JP2002123477A - コミュニケーションシステム、コミュニケーション情報処理装置、情報端末装置、コミュニケーション情報処理方法、および、記憶媒体 - Google Patents

コミュニケーションシステム、コミュニケーション情報処理装置、情報端末装置、コミュニケーション情報処理方法、および、記憶媒体

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JP2002123477A
JP2002123477A JP2000312597A JP2000312597A JP2002123477A JP 2002123477 A JP2002123477 A JP 2002123477A JP 2000312597 A JP2000312597 A JP 2000312597A JP 2000312597 A JP2000312597 A JP 2000312597A JP 2002123477 A JP2002123477 A JP 2002123477A
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鉄夫 高倉
Masaomi Sato
正臣 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャットやメッセージ送信において広告を表
示することを可能とし、これまでにない新たな広告スペ
ースを創設することのできる、コミュニケーションシス
テム等を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明にかかるコミュニケーションシス
テムは、複数の利用者相互の対話データの処理を行うサ
ーバ装置1と、各利用者のクライアント装置とを接続し
て構成されたコミュニケーションシステムであって、サ
ーバ装置1は、利用者に広告を行なうための広告データ
を、対話データと共に、クライアント装置を介して利用
者に出力可能とするチャット処理部16dまたはメッセ
ージ処理部16eと、広告データおよび対話データを、
クライアント装置に送信する通信制御インターフェース
15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Web上でチャッ
トやメッセージ送信を行なうための、コミュニケーショ
ンシステム、コミュニケーション情報処理装置、情報端
末装置、コミュニケーション情報処理方法、および、記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネット技術の発達に伴
い、このインターネット技術を利用して複数の人が相互
にコミュニケーションを図るためのコミュニケーション
システムが広く普及してきている。このようなインター
ネットによる一般的なコミュニケーションシステムとし
ては、文字データや画像データ等をサーバ装置を介して
電子配信する電子メール、仮想的な対話室(チャットル
ーム)において利用者が相互に対話を行うことのできる
チャット、あるいは、利用者がオンライン中の他の利用
者に対して能動的にメッセージを送信することができる
メッセージ送信がある。
【0003】この中でも、チャットやメッセージ送信
は、クライアント装置を介して入力された文章が、相手
方のWebページに即座に反映される点において、リア
ルタイム性に優れており、仮想的な対話として優れたも
のである。このような利点を有するため、チャットやメ
ッセージ送信の利用者は急速に増えてきており、また、
チャット環境やメッセージ送信環境を提供するWebサ
イトの数も、日増しに増加している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のチャットシステムやメッセージ送信システム
は、上記のように対話環境としては優れているものの、
依然として単なる対話環境の域を出ていなかった。すな
わち、チャットやメッセージ送信は多くの人に利用され
ており、この利用者の当該画面に対する注視度が極めて
高いという特性があるにも関わらず、この特性を対話以
外の目的に利用する試みは一切行なわれていなかった。
【0005】ここで、今日のWebサイトにおける収益
源としては、広告宣伝の役割が大きく、広告宣伝を行な
うことのできるスペースを確保することが重要視されて
いる。このため、今日では、バナーと呼ばれる帯状の広
告が各種のWebページに多数表示されている。しかし
ながら、このような広告を掲載することができるWeb
ページ上のスペースは徐々に限られてきており、Web
ページ以外のスペースであって、かつ、広告宣伝効果の
高いスペースが渇望されていた。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、チャットやメッセージ送信において広告を表示する
ことを可能とし、これまでにない新たな広告スペースを
創設することのできる、コミュニケーションシステム、
コミュニケーション情報処理装置、情報端末装置、コミ
ュニケーション情報処理方法、および、記憶媒体を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載のコミュニケーションシステム
は、複数の利用者相互の対話データの処理を行うコミュ
ニケーション情報処理装置と、各利用者の情報端末装置
とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成さ
れたコミュニケーションシステムであって、上記コミュ
ニケーション情報処理装置は、利用者に広告を行なうた
めの広告データを、上記対話データと共に、上記情報端
末装置を介して利用者に出力可能とする対話処理手段
と、上記広告データおよび上記対話データを、上記情報
端末装置に送信する通信手段とを備え、上記情報端末装
置は、上記コミュニケーション情報処理装置から送信さ
れた広告データおよび上記対話データを受信する通信手
段と、上記通信手段にて受信した対話データおよび広告
データを、同時に出力する出力インターフェースとを備
えることを特徴とする。
【0008】このようなシステムによれば、利用者に広
告を行なうための広告データが、対話データと共に利用
者に出力可能とされ、これら広告データおよび対話デー
タが情報端末装置に送信される。そして、情報端末装置
においては、対話データおよび広告データが同時に出力
され、利用者に対する広告を行なうことができる。この
ことにより、対話環境というこれまで広告スペースとし
て着目されていなかった領域に、新たな広告スペースを
創設することができる。この場合、利用者による注視度
が極めて高い対話データと共に広告データが表示される
ので、広告宣伝効果が極めて大きい。
【0009】また、請求項2に記載のコミュニケーショ
ンシステムは、請求項1に記載のコミュニケーションシ
ステムにおいて、上記対話データは、複数の情報端末装
置から送信された対話内容をこれら各情報端末装置のそ
れぞれにおいて表示するためのチャット情報、あるい
は、情報端末装置から送信された対話内容を他の情報端
末装置において表示するためのメッセージ情報、の少な
くとも一方であることを特徴とする。
【0010】これは、対話データの内容を一層具体的に
示すものであり、このシステムによれば、チャットを行
なうためのチャット情報やメッセージ送信を行なうため
のメッセージ情報と共に、広告が表示される。したがっ
て、チャットの場合には、チャット相手の発言を待つ間
に広告を見てもらうことや、チャットの中で広告につい
て話題にしてもらうことによって、大きな広告宣伝効果
を期待することができる。また、メッセージ送信の場合
には、メッセージと共に広告を能動的に送信してもらう
ことができ、大きな広告宣伝効果を期待することができ
る。
【0011】また、本発明は、コミュニケーション情報
処理装置に関するものであり、請求項3に記載のコミュ
ニケーション情報処理装置は、複数の利用者それぞれの
情報端末装置に対してネットワークを介して通信可能に
接続して構成され、これら利用者相互の対話データの処
理を行うコミュニケーション情報処理装置であって、利
用者に広告を行なうための広告データを、上記対話デー
タと共に、上記情報端末装置を介して利用者に出力可能
とする対話処理手段と、上記広告データおよび上記対話
データを、上記情報端末装置に送信する通信手段とを備
えることを特徴とする。
【0012】この装置によれば、利用者に広告を行なう
ための広告データが、対話データと共に利用者に出力可
能とされ、これら広告データおよび対話データが情報端
末装置に送信される。したがって、情報端末装置におい
ては、広告データが、対話データと共に利用者に出力さ
れ、利用者に対する広告を行なうことができる。このこ
とにより、対話環境というこれまで広告スペースとして
着目されていなかった領域に、新たな広告スペースを創
設することができる。この場合、利用者による注視度が
極めて高い対話データと共に広告データが表示されるの
で、広告宣伝効果が極めて大きい。
【0013】また、請求項4に記載のコミュニケーショ
ン情報処理装置は、請求項3に記載のコミュニケーショ
ン情報処理装置において、上記対話データは、複数の情
報端末装置から送信された対話内容をこれら各情報端末
装置のそれぞれにおいて表示するためのチャット情報、
あるいは、情報端末装置から送信された対話内容を他の
情報端末装置において表示するためのメッセージ情報、
の少なくとも一方であることを特徴とする。
【0014】これは、対話データの内容を一層具体的に
示すものであり、この装置によれば、チャットを行なう
ためのチャット情報やメッセージ送信を行なうためのメ
ッセージ情報と共に広告が表示される。したがって、チ
ャットの場合には、チャット相手の発言を待つ間に広告
を見てもらうことや、チャットの中で広告について話題
にしてもらうことによって、大きな広告宣伝効果を期待
することができる。また、メッセージ送信の場合には、
メッセージと共に広告を能動的に送信してもらうことが
でき、大きな広告宣伝効果を期待することができる。
【0015】また、請求項5に記載のコミュニケーショ
ン情報処理装置は、請求項3または4に記載のコミュニ
ケーション情報処理装置において、複数の広告データの
中から、利用者に提示する広告データを選択する広告選
択処理手段を備えることを特徴とする。
【0016】この装置によれば、複数の広告データの中
から、利用者に提示する広告データが選択され、利用者
に提示される。したがって、この選択を適切に行なうこ
とにより、利用者に適した広告を自動的に選択して提示
することができる。
【0017】また、請求項6に記載のコミュニケーショ
ン情報処理装置は、請求項5に記載のコミュニケーショ
ン情報処理装置において、利用者の情報端末装置に送信
されたWebページを特定するための情報を格納する送
信履歴格納手段を備え、上記広告選択処理手段は、上記
送信履歴格納手段にて格納された情報に基づいて、上記
広告データの選択を行なうことを特徴とする。
【0018】これは広告選択基準の一形態を一層具体的
に示すものである。この装置によれば、利用者へのWe
bページの送信履歴が自動的に蓄積され、この送信履歴
に基づいて広告が選択されるので、利用者が閲覧してい
るメーカーや商品等に関する広告や、逆にこれらのメー
カーや商品等とは全く異なるメーカーや商品等に関する
広告を提示する等、閲覧内容に基づいた広告を提示する
ことができ、広告宣伝効果を一層向上させることができ
る。
【0019】また、請求項7に記載のコミュニケーショ
ン情報処理装置は、請求項5または6に記載のコミュニ
ケーション情報処理装置において、上記広告選択処理手
段は、上記対話データの内容に基づいて、上記広告デー
タの選択を行なうことを特徴とする。
【0020】これは広告選択基準の他の形態を一層具体
