JPWO2016136883A1 - 発毛用外用組成物 - Google Patents
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Abstract
本発明は、式(1)で表される化合物を含有する発毛用外用組成物に関して、毛髪のぱさつき感をなくし、毛髪になめらかさ、しっとり感を付与し、毛髪の損傷を抑える等の効果の持続性に優れた発毛用外用組成物を提供する。【化1】(a)式(1)で表される化合物、(b)非イオン性界面活性剤、(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物よりなる群から選択される少なくとも1種、(d)水、を含むことを特徴とする発毛用外用組成物。
Description
本発明は、発毛用外用組成物に関し、頭皮に投与した後の使用者の毛髪のゴワツキが抑制され、櫛通りが滑らかなまま保たれることが可能な医薬品の分野に応用できるものである。
一般に毛髪は、洗髪、ブラシッング、ドライヤーによる熱、ヘアカラー、ブリーチ剤等による美容処理を繁雑に繰り返し施術すると、著しく損傷劣化し、その結果、乾燥し、ぱさつくことにより、枝毛、切れ毛等の増加および強度低下が引き起こされることが周知である。
そこで、上述のような毛髪の劣化によるぱさつき等に対し、毛髪の水分保持、なめらかさ、しっとり感の付与を目的に、毛髪化粧料、毛髪用外用組成物に、シリコーン油、パラフィン系オイル等の油分、低分子の多価アルコール、グリセリン等の保湿剤、天然物から抽出した各種原料が添加物として配合されている(非特許文献1)。
この他にも、毛髪用化粧料分野においては、カルシウムイオン等とアルコール類やエーテル類を配合したもの(特許文献1)、マグネシウム化合物と陽イオン性界面活性剤を配合したもの(特許文献2)、ポリオキシアルキレンアルキルグリコシドを配合したもの(特許文献3)、塩化アルミニウム、塩化マグネシウムを配合したもの(特許文献4)等が知られている。しかしながら、特定の化合物を配合する毛髪用外用組成物に関しては、化合物そのものが原因で使用感に問題がある場合には、化合物ごとに個別に検討が必要であり、どのような添加物が好適であるかは検討が為されていない。
この他にも、毛髪用化粧料分野においては、カルシウムイオン等とアルコール類やエーテル類を配合したもの(特許文献1)、マグネシウム化合物と陽イオン性界面活性剤を配合したもの(特許文献2)、ポリオキシアルキレンアルキルグリコシドを配合したもの(特許文献3)、塩化アルミニウム、塩化マグネシウムを配合したもの(特許文献4)等が知られている。しかしながら、特定の化合物を配合する毛髪用外用組成物に関しては、化合物そのものが原因で使用感に問題がある場合には、化合物ごとに個別に検討が必要であり、どのような添加物が好適であるかは検討が為されていない。
なお、本発明に用いる化合物は、特許文献5に記載されている以下の式(1)で表される化合物である。
光井武夫編、新化粧品学、南山堂(2006年5月)、440-462頁
従来技術は、これまでの毛髪化粧料、毛髪用外用組成物では毛髪へのなめらかさ、しっとり感の付与についてはある程度の効果を有する。しかしながら、式(1)で表される化合物を含有する場合は、単なる外用液剤、ローション剤としたのでは、従来技術では効果の持続性が十分でないこと、使用中の毛髪の滑らかさ等の感触が劣る等の理由で、使用感の満足できるものが調製できなかった。
本発明は前記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、式(1)で表される化合物を含有する場合に、毛髪のぱさつき感をなくし、毛髪になめらかさ、しっとり感を付与し、毛髪の損傷を抑える等の効果の持続性に優れた発毛用外用組成物を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明者らが鋭意研究を行った結果、式(1)で表される化合物に、マグネシウム化合物及び/又はカルシウム化合物と、特定の非イオン性界面活性剤を配合することによって、上記のような従来技術の欠点を改良できることを見出し、本発明を完成するに至った。以下、本発明を詳細に説明する。本発明の態様は以下に示すものである。
即ち、本発明は、
[1]
次の(a)〜(d)を含有することを特徴とする発毛用外用組成物。
[1]
次の(a)〜(d)を含有することを特徴とする発毛用外用組成物。
R2が、フェニル基又はピリジル基(該フェニル基又はピリジル基は、1〜3個のメトキシ基で置換されてもよい。)]で表される化合物又はその医薬上許容される塩
(b)(b−1)〜(b−3)からなる群のいずれかに含まれる非イオン性界面活性剤
(b−1)ポリオキシエチレン構造を有する、HLB値が9以上であるもの
(b−2)ポリオキシエチレン構造を有さず、HLB値が10以上であるもの
(b−3)水素添加大豆リン脂質又は大豆リン脂質
(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物よりなる群から選択される少なくとも1種
(d)水
[2]
前記(a)式(1)で表される化合物が、
下記式:
で表される、(S)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)-1-(2-(5-((ピリジン-3-イルオキシ)メチル)イソキサゾール-3-イル)ピロリジン-1-イル)エタノンである[1]に記載の発毛用外用組成物。
[3]
前記(a)式(1)で表される化合物が、
[3]
前記(a)式(1)で表される化合物が、
下記式:
で表される、(S)-1-(2-(5-((3,4-ジメトキシフェノキシ)メチル)イソキサゾル-3-イル)ピロリジン-1-イル)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)エタノンである[1]に記載の発毛用外用組成物。
