続事業者)、パソコン通信事業者等を介した
メールの送受信サービスが急速に普及し、コミュニケー
ション手段としての地位が確立されてきた。また、最近
では、デジタル端末の高速パケット通信サービスの開始
により、携帯電話、PHS(Personal Handyphone Syst
em)、PDA(PersonalDigital Assistant)等の携帯
情報端末を利用したメールの送受信も行われている。
【0003】上記のようなメールの送受信においては、
例えば、送信者は文字メッセージをエディタで生成し、
メールソフト(メールを送受信するためのアプリケーシ
ョンソフトウエア)によって、送信先のメールアドレス
を宛先として指定して受信者に送信する。一方、受信者
は、メールソフトを起動した際に着信通知が表示される
などの各種方法で、自分宛にメールが着信したことを確
認し、メールソフトあるいはブラウザ(閲覧/検索用ソ
フトウエア)によって自分宛のメールを読むことができ
る。
【0004】詳細に説明すると、メールソフトには、自
分のメールボックスに届いた新着メールを取り込んだ
り、メッセージを作成して送信するといった基本的な機
能の他に、返信、転送、回送、Cc(カーボン・コピ
ー)、BCc(ブラインド・カーボン・コピー)といっ
たメール配信機能や、メールアドレスを管理して、メー
ル送信作業を簡略化するアドレス帳機能、差出人に応じ
て受信メールを自動処理するフィルタリング機能、電子
署名やメッセージ暗号化などのセキュリティ機能など、
多彩な情報管理機能を備えている。
【0005】一方、有名なデザイナーやメーカーの商標
をもったファッション商品は、ブランド商品と呼ばれ、
流行に敏感な若者や女性の間で人気がある。このような
ブランド商品は、商品自体のデザイン性や信頼性による
価値だけでなく、企業のマーケティングや広告活動など
を通じて消費者に意識される無形の価値が付加されるこ
とにより、非常に高額で売買が行われる。そして、この
ブランド商品は、高額商品や限定商品として売買される
ことにより、さらに商品の希少性、高級性、独自性を特
化させて、ブランド商品を所有するユーザの満足度をさ
らに向上させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなメールソフトにあっては、機能や利便性に特化し
たものが多く、例えば、手紙を送るときに個人の好みや
季節、伝えたいメッセージ等に応じて便せんや葉書を選
ぶように、ユーザの目的に応じてメールソフトのフレー
ム等のデザインを選ぶことができなかった。したがっ
て、親しい間柄でやり取りされるメールであっても、堅
苦しい、味気ない、親しみにくい等の印象を受信者に与
えてしまうことがあった。本発明の課題は、ネットワー
ク上で送受信されるメールに付加価値を付与したメール
を送信できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ネットワーク(例えば、図1に示すネットワークN)に
接続されるユーザ端末(例えば、図1に示すユーザ端末
20a)を介して、顧客から特定提供者の提供する付加
価値情報の利用登録を受け付け、当該利用登録を受け付
けた顧客からの利用要求に応じて前記付加価値情報を付
加させたメールを送信するメール管理装置(例えば、図
1に示すメール管理サーバ10)において、前記利用登
録を行った顧客の顧客情報を記憶する顧客情報記憶手段
(例えば、図2に示す記録媒体17)と、前記付加価値
情報を記憶する付加価値情報記憶手段(例えば、図2に
示す記録媒体17)と、前記利用要求を行っている顧客
と、前記利用登録を行った顧客とが同じであるか否かを
前記顧客情報記憶手段に記憶された顧客情報に基づいて
判別を行う判別手段(例えば、図12のステップS30
4に示す処理を行うCPU11)と、前記判別手段によ
り前記利用要求を行っている顧客が前記利用登録を行っ
たと判別された場合に、前記ユーザ端末から送信される
文字メッセージおよび送信先を含むメール情報を受信し
て、前記付加価値情報記憶手段に記憶された付加価値情
報を前記文字メッセージに付加してメールを生成するメ
ール生成手段(例えば、図12のステップS312、S
314に示す処理を行うCPU11)と、前記メール生
成手段により生成されたメールを前記送信先に送信する
メール送信手段(例えば、図12のステップS317に
示す処理を行うCPU11)と、を備えることを特徴と
している。
【0008】なお、特定提供者とは、例えば、有名なデ
ザイナーやブランドメーカーの商標をもつ商品を提供す
る業者であり、付加価値情報とは、特定提供者であるデ
ザイナーやブランドメーカーによりデザインされるメー
ル専用のフレームのことである。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、ネット
ワークに接続されるユーザ端末を介して、顧客から特定
提供者の提供する付加価値情報の利用登録を受け付け、
利用登録を受け付けた顧客からの利用要求に応じて付加
価値情報を付加させたメールを送信するメール管理装置
において、顧客情報記憶手段により、利用登録を行った
顧客の顧客情報を記憶し、付加価値情報記憶手段によ
り、付加価値情報を記憶し、判別手段により、利用要求
を行っている顧客と、利用登録を行った顧客とが同じで
あるか否かを顧客情報記憶手段に記憶された顧客情報に
基づいて判別を行い、メール生成手段により、判別手段
により利用要求を行っている顧客が利用登録を行ったと
判別された場合に、ユーザ端末から送信される文字メッ
セージおよび送信先を含むメール情報を受信して、付加
価値情報記憶手段に記憶された付加価値情報を文字メッ
セージに付加してメールを生成し、メール送信手段によ
り、メール生成手段により生成されたメールを送信先に
送信するため、顧客登録を行った顧客のみが、付加価値
情報を付加されたメールを所望する送信先に送信するサ
ービスを利用することができる。これにより、顧客は、
文字メッセージだけでなく、付加価値情報によって受信
者にメッセージを伝えることができる。また、受信者
は、受信したメールの印象が強く残り、文字メッセージ
以外の付加価値情報を楽しむことができ、コミュニケー
ションを円滑に図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図16は、本発明を適
用したメール管理システムの一実施の形態を示す図であ
る。
【0011】まず、構成を説明する。図1は、本実施の
形態におけるメール管理システム1のシステム構成を概
念的に示す図である。メール管理システム1において、
メール管理サーバ10、ユーザ端末20a〜20eは、
インターネット等のオープンなネットワークであるネッ
トワークNに接続されている。
【0012】なお、図1においては、1台のメール管理
サーバ10、5台のユーザ端末20a〜20eがネット
ワークNに接続された場合を示しているが、これらの台
数等は特に限定されない。
【0013】以下、本実施の形態におけるユーザ端末2
0a〜20eの構成例や、メール管理サーバ10とユー
ザ端末20a〜20eとの間で行われる処理例について
は、ユーザ端末20aを代表して説明する。なお、本実
施の形態では、ユーザ端末20b〜20eの構成と動作
は、ユーザ端末20aと同様である。このため、ユーザ
端末20b〜20eの各構成部分には同一の符号を付
し、これらの図示及び詳細な説明は省略する。
【0014】図1のメール管理システム1は、メール管
理サーバ10を中継して、ユーザ端末20a〜20eの
間で、所定ブランドのオリジナルフォームを利用したメ
ールであるブランドメールを送信するサービスの提供を
行うシステムである。なお、所定ブランドのオリジナル
フォームとは、所定のデザイナーやブランドメーカーに
よりデザインされるメール専用のフレームである。ま
た、フレームとは、メールの文字メッセージが表示され
る際に文字メッセージの周りを囲む枠のことを示す。