的に示すものである。この装置によれば、対話データの
内容に基づいて広告データが選択されるので、利用者が
対話しているメーカーや商品等に関する広告や、逆にこ
れらのメーカーや商品等とは全く異なるメーカーや商品
等に関する広告を提示する等、対話内容に基づいた広告
を提示することができ、広告宣伝効果を一層向上させる
ことができる。
【0021】また、請求項8に記載のコミュニケーショ
ン情報処理装置は、請求項5〜7のいずれか一つに記載
のコミュニケーション情報処理装置において、上記利用
者の属性に関する情報を格納する利用者属性格納手段を
備え、上記広告選択処理手段は、上記利用者属性格納手
段にて格納された情報に基づいて、上記広告データの選
択を行なうことを特徴とする。
【0022】これは広告選択基準の他の形態を一層具体
的に示すものである。この装置によれば、利用者の属性
に関する情報が格納され、この情報に基づいて広告が選
択されるので、利用者の性別や趣味等に対応するメーカ
ーや商品等に関する広告や、逆にこれらのメーカーや商
品等とは全く異なるメーカーや商品等に関する広告を提
示する等、利用者の属性に基づいた広告を提示すること
ができ、広告宣伝効果を一層向上させることができる。
【0023】また、請求項9に記載のコミュニケーショ
ン情報処理装置は、請求項3〜8のいずれか一つに記載
のコミュニケーション情報処理装置において、上記対話
処理手段は、上記広告データを所定条件下において切り
替えることを特徴とする。
【0024】この装置によれば、広告データが自動的に
切り替えられるので、利用者に対して異なる広告を自動
的に提示することができ、広告効率を向上させることが
できる。
【0025】また、請求項10に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理装置は、請求項9に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理装置において、上記対話データがチャット
情報である場合において、上記対話処理手段は、同一の
チャットルームに参加している利用者への上記広告デー
タの提示時間が所定時間以上になった場合に、上記広告
データの切り替えを行なうことを特徴とする。
【0026】これは広告の切り替え基準の一形態を一層
具体的に示したものである。この装置によれば、チャッ
トルームに参加している利用者への広告データの提示時
間が所定時間以上になった場合に、広告データの切り替
えが行なわれるので、各広告を充分に利用者に見せた状
態で次の広告を提示することができ、広告更新を効率よ
く行なうことができる。
【0027】また、請求項11に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理装置は、請求項3〜10のいずれか一つに
記載のコミュニケーション情報処理装置において、上記
対話処理手段は、複数の広告データの中から提示する広
告データを選択するための選択情報を上記情報端末装置
に送信すると共に、上記情報端末装置を介して選択情報
を用いて選択された広告データを、対話データと共に出
力可能にすることを特徴とする。
【0028】この装置によれば、複数の広告データの中
から提示する広告データを選択するための選択情報が情
報端末装置に送信され、情報端末装置を介して選択情報
を用いて選択された広告データが対話データと共に出力
可能にされる。すなわち、利用者は、選択情報を用いて
広告データを選択することができ、このように選択され
た広告データが利用者に提示される。したがって、チャ
ットやメッセージ送信において、利用者は対話相手に合
致した広告を任意に選択すること等ができ、広告宣伝効
果を一層向上させることができる。
【0029】また、請求項12に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理装置は、請求項3〜11のいずれか一つに
記載のコミュニケーション情報処理装置において、利用
者に提供する利益の内容を特定するための利益情報を格
納する利益情報格納手段と、利用者に提示された広告デ
ータに対して、当該利用者による所定の操作が上記情報
端末装置を介して行なわれた場合、この利用者と、この
広告データを当該利用者に提示することを選択した利用
者と、の少なくとも一方に対して提供する利益の内容を
特定して上記利益情報格納手段に格納する利益処理手段
とを備えることを特徴とする。
【0030】この装置によれば、広告データに対する所
定の操作が行なわれた場合、この操作を行なった利用者
と、この広告データを当該利用者に提示することを選択
した利用者と、の少なくとも一方に対して提供する利益
の内容が格納される。すなわち、例えば、広告データを
選択してその詳細な内容を閲覧等した場合には、これら
利用者の少なくとも一方に対して、所定の利益が与えら
れる。したがって、広告を見る利用者や、この広告を送
信する利用者に、広告効果を向上させることについての
インセンティブを付与することができ、広告宣伝効果を
一層向上させることができる。
【0031】また、本発明は、情報端末装置に関するも
のであり、請求項13に記載の情報端末装置は、複数の
利用者相互の対話データの処理を行うコミュニケーショ
ン情報処理装置に対してネットワークを介して通信可能
に接続して構成された情報端末装置であって、上記コミ
ュニケーション情報処理装置から送信された広告データ
および上記対話データを受信する通信手段と、上記コミ
ュニケーション情報処理装置から送信された対話データ
および広告データを、同時に出力するための出力インタ
ーフェースとを備えることを特徴とする。
【0032】この装置によれば、コミュニケーション情
報処理装置から送信された対話データおよび広告データ
を、出力インターフェースを介して同時に出力すること
ができる。したがって、広告データが、対話データと共
に利用者に出力され、利用者に対する広告を行なうこと
ができる。このような対話データは、利用者による注視
度が極めて高いことから、広告宣伝効果が極めて大き
い。
【0033】また、請求項14に記載の情報端末装置
は、請求項13に記載の情報端末装置において、上記通
信手段は、上記コミュニケーション情報処理装置から送
信された、複数の広告データの中から提示する広告デー
タを選択するための選択情報を受信し、上記出力インタ
ーフェースは、上記通信手段にて受信された選択情報を
出力し、上記選択情報を用いて、提示する広告データを
特定するための入力インターフェースを備え、上記通信
手段は、上記入力インターフェースにて特定された広告
データに関する情報を、上記コミュニケーション情報処
理装置に送信することを特徴とする。
【0034】この装置によれば、出力インターフェース
を介して選択情報が出力され、入力インターフェースを
介して、選択情報を用いた広告データの特定が行なわれ
る。したがって、利用者は、広告データを容易に選択す
ることができる。
【0035】また、本発明は、コミュニケーション情報
処理方法に関するものであり、請求項15に記載のコミ
ュニケーション情報処理方法は、複数の利用者相互の対
話データの処理を行うコミュニケーション情報処理装置
と、各利用者の情報端末装置とを、ネットワークを介し
て通信可能に接続して、コミュニケーション情報の処理
を行なうコミュニケーション情報処理方法であって、上
記コミュニケーション情報処理装置において、利用者に
広告を行なうための広告データを、上記対話データと共
に、上記情報端末装置を介して利用者に出力可能とする
対話処理手順と、上記広告データおよび上記対話データ
を、上記コミュニケーション情報処理装置から上記情報
端末装置に送信する通信手順とを備えることを特徴とす
る。
【0036】この方法によれば、利用者に広告を行なう
ための広告データが、対話データと共に利用者に出力可
能とされ、これら広告データおよび対話データが情報端
末装置に送信される。したがって、情報端末装置におい
ては、広告データが、対話データと共に利用者に出力さ
れ、利用者に対する広告を行なうことができる。このこ
とにより、対話環境というこれまで広告スペースとして
着目されていなかった領域に、新たな広告スペースを創
設することができる。この場合、利用者による注視度が
極めて高い対話データと共に広告データが表示されるの
で、広告宣伝効果が極めて大きい。
【0037】また、請求項16に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理方法は、請求項15に記載のコミュニケー
ション情報処理方法において、上記対話データは、複数
の情報端末装置から送信された対話内容をこれら各情報
端末装置のそれぞれにおいて表示するためのチャット情
報、あるいは、情報端末装置から送信された対話内容を
他の情報端末装置において表示するためのメッセージ情
報、の少なくとも一方であることを特徴とする。
【0038】これは、対話データの内容を一層具体的に
示すものであり、この方法によれば、チャットを行なう
ためのチャット情報やメッセージ送信を行なうためのメ
ッセージ情報と共に広告が表示される。したがって、チ
ャットの場合には、チャット相手の発言を待つ間に広告
を見てもらうことや、チャットの中で広告について話題
にしてもらうことによって、大きな広告宣伝効果を期待
することができる。また、メッセージ送信の場合には、
メッセージと共に広告を能動的に送信してもらうことが
でき、大きな広告宣伝効果を期待することができる。
【0039】また、請求項17に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理方法は、請求項15または16に記載のコ
ミュニケーション情報処理方法において、上記対話処理
手順の前に、複数の広告データの中から、利用者に提示
する広告データを選択する広告選択処理手順を備えるこ
とを特徴とする。
【0040】この方法によれば、複数の広告データの中
から、利用者に提示する広告データが選択され、利用者
に提示される。したがって、この選択を適切に行なうこ
とにより、利用者に適した広告を自動的に選択して提示
することができる。
【0041】また、請求項18に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理方法は、請求項17に記載のコミュニケー
ション情報処理方法において、利用者の情報端末装置に
送信されたWebページを特定するための情報を上記コ
ミュニケーション情報処理装置に格納する送信履歴格納
手順を備え、上記広告選択処理手順において、上記送信
履歴格納手順において格納された情報に基づいて、上記
広告データの選択を行なうことを特徴とする。
【0042】これは広告選択基準の一形態を一層具体的
に示すものである。この方法によれば、利用者へのWe
bページの送信履歴が自動的に蓄積され、この送信履歴
に基づいて広告が選択されるので、利用者が閲覧してい
るメーカーや商品等に関する広告や、逆にこれらのメー
カーや商品等とは全く異なるメーカーや商品等に関する
広告を提示する等、閲覧内容に基づいた広告を提示する
ことができ、広告宣伝効果を一層向上させることができ
る。
【0043】また、請求項19に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理方法は、請求項17または18に記載のコ
ミュニケーション情報処理方法において、上記対話処理
手順において、上記対話データの内容に基づいて、上記
広告データの選択を行なうことを特徴とする。
【0044】これは広告選択基準の他の形態を一層具体
的に示すものである。この方法によれば、対話データの
内容に基づいて広告データが選択されるので、利用者が
対話しているメーカーや商品等に関する広告や、逆にこ
