JPWO2016136114A1 - 基準電圧生成回路および半導体装置 - Google Patents

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Abstract

内部グランドの電位変動を低減し、回路の誤動作の防止を図る。基準電圧生成回路(1)は、分圧回路(1a)、トランジスタ(M1)およびコンデンサ(C1)を備える。分圧回路(1a)は、電源電圧(VCC)を所定レベルに分圧して所定電圧(Va)を生成する。トランジスタ(M1)は、所定電圧(Va)がゲートに印加され、所定電圧(Va)と、自己の閾値電圧(Vth)とを加算した電圧を、基準電圧(Vref)としてドレインから出力する。コンデンサ(C1)は、トランジスタ(M1)のゲートとソースとをバイパスする。また、コンデンサ(C1)の一端は、トランジスタ(M1)のゲートに接続し、コンデンサ(C1)の他端は、トランジスタ(M1)のソースおよびグランドに接続する。さらに、トランジスタ(M1)のドレインには、電荷を出力する電荷出力源(2a)が接続される。

Description

本技術は、基準電圧生成回路および半導体装置に関する。
近年、パワー半導体素子を用いたスイッチ素子と、スイッチ素子の駆動回路およびその周辺の制御回路や保護回路などを1チップ化したIPS(Intelligent Power Switch)と呼ばれる半導体装置の開発が進んでいる。
IPSは、例えば、トランスミッション、エンジンおよびブレーキなどの自動車電装システムに広く利用されており、小型化、高性能化および高信頼性に応える製品が要望されている。
従来技術として、ツェナーダイオードのクランプ耐圧により電位を固定して回路の誤動作を防止する技術が提案されている(特許文献1)。
米国特許出願公開第2012/0287684号明細書
電源の正極と負荷との間にスイッチ素子を介在させたハイサイド型のIPSでは、電源電圧から所定レベル下げた電圧を生成し、この所定レベル下げた電圧をIPS内部の回路を駆動するための内部グランドとして供給している。
また、IPSでは、スイッチ素子をターンオンさせる際、チャージポンプでスイッチ素子の閾値電圧を超えるまで電荷を溜め、溜めた電荷をスイッチ素子のゲートに印加することで、スイッチ素子のターンオンを実行している。
しかし、チャージポンプは、発振回路を用いてコンデンサの充放電を高速に繰り返して電荷を溜めるという動作を行っているので、この影響により、従来では、内部グランドの電位が大幅に変動してしまう可能性があった。内部グランドの電位が変動すると、回路が誤動作して品質低下を引き起こすことになる。
本発明はこのような点に鑑みて、内部グランドの電位変動を低減し、回路の誤動作の防止を図った基準電圧生成回路および半導体装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、1つの案では、基準電圧生成回路が提供される。基準電圧生成回路は、分圧回路、トランジスタおよびコンデンサを備える。
分圧回路は、電源電圧を分圧して所定電圧を生成する。トランジスタは、所定電圧がゲートに印加され、所定電圧と、自己の閾値電圧とを加算した電圧を、基準電圧としてドレインから出力する。コンデンサは、トランジスタのゲートとソースとをバイパスする。また、コンデンサの一端は、トランジスタのゲートおよび分圧回路の出力端に接続し、コンデンサの他端は、トランジスタのソースおよびグランドに接続し、トランジスタのドレインには、発振動作にもとづいて電荷を出力する電荷出力源が接続されている。
また、1つの案では、半導体装置が提供される。半導体装置は、負荷を作動させるスイッチ素子、電荷出力源、および基準電圧生成回路を備える。また、電荷出力源は、発振回路とチャージポンプとを含み、基準電圧生成回路は、分圧回路、トランジスタおよびコンデンサを含む。
チャージポンプは、発振回路の発振動作によって充放電を繰り返し、スイッチ素子のターンオンに要する駆動電圧まで電荷を溜める。分圧回路は、電源電圧を分圧して所定電圧を生成する。トランジスタは、所定電圧がゲートに印加され、所定電圧と、自己の閾値電圧とを加算した電圧を、基準電圧としてドレインから出力する。コンデンサは、トランジスタのゲートとソースとをバイパスする。また、コンデンサの一端は、トランジスタのゲートおよび分圧回路の出力端に接続し、コンデンサの他端は、トランジスタのソースおよびグランドに接続し、トランジスタのドレインには、電荷出力源が接続されている。
内部グランドの電位変動を低減し、回路の誤動作の防止を図ることが可能になる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
(a)基準電圧生成回路の構成例を示す図である。(b)動作を説明するための図である。 半導体装置の構成例を示す図である。 チャージポンプの昇圧動作を説明するための図である。 内部GNDに変動が生じる理由を説明するための図である。 半導体装置の構成例を示す図である。 内部GNDの変動を示す図である。 内部GNDの変動を示す図である。 内部GNDの変動を示す図である。 内部GNDの変動を示す図である。 半導体装置の変形例の構成例を示す図である。 ハイサイド型のIPSの構成例を示す図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書および図面において実質的に同一の機能を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する場合がある。
図1(a)は基準電圧生成回路の構成例を示す図である。基準電圧生成回路1は、分圧回路1a、トランジスタM1およびコンデンサC1を備える。
分圧回路1aは、電源電圧VCCを所定レベルに分圧して所定電圧Vaを生成する。トランジスタM1は、所定電圧Vaがゲートに印加され、所定電圧Vaと、自己の閾値電圧Vthとを加算した電圧を、基準電圧Vrefとしてドレインから出力する。
コンデンサC1は、トランジスタM1のゲートとソースとをバイパスする。この場合、コンデンサC1の一端は、トランジスタM1のゲートおよび分圧回路1aの出力端に接続し、コンデンサC1の他端は、トランジスタM1のソースおよびグランドに接続する。なお、トランジスタM1のドレインには、電荷を出力する電荷出力源2aが接続される。