【0015】図1のメール管理サーバ10は、ブランド
メールのサービスを提供するサービス会社によって管理
されるサーバである。このメール管理サーバ10は、例
えば、インターネット上のWebサイト(WEB SITE)に
おいて、各種デザイナーやブランドメーカーによってデ
ザインされたオリジナルフォームを利用するブランドメ
ールを提供するためのHP(Home Page)を開設する。
また、メール管理サーバ10は、このHP上で、ユーザ
端末20aからブランドメールの利用登録を受け付け
る。そして、登録を行ったユーザ端末20aから、この
HP上でブランドメールの利用要求を受け付けると、所
望の相手にブランドメールを送信するサービスを提供す
る。さらに、メール管理サーバ10は、ブランドメール
を受信したユーザ端末20aの要求に応じて、ブランド
メールを閲覧するためのアプリケーションソフトを提供
する。
【0016】図1のユーザ端末20aは、ブランドメー
ルを利用する顧客により管理される端末であり、メール
管理サーバ10が開設するHPにアクセスして、ブラン
ドメールの利用登録、及びブランドメールの送信を行
う。また、他のユーザ端末20b〜20eからブランド
メールが送信された場合、ユーザ端末20aは、メール
管理サーバ10から送信されたブランドメールとともに
対応するアプリケーションソフトを取得して、受信した
ブランドメールを閲覧する。
【0017】次に、図2〜図9を参照してメール管理シ
ステム1を構成する各装置について詳細に説明する。
【0018】図2は、本実施の形態におけるメール管理
サーバ10の要部構成を示すブロック図である。図2に
示すように、メール管理サーバ10は、CPU(Centra
l Processing Unit)11、表示部12、入力部13、
伝送制御部14、RAM(Random AccessMemory)1
5、記憶装置16、記憶装置16が備える記録媒体17
等から構成され、記録媒体17を除く各部はバス18に
より接続されている。
【0019】CPU11は、記憶装置16内に格納され
ているシステムプログラム、及び各種アプリケーション
プログラムの中から指定されたプログラムを、RAM1
5内の図示しないワークエリアに展開し、入力部13、
及び伝送制御部14から入力されるデータに応じて、プ
ログラムに従った各種処理を実行し、処理結果をRAM
15内のワークメモリに格納する。さらに、処理結果を
表示するための表示情報を生成して表示部12へ出力す
るとともに、ユーザ端末20aへ処理結果を送信する。
【0020】具体的には、CPU11は記憶装置16内
に格納される顧客登録処理プログラム、ブランドメール
送信処理プログラムを読み出して、後述する顧客登録処
理(図10参照)、ブランドメール送信処理(図12参
照)を実行する。
【0021】この顧客登録処理において、CPU11
は、Web上において開設しているHPに、ネットワー
クNを介してユーザ端末20aからアクセスされると、
ユーザ端末20aの要求が新規の顧客登録であるか否か
を判断する。新規の顧客登録であった場合は、顧客情報
登録ページの画面データ(図示せず)をユーザ端末20
aに送信して、顧客情報登録ページで顧客情報を入力さ
せて、ユーザ端末20aから顧客情報を受信する。ここ
で、顧客情報とは、顧客登録を行う顧客の氏名、顧客に
より任意に指定されるパスワード、及び顧客が利用を希
望するブランドコースを少なくとも含む情報である。
【0022】なお、このブランドコースは、ブランドコ
ース毎に1つあるいはそれ以上のオリジナルフォームが
登録されており、顧客はブランドコース毎に利用登録を
行うことにより、ブランドコースに登録されているオリ
ジナルフォームを自由に選択して利用することができ
る。さらに、ブランドコース毎に、顧客限定数が決めら
れており、CPU11は、顧客限定数を超えたブランド
コースについては利用登録を行わない。
【0023】CPU11は、受信した顧客情報から顧客
の希望するブランドコースを取得するとともに、後述す
るオリジナルフォーム管理ファイル171a(図5参
照)から顧客限定数及び利用顧客数を読み出して、顧客
が希望したブランドコースが設定されている顧客限定数
を満たしていないかを確認する。ここで、顧客が希望し
たブランドコースの利用顧客数が顧客限定数に達してい
ない場合、CPU11は、顧客情報に対応するユーザI
D、及び会員期限を生成する。そして、後述する顧客情
報ファイル171c(図7参照)に受信した顧客情報、
顧客情報に対応するユーザID、及び会員期限を格納す
るとともに、ユーザID、及び会員期限をユーザ端末2
0aに送信する。また、ブランドコースの利用顧客数が
顧客限定数を満たしている場合は、CPU11は、ユー
ザ端末20aに、エラー通知を送信して、再度、顧客情
報の登録を行わせる。
【0024】また、ブランドメール送信処理において、
CPU11は、ユーザ端末20aからHP上においてブ
ランドメールの利用要求を受け付けると、顧客認証を行
うため、ユーザID、及びパスワードの入力ページの画
面データ(図示せず)をユーザ端末20aに送信する。
そして、ユーザ端末20aから送信されるユーザID、
及びパスワードを受信して、顧客情報ファイル171c
を読み出して顧客の照合、及び会員期限の確認を行う。
【0025】CPU11は、顧客の照合、及び会員期限
の確認を行い、顧客がサービスの利用を可能な場合、メ
ールサービスページの画面データ(図13参照)をユー
ザ端末20aに送信する。次いで、ユーザ端末20aか
らオリジナルフォームのサンプル画像が閲覧できるメニ
ューページの要求を受け付けると、ユーザ端末20aに
メニューページの画面データ(図14参照)を送信し、
このメニューページにおいて希望のオリジナルフォーム
を選択させる。次いで、CPU11は、顧客により選択
されたオリジナルフォームのフォームIDを取得する
と、後述するオリジナルフォーム情報ファイル171b
(図5参照)から対応するオリジナルフォームの画像デ
ータを取得して、オリジナルフォームが表示されるメー
ル送信ページの画面データ(図示せず)をユーザ端末2
0aに送信する。
【0026】CPU11は、メール送信ページにおい
て、ユーザ端末20aに送信する宛先のメールアドレ
ス、及び文字メッセージを入力させる。次いで、CPU
11は、送信する宛先のメールアドレス、文字メッセー
ジ、及びフォームIDを受信すると、後述するメールデ
ータベース171e(図8参照)に送信する宛先のメー
ルアドレス、文字メッセージ、フォームID、ユーザI
Dを記録する。そして、受信した文字メッセージとオリ
ジナルフォームの画像データを合成してブランドメール
を生成し、指定された宛先に送信する。
【0027】また、CPU11は、メール送信ページに
おいて、ユーザ端末20aから広告追加指示が入力され
た場合は、送信するブランドメールに広告情報を付加し
て、ブランドメールを生成し、指定された宛先にブラン
ドメールを送信する。なお、広告情報とは、ブランドメ
ールを提供するデザイナーやブランドメーカーの商品や
サービスを宣伝する情報である。
【0028】さらに、CPU11は、後述する課金情報
ファイル171d(図7参照)に、顧客毎の送信したメ
ール数、及び報奨金を更新可能に記憶する。なお、広告
情報を付加したブランドメールを送信した顧客に対して
は、報奨金を一定の割合で引き上げることもできる。
【0029】また、CPU11は、ブランドメールを受
信したユーザ端末20aからの要求に従って、ブランド
メールを閲覧するためのアプリケーションソフトを提供
する。このアプリケーションソフトは、メール管理サー
バ10から受信したブランドメールを表示させるための
ブラウザ機能を備えており、受信したブランドメールに
付加されたオリジナルフォームの画像データ、及びフォ
ームIDに従って受信したブランドメールの表示を行
う。また、このアプリケーションソフトは、ブランドメ
ールの編集及び送信機能は備えていないため、ブランド