れらのメーカーや商品等とは全く異なるメーカーや商品
等に関する広告を提示する等、対話内容に基づいた広告
を提示することができ、広告宣伝効果を一層向上させる
ことができる。
【0045】また、請求項20に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理方法は、請求項17〜19のいずれか一つ
に記載のコミュニケーション情報処理方法において、上
記利用者の属性に関する情報を上記コミュニケーション
情報処理装置に格納する利用者属性格納手順を備え、上
記広告選択処理手順において、上記利用者属性格納手順
において格納された情報に基づいて、上記広告データの
選択を行なうことを特徴とする。
【0046】これは広告選択基準の他の形態を一層具体
的に示すものである。この方法によれば、利用者の属性
に関する情報が格納され、この情報に基づいて広告が選
択されるので、利用者の性別や趣味等に対応するメーカ
ーや商品等に関する広告や、逆にこれらのメーカーや商
品等とは全く異なるメーカーや商品等に関する広告を提
示する等、利用者の属性に基づいた広告を提示すること
ができ、広告宣伝効果を一層向上させることができる。
【0047】また、請求項21に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理方法は、請求項15〜20のいずれか一つ
に記載のコミュニケーション情報処理方法において、上
記広告選択処理手順において、上記広告データを所定条
件下において切り替えることを特徴とする。
【0048】この方法によれば、広告データが自動的に
切り替えられるので、利用者に対して異なる広告を自動
的に提示することができ、広告効率を向上させることが
できる。
【0049】また、請求項22に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理方法は、請求項21に記載のコミュニケー
ション情報処理方法において、上記対話データがチャッ
ト情報である場合において、上記対話処理手順におい
て、同一のチャットルームに参加している利用者への上
記広告データの提示時間が所定時間以上になった場合
に、上記広告データの切り替えを行なうことを特徴とす
る。
【0050】これは広告の切り替え基準の一形態を一層
具体的に示したものである。この方法によれば、チャッ
トルームに参加している利用者への広告データの提示時
間が所定時間以上になった場合に、広告データの切り替
えが行なわれるので、各広告を充分に利用者に見せた状
態で次の広告を提示することができ、広告更新を効率よ
く行なうことができる。
【0051】また、請求項23に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理方法は、請求項15〜22のいずれか一つ
に記載のコミュニケーション情報処理方法において、上
記対話処理手順において、複数の広告データの中から提
示する広告データを選択するための選択情報を上記コミ
ュニケーション情報処理装置から上記情報端末装置に送
信すると共に、上記情報端末装置を介して選択情報を用
いて選択された広告データを、対話データと共に出力可
能にすることを特徴とする。
【0052】この方法によれば、複数の広告データの中
から提示する広告データを選択するための選択情報が情
報端末装置に送信され、情報端末装置を介して選択情報
を用いて選択された広告データが対話データと共に出力
可能にされる。すなわち、利用者は、選択情報を用いて
広告データを選択することができ、このように選択され
た広告データが利用者に提示される。したがって、チャ
ットやメッセージ送信において、利用者は対話相手に合
致した広告を任意に選択すること等ができ、広告宣伝効
果を一層向上させることができる。
【0053】また、請求項24に記載のコミュニケーシ
ョン情報処理方法は、請求項15〜23のいずれか一つ
に記載のコミュニケーション情報処理方法において、利
用者に提供する利益の内容を特定するための利益情報を
格納する利益情報格納手順と、利用者に提示された広告
データが上記情報端末装置を介して選択された場合、こ
の利用者と、この広告データを当該利用者に提示するこ
とを選択した利用者と、の少なくとも一方に対して提供
する利益の内容を特定して上記コミュニケーション情報
処理装置に格納する利益処理手順とを備えることを特徴
とする。
【0054】この方法によれば、広告データに対する所
定の操作が行なわれた場合、この操作を行なった利用者
と、この広告データを当該利用者に提示することを選択
した利用者と、の少なくとも一方に対して提供する利益
の内容が格納される。すなわち、例えば、広告データを
選択してその詳細な内容を閲覧等した場合には、これら
利用者の少なくとも一方に対して、所定の利益が与えら
れる。したがって、広告を見る利用者や、この広告を送
信する利用者に、広告効果を向上させることについての
インセンティブを付与することができ、広告宣伝効果を
一層向上させることができる。
【0055】また、本発明は記憶媒体に関するものであ
り、請求項25に記載の記憶媒体は、上記請求項15〜
24のいずれか一つに記載されたコミュニケーション情
報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したことを特徴とする。
【0056】この記憶媒体によれば、当該記憶媒体に記
録されたプログラムをコンピュータに読み取らせて実行
することによって、請求項15〜24のいずれか一つに
記載されたコミュニケーション情報処理方法をコンピュ
ータを利用して実現することができ、これら各方法と同
様の効果を得ることができる。
【0057】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかるコミュニ
ケーションシステム、コミュニケーション情報処理装
置、情報端末装置、コミュニケーション情報処理方法、
および、記憶媒体の実施の形態を図面に基づいて詳細に
説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定
されるものではない。
【0058】(全体の概要)図1は本システムの全体構
成を示すブロック図である。本システムは、図1に示す
ように、コミュニケーション情報処理装置であるサーバ
装置1と、利用者の情報端末装置である複数のクライア
ント装置2とを、インターネット3を介して通信可能に
接続して構成されている。以下、本システムの概要につ
いて説明し、その後、本システムの構成および処理等の
詳細について説明する。
【0059】ここで、サーバ装置1は、ISP(Interne
t Service Provider)の保有するISPサーバとして構
成されている。そして、本システムに会員として登録さ
れている利用者は、クライアント装置2を介してサーバ
装置1にログオンし、このサーバ装置1を介して図示し
ない任意のWebサーバにアクセスすることができる。
そして、Webサーバに格納されている任意のWebペ
ージのデータ(Webデータ)をサーバ装置1を介して
ダウンロードし、Webページを閲覧することができ
る。
【0060】このシステムにおいて、サーバ装置1には
複数のチャットルームを構成する複数のWebデータが
格納されている。そして、本システムの会員として登録
されている利用者は、クライアント装置2を介してサー
バ装置1にアクセスし、チャットに参加することがで
き、また、メッセージ送信を行なうことができる。この
うち、本実施の形態で行なわれるチャットは、利用者が
閲覧しているWebページ毎に開設される。すなわち、
利用者は、Webページを閲覧している状態において、
チャットへの参加を要求すると、同じWebページを閲
覧している他の利用者が参加しているチャットルームに
参加することができる。
【0061】また、本実施の形態で行なわれるメッセー
ジ送信は、ログインしている利用者同士が能動的に行な
うことができる。すなわち、利用者は、本システムにロ
グインしている他の利用者を指定して、任意のメッセー
ジを送信することができ、このメッセージは、当該他の
利用者のクライアント装置2に自動的に表示される。た
だし、このようなチャットやメッセージ送信自体は既に
公知であり、従来と同様に行なうことができる。
【0062】ここで、このシステムが従来のシステムと
区別される基本的な特徴は、チャットやメッセージ送信
の画面に、広告を表示することにある。まず、チャット
においては、チャットルームに広告が自動的に表示され
る。したがって、同一のチャットルームに参加している
複数の利用者は、共通の広告を見ながら、チャットを行
なうことになる。このチャットにおける広告内容の決定
方法としては、各種の方法を考えることができるが、本
実施の形態においては上述のようにWebページ毎にチ
ャットルームが開設されるので、この広告も、Webペ
ージに関連したものが自動的に選択される。
【0063】また、メッセージ送信においては、メッセ
ージが利用者に送信された際に、このメッセージと共
に、広告が自動的に表示される。したがって、この広告
は、メッセージを送信した利用者でなく、送信された利
用者のみが見ることになる。このメッセージ送信におけ
る広告内容の決定方法としても各種の方法を考えること
ができるが、本実施の形態においてはメッセージを送信
する利用者が、送信される利用者に合った任意の広告を
選択する。このため、メッセージを送信する利用者に
は、広告を選択するための選択情報が送信され、利用者
は、この選択情報を参照して、広告を選択することがで
きる。
【0064】(システム構成―サーバ装置1)次に、こ
のようなコミュニケーション環境を構築するための本シ
ステムの構成について説明する。まず、サーバ装置1の
構成について説明する。図2は、このサーバ装置1の構
成を示すブロック図である。この図2に示すように、サ
ーバ装置1は、概略的に、会員DB(DB=データベー
ス)10、送信履歴DB11、チャットDB12、広告
DB13、WebDB14、通信制御IF(IF=イン
ターフェース)15、および、制御部16を備えて構成
されており、これら各部は任意の通信路を介して通信可
能に接続されている。さらに、このサーバ装置1は、ル
ータ等の図示しない通信装置および専用線を介して、イ
ンターネット3に通信可能に接続されている。なお、各
DBへのアクセスは実際にはDBMS(Database Manage
mentSystem)を介して行なわれるが、このDBMSにつ
いては省略する。
【0065】これらサーバ装置1の各構成要素のうち、
会員DB10は、本システムの会員として登録された利
用者に関する情報を格納するための利用者情報格納手段
であると共に、各利用者に提供する利益の内容を特定す
るための利益情報を格納する利益情報格納手段である。
この会員DB10に格納される具体的な情報は、例え
ば、図4に示すように、各利用者を一意に識別するため
の利用者ID、各利用者の認証を行うためのパスワー
ド、各利用者の氏名、および、各利用者にて友達として
登録された他の利用者の利用者ID、各利用者のログイ
ン状態を示すステータス情報(ここでは、ログイン時の
フラグを「1」、ログアウト時のフラグを「0」とす
る)、および、各利用者に提供される利益を特定するた
めの利益情報を相互に関連付けて構成されている。
【0066】ここで、利益情報とは、広告データの所定
の送信や受信を行なった利用者に対して、本システムか
ら付与する利益の内容や量を特定するための情報であ
る。この利益とは、現金、商品券、景品、任意の商品や
サービスの購入等に使用することのできるポイント、各
種料金の割引等、利用者にとって利益になり得る全ての
ものを含み得るが、本実施の形態においては、インター
ネット3上の所定の電子商取引サイトで使用することの