図1(b)は動作を説明するための図である。ここで、コンデンサC1が存在しない場合には、電荷出力源2aから出力される電荷は、経路L0を流れて、トランジスタM1のゲートとドレインとの間にある寄生容量Cpを通じて、トランジスタM1のゲートに電荷が溜まる。このため、電荷出力源2aからの電荷出力の増減に応じて、基準電圧Vrefの電位が変動してしまう現象が生じる。
これに対し、コンデンサC1が存在する場合には、経路L1のような電荷の流れが生成されるので、トランジスタM1のゲートとドレインとの間にある寄生容量Cpに電荷が溜まることがなく、電荷は、グランドに放出されることになる。
なお、コンデンサC1の静電容量は寄生容量Cpの静電容量以上とすることが望ましい。コンデンサC1の静電容量を大きくするためには、チップサイズを大きくすることになるので、実装規模を抑制するためには、コンデンサC1の静電容量は、寄生容量Cpの静電容量と同一とすることが望ましい。
これにより、基準電圧Vrefの電位変動を抑制することが可能になる。また、基準電圧Vrefが供給される周辺回路の誤動作を防止することが可能になる。
次に本発明の技術の詳細を説明する前に、一般的な半導体装置の構成およびその課題について図2〜図4を用いて説明する。図2は半導体装置の構成例を示す図である。図中のGND0は、0Vの通常のGNDを表している(以降では、グランドをGNDと表記する)。
VCCは、外部電源電圧である。VDDは、装置内の各トランジスタが安定してターンオン駆動する際に必要な電圧であり、VCCを用いて装置内部で生成されて供給される電源電圧である。
また、装置内の各回路を駆動するために、電源VCCから所定レベル下げて生成される基準電圧を以降では内部GND(図1の基準電圧Vrefの相当)と表記する。
半導体装置10は、負荷2と接続し、内部GND回路11、発振回路12、チャージポンプ13およびスイッチ素子14を備えている。半導体装置10は、例えば、ハイサイド型のIPSに適用可能である。
内部GND回路11は、NチャネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であるNMOSトランジスタM1〜M3、PチャネルMOSFETであるPMOSトランジスタM4およびダイオードD1、D2を含む。また、スイッチ素子14には、パワーMOSFETとして、NMOSトランジスタMH1を使用している。
各回路素子の接続関係について、電源VCCは、NMOSトランジスタM1のドレインと、NMOSトランジスタM1のゲートと接続する。NMOSトランジスタM1のソースは、NMOSトランジスタM2のドレインと、NMOSトランジスタM2のゲートと接続する。
NMOSトランジスタM2のソースは、NMOSトランジスタM3のドレインと、PMOSトランジスタM4のゲートと接続する。NMOSトランジスタM3のゲートは、NMOSトランジスタM3のソースと、ダイオードD1のアノードと接続し、ダイオードD1のカソードは、GND0に接続する。
電源VDDは、発振回路12の一方の電源端子と、チャージポンプ13の一方の電源端子と接続する。発振回路12とチャージポンプ13とは互いに接続し、チャージポンプ13の出力端子は、NMOSトランジスタMH1のゲートに接続する。
NMOSトランジスタMH1のドレインは、電源VCCに接続し、NMOSトランジスタMH1のソースは、負荷2の一端に接続し、負荷2の他端は、GND0に接続する。
また、発振回路12の他方の電源端子は、チャージポンプ13の他方の電源端子と、ダイオードD2のアノードと、出力端子OUT2と、PMOSトランジスタM4のドレインと接続する。PMOSトランジスタM4のソースは、GND0に接続し、ダイオードD2のカソードは、出力端子OUT1に接続する。なお、発振回路12およびチャージポンプ13の他方の電源端子は、内部GNDに接続する端子になる。
ここで、内部GND回路11のNMOSトランジスタM1、M2は、ソースフォロワを構成し、また、NMOSトランジスタM3およびダイオードD1によって電流引込み部を構成している。
ソースフォロワを構成しているNMOSトランジスタM1、M2のそれぞれの閾値電圧をVth1とすれば、図の例では、ソースフォロワは、NMOSトランジスタM1、M2の2段で構成されているので、NMOSトランジスタM2のソースの電位は、(VDD−Vth1×2)である。
よって、この電圧がVCCを分圧した電圧Vaとして出力されることになる。分圧された電圧Vaは、PMOSトランジスタM4のゲートに印加される。したがって、PMOSトランジスタM4の閾値電圧をVthとすれば、PMOSトランジスタM4のドレインからは、電圧(Va+Vth)が出力され、この電圧が内部GNDとして、出力端子OUT2を介して、周辺回路に供給されることになる。
なお、内部GNDは、発振回路12およびチャージポンプ13にも供給されている。また、ソースフォロワは、この例では2段の構成としているが、所望の段数で構成してよい。
次に解決すべき課題について説明する。メインスイッチであるNMOSトランジスタMH1がフルオンして負荷2を駆動するためには、NMOSトランジスタMH1のゲート電圧には例えば、28Vの電圧印加を要する。
これに対し、半導体装置10の電源電圧VCCは、例えば、13Vである。このため、チャージポンプ13は、VCC=13Vから、NMOSトランジスタMH1をフルオンするために必要な電荷を溜めてゲート電圧を昇圧する。
そして、チャージポンプ13は、NMOSトランジスタMH1のゲートに対して、昇圧したゲート電圧を印加することで、NMOSトランジスタMH1のターンオンを実行している。
次にチャージポンプ13の昇圧動作の一例について説明する。図3はチャージポンプの昇圧動作を説明するための図である。チャージポンプ13は、NMOSトランジスタM11、ダイオードD3およびコンデンサC11、C12を含む。
構成素子の接続関係を記すと、NMOSトランジスタM11のゲートには、発振回路12の出力端が接続する。コンデンサC11の一端は、電源VDDと、ダイオードD3のアノードに接続し、コンデンサC11の他端は、NMOSトランジスタM11のドレインに接続する。
コンデンサC12の一端は、電源VDD、ダイオードD3のカソード、および図2に示すNMOSトランジスタMH1のゲートに接続し、コンデンサC12の他端は、NMOSトランジスタM11のソースおよび内部GNDに接続する。
ここで、例えば、NMOSトランジスタM11のゲートに、HレベルとLレベルとが繰り返す発振信号が印加される場合、発振信号がHレベルのとき、NMOSトランジスタM11はオンする。