メールの受信者が、受信したブランドメールを第三者に
転送することはできない構成となっている。
【0030】表示部12は、CRT(Cathode Ray Tub
e)やLCD(Liquid Crystal Display)等によってな
る表示画面を備え、CPU11から入力される表示指示
に基づいて入力部13、伝送制御部14を介して送受信
される表示データを画面上に表示する。
【0031】入力部13は、カーソルキー、数字入力キ
ー、及び各種機能キーを備えたキーボードを含み、この
キーボードで押下されたキーに対応する押下信号をCP
U11に出力する。なお、入力部13は、必要に応じて
マウス、タッチパネル等のポインティングデバイスや、
その他の入力装置を備えるものとしてもよい。
【0032】伝送制御部14は、LAN(Local Area N
etwork)、WAN(Wide Area Network)、あるいはイ
ンターネット等の各種ネットワークに接続された伝送媒
体に接続可能なインターフェイスである。ここで、伝送
媒体とは、電話回線や対金属線や同軸ケーブル、光ファ
イバーケーブル等により構成され、各種装置と接続され
ることにより上記ネットワークを形成するものである。
伝送制御部14は、モデム(MODEM:MOdeulator/D
EModulator)またはターミナルアダプタ(TA:Termin
al Adapter)等によって構成され、電話回線、ISDN
回線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うため
の制御を行う。モデムは、電話回線を介してパーソナル
コンピュータ等の外部機器との通信を行うために、CP
U11によって処理されたデジタルデータを電話回線の
周波数帯域にあったアナログ信号に変調し、また、電話
回線を介して入力されたアナログ信号をデジタル信号に
復調する装置であり、ターミナルアダプタは、ISDN
回線を介してパーソナルコンピュータ等の外部機器との
通信を行うために、既存のインターフェイスをISDN
に対応するインターフェイスに変換する装置である。
【0033】RAM15は、CPU11によって実行さ
れる各種プログラムやこれら各種プログラムによって処
理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形
成する。
【0034】記憶装置16は、プログラムやデータ等が
あらかじめ記憶されている記録媒体17を有しており、
この記録媒体17は磁気的、光学的記録媒体、若しくは
半導体メモリで構成されている。この記録媒体17は記
憶装置16に固定的に設けられるもの、若しくは着脱自
在に装着するものであり、この記録媒体17には、前記
システムプログラム及び当該システムに対応する各種ア
プリケーションプログラム、顧客登録処理プログラム、
ブランドメール送信処理プログラム、及び各種処理プロ
グラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0035】また、記録媒体17に記憶するプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクラ
イアント等の他の機器からWAN、LAN等のネットワ
ーク回線の伝送媒体を介して伝送制御部14から受信し
て記憶する構成にしてもよく、さらに、記録媒体17は
ネットワーク上に構築されたサーバの記録媒体であって
もよい。さらに、前記プログラムをネットワーク回線等
の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこ
れらの機器にインストールするように構成してもよい。
【0036】ここで、図3〜図8を参照して記録媒体1
7に格納される各種ファイル、及びデータベースについ
て説明する。図3は、記録媒体17に格納される各種フ
ァイル、及びデータベースの格納例を示す図である。記
録媒体17には、オリジナルフォーム管理ファイル17
1a、オリジナルフォーム情報ファイル171b、顧客
情報ファイル171c、課金情報ファイル171d、メ
ールデータベース(以下、「メールDB」と略す)17
1eが格納される。
【0037】図4は、オリジナルフォーム管理ファイル
171aに格納されるデータの構成例を示した図であ
る。オリジナルフォーム管理ファイル171aには、管
理情報として、ブランドメールを提供するサービスの種
類を示す「ブランドコース」、オリジナルフォームの識
別子となる「フォームID」、オリジナルフォームの名
称となる「フォーム名」、ブランドコースの「利用料
金」、ブランドコースを利用できる人数をあらかじめ設
定した「顧客限定数」、及び現在ブランドコースを利用
している人数を示す「利用顧客数」が記録される。な
お、顧客登録処理においては、この顧客限定数、及び利
用顧客数が比較されることにより、利用顧客数の管理が
行われる。
【0038】最上段のレコードに記録される管理情報を
例として具体的に説明する。まず、ブランドコースとし
て、「Aコース」の文字データが記録され、フォームI
Dとして、「A001」の文字データ、及び数字データ
が記録される。また、フォーム名として、「○○フォー
ム」の文字データが記録され、利用料金として、「10
000」の数字データが記録される。さらに、顧客限定
数として、「30」の数字データが記録され、利用顧客
数として、「18」の数字データが記録される。
【0039】図5は、オリジナルフォーム情報ファイル
171bに格納されるデータの構成例を示した図であ
る。オリジナルフォーム情報ファイル171bには、オ
リジナルフォーム情報として、オリジナルフォームの識
別子となる「フォームID」、及びフォームIDに対応
するオリジナルフォームの画像データが「オリジナルフ
ォーム情報」として記憶される。なお、メール送信処理
においては、CPU11により、オリジナルフォーム情
報ファイル171bからフォームIDに対応するオリジ
ナルフォーム情報の画像データが取得され、メール送信
ページが生成される。あるいは、このオリジナルフォー
ム情報の画像データと文字メッセージが合成されること
によりブランドメールが生成される。
【0040】最上段のレコードに記録されるオリジナル
フォーム情報を例として具体的に説明する。まず、フォ
ームIDとして、「A001」の文字データ、及び数字
データが記録され、オリジナルフォーム情報として、フ
ォームIDに対応する「○○フォーム情報」の画像デー
タが記録される。
【0041】図6は、顧客情報ファイル171cに格納
されるデータの構成例を示した図である。顧客情報ファ
イル171cには、顧客情報として、顧客の氏名を示す
「顧客名」、顧客登録時に付与される「ユーザID」、
顧客登録時に顧客に設定される「パスワード」、サービ
スを利用可能な期限を示す「会員期限」、及び顧客が利
用できるブランドコースの種類を示す「コース」が記憶
される。なお、ブランドメール送信処理においては、こ
れらフォームID、及びパスワードを参照して、顧客の
認証が行われ、さらに会員期限を参照して利用可能な期
限の確認が行われる。
【0042】最上段のレコードに記録される顧客情報を
例として具体的に説明する。まず、顧客名として、「佐
藤◇◇」の文字データが記録され、ユーザIDとして、
「sato1234」の文字データ、及び数字データが
記録される。パスワードとして、「******」の文
字データが記録され、会員期限として、「2001/1
2/31」の数字データが記録される。そして、コース
として「Aコース」の文字データが記録される。
【0043】図7は、課金情報ファイル171dに格納
されるデータの構成例を示した図である。課金情報ファ
イル171dには、課金情報として、顧客の氏名を示す
「顧客名」、顧客が利用できるブランドコースの種類を
示す「コース」、サービスを利用可能な期限を示す「会
員期限」、顧客が利用するブランドコースの「利用料
金」、顧客がメールを送信した数を示す「メール数」、