できるバーチャルマネー(以下、VM)であり、利益情
報は、このVMの累積ポイントであるものとする。な
お、この利益の出資者(原資を提供する人や企業)は任
意であり、例えば、広告主が提供してもよく、本システ
ムの開設者が本システムの利用促進等のために提供して
もよい。
【0067】また、送信履歴DB11は、利用者のクラ
イアント装置2に送信されたWebページを特定するた
めの情報を格納する送信履歴格納手段である。この送信
履歴DB11に格納される具体的な情報は、例えば、図
5に示すように、各利用者の利用者ID、および、各利
用者にサーバ装置1から最後に送信したWebページの
URLを相互に関連付けて構成されている。なお、We
bページを特定するための情報としては、IPアドレス
等、任意の情報を用いることができる。また、必ずしも
Webページをその階層まで含めて詳細に特定する必要
はなく、例えばホームページレベルの上位階層を特定す
るための情報を格納してもよい。
【0068】また、チャットDB12は、その時点にお
いて開設されているチャットルームに関する情報を格納
するためのチャット情報格納手段である。このチャット
DB12に格納される具体的な情報は、例えば、図6に
示すように、各チャットルームを一意に識別するための
チャットルームID、各チャットルームに対応するWe
bページのURL、各チャットルームに参加している利
用者の利用者ID、各チャットルームの出力情報を構成
するチャットデータ(または、チャットデータを特定す
るためのアドレス情報やファイル名等。図6において内
容を省略する)、各チャットルームにおいて表示される
広告の広告ID(後述する)、および、各チャットルー
ムに最後に参加した利用者の参加時間を示すタイムスタ
ンプを相互に関連付けて構成されている。
【0069】また、広告DB13は、チャットまたはメ
ッセージ送信において表示するための広告データ等を格
納するための広告データ格納手段である。この広告DB
13に格納される具体的な情報は、例えば、図7に示す
ように、各広告データを一意に識別するための広告I
D、複数の広告データの中から提示する広告データを選
択するための選択情報、および、広告データ(または、
広告データを特定するためのアドレス情報やファイル名
等)を相互に関連付けて構成されている。
【0070】ここで、選択情報としては、各利用者が広
告を選択する際に参考になり得る任意の情報を用いるこ
とができるが、ここでは、各広告データの内容を要約的
に現わすテキストデータが格納されている。この他、選
択情報としては、広告データが画像データである場合に
はその縮小画像データ(サムネイル)を用いたり、ある
いは、単に広告主の名称を示すテキストデータや、広告
対象である商品等の名称を示すテキストデータを用いる
ことができる。あるいは、テキスト広告データの内容を
必要に応じて動的に要約することもでき、この場合には
選択情報を格納しておく必要はない。また、広告データ
は、テキストデータの他、静止画像データ、動画像デー
タ、音声データを適宜組み合わせて構成することができ
る。
【0071】また、WebDB14には、クライアント
装置2に対して送信するための各種のWebデータが記
憶されている。このWebデータとしては、後述するメ
ッセージ作成画面を表示するためのデータ等があり、こ
れらデータは、例えば、HTMLやXMLにて記述され
たテキスト・ファイルとして形成されている。この他、
WebDB14には、必要に応じて、クライアント装置
2に送信するための音声をWAVE形式やAIFF形式の如き音
声ファイルで格納したり、静止画や動画をJPEG形式やMP
EG2形式の如き画像ファイルで格納することができる。
また、図1において、通信制御IF15は、サーバ装置
1とインターネット3(またはルータ等の通信装置)と
の間における通信制御を行うものであり、広告データお
よび対話データを(チャットデータ、あるいは、メッセ
ージデータ)をクライアント装置2に送信する通信手段
である。
【0072】また、図1において、制御部16は、機能
概念的に、要求解釈部16a、閲覧処理部16b、認証
処理部16c、チャット処理部16d、メッセージ処理
部16e、広告選択処理部16f、および、利益処理部
16gを備えて構成されている。
【0073】このうち、要求解釈部16aは、クライア
ント装置2からの要求内容を解釈し、その解釈結果に応
じて制御部16の他の各部に処理を受け渡す要求解釈手
段である。また、閲覧処理部16bは、クライアント装
置2からの各種画面の閲覧要求を受けて、これら画面の
Webデータの生成や送信を行なう閲覧処理手段であ
る。また、認証処理部16cは、クライアント装置2か
らの認証要求を受けて、この認証判断を行なう認証処理
手段である。
【0074】また、チャット処理部16dは、チャット
ページのWebデータの生成や、チャットに参加してい
る利用者の管理等、チャットの運用に関する処理を行な
うためのチャット処理手段であり、利用者に広告を行な
うための広告データを、複数のクライアント装置2から
送信された対話内容をこれら各クライアント装置2にお
いて表示するための対話データ(チャットデータ)と共
に、クライアント装置2を介して利用者に出力可能とす
る対話処理手段である。また、チャット処理部16d
は、広告データを所定条件下において自動的に切り替え
る。
【0075】また、メッセージ処理部16eは、メッセ
ージ送信用の各種の画面生成やその送信制御を行なうた
めのメッセージ送信手段であり、利用者に広告を行なう
ための広告データを、クライアント装置2から送信され
た対話内容を他のクライアント装置2において表示する
ための対話データ(メッセージ情報)と共に、クライア
ント装置2を介して利用者に出力可能とする対話処理手
段である。
【0076】ここで、広告データを対話データと共に出
力可能とする具体的な内容については、種々の形態が考
えられるが、本実施の形態においては、後述するよう
に、対話データを含んだチャットデータやメッセージ送
信画面のWebデータに対して、広告データを付加する
ことが考えられる。この他、チャットデータやメッセー
ジ送信画面のWebデータに対して、広告データを同時
出力するためのタグ情報のみを含めておき、広告データ
のみは別途に送信することも考えられる。その他、広告
データの送信タイミングや送信形態は任意であり、例え
ば、本システムに対してクライアント装置2がログイン
している状態において、通信データがない空き時間を検
出し、この時間を利用した一または複数の広告データを
予め送信して、クライアント装置2に蓄積しておいても
よい。
【0077】また、広告選択処理部16fは、複数の広
告データの中から、利用者に提示する広告データを選択
する広告選択処理手段である。そして、利益処理部16
gは、利用者に提示された広告データに対して、当該利
用者による所定の操作がクライアント装置2を介して行
なわれた場合、この利用者と、この広告データを当該利
用者に提示することを選択した利用者と、の少なくとも
一方に対して提供する利益の内容を特定して会員DB1
0に格納する利益処理手段である。ここで、所定の操作
とは、この広告データ(後述する広告表示領域MD−
4)を選択することにより、この広告データにハイパー
リンクされた他のデータを閲覧することである。なお、
これら各部によって行なわれる処理の詳細については、
後述する。
【0078】さて、これまでにサーバ装置1の構成につ
いて説明したが、図示の各構成要素は機能概念的なもの
であり、必ずしも物理的に図示の如く構成されているこ
とを要しない。例えば、サーバ装置1の各サーバが備え
る処理機能、特に制御部16にて行なわれる各処理機能
については、その全部または任意の一部を、CPU(Cen
tral Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行
されるプログラムにて実現することができ、あるいは、
ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現する
ことも可能である。なお、プログラムは、図示しない本
記憶媒体に記憶されており、必要に応じてサーバ装置1
に機械的に読み取られる。
【0079】さらに、サーバ装置1の分散・統合の具合
的形態は図示のものに限られず、その全部または一部
を、各種の負荷等に応じた任意の単位で、機能的または
物理的に分散・統合して構成することができる。例え
ば、WebDB14はWebサーバ装置1として独立に
構成してもよく、あるいは、会員DB10と送信履歴D
B11とを1つのDBとして一体構成してもよい。な
お、実際のサーバ装置1の構成機能としては、さらにフ
ァイアウォールサーバやDNS(Domain Name System)
サーバの機能を付加することができるが、これらについ
ては公知の構成を適用することができるので、その説明
を省略する。
【0080】(システム構成−利用者のクライアント装
置2)次に、利用者のクライアント装置2の構成につい
て説明する。図1に示すように、クライアント装置2
は、概略的には、制御部20、ROM21、RAM2
2、HD23、入力装置24、出力装置25、入出力制
御IF26、および、通信制御IF27を備えて構成さ
れており、これら各部がバスを介してデータ通信可能に
接続されている。このクライアント装置2は、たとえ
ば、パーソナルコンピュータやワークステーション、家
庭用ゲーム機、インターネットTV、PDA(Personal
Digital Assistant)、あるいは、携帯電話やPHS(Pe
rsonal Handy Phone System)の如き移動体通信端末によ
って実現することができる。
【0081】このクライアント装置2の制御部20は、
Webブラウザ20aを備えて構成されている。このW
ebブラウザ20aは、基本的には、Webデータを解
釈して、後述するモニタ25に表示させる表示制御(ブ
ラウズ処理)を行うものである。
【0082】この制御部20は、その全部または任意の
一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプ
ログラムにて実現することができる。すなわち、ROM
21またはHD23には、OS(Operating System)と
協動してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコ
ンピュータプログラムが記憶されている。このコンピュ
ータプログラムは、RAM22にロードされることによ
って実行され、CPUと協動して制御部20を構成す
る。
【0083】しかしながら、このコンピュータプログラ
ムは、クライアント装置2に対して任意のインターネッ
ト3を介して接続されたアプリケーションプログラムサ
ーバに記憶されてもよく、必要に応じてその全部または
一部をダウンロードすることも可能である。このあるい
は、各制御部20の全部または任意の一部を、ワイヤー
ドロジック等によるハードウェアとして実現することも
可能である。
【0084】また、入力装置24としては、キーボー
ド、マウス、および、マイク等を用いることができる。
また、後述するモニタ25も、マウスと協働してポイン
ティングディバイス機能を実現する。この入力装置24
は、選択情報を用いて、提示する広告データを特定する
ための入力インターフェースを構成する。
【0085】また、出力装置25としては、モニタ(家
庭用テレビを含む)の他、スピーカを用いることができ
る(なお、必要に応じて、出力装置25をモニタ25と
して記載する)。この出力装置25は、サーバ装置1か
ら送信された対話データおよび広告データを同時に出力
するための出力インターフェース、および、複数の広告
データの中から提示する広告データを選択するための選