この場合、コンデンサC11に対して、電源VDDから容量が充電される(コンデンサC11の端子電圧がVDDまでチャージされる)。
一方、発振信号がLレベルになると、NMOSトランジスタM11がオフし、ポイントP1の電位は、NMOSトランジスタM11がオンのときの電位よりも上昇する。すると、コンデンサC11に充電されていた電荷が、ダイオードD3を介して、コンデンサC12へ流れて移動することになる。
このとき、コンデンサC12では、電源VDDによる充電と、コンデンサC11から流れてきたVDD分の電荷による充電とが行われるので、ポイントP2の電位は、VDDの2倍まで上昇することになる。
このような構成によって、スイッチ素子14であるNMOSトランジスタMH1をフルオンさせるに十分な電荷を生成している。なお、VCCのn倍の昇圧を行う場合は、原理的には上記のような回路構成をn段設けることになる。
次に内部GNDの変動について説明する。チャージポンプ13は、上記のように、発振回路12を動力源に用いて、コンデンサの充放電を高速に繰り返して電荷を溜めるという動作を行っているので、この影響により、内部GNDの電位が変動するという現象が生じる。
図4は内部GNDに変動が生じる理由を説明するための図である。NMOSトランジスタMH1をターンオンさせるために、発振回路12が発振し、チャージポンプ13が作動する。
そして、NMOSトランジスタMH1のゲートに印加する電荷が溜まり、NMOSトランジスタMH1の閾値電圧を超えたときに、NMOSトランジスタMH1がターンオンする。
チャージポンプ13は、上述のように、電荷を溜めるために充放電の高速切り替えを行う。このとき、経路L0(チャージポンプ13稼働時に内部GND回路11に対して、電荷が流れる経路)を通じて、PMOSトランジスタM4のドレイン端子とゲート端子との間の寄生コンデンサCpを介して、PMOSトランジスタM4のゲートに電荷が溜まる。
その結果、チャージポンプ13から出力される電荷の増減に応じて、PMOSトランジスタM4のゲート電位が変動することになる。このため、PMOSトランジスタM4の導通能力が変化し、PMOSトランジスタM4のドレイン電位が振動する、すなわち、内部GNDが変動することになる。
内部GNDが変動すると、周辺回路に対してEMI(Electro Magnetic Interference)ノイズを与えたり、また、内部GNDが供給されている回路の動作精度が低下したりして、誤動作を引き起こす原因になる。
なお、上述の従来技術(特許文献1)では、ツェナーダイオードのクランプ耐圧により電位を固定している。
しかし、この方法では、特定な電位を満足するように、ツェナーダイオードのクランプ耐圧の調整を要するので、クランプ耐圧を調整するためのプロセス工程数が増えることになる。また、ツェナーダイオードの製造バラツキによって、内部GNDの振動幅を十分に抑制することは困難といえる。
本技術はこのような点に鑑みてなされたものであり、工程数を増やさずに内部GND電位変動を低減し、EMIノイズの抑制および内部GNDが供給されている回路の動作精度の低下を抑制して、回路の誤動作を防ぐ基準電圧生成回路および半導体装置を提供するものである。
次に本発明の技術の半導体装置について説明する。図5は半導体装置の構成例を示す図である。半導体装置10aは、負荷2と接続し、内部GND回路11a、発振回路12、チャージポンプ13およびスイッチ素子14を備えている。なお、内部GND回路11aは、図1に示した基準電圧生成回路1の機能を有する。また、発振回路12およびチャージポンプ13は、図1に電荷出力源2aに該当する。
内部GND回路11aでは、あらたな回路素子としてコンデンサ(バイパスコンデンサ)C1を有している。コンデンサC1の一端は、PMOSトランジスタM4のゲート、NMOSトランジスタM2のソースおよびNMOSトランジスタM3のドレインに接続する。また、コンデンサC1の他端は、PMOSトランジスタM4のソースおよびGND0に接続する。その他の構成は図2と同じである。
半導体装置10aは、PMOSトランジスタM4のゲートとソース間に、コンデンサC1が追加接続されている。これにより、図4に示す経路L0が、PMOSトランジスタM4のソース側、すなわち、GND0までバイパスされて、チャージポンプ13稼働時の電荷が流れるあらたな経路として、経路L1が生成されることになる。
したがって、チャージポンプ13が高速充放電を行っている場合、経路L1を通じ、コンデンサC1を介して、PMOSトランジスタM4のゲートに溜まる電荷をGND0に逃がすことができ、PMOSトランジスタM4のゲートに電荷が溜まることを低減することができる。
このため、PMOSトランジスタM4のゲート電位は、チャージポンプ13が稼働している場合であっても、変動が抑制されて安定化する。よって、PMOSトランジスタM4の導通能力の変化が抑制され、PMOSトランジスタM4のドレイン電位の振動が低減される、すなわち、内部GNDの変動が低減することになる。
次に半導体装置10、10aで生成する内部GND変動のシミュレーション結果について説明する。図6、図7は内部GNDの変動を示す図である。縦軸は電圧(V)、横軸は時間(μs)である。
図6の波形g1は、改善前の半導体装置10に対する内部GNDの変動のシミュレーション結果を示している。チャージポンプ13が時間1000(μs)時点で電荷を出力している。
また、図7の波形g2は、図6に示す領域r1の近傍を拡大した図である。領域r1では、時間1200〜1300(μs)の時間帯での内部GNDの状態を示している。
半導体装置10の内部GND(PMOSトランジスタM4のドレイン電圧)は、時間1200〜1300(μs)において、最小6.9Vから最大7.7V付近の区間で変動しており、振動幅W1は0.8Vである。
図8、図9は内部GNDの変動を示す図である。縦軸は電圧(V)、横軸は時間(μs)である。図8の波形g11は、改善後の半導体装置10aに対する内部GNDの変動のシミュレーション結果を示している。チャージポンプ13が時間1000(μs)時点で電荷を出力している。
また、図9の波形g12は、図8に示す領域r2の近傍を拡大した図である。領域r2では、時間1200〜1300(μs)の時間帯での内部GNDの状態を示している。