顧客が送信したメール数に応じて与えられる「報奨金」
が記録される。なお、メール数、及び報奨金は、顧客が
ブランドメールを利用する度に、データの更新が行われ
る。
【0044】最上段のレコードに記録される課金情報を
例として具体的に説明する。まず、顧客名には、「佐藤
◇◇」の文字データが記録され、コースには「Aコー
ス」の文字データが記録される。また、会員期限には、
「2001/12/31」の数字データが記録され、利
用料金には「10000」の数字データが記録される。
さらに、メール数には、「0020」の数字データが記
録され、報奨金には、「200」の数字データが記録さ
れる。
【0045】図8は、メールDB171eに格納される
データの構成例を示した図である。メールDB171e
には、顧客の氏名を示す「顧客名」、顧客登録時に発行
される「ユーザID」、送信先のメールアドレスを示す
「宛先」、文字メッセージを示す「文面」、オリジナル
フォームの「フォームID」が記録される。
【0046】最上段のレコードに記録されるデータを例
として具体的に説明する。まず顧客名として、「佐藤◇
◇」の文字データが記録され、ユーザIDとして、「s
ato1234」の文字データが記録される。また、宛
先として、「sato@abc.ne.jp」の文字データが記録さ
れ、文面として、「こんにちは・・・・」の文字データ
が記録される。さらに、フォームIDとして、「A00
1」の文字データ、及び数字データが記録される。
【0047】次に、図9を参照して、ユーザ端末20a
について説明する。図9は、ユーザ端末20aの要部構
成を示すブロック図である。図9に示すように、ユーザ
端末20aは、CPU21、表示部22、入力部23、
伝送制御部24、RAM25、記憶装置26、記憶装置
26が備える記録媒体27等から構成され、記録媒体2
7を除く各部はバス28により接続されている。
【0048】CPU21は、記憶装置26内に格納され
ているシステムプログラム、及び各種アプリケーション
プログラムの中から指定されたプログラムを、RAM2
5内の図示しないワークエリアに展開し、入力部23、
及び伝送制御部24から入力されるデータに応じて、プ
ログラムに従った各種処理を実行し、処理結果をRAM
25内のワークメモリに格納する。さらに、処理結果を
表示するための表示情報を生成して表示部22へ出力す
るとともに、メール管理サーバ10へ処理結果を送信す
る。
【0049】具体的には、CPU21は記憶装置26内
に格納されるブランドメール送信処理プログラムを読み
出して、後述するブランドメール送信処理(図11参
照)を実行する。
【0050】このメール送信処理において、CPU21
は、ユーザからメール管理サーバ10が開設するHPへ
のアクセスが指示されると、HPを閲覧するためのブラ
ウザを起動して、HPへアクセスを行う。次いで、CP
U21は、メール管理サーバ10に対して、ログイン要
求を送信して、ユーザID、及びパスワードを入力する
ための入力ページの画面データ(図示せず)を受信す
る。そして、受信した入力画面において、顧客からユー
ザID、及びパスワードが入力されると、入力されたユ
ーザID、及びパスワードをメール管理サーバ10に送
信する。
【0051】メール管理サーバ10により、顧客の認
証、及び会員期限の確認が行われ、これらの認証、及び
確認に成功した場合、メール管理サーバ10から送信さ
れるメールサービスページの画面データ(図13参照)
を受信する。さらに、CPU21は、顧客により、この
メールサービスページにおいてメニューページの要求が
入力されると、メール管理サーバ10にメニューページ
の要求を行う。
【0052】CPU21は、メール管理サーバ10から
メニューページの画面データ(図14参照)を受信する
と、メニューページを表示部に表示させ、顧客に、利用
するオリジナルフォームを選択させる。次いで、顧客に
より、オリジナルフォームが選択されると、選択された
オリジナルフォームのフォームIDをメール管理サーバ
10に送信する。そして、選択されたオリジナルフォー
ムが表示されたメール送信ページの画面データ(図示せ
ず)を受信して、表示部22に表示させる。
【0053】CPU21は、メール管理サーバ10から
受信したメール送信ページにおいて、送信する宛先とな
るメールアドレスを入力させ、次いで、文字メッセージ
を入力させる。そして、顧客から送信指示が入力される
と、送信先のメールアドレス、文字メッセージ、及びフ
ォームIDのデータをメール管理サーバ10に送信す
る。なお、顧客からメール送信ページにおいて広告追加
指示が入力された場合は、広告追加指示も同時にメール
管理サーバ10に送信する。
【0054】あるいは、CPU21は、顧客登録処理に
おいて、顧客から新規登録の指示が入力されると、メー
ル管理サーバ10に新規登録を要求する指示を送信す
る。次いで、メール管理サーバ10から送信される顧客
情報登録ページを受信して表示部22に表示させ、顧客
情報登録ページの指示に従って顧客に顧客情報を入力さ
せる。そして、入力された顧客情報のデータをメール管
理サーバ10に送信して、顧客登録を行う。
【0055】さらに、CPU21は、ブランドメールを
受信した際に、顧客の指示により、ブランドメールを閲
覧するためのアプリケーションソフトをメール管理サー
バ10から取得する場合は、アプリケーションソフトを
要求する指示をメール管理サーバ10に送信して、アプ
リケーションソフトをメール管理サーバ10から取得す
る。
【0056】表示部22は、CRTやLCD等によって
なる表示画面を備え、CPU21から入力される表示指
示に基づいて入力部23、伝送制御部24を介して送受
信される表示データを画面上に表示する。
【0057】入力部23は、カーソルキー、数字入力キ
ー、及び各種機能キーを備えたキーボードを含み、この
キーボードで押下されたキーに対応する押下信号をCP
U21に出力する。なお、入力部23は、必要に応じて
マウス、タッチパネル等のポインティングデバイスや、
その他の入力装置を備えるものとしてもよい。
【0058】伝送制御部24は、LAN、WAN、ある
いはインターネット等の各種ネットワークに接続された
伝送媒体に接続可能なインターフェイスである。ここ
で、伝送媒体とは、電話回線や対金属線や同軸ケーブ
ル、光ファイバーケーブル等により構成され、各種装置
と接続されることにより上記ネットワークを形成するも
のである。伝送制御部24は、モデムまたはターミナル
アダプタ等によって構成され、電話回線、ISDN回線
の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御
を行う。
【0059】RAM25は、CPU21によって実行さ
れる各種プログラムやこれら各種プログラムによって処
理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形
成する。
【0060】記憶装置26は、プログラムやデータ等が
あらかじめ記憶されている記録媒体27を有しており、
この記録媒体27は磁気的、光学的記録媒体、若しくは
半導体メモリで構成されている。この記録媒体27は記
憶装置26に固定的に設けられるもの、若しくは着脱自
在に装着するものであり、この記録媒体27には、前記
システムプログラム及び当該システムに対応する各種ア
プリケーションプログラム、ブランドメール送信処理プ
ログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデータ
等を記憶する。
【0061】また、記録媒体27に記憶するプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクラ
イアント等の他の機器からWAN、LAN等のネットワ
ーク回線の伝送媒体を介して伝送制御部24から受信し
て記憶する構成にしてもよく、さらに、記録媒体27は
ネットワーク上に構築されたサーバの記録媒体であって
