JP3030266B2 - 養毛剤 - Google Patents

養毛剤

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JP3030266B2
JP3030266B2 JP9168040A JP16804097A JP3030266B2 JP 3030266 B2 JP3030266 B2 JP 3030266B2 JP 9168040 A JP9168040 A JP 9168040A JP 16804097 A JP16804097 A JP 16804097A JP 3030266 B2 JP3030266 B2 JP 3030266B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は優れた育毛・養毛効
果を発揮する養毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の養毛剤が脱毛症の治療
や予防に使用されている。脱毛症の症状は種々あり、そ
の原因や脱毛機作などは、未だほとんど解明されていな
いが、脱毛症を総合的に見ると、毛細血管系や表皮系の
皮膚の各部位に何らかの異常が生じている。そこで、養
毛剤にはこれらの異常を予防もしくは抑制する作用を有
する各種の薬効剤、例えば、各種殺菌剤、サリチル酸や
レゾルミンなどの角質溶解剤、女性ホルモン、ビタミン
Eやビオチンのようなビタミン類、セリンやメチオニン
のようなアミノ酸類、ニコチン酸誘導体やアセチルコリ
ン誘導体のような血管拡張剤、セフアランチンや感光色
素のような皮膚機能亢進剤などが配合される。また、脱
毛症の原因が主として頭皮の細胞組織の異常にあること
から、従来の養毛剤は、そのほとんどが、頭皮に直接に
供給する(振りかける)溶液状(トニック状)のものが
主流となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来か
ら提供されている頭皮に振りかけて使用する溶液状の養
毛剤は、長期間使用しても特に目だった効果が現れず、
数カ月内の短期間の使用では全く効果が見られないもの
がほとんどである。また、従来の頭皮に振りかけて使用
する溶液状の養毛剤は、高価な原料を使用する等の理由
から商品の価格が高く一般の消費者は気安く購入して使
用することができないという問題がある。
【0004】本発明はこのような従来技術の課題に着目
してなされたものであり、短期間の使用でも大きな育毛
・養毛効果が得られる養毛剤を提供することを目的とす
る。また、本発明は、価格を大幅に低下させることがで
きる養毛剤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、育毛効果を
有する養毛剤の研究を進める中で、意外にも、天然の苦
汁を頭皮に供給する(振りかける)と、大きな育毛効果
が発揮されることを発見し、種々の実験でもその効果を
確認した。そもそも、天然の苦汁は、海水を煮詰めて製
塩した後に残る母液であって、多種多様な天然のミネラ
ル成分を含んでいる。また、苦汁は、豆腐製造の際の豆
乳の凝固剤として使用されているように、タンパク質な
どへの凝固作用など特殊な作用を有している。このよう
に、苦汁が多種多様なミネラル成分を含んでいること
や、豆乳などのタンパク質を凝固する作用を有している
ことなどを考え合わせると、苦汁が人間の頭皮に供給さ
れることにより、頭皮の細胞組織に良い影響を与えるこ
とが当然に推測されるのである。以上により、本発明に
よる頭皮供給用の溶液状養毛剤は、必須成分として、天
然の苦汁を含有することを特徴とするものである。
【0006】次に、天然の苦汁の組成は次のとおりであ
る。 組成分析及び変動範囲 (g/l) CaSO4 硫酸カルシウム 0.3〜0.6 CaCl2 塩化カルシウム 80.0〜110.0 MgCl2 塩化マグネシウム 180.0〜240.0 KCl 塩化カリウム 70.0〜40.0 NaCl 塩化ナトリウム 65.0〜20.0
【0007】上記の苦汁の組成分析から、天然の苦汁の
主成分は塩化マグネシウムであることが分かる。また、
塩化マグネシウムは、タンパク質を凝固させたり活性化
させる作用を有すると言われている。とすると、塩化マ
グネシウムが人間の頭皮に与えられると、その頭皮が活
性化され育毛効果が現れることも予想される。本発明者
はこのような観点から、塩化マグネシウムを蒸留水など
で溶かした溶液状の養毛剤をモニターの頭皮に与える実
験を行った結果、天然の苦汁から成る養毛剤を頭皮に与
えた場合とほぼ同様の良好な結果が得られた。以上によ
り、本発明による頭皮供給用の溶液状養毛剤は、必須成
分として、塩化マグネシウムを含有することを特徴とす
るものである。
【0008】次に、上記の天然の苦汁の組成から考え