半導体装置10aの内部GND(PMOSトランジスタM4のドレイン電圧)は、時間1200〜1300(μs)において、最小7.0Vから最大7.4V付近の区間で変動しており、振動幅W2は0.4Vである。
このように、半導体装置10aでは、内部GNDの振動幅を、半導体装置10の内部GNDの振動幅の半分まで抑制することができることを、シミュレーションによって確認できた。
次に変形例について説明する。図10は半導体装置の変形例の構成例を示す図である。半導体装置10bは、負荷2と接続し、内部GND回路11b、発振回路12、チャージポンプ13およびスイッチ素子14を備えている。なお、内部GND回路11bは、図5に示したコンデンサC1の代わりに可変コンデンサCvを含み、さらに、モニタ部11b−1を含んでいる。
モニタ部11b−1の入力端a1は、発振回路12の他方の電源端子、チャージポンプ13の他方の電源端子、ダイオードD2のアノード、端子OUT2およびPMOSトランジスタM4のドレインに接続する。
可変コンデンサCvの一端は、PMOSトランジスタM4のゲート、NMOSトランジスタM2のソースおよびNMOSトランジスタM3のドレインに接続する。また、可変コンデンサCvの他端は、PMOSトランジスタM4のソースおよびGND0に接続する。さらに、可変コンデンサCvの可変容量調整端子は、モニタ部11b−1の端子a2に接続する。その他の構成は図5と同じである。
モニタ部11b−1は、内部GNDのピーク値およびボトム値をモニタし、内部GNDの振幅を求める。そして、求めた内部GNDの振幅が、あらかじめ定めた閾値内に収まるように、可変コンデンサCvの容量を調整する。このような構成によって、内部GNDの変動を低減することが可能になる。
なお、変形例の場合は、内部GNDの振幅に応じて適切なバイパスコンデンサの容量を設定することができるので、必要以上に電荷をGND0に放出させてしまうようなことを回避することができる。
次に本発明の半導体装置10a、10bが適用されるIPSの構成について説明する。図11はハイサイド型のIPSの構成例を示す図である。
IPS30は、負荷2、マイコン4、バッテリ5に接続している。また、IPS30は、ロジック回路31、レベルシフトドライバ32、内部電源回路33、ST(status)回路34、低電圧検出回路35、短絡検出回路36、負荷開放検出回路37、過電流検出回路38および過熱検出回路39を備える。
さらに、IPS30は、負荷2を駆動するためのスイッチ素子M0を有し、スイッチ素子M0にはダイオードD0(FWD:Free Wheel Diode)が接続されている(スイッチ素子M0は、上述したNMOSトランジスタMH1に該当する)。
スイッチ素子M0がオフになる瞬間、モータ等の誘導性の負荷2からは、逆起電力が発生する。このため、スイッチ素子M0に対して、ダイオードD0を逆並列に接続して、このときの負荷電流を還流させる構成としている。
ここで、ロジック回路31は、端子INから入力されるマイコン4からの制御信号、および各保護回路の状態検出信号を一括して認識し、スイッチ素子M0を制御するためのONBH(ON By H)信号を出力する。
レベルシフトドライバ32は、ロジック回路31から出力されたONBH信号を、スイッチ素子M0をフルオンさせるに要するレベルまで昇圧したGS信号を生成し、スイッチ素子M0のゲートに印加する。なお、レベルシフトドライバ32は、上述の発振回路12およびチャージポンプ13の機能を含む。
内部電源回路33は、VCC電圧より低い値から段階的に上昇させる電源電圧である内部電源を生成し、内部電源で制御が必要な回路に対して供給する。なお、内部電源回路33は、図5、図10に示した内部GND回路11a、11bの機能を含む。
ST回路34は、スイッチ素子M0の動作状態を、ST端子を介して、マイコン4に送信する。
低電圧検出回路35は、VCC電圧が定格電圧より低いとき、異常信号をロジック回路31に送信する。低電圧検出回路35から送信された異常信号を受信したロジック回路31は、スイッチ素子M0を制御するONBH信号をオフ信号にして出力する。
短絡検出回路36は、スイッチ素子M0のソースに接続している出力端子OUTがGNDにショートしたとき、異常信号をロジック回路31に送信する。短絡検出回路36から送信された異常信号を受信したロジック回路31は、スイッチ素子M0を制御するONBH信号をオフ信号にして出力する。
負荷開放検出回路37は、スイッチ素子M0のソースに接続する出力端子OUTがオープンになったとき、異常信号をロジック回路31に送信する。負荷開放検出回路37から送信された異常信号を受信したロジック回路31は、スイッチ素子M0を制御するONBH信号をオフ信号にして出力する。
過電流検出回路38は、スイッチ素子M0とカレントミラー回路を構成しているトランジスタMcから、スイッチ素子M0に流れる電流と同一の電流を受信する。そして、定格より異常な大電流が流れたことを検出すると、異常信号をロジック回路31に送信する。過電流検出回路38から送信された異常信号を受信したロジック回路31は、スイッチ素子M0を制御するONBH信号をオフ信号にして出力する。
過熱検出回路39は、スイッチ素子M0が定格より異常な高温になったとき、異常信号をロジック回路31に送信する。過熱検出回路39から送信された異常信号を受信したロジック回路31は、スイッチ素子M0を制御するONBH信号をオフ信号にして出力する。
以上説明したように、本発明によれば、工程数を増やさずに内部GNDの電位変動を低減し、EMIノイズの抑制および内部GNDが供給されている回路の動作精度の低下を抑制して、回路の誤動作を防ぐことが可能になる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 基準電圧生成回路
1a 分圧回路
2a 電荷出力源
M1 トランジスタ
C1 コンデンサ
Va 所定電圧
Vth 閾値電圧
Vref 基準電圧
Cp 寄生容量
L0、L1 電荷の流れる経路
本技術は、基準電圧生成回路および半導体装置に関する。
近年、パワー半導体素子を用いたスイッチ素子と、スイッチ素子の駆動回路およびその周辺の制御回路や保護回路などを1チップ化したIPS(Intelligent Power Switch)と呼ばれる半導体装置の開発が進んでいる。
IPSは、例えば、トランスミッション、エンジンおよびブレーキなどの自動車電装システムに広く利用されており、小型化、高性能化および高信頼性に応える製品が要望されている。