もよい。さらに、前記プログラムをネットワーク回線等
の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこ
れらの機器にインストールするように構成してもよい。
【0062】次に、本実施の形態の動作を説明する。ま
ず、メール管理システム1において、メール管理サーバ
10のCPU11によって実行される顧客登録処理につ
いて、図10に示すフローチャートを用いて説明する。
【0063】図10において、まず、メール管理サーバ
10のCPU11は、ユーザ端末20aからのアクセス
を待機する(ステップS101)。次いで、伝送制御部
14を介してユーザ端末20aからアクセスが実行され
ると(ステップS102;YES)、ユーザ端末20a
からの要求が新規登録であるか否かを判断する(ステッ
プS103)。
【0064】ユーザ端末20aの要求が新規登録でない
場合(ステップS103;NO)は、他の処理に移行す
る。ユーザ端末20aの要求が新規登録である場合(ス
テップS103;YES)、CPU11は、顧客情報登
録ページの画面データをユーザ端末20aに送信して
(ステップS104)、ユーザ端末20aから顧客情報
が送信されるのを待機する(ステップS105)。な
お、ここで送信される顧客情報は、顧客の氏名、顧客が
指定する任意のパスワード、及び顧客が利用を希望する
ブランドコースである。
【0065】CPU11は、ユーザ端末20aから顧客
情報が送信されると(ステップS106;YES)、送
信された顧客情報を受信して、顧客情報から顧客の希望
するブランドコースを取得する(ステップS107)。
次いで、オリジナルフォーム管理ファイル171aから
対応するブランドコースの顧客限定数及び利用顧客数を
取得して比較し、利用顧客数が顧客限定数以下であるか
否かを判断する(ステップS108)。
【0066】利用顧客数が顧客限定数を満たしている場
合(ステップS108;NO)、CPU11は、エラー
通知データを生成して、ユーザ端末20aに送信し、再
度、顧客情報の送信を行わせる(ステップS113)。
一方、利用顧客数が顧客限定数以下である場合(ステッ
プS108;YES)、CPU11は、ユーザIDを生
成し(ステップS109)、さらに、会員期限を生成す
る(ステップS110)。
【0067】そして、CPU11は、生成したユーザI
D、及び会員期限をユーザ端末20aに送信するととも
に(ステップS111)、顧客情報、ユーザID、及び
会員期限の各種データを顧客情報ファイル171cに格
納して顧客登録を行い(ステップS112)、本顧客登
録処理を終了する。
【0068】上記顧客登録処理を行うことにより、顧客
は、指定された会員期限内であれば、登録を行ったブラ
ンドコースが提供するオリジナルフォームを利用したメ
ールを所望の相手に何度でも送信することができる。
【0069】次に、ユーザ端末20aのCPU21によ
って実行されるブランドメール送信処理について図11
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0070】図11において、ユーザ端末20aのCP
U21は、入力部23を介してメール管理サーバ10が
開設するHPを閲覧するためのブラウザを起動する指示
が入力されると、記憶装置26からブラウザソフトを読
み出して起動する(ステップS201;YES)。次い
で、CPU21は、伝送制御部24を介してメール管理
サーバ10にアクセスし、ログインの要求を行う(ステ
ップS202)。そして、顧客認証のためのユーザI
D、及びパスワードを入力する入力ページの画面データ
を受信する(ステップS203)。
【0071】CPU21は、受信した入力ページにおい
てユーザID、及びパスワードが入力されると(ステッ
プS204)、入力されたユーザID、及びパスワード
をメール管理サーバ10に送信する(ステップS20
5)。次いで、CPU21は、顧客の認証が成功したか
否かを判断し(ステップS206)、顧客の認証が失敗
した場合は(ステップS206;NO)、メール管理サ
ーバ10から送信されたエラー通知データを受信して
(ステップS221)、再度、ログインの要求を行う
(ステップS202)。
【0072】一方、顧客の認証に成功した場合(ステッ
プS206;YES)、CPU21は、メール管理サー
バ10から送信されるメールサービスページの画面デー
タを受信して、受信したメールサービスページを表示部
22に表示させる(ステップS207)。次いで、CP
U21は、表示させたメールサービスページにおいて、
顧客から選択指示が入力されたか否かを判断し(ステッ
プS208)、選択指示が入力されていない場合は(ス
テップS208)、ブランドメール送信処理を終了する
ためにメール管理サーバ10にログアウトの要求を行う
(ステップS220)。
【0073】一方、顧客によりメニューページの選択指
示が入力された場合は(ステップS208;YES)、
メール管理サーバ10にメニューページの要求を行い
(ステップS209)、メニューページの画面データを
受信する(ステップS210)。次いで、CPU21
は、受信したメニューページを表示部22に表示させて
(ステップS211)、このメニューページにおいて、
所望のオリジナルフォームを顧客に選択させる(ステッ
プS212)。
【0074】CPU21は、顧客により選択されたオリ
ジナルフォームのフォームIDを取得して、メール管理
サーバ10にこのフォームIDを送信し(ステップS2
13)、選択されたオリジナルフォームが表示されたメ
ール送信ページの画面データを受信する(ステップS2
14)。
【0075】次いで、CPU21は、受信したメール送
信ページを表示部22に表示させ、このメール送信ペー
ジにおいて、宛先のメールアドレスを入力させ(ステッ
プS215)、文面となる文字メッセージを入力させる
(ステップS216)。なお、顧客は、送信するブラン
ドメールに広告情報を付加させる場合は、広告追加指示
を文字メッセージとともに入力する。
【0076】そして、顧客により、送信指示が入力され
ると(ステップS217;YES)、宛先のメールアド
レス、文面となる文字メッセージ、及びフォームIDの
データをメール管理サーバ10に送信する(ステップS
218)。また、送信指示が入力されない場合は(ステ
ップS217;NO)、引き続き文字メッセージの入力
を行わせる(ステップS216)。
【0077】さらに、CPU21は、ブランドメールの
送信を続行するか否かを判断して(ステップS21
9)、ブランドメールの送信を続行する指示が顧客によ
り入力された場合は(ステップS219;YES)、ス
テップS211に移行して上記ステップS211〜S2
18の処理を再度実行する。一方、ブランドメールの送
信を続行しない指示が顧客により入力された場合は(ス
テップS219;NO)、メール管理サーバ10にログ
アウトの要求を行い(ステップS220)、本ブランド
メール送信処理を終了する。
【0078】続いて、メール管理サーバ10のCPU1
1によって実行されるブランドメール送信処理について
図12に示すフローチャートを用いて説明する。
【0079】図12において、メール管理サーバ10の
CPU11は、ユーザ端末20aからのアクセスを待機
し、ユーザ端末20aからログイン要求の指示を受信す
ると(ステップS301;YES)、顧客認証のための
ユーザID、及びパスワードを入力する入力ページの画
面データを送信して、ユーザ端末20aからユーザI
D、及びパスワードを受信する(ステップS302)。
【0080】次いで、CPU11は、顧客情報ファイル
171cを読み出して、受信したユーザID、及びパス
ワードに対応する顧客情報が顧客情報ファイル171c
に登録されているか否かを判断する(ステップS30
4)。対応する顧客情報が登録されていない場合(ステ
ップS304;NO)、CPU11は、エラー通知デー
タをユーザ端末20aに送信して(ステップS32