択情報を出力するための出力インターフェースを構成す
る。これら入力装置24および出力装置25へのデータ
の入出力は、入出力制御IF26を介して行なわれる。
【0086】また、通信制御IF27は、サーバ装置1
から送信された広告データおよび対話データや選択情報
を受信し、入力装置24にて特定された広告データに関
する情報を、サーバ装置1に送信する通信手段である。
【0087】このように構成されたクライアント装置2
は、モデム、TA、ルータ等の通信装置と電話回線を介
して、あるいは、専用線を介して、インターネット3に
接続されており、所定の通信規約(たとえば、TCP/
IPインターネットプロトコル)に従ってサーバ装置1
にアクセスすることができる。
【0088】(ネットワーク)なお、これらサーバ装置
1とクライアント装置2とを接続するネットワークとし
ては、上述したインターネット3に限られず、任意のネ
ットワークを利用することができる。例えば、限定され
たエリア内でLAN、WANあるいはパソコン通信網を
用いて、本システムを構築することができる。また、そ
の他にも、地上波、CATV、CS、BS、あるいは、
ISDB(Integrated Services Digital Broadcastin
g)を用いて、各種データを送受信することができる。す
なわち、ネットワークには、有線ネットワークのみなら
ず、これら無線・通信ネットワークを含めることができ
る。
【0089】(本システムにおける処理)次に、このよ
うに構成された本システムを用いて行なわれる処理の詳
細について説明する。この処理は、Webページを閲覧
するWebページ閲覧処理、チャットで対話を行なうチ
ャット処理、および、メッセージを送信するメッセージ
送信処理に大別される。なお、会員DB10には、複数
の利用者の利用者ID、パスワード、氏名、および、友
達の利用者IDが公知の方法にて予め格納されているも
のとする。また、広告DB13には、広告主等から供給
された選択情報および広告データと、任意の方法で発行
された広告IDとが、FTP(File Transfer Protoco
l)に従った通信やその他の公知の方法にて予め格納さ
れているものとする。
【0090】(Webページ閲覧処理)まず、Webペ
ージ閲覧処理について説明する。利用者は、クライアン
ト装置2において所定の方法によりWebブラウザ20
aを起動する。このWebブラウザ20aの表示例を図
12に示す。この図12に示すように、Webブラウザ
20aには、URL入力欄MA−1、メニュー欄MA−
2、Webページ表示領域MA−3、ログインボタンM
A−4、ログアウトボタンMA−5、チャット開始ボタ
ンMA−6、メッセージ送信ボタンMA−7、ユーザー
リストMA−8、および、友達リストMA−9が表示さ
れている。
【0091】そして、利用者が入力装置24を介してロ
グインボタンMA−4を選択すると、Webブラウザ2
0aは、サーバ装置1に対するダイヤルアップ接続を行
なう。この時、利用者には、図示しないログイン用画面
による利用者IDおよびパスワードの入力が要求され
る。ここで入力された利用者IDおよびパスワードはサ
ーバ装置1に送信され、サーバ装置1の認証処理部16
cは、これら利用者ID等が会員DB10に格納された
利用者IDおよびパスワードに合致するか否かを判断す
ることにより、利用者の認証を行なう。そして、認証O
Kの場合には、このクライアント装置2をインターネッ
ト3に接続する。また、この時、認証処理部16cは、
当該利用者のステータス情報を更新する(フラグを
「1」にする)。
【0092】その後、利用者は、URL入力欄MA−1
に任意のWebページのURLを入力し、所定方法にて
送信要求を行なう。すると、Webブラウザ20aは、
このURLを通信制御IF27を介して所定の通信規約
にて送信し、このURLに基づくルーティングによって
サーバ装置1に対するWebデータの送信要求を行う。
サーバ装置1の要求解釈部16aは、クライアント装置
2からの送信の有無を監視しており、送信を受けると、
この送信の内容を解析し、その結果に応じて当該制御部
16内の各部に処理を移す。送信の内容がWebデータ
の送信要求である場合、閲覧処理部16bは、このUR
Lのアドレス解決を行い、その結果として得られるIP
アドレスをWebブラウザ20aに返す。
【0093】そして、Webブラウザ20aは、このI
Pアドレスを用いて、Webデータが格納されている図
示しないWebサーバにアクセスし、このWebサーバ
からWebデータを取得する。このWebデータはWe
bブラウザ20aにて解釈され、その結果として、We
bページがWebブラウザ20aのWebページ表示領
域MA−3に表示される(以下、クライアント装置2か
らサーバ装置1へのWebデータの送信要求と、クライ
アント装置2へのWebデータの送信、および、クライ
アント装置2におけるWebページの表示は、ほぼ同様
に行われるものとし、以下ではその詳細を省略する)。
【0094】ここで、上記アドレス解決を行なった際、
閲覧処理部16bは、このアドレス解決を行なったUR
Lを、この要求を行なった利用者の利用者IDに関連付
けて送信履歴DB11に格納する。また、既に利用者I
Dおよび以前に送信したURLが格納されている場合に
は、このURLを、直近にアドレス解決を行なったUR
Lに更新する。このことにより、送信履歴DB11に
は、各利用者のクライアント装置2に最後に送信された
WebページのURLが格納される。
【0095】また、閲覧処理部16bは、このようにW
ebページの閲覧処理を行なう毎に、利用者に送信した
WebページのURLに基づいて送信履歴DB11を参
照し、この利用者と同一のWebページを見ている利用
者の利用者IDを呼び出す。そして、この利用者IDに
基づいて会員DB10を参照し、同一のWebページを
見ている利用者の氏名を呼び出す。このように呼び出さ
れた氏名は、利用者のクライアント装置2に送信され、
ユーザーリストに表示される。したがって、各利用者
は、このユーザーリストに表示された他の利用者の氏名
を見ることにより、自己と同一のWebページを閲覧し
ている他の利用者の存在等を把握することができる。な
お、友達リストには、会員DB10に格納された友達の
利用者IDに基づいて取得された、他の利用者の氏名が
表示されている。以降、同様にして、利用者は任意のW
ebページを閲覧することができる。
【0096】(チャット処理)次に、チャット処理につ
いて説明する。この処理のフローチャートを図8に示
す。まず、利用者が入力装置24を介してチャット開始
ボタンを選択すると、チャット開始要求がサーバ装置1
に送信される(ステップSA−1)。この要求は、要求
解釈部16aからチャット処理部16dに受け渡され、
チャット処理部16dによってチャット処理が開始され
る。具体的には、チャット処理部16dは、送信履歴D
B11を参照して、当該要求を行なった利用者に最後に
送信したWebページのURLを呼び出す(ステップS
A−2、SA−3)。そして、このURLに基づいてチ
ャットDB12を参照し、このURLに対応するチャッ
トルームが既に開設されているか否か(ここでは、UR
LがチャットDB12に格納されているか否か)を判断
する(ステップSA−4)。
【0097】(チャット処理−広告データの自動選択)
ここで、チャットルームが開設されている場合、チャッ
ト処理部16dは、このチャットルームのチャットデー
タをチャットDB12から呼び出して、クライアント装
置2に送信する(ステップSA−7)。一方、チャット
ルームが開設されていない場合、チャット処理部16d
は、このURLを広告選択処理部16fに受け渡す。こ
の広告選択処理部16fは、このURLに基づいて、チ
ャットデータに付加する広告データを自動的に選択する
(ステップSA−5)。
【0098】この自動選択のロジックとしては種々のも
のが考えられるが、ここでは、Wbページの内容と、広
告データとのマッチングを行うことにより、広告データ
を選択する。すなわち、まず、URLに対応するWeb
ページを取得し、このWebページに含まれている単語
を抽出する。そして、この単語をマッチングキーとし
て、広告DB13に格納されている広告データに対する
マッチングを行ない、マッチング率の一番高い広告デー
タを、チャットデータに付加する広告データとして決定
する。この他、自動選択のロジックとしては、例えば、
URLと広告データとの対応関係を示す対応テーブルを
サーバ装置1に用意しておき、この対応テーブルを参照
して広告データを選択してもよい。このように広告デー
タを選択した場合には、利用者が閲覧しているWebペ
ージに対応した広告データや、チャットの利用者に共通
する内容の広告データを選択することができ、広告宣伝
効果を向上させることができる。
【0099】また、本実施の形態とは異なり、利用者が
閲覧しているWebページと、利用者が参加するチャッ
トルームとの間に関連性がないような場合(利用者が任
意のテーマでチャットルームを開設することができ、あ
るいは、任意の開設されたチャットルームを選択して参
加することができるような場合)、チャットルームの内
容に応じて広告データを選択するようにしてもよい。こ
の場合、サーバ装置1のチャット処理部16dは、チャ
ットの開始時には、任意の広告データを選択する。そし
て、チャットが開始された後に利用者にて書き込まれた
対話データ(発言内容)を、逐次、あるいは、広告選択
時等の処理のタイミングで抽出し、この対話データをマ
ッチングキーとして、広告DB13に格納されている広
告データに対するマッチングを行ない、マッチング率の
一番高い広告データを、チャットデータに付加する広告
データとして決定する。この場合には、Webページと
チャットルームとの間に関連性がない場合であっても、
チャットの利用者に共通する内容の広告データを選択す
ることができ、広告宣伝効果が向上する。
【0100】また、本実施の形態とは異なり、同一のチ
ャットルームにおいて広告データのみを利用者毎に異な
るものとすることもでき、この場合には、利用者の属性
に応じて広告データを選択するようにしてもよい。この
場合、サーバ装置1の会員DB10(利用者属性格納手
段)には、利用者の属性を特定するための任意の情報、
例えば、利用者の住所、年齢、性別、職業、出身地、趣
味等を格納しておく。この属性は、利用者が本システム
に会員登録を行なう際等に取得することができる。そし
て、チャット処理部16dは、会員DB10にて格納さ
れた属性をマッチングキーとして、広告DB13に格納
されている広告データに対するマッチングを行ない、マ
ッチング率の一番高い広告データを、チャットデータに
付加する広告データとして決定する。この場合には、チ
ャットの利用者の属性に応じた内容の広告データを選択
することができ、広告宣伝効果が向上する。
【0101】この他、当然のことながら、URL、チャ
ットルームの対話データの内容、あるいは、利用者の属
性とは、全く関係なく広告データを選択することもでき
る。例えば、広告DB13に格納された広告データから
所定手順(ランダム選択、順次選択、広告料金等に基づ
く所定の優先順位を考慮した選択等)にて広告データを
選択することができる。また、必ずしも単一のロジック
ではなく、上記広告選択のロジックを複数組み合わせ
て、広告選択を行なうことも可能である。例えば、利用
者が閲覧しているWebページのURLに対応する広告
が複数ある場合には、その中から、さらに利用者の属性
に応じた広告を選択してもよい。
【0102】(チャット処理−チャットデータの生成、
表示等)このように広告データを選択した広告選択処理
部16fは、この広告データをチャット処理部16dに
受け渡す。そして、チャット処理部16dは、この広告
データを含んだチャットデータを生成して(ステップS