従来技術として、ツェナーダイオードのクランプ耐圧により電位を固定して回路の誤動作を防止する技術が提案されている(特許文献1)。
米国特許出願公開第2012/0287684号明細書
電源の正極と負荷との間にスイッチ素子を介在させたハイサイド型のIPSでは、電源電圧から所定レベル下げた電圧を生成し、この所定レベル下げた電圧をIPS内部の回路を駆動するための内部グランドとして供給している。
また、IPSでは、スイッチ素子をターンオンさせる際、チャージポンプでスイッチ素子の閾値電圧を超えるまで電荷を溜め、溜めた電荷をスイッチ素子のゲートに印加することで、スイッチ素子のターンオンを実行している。
しかし、チャージポンプは、発振回路を用いてコンデンサの充放電を高速に繰り返して電荷を溜めるという動作を行っているので、この影響により、従来では、内部グランドの電位が大幅に変動してしまう可能性があった。内部グランドの電位が変動すると、回路が誤動作して品質低下を引き起こすことになる。
本発明はこのような点に鑑みて、内部グランドの電位変動を低減し、回路の誤動作の防止を図った基準電圧生成回路および半導体装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、1つの案では、基準電圧生成回路が提供される。基準電圧生成回路は、分圧回路、トランジスタおよびコンデンサを備える。
分圧回路は、電源電圧を分圧して所定電圧を生成する。トランジスタは、所定電圧がゲートに印加され、所定電圧と、自己の閾値電圧とを加算した電圧を、基準電圧としてドレインから出力する。コンデンサは、トランジスタのゲートとソースとをバイパスする。また、コンデンサの一端は、トランジスタのゲートおよび分圧回路の出力端に接続し、コンデンサの他端は、トランジスタのソースおよびグランドに接続し、トランジスタのドレインには、発振動作にもとづいて電荷を出力する電荷出力源が接続されている。
また、1つの案では、半導体装置が提供される。半導体装置は、負荷を作動させるスイッチ素子、電荷出力源、および基準電圧生成回路を備える。また、電荷出力源は、発振回路とチャージポンプとを含み、基準電圧生成回路は、分圧回路、トランジスタおよびコンデンサを含む。
チャージポンプは、発振回路の発振動作によって充放電を繰り返し、スイッチ素子のターンオンに要する駆動電圧まで電荷を溜める。分圧回路は、電源電圧を分圧して所定電圧を生成する。トランジスタは、所定電圧がゲートに印加され、所定電圧と、自己の閾値電圧とを加算した電圧を、基準電圧としてドレインから出力する。コンデンサは、トランジスタのゲートとソースとをバイパスする。また、コンデンサの一端は、トランジスタのゲートおよび分圧回路の出力端に接続し、コンデンサの他端は、トランジスタのソースおよびグランドに接続し、トランジスタのドレインには、電荷出力源が接続されている。
内部グランドの電位変動を低減し、回路の誤動作の防止を図ることが可能になる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
(a)基準電圧生成回路の構成例を示す図である。(b)動作を説明するための図である。 半導体装置の構成例を示す図である。 チャージポンプの昇圧動作を説明するための図である。 内部GNDに変動が生じる理由を説明するための図である。 半導体装置の構成例を示す図である。 内部GNDの変動を示す図である。 内部GNDの変動を示す図である。 内部GNDの変動を示す図である。 内部GNDの変動を示す図である。 半導体装置の変形例の構成例を示す図である。 ハイサイド型のIPSの構成例を示す図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書および図面において実質的に同一の機能を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する場合がある。
図1(a)は基準電圧生成回路の構成例を示す図である。基準電圧生成回路1は、分圧回路1a、トランジスタ1およびコンデンサC1を備える。
分圧回路1aは、電源電圧VCCを所定レベルに分圧して所定電圧Vaを生成する。トランジスタ1は、所定電圧Vaがゲートに印加され、所定電圧Vaと、自己の閾値電圧Vthとを加算した電圧を、基準電圧Vrefとしてドレインから出力する。
コンデンサC1は、トランジスタ1のゲートとソースとをバイパスする。この場合、コンデンサC1の一端は、トランジスタ1のゲートおよび分圧回路1aの出力端に接続し、コンデンサC1の他端は、トランジスタ1のソースおよびグランドに接続する。なお、トランジスタ1のドレインには、電荷を出力する電荷出力源2aが接続される。
図1(b)は動作を説明するための図である。ここで、コンデンサC1が存在しない場合には、電荷出力源2aから出力される電荷は、経路L0を流れて、トランジスタ1のゲートとドレインとの間にある寄生容量Cpを通じて、トランジスタ1のゲートに電荷が溜まる。このため、電荷出力源2aからの電荷出力の増減に応じて、基準電圧Vrefの電位が変動してしまう現象が生じる。
これに対し、コンデンサC1が存在する場合には、経路L1のような電荷の流れが生成されるので、トランジスタ1のゲートとドレインとの間にある寄生容量Cpに電荷が溜まることがなく、電荷は、グランドに放出されることになる。
なお、コンデンサC1の静電容量は寄生容量Cpの静電容量以上とすることが望ましい。コンデンサC1の静電容量を大きくするためには、チップサイズを大きくすることになるので、実装規模を抑制するためには、コンデンサC1の静電容量は、寄生容量Cpの静電容量と同一とすることが望ましい。
これにより、基準電圧Vrefの電位変動を抑制することが可能になる。また、基準電圧Vrefが供給される周辺回路の誤動作を防止することが可能になる。
次に本発明の技術の詳細を説明する前に、一般的な半導体装置の構成およびその課題について図2〜図4を用いて説明する。図2は半導体装置の構成例を示す図である。図中のGND0は、0Vの通常のGNDを表している(以降では、グランドをGNDと表記する)。
VCCは、外部電源電圧である。VDDは、装置内の各トランジスタが安定してターンオン駆動する際に必要な電圧であり、VCCを用いて装置内部で生成されて供給される電源電圧である。
また、装置内の各回路を駆動するために、電源VCCから所定レベル下げて生成される基準電圧を以降では内部GND(図1の基準電圧Vrefの相当)と表記する。