1)、再度、顧客にログイン要求を行わせる。
【0081】一方、対応する顧客情報が登録されている
場合は(ステップS304;YES)、CPU11は、
対応する顧客の会員期限を確認する(ステップS30
5)。会員期限が有効期限を過ぎている場合(ステップ
S305;NO)、CPU11はエラー通知データをユ
ーザ端末20aに送信して(ステップS322)、ステ
ップS320に移行する。
【0082】一方、会員期限が有効期限内である場合
(ステップS305;YES)、CPU11は、ユーザ
端末20aにメールサービスページを送信して(ステッ
プS306)、ユーザ端末20aからメニューページが
要求されるか否かを判断する(ステップS307)。メ
ニューページが要求されない場合(ステップS307;
NO)、CPU11は、ステップS320に移行する。
また、メニューページが要求された場合(ステップS3
07;YES)、CPU11は、ユーザ端末20aにメ
ニューページの画面データを送信する(ステップS30
8)。
【0083】次いで、ユーザ端末20aから顧客により
選択されたオリジナルフォームのフォームIDが送信さ
れると、CPU11は、顧客の選択指示としてオリジナ
ルフォームのフォームIDを受信する(ステップS30
9)。そして、オリジナルフォーム情報ファイル171
bを読み出して、受信したフォームIDに対応するオリ
ジナルフォームの画像データを取得する(ステップS3
10)。
【0084】次いで、取得した画像データからオリジナ
ルフォームが表示されたメール送信ページの画面データ
を生成して、ユーザ端末20aにメール送信ページの画
面データを送信する(ステップS311)。続いて、ユ
ーザ端末20aから、宛先となるメールアドレス、文面
となる文字メッセージ、及びフォームIDを受信する
(ステップS312)。
【0085】そして、CPU11は、受信した宛先とな
るメールアドレス、文面となる文字メッセージ、フォー
ムID、及びユーザIDをメールDB171eの各領域
に格納して登録する(ステップS313)。そして、C
PU11は、受信した文字メッセージとオリジナルフォ
ームの画像データを合成してブランドメールを生成する
(ステップS314)。
【0086】また、CPU11は、ユーザ端末20aか
ら広告情報を付加する指示が入力されているか否かを判
断して(ステップS315)、広告情報を付加する指示
が入力されている場合は(ステップS315;YE
S)、広告情報を付加させたブランドメールを生成し
(ステップS316)、このブランドメールにメールア
ドレスを付加して、送信先にブランドメールを送信する
(ステップS307)。
【0087】一方、広告情報を付加する指示が入力され
ていない場合は(ステップS315;NO)、生成した
ブランドメールに広告情報を付加させずに、宛先となる
メールアドレスを付加させて、送信先にブランドメール
を送信する(ステップS316)。
【0088】さらに、CPU11は、課金情報ファイル
171dを読み出して、ブランドメールを送信した顧客
のメール数、及び報奨金を更新して記憶する(ステップ
S318、S319)。次いで、CPU11は、ユーザ
端末20aからログアウトの要求があるか否かを判断し
て(ステップS320)、ログアウトの要求がない場合
は(ステップS320;NO)、ステップS306に移
行して、ステップS306〜S319の処理を再度実行
する。一方、ユーザ端末20aから、ログアウトの要求
を受信した場合(ステップS320;YES)、CPU
11は、本ブランドメール送信処理を終了する。
【0089】図13は、上記ブランドメール送信処理に
おいて、メール管理サーバ10からユーザ端末20aに
送信されるメールサービスページの表示画面例を示した
図である。図13において、メールサービスページに
は、「新規登録」、「フォーム一覧」、「取消」の3項
目が表示されており、それぞれの文字が表示されている
領域にカーソル(またはポインタ)を合わせてクリック
することにより、各項目に対応した指示がメール管理サ
ーバ10に送信される。
【0090】具体的には、顧客が「新規登録」をクリッ
クすると、メール管理サーバ10に新規登録の要求が送
信され、メール管理サーバ10から顧客情報登録ページ
の画面データがユーザ端末20aに送信される。また、
顧客が「フォーム一覧」をクリックすると、メール管理
サーバ10には、メニューページの要求指示が送信さ
れ、メール管理サーバ10からメニューページの画面デ
ータがユーザ端末20aに送信される。さらに、顧客が
「取消」をクリックすると、ブランドメールの利用登録
の取消を行うための利用登録取消ページの画面データ
(図示せず)が送信される。
【0091】図14は、上記ブランドメール送信処理に
おいて、メール管理サーバ10からユーザ端末20aに
送信されるメニューページの表示画面例を示した図であ
る。図14において、メニューページには、ブランドコ
ース毎に提供されるオリジナルフォームのサンプル画像
が一覧表示される。
【0092】具体的には、「Aコース」として、「○
○フォーム」のサンプル画像が表示され、次いで、「
××フォーム」のサンプル画像が表示され、さらに、
「△△フォーム」のサンプル画像が表示される。な
お、それぞれのサンプル画像にカーソルを合わせクリッ
クすると拡大されたサンプル画像が表示される構成とな
っている。
【0093】そして、例えば、顧客により「○○フォ
ーム」の項目がクリックされると、メール管理サーバ1
0に○○フォームのフォームIDが送信され、メール管
理サーバ10から、選択された○○フォームのオリジナ
ルフォームが表示されたメール送信ページの画面データ
がユーザ端末20aに送信される構成となっている。ま
た、Aコースに利用登録を行っている顧客は、Aコース
として表示されている〜の3つのオリジナルフォー
ムの中から所望のオリジナルフォームを選択して、ブラ
ンドメールを送信することができる。
【0094】図15は、ブランドメールを受信したユー
ザ端末20aにより表示されるブランドメールの表示画
面例である。図15に示すように、画面の上段には、ヘ
ッダ情報として、「送信者」、「送信日時」、「件名」
が表示され、画面の中心部には文字メッセージが文面と
して表示される。そして、文字メッセージを囲むフレー
ムの部分は、デザイナーやブランドメーカーによってデ
ザインされたオリジナルフォームが表示される。
【0095】図16は、顧客の指示により広告情報が付
加された場合のブランドメールの表示画面例である。図
16に示すように、画面の上段には、ヘッダ情報とし
て、「送信者」、「送信日時」、「件名」が表示され、
画面の右側に文字メッセージが文面として表示される。
さらに、画面の左側には、例えば、ブランドメールを提
供するデザイナーやブランドメーカーが発売する新商品
や新サービス等の広告情報が表示される。そして、文字
メッセージ、及び広告情報を囲むフレームの部分には、
デザイナーやブランドメーカーによってデザインされた
オリジナルフォームが表示される。
【0096】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、メール管理システム1は、メール管理サーバ10
と、複数のユーザ端末20a〜20eとから構成され、
メール管理サーバ10は、利用顧客数が限定されたオリ
ジナルフォームを利用するブランドメールのサービスを
提供するHPを開設し、顧客は、ユーザ端末20aを介
してこのHPにアクセスし、ブランドメールの利用登録
を行う。そして、利用登録を行った顧客は、ユーザ端末
20aを介してこのHPにアクセスして、顧客認証を受
けた後に、所望のオリジナルフォームを選択し、送信先
のメールアドレス、及び文字メッセージを入力して、メ
ール管理サーバ10に送信する。メール管理サーバ10
は、ユーザ端末20aから受信した送信先のメールアド
レス、文字メッセージ、及び選択されたオリジナルフォ
ームの画像データを合成してブランドメールを生成し、