A−6)、上記チャット開始要求を行なった利用者のク
ライアント装置2に送信する(ステップSA−7)。な
お、このチャットデータの生成は、例えば、CGI(Com
mon Gateway Interface)を用いて動的に行なうことがで
きる(以下、データの生成は同様に行なうことができ
る)。このように生成されたチャットデータには、所定
方法(例えば、ランダム生成、連番等)にてチャットル
ームIDが付与され、URL、利用者ID、チャットデ
ータ、および、上記選択された広告データの広告ID
が、チャットDB12に関連付けて格納される。
【0103】このようにチャットデータをクライアント
装置2に送信した後、チャット処理部16dは、チャッ
トDB12における当該チャットデータに対応するタイ
ムスタンプを、このチャットデータが送信された時間を
用いて更新する(ステップSA−8)。これにより、チ
ャットDB12のタイムスタンプは、各チャットルーム
に最後に参加した利用者の、参加時間を示すことにな
る。
【0104】一方、クライアント装置2では、チャット
ルームがモニタ25に表示される(ステップSA−9、
SA−10)。この表示例を図13に示す。この図13
に示すように、チャットルームには、チャットルームに
参加している利用者のリストMB−1と、対話データの
表示領域MB−2と、対話データを入力するための入力
欄MB−3と、送信を指示するための送信ボタンMB−
4と、広告選択処理部16fにて選択された広告データ
を表示する広告表示領域MB−5とが設けられている。
ここでは、図12に示すように、利用者が「X社」のW
ebページを閲覧している状態で参加したチャットペー
ジを例示しており、図13の広告表示領域MB−5に
は、X社の広告データ「X社より、パソコン新機種が発
売されます!!」が表示されている。
【0105】その後、従来のチャットシステムと同様
に、チャットが行なわれる。すなわち、利用者が入力装
置24を介して対話データを入力欄MB−3に入力し、
送信ボタンMB−4を選択すると、この対話データがサ
ーバ装置1に送信される。チャット処理部16dは、ク
ライアント装置2から対話データが送信されると、この
データを用いてチャットDB12のチャットデータを更
新する。
【0106】各クライアント装置2に表示されているチ
ャットページの更新は、例えば、チャットページを構成
するHTML中に記述されたMETAタグのRefresh機
能を使って、一定間隔で同ページを読み直すようにする
ことによって自動的に行われる。以降、このようにし
て、対話データはチャットページにほぼリアルタイムで
反映され、利用者は仮想的な対話を行なうことができ
る。以降、チャットルームへの参加が終了するまで、同
様の処理が行なわれる。
【0107】(チャット処理−広告データの自動更新)
ここで、チャットルームでの対話が行なわれている間、
所定条件が満たされた場合には、広告データが更新され
る。この更新処理のフローチャートを図9に示す。この
図9に示すように、サーバ装置1のチャット処理部16
dは、各チャットルームにおける広告の提示時間(表示
時間)が、所定時間(例えば、1分)以上になったか否
かを監視している(ステップSB−1)。具体的には、
チャット処理部16dは、所定間隔で、チャットDB1
2に格納されている各チャットルームのタイムスタンプ
を参照し、このタイムスタンプが、その時点の現在時刻
を基準として、上記所定時間以上前の時間であるか否か
を判断する。
【0108】そして、広告の提示時間が所定時間以上に
なったチャットルームがある場合には、広告選択処理部
16fに他の広告データを選択させ(ステップSB−
2)、この広告データがチャットルームの広告表示領域
にて表示されるように、チャットデータを更新する(ス
テップSB−3)。ここで、広告選択処理部16fによ
る選択は、例えば、上記URLに対応するWebページ
に含まれている単語と、広告DB13に格納されている
広告データとのマッチングにおいて、マッチング率が二
番目に高い広告データを自動選択することにより行なう
ことができる。これにて広告データの更新処理が終了す
る。このように更新されたチャットデータは、上記のよ
うに各クライアント装置2においてチャットページが更
新された際に読み込まれ、この結果として、チャットル
ームの広告表示領域に新しい広告データが表示される。
【0109】このように広告データを自動的に更新する
ことにより、各利用者に順次新しい広告を提示すること
ができ、広告宣伝効果を一層高めることができる。特
に、上記の場合には、チャットルームに参加している各
利用者が一定時間以上、連続して同じ広告データを見た
場合に広告データが更新されるので、各広告を充分に利
用者に見せた状態で次の広告を提示することができ、広
告更新を効率よく行なうことができる。
【0110】(メッセージ送信処理)次に、メッセージ
送信処理について説明する。この処理のフローチャート
を図10、11に示す。まず、図12のWebブラウザ
20aにおいて、利用者Aが、メッセージ送信の相手方
を特定して、メッセージ送信ボタンMA−7を入力装置
24を介して選択すると、Webブラウザ20aは、メ
ッセージ送信要求をサーバ装置1に対して送信する(ス
テップSC−1)。ここで、メッセージ送信の相手方の
特定方法は任意であるが、ここでは、ユーザーリストや
友達リストに表示されている他の利用者を入力装置24
にて選択することによって行なうことができる。
【0111】このメッセージ送信要求は、要求解釈部1
6aからメッセージ処理部16eに受け渡される。この
メッセージ処理部16eは、広告DB13から選択情報
を呼び出し(ステップSC−2、SC−3)、この選択
情報を含むメッセージ作成画面のWebデータを生成し
て、当該要求を行なった利用者のクライアント装置2に
送信する(ステップSC−4)。このWebデータは、
クライアント装置2のWebブラウザ20aにて解釈さ
れ、モニタ25に表示される(ステップSC−5、SC
−6)。このメッセージ作成画面の表示例を図14に示
す。この画面は、図14に示すように、対話データ(メ
ッセージ内容)を入力するための入力欄MC−1と、広
告を選択するための広告選択領域MC−2と、メッセー
ジの送信を指示するためのメッセージ送信ボタンMC−
3とを含んで構成されている。
【0112】ここで、広告選択領域MC−2には、上記
広告DB13から呼び出された選択情報MC−4がリス
ト表示されており、利用者Aは、この選択情報のうち、
メッセージ送信の相手方に送りたい広告に対応する選択
情報を入力装置24を介して選択する。この選択情報M
C−4は、上述のように、サムネイルや各種のテキスト
情報を表示することができる。また、この表示形態は任
意であり、ドロップダウンリスト形式等、利用者が選択
し易い形式を用いることができる。なお、この選択情報
MC−4の選択タイミングは、本実施形態のタイミング
以外にも、例えば、メッセージ送信要求を行なう前に予
め選択してもらってもよく、例えば、各友達に適した広
告の内容や、各友達の趣味等を予め利用者に登録しても
らい、その内容に基づいて広告データを選択してもよ
い。
【0113】その後、利用者Aが、入力欄MC−1に対
話内容を入力し、選択情報MC−4をクリック等するこ
とによって広告データを選択し、メッセージ送信ボタン
MC−3を選択すると、これら選択情報や対話データが
サーバ装置1に送信される(ステップSC−7)。これ
らの情報は、要求解釈部16aからメッセージ処理部1
6eに受け渡され、メッセージ処理部16eは、利用者
Aから送信された選択情報に対応する広告データを広告
DB13から呼び出し(ステップSC−8、SC−
9)、この広告データと、利用者Aから送信された対話
データとを含むメッセージ送信画面のWebデータを動
的に生成して、このWebデータを、先に利用者Aにて
選択された他の利用者Bのクライアント装置2に送信す
る(ステップSC−10)。この結果、広告データを含
んでメッセージ送信画面が、利用者Bのクライアント装
置2のモニタ25に表示される(ステップSC−11、
SC−12)。
【0114】このメッセージ送信画面の表示例を図15
に示す。この画面は、図15に示すように、対話データ
の送信者やその送信日時を表示する表示領域MD−1
と、対話データの内容を表示するメッセージ出力欄MD
−2と、メニュー欄MD−3と、広告表示領域MD−4
とを含んで構成されている。そして、この広告表示領域
MD−4には、先のメッセージ入力用画面において選択
された選択情報に対応する広告データが表示されてい
る。ここでは、図14のメッセージ作成画面において、
「Y社−化粧品」が選択された場合を想定しており、図
15のメッセージ送信画面において、広告表示領域MD
−4には、Y社の化粧品に関する広告「Y社化粧品 キ
ャンペーン開催中!!」が表示されている。
【0115】その後、利用者Bは、広告データの内容を
一層詳細に知りたい場合には、この広告表示領域MD−
4を入力装置24にて選択する。この広告表示領域MD
−4には、この広告データの詳細内容を示すホームペー
ジ等へのリンクが貼られており、この広告表示領域MD
−4が選択されると、Webブラウザ20aは、このリ
ンク先のWebページのWebデータの送信要求を行な
う(ステップSC−13)。この要求は要求解釈部16
aから閲覧処理部16bに受け渡され、この閲覧処理部
16bにてアドレス解決が行なわれることによって、こ
のWebデータがクライアント装置2に送信され(ステ
ップSC−14、SC−15)、リンク先のWebペー
ジがモニタ25に表示される(ステップSC−16、S
C−17)。
【0116】(メッセージ送信処理−利益処理)このよ
うに、広告表示領域が利用者によって選択された際、そ
の旨が閲覧処理部16bから利益処理部16gに受け渡
され、この利益処理部16gによって、利益処理が行な
われる。具体的には、利益処理部16gは、メッセージ
送信を行なった利用者と、広告表示領域を選択した利用
者との、それぞれの利益情報を会員DB10から呼び出
し、この利益情報に所定ポイント(例えば、1ポイン
ト)を加算することにより、この利益情報を更新する
(ステップSC−18)。これにてメッセージ送信処理
が終了する。
【0117】(取得したVMの使用について)その後、
各利用者は、自己の取得したVMを任意のタイミングで
使用することができる。このような仮想的な貨幣をネッ
トワーク上で使用するための方法としては、既に各種の
方法が提案されており、実用化もされているため、ここ
ではその具体的な内容の説明を省略する。
【0118】例えば、利用者は、本システムと提携して
いる電子商取引サイトにおいて、商品の購入代金の支払
い方法としてVMを利用する旨を指定し、自己のユーザ
IDとパスワードを入力する。すると、この情報に基づ
いて本システムに対する決済認証の問い合わせがあり、
本システムでは、ユーザIDおよびパスワードを用いて
利用者の認証を行うと共に、利用者が使用しようとして
いるVMが会員DB10に格納されているか否かを判断
する。そして、認証可の場合であって、VMが会員DB
10に格納されている場合には、決済可の旨を電子商取
引サイトに送信すると共に、使用した分のVMを会員D
B10に格納されているVMから差し引いて、残高更新
を行う。
【0119】この他、提供する利益が現金である場合に
は、この現金を利用者の指定口座に自動的に振り込んだ
り、提供する利益が商品券である場合には、この商品券
を利用者の住所に自動発送することができる。もちろ
ん、会員DB10の内容をオペレータが判断し、このオ
ペレータが手動的に現金の振込みや商品券の発送を行っ
てもよい。
【0120】さて、これまで本発明の実施の形態につい