[4]
前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-1-(2-(5-((3,4-ジメトキシフェノキシ)メチル)-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)エタノンである[1]に記載の発毛用外用組成物。
[5]
前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)-1-(2-(5-((3,4,5-トリメトキシフェノキシ)メチル)イソキサゾール-3-イル)ピロリジン-1-イル)エタノンである[1]に記載の発毛用外用組成物。
[6]
前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)-1-(2-(5-(フェノキシメチル)-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)エタノンである[1]に記載の発毛用外用組成物。
[7]
前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)-1-(2-(5-((ピリジン-4-イルオキシ)メチル)イソオキサゾール-3-イル)ピロリジン-1-イル)エタノンである[1]に記載の発毛用外用組成物。
[8]
前記(a)式(1)で表される化合物が、
[4]
前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-1-(2-(5-((3,4-ジメトキシフェノキシ)メチル)-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)エタノンである[1]に記載の発毛用外用組成物。
[5]
前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)-1-(2-(5-((3,4,5-トリメトキシフェノキシ)メチル)イソキサゾール-3-イル)ピロリジン-1-イル)エタノンである[1]に記載の発毛用外用組成物。
[6]
前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)-1-(2-(5-(フェノキシメチル)-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)エタノンである[1]に記載の発毛用外用組成物。
[7]
前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)-1-(2-(5-((ピリジン-4-イルオキシ)メチル)イソオキサゾール-3-イル)ピロリジン-1-イル)エタノンである[1]に記載の発毛用外用組成物。
[8]
前記(a)式(1)で表される化合物が、
下記式:
で表される化合物である[1]に記載の発毛用外用組成物。
[9]
前記(b)非イオン性界面活性剤が、ポリソルベート80、水素添加大豆リン脂質、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(8)セチルエーテルからなる群から選択される1種以上であることを特徴とする[1]〜[8]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[10]
前記(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物が、塩化マグネシウム及び/又は塩化カルシウムであることを特徴とする[1]〜[9]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[11]
発毛用外用組成物の剤型が、外用液剤であることを特徴とする[1]〜[10]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[12]
前記(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物よりなる群から選択される少なくとも1種の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.001〜10(w/v%)である、[1]〜[11]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[13]
前記(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物よりなる群から選択される少なくとも1種の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.01〜5(w/v%)である、[12]に記載の発毛用外用組成物。
[14]
前記(b)非イオン性界面活性剤の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.01〜10(w/v%)である、[1]〜[13]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[15]
前記(b)非イオン性界面活性剤の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.1〜5(w/v%)である、[14]に記載の発毛用外用組成物。
[16]
式(1)で表される化合物の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.0001〜20(w/v%)である、[1]〜[15]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[17]