半導体装置10は、負荷2と接続し、内部GND回路11、発振回路12、チャージポンプ13およびスイッチ素子14を備えている。半導体装置10は、例えば、ハイサイド型のIPSに適用可能である。
内部GND回路11は、NチャネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であるNMOSトランジスタM1〜M4、およびダイオードD1、D2を含む。また、スイッチ素子14には、パワーMOSFETとして、NMOSトランジスタMH1を使用している。
各回路素子の接続関係について、電源VCCは、NMOSトランジスタM1のドレインと、NMOSトランジスタM1のゲートと接続する。NMOSトランジスタM1のソースは、NMOSトランジスタM2のドレインと、NMOSトランジスタM2のゲートと接続する。
NMOSトランジスタM2のソースは、NMOSトランジスタM3のドレインと、NMOSトランジスタM4のゲートと接続する。NMOSトランジスタM3のゲートは、NMOSトランジスタM3のソースと、ダイオードD1のアノードと接続し、ダイオードD1のカソードは、GND0に接続する。
電源VDDは、発振回路12の一方の電源端子と、チャージポンプ13の一方の電源端子と接続する。発振回路12とチャージポンプ13とは互いに接続し、チャージポンプ13の出力端子は、NMOSトランジスタMH1のゲートに接続する。
NMOSトランジスタMH1のドレインは、電源VCCに接続し、NMOSトランジスタMH1のソースは、負荷2の一端に接続し、負荷2の他端は、GND0に接続する。
また、発振回路12の他方の電源端子は、チャージポンプ13の他方の電源端子と、ダイオードD2のアノードと、出力端子OUT2と、NMOSトランジスタM4のドレインと接続する。NMOSトランジスタM4のソースは、GND0に接続し、ダイオードD2のカソードは、出力端子OUT1に接続する。なお、発振回路12およびチャージポンプ13の他方の電源端子は、内部GNDに接続する端子になる。
ここで、内部GND回路11のNMOSトランジスタM1、M2は、ダイオード接続を構成し、また、NMOSトランジスタM3およびダイオードD1によって電流引込み部を構成している。
ダイオード接続を構成しているNMOSトランジスタM1、M2のそれぞれの閾値電圧をVth1とすれば、図の例では、ダイオード接続は、NMOSトランジスタM1、M2の2段で構成されているので、NMOSトランジスタM2のソースの電位は、(VCC−Vth1×2)である。
よって、この電圧がVCCを分圧した電圧Vaとして出力されることになる。分圧された電圧Vaは、NMOSトランジスタM4のゲートに印加される。したがって、NMOSトランジスタM4の閾値電圧をVthとすれば、NMOSトランジスタM4のドレインからは、電圧(Va+Vth)が出力され、この電圧が内部GNDとして、出力端子OUT2を介して、周辺回路に供給されることになる。
なお、内部GNDは、発振回路12およびチャージポンプ13にも供給されている。また、ダイオード接続は、この例では2段の構成としているが、所望の段数で構成してよい。
次に解決すべき課題について説明する。メインスイッチであるNMOSトランジスタMH1がフルオンして負荷2を駆動するためには、NMOSトランジスタMH1のゲート電圧には例えば、28Vの電圧印加を要する。
これに対し、半導体装置10の電源電圧VCCは、例えば、13Vである。このため、チャージポンプ13は、VCC=13Vから、NMOSトランジスタMH1をフルオンするために必要な電荷を溜めてゲート電圧を昇圧する。
そして、チャージポンプ13は、NMOSトランジスタMH1のゲートに対して、昇圧したゲート電圧を印加することで、NMOSトランジスタMH1のターンオンを実行している。
次にチャージポンプ13の昇圧動作の一例について説明する。図3はチャージポンプの昇圧動作を説明するための図である。チャージポンプ13は、バッファM11、ダイオードD3a、D3bおよびコンデンサC11、C12を含む。
構成素子の接続関係を記すと、バッファM11の入力端子には、発振回路12の出力端が接続する。コンデンサC11の一端は、バッファM11の出力端子に接続し、コンデンサC11の他端は、ダイオードD3aのカソードおよびダイオードD3bのアノードに接続する。
ダイオードD3aのアノードは電源VDDに接続し、コンデンサC12の一端は、ダイオードD3bのカソードに接続し、コンデンサC12の他端は、内部GNDに接続する。
ここで、例えば、バッファM11の入力端子に、HレベルとLレベルとが繰り返す発振信号が印加される場合、発振信号がレベルのとき、バッファM11はLレベルを出力する。
この場合、コンデンサC11に対して、電源VDDから容量が充電される(コンデンサC11の端子電圧がVDDまでチャージされる)。
一方、発振信号がレベルになると、バッファM11がHレベルを出力し、コンデンサC11に充電されていた電荷が、ダイオードD3bを介して、コンデンサC12へ流れて移動することになる。
このとき、コンデンサC12では、電源VDDによる充電と、コンデンサC11から流れてきたVDD分の電荷による充電とが行われるので、ポイントP2の電位は、VDDの2倍まで上昇することになる。
このような構成によって、スイッチ素子14であるNMOSトランジスタMH1をフルオンさせるに十分な電荷を生成している。なお、VCCのn倍の昇圧を行う場合は、原理的には上記のような回路構成をn段設けることになる。
次に内部GNDの変動について説明する。チャージポンプ13は、上記のように、発振回路12を動力源に用いて、コンデンサの充放電を高速に繰り返して電荷を溜めるという動作を行っているので、この影響により、内部GNDの電位が変動するという現象が生じる。
図4は内部GNDに変動が生じる理由を説明するための図である。NMOSトランジスタMH1をターンオンさせるために、発振回路12が発振し、チャージポンプ13が作動する。
そして、NMOSトランジスタMH1のゲートに印加する電荷が溜まり、NMOSトランジスタMH1の閾値電圧を超えたときに、NMOSトランジスタMH1がターンオンする。
チャージポンプ13は、上述のように、電荷を溜めるために充放電の高速切り替えを行う。このとき、経路L0(チャージポンプ13稼働時に内部GND回路11に対して、電荷が流れる経路)を通じて、NMOSトランジスタM4のドレイン端子とゲート端子との間の寄生コンデンサCpを介して、NMOSトランジスタM4のゲートに電荷が溜まる。