て説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外に
も、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内
において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいも
のである。
【0121】例えば、上記の実施の形態においては、広
告データを単にモニタ25に静止画像として表示してい
るが、動画像や音声にて出力することもでき、また、ア
ニメーション効果や点滅表示等、公知のあらゆる出力形
態を用いることができる。また、メッセージ送信時にの
み利用者が広告内容を選択するものとして説明したが、
チャットの開設者等がチャット開設時等に任意の広告内
容を選択できるようにしてもよい。この選択は、上記メ
ッセージ送信の場合と、同様の手順にて行なうことがで
きる。また、逆に、メッセージ送信に、チャット時と同
様の手順にて広告データを自動選択してもよい。
【0122】また、上記実施の形態においては、図12
に示したWebブラウザを用いてコミュニケーションを
行なう例を示しているが、広く普及しているWebブラ
ウザ(Internet Explorer, Netscape Navigator)等を用
いたチャットやメッセージ送信においても、同様の手順
により、広告表示を行なうことができる。また、上記実
施の形態においては、広告表示領域が選択された場合に
一律的に利益を与えるようにしているが、広告の内容や
広告表示領域の選択タイミング等に応じて、与える利益
の内容や量を変化させ、ゲーム性を持たせてもよい。ま
た、上記実施の形態においては、チャットやメッセージ
送信において広告を1つのみ表示しているが、複数の広
告を表示してもよい。
【0123】また、実施形態において説明した各処理の
うち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の全
部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手
動的に行なわれるものとして説明した処理の全部または
一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この
他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、
具体的名称、各種の登録データや検索条件等のパラメー
タを含む情報については、特記する場合を除いて任意に
変更することができる。
【0124】また、「コンピュータ読み取り可能な記憶
媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気
ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−
ROM、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」や、各
種コンピュータシステムに内蔵されるROM、RAM、
HD等の任意の「固定用の物理媒体」、あるいは、LA
N、WAN、インターネット3に代表されるネットワー
クを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬送
波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒体」
を含むものとする。
【0125】また、「プログラム」とは、任意の言語や
記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソース
コードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、
「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限
られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成
されるものや、OS(Operating System)に代表される
別個のプログラムと協働してその機能を達成するものを
も含む。なお、実施の形態に示した各装置において記憶
媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あ
るいは、読み取り後のインストール手順等については、
周知の構成や手順を用いることができる。
【0126】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1、3、
15、または、25に記載の本発明によれば、情報端末
装置において、広告データが、対話データと共に利用者
に出力され、利用者に対する広告を行なうことができ
る。このことにより、対話環境というこれまで広告スペ
ースとして着目されていなかった領域に、新たな広告ス
ペースを創設することができる。この場合、利用者によ
る注視度が極めて高い対話データと共に広告データが表
示されるので、広告宣伝効果が極めて大きい。
【0127】また、請求項2、4、16、または、25
に記載の本発明によれば、チャットの場合には、チャッ
ト相手の発言を待つ間に広告を見てもらうことや、チャ
ットの中で広告について話題にしてもらうことによっ
て、大きな広告宣伝効果を期待することができる。ま
た、メッセージ送信の場合には、メッセージと共に広告
を能動的に送信してもらうことができ、大きな広告宣伝
効果を期待することができる。
【0128】また、請求項5、17、または、25に記
載の本発明によれば、複数の広告データの中から、利用
者に提示する広告データが選択され、利用者に提示され
る。したがって、この選択を適切に行なうことにより、
利用者に適した広告を自動的に選択して提示することが
できる。
【0129】また、請求項6、18、または、25に記
載の本発明によれば、利用者へのWebページの送信履
歴が自動的に蓄積され、この送信履歴に基づいて広告が
選択されるので、利用者が閲覧しているメーカーや商品
等に関する広告や、逆にこれらのメーカーや商品等とは
全く異なるメーカーや商品等に関する広告を提示する
等、閲覧内容に基づいた広告を提示することができ、広
告宣伝効果を一層向上させることができる。
【0130】また、請求項7、19、または、25に記
載の本発明によれば、対話データの内容に基づいて広告
データが選択されるので、利用者が対話しているメーカ
ーや商品等に関する広告や、逆にこれらのメーカーや商
品等とは全く異なるメーカーや商品等に関する広告を提
示する等、対話内容に基づいた広告を提示することがで
き、広告宣伝効果を一層向上させることができる。
【0131】また、請求項8、20、または、25に記
載の本発明によれば、利用者の属性に関する情報が格納
され、この情報に基づいて広告が選択されるので、利用
者の性別や趣味等に対応するメーカーや商品等に関する
広告や、逆にこれらのメーカーや商品等とは全く異なる
メーカーや商品等に関する広告を提示する等、利用者の
属性に基づいた広告を提示することができ、広告宣伝効
果を一層向上させることができる。
【0132】また、請求項9、21、または、25に記
載の本発明によれば、広告データが自動的に切り替えら
れるので、利用者に対して異なる広告を自動的に提示す
ることができ、広告効率を向上させることができる。
【0133】また、請求項10、22、または、25に
記載の本発明によれば、チャットルームに参加している
利用者への広告データの提示時間が所定時間以上になっ
た場合に、広告データの切り替えが行なわれるので、各
広告を充分に利用者に見せた状態で次の広告を提示する
ことができ、広告更新を効率よく行なうことができる。
【0134】また、請求項11、23、または、25に
記載の本発明によれば、利用者は、選択情報を用いて広
告データを選択することができ、このように選択された
広告データが利用者に提示される。したがって、チャッ
トやメッセージ送信において、利用者は対話相手に合致
した広告を任意に選択すること等ができ、広告宣伝効果
を一層向上させることができる。
【0135】また、請求項12、24、または、25に
記載の本発明によれば、広告データに対する所定の操作
が行なわれた場合、この操作を行なった利用者と、この
広告データを当該利用者に提示することを選択した利用
者と、の少なくとも一方に対して提供する利益の内容が
格納される。すなわち、例えば、広告データを選択して
その詳細な内容を閲覧等した場合には、これら利用者の
少なくとも一方に対して、所定の利益が与えられる。し
たがって、広告を見る利用者や、この広告を送信する利
用者に、広告効果を向上させることについてのインセン
ティブを付与することができ、広告宣伝効果を一層向上
させることができる。
【0136】また、請求項13に記載の本発明によれ
ば、コミュニケーション情報処理装置から送信された対
話データおよび広告データを、出力インターフェースを
介して同時に出力することができる。したがって、広告
データが、対話データと共に利用者に出力され、利用者
に対する広告を行なうことができる。特に、このような
対話データは、利用者による注視度が極めて高いことか
ら、広告宣伝効果が極めて大きい。
【0137】また、請求項14に記載の本発明によれ
ば、出力インターフェースを介して選択情報が出力さ
れ、入力インターフェースを介して、選択情報を用いた
広告データの特定が行なわれる。したがって、利用者
は、広告データを容易に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるコミュニケーショ
ンシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】サーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】クライアント装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】会員DBに格納される情報の構成例を示す図で
ある。
【図5】送信履歴DBに格納される情報の構成例を示す
図である。
【図6】チャットDBに格納される情報の構成例を示す
図である。
【図7】広告DBに格納される情報の構成例を示す図で
ある。
【図8】チャット処理のフローチャートである。
【図9】広告更新処理のフローチャートである。
【図10】メッセージ送信処理のフローチャートであ
る。
【図11】メッセージ送信処理のフローチャートであ
る。
【図12】Webブラウザの表示例を示す図である。
【図13】チャットルームの表示例を示す図である。
【図14】メッセージ作成画面の表示例を示す図であ
る。
【図15】メッセージ送信画面の表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 サーバ装置 10 会員データベース 11 送信履歴データベース 12 チャットデータベース 13 広告データベース 14 Webデータベース 15 通信制御インターフェース 16 制御部 16a 要求解釈部 16b 閲覧処理部 16c 認証処理部 16d チャット処理部 16e メッセージ処理部 16f 広告選択処理部 16g 利益処理部 2 クライアント装置 20 制御部 20a Webブラウザ 21 ROM 22 RAM 23 HD 24 入力装置 25 出力装置 26 入出力制御インターフェース 27 通信制御インターフェース 3 インターネット

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の利用者相互の対話データの処理を
    行うコミュニケーション情報処理装置と、各利用者の情