て、塩化マグネシウムと苦汁に含まれる前記の他の成分
が合わせられること(相乗効果)によっても、塩化マグ
ネシウム単独の場合と同等かそれ以上の育毛・養毛効果
が得られることが予想される。本発明者はこのような観
点から、塩化マグネシウムと塩化カリウムを蒸留水など
で溶かした溶液状の養毛剤をモニターの頭皮に与える実
験を行った結果、天然の苦汁から成る養毛剤を頭皮に与
えた場合とほぼ同様の良好な結果が得られた。以上によ
り、本発明による頭皮供給用の溶液状養毛剤は、必須成
分として、塩化マグネシウム及び塩化カリウムを含有す
ることを特徴とするものである。
【0009】次に、上記の天然の苦汁の組成から考え
て、塩化マグネシウムと苦汁に含まれる前記の他の成分
が合わせられること(相乗効果)によっても、塩化マグ
ネシウム単独の場合と同等かそれ以上の育毛効果が得ら
れることが予想される。本発明者はこのような観点か
ら、塩化マグネシウムと塩化ナトリウムを蒸留水などで
溶かした溶液状の養毛剤をモニターの頭皮に与える実験
を行った結果、天然の苦汁から成る養毛剤を頭皮に与え
た場合とほぼ同様の良好な結果が得られた。以上によ
り、本発明による頭皮供給用の溶液状養毛剤は、必須成
分として、塩化マグネシウム及び塩化ナトリウムを含有
することを特徴とするものである。
【0010】次に、上記の天然の苦汁の組成から考え
て、塩化マグネシウムと苦汁に含まれる前記の他の成分
が合わせられること(相乗効果)によっても、塩化マグ
ネシウム単独の場合と同等かそれ以上の育毛効果が得ら
れることが予想される。本発明者はこのような観点か
ら、塩化マグネシウムと塩化カルシウムを蒸留水などで
溶かした溶液状の養毛剤をモニターの頭皮に与える実験
を行った結果、天然の苦汁から成る養毛剤を頭皮に与え
た場合とほぼ同様の良好な結果が得られた。以上によ
り、本発明による頭皮供給用の溶液状養毛剤は、必須成
分として、塩化マグネシウム及び塩化カルシウムを含有
することを特徴とするものである。
【0011】次に、前記の苦汁の組成分析から、苦汁の
主要な成分である塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩
化ナトリウム、及び硫酸カルシウムを蒸留水などで溶か
した溶液を使用しても、天然の苦汁を頭皮に供給した場
合と同様な効果が発生することが予想される。本発明者
はこの観点から、塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩
化ナトリウム、及び硫酸カルシウムを蒸留水などで溶か
した溶液から成る養毛剤をモニターの頭皮に与える実験
を行った結果、天然の苦汁から成る養毛剤を頭皮に与え
た場合とほぼ同様の良好な結果が得られた。以上によ
り、本発明による頭皮供給用の溶液状養毛剤は、必須成
分として、塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩化ナト
リウム、及び硫酸カルシウムを含有することを特徴とす
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態による養毛剤
は、常法に従ってヘアートニック、ヘアーローション、
ヘアークリーム、シャンプー、リンスなどの様々な形態
にすることができる。また上記の本発明の必須成分(苦
汁、塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウ
ム、又は硫酸カルシウム)以外の他の配合成分として
は、頭皮に振りかけて(供給して)使用する従来の養毛
剤の製造に用いられる公知の配合成分を使用することが
できる。つまり、上記の他の配合成分として、例えば、
基剤として蒸留水、アルコール類、多価アルコール類、
油脂類、界面活性剤などを配合することができ、また、
さらに薬効成分としてレゾルシン、ホルモン類、ビタミ
ン類、ニコチン酸誘導体、感光色素、アミノ酸類など
や、メントール、その他の香料などを配合することがで
きる。次に本発明の実施形態を詳しく説明するが、本発
明はこれらの実施形態に限定されるものではないことは
勿論である。
【0013】実施形態1.次の処方に従い、常法によ
り、育毛効果の優れた養毛剤を製造した。
【0014】以上の処方で製造した養毛剤を4面のモニ
ターに、試験的に使用してもらった。使用に当たって
は、毎朝の洗顔時と夜の風呂上がりとの1日2回、毎
日、使用してもらった。そのモニターテストの経過及び
結果は次の通りである。
【0015】モニターテストの経過及び結果 A氏(40歳) 使用開始から一週間で毛の抜けが少なくなった。使用開
始から10日〜2週間で柔らかかった毛髪が少し硬くな
って腰が出てきた。使用開始から20日を過ぎた頃か
ら、うぶ毛状だった毛髪が徐々に黒くなり硬さを増して