式(1)で表される化合物の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.1〜10(w/v%)である、[16]に記載の発毛用外用組成物。
[9]
前記(b)非イオン性界面活性剤が、ポリソルベート80、水素添加大豆リン脂質、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(8)セチルエーテルからなる群から選択される1種以上であることを特徴とする[1]〜[8]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[10]
前記(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物が、塩化マグネシウム及び/又は塩化カルシウムであることを特徴とする[1]〜[9]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[11]
発毛用外用組成物の剤型が、外用液剤であることを特徴とする[1]〜[10]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[12]
前記(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物よりなる群から選択される少なくとも1種の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.001〜10(w/v%)である、[1]〜[11]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[13]
前記(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物よりなる群から選択される少なくとも1種の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.01〜5(w/v%)である、[12]に記載の発毛用外用組成物。
[14]
前記(b)非イオン性界面活性剤の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.01〜10(w/v%)である、[1]〜[13]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[15]
前記(b)非イオン性界面活性剤の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.1〜5(w/v%)である、[14]に記載の発毛用外用組成物。
[16]
式(1)で表される化合物の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.0001〜20(w/v%)である、[1]〜[15]のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
[17]
式(1)で表される化合物の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.1〜10(w/v%)である、[16]に記載の発毛用外用組成物。
本発明により、式(1)で表される化合物を含有する場合でも、毛髪のぱさつき感をなくし、毛髪になめらかさ、しっとり感を付与し、毛髪の損傷を抑える等の効果の持続性に優れた発毛用外用組成物を提供することが可能となる。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明は、式(1)で表される化合物と、マグネシウム化合物及び/又はカルシウム化合物と、上記で特定する非イオン性界面活性剤とを含むことを特徴とする。
上記で特定する非イオン性界面活性剤の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.01〜10(w/v%)が好ましく、マグネシウム化合物及び/又はカルシウム化合物の配合量は発毛用外用組成物全量中の0.001〜10(w/v%)が好ましい。
式(1)で表される化合物は、国際公開第2012/124750号パンフレットに記載された製造方法によって製造することができる。
式(1)で表される化合物の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.0001〜20(w/v%)、好ましくは0.1〜10(w/v%)、特に好ましくは1〜10(w/v%)が好ましい。
本発明で用いられ得る前記(b)非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレン構造を有するHLB値が9以上である非イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレン構造を有さずHLB値が10以上である非イオン性界面活性剤、更にHLBが明確に規定できない非イオン性界面活性剤として水素添加大豆リン脂質又は大豆リン脂質がある。
なお、親油性と親水性のバランスを表したものがHLB(Hydrophile Lipophile Balance、親水性親油性バランス)である。本願発明における「HLB値」は、乳化法による実測値である(ハンドブック−化粧品・製剤原料−改訂版、「20.化粧品と医薬品」、854−855頁参照(昭和52年2月1日改訂版発行;日光ケミカルズ株式会社、日本サーファクタント工業株式会社発行)。
中でも、ポリソルベート80(オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン)、水素添加大豆リン脂質、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(8)セチルエーテルが好ましい。この中ではポリソルベート80(オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン)が特に好ましい。