その結果、チャージポンプ13から出力される電荷の増減に応じて、NMOSトランジスタM4のゲート電位が変動することになる。このため、NMOSトランジスタM4の導通能力が変化し、NMOSトランジスタM4のドレイン電位が振動する、すなわち、内部GNDが変動することになる。
内部GNDが変動すると、周辺回路に対してEMI(Electro Magnetic Interference)ノイズを与えたり、また、内部GNDが供給されている回路の動作精度が低下したりして、誤動作を引き起こす原因になる。
なお、上述の従来技術(特許文献1)では、ツェナーダイオードのクランプ耐圧により電位を固定している。
しかし、この方法では、特定な電位を満足するように、ツェナーダイオードのクランプ耐圧の調整を要するので、クランプ耐圧を調整するためのプロセス工程数が増えることになる。また、ツェナーダイオードの製造バラツキによって、内部GNDの振動幅を十分に抑制することは困難といえる。
本技術はこのような点に鑑みてなされたものであり、工程数を増やさずに内部GND電位変動を低減し、EMIノイズの抑制および内部GNDが供給されている回路の動作精度の低下を抑制して、回路の誤動作を防ぐ基準電圧生成回路および半導体装置を提供するものである。
次に本発明の技術の半導体装置について説明する。図5は半導体装置の構成例を示す図である。半導体装置10aは、負荷2と接続し、内部GND回路11a、発振回路12、チャージポンプ13およびスイッチ素子14を備えている。なお、内部GND回路11aは、図1に示した基準電圧生成回路1の機能を有する。また、発振回路12およびチャージポンプ13は、図1に示した電荷出力源2aに該当する。
内部GND回路11aでは、あらたな回路素子としてコンデンサ(バイパスコンデンサ)C1を有している。コンデンサC1の一端は、NMOSトランジスタM4のゲート、NMOSトランジスタM2のソースおよびNMOSトランジスタM3のドレインに接続する。また、コンデンサC1の他端は、NMOSトランジスタM4のソースおよびGND0に接続する。その他の構成は図2と同じである。
半導体装置10aは、NMOSトランジスタM4のゲートとソース間に、コンデンサC1が追加接続されている。これにより、図4に示す経路L0が、NMOSトランジスタM4のソース側、すなわち、GND0までバイパスされて、チャージポンプ13稼働時の電荷が流れるあらたな経路として、経路L1が生成されることになる。
したがって、チャージポンプ13が高速充放電を行っている場合、経路L1を通じ、コンデンサC1を介して、NMOSトランジスタM4のゲートに溜まる電荷をGND0に逃がすことができ、NMOSトランジスタM4のゲートに電荷が溜まることを低減することができる。
このため、NMOSトランジスタM4のゲート電位は、チャージポンプ13が稼働している場合であっても、変動が抑制されて安定化する。よって、NMOSトランジスタM4の導通能力の変化が抑制され、NMOSトランジスタM4のドレイン電位の振動が低減される、すなわち、内部GNDの変動が低減することになる。
次に半導体装置10、10aで生成する内部GND変動のシミュレーション結果について説明する。図6、図7は内部GNDの変動を示す図である。縦軸は電圧(V)、横軸は時間(μs)である。
図6の波形g1は、改善前の半導体装置10に対する内部GNDの変動のシミュレーション結果を示している。チャージポンプ13が時間1000(μs)時点で電荷を出力している。
また、図7の波形g2は、図6に示す領域r1の近傍を拡大した図である。領域r1では、時間1200〜1300(μs)の時間帯での内部GNDの状態を示している。
半導体装置10の内部GND(NMOSトランジスタM4のドレイン電圧)は、時間1200〜1300(μs)において、最小6.9Vから最大7.7V付近の区間で変動しており、振動幅W1は0.8Vである。
図8、図9は内部GNDの変動を示す図である。縦軸は電圧(V)、横軸は時間(μs)である。図8の波形g11は、改善後の半導体装置10aに対する内部GNDの変動のシミュレーション結果を示している。チャージポンプ13が時間1000(μs)時点で電荷を出力している。
また、図9の波形g12は、図8に示す領域r2の近傍を拡大した図である。領域r2では、時間1200〜1300(μs)の時間帯での内部GNDの状態を示している。
半導体装置10aの内部GND(NMOSトランジスタM4のドレイン電圧)は、時間1200〜1300(μs)において、最小7.0Vから最大7.4V付近の区間で変動しており、振動幅W2は0.4Vである。
このように、半導体装置10aでは、内部GNDの振動幅を、半導体装置10の内部GNDの振動幅の半分まで抑制することができることを、シミュレーションによって確認できた。
次に変形例について説明する。図10は半導体装置の変形例の構成例を示す図である。半導体装置10bは、負荷2と接続し、内部GND回路11b、発振回路12、チャージポンプ13およびスイッチ素子14を備えている。なお、内部GND回路11bは、図5に示したコンデンサC1の代わりに可変コンデンサCvを含み、さらに、モニタ部11b−1を含んでいる。
モニタ部11b−1の入力端a1は、発振回路12の他方の電源端子、チャージポンプ13の他方の電源端子、ダイオードD2のアノード、端子OUT2およびNMOSトランジスタM4のドレインに接続する。
可変コンデンサCvの一端は、NMOSトランジスタM4のゲート、NMOSトランジスタM2のソースおよびNMOSトランジスタM3のドレインに接続する。また、可変コンデンサCvの他端は、NMOSトランジスタM4のソースおよびGND0に接続する。さらに、可変コンデンサCvの可変容量調整端子は、モニタ部11b−1の端子a2に接続する。その他の構成は図5と同じである。
モニタ部11b−1は、内部GNDのピーク値およびボトム値をモニタし、内部GNDの振幅を求める。そして、求めた内部GNDの振幅が、あらかじめ定めた閾値内に収まるように、可変コンデンサCvの容量を調整する。このような構成によって、内部GNDの変動を低減することが可能になる。
なお、変形例の場合は、内部GNDの振幅に応じて適切なバイパスコンデンサの容量を設定することができるので、必要以上に電荷をGND0に放出させてしまうようなことを回避することができる。