きた。使用開始から約1カ月後、うぶ毛状だった毛髪が
普通の黒く硬い毛髪に近い状態になった。使用開始から
3カ月後、少しずつ毛が太くなっているようである。な
お、使用開始して数日後からは頭皮からカスや脂分が落
ちるようになったとのことである。 B氏(35歳 坊主頭) 今まで頭を触っても皮膚のみで抵抗が無かった(坊主頭
なので)のに、使用開始から10日後に、頭を手で触る
とザラザラした感じになった。さらに数日経過すると、
少しずつ毛が硬くなってきた。使用開始から約1カ月程
で、毛髪が黒っぽく太くなった。今までは毛が少ないの
で坊主頭にしていたが、毛髪を伸ばしてみることにした
とのこと。なお、使用開始して数日経過後から、頭皮か
ら脂分が取れてきて地肌がきれいになったとのこと。 C氏(48歳) 使用を始めて2週間位で毛髪に「腰が出てきた」ような
感じになった(毛髪が硬くなった)。使用開始から5〜
6週間で毛の抜けが極端に少なくなった。 D氏(42歳) 使用開始から10日位で毛が抜けなくなった。使用開始
から約3週間で毛が硬くなって、少し黒さが増したよう
になった。
【0016】実施形態2.次の処方に従い、常法によ
り、育毛効果の優れた養毛剤を製造した。
【0017】以上の処方で製造した養毛剤を4名のモニ
ターに、試験的に使用してもらった。使用に当たって
は、毎朝の洗顔時と夜の風呂上がりとの1日2回、毎
日、使用してもらった。そのモニターテストの経過及び
結果は次の通りである。
【0018】モニターテストの経過及び結果 E氏(47歳) 使用開始から3週間くらいで毛の抜けが少なくなった。
使用開始から40日を過ぎた頃から、うぶ毛状だった毛
髪が徐々に黒くなり普通の髪と同じくらいの硬さを持つ
ようになった。 F氏(39歳) 使用開始から1カ月経過後には少しずつ毛が硬くなって
きた。さらに使用開始から約2カ月程で、毛髪が少し黒
っぽく太くなった。 G氏(53歳) 使用を始めて5週間位で毛髪が少し硬くなった。また色
が黒くなった。 H氏(43歳) 使用開始から3週間後から毛髪がほとんど抜けなくなっ
た。また使用開始から2カ月くらいして少しずつ毛髪が
硬くなりまた少し黒くなってきた。
【0019】実施形態3.次の処方に従い、常法によ
り、育毛効果の優れた養毛剤を製造した。
【0020】以上の処方で製造した養毛剤を4名のモニ
ターに、試験的に使用してもらった。使用に当たって
は、朝の洗顔時と夜の風呂上がりとの1日2回、毎日、
使用してもらった。そのモニターテストの経過及び結果
は次の通りである。
【0021】モニターテストの経過及び結果 I氏(35歳 若はげ) 使用開始から3週間後毛の抜けが極端に少なくなった。
使用開始から2カ月経過したから、うぶ毛状だった毛髪
が徐々に黒くなりまた少し硬くなってきた。 J氏(44歳) 使用開始から40日経過頃から少しずつ毛が黒く硬くな
ってきた。また毛髪が抜けることも少なくなった。 K氏(45歳) 使用開始から1カ月半経過後に、毛髪が少し硬くなり色
も黒くなった。さらに、使用後2カ月くらいからは、少
しだが、毛髪が太くなった。 L氏(54歳) 使用開始から約3週間後からは毛がほとんど抜けなくな
った。また使用開始から2カ月半後頃からは毛髪が少し
ずつ硬くなって黒くなってきた。
【0022】実施形態4.次の処方に従い、常法によ
り、育毛効果の優れた養毛剤を製造した。
【0023】以上の処方で製造した養毛剤を4名のモニ
ターに、試験的に使用してもらった。使用に当たって
は、朝の洗顔時と夜の風呂上がりとの1日2回、毎日、
使用してもらった。そのモニターテストの経過及び結果
は次の通りである。
【0024】モニターテストの経過及び結果 M氏(39歳) 使用開始から3〜4週間後、毛髪の抜けも少なくなっ
た。また使用開始から2カ月後、毛髪が徐々に黒くなり
また少し硬くなってきた。 N氏(48歳) 使用開始から40日後頃から、毛髪が少しずつ黒くなり
少し硬くもなった。また毛髪の抜けも少なくなった。 O氏(51歳) 使用開始から3週間後から、毛髪の抜けが極端に少なく
なった。また使用開始から2カ月くらい後から毛髪が少
しずつ硬くなり色も少しずつ黒くなってきた。 P氏(47歳) 使用開始して3週間後からは毛がほとんど抜けなくなっ
た。また使用開始から約2カ月経過後からは毛髪が少し
ずつ硬くなって黒くなってきた。
【0025】実施形態5.次の処方に従い、常法によ
り、育毛効果の優れた養毛剤を製造した。
【0026】以上の処方で製造した養毛剤を4名のモニ
ターに、試験的に使用してもらった。使用に当たって
は、毎朝の洗顔時と夜の風呂上がりとの1日2回、毎
日、使用してもらった。そのモニターテストの経過及び
結果は次の通りである。 モニターテストの経過及び結果 Q氏(38歳) 使用開始から2週間後毛の抜けが極端に少なくなった。
使用開始から1カ月半くらい経過してからは、毛髪が徐
々に黒くなりまた少し硬くなってきた。 R氏(41歳) 使用開始から40日経過頃から少しずつ毛が黒く硬くな
ってきた。また毛髪が抜けることも少なくなった。 S氏(50歳) 使用開始から5〜6週間後に、毛髪が少し硬くなった。
使用開始後2カ月後くらいから、毛髪が少し黒くなり、
少しだけ太くなった。 T氏(39歳) 使用開始から約3週間後からは毛がほとんど抜けなくな
った。また使用開始から2カ月経過後からは毛髪が少し
ずつ硬くなって黒くなってきた。
【0027】実施形態6.次の処方に従い、常法によ
り、育毛効果の優れた養毛剤を製造した。
【0028】以上の処方で製造した養毛剤を4名のモニ
ターに、試験的に使用してもらった。使用に当たって
は、毎朝の洗顔時と夜の風呂上がりとの1日2回、毎
日、使用してもらった。そのモニターテストの経過及び
結果は次の通りである。
【0029】モニターテストの経過及び結果 U氏(38歳) 使用開始から3週間後毛の抜けが極端に少なくなった。
使用開始から1カ月後からは、毛髪が少しずつ黒く硬く
なってきた。 V氏(34歳) 使用開始して3週間後から毛髪が抜けることが少なくな
った。使用開始から1カ月半経過頃から少しずつ毛が黒
く硬くなってきた。 W氏(47歳) 使用開始から3週間後から抜け毛が少なくなった。使用
開始後2カ月後くらいから、毛髪が少し黒くなり、少し
硬くなった。 X氏(39歳) 使用開始から約5週間後からは毛がほとんど抜けなくな
った。また使用開始から2カ月経過後からは毛髪が少し
ずつ硬くなって黒くなってきた。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の養毛剤
によれば、優れた育毛・養毛効果を奏することができ
る。特に、本発明の養毛剤を使用する場合は、塩化マグ
ネシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化カルシ
ウム又は硫酸カルシウムなどの成分が頭皮の皮膚の組織
内に浸透していくので、頭皮の脂分がとれて頭皮がきれ
いになり、脱毛症の治療や予防に大きな効果を発揮する
ことができるようになる。
【0031】また、塩化マグネシウム、塩化カリウム、
塩化ナトリウム、又は塩化カルシウムなどの原料は、極
めて安価に且つ大量に得ることができるので、これらの
成分を原料として養毛剤を製造する場合は、従来よりも
大幅に価格の低い養毛剤を、大量に、供給することがで
きるようになる。
【0032】また、天然の苦汁は、従来の製塩工程で製
塩後の残液として大量に得られるものであるので、一般
に、極めて安価かつ大量に得ることができる。したがっ
て、天然の苦汁を原料として養毛剤を製造する場合は、
原料コストを大幅に縮小させることができ、低価格の養
毛剤を、大量に、提供することが可能になる。
【0033】また、苦汁は天然のものであるから、苦汁
の中には、人体の健康に悪影響を与える人工の化合物な
どが混在している恐れがない。また、苦汁は高熱下で行
われる製塩工程を経た後に得られる残液であり、前記の
高温下での製塩工程で海水中の雑菌や微生物は全て死滅
してしまうので、苦汁の中には、人体の健康に悪影響を
与える雑菌や微生物が混在している恐れがない。したが
って、このような天然の苦汁を原料として養毛剤を製造
する場合は、人体の健康の危険のない極めて安全な自然
志向の養毛剤を提供することが可能となる。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必須の有効成分として、1リットル当た
    り180g以上の塩化マグネシウムを含む天然の苦汁、
    を含有することを特徴とする頭皮供給用の溶液状養毛
    剤。
  2. 【請求項2】 必須の有効成分が塩化マグネシウム水溶
    液からなることを特徴とする頭皮供給用の溶液状養毛
    剤。
  3. 【請求項3】 必須の有効成分が塩化マグネシウム水溶
    液及び塩化カリウム水溶液からなることを特徴とする頭
    皮供給用の溶液状養毛剤。
  4. 【請求項4】 必須の有効成分が塩化マグネシウム水溶
    液及び塩化ナトリウム水溶液からなることを特徴とする
    頭皮供給用の溶液状養毛剤。
  5. 【請求項5】 必須の有効成分が塩化マグネシウム水溶
    液及び塩化カルシウム水溶液からなることを特徴とする
    頭皮供給用の溶液状養毛剤。
  6. 【請求項6】 必須の有効成分が塩化マグネシウム水溶
    液、塩化カリウム水溶液、塩化ナトリウム水溶液、及び
    硫酸カルシウム水溶液からなることを特徴とする頭皮供
    給用の溶液状養毛剤。
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