ポリソルベート80としては日本サーファクタント製の商品名「NIKKOL TO−10M」、水素添加大豆リン脂質としては日光ケミカルズ製の商品名「NIKKOL レシノールS−10M」、モノステアリン酸ポリエチレングリコールとしては日光ケミカルズ製の商品名「NIKKOL MYS−10V」、ポリオキシエチレンステアリルエーテルとしては日光ケミカルズ製の商品名「NIKKOL BS-4」、ポリオキシエチレンセチルエーテルとしては日光ケミカルズ製の商品名「NIKKOL BC−5.5」、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(8)セチルエーテルとしては日光ケミカルズ製の商品名「NIKKOL PBC−44」、モノステアリン酸グリセリルとしては日光ケミカルズ製の商品名「NIKKOL MGS−AMV」、ソルビタンセスキオレイン酸エステルとしては日光ケミカルズ製の商品名「NIKKOL SO−10V」、ポリオキシエチレンオレイルエーテルとしては日光ケミカルズ製の商品名「NIKKOL BO-2V」、ラウロマクロゴールとしては日光ケミカルズ製の商品名「NIKKOL BL−2」、ポリオオキシエチレン硬化ヒマシ油としては日光ケミカルズ製の商品名「NIKKOL HCO−10」が挙げられる。
本発明で用いられる前記(b)非イオン性界面活性剤の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.01〜10(w/v%)で、好ましくは0.1〜5(w/v%)である。0.01(w/v%)未満ではなめらかさの使用性が損なわれ、10(w/v%)を越えると製品としての使用性が損なわれる。
本発明において用いられるマグネシウム化合物及びカルシウム化合物としてはハロゲン化物及び複ハロゲン化物、酸化物及び酸化物の関連化合物、硫化物、窒化物、炭化物、酸素酸塩、有機マグネシウム化合物、有機カルシウム化合物等であり、水和物も含まれる。中でも、マグネシウム化合物としては(i)ハロゲン化マグネシウム、(ii)酸素酸マグネシウムが好ましい。具体的に例示すると、例えば(i)の例としては、塩化マグネシウム、臭化マグネシウム、ヨウ化マグネシウム等が好ましい。又、(ii)の例としては、硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、炭酸マグネシウムが好ましい。(i)と(ii)からなる群の中では塩化マグネシウムが特に好ましい。
また、カルシウム化合物としては、塩化カルシウムが好ましい。
マグネシウム化合物及びカルシウム化合物の水和物を用いた場合の配合量は、特に断らない限り、無水物に換算した量である。
本発明に用いられるマグネシウム化合物及び/又はカルシウム化合物の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.001〜10(w/v%)で、好ましくは0.01〜5(w/v%)である。0.001(w/v%)未満ではマグネシウム化合物及び/又はカルシウム化合物配合の効果が発揮されず、10(w/v%)を越えると、使用性を損なう上、安定性も悪くなり好ましくない。
本発明の発毛用外用組成物には上記の成分に加えて、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲で多価アルコール、油分、前記(b)以外の非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン性高分子、陰イオン性高分子、非イオン性高分子、両性高分子等の高分子、多糖類、キレート剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、防腐剤、ビタミン等の薬剤、香料等を添加してもよい。
多価アルコールとしては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等が用いられる。
前記(b)以外の非イオン性界面活性剤としては、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α′−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリセリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル等の親油性非イオン性界面活性剤、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンモノステアレート、POEソルビタンテトラオレエート等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類、POEソルビットモノラウレート、POEソルビットモノオレエート、POEソルビットペンタオレエート、POEソルビットモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル類、POEグリセリンモノステアレート、POEグリセリンモノイソステアレート、POEグリセリントリイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類、POEモノオレエート、POEジステアレート、POEモノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラウリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POE2−オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等のPOEアルキルエーテル類、POEオクチルフェニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEジノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類、プルロニック等のプルロニック型類、POE・POPセチルエーテル、POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリン、POE、POPグリセリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOE硬化ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油誘導体ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等が用いられる。ここで例示される非イオン性界面活性剤の量は、発毛用外用組成物全量に対して、たとえば、0.5重量%未満で、具体的には、0.1重量%未満で、より具体的には、0.01重量%未満である。
陰イオン性界面活性剤としては、セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシン酸、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩、ジー2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化油、POEアルキルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン等が用いられる。陰イオン性界面活性剤の量は、発毛用外用組成物全量に対して、たとえば、0.5重量%未満で、具体的には、0.1重量%未満で、より具体的には、0.01重量%未満である。
両性界面活性剤としては、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等の、イミダゾリン系両性界面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤、N−ラウリルβ−アラニン、N−ステアリルβ−アラニン等のアミノ酸塩等が用いられる。両性界面活性剤の量は、発毛用外用組成物全量に対して、たとえば、0.5重量%未満で、具体的には、0.1重量%未満で、より具体的には、0.01重量%未満である。
陽イオン性高分子としては、ポリ(ジメチルジアリルアンモニウムハライド)型カチオン性ポリマー、ジメチルジアリルアンモニウムハライドとアクリルアミドの共重合体カチオン性ポリマー、又は第4級窒素含有セルロースエーテル、又はポリエチレングリコール、エピクロルヒドリン、プロピレンアミン及び牛脂脂肪酸より得られるタロイルアミンの縮合生成物、又はビニルピロリドン・ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体カチオン化物等であり、ポリ(ジメチルジアリルアンモニウムハライド)型カチオン性高分子としては、マーコート100(Merquat100)という商品名で米国メルク社(Merck &Co.Inc)から販売されているもの等を挙げることができる。ジメチルジアリルアンモニウムハライドとアクリルアミドの共重合体型カチオン性ポリマーとしてはマーコート550(Merquat550)[米国メルク社(Merck &Co.,Inc)]等を挙げることができる。ポリエチレングリコール、エピクロルヒドリン、プロピレンアミン及びタロイルアミンもしくは、ココイルアミンの縮合生成物の例としては、ポリコートH(Polyquat H)という商品名で、西独ヘンケル社(Henkel International Co.)から販売されているもの等を挙げることができる。第4級窒素含有セルロースは、ポリマーJR−400(Polymer JR-400)、ポリマーJR−125(PolymerJR-125)ポリマーJR−30M(Polymer JR-30M)という商品名で、米国ユニオンカーバイト社(Union Carbide Corp.)から販売されているもの等である。ビニルビロリドン・ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体カチオン化物はガフコート755(Gafquat 755)、ガフコート734(Gafquat 734)という商品名で米国GAF社(GAFCorp.)から販売されているもの等である。陽イオン性高分子の量は、発毛用外用組成物全量に対して、たとえば、0.5重量%未満で、具体的には、0.1重量%未満で、より具体的には、0.01重量%未満である。
陰イオン性高分子としては、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、アラビアガム、ペクチン、カルボキシビニルポリマー等である。陰イオン性高分子の量は、発毛用外用組成物全量に対して、たとえば、0.5重量%未満で、具体的には、0.1重量%未満で、より具体的には、0.01重量%未満である。
非イオン性高分子としては、ポリビニルピロリドン及びビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合体、ビニルビロリドン、酢酸ビニル、アクリルアミノアクリレートの共重合体、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、デキストリン、ガラクタン、プルラン等である。非イオン性高分子の量は、発毛用外用組成物全量に対して、たとえば、0.5重量%未満で、具体的には、0.1重量%未満で、より具体的には、0.01重量%未満である。