次に本発明の半導体装置10a、10bが適用されるIPSの構成について説明する。図11はハイサイド型のIPSの構成例を示す図である。
IPS30は、負荷2、マイコン4、バッテリ5に接続している。また、IPS30は、ロジック回路31、レベルシフトドライバ32、内部電源回路33、ST(status)回路34、低電圧検出回路35、短絡検出回路36、負荷開放検出回路37、過電流検出回路38および過熱検出回路39を備える。
さらに、IPS30は、負荷2を駆動するためのスイッチ素子M0を有し、スイッチ素子M0にはダイオードD0(FWD:Free Wheel Diode)が接続されている(スイッチ素子M0は、上述したNMOSトランジスタMH1に該当する)。
スイッチ素子M0がオフになる瞬間、モータ等の誘導性の負荷2からは、逆起電力が発生する。このため、スイッチ素子M0に対して、ダイオードD0を逆並列に接続して、このときの負荷電流を還流させる構成としている。
ここで、ロジック回路31は、端子INから入力されるマイコン4からの制御信号、および各保護回路の状態検出信号を一括して認識し、スイッチ素子M0を制御するためのONBH(ON By H)信号を出力する。
レベルシフトドライバ32は、ロジック回路31から出力されたONBH信号を、スイッチ素子M0をフルオンさせるに要するレベルまで昇圧したGS信号を生成し、スイッチ素子M0のゲートに印加する。なお、レベルシフトドライバ32は、上述の発振回路12およびチャージポンプ13の機能を含む。
内部電源回路33は、VCC電圧より低い値から段階的に上昇させる電源電圧である内部電源を生成し、内部電源で制御が必要な回路に対して供給する。なお、内部電源回路33は、図5、図10に示した内部GND回路11a、11bの機能を含む。
ST回路34は、スイッチ素子M0の動作状態を、ST端子を介して、マイコン4に送信する。
低電圧検出回路35は、VCC電圧が定格電圧より低いとき、異常信号をロジック回路31に送信する。低電圧検出回路35から送信された異常信号を受信したロジック回路31は、スイッチ素子M0を制御するONBH信号をオフ信号にして出力する。
短絡検出回路36は、スイッチ素子M0のソースに接続している出力端子OUTがGNDにショートしたとき、異常信号をロジック回路31に送信する。短絡検出回路36から送信された異常信号を受信したロジック回路31は、スイッチ素子M0を制御するONBH信号をオフ信号にして出力する。
負荷開放検出回路37は、スイッチ素子M0のソースに接続する出力端子OUTがオープンになったとき、異常信号をロジック回路31に送信する。負荷開放検出回路37から送信された異常信号を受信したロジック回路31は、スイッチ素子M0を制御するONBH信号をオフ信号にして出力する。
過電流検出回路38は、スイッチ素子M0とカレントミラー回路を構成しているトランジスタMcから、スイッチ素子M0に流れる電流とミラー比の電流を受信する。そして、定格より異常な大電流が流れたことを検出すると、異常信号をロジック回路31に送信する。過電流検出回路38から送信された異常信号を受信したロジック回路31は、スイッチ素子M0を制御するONBH信号をオフ信号にして出力する。
過熱検出回路39は、スイッチ素子M0が定格より異常な高温になったとき、異常信号をロジック回路31に送信する。過熱検出回路39から送信された異常信号を受信したロジック回路31は、スイッチ素子M0を制御するONBH信号をオフ信号にして出力する。
以上説明したように、本発明によれば、工程数を増やさずに内部GNDの電位変動を低減し、EMIノイズの抑制および内部GNDが供給されている回路の動作精度の低下を抑制して、回路の誤動作を防ぐことが可能になる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 基準電圧生成回路
1a 分圧回路
2a 電荷出力源
M1 トランジスタ
C1 コンデンサ
Va 所定電圧
Vth 閾値電圧
Vref 基準電圧
Cp 寄生容量
L0、L1 電荷の流れる経路

Claims (5)

  1. 電源電圧を分圧して所定電圧を生成する分圧回路と、
    前記所定電圧がゲートに印加され、前記所定電圧と、自己の閾値電圧とを加算した電圧を、基準電圧としてドレインから出力するトランジスタと、
    前記トランジスタのゲートとソースとをバイパスするコンデンサと、
    を備え、
    前記コンデンサの一端は、前記トランジスタのゲートおよび前記分圧回路の出力端に接続し、前記コンデンサの他端は、前記トランジスタのソースおよびグランドに接続し、
    前記トランジスタのドレインには、発振動作にもとづいて電荷を出力する電荷出力源が接続されている、
    ことを特徴とする基準電圧生成回路。
  2. 前記電荷出力源は、発振回路と、前記発振回路の発振動作によって充放電を繰り返すチャージポンプと、を含むことを特徴とする請求項1記載の基準電圧生成回路。
  3. 前記コンデンサは、前記トランジスタのゲートとドレインとの間にある寄生容量を介して、前記トランジスタのゲートに溜まる前記電荷を前記グランドに放出することを特徴とする請求項1記載の基準電圧生成回路。
  4. 前記基準電圧の振幅をモニタするモニタ部をさらに備え、前記コンデンサは、容量可変な可変コンデンサであり、前記モニタ部は、前記基準電圧の振幅が所定値に収まるように、前記可変コンデンサの容量を調整することを特徴とする請求項1記載の基準電圧生成回路。
  5. 負荷を作動させるスイッチ素子と、
    発振回路と、前記発振回路の発振動作によって充放電を繰り返し、前記スイッチ素子のターンオンに要する駆動電圧まで電荷を溜めるチャージポンプとを含む電荷出力源と、
    電源電圧を分圧して所定電圧を生成する分圧回路と、前記所定電圧がゲートに印加され、前記所定電圧と、自己の閾値電圧とを加算した電圧を、基準電圧としてドレインから出力するトランジスタと、前記トランジスタのゲートとソースとをバイパスするコンデンサとを含む基準電圧生成回路と、
    を備え、
    前記コンデンサの一端は、前記トランジスタのゲートおよび前記分圧回路の出力端に接続し、前記コンデンサの他端は、前記トランジスタのソースおよびグランドに接続し、
    前記トランジスタのドレインには、前記電荷出力源が接続されている、
    ことを特徴とする半導体装置。
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