    報端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続
    して構成されたコミュニケーションシステムであって、 上記コミュニケーション情報処理装置は、 利用者に広告を行なうための広告データを、上記対話デ
    ータと共に、上記情報端末装置を介して利用者に出力可
    能とする対話処理手段と、 上記広告データおよび上記対話データを、上記情報端末
    装置に送信する通信手段とを備え、 上記情報端末装置は、 上記コミュニケーション情報処理装置から送信された広
    告データおよび上記対話データを受信する通信手段と、 上記通信手段にて受信した対話データおよび広告データ
    を、同時に出力する出力インターフェースとを備えるこ
    と、 を特徴とするコミュニケーションシステム。
  2. 【請求項2】 上記対話データは、複数の情報端末装置
    から送信された対話内容をこれら各情報端末装置のそれ
    ぞれにおいて表示するためのチャット情報、あるいは、
    情報端末装置から送信された対話内容を他の情報端末装
    置において表示するためのメッセージ情報、の少なくと
    も一方であること、 を特徴とする請求項1に記載のコミュニケーションシス
    テム。
  3. 【請求項3】 複数の利用者それぞれの情報端末装置に
    対してネットワークを介して通信可能に接続して構成さ
    れ、これら利用者相互の対話データの処理を行うコミュ
    ニケーション情報処理装置であって、 利用者に広告を行なうための広告データを、上記対話デ
    ータと共に、上記情報端末装置を介して利用者に出力可
    能とする対話処理手段と、 上記広告データおよび上記対話データを、上記情報端末
    装置に送信する通信手段と、 を備えることを特徴とするコミュニケーション情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】 上記対話データは、複数の情報端末装置
    から送信された対話内容をこれら各情報端末装置のそれ
    ぞれにおいて表示するためのチャット情報、あるいは、
    情報端末装置から送信された対話内容を他の情報端末装
    置において表示するためのメッセージ情報、の少なくと
    も一方であること、 を特徴とする請求項3に記載のコミュニケーション情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】 複数の広告データの中から、利用者に提
    示する広告データを選択する広告選択処理手段、 を備えることを特徴とする請求項3または4に記載のコ
    ミュニケーション情報処理装置。
  6. 【請求項6】 利用者の情報端末装置に送信されたWe
    bページを特定するための情報を格納する送信履歴格納
    手段を備え、 上記広告選択処理手段は、上記送信履歴格納手段にて格
    納された情報に基づいて、上記広告データの選択を行な
    うこと、 を特徴とする請求項5に記載のコミュニケーション情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】 上記広告選択処理手段は、上記対話デー
    タの内容に基づいて、上記広告データの選択を行なうこ
    と、 を特徴とする請求項5または6に記載のコミュニケーシ
    ョン情報処理装置。
  8. 【請求項8】 上記利用者の属性に関する情報を格納す
    る利用者属性格納手段を備え、 上記広告選択処理手段は、上記利用者属性格納手段にて
    格納された情報に基づいて、上記広告データの選択を行
    なうこと、 を特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載のコミ
    ュニケーション情報処理装置。
  9. 【請求項9】 上記対話処理手段は、上記広告データを
    所定条件下において切り替えることを特徴とする請求項
    3〜8のいずれか一つに記載のコミュニケーション情報
    処理装置。
  10. 【請求項10】 上記対話データがチャット情報である
    場合において、 上記対話処理手段は、同一のチャットルームに参加して
    いる利用者への上記広告データの提示時間が所定時間以
    上になった場合に、上記広告データの切り替えを行なう
    こと、 を特徴とする請求項9に記載のコミュニケーション情報
    処理装置。
  11. 【請求項11】 上記対話処理手段は、複数の広告デー
    タの中から提示する広告データを選択するための選択情
    報を上記情報端末装置に送信すると共に、上記情報端末
    装置を介して選択情報を用いて選択された広告データ
    を、対話データと共に出力可能にすること、 を特徴とする請求項3〜10のいずれか一つに記載のコ
    ミュニケーション情報処理装置。
  12. 【請求項12】 利用者に提供する利益の内容を特定す
    るための利益情報を格納する利益情報格納手段と、 利用者に提示された広告データに対して、当該利用者に
    よる所定の操作が上記情報端末装置を介して行なわれた
    場合、この利用者と、この広告データを当該利用者に提
    示することを選択した利用者と、の少なくとも一方に対
    して提供する利益の内容を特定して上記利益情報格納手
    段に格納する利益処理手段と、 を備えることを特徴とする請求項3〜11のいずれか一
    つに記載のコミュニケーション情報処理装置。
  13. 【請求項13】 複数の利用者相互の対話データの処理
    を行うコミュニケーション情報処理装置に対してネット
    ワークを介して通信可能に接続して構成された情報端末
    装置であって、 上記コミュニケーション情報処理装置から送信された広
    告データおよび上記対話データを受信する通信手段と、 上記通信手段にて受信された対話データおよび広告デー
    タを、同時に出力するための出力インターフェースと、 を備えることを特徴とする情報端末装置。
  14. 【請求項14】 上記通信手段は、上記コミュニケーシ
    ョン情報処理装置から送信された、複数の広告データの
    中から提示する広告データを選択するための選択情報を
    受信し、 上記出力インターフェースは、上記通信手段にて受信さ
    れた選択情報を出力し、 上記選択情報を用いて、提示する広告データを特定する
    ための入力インターフェースを備え、 上記通信手段は、上記入力インターフェースにて特定さ
    れた広告データに関する情報を、上記コミュニケーショ
    ン情報処理装置に送信すること、 を特徴とする請求項13に記載の情報端末装置。
  15. 【請求項15】 複数の利用者相互の対話データの処理
    を行うコミュニケーション情報処理装置と、各利用者の
    情報端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接
    続して、コミュニケーション情報の処理を行なうコミュ
    ニケーション情報処理方法であって、 上記コミュニケーション情報処理装置において、利用者
    に広告を行なうための広告データを、上記対話データと
    共に、上記情報端末装置を介して利用者に出力可能とす
    る対話処理手順と、 上記広告データおよび上記対話データを、上記コミュニ
    ケーション情報処理装置から上記情報端末装置に送信す
    る通信手順と、 を備えることを特徴とするコミュニケーション情報処理
    方法。
  16. 【請求項16】 上記対話データは、複数の情報端末装
    置から送信された対話内容をこれら各情報端末装置のそ
    れぞれにおいて表示するためのチャット情報、あるい
    は、情報端末装置から送信された対話内容を他の情報端
    末装置において表示するためのメッセージ情報の少なく
    とも一方であること、 を特徴とする請求項15に記載のコミュニケーション情
    報処理方法。
  17. 【請求項17】 上記対話処理手順の前に、複数の広告
    データの中から、利用者に提示する広告データを選択す
    る広告選択処理手順、 を備えることを特徴とする請求項15または16に記載
    のコミュニケーション情報処理方法。
  18. 【請求項18】 利用者の情報端末装置に送信されたW
    ebページを特定するための情報を上記コミュニケーシ
    ョン情報処理装置に格納する送信履歴格納手順を備え、 上記広告選択処理手順において、上記送信履歴格納手順
    において格納された情報に基づいて、上記広告データの
    選択を行なうこと、 を特徴とする請求項17に記載のコミュニケーション情
    報処理方法。
  19. 【請求項19】 上記広告選択処理手順において、上記
    対話データの内容に基づいて、上記広告データの選択を
    行なうこと、 を特徴とする請求項17または18に記載のコミュニケ
    ーション情報処理方法。
  20. 【請求項20】 上記利用者の属性に関する情報を上記
    コミュニケーション情報処理装置に格納する利用者属性
    格納手順を備え、 上記広告選択処理手順において、上記利用者属性格納手
    順において格納された情報に基づいて、上記広告データ
    の選択を行なうこと、 を特徴とする請求項17〜19のいずれか一つに記載の
    コミュニケーション情報処理方法。
  21. 【請求項21】 上記対話処理手順において、上記広告
    データを所定条件下において切り替えることを特徴とす
    る請求項15〜20のいずれか一つに記載のコミュニケ
    ーション情報処理方法。
  22. 【請求項22】 上記対話データがチャット情報である
    場合において、 上記対話処理手順において、同一のチャットルームに参
    加している利用者への上記広告データの提示時間が所定
    時間以上になった場合に、上記広告データの切り替えを
    行なうこと、 を特徴とする請求項21に記載のコミュニケーション情
    報処理方法。
  23. 【請求項23】 上記対話処理手順において、複数の広
    告データの中から提示する広告データを選択するための
    選択情報を上記コミュニケーション情報処理装置から上
    記情報端末装置に送信すると共に、上記情報端末装置を
    介して選択情報を用いて選択された広告データを、対話
    データと共に出力可能にすること、 を特徴とする請求項15〜22のいずれか一つに記載の
    コミュニケーション情報処理方法。
  24. 【請求項24】 利用者に提供する利益の内容を特定す
    るための利益情報を格納する利益情報格納手順と、 利用者に提示された広告データに対して、当該利用者に
    よる所定の操作が上記情報端末装置を介して行なわれた
    場合、この利用者と、この広告データを当該利用者に提
    示することを選択した利用者と、の少なくとも一方に対
    して提供する利益の内容を特定して上記コミュニケーシ
    ョン情報処理装置に格納する利益処理手順と、 を備えることを特徴とする請求項15〜23のいずれか
    一つに記載のコミュニケーション情報処理方法。
  25. 【請求項25】 上記請求項15〜24のいずれか一つ
    に記載されたコミュニケーション情報処理方法をコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記録したことを
    特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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