両性高分子としては、ジアルキルアミンエチルアクリレート、ジアルキルアミノエチルメタクリレート、ダイアセトンアクリルアミド等とアクリル酸、アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸、メタクリル酸アルキルエステル等を共重合し、ハロゲン化酢酸等で両性化したもの等でユカフォーマーAM−75という商品名で三菱油化から販売されているもの等がある。両性高分子の量は、発毛用外用組成物全量に対して、たとえば、0.5重量%未満で、具体的には、0.1重量%未満で、より具体的には、0.01重量%未満である。
ムコ多糖としては、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ケラタン硫酸、ヘバラン硫酸及びそれらの塩等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては安息香酸系のものとして、パラアミノ安息香酸(以下PABAと略す)、グリセリンPABA、エチルジヒドロキシプロピルPABA、桂皮酸系のものとして、オクチルメトキシシンナメート、2−エトキシエチル−Pメトキシシンナメート、ベンゾフェノン系のものとして、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4−メチルベンゾフェノン、その他のものとして、ウロカニン酸エチルエステル、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、4−メトキシ−4−t−ブチル−ジベンゾイルメタン等が用いられる。
防腐剤としては、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム等の化粧品に汎用される防腐剤が用いられる。
その他薬剤としては、ビタミンC類、ビタミンE類等のビタミン類、胎盤エキス、各種アミノ酸、生薬、消炎剤等の化粧品にも汎用される薬剤成分が用いられる。
本発明の溶液の系は任意であり、可溶化系、乳化系、粉末分散系、油−水の2層系、油−水−粉末の3層系等、何れでも構わない。
また、本発明の外用剤としての剤型は任意であり、ジェル、スプレー、フォーム、クリーム、液剤(リキッド)、たとえばローション等の製品として用いることができる。
液剤における溶媒としては、エタノール、水、1,3−ブチレングリコールがあげられる。例えば、ローション剤は、無水エタノールを、発毛用外用組成物全量に対して60〜80(w/v%)、具体的には、62〜74(w/v%)の範囲とし、水を残余として全量を100(mL)として、製することができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。本発明は、これによって限定されるものではない。
[調製方法]
発毛用外用組成物の例として、ローション剤を調製した。
ローション剤は、式(4)で表される化合物、マグネシウム化合物及び/又はカルシウム化合物、前記(b)非イオン性界面活性剤、エタノール及び水を適量加えて混合、撹拌することにより得られる。
発毛用外用組成物の例として、ローション剤を調製した。
ローション剤は、式(4)で表される化合物、マグネシウム化合物及び/又はカルシウム化合物、前記(b)非イオン性界面活性剤、エタノール及び水を適量加えて混合、撹拌することにより得られる。
式(4)で表される化合物は次の通りである。
[試験方法]
各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
塗布後のゴワツキ、櫛通り抵抗の評価: 美容師練習用頭髪モデルを用いて、製剤約1 mLを頭髪25 cm2に塗布し、室温にて8時間自然乾燥した後に、「ゴワツキ」は直接塗布した箇所の触り心地を官能試験により評価し、「櫛通り抵抗」はプラスチック製の櫛で塗布した箇所を櫛通しして抵抗を官能試験により評価した。
評価は、以下の4段階評価で行った。
4:ない 3:多少あり 2:あり 1:かなりあり
表1〜表5記載の配合組成からなるローション剤を調製し、ゴワツキ及び櫛通り抵抗の評価結果を示した。
表1〜表5記載の配合組成からなるローション剤を調製し、ゴワツキ及び櫛通り抵抗の評価結果を示した。
金属塩の化合物は、無水物に換算した配合量である。
比較例5、6は溶解せず、製剤として成立しなかったため、N.T.と記載。
ゴワツキ、櫛通り抵抗の試験回数は、比較例1、3、4は、n=7
比較例2は、n=8である。
成分中でNIKKOLシリーズは製品名を示している。
水素添加大豆リン脂質は、NIKKOL レシノール S−10Mを略し標記した。
比較例9、10は溶解せず、製剤として成立しなかったため、N.T.と記載。
ゴワツキ、櫛通り抵抗の試験回数は、n=1である。
金属塩の化合物は、無水物に換算した配合量である。
成分中でNIKKOLシリーズは製品名を示している。
ゴワツキ、櫛通り抵抗の試験回数は、n=7である。
金属塩の化合物は、無水物に換算した配合量である。
成分中でNIKKOLシリーズは製品名を示している。
水素添加大豆リン脂質は、NIKKOL レシノール S−10Mを略し標記した。
ゴワツキ、櫛通り抵抗の試験回数は、n=7である。
[製剤例]
本発明の製剤例として、実施例1において式(4)の化合物は任意に配合量を変化させることができる。式(4)の化合物を2.5、5、10(w/v%)の3種類の配合量とし、3種類の濃度のローション剤を製することができる。
本発明の製剤例として、実施例1において式(4)の化合物は任意に配合量を変化させることができる。式(4)の化合物を2.5、5、10(w/v%)の3種類の配合量とし、3種類の濃度のローション剤を製することができる。