送信先に送信する。
【0097】したがって、顧客は、例えば、親しい友人
にメールを送る際に、既存の単純なデザインのメールフ
レームとは異なる斬新なデザインを有するオリジナルフ
ォームの中から好みのオリジナルフォームを選択してメ
ールを送信できる。このため、顧客の気分や、伝えたい
メッセージ、時節等に応じて、希少性、高級性、独自性
に富んだメールを送信することができる。これにより、
顧客は、文字メッセージだけでなく、視覚的なイメージ
によるメッセージを受信者に伝えることができる。ま
た、受信者にとっても、受信したメールの印象が強く残
り、文字メッセージ以外のデザインを楽しむことができ
るという利点がある。その結果、コミュニケーションの
円滑化を図ることができる。
【0098】また、顧客は、利用顧客数の限定されたブ
ランドメールを料金を支払って利用するので、従来のメ
ールに比べて高級感があり、お祝いごとや記念日のメッ
セージ等にも利用でき、送信者の贈る気持ちを一段と引
き立てることができる。あるいは、顧客は、ブランドメ
ーカーやデザイナーが顧客数を限定して提供するオリジ
ナルフォームの使用権利を取得することで、気に入った
ブランドメーカーやデザイナーが提供するブランドの独
占欲や所有欲を満すことができる。
【0099】さらに、メール管理サーバ10は、顧客が
送信したメール数を管理して、メール数に応じて、報奨
金を与えるので、顧客は、メールを送る度に利益を得る
ことができ、メールを送る楽しみが倍増する。また、メ
ール管理サーバ10の管理業者にとっても、顧客にブラ
ンドメールの利用を促進できるという利点がある。
【0100】一方、ブランドメールを提供するブランド
メーカーやデザイナーは、メールが送信される度に、自
社のブランド名が受信者の目にふれることになり、ブラ
ンド名の認知度が向上し、広告効果が期待できる。ま
た、ユーザの指示に応じてメールに広告情報を付加させ
ることもできるので、自社の商品やサービスの宣伝を行
うこともできる。
【0101】なお、本実施の形態における記述は、本発
明にかかる好適なメール管理サーバ10の一例であり、
これに限定されるものではない。例えば、本実施の形態
においては、メール管理サーバ10は、複数のブランド
メーカーやデザイナーの提供するブランドメールを、同
時に顧客に提供する構成としたが、メール管理サーバ1
0が、特定のブランドメーカーやデザイナーによって管
理され、特定のブランドメールのみを顧客に提供する構
成であってもよい。
【0102】あるいは、顧客が送信したメール数に応じ
て、報奨金を与える構成としたが、例えば、獲得したポ
イントに応じて、顧客が登録を行ったブランドメーカー
やデザイナーの商品を無償で提供する構成としてもよ
い。
【0103】あるいは、ブランドメールに表示されるオ
リジナルフォームは動画や、音声を出力させる形態であ
ってもよい。これにより、音声によりブランドメーカー
やデザイナーの名称を発音させることができ、受信者に
ブランドのイメージをより強く定着させることができ
る。
【0104】その他、本実施の形態におけるメール管理
サーバ10やユーザ端末20a〜20eの細部構成、及
び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で適宜変更可能であることはもちろんである。
【0105】
【発明の効果】請求項1、8、または9記載の発明によ
れば、顧客登録を行った顧客のみが、付加価値情報を付
加されたメールを所望する送信先に送信するサービスを
利用することができる。これにより、顧客は、文字メッ
セージだけでなく、付加価値情報によって受信者にメッ
セージを伝えることができる。また、受信者は、受信し
たメールの印象が強く残り、文字メッセージ以外の付加
価値情報を楽しむことができ、コミュニケーションを円
滑に図ることができる。
【0106】請求項2記載の発明によれば、付加価値情
報は、特定提供者によって提供されるオリジナルフォー
ム情報であり、メール生成手段は、ユーザ端末にオリジ
ナルフォーム情報を提示し、ユーザ端末から送信された
オリジナルフォーム情報の識別子をメール情報として受
信し、受信した識別子に応じたオリジナルフォーム情報
を付加価値情報として文字メッセージに付加してメール
を生成し、メール送信手段は、メール生成手段によりオ
リジナルフォーム情報を付加されたメールを送信先に送
信するため、既存の単一なデザインのメールフレームと
は異なる斬新なデザインを有するオリジナルフォーム情
報を付加させたメールを送信することができる。
【0107】請求項3記載の発明によれば、付加価値情
報情報は、付加価値情報記憶手段に複数のオリジナルフ
ォーム情報として記憶され、メール生成手段は、付加価
値情報記憶手段に記憶された複数のオリジナルフォーム
情報をユーザ端末に提示し、ユーザ端末から選択して送
信されたオリジナルフォーム情報の識別子をメール情報
として受信し、受信した識別子に応じたオリジナルフォ
ーム情報を付加価値情報として文字メッセージに付加し
てメールを生成し、メール送信手段は、メール生成手段
によりオリジナルフォーム情報を付加されたメールを送
信先に送信するため、顧客は複数あるオリジナルフォー
ム情報から所望のデザインのオリジナルフォーム情報を
選択できる。これにより、顧客の気分や、伝えたいメッ
セージ、時節等に応じて、希少性、高級性、独自性に富
んだメールを受信者に送信することができる。
【0108】請求項4記載の発明によれば、顧客情報記
憶手段は、顧客毎の会員期限情報をさらに記憶し、判別
手段は、利用要求を行っている顧客の会員期限が有効期
限内であるか否かを判別するため、顧客毎にサービスの
提供期間を設定することができる。これにより、顧客
は、例えば、期間中であれば、所定の料金体系でサービ
スを利用することができるので、明瞭かつ安価な料金で
サービスを利用できる。
【0109】請求項5記載の発明によれば、付加価値情
報記憶手段は、特定提供者の広告情報を記憶する広告情
報記憶手段をさらに備え、メール生成手段は、メール情
報に含まれる広告追加指示に応じて広告情報記憶手段か
ら広告情報を取得して、付加価値情報とともに広告情報
を付加させたメールを生成するため、特定提供者は、例
えば、受信者に対して商品の宣伝を行うこともでき、広
告効果により売上の向上を図ることができる。
【0110】請求項6記載の発明によれば、送信したメ
ールの数を顧客毎に管理する送信メール管理手段をさら
に備え、送信メール管理手段は、送信したメールの数に
応じて顧客に特典を与えるため、メールを送る度に利益
を得ることができ、メールを送る楽しみが倍増する。ま
た、顧客にサービスの利用を促すことができるので、特
定提供者にとっては、自社の認知度を向上させ、広告効
果が期待できる。
【0111】請求項7記載の発明によれば、利用登録
は、付加価値情報毎に登録できる顧客数が限定され、判
別手段は、利用登録の際に、利用登録に対応する付加価
値情報毎に登録できる顧客数を超えているか否かを判別
し、登録できる顧客数を超えている場合には、利用登録
を受け付けないため、オリジナルフォーム情報を付加さ
せたメールに稀少価値が付加され、顧客の独占欲や所有
欲を満たして、サービスの満足度を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態におけるメール管
理システム1のシステム構成を示す図である。
【図2】図1に示すメール管理サーバ10の要部構成を
示すブロック図である。
【図3】メール管理サーバ10の記録媒体17に記憶さ
れる各種ファイル、及びデータベースの格納例を示す図
である。
【図4】図4に示すオリジナルフォーム管理ファイル1
71aのデータ格納例を示す図である。
【図5】図4に示すオリジナルフォーム情報ファイル1
71bのデータ格納例を示す図である。
【図6】図4に示す顧客情報ファイル171cのデータ
格納例を示す図である。
【図7】図4に示す課金情報ファイル171dのデータ
格納例を示す図である。
【図8】図4に示すメールデータデータベース171e
のデータ格納例を示す図である。
【図9】図1に示すユーザ端末20aの要部構成を示す
ブロック図である。
【図10】メール管理サーバ10のCPU11によって
実行される顧客登録処理を示すフローチャートである。
【図11】ユーザ端末20aのCPU21によって実行
されるブランドメール送信処理を示すフローチャートで
ある。
【図12】メール管理サーバ10のCPU11によって
実行されるブランドメール送信処理を示すフローチャー
トである。
【図13】ユーザ端末20aの表示部22に表示される
メールサービスページの表示画面例を示す図である。
【図14】ユーザ端末20aの表示部22に表示される
メニューページの表示画面例を示す図である。
【図15】ユーザ端末20aに送信されたブランドメー
ルの表示例である。
【図16】ユーザ端末20aに送信された広告情報が付
加されたブランドメールの表示例である。
【符号の説明】
1 メール管理システム 10 メール管理サーバ 11 CPU 12 表示部 13 入力部 14 伝送制御部 15 RAM 16 記憶装置 17 記録媒体 18 バス 20a〜20e ユーザ端末 21 CPU 22 表示部 23 入力部 24 伝送制御部 25 RAM 26 記憶装置 27 記録媒体 28 バス N ネットワーク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続されるユーザ端末を介
    して、顧客から特定提供者の提供する付加価値情報の利
    用登録を受け付け、当該利用登録を受け付けた顧客から
    の利用要求に応じて前記付加価値情報を付加させたメー
    ルを送信するメール管理装置において、 前記利用登録を行った顧客の顧客情報を記憶する顧客情
    報記憶手段と、 前記付加価値情報を記憶する付加価値情報記憶手段と、 前記利用要求を行っている顧客と、前記利用登録を行っ
    た顧客とが同じであるか否かを前記顧客情報記憶手段に
    記憶された顧客情報に基づいて判別を行う判別手段と、 前記判別手段により前記利用要求を行っている顧客が前
    記利用登録を行ったと判別された場合に、前記ユーザ端
    末から送信される文字メッセージおよび送信先を含むメ
    ール情報を受信して、前記付加価値情報記憶手段に記憶
    された付加価値情報を前記文字メッセージに付加してメ
    ールを生成するメール生成手段と、 前記メール生成手段により生成されたメールを前記送信
    先に送信するメール送信手段と、 を備えることを特徴とするメール管理装置。
  2. 【請求項2】前記付加価値情報は、前記特定提供者によ
    って提供されるオリジナルフォーム情報であり、 前記メール生成手段は、前記ユーザ端末に前記オリジナ
    ルフォーム情報を提示し、前記ユーザ端末から送信され
    たオリジナルフォーム情報の識別子を前記メール情報と
    して受信し、受信した当該識別子に応じたオリジナルフ
    ォーム情報を付加価値情報として前記文字メッセージに
    付加してメールを生成し、 前記メール送信手段は、前記メール生成手段によりオリ
    ジナルフォーム情報を付加されたメールを前記送信先に
    送信することを特徴とする請求項1記載のメール管理装
    置。
  3. 【請求項3】前記付加価値情報情報は、前記付加価値情
    報記憶手段に複数のオリジナルフォーム情報として記憶
    され、 前記メール生成手段は、当該付加価値情報記憶手段に記
    憶された複数のオリジナルフォーム情報を前記ユーザ端
    末に提示し、前記ユーザ端末から選択して送信されたオ
    リジナルフォーム情報の識別子を前記メール情報として
    受信し、受信した当該識別子に応じたオリジナルフォー
    ム情報を付加価値情報として前記文字メッセージに付加
    してメールを生成し、 前記メール送信手段は、前記メール生成手段によりオリ
    ジナルフォーム情報を付加されたメールを前記送信先に
    送信することを特徴とする請求項1または2記載のメー
    ル管理装置。
  4. 【請求項4】前記顧客情報記憶手段は、顧客毎の会員期
    限情報をさらに記憶し、 前記判別手段は、前記利用要求を行っている顧客の会員
    期限が有効期限内であるか否かを判別することを特徴と
    する請求項1から3のいずれかに記載のメール管理装
    置。
  5. 【請求項5】前記付加価値情報記憶手段は、前記特定提
    供者の広告情報を記憶する広告情報記憶手段をさらに備
    え、 前記メール生成手段は、前記メール情報に含まれる広告
    追加指示に応じて前記広告情報記憶手段から広告情報を
    取得して、前記付加価値情報とともに広告情報を付加さ
    せたメールを生成することを特徴とする請求項1から4
    のいずれかに記載のメール管理装置。
  6. 【請求項6】送信したメールの数を顧客毎に管理する送
    信メール管理手段をさらに備え、 前記送信メール管理手段は、前記送信したメールの数に
    応じて顧客に特典を与えることを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかに記載のメール管理装置。
  7. 【請求項7】前記利用登録は、前記付加価値情報毎に登
    録できる顧客数が限定され、 前記判別手段は、利用登録の際に、当該利用登録に対応
    する付加価値情報毎に前記登録できる顧客数を超えてい
    るか否かを判別し、当該登録できる顧客数を超えている
    場合に、利用登録を受け付けないことを特徴とする請求
    項1から6のいずれかに記載のメール管理装置。
  8. 【請求項8】ネットワークに接続されるユーザ端末を介
    して、顧客から特定提供者の提供する付加価値情報の利
    用登録を受け付け、当該利用登録を受け付けた顧客から
    の利用要求に応じて前記付加価値情報を付加させたメー
    ルを送信するメール管理方法において、 前記利用登録を行った顧客の顧客情報を記憶する顧客情
    報記憶工程と、 前記付加価値情報を記憶する付加価値情報記憶工程と、 前記利用要求を行っている顧客と、前記利用登録を行っ
    た顧客とが同じであるか否かを前記顧客情報記憶工程に
    て記憶された顧客情報に基づいて判別を行う判別工程
    と、 前記判別工程にて前記利用要求を行っている顧客が前記
    利用登録を行ったと判別された場合に、前記ユーザ端末
    から送信される文字メッセージおよび送信先を含むメー
    ル情報を受信して、前記付加価値情報記憶工程にて記憶
    された付加価値情報を前記文字メッセージに付加してメ
    ールを生成するメール生成工程と、 前記メール生成工程にて生成されたメールを前記送信先
    に送信するメール送信工程と、 を含むことを特徴とするメール管理方法。
  9. 【請求項9】コンピュータに、 ネットワークに接続されるユーザ端末を介して、顧客か
    ら特定提供者の提供する付加価値情報の利用登録を受け
    付け、前記利用登録を行った顧客の顧客情報を記憶させ
    る機能と、 前記付加価値情報を記憶させる機能と、 前記利用要求を行っている顧客と、前記利用登録を行っ
    た顧客とが同じであるか否かを前記顧客情報に基づいて
    判別させる機能と、 前記利用要求を行っている顧客が前記利用登録を行った
    と判別された場合に、前記ユーザ端末から送信される文
    字メッセージおよび送信先を含むメール情報を受信し
    て、前記付加価値情報を前記文字メッセージに付加して
    メールを生成させる機能と、 前記生成させたメールを前記送信先に送信させる機能
    と、 を実現させるためのプログラム。
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