実施例1において、塩化マグネシウムとして、塩化マグネシウム六水和物を6.4(w/v%)配合とするローション剤を製することができる。
実施例1において、ポリソルベート80を0.5、1、2(w/v%)の3種類の配合量とし、3種類の濃度のローション剤を製することができる。
実施例1において、更に1,3−ブチレングリコールを添加し0.5、1、2(w/v%)の3種類の配合量とし、3種類の濃度のローション剤を製することができる。
実施例1において、溶媒については無水エタノールを62〜74(w/v%)の範囲とし、水を残余として全量を100(mL)とするローション剤を製することができる。
本発明により、式(1)で表される化合物を含有した発毛用外用剤組成物を頭皮に投与した後の使用者の毛髪のゴワツキが抑制され、櫛通りが滑らかなまま保たれることが可能となった。
Claims (17)
- 次の(a)〜(d)を含有することを特徴とする発毛用外用組成物。
(a)下式(1)
R1は、下式(2)であり、
R2は、フェニル基又はピリジル基(該フェニル基又はピリジル基は、1〜3個のメトキシ基で置換されてもよい。)]で表される化合物又はその医薬上許容される塩
(b)(b−1)〜(b−3)からなる群のいずれかに含まれる非イオン性界面活性剤
(b−1)ポリオキシエチレン構造を有する、HLB値が9以上であるもの
(b−2)ポリオキシエチレン構造を有さず、HLB値が10以上であるもの
(b−3)水素添加大豆リン脂質又は大豆リン脂質
(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物よりなる群から選択される少なくとも1種
(d)水 - 前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-1-(2-(5-((3,4-ジメトキシフェノキシ)メチル)-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)エタノンである請求項1に記載の発毛用外用組成物。
- 前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)-1-(2-(5-((3,4,5-トリメトキシフェノキシ)メチル)イソキサゾール-3-イル)ピロリジン-1-イル)エタノンである請求項1に記載の発毛用外用組成物。
- 前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)-1-(2-(5-(フェノキシメチル)-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)ピロリジン-1-イル)エタノンである請求項1に記載の発毛用外用組成物。
- 前記(a)式(1)で表される化合物が、(S)-2,2-ジフルオロ-2-(1-ヒドロキシ-3,3,5,5-テトラメチルシクロヘキシル)-1-(2-(5-((ピリジン-4-イルオキシ)メチル)イソオキサゾール-3-イル)ピロリジン-1-イル)エタノンである請求項1に記載の発毛用外用組成物。
- 前記(b)非イオン性界面活性剤が、ポリソルベート80、水素添加大豆リン脂質、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(8)セチルエーテルからなる群から選択される1種以上であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
- 前記(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物が、塩化マグネシウム及び/又は塩化カルシウムである請求項1〜9のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
- 発毛用外用組成物の剤型が、外用液剤であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
- 前記(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物よりなる群から選択される少なくとも1種の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.001〜10(w/v%)である、請求項1〜11のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
- 前記(c)マグネシウム化合物及びカルシウム化合物よりなる群から選択される少なくとも1種の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.01〜5(w/v%)である、請求項12に記載の発毛用外用組成物。
- 前記(b)非イオン性界面活性剤の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.01〜10(w/v%)である、請求項1〜13のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
- 前記(b)非イオン性界面活性剤の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.1〜5(w/v%)である、請求項14に記載の発毛用外用組成物。
- 式(1)で表される化合物の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.0001〜20(w/v%)である、請求項1〜15のいずれか1つに記載の発毛用外用組成物。
- 式(1)で表される化合物の配合量は、発毛用外用組成物全量中の0.1〜10(w/v%)である、請求項16に記載の発毛用外用組成